...

Sentence Completion【解説】

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

Sentence Completion【解説】
Sentence Completion【解説】
■ 01 動詞の存在しない英文はない
特殊な省略の場合を除けば、動詞(述語動詞)のない英文は存在しない。主語は命令文などで省略され
ることもあるが、動詞なしに英文の構造は成り立たない。まずVを探すこと、これが英語を読むため、
書くための最も効果的・実践的な方法である。
□ 1. The capacity for flight (
) insects from the other invertebrates.
① to distinguish
② distinguishes
③ having distinguished
④ distinguishing
[解説]
The capacity から invertebrates まで目を通すと、動詞がないと判断できるので、選択肢を順に検討する。
①の to 不定詞は、動詞からできている(準動詞)が、Vにはなれない。②は 3 人称・単数・現在形の
動詞。もちろんVになれる。The capacity が主語だと考えられる。③は~ ing(動名詞または現在分詞)
の完了形だが、不定詞と同様にVにはなれない。④も~ ing なので、③と同様にVとしては不適切。
よって正解は② distinguishes となる。
[正解]:②
[和訳]:「昆虫は飛べるということで、他の無脊椎動物から区別される」
[文型]:The capacity for flight distinguishes insects from the other invertebrates.
S
□ 2. Cedars (
V
O
) a particular variety of aromatic wood that repels insects.
① which yields
② yielding
③ yields
④ yield
[解説]
まずは動詞を探す。that repels insects は wood にかかる関係詞節であるので、repels はVにはなれない。
ゆえに文全体のVが欠けていると判断できるだろう。①では yields が which 以下の関係詞節内の動詞に
なってしまうので、結局Vが欠けたままになってしまい、不適。②は論外。~ ing はVにはなれない。
よってSとなる Cedars(複数形)に呼応するV、つまり④ yield が正解となる。③は三単現の S が余計。
[正解]:④
[和訳]:「ヒマラヤスギからは昆虫を寄せ付けない独特な香りを持った木材がとれる」
[文型]:Cedars yield a particular variety of aromatic wood that repels insects.
S
V
O
□ 3. Scholars (
) about 3,000 spoken languages.
① were counted
② have counted
③ counted them
④ having counted
[解説]
動詞がないことは速断できる(spoken は過去分詞)ので、まず~ ing である④が不適であることは自明
だろう。ポイントは、about から spoken までが languages にかかるMであることが見抜けるかどうかだ。
つまり、この英文の要素は、S= Scholars、V=?、O= languages となり、いわゆるS+V+O文型
になっている。よって受身である ① were counted は不適。③では them が about 以下の内容と重複して
しまうので不適。よって正解は② have counted となる。この問題で失点する人の多くは、about に惑わ
されて③を選ぶ傾向があるので、注意が必要だ。
[正解]:②
[和訳]:「学者たちは約 3000 の言語を数え上げてきた」
[文型]:Scholars have counted about 3,000 spoken languages .
S
V
O
Sentence Completion【解説】
■ 02 英文はカンマだけではつなげず、接続詞・関係詞が必要
二つの英文をつなぐためには、接続詞か、場合によっては関係詞が必要になる。ここで言う英文とは、
主語Sと述語動詞Vを持つ、意味的に完結した単語の固まりを指す。
例えば「私はジョンを訪ねたが、彼は留守だった」という日本語を英文にする場合で考える。
A)I called on John, he was not at home.
→ カンマではつなげないので(×)
B)I called on John, but he was not at home.
→ 接続詞 but があるので(○)
C)I called on John, who was not at home.
→ but と he を同時に兼ねる関係代名詞 who(非制限用法)があるので(○)
□ 4. A marathon race appeals to many people, (
) open to men and women of diverse
□ 4. ages and athletic abilities.
① on account of
② it is
③ since it is
④ because of
[解説]
race appeals~と it is~の部分はそれぞれ英文らしき形をしているので、まず② it is が消える。間に接続
詞(because, as, since 等の理由を表す語)が必要である。① on account of・④ because of は共に「原因
・理由」を表す群前置詞であるが、前置詞は名詞の前に置かれる言葉であるので不適。正解は、英文を
「理由」を表す since でつなぐことになる③ since it is となる。
ちなみに、ここはカンマがあってもなくても大差ない。もちろんカンマがなくても接続詞は必要となる。
[正解]:③
[和訳]
:「マラソンはさまざまな年齢や運動能力の男女に向いているので、多くの人々のお気に入りとなっている」
[文型]:A marathon race appeals to many people, <since it is open to men and women of diverse
S
V
[文型]:ages and athletic abilities.>
□ 5. (
S' V'
) is a term for the partial or complete inability to hear.
① Deafness
② There is deafness
③ It is deafness
④ Deafness which
C'
[解説]
空所直後の is に注目して①に即決(④は関係代名詞 which が不要)してもいいが、念のために②・③も
検討しておこう。
② ( There is deafness ) is a term~
③ ( It is deafness ) is a term~
両者とも二つの英文を何も挟まずに並べてしまっているので不適。よって正解は① Deafness となる。
[正解]:①
[和訳]:「聾(ろう)は、部分的なあるいは完全な聴力障害者に対する用語である」
[文型]:Deafness is a term for the partial or complete inability to hear.
