...

岡田コミュニティ まちづくり計画(平成23年4月)

by user

on
Category: Documents
34

views

Report

Comments

Transcript

岡田コミュニティ まちづくり計画(平成23年4月)
住み続けたいまち“おかだ”
まちづくり計画
平成23年4月1日
岡田コミュニティ
岡田地区
字
界
図
は
じ
め
に
私たちの岡田は、温暖にして自然環境に恵まれた緑豊かな田園地帯であり、
この土地には、弥生時代の住居跡が点在しており、私たちの先祖がはるかな昔
から力をあわせ、汗を流し、知恵を出し合いながら育んできた生活の歴史が刻
み込まれています。そして、このような先人の優れた足跡を生かしながら、岡
田のよりよい明日を目指して努力することが私たちに課せられた義務と考えま
す。振り返ってみますと、岡田が数々の変遷を経て岡田村としてほぼ現在の形
を整えたのが明治23年。その後、昭和34年に岡田村は当時の久万玉村と合
併し、綾歌町となりました。そして、緑あふれる人情豊かな活力ある町として
半世紀にわたり発展してまいりました。
しかし、バブル経済の崩壊に始まった長期不況と右肩上がり成長の終焉、少
子高齢化の進行、行財政改革や地方分権の進展など大きく様変わりする環境の
なかで、地方自治体の財政基盤の強化と効率化を目的に国主導のいわゆる平成
の大合併が進められ、平成17年、この綾歌町も飯山町、丸亀市と合併し、新
丸亀市として再スタートし、現在に至っているのはご存じのとおりです。
新市発足にあたり、合併と同時に地域の生活共同体として、住民の自主性と、
相互の信頼感に基づき、快適な生活環境、健康で文化的な生活、心触れあう住
みよい豊かな町づくりを推進することを目的とした、コミュニティ組織が設立
され、岡田コミュニティが誕生しました。
この「まちづくり計画」は、平成19年度にスタートした丸亀市総合計画の
基本理念ならびに岡田コミュニティの目的を踏まえ、住民自らが先人から受け
継いできた地域の伝統、文化、産業を守りつつよりよい明日のために、総意と
工夫のもとに取り組んでいこうとするもので、向こう5カ年の計画を策定いた
しました。
本計画の今後の実施にあたっては、地域の皆様方や関係機関の方々と綿密な
連携を保ちながら実践して参りたいと考えていますので、皆様方の積極的なコ
ミュニティ活動への参加と更なるご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ
ます。
平成23年4月
丸亀市岡田コミュニティ
会長 馬場 俊作
-1-
目
次
第1章 岡田の概要
1.位置と現状
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 P
2.歴史
3.土地・面積(地区〈大字〉別面積、主要地目別面積)・・・・・4 P
4.世帯数及び人口
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 P
(世帯数及び人口の推移、世帯別人口の推移、年齢別人口)
5.産業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
P
6.公共施設
7.コミュニティ構成団体
8.神社・仏閣
(1)神社 (2)仏閣・・・・・・・・・7~8
9.古代の遺跡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8~9
10.無形文化財(岡田おどり)
11.年中行事
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
P
P
P
第2章 まちづくり計画
1.策定の背景
2.私たちをとりまく課題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11~12
(1)交通網
(2)人口減少と世帯構成の変化
(3)住民意識や社会情勢の変化
(4)保育・教育施設
(5)森林公園の整備・活用
(6)団塊世代の退職と社会参加
3.私たちのめざすまち
4.まちづくりの目標
5.計画期間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
