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学報第35号 - 江戸川大学

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学報第35号 - 江戸川大学
江戸川大学 学報
Edo Letter
2014 年 6月
Vol.13 No.35
edodai.jp
◉学長メッセージ
◉主要日程
◉主要行事
◉人事
◉新組織
◉諸報 学内行事 紀要等の発行 研究レポート
組織関係
学生のアクティビティ
栄典・表彰
施設・設備
◉学内規程等
◉前年度及び
今年度の体制等
新緑の美しい並木道
江戸川大学学報第 13 巻 第 1 号(通巻 35号)
新 年 度あいさつ
この4月、新たに「こどもコミュニケーション学科」がスタートしました。今年は7年
ぶりの「大学認証評価」受審の年でもあります。また人間心理学科を中心に大学院
設置検討委員会もスタートしました。
「研究」と「教育」。このバランスを保ちながら「時代に応じた授業、学科構築」
とは何かを絶えず検証しながら前に進んでいきたいと思います。いつの時代も必要な
ことは「変革」&「スピード感」。
教職員全員の「和」で今年も臨みたいと思います。
昨年度に引き続き、今年度の重点項目は「学生定員の確保」「時代の変化に即し
た個性を伸ばす教育」の2点。前者は私学経営の根幹であり、後者は入学から就
職まで学生重視の「心暖まる教育環境」作りです。学生の皆さんが「希望」をもっ
て社会に巣立っていくための「人間陶冶」の道筋を再確認するものです。
また、地域の文化情報発信拠点としての「駒木キャンパス」の強化も継続課題で
す。「駒木学習センター」はもとよりさまざまな地域貢献、「駒木祭」をはじめとする
各種イベントの活性化など「駒木キャンパス」をアピールする努力がまだまだ必要です。
周辺地域の高校への定期的な大学情報の発信など、江戸川大学の現在を認識して
もらい、多くの方々に足を運んでもらうことが大切です。昨年度からオープンキャンパ
ス等来校者が増加傾向にあるのもその表れの一つといえるかもしれません。
よろしくお願いいたします。
学長 市村 佑一
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
2
2014 年度 江戸川大学 主要日程
4月
7月
9月
10月
3(木)
12(土)
1(土)
前期追試験成績
6(土)
2(月)
4(日)
オープンキャンパス オープンキャンパス 後期定期試験
6(土)
13(月)
(体育の日)
キャンパス見学会
入学式
4(金)~
10(木)
ガイダンス
11(金)
前期授業開始
11(金)~
17(木)
教科書販売日
18(金)~ 24(木)
前期履修登録
25(金)
江戸川ウォーク
→ 2 年次以上は休校
29(火)
(昭和の日)
火曜授業実施
5月
提出締め切り
19(土)
オープンキャンパス
月曜授業実施
夏期休業終了
20(日)
7(日)
オープンキャンパス
18(土)
オープンキャンパス キャンパス見学会
21(月)
(海の日)
25(土)
8(月)
月曜授業実施
(昭和の日) 留学生入試 1 期
4月29 日
29(火)
振替休日
(授業なし)
前期授業終了
9(火)
30(水)~ 31(木) 7月21日(海の日)
前期定期試験
振替休日
(授業なし)
1(土)
10(水)
学園祭準備日
後期開始
11月
8月
1(金)~ 5(火)
前期定期試験
3(土)
3(日)
オープンキャンパス
4(日)
6(水)~ 12(火)
前期集中講義
(憲法記念日)
(みどりの日)
13(水)~ 16(土)
5(月)
事務局完全閉鎖
(こどもの日)
23(土)
6(月)
(みどりの日振替休日) オープンキャンパス
11(日)
24(日)
オープンキャンパス オープンキャンパス
19(月)~ 20(火)
25(月)
教科書販売日
前期追試験許可者発表
6月
26(水)~
オープンキャンパス
22(日)
オープンキャンパス
15(月)
入試相談会
(敬老の日)
2(日)~ 3(月)
学園祭
3(月)
オープンキャンパス
(文化の日)
18(木)
4(火)
(秋分の日)
9 月23日
学園祭片付日
振替休日
(授業なし) (授業なし)
19(金)
5(水)
(体育の日) 創立記念日
10月13日
振替休日
(授業なし)
20(土)
後期授業開始
キャンパス見学会
22(月)
6(木)
11/2 振替休日
9月卒業式
27(土)
追加履修登録終了
推薦入試 1 期
一般入試 1 期
4(水)
留学生入試 3 期
22(月)
年内通常授業終了
6(金)
後期成績
提出締め切り
23(火)
(天皇誕生日)
24(水)
(勤労感謝の日振替休日)
(授業なし)
7(土)
キャンパス見学会
11(水)
(建国記念の日)
25(木)~ 27(土) 12(木)
優秀卒論発表会
後期集中講義
29(月)~ 31(水) 14(土)
キャンパス見学会
事務局完全閉鎖
17(火)
後期追試験許可者発表
1月
1(木)
(元旦)
1(木)~ 4(日)
事務局完全閉鎖
5(月)
10(土)
オープンキャンパス
12(月)
22(土)
(成人の日)
オープンキャンパス
17(土)~
23(日)
3(火)~ 4(水)
センター利用入試1期
6(火)
通常授業開始
15(土)
2月
卒業論文提出日
7(金)
23(火)
24(水)
19(金)
後期集中講義
11/3 振替休日
(授業なし)
火曜授業実施
13(土)
推薦入試 2 期
留学生入試 2 期
(授業なし)
追加履修登録開始
(秋分の日)
27(木) 前期追試験
1(日)
10(水)~ 17(水)
後期集中講義
(授業なし)
12 月
18(日)
大学入試センター試験
18(水)~ 19(木)
後期追試験
21(土)
一般入試 2 期
後期追試験成績
提出締め切り
28(土)
キャンパス見学会
3月
5(木)
卒業生発表
15(日)
卒業式
16(月)
26(月)
(勤労感謝の日)
卒業記念パーティ
後期授業終了
24(月)
(勤労感謝の日振替休日) 27(火)~ 31(土) 12(木)
月曜授業実施
一般入試 3 期
後期定期試験
留学生入試 4 期
21(土)
(春分の日)
22(日)
オープンキャンパス
主要日程
3
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
平成 年 月 日︵土︶
、第二体育
館にて第 回江戸川大学卒業式が挙
行されました。式は 時から始まり、
名、ライフデザイン学科
名の
力し、優秀な成績を修め、本学の名
は、翁晶晶さん︵情報文化︶
。よく努
た学生から選ばれる留学生特別賞に
卒業生は
川﨑佳苗さん︵ライフデザイン︶
、上
拓馬さん︵経営社会︶
。卒業生代表の
贈呈には、
澁谷慎夫さん︵マス コ
・ミュ
ニケーション︶
。同じく答辞には、小梶
科首席の、安達夏希さん︵人間心理︶
、
野太郎さん︵経営社会︶
、長田史さん
ていますが、卒 業 生一人ひとり を見
プロフィールは式次第におさめられ
、小栁諒大
︵マス コミュニケーション︶
・
さん︵情報文化︶
。また、学年首席で
あいにくの雨
時
名、現代社会学科
分から
名、経営
名、情報文化学科
ション学部情報文化学科
名、
名の計
社会学科 名、メディアコミュニケー
計468名、三年次生社会学部経営
こどもコミュニケーション学科 名の
ション学科
ニケーション学部マス・コミュニケー
社 会 学 科 133 名、メディアコミュ
学科
始まり、一年 次生社 会学部人間 心理
挙行されました。式は
平 成 年 月 日︵ 木 ︶
、第二体
育館にて第 回江戸川大学入学式が
3
学生生活ガイダンス、課 外 活動 紹 介
等が行われ、新入生たちは新しい学
4
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
優秀賞に選ばれたのは、山田悠花さ
ん︵人間心理︶
、柿沼利恵さん︵ライ
フデザイン︶
、本多優哉さん︵経営社
会︶
、
鈴木拓也さん︵マス コ
・ミュニケー
ション︶
、古川広樹さん︵情報文化︶
。
活動があった学生から選ばれる特別
スポーツや文化活動において著しい
賞には、山口明日香さん︵経営社会︶
声を高めた学生から選ばれる記念品
と湯 浅 知 里さん︵マス コ
・ミュニケー
ション︶
。留学生で優秀な成績を修め
平成 年度卒業生から卒業式の壇
上に卒業生代表として壇上に登った
れました。
名でした。総代は、各学
計416名が卒業し、学位を授与さ
学科124名、情報文化学科
ション学部マス・コミュニケーション
社会学科 名、メディアコミュニケー
︵環境デザイン学科含む︶ 名、経営
科 含 む︶
社会学部人間心理学科︵人間社会学
11
守ってきた先生方のすべての卒業生
26
生生活のスタートを切りました。
新入生宣誓
サークルの新入生勧誘活動
サークルの新入生勧誘活動
15
学長賞に選ばれたのは、長田史さん。
卒業式会場
第25回 入学式
名の入学が許可されました。式後は、
3
3
に向けた餞の言葉となっています。
卒業式後はゼミに分かれて
入学式会場
卒業おめでとう!
成績・人物共に優秀で、各学科から
校歌斉唱
30
35 79
72
激励の言葉をかける市村学長
13
54
1
52
学長賞を授与される長田史さん
入学おめでとう!