S V
□ 6. (
C
) made the first United States flag is widely believed.
① When Monica Mattsson
② That Monica Mattsson
③ Monica Mattsson
④ If Monica Mattsson
[解説]
made と is に注目。そして後の is がVでないと、この英文は成立しないことに気づけたら選択肢を吟味
しよう。まず、③ Monica Mattsson を入れてみると
③ Monica Mattsson made the first United States flag is <widely> believed .
V
V
となり、つながりが誤った文となる。この誤文をどう訂正するべきか、類似例をみていこう。
a)You study English hard is recommended.(×)
V
V
b)[ That you study English hard] is recommended. (○)
V'
V
(英語を懸命に勉強することが奨励されている)
形はよくないが、このbの英文は文法的に正しい。That(接続詞)を付け加えることで That~hard の部
分が is の主語として働く名詞節となることができる。頭デッカチを英語は嫌うので、実際は形式主語
の it を使って以下のように言い換える。
c)It is recommended that you study English hard.
以上のことから、正解は②となる。① When も④ if も接続詞だが、名詞節を作ることはできない。
[正解]:②
[和訳]:「最初の合衆国旗をモニカ・マットソンが作ったということは広く信じられている」
[文型]:[That Monica Mattsson made the first United States flag ] is <widely> believed .
S
V
Sentence Completion【解説】
■ 03 前置詞で始まる主語はない
前置詞で始まる英文はある。しかし、前置詞で始まる主語は存在しない。
A)<During the day> is very hot in Northridge. (×)
V
C
B)<During the day> it is very hot in Northridge.(○)
S V
C
Aでは、is の直前の the day に During(前置詞)がついているので主語がなくなってしまう。Bの文は
寒暖を表す it が主語として存在するのでOK。
□ 7. In television (
) impossible to draw the line between news and entertainment
□ 4. programs.
① frequently is
② are frequently
③ it is frequently
④ where they are frequently
[解説]
本文にVが見当たらない。ということは空所にはVが必要であり、また同時に、Sが何かを考えること
がポイントになる。In(前置詞)で始まるSはないから、television はSではない。よって、動詞はある
が主語のない①と②をまず消去できる。次に余計な where の入っている④も同様に不適と判断。ここま
でのプロセスにはほとんど解釈力は絡んではいない。ほぼ文の形、構造だけで正解を導くことができる。
[正解]:③
[和訳]:「テレビにおいて、ニュース番組と娯楽番組を区別するのはしばしば不可能である」
[文型]:<In television > it is frequently impossible [to draw the line between news and entertainment
[文型]:programs].
□ 8. (
M
S V
C
) are prepared from flour derived from some form of grain.
① With bakery products
② While bakery products
③ Bakery products
④ They are bakery products
[解説]
まず are に着目して選択肢を吟味しよう。もちろん前置詞で始まる主語はないので①は不適。②では別
のSVが必要になるので不適。④では2つの are が接続詞なしでつながれているので、これも不適。よ
って、S(products)とV(are)がきちんと揃っている③が正解。ちなみに derived は flour にかかる過
去分詞であるので無視してよい。
[正解]:③
[和訳]:「パン類は何らかの穀類からとれた穀物の粉で作られる」
[文型]:Bakery products are prepared <from flour (derived) from some form of grain>.
S
V
□ 9. Along the rocky shores of Massachusetts (
) and tidal marsh.
① are where stretches of sandy beach
② stretches of sandy beach are there
③ are stretches of sandy beach
④ stretches of sandy beach are
[解説]
この問題も本文に動詞がないが、今回は選択肢にすべて動詞がある。Along(前置詞)で始まる主語は
ないので、are の後に主語が来ると判断できたかどうかがポイントになるだろう。また、倒置の構文が
分からなくても、空所の後の and tidal marsh を見れば、同様の名詞の固まりが並列的に来るであろうと
予測できる。この時点で並列が崩れている④が消える。①は where を、②は there を中心に検討して不
適と判断する。よって③が正解となる。。
[正解]:③
[和訳]:「マサチューセッツの岩の多い海岸に沿って、砂浜と干満のある湿地帯が長くのびている」
[文型]:<Along the rocky shores of Massachusetts > are stretches of sandy beach and tidal marsh .
M
V
S
*ちなみにこの英文は倒置の構文。このようなタイプの倒置は「場所を表す副詞(句・節)
」が文頭に
出たときに起こりやすい。同様の例には以下のようなものがある。
a)<On this > depends the whole argument .
M
V
S
(このことに、全体の議論がかかっている)
ただし、次のような用例もある。
b)<So friendly > was her letter that I was deeply moved.