6.まちづくり計画事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13~15
(1)安心して暮らせるまち
(2)自然と環境を大切にするまち
(3)人がいきがいと輝くまち
(4)地域に根差した協働のまち
-2-
P
P
P
岡 田 の 概 要
1 位置と現状
岡田地区は香川県のほぼ中央に位置し、地形は南に高く、北に緩やかに傾
斜した台地状となっている。北は比高差10~15メートルで丸亀平野に接
している。東には讃岐七富士のひとつ堤山があり、西は西山と1級河川であ
る土器川が隣町と境している。また、南は綾歌三山(城山、猫山、高見峰)
が連なり、北には讃岐富士(飯野山)を望むことができる。気候は温暖で災
害も少なく、自然環境や自然条件に恵まれた地域である。しかし、西山や城
山の周辺の一部には、土石流危険渓流や急傾斜地崩壊危険箇所もみられる。
また、南部山地を除く平坦部には農地が広がり、ほぼ全域が農業振興地域
に指定された農村地帯である。そして台地上を流れる小河川は随時せき止め
られ、そこには多くのため池が築かれている。
このほか地区内には最近4車線化された国道32号をはじめとした国県道
が縦横に走り、県内唯一の私鉄であるコトデンとともに県内の主要都市とは
比較的短時間で行き来できる環境にある。
2 歴 史
地区内は古くから人々の生活の場として開け、各所から住居跡、土器片な
どの遺物が出土している。その後も人々の営みは続き、平安から室町時代に
かけては井上郷に属し、戦国時代には「岡田里」江戸時代のはじめは「岡田
郷」と表記されて一つのまとまった地域となっている。
「井上郷」を連想する「井ノ岡」、
「岡田」を冠した「岡田神社」
「岡田廃寺」
「岡田万塚」、廃寺跡を伝える「徳善寺」、「蓮光寺」、「岡田廃寺」「成願寺」、
開発領主名を思わせる「俊正」
「重永」
「重光」
「森俊」などの地名は、いずれ
も岡田上から岡田西にかけての大束川本流域に広がっており、この地の開発
が西部から進んだことを示している。
江戸時代に入って「岡田郷」は高松藩に属し、岡田上、岡田下、岡田東、
岡田西の4か村に分村して統治が行われ、明治維新を迎えた。
明治23年、市制町村制が施行されて、4か村が合併して岡田村が成立し、
現在の岡田地区が形づくられた。
昭和34年4月1日には、隣村の久万玉村と合併して綾歌町となり、この
綾歌町も平成17年3月22日には丸亀市、飯山町と合併して新しい丸亀市
の一部となり、現在に至っている。
-3-
3 土 地
○面 積
ha
岡田上
586.3
岡田下
82.8
岡田東
206.2
岡田西
264.5
合計
1139.8
地区別面積割合
岡田西
23%
岡田東
18%
岡田上
52%
岡田下
7%
-4-
○主要地目別面積
岡田上
田
143.3
畑
32.2
宅地
38.5
山林
234.7
岡田下
33.7
2.3
19.1
4.4
岡田東
111.2
4.9
30.5
3.1
岡田西
124.8
5.5
27.4
31.1
単位:ha
合 計
413.0
44.9
115.5
273.3
主要地目別面積
900
800
700
600
500
山林
400
宅地
300
畑
200
田
100
0
岡田上
岡田下
4 世帯数及び人口
4-1 世帯・人口
世帯数 人口(人)
H 7. 4. 1
1,413
5,000
H12. 4. 1
1,471
4,882
H17. 4. 1
1,541
4,761
H22. 4. 1
1,647
4,660
岡田東
岡田西
世帯当たり人口
3.54
3.32
3.09
2.83
合計
・世帯数・人口の15年間の推移をみる
と、一世帯あたりの人口が20%減少し
ている。この現象は核家族化や単身世
帯化が想像以上に加速していることが
うかがわれる。
世帯数及び人口の推移
6000
5000
4000
世帯数(世
帯)
3000
2000
1000
0
H 7. 4. 1
H12. 4. 1
H17. 4. 1
-5-
H22. 4. 1
世帯当たり人口
4
3.54
3.5
3.32
3
3.09
2.83
2.5
2
世帯当たり…
1.5
1
0.5
0
H 7. 4. 1
H12. 4. 1
H17. 4. 1
