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国土交通省

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国土交通省
4月21日付質問事項についての回答
平成16年4月27日
国
土
交
通
省
【道路局の試算について】
国土交通省が 4 月 9 日に公表した「道路関係四公団の債務返済イメージ」によると、四公団の料金収入は
2.5 兆円からスタートし、2018 年(平成 30 年)には 3 兆円のピークに達するとの見通しになっている。
これは、新規供用による料金収入の増加およびネットワーク効果による交通量の増加を見込んだものと推
測されるが、これから建設する路線によって 5,000 億円の増収が得られると予測した根拠を路線ごとの収支
を示しながら明らかにしていただきたい。なお、現時点で路線別の収支見通しが算出できていない場合、供
用増にともなう増収を 5,000 億円と予測した合理的根拠(計算方法)を示していただきたい。
【回答】
「道路関係4公団の債務返済イメージの試算例(4月9日提出、4月14日提出)
」において、道路関
係4公団民営化後の新会社6社合計の料金収入については、以下の方法によって推計している。
1) 各公団別平成16年度における料金収入見込み
(単位:億円)
日本道路公団
高速自動車国道
一般有料道路
20,800
18,200
2,600
首都高速道路公団
2,600
阪神高速道路公団
1,800
本州四国連絡橋公団
合
計
800
26,000
H16 年度認可予算ベース
2)平成16年度料金収入見込みを基に、平成32年度料金収入を以下により推計
平成32年度料金収入
=平成16年度収入見込み×交通需要推計値の伸び×新規供用による延長の増分
3)平成16年度と平成32年度までの途中年度は直線補間により算出。
4)平成32年度以降は下記により交通需要推計値の伸びにより推計
平成32年度以降
=平成32年度収入見込み×交通需要推計値の伸び
注)ただし、高速国道の料金については、平成17年度より平均1割引き
(料金弾性値0.3として収入では7%減を計上)
【新たなコスト削減 2.5 兆円について】
4 月 6 日付けで国交省から提出された回答、および 4 月 19 日付けで日本道路公団から提出された回答を見
ると、建設コスト追加削減(2.5 兆円)の具体的実施方策は「SA・PA の事業区分の見直し」
「ジャンクション
の事業区分の見直し」等、有料道路事業の償還対象から外すことによる“返済免除”の要素が多いように思
われる。実際、1 月 28 日の委員懇談会において、佐藤道路局長自身が「いろいろな要因をそれぞれ組み立て
てみると、とにかく 2.5 兆円を有料の道路の対象から外すという点について、(2.5 兆円のコスト削減は)
実行可能ではある」と発言している。
当委員会では規格・発注方式の見直しなどによる 2.5 兆円のコスト削減を要求しており、2.5 兆円のコス
ト削減内訳の大半が、こうした「事業区分の見直し」によるものであっては、事業の効率化にはつながらな
い。
2.5 兆円のコスト削減の具体的メニューと、それぞれのメニューによる削減額を明らかにしていただきた
い。
【回答】
1.2.5 兆円の追加的な削減については、
① 民営化によって実現可能となるサービスエリア・パーキングエリアの負担区分の見直しや契約方式の
見直し
② 従来のコスト削減では想定し得なかった大胆な大規模改築事業の削減、規格・構造の見直し、ジャン
クションの事業区分の見直し
等により達成するものであり、現在、その詳細について、民営化後の制度も踏まえつつ、検討を進めて
いるところである。
2.具体のメニューについては、現在、検討中であり、詳細が固まり次第ご報告させていただきたい。
3.いずれにせよ、
「事業区分の見直し」のみで、2.5 兆円の大半を達成することは極めて困難であり、
「事
業区分の見直し」の他に、大胆な事業の削減、規格・構造の見直し、契約方式の見直し等の削減を図って
参る所存。
また、1 月 28 日の委員懇談会において、
「抜本的見直し区間(第二名神の一部区間 1.1 兆円)
」と「2.5 兆
円のコスト削減」の関係について以下の点を確認した。
有料道路事業の抜本的見直し区間である第二名神の一部区間 1.1 兆円のうち、約 0.2 兆円ほどをコスト削
減し、それは「2.5 兆円のコスト削減」のなかに含まれる。事業費として残った約 0.9 兆円が「新会社の事
業対象となる 7.5 兆円」のなかに入っている。新会社は機構との協議のなかで第二名神の一部区間について
も交渉する。
ところが、4 月 6 日付けで国交省から提出された回答、および 4 月 19 日付けで日本道路公団から提出され
た回答を見ると、
「その中(2.5 兆円)には、抜本的見直し区間におけるコスト削減も含めて考えているとこ
ろ」とあり、あたかも「2.5 兆円のコスト削減」のなかに「抜本的見直し区間(第二名神の一部区間 1.1 兆
円)
」が全額含まれているような印象を受けるが、1 月 28 日の委員懇談会で確認した上記の理解で間違いな
いか、あらためて確認させていただきたい。
【回答】
2.5 兆円のコスト削減の達成にあたっては、抜本的見直し区間(1.1 兆円)の事業費全額を含めること
は考えておらず、同区間における事業区分の見直し、規格や構造の見直し等によるコスト削減のみを計上
することとしている。
【値下げについて】
(地方からの提案型社会実験)
1.昨年8月5日の民営化委員会への提出資料および9月17日付・11月26日付の道路局のプレスリリ
ースによると、平成15年度において有料道路の料金にかかる社会実験21件(第一回公募18件、第二
回公募3件)が実施されているが、これらすべてについて路線名および区間名、種別(JH 高速、JH 一有、
首都高、阪高、公社など)
、実験の目的、実験内容(車種、割引額・割引率、割引時間帯など)
、実施期間、
対象路線の割引期間中の日平均交通量、割引期間中の日平均料金収入、前年度の同じ期間中の日平均交通
量、前年度の同じ期間中の日平均料金収入、割引期間中の交通量の増減(対前年度同期間比)
、割引期間
中の日平均減収額(対前年度同期間比)を教えていただきたい。
【回答】
別紙1を参照されたい。
2.1でお答えいただいた各社会実験について、公団や公社もしくは料金割引社会実験協議会が作成した報
告書などがあればご提出いただきたい。
【回答】
別紙2を参照されたい。
5.平成16年度において予定され、もしくは実施されている同様の社会実験を列挙し、すべてについて実
験内容、実施期間、対象路線の日平均交通量を教えていただきたい。
【回答】
別紙3を参照されたい。
(長距離逓減割引の社会実験)
1.平成15年7月19日から平成16年3月18日まで長距離割引の社会実験が実施されているが、その
結果について別添の長距離割引に関するフォーマットに即したかたちでおこたえいただきたい。このよう
な把握をされていない場合、割引実験による交通量の変化や減収額などを示していただきたい。
【回答】
1.今回の長距離割引の社会実験(平成15年7月19日から平成16年3月18日まで)については、現
在その結果整理等の作業を実施中。
2.実験の実施が、ETCの普及が急速に進んだ時期と重なったため、実験による交通量への影響の抽出が
困難であり、解析に相当の時間を要しているところであり、分析結果はまだ出ていない。
3.なお、社会実験期間中に、今回のETC長距離割引の適用を受けたETC車両の状況は、別紙4のとお
り。
(高速道路の夜間割引)
1.3月19日付日経新聞の報道によると、風岡典之次官は「4月後半から高速道路通行料金の夜間割引を
全国で実験的に始める考え」を明らかにしたとされているが、実験の内容、実施期間、対象路線を明らか
にしていただきたい。
2.
民営化委員会の意見書では夜間半額を提案しているが、
検討されているのは半額割引と理解してよいか。
【回答】
○実験の趣旨
国土交通省では、日本道路公団の協力を得て、高速道路料金の平均1割引き下げに向けた取り組みとし
て、高速道路の夜間長距離割引社会実験を実施。
この社会実験は、夜間に高速道路を長距離利用する際の料金を割引することによる高速道路の交通量や
料金収入の変化等についてのデータを得るとともに、一般道路を利用している車両の高速道路利用を促進
させることによって、一般道路の沿道環境の改善等を図ることを目的として実施するもの。
○実験の内容
(1)実施期間
平成16年4月27日(火)0時から平成16年10月26日(火)4時まで
(2)割引対象車両
ETCシステムにより走行する車両で、高速道路を連続して200㎞以上走行し、
かつ0時∼4時の間に走行する車両(全車種)
(3)対象路線及び対象区間
高速道路のうち、長距離逓減制による割引が適用される全路線区間
(4)割引率
高速道路を連続して200㎞以上走行した部分における割引率を
現行料金割引率30%から60%に拡大して料金を計算
(ETC について)
1.
「ETC 関連技術の活用に関する研究会報告書」
(3月30日)1ページに記載されている平成13年3月
のサービス開始以降現在までの ETC 車載器の普及台数の推移のグラフについて、バックデータをいただき
たい。
【回答】
別紙5を参照されたい。
2.同報告書2ページの公団ごとの ETC 利用台数と利用率の推移のグラフについて、バックデータをいただ
きたい。
【回答】
別紙6を参照されたい。
平成15年度 地方からの提案型社会実験
都道府県名
路線名
政令市名
有料道路名
北海道
青森県
福島県
長野県
茨城県
道東自動車道
みちのく有料道路
磐梯山有料道路
第二磐梯吾妻道路
区間名
十勝清水IC∼本別
IC・足寄IC
全区間
全線L=2.0km
常磐自動車道
日立有料道路
常磐道:
日立南IC
∼日立中央IC∼日
立北I
C間の相互利
用
日立有料道路:
全
区間
常磐自動車道
北関東自動車道
東水戸道路
左記路線の茨城県
茨城県 首都圏中央連絡自動
内全区間
車道
常陸那珂有料道路
日立有料道路
日東道、北陸道
新潟県
富山県
石川県
浮島IC∼木更津金
田
磐越道
北陸道
日東道
北陸自動車道
長野県道路公社
JH(
高速)
茨城県道路公社
北陸自動車道
北陸自動車道
北陸道 巻潟東IC、
磐越道 安田I
C→日
東道 新潟空港IC
北陸道 糸魚川IC
∼能生IC
小杉I
C∼立山I
C
金沢東IC∼美川IC
実験内容(車種、割引額・割引率、割引時間帯など)
JH(
高速)
JH(
高速)
JH(
高速)
実験時期・期間
・
冬期間の交通円滑化及び道東自動車 ■対象車両:全車種
道の利用促進を図るため、期間限定パス ■期間限定パスポート
ポートを導入。
軽自動車1,400円→4,000円/月
普通車1,700円→5,000円/月
中型車2,050円→6,000円/月
大型車2,750円→8,000円/月
特大者4,450円→14,000円/月
※現行料金は十勝清水IC∼本別IC片道料金
■H15.11∼H16.1
■3カ月間
・
国道4号の渋滞緩和やみちのく有料道 ■対象車両:軽車両を除く全車種
路の利用促進のため割引を実施
■実施時間:終日
■割引率:約21%∼約37%
普通車 830円 → 600円
大型車(1)1,260円 → 800円
大型車(2)2,940円 →2,000円
軽自動車 630円 → 500円
■H15.12.1∼H15.12.21
■3週間
・
観光有料道路2路線の料金割引を行
い、周辺一般道路の混雑緩和と有料道
路の利用促進を図る。
■平成15年9月13日∼9月
30日
■18日間
■対象車両:全車種
■実施時間:終日
■割引率:約3割∼4割
・磐梯山有料道路
(普通車の場合)730円 → 500円
・第二磐梯吾妻道路
(普通車の場合)930円→ 500円
・
旧道部から有料道路へ交通を転換させ ■対象車両:全車種
る事で、夜間騒音レベルを低減させ、旧 ■実施時間:夜間(午後10時から午前6時)
道沿線に良好な住環境を提供する。
■割引率:通行料金一律100円
普通車 200円→100円
中型車 200円→100円
大型車 300円→100円
特大車 550円→100円
軽自動車 150円→100円
■H15.5.29∼H16.2.26(県
独自)
■H16.2.27∼3.15
・
国道6号・245号の交通を常磐道・日立
有料道路へ転換させ、市内各所で発生
する交通渋滞の緩和を図る。(日立南太
田、日立中央、日立北の3I
C相互間の交
通に限定)
■H15.11.10∼H15.12.10
■1ヶ月間
■対象車両:全車種
■実施時間:終日
■割引率:約50%割引
例:日立南太田IC∼日立北
普通車 650円 → 300円
大型車 950円 → 450円
・
大型車・特大車を対象とした高速道路利 ■対象車両:特大車、大型車
用に対するニーズ,弾力的な料金設定に ■実施時間:終日
よる利用実態を調査し,利用者の意向を ■割引率:中型車料金と同額に引き下げ
把握
(谷和原IC∼北茨城IC)
JH(
高速)
・
常陸那珂港への大型車・特大車の交通 特大車8,650円→3,850円
JH(
一般有料)
量の増加に対し,高速道路の活用可能 大型車:5,250→3,850円
茨城県道路公社
性を検討するための基礎データを取得 (谷和原IC∼ひたちなかIC)
・
大型車・特大車を高速道路へ転換させ 特大車:6,150円→2,750円
ることにより,一般道路の混雑緩和と沿 大型車:3,800円→2,750円
道環境の改善効果を把握
・
東京湾アクアラインの一層の利用促進 ■対象車両:全車種(ETC限定)
を図り、湾岸道路等の交通円滑化ならび ■実施時間:終日
に周辺地域の地域振興、地域住民の利 ■割引率:23%値下げ
便性向上
軽自動車等 2,400円→1,860円
JH(
一般有料)
普通車 3,000円→2,320円
中型車 3,600円→2,780円
大型車 4,950円→3,830円
特大車 8,250円→6,380円
日東道 中条I
C∼
北陸道 新潟西IC
滑川IC∼朝日IC
社会実験の目的
福島県道路公社
JH(
高速)
北陸自動車道
富山県
JH(高速)
全区間
青森県道路公社
(天間林村∼青森市)
白馬長野有料道路
千葉県他 東京湾アクアライン
種別
■H16.3.1-14
■2週間
■H14.7.19∼H16.3.31
終日、特に朝の通勤時間帯の渋滞緩和 ■対象車両:秋期:普通車、軽自動車等、
を目的として普通乗用車等を対象に割引 ETC設置車は全車種
実験を行い、主要地方道新潟新発田村 冬期:全車種
上線、一般国道7号等の渋滞緩和及び ■実施時間:終日
日東道、北陸道の有効利用を検証する。 ■割引率:約50%割引
普通車400∼1,200円→200∼600円
○秋期
■H15.10.1∼H15.10.31
■1ヶ月間
○ETC設置全車種
■H15.11.1∼H16.1.31
■3ヶ月間
○冬期
H16.2.1∼H16.2.29
■1ヶ月間
終日、特に朝の通勤時間帯の渋滞緩和 ■対象車両:秋期:普通車、軽自動車等、
を目的として普通乗用車等を対象に割引 ETC設置車は全車種
実験を行い、一般国道8号、49号、403 冬期:ETC限定
号などの渋滞緩和及び磐越道、北陸道、 ■実施時間:終日
日東道の有効利用の可能性を検証す
