Comments
Description
Transcript
成年後見制度 その1
ここに注目 地域で組合員のみなさんが「こんなことができるといいな」と声を出して、 いろんなことに取り組んでいます。ここではその活動を紹介します。 4月17日 東日本大震災で被災された みなさんとの交流会 5月18日 会場 田原福祉センター 主催 田原地域委員会 東三河ブロック 飼料米フェスタ 名古屋南ブロック 聞いて 食べて~なるほど!飼料米 成年後見制度 名古屋南ブロック連絡会で「飼料米フェスタ」開催のために呼びかけ られ8人で結成しました。 前半は「愛知県における飼料米の取り組みについて」 、 生産者から「飼料米活用報告」などを聞き学習。後半は飼 料米活用のたまご、豚肉料理を中心にした試食交流会を 行いました。 2 成年後見制度には2種類あります 法定後見制度 学ぶことは多いですね。 声 • 生産者の熱い想いで作られている姿勢に感動しました。 • 飼料米のことがよくわかりました。試食商品もおいしかったです。 み 後見 保佐 補助 判断能力 常にない 判断能力 著しく不十分 判断能力 不十分 3 成年後見人等の役割 本人の生活や身の回りの事がら(医療・介護・福祉など)に配慮 しながら本人を保護し支援します。その役割は財産の管理や契約 などの法律行為に関するものに限られます。 日常の買い物や食事の世話など、実際の介護は含まれません。 成年後見制度についてのご相談は、NPO あいち あんきネット コープあいちと弁護士事務所、税理士法人の協力で高齢者のくらしの安全・安心と生き る権利を守る事業を進めることを目的に愛知県の認証を受けて設立したNPOです。 支援内容 身元保証、契約に付随する生活支援、金銭管理、任意後見など 将来の不安に備えたい お問い合わせ先 名古屋市千種区稲舟通1-39 生協生活文化会館3階 TEL 052-781-6074 (詳細は次回掲載) 重い 軽い 判断能力 • こういった交流会は継続したいね。 •(宮城から単身で避難して来られた男性より)やっぱりみんなで 食べるごはんはおいしいですね。 • 生産者の取り組み、消費者の期待をしっかり感じることができた。 任意後見制度 すでに判断能力が不十分 声 • 田原は南海トラフ大地震で大きな被害が予測されているので、 よ 超高齢化となった日本では現在65歳以上で7人に1人が認知症、65歳未満で発症する若年性認知症の方も4万人弱いらっしゃ ると言われています。認知症や知的障害・精神障害などの理由で不動産や預貯金などの財産管理や介護サービス・施設への入所 契約など、自分での判断が難しい場合に、財産や権利を保護し、本人の希望に沿った生活支援をすることを目的にした制度として 「成年後見制度」があります。 二回にわたり掲載します。制度を知り上手に活用して、将来への不安を少しでも解消しましょう。 ①認知症が進み自分でお金の管理ができない ②財産の管理や相続の手続きができない ③親族の支援が受けられず、生命保険等の給付請求手続きができない ④ひんぱんな訪問販売や悪徳商法の被害を受けている ⑤福祉サービスの契約が難しそう ⑥障害のある子どもの将来が不安 東日本大震災で被災され、東三 河に避難されているみなさんに 寄り添い、地域防災について学ぶ 交流会を開催しました。田原市か らの2世帯を含む6世帯の避難者が参加。準備した手作 りのおもてなしメニューでなごやかに懇談がすすみまし た。被災者支援センターの協力、田原市福祉課、田原市 社協のみなさんとの共催、協働により、地域でのつなが りをつくることができました。 みやもと き ライフプランアドバイザー(LPA) 宮 本季 余美 1 こんな困りごとのときに利用したい成年後見制度 9人のメンバーで活動 しています。昨年開発 に取り組んだ「渥美半島 キャベツのメンチカツ」 が5月にデビューしま した。 会場 生協生活文化会館4Fホール 主催 飼料米フェスタ実行委員会 その 1 ●LPA学習会についてのお問い合わせ コープ共済センター(月〜土 午前9時〜午後5時) 7 0120-506-256 LPA(ライフプランアドバイザー) 組合員の「くらし応援」を目的に、保障の見直し学習会・相談活動に取り組む組合員のみなさんです。「親子マネー教室」 や「エンディングプラン学習会」などもおこなっています。学習会ご希望の場合、組合員3人以上集まれば開催もできます。 