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平成27年度事業分

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平成27年度事業分
教育委員会の点検・評価報告書
(平成27年度事業分)
平成28年8月
対馬市教育委員会
◇目 次◇
教育委員会の自己点検・評価について
・・・・・・
1
学識経験者の所見
・・・・・・
2
(1) 教育委員会会議の運営改善
・・・・・・
8
(2) 教育委員会と事務局との連携
・・・・・・
8
(3) 教育委員会と市長との連携
・・・・・・
8
(4) 教育機関等との連携
・・・・・・
8
(5) 教育委員の自己研鑽
・・・・・・
9
第1 教育委員会の活動及び管理執行事務
1.教育委員会及び教育委員の活動
2.教育委員会が管理又は執行する事務(教育長に委任できない事務)
(1) 教育行政の基本方針に関すること
・・・・・・ 10
(2) 学校その他の教育機関の設置及び廃止に関すること ・・・・・・ 10
(3) 予算その他の議会の議決を経るべき議案に関すること・・・・・・ 10
(4) 教育委員会規則の制定又は改廃に関すること
・・・・・・ 10
(5) 学童児童及び生徒の就学すべき学区の設定又は変更を
すること
・・・・・・ 10
(6) 県費負担教職員の懲戒及び県費負担教職員の管理職任
用その他進退について県教育委員会に内申すること ・・・・・・ 10
(7) 教育委員会の附属機関の委員の任免を行うこと
・・・・・・ 11
(8) 教科用図書の採択に関すること
・・・・・・ 11
(9) 教育委員会表彰を行うこと
・・・・・・ 11
(10)文化財の指定又は解除に関すること
・・・・・・ 11
(11)教育部長、理事、次長、本庁の課長及び指導主事の任
免その他の人事に関すること
・・・・・・ 11
(12)人事の基本方針を定めること
・・・・・・ 11
(13)県費負担教職員の服務の監督の一般方針を定めること・・・・・・ 11
(14)教育委員会の附属機関に対し諮問を行うこと
・・・・・・ 11
第2 教育委員会事務局の執行事務(教育委員会から教育長に委任される事務)
1.学校教育の推進に関する事務
(1) 地域特性を踏まえた教育の充実
(2) 特色ある学校づくりの推進
・・・・・・ 12
(3) 教育内容の充実と指導力の向上
・・・・・・ 14
(4) 不登校児童生徒対策の推進
・・・・・・ 16
(5) 特別支援教育の充実・推進
(6) 幼稚園教育の充実
・・・・・・ 16
・・・・・・ 12
・・・・・・ 18
(7) 学校体育・健康教育の充実及び保健・安全管理の徹底・・・・・・ 19
(8) 学校施設設備の整備充実
・・・・・・ 19
(9) 教職員住宅の適正な配置計画等
・・・・・・ 20
(10)施設の統廃合の推進
・・・・・・
20
2.社会教育の推進に関する事務
(1) 社会教育各種団体との連携を図った成人教育の充実 ・・・・・・ 21
(2) 家庭教育の推進
・・・・・・ 21
(3) 社会教育施設の充実
・・・・・・ 21
(4) 人権・同和教育の推進
・・・・・・ 21
(5) 子どもによる子どもの体験型学習の充実
・・・・・・ 22
(6) 学社融合による地域が連携した青少年教育の充実
・・・・・・ 23
(7) 生涯スポーツを通して健康な心と体づくりの推進
・・・・・・ 23
(8) 芸術文化活動の推進
・・・・・・ 24
(9) 市民のニーズを捉えた公民館活動の推進
・・・・・・ 25
(10)図書館活動の推進
・・・・・・
25
(11)指定文化財の保存整備
・・・・・・
26
(12)市内所在文化財及び関係施設の保全及び修理
・・・・・・
27
(13)天然記念物の保護
・・・・・・
27
(14)文化財に係る防犯防災対策
・・・・・・
27
(15)文化財の普及活用
・・・・・・
28
(16)市内所在文化財の記録整理・保存
・・・・・・
28
(17)文化財に係る教育学習
・・・・・・
28
(18)文化財関連情報発信
・・・・・・
28
(19)市内所在遺跡の範囲・内容・分布調査
・・・・・・
29
(20)史料・民俗の調査・記録
・・・・・・
29
(21)郷土館・資料館の整備等
・・・・・・
29
教育委員会の自己点検・評価について
教育委員会の責任体制の明確化を図るため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律
第26条の規定により、
「教育委員会は、教育に関し学識経験を有する者の知見を活用し、
毎年、その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結
果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに公表しなければならない。」
とされています。
本市教育委員会は、対馬市教育方針を柱とし、対馬市総合計画に沿った組織目標を立て、
具体的な事務事業に取り組んでまいりました。
こうした事務事業を推進するにあたり、各事務事業が効率的及び有効的に実施できてい
るか自己点検及び評価を行い、その報告書を作成いたしました。
また、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用については、今回3人の学識経験者
に依頼し、所見をいただいております。
自己点検・評価にあたっては、客観的な視点に立ち実施しており、学識経験者の所見に
もあるように、教育委員会と市長との連携、地域特性を生かした教職員研修の開催、郷土
読本の制作・活用、文化財に係る防犯防災対策などについて、一定の評価が得られており
ます。一方では、教育委員による教育施設の実態把握、不登校児童生徒対策の推進、学校
整備計画の検討、社会教育団体や公民館講座のあり方など、今後更なる改善が必要である
との意見をいただいております。
この報告書を作成するにあたり、学識経験者からいただいた所見を真摯に受け止め、本
市教育委員会の課題や今後の取り組みの方向性を再考し、市民に信頼される効率的な教育
行政の推進に努めてまいります。
平成28年8月
対馬市教育委員会
- 1 -
学識経験者の所見
<評価できる点>
○第1
教育委員会の活動及び管理執行事務
1 教育委員会及び教育委員の活動
① 教育委員会会議の運営改善
・ 審議に必要な会議日数が確保されており、十分機能が果たされている。内容
の更なる充実のため、今後、なお一層の努力を望む。
② 教育委員会と事務局との連携
・ 会議資料の事前配付により、スムーズで建設的な会議が行われている。
③ 教育委員会と市長との連携
・ 総合教育会議の設置により、本年は5回開催され、市長との十分なる連携の
もと、教育大綱が策定されており、会議の成果を上げている。今後も定期的に
開催され、大綱の推進はもとより、教育環境の整備、教育施策の推進に向けた
市長との協議がなされることを期待する。
④
教育機関等との連携
・ 教育長、教育委員ともに、学校訪問が年次計画に沿って実施され、効果を上
げている。
2 教育委員会が管理又は執行する事務(教育長に委任できない事務)
①
教育行政の基本方針に関すること
・ 改定された「教育努力目標」は、改定前より具体的でわかりやすいものとな
っている。改定の協議段階で出された貴重な意見を活用すれば、教育効果がよ
り上がると思われる。今後、「教育努力目標」に沿った実践がなされるよう望
む。
② 学校その他の教育機関の設置及び廃止に関すること
・ 本市は小規模校が多い中、関係者の努力もあり、統廃合計画に沿って学校の
統廃合が進められている。今後とも、関係地域と十分協議し、コンセンサスを
得て実施されることを望む。
③ 教科用図書の採択に関すること
・ 教科用図書の採択については全国的に様々な問題が起こっている中、本市に
おいては、問題なく採択されている。また、開かれた採択のため、地域や保護
者の意見を反映させる配慮がなされている。
○第2
教育委員会事務局の執行事務(教育委員会から教育長に委任される事務)
1 学校教育の推進に関する事務
① 地域特性を踏まえた教育の充実
・ 初任者研修では、異校種の授業参観、社会貢献活動を取り入れるなどの工夫