■割引率:約50%割引
る。
秋期:普通車250∼1,000円→150∼500円
冬期:普通車250∼1,700円→150∼850円
○秋期
■H15.11.4∼H15.11.14
■11日間
○冬期
■H16.2.1∼H16.2.29
■1ヶ月間
終日、特に朝の通勤時間帯の渋滞緩和
を目的として普通乗用車等を対象に割引
実験を行い、一般国道8号などの渋滞緩
和及び北陸道の有効利用の可能性を検
証する。
○秋期
■H15.11.4-11.28
■1ヶ月間
○冬期
■H16.1.15-3.15
■2ヶ月
■対象車両:秋期:普通車、軽自動車等、ETC
設置車は全車種
冬期:全車種
■実施時間:終日
■割引率:約50%割引
普通車500円→250円
終日、特に朝の通勤時間帯の渋滞緩和
を目的として普通乗用車等を対象に割引
実験を行い、一般国道8号などの渋滞緩
和及び北陸道の有効利用の可能性を検
証する。
■対象車両:普通車、軽自動車等、ETC設置車は全
車種
■実施時間:終日
■割引率:約50%割引
普通車350∼850円 → 200∼450円
≪一般道路の渋滞の緩和≫
■対象車両:全車種
富山市は、常願寺川と神通川に挟まれて ■実施時間:終日
市街地が形成されており、終日(特に朝 ■割引率:約50%割引
の通勤時間帯)両河川断面の一般橋梁 普通車 300∼800円→150∼400円
部において渋滞が発生している。この渋 【対象区間:小杉I
C∼立山I
C】
滞緩和を目的として割引実験を行う。
■H15.11.4-24
■3週間
恒常的な一般国道8号の渋滞緩和及び
北陸道の有効利用の可能性を検証す
る。
【
対象区間:金沢東IC∼美川IC】
実験①
■H15.12.1-.5
■5日間
実験②
■H16.1.19.-3.12
■約2ヶ月間
実験①
■対象車両:全車種
■実施時間:終日
■割引率:約30%割引
普通車350∼650円 → 200∼500円
実験②
■対象車両:全車種(ETC限定)
■実施時間:終日
■割引率:約50%割引
普通車(ETC限定)350∼650円 → 200∼350円
■H16.3.1∼H16.3.10
■10日間
都道府県名
路線名
政令市名
有料道路名
静岡県
一般国道1号
藤枝バイパス
掛川バイパス
磐田バイパス
浜名バイパス
有料区間全線
JH(
一般有料)
兵庫県
播但連絡道路
姫路JCT∼
市川北R
兵庫県道路公社
兵庫県
滋賀県
阪神高速
5号湾岸線
湖西道路
滋賀県
日野水口有料道路
大阪府
阪神高速
11号池田線
(特定料金区間)
島根県
岡山県
岡山市
広島県
呉市
広島市
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
山陰自動車道
安来道路
松江自動車道
山陽自動車道
岡山自動車道
広島呉道路
(呉∼天応∼坂)
山陽自動車道
広島岩国道路
広島高速1号線
広島高速4号線
草津沼田道路
四国縦貫自動車道
四国横断自動車道
高松東道路
今治小松自動車道
区間名
5号湾岸線阪神西
線 六甲アイランド
北I
C∼鳴尾浜I
C
全線
全線
池田木部IC∼神田
IC
種別
阪神高速道路
社会実験の目的
・
国道1号有料4バイパスへ交通を転換
することにより、一般道路等の沿道環境
の改善、渋滞の緩和、交通安全対策等
の推進を図るため社会実験を実施。
実験内容(車種、割引額・割引率、割引時間帯など)
■対象車両:全車種
■実施時間:無料時間の延長
(現況:22:00∼6:00→実験中:20:00∼9:00)
■割引率:無料
・
料金割引により有料道路の利用を促進 ■対象車両:普通車。軽自動車
し、国道312号の朝夕ピーク時の渋滞緩 ■実施時間:終日
和を図る。
■割引率:
姫路JCT∼市川北R 50%割引
・
環境改善の向上を図る一方策を検討す
るため、現在、阪神高速道路公団が試行
中の環境ロードプライシング試行料金を
さらに割引くことにより阪神高速3号神戸
線等から阪神高速5号湾岸線へ交通の
転換を促進し、環境、交通への効果、採
算性への影響等を調査、検証する。
阪神高速道路
(
10月)
天応∼呉
(
11月)
坂∼呉
JH
(
高速)
■H15.10.18∼H15.10.31
■2週間
・
有料道路の利用促進により国道307号 ■対象車両:全車種
■H15.10.18∼H15.10.31
等周辺地域の沿道環境改善、交通安全 ■実施時間:終日
■2週間
を図る。
■割引率:通行料金を一律100円
特大車730円、大型車310円、普通車200円、軽自動
車150円 → 100円
・
有料道路の利用促進により国道176号、■対象車両:全車種
173号の渋滞緩和を図る。
■実施時間:終日
■割引率:約33%割引
大型車(特定区間) 600円 → 400円
普通車(特定区間) 300円 → 200円
・
一般国道9号の交通円滑化、渋滞緩和 ①回数券割引実験
を目的として料金割引実験を実施。
■対象車両:普通車、軽自動車
山陰自動車道:松江玉造I
.C∼宍道I
.C ■実施時間:終日
安来道路:
安来道路:米子西I
.C∼東出雲I
.C
■割引率:約30%割引
米子西I
C∼東出雲I
松江自動車道:三刀屋木次I
.C∼宍道I
. (但し、松江自動車道(三刀屋木次IC∼宍道IC間は
C
JH(
高速)
C
対象外)
山陰自動車道・
松江
JH(
一般有料)
②料金割引実験
自動車道:
■対象車両:全車種
松江玉造I
C∼宍道I
■実施時間:終日
C∼三刀屋木次I
C
■割引率:約50%割引
岡山I
C∼岡山総社I
C
■H15.9.1∼H15.11.30
■3ヶ月間
■対象車両:大型車(ETC限定)
■H16.2.1∼29
ただし、2線通し券利用の場合は非ETCの大型車も ■1ヶ月間
適用
■実施時間:終日
■割引率:環境ロードプライシング試行料金(湾岸線
阪神西線の通常料金1000円を200円割引して800
円)をさらに200円割引して600円とする
・
有料道路の利用促進により国道161号 ■対象車両:全車種
等周辺地域の沿道環境改善、渋滞緩和 ■実施時間:終日
を図る。
■割引率:約50%割引
大型車1,250円 → 600円
JH(
一般有料)
普通車830円 → 400円
(志賀IC∼坂本北IC利用の場合)
滋賀県道路公社
実験時期・期間
■H15.11.4∼H16.1.30
■約3ヶ月間
■H15.11.17-.30
■2週間
○割引回数券
■H15.9.18∼H16.2.29
■6ヶ月
○料金変更
■H15.10.20∼H15.10.29
■10日間
・
岡山市北西部からの市街地への流入す 岡山市北西部からの市街地への流入する交通の渋 ■H16.1.20∼H16.3.5
る交通の渋滞緩和、沿道環境改善、交通 滞緩和、沿道環境改善、交通安全対策
■1ヶ月間
安全対策
■対象車両:軽自動車、普通自動車
■実施時間:終日
■割引率:約50%
軽自動車 350円→200円(42.9%割引)
普通自動車 400円→200円(50%割引)
・
一般道路(国道31号)から並行する有
料道路(広島呉道路)への交通の転換に
より、広島呉道路の利用促進及び国道3
1号の渋滞緩和や沿道の環境改善を図
JH(
一般有料) る。
■対象車両:全車種
■実施時間:終日
■割引率:約43%割引
普通車(呉IC∼天応IC,10月)
普通車(呉IC∼天応IC,11月)
普通車(天応IC∼坂IC,11月)
350円 → 200円
■山陽自動車道及
・
一般国道2号(西広島BP)をはじめとし ■対象車種:全車種
び広島岩国道路
た朝の広島西部方面の慢性的な渋滞や ■実施時間:朝ピーク時(6:00∼9:00)
廿日市IC⇒五日市
県道広島中島線の渋滞の緩和等の効果 (山陽自動車道、広島岩国道路は終日)
IC
を検証するため、山陽自動車道・広島岩 ■割引率:約50%割引
廿日市IC⇒広島IC
JH(
高速)
国道路(廿日市I.C⇒五日市I.C・広島I.C、 (草津沼田道路は無料)
五日市IC⇒広島IC
JH(
一般有料) 五日市I.C⇒広島I.C)、広島高速4号(都
■広島高速1号線 広島高速道路公社 心方向行き)、広島高速1号線(都心方向
都心方向
広島市
行き)、草津沼田道路の料金割引を実施
■広島高速4号線
予定。
都心方向
■草津沼田有料道
路
・
並行する一般道路から有料道路への交 ■対象車種:中型車、普通車、軽自動車等
通の転換を図り、一般道路等の沿道環境 ■割引額:約25%割引
徳島I
C
の改善、
渋滞対策、交通安全対策等を推 四国周遊割引3DAYsチケット
∼
進するとともに、広域交流の拡大を促進 6,500円→4,500円(軽自動車等)
大洲IC
するため、JHの販売する3日間乗り放題 8,000円→6,000円(普通車)
鳴門IC
チケット(土日を含む3日間)の更なる割 9,500円→7,500円(中型車)
∼
引による有利性を拡大し、一般道路の課
須崎東IC
JH(
高速)
津田東IC
JH(
一般有料) 題の改善等を図る実験を実施。
∼
高松東IC
いよ小松IC
∼
今治湯ノ浦IC
○呉∼天応
■H15.10.1∼H15.11.30
■2ヶ月間
○天応∼坂
■H15.11.1∼H15.11.30
■1ヶ月間
■H15.10.14∼H15.12.19
■平日(土日祝休日を除
く)朝の6時から9時の3時
間
(山陽自動車道・広島岩国
道路は毎日の24時間)
■H15.10.31∼H15.12.1
金曜日∼月曜日の計20日
間
※「対象路線の割引期間中の日平均交通量」「割引期間中の日平均料金収入」「前年度の同じ期間中の日平均交通量」「前年度の同じ期
間中の日平均料金収入」「割引期間中の交通量の増減(対前年度同期間比)」「割引期間中の日平均減収額(対前年度同期間比)」につ
いては、それぞれの地域の状況に応じて実験内容を定め、効果等の必要なデータを取りまとめているところ。(別添資料参考)
(地方からの提案型社会実験)
各社会実験の報告書について
1.道東自動車道
・・・・・・・1
2.みちのく有料道路
・・・・・・・3
3.磐梯山有料道路・第二磐梯吾妻道路
・・・・・・・5
4.白馬長野有料道路
・・・・・・・7
5.日立地区常磐自動車道
・・・・・・・9
6.東京湾アクアライン
・・・・・・・11
7.日本海東北自動車道・北陸自動車道
・・・・・・・14
8.北陸自動車道・磐越自動車道
・・・・・・・16
9.北陸自動車道(糸魚川地区)
・・・・・・・18
10.北陸自動車道(滑川∼朝日)
・・・・・・・20
11.北陸自動車道(美川∼金沢東)
・・・・・・・22
12.一般国道1号藤枝・掛川・磐田・浜名BP
・・・・・・・24
13.播但連絡道路
・・・・・・・27
14.阪神高速5号湾岸線
・・・・・・・29
15.湖西道路
・・・・・・・31
16.日野水口有料道路
・・・・・・・33
17.阪神高速11号池田線(特定料金区間)
・・・・・・・35
18.山陰自動車道・安来道路・松江自動車道
・・・・・・・37
19.山陽・岡山自動車道
・・・・・・・39
20.広島呉道路
・・・・・・・41
21.山陽自動車道(広島岩国道路)
・広島高速1,4号線・草津沼田有料道路 ・・・・43
22.四国縦貫自動車道・四国横断自動車道・高松東道路・今治小松自動車道
・・・・46
道東自動車道の料金割引に関する社会実験(1/2)
1)目 的 帯広市街の冬季交通円滑化
道東自動車道の利用促進
2)実験概要 H15.11∼H16.1(3ヶ月間)に
パスポート(普通車5000円/月)
を導入
<国道3
8
号の交通特性>
<国道38号の帯広市内の
<高速道利用の場合の
冬季旅行速度の低下>
清水∼釧路間の旅行時間>
冬季は現道の旅行速度が3割低下。 高速道利用で最大90分短縮。
(km/h)
帯広都市圏
90分短縮
250
200
10
150
5
100
50
0
釧路根室圏
38%
300
15
釧路発着の交通のうち約4割が都市圏を通過する交通
また、平均旅行距離は約190kmと長距離となっている。
62%
道央・道南圏
(分)
20
0
秋
冬
西18条から東12条間5.2km
H11道路交通センサスより
H11道路交通センサス
H11冬期道路交通実態調査
現道(冬)現道(秋)
現道:国道38号
高速:十勝清水IC∼本別IC∼
国道392号∼国道38号
至北見
道東自動車道 L=83km
足寄IC
本別IC
至札幌
池田IC
清水町
至釧路
十勝清水IC
音更町
芽室町
池田町
帯広市
9,931台/日
幕別町
10,930台/日
47,767台/日
豊頃町
高速
交通量:H11道路交通センサス
道東自動車道の料金割引に関する社会実験(2/2)
高速道路を使う割合が
■施策実施による交通状況の変化
約16%から約20%に向上
D
道東道:国道242号:国道241号
足寄IC
274
実験前 15.9%
本別JCT
本別IC
241
D
242
B
50.1%
33.9%
46.4%
33.9%
274
実験中(雪なし) 19.7%
実験中(雪あり) 19.2%
50.8%
30.0%
A
芽室IC
十勝清水IC
音更帯広IC
池田IC
得線
帯広新
38
実験後0.0%
帯広浦幌線
0%
38
線
浦幌
帯広
B
線
幕別大樹
A
20%
40%
60%
80%
100%
高速道路の交通量は
十勝清水∼池田間の交通量推移
2500
社会実験開始
2000
池田∼本別・足寄間開通
1500
1000
対前年伸び率
H14
H15
500
0
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2.0
1.9
1.8
1.7
1.6
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
10月 11月 12月 1月
開通記念券(5割引)スタンプカード(2割引)
パスポート社会実験
対
前
年
度
比
平
均
断
面
交
通
量
(
台
/
日
)
約1.8倍に増加
みちのく有料道路料金割引社会実験(1/2)
〔一般国道4号の現状と課題〕
○青森市街地∼平内町において交通容量不足による慢性的な渋滞が発生
・混 雑 度:1.22∼1.42(H11センサス) ・渋滞損失時間:37千人時間/年km(東北平均13千人時間/年km)
○国道4号の「青森市山王林」において騒音が環境基準を超過
○みちのく有料道路の利用交通量の低迷
・H9:5,210台/日(1.00) → H15:4,880台/日(0.94)
〔実験の概要〕
○実験期間: 平成15年12月1日(月)∼21日(日) 24時間実施
○実験内容: 有料道路料金を割引(現金払い利用のみ対象)
16,850 台/24h
15,890台/24h
混雑度 1.27
混雑度 1.22
11,600 台/24h
混雑度 1.05
渋滞ポイント〔最大渋滞長400m〕
(浅虫水族館入口交差点)
一般国道4号
21,300台/24h
混雑度 1.42
青森市山王林
みちのく有料道路 L=21.5km
昼 間 73dB、 夜間 68dB
浅虫水族館入口交差点の渋滞状況
みちのく有料道路料金割引社会実験(2/2)
〔実験による効果〕
・並行する国道4号の交通量が減少し、渋滞交差点が緩和
平均日交通量 18,100台/日⇒17,400台/日(4%減)
最大渋滞長(浅虫水族館入口交差点の朝夕ピーク時)400m ⇒ 300m(25%減)
・青森市山王林において、昼間・夜間ともに騒音値が減少