C
V
S
(彼女の手紙にはとっても親しみがこもっていたので、私は深く感動した)
Sentence Completion【解説】
■ 04 名詞が 2 個で接続詞なしなら同格を疑う
名詞が文中でカンマを使って羅列されていたら、
(並列の場合も多いが)
「同格」の場合も意外と多い。
特に空所の前後に、人名や地名などの固有名詞が絡む場合は、
「同格」をまず疑ってみることが必要だ。
□ 10. (
), a leader of the Zuni people, won fame for a stirring speech in 1774.
① It was Hogan
② Hogan
③ Hogan was
④ When Hogan
[解説]
まず問題文中の won に注目すれば、was を含む①・③が不適と判断できる。次に④だが、When によっ
て Hogan 以下が従属節となり、正しい英文として成立するためには、主節となるS+Vがさらにもう
一組必要となってしまう。よって、残った②が正解。
Hogan と a leader、この2個の名詞は同一人物を表しており、しかも接続詞なしに連続して配置されて
いるので、同格でしかありえない。同一人物を指す名詞であれば、連続して並置し、カンマでつないで
もかまわないのだ。関係代名詞を使って必要以上に英文を複雑にすることなく同格の用法を使って英文
をよりクリアにすることは Writing の上からも非常に大切なことである。
[正解]:②
[和訳]:「ズニ族のリーダー、ホーガンは 1774 年に感動的な演説で名声を勝ち取った」
[文型]:Hogan , a leader of the Zuni people, won fame for a stirring speech in 1774.
S
□ 11. From 1946 to 1949, (
V
O
) R. P. Blaclmur served as governor of the Virgin Islands.
① the lawyer
② he was the lawyer
③ the lawyer who
④ was the lawyer
[解説]
まずVとなる served に注目して、不要な動詞である was を含む②・④は不適と判断する。次に③だが、
形だけから見ても動詞の続かない who はおかしい。結果として、the lawyer R. P. Blaclmur というふう
に、名詞を2個、接続なしで並置しているから同格と見抜くことができる。
[正解]:①
[和訳]:「1946 年から 1949 年にかけて弁護士の R.P.ブラックルマーはバージン諸島の知事を務めた」
[文型]:<From 1946 to 1949>, the lawyer R. P. Blaclmur served as governor of the Virgin Islands .
S
□ 12. Sunburn, (
V
C
), is caused not by heat but by rays of ultraviolet light.
① that a painful redness of the skin is
② is a painful redness of the skin
③ a painful redness of the skin
④ where is there a painful redness of the skin
[解説]
前の2問に比べて選択肢がやや長く、検討には細心の注意を要する。①・②は is が重複してしまうた
め不適。④は is there の倒置が説明できない。正解の③では、厳密に言うと、Sunburn と redness が同
格関係にある。
[正解]:③
[和訳]:「日焼けは痛みを伴う皮膚の赤色化のことだが、熱によってではなく紫外線によって引き起こ
[和訳]:される」
[文型]:Sunburn , a painful redness of the skin, is caused not by heat but by rays of ultraviolet light.
S
V
Sentence Completion【解説】
■ 05 英文の大原則「主語の一致」
英語は常にバランスや一致を重視する。文化的背景の違う多様な人種がこの言語を使用しているため、
誤解が起こりやすい局面を常に回避しようとする性質があり、「主語の一致」もそのひとつの表れと言
うことができる。
□ 13. (
), glasses can correct most sight defects in healthy eyes.
① When well fitted
② Well fitted when
③ Well fitted whether
④ If well fitted when
[解説]
空所の後の部分が英文として成立しているようなので、空所には、 接続詞
S' V' 、もしくはそれを言
い換えた語句が必要だと判断する。典型的な例文を示すと:
●
S' V' , S V
接続詞
When it was seen from a distance, the rock looked like a human face.
S'
V'
S
V
(遠くから見ると〔見られると〕
、その岩は人間の顔のように見えた)
● 句で言い換えた場合(分詞構文)
<Seen from a distance>, the rock looked like a humanface.
S
V
この英文の主語は「岩」であるので、厳密に言えば「岩」は「見られる(seen)」のであって、「岩」が
「見る(seeing)
」ということは決してない。よって Seeing from a distance と書き換えてしまうと、主語
が一致していないことになる。以上のことを、本問に応用して《
接続詞
S' V' , S V 》の形で英文を
作ってみる。
When they are well fitted, glasses can correct ~.
S'
V'
S
V
<Well fitted>, glasses can correct ~.
S
V
よって正解は①。最初の When は意味の決定(誤訳防止)のためにつけ加えられている。
[正解]:①
[和訳]:「眼鏡は、ピッタリ合っている場合は健康な眼のほとんどの視力欠陥を修正できる」
[文型]:<When well fitted>, glasses can correct most sight defects in healthy eyes.
S
V
O
□ 14. While staying in Paris, in 1894, (
) that she had a talent for sculpture and began
□ 12. taking lessons.