96
26
21
79
89
25
15
正門前で
24 4
71
2
第21回 卒業式
主要行事
人事
平成 26 年度、 新たに本学の教員として
お迎えした 10 名をご紹介します。
浅川 陽子 あさかわ ようこ
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・教授
出身地:東京都
最終出身校:お茶の水女子大学人間文化研究科
発達社会科学専攻修士課程 [ 人文科学修士 ]
前職:お茶の水女子大学付属小学校主幹教諭、
お茶の水女子大学講師
担当科目:こどもと読み聞かせ・絵本、言語表現の
技術、教育実習(幼稚園)
、教育・保育実践演習
氏原 基余司 うじはら きよし
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・教授
出身地:東京都
最終出身校:上智大学文学部 国文学科
前職:文化庁文化部国語課・主任国語調査官
担当科目:ことばと表現、こどもと読み聞かせ・
児童文学、国語
松田 清美 まつだ きよみ
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・准教授
出身地:福岡県
最終出身校:お茶の水女子大学大学院人間文化研究科
博士前期課程発達臨床学コース、修士(人文科学)
前職:千葉経済大学短期大学部 こども学科 准教授
担当科目:こどもコミュニケーション論 、保育原理、
保育者論、保育実習
山路 進 やまじ すすむ
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・准教授
出身地:東京都
最終出身校:岡山大学大学院(博士課程)
自然科学研究科 単位修得満期退学
前職:一般財団法人 日本私学教育研究所 主任研究員
担当科目:情報リテラシー、環境と教育
大塚 紫乃 オオツカ シノ
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・講師
出身地:千葉県
最終出身校:お茶の水女子大学大学院人間文化創
成科学研究科人間発達科学専攻博士後期課程単位
取得退学、修士(人文)
前職:湖北短期大学保育学科、非常勤講師
担当科目:こどもの観察と分析、
こどもと読み聞かせ・
メディア、保育の心理学、幼児理解
5
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
新任教員の紹介
趣味:
① 本を読むこと。
ジャンルは問わずとにかく本を読んでいると幸せです。
図書館が大好きで、さっそく江戸川大学図書館を散策して10冊ほど
借りました。
「いつも読みかけの複数の本が手元にある人になろう」と
学生さんに対してもつぶやきます。きょう、かばんに入っているのは『な
つかしい時間』
(長田弘)と『銀二貫』
(高田郁)です。
② 絵を描くこと。母の影響を受けて10年前から南画を始めました。
水墨画に顔彩で少し色も加える「墨彩画」です。年に1回の南画院
展に50号の絵を出すこと(と他の人の美しい絵を見ること)が楽しみ
になっています。今年は「桜島風浪」という画題の絵をかいています。
③ 街歩き。学生時代「山岳旅の会」で夏山の稜線歩きに魅せられ
ました。東北の飯豊連峰はすばらしかった。山や森を歩くのが好きで
す。でも50代になってからは、山を見ながら街を歩き、温泉に入る、
ぐらいに落ち着いてきました。休日にはリュックをしょって夫と一緒に街
を歩いています。
ひとこと:
約30年間、学童期のこども相手の教員を続けてきたにもかかわら
ず、私はどうも教えることが苦手です。なぜなら、教えようとしても学
ばない現実を実感的にたくさん知ったから、です。逆に、
「教え」の
外側で「学び」が思いがけず生まれ広がる事実もたくさん知りました。
そういうときの喜びは何物にも代えがたく、教師としての人生の宝にな
ります。
このような教員生活の経験から私は、人が成長するなかで「学ぶ
気になる」ことの重要性、そして「学ぼうとする心を育てる」ことの
大切さ、を強く思うようになりました。
江戸川大学こどもコミュニケーション学科では、将来保育や幼児教
育に関わる人を育てます。やさしい心と、自ら学び続ける心を、学生
さん達のなかに何とか育ててゆきたいと考えております。微力ながら努
力いたしますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
趣味:
私は,今年60になりますが、50になったのを機に詩吟を始めて、こ
の4月で9年になります。それまで、学生時代は空手部に所属し、文
化庁に移るまでは高校の空手部の顧問をやっていました。教員になっ
てからは何年かスキーに夢中になっていた時期もあります。この10年く
らいは、近所のテニススクールで週に1度のんびりテニスをやっていま
す。そんなわけで、何か一つぐらい運動以外の趣味を持ちたいと思っ
て,始めたのが詩吟というわけです。謡が上手だった叔父への憧れも
あって、50になったら謡か詩吟を始めたいという気持ちがあったのと、
大きな声を出して日頃のストレスを解消したいということで始めたのです
が、始めてみると,音程や発音、アクセント、詩心の表現など厳しく指
導され、ストレス解消どころか、別のストレスを抱え込むこともあります。
ただ、せっかく始めたことなので、何とか続けていきたいと考えています。
ひとこと:
江戸川大学にお世話になって強く感じていることは、先生方が学生一
人一人に対して、本当に丁寧に対応していらっしゃるということです。今の
学生にはそのような対応が必要であるということは話としてはよく聞いていま
したが、改めて自分の目で確認させていただいたという気がしています。
今は,通勤時間が長くなったこと(1時間から1時間45分)
、1日の
サイクルがこれまでと全く変わったことに対応できずにいる状況が続い
ています。22年半も続いた生活パターンはそう簡単に変わるわけがな
いと思いながらも,
1日も早く江戸川大学モードに切り替えたいと思って
います。前の職場は,帰宅時間が総じて遅く、国会質問などが出ると
深夜の1時、2時となることも珍しくなかったので、切り替えるには少し
時間が掛かりそうです。大学勤務は初めてですので、いろいろ教え
ていただきながら、早く江戸川大学の一員となれるよう努力していきた
いと考えております。よろしくお願い申し上げます。
趣味:
趣味と呼ぶにふさわしいほどの腕前ではありませんが、仕事を通し
て初体験し、好きになったものがあります。
その①写真:入試広報の担当となり、それまでは触れたこともほとんど
なかった 1 眼レフデジカメにて学生たちの姿や学内の様子を撮るよう
になりました。トリミングや色補正が簡単にできる今の時代だからこそ、
私でも満喫できます。
その②ガーデニング:
「保育内容 環境」の授業を担当することになり、
花や野菜を育てることに。芽をつむタイミングもわからずしばらく手入れ
を怠ると、花壇はあっという間にプチトマトのジャングルになりました。悪
戦苦闘しながらも、生命の息吹を感じる喜びは何とも言えないもので
す。自宅では、彩鮮やかなポーチュラカをもっとも気に入っています。
ひとこと:
「子どもが好き」という思いから入学してきたあどけない学生たちが、
授業や実習によってさまざまな経験を積み、知識や技術を高め、自己
の価値観を形成していくことを通して“保育者らしくなっていくプロセス”
に面白さと保育者養成の仕事のやりがいを感じています。日本の保育
制度が大きな転換を遂げようとしている今だからこそ、保育者養成に
おいても何を大切にしなければならないのかを改めて考えなければなり
ません。
本学で出会った学生たちが自分自身の成長を感じながら、そして将
来に希望をもちながら4年後に巣立っていってくれるよう、私も努力した
いと思っています。
ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
趣味:
趣味は特にありませんが関心ある活動として、カンボジアの世界文
化遺産プレアビヒア寺院地区の教育支援事業を支援しております。同
地区は、インドシナ戦争の後も国境紛争が続き、最も開発が遅れた
地域のひとつです。プレアビヒア寺院遺跡は、9世紀から14世紀に建
造されたヒンズー教の寺院で、空に突き出た断崖の上に作られた石
造遺跡であり眼下にはグリーンエメラルドの大森林が広がる「天空に
浮かぶ寺院」として世界でもまれな景観を持っています。ユネスコは、
2008年7月に世界遺産(文化遺産)に登録し保全地区を設け、こ
の地域の人々を 15Km ほど離れたエコ村に集めました。このエコ村
は周辺の自然保護と景観保全のためのモデル地区であり、エコ村の
教育事業の支援することから広く東南アジアとの交流を深めています。
ひとこと:
これまでは、日本全国の私立学校(小学校 200 校・中学校 800 校・
高等学校 1300 校・中等教育学校 30 校)が運営する日本私学教育
研究所において、私学に関する研究および教員研修等を担当してま
いりました。これまでの拙い経験ですが、本学で活かすことができれ
ば幸いです。まだ奉職したばかりで分からない事ばかりで右往左往す
る日々を続けております。諸先生方の教えていただきながら、本学の
戦力となれるように努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
趣味:
映画鑑賞とダンスが趣味です。映画は話題のものを見ることが多く、
ダンスは幅広いジャンルをたしなんでいます。どちらも感じたままに心を
動かせるところが好きなのかもしれません。難しいことを考えず、目の
前のものをそのまま受け入れて感動したり、楽しんだりすることがリフレッ
シュになっています。
(そのため、映画についての深い話はあまりでき
ません。題名や内容を忘れてしまうことも多々あります。真の映画好き
の方からすると、もったいない話でしょうか。
)映画鑑賞は最近できて
いませんが、ダンスは小さい頃から現在まで続けています。
ひとこと:
先日のこどもコミュニケーション学科フレッシュマンキャンプに行き、先生
方の指導の細やかさと、一期生として入ってきた学生の直向さ、素直
さに驚きました。江戸川大学の伝統を受け継ぎながら、新しい息吹を
吹き込めるよう、私も尽力してまいりたいと改めて思ったイベントとなりま
した。学生たちはフレッシュマンキャンプでグループの団結を固め、4
年間を仲間と過ごす力を蓄えたようです。しかし、
まだ自分に精一杯で、
全体を把握し、先を見通す力が足りていないとも感じました。保育者
として、このような力は非常に重要です。どのような学生を育てたいか、
私自身の目標も見つかってきたように思います。まだ分からないことも多
く、大学の中でどのような役割を果たすことができるか試行錯誤です
が、新学科を盛り立て、大学に貢献していきたいと思います。どうぞよ
ろしくお願いいたします。
中村 干城 ナカムラ タテキ
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科・講師
出身地:千葉県
最終出身校:筑波大学大学院人間総合科学研究科、
修士(保健学)
前職:都立精神保健福祉センター
担当科目:グループアプローチ、保育実習、保育実
習指導、
こどもコミュニケーション演習実習(野外指導)
清野 隆 セイノ タカシ
社会学部現代社会学科・講師
出身地:山梨県南アルプス市(旧白根町)
最終出身校:東京工業大学大学院社会理工学研究
科博士課程社会工学専攻[工学博士]
前職:立教大学観光学部、助教
担当科目:近代化遺産論、都市デザイン論、緑地
と造園、歴史景観の保全
趣味:
趣味は、休日は 11 歳になる愛犬と一緒にカフェめぐりをしたり、湖に行っ
てカヤックに乗ったりすることで、旅行も好きなので、最近は「犬と行く
名所めぐり…」と銘打って、犬目線で写真を撮ったりして遊んでいます。
また、学生時代にバスケットやっていたこともあり、NBA 観戦も好きで、