- 2 -
がなされ、地域の特性を生かした研修が実施されており、効果が上がっている。
今後もさらに、教職員の資質向上に努力していただきたい。
・ 小学校複式指導法研修会について、3回の開催、第1回目の早期開催などに
より成果が上がっている。平成27年度では、小学校における複式学級が24
学級あり、21校中11校と約半数に存在するため、一層充実した研修を計画
し、学力の向上につなげていただきたい。
② 特色ある学校づくりの推進
・
研究主任研修会では、具体的な取り組みの実践発表がなされ、それを他校と
共有することにより、教育の活性化に向けて効果を上げる工夫と努力が見られ
る。
③ 教育内容の充実と指導力の向上
・ 教務主任研修会では、学校規模別での情報交換を行う場を設けており、問題
解決に大いに役立っている。
・ 各種研修会を通じ、地域の実情も考慮され、教職員としての使命感と指導力
向上のための研究、修養に取り組まれていることが十分うかがわれる。今後、
参加者だけではなく、他の職員や他校とも共有し、学校全体に生かされるよう
望む。
④ 不登校児童生徒対策の推進
・ 研修会の開催により、児童生徒の心の問題に正面から取り組む意識づけが図
れている。今後、人権教育とも併せ、教育委員会、学校全体で粘り強く取り組
んでいただきたい。
・ スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー派遣事業の積極的な活
用により、成果が上がっている。
⑤ 特別支援教育の充実・推進
・ 特別支援学級は、平成27年度では、小学校21校中11校に18学級、中
学校13校中7校に11学級存在し、特別支援を要する児童生徒が増加傾向に
ある中、研修会や相談会等の開催、支援員の配置など、保護者との連携を含め、
細やかな対策が講じられ、個別の学習・指導が行われている。
⑥ 幼稚園教育の充実
・ 経営訪問の計画的な実施、諸研修会の開催により、現場における実態把握や
指導がなされており、成果を上げている。今後も子どもたちにとって、たくま
しく笑顔ある成長の場となるよう期待する。
⑦ 学校体育・健康教育の充実及び保健・安全管理の徹底
・ 作成中の学校給食における安全管理マニュアルの素案に対し協議が行われて
おり、給食担当者が直接関わることで一層実効性が上がると期待できる。
⑧ 学校施設設備の整備充実
・ 平成23年度から実施されてきた学校施設の耐震化工事が、推進計画に基づ
- 3 -
き平成27年度で100%完了し、児童生徒等が日々を過ごす学校が、安全な
施設となったことは喜ばしい。今後も、老朽施設の適切な維持補修に努めてい
ただきたい。
・ 学校図書の充実を図るため、年次的に整備されている。子どもたちの豊かな
心を育てるため、学校において、それを生かす努力をしていただきたい。
2 社会教育の推進に関する事務
① 社会教育各種団体との連携を図った成人教育の充実
・ 会員の減少による組織の弱体化が懸念される中、あらゆる助成や助長により
各種団体においては、それぞれ独自の活発な活動が盛んに行われている。今後
も各種団体の育成により対馬の活性化を望む。
② 子どもによる子どもの体験型学習の充実
・ 子どもの健全育成のため、様々な事業が実施され、成果を上げている。今後、
指導者として、退職教職員の活用を検討願いたい。
③ 学社融合による地域が連携した青少年教育の充実
・ 地理、歴史等がハンドブック形式にまとめられた「つしまっ子郷土読本」が
関係者の協力により作成され利用されることとなった。郷土対馬の理解に大い
に役立つと期待できる。
④ 生涯スポーツを通して健康な心と体づくりの推進
・ 子ども夢づくり補助金の活用により、スポーツや文化を通して健康な心と体
力づくりの推進が図られている。
⑤ 指定文化財の保存整備
・ 指定文化財の保存整備が、計画的かつ継続的に実施されている。今後も対馬
の宝として、十分な配慮のうえ整備いただきたい。
⑥ 文化財に係る防犯防災対策
・ 文化財保護審議委員による市内巡視の実施など、積極的な防犯防災対策に取
り組まれている。また、文化財巡視員の新設により防犯体制の強化が期待でき、
今後の増員も検討していただきたい。
⑦ 文化財に係る教育学習
・ 文化財に関する説明や資料提供等を児童生徒やマスコミに対して行ったほか
、特に平成27年度には、市民に向け遺跡の発掘調査現地説明会が開催されて
いる。参加者は少ないとの評価であるが、文化財を知り、次世代に伝えるとい
う観点から有意義なことであり、必要に応じて継続実施されることを期待する。
⑧ 史料・民俗の調査・記録
・ 命婦の舞や赤米神事の記録保存、市内盆踊り調査委員会の立ち上げなど、文
化財の保存継承への努力がなされている。
- 4 -
<改善を要する点>
○第1
教育委員会の活動及び管理執行事務
1 教育委員会及び教育委員の活動
① 教育委員会会議の運営改善
・ 会議の傍聴者がここ数年0人である。市民に関心を持ってもらうために、広
く周知する対策を検討願いたい。
②
教育委員会と市長との連携
・ 総合教育会議では、教育大綱の策定のほか、「教育を行うための諸条件の整
備その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため重点的に
講ずべき施策」の協議も行われることになっている。今後これらの施策をいか
に実行し公表するかが課題であり、それを果たすことで教育行政が市民の信頼
を得ることに結びつくことと思われるので、教育委員会は市長とこれまで以上
の連携が必要である。
③ 教育機関等との連携
・ 教育委員の施設訪問は、学校訪問が主であり、今後、その他の社会教育施設
等を訪問され、施設の実態を把握し、地域住民の意見を聞き入れながら、今後
の方策に生かしてほしい。
○第2
教育委員会事務局の執行事務(教育委員会から教育長に委任される事務)
1 学校教育の推進に関する事務
① 地域特性を踏まえた教育の充実
・ 上対馬高校や 知中学校の日韓交流教育促進事業が継続して実施されている
が、韓国からの観光客が増加している昨今、良好な日韓関係を築き、心の交流
を進めるためにも、市民や子どもたちへ英語や韓国語の指導をお願いしたい。
② 不登校児童生徒対策の推進
・ 不登校児童生徒の1割減を目指し、フリースペース「みちしるべ」との連携
や教育相談員の配置等が行われ、一定の成果を見ていますが、今後も学校の要
望に応じて、個別対応に有効なスクールカウンセラーの設置・派遣やスクール
ソーシャルワーカーの活用・充実により、一層取り組みを深め、不登校児童生
徒の減少を図っていくことが必要である。
③ 学校体育・健康教育の充実及び保健・安全管理の徹底
・ 教育要覧において、学校給食の運営に関し、「学校給食への地元産物の提供
拡大(農林水産部との連携)」が掲げられているが、具体的に提供目標を設定
し、関係者との連携を密にしながら進めていくことが必要である。
④ 学校施設設備の整備充実
・ 校舎等の耐震化を含め学校の施設整備が進んでいる一方で、閉校後の校舎や
運動場の管理が十分とは言えない。火災発生の懸念など地域住民の不安があり、
- 5 -
地域住民の声を反映させる対策を検討するためにも、現地の実態調査が必要で
ある。
・
老朽化により改修を必要とする施設が多く、有害鳥獣の進入防止対策など、
安全対策も必要と思われるので、計画的な施工を望む。
また、校舎の老朽化も見受けられるので、関係者を交えて早い時期から話し
合い、整備計画を立てる必要がある。
2 社会教育の推進に関する事務
① 社会教育各種団体との連携を図った成人教育の充実
・ 社会教育各種団体の組織強化については、これまでの経緯や社会情勢の背景、
役員の任期など困難な問題が多く、その解決のために団体ごとの議論を深める
ことも必要であるが、同じ悩みを有する団体が集い、ともに問題点を整理し、
さらに教育委員会でも議題として取り組み、できることから行動に移していく
ことで解決につながると考える。
② 人権・同和教育の推進、学社融合による地域が連携した青少年教育の充実
・ 人権を考えるイベントや少年の主張大会において、参加者数が少ないことが
課題となっているが、学校や各種団体にも関係することであるため、教育委員
会会議、社会教育委員会、学校との会議など、諸会議において取り上げ、周知