① philanthropist Winifred Holt discovered
② that the philanthropist Winifred Holt discovered
③ discovered by philanthropist Winifred Holt
④ there philanthropist Winifred Holt discovered
[解説]
While~1894 の部分と空所の直後の that 以下に注目し、空所内にSVが入るべきだと見抜ければ正しい
思考過程を踏んでいるといえる。②は that が、④は there が不要。③はSもVもない(discovered は過
去分詞)。よって①が正解だが、staying の意味上の主語が明示されていないのは、主節の主語(Holt)
と一致しているからだと確認できるようにしておきたい。
[正解]:①
[和訳]:「1894 年、パリに滞在している間に、慈善家のウィニフレッド・ホルトは自分に彫刻の才能
[和訳]:があることを発見し、指導を受け始めた」
[文型]:<
While staying in Paris, in 1894>, philanthropist Winifred Holt discovered
[文型]:talent for sculpture ]
O
and began
V2
S
taking lessons .
V1
[that she had a
O
□ 15. Considered one of the leading poets in America today, (
).
① a number of books and novels have also been written by John Scarcella
② John Scarcella has also written a number of books and novels
③ a number of John Scarcella's books and novels have been written
④ there have been a number of books and novels written by John Scarcella
[解説]
主語のない Considered は過去分詞(分詞構文の一部)であるので、空所にはSVが必要と判断できる。
分詞構文が過去分詞で始まるときは、元の文は受身であると考えられる。そこから Considered~today,
を節(
接続詞
S' V' )にしてみると:
Though he is considered one of the leading poets in America today,
S'
V'
よって「主語の一致」の原則から、主節の主語は人(John Scarcella)でなければならない。ここまでく
れば、選択肢の吟味は容易だろう。①の主語は books and novels、②は John Scarcella、③はよく見ると
books and novels、④は there 構文だが、主語はやはり books and novels。つまり正解は②となる。
この機会に《分詞構文の作り方》をもう一度確認しておこう。
Sentence Completion【解説】
Because she was very poor, Mary had to work hard.
(とても貧しかったので、メアリーは懸命に働かなければならなかった)
① 従属節の動詞(was)を現在分詞(~ing)にする。
① Because she being very poor,~
② being の中には動詞(is)と接続詞(Because)の意味が入っているので Because を消す。
① She being very poor, Mary had to~.
③ 分詞の意味上の主語(She)は主節の主語(Mary)と一致しているので消す(表示しない)
。
① being very poor,Mary had to~.
④ being を大文字にして完成。
① Being very poor, Mary had to work hard.
*ちなみに主語が一致していない場合は、消さないで表示する(独立分詞構文)
。
* If it is fine tomorrow, we will go out.
= It being fine tomorrow,we will go out.
(明日天気がよければ、私たちは出かけます)
[正解]:②
[和訳]:「現代アメリカの代表的詩人のひとりと見なされているが、ジョン・スカースラはまた数々の
[和訳]:本や小説も執筆している」
[文型]:<Considered one of the leading poets in America today>, John Scarcella has <also> written
[文型]:a number of books and novels .
O
S
V
Sentence Completion【解説】
■ 06 相関句をおさえる
相関句とは、例えば not only ~ but also ... のように、一方の語句が他方の語句との関係で意味が成り立
つような一組の慣用表現を指す。そのうち最頻出の10表現をまずは覚えよう。
○ so ~ that ...
とても~なので…
○ between A and B AとBの間
○ such ~ that ...
とても~なものなので…
○ both A and B
AもBも両方
○ not only ~ but also ... ~であるだけでなく…でもある
○ neither A nor B
AでもBでもない
○ ~ as well as ...
○ either A or B
AかBかどちらか
○ not A but B
AではなくBである
○ from A to B
AからBへ
…はもとより~である
□ 16 . It is difficult for the casual observer to distinguish (
) artificial and natural lakes.
① to
② therefore
③ into
④ between
[解説]
第1の手がかりは distinguish、そして第2のそれは and。この組み合わせから distinguish between Aand B
がすぐに連想できるようになろう。このような場合、AとBの文法的な形が揃えられているということ
も理解しておいてほしい。
[正解]:④
[和訳]:「人工湖と天然湖を行きずりの観察者が見分けるのは難しい」
[文型]:It is difficult for the casual observer [to distinguish between artificial and natural lakes].
S V
C
□ 17. Fat is not digested in the stomach, (
) in the small intestine.
① but
② and
③ that
④ although
[解説]
in the ~ (
) in the~ の部分に注目し、本文の not と選択肢を交互に見比べよう。そうすれば、
not A but B「AではなくてB」を確信できるはず。この問題の場合は not の位置で少し迷いながらも、
最後に和訳して確認する場合も多いかもしれない。
[正解]:①
[和訳]:「脂肪は胃ではなく小腸で消化される」
[文型]:Fat is <not> digested in the stomach, but in the small intestine.
S
□ 18. (
V
) for his poetry but also for his six-volume biography of Abraham Lincoln.