江戸川大学のバスケ部の試合は、ぜひ応援に行きたいとも思っており
ます。最近はボランティアの方も忙しく、最初は仕事の延長で関わっ
ていた精神障害の方々のピアグループの立ち上げも、今では大切な
自分の休日の活動となり、みんなで田植えをしに行ったり、ディズニーラ
ンドに行ったりして楽しみながらも、多くを学ばせてもらえることから、そ
れらの体験を臨床に活かすようにしています。
ひとこと:
専門は精神保健学で、精神保健福祉領域におけるグループを用いた心
理社会的アプローチをテーマに実践と研究に取り組んでいます。具体的に
は、レクリエーション活動を活用したライフスキル教育のプログラムや精神障
害者を対象としたキャリア支援プログラムの開発、およびそれらのシステム構
築を行っています。
また、集団心理療法の開発にも携わっており、発達障害児・者を対象と
した集団心理療法を始め、家族支援も含めた総合的な心理教育プログラ
ムの開発にも取り組んでいます。主なフィールドは医療から保健、福祉の現
場まで、対象もこどもから高齢間者までと幅広い層と場所で、支援をさせて
もらっています。
私自身は決して幼保分野の専門家と言うわけではありませんが、こどもコ
ミュニケーション学科では、それらの経験を活かしながら、
「フィールドから学
ぶ」と言った現場の基本的な姿勢と、現場から課題を抽出し、解決に至る
までのプロセスを身につけてもらえるような授業ができればと考えております。
趣味:
趣味といえるものはありませんが、研究の延長線上で旅行と食を楽
しんでいます。修士課程時にイタリア・ボローニャに留学した際に、料
理することの楽しさを覚え、それ以来、趣味と息抜きで料理を楽しん
でいます。調査の際に頂いたお裾分け、購入したお土産を自宅で調
理し、地元山梨産のワインと一緒にいただいています。また食べる、
料理するだけでなく、今年から、主な調査地である山古志村の棚田
で田植え体験を始めます。
ひとこと:
不慣れなことが多く、戸惑いがちですが、いろいろとお教えいただけま
すとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
私の専門領域は、
都市計画、
コミュニティ・デザインです。私たちが生活する身近な空間は、市民が自
ら手を伸ばして、自ら手入れすることが求められる時代になりました。その
ための制度や仕組みも少しずつ整っています。したがって、都市計画や
コミュニティ・デザインが取り組むべきテーマは非常に多岐に渡っています。
幸い、本学の先生方が取り組まれているテーマの範囲は非常に幅広いと
感じています。少しずつ、先生方の研究・教育についてお教えいただき
たいと考えています。これからよろしくお願いします。
関根 理恵 セキネ ヨシエ
趣味:
旅行、世界のお茶を楽しむ。
ひとこと:
人間とアートのことを、いつも考えています。感じて表現することは、
人間特有の高度な技術だと思います。人間が作り出すものは、魅力
があるとともに、ミステリーばかりです。私は、この謎に挑んでいます。
社会学部現代社会学科・講師
出身地:栃木県
最終出身校:筑波大学大学院人間総合科学研究科
博士課程修了 [博士(世界遺産学)
]
前職:東京芸術大学大学院美術研究科、非常勤講師
担当科目:文化遺産論、世界遺産論、文化財概論、
アートマネージメント論
青木 拓郎 アオキ タクオ
社会学部経営社会学科・講師
趣味:
趣味らしき趣味がないのが、正直なところです。ただ今まで通勤に
時間のかかる時期や単身赴任時代があったので、子どもと遊ぶ時間
が楽しくリフレッシュ出来るときです。バスケットボール競技中心の生活
ですが、他競技スポーツ観戦も大好きです。昔からジャイアンツファン
で野球観戦もします。過去に交流があったのでサンフレッチェ広島、
柏レイソルなどのサッカー観戦も大好きです。
ひとこと:
新年度より経営社会学科に講師としてお世話になります。大学院修了後、
昨年度までは女子バスケットボール実業団チームの方で仕事をしていました。
東京都が拠点のチームから指導を始め、広島県、千葉県、茨城県、秋田
県で監督・コーチを務めてきました。各地では母体チームの指導と並行して、
小学校、中学校、高等学校などでも学生を相手にバスケットボール講習会を
してきました。もともと大学進学も教員志望が一番の理由で今回大学教員へ
の進路を決定しました。各地で学生指導もしていて、また母体チームの指導
をしていて、競技力向上には「心」の教育の重要性を感じました。大学教
育の中で、素直さであったり、やさしさだったり、専門性を高める上で必要に
なる「心」を授業や課外活動の中で指導出来ればと考えいます。至らない
ことが多いと思いますが、自らも研鑽に励みます。よろしくお願い致します。
趣味:
聞かれて困る質問のひとつです…。強いてあげるなら、
「音楽鑑賞・カラオケ」
でしょうか。音楽鑑賞は J-POP が中心ですが、Avril Lavigne や Taylor
Swift などの洋楽も聴くようになりました。カラオケもJ-POP が中心ですが、演
歌も歌います。今井美樹、テレサ・テン、松田聖子、レベッカ、渡辺美里な
どの曲を歌うのが好きです。最近は、長女の影響で、YUI、いきものがかり、
阿部真央などの曲も歌います。洋楽を聴くようになったので、歌えるようにもなり
たいのですが、なかなか難しいです ・・・。また、精密カラオケ採点で高得点
を狙ってみたいと画策中です。高得点を狙うコツがあるようですので、調べて
練習してみたいと思っています。
最近、健康のために何か体を動かす趣味を持ちたいとも考えています。テ
ニスかダンス系に興味があるので、近所のテニス教室や社交ダンス教室など
を探し始めたところです。
ひとこと:
2 年前から週に一回、非常勤講師として江戸川大学にお世話になってきま
した。先生と生徒との強い繋がりを目の当たりにし、羨ましく思っていました。
本年度から専任講師として新一年生の基礎ゼミを担当することになり、大変
嬉しく思うとともに責任感を強く感じています。また、既に面識のある 2 年生か
ら 4 年生についても、これまで以上に深い関わりを持ち卒業までの学生生活
を見守れることを嬉しく思っています。
前職では、技術系ソフトウェアのサポートをしており、専門的な知識習得や
研究者の方々との出会いがありました。江戸川大学の講師となり、これまでと
は異なる知識習得や出会いが沢山あることを楽しみにしています。これまで
の社会経験や子育て経験を生かし、江戸川大学の魅力を伝えられる教員に
なりたいと思っています。至らない点も多々あるかと思いますが、色々ご指導
いただければ幸いです。これから宜しくお願い致します。
出身地:東京都
最終出身校:東京学芸大学大学院教育学研究科修
士課程保健体育専攻 教育学修士
前職:秋田銀行女子バスケットボール部ヘッドコーチ
担当科目:健康・スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ、経営社会演習・実習
田島 澄恵 タジマ スミエ
メディアコミュニケーション学部情報文化学科・講師
出身地:富山県
最終出身校:お茶の水女子大学大学院人間文化研
究科複合領域科学専攻博士課程,博士(理学)
前職:株式会社ヒューリンクス
担当科目:マルチメディア論、表計算演習、情報処理応用Ⅰ
・
Ⅱ、Web デザイン論
新任職員の紹介
長田 史 オサダ フミ
学務課
出身地:宮城県
最終出身校:江戸川大学
メディアコミュニケーション学部
マス ・ コミュニケーション学科
趣味:
印象に残ったこと等を短歌にして残しています。日常での一コマや
ら、好きなアーティストの新曲やら、ほぼ日記のような感覚で詠んでい
ます。
映画や音楽、博物館も好きで、毎週水曜日のレディースデーやレイ
トショーにふらりと映画館に行き、邦画、洋画問わず話題作を観てい
ます。時間があれば博物館に行き、様々な芸術作品や歴史を学んで
います。たまに動物園へ行き、コロコロ動くパンダに癒やされています。
最近はスポーツジムに通い始め、ひたすら泳ぎまくり、徐々に縮まるタイ
ムに内心ガッツポーズです。
ひとこと:
「大学時代を楽しめるかは自分次第」高校卒業時に、お世話になった
方から送られた言葉を胸に、様々なことにチャレンジをした大学4年間でした。
学科ではマスメディアについて学び、実際にミニドラマや小説等を制作。教
職課程や学芸員課程も履修し、教育の大切さや博物館の重要性を体感し
ました。並行してサークル活動やアルバイト等も行い、勉強だけでなく、様々
な活動を通して成長できたと思っています。
4月から学務課教務係として業務を行っています。その中で感じたのは、
学務課を訪れる学生は、授業のことで悩んでいるだけではなく、突然出来
た自由な時間をどのように過ごせばいいのか、自分自身で決断しなければな
らないのに最後の一歩が踏み出せない等、様々な悩みを抱えているという
ことです。それを一つ一つ学生が自分自身で解決できるようにお手伝いをし
たいと思っています。
江戸川大学の発展、そして江戸川大学に通う学生にも貢献していきたい
と思っておりますので、ご指導くださいますようよろしくお願い致します。
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
6
これまで本学は社会学部︵人間心
理学科・現代社会学科・経営社会学
げました。
等の関係者の皆さまに御礼を申し上
保育園・幼稚園・高等学校・流山市
科︶
、メディアコミュニケーション学
学 科 体制
部︵マス・コミュニケーション学科・
学部
番 目の 学 科 と して、
言葉を頂戴すると共に、保育士不足
内に開設した保育園についてお礼の
流山市長の井崎義治様より、流山
市からの強い要望で江戸川大学敷地
情報文化学科︶の
月
保育園や地域の幼稚園や学童保育で
を育みます。そのために、隣接する
域 社 会 とのコミュニケーション能 力
通じて、子 ども・保 護 者・教 員・地
新 学 科のキーワードは﹁コミュニ
ケーション力﹂です。講義や実習を
設しました。
大学名誉教授 内田伸子先生は、数年
また、同学科の開設に携わりアド
バイスをいただいた、お茶の水 女子
のお言葉を頂戴しました。
けるなどして支 援していきたい、と
金免除がある修学資金貸付制度を設
できたことは誠に望ましい、市 内で
で悩む流山市に保育士資格と幼稚園
のボランティア活動などの体験実習
前から同学科の開設には携わりアド
こどもコミュニケーション学 科 をメ
を積極的に取り入れます。所定の単
バイスをしてきたが理想の学科がで
教諭の免許が取得できる養成課程が
位を修得しますと、
﹁幼稚園教諭一種
きたと思う、これからのこどもコミュ
年間勤務すると貸付
免許状﹂と﹁保育士資格﹂を取得す
ニケ ー ション 学 科 に 期 待 し てい る、
保育士として
ることができます。東葛地域の大学
と述べられました。
続いて同学科の浅川陽子教授より
こどもコミュニケーション学 科の特
理室、音楽室、音楽個人レッスン室、
長について説 明があり、その後、調
﹁こどもコミュニケーション学科﹂の
開設記念披露の会
に見学していただきました。
図画工作室などの実習施設を出席者
月 日︵土︶に、メディアコミュ
ニケーション学部に今 年度開設した
の大学は本学のみです。
でこのカリキュラムを持つ男 女共 学
ディアコミュニケーション学 部 に開
が、今 年
で教 育・研究を行ってまいりました
5
﹁こどもコミュニケーション学科﹂の
なお、披 露の会については、平 成
年 月 日︵月︶発行の朝日新聞
子どもの育ちの解明を、保育学、教育学、
心理学、情 報 学、社 会 学 を基 礎 として、よ
りよい保 育、教 育のための研 究 を行 う ため
にこどもコミュニケーション研究センターを
設置しました。
江 戸 川 大 学 に お け る こ ど もコミュニケ ー
ション学に関わる全ての研究を統括し、研究
成 果 を 学 生の 教 育 研 究 に 還 元 す るの み な ら
ず、保育園や幼稚園、近隣自治体、福祉施設、