方法や集客手段について多角的に検討し、対策を工夫する必要がある。
③ 生涯スポーツを通して健康な心と体づくりの推進
・ 生涯スポーツの推進を図るためには、それを実施する施設の適正な維持管理
が重要である。会場がいつでも利用しやすいよう、定期的な点検や草刈りなど
の整備をお願いしたい。
・ 子ども夢づくり補助金は大変ありがたい制度であるが、市民はその制度の内
容を十分理解できていないと思われる。利用者を増やし制度を生かすためにも、
広く周知する方法を検討願いたい。
④ 市民のニーズを捉えた公民館活動の推進
・ 社会教育施設の原点である、身近に、いつでも、幼児から高齢者まで誰でも
気軽に立ち寄れる公民館、その他類似施設の活用を進めてほしい。
・ 公民館講座における学習内容のマンネリ化、参加者の固定化が懸念されるた
め、受講者の学習意欲に沿ったプログラムの編成等、工夫した取り組みをお願
いしたい。また、各地区の講座数や受講生の差異があるため、他地区の講座に
も参加できるよう、回覧や放送で広く広報・宣伝を行い、参加者増と利便性向
上を図っていただきたい。
・ 各地区公民館における図書配本の充実を図り、図書活動の推進を図っていた
だきたい。
- 6 -
⑤ 文化財の普及活用
・ 文化財写真コンテストについて、テーマを伝統芸能、行事、景勝地、動物、
植物等、細かく分類して募集するなど、参加しやすい方法を検討し、継続実施
していただきたい。
平成28年8月19日
吉
田
扇
志
- 7 -
田
順
武
二
博
俊
第1
1
教育委員会の活動及び管理執行事務
教育委員会及び教育委員の活動
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
( 1 ) 教 ①会議の開催
平成27年度13回(平成26年度13回)実施した。
育委員会
会議の運
審議に必要な会議日数は、確保できていた。定例会として月1回以上
営改善
実施した。
②会議の傍聴
者の状況
平成27年度
0人
(平成26年度
0人)
教育委員会会議の招集告示を掲示板に掲示している。
③議事録の公
開、広報、公
聴活動の状況
議事録の公開事例
平成27年度 0人
(平成26年度
0人)
議事録の情報公開請求があれば、一部の非開示情報を除いて公開する
ようにしている。
(2)教育委員会と事務
局との連携
教育委員との事務連絡は、文書や電話にて密に行っている。
教育委員会会議の議案は、事前配付を行っている。
会議議案の事前配付を行ったことにより、会議の進行がスムーズにな
っている。
(3)教育委員会と市長
との連携
総合教育会議の開催
平成27年度 5回
(平成26年度
0回)
地方教育行政法の改正により、平成27年度から市長と教育委員会が
協議・調整する場として総合教育会議が必置となった。本市においては
5回開催され、主に教育大綱の協議を行い、平成28年3月に市長の教
育大綱が策定された。
( 4 ) 教 ①学校訪問
育機関等
との連携
教育長訪問
平成27年度
教育委員訪問
平成27年度
45回
(平成26年度
42回)
42回
(平成26年度
44回)
教育長の学校訪問は、年次計画により実施しているが、訪問予定のな
い学校については、ミニ訪問を実施し、すべての学校を訪問した。
教育委員の学校訪問は、イベント(卒業式・運動会)時が主であった
が、教育長ミニ訪問に帯同し、各学校を訪問している。
- 8 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
②その他の施
設への訪問
教育長訪問
平成27年度
教育委員訪問
平成27年度
4回
(平成26年度
3回)
0回
(平成26年度
0回)
今年度は、教育委員の施設訪問を実施できなかったが、日程を調整し、
定期的に実施していきたい。
(5)教育委員の自己研
鑽
教育長
平成27年度
全国
1回
九州
1回
県内
13回
教育委員長
平成27年度
県内
3回
教育委員
平成27年度
県内
2回
(平成26年度
(平成26年度
(平成26年度
0回)
1回)
12回)
(平成26年度
3回)
(平成26年度
2回)
教育長及び教育委員の研修会等の参加については、日程及び予算の状
況に応じて実施しており、「時報・市町村教委」や各種機関誌等はその
都度配布している。また、重要な案件についても必要に応じて説明を行
い、書類等の配付を行っている。
- 9 -
第1
2
教育委員会の活動及び管理執行事務
教育委員会が管理又は執行する事務(教育長に委任できない事務)
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(1)教育行政の基本方
教育委員会会議において協議を重ね、「教育努力目標」の改定を行っ
針に関すること
た。
市制施行後10年が経過し、社会情勢や教育環境も大きく変化したた
め、時代に即した教育努力目標となるよう十分な協議を行った。
(2)学校その他の教育
機関の設置及び廃止に関
すること
平成27年度
阿連小学校廃止
平成26年度
塩浦小学校廃止
必要に応じて、条例改正と併せて実施している。
(3)予算その他の議会
の議決を経るべき議案に
関すること
毎年2月の教育委員会において、当初予算の審議を実施している。
6件
平成27年度 条例の制定改廃議案
当初予算及び補正予算の審議については、その都度教育委員会におい
て審議している。
議会に上程する条例の設置及び改正については、議会前の教育委員会
において上程し、議決している。
(4)教育委員会規則の
制定又は改廃に関するこ
と
平成27年度
平成26年度
規則の制定改廃議案
規則の制定改廃議案
10件
6件
必要に応じて実施している。
(5) 学童児童及び生徒
平成27年度末に阿連小学校を金田小学校に統合することに伴い、学
の就学すべき学区の設定 区の変更を行った。
又は変更をすること
学校統合協議の中で、保護者等と十分協議のうえ学区の変更を決定し、
平成28年1月26日開催の教育委員会において規則の改正議決を行っ
た。
(6)県費負担教職員の
懲戒及び県費負担教職員
の管理職任用その他進退
について県教育委員会に
内申すること
平成27年度
平成26年度
人事内申
処分内申
人事内申
処分内申
2月委員会審議、議決
1件
2月委員会審議、議決
0件
必要に応じて実施している。
- 10 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(7)教育委員会の附属
機関の委員の任免を行う
こと
平成27年度
平成26年度
委嘱
委嘱
6件
6件
解職
解職
4件
1件
必要に応じて実施している。
(8)教科用図書の採択に
関すること
(開催回数)
(内
容)
(参 加 者)
採択協議会:2回 選定委員会議:3回
調査員会議:3回
対馬市教育委員会の所管する学校で使用する教科用図書
の採択について調査、審議
延べ160名
教科書採択にあたっては、適正かつ公正な採択の確保と、より開かれ
た採択のために、地域、保護者の意見も反映できるよう配慮した。採択
の結果、対馬の中学校の生徒が使用するにあたって、最善の教科書が採
択できたと考える。
業者及び団体等からの圧力もなく無事に採択できた。
(9)教育委員会表彰を
行うこと
該当事案なし
(10)文化財の指定又は ①厳原町内院の宝篋印塔の県指定について県に協力
解除に関すること
②新たな市文化財の指定・解除なし
・内院の宝篋印塔の県指定については、現地調査に同行・協力した。現
在指定に向け準備中である。
「朝鮮通信使馬上才図巻」
・昨年度「1811年朝鮮国礼曹参議金履載書契」、
を市文化財として指定。平成27年6月号市報に掲載し市民に周知した。
(11)教育部長、理事、
次長、本庁の課長及び指
導主事の任免その他の人
事に関すること
平成27年度
平成26年度
1件
1件
3月に課長等の人事議案を上程
3月に課長等の人事議案を上程
必要に応じて実施している。
(12)人事の基本方針を
定めること
特に定めはない。
(13) 県費負担教職員の
服務の監督の一般方針を
定めること
(14)教育委員会の附属
機関に対し諮問を行うこ
と
地方公務員法や教育公務員特例法並びに県の条例に則って指導した。
県教育委員会の通知・通達による指導、毎月実施する定例校長会を通