① Not only Carl Sandburg is known
② Carl Sandburg is known not only
③ Carl Sandburg, knowing not only
④ Carl Sandburg, who is known not only
[解説]
相関句の場合、両方の要素の文法的な形を揃えるのが理想という点がここでも鍵となる。
(
) for ~ but also for ~ という具合に必要な要素だけに絞って眺めると、not only の正しい位
置は最初の for の直前だと分かる。よって①は不適。残った選択肢のうち、③・④はVが存在しなくな
るので脱落する。よって正解は②となる。
[正解]:②
[和訳]:「カール・サンドバーグは詩だけでなく6巻に及ぶエイブラパム・リンカーンの伝記でも知ら
[和訳]:れている」
[文型]:Carl Sandburg is known not only for his poetry but also for his six-volume biography of
S
[文型]:Abraham Lincoln.
V
Sentence Completion【解説】
■ 07 受け身の感覚
英語は「する」と「される」を厳密に区別する言語だ。アメリカでは、文章をできるだけ能動態で書く
よう指導されるが、もちろん条件が合えば受身も使用する。特に注意が必要なのが、surprise, disappoint,
exicite, please, depress などの感情の動詞。これらの基本的な意味は「感情を与える(~させる)」と解
釈しよう。日本人は「驚く」けれど、アメリカ人は驚きという感情を与えられる、つまり「驚かされる」
のだ。
□ 19. Corn originated in the New World and thus (
) in Europe until Columbus found it
□ 19. being cultivated in Cuba.
① not know
② was not known
③ did not know it
④ they did not know
[解説]
and thus とあるので空所に動詞が入り、しかもその主語が Corn だと見抜ければあとは楽。植物の Corn
(トウモロコシ)が「知る」はずがないので、必然的に受け身の「知られる」しかないと考えよう。選
択肢の中で受身形であるのは②のみ。ちなみに、解答に直接関係はないが、本文の originated は自動詞
「はじめて生じる」の過去形で過去分詞ではないので注意。
[正解]:②
[和訳]:「トウモロコシは新世界で生まれ、したがってコロンブスがキューバで栽培されているのを見
[和訳]:けるまで、ヨーロッパでは知られていなかった」
[文型]:
□ 20. Pure naphtha is highly explosive if (
) to an open flame.
① it exposed
② exposed
③ expose it
④ is it exposing
[解説]
前問同様に接続詞 if に注目すれば、空所にはSVが必要であり、かつおそらくSは主節と一致して pure
naphtha であると判断できる。また空所の後の to から expose A to B「AをBにさらす」を想起できれ
ば解答は容易になる。これを if 以下にあてはめると:
Pure naphtha is highly explosive if we expose it to an open flame.
受身を利用して主語をそろえると:
~ if (it is) exposed to an open flame.
となる。よって正解は②となる。ちなみにこの場合、
① 副詞節における「主語(代名詞)+ be 動詞」の省略
② 分詞構文に接続詞をつけた意味の決定
という2つの説明が可能になる。いずれせよこのような用例は以下のように頻出であるので注意。
○ Though (I am) tired, I will go, if (it is) necessary.
○ When (you are) in Rome, do as the Romans do.
○ The cloth will lose its color if (it is) left in the sun.
[正解]:②
[和訳]:「純粋な揮発油は、直接火気にさらされると非常に爆発する可能性が高い」
[文型]:Pure naphtha is highly explosive <if (it is) exposed to an open flame>.
S V
C
□ 21. Having received over eighty percent of the vote, Marianne Elliot became the first woman
□ 19. (
) elected mayor of Dolton City.
① who she
② she was
③ was to
④ to be
[解説]
この問題のポイントは、以下のような5文型の受身形。
We elected him chairman .(私たちは彼を議長に選んだ)
S
V
O
C
= He was elected chairman by us.
これをヒントにすれば、空所を含むそれ以降の部分は受身形と判断できる。よって①・③は不適。
~became the first woman の部分と She was はそのままではつなげないので②も消去。よって正解は④
となる。
[正解]:④
[和訳]:「80%以上の得票を受け、マリアンヌ・エリオットはドルトン・シティ市長に選ばれた最初
[和訳]:の女性となった」
[文型]:<Having received over eighty percent of the vote>, Marianne Elliot became the first woman
[文型]:(to be elected mayor of Dolton City).
S
V
O
Sentence Completion【解説】
■ 08 倒置の語順は疑問文ほぼ同じ
倒置表現を見抜くポイントは、
「疑問文と同じ」であること。さっそく例を挙げてみよう。
【 疑問文 】
【 否定の倒置構文 】
→ He is competent.
→ He is never competent.
→ ○ Is he competent?
→ ◎ Never is he competent.
→ He studied English hard.
→ He never studied English hard.
→ ○ Did he study English hard?
→ ◎ Never did he studied English hard.
→ He has seen her before.
→ He has never seen her before.
→ ○ Has he seen her before?
→ ◎ Never has he seen her before.