児童厚生施設等の諸方面に還元し、地域社会
における子どもの保育、教育及び指導者育成
的としています。
に関する研究の中心的な役割を担うことを目
顧 問 内田伸子先生(お茶の水女子大学名誉教授)
センター長 浅川陽子教授(こどもコミュニケーション学科)
研 究 員 氏原基余司教授、城一道子教授、木村文香准教授、松田清美准教授、守屋志保准教授、 山路進准教授、大塚紫乃講師(こどもコミュニケーション学科)
2
披露会を行いました。
朝刊 ページ︵ちば首都圏面︶に、﹁こ
ども系新学科 江戸川大披露会﹂と
して掲載されました。
◎構成員
5
こどもコミュニケーション学科
開設記念披露会会場
お茶の水女子大学名誉教授 井崎義治流山市長
内田伸子先生
6
市村佑一学長と下平武治こどもコ
ミュニケーション学科長より挨拶と、
2
市村学長挨拶
4
31
こどもコミュニケーション学 科 開 設
33 6
5
にあたってご支 援ご協 力いただいた
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
7
26
下平武治学科長
浅川陽子先生
こどもコミュニケーション学科の開設
新組織
江戸川大学こどもコミュニケーション研究センターの発足
新 入 生 同 士や教員との
親 睦 を 深 める
回目の江戸川ウォーク
てもきれいになった会 場で一足 先に
にリニューアルオープンとあって、と
第 回
江戸川ウォーク
日︵金︶に実施し
月
楽しませていただきました。新入生
今年で第
を平成 年
ました。今年は、東武野田線川間駅
た ち は、 火 起 こ し に 苦 労 し な が ら
や教員ともうちとけて楽しそうでし
食事中は笑顔が絶えず、新入生同士
ん ど ん 焼 いて たい ら げ てい ま し た。
も、あっという間にお肉や野菜をど
近くの河川敷からスタートし、桜の
里公園をとおり、清水公園まで約
時間の道のりを、学長、学部長、学
年生基礎ゼミ担
当教員、新入生の約500人が歩き
た。新 入 生にとったアンケートの回
生部長をはじめ、
ました。とても気持ちの良い陽気で、
答 では
%が楽しかったと答 え、
心地よい風に吹かれながらのウォー
キングとなりました。
%が上級生になっても参加した
%は先生又は学生と親
い と 答 え ま し た。 複 数 回 答 で す が、
全回答の
変好評で、美味しい料理に舌鼓を打
ちながら、話は大いに盛り上がりま
迎し、新入生同士はもちろんのこと、
いる歓迎会ですが、新入留学生を歓
情報を先輩が伝授したりなど、有意
送り方や授業の取り方など、耳より
学生リーダーを中心とした日本人
の先輩学生も参加して、大学生活の
した。
上級生や教職員との親交を深めても
義な交流が図られました。
今年の新入生の出身国は、中国を
はじめとして、ベトナム、ミャンマー、
らう目的で、毎年この時期に実施さ
名、
名が参加
れ てい ま す。 今 年 は、 留 学 生
名、教職員
スリランカ、ロシア、スウェーデンと
日本人学生
しました。
際色豊かな歓迎会となりました。
親泊学部長による乾杯の音頭で、楽
挨拶を交わすなど、培った友情は続
その後も、顔見知りになった学生
同士、学内で顔を合わせるとお互い
多岐に渡ります。かつてないほど国
冒頭、市村学長が挨拶し、はるば
る異国から日本へ来て勉学に励む留
しい歓談タイムが始まりました。様々
いている様子です。今後の留学生の
学 生 ら にエー ル を 送った。 そ し て、
なオードブル、新鮮ネタの江戸前寿
8
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
新入留学生歓迎会
学 長 主 催の﹁ 新 入 留 学 生 歓 迎 会 ﹂
を、平成 年 月 日︵水︶ 時
ショップ横学生ホールに
30
て実施しました。毎年恒例となって
分から、
4
活躍に期待したいと思います。
斗鬼留学生
委員会委員
長と留学生
たち
15
清 水 公園のバーベキュー場で、基
礎ゼミ毎のテーブルに分かれてバー
16
28
1
Y 26
司、目の前で焼き上げるステーキ ・・・
など、趣 向 を凝らしたメニューは大
市村学長と
親泊学部長
56
.
6
30
4 15
睦が深まったと回答しました。
26
8
25
1
23
会場の様子
70
.
6
・93
8
自然と会話が弾む
皆でどんどん焼く
ゼミに分れて歩く
リニューアルした会場
清々しい会場内
河川敷を歩く
26
ベキューを行いました。翌 日︵土︶
学内行事
留学生と
語り合う
紀要等の発行
◎ Language Education
江戸川大学語学教育研究所紀要 第12号
◎紀要 第24号
江戸川大学紀要
今号は、論文 4 本、研究ノート1 本、特別寄稿 1 本、
今号は、論文 30 本、研究ノート6 本、
講演会記録 1 本を掲載しています。
随想 2 本を掲載しています。
◎教育総合研究
江戸川大学教職課程センター紀要 第2号
9
◎ Informatio
江戸川大学情報教育研究所紀要 第11号
今号は、特集で「第1回情報教育研究会 IN 江戸川大学」で
今号は、論文3本の他、第 1 回江戸川大学こどもコミュ
の研究発表、パネルディスカッションの内容を掲載しています。
ニケーションフォーラムの記録を掲載しています。
また、研究報告5本を掲載しています。
◎平成25年度海外研修記録
第24号
◎エウレカ
江戸川大学総合情報図書館報 第41号
平成25年度のニュージーランド研修、中国
今号の特集は、「英語の本をすらすら読みたい!
経営研修、海外専門研修(ベトナム・韓国)
多読資料の活用法」と「わからないこと、お答
の研修記録が収められています。
えします。図書館のレファランス・サービス」です。
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
交付された研究を紹介します。
REPORT OF RESEARCH
社会学部人間心理学科
就職に伴う生活リズムの急激な変化は、
大学卒新社会人の職場適応を阻害するか?
あると回答した新卒社会人では、就職
︶に採択︶
睡 眠 パ タ ー ン を 年 代 別 に 比 較 す る と、
後の抑うつ傾向が強いことを報告した
基盤研究︵
大学生の睡眠習慣は最も後退︵夜更か
年度学術研究助成基金助成金
大 学 生 の 睡 眠 習 慣 の 特 徴 は、
﹁夜更
かし・朝寝坊﹂である。この大学生に
し・朝寝坊︶しており、さらに学年が
︵平成
特徴的な﹁夜更かし・朝寝坊﹂は、彼
︵この結果は、国際誌 Sleep Medicine
に 掲 載 さ れ て い る ︶。 し か し、 こ の 予
い。その度に私は、学生に睡眠が重要
言を大学生から聞くことも少なくな
ないように徹夜しました﹂といった発
いません﹂、﹁一時限目の講義に遅刻し
時間しか寝て
対しても日々訴えている︵つもりであ
を示しながら、睡眠の重要性を学生に
的研究によって得られた客観的データ
福田・浅岡 , 2012
︶と関連し
al., 2000;
ている。我々、睡眠研究者達は、科学
︶
。 し か し、 大 学 を 卒 業 し 就 職 す
1996
る際の睡眠習慣の変化が、就職後の適
谷島
る︵ e.g., Carskadon et al., 1998;
に問題が生じやすいと指摘されてい
急激である場合には、新生活への適応
睡眠習慣も変化しやすく、その変化が
学への入学といった、環境移行時には
験すると予想される。中学・高校や大
卒業生は急激な生活リズムの変化を経
る︶事から考えると、就職を機に大学
して前進している︵早寝・早起きであ
︵ e.g., Fukuda & Ishihara, 2001
︶
。 社
会人の睡眠パターンが大学生と比較
この研究から得られた知見が、卒業生
予定である。
た睡眠習慣が就職後の社会人生活への
縦断的調査を行い、大学在籍時の乱れ
究費補助金の援助を受けて、大規模な
問題点も多い。そこで、今後は科学研
をまったく考慮できていないことなど
応感に影響しうる心理学的変数の影響
数のみに着目しており、新入社員の適
が回顧での回答であることや、睡眠変
ではないために大学在籍時の睡眠習慣
備調査は縦断的な︵追跡による︶調査
である事を理解してもらおうと試みる
応に与える影響については、これまで
におけるスムーズな職場適応の手助け
︶
、そ
の悪化︵ e.g., Asaoka et al., 2004
して学業成績の悪化︵ e.g., Trockel et
のだが、当の本人は﹁自分は大丈夫で
検討されていなかった。
る ︶。 し か し な が ら﹁
す!﹂と︵他人が見たら大丈夫な状態
のきっかけにもなってほしいと思って
る。睡眠研究者にとっては、なんとも
悲しい瞬間 で あ る 。
になると共に、大学生の睡眠習慣改善
変数の影響とともに詳細な検討を行う
適応に与える影響について、心理学的
ではないのに︶自信満々に答えたりす
そ こ で 我 々 は 予 備 的 な 調 査 を 行 い、
その結果から、大学在学時は﹁夜更か
いる。
,
進 む ご と に、 そ の 傾 向 は 顕 著 に な る
C
ら の 日 中 の 眠 気 の 増 大、 精 神 的 健 康
26
し﹂であったが、就職後は﹁早寝﹂で
3
講師
浅岡 章一
研究
レポート
科学研究費補助金(学術研究助成基金助成金)が
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 10
組織関係
江戸川大学と千葉県立松戸南高等学校
が高大連携に関する協定を締結
本学は、相互の教育内容の充実と、学生及び
生徒の意欲向上を図ることを目的に、千葉県立
松戸南高等学校︵校長 高橋清英︶と高大連携
に関 す る 協 定 を 締 結 しました。本 協 定により、
松戸南高校の生徒は、大学教育への理解と学ぶ
意欲を高めるために江戸川大学の授業を受講で
き、江戸川大学の教員をめざす学生は高等学校
の諸教育活動を見学することができます。
調印式は 月 日に本学で行われ、基礎・教
養教育センター長 宮崎孝治教授は本協定につい
て﹁教員を目指している学生が、従来の教育実
実地で見て学ぶことができる。また、松戸南高
2020 年 に 開 催 さ れる 東 京 オリン
ピック・パラリンピック競 技 大 会の成 功
に向けて、江戸川大学は同組織員会と連
携協定を締結しました。
これは、本学を含む全国の大学・短期
大学と同組織員会がそれぞれの資源を活
用し、オリンピック教育の推進や大会機
運の 醸 成 等 大 会 に 向 け た 取 り 組 み を 進
めるために、相互に連携・協力体制を構
築することを目的としたもので、今回は
550の大学・短期大学が協定を締結し
ました。
締結式は 月 日午後 時 分から早
稲田大学大隈講堂において、本学の市村
討していきたいと考 えています。オール
江戸川大学としては、協定の趣旨に則
り、今後、大会に関連する企画などを検
などがパネリストで参加しました。
ンの田 中 理 恵 さん︵ 日 本 体 育 大 学 助 教 ︶
が行われ、組織委員会理事でオリンピア
できること﹄と題して記念シンポジウム
が行われ、最後に﹃開催に向けて大学が
ションとして出席大学関係者の記念撮影
挨 拶がありました。その後、フォトセッ
稲田大学の鎌田薫総長や大学生選手から
拶があり、引き続き大学代表者として早
を注入していただきたい﹂との主催者挨
ク・パラリンピックでは、大学生のパワー
朗元首相から﹁2020年のオリンピッ
た。この中で、同組織委員会会長の森喜
短期大学の学長らが集まり開催されまし
佑一学 長 ほか、 全 国 か ら283の大 学・
30
習とは別に、高校の先生方の授業以外の業務も
校の生徒にとっては、江戸川大学の授業を自分
で選択して受講し、大学の授業を体験でき、将
来の進路を決める際の参考になる。
﹂と説明しま
した。本学学長 市村佑一と千葉県立松戸南高等
1
ジャパンの精神で、是非とも大会を成功
させましょう!
