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和臨技会報 - 和歌山県臨床検査技師会

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和臨技会報 - 和歌山県臨床検査技師会
和臨技会報
通巻第66号
平成27年度 後期
(H27.10-28.3)
和臨技災害対策フォーラム報告
第16回医療セミナー inわかやま報告
HIV即日検査及びHIV/AIDS啓発活動報告
乳がん検診啓発 活動報告
一般社団法人 和歌山県臨床検査技師会
和臨技会長あいさつ
紀南病院
玉置 達紀
和臨技オリエンテーションでの玉置会長
和臨技会報通巻66号発行に際し、一言ご挨拶申し上げます。
日頃、会員皆様におかれましては和臨技事業に対し多大なご協力、ご理解をいただいているこ
とに厚く御礼申し上げます。
平成28年1月24日(日)~25日(月)かけて、40数年ぶりという大寒波が西日本を中心に襲っ
た。前号(65巻)で今年の夏は記録的に暑かった(多治見市39.9℃)と書いたばかりである。そ
の年の冬には、記録的に寒かったということになる。雪を降らす目安である上空1,500mには-
6℃の寒気が九州鹿児島はおろか沖縄、台湾にまで南下した。なんと南国である沖縄にも39年ぶ
りに雪が舞った。当然の如く各地で死傷者や道路、鉄道、航空等の公共機関が麻痺した。和歌山
県(1/25)では、和歌山市(最高2.8℃、最低-2.7℃)、御坊市(最高2.7℃、最低-3.4℃)、
田辺市(最高3.1℃、最低-2.5℃)、新宮市(最高4.6℃、最低-2.0℃)となり、落差133mも
ある那智の滝が凍ったとのことである。その4日後(1/29)には最高気温が18.2℃(田辺市)ま
で上がり春の気温となった。異常気象なのか?
地球がおかしいのか?
今回もまた、自然は人
間がコントロールできない事をまざまざと知らされた。寒暖の差が激しくなると、インフルエン
ザを中心としたウイルス感染が流行するはず。しかし、それほど流行はしていない。どうしてな
のか?
うがい・手洗い等の感染対策ができているからなのか?
当病院で1シーズン1,000テス
ト以上検査した数年前と比べると遙かに少ない。集団流行の報告もあるが、流行るのか?
らないのか?
流行
悩ましいところでもある。
平成26年10月から始まった厚労省が進める地域医療ビジョンの策定が出来つつあります。すな
わち、急性期病床を減らし、回復期・慢性期病床へのシフト、あるいは在宅医療の充実を上げた
地域包括ケアという名のビジョンであります。それによって、臨床検査技師は今迄の専門性に特
化したスペシャリストに加えて、ベットサイドや病棟に出向くジェネラリストとしての役割を持
つ必要が出てまいりました。大きな転換期を迎えていると言っても過言では無いと思います。今
後、日臨技の動きを見ながら、関連する情報を会員に提供していく必要があります。
さて、平成28年度の日臨技近畿支部医学検査学会(第56回)でありますが、5月14日(土)、
15日(日)の間、竹中
正人学会長、大石
博晃実行委員長の元、和歌山市の和歌山JAビルと
新橘ビルにおいて開催されます。名誉なことに4年の会長任期の間に2回の支部学会を経験するわ
けですが、前回(白浜)に引き続き、和歌山の学会に参加して良かった!
ランチョンの弁当が良かった!
スタッフ(会員)の対応が良かった!
るような学会にしたいと思います。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
企画が良かった!
と後世にまで伝えられ
(平成28年1月)
祝
平成27年度保健衛生医事功労者知事感謝状贈呈
森下 拓哉技師 (済生会有田病院 元理事)
おめでとうございました !
11.28
平成27年度和歌山県保健衛生医事功労者として、済生会有田病院の森下 拓也技師
が知事感謝状を贈呈されました。森下技師は永きに渡る理事活動並びに技師会活動を
通し、県民の保健衛生の向上に貢献されたご功績により表彰されました。
これからも、臨床検査並びに和臨技発展のためにご尽力いただけますようお願いし
ます。
会長 玉置達紀
本来、和臨技が永年おこなってきた保健衛生活動に与えられる
べき感謝状を、この度仁坂知事より拝受し誠に身に余る光栄です。
これまでご指導いただきました会員の皆様に厚く御礼を申し上げ
ます。
思えば二十歳のとき検査技師の存在さえ知らずに飛び込んだ医
療の現場で奇しくも技師となり、今日を迎えることができたのは
技師会での沢山の出会いと教えが支えとなったからだと感謝して
おります。
現役世代も残り少なくなりましたが、今回の表彰を励みとし何
分微力ではございますが、いましばらく和臨技活動のお手伝いが
できればと思いますので、なにとぞ引き続きご指導ご鞭撻の程よ
ろしくお願い申し上げます。
平成28年3月4日
済生会有田病院
検査科
森下拓哉
アバローム紀の国 にて
臨床検査技師法の改正で検体採取が拡大
採取には受講が必要です
講習会修了者バッジ
キャッチフレーズ
正しい検査は、正しい検体採取から
〜検査のプロが責任を持って採取しています〜
「厚生労働大臣が指定する検体採取等に関する講習会」の
受講が義務づけられています。速やかに受講しましょう。
11 月7、8 日までの修了者は16,469 人でした。
<28年度恒例行事の予定>
会員動向 H28.3 現在
日臨技会員
341名
和臨技会員
12名
計
353名
定期総会 5 月28 日(土)
学術部一泊合同研修会
6 月25 ・26 日(土日)で開催予定
症例検討は生理機能と臨床化学から出題
臨床講演「肺腫瘍について」
南和歌山医療センター 北市 正則先生
祝
平成27年度医療従事功労者賞に
畑 忠良技師 (日高総合病院)
受賞おめでとうございました !