じた指導、服務規律強化月間の取り組みなどを通して服務規律の徹底を
図っている。
該当事案なし
- 11 -
第2
1
教育委員会事務局の執行事務(教育委員会から教育長に委任される事務)
学校教育の推進に関する事務
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(1)地域特 ア 初 任 者
性を踏まえ 研修
た教育の充
実
開催回数:10回(平成26年度10回)
研修内容:教科指導法、生活指導、学級経営、特別支援教育、示範授
業、環境教育など
参 加 者:延べ70名
地域の特色、人材等を生かした研修を計画し実施した。
初任者が小学校4名、中学校3名の配置のため、異校種の授業を参観
したり、情報交換をしたりできる良い機会となった。
社会貢献活動は、週休日にもかかわらず、他行事のボランティアスタ
ッフとして積極的に参加し、地域との関わりを持つことができ、今後の
教員生活に役立つものと考える。
イ 小学校
複式指導法
研修会
開催回数:3回(平成26年度 3回)
研修内容:公開授業、研究協議など
参 加 者:延べ53名
第1回の研修会を早く開催することで、複式指導を担当する者にとっ
ては、授業を参観し、悩み等を相談できる意義ある研修会となっている。
ウ 国際理
解教育
日韓交流教育促進事業(中止)
上対馬高等学校・ 知中学校が訪韓、受け入れを予定していたが、諸
般の事情により訪韓、受け入れ中止。
エ 新補及
び転入管理
職員研修会
開催回数:1回(平成26年度
研修内容:講話、演習など
参 加 者:17名
1回)
対馬市の特性を知ってもらうために、対馬歴史民俗資料館の古川氏よ
り対馬の特質すべき歴史上の人物や出来事等について紹介をいただい
た。対馬市の歴史的特性を知ることにより、校長としての教養を高める
とともに、職務に対する意欲の向上に役立ったものと考える。
(2)特色あ ア 研 究 主
る学校づく 任研修会
りの推進
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:実践発表、講義、演習など
参 加 者:34名
実践発表では、校内研究推進校として校内研修の活性化に向けて取り
組んできたことを具体的な資料をもとに発表していただき、今後の取組
の参考となるものであった。
また、他校の研究成果を共有し、自校の研究に生かしてもらうために
年度末に市内各小・中学校の校内研究の成果を冊子にして配付した。
- 12 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
イ 研究指
定関係
指定研究校
5校1園(26年度 5校1園)
校内研究推進校
3校(26年度 3校)
研究協力校
1校(26年度 2校)
研究発表を行った学校については、これまで研究実践の成果が園児、
児童、生徒や教師集団の変容として現れていた。
校内研究推進校においては、自校の実態に応じた課題に前向きに取り
組んでいた。また、研究を通じて、家庭学習の習慣化にも大きな影響を
もたらしている。
ウ
会
市校長
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:市教委事務局職員及び組織、事業概要、重点施策及び予算
の説明、年間事業総括など
参 加 者:延べ 96名
市教委の事業計画や総括について各学校に説明し、理解と協力を得な
がら、市教委と校長会とが連携し対馬市の教育行政を進めていくことを
確認する場となっている。
エ 市校長
研修会及び
教育長・校
長合同研修
会
オ
会
市教頭
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:人事関係説明、支部研究発表及び協議、講演
参 加 者:延べ73名
人事関係説明会では、県教委の地区担当者が次年度からの人事異動の
基本方針の変更点を中心に平成28年度人事異動の基本方針や要領につ
いて説明した。市教委は対馬市独自の関係資料を準備し定例校長会にて
説明した。
市校長研修会は、研究発表を中心に実施した。「教職員の資質・能力
の向上」「学校組織における磨き合い」を視点に協議を行うとともに、
市教委学校教育課長の指導助言や講演により研究を深めた。
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:市教委事務局職員及び組織、事業概要、重点施策及び予算
の説明、年間事業総括など
参 加 者:延べ98名
本会は、市教委の事業計画や事業総括について各学校に説明し、理解
と協力を得る場となっている。施策等の周知はもちろんであるが、異動
後の情報交換等や管理職としての意識の高揚にも役立っている。
- 13 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
カ 市教頭
研修会
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:講演、支部研究発表及び協議など
参 加 者:38名
両支部共に、地域との連携の重要性を意識しながら学校運営がなされ
ている様子がうかがえる内容であった。
また、研究内容についても熱心な討議がなされ、教頭としての資質能
力の向上に資する研修会となっている。
キ 新任校
長校学校訪
問
開催回数:2回(平成26年度2回)
研修内容:学校経営の概況、教育課程の実施状況、教育目標と学校評
価、学習指導、校内研修など
訪 問 校:小学校3校、中学校4校、小中学校1校
計8校
1回目では、県教委指導主事を含む市教委の全指導主事が訪問し、指
導を行った。また、2回目では1回目で受けた指導が改善されているか
を確認した。
各校長とも詳しい資料等を準備し、生き生きと説明していた。新任校
長としての緊張感の中で、意欲に満ちた学校経営状況であることが分か
った。各学校とも、環境整備に努力しており、どの学校も学びにふさわ
しい環境が整えられていた。
ク 学校経
営研究訪問
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:校内研修、学習指導、生徒指導・進路指導、教
育環境の整備状況、健康教育など
訪 問 校:小学3校、中学校1校
計4校
学校教育目標の具現化に向け、学期ごとに反省を生かした経営方針を
明確に示し、共通理解を図りながら教育活動が推進されていることが把
握できた。
また、各校2時間ほどの授業参観を行い、教科等指導員の協力を得て、
1対1の充実した授業研究を行うことができた。
(3)教育内 ア 教 務 主
容 の 充 実 と 任研修会
指導力の向
上
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:講義、講話、事例発表、演習、班別協議など
参 加 者:延べ67名
研修会では、教務主任の職務や教育課程編成を行う上での配慮事項、
道徳教育の動向、ESD教育、長崎県校務支援総合システムについての
指導と確認を行った。また、学校規模別の情報交換の時間を設定したこ
とは、学校間の情報共有、共通する課題解決に向けての情報共有という
意味では、意義あるものであった。
- 14 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
イ 進路指
導担当者研
修会
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:実践発表、班別協議など
参 加 者:34名
実践発表では、小綱小学校の小田教諭より小学5・6年生の職場体験
について実施の流れや成果等の発表があった。
中学校のキャリア教育においても「小中連携」できることはないか、
班別協議のテーマとして、様々な意見・情報交換ができた。
ウ 中学校
教科指導法
改善研修会
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:公開授業、研究協議、講義など
参 加 者:延べ28名
義務教育課指導主事に講義・指導助言をいただいた。授業研究や研究
協議では、参加者が熱心に意見を出し合い意欲的であった。今年度は国
語・理科の研修会を実施した。
エ 10年
経験者研修
開催回数:4回(平成26年度 4回)
研修内容:研究授業、班別協議、講話、講義、演習など