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
11
3
高大連携協定書に署名、握手を交わす市村佑一江戸川大学
長(左)と高橋清英松戸南高校長(右)
記念撮影
組織委員会会長の森喜朗元首相
パラリンピック協定書
学校長 高橋清英先生からも本協定への期待を
ご挨拶いただきました。
24
23
25
3
6
2
その他、本協 定については、朝日新聞︵ 月
日︶
、
毎日新聞︵ 月 日︶にも掲載されました。
4
江戸川大学がオリンピック・パラリンピック競技大会
と連携協定を締結
学生のアクティビティ
大学生記者が編集「CHIBA UNIVERSITY PRESS」
江戸川大学生が作成した記事が掲載されました
千葉日報社主催、大学生が取材、紙面づくりを体験する「2014
CHIBA UNIVERSITY PRESS(チバ・ユニバーシティ・プレス、
CUP)
」
。参加7大学のラストを飾り、江戸川大学生が作成した記事
が掲載されました。
参加したのは、マス・コミュニケーション学科 3 年の高山里歩さん、
久保田孝典さん、聞章さんの 3 人。
「最近の若者は本を読まなくなっ
た」
。とはよく耳にする言葉ですが、
3 人は文学作品の展示即売会「文
学フリマ」や知的書評合戦「ビブリオバトル」を取材し、書店の店
長さんにインタビューするなど、
「若者の本離れは本当か」というテー
マで記事を書きました。
高山 里歩さん
久保田 孝典さん
聞 章さん
参加した高山さんのコメント
参加した久保田君のコメント
新聞を作成することは作業を始めてからその大変さに気づ
きました。どんなことを記事にするか話し合い、決まったら
取材のアポ取りをし取材をする。とにかく初めてのことだら
けで戸惑うことが多かったですが、取材をしていくうちに書
く内容が見えてきて頑張ろうと思いました。記事を何度も書
きなおしたぶん完成したときは嬉しかったです。貴重な体験
をすることができました。
新聞づくりにおいての紙面構成の大変さや自分たちで集めた
情報をどのようにしてきちんと読者に詳しく伝えられるか工夫
する楽しさを学べた。制作人数は 3 人と少ない中で協力し合っ
て新聞を完成することが出来た。研修やアポ取り、取材の際に
至らぬ部分もあったが、ご指導して頂いた千葉日報社の皆様や
取材に応じて頂いた方々、指導して下さった清水先生に感謝申
し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
江戸川大学オープンカレッジ「書道講座」「水彩スケッチ講座」の合同作品展
平成26年4月29日(火・祝)から5月5日(月・祝)まで、そ
ごう柏店おしゃれギャラリー (連絡通路)で、江戸川大学オープン
カレッジ「書道講座」
「水彩スケッチ講座」の受講生による合同作品
展が開催されました。書道講座はクラス単位の作品、水彩スケッチ
講座は個性を活かした作品と、ともにバラエティ豊かな作品を多数
展示されました。書道講座では、千葉県立柏特別支援学校紙工班の
生徒さんが作業学習の時間に心をこめて作ったリサイクルハガキに、
受講生が一字を書いて展示しました。
リサイクルハガキに一字
受付には受講生の方
書道作品
水彩スケッチ作品
村竹恵子先生
村竹清先生
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 12
学生のアクティビティ
千葉日報「2013 年読者文芸年間最優秀賞」学生歌壇に粂井琴美さん
千葉日報社が毎月第2、4日曜日に掲載の「読者文芸」欄に、1
年間を通して短詩型文学を投稿し、優れた作品を発表した人をたた
える「2013 年読者文芸年間最優秀賞」が 3 月 28 日に発表されました。
受賞したのは5人で、本学社会学部人間心理学科の粂井琴美(当時
3年生)は学生歌壇を受賞しました。
受賞した本人のコメント
「今回このような賞をいただくことができ、誠に光栄です。
短歌会に所属させていただき、毎月千葉日報に短歌を投稿し
ていく中で、自分の世界を広げられたと感じております。私
はもともと国語が好きでしたが、歌詠みを通じてさらに国語
や日本語の奥深さ、美しさを知ることができました。
良い歌を詠むための技術や多くの人生経験が私にはまだあ
りません。これから日々を過ごす中で、良い歌を詠めるよう
な大人に成長していきたいです。
」
流山グリーンフェスティバル
13
本学協賛、流山グリーンフェスティバル実行委員会主催の、流山
グリーンフェスティバルが、今年もGW期間中に流山おおたかの森
駅前広場で開催されました。本学学生の仮想広告代理店「エドアド」
を中心に、教員や学生が第 1 回から実行委員会に参画し、流山グリー
ンフェスティバルの開催に協力してきました。
第 9 回目の今年流山グリーンフェスティバル実行委員長は、廣田
有里准教授(メディアコミュニケーション学部情報文化学科)
。現代
社会学科、マス・コミュニケーション学科、情報文化学科の教員と
学生が参加し、花絵、ステップアート、ドライフラワーによるクラフ
トづくり、ステージイベントのMCを中心に、グリーンフェスティバ
ルを盛り上げました。特に、メインの花絵は、デザインを情報文化
学科の廣田ゼミの学生たちが担当し、現代社会学科のまちづくり・
観光学コースの土屋ゼミの学生が西初石 6 丁目町会のみなさまと一
緒に作成しました。
バラ色の食卓と題した花絵
学生が鉢を並べる
市民の方と共同作業
完成した花絵
デザインも学生
ブース正面
クラフト創作体験
ブース内
作品
市長激励
全体写真
花絵解体
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
栄典・表彰
名誉教授の称号授与
年以上勤務し、教育上又は学術
惠︵双木︶小百合氏は、平成 年
月に社会学部応用社会学科講師として
年
着 任 し、 平 成
4
4
月に助教授に昇
4
名誉教授の称号は、江戸川大学の教
授として退職した者で、本学に教授と
して
7
ないが、教育上又は学術上の功績が特
で在職し、教育と研究に従事されまし
と同時に教授に昇任、平成
月ま
に顕著であった者、本学の運営に関し
た。研究分野は、建築環境・設備、特
25
7
年
月まで在 職
り、ナショナル・トラストについて研
戸川大学社会学部環境デザイン学科長
︵2年︶
、江戸川大学総合福祉専門学校
されました。
米 村 恵 子 氏 は、 平 成 年 月 に 社
会学部環境情報学科助教授として着任
に教授に昇任、平成
し、教育と研究に従事されました。研
し、平成
年
究分野は、応用物理学一般、特に物性
月教授に昇任、平成
4
月まで在職し、教育と研究に従事
26
9
デ ザ イ ン 論、 デ ー タ ベ ー ス 演
や Web
習、データ分析等の科目を担当し、本
た。教育分野は、情報リテラシー入門
員を多数務め、その研究成果を地域に
し、国や地方公共団体、民間団体の委
されました。研究分野は、社会学、特
観光概論、環境社会学概論、ホスピタ
きる人材の育成に貢献されました。
かにする余暇や観光をプランニングで
発活動に貢献されました。教育分野は、
システムをデータベースの
e-learning
学習に補助的に使って授業を進める な
リティ論等の科目を担当し、人生を豊
究を推進されました。
どの電子情報環境を利用した教育の 研
2
に社会・文化論で、余暇について研究
学伝統の情報教育の礎を築かれまし
年
4
還元し、余暇・生活文化行政や余暇開
物理学の研究で成果をあげられまし
13
3
た。また、情報研究所長を 年担当し、
3
26
校長︵4年︶
、江戸川大学学長補佐︵特
命事項担当︶
︵ 2 年 ︶ を 歴 任 し、 本 学
月にメディアコミュニケー
年
石 田 義 明 氏 は、 平 成 年 月 に 社
会学部応用社会学科の助手として着 任
年
4
ション学部情報文化学科に異動と同 時
成
14
4
し、平成
の大学行政及び専門学校の経営に貢献
村 恵子氏の三人です。
究し、国や地方公共団体の委員を多数
アメニティや環境に配慮したまちづく
年
功績が特に顕著であった者に授与す る
に建築環境工学、環境心理学で、都市
月環境情報学科に移動
年
4
任、平成
9
平成 年 月 日︵水︶ 時 分か
ら、名誉教授称号授与式が挙行されま
30
務 め、 そ の 研 究 成 果 を 地 域 に 還 元 し、
11
4
月に助教授に昇任、平
3
した。名誉教授を授与されたのは、石
23
環境行政に貢献されました。また、江
4
田 義 明 氏、 惠︵ 双 木 ︶小 百 合 氏、 米
26
ものです。
上特に功績があった者や、年数に達し
10
18
石田義明先生
惠小百合先生
記念撮影
米村恵子先生
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 14
老朽化と経年劣化が目立つ廊下や壁、
教 室の壁や扉 を、こどもコミュニケー
音楽指導室、図画工作室、調理室、多
こどもコミュニケーション学 科の特
別教室︵音楽室、音楽個人レッスン室、
第一体育館の改修
第一体育館は竣工以来 年を経過し、
床板が老朽化していましたので、今年
月から 月にかけて改修工事を行い、
24
替えました。
イズブルーに統一し、カーテンも 付 け
くなるように、室内の壁も色はターコ
レーボールなど白いボールがが見やす
防 護パットがついていま す。また、バ
には、ぶつかってケガをしないように、
改修工事では、床板を研磨して塗り
直したり、壁を塗りなおしました。柱
ています。
この4月から授業や課外活動で使われ
3
こどもコミュニケーション学科
の特別教室の設置
ション学 科のコンセプトカラーとなる
目 的 ホ ール ︶ を 設 置 し ま し た。 ま た、
1
D棟教室・廊下等の
内装改修
黄色と緑色に塗りなおし、とても明る
和 室の畳をすべて張り 替 えてリニュー
アルしました。
和室
調理室
いイメージにリニューアルしました。
D棟・学生食堂の
男女トイレ改修
文部 科 学 省の補 助 金︵エコキャンパ
ス推進事業︶を獲得し、老朽化と経年
劣化が目立つ男女トイレを全面的にリ
ニューアルしました。
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
15
多目的ホール
図画工作室
音楽室
音楽指導室
音楽個人レッスン室
施設設備の充実に取り組み、 安全かつ快適な教育環境の
整備を継続的に推進しています。
施設整備
江戸川大学規程等
【制定】
江戸川大学 こどもコミュニケーション研究センター規程(平成 26 年 4 月 16 日制定)
江戸川大学 IR(Institutional Research)活用委員会規程(平成 26 年 7 月 16 日制定)
江戸川大学 教職員を対象とした学長表彰規程(平成 26 年 7 月 16 日制定)
【改正】(平成 26 年 4 月 1 日施行)
江戸川大学 学則(平成 26 年 5 月 22 日施行)
江戸川大学 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
江戸川大学 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
江戸川大学 非常勤講師の委嘱及び開講条件に関する細則
江戸川大学 学生相談室規程
江戸川大学 給与規程
江戸川大学 職員俸給決定基準
江戸川大学 特任教授給与等処遇基準
江戸川大学 非常勤講師給与規程
江戸川大学 再入学に関する規程
江戸川大学 試験実施に関する細則
江戸川大学 総合情報図書館規程
江戸川大学 総合情報図書館運営委員会規程
江戸川大学 総合情報図書館利用規程
2014 年度 教員免許状更新講習の開催
教職課程センターでは、昨年度に引き続き、今年度も
教員免許状更新講習を開催します。2015 年 3 月 31 日及