H22. 4. 1
4-2 年齢別人口
0~10歳
11~20歳
21~30歳
31~40歳
41~50歳
51~60歳
61~70歳
71~80歳
81~90歳
91歳以上
男子
184
235
242
278
233
338
355
230
106
17
女子
200
184
217
267
256
368
374
317
214
45
合計
384
419
459
545
489
706
729
547
320
62
・高齢化率(65歳以上1,305人)28,00%
年齢別人口
81~90歳
61~70歳
女子
41~50歳
男子
21~30歳
0~10歳
0
100
200
人
-6-
300
400
5 産業
本地域は、古くから水稲、麦を中心にした農業を営む「米どころ」ですが、
現在では、レタス、アスパラガスなど野菜類の栽培も盛んに行われています。
商業では、小売り店舗が中心となっていますが、道路網の整備や近隣に大型ス
ーパーなどが次々と誕生したため、商業圏域が大きく変化している。製造業で
は私たちの日常生活の必需品である衣料品・食品加工工場や金属加工工場など
がある。今後は、地域内を通過する主要幹線の利便性の向上やモータリゼーシ
ョンにより、更なる変革が押し迫っている。
6 公共施設
地域内には、岡田コミュニティセンター・森林公園管理棟・岡田小学校・岡
田保育所・あやうた幼稚園・丸亀警察署岡田駐在所・打越浄水場・市営天神墓
地・桜谷聖苑等がある。
7 コミュニティ構成団体
コミュニティ組織図のとおり(別紙16ページ)
8 神社・仏閣
(1)神社
・宇閇神社・恵美須神社・池ノ宮神社・美古神社・皇子神社(岡田上)
・八坂神社・椎尾神社・下土居神社・岡田神社・椋神社・皇子神社(岡田西)
・枚岳神社・室塚神社・水分神社・片山神社
岡田神社
椎尾神社
-7-
宇閇神社
(2)仏閣
・慈光寺・西覚寺・法城寺・光照寺
西覚寺
慈光寺
法城寺
光照寺
9 古代の遺跡
(1)古墳
岡田台地上には古墳時代の各時期に築かれた多くの古墳が多く残されていま
す。岡田西の新池西側には古墳時代前期に巨大な前方後円墳である車塚が築か
れています。当時、付近に巨大な勢力があったことがうかがえます。
古墳時代中期には、新池の周辺に円墳が数多く築かれており、岡田万塚と称
されています。古墳時代後期には、横穴式石室を持つ円墳が築かれるようにな
り、岡田上の打越、津森に平石古墳群や津森穴薬師古墳などが、岡田東の仁池
西の北原付近に北原古墳などが確認されています。
(2)市指定史跡(中世の城郭)
・西長尾城跡(平成 16 年 9 月 27 日指定)
岡田地域の南部は城山(しろやま)がそびえ、丸亀平野の南限となっていま
す。城山は標高 375.1mを測りその山頂からは、眼下に丸亀平野、更に瀬戸内海、
岡山県、愛媛県、屋島、満濃地域などを眺望することができます。この絶好の
立地を活かし、中世城郭である西長尾城が築かれています。西長尾城は、1368
年~1581 年に長尾大隅守一族、以降 1585 年まで国吉甚左衛門が城主を務めた。
山中には、連郭式曲輪列や空堀など多くの遺構が残されています。西長尾城
は、国吉城、長尾城とも称されます。
-8-
岡田万塚の車塚
西長尾城跡の連郭式曲輪列
10 無形文化財
市指定無形民俗文化財
・岡田おどり(昭和 47 年 11 月 1 日指定)
「米どころ」の歴史を顧みると、温暖な気候に恵まれた岡田は、反面少雨に
より降水に恵まれず、日照りにより耕作地を潤す水の確保に苦労を強いられて
きました。特に寛永3年(1626年)の大飢饉や農民の水争いを眼の辺りに
した大庄屋・岡田久次郎は、水田の少ない岡田に水を引く計画を立て、炭所に
適所を見つけると巨額の私財を投じて岡田の荒地に水を引き、米のとれる土地
にしょうと決意、2年の歳月をかけて亀越池を築造(1633年9月完成)し、
岡田の地を潤しました。
岡田おどりは、久次郎の遺徳を偲んで踊ったのがその始まりといわれ、振
り付けや節回しも当時のまま現在まで受け継がれています。
現在も毎年、久次郎の業績を称え亀越池土地改良区の人たちにより法会を行
い、その功績を語り継いでいます。
岡田久次郎顕彰碑
岡田踊り
-9-
11 年中行事
生計の中心が農業から他の職業に移って久しいが、そうしたなか、古くか
