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地球温暖化 - 兵庫県立図書館

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地球温暖化 - 兵庫県立図書館
地球温暖化
「人間は、果てしなく賢明で、底知れず愚かだ この壊れやすい地球に対してどう対処するのかはここ
百年くらいで選択が決まる」『手塚治虫未来へのことば』(726.1-245)。異常気象など、温暖化はすで
に私たちの生活に影響をおよぼしつつあります。 今年5月には、主要国首脳会議(サミット)の環境大
臣会合が神戸で開催され、地球環境の未来について話し合われます。私たちも宇宙船地球号の一員
として、現状を理解し、何ができるのか、また何をなすべきか改めて考えてみませんか。
2008.2.1 兵庫県立図書館 調査相談課
TEL 078-918-3377(直通)
書 名
著 者 名
『北極圏へ オーロラと地球温暖
赤祖父 俊一 著
化に挑む』
当館請求記号 出 版 者
289.1-4276
白日社
刊年
2006
2100 年までに北極地域の永久凍土表層がほとんど融解というショッキングなことが報道されたが、
この図書の中でも触れられている。著者は北極圏が地球温暖化といかに密接に関係しているかを熱
く語っている。
日本放送出
2003
版協会
厳しい自然が人間の侵入を拒み続けてきた南極は、地球全体の環境のかすかな変化も敏感に現れ
る場所です。南極観測の重要性、温暖化などの環境問題との関わりを解き明かします。
『南極からのメッセージ』
NHK出版 編
402.9-123
『沈黙の惑星 火星の死と地球の ジョン・E.ブランデン
バーグ〔ほか〕 著
明日』
445.3-9
『ヒマラヤと地球温暖化 消えゆく
中尾 正義 編
氷河』
451.8-80
ダイヤモンド
2002
社
「地球がいま生きているように、火星もかつて生きていた。私たちが地球をうまく守っていかなけれ
ば、地球も確実に火星と同じように死んでしまうだろう。」(p190)地球環境に対する警告が物語風に論
じられ、難しい科学の話と感じさせない。私たちの生き方を考えさせられる一冊。
昭和堂
2007
春秋社
2007
ヒマラヤの氷河は本当に急速に縮小しているのでしょうか。そして、それ
は最近の温暖化のせいでしょうか。編者は1970年代からの調査結果をもと
に、これらの疑問について、検証しています。この美しい氷河と、その周りで
氷河の恩恵を受けながら生活を営む人々。われわれの世代で氷河をなくして
しまわないように、この本は警鐘を鳴らしています。
『ツバル 地球温暖化に沈む国』 神保 哲生 著
451.8-85
ツバルという南太平洋の小さな島国の知名度は温暖化問題
でかなり上がったのではないでしょうか。温暖化と海面上昇に
直接の関係はないという説も世の中にはありますが、ツバルが
海岸侵食と内陸洪水により、人の住めない国になりつつあるこ
とは事実です。現場を目の当たりにした著者の言葉は重く響き
ます。
書 名
著 者 名
刊年
ランダムハウ
2007
アル・ゴア 著
451.8-86
『不都合な真実』
ス講談社
同じタイトルのドキュメンタリー映画の書籍版。米国の元副大統領アル・ゴア氏は、30年以上に渡り
地球環境について研究してきた。この本には、写真や図表がふんだんに掲載され、地球環境の危機
的状況が誰にでも理解され、地球環境問題に真摯に向き合うことを促している。こうした活動により、
アル・ゴア氏は2007年度ノーベル平和賞を受賞。映画のほうもアカデミー賞を受賞している。
『21世紀こども百科地球環境館』
当館請求記号 出 版 者
519-378
小学館
2004
複雑な地球環境問題をわかりやすく図解。また、『生物を科
学する事典』(460-96)では“おならが地球温暖化を加速す
る?”等興味深い話題を解説。
『新・生活環境論 ライフスタイル
石沢 清史 著
の変革へのヒント』
519-455
リサイクル文
化社
2007
「生活」という身近な視点から幅広い地球環境問題を考え、行動しようとする著者が、日常生活に関
わりのあるテーマを選んで、最新の情報・データを豊富に掲載し、消費者に関わる問題への対応を描
いている図書である。
『温対法と省エネ法の原単位問
田中 俊六 著
題 「全電源平均」と「火力平均」』
519.1-385
オーム社
2007
省エネ効果の算定方法が異なる「地球温暖化対策推進法(通称:温対法)」
と「エネルギーの合理化に関する法律(通称:省エネ法)」。両法はもとより、
CO2排出量・削減量の計算すべてにおいて「全電源平均」の採用が正しいと
の結論に達した著者が、全電源平均の適用により、省エネ機器・システムの
評価がどのように変わるかを明らかにした、少し勉強する図書です。
日本能率協
会マネジメン
2007
トセンター
地球温暖化は地球上に暮らすすべての人々が関係する課題
であり、次世代の人々に自然豊かな環境を手渡していく責務を
私たち一人ひとりが担っている。本書は環境社会検定試験受
験者はもちろん、環境活動に役立つヒント集としても有益なハ
ンドブックである。
エコピープル支援協議
『eco検定環境活動ハンドブック』 会 編著
519.1-400
『アラスカ 極北・生命の地図』
748-221
星野 道夫 著
ラスト・フロンティア、アラスカに過酷な生の営みを繰り返す野生動物たち。
壮大な自然を背景に、そこに住む動物たちや人々の姿を、写真はダイナミッ
クに捉えています。微妙なバランスで保たれている極北の生態系は、ひとつ
の鎖が崩れると、全体系に影響が及びます。写真集では、環境問題について
声高に述べられていません。しかし、地球温暖化はじめ環境問題が論じられ
る現在、この自然は是非、守っていかなければならないものだと思います。
朝日新聞社
1990
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