び 2016 年 3 月 31 日に教員免許状の修了確認期限を迎え
る方を対象にしています。
講習機関は、
必修領域が 6 月 22 日(日)
、
8 月 23 日(土)
、
選択領域が 7 月 5 日(土)
、12 日(土)
、20 日(日)です。
必修領域は、教育の最新事情に関する 「教職についての
省察」 「子どもの変化についての理解」 「教育政策の動向
についての理解」 「学校の内外における連携協力について
の理解」 の4つの事項です。選択領域は、「授業の設計と
評価」 「危機管理と保護者対応」 「子どもとコミュニケー
ション」 の3項目についての知識・技能を修得し、実践
力を高めることを目標としています。
今回の受講者数は、必修領域が 31 名、選択領域が 23
名です。
2014 年度 幼稚園教諭免許状特例講座の開催
今後設置予定の「幼保連携型認定こども園」では、職
員は「保育士資格」に加え「幼稚園教諭免許状も必要と
なります。改正認定こども園法(平成 27 年度 4 月施行予
定)では、施行後 5 年間、保育士資格を有する方が幼稚
園教諭免許を取得できるための特例措置を設けています。
これを受け、本学教職課程センターでも特例講座を実
施することといたしました。対象は、保育士資格をお持
ちの方、認定こども園、幼稚園、
「認可外指導監督基準」
を満たす認可外保育施設(一部対象外)
、へき地保育所、
幼稚園が設置する認可外保育施設 、公立の保育施設で幼
稚園教諭又は保育士として、
「3 年かつ 4,320 時間以上の
勤務経験」がある方です。
前期は 5 月 15 日から 7 月 26 日まで 17 回、後期は 10
月 2 日から 12 月 20 日まで 17 回で、毎週木曜日の夕方と
隔週土曜日の開講です。カリキュラムは、教育職員免許
法施行規則に規定する科目として、教師論(幼)
、教育制
度論(幼)
、教育課程論(幼)
、保育内容指導法、教育方
法学(幼)
、幼児理解の理論及び方法の 6 科目です。
今回の受講者数は、23 名です。
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 16
平成 26 年度 江戸川大学組織・委員会構成図
17
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
平成 26 年度 学内共同研究費配分表
○
人間心理学科
○
研究者名 ○代表者
松田英子
高澤則美
中村 真
鈴木秀生
日浅美由紀
社
中村 真
松田英子
現代社会学科
会
学
部
研 究 題 目
計画年数
健康診断時問診票による学生の心身の健康に関する継時的分析(3)~心身の健康と大
学適応に関する縦断的研究~
単年度
504,000
3 年目
大学生の学校適応支援に関する研究Ⅲ―出席率および成績から見た学校適応に影響する
要因としての大学への帰属意識、ならびに、大学生の否定的認知と感情のマネージメン
トに関する基礎的検討―
単年度
550,000
3 年目
計( 2 件 )
○
土屋 薫
伊藤 勝
廣田有里
林 香織
環境モニタリング成果の発信方法の検討
―市民主体のまちづくりにおける「場」の提供―
経営社会学科
◯
マス・コミュニケーション学科
○
○
董 光哲
大江田清志
安田英土
藤澤研二
金田正明
新井正彦
郡司俊雄
植田康孝
木内英太
西条 昇
企業統治システムにおける社外取締役の役割~日・中比較研究~
農業の6次産業化に関する事例研究
―販路開拓と営業ノウハウの構築プロセスについて―
計( 2 件 )
社会学部合計(5 件 )
単年度
○
メディアコミュニケーション学部
情報文化学科
○
○
○
松村豊子
古里靖彦
ジェフ・ハンクス
八木 徹
玉田和恵
田島澄恵
玉田和恵
松村豊子
神部順子
八木 徹
神部順子
八木 徹
田島澄恵
詹 萍
ジェフ・ハンクス
3 年度
900,000
単年度
520,000
こどもコミュニケーション学科
○
ニュージーランド海外研修における余暇活用の実施による教育的効果に関わる研究
単年度
522,000
グローバルエンタテインメントに関する研究
単年度
0
522,000
グローバル化に対応できる英語基礎学力向上のための指導法研究
単年度
200,000
本学オープンカレッジ及び近隣自治会と連携した地域密着情報支援システムの構築
単年度
650,000
問題解決力・チームで働く力を向上させるためのキャリア教育指導法の研究
単年度
800,000
大気のデータ解析を通した環境問題の総括的検討
単年度
800,000
実践英語と効果的な学習法の実験と研究
単年度
200,000
2,650,000
高橋 克
中村千城
木村文香
波多野和彦
宮崎孝治
城一道子
大学と地域の学童保育所との連携に関する研究
―地域での子育て支援システムの構築を目指して―
単年度
380,000
木村文香
中村千城
波多野和彦
城一道子
宮崎孝治
大学生のライフスキル向上をベースとしたカリキュラム開発研究
単年度
369,000
計(2 件 )
749,000
メディアコミュニケーション学部合計( 9 件 )
基礎・教養教育センター
研究者名 ○代表者
○ T.M.Kelly
中村 真
福田一彦
浅岡章一
宮崎孝治
○ 佐藤 毅
黒崎輝人
廣田有里
研 究 題 目
3,921,000
計画年数
教職課程センター
○ 城一道子
木村文香
高橋 克
波多野和彦
宮崎孝治
配分額 ( 千円 )
備 考
退学・留年防止のための教育的介入方策に関する縦断的研究
2 年度
1,000,000
1 年目
リーダーシップ力育成のためのコンテンツ開発
3 年度
350,000
2 年目
合計(2 件)
○
宮崎孝治
城一道子
高橋 克
波多野和彦
3 年目
1,420,000
2,973,000
計(5 件 )
○
499,000
499,000
計( 2 件 )
○
備 考
1,054,000
計(1 件 )
○
配分額
教職学生の免許科目における知識向上方策に関する研究
「読み聞かせ」活動による言語表現能力の向上に関する研究
合計(2 件)
研究所・センター合計( 3 件 )
総合計( 18 件 )
1,350,000
2 年度
344,000
単年度
430,000
1 年目
774,000
2,124,000
9,018,000
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 18
平成 26年度 部・同好会・愛好会一覧
団体名<愛称>
設立年度
部員数
大
専
備考
1
アメリカンフットボール部< HEDGE HOGS >
H2
20
0
グラウンドでの実践的な練習、マシンアリーナを使っての体力向上
2
江戸川大学フットボールクラブ
H2
65
0
主にほぼ毎日学校のグラウンドでの練習
3
男子バスケットボール部
H2
78
0
学業とスポーツの両立で社会に貢献できる人間の育成
4
女子バスケットボール部
H2
27
0
バスケット競技を通して学生の心身の成長と人間性を向上させる
5
女子バレーボール部
H2
13
0
バレーボールの練習。月・金・土に練習を行う。
6
バドミントン部<バド部>
H2
5
0
日々の練習で心身を磨き、公式戦に参加し成績を残す
7
硬式テニス部
H2
13
0
テニスを通じて心身を鍛える
8
ボート部
H10
7
0
ボート競技を通し健全な心身の成長を実現する
9
映像放送研究部<黄色いたんぽぽ>
H2
47
0
学園祭、卒業式、入学式の撮影。CM・ドラマ制作など
H3
29
0
音楽演奏および月1ライブ。夏合宿。温泉合宿
11 電波放送部< FM - ERS >
H4
10
0
平日昼休みの放送、三芽祭での放送
12 自主制作映画倶楽部< Film Makers >
H16
22
0
定期活動、映像制作、オープンキャンパス手伝いなど
13 マルチメディア同好会<デジタルデバイド>
H15
13
0
年 4 回のイベント活動・ゲーム制作および創作活動
14 アウトドアスポーツ同好会<アウトドア>
H15
21
0
集団でのオールラウンドなスポーツ活動を行う
15 アコースティックギター愛好会<アコギ>
H10
14
0
音楽を通じて人とのコミュニケーションを深めるため
16 エコネット愛好会<エコネット>
H17
8
0
生物等、自然のふれあいを大切にすることを目的とする
17 旅行愛好会< DOT >
H17
7
0
旅行や市街散策などで新しい物、古くから伝わる文化に触れる
18 写真愛好会 <Carles>
H19
21
0
写真撮影の技術向上
19 演劇愛好会 < 劇団らいおん組 >
H19
9
0
演劇を自分たちで創り、オープンキャンパスで発表する。
20 エンターテイメント愛好会<ヌクヌク>
H20
10
0
演劇を通してエンターテイメントを学ぶ
21 バスケットボール愛好会
H20
14
0
バスケットボールを通して学生生活を充実させる
22 ダンス愛好会< D-SMILE >
H21
18
1
学園祭・ダンスのイベントに向けて練習をする(ジャンルは問わず)
23 ウィンタースポーツ愛好会<ウィンター>
H21
5
0
スキー・スノーボードなど冬のスポーツを通して人間性を築き上げる
24 江戸川大学心理学研究愛好会
H22
12
0
心理学への理解を深め、関心のあるジャンルの研究や勉強会を開く
25 サブカルチャー愛好会 < サブ会 >
H24
18
0
サブカルチャーを通して親睦を深めるため
26 アイドルダンス愛好会 <SADJD>
H24
3
0
アイドル文化の研究・エンターテイメントの追及
27 ミリタリー・サバイバルゲーム愛好会
H24
15
0
エアガン・トイガンの歴史や構造、安全性について理解を深める
28 霧ヶ峰愛好会(霧愛)
H24
12
0
霧ヶ峰の自然を愛し守ることを目的とする
29 エンタメ・プロデュース愛好会
H24
22
0
エンタメビジネスを研究・分析し学園祭やイベント等で実践していく
30 フットサル愛好会<フットサルサークル>
H25
20
0
コミュニケーションを深め、チームワークを築きフットサルを楽しむこと
" 江戸川大学シンフォニー&ポップスオーケストラ
31
< エドオケ> "
H25
17
0
" 芸術音楽の演奏活動と技術向上を通じて芸術文化、音楽的情操を
高めていく事目的とする "
32 スポーツ愛好会<フェリスディア>
H 26
13
0
色々なスポーツを通して仲間とのつながりを深くし、これからの大学生活を楽しむ
33 江戸川大学ソサイチ愛好会
H 26
12
0
個人の体力向上及びサッカー技術の向上
34 茶華道<お茶会>
H 26
5
0
大学でお茶の良さを広めていきたい。日本文化を留学生に伝えていきたい
35 総合球技愛好会
H 26
5
0
運動をすることにより心身共に健康的な生活を送れるようにする
0
" 表現を学ぶことによって人がどう変わっていくか研究し、子供たちに
コミュニケーションの楽しさ、大切さを伝える。"
10 軽音楽部< JOYCE >
36 表現研究愛好会< dream x Performance >
H 26
6
部 12
同好会 2
愛好会 22
計 36
19
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
平成 26年度 ハラスメント相談員
氏 名
所 属
連絡方法
連絡可能日・時間帯等
教授
柴田 良一
社会学部
人間心理学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 6 階 624
内線 361
[email protected]
火 12 時 20 分~ 13 時 10 分
木 12 時 20 分~ 13 時 10 分
教授
松田 英子
社会学部