ら伝えられてきた行事が消え失せていこうとしている。一方で、新しい行事
も定着してきている。以下は、主な年中行事である。
正月の行事 ・氏神参拝 ・成人式 ・出初め式 ・書き初め ・鏡開き
・とんど焼き
春の行事
・節分・神社春市 ・ひな祭り ・端午の節句・社日
・百々手 ・コミュニティまつり・校区内運動会
夏の行事
・用水浚え、池のユル抜き ・七夕祭 ・灯籠流し
秋の行事
冬の行事
・岡田久次郎法会
・敬老会 ・秋の大祭 ・うま節句
・池の宮神社祈願祭・社日
・消防夜警 ・餅つき ・冬至
- 10 -
ま
ち づ く り
計 画
1
策定の背景
岡田は、これまで綾歌町の時代から、古代より恵まれた緑の山並みを背景に広がる
自然のなかで、自然を愛し、歴史や伝統を守り、教育や文化を尊び、心の通う健康で
明るいまちづくりを行政の主導のもとに進めてまいりました。
しかし、近年は、尐子高齢化の一層の進展、価値観や生活様式の多様化、平成の大
合併に象徴される行財政の効率化など地域を取り巻く環境が大きく変化しており、わ
たしたちには、共助の心に支えられたまちづくり、住民の主体性を尊重したまちづく
りなど新しいまちづくりが必要になってきています。加えて、丸亀市自体もわたした
ちに自らの手によるまちづくりを求めてきています。
2
私たちをとりまく課題
(1) 交通網
岡田は、恵まれた自然環境のなかにあり、幹線道路の整備や80年以上の歴史を
持つ高松琴平電気鉄道により、県都や近郊の都市と短時間で結ばれています。し
かし、車社会といわれるなかで車を持たない(乗らない)住民にとって、足の確
保が十分とはいえない状況もあります。
(2) 人口・世帯構成の変化
地元には農業以外にこれといった目立った産業もなく、若者は、遠く県外に就職
したり、地元にいても多くは地区外で働いているのが現状です。また、地区内の
人口は、右肩下がりで減尐を続けており、高齢化率も市の平均を大きく上回って
おります。
また、この15年間をみると、地区内の人口は一貫して減尐しています。加えて、
1世帯当たりの人口は今や2.8人となっており、核家族化や単身世帯化(特に高
齢者)が相当進んでいるものと考えます。
(3) 住民意識や社会情勢の変化
かつて、農業が中心であった時代には助け合わなければならないことや共通の話
題も多く、地域への関心は高かったのですが、近年は、農業の衰退に加え、地域
で暮らすためのインフラの整備や社会保障の充実、行政のサービスの充実なども
あり、隣人に依存しなくてもとりあえずは生活に支障がないことから地域との付
き合いを避ける傾向もみられます。しかし、国や自治体の財政が厳しくなるなか
で、これまでのように行政にきめ細かな調整やサービスを求めることは困難にな
りつつあり、地域の役割が大きくなってきていることを認識しておく必要があり
ます。
(4) 保育・教育施設
地区内には、保育所、幼稚園、小学校があり、保育、教育、そして文化の発信拠
- 11 -
点としての役割を果たしています。このうち小学校校舎は建築後52年を経過し、
老朽化が進むとともに耐震面でも問題があることから早い時期での改築が望ま
れます。
(5) 森林公園の整備・活用
森林公園については、合併後手つかずのままで十分な整備が行われておりません。
ここには、林間の山道や中世の山城であった西長尾城の遺跡があり、また、城山
から猫山に続く稜線からの眺望も素晴らしいことから、近隣の人たちにとって絶
好のハイキングコース、或いは健康ウォークとなっており、早期の整備が望まれ
ます。
(6) 団塊世代の退職と社会参加
地域活動や生涯学習面では、家庭において親子が一緒に過ごす時間の減尐、地域
の人とのふれあいや対話する機会の減尐等により、以前に比べ人間関係作りが苦
手な傾向が見受けられます。団塊の世代が、退職を迎え、暮らしと時間にゆとり
を持ち生活基盤を地域社会に移していく傾向にありますが、長年培ってきた知識
や経験を持つ人材に、地域活動に積極的に参加してもらえるよう「学習の場づく
り」と「きっかけづくり」をしていくことも今後の課題となっています。
以上のようなことに加え、防災、防犯、環境保護などにかかわる諸問題についても、
地域としての取り組みが必要となってきております。
3
私たちのめざすまち