○が疑問文、そして◎が否定の倒置構文。よく見比べてみれば、否定語(副詞)が文頭に出ていること
を除けば、語順はすべて同じであることに気づくだろうか。be 動詞や完了形の場合は主語とひっくり
返し、一般動詞の場合は do, does, did を使う。つまり、否定の倒置構文も疑問文と同じと思っておけば、
まず間違いない。なお、倒置を引き起こす否定語句の主なものは次の通りである。
《倒置を引き起こす否定語句》
never, not, by no means, on no account, in no way, little,
hardly, scarcely, rarely, seldom, only(~してはじめて)
□ 22. Only rarely (
) neuroses leave a person unable to function in his daily life.
① had
② are
③ do
④ that
[解説]
文頭の Only rarely に注目すれば否定の倒置構文であると速断できる。動詞(leave)は一般動詞の原形
であるので、疑問文と同じく助動詞 do, does did を使う。よって正解は③となる。
[正解]:③
[和訳]:「ノイローゼによって日常生活で役割が果たせなくなることはごくまれにしかない」
[文型]:<Only rarely> do neuroses leave a person unable to function in his daily life.
S
□ 23. Around the world (
① yet
② it
V
O
C
) may be as many as a million earthquakes in a single year.
③ there
④ ever
[解説]
まずVは may be であり、また前置詞 around の存在により the world 以外に主語が存在すると判断でき
るだろう。よって副詞のみである①・④は不適。そして次のステップだが、このとき主語が必要だから
といってすぐに② it に飛びついたりせず、③の「there V S 構文」の検討も忘れないようにしよう。こ
れも倒置構文の一種だが、there は形を整えるだけの expletive(虚辞)である。本問では、形だけで見
ると②・③は共に可能なように思えるが、② it は単数で後ろの as many as a million earthquakes(複数
形)と呼応しない上に、何を指示しているのかがあいまいで、文意も成り立たない。よって③が正解と
なる。
[正解]:③
[和訳]:「世界中で、たった1年の間に100万回もの地震が発生しているだろう」
[文型]:<Around the world> there may be as many as a million earthquakes <in a single year>.
V
S
□ 24. Nature would have been what it was (
).
① never existed if man had
② man had never existed
③ if man was never existed
④ had man never existed
[解説]
助動詞の過去形(would, could, might など)を見つけたら、まず仮定法を疑おう。ましてやここは would
have been とあるので、仮定法と考えて間違いはない。それに呼応する if 節(従属節)は、if man had never
existed と、主節と同じく過去完了形になるはず。そのような選択肢がない場合は副詞句(例:without~)
や if の省略が考えられる。以上のことを念頭に選択肢を吟味すると、①は語順がデタラメ。②は接続詞
が必要。③は仮定法になっていない。よって正答は④。if の省略による倒置に気づけるかがポイントに
なる。
[正解]:④
[和訳]:「自然は、人間が存在していなかったらそのままであったろう」
[文型]:Nature would have been [what it was ] <had man never existed>.
S
V
O
Sentence Completion【解説】
■ 09 語順のチェックは軸が大切
試験には必ず制限時間がある。よって、正解率を落とさずに時間短縮を図るのが一番望ましいが、特に
語順の絡む問題は所要時間の個人差が大きい。ここでは語順チェックの「軸」を決定することで時間短
縮を狙うアプローチを学習しよう。
□ 25. A square meter is (
) a square yard.
① than slightly larger
② slightly larger than
③ larger than slightly
④ slight larger than
[解説]
than が使われる場合のほとんどは直前に比較級がくるので、本問では larger than が語順の「軸」であ
る。slightly(副詞)は larger(形容詞)を前から修飾する。④の slight は形容詞なので、larger(形容
詞)を修飾できない。よって正解は②となる。
[正解]:②
[和訳]:「1平方メートルは1平方ヤードより少し広い」
[文型]:A square meter is slightly larger
S V
C
than a square yard.
□ 26. Prairie dogs make their homes in fields and prairies (
) hide their young under
□ 19. bushes or among tall grasses.
① can where they
② where they can
③ where can they
④ where can
[解説]
直接疑問文やその他の倒置構文でない限り、通常SVの語順が転倒することはあまりない。よってこの
問題ではSVの語順が「軸」となる。直前の field and prairies「野原や平原」にも注目して、where(関
係副詞)の先行詞と判断し、後ろにSVと続く② where they can が確定する。
[正解]:②
[和訳]:「プレリー・ドッグは茂みの下や高い草の間に仔を隠すことが可能な野原や平原にすみかを
[和訳]:作る」
[文型]:Prairie dogs make their homes in fields and prairies (where they can hide their young
S
V
O
[和訳]:under bushes or among tall grasses.)
□ 27. (
S'
V'
O'
) west of the Rocky Mountains.
① Tornadoes almost occur never
② Tornadoes never almost occur
③ Never tornadoes occur almost
④ Tornadoes almost never occur
[解説]
副詞はかかる語の前に置くのが鉄則。倒置構文でない限り、否定の副詞もかかる語の直前に置く。よっ
て、本問の「軸」は never occur の語順。③のように never を前に出せば倒置構文となり、Almost never do
tomadoes occur となるべきだろう。倒置でなければ、almost(副詞)+ never(副詞)+ occur(動詞)
の語順が正しい。
[正解]:④
[和訳]:「ロッキー山脈の西では、ほぼ全くトルネードは発生しない」
[文型]:Tornadoes almost never occur west of the Rocky Mountains.