騒 音 (昼間)73dB⇒ 72dB(1dB減)、(夜間)68dB⇒ 66dB(2dB減)
・みちのく有料道路の交通量は13%増加、休日平均では20%と大幅増加
全日平均:4,840台/日⇒5,480台/日(+640台/日:13%増)
休日平均:4,320台/日⇒5,180台/日(+860台/日:20%増)
図 道路環境センサス調査地点(青森市山王林)の
騒音値の変化
浅虫水族館入口交差点(渋滞ポイント)
凡 例
昨年12/2(月)∼12/22(日)の平均交通量
68dB
66dB
夜間
実験前
実験中
増
73dB
72dB
昼間
60
●
減 (単位:台/日)
交通量観測地点
65
70
17,400(平日17,700 休日15,700)
75
道路環境センサス調査地点
(青森市山王林)
4,840(平日4,960 休日 4,320)
青森市
全車種
実験前
実験中
1.16倍
日曜
1.20倍
1.13倍
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
(台/日)
5,480(平日5,520 休日 5,180)
+640(平日+560 休日 +860)
<13%増>
<11%増>
<20%増>
1.11倍
土曜
全日
-700(平日 -600 休日 -1,000)
<4%減> <3%減>
<6%減>
みちのく有料道路
図 実験実施によるみちのく有料道路の
利用交通量の変化
0
国道4号(青森市浅虫)
18,100(平日18,300 休日16,700)
※騒音調査日 平日 実験前:平成15年11月25日(火)
実験中:平成15年12月2日(火)
平日
最大渋滞長:400m → 300m
今年12/1(月)∼12/21(日)の平均交通量
青森自動車道
磐梯山有料道路
の料金割引に関する社会実験(1/2)
第二磐梯吾妻道路
○現状及び課題
・国道459号は観光交通が集中しやすく、最繁期に
著しい渋滞が発生(最大渋滞長約8Km)
・当該地域の観光入り込み客数が近年減少傾向
・国道115号及び国道459号の利用が多く、有料
道路が有効に活用されておらず周遊性が低い
磐梯吾妻レークライン
磐梯山ゴールドライン
郡山市
▼ピーク時の渋滞状況
■実験概要
実験期間
平成15年9月13日∼9月30日(18日間)
路 線
磐梯山有料道路
第二磐梯吾妻道路
通行料金
(普 通 車 )
730円→500円
(32%割引)
930円→500円
(46%割引)
対 象
全車種
資料:福島県喜多方建設事務所調べ
▼主要観光施設入込み客数の伸び
(伸び)
120
100
80
60
時 間 帯
全営業時間(7時∼18時)
野口記念館
磐梯高原
沼尻・
中の沢
40
20
0
H5
H6
H7
H8
H9 H10 H11 H12 H13 H14
注:H5を100とした場合
資料:福島県観光統計概要
磐梯山有料道路
の料金割引に関する社会実験(2/2)
第二磐梯吾妻道路
○実験による効果
①国道459号の交通量が約3%減少(6,200台/日→6,000台/日)
②有料道路の分担率が約9%増加(17%→26%)
③観光地への実験期間中総流入交通量が約5%増加
(13,000台/日→13,600台/日)
④観光周遊距離が約25%増加(34.3Km→43.0Km) ▼社会実験期間中の日交通量変化
(第二磐梯吾妻道路)
(台/日)
700
52%増加
600
643
500
9.4
423
300
レークライン
ゴールドライン
実験前
400
③
▼有料道路分担率の変化
7.9
国道459号
H14
H15
④
82.7
有料道路分担率
有料道路分担率
約8%増加
約9%増加
実験中
13
13.5
⑤
②
73.5
▼国道459号交通量の変化
100
(百台/日)
90
80
3%減少
70
0%
20%
40%
60%
80%
100%
60
50
62
60
実験前
実験中
40
▼平均周遊距離の変化
▼社会実験期間中の日交通量変化
(磐梯山有料道路)
(km)
50
40
周遊距離が8.6km
増加(2 5 % 増 加 )
43.0
700
(台/日)
42%増加
30
400
140
当該地域総
流入交通量
5%増加
80
60
⑤
④
③
40
435
20
136
130
100
617
500
20
▼総流入交通量の変化
(百台/日)
160
120
34.3
600
①
30
20
10
300
H14
0
料金割引なし
実験前
料金割引あり
実験中
H15
①
0
実験前
②
実験中
夜間の沿道環境改善(白馬長野有料道路社会実験)
①実験概要 長野県 白馬長野有料道路
・実験期間 平成16年2月27日(
金)
∼3月15日(
月)
位置図
現行料金体系
新潟県
富山県
群 馬県
普通車
中型車
大型車
特大車
軽車輌
200円
200円
300円
550円
150円
埼玉県
・実験時間帯 長野県
主要地方道長野大町線
山梨県
岐阜 県
愛 知県
静岡県
中条村
小川村
白馬長野有料道路(L=2.0km)
・対象車両:全車種 主要地方道長野大町線 中条村中条
T11=5,079台/日
2車 線
有料道路迂回路
至 大町市
(主)長野大町線
(バイパス)
200円
200円
全車種
大型車
300円
100円
19
至 長野市街
信州新町
長野市
一
( 信
) 州 新中
条線
主( 長) 野信州 新線
実験中
中型車
白馬長野有料道路 T11=3,080台/日
N
T14(夜 間12時 間)=1,198(大型 車748) 台
犀川
普通車
至 戸隠村
環境 対策が 求め
られ ている 地区
(主)長野大町線
(旧 道)
・料金設定:一律100円 実験前
中条村役場
○
中条村中条町下
2車線 T14(夜 間12時間)=1,502(大型 車421)台
騒音値 夜間70dB
主( 戸) 隠 篠ノ 井線
・区 間 ノ沢 線
屋敷 境
一( 古)
午後10時∼午前6時 T11=4,880台/日
(一) 安庭篠ノ井線
夜間料金値下げ区間
19
特大車
軽車両
550円
150円
(主)長野信州新線
至 松本市
◆社会実験の目的
◆社会実験の目的
有料道路の料金を夜間値下げすることで、
有料道路の料金を夜間値下げすることで、迂回路となっている
迂回路となっている
主要地方道長野大町線(
旧道)
の交通を有料道路に転換させ、
主要地方道長野大町線(旧道)の交通を有料道路に転換させ、
旧道部における夜間騒音等の沿道環境の改善を図る。
旧道部における夜間騒音等の沿道環境の改善を図る。
白馬長 野有料 道路
・道路規 格
・ 車線数
・ 設計速 度
・ 料金
L=1.97km
至 更埴市
第3 種第2級
2車 線
60km/h
普通車200円
大型車300円
主要地方道長野大町線の状況
夜間の沿道環境改善(白馬長野有料道路社会実験)の実験結果
県道(
旧道)
有料道路
夜間断面交通量の分担率
○実験による効果 平成1
○実験による効果 (
(
平成16
6年2
年2月2
月27
7日∼平成1
日∼平成16
6年3
年3月1
月15
5日)
日)
至 大町市
19
犀川
実験中(
3月)
県道(
旧道)
有料道路
500
65%減少
98
280
400
300
580
54%増加
376
100
一
( 信
) 州新中条
線
0
通常料金(5月)
実験中(
3月)
県道(旧道)における夜間騒音値
(一)安庭篠ノ井線
68
67
夜間料金値下げ区間
66
d
B
主( 長) 野 信州新線
長野市
19
(主)長野信州新線
至 松本市
700
至 長野市街
600
200
(主)長野大町線
(バイパス)
64%
8%増加
800
(主)長野大町線
(旧 道)
信州新町
56%
夜間大型車交通量の変化
(台/8h)
中条村役場
○
有料道路迂回路
36%
44%
通常料金(
5月)
主( 戸) 隠 篠ノ井 線
中条村
小川村
N
沢線
敷境ノ
一( 古) 屋
①有料道路の交通分担率は8
5
6
%⇒6
①有料道路の交通分担率は8%増加(
%増加(
5
6
%⇒64
4%)
%)
2
8
0
台⇒9
②県道の大型車交通量は6
②県道の大型車交通量は65
5%減少(
%減少(
2
8
0
台⇒98
8台)
台)
有料道路の大型車交通量が5
4
%増加(
3
7
6
台⇒5
有料道路の大型車交通量が54%増加(376台⇒58
80
0台)
台)
③旧道における夜間騒音は6
7
d
B
→6
3
d
B
に減少
③旧道における夜間騒音は67dB→63dBに減少 至 戸隠村
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
白 馬 長野 有 料道 路
L=1.97km
65
64
63
4dB減少
62
至 更埴市
61
通常料金(5月)
実験中(
3月)
調査は実験前は5月、
実験中は9月に実施
日立地区常磐自動車道社会実験 (1/2)
実験概要
日立市における交通の現状・課題
日立北⇔日立中央
普通車:450
450円→
円→200
200円
円
大型車:600
600円→
円→300
300円
円
日立北⇔日立南太田
普通車:650
650円→
円→350
350円
円
大型車:950
950円→
円→450
450円
円
l日立市は太平洋と阿武隈山地に挟まれた細長い市街地であり、市 内を縦断する幹線道路(一般道)は国道6号のみである(市中心部よ
り海岸沿いに国道245号が国道6号より分岐)。
l日立市内には大規模な工場が多く、マイカー通勤や通過交通等によ
り交通渋滞が深刻な問題となっている。
l南北に走る国道6号、および国道245号の渋滞は非常に激しく、市民
生活に支障をきたしている。
社会実験の目的
日立中央⇔日立南太田
普通車:550
550円→
円→250
250円
円
大型車:850
850円→
円→400
400円
円
l国道6号、245号の交通を常磐道へ転換させることにより、市街地を 縦断する交通を分散させ、市内各所で発生する交通渋滞の緩和を 図る。
l常磐道の弾性的な料金設定による効果・影響を利用者ニーズ、利用
実態等について調査し、渋滞緩和策として検証を行う。
社会実験の概要
l実験期間:平成15年11月10日(月)∼12月10日(水)
l実験時間:24時間(終日)
l割引対象:日立北、日立中央、日立南太田の 3 IC の相互利用
l対象車種:全車種(軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車)
l割引率:約50%
日立地区常磐自動車道社会実験 (2/2)
実験結果
生活道路の交通量〔平日〕
平日〕
生活道路(かみあい団地北側付近)
の交通量が6%減少
市内一般道の交通量〔平日〕
社会実験対象区間(日立北IC∼日
立中央IC∼日立南太田IC)内側の
一般道の交通量が4%減少
100
65.9
63.3
60
304
実験前 実験中
日立南太田IC⇔日立北IC
実験中
■日立中央IC・日立南太田IC間断面
91.1
87.3
4000
5027
路線バスの所要時間〔平日7
平日
7時〕
平日7時〕
旅行速度の向上により、平日7時台の日立駅⇔大みか
駅間の路線バスで所要時間が約13∼18分短縮
2645
2000
1.9倍
0
■日立駅⇒大みか駅
実験前 実験中
80
約4%減
60
6000
日立駅
40
20
0
実験前
実験中
常磐道の社会実験対象区間内での
利用台数〔全日〕が1.9倍に増加
60
53
40
定時
49分
20
-13分
台数(台/日)
4000
3000
2000
1000
0
1.8倍
76
60
58
定時
49分
40
20
-18分
実験中
実験前
実験中
実験前:10/10∼11/9の平日、実験中:11/10∼12/10の平日
2353
1331
実験前
80
0
実験前
日立南太田IC⇔日立中央IC
渋滞損失金額試算〔平日〕
実験中
日立市内の主要な道路(国道6号、国道245号、けやき通り、大学通り等)
における、社会実験中の平日1日あたりの渋滞損失金額を試算すると、
約1,500万円削減
実験前
3インターチェンジ間合計
10000
8000
6000
4000
2000
0
■大みか駅⇒日立駅
66
0
実験前:10/26、実験中:11/19・12/3の平均
常磐道の交通量〔全日〕
80
所要時間(
分)
0
台数(台/日)
かみあい運動広場公園付近
かみあい団地北側付近
10000
8000
6%減少
5309
5016
6000
4000
2000
0
実験前
実験中
実験前:10/26、実験中:11/19・12/3の平均
20
実験前
断面交通量(千台/日)
152
約4%減
40
100
2.0倍
所要時間(
分)
80
台数(台/日)
断面交通量(千台/日)
■日立北IC・日立中央IC間断面
断面交通量(台/日)
台数(台/日)
日立中央IC⇔日立北IC
1000
800
600
400
200
0
実験中
7685
大みか駅
4127
1.9倍
実験前
実験前:10/10∼11/9の平日
実験中:11/10∼12/10の平日
実験中
社会実験中
社会実験中
平日1日あたり
平日1日あたり
約1,500万円/日
約1,500万円/日
の削減
の削減
:12百万円 /日∼
:8百万∼ 12百万円/日
:4百万∼ 8百万円/日
:0∼4百万円 /日
実験前:10/26、実験中:11/19・12/3の平均
:12百万円 /日∼
:8百万∼ 12百万円/日
:4百万∼ 8百万円/日
:0∼4百万円 /日
東京湾アクアライン利用促進社会実験
実験内容
社会実験の概要
l実験期間:平成14年7月19日∼平成16年3月31日
l実験時間:24時間(終日)
l割引対象:東京湾アクアライン
l対象車種:ETC限定全車種
l割引率:約23%
ETC前払い割引(5万円前払い)と併用した場合、普通車料金が
実質2,000円相当
■ETC社会実験料金
地域の課題
• 東京湾アクアラインの供用開始後の交通量は、約1万台/日と
経済活動の鈍化、料金の割高感等により低迷。
• 平成12年7月に普通車で4,000円から3,000円へ料金値下げを
実施した結果、交通量は約3割増加したものの、更なる利用促
進策が必要。
1
東京湾アクアライン利用促進社会実験
実験結果①
■ETC
ETC利用率の変化
利用率の変化
• ETC利用率は、社会実験前H14
年6月の利用率約6%に対して、
実験1年後の平成15年6月には
約23%に達している。
■ETC
ETC交通量の変化
交通量の変化
• ETC車の利用台数は、実験前6
月の約700台/日から実験1年後
の6月では約2,970台/日と大幅
に増加している。
2
東京湾アクアライン利用促進社会実験
実験結果②
■大型車輌の利用動向
■路線バス利用者の利用動向
• アクアラインの利用が大幅に増加しているETC大型車の
内訳は、平日では路線バスが約7割、トラックは約2割。
• 路線バスはほぼ全てが ETCを利用しており、トラックでも
約4割がETCを利用。
• 便数の増加、新規路線の開業に加え、P&R駐車場の整
備により、路線バスの利用が増加傾向。
• アクアライン路線バス利用者のうち、約1割は乗用車(ア
クアライン利用)からの転換。
ETC大型車の荷姿別内訳
アクアライン路線バスを利用する以前の交通手段
ETC車輌の料金車種別内訳
アクアラインETC車輌調査より
※料金車種・
荷姿はビデオ撮影により把握
アクアライン路線バス利用者アンケート調査より
3