人間心理学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 6 階 623
内線 362
[email protected]
木 12 時 20 分~ 13 時 10 分
金 12 時 20 分~ 13 時 10 分
講師
関根 理恵
社会学部
現代社会学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 2 階 212
内線 280
[email protected]
木 12 時 20 分~ 13 時
講師
吉永 明弘
社会学部
現代社会学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 2 階 204
内線 274
[email protected]
火 9 時 10 分~ 14 時 40 分
水 9 時 10 分~ 12 時 20 分
木 9 時 10 分~ 10 時 40 分
金 9 時 10 分~ 10 時 40 分
※ 事前にメールで予約をしてください。
教授
郡司 俊雄
社会学部
経営社会学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 5 階 512
内線 354
[email protected]
火 10 時 50 分~ 14 時 40 分(昼休み除く)
水 13 時 10 分~ 16 時 20 分(会議日除く)
※ 緊急性の高い場合は別途対応します。
准教授
小田原 由佳
社会学部
経営社会学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 3 階 313
内線 314
[email protected]
木 12 時 30 分~ 14 時 ( 2回目以降は要相談 )
※ メールの申込者には上記によらず
適宜時間を設けます。
准教授
木内 英太
メディアコミュニケーション学部
マス ・ コミュニケーション学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 7 階 722
内線 482
[email protected]
木 13 時 10 分~ 18 時
金 16 時 30 分~ 18 時
講師
林 香織
メディアコミュニケーション学部
マス ・ コミュニケーション学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 6 階 606
内線 367
[email protected]
火 12 時 30 分~ 13 時
木 13 時 10 分~ 16 時 30 分
金 10 時 50 分~ 12 時 20 分
教授
高田 正之
メディアコミュニケーション学部
情報文化学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 7 階 716
内線 546
[email protected]
水 12 時~ 13 時
木 12 時 40 分~ 14 時 40 分
講師
田島 澄恵
メディアコミュニケーション学部
情報文化学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 7 階 701
内線 316
[email protected]
月 9 時~ 12 時 20 分
火 13 時 10 分~ 14 時 30 分
木 15 時~ 18 時
教授
浅川 陽子
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 4 階 401
内線 331
[email protected]
月、水 11 時 30 分~ 15 時
火、木 13 時~ 15 時
教授
氏原 基余司
メディアコミュニケーション学部
こどもコミュニケーション学科
研究室
電話
e-mail
A 棟 3 階 308
内線 326
[email protected]
水 14 時 50 分~ 16 時 20 分
木 10 時 50 分~ 13 時 10 分
金 10 時 50 分~ 13 時 10 分
学務課長
威徳 正樹
事務局学務課
事務室
電話
e-mail
A 棟 1 階 学務課
内線 210
[email protected]
月~金 10 時~ 16 時
※ 事前にメールで予約をしてください。
入学課係長
石橋 郷子
事務局入学課
事務室
電話
e-mail
N 棟 1 階 入学課
内線 254
[email protected]
月~金 10 時~ 16 時
※ 事前にメールで予約をしてください。
学務課係長
上野 美保子
事務局学務課
事務室
電話
e-mail
A 棟 1 階 学務課
内線 264
[email protected]
月~金 10 時~ 16 時
※ 事前にメールで予約をしてください。
就職課係長
千葉 保子
事務局就職課
事務室
電話
e-mail
A 棟 1 階 就職課
内線 255
[email protected]
月~金 10 時~ 16 時
※ 事前にメールで予約をしてください。
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 20
平成25 年度決算書
平成 26 年 5 月 29 日(木)に開催された理事会ならびに評議員会にお
いて、学校法人江戸川学園の平成 25 年度決算(案)が承認可決されました。
ここに、本学園の 1. 財産目録、2. 貸借対照表、3. 資金収支計算書、4. 消
費収支計算書、監事の監査報告書 を掲示いたします。
まず、江戸川大学においては、平成 26 年 4 月に、幼稚園教諭、保育士
資格取得が可能な新学科「こどもコミュニケーション学科」を開設し 2 学
部 5 学科体制から 2 学部 6 学科体制に改編するとともに各学科の定員を
見直し適正化を図りました。江戸川女子中学・高等学校においては、平成
23 年度から着工した創立 80 周年記念の新講堂・体育館建替工事が 26 年
秋の竣工を目指し進行中です。江戸川学園取手中・高等学校においては、
高等部校舎及び管理棟のメンテナンス工事に 9 年計画で着工しました。ま
た、平成 26 年 4 月には「江戸川学園取手小学校」が開校し、茨城県初の小・
中・高 12 カ年一貫教育校が実現しました。4 学科及び 1 つの通信課程か
らなる江戸川大学総合福祉専門学校においては、福祉分野において人材確
保が急がれている保育士や介護福祉士を養成し広範な人材供給を行うこと
を目的として、社会福祉士、精神保健福祉士国家試験受験資格取得のため
の専門教育を継続中の他、広く社会の福祉人材確保のため、介護技術研修、
介護職員初任者研修、小中学校等への講師派遣等を行いました。
この様な活動の中で、江戸川学園全体の平成 25 年度決算の概要につい
て説明致します。まず、収入の大半を占める学生生徒等納付金収入は、前
年度比 114 百万円減少の 4,713 百万円を、補助金収入は、前年度並みの
1,078 百万円を計上しました。その他の収入においては、手数料収入が
102 百万円(前年度比 7 百万円増加)、寄付金収入が 77 百万円(同 22
百万円増加)、資産運用収入が 81 百万円(同 11 百万円減少)、事業収入
が 152 百万円(同 15 百万円減少)、雑収入が 159 百万円(同 33 百万円
減少)となり、その結果、帰属収入合計は、6,361 百万円(同 151 百万
円減少)となりました。
一方、支出面につきましては、人件費が学園全体で前年度比 33 百万円
減少の 3,477 百万円、教育研究経費は、取手小学校開校(26 年 4 月)、
大学 : 新学科開設(26 年 4 月)等の積極的な事業展開を行った事、女子
中学・高等学校講堂・体育館建替工事追加費用 等の要因により前年度比
796 百万円増加の 2,706 百万円 、管理経費は 665 百万円(同 33 百万円
増加)、その他経費は 82 百万円(前年度比微増)、消費支出合計は 6,929
百万円となりました。その結果、帰属収入合計から消費支出合計を差し引
いた帰属収支差額は▲ 568 百万円(同▲ 951 百万円)、帰属収支差額か
ら基本金組入額 1,986 百万円(取手小学校開校費用、大学 : 新学科開設費
用 等)を差し引いた当年度消費支出超過は▲ 2,554 百万円(同▲ 2,124
百万円)を計上しました。以上が、平成 25 年度決算の概要です。
財産目録
学校法人江戸川学園 区分
平成 26 年 3 月 31 日
(単位 円)
金額 資産額 1 基本財産
土地
建物
図書
教具・校具・備品
その他
2 運用財産
現金、預金
(現金 現金手許有高)
(預金)
未収入金
短期有価証券
修学旅行費等預り預金
その他資産 3 収益事業用財産
資 産 総 額
123,706㎡
85,930㎡
323,072 冊
14,815 点
34,587,205,752
4,351,539,208
14,739,068,545
1,128,680,977
891,423,472
13,476,493,550
6,710,526,317
5,750,722,622
(
6,006,447 )
( 5,744,716,175 )
337,206,086
208,300,000
365,873,585
48,424,024
206,000,000
41,503,732,069
負債額 1 固定負債
長期借入金
退職給与引当金
長期未払金
1,165,286,103
480,000,000
682,571,538
2,714,565
2 流動負債
短期借入金
未払金
前受金
修学旅行費等預り金
その他
1,618,648,453
60,000,000
227,049,892
934,210,450
365,873,585
31,514,526
負 債 総 額
2,783,934,556
正 味 財 産(資産総額-負債総額)
21
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
38,719,797,513
貸借対照表
学校法人江戸川学園 資産の部
科目
固定資産
有形固定資産
土地
建物
構築物
建設仮勘定
教育研究用機器備品
その他の機器備品
図書
その他
その他の固定資産
借地権
有価証券
退職給与引当特定資産
減価償却引当特定資産
奨学費引当特定資産
施設拡充引当特定資産
第 2 号基本金引当特定資産
その他
流動資産
現金預金
未収入金
有価証券
修学旅行費等預り預金
その他
資産の部合計
平成 26 年 3 月 31 日
(単位 円)
本年度末
(34,793,205,752)
< 22,680,225,482 >
4,351,539,208
14,739,068,545
642,125,990
921,918,313
832,960,547
58,462,925
1,128,680,977
5,468,977
< 12,112,980,270 >
1,071,912,303
1,332,440,000
608,618,612
6,797,141,200
14,247,322
899,970,000
1,130,826,643
257,824,190
(6,710,526,317)
5,750,722,622
337,206,086
208,300,000
365,873,585
48,424,024
41,503,732,069
前年度末
(34,234,014,082)
< 21,441,935,872 >
4,522,143,671
13,987,919,232
352,368,594
847,263,243
570,533,339
52,124,022
1,107,216,755
2,367,016
< 12,792,078,210 >
1,071,912,303
2,558,820,000
602,461,338