S
V
Sentence Completion【解説】
■ 10 並列構造を意識する
とにかく文法的な形を揃え、一致を重視し、釣り合いを第一と考えるのが書き言葉としての英語の特徴
だ。簡単な例を挙げてみる。
To know something is different from teaching something.(×)
To know something is different from to teach something.(○)
(何かを知っているということと、何かを教えることは違います)
この場合、不定詞か動名詞か、片方に揃えなければ書き言葉としては正しくない。このような2個以上
の語句において品詞(特に副詞や形容詞の形)や、準動詞の種類を揃えたりすることが重要になる。
□ 28. Leading educators maintain that good writing involves much more than just the ability to
□ 19. punctuate sentences and (
) verbs.
① conjugate
② conjugates
③ conjugating
④ conjugation
[解説]
まずは and に注目。and(等位接続詞)は文法的に同じ形の語句をつなぐ語であるので、
to punctuate sentences and (to) conjugate verbs
と考えることができる。つまり不定詞の形を揃えていることになる。慣れるためには日頃から並列構造
を気にしながら英文を書き、そして多読することが大切だ。
[正解]:①
[和訳]:「一流の教育者たちは、良い文章が、ただ文章に正しく句読点をつけたり動詞を活用したり
[和訳]:する能力をはるかに超えたものとかかわる、と主張する」
[文型]:Leading educators maintain [ that good writing involves much more than just the ability
S
V
S'
[和訳]:(to punctuate sentences and conjugate verbs)].
1
① divided leaves
② its leaves divide
③ it divides the leaves
④ the leaves are divided
O'
2
□ 29. The dill plant has a long, spindle-shaped root, a branched stem, (
□ 19. clusters of white flowers.
V'
), and compound
[解説]
ここでも and の前後に注目して余計なM(修飾語句)を削ぎ落とすと、以下の並列構造が見えてくる。
a ~ root, a ~ stem, (
名詞
名詞
), and ~ flowers
名詞
?
ここまで見抜ければ、(
)にも名詞が入ることが分かるだろう。不要な動詞を含む選択肢②~
④を消去して、divided が形容詞的に働いている①が正答となる。
[正解]:①
[和訳]:「イノンド草は長い針状の根、枝分かれした茎、深く裂けた葉、そして幾重にも折り重なった
[和訳]:白い花を持っている」
[文型]:The dill plant has a (long, spindle-shaped) root , a (branched) stem , (divided) leaves , and
S
V
1
[和訳]:(compound) clusters of white flowers .
2
3
4
□ 30. From birth, nightingale chicks solicit food by walking to the front of an adult bird, reaching
□ 19. up, and (
).
① they peck at its bill
② peck at its bill
③ pecking at its bill
④ at its bill they peck
[解説]
まずは基本通りに solicit をVと判断する。次に by 以下がV(solicit)にかかっていると考えれば、and
の前後に並列構造が浮かび上がってくる。
by walking~, (by) reaching up, and (by) (
~ing)
よって、空所には動名詞が入るべきとわかる。ここまで来れば直線的に③を選択できるだろう。
[正解]:③
[和訳]:「サヨナキドリのヒナは生まれつき成鳥の前に歩み寄り、背伸びして、その鳥のくちばしをつ
[和訳]:つくことによってエサをねだる」
[文型]:<From birth>, nightingale chicks solicit food <by walking to the front of an adult bird,
S
[和訳]:reaching up, and pecking at its bill>.
2
3
V
O
1
Sentence Completion【解説】
■ 11 前置詞は意味よりも前後の形に注目する
前置詞は with, by, in, from ... などいろいろあるが、名詞の前に置かれる言葉である。この場合の「名詞」
とは名詞的な語、句、まれに節の一部を指している。
Japan depends on Iran for oil.(前置詞+名詞)
Our success depends on [his reaching the goal] with in three minutes.(前置詞+名詞句)
It all depends on [how you handle this situation].(前置詞+名詞節)
前置詞の用法は膨大で多岐にわたる。よって、すべての用法に精通するのは不可能であるし、非生産的
だ。もちろん基本用法は必須だが、まず「意味」よりも「形」から考えるくせをつけよう。
□ 31. (
) a spaceship far out in the solar system, the Earth would appear as a tiny dot.
① From
② That
③ When
④ Where
[解説]
appear がVだとすれば、カンマ以前の語句(a spaceship ~ system)だけを検討すればよいと判断する。
動詞は見当たらないので、空所に動詞の必要な接続詞や関係詞を入れることはできない。よって② That、
③ When、④ Where は不適となる。That を指示形容詞として捉えた人は、a spaceship の a を無視してい
る。
[正解]:①
[和訳]:「太陽系内のはるか遠くはなれた宇宙船から見ると、地球はごく小さな点のように見えるだろう」
[文型]:<From a spaceship far out in the solar system>, the Earth would appear as a tiny dot .