参 加 者:延べ27名
学習指導研修では、中学校の公開授業をもとにワークショップ型の授
業研究を実施し、道徳指導と共に研修手法を学ぶ良い機会になった。校
務運営基礎研修では、昨年に引き続き、中堅教員としての自覚を高める
熱のこもった良い講話をしていだいた。
また、他の研修会では、教育法規について学ぶことがほとんどないの
で、貴重な機会であると考える。
オ 定例校
長会
開催回数:12回(平成26年度 12回)
内
容:市教委からの指示・指導・連絡、外部団体からの連絡
参 加 者:延べ504名
毎月開催(12回)とし、第1週の開催に努めてきた。市教委との連
携及び校長会相互の理解を深め学校教育の充実を図ることができた。午
後からは校長会の計画により、全体会・支部校長会・各専門部会がなさ
れ、有意義な研修が行われたと考える。
カ 定例教
頭会
開催回数:10回(平成26年度 10回)
内
容:市教委からの指示・指導・連絡等
参 加 者:延べ430名
8月と11月を除いた他の月で年10回開催した。教頭としての立場
と責務を自覚した真摯な取り組みであった。
また、ミニ研修を8回実施し、教頭の資質向上を図るとともに各学校
の課題解決の一助となるよう配慮した。
午後からは、教頭会の全体会、支部会、専門部会を開催し、研究テー
マに沿った研修が行われた。
- 15 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(4)不登校 ア 生 活 指
児童生徒対 導 主 任 ・ 生
策の推進
徒指導主事
研修会
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:講義、講話、班別協議 など
参 加 者 延べ70名
研修会では、いじめ問題と正対し、いじめの未然防止及び早期発見・
早期対応を図るために必要な知識と技術やマネジメント力を高める校内
研修のあり方を学び、組織としていじめに対応することの必要性を実感
することができた。
また、不登校児童生徒や配慮を要する児童生徒の各学校の対応におい
て、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー派遣事業の積
極的な活用により、成果が上がっている。
イ 人権教
育関係
(1)人権教育担当者研修会
開催回数:1回(平成26年度
研修内容:演習
参 加 者:38名
(2)人権教育研究大会
開催回数:1回(平成26年度
研修内容:講演、実践報告など
参 加 者:37名
1回)
1回)
人権教育の研修会を通して、教職員の人権意識の高揚が図られ、児童
生徒への指導内容・方法を充実させることができた。今後も研修会で
は、教職員が日常起こりうる人権問題を意識して指導にあたることが
できるよう情報提供をしながら、学校の実態に即した取組を一層支援
していきたい。
(5)特別支 ア 特 別 支
援教育の充 援教育担当
実・推進
者研修会
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:グループ協議、講義など
参 加 者:48名
担任・担当とコーディネーターを併せ「特別支援教育担当者研修会」
として実施した。長崎大学大学院教育学研究科西川准教授と対馬市健康
増進課の松永保健師に講義していてだいた。子どもの実態把握票や小中
連携申し送りシートについて情報交換を行った。また、平成26年度に
特別支援教育専門研修を受講された鶏鳴小の金成教諭に研修報告をして
いただいた。
特別支援学級担任同様、初めてコーディネーターを担当する先生が班
別協議でさまざまな支援方法を知る機会となり有意義であった。
- 16 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
イ そ の 他 (1)「特別支援教育支援員」研修会
特別支援教
開催回数:1回(平成26年度 1回)
育関係
研修内容:講義、協議など
参 加 者:46名
参加者から用務内容や担任等との連携についての悩みが多く寄せられ
たため、長崎県教育委員会発行の「特別支援教育支援員サポートブック」
を用いて職務や円滑な運用について、講義・協議を行った。また、長崎
県立虹の原特別支援学校高等部対馬分教室の前田教諭に障害特性と具体
的な支援について講義をしていただいた。
(2)教育支援委員会
開催回数:2回(平成26年度 2回)
内
容:特別な教育的支援を必要とする就学児童生徒の協議
参 加 者:延べ 26名
(3)対馬市教育相談会
開催回数:2回(平成26年度 2回)
内
容:特別支援に関する教育相談、個別の発達検査
相 談 者:延べ 22名
次年度の就学について配慮を要する児童生徒について協議を行った。
必要性を感じながらも個別の学習について固辞される保護者もいるが、
個別の指導を積極的に望む声が多くなってきている。適切な情報・必要
な情報をわかりやすく伝えられるよう今後も事業の充実を図る必要があ
る。
(4)対馬市特別支援連携協議会及び実務者会議
【連携協議会】
開催回数:2回(平成26年度 2回)
内
容:障害のある子ども達の支援のあり方の協議
参 加 者:延べ25名
【実務者会議】
開催回数:5回(平成26年度 5回)
内
容:子どもの実態把握票の運用見直し等の協議など
参 加 者:延べ57名
・子どもの実態把握票と小中連携申し送りシートの活用について
・ケース会議について
・通常の学級の担任を対象とした研修会について
上記について、協議や活動を行った。
- 17 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(6)幼稚園 ア
教育の充実 問
経営訪
開催回数:1回(平成26年度 0回)
研修内容:経営の概況について、教育課程の実施状況、安全管理体制
について、環境の整備状況、公募等の整理・保管状況など
訪 問 園:厳原幼稚園
園児は、明るくはつらつとしており、きめ細やかな援助のもと、伸び
伸びと活動する姿が見られた。昨年度より「人間関係(ハートフレンド
活動)」の研究が継続されており、友達や先生との関わりの中で様々な
活動に工夫しながら取り組み、生き生きと活動する子どもの育成が図ら
れていた。
イ
園長会
開催回数:5回(平成26年度 5回)
参 加 者:延べ40人
内
容:市教委事務局職員及び組織、事業概要、夏季・冬季休業日
における幼児の指導についての研修、年間事業総括など
学年始めと長期休業日前に園長会を開催することにより、3園の共通
理解を図り、機能の充実、環境整備教員の資質向上等について有意義な
情報交換・協議ができた。
また、スクールソーシャルワーカー から「特別支援教育とスクール
ソーシャルワーカー」 について説明をしていただいた。
ウ 合同研
修会
開催回数:2回(平成26年度 2回)
研修内容:幼稚園教育の基本方針、講義・演習など
参 加 者:延べ27名
第1回目は、対馬市の現状及び幼稚園教育の基本方針、重点事項、事
業等の共通理解を図り、対馬市立幼稚園の教職員としての責務と自覚の
再認識を行った。
第2回目は比田勝認定こども園の開園に向け、「幼保連携型認定こど
も園教育・保育指導要領」について講義をとおして、市内全幼稚園教諭
に対し、幼保連携型認定こども園における教育課程等の理解の促進を図
ることができた。
エ 主任研
修会
開催回数:3回(平成26年度 3回)
研修内容:講義、研究協議、講話など
参 加 者:延べ15名
第1回研修では、主任としての職務、関わり方、悩み、また教育課程
の編成等の情報交換に重点を置いた。
夏季休業中の研修会では、コミユニケーションストレスマネジメント
の講義・実習を行い、園内での主任としての役割・関わり方について考
える機会となった。
- 18 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(7)学校体
育・健康教
育の充実及
び保健・安
全管理の徹
底
ア 養護教
諭・保健主
事合同研修
会
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:所管事項説明、講義など
参 加 者:52名
現在、児童生徒の大きな問題となっている「ネット上の諸問題」に子
どもが巻き込まれた事例やトラブル等を通して、未然防止やその対応に