わたしたちは、わたしたちの先祖が力を合わせ、知恵を出し合いながら育んできた
生活の文化や歴史を大切に引き継いでいきます。更には地域発展との調和のなかで
先人達が守り育ててきた豊かな自然環境を守ります。お年寄から子どもまですべて
の住民が健康で、生き生きと心豊かに、しかも安心して暮らせるまち、互いに支え
合うまちをめざしたいと考えます。そして岡田らしいまち、住む人が増えるまち、
賑わいつくりをめざします。それが「住み続けたいまち」だと考えます。
4
まちづくりの目標
わたしたちは、「住み続けたいまち
します。
おかだ」を実現するため、次の4つを目標と
(1) 安心して暮らせるまち
安全・安心な暮らしは住民すべての願いです。
自然災害に対する防災や被災時の対応が確立されたまち、交通事故や犯罪の尐な
いまち、みんなで助け合うまちをめざします。
- 12 -
(2) 自然と環境を大切にするまち
先人達が守ってきた豊かな自然環境を将来にわたって引き継ぐとともに、人類の
未来のために環境負荷の尐ない循環型社会を構築してまいります。
また、自然とのふれあいを楽しむとともに、清潔で美しいまちをめざします。
(3) 人がいきいきと輝くまち
子どもからお年寄りまで、誰にも居場所と出番があり、心身ともに健康で、いき
いきと暮らすまちをめざします。
また、学習できる環境を整備し、地域の歴史や伝統行事、芸術、文化に親しむま
ちをめざします。
(4) 地域に根差した協働のまち
まちはそこに生活をするすべての人のものです。住民一人ひとりがそれぞれの責
任や役割に応じて地域の問題を解決していくまちをめざします。
5
計画期間
計画期間は、平成23年度から27年度までの5カ年とし、計画に定めた事業を実
現するための実施計画期間は 3 年(毎年度見直し)とします。
6
まちづくり計画事業
(1) 安心して暮らせるまち
地震、風水害等の自然災害に対する防災や被災時の対応について、学習や体制整
備、訓練、周知を図るとともに交通災害、犯罪等から住民を守る取り組み、高齢
者支援、子育て支援等の取り組みを実施します。
また、バリアフリー化による安全な道路整備、公共交通網の空白地帯を解消する
ため、乗合交通方式の検討と行政への反映を行います。
※ 以下、
は新規事業
(防災に関する事業)
・防災訓練、防災マップの作成、防災研修、防災講演会、危機管理マップの作成
(防犯に関する事業)
・子ども安全パトロール、危険箇所パトロール
(交通安全に関する事業)
・道路整備などに関する要望書の提出
・交通事故マップの作成、安全運転アピール
・カーブミラー清掃
- 13 -
(高齢者等支援に関する事業)
・地域公共交通意見交換会
・健康支援事業の充実(長生き支援)
(子育て支援に関する事業)
・子育てサロンの開設
・プレイルームの一般開放
(2) 自然と環境を大切にするまち
美しい自然や環境を保護するため、環境を守ることの大切さやその手段について
教育と実践を進めるとともに、清潔で美しいまちの実現に向け、清掃活動や花壇
づくりを行います。
(環境美化整備事業)
・ふれあい花壇づくり
(森林公園整備事業)
・遊歩道草刈、きのこの森整備
(地域環境改善・保全事業)
・町内一斉清掃
・土器川清掃
・生活用水路の清掃
・道路・公園の清掃美化
・環境講演会の開催
・岡田十景(選定と保護)
・浄化ぼかしづくり
(水辺の景観整備事業)
・水辺広場清掃美化活動の支援
(遊休農地・耕作放置農地の活用事業)
・緑化運動の推進
(3) 人がいきいきと輝くまち
住民が心身ともに健康で過ごせるよう、健康づくり事業等を通じて支援するとと
もに、学習の場、人の役に立つことを実感できる場づくりをおこないます。
(健康づくり事業)
・食の安全・安心講習会
・生活習慣病予防、
・健康ウォーク道の整備
・男性のための料理教室
・グラウンドゴルフ大会、ゴルフコンペ
- 14 -
(ふれあい学習事業)
・俳画
・大正琴
(長生会との交流事業)
・ふれあい交流(米消費拡大推進事業)
(生涯学習支援事業)
・長生大学の開催
(芸術・文化支援事業)
・コミュニティまつり(隔年)
・おかだ文化祭の開催(隔年)
・協力団体との連携強化
(老人力活用事業)
・草履、しめなわ作りなど
(いきいきサロン推進事業)
(ふるさと探訪事業)
(4) 地域に根差した協働のまち