この度、平成27年度 和歌山県医療従事功労者賞に当会から畑 忠良副会長が受
賞されました。畑副会長は長年に渡り県技師会の役員として、公益事業、学術活動、
公衆衛生活動並びに後進の育成等人材育成に取り組まれた功績が認められたものと
思われます。本当におめでとうございます。
本賞は、県知事賞と同格の賞として看護師を除いたメディカルスタッフ団体に対
し平成25年に新設された賞であります。臨床検査技師会としても、この賞に恥じな
い様に県民における公衆衛生の向上に向けて取り組んでいきたいと考えます。
(会長 玉置達紀)
和歌山県医療従事功労者賞を受賞して
国保日高総合病院
臨床検査科
畑
忠良
平成28年1月27日(水) 県庁正庁において、平成27年度和歌山県医療従事功労者表彰式
が執り行われ和歌山県臨床検査技師会の代表としての気持ちで受賞してまいりました。
重厚感のある正庁室は、和歌山県の歴史を感じさせる、すばらしい佇まいであり、
真っ赤な絨毯は、それだけでも壮麗で格調の高さを感じました。このようなすばらしい
場所で、また栄えある賞を受賞できましたことは、ひとえに和歌山県臨床検査技師会の
皆様方のご指導とご鞭撻、更にはたくさんのご理解をいただきました病院と同僚のおか
げであることはいうまでもありません。
私は、和歌山県臨床検査技師会の会員となり、副学術部長、理事、事務局長、副会長
と沢山の勉強をさせていただきましたが、これもまた先輩方をはじめ皆様方のご指名で
ありご指導でありました。大きな表彰状とメダルの重さをしっかりと感じとり、忘れる
ことなく自己研磨し医療への大きな役割を担う臨床検査に邁進していきたいと思います。
最後になりました、受賞に際しご推薦いただきました理事の皆様、推薦状・個人調書
作成にご尽力いただきました田中事務局長様、また授賞式に見守っていただきました玉
置会長様に心から深謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
前列 向って左端が畑技師です
学会長
竹中 正人 (紀南病院)
実行委員長 大石 博晃 (和医大)
事務局長
堀端 伸行 ( 和医大)
経理部長
稲葉 美佐 (国保日高総合病院)
天候にも恵まれた両日、多くの参加
者と多くの皆様のご協力を得て、盛会
に終えることができました。
ありがとうございました。
次号で報告します。
100人を超える会員が実務委員として登録していただいています。
JAMTに掲載しました
検査説明・相談ができる
臨床検査技師育成講習会に参加して
2015.12.5-6
紀三井寺ガーデンホテルはやし
医療法人千徳会 桜ヶ丘病院
山中 拓哉
講習会に参加して、検査説明を行うためには検査の意義や検査結果の解釈などの知識は
当然のこと、接遇などのコミュニケーション能力や検査説明の技術が必要で、こういった
ことに対応できるよう、幅広い内容の講義やK-J法を用いたグループワークなどで、身にな
る2日間となりました。グループワークを多く取り入れた内容だったので、楽しく過ごせ
2日間が長く感じませんでした。今回で第2回となり、前回より少ない
19名の参加者
でしたが、少ない分皆が参加し協力できたと思います。また、他施設の活動なども聞くこ
ともでき、とても勉強になりました。講習会の最後で検査説明のシミュレーションがあり
ましたが、緊張してしまい説明に戸惑ったところがあり、説明の難しさを実感することも
できました。
検査説明をするにあたって自己の研鑽はもちろんですが、このような講習会が活発に行
われるようになれば参加者同士の交流や情報交換も多くなり、結果としてチーム医療とし
ての検査技師の存在感は上がり、患者さんの診断、治療に貢献できると思いました。
担当理事
副会長 竹中正人
学んで、交流して、
有意義な1泊2日でした。
第20回 和歌山県病院協会学術大会
2015.11.1 ホテルアバローム紀の国
看護協会、薬剤師会、栄養士会、放射線技師会、理学療法士協会、作業
療法士会、臨床工学士会、臨床検査技師会が各職種の取り組みについて交
流しあう場です。検査技師会から6人の発表がありました。
シンポジウムは、「人材育成について」でした。
大前嘉良技師
西岡範子技師
瀧口良重技師
吉田恵技師
石水弘子技師
中西志帆技師
座長
大石博晃技師
県病院協会学術大会の第5会場の運営を和臨技が行いまし
豪華なお弁当でしたよ
た。今年度は、当会から7名の技師よる一般演題発表が有り、
中西志帆技師が将来性を期待する発表内容という評価を受け、
優秀賞を受賞しました。
平成28年度は11月6日に開催予定
テーマは「診療報酬改定と病院機能」
和臨技災害対策フォーラム
JAビル
2015.12.12
大規模災害時における臨床検査について考える
和歌山県警察本部
堀内義樹氏から、県警察における災害対策に
ついて、南海トラフ地震を想定した取り組みや活動(消防、海保、
自衛隊やDMAT等)について紹介されました。
新潟大学地域医療教育センター
魚沼基幹病院
坂西清氏からは、
実際に中越地震で体験された事例を紹介され、県内の技師会で取り
組んでいる災害時の協力体制や災害時の支援体制についてお話を聞
きました。
竹内化学株式会社
竹内和彦氏からは、臨薬卸と県との間で、一
昨年全国で初めて災害時における検査診断薬の供給体制の協定を結
んだ後、協定を結ぶ例が増えてきているという話がありました。
総括して、神戸常盤大学の坂本秀生氏は、災害後数日経てば慢性疾患の診断あるいは
治療のために臨床検査は必要になってくる。そのためにはPOCT等を含めた検査体制
の構築が重要であり、その場合の病院間や技師会間、臨薬卸、試薬メーカーといった横
のつながりを、日頃から整備しておく必要があると訴えられました。
参加者数:
会員
講師
賛助会員
一般市民
報道
62
34
4
17
6
1
名
名
名
名
名
名(じほう社)
将来来ると言われている大規模災害に対し、災害後に必要な臨床検査について、県警、
臨薬卸、他団体、中越沖地震を経験した方々から情報提供してもらうことで、県内施設
の現状を再認識し、体制を見直す事ができました。行政あるいは臨薬卸団体とのネット
ワークの構築に繋げていきます。
今後、災害に関する事業は継続しておこなうことが必要で、検査業界だけではなく、
色々な職種や団体から情報提供いただいて、技師会の中での災害対策を考えていきたい
と思います。
第16回 医療セミナー in わかやま
貴方の血管は大丈夫?