ついて一緒に考える時間が共有でき、とても有意義であった。
また、子どもたちが巻き込まれやすい様々な事故について、それらの
未然防止と応急処置についての知識と技能を高める体験的な研修を実施
することができた。
イ 学校栄
養職員・給
食担当者会
開催回数:1回(平成26年度 1回)
研修内容:伝達講習、班別研修、演習など
参 加 者:41名
学校給食及び食育に関する所管事項について説明し、共通理解を図っ
た。現在各学校で進めている食育の在り方について改めてその必要性や
留意事項を認識する良い機会となった。
また、本市作成中の学校給食における安全管理マニュアル(案)につ
いて班別協議を行った。
( 8 ) 学 校 ア 設 備 整 ○備品購入費
16,498千円
施 設 設 備 の 備事業
平成27年度
15,401千円
整備充実
平成26年度
○図書購入費
4,398千円
平成27年度
4,270千円
平成26年度
○スクールバス購入費
7,949千円
平成27年度
7,344千円
平成26年度
年次計画により、安全・安心で快適な教育環境整備を進めており、併
せて学校図書の充実を図る。
イ 施 設 整 ○比田勝認定こども園建設事業
備事業
平成27年度 160,462千円(総事業費680,061千円)
○上対馬学校給食共同調理場建設事業
平成27年度 334,643千円(総事業費493,948千円)
比田勝幼稚園の老朽化により、平成26年度から着手していた比田勝
認定こども園の園舎が平成28年2月に完成し、第2園庭の整備工事が
平成28年7月に完成予定である。比田勝幼稚園を先行して移転し、平
成28年9月から供用開始した後、平成29年4月から、比田勝保育所
及び泉保育所を併せた比田勝こども園の運営を開始する予定である。
また、上対馬学校給食共同調理場の老朽化とともに、佐須奈学校給食
調理場を統合して効率的な運用を図るため、平成26年度から着手して
いた上対馬学校給食共同調理場が平成27年8月に完了し、平成27年
9月から運用を開始している。
- 19 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
ウ 校 舎 等 ○維持補修工事
90,748千円
維持補修事
平成27年度
42,521千円
業
平成26年度
○校舎等耐震化工事
84,003千円
平成27年度
68,781千円
平成26年度
学校施設は、児童・生徒が一日の大半を過ごす学習・生活の場であり、
また災害発生時には、地域住民の避難場所として重要な役割を担う防災
拠点としての性格を持っており、安全安心な施設として整備する必要が
ある。
学校施設の耐震化については、耐震2次診断の結果をもとに策定した
対馬市学校施設耐震化推進計画に基づき、平成23年度から年次的に耐
震補強工事を実施し、平成27年度をもって全ての対象施設が完了した。
(9)教職 ア 教職員
員 住 宅 の 適 住宅の維持
正 な 配 置 計 管理
画等
イ 空き住
宅の教職員
以外への貸
付
平成27年度維持管理費
平成26年度維持管理費
8,100千円
11,999千円
教職員の福利厚生を図るため、必要に応じて維持補修を行っていく。
また、長年居住者がいない老朽化した教職員住宅においては、防犯上
の観点から年次計画により解体を進めていく必要がある。
一般住民への貸付(ALT含む)
平成27年度 43戸
平成26年度 42戸
空き教職員住宅の有効利用のため一般住民への貸付を行っている。こ
れは一時的な措置で、年度末の3月までの貸付で教職員で利用者がいな
い場合のみ更新を行っている。
(10)施設 ア 小 ・ 中
の 統 廃 合 の 学校
推進
阿連小学校統合に係る閉校準備委員会
大調小学校統合に係る保護者説明会
3回
2回
平成26年度に地区と合意していた阿連小学校が平成28年3月に閉
校し、平成28年4月から金田小学校に統合した。
児童数の減少が著しい大調小学校については、保護者説明会を行った
が、道路事情に対する不安等があり、理解を得ることができなかった。
今後においても対馬市立学校統合推進計画に基づき年次的に統廃合を
進めていく必要がある。
- 20 -
2
社会教育の推進に関する事務
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(1)社会教育各種団体
各団体(対馬市PTA連合会・対馬市人権教育研究会・対馬市青
との連携を図った成人教 少年健全育成連絡協議会等)への助成・助長を行い、自主活動の促
育の充実
進を促した。
研修機会の提供については、市内で開催される研修会等への参加
奨励、長崎県社会教育研究大会への参加及び社会教育委員会(社会
教育委員研修会含む。)を年3回開催した。
それぞれの団体において充実した活動が行われているが、会員数
の減等により、組織の弱体化が見受けられるため、今後も助成・助
長を行いながら、組織の強化に努める。
(2)家庭教育の推進
家庭教育学級として、家庭の中では出来ない事を、親と幼児が一
緒になって学習した。
〇軽スポーツ・観葉植物の寄せ植え体験・体験学習(そば打ち)
等を実施した。
厳原幼稚園:3回(80人)
親と子が一緒になって子育て(触れ合い)について学習すること
ができた。
(3)社会教育施設の充
社会教育施設における公共施設の見直しを検討し、指定管理者制
実
度の導入を含めた公共施設の利活用を図っている。また、老朽化等
により修繕が必要な施設については、予算措置を行い施設整備を行
った。
今後も施設の利便性を考慮しながら、社会教育施設の見直し、適
正な施設管理を図る必要がある。
(4)人権・同和教育の
推進
①「人権を考える対馬マンス研修会」を開催した。
対馬市・対馬市教育委員会主催並びに対馬・壱岐人権啓発ネ
ットワーク協議会、長崎地方法務局対馬支局等との共催・後援
○人権を考えるつどい(参加者212人)
・厳原ジュニア合唱団による合唱
・小綱小学校による人権学習発表
・中学生人権作文発表( 知中・豊玉中・東部中)
・講演会:トーク&コンサート(シンガーソングライター:染矢敦子)
・人権パネル展
アンケート回答者の約4割が、人権関係の講演会や研修会に初め
て参加しており、研修会の内容についても好評だったことから、人
権啓発活動の効果があったと思われる。
ただ、小・中学生の参加が少ないとのご意見をいただいており、
今後の目標として、より多くの子ども達の参加を呼びかけることで、
小中学生の意識づけを行い、保護者や地域の方々の集客に繋げ、「人
権」に対する啓発を図りたい。
- 21 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
②
対馬市人権教育研究会の活動を支援するため、助成・助長を
行い、対馬・壱岐地域人権啓発ネットワーク協議会を通して、
人権・同和教育の推進を図った。
人権・同和教育の推進が図られた。
③
人権意識の向上・普及のため、広報紙及びポスター等を活用
しての人権教育の啓発を行った。
人権意識の高揚を図ることができた。
(5)子どもによる子ど
もの体験型学習の充実
①
②
③
④
⑤
⑥
土曜学習推進事業(厳原小学校区)
○場 所:対馬市交流センターほか
○内 容:読み聞かせ・図画工作・料理教室・学習会等
放課後子ども教室(大船越小学校区)
○場 所:大船越小学校
○内 容:学習会・焼き物・リース作り等
ジュニアヘルパー活動
○対象者:小学5・6年生
○場 所:デイサービスセンター「豊生園」
○内 容:デイサービスセンターでの歩行や食事の介助等
わくわく体験広場「みねの舎」 6・11・2月の3回開催
○対象者:小学4~6年生
○場 所:対馬青年の家
○内 容:通学合宿・野外炊飯・レクリエーション
クラフト・人権講話
つしまっ子平成の朝鮮通信使事業
○場 所:滋賀県長浜市高月町ほか
○内 容:雨森芳洲について高月町の子ども達との交流
会の実施。
しまの魅力に出会う 日本の宝「しま」交流支援事業
○対象者:長崎県内の親子40名(参加者30名)
○場 所:対馬島内
○内 容:「しま」の自然・歴史等に触れる。
放課後子ども教室及び土曜学習推進事業として、安全・安心な子
どもの活動拠点(居場所)を設け、地域の方々の参画を得、子ども
たちの勉強やスポーツ・文化活動・地域住民との交流活動を推進で
きた。
