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平成28年11月2日 埼玉県 企画財政部長 中原健一
埼玉県 埼玉県 アニ玉祭実行委員会提供 平成28年11月2日 埼玉県 企画財政部長 中原健一 首都圏外郭放水路 埼玉県 埼玉県 目 次 1 埼玉県の財政状況 2 ○埼玉県の財政規模 3 ○普通会計決算収支の状況 4 1 市場公募債の発行額の確保と発行ロットの維持 14 ○平成27(2015)年度決算の概要①(歳入) 5 2 市場環境、投資家需要を踏まえた年限の多様化と機動的な発行 15 ○平成27(2015)年度決算の概要②(歳出) 6 3 IR活動の充実と格付けの取得による丁寧な市場との対話 16 ○県税収入の推移 7 4 持続可能な埼玉県債市場の形成につながる投資家層の拡大 17 ○県債残高の適正な管理 8 5 公債費縮減につながる発行方式の多様化 17 ○平成27(2015)年度決算の財政指標 9 ○平成27(2015)年度公営企業会計決算の状況 10 ○平成27(2015)年度地方三公社等の経営状況 11 2 埼玉県における起債運営の基本的な考え方 ○埼玉県民間資金調達基本方針 12 13 ○共同発行市場公募地方債 18 ○インターネットIR情報、お問い合わせ先 19 埼玉スタジアム 2○○2 羊山公園の芝桜と 武甲山 埼玉県庁本庁舎 埼玉県のマスコット「コバトン(左)」と「さいたまっち(右)」 1 埼玉県 埼玉県 1 埼玉県の財政状況 2 埼玉県 埼玉県 埼玉県の財政規模 全国8位の「財政規模(歳出決算額)」。 全国5位の「財政力指数」はさらに改善 いざという時への備え(「財政調整基金等」)を積み増し、福祉や先端産業などのための積立(「基金合計」)を活用 財政力指数 財政規模(歳出決算額) 1,742億円(▲87億円) 813億円(+4億円) 0.765(+0.010) 1兆7,102億円(+38億円) 基金残高合計 財政調整基金等残高 (参考)平成26(2014)年度決算での他都道府県との比較 順位 都道府県 (H25) 名 金額 順位 都道府県 (H25) 名 金額 順位 都道府県 (H25) 名 金額 順位 都道府県 (H25) 名 金額 1 (1) 東京都 6兆5,540億円 1 (3) 東京都 0.925 1 (1) 東京都 5,663億円 1 (1) 東京都 1兆8,051億円 2 (2) 大阪府 2兆7,945億円 2 (1) 愛知県 0.921 2 (2) 大阪府 1,928億円 2 (2) 福島県 8,999億円 3 (3) 北海道 2兆3,909億円 3 (2) 神奈川県 0.917 3 (3) 愛知県 1,584億円 3 (3) 宮城県 3,989億円 4 (4) 愛知県 2兆2,475億円 4 (4) 千葉県 0.764 4 (5) 神奈川県 1,452億円 4 (4) 大阪府 3,450億円 5 (5) 兵庫県 1兆9,970億円 5 (5) 埼玉県 0.755 5 (9) 静岡県 832億円 5 (6) 愛知県 2,431億円 6 (6) 神奈川県 1兆9,501億円 6 (6) 大阪府 0.738 6 (6) 埼玉県 809億円 6 (5) 岩手県 2,321億円 7 (7) 福島県 1兆9,105億円 7 (7) 静岡県 0.691 7 (32) 千葉県 740億円 7 (9) 神奈川県 2,196億円 8 (8) 埼玉県 1兆7,064億円 8 (8) 茨城県 0.619 8 (8) 奈良県 667億円 8 (11) 千葉県 1,900億円 9 (9) 千葉県 1兆6,309億円 9 (9) 兵庫県 0.604 9 (7) 岩手県 593億円 9 (7) 埼玉県 1,829億円 10 (10) 福岡県 1兆6,110億円 10 (10) 福岡県 0.596 10 (11) 福島県 576億円 10 (14) 静岡県 1,644億円 ※財政調整基金と減債基金の合計 ※左の財政調整基金等残高を含む 出典:埼玉県平成27年度普通会計決算、「平成26年度都道府県決算状況調」、「平成26年度地方公共団体の主要財政指標一覧」(総務省)をもとに埼玉県作成 3 埼玉県 埼玉県 普通会計決算収支の状況 決算規模は安定して推移。平成27(2015)年度の決算規模は歳入歳出ともに4年連続の増 実質収支は56億円で黒字を継続 一般会計決算のプライマリーバランスは約500億円の黒字に転換 歳入歳出決算額と実質収支の推移 (億円) (億円) 20,000 100 17,500 15,000 75 12,500 10,000 50 7,500 5,000 25 2,500 0 歳入 H18 (2006) 15,697 H19 (2007) 15,457 H20 (2008) 15,916 H21 (2009) 16,725 H22 (2010) 16,595 H23 (2011) 16,305 H24 (2012) 16,340 H25 (2013) 16,413 H26 (2014) 17,195 H27 (2015) 17,215 歳出 15,580 15,345 15,821 16,618 16,478 16,206 16,248 16,334 17,064 17,102 70 63 54 48 51 45 36 29 64 56 実質収支(右軸) 0 4 埼玉県 埼玉県 平成27(2015)年度決算の概要①(歳入) 平成27年度の歳入決算額は1兆7,215億円となり、対前年度20億円増 地方税は対前年度1,074億円増の8,689億円で5割超え。