「検査と健康展」 同時開催
平成27年11月14日(土)10:30-15:00
和歌山県立医科大学附属病院
担当理事
瀧口 良重
和歌山市紀三井寺の和歌山県立医科大学附属病院にて、和歌山県や和歌山市を始め11団体
に後援をいただき開催しました.
今回は例年になく,県民の方からセミナーについての問い合わせの電話が多く,先着70名
なの?予約できないの?何時くらいに病院に着いたら検査をしてもらえるの?といった内容
でした.当日の天候は小雨が降っていましたので,早くから待っている人がいないか気にな
り,7時半頃に病院の中央検査部待ち合いへ着きました.すると,3人の女性の方から「順番
を取りに来たんよ」とにこやかに声を掛けられました.次々に,頸動脈エコー検査をしてほ
しいという希望者がやってきて,中央検査部前の待ち合いはいっぱいになり,座るところが
なくなったので,近くの外来待ち合い(泌尿器科前)に順次座って待っていただくことにし
ましたが,そこの席も埋まり,循環器内科前の席へ順次座っていただくという盛況ぶりでし
た.県民の方から,「70名より多そうだけど,検査してもらえるの?」と聞かれ,「大丈夫
です.待っている方は全員検査をしますから」と答えると,その方は苦笑されました.
やがて,実務委員の集合時間の9時30分になり,エコー検査担当者には,先着70名の予定
だったけど,200名くらいしてもらうことになると伝えました.検査展実務委員の紀南病院竹
中技師に,当日,頸動脈エコー検査を応援してくださいとお願いすると,突然の申し出に驚
かれた様子でしたが,快く引き受けてくださいました.
公益担当責任者の国保日高総合病院畑技師から,集合したみなさんに挨拶があって,エ
コー検査担当者が準備出来次第,検査をスタートすることになり,検査受付開始は予定より
早めの10時前から始めました.
検査展の方では,検査相談の医師が今年は2名来られることになっていました.紀南
病院の尾崎先生と阪南市民病院の木下先生です.検査相談担当の済生会和歌山病院久保
技師と高野町立高野山総合診療所丸澤技師が待ち合いの方から希望者を選出し,合計42
名の方を誘導してくれました.二人の先生方の進行具合に違いがあり,誘導にご苦労が
あったと聞いています.
エコー検査の待ち合いが数か所に分かれたので,中継地点で誘導してくれる人が必要
になりました.桜ヶ丘病院石井技師が「私行きます」って,言ってくれたので,最後尾
の担当をしている私と石井技師と中央検査部受付前とエコー室前の連携プレーで誘導し
ていくことになりました.エコー検査が始まると,県民の人がどんどん流れていきまし
た.心の中で,「すごい!エコー検査チームの処理は早い!」と感動していました.エ
コー検査実施者は223名,11時過ぎには検査は終了していました.検査受付終了後に来
られた方が1名いましたが,エコー検査担当者の方が厚意的に検査を施行してくれまし
た.今回,最後尾で県民の誘導にあたっていたので,検査展や健康相談の様子を知るこ
とができず,少し残念でした.