また、各町生涯学習センターにおいて、福祉活動・歴史・自然体
験等を体感するとともに、参加者相互の親睦・コミュニケーション
能力の向上、生きる力等を養成できた。
「しま」交流支援事業については、全員が対馬に訪れることが初め
てであり、親子30名が自然・歴史文化などに触れ「しま」の魅力を
活かした体験活動等を実施することにより、島の良さを再認識でき
た。
- 22 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(6)学社融合による地
域が連携した青少年教育
の充実
①
対馬市青少年健全育成連絡協議会主催事業
「対馬少年の主張大会」
○場
所:対馬市公会堂
○最優秀賞:厳原中学校2年 髙﨑 樹さん
○優 秀 賞:豊玉中学校2年 梅野 未世さん
市内各町の中学生の代表が、日頃感じていること、考えているこ
と、また、社会に対する希望や未来への提言、夢などを少年の主張
として発表し、同世代の少年の意識を高めるとともに、少年に対す
る地域社会・育成者の理解を深めることができたと思えるが、市の
大会において、参観者数を増やしたい。
②
つしまっ子「郷土読本」の制作
○内 容:島内の小学校5年生~高校3年生の児童生徒を対
象に、地理・動植物・歴史・偉人・参考資料の5
部構成とした郷土読本を制作し配布した。
つしまっ子「郷土読本」は親しみやすいハンドブック的な内容と
なっており、各学校及び各関係機関に配布し、児童生徒のほか一般
の方々にも利用されている。
(7)生涯スポーツを通
対馬市体育協会への助成・助長及びスポーツ推進委員をはじめ、
して健康な心と体づくり 各競技団体との連携と活動の推進、各種スポーツ大会・スポーツ教
の推進
室を各町で開催した。
社会体育施設については、指定管理者制度による導入の検討を行
っている。また、老朽化し改修が必要な施設については、それぞれ
予算措置を行い施設整備し、安心・安全と利便性の向上に努めた。
その他、スポーツ関係者(指導者)の資質向上を図るための研修
機会の提供、一般・ジュニア層の競技力向上を図るためのスポーツ
活動振興費補助金の活用等に努めた。
① 対馬市体育協会主催事業
ア 対馬島民体育大会(陸上):総合優勝 美津島町
イ
〃
(球技・武道):12種目開催
ウ 対馬縦断駅伝大会:市内10団体 11チーム参加
② 各種スポーツ大会、スポーツ教室
ア 各町体育協会事業を含むスポーツ大会・教室等
生涯スポーツ、競技スポーツ等様々な分野において、
大会及び教室等を開催し、本市スポーツの振興に努めた。
健康・体力づくりを含め、市民が「いつでも・どこで
も・だれでも」行えるスポーツの振興に取り組んでいく。
○スポーツ大会
ソフトバレーボール・ボールフェスティバル・スポーツ
フェスティバル・グラウンドゴルフ・フロッカー・ファ
ミリーマラソン・ロードレース・大縄跳び等
○スポーツ教室
がんばらんば体操・水泳・巡回スポーツ(軽スポーツ)
教室
③ 指導者(スポーツ推進委員)の育成・資質の向上を図る研修
機会の提供等
- 23 -
活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
ア
対馬市スポーツ推進委員
○委員数:59人
イ 対馬市スポーツ推進委員研修会
○参加者:37人
○場 所:美津島文化会館 他
○内 容
講習・実践:「生涯スポーツで地域の輪(和)づくり」
講師:長崎大学医学部 保健学科
准教授 中垣内 真樹 氏
ウ スポーツ活動振興費補助金の活用
本市スポーツの競技力向上並びに離島のもつハンディ
キャップである、規模の大きな大会(県・九州・全国等)
への参加
経費の援助を行うことを目的に補助金の活用を促して
いる。
本市スポーツ振興のため、予算の範囲内において、補
助制度の充実を図っていく。
④ 平成26年度より施行された子ども夢づくり補助金制度の
周知・利用について促し、基金の有効活用を図った。
○27年度補助金実績
夢基金分:22,431,000円
一 般 分: 3,002,000円
(8)芸術文化活動の推
進
長崎県青少年劇場(古典芸能「狂言」:大蔵流山本会)
○参加者:市内の小学生(4~6年生) 842人
○会 場:交流センター、対馬市公会堂、上対馬総合セ
ンター
イ ながさき文化のちから(県委託事業)
○しまの文化・芸術活動推進実行委員会 2回開催
○旅人の琴(古代琴)製作に関する調査研究・製作・試
演会の実施。
世界的ギタリスト「山下和仁」氏らを招聘し、ギタ
ーと手作りの古代琴による演奏会を実施した。
於:花海荘(来場者112人)
○韓国対馬PRコンサートの開催
「山下和仁」氏の他韓国演奏家との日韓交流演奏会の
中で対馬のPRを行った。
於:ソウル市IBKホール(来場者420名)
①ア
本物の芸術文化を体験できる事業の推進ができた。
②
第12回市民美術展
○出品作品:洋画・日本画・書・デザイン・彫刻・工芸・
写真の7部門94点(26年度:107点)
○会 場:前期(峰地区公民館)後期(厳原地区公民館)
○来場者:898人(26年度:1,114人)
芸術文化活動の振興が図られた。
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活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
③
文化協会等の主催により、町民文化展・文化祭(芸能発表会)
を各町において開催した。
公民館講座の成果発表機会の場の提供並びに芸術文化活動発
展のため、芸術文化の指導者の発掘・後継者の育成に努めた。
文化展・文化祭等の推進が図られた。
(9)市民のニーズを捉
えた公民館活動の推進
①
学習情報の提供
広報紙を活用しての公民館講座等の周知及び募集を行った。
② 公民館講座(教室)等の開設
公民館事業の推進のため、公民館講座(教室)、家庭教育
学級、婦人学級、高齢者学級等を各町公民館において開設す
るとともに、講座から自主グループ活動へ展開することがで
きるよう推進を行った。
ア 公民館講座(教室)
健康体操・エコクラフト・陶芸・エアロビクス・木工細
工・洋裁・韓国語・おやつ作り・生け花・囲碁・ヨガ・大
正琴・しめ縄作り・詩吟・郷土料理・茶の湯・ミニ門松・
レザークラフト・ニホンミツバチ講座・手作り雑貨等
イ 婦人学級(女性学級)
梅干し作り
ウ 高齢者学級
軽スポーツ・百人一首・生活習慣病講話等
各種グループの育成と自立的活動の推進、図書活動の充実を図り、
文化事業等の推進に努められた。
③
移動図書、幅広い図書の購入、つしま図書館との連携による
公民館図書活動の推進に努めた。
図書活動、読書活動の充実が図られた。
(10)図書館活動の推進
地域の情報拠点である図書館は、地域の中で知恵を生み出す源泉と
しての役割があると言われており、つしま図書館だけでは、図書や情
報等の提供ができない場合は、長崎県立図書館をはじめ他の図書館等
関係施設・機関との連携協力を図りながら、利用者の要望に応えてい
る。
また、図書館として地域住民が手軽に利用できるようにすることを
目標とし明るく、親しみやすい施設としていくために、次のような事
業等を実施した。
①
各種行事の開催
読書週間、図書館まつり等を行い、利用者と図書館が一体とな
れるような行事を進めてきた。
② 職場体験及び職場研修受入
児童・生徒の職場体験及び教職員等の社会体験研修などの受入
を行い、研修機会の提供を図っている。
・中学生:1校 3名
・教職員:5校 5名
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活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
③
学校移動図書の実施
学校図書の充実、児童・生徒の読書活動の推進及び教材研究等
に寄与するため、小学校15校、中学校2校へ年3回学校移動図
書を実施した。
④ ボランティア団体等との連携
ボランティア団体の布絵本サークル「ふわり」は、有志の会員
により自主的に布絵本や季節の飾り、エプロンシアター等を制作
され、完成品を無償で図書館に提供するなどの活動を展開してい
る。
また、個人的に図書ボランティアとして登録され、蔵書本の片
付け・清拭等をされ、快適な図書館利用に一役を担っている。
⑤ つしま図書館の啓発活動