都道府県平均の38.7%を11.8ポイント上回る 地方債は対前年度956億円、28.7%減の2,373億円。臨時財政対策債も565億円減 歳入の内訳 H27 (2015) 8,689 歳入 地 方 税 (単位:億円、%) H26 対前年度 対前年度 (2014) 増減額 増減率 7,614 1,074 14.1 うち個人県民税 3,085 3,068 16 0.5 うち法人二税 1,417 1,309 107 8.2 1,099 36 2,039 19 26 320 1,668 113 4 258 131 440 2,373 1,205 36 1,888 18 21 279 1,774 117 4 333 79 499 3,329 ▲105 ▲0 150 1 6 41 ▲106 ▲4 ▲0 ▲76 53 ▲59 ▲956 ▲8.7 ▲0.7 8.0 7.1 26.9 14.6 ▲6.0 ▲3.1 ▲ 4.0 ▲22.7 67.1 ▲11.8 ▲28.7 1,452 2,017 ▲565 ▲28.0 17,215 17,195 20 0.1 地方譲与税 地方特例交付金 地方交付税 交通安全対策特別交付金 分担金及び負担金 使用料、手数料 国庫支出金 財 産 収 入 寄 附 金 繰 入 金 繰 越 金 諸 収 入 地 方 債 うち臨時財政対策債 合 計 歳入構成比(外側:H27、内側:H26) 地方債 13.8% (うち 臨財債) (8.4%) (その他) (5.4)% 国庫支出金 9.7% その他 7.8% (うち その他 臨財 8.0% 債) (11.7%) 地方債 19.4% 国庫支 出金 10.3% 地方交 地方税 44.3% 地方税 50.5% 地方譲 付税 与税等 11.0% 7.0% 地方交付税 11.8% 地方譲与税 等 6.4% ※地方税は、清算後の地方消費税を含む ※表示単位未満を四捨五入のため、合計等と計算結果が一致しない場合がある 5 埼玉県 埼玉県 平成27(2015)年度決算の概要②(歳出) 平成27年度の歳出決算額は1兆7,102億円となり、対前年度38億円増 補助費等は地方消費税市町村交付金が増 普通建設事業費は西部地域振興ふれあい拠点工事完了や圏央道開通により減 歳出の内訳 歳出 人 件 費 H27 (2015) 6,113 (単位:億円、%) H26 対前年度 対前年度 (2014) 増減額 増減率 6,104 9 0.1 うち職員給 4,440 4,413 27 0.6 物 件 費 維持補修費 扶 助 費 補 助 費 等 普通建設事業費 うち補助事業費 うち単独事業費 災害復旧事業費 失業対策事業費 公 債 費 積 立 金 投資及び出資金 貸 付 金 繰 出 金 合 計 651 126 416 5,392 1,276 468 648 28 2,770 128 52 89 62 645 124 396 4,969 1,613 605 782 6 2,706 278 47 109 68 6 2 20 422 ▲337 ▲137 ▲134 22 65 ▲150 5 ▲20 ▲6 1.0 2.3 4.9 8.5 ▲20.9 ▲22.6 ▲17.2 381.0 2.4 ▲53.9 9.2 ▲18.2 ▲9.0 17,102 17,064 38 0.2 歳出構成比(外側:H27、内側:H26) その他 2.9% 補助費等 31.5% その他 3.6% 人件費 35.7% 補助費 等 29.1% 物件費 普通建 3.8% 設事業 費 9.5% 物件費 3.8% 普通建設事 業費 7.5% 人件費 35.8% 公債費 15.9% 扶助費 2.3% 扶助費 2.4% 公債費 16.2% ※表示単位未満を四捨五入のため、合計等と計算結果が一致しない場合がある 6 埼玉県 埼玉県 県税収入の推移 平成27(2015)年度決算は7,534億円で対前年度比663億円増加し、4年連続前年度決算額を上回る 平成28(2016)年度当初予算の県税収入は7,640億円(対前年度当初予算比+540億円、+7.6%) 雇用・所得環境の改善や企業業績の向上を背景に、法人事業税、個人県民税などに増収を見込む 県税収入の推移 (億円) 9,000 8,121 8,000 7,839 その他 7,000 6,000 2,283 6,744 2,132 地方消費税 627 7,534 600 1,991 6,408 1,927 6,344 1,907 6,541 6,674 1,920 1,862 4,000 2,270 598 2,073 1,164 3,000 2,000 602 1,105 601 1,094 その他 1,834 1,794 613 1,159 