1 来場者数
来場者241 名、頸部エコー223 名、検査相談42 名
アンケート調査の回収数は201 名
2 実施内容
臨床検査専門医による相談は42 名
臨床医による公開講座は2演題
「動脈硬化と脳の病気」
「動脈硬化と心臓の病気」
和臨技独自のAパネル8 枚による臨床検査技師ならびに臨床検査について、
簡単な言葉(専門用語を出来るだけ使わない様に)での説明
日臨技パネルも併用して説明
顕微鏡によるギムザ染色標本・グラム染色標本の観察体験
超音波による総頸動脈のIMT とプラークの有無の測定
乳腺模型による触診体験と乳がん検診の啓発活動
日臨技と臨床検査振興協議会DVD 放映による臨床検査技師の知名度向上活動
3 総括
医師による相談・検査展・講演会等全ての企画は概ね良好に執行することができた。
医会の医師による相談は非常に好評であった。
来場者による様々な質問等が、パネル展示や顕微鏡展示コーナーで見受けられた。
臨床医による講演会においても、活発な質疑応答がなされた。
今年度は予想をはるかに超える来場者が有り、若干混乱が有った。(反省点)
効 果
動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症,心筋梗塞な
ど)や脳血管疾患(脳梗塞,脳出血など)を引き起こす恐れがあるゆえ、頸動脈エコー検
査を用いる「動脈硬化の程度を知る検査」が「視覚的に血管(動脈)壁の状態を知る検
査」と紹介しました。
県民自身が動脈硬化の進行を知ることにより、動脈硬化症予防や意識向上への啓発活動を
行い、また、検査技師という職業を広くアピールすることにより臨床検査技師の知名度向
上につながったと思います。
ものすごい人でした
午後からの講演は13時からです.今回のテーマは,「貴方の血管は大丈夫?」でした.来場
者数は,241名.会場内に補助イスも準備しましたが,座れなくてご迷惑をおかけした人もい
ました.まず,「動脈硬化と脳の病気」というテーマで,和歌山県立医科大学の西林先生が、わ
かりやすく興味深くお話くださいました.手術中の動画もあり,病気の内容も理解しやすいも
のでした.西林先生の講演が終わり,質問を受け答えしている最中,会場内で気分不良の方が
出現しました.会場内は空調がきかず,蒸し暑かった上に,人が多く集まったせいでしょうか.
すぐに西林先生が急患対応をし,医大のスタッフもストレッチャーや救急カートを準備しまし
た.その後,救急で診察があり,無事帰宅されたと聞いてひと安心しました.
検査結果は次の講演が始まるまでの休憩時間に配布しましたが,223名分の結果で手間取り
ました.座っている場所がばらばらなので,技師が階段を行ったりきたりして大変でしたが,
配布終了時には,配布のため奔走した技師さん達に,県民から拍手がわき起こりました.
次は「動脈硬化と心臓の病気」というテーマで、同大学の田中先生にお話しいただきました.
話がとても興味深く,みなさん,集中して聴講していました.健康食品については効果が得ら
れないので,購入する金額を家族のために投入すべきだと言って,参加者に貴重な意見を述べ
られていました.
最後は,技師会副会長畑技師の挨拶です.臨床検査技師は皆さんの命と健康をサポートして
います‥的な発言に大拍手でした.きっと,臨床検査技師の広報に,好印象で役立ったと思い
ます.
アンケート調査では,医療セミナーの内容はわかりやすいと好評でした.何より多くの県民
の参加があり,大変良かったと思っています.和臨技会員の協力を得て,今年も無事に医療セ
ミナーを終えることができました.医療セミナーがスムーズに開催できたのは,皆さんのとっ
さの判断であり,一生懸命に取り組んでくださった結果だと思います.心より深謝いたします.
公益事業活動
HIV即日検査及び啓発活動報告
担当理事 蓬台 克之
今回も昨年と同様
和大祭会場で、
屋外でのポスター啓発と、HIVの即日検査を実施致しました。
HIV即日検査は5名の実務委員が担当し採血とエスプラインを用いての検査を実施し21名
が検査を受けに来られました。昨年から勧誘を行わなくても自発的に検査を受けに来られ
る方が増えているのはHIVに対しての意識が変化してきてるのかなと思っております。
HIV/エイズ啓発は6名で屋外にパーテーションを立てポスター掲示で実施致しました。エ
イズを知りたい方々以外にも、県のスタンプラリーの景品につられて来られる方々も多く
来られました。ですが、そのような方々にもHIV/エイズに関して聞いて頂けた事は無駄で
はないと考えます。きっかけは何で有ろうと187名の県民の方々にHIV/エイズを少しでも
知って頂けたことは今後のHIV/エイズ予防に貢献できたのではないかと思っております。
今回の展示ポスターを作成する中で、大変気になった事があります。平成22年に比べ平
成26年は梅毒の報告件数が2.7倍になっていることです。成人だけでなく中高生の増加も目
立っており、今後は異性間でのHIV感染増加が危惧する必要があると思います。
次回のHIV即日検査及び啓発活動も今までと同様に和大祭で行うと思います。
多くの会員に参加して頂けますよう宜しくお願いいたします。
日本赤十字社 和歌山医療センター
検査部 勝山 浩樹
午前中は二人しか即日検査を受ける
方が来ず、このまま一日が終わるのか
と思いきや、午後は多くの方が来られ
良かったと思いました。
この啓発活動をもっと多くの和臨技
会員の方が経験できればいいのではと
思います。
和歌山県立医科大学附属病院
中央検査部 梅村 健太
今回、私は採血業務という形でHIVの啓発に参加させていただきました。実際に来客し
てくださった方に説明等はできませんでしたが、増加傾向にあるHIVの啓発活動に参加で
きたことを医療人として嬉しく思いました。今後も、しっかりとした知識を身に付けれ