日本海東北自動車道・北陸自動車道の料金割引に係わる社会実験(1/2)
○現状と課題
・国道7号新新バイパス及び国道8号新潟バイパス
は、日本一の交通量を誇り、東西に長い新潟市を
縦貫する極めて重要な幹線道路。
・特に阿賀野川大橋付近では、通勤時を中心に慢性
的な交通渋滞が発生している。
・一方、併走する日本海東北自動車道(以下日東道)
は、その持てる力を活かし切れていない。
・既存の道路資産を有効に活用するため、平成14年
『通勤時半額割引』を実施。
・新潟市方向朝3時間のみ5日間という条件であり
ながら、日東道の交通量は2倍以上、バイパスの 交通量は半減した。
・平成15年度は、長期間・終日・他のI
Cペアの可
能性を検証するため、『新潟ゆとりろーど大作戦』
を実施。
○現況交通状況
(台/日)
交通量
交通容量
120,000
100,000
80,000
混雑度
0.15
60,000
40,000
20,000
日本海東北自動車道
○実験概要
平成15年10月1日(水)∼31日(金)
実験期間
割引適用区間
阿賀野川以東エリア 中条IC、聖籠新発田IC、豊栄新潟東港IC
新潟市内エリア 新潟西IC、新潟中央IC、新潟亀田IC、新潟空港IC
・2つのエリア間を往来するICペアに料金割引適用
料金
対象車種
時間帯
混雑度
1.99
0
R7号阿賀野川大橋 日東道 阿賀のかけはし
阿賀のかけはし
約50%(50円単位で切り上げ )
ETC非搭載車 普通車、軽自動車等
ETC搭載車 全車種
終日
※容量は道路構造令。交通量はH11センサスによる。ただし阿賀のかけはしの
交通量は、H11センサスの時点では未開通であったため、H15.9.1∼14のトラ
カンデータ平均値(平日のみ)を実測値として用いる。
日本海東北自動車道・北陸自動車道の料金割引に係わる社会実験(2/2)
○実験による効果
①日東道の交通量変化 1.7倍
②現道の交通渋滞緩和
朝ピーク3時間渋滞長 4.0km→2.3km(約1.7km減少) ※阿賀野川大橋を先頭に新発田方面への渋滞
③現道の所要時間短縮
所要時間の変化(新発田IC→紫竹山IC)
朝ピーク3時間:33分→26分(新発田IC→紫竹山IC間) (分)
35
30
25
20
15
実験前
実験中
26.1
10
【黒埼IC】(上り)
曽和→新潟方面
渋滞長:約2,500m
↓
渋滞長:約1,300m
黒埼IC渋滞減少
(最大1,200m減少)
33.1
5
0
【紫竹山IC】(上り)
新発田→新潟方面
渋滞長:約4,700m
↓
渋滞長:約3,200m
紫竹山IC渋滞減少
(最大1,500m減少)
【阿賀野川大橋】(上り)
新発田→新潟方面
渋滞長:約4,000m
↓
渋滞長:約2,250m
9月25日
1
10月16日
2
阿賀野川大橋渋滞減少
(最大1,750m減少)
北陸自動車道・磐越自動車道の料金割引に係わる社会実験(1/2)
○現状と課題
・国道8号、国道49号、国道116号は、新潟市を中心に放射状に伸
び、新潟市と周辺市町村との交通連携を支える重要な幹線道路。
・信濃川渡河部及び新潟市付近では、通勤時を中心に交通渋滞が
発生している。
・一方、併走する北陸自動車道、磐越自動車道はその持てる力を
活かし切れているとはいえない。
・平成14年の『通勤時半額割引』の経験を踏まえ、他路線・短ト
リップICペアの交通転換の可能性を検証するため、『新潟ゆと
りろーど大 作戦』の第2ステージとして、割引実験を行う。
○現況交通状況
(台/日)
交通量
交通容量
140,000
120,000
100,000
○実験概要
80,000
60,000
混雑度
0.31
40,000
20,000
0
実験期間
割引適用区間
混雑度
2.54
R8号新潟大橋
交通容量
(台/日)
北陸道 ときめき橋
ときめき橋
交通量
交通容量
30,000
料金
対象車種
25,000
20,000
時間帯
備考
15,000
10,000
5,000
0
平成15年11月4日(火)∼14日(金)
北陸道区間
磐越道∼北陸道区間
入口IC
巻潟東IC、新潟西IC
安田IC、新津IC
新潟亀田IC、新潟中央IC 新潟西IC、新潟亀田IC、
出口IC
新潟空港IC
新潟中央IC、新潟空港IC
・入口と出口が上記IC間での乗り降りのみ割引適用
・それ以外のICへ、或いはICからの利用に関しては割引
無し
約50%(50円単位で切り上げ)
ETC非搭載車 普通車、軽自動車等
ETC搭載車 全車種
終日
新潟方面へ向かう交通にのみ割引適用
混雑度
0.36
混雑度
1.04
R403号小阿賀野橋
交通容量
※容量は道路構造令。交通量はH11センサスによる。 磐越道 小阿賀野川橋
磐越道小阿賀野川橋
北陸自動車道・磐越自動車道の料金割引に係わる社会実験(2/2)
○実験による効果
①日東道の交通量変化 1.3倍
②現道の交通渋滞緩和
朝ピーク3時間渋滞長 1.3km→0.7km(0.6km減少) ※大野大橋を先頭に白根方面から
2.4km→1.8km(0.6km減少)※割野交差点を先頭に新津方面から
③現道の所要時間短縮
朝ピーク3時間:23分→17分(曽和IC→紫竹山IC間)
【紫竹山IC】(上り)
亀田→新潟方面
渋滞長:約1,850m
↓
渋滞長:約1,200m
【田島交差点】(上り)
巻→新潟方面
渋滞長:約1,500m
↓
渋滞長:約600m
田島交差点渋滞減少
(最大900m減少)
実験前
実験中
紫竹山IC渋滞減少
(最大650m減少)
【大野大橋】(上り)
白根→新潟方面
渋滞長:約1,300m
↓
渋滞長:約700m
所要時間の変化(曽和IC→紫竹山IC)
(分)
25
【割野交差点】(上り)
新津→新潟方面
渋滞長:約2,350m
↓
渋滞長:約1,750m
20
15
10
大野大橋渋滞減少
(最大600m減少)
割野交差点渋滞減少
(最大600m減少)
23.3
17.3
5
0
9月25日
1
1
1月1
10月16日
2 1日
北陸自動車道(糸魚川地区)の高速道路料金割引社会実験(1/2)
■現況交通状況
旅行速度(km/h)
80.0
【竹ヶ花交差点 】
最大渋滞長:1,300m
騒音状況
【
糸魚川市押上1丁目 】
昼間:75、夜間:72dB
至
富
山
市
糸魚川市街地区間
60.0
【
早川橋西詰交差点 】
最大渋滞長:1,050m
姫川港
至
新
潟
市
大きな速度低下が発生
8号・富山方向
70.0
大きな速度低下が発生
能生町
:渋滞損失区間
40.0
:主要交差点
30.0
特に大きな渋滞が発生
20.0
17.3km/h
主要な工業地域
至 長野市
0.0
青
海
駅
前
交
差
点
寺
島
交
差
点
押
上
交
差
点
竹
ヶ
糸魚川市
:スムーズに走れる速度
50.0
10.0
青海町
:朝の旅行速度
花
交
差
点
早
川
橋
西
詰
交
差
点
能
生
交
差
点
騒音状況
【糸魚川市田伏 】
昼間:76、夜間:75dB
図.糸魚川地区
早川橋西詰交差点
(富山方向から上越方向を望む)
○現状及び課題
■実験概要
実験期間
秋期実験
冬期実験
H15.11.4∼28(約1ヶ月)
H16.1.15∼3.15(約2ヶ月)
糸魚川IC⇔能生IC(1区間)
区 間
通行料金
500円→250円(糸魚川IC→能生IC)
(左記は
普通車の値)
全車種
普通車・軽自動車等(ETCは全車種)
対 象
24時間
時間帯
方 向
両方向(糸魚川IC→能生IC、能生IC→糸魚川IC)
・糸魚川地区は地理的条件から都市
間の連絡道路は北陸道と一般国道
8号のみ
・国道8号は、朝夕の通勤時間帯に
交通が集中し、糸魚川地区で慢性
的な交通渋滞が発生 ・一方、並行する北陸自動車道は、
交通容量に余裕
北陸自動車道(糸魚川地区)の高速道路料金割引社会実験(2/2)
北陸自動車道の交通量変化
○実験による効果
(台/日)
500
①北陸自動車道の交通量の変化 2.6倍(秋)2.1倍(冬)
446
400
300
②朝ピーク時渋滞長 1.4km→0.9km(約500m減少:秋) 200
4.6km→3.8km(約800m減少:冬降雪日)100
0
③現道の所要時間短縮(能生IC∼糸魚川IC間,朝7:00台)
朝ピーク時:34分→29分(秋)、46分→43分(冬)
④利用者の利用目的の変化
割引により高速道路が週末のレジャーや買い物から平日の
5
業務や通勤へと、特別なものから日常の交通手段に変化
4
3
103
約2.1倍
178
174
59
115
365
152
約2.6倍
294
秋期
秋期実験前(H14.11)
48
130
秋期実験中(H15.11.4∼28)
能生IC→糸魚川IC
冬期
冬期実験前(H15.1∼3)
262
冬期実験中(H16.1.15∼3.15)
糸魚川IC→能生IC
渋滞長の変化(早川橋西詰交差点)
(km)
約0.8km減
秋期
4.6
3.8
2
高速道路の利用目的の変化
(事前N=939,秋期期間中N=370,冬期期間中N=352)
約 75%
1
約0.5km減
1.4
0.9
約5分短縮
0
秋期実験前(H15.10.21)
秋期実験中(H15.11.6,7,11,18)
秋期最大渋滞長
27%
冬期実験中
49%
11%
9%
22%
53%
13%
5% 6%
(分)
50
16%
0%
14%
約 30%20%
1)業務・仕事
16%
52%
40%
2)通勤
60%
3)買い物
3%
80%
4)レジャー・旅行
100%
5)その他
冬期実験中(H16.2.27)
冬期降雪日最大渋滞長
所要時間の変化(能生IC→糸魚川IC)
40
実験前
冬期実験前(H16.1.14)
5%
約45%増
45%増
秋期実験中
約3分短縮
冬期
約5分短縮
30
20
10
34
秋期
29
46
43
冬期
0
秋期実験前(H15.10.21)
秋期実験中(H15.11.6,7,18)
秋期所要時間
冬期実験前(H16.1.14)
冬期降雪日所要時間
冬期実験中(H16.2.27)
北陸自動車道の料金割引に関する社会実験(1/2)
○現状及び課題
・国道8号及び北陸自動車道は、富山県東部に
における唯一の幹線道路
・国道8号は、慢性的な交通渋滞が発生
(混雑度1.87) ・一方、並行する北陸自動車道は、交通容量に
余裕(混雑度0.30)
広島市
350円→200円
(11月)
呉市
350円→200円
(10・11月)
■現況交通状況
(台/日)
■実験概要
70,000
実験期間
3週間(平成15年11月4日∼11月24日)
区間
北陸自動車道 滑川IC⇔朝日IC(3区間)
60,000
北陸自動車道と国道8号における需給バランス
交通量
約12,800台の
容量不足
交通容量
約43,300台の
容量に余裕
50,000
40,000
通行料金
(左記は普
通車の値)
約半額(例:滑川IC⇔朝日IC:850円→450円)
対象
普通自動車、軽自動車等、ETC利用車は全車種
時間帯
24時間
10,000
方向
両方向
0
30,000
20,000
混雑度1.87
国道8号
混雑度0.30
北陸自動車道
出典:交通量はH15.10.23の片貝川断面の実測、交通容量は道路構造令
北陸自動車道の料金割引に関する社会実験(2/2)
○実験による効果
①北陸自動車道の交通量の変化 2.2倍
②現道の交通渋滞緩和
朝ピーク時渋滞長 0.7km→0.2km
③現道の所要時間短縮
朝ピーク時:46分→最短41分
(朝日町朝日IC口交差点∼滑川市稲泉交差点間)
所要時間(分)
朝日⇒滑川方向の国道8号における所要時間
(7時台)
47
46.1
46
5分短縮
45
43.8
44
43
42
41.4
41
40
39
10時台
10月23日
11月13日
オフピーク時
出典:H15.10.23及びH15.11.13の実測
【前沢西交差点(上り)】富山
→新潟方面
渋滞長:約700m(実験前)
↓
約150m(実験中)
国道8号渋滞減少
北陸自動車道の料金割引に関する社会実験(1/2)
■実験概要
実験期間
美 川IC
25,579台/日
(99.0km/h)
32,818台/日
(92.3km/h)
区
間
通行料金
(普通車の
例)
対
象
時 間 帯
方
向
実験①
H15.12.1∼H15.12.5
美川IC∼金沢東IC
美川∼金沢西 450→300円
美川∼金沢東 650→500円
金沢西∼金沢東 350→200円
全車種
24時間
両方向
実験②
H16.1.19∼H16.3.12
美川IC∼金沢東IC
美川∼金沢西 450→250円
美川∼金沢東 650→350円
金沢西∼金沢東 350→200円
ETC装着車
24時間
両方向
金沢西 IC
6
8
金沢東 IC
76,806台/日
(11.5km/h)
50,304台/日
(47.8km/h)
6
8
69,573台/日
(12.1km/h)
59,600台/日
(35.8km/h)
○現状及び課題
・国道8号及び北陸自動車道は、金沢市を中心
とする石川県を縦貫する幹線道路
・国道8号は、慢性的な交通渋滞が発生
(混雑度1.42) ・一方、並行する北陸自動車道は、交通容量に
余裕(混雑度0.40)
■現況交通状況
混雑度1.42
混雑度0.40
1
北陸自動車道の料金割引に関する社会実験(2/2)
○実験①による効果
○実験②による効果
①北陸自動車道の交通量の変化 1.4倍
②現道の交通渋滞緩和
朝ピーク時渋滞長 1.8km→1.2km(約3割減)
朝ピーク時渋滞継続時間 60分→20分(約7割減)
③現道の所要時間短縮
朝ピーク時旅行速度29.6km/h→44.0km/hに上昇
(浅野川橋∼千木北交差点)
①北陸自動車道の交通量の変化
約2倍
②ETC利用率の変化
約1.7倍に増加
8.4%→14.0%
美 川IC
金沢西 IC
6
8
朝ピーク時旅行速度が
29.6km/h→44.0km/hに上昇
金沢東 IC
6
8
所要時間(市内南部→市中心部)
7時台平均旅行速度
国道8号諸江交差点における渋滞長の推移
(朝ピーク、富山→福井方面)
60
2,000
1,750
1,500
1,250
1,000
750
500
250
0
実験前
実験中
最大渋滞長が約1.8km
から約1.2kmに減少
1.8→1.2km
旅
行
速
度
47.6
50
40
40.3
27.9
30
20
10
44.0
43.2
40.1
27.5
25.4
24.9
25.2
23.8
29.8
28.5
29.0
28.3
16.3
速度向上分
29.6
20.8
20.6
18.9
17.4
15.7
0
0
5
10
15
20
9:00
距離(km)
8:50
8:40
8:30
8:20
8:10
8:00
7:50
7:40
7:30
7:20
7:10
渋滞継続時間20分
7:00
渋滞長(m)
渋滞継続時間60分
1km以上の渋滞継続時
間が1/3に減少
水
澄
運
動
公
園
口
徳 乾
丸 東
御
経
塚
森
戸
1
丁
目
古
府
藤 西
江 念
浅
野
川
橋
千
木
北
進行方向
2
二
日
市
町
国道1号有料4バイパス社会実験
藤枝・掛川・磐田・浜名バイパス
○現状及び課題
・国道1号は静岡県内を東西に通過する幹線道路
・有料バイパスにおいて平成11年4月より夜間無料化を実施(22∼翌6時)
・4バイパス有料時間帯の現道において、依然として交通混雑による 渋滞発生や夜間の騒音値が環境基準を超えている
藤枝バイパス区間における現況
社会実験の概要