628 1,187 1,787 地方消費税 1,198 5,000 法人二税 6,871 7,640 1,126 700 法人二税 1,309 1,417 1,573 個人県民税 個人県民税 2,941 3,034 2,991 2,774 2,742 2,849 2,997 3,068 3,085 3,154 H19 (2007) H20 (2008) H21 (2009) H22 (2010) H23 (2011) H24 (2012) H25 (2013) H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) 1,000 0 (年度) ※平成27年度までは一般会計決算、28年度は当初予算 7 埼玉県 埼玉県 県債残高の適正な管理 平成27(2015)年度末の県債残高は、対前年度比128億円増の3兆7,912億円。 地方交付税の振替である臨時財政対策債などを除いた県で発行をコントロールできる県債残高は、適正に管理 することで着実に減少 県民1人当たりの県債残高は約52万円で全国5位※の低い水準 一般会計県債残高の推移 (兆円) 減収補塡債残高 4.0 臨時財政対策債残高 臨財債・補塡債を除く残高 3.5 3.0 2.5 ※平成26年度普通会計決算ベース 2.4 2.7 0.1 2.5 0.0 0.2 0.3 0.3 0.4 3.0 0.1 0.5 2.6 2.6 2.5 2.5 2.5 2.8 2.9 2.9 2.9 3.2 0.1 3.4 0.1 3.5 0.1 3.6 0.1 3.7 0.1 3.8 0.1 3.8 0.1 3.8 0.1 3.1 0.1 0.6 0.8 1.0 1.2 1.3 1.5 1.6 1.6 0.5 2.5 2.5 2.4 2.4 2.3 2.2 2.2 2.1 2.1 H22 (2010) H23 (2011) H24 (2012) H25 (2013) H26 (2014) H27 (2015) 2.0 臨財債 制度開始 1.5 2.4 2.5 2.6 1.0 通常債 のピーク 0.5 0.0 H12 (2000) H13 (2001) H14 (2002) H15 (2003) H16 (2004) H17 (2005) H18 (2006) H19 (2007) H20 (2008) H21 (2009) H28(年度) (2016) ※平成27年度までは一般会計決算、28年度は当初予算 8 埼玉県 埼玉県 平成27(2015)年度決算の財政指標 「実質赤字比率」及び「連結実質赤字比率」は黒字。資金不足比率も対象全事業で資金不足なし 「実質公債費比率」及び「将来負担比率」は対前年度比で改善が継続。国が定める「早期健全化基準」を下回る水準 健全化判断比率 財政指標 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 経常収支比率 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 (2015) (2014) (2015) (2014) (2015) (2014) (2015) (2014) (2015) (2014) 埼玉県 黒字 黒字 黒字 黒字 12.0% 12.3% 192.9% 203.5% 25.0% 25.0% 400.0% 400.0% ▲3.75% ▲3.75% ▲8.75% ▲8.75% 早期健全化基準 資金不足比率 94.9% 94.6% 病院事業会計、工業用水道事業会計、水道用水供給事業会計、 地域整備事業会計、流域下水道事業会計 資金不足なし 400.0 健全化判断比率 の他都道府県 との比較 350.0 (数字は本県の過去の実績) ( 将 来 負 担 比 率 、 % ) 兵庫県 北海道 新潟県 300.0 21 250.0 茨城県 H27埼玉県 200.0 千葉県 20 22 静岡県 19 京都府 23 岩手県 24 2625 平均 愛知県 大阪府 150.0 神奈川県 群馬県 100.0 栃木県 東京都 50.0 沖縄県 (実質公債費比率、%) 0.0 0.0 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 17.5 20.0 22.5 25.0 9 埼玉県 埼玉県 平成27(2015)年度公営企業会計決算の状況 工業用水道事業、水道用水供給事業、地域整備事業、流域下水道事業は黒字を計上し経営状況は安定 病院事業は小児医療センター移転に伴う費用計上などにより赤字。医業収益は過去最高。 