会場 志段味地区会館 共催 志段味えんママ ・守山センター 地域の方々に平和をアピール! 平和行進とよあけコース 6月6日 声 • 玉子かけご飯を安心して食べることができました。普段は生で 食べないけれど、これだけのこだわりがあるなら、生で食べたい。 • から揚げは新しい作り方を知りました。産地や生産方法に気を 使ってなかったけれど、 少し気にしてみようかなあと思いました。 • 組合員のお友達に教えて頂き、参加してみて、よさを感じました。 ありがとうございました。 6 ご 報 告 「平和とよりよい生活のために」をスローガンにするコープあいちは、憲法9条の改定につながる96条の改定や、集団 的自衛権の行使容認に反対しています。5月20日にはコープあいち理事会として意見書を送付し、7月1日にはプレス リリースをしました。組合員のみなさん、命を守る活動をともにすすめていきましょう。 「食」 「商品」 「子育て」をテー マに守山区志段味地域で活動 しています。一昨年のコープ ひろばに参加、そこから発展 してグループを結成。現在は 15人で活動しています。 日ごろ、子育てに追われた同年代のみなさんと話す機 会を作ろうと食フェスタを開催しました。 “女子会”風に 企画を考え、コープの商品を学習しながら、楽しい時間 を過ごすことができました。 「あいちの米たまご」を使っ たふんわりオムライスと「産直若鶏」のおいしいから揚げ の作り方を見て学んで試食。また、野菜ソムリエから、 野菜のおいしい食べ方や好きになるためのアドバイスな ど、試食しながら学びました。 尾張南ブロック 6月12日 名古屋北ブロック 「女子会風のランチ」でコープ商品の 魅力発見と料理法を知ろう! 内閣総理大臣 安倍 晋三 殿 憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書 2014年 5月20日 生活協同組合 コープあいち理事会 主催 コープあいちとよあけ「平和の会」 あいち平和行進(とよあけコース)を柱として平和の推進に取り組ん でいます。平和の学習会の企画や、各種平和の取り組みにも参加し て平和を組合員に広げる活動をしています。 コープあいちとよあけ「平和の会」が中心となって準備 をすすめてきました。当日は薄曇りの行進日和となり、 作業所の仲間たちも“歩きたい!”との思いで一歩一歩行 進を行いました。また途中通過する小学校では、小学生 が出迎えて手を振ってくれるなど嬉しいシーンもありま した。行進の最後、コープとよあけ店では、職員も「お疲 れさま!」と迎えてくれて、店内を行進しながら集会室へ 入りました。 憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認について、平 和を願う多くの国民が不安と疑念を抱いています。世論調査で は、半数を超える国民が反対の意思を示しています。 先の大戦への深い悔恨から、戦後日本は戦争をしない国とし ての基本理念を堅持してきました。憲法が定める平和主義を貫 くことで、惨禍にまきこまれることなく、海外で武力行使する ことなくきた69年は、世界に誇るべき価値があると考えます。 一方、安倍内閣が推し進めようとしている集団的自衛権の行 使容認は、これまでの価値を根本から否定しかねないものと言 えます。自国が攻撃されていなくとも武力行使できるこの「権 利」は、もはや自衛の域を越えており、他国の戦争にまきこまれ る可能性が高まることが十分に想定されます。また、アジアの 隣国との関係の悪化や軍拡競争の道へとすすむなど、国のあり 方さえ変えてしまいかねないものと危惧します。 日本の歴代政府は集団的自衛権について、憲法九条に違反す るものとして禁じてきました。それが今、政府自身の長年にわ たる解釈を捨て、国会での議論も憲法改正手続きもとらず、与 党協議と閣議決定だけで押し通そうとしています。一政権の解 釈で憲法を空文化させることは、権力の濫用を抑える立憲主義 に反し、民主主義を根底から揺るがす行為として許すことがで きません。 「平和とよりよい生活のため」の運動・事業にとりく んでいる私たちコープあいちは、組合員のくらしを守る立場か ら、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に、強く反 対します。 7