地域の諸問題に関心を持っていただくために、さまざまなコミュニケーション手
段を通じて地域内の情報の共有化を図ります。また、幅広い世代にまちづくり活
動への参加を促すとともに、団塊の世代など暮らしと時間に余裕があり、経験や
知識の豊富な人材に地域活動に参加してもらえるよう、その学習の場づくりをお
こないます。さまざまな事業やイベントをすすめるときに「遊び心」を忘れない
で、誰もが参加しやすい環境つくりを大切にします。
(地域内情報の共有化)
・コミュニティだよりの発行
・ホームページによる情報発信
(自治会加入促進事業)
・年1回、コミュニティだよりの各戸配布
(地域活動担い手支援事業)
・退職者のための地域活動講座
(賑わいつくり事業)
・久次郎にあやかった賑わいつくりにとりくむ若者たちを応援
・レタス、アスパラなど野菜生産者と消費者との交流
・地元産もち米で「おはぎ」つくり
・地元産野菜や、イチゴ試食会(長生会・ふるさと探訪など)
- 15 -
岡 田 コ ミ ュ ニ テ ィ 組 織 図
総
会
役
員
会
顧
部
総 務 部
福 祉 部
会
環 境 部
・広報活動
・ふるさと文化活動
・文化振興活動
・高齢者福祉活動
・障害者支援活動
・助け合い活動
・環境保全活動
・あいさつ運動
・花作り美化活動
・人権同和活動
・健康づくり活動
・リサイクル運動
代
議
安 全 部
・地域防災活動
・防災資機材管理
・交通安全活動
員
体 育 部
( 2 区 )
( 3 区 )
( 4 区 )
特別委員会
・町民スポーツ活動
・体力づくり活動
・青尐年育成
・コミュニティ祭り
・子ども安全対策
(パトロール校区会議)
代 表 代 議 員
岡 田 校 区 連 合 自 治 会
( 1 区 )
問
各 機 関 ・ 団 体 ・ ク ラ ブ
( 5 区 )
* 岡田婦人会・岡田長生会
・平塚東・平塚西
・平塚団地・室塚・俊正
・西山上・西山下
・原村・原村西
・原村西下・原村西中
・打越上・打越下
・打越東・河内・市地東
・市地西・延命寺
・片山・赤坂東・赤坂西
・赤坂団地・津森
・天神東・天神西・天神下
・桜ケ丘上・桜ケ丘下
・中央上・中央下・中央西
・中新田上・中新田下
・咲屋・小椎尾・宿母
・小津森東・小津森西
・一本木東・一本木西
・椎尾・北原東・北原西
・上新開
・下新開東・下新開西
・井岡東・井岡西
・田中・田中団地
・畑田上・畑田下
・重光・のぞみケ丘東
・のぞみケ丘西・滝の鼻
*
*
*
*
*
・TYMS(原村)
・みどり団地
・重永上・重永下
・平尾・射場・国吉
・札谷
・NIIG
・グリーンハイツ
・ケアハウス綾歌
・下土居・日下団地
・岡田東団地1
・岡田東団地2
・はなふさ
・向王子・向王子団地
・成願寺上・成願寺下
・北山・森俊東・森俊西
・東原・西新田1
・西新田2・西新田3
* 綾歌中学校PTA・岡田小学校PTA・あやうた幼稚園PTA
* 保育所保護者会・岡田校区子ども会・体育指導委員
* ボーイスカウト綾歌・ガールスカウト香川・スポーツ尐年団
(15)
(16)
(16)
(15)
・西新田4・岡田西団地
・コスモス
(24)
民生児童委員・福祉保健推進委員・母子愛育斑・福祉ママ
地域安全推進委員・交通安全協会岡田支部
交通指導委員・消防団第13分団
保護司・人権擁護委員・身体障害者福祉連合協会・文化財保護協会
食生活改善推進協議会・生活研究グループ・JA香川岡田支店・商工会
(27)
岡田まちづくり計画策定委員
役 職
氏
名
所
属
会 長
馬場
俊作
コミュニティ会長
副会長
髙橋
健一
コミュニティ副会長
副会長
柾木
豊
コミュニティ副会長
副会長
山地
赫子
コミュニティ副会長
委 員
刎田
鉱造
コミュニティ総務部長
委 員
岩崎
晶典
コミュニティ福祉部長
委 員
鈴木
光雄
コミュニティ環境部長
委 員
稲毛
正博
コミュニティ安全部長
委 員
土岐
隆行
コミュニティ体育部長
委 員
土岐
道憲
有識者
委 員
稲毛
章
有識者
委 員
古市
剛嗣
有識者
委 員
児寺
晴信
有識者
委 員
渡辺
佳廣
有識者
委 員
真鍋
倫明
有識者
委 員
佐野
圭司
有識者
委 員
國代
知敬
有識者
委 員
小林
知彦
有識者
事務局
横山
一弘
- 17 -
備
考
Fly UP