ば感染を防ぐことができることを今回のHIV活動以外のところでも、より多くの方に伝え
ていきたいと思います。この度、「世界エイズデー2015
ただき、ありがとうございました。
in
和歌山」に参加させてい
2010 年からの掛け声
はじめよう、乳がん検診。
のりこえよう、乳がん。
いっしょに、笑顔で。
今から、ここから。
2015 年10 月吉日
ピンクリボン紀南
代表 石水 弘子
拝啓 秋冷の候、皆様におかれましては ますますご健勝のことお慶び申し上げます。
さて、過日行われました「ピンクリボン紀南2015 熊野本宮大社ピンクライトアップ」をご
支援くださり、誠にありがとうございます。
今回のイベントは、小雨降る中でのスタートでしたが、お昼からは晴天に恵まれ、穏やか
な気候の中で開催できました。熊野古道リ・ボーンウオーク、乳がん講演会&コンサート、
点灯式と熊野本宮大社大斎原の大鳥居ピンクライトアップというすべてのプログラムを無事
に実施できました。
イベントに多くの皆様にご参加頂きましたのも、ひとえに皆様のご支援の賜物と感謝して
おります。
乳がんで悲しむ人を一人でも減らすため、乳がん検査の早期受診の呼びか
けや乳がん触診体験ブースの実施に引き続き励んでまいります。
何卒
今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
11 月 7 日(土) 乳がん講演会(会場:南和歌山医療センター)
11 月29 日(日)田辺市生涯学習フェステバル 乳房模型ブース出展
ピンクリボン紀南と技師会が協力しあって、開催しています
今回で6回目の啓発活動になります。
来場者に乳がん体験者も多く、幅広い年齢層の方々に興味を持っ
てもらえているのを実感しています。
昨年よりも男性が積極的に触診体験ブースに来られて、家族ぐ
るみで乳がんについて学ぶ姿勢が見受けられました。
継続して乳がんの啓発活動をおこなっていることで、検査技師会
担当理事
田原 靖子
の価値を高めていると思います。また、医療従事者として、公益
活動をおこなっている臨床検査技師の存在を知ってもらう機会に
なっています。
和臨技の研修会に行こう!
日本赤十字社和歌山医療センター
森下 陽子
みなさん、和臨技主催の研修会に参加していますか?
私たち血液研究班では、今年(27年度)、4回の研修会を開催しました。毎年、
年度の初めに今年はどんな内容がいいかな?みんな何を勉強したいのかな?と班員
どうしで話し合って企画を立てます。ある年は形態に力を入れて血液像や骨髄像の
検査技術をアップさせよう、またある年は基礎的な学習を中心にして初心者の方に
学習する機会を作ろうなど、さまざまな取り組みをしています。
ところが、和歌山は地域的に会員人口が少なく、研修会を開いてもなかなか参加者が増えま
せん。意気込んで研修会に行ってみたものの、参加者が少なくて、あれ?私なんかが来ても良
かったのかしら?と遠慮がちに隅っこで座っていたなんて経験ありませんか?(そんなこと全
く気にしなくていいのですけれど・・・)
そこで、27年度は参加者を増やすために他部門と合同で研修会をすることを考えました。
そして年4回の研修会のうち、3回を合同で行いました。例えば、血液検査と一般検査の両方
やっていますとか、生化学検査しながら時々血液検査もしていますとか、そういう方は多いと
思います。また、自分がしている検査についてはよくわかるけれど、それに関連づいている検
査の中には、自分が関わっていないものもあり、よくわからないということもあります。
血液検査・生理検査合同研修会
1/9(土) 済生会和歌山病院
「深部静脈血栓症(DVT)の検査」
基礎からわかる血液凝固検査ーDVT&DICを中心にー
積水メディカル株式会社 松本 美枝先生
「静脈血栓塞栓症(VTE) ~肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断~」
紀南病院 大前 嘉良技師
写真は2016年1月9日に行われた血液検査・生理検査合同研修会の模様です。血液と
生理?なんで?と思う方もいらっしゃるかも知れません。静脈血栓塞栓症(VTE)の除外
診断としてDダイマーは有用であり、スクリーニング検査としてDダイマーの値が基準値よ
り高い患者に下肢エコーを実施することが多くなってきています。血液検査だけの勉強会で
Dダイマーのことをやりますといっても生理検査の方はあまり参加しないだろうし、生理検
査だけの勉強会で下肢エコーをやりますといっても血液検査の方は参加しないでしょう。で
も、お互いに興味あることは確かであり、知っておくべきこともそれぞれにあるはずです。
今回、合同で行ったところ、30名もの多くの会員の参加がありました。どちらの内容に
も皆さん熱心に聞き入っており、それぞれの検査について学びたいという意欲が伝わってき
ました。
他にも日付はさかのぼりますが、4月に一般・血液・病理細胞の合同研修会、6月に生化
学・血液の合同研修会を行いました。いずれも多くの会員に参加していただき、それぞれの
部門の講義を興味深く聞いてくださっていました。研修会に行って参加者が多いとなぜか心
強いですし、一度の参加で複数の部野を広く学べて、会費や労力の事を考えるとちょっぴり
お得?と思うのは私だけでしょうか。
28年度も和臨技ではいろいろな研修会が開催されると思います。血液研究班も今までに
なかったような新しい企画を計画中です。ぜひ行事予定などをご覧になって研修会にどんど
ん参加してください。そして、こんなことが学びたいなど、ご要望があれば声を聞かせてく
ださい。次の研修会に活かせることが出来ますのでお願いします。
平成27年度 和歌山県乳がん検診従事者研修会に参加して、和歌山のがんについて聞きました。