S
□ 32. Most forms of life depend on plants (
V
C
).
① have their nourishment
② for their nourishment
③ nourishment for them
④ they have nourishment
[解説]
すでに本文に動詞(depend)が存在するので、動詞(have)を含んでいる①・④は不適。③の吟味だが、
空所の直前の plants との関係で確認する。すると plants(名詞)+ nourishment(名詞)のつながりが
・並列でも同格でもなく、また修飾関係(前の名詞が形容詞化する)も存在しないことから不可能だと
判断できる。よって間に前置詞をはさんでいる②が正答となる。ちなみに本問の for は「目的・目標」
の用法。「~を得ようとして;~を求めて」という意味になる。
[正解]:②
[和訳]:「ほとんどの生物は栄養分を得るために植物に依存している」
[文型]:Most forms of life depend on plants <for their nourishment>.
S
V
□ 33. The paramecium swims fast (
O
) hairlike cilia.
① by beating its
② its beating
③ of the beating
④ the beaten
[解説]
swims(動詞)に注目すると、fast までで英文が一応完結しており、それ以降の部分はなくても文意が
通るMだということが分かる。つまり、残りの部分はVにかかる句(副詞句)を形成することになるは
ずだ。②、④は単なる名詞の固まり(句)であるので不適、よって前置詞を伴う①、③を吟味してみよ
う。直後の名詞句に着目すると、③の the が不要であることに気付けただろうか。the(冠詞)が存在
すると beating が cilia(名詞)にかかる形容詞になってしまう。もちろん意味で考えても「繊毛をバタ
バタさせることによって→泳ぐ」となるには、by[手段・方法]が適切である。
[正解]:①
[和訳]:「ゾウリムシは繊毛をバタバタさせることによって速く泳ぐ」
[文型]:The paramecium swims <fast> <by beating its (hairlike) cilia>.
S
V
Sentence Completion【解説】
■ 12 イディオムは確実に
もしイディオムが出題された場合には、確実に得点できるように準備しなければならない。たとえ知ら
ないイディオムであっても、消去法と類推でなんとか正解にたどるつけるように訓練していこう。
□ 34. In pantomime actors use gestures (
) words to convey ideas.
① in place
② nevertheless
③ other
④ instead of
[解説]
まず use がVと判断。そして gestures (
) words の部分に注目すると、空所の前後は共に名
詞であるので、何かつなぐ語句、つまり前置詞や接続詞の役割をもつ語句が必要だと判断する。よって、
② nevertheless(副詞)、③ other(形容詞)は不適。次に①と④を吟味する。すると、in place の次に、
続けて名詞の words ではつながらないと考えられたかどうか。もちろん in place of が正しいイディオム
だと知っていればそれにこしたこはないが、あくまで実践的に「形」で攻めていく、常に空所の前後の
つながりを重視し、どんな未知の語句がきても対処できる解法を意識してほしい。
[正解]:④
[和訳]:「パントマイムにおいて、演者は考えを伝えるために言葉の代わりに身振りを使う」
[文型]:<In pantomime> actors use gestures <instead of words> <to convey ideas>.
S
V
O
□ 35. Settlers along the whole western frontier were living in log cabins (
) the
□ 19. American Revolution.
① it was the time of
② so long as
③ before there was
④ by the time of
[解説]
were がVであることは明らかであるので、接続詞もなくVが存在する①はまず消去。次に② so long as
をひとつの接続詞(~である限り)と見なせば、後にS’V’が来るので文尾にさらに動詞が必要になる。
よって、形だけで見れば③、④が残る。ここで基本的な文法の知識だが、There V S 構文のSは不定の
もの(a book や books)を用い、特定のもの(the book)は不可であることを思い出そう。
There was the key on the desk.(×)
There was a key on the desk.(○)
The key was on the desk.(○)
よって there was the American Revolution は誤り。正答は④となる。
[正解]:④
[和訳]:「西部辺境一帯の開拓者たちは、アメリカ革命の頃までは丸太小屋で暮らしていた」
[文型]:Settlers <along the whole western frontier> were living <in log cabins> <by the time of the
S
V
[文型]:American Revolution>.
□ 36. The Surrealist art movement resembled Dadaism (
) to traditional artistic norms.
① its opposition
② its opposition that
③ how opposition
④ in its opposition
[解説]
V(resembled)を判断してから空所の前後に注目する手順は常に不動。in opposition to ~「~に反対し
て;対立して」を知っていればもちろん軽くあしらえるが、常に知らない場合を想定して解き進むこと。
具体的に空所の前後と選択肢を見比べると①、②は its opposition(名詞)がそのまま Dadaism に続くこ
ととなり、不適。③も Dadaism の直後に how opposition も同様に無理がある。
[正解]:④
[和訳]:「超現実主義芸術運動は、伝統的な芸術規範に反抗したことでダダイズムに似ていた」
[文型]:The Surrealist art movement resembled Dadaism <in its opposition to traditional artistic
[文型]:norms>.
S
V
O
Fly UP