6,797,989,700
11,819,842
599,970,000
1,085,128,643
63,976,384
(7,623,706,061)
6,823,259,605
298,742,933
100,300,000
369,570,133
31,833,390
41,857,720,143
増減
(559,191,670)
< 1,238,289,610 >
△ 170,604,463
751,149,313
289,757,396
74,655,070
262,427,208
6,338,903
21,464,222
3,101,961
<△ 679,097,940 >
0
△ 1,226,380,000
6,157,274
△ 848,500
2,427,480
300,000,000
45,698,000
193,847,806
(△ 913,179,744)
△ 1,072,536,983
38,463,153
108,000,000
△ 3,696,548
16,590,634
△ 353,988,074
本年度末
(1,165,286,103)
480,000,000
682,571,538
2,714,565
(1,618,648,453)
60,000,000
227,049,892
934,210,450
365,873,585
31,514,526
2,783,934,556
前年度末
(1,194,387,524)
540,000,000
653,363,634
1,023,890
(1,375,995,059)
60,000,000
80,579,558
848,533,050
369,570,133
17,312,318
2,570,382,583
増減
(△ 29,101,421)
△ 60,000,000
29,207,904
1,690,675
(242,653,394)
0
146,470,334
85,677,400
△ 3,696,548
14,202,208
213,551,973
本年度末
36,329,069,906
1,130,826,643
389,000,000
37,848,896,549
前年度末
34,594,141,745
1,085,128,643
389,000,000
36,068,270,388
増減
1,734,928,161
45,698,000
0
1,780,626,161
科目
翌年度繰越消費収入超過額
消費収支差額の部合計
本年度末
870,900,964
870,900,964
前年度末
3,219,067,172
3,219,067,172
増減
△ 2,348,166,208
△ 2,348,166,208
科目
負債の部、基本金の部
および 消費収支差額の部 合計
本年度末
前年度末
増減
負債の部
科目
固定負債
長期借入金
退職給与引当金
長期未払金
流動負債
短期借入金
未払金
前受金
修学旅行費等預り金
その他
負債の部合計
基本金の部
科目
第 1 号基本金
第 2 号基本金
第 4 号基本金
基本金の部合計
消費収支差額の部
41,503,732,069
41,857,720,143
△ 353,988,074
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号) 22
消費収支計算書
学校法人江戸川学園 消費収入の部
科 目
学生生徒等納付金
手数料
寄付金
補助金
国庫補助金
地方公共団体補助金
その他補助金
資産運用収入
事業収入
雑収入
帰属収入合計
基本金組入額合計
消費収入の部合計
平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで
(単位
円)
予 算
4,700,468,050
101,324,420
76,209,807
1,078,731,884
223,671,000
843,767,334
11,293,550
79,352,776
152,621,990
159,813,605
6,348,522,532
△ 2,092,992,912
4,255,529,620
決 算
4,712,703,050
101,712,820
76,808,063
1,077,912,220
223,671,000
842,947,670
11,293,550
80,807,662
152,236,410
159,275,156
6,361,455,381
△ 1,986,367,360
4,375,088,021
差 異
△ 12,235,000
△ 388,400
△ 598,256
819,664
0
819,664
0
△ 1,454,886
385,580
538,449
△ 12,932,849
△ 106,625,552
△ 119,558,401
予 算
3,479,779,695
2,774,224,406
696,935,572
71,060,000
9,300,000
5,500,000
67,870,000
7,104,669,673
2,849,140,053
3,219,067,172
85,211,427
455,138,546
決 算
3,477,067,866
2,705,564,777
664,850,937
69,619,348
8,675,000
3,217,500
差 異
消費支出の部
科 目
人件費
教育研究経費
管理経費
資産処分差額
徴収不能額
徴収不能引当金繰入額
その他
消費支出の部合計
当年度消費支出超過額
前年度繰越消費収入超過額
基本金取崩額
翌年度繰越消費収入超過額
6,928,995,428
2,553,907,407
3,219,067,172
205,741,199
870,900,964
2,711,829
68,659,629
32,084,635
1,440,652
625,000
2,282,500
67,870,000
175,674,245
△ 120,529,772
資金収支計算書
学校法人 江戸川学園 収入の部
科 目
学生生徒等納付金収入
手数料収入
寄付金収入
補助金収入
国庫補助金収入
地方公共団体補助金収入
その他補助金収入
資産運用収入
資産売却収入
事業収入
雑収入
前受金収入
その他の収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
平成 25 年 4 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで
(単位 円)
予 算
4,700,468,050
101,324,420
63,400,000
1,078,731,884
223,671,000
843,767,334
11,293,550
79,352,776
1,318,976,000
152,621,990
159,813,605
976,392,500
4,356,303,110
△ 996,616,894
6,823,259,605
決 算
4,712,703,050
101,712,820
63,596,515
1,077,912,220
223,671,000
842,947,670
11,293,550
80,007,662
1,419,424,000
152,236,410
159,233,885
924,381,800
4,625,892,497
△ 1,178,577,986
6,823,259,605
差 異
△ 12,235,000
△ 388,400
△ 196,515
819,664
0
819,664
0
△ 654,886
△ 100,448,000
385,580
579,720
52,010,700
△ 269,589,387
181,961,092
18,814,027,046
18,961,782,478
△ 147,755,432
予 算
3,450,121,551
1,964,541,628
645,114,806
60,000,000
1,856,205,000
558,254,629
4,496,058,000
189,608,691
△ 157,837,618
5,751,960,359
18,814,027,046
決 算
3,447,859,962
1,894,885,996
614,006,066
60,000,000
1,856,108,681
504,446,896
4,958,955,480
124,142,530
△ 249,345,755
5,750,722,622
18,961,782,478
支出の部
科 目
人件費支出
教育研究経費支出
管理経費支出
借入金等返済支出
施設関係支出
設備関係支出
資産運用支出
その他の支出
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
支出の部合計
23
江戸川大学学報 第 13 巻 1 号(通巻 35 号)
差 異
2,261,589
69,655,632
31,108,740
0
96,319
53,807,733
△ 462,897,480
65,466,161
91,508,137
1,237,737
△ 147,755,432
本学構内で撮影したドラマ
テレビ東京系「ドラマ 24」枠で 7 月 18 日の深夜0時 12 分か
ら放送の『アオイホノオ』のロケ撮影が、5 月 23 日から 6 月 26
日にかけて江戸川大学のキャンパスで行われました。
脚本・監督は 「コドモ警察」 「勇者ヨシヒコ」、
映画「HK 変態仮面」
など数々のヒット作を生み出してきた福田雄一さん。主演は、当時
弱冠 14 才ながら第 57 回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞
した柳楽優弥さん。すばらしい好青年に成長されています。山本
美月さん、安田顕さん、ムロツヨシさん、中村倫也さん、黒島結
菜さん、大水洋介(ラバーガール)さんらが来校し、何日にもわ
ある教室で
エキストラで参加した学生たち
福田雄一監督
島本和彦先生も来校されました
たってキャンパス内のあちこちで撮影が行われました。ロケを見学
する多くの学生に混じって、近所のこどもたちまで訪れました。
『ア
オイホノオ』は島本和彦先生の作品で、80 年代の大学生の青春時
代の漫画です。役者さんの服装もパンタロン(ラッパズボン)な
ど懐かしい感じです。本学のエキストラで参加している学生も髪を
まっすぐなでつけられて、昭和の大学生に大変身でした。
E 棟内で
学食で
学生記者が福田監督にインタビュー
中庭で
島本和彦先生からいただいたサイン
◎編集後記
こどもコミュニケーション学科が開設され、学内に新しい空気が流れて
います。構内には保育園の子どもたちや保護者の方の方の姿を見かけ
ることが多くなりました。先日は中庭で保育園のこどもたちのお母さんた
ちがピクニックをして、交流を楽しまれていました。また、エドペンという
江戸川大学学報
2014 年 6 月号 第 35 号
新しい仲間も増え、ますます江戸川大学はにぎやかになってきました。ア
Vol.13 No.1 平成 26 年 6 月 1 日発行
オイホノオの福田監督が、昼休みが終わると学食に学生の姿がなくなり、
発行 江戸川大学 事務局広報課
江戸大の学生はまじめだなぁと驚かれていました。日頃の先生方の努力
のたまものだと思いますが、学生の好奇心をあおるような授業科目がたく
さんあるのも本学の特徴です。こどもコミュニケーション学科の誕生でま
すます特色が増えた江戸川大学をお伝えしていきたいと思います。
〒 270-0198 千葉県流山市駒木 474
E-mail:[email protected]
URL:edodai.jp
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