1月30日(土) ビッグ愛 14時‐18時
報告 脇村 小津江
県内の医療機関及び検診実施機関等において乳がん検診に従事する医師、診療放射線技師、
臨床検査技師などを対象に毎年開催されています。最初に県健康福祉課から和歌山県のがん
について、話がありました。検査技師は様々ながんの検査を行っています。受診率をあげる
ために啓発活動にも積極的に関わっていけたらいいと思いました。
和歌山のがんについて
(県庁のホームページから)
昭和45年にがんが死亡原因の1位となって以来、近年原因割合としては減少してきたも
のの、現在も1位となっています。
和歌山のがんの75歳未満年齢調整死亡率によると、年々減少しているものの、全部位では
ワースト11位、胃は8位、肺は11位と全国の中でも高い死亡率であるといえます。 一
方、乳房や子宮の女性特有のがんについては、全国平均を下回っています。
●和歌山に多いがん
男性では、 大腸がん
・ 胃がん ・ 肺がん の順に多くなっています。
女性では、 乳がん ・ 大腸がん ・ 子宮がん
の順に多くなっています。
(2011年和歌山県地域がん登録事業報告書罹患数より)
●和歌山県のがん検診受診率
和歌山県のがん検診の受診率( 括弧内は全国平均 )は、以下のとおりです。
県では、がん検診受診率50%を目指して取り組んでいます。
胃がん
10.5% ( 9.6%)
肺がん
22.7% (16.0%)
大腸がん 24.8% (19.0%)
子宮がん 43.2% (31.1%)
乳がん
37.8% (25.3%)
(平成25年度地域保健・健康増進事業報告書より)
予防により、がんにならなくなるわけではありませんが、なったとしても、早期に発見す
れば治すことも可能であると言われています。そのために大切なのが『がん検診』です。
現在は、胃がん 肺がん 大腸がん 乳がん 子宮頸がん の5つのがん検診の受診を推奨
しており、市町村や職場で受けることができます。
がん検診は、定期的に受診することで、がんになったとしても治る確率が高くなります。
県では、このがん検診受診率50%を目指して、市町村と連携した取組を行っています。
平成27年度和臨技精度管理調査報告会
3月5日(土) 済生会和歌山病院
精度管理担当理事 久保光史
血液
箕浦技師
生理 黒田技師
病理
一般
冨坂技師
奥村技師
免疫 田端技師
微生物
西野技師
輸血 吉田技師
臨床化学
小笠原技師
今年度は前年度より3施設減、53施設の参加がありました。前年度から開始した是正
報告書については、「精度管理調査願い」の名称で、臨床化学10施設、輸血14施設、
生理1施設、一般9施設に対して実施、全施設から回答を得ました。報告内容は、結果に
対する改善策や対応方法、原因検索など各施設での取り組みを確認できる結果でした。こ
の精度管理をきっかけに日々の分析を見直す機会になればと考えます。
今回残念ながら、一部設問での不備と配布試料の溶血・凍結という不具合は発生しまし
た。改めて設問等資料の確認、試料の保管・発送方法の見直しを行い再発防止に努めてま
いります。
精度保証・施設認証ならびにISO取得など、臨床検査業務に関して、客観的に正確・精
密・精度を保った
結果報告がなされているかを求められる場面が年々増えており、外部
精度管理の重要性も増しています。
今後も、和臨技精度管理事業を通じて各施設の精度向上に寄与できるよう当事業を推進
していく所存です。
久保
光史(精度管理報告書から抜粋)
組織強化セミナー
3 月5 日(土) 済生会和歌山病院
「医療情勢と臨床検査技師の今後のあるべき姿について」
日臨技会長 宮島喜文
熱のこもった語りに、
みんな真剣に聞き入りました。
宮島会長を国会に送りだしましょう!
初めて聞く内容もあったのではないで
しょうか
臨床検査の未来のために今をがんばり
ましょう!
セミナーに続いて
和歌山県支部の石井啓子副支部長が、連盟加入のお願いをしました。
この日 あらたに19名の加入がありました。
夜はアバローム紀の国で意見交換会がありました。
選挙対策本部長の富永氏もかけつけ、あいさつされました。
宮島会長は全国をまわり、組織強化と支援を訴えておられます。
竹内化学の
葵薬品の
富永選対部長も
竹内和彦社長さん
来られました
阿瀬泰蔵社長さん
村田元会長からご発言
連盟の会計もお願いし
ています。
宮島会長
夢を託せる方の訪問
3月5日
「一般社団法人 日本臨床検査衛生検査技師会
会長
宮島喜文」の講演「医療情
報と臨床検査技師の今後のあるべき姿について」を聞いた。目から鱗である。
私は3カ所も職場を変えながら検査技師として老いを重ねてきました。いつも職場を離れる
際、何かしら「挫折感」「むなしさ」「不安」を感じていた。それは何か・・・・。若い頃、
原因はわからなかった。
齢40を超えた頃からか?我々検査技師の職場環境不遇感である。職場仲間や情報誌等で私た
ちが他のコメディカルより確立されて無いって言っていた。しかしそれは他人事でしかなかっ
た。
人間的にも自立し、職場でも中間管理職となり、子育ても進み地域活動にも参加して「臨床
検査技師」???「それって何」と外部の方から問われる。その度に詳細を伝えるが・・・
解ったのか?解らないのか?目が泳いでいる。まあ、良いか。おそらく検査技師・放射線技
師・ソーシャルワーカー・作業療法士等「病院は特殊な職場だから・・・」で挫折、あきらめ
ていた感はある。
10数年位前?政治連盟・・・“オオー、これは期待できるかなア~”って。しかし、活発な
活動はしていたのだろうが?末端病院の私には聞こえてこない。
しかし、しかし、である。みやじま会長の話を聞いた。『気持ちがたかぶった』『躍った』
『何か違う』・・・・・もしかしたら、夢が叶うかも!!