l実験期間:平成15年11月4日(火)∼平成16年1月30日(金)
l実験1:現行の無料時間を朝3時間延長
l実験2:現行の無料時間を夜2時間延長
国道1号有料4バイパスの有効利用を促進し、一般道路等
の沿道環境の改善、渋滞の緩和、交通安全対策等の推進
を図るため、無料時間を延長する社会実験を実施
国道1号現道区間
有料BP区間
国道1号有料4バイパス社会実験
藤枝・掛川・磐田・浜名バイパス
10,000
9,345
・4BP区間の延長無料時間帯において、現道の交通量が減少(8百台/5h∼21百台/5h)し
バイパスの交通量が増加(15百台/5h∼57百台/5h)したことからバイパスへの交通転換
が進んだ。
磐田バイパス
(料金所)
交通量
(台/5h)
交通量
(台/5h)
交通量
(台/5h)
交通量
(台/5h)
9,837
10,000
小型
8,000
大型
1.6倍(+35百台)
バイパスの増加量は
9,000
現道減少量を大幅に上回る
BPへの交通転換
0.7倍(-18百
2.0倍
8,000
(+19百台)
6,366
6,369
7,000
6,000
6,000
5,000
5,000
4,000
4,000
1.4倍
(+15百台)
6,000
1,000
至名古
1,000
0
0
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
5,000
3,000
2,000
0.4倍
(-9百台)
1,000
1,000
(-5百台)
1,000
0
0
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
藤枝BP
有料区間L=2.6km
0.97倍
(-2百台)
焼津IC
0
0
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
仮宿交差点
実験後(04/2/17)
小夜の中山トンネル
掛川BP
1
志太交差点
150
有料区間L=1.5km
天竜川
実験中(04/1/14)
0.9倍
2,000
473
0.5倍
(-7百台)
3,000
2,000
4,507
0.4倍
(-7百台)
3,000
(+18百
4,000
(+34百台)
0.8倍
(-13百台)
6,170
(-9百台)
実験前(03/10/22)
4,000
2.3倍
4,162
0.8倍
2,000
5,000
3,000
5,273
3,670
3,000
2,000
4,554
6,460
5,786
6,000
4,000
1,000
0.9倍(-9百台)
BPへの交通転換
7,000
2,000
6,165
4,000
5,947
0.7倍(-18百台)
3,000
7,000
6,000
大型
1.5倍
BPへの交通転換
8,000
7,000
(+14百台)
5,000
(+23百台)
5,000
6,804
7,000
8,000
4,782
大型
小型
現道減少量を大幅に上回る
6,089
10,000
9,000
8,000
3.3倍
9,000
8,000
6,000
バイパスの増加量は
現道減少量を大幅に上回る
9,000
9,000
浜名バイパス現道側
(舞阪町舞阪)
藤枝バイパス現道側
(藤枝市岡出山)
バイパスの増加量は
1.7倍
10,000
9,407 2 . 6 倍 ( + 5 7 百 台 )
交通量
(台/5h)
10,000
1.5倍(+32百台)
9,000
7,000
磐田バイパス現道側
(磐田市現道見付)
小型
10,000
浜名バイパス
(料金所)
藤枝バイパス
(料金所)
交通量
(台/5h)
延長無料時間帯交通量の比較
実験後(04/2/17)
御仮屋西交差点
三ヶ日IC
磐田BP
257
吉田IC
473
有料区間L=6.3km
浜松西IC
天竜川橋右岸交差点
浜松IC
東名高速道路
袋井IC
掛川IC
1
交通量
(台/5h)
10,000
相良牧ヶ原IC
掛川バイパス
菊川IC
安新町交差点
交通量
(台/5h)
10,000
(料金所)
9,000
掛川バイパス現道側
(掛川市二瀬川)
大井川
小型
大型
バイパスの増加量は
1.9倍(+35百台)
現道減少量を大幅に上回る
BPへの交通転換
9,000
8,208
8,000
加茂川交差点
舞阪新町交差点
池田入口北交差
点
石原交差点
8,000
7,000
7,000
3.8倍
(+27百台)
6,000
至名古
1
弁天島駅前交差
点
150
篠原交差点
浜名BP
有料区間L=2.4km
凡例
天竜川
4車線・6車線
2車線
4,938
4,824
5,000
4車線・6車線
0.7倍(-14百台)
4,000
3,000
9%増
凡例
6,000
5,000
4,000
2,717
2,470
3.0倍
(+31百台)
2,000
3,000150
3,451
0.4倍
(-7百台)
2車線
2,000
1,000
0.8倍
(-6百台)
1,000
1,595
御前崎港
0
0
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
実験後(04/2/17)
国道1号有料4バイパス社会実験
藤枝・掛川・磐田・浜名バイパス
騒音値の比較
浜名バイパス現道区間における騒音値の比較
浜名バイパス 時間別騒音値(等価騒音レベル Leq)
・4BP現道区間における延長無料時間帯の
騒音値が減少(
最大5.5db/実験時間)
した。
国道1号現道-新居町浜名
78.0
78.0
76.0
74.0
72.0
70.0
76.0
74.0
72.0
70.0
等価騒音レベル Leq (dB)
等価騒音レベル Leq (dB)
・4BP区間における延長無料時間帯の
騒音値は増加(
最大5.4db/実験時間)
した
が、環境基準を満たす結果となった。
68.0
66.0
64.0
62.0
6時
7時
8時
9時
10時
11時
12時
13時
14時
15時
16時
17時
18時
19時
20時
21時
22時
23時
0時
1時
2時
3時
4時
5時
60.0
時刻
時刻
※浜名BP区間においては、保全対象物件が存在しないため未計測
交通事故件数率の比較
渋滞長(m)
弁天島駅前交差点:国道1号(東京側流入路)
2,000
・掛川BP現道区間を除く現道区間における
延長無料時間帯の交通事故件数率は減少
(7∼29%)
した。
実験前(03/10/22)
実験中(04/1/14)
1,600
1,200
800
国道1号現道における交通事故件数率
400
7%減
9時50分
弁天島駅前交差点:国道1号(大阪側流入路)
実験中(04/1/14)
1,200
800
400
0
実験中
15%減
210.3
バイパス区間:約11分
現道区間:約24分
平均値:
H12∼H14の11∼1月平均値
235.3
400.0
39%増
300.0
200.0
29%減
346.3
458.4
94.4
354.3
69.8
100.0
10時00分
9時50分
9時40分
9時30分
9時20分
9時10分
9時00分
8時50分
8時40分
8時30分
8時20分
8時10分
8時00分
7時50分
7時40分
7時30分
7時20分
7時10分
7時00分
6時50分
6時40分
6時30分
6時20分
6時10分
浜名バイパス区間における旅行時間の変化(
下り方向・AM7:00)
交通事故件数率
500.0
実験前(03/10/22)
2,000
1,600
実験前
夜(20時∼22時)
700.0
600.0
渋滞長(m)
・浜名バイパス区間において、現道区間の旅行時間短縮(約11分短縮)
が図られた。
バイパス区間:約11分
現道区間:約35分
朝(6時∼9時)
10時00分
9時40分
9時30分
9時20分
9時10分
9時00分
8時50分
8時40分
8時30分
8時20分
8時10分
8時00分
7時50分
7時40分
7時30分
7時20分
7時10分
7時00分
6時50分
6時40分
6時30分
6時20分
0
6時10分
旅行時間の比較
68.0
66.0
64.0
62.0
6時
7時
8時
9時
10時
11時
12時
13時
14時
15時
16時
17時
18時
19時
20時
21時
22時
23時
0時
1時
2時
3時
4時
5時
60.0
渋滞状況の比較
・弁天島駅前交差点における
渋滞長の解消がみられた。
(最大約1,600m → 0m)
:実験前 :実験中 :環境基準
国道1号現道-舞阪町舞阪
0.0
平均値
64.2
101.3
H15
平均値
藤枝国1現道
323.2
144.0
H15
掛川国1現道
平均値
108.2
69.4
125.7
107.0
83.9
H15
平均値
H15
磐田国1現道
H15:
実験期間中の値
浜名国1現道
本実験の費用対効果
実験期間中(3ヶ月間)
の便益額
【プローブデータ:H15.6∼H15.10】
【プローブデータ:H15.11∼H15.12】
(センサス区間単位)
10.7億円/3ヶ月間
※ミュレーションによる試算
播但連絡道路(地方からの提案型社会実験) [1/2]
《実験概要》
■実験目的
国道312号の西川辺∼城東町間の交通量は
容量超過、朝夕の渋滞が深刻。一方、播
但連絡道路の交通容量は余裕がある。
位 置 図
−実験の目的−
和田山 IC
播但連絡道路
保
城
1.2
1.3
1.0
須
加
院
溝
口
1.5
1.2
西
川
辺
1.1
国道312号
播但連絡道路
0.9
0.9
0.8
0.7
0.4
0.3
0.5
0.7
0.4
0.3
0.3
0.3
0.5
0.4
有料道路の料金割引により、
通勤・通学車両の利用転換
を促進し、一般道路の朝夕
ピーク時間帯の渋滞緩和効
果、および有料道路の利用
促進効果等について検証す
る
《凡例》
0.0
姫路JCT
市川北R
S=1:280,000
交通量調査箇所
和田山IC
渋滞調査箇所
(※混雑度=交通量/ 交通容量)
国道312号と播但連絡道路の混雑度
広域図
市川北 R
西川辺 (市川町)
溝口 (香寺町)
広瀬北交差点
2 車線
須加院 (香寺町 )
中国自動車道
須加院交差点
4 車線
病院前交差点
2 車線
上乗せ割引区間
■ 実施方法:通行料金を割引した社会実験回数券を参加
者が事前購入
■ 実施期間:平成15年9月1日∼11月30日(3ヵ月間)
■ 割引対象:沿線市町に在住もしくは通勤・通学者
■ 対象車種:軽・普通車
■ 割引率:50%(姫路JCT∼市川北R)
20%(市川北R∼和田山IC)
<割引例:姫路JTC∼和田山ICの場合> (普)2,000円→1,330円(34%割引)
( 50%割引)
1.5
城
東
町
通常回数券 (100 枚綴) 相当割引区間
(20% 割引)
国道 312 号
(混雑度)
4 車線
保城 (姫路市)
山陽自動車道
姫路 JCT
播但連絡道路(
地方からの提案型社会実験) [2/2]
《国道312号の交通状況の変化》
国道312号の最大渋滞長は
3∼7割の減少(須加院交
差点除く)
200
実験前:H15.9.30,10.16,10.29
の3日間の平均値
実験後:H15.12.9
和田山方面
-11.1%
-26.7% -16.7%
-16.7%
100
朝
夕
朝
1000
交通量(台/h)
渋滞長(m)
300
姫路方面
渋滞長・交通量の観測日
国道312号の最大交通量は
概ね減少・横ばい
800
600
和田山方面
-3.8% -1.5%
0.7%
0.6%
400
200
朝
夕
朝
夕
0
夕
実験期間中
0
実験期間中
姫路方面
実験終了後
最大時間交通量(溝口)
実験終了後
最大渋滞長(広瀬北交差点)
渋滞長(m)
1200
900
-27.3%
-73.9%
-63.9%
-76.2%
600
300
和田山方面
朝
夕
朝
夕
1000
交通量(台/h)
姫路方面
姫路方面
600
400
200
朝
夕
実験期間中
最大渋滞長(病院前交差点)
実験後:H15.12.9
播但連絡道路の交通量は約200台/日の増加
2000
交通量(台/h)
実験前:H15.9.30,10.16,10.29の3
日間の平均値
朝
夕
実験終了後
最大時間交通量(須加院)
実験終了後
渋滞長・交通量の観測日
0.8%
800
0
0
実験期間中
和田山方面
1 . 6 % - 4 . 8 % -5.1%
姫路方面
-4.0%
1600
和田山方面
-7.1%
-6.7%
0.6%
1200
800
400
朝
夕
朝
夕
0
実験期間中
実験終了後
最大時間交通量(保城)
阪神高速環境ロードプライシング社会実験(1/2)
摩耶ランプ経由乗り継ぎ
京橋ランプ経由乗り継ぎ
○現状および課題
国道43号・阪神高速3号神戸線沿道の大気質は、道路構造対策など種々の環境対策を進めてき
たものの、依然として環境基準を超えた状況。国道43号・
阪神高速3号神戸線沿道の環境改善のた
めには、さらに阪神高速5号湾岸線へ転換の促進が必要。
■実験概要
実験期間
1ヶ月間(平成16年2月1日∼2月29日)
割引期間
阪神高速5号湾岸線阪神西線
割引方法
湾岸線阪神西線を通行するETC利用車及び湾岸線阪神東線・西線を2線通しで通行する現金利用車について、
環境ロードプライシング試行の料金(湾岸線阪神西線の通常料金1,000円を200円割引して800円)をさらに
200円割引して600円とする。
・5号湾岸線阪神西線のETC利用大型車
通常料金1,000円 → 600円
・湾岸線2線通し通行券(現金購入)利用大型車
通常料金2,400円 → 2,000円
対象車種
大型車(車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上又は乗車定員30人以上の自動車及び大型特殊自動車)
時 間 帯
24時間
阪神高速環境ロードプライシング社会実験(2/2)
○実験による効果
(1)施策利用台数及び転換交通量
・施策利用台数(環境ロードプライシング試行及び社会実験の割引適用大型車台数)
は、
約1,200台/日が約1,980台/日となり、約780台/日増加 (約1.6倍)
・3号神戸線等から5号湾岸線への転換交通量は、9,480台/日から9,780台/日へ
平日平均で約300台/日増加したものと推定
ETC大型車
台/日
台/日
10000
281
計 9,480
9,780
転換
交通
300
130
1,077
1000
674
323
363
220
103
230
133
338
329
342
186
152
166
163
166
176
488
H15.2月
H15.4月
H15.6月
503
H15.8月
644
1,203
195
159
1,074
1,044
190
1,696
189
171
176
312
822
178
932
1,269
887
743
9,350
9,350
9,480
8000
H15.12月
季節変動
による増加
90
(実績値)
12,690
東行き・
西行き 合計
100,000
76,810
76,950
(14.0%)
(15.6%)
10,750
12,016
80,198
(15.9%)
12,771
70,220
69,539
(7.9%)
(8.7%)
5,575
6,030
H16.2月
(実験中)
【実績値】
H16.1月
(試行のみ)
【実績値】
(8.2%)
5,803