市広報誌・CATVを活用し、図書館事業、新刊及び蔵書本等
を紹介し「親しみやすい」、「足を運びやすい」図書館の運営に
努めている。
⑥ 図書管理システムの更新
図書管理システムは経年により、各種機器の故障等が発生して
おり、特に図書館においては利用者の数も多く、システム機器が
故障すると利用者への貸出や蔵書管理等の業務に支障をきたすた
め、平成27年度にソフトの更新を行った。
(11)指定文化財の保存
整備
■国指定特別史跡1カ所、史跡3カ所、重要文化財2件について、継
続して保存整備・修復を行った。
特別史跡金田城跡保存整備
・東南角石塁木製階段設置、説明板、道標設置、南門整備
史跡対馬藩主宗家墓所保存整備
・中御霊屋、本堂周辺整備、説明板設置(3箇所)
史跡金石城跡保存整備
・説明板設置(2箇所)案内板改修
・発掘調査報告書(遺物編)作成
史跡清水山城跡保存整備
・道標設置(一ノ丸~三ノ丸)説明板設置(二ノ丸、三ノ丸)
重要文化財 長松寺高麗版大般若経修理事業
・経典修復事業に対する補助金交付(事業主体:長松寺)
重要文化財 宗家文書修理事業
・日記類修復事業に対する負担金(事業主体:長崎県)
◯いずれの事業も国・県の補助を受け継続して実施している。
◯史跡等の保存に必要な事業を計画的に実施するとともに、有効活用
のための措置を行った。
○経典、文書の修復により将来の文化財活用に備えた。
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活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(12)市内所在文化財及
び関係施設の保全及び修
理
■市内遺跡や出土品等の保全を図るとともに、収蔵施設の適正な維持
管理に努めた。
遺跡等の保全対策
・豊玉の猪垣、金田城跡、金石城跡等の除草、清掃
市内遺跡出土品保存処理
・木坂石棺群(峰町木坂)出土広型銅矛保存処理
市内収蔵庫管理運営
・重要文化財銅造如来座像収蔵庫(黒瀬)管理業務委託
・樫根法清寺観音堂管理業務委託
◯遺跡等の除草、清掃を実施し、適正な保全に努めた
◯貴重な考古資料である出土金属品の劣化を防ぎ、適正に後世へ引き
継ぐための必要な措置を行った。
◯文化財収蔵施設の適正な管理に努めた。
(13)天然記念物の保護
■天然記念物保護のため、関係団体運営のための補助金を交付すると
ともに、関係する各種会議へ出席した。
関係団体運営補助金の交付
・ツシマヤマネコを守る会運営補助金交付
関係する会議への出席
・対馬野生動物交通事故対策連絡会議、ネコ適正飼養推進連絡協議
会出席
◯関係する団体と連携しながら、天然記念物の保護を図った。
(14)文化財に係る防犯
防災対策
■文化財保護審議会委員等による市内巡視の実施、所有者へ防犯対策
の注意喚起を行った他、文化財保管施設の防犯設備整備に対し補助
金を交付した。
市文化財保護審議会委員による警戒巡視実施。
文化財防火デーに合わせ、消防署と連携して市内各所の巡視、万
松院での防火訓練を実施。
文化財防犯対策を実施した所有者へ補助金を交付した。
(防犯設備設置補助金交付 1件)
また、「寄託」についての説明も随時行った。
行政、所有者、文化財保護審議会委員等による文化財保護ネット
ワーク会議の開催。
市文化財巡視員の設置
・独自の防犯対策として、定期的に巡視を行う文化財巡視員を委
嘱した。
◯いろいろな手法で防犯対策に取り組んでいるが、継続して実施して
いくこと及び、常に新たな対策を検討していくことが重要。
○市独自の文化財巡視員を新設したことで、巡視の強化が図られたほ
か、島内文化財の現況の把握が可能となった。
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活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(15)文化財の普及活用
■対馬の自然と文化、伝統芸能、伝統行事保存を目的に、関係団体へ
の助成を行った。また、「未来に残したい対馬の風景」をテーマに
写真コンテストを開催した。
対馬の自然と文化を守る会への助成
赤米頭受行事保存会、対馬島郷土芸能保存会への助成
◯各種助成を行うことで、伝統文化、芸能の普及・継承活動の一助と
なった
◯写真コンテストを実施したことで、市内の文化財や景観について啓
発が図られた。(応募者数30人、88点)
(16)市内所在文化財の
記録整理・保存
■発掘調査記録を作成した。
今屋敷家老屋敷跡の調査報告書を作成した
史跡金石城跡発掘調査報告書(心字池遺物編)を作成した。
◯調査報告書を作成することで、文化財の整理保存が図られた。
(17)文化財に係る教育
学習
■学校をはじめとした教育機関、研究者等への資料提供、解説の協力
を行った。また、市民向けに、遺跡、遺物の説明会を実施。
学校での郷土学習の際、特別史跡金田城跡、峰町歴史民俗資料館、
豊玉町郷土館おいて、史跡、資料等の説明協力。
研究者、観光客、マスコミ等の要請に応じ、資料提供、資料説明
を行った。
市民向けに、夫婦石遺跡(上県町 久原)の発掘調査現地説明会
を開催した。
◯子どもたちに、学校教育を通じて郷土の文化財について学び、理解
を深めてもらうことが出来た。
◯観光客等が対馬の文化について学ぶことで、対馬についての興味と
知識を深めてもらうことに貢献した。
◯夫婦石遺跡の現地説明会は、参加者は少なかったものの、地域の文
化財について知り、学ぶ機会の提供となった。
(18)文化財関連情報発
信
■市報をはじめ、各種媒体を活用して文化財に関する情報の発信に努
めた
市報に「わがまち再発見」記事を毎号掲載した。(12回)
市ホームページにおいて、指定文化財情報や、関連イベント周知
情報を発信した。
市文化財保護審議会と協力して、「文化財通信第8号」を発行し
た。(200部)
依頼に応じ、各種機関誌、団体広報紙へ市文化財関連の記事を寄
稿した。
◯市報掲載や市ホームページにより、市民に対し防犯対策に対する理
解や、より文化財を大事にすることへの啓発を図った。
◯市内文化財に関する情報を、多くの機会に多様な方法で発信するこ
とにより、対馬の文化財について広く周知することに努めた。
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活動内容等
項
目
点検・評価のコメント
(19)市内所在遺跡の範
囲・内容・分布調査
■市内遺跡調査の他、開発工事等における周知の埋蔵文化財包蔵地確
認立会を行った。
越髙遺跡(上県町越髙)夫婦石遺跡についての確認調査を実施した。
対馬藩お船江跡発掘調査を実施し、遺跡の範囲確認を行った。
電柱敷設、公共事業等に伴う発掘に際し、埋蔵文化財包蔵地との
確認立会を行った。
◯上県の2つの遺跡について調査を実施し、遺跡の概要を把握するこ
とが出来た。また、次年度以降の調査の参考となった。
○この調査は熊本大学と共同で実施され、域学連携の面からも有意義
であった。
◯公共、民間による開発工事との調整を図り、文化財の破壊、損傷を
未然に防止することが出来た。
(20)史料・民俗の調査
・記録
■命婦の舞、赤米神事について記録保存に努めた。また、市内盆踊り
調査事業を立ち上げた。
海神神社、和多都美神社等で奉納されている「命婦の舞」の記録
保存を行った。
厳原町豆酘に伝承する赤米神事について、継続して記録保存を実
施した。
市内盆踊りに関する調査のため、調査委員会を立ち上げた。
◯島に残る貴重な伝統芸能、伝統行事の調査・記録に継続して取り組
む必要がある。
○「命婦の舞」は九州地区民俗芸能大会へ参加した。
(21)郷土館・資料館の
整備等
■豊玉町郷土館、峰町歴史民俗資料館、上対馬町歴史民俗資料室の3
既存施設の適正な管理に努めた。
また、新しい博物館建設に関し、関係部署と連携して必要な協議
を行った
3既存館の防犯対策検討、営繕管理。
峰町歴史民俗資料館については、臨時職員を雇用し休日開館対応。
◯郷土館・資料館の適正な維持管理に努めた他、防犯対策強化の検討
を行った。
◯新しい博物館建設に向け担当課(市長部局)と史跡指定地内建設用
地の活用等、関連する事項について協議を行った。
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