この人は選挙に「最初は仕方なく説得され、嫁さんに事情を説明すると、離婚、離婚、離
婚」ごもっともである。会長の講演が進んでいく「日本丸国創りでの医療現場中核に“検査技
師が無い”」「保険点数」「検査機器」「検査試薬」「検査技師法律制定」にも・・・。医
師・薬剤師等、それぞれがその中核現場に物言える方々がおられる。が、しかし、しかしであ
る。その中に検査技師は無い。
言語道断である。私は30年以上も、そんな環境下で仕事をしていた。挫折感、は当たり前であ
る。他人さんに進路決定されていたのである。
みやじまさんは、「チェンジする為」に立候補した「変革の為」に出馬したと言われた。
全国行脚しながら、検査現場の「技師の立場」「医療機器」「試薬」「診療材料」等々、検査
全てに関わる厚労相中核で“物言える技師”に成ります。“ちから・ちからをお貸し下さ
い”“齢64で人生をかけます”と熱弁され感動しました。
「自民党比例代表」ではありますが個人名で比例配分が決まります。仮に自民党1000万票あっ
ても「みやじま票が1万」では、当選しません。
皆さんの確立・自立される職場環境を“みやじまさん”にかけてみませんか!
私は30年来の夢を託します。どうか皆さんも将来、家族の為、1人でも多く“みやじま”と
書いて投票して下さい。小さい基盤の日臨技ですので数多く誘って“みやじま票”獲得に力を
貸して上げて下さい。宜しくお願いします。
ペンネーム
人呼んで
癒しの仙人
平成28年4月4日(月)
検査室におじゃましました!
医療法人たちばな会 西岡病院
当病院は 昭和56年6月に19床の西岡整形外科医院
として現在の有田川町に開設、
昭和57年11月医療法人たちばな会西岡病院に改名、
増築増床を繰り返し平成27年9月120床
(一般病棟32床・回復期リハビリテーション病棟28床・療養病棟60床)となりました。
外来診察は整形外科を中心に、内科・外科・消化器外科・脳神経外科・ペインクリニック
外科・人工透析等があります。
一般病棟入院基本料10:1を取得し職員約200名で『地域社会の医療向上と、より良質でかつ
高度な医療の提供』をモットーにがんばっています。
県内数少ない高気圧酸素治療(HBO)やレーザー治療(PLDD)も行っています。
高気圧酸素治療は腸閉塞や脳塞栓、突発性難聴、急性末梢血管障害、急性心筋梗塞(冠不全)、
重症熱傷・凍傷等様々な疾患の治療に有効とされている治療です。
人工透析センターの透析液は最新鋭の水処理装置を導入し、厳密な洗浄・管理を行い、全国
でもトップレベルの清浄性を確保しています。
昨年7月に検査室を新築棟に移動し 同時に電子カルテが導入になり10畳程しかなかった検体
検査室は約4倍に 生理検査室も約5倍の広さになり、戸惑うことも多々ありますが心地よく仕
事させてもらっています。私たちが着任してからも20年、常にどこかで工事をしていた我が病
院も、約1年半の新築・改装工事が本年2月に終了し やっと静かな環境で仕事ができるなと喜
んでいます。
20年前に検査センターのブランチから病院検査室が発足となり、その当初からメンバーも変
化なく女性2名力を合わせながら頑張っています。電子カルテが導入されたことで業務体系は他
部署との関わり方などかなり変化がありました。検査業務内容としてはほとんどかわってない
のですが、最近変化があったことと言えば 輸血の方法を試験管法からカラム法に変えたこと
です。新しい風も取り込まねばと思いつつ なかなか勉強会や学会に参加できないことも多
かったのですが、引越しは心境変化のいいきっかけになりそうです。
業務が忙しい時間帯などはやはりバタバタとしがちですが、仕事でもプライベートでも忙しさに
追われているだけではなく、先輩方のように心にゆとりをもって仕事し続けていけたらなと思
います。
新界さんと平松さん
使いやすい高さで
機能的です。
操作方法がモニター
に出るので、使いや
すーいと看護婦さん
に好評な血ガスです。
とにかく
広々でした。うらやましいです。
海南医療センター
臨床検査科 科長
谷本 智
屋上庭園は
気持ちよかった!