40,000
20,000
64,934
(86.0%)
(84.4%)
67,427
64,645
63,509
(84.1%)
(92.1%)
(91.3%)
凡例
大型車
51,061
51,033
50,406
(20.8%)
(22.0%)
(22.2%)
10,633
11,083
11,318
40,400
39,323
39,743
(91.8%)
(78.0%)
国道43号
実験中
第2回
実験前
実験中
第1回
実験前:
H16. 1.21 7:00∼H16. 1.22 7:00
実験中
実験中
第2回
阪神高速3号神戸線
実験前
実験中
第1回
第1回:
H16. 2. 4 7:00∼H16. 2. 5 7:00
(77.8%)
0
実験中
第1回
交通量の観測日
64,872
(79.2%)
実験前
普通車
H16.2月
(試行のみ)
【推計値】
70,675
60,000
66,060
12,560
0
H16.2月
(試行のみ)
【推計値】
(2)24時間交通量
・国道43号、3号神戸線、5号湾岸線の全体の交通量に大きな変化はみられなかった
80,000
12,690
500
H16.1月
(試行のみ)
【実績値】
尼崎断面
220
H16.2月
(社会実験中)
0
台/24h
計 12,780
11000
500
H15.10月
台/日
13000
12000
9000
1500
0
(実績値)
神戸線
神戸線より220 台/日、その他国道43号等より80台/日、 計 300台/日転換
3号神戸線大型車交通量
1,977
2000
季節変動
による増加
5号湾岸線大型車交通量
約780台/日の増加
(1.6倍)
2500
500
【
転換交通量の推定(
平日平均)
】
湾岸線
2線通し通行券大型車
実験中
第2回
第2回:
H16. 2.18 7:00∼H16 .2.19 7:00
阪神高速5号湾岸線
(3)沿道環境
・大気質については、気象の影響が大きく、評価が困難 ・騒音、振動については、実験前と実験中で顕著な差はみられなかった
H16.2月
(実験中)
【実績値】
湾岸線
へ転換
湖西道路社会実験の概要
社会実験の概要
△9.2%
(△1800台)
荒川
実験前
実験中
騒
75.0
音
レ
ベ
ル 70.0
35000
30000
73.0
△1
要請限度
75.0
実験前
実験中
騒 75.0
音
レ
ベ
ル 70.0
74.0
73.0
要請限度
︵
25000
19,600
17,800
d
B
︶
︶
d
B
15000
堅田
80.0
80.0
(台/日)
40000
20000
△3.5%
(△1000台)
国道161号沿道騒音(平日)
真野5丁目 本堅田4丁目
要請限度
65.0
△2
△1
70.0
︵
l実験期間:
平成15年10月18日(土)∼10月31日(金)
l実験時間:終日
l割引対象:全区間
l対象車種:全車種(普通車、大型車、特大車)
ただし回数券利用は除く
l割引率:約50%
72.0
要請限度
70.0
69.0
35000
30000
28,200
27,200
25000
20000
15000
65.0
10000
10000
現状と課題
・国道161号は滋賀県湖西地
域を南北に縦断し、京阪神と
北陸を結ぶ幹線道路。
・交通量は、無料区間で2万∼
3万台/日であるのに対し、有
料区間、仰木雄琴IC ∼真野IC
間で7,400台/日、和迩IC∼
志賀IC間で4,000台/日(H11
センサス)。
・現道では、国道161号大津市
本堅田4 丁目地先で3 万台/
日を越えるなど、観光シーズ
ンをピークに平日、休日を問
わず交通渋滞等が発生(主要
渋滞ポイント2 箇所、騒音環境
基準非達成箇所3箇所)
交通量の変化
・実験期間中、湖西道路では
約40∼50%、2,000∼5,
000台/日程度増加、国道1
61号の現道では約3.5∼
9%、1,000∼2,000台/
日程度減少。
騒音値の変化
・国道161号現道の大津市本
堅田4丁目では、騒音レベル
に最大2dbの改善。 (台/日)
40000
5000
昼間
0
実験前
5000
60.0
60.0
昼間
夜間
夜間
0
実験前
実験中
真野5丁目
実験中
本堅田4丁目
湖西道路:
L=16.7km
大物
(台/日)
40000
(台/日)
40000
(台/日)
40000
35000
仰木雄琴IC∼真野IC
真野IC∼和迩IC
和迩IC∼志賀IC
(台/日)
40000
35000
坂本北IC∼仰木雄琴IC
35000
35000
35000
35000
30000
30000
30000
30000
30000
30000
25000
25000
25000
25000
25000
20000
20000
20000
20000
20000
15000
15000
15000
10000
5000
4,600
6,700
10000
5000
0
4,700
7,100
実験前
実験中
+45.7%
(+2100台)
10000
5000
0
15000
5,400
8,100
実験中
10000
12,800
9,200
実験中
+50.0%
+51.1%
(+2400台) (+2700台)
13,400
10000
5000
0
0
実験前
実験中
20000
15000
5000
0
実験前
15000
36,500
25000
18,200
10000
5000
0
実験前
藤尾奥町
(台/日)
40000
36,000
(台/日)
40000
実験前
実験中
+39.1%
+35.8%
(+3600台) (+4800台)
実験前
実験中
+1.4%
(+500台)
実験前:平成15年10月4∼10日 実験中:10月18日∼31日 各平均
渋滞長の変化
・国道161号琵琶湖大橋交差点の渋滞長は、平日北行き18時台で2.4kmがほぼ解消し、交差点通過時間も14
分から1分へと大幅な改善。
(琵琶湖大橋交差点)
3000
(m)
南行き(
平日)
2000
1000
17時台
10
15
(分)
(m)
25 3000
20
5.3
1.7
7.2
1227
337
18時台
実験前
実験中
1000
0
0
5
195
105
2383
2.3
真野5丁目
北行き(
平日)
2000
72
17時台
18時台
10
15
20
(分)
25
通過時間
190
5
渋滞長
827
0
通過時間
渋滞長
実験前
実験中
0
2.2
1
14
1
本堅田4丁目
琵琶湖大橋
〈調査日〉
実験前(期間外):(平日)平成15年10月16日 (休日)11月16日
実験中 :(平日)平成15年10月28日 (休日)10月26日
日野水口有料道路社会実験の概要
社会実験の概要
国道 (整備済)
国道 (未整備)
県道 (整備済)
県道 (未整備)
有料道路(整備済)
l実験期間:
平成15年10月18日(土)∼10月31日(金)
l実験時間:終日
l割引対象:全区間
l対象車種:全車種
(軽自動車、普通車、大型車、特大車)
回数券利用は除く
l割引率:一律100円
4 77
T =1 4,4 47台/日
11
周 辺の 大規模 小売 店舗 の立地
箇所
泉
:H1 0ま でに立 地
日野線
T =7 ,79 1台/日
11
:H 11以 降に 立地
T :H 11セ ンサ ス
11
:通 学路
日野町
30 7
T =8 ,75 5台/日
11
道
鉄
江
近
T = 26, 948 台/ 日
日野徳原線
現状と課題
・国道307号バイパス
日野水口有料道路は、
滋賀県東近江地域と
甲賀地域を連絡する
幹線道路。
・並行する国道307号
の平日交通量7,800台
/日に対し、日野水口
有料道路は、1,800台
/日という状況であり、
十分な交通転換が図
られていない。(H11セ
ンサス)。
・国道307号現道は、
屈曲部が多く、鉄道と
の平面交差も2箇所存
在するため、一部交通
渋滞が発生し、交通安
全上の問題も発生。
・周辺の県道日野徳原
線、西明寺水口線の、
大型車混入率がそれ
ぞれ40.3%、48.3%と高
く、大型車により、沿線
集落の環境に影響。
11
T =1, 836 台/ 日
料 金所
11
T = 9,6 98台/日
11
小
T =6 ,87 0台/日
11
至 大津
下駒月水口線
高
中
水口町
T =4, 165 台/ 日
11
小
西明寺水口線
T =16 ,10 8台/日
11
1
T = 22, 793 台/ 日
11
土山町
至 三重
日野水口有料道路(L=7.0km)
普通車200円
周辺の交通状況を、実験期間外、実験期間中各1日の交通量調査結果をもとに示す
日野水口有料道路の増加傾向に対し、現道の国道307号では平日約7%(
約500台/12h)の減少。
実験期間中、日野水口有料道路では約40%、700∼800台/日程度の交通量増加。
国道307号(日野町別所)
△7.0%
(△502台)
△0.2%
験前
(△17台) 実
実験中
10,000
9,000
8,000
︵
交
通
量
7,180
6,678
6,809 6,792
6,000
5,000
4,000
3,000
︶
台
/
1
2
h
7,000
2,000
1,000
0
平日
土日
︵
台/日︶
路:
道
有料
口
水
日野
m
7.0k
=
L
+38.9%
+662台
+35.9%
+803台
3500
3035
179
3000
2361
2500
345
2000
1500
2232
124
1699
2856
223
2108
2016
1000
1476
500
0
実験前
実験中
平日
実験前(期間外):(平日)平成15年10月16日 (休日)11月16日
実験中 :(平日)平成15年10月28日 (休日)10月26日
実験前
実験中
休日
日野水口有料道路の交通量変化
実験前:平成15年10月 4∼10日
実験中: 10月18∼31日 各平均
大型車
普通車
有料道路の料金割引社会実験
①社会実験の概要
∼阪神高速池田線特定区間∼
Ø実験位置図
社会実験の概要
← 一般道路の混雑状況
阪神高速池田線特定区間の利用を促進し、池田市周辺部に
おける国道176号、173号における交通混雑の緩和を図
るため、特定区間の通行料金を割引く社会実験を実施。
l実験期間:平成15年11月17日(月)0時∼11月30日(日)24時
の2週間
l対象路線:阪神高速池田線特定区間(
池田木部∼神田間上下線)、
国道176号、国道173号
l割引金額:普通車300円→200円、大型車600円→400円
(33%割引)
l対象車種:全車種(普通車、大型車)
Ø阪神高速と国道
阪神高速と国道17
173
3号・176
176号の混雑度比較
号の混雑度比較
国道173号・
176号
阪神高速池田線
阪神高速特定区間
1.8
2.0
混雑度
阪神高速池田線本線
1.5
1.5
1.2
0.8
1.0
1.0
主要渋滞ポイント
0.5
0.2
0.0
神
田
大
阪
空
港
蛍
池
)
)
1
7
1
号
交
差
(
西
本
町
(
*平成11年道路交通センサス
川
西
小
花
)
池
田
木
部
(
川
西
市
0.2
有料道路の料金割引社会実験
②実験の効果
∼阪神高速池田線特定区間∼
u阪神高速特定区間の交通量は、約2割増加(主に普通車)し、併走する一般道路の交通量は、3∼6%の若干の減少。
Ø一般道路交通量の変化
3,500
3,000
約2割の純増
2,500
2,000
1,500
1,000
2,477
2,870
2,645
500
国道176号西本町交差点
南北方向通過計交通量(台/日)
阪神高速池田線(池田木部∼神田)
交通量
(
台/日)
Ø阪神高速特定区間交通量の変化
20,000
19,426
18,791
約3%減
15,000
実験前
(11/1∼16)
実験中
(11/17∼30)
実験後
(12/1∼14)
*交通量は、神田出口および神田入口の交通量の和の期間中平均。
13,504
約6%減
10,000
5,000
0
実験前
11/12(水)
0
14,298
実験中
11/26(水)
実験前
11/15(土)
平日
*交通量は、平日0時∼24時の24時間、土曜は、7時∼20時の13時間の計測
実験中
11/29(土)
土曜
山陰道の料金割引に関する社会実験(1/2)
交通量:30,300台/24h
最大渋滞長:3,400m(7時台)
玉湯交差点
宍道東口交差点
宍道交差点
交通量:27,500台/24h
最大渋滞長:1,100m(8時台)
五反田交差点
錦町交差点
松江市
宍 道 湖
431
9
宍道IC
9
鉄工センター
入口交差点
431
陰田交差点
中 海
松江
玉造IC
431
9
米子市
東出雲
広域農道 IC
出雲市
安来IC
(主)松江木次線
米子西IC
54
交通量:1,600台/24h
交通量:6,600台/24h
交通量:7,100台/24h
山陰自動車道 松江道路
松江自動車道
(L=12.2km)
(L=14.1km)
H15.3供用
約50%割引
(450円→250円※)
社会実験対象区間
安来道路
(L=9.6km)
無料区間
H13.3供用
約50%割引
(500円→250円※)
社会実験対象区間
(L=19.1km)
H10.3供用(米子西∼安来)
H13.3供用(
安来∼東出雲
約50%割引
(650円→)350円※)
社会実験対象区間
凡 例
高速道路、国道9号の交通量はH15.10.8の調査結果(7:00∼翌7:00の24時間交通量)
安来道路の交通量は安来∼東出雲間の交通量
玉湯交差点、五反田交差点の最大渋滞長はH15.1 0.8の朝(6:00∼10:00 )の調査結果
図中の矢印は渋滞方向を示す
松江市
出雲市
米子市
鳥取市
岡山市
広島市
①山陰道及び国道9号は出雲市
(人口約9万)、松江市(人口約
15万)、米子市(人口約14万) を結ぶ幹線道路である
②本地域の高速道路は無料区間
と有料区間が混在することな
どから、有料区間の料金に対
する割高感が強い
③国道9号の米子∼宍道間は、
高速道路の供用後も依然とし
て渋滞が残っている ※普通車料金の事例
主要渋滞ポイント
山口市
現 況 及 び 課 題
社会実験実施内容
●実施期間:平成15年10月20日(月)∼29日(水) 10日間
●対象時間:24時間(終日)
●対象区間:山陰自動車道(松江玉造IC∼宍道IC)
安来道路(米子西IC∼安来IC∼東出雲IC)
松江自動車道(三刀屋木次IC∼宍道IC)
●対象車種:全車種(軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車)
●割引率 :約50%
山陰道の料金割引に関する社会実験(2/2)
社会実験による効果
①山陰道の交通量が増加 1.3倍(安来道路・平日)∼1.9倍(松江自動車道・休日)
②国道9号の交通量が減少 30,300台/日→28,300台/日(玉湯交差点) 約7%減少 ③国道9号の交通渋滞緩和 朝ピーク時渋滞長 3.4km→2.2km(玉湯交差点) 約35%減少
国道9号玉湯交差点( 玉湯町
国道9号玉湯交差点(
玉湯町))の
渋滞長(( 朝) が約35%減少
渋滞長
【玉湯交差点の渋滞長】
2,200m (実施中・7時台)
国道9号(玉湯)
(台/日)
(台/日)
32,000
30,300
7%減
30,000
28,000
28,000
26,000
26,000
24,000
24,000
22,000
島根県庁
実験前
実験中
斐川町役場
宍道IC
20,000
実験前
※実施前:H15.10.8日(水) 実施中: H15.10.28 日(火)
6:00∼10:00の調査結果
安来IC
米子西IC
三刀屋木次IC
(台/日)
松江自動車道
14,000
12,000
12,000
10,000
10,000
8,000
8,000
1.9倍
6,000
4,000
2,000
0
1.5倍
1,600
2,400
実施前 実施中
平
平 日
日
3,600
1,900
実施前 実施中
休 日
休
日
山陰自動車道
1.8倍
1.5倍
13,600
6,500
12,000
10,000
6,700
8,000
6,000
4,000
4,000
2,000
2,000
実施前 実施中
平
平
日
日
1.7倍
12,200
9,500
実施前 実施中
休日
休 日
米子IC
安来道路
(台/日)
14,000
6,000
0
1,100m (実施前・8時台)
安来市役所
東出雲IC
54
14,000
約27%(300m)減少
実験中
9
松江玉造IC
3,400m (実施前・7時台)
(台/日)
5%減
27,500
26,200
20,000
※実施前:H15.10.8日(水) 実施中: H15.10.28 日(火)
6:00∼10:00の調査結果
【五反田交差点の渋滞長】
800m (実施中・7時台)
30,000
28,300
22,000
①
約35%(1,200m)減少
国道9号五反田交差点( 東出雲町
国道9号五反田交差点(
東出雲町)) の
渋滞長(( 朝) が約27%減少
渋滞長
国道9号(東出雲)
32,000
0
1.3倍
9,200
7,100
実施前 実施中
平日
平 日
【国道9号の交通量(平日)】
※実施前交通量:H15.10.8日(水)
実施中交通量:H15.10.22 (水)および
H15.10.28日(火)の平均値
※交通量は7:00∼翌7:00の24時間
8,000
実施前 実施中
休日
休 日
【高速道路の交通量】
※平日の実施前は10 月8 日、実施中は10月20
∼24日及び27∼29日の平均値
※休日の実施前は10 月5 日、実施中は10月25
・26日の平均値
※交通量は0:00∼24:00の24時間交通量(日 本
道路公団提供資料をもとに作成)
吉 備 きび 通 勤 社 会 実 験
∼ 山陽・岡山自動車道:料金割引社会実験 ∼
(1/2)
社会実験の概要
岡山IC ⇔ 岡山総社IC (上下線)
軽自動車: 350円 ⇒ 200円
普通車 :400円 ⇒ 200円
岡山
自動
車道
岡山総社IC
一般国道53号
岡山IC
一
般
国
道
道
車
動
自
陽
山
180
号
一般国道53号
一般
国道
180号
岡山JCT
清心町
矢坂
番町
板倉
三門
岡山駅
社会実験の概要
● 実験期間:平成16年1月20日(火) ∼ 3月5日(金)
(当初 2/20 終了予定 → 3/5まで実験延長)
● 割引時間:24時間 (終日)
● 割引区間:岡山IC ⇔ 岡山総社IC (上下線)
● 対象車種:軽自動車・普通車
● 割引率 :軽自動車 350円 ⇒ 200円
普通車 400円 ⇒ 200円
社会実験の目的
山陽・岡山自動車道の料金を約半額とす
ることで、国道180号等へ集中する過剰
交通を余剰容量のある高速道路へと転
換を促し、一般道路の混雑緩和を図る
吉 備 きび 通 勤 社 会 実 験
(2/2)
∼ 山陽・岡山自動車道:料金割引社会実験 ∼
○実験による効果
①高速道路の交通量増加
岡山IC∼岡山総社IC間交通量 1.9倍増加※1 ※1平成15年2月平均比
②国道180号の交通量 22,200台→21,900台(2%減)
朝ピーク時(7時∼9時)上り(都心向き)交通量1,570台→1,490台(5%減)
③国道180号の交通渋滞緩和
板倉交差点で平均渋滞長 740m→370m(50%減)※2
*2実験前データは、1/14計測結果:実験中データは、実験中の平日1回/週の実測平均値による。 岡山I
社IC間
C∼岡山総
9 倍 増加
交通量 1.
岡山
自動
車道
岡山総社IC
180
一般国道53号
岡山IC
一
般
国
道
道
車
動
自
陽
山
号
一般国道53号
一般
国道
180号
岡山JCT
清心町
矢坂
板倉
板倉交差点の平均渋滞長
50%減少
番町
三門
国道180号の交通量変化 平均日交通量 2%減少 朝ピーク
時上り交通量 5%減少
岡山駅
広島呉道路の料金割引に関する社会実験(1/2)
○現状及び課題
広島市
350円→200円
(11月)
呉市
350円→200円
(10・11月)
・国道31号及び広島呉道路は、広島市
(人口約113万人)と呉市(人口約21万人)
を結ぶ幹線道路
・国道31号は、慢性的な交通渋滞が発生
(混雑度2.99) ・一方、並行する広島呉道路は、交通容量に
余裕(混雑度0.67)
■現況交通状況
(台/日)
■実験概要
2ヶ月間(平成15年10月1日∼11月30日)
実験期間
前半の1ヶ月(
10月)
後半の1ヶ月(
11月)
区 間
呉IC⇔天応IC(1区間)
呉IC⇔天応IC⇔坂IC(2区間)
350円→200円(呉IC→天応IC)
通行料金
350円→200円(呉IC→天応IC)
(左記は
350円→200円(天応IC⇔坂IC)
普通車の値)例)呉IC⇔坂IC:700円→550円
例)呉IC⇔坂IC:700円→400円
全車種
対 象
24時間
時間帯
両方向(呉→広島、広島→呉)
方 向
30,000
広島呉道路及び国道31号における需給バランス
交通量
25,000
交通容量
約17,900台
の容量不足
約4,700台
の容量に余裕
20,000
15,000
10,000
5,000
混雑度
2.99
混雑度
0.67
0
一般国道31号
広島呉道路
〔出典:容量は道路構造令、交通量はH15.9.18小屋浦断面の実測〕
広島呉道路の料金割引に関する社会実験(2/2)
○実験による効果
呉駅⇒坂駅間の所要時間
(7時30分台)
40
最大11.6分短縮
35
30
25
所要時間(分)
①広島呉道路の交通量の変化 1.2倍
②現道の交通渋滞緩和
朝ピーク時渋滞長 2.5km→1.3km(約1km減少)
③現道の所要時間短縮
朝ピーク時:34分→最短22分(坂駅∼呉駅間)
20
23.6
33.6
35.3
15
31.6
22.0
10
25.4
5
0
9月25日
10月9日
10月23日
11月6日
坂駅
呉駅
実験前・後
実験中
【小屋浦橋北詰交差点(下り)】
広島→呉方面
渋滞長:約700m(実験前・後)
↓
約260m(実験中)
国道31号渋滞減少
(最大440m)
【小屋浦橋北詰交差点(上り)】
呉→広島方面
渋滞長:約2,500m(実験前・後)
↓
約1,270m(実験中)
国道31号渋滞減少
(最大1,230m減少)
【宮川橋交差点(下り)】 広島→呉方面
渋滞長:約2,030m(実験前・後)
↓
約1,300m(実験中)
国道31号渋滞減少
(最大730m減少)
11月13日 オフピーク時
9時30分
概ね半額割引
朝 6 時∼9 時
(平日)
都心方向
広島西部方面の交通
に対する社会実験
温品・馬木・福田地区の
交通に対する社会実験
広島西風新都 IC
●社会実験の目的
●社会実験の目的
①広島西部方面の交通に対する社会実験
①広島西部方面の交通に対する社会実験
山陽自動車道や広島高速4号線等の通行料金
山陽自動車道や広島高速4号線等の通行料金
を割り引くことによる国道2号西広島バイパス
を割り引くことによる国道2号西広島バイパス
をはじめとした西部方面の朝ピーク時の渋滞緩
をはじめとした西部方面の朝ピーク時の渋滞緩
和等の効果を検証する。
和等の効果を検証する。
②温品・馬木・福田地区の交通に対する社会実験
②温品・馬木・福田地区の交通に対する社会実験
広島高速1号線の料金を割り引くことによる
広島高速1号線の料金を割り引くことによる
広島中島線の朝ピーク時の渋滞緩和等の効果を
広島中島線の朝ピーク時の渋滞緩和等の効果を
検証する。
検証する。
広島 IC
志和IC
●
概ね半額割引
終日(土日祝含む)
廿日市 IC⇒五日市 IC
廿日市 IC⇒広島 IC
五日市 IC⇒広島 IC
広島東I C
山陽自動車道
国道 54 号
五日市I C
概ね半額割引
朝 6 時∼9 時
(平日)
都心方向
祇園新道
●
広島中島線
高速1号線
伴広島線
国道2号
高速4号線
山陽自動車道
無料
朝 6 時∼9 時
(平日)
両方向
西部方面
草津沼田有料道路
国道2号西広島 BP
(市中心部)
国道2号
高速3号線
●
廿日市 IC
広島岩国道路
凡例
国道3 1 号
平日朝3時間の料金割引を行う有料道路
広島呉道路
終日の料金割引を行う有料道 路
●社会実験の概要
●社会実験の概要
11
実施路線……
実施路線……山陽自動車道(広島岩国道路)〔廿日市IC⇒五日市IC、廿日市IC⇒広島IC、五日市IC⇒広島IC)
山陽自動車道(広島岩国道路)〔廿日市IC⇒五日市IC、廿日市IC⇒広島IC、五日市IC⇒広島IC)
広島高速1号線(都心方向)、広島高速4号線(都心方向)、草津沼田有料道路(両方向)
広島高速1号線(都心方向)、広島高速4号線(都心方向)、草津沼田有料道路(両方向)
22
実施期間……
実施期間……平成15年10月14日(火)∼12月19日(金)の平日のみ(土曜・日曜・祝日を除く)
平成15年10月14日(火)∼12月19日(金)の平日のみ(土曜・日曜・祝日を除く)
〔但し、山陽自動車道(広島岩国道路)は毎日(土曜・日曜・祝日を含む)〕
〔但し、山陽自動車道(広島岩国道路)は毎日(土曜・日曜・祝日を含む)〕
33実施時間……朝6時00分∼9時00分(3時間)
実施時間……朝6時00分∼9時00分(3時間)
〔但し、山陽自動車道(広島岩国道路)は終日(0時00分∼24時00分)〕
〔但し、山陽自動車道(広島岩国道路)は終日(0時00分∼24時00分)〕
44割引対象……全車種
割引対象……全車種
55割引内容……通行料金を概ね半額割引(草津沼田有料道路は無料)
割引内容……通行料金を概ね半額割引(草津沼田有料道路は無料)
◆交通量(朝3時間(6:00∼9:00)の利用交通量)
◆交通量(朝3時間(6:00∼9:00)の利用交通量)
○有料道路
○有料道路
山陽自動車道(廿日市IC∼広島IC)の割引区間合計は、約33%増加。
山陽自動車道(廿日市IC∼広島IC)の割引区間合計は、約33%増加。
高速4号線(都心方向)は、約26%増加。
高速4号線(都心方向)は、約26%増加。
草津沼田有料道路は、全体で約71%増加。
草津沼田有料道路は、全体で約71%増加。
○一般道路(都心方向)
○一般道路(都心方向)
伴広島線 (己斐橋西:都心方向)で、約9%減少。
伴広島線 (己斐橋西:都心方向)で、約9%減少。
観音井口線(庚午中四丁目:都心方向)で、約3%減少。
観音井口線(庚午中四丁目:都心方向)で、約3%減少。
広島湯来線(田方橋北:都心方向)で、約21%減少。
広島湯来線(田方橋北:都心方向)で、約21%減少。
◆渋滞長 (都心方向:最大渋滞長)
◆渋滞長 (都心方向:最大渋滞長)
西広島バイパスでは、約4.5kmから約3.6kmに約0.9km短縮。
西広島バイパスでは、約4.5kmから約3.6kmに約0.9km短縮。
伴広島線(己斐橋西)では、約1.3kmから約0.9kmに約0.4km短縮。
伴広島線(己斐橋西)では、約1.3kmから約0.9kmに約0.4km短縮。
観音井口線(庚午橋西)では、約2.0kmから約1.8kmに約0.2km短縮。
観音井口線(庚午橋西)では、約2.0kmから約1.8kmに約0.2km短縮。
○西部方面の効果
⑤
①
広島湯来線(大塚駅北)
実験なし
672
892(1.33)
4,183 (1.00)
実験あり
台/3h
実験あり
1.1km
0 . 3 ㎞増加
1.4km
①
【廿日市 IC 出口交差点
→西広島バイパス(高架)→紙屋町】
55分
実験あり
47分
0
10
20
30
2,567 (1.26)
台/3h
⑤
五日市I
C
入口
①
実験なし
2,038
大塚駅北
台/3h
①
高速4号線
実験なし
山陽自動車道(全体)
実験あり
②
4,198
実験なし
②中広町
伴広島線(己斐橋西)
③
8分短縮
五月が丘
2 丁目
【廿日市IC→五日市IC→大塚→中広】
【廿日市
IC→五日市 IC→大塚→中広】
実験なし
2,590
実験あり
2,362 (0.91)
台/3h
実験なし
32分
実験あり
35分
3分増加
広島湯来線(田方橋北)
40
50
実験なし
4,735
実験あり
3,731 (0.79)
60
④
田方3丁目
西広島バイパス(田方)
実験なし
5,774
実験あり
5,759 (1.00)
0.4㎞ 短 縮
0 .8km
④
4 .5km
西広島BP
実験あり
3,558 (1.71)
10
20
30
40
50
60
己斐橋西
天満町
実験なし
9,012
実験あり
8,901 (0.99)
台/3h
3.6km
西広島BP
入口
草津沼田有料道路
草津沼田有料道路(全体)
2,081
0.4㎞ 短 縮
田方ランプ
0.9㎞ 短 縮
実験なし
④
0 .4km
田方橋北
①
井口ランプ
③
0
0.9km
西広島バイパス(庚午)
台/3h
廿日市I
C
出 口
1.3 km
②
台/3h
新観音橋東
(庚午ランプ)
広島西飛行場
入口
庚午橋西
:渋滞長を調査した交差点
②
③
台/3h
商工センター
2 丁目
観音井口線(庚午中四丁目)
2.0km
1.8km
実験なし
実験あり
6,515
6,305 (0.97)
台/3h
実験なし
実験あり
山陽自動車道
○温品・馬木・福田地区の効果
広島東I
C
入口
◆交通量(朝3時間(6:00∼9:00)の利用交通量)
◆交通量(朝3時間(6:00∼9:00)の利用交通量)
○有料道路
○有料道路
①
高速1号線(都心方向)は、約8
%増加。
高速1号線(都心方向)は、約8
%増加。
○一般道路(都心方向)
○一般道路(都心方向)
①
広島中島線(下温品)では、約9%減少。
広島中島線(下温品)では、約9%減少。
◆渋滞長(都心方向:最大渋滞長)
◆渋滞長(都心方向:最大渋滞長)
広島中島線(安芸府中道路入口)では、
①
広島中島線(安芸府中道路入口)では、
約0.7kmから約0.5kmに、約0.2km短縮。
約0.7kmから約0.5kmに、約0.2km短縮。
高速1号線(安芸府中道路入口)では、
②
高速1号線(安芸府中道路入口)では、
約0.5kmから約0.6kmに、約0.1km増加。
約0.5kmから約0.6kmに、約0.1km増加。
広島中島線(下温品)の渋滞は、平常時、
③
広島中島線(下温品)の渋滞は、平常時、
割引実験時ともに0.3㎞程度で、
割引実験時ともに0.3㎞程度で、
殆ど変わらない。
殆ど変わらない。
◆所要時間(広島東ICから安芸府中道路入口
◆所要時間(広島東ICから安芸府中道路入口
交差点までの所要時間)
交差点までの所要時間)
広島中島線を経由した場合では、
①
広島中島線を経由した場合では、
約2分短縮。
約2分短縮。
高速1号線を経由した場合では、
②
高速1号線を経由した場合では、
約3分増加。
約3分増加。
①
【馬木6丁目→下温品→安芸府中道路入口】
実験なし
21分
実験あり