当院は、昭和21年海南市民病院として海南市役所西側に開院以来平成24年まで海南市及び
周辺の医療を担ってきましたが 老朽化により十分な機能をはたし難いこともあり
平成25年 現在の場所に新築移転することになりました。
病院概要
診療科
副診療科
職員数
病床数
150床
内科(循環器・肝臓・腎臓・呼吸器・血液・一般) 外科 整形外科
泌尿器科 婦人科・小児科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・麻酔科
臨床検査科 理学療法科 薬剤科 放射線科 栄養科
289名
検査科人数
9名(常勤 6名(1名産休中) 非常勤2名 受付事務1名)
今年度新規採用 2名予定
検査機器
生化学 BM-9130 HLC-723 G11 血液 XT-4000 SP1000i 凝固 CA530
免疫 アーキテクトi1000
パスファースト 尿 UX2000 血液ガス Rapidlab 1260
腹部エコー・心エコー・スパイロ・脳波・心電図・トレッドミル・ABI
神経伝導速度・PSG
検査科では 平成27年3月で瀧谷科長が定年を向かえられたことを機に力不足ではありますが
私が科長に就任いたしました。
私自身 この病院にきてまだ6か月の時で右も左もわからないことだらけでしたが、検査科の人や
すべてのスタッフに支えられ何とか1年経とうとしています。
この1年、検査科としては、病院の収益になる検査の導入・経費の削減・検査室の病院での評価
向上を目標に掲げてきました。病院内での検査科評価につきまして、未達成部分はありますが来
年度も努力していきたいと思います。
また次年度は、増員が認められましたので、健診エコー枠の拡大・二次健診に繋げられる検査
項目の検討など、まだまだやることが山積ですがひとつずつクリアーしていきたいと思っていま
す。
今後とも技師会の多くの諸先輩方にお世話になる事が多くなるかもしれませんが、宜しくお願
いします。
「高ーく上がるベッドは、
下肢の血管エコーで便利で
すよ。」と松野さん
新田さん
福田さん
西本さん
トレッドミルがスタンバイし
てました。
業務改善、業務拡大に意欲的
に取り組んでおられます。
日本臨床検査技師連盟
和歌山県支部のページ
日本臨床検査技師連盟 和歌山県支部は、昨年11月に県の選挙管理委員会に政治団
体として届をだしました。今は、宮島よしふみ氏を多くの方に知ってもらうべく後援
会加入を呼びかけています。
<加入方法>
連盟費:1000円(1口から)
会計年度:1月1日~12月31日
納付先:郵便振替口座 00130-1-79120
口座名:日本臨床検査技師連盟
払込取扱票の通信欄に
氏名(日臨技会員番号あれば)自宅住所
支部長
副支部長
会計
会計補佐
監事
脇村小津江(恵友病院)
石井 啓子(桜ケ丘病院)
村田 正吾(成人病センター)
稲田 太祐(とらや製薬)
平松 視也(西岡病院)
電話番号を記入の上振り込んでください。
技師連盟ホームページで、会員登録できます。連盟ニュースも閲覧ください。
日臨技会費引き落とし口座からの引き落としも可能になりました。引き落とし時期を
すぎれば、郵便払込でお願いします。
宮島会長は、3/5 組織強化セミナーに来られた後、
自民党和歌山県連本部を訪問されて、意見交換会に出席
されました。全国遊説中で多忙な日々です。
各施設に後援会リーフレットが届いていますか?
家族、ご近所、親戚、友人知人に宮島会長の応援をお願いし
てください。
リーフレット、室内用ポスター、名刺、屋外用ポスターを支
部にご要望ください。届けます。また、6.12 決起集会に参
加して宮島会長を応援しましょう。ご家族連れでも大丈夫。
当日参加OKです。
6月12日(日) 決起集会 12時開会-13時
尼崎市総合文化センター
誘いあって宮島会長を応援にいこう!
宮島よしふみ後援会
全国目標は50万人
和歌山県目標 4000人
後援会加入FAX
5/17 現在
1277人
0737-83-0005(石井)
で地区別集計中。
本部東京へのFAXでは
県集計が困難なため、
石井FAXにご協力ください。
有田市辻堂に後援会立て看板を立てました。県道沿いです。
編集後記
第56回日臨技近畿支部医学検査学会、和歌山の団結力に今更ながら感動しまし
た。やはり、和歌山は、違います。担当された皆様、お疲れさまでした。無事、盛
会理に終えられてよかったですね。私自身もこのイベントに参加できたことをとて
も誇りに思っています。
会報担当になり、早2年が過ぎました。施設訪問で紀北、紀南地区を走り回った
のが昨日のようです。「会報を見たよ」と声をかけて頂き、それをエネルギーに取
り組めました。短期ではありましたが、よい経験を積ませて頂き、ありがとうござ
いました。
これからもますます会報の内容に充実が図られ、会員相互の情報交換のツールの
ひとつとして皆様の机の上に置かれることを祈念いたします。
石井 啓子
14年使った生化学分析機器とシステムを更新した。検査機器は問題なく動いてい
れば、そう簡単には買えないのだが、画像を見るPACSがはいったので、そこに検査
データをとりこめないかという話が振って沸いて実現した。PACSあるところリアル
タイムで検査データがみれるようになった。電子カルテではないものの近い運用が
できる。検査技師3人が順番に機器の研修にも出かけられた。人の入れ替わりが
あってまったく余裕のない時期もあったが、こうして頭数そろって新しい環境に変
化していけるのはうれしい。
どの職業も人手不足で、業務拡大どころか日常業務に四苦八苦している状況があ
りますが、検査技師一人一人が職場に不安なく、もっと外にむかって新しい活躍の
場を切り開いていけますように、宮島よしふみ後援会をよろしくお願いします。
熊本地震が起きて1週間頃、避難場所でエコノミー症候群が話題になってきまし
た。避難所でユニフォームの背中に臨床検査技師と書いてある方が活動されている
のが目にとまりました。臨床検査技師として手伝える場がいっぱいあるはず。検査
技師の未来にむかって手探りしていきましょう。
脇村
小津江
発行所
一般社団法人 和歌山県臨床検査技師会
〒640-8505 和歌山県和歌山市木ノ本93-1
労働者健康福祉機構和歌山労災病院 検査科内
事務局
田中 規仁
TEL(073)451-3181 FAX(073)451-7172
URL http://www.waringi.jp.org/
E-mail [email protected]
発行人
玉置 達紀
編集者
石井 啓子
脇村 小津江
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