19分
馬木6丁目
2分短縮
0
5
10
15
20
25
30
35
①
広島中島線(下温品)
実験なし
2,084
実験あり
1,897 (0.91)
②
台/3h
【馬木6丁目→高速1号線→安芸府中道路入口】
③
0.3km
実験なし
10分
広島中島線
(安芸府中道路入口)
実験なし
1,782
実験あり
1,646 (0.92)
0.3km
下温品
実験あり
①
0.7km
台/3h
0
5
0.5km
0.2 ㎞短縮
0.5km
安芸府中道路
入口
②
①
高速1号線
(安芸府中道路入口)
0.1 ㎞増加
0.6km
実験なし
2,124
実験あり
2,291 (1.08)
台/3h
矢賀新町
2丁目
3分増加
13分
温品ランプ
10
15
20
25
30
35
【実験の概要】
◆ 四国管内有料道路の料金に係る社会実験 1/2
既存ストックの有効活用による沿道環境の改善と広域交流の拡大
∼四国特割社会実験チケット∼ ◆ 四国の課題
◆ 実験の目的
◆ 高速道路への転換による、一般道路の渋滞及び沿道環境改善効果
◆ 四国内外の交流連携の拡大 ◆ 主要都市・観光地周辺の交通量分担率是正への効果把握
● 規格の高い道路を使う割合は、全国値の約1/2程度
◆ 実験の概要
◆ JH四国支社が販売する四国島内週末限定、3日間乗り放題となる、
愛媛県新居浜市の例
(単位:台/12時)
40,000
35,000
30,000
交通容量
大型車
小型車
未
利
用
25,000
20,000
2,994
15,000
10,000
2,317
交通容量
9,119
0
国道11号
四国縦貫自動車道(新居浜∼いよ西条間)
● 10年早い高齢化と活力の低下
人口に占める65歳以上の割合
販売元
高速道路整備地域と未整備地域の
人口増減(H2→H12)状況
2.0
JH四国支社
平成15年9月5日∼
12月22日
軽自動車:6,500円
普通車 :8,000円
中型車 :9,500円
四国特割
社会実験
チケット
四国地方
幹線道路協議会
平成15年10月31日∼
12月1日
軽自動車:4,500円
普通車 :6,000円
中型車 :7,500円
0.2
愛媛県
徳島県
-2.0
高知県
-0.6
-2.1
-2.9
-4.0
-4.0
-6.0
-8.0
-8.7
-10.0
-12.0
-11.7
チケット料金
四国スーパー割引
週末3DAYS
チケット
(%)0.0
香川県
販売期間
容量超過
14,752
5,000
「四国スーパー割引週末3DAYSチケット」のさらなる割引を実施 普通車8,000円→6,000円 -8.6
高速道路未整備地域
高速道路整備地域
-14.0
料金施策による利便性の向上、周遊性の向上による
高速未整備地域を含めた四国の魅力をPR
対象道路
【交流拡大効果】
◆ 四国管内有料道路の料金に係る社会実験 2/2
既存ストックの有効活用による沿道環境の改善と広域交流の拡大
∼四国特割社会実験チケット∼ ◆ 旅行手段の転換
◆ 経済効果
◆1台当たりの平均旅行消費額は38,300円/台
高速道路への利用転換
全体消費額は 9.1億円 (23,669台×38,300円/台)と推計
一般道からの転換
11.6%
新規誘発
18.7%
従前からの高速道路
利用, 69.7%
◆新規誘発旅行者は約19%
新規誘発による消費額は1.7億円 (9.1億円×19%)と推計 *新規誘発旅行者19%:社会実験アンケート結果 (
有効回答数7,091)より推計
0%
20%
40%
60%
◆ 利用者の四国内外比
80%
◆1台当たりの平均乗車人数は2.86人/台 平均立ち寄り箇所増加数は1.1箇所/台
山口県
広島県
岡山県
その他
27%
● 人気立ち寄りスポット
兵庫県
讃岐うどん
7.0%
道後温泉
四国外
NA
15%
84%
5.6%
桂浜
2.5%
日曜市
2.5%
とべ動物園
1.9%
鰹たたき
1.8%
徳島ラーメン
1.7%
アンパンマンミュージアム
1.6%
足摺岬
1.5%
松山城
1.5%
四国内
約1万人が四国へ来訪
10%
8%
6%
4%
2%
0%
-2%
-4%
-6%
-8%
-10%
-12%
6%
5%
u
u
9%
5%
2%
4月
-7%
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
-3%
-3%
-6%
*愛媛県経済労働部観光推進局観光課調べ
*社会実験アンケート結果 (有効回答数7,091)
(23,669台×平均乗車人数2.86人 /台×15%と推計)
*社会実験アンケート結果 (有効回答数7,091)
入り込み観光客の前年同月比
(道後温泉)
0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 6.0% 7.0% 8.0%
大阪府
15%
*社会実験アンケート結果
(有効回答数7,091)
観光地への立ち寄り人数は約7.5万人
(23,669台×2.86人/台×1.1箇所/台)と推計
15%
23%
31%
◆ 観光への効果
100%
利用者のアンケートで人気の高い道後温泉は前年同
月比9%増加
入り込み観光客数は、社会実験中のみ反転し増加
平成16年度 地域における課題解決型社会実験 実施予定箇所
都府県名
政令市名
路線名
区間名
種別
長野県
中央自動車道
塩尻IC∼中津川IC
JH高速
大阪府
関西空港自動車道
(
泉佐野JCT∼りんく
JH高速
うJCT)
・関西空港自動車道
阪神高速
・
阪神高速4号湾岸線 阪神高速道路湾岸
線
(
南線区間)
社会実験の主な目的
実験内容(
車種、割引額・
割引率、
実験時期・期間
割引時間帯など)
一般国道19号の沿道環
境改善
■対象車両:
大型車、特大車を予定
■実施時間:
終日を予定
3ヶ月間を予定
■割引率:
5割引程度を予定
国道26号等の渋滞緩和
■割引対象:
調整中
【
調整中】
和歌山県
海南湯浅道路
海南IC∼吉備IC
JH一般有料
国道42号の通勤時間帯
の渋滞緩和
■割引対象:
調整中
【
調整中】
熊本県
九州縦貫自動車道
植木IC∼松橋(
八
代)
IC
JH高速
熊本都市圏(
一般国道3
号)
の渋滞緩和
■割引対象:
全車・
終日
■割引率:
5割程度
実験時期:
調整
中
期間:
3ヶ月(予
定)
大分県
大分自動車道路等
大分IC∼大分米良
IC
JH高速等
大分市街地(
一般国道10
号等)
の朝の通勤時間帯
の渋滞緩和
■割引対象:
軽・
普通車(
大型車も 8月∼10月(予
定)
検討中)
・
朝
■割引率:
5割程度
※今後、地方公共団体等からなる協議会により実験内容、目的・内容に応じた調査内容(交通量等)等の詳細を検討。
【長距離割引社会実験について】
(台/月)
7月
長距離割引の利用台数
(H15∼H16)
(
台数)
長距離割引実験利用者か
らの料金収入(
割引後) (H15∼H16)
(
円)
割引額(
減収額、円)
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
計
75,758
292,295
268,185
376,664
416,101
503,865
462,513
472,271
344,486
3,212,138
1,069,546,000
4,049,955,150
4,075,191,450
5,530,917,760
5,917,294,890
7,352,151,940
6,551,142,460
6,887,440,720
5,060,174,980
46,493,815,350
66,498,550
258,589,050
261,253,800
352,912,080
357,528,420
469,526,450
394,635,570
410,430,250
300,965,070
2,872,339,240
※長距離割引利用台数(
台数)
の7月の数字は、7月19日∼31日、3月の数字は、3月1日∼18日の台数を表す
※割引額は、利用者が、割引された額の合計
ETCの普及・
利用状況
車載器セットアップ
利用台数
利用率
セットアップ数(累計) セットアップ数(月間)
(台/日)
(%)
H13 4月
41,900
-
7,200
-
5月
47,200
5,300
8,000
-
6月
51,100
3,900
9,500
-
7月
54,800
3,700
10,200
-
8月
60,500
5,700
14,100
-
9月
71,500
11,000
16,700
-
10月
84,500
13,000
19,600
-
11月
100,500
16,000
23,700
-
12月
127,800
27,300
51,600
0.9%
H14 1月
154,700
26,900
59,800
1.1%
2月
185,200
30,500
75,700
1.4%
3月
223,600
38,400
92,800
1.6%
4月
265,400
41,800
114,600
2.0%
5月
301,700
36,300
130,700
2.2%
6月
353,700
52,000
147,900
2.5%
7月
390,800
37,100
171,600
2.8%
8月
424,800
34,000
185,200
2.8%
9月
460,500
35,700
198,300
3.3%
10月
502,900
42,400
212,700
3.4%
11月
549,000
46,100
230,200
3.6%
12月
600,800
51,800
235,000
3.8%
H15 1月
641,400
40,600
240,000
4.2%
2月
701,400
60,000
270,300
4.4%
3月
793,700
92,300
309,300
4.7%
4月
885,600
91,900
361,300
5.6%
5月
960,400
74,800
402,000
6.4%
6月
1,130,400
170,000
451,500
7.2%
7月
1,327,700
197,300
530,400
8.1%
8月
1,478,400
150,700
603,600
8.9%
9月
1,612,000
133,600
676,100
10.4%
10月
1,751,900
139,900
733,500
11.4%
11月
1,905,100
153,200
794,000
12.2%
12月
2,107,300
202,200
872,700
12.7%
H16 1月
2,266,900
159,600
890,700
13.6%
2月
2,514,500
247,600
1,019,500
14.8%
3月25日
2,658,600
144,100
1,163,700
15.7%
注:100台単位で四捨五入している
利用台数・利用率は
3月12日-3月18日の平均
各公団別ETC利用台数及び利用率
日本道路公団 首都高速道路公団
日平均交通量 日平均交通量
4月
H13
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
H14
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
H15
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
H16
2月
3/123/18
阪神高速道路公団
日平均交通量
計
JH
利用率
MEX
利用率
HEX
利用率
全国
利用率
6,500
7,000
8,200
8,600
11,300
13,200
15,200
17,800
41,300
700
1,000
1,300
1,600
2,500
2,900
3,600
4,900
8,700
0
0
0
0
300
600
800
1,000
1,600
7,200
8,000
9,500
10,200
14,100
16,700
19,600
23,700
51,600
0.9%
1.1%
0.4%
0.9%
47,400
60,100
73,500
88,900
101,400
114,100
131,300
141,100
149,600
160,500
172,800
175,000
10,400
13,100
16,100
20,000
22,600
25,600
29,200
30,100
33,100
35,900
38,700
39,800
2,000
2,500
3,200
5,700
6,700
8,200
11,100
14,000
15,600
16,300
18,700
20,200
59,800
75,700
92,800
114,600
130,700
147,900
171,600
185,200
198,300
212,700
230,200
235,000
1.1%
1.4%
1.5%
2.0%
2.3%
2.5%
2.9%
2.8%
3.4%
3.5%
3.7%
3.8%
1.4%
1.7%
2.0%
2.5%
2.9%
3.2%
3.5%
3.6%
4.1%
4.5%
4.8%
4.9%
0.6%
0.7%
0.8%
1.0%
1.2%
1.4%
1.6%
1.8%
2.0%
2.1%
2.4%
2.6%
1.1%
1.4%
1.6%
2.0%
2.2%
2.5%
2.8%
2.8%
3.3%
3.4%
3.6%
3.8%
175,300
197,100
224,900
255,100
284,100
316,500
374,600
434,600
484,600
526,300
573,500
625,600
44,400
50,100
57,700
76,300
84,800
97,300
111,300
118,900
134,700
146,700
155,100
175,500
20,300
23,100
26,700
29,900
33,100
37,700
44,500
50,100
56,800
60,500
65,400
71,600
240,000
270,300
309,300
361,300
402,000
451,500
530,400
603,600
676,100
733,500
794,000
872,700
4.2%
4.4%
4.7%
5.5%
6.3%
7.2%
8.0%
8.7%
10.5%
11.5%
12.4%
12.6%
5.5%
5.8%
6.2%
7.3%
8.2%
9.1%
10.2%
11.2%
12.4%
13.4%
14.4%
15.6%
2.9%
3.0%
3.3%
3.9%
4.4%
5.0%
5.6%
7.0%
7.1%
7.7%
8.3%
8.8%
4.2%
4.4%
4.7%
5.6%
6.4%
7.2%
8.1%
8.9%
10.4%
11.4%
12.2%
12.7%
639,500
733,700
180,000
204,000
71,200
81,800
890,700
1,019,500
13.4%
14.7%
17.1%
18.4%
9.6%
10.4%
13.6%
14.8%
842,600
227,300
93,800
1,163,700
15.6%
19.3%
11.1%
15.7% 週平均
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