「公共の福祉の増進」と「経済性の発揮」を経営の基本原則とし、引き続き健全経営を確保しつつ、 より充実したサービスを提供していく (単位:億円) 工業用水道事業 水道用水供給事業 地域整備事業 病院事業 流域下水道事業 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 (H27) (H26) (H27) (H26) (H27) (H26) (H27) (H26) (H27) (H26) 総収益 19 21 456 461 56 15 473 437 487 473 損 総費用 益 純損益 15 16 408 414 53 139 543 486 474 465 4 5 47 47 2 ▲ 123 ▲ 71 ▲ 49 13 8 累積欠損金 - - - - 84 87 51 - - - 資本的収入 資 (純計) 本 うち企業債 的 収 資本的支出 支 差引不足額 15 14 145 127 15 21 155 107 139 170 - - 79 63 - - 125 83 49 38 19 17 316 298 60 78 178 129 205 237 ▲3 ▲3 ▲ 171 ▲ 171 ▲ 45 ▲ 57 ▲ 23 ▲ 22 ▲ 66 ▲ 68 なし なし 資金不足比率 なし なし なし なし なし なし なし なし ※表示単位未満を四捨五入のため、合計等と計算結果が一致しない場合がある 10 埼玉県 埼玉県 平成27(2015)年度地方三公社等の経営状況 地方三公社(土地開発公社、道路公社、住宅供給公社)は黒字で健全に運営、さらに一層の経営健全化を図る 埼玉高速鉄道㈱について、平成26(2014)年度に県では第三セクター等改革推進債(三セク債)を発行し支援。 事業再生ADRによる抜本的な経営再構築に取り組み、開業以来初めて経常黒字を達成。 (単位:億円) 出資 状況 資産 貸 借 対 照 表 負債 資本 (純資産) 県出資金 県出資比率 流動資産 固定資産 資産合計 流動負債 固定負債 負債合計 資本金 剰余金等 資本(純資産)合計 負債・資本(純資産)合計 営業損益 損益 経常損益 計算書 当期損益 土地開発公社 道路公社 住宅供給公社 埼玉高速鉄道㈱ 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 2015年度 2014年度 (H27) (H26) (H27) (H26) (H27) (H26) (H27) (H26) 1 1 115 115 0.4 0.4 590 590 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 49.3% 49.3% 67 54 3 3 51 44 73 49 3 4 350 350 217 224 618 635 70 58 352 352 267 268 691 685 4 2 1 1 31 34 31 31 33 22 69 79 94 97 601 597 36 24 236 236 126 131 633 628 1 1 115 115 0 0 1 1 33 33 2 1 141 136 57 56 34 34 117 116 142 137 58 57 70 58 352 352 267 268 691 685 ▲0 ▲0 1 1 3 5 22 ▲5 0 0 0 0 5 4 15 ▲ 22 0 0 0 0 5 4 21 ▲ 443 ※表示単位未満を四捨五入のため、合計等と計算結果が一致しない場合がある 11 埼玉県 埼玉県 2 埼玉県における 起債運営の基本的な考え方 Mt.Buko Kawagoe Bell Tower “Toki-no-kane” Saitama Shintoshin Saitama Super Arena Saitama Stadium 2002 Sakitama Ancient Burial Mounds “Sakitama Kohun-gun” 12 埼玉県 埼玉県 埼玉県民間資金調達基本方針 1 市場公募債の発行額の確保と発行ロットの維持 2 市場環境、投資家需要を踏まえた年限の多様化と機動的な発行 3 IR活動の充実と格付けの取得による丁寧な市場との対話 4 持続可能な埼玉県債市場の形成につながる投資家層の拡大 5 公債費縮減につながる発行方式の多様化 13 埼玉県 埼玉県 1 市場公募債の発行額の確保と発行ロットの維持 資金調達の市場公募化を推進し、平成27(2015)年度の発行額は平成12(2000)年度の4倍に 発行額(全国3位)と発行ロット(定例債:200億円以上/回)の維持に努め、流動性を確保 市場公募債年度別発行額(過去20年間、カレンダーベース) (億円) 4,500 4,050 4,100 4,100 4,000 3,700 700 住民債・共同債※ 3,000 30年債 20年債(定時償還) 20年債 15年債 10年債 5年債 2,500 2,000 2,560 2,210 760 1,600 760 1,500 1,000 1,000 700 400 600 590 600 250 650 250 250 100 250 200 250 250 250 250 250 250 250 250 250 200 200 200 200 200 H12 ('00) H13 ('01) H14 ('02) H15 ('03) 300 290 300 300 300 250 200 H8 ('96) H9 ('97) H10 ('98) H11 ('99) 0 1,100 ※住民債・共同債の各回ロットは省略 250 250 H16 ('04) 250 250 200 2,550 2,400 2,310 800 300 300 150 300 100 100 300 600 200 200 200 200 150 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 150 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 100 200 200 200 200 200 200 250 100 300 200 250 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 250 H17 ('05) H18 ('06) H19 ('07) H20 ('08) 250 250 200 200 200 200 200 1,000 1,000 300 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 H21 ('09) H22 ('10) H23 ('11) H24 ('12) 200 300 300 H25 ('13) H26 ('14) H27 ('15) 800 200 400 550 760 300 500 800 3,400 3,400 1,000 3,500 1,000 3,600 300 200 200 200 200 200 300 300 150 200 200 200 200 200 200 200 400 150 200 14 2 埼玉県 埼玉県 市場環境、投資家需要を踏まえた年限の多様化と機動的な発行 10年債は地方債全体の月別供給動向を踏まえた発行を実施。5年債は上期、下期に1回ずつ発行 20年債は上期、下期1回ずつ発行。フレックス枠は上期3本、下期2本の計5本で活用。超長期債は総計1,100億円 1月の20年定時償還債が、キャピタル・アイAwards”「地方債等部門」BEST DEAL OF 2015”を受賞 平成27(2015)年度市場公募債発行実績 4月 10年債 5年債 5月 6月 7月 200億円 200億円 200億円 200億円 0.405% 0.549% 0.524% 0.602% C+6.5bp C+9.0bp C+9.0bp C+9.0bp 200億円 0.137% C+4.0bp 20年債 合計 9月 50億円 100億円 50億円 0.406% 0.553% 0.548% 100億円 100億円 0.500% 0.510% 450 億円 12月 60億円 0.16% 310 億円 200 億円 愛県債 80億円 0.16% 480 億円 1月 2月 3月 1,800 億円 100億円 150億円 0.512% 1.327% MS+10bp T+14bp 800 億円 (20定) (30年) 100億円 0.496% 100億円 0.220% みらい債 600 億円 100 億円 合計 200億円 200億円 200億円 200億円 0.469% 0.410% 0.235% 0.095% C+15bp C+15bp C+15bp C+14bp 200億円 0.053% C+16bp 100億円 1.125% T+5.0bp 100億円 300億円 増額 1.557% T+14bp みらい債 450 億円 11月 200億円 1.216% T+4.0bp (20年) (30年) 150億円 0.869% T+4.0bp 10月 200億円 0.505% C+12bp (15年) フレックス枠 共同発行債 (10年) 住民参加債 (5年) 8月 60億円 0.12% 360 億円 300 億円 650 億円 200 億円 400 億円 300 億円 600 億円 200 億円 4,100 億円 ※スプレッドはシ団算出の参考値 15 3 埼玉県 埼玉県 IR活動の充実と格付けの取得による丁寧な市場との対話 知事IRを平成14(2002)年度から継続して開催。投資家訪問IRは増加中 ㈱格付投資情報センター(R&I)から格付「AA+」を取得(平成27年12月25日【格付維持】) 平成28年6月7日、日本ソブリンの方向性変更に伴い、方向性は「安定的」→「ネガティブ」に変更 投資家訪問IR回数の推移 (回) 100 82 50 12 12 H23 (2011) H24 (2012) 41 42 H25 (2013) H26 (2014) 0 <格 付> <方向性> AA+ H27 (2015) :信用力は極めて高く、優れた要素がある~平成20年の取得以来、同水準を維持 ネガティブ :格下げの可能性がある <格付理由(概要)> • 多種多様な製造業が集積する全国有数の工業県。充実した交通インフラや積極的な企業誘致もあって、大規模工場と それを支える中小企業が幅広く立地する。県のポテンシャルは高く、圏央道の県内区間の開通により、一層の経済発展が 見込まれる。 • 上田知事のもと今後も県民サービスの向上と域内経済の活性化、財政健全化に配慮したバランスある県政運営が続くと 見ている。 16 4 5 埼玉県 埼玉県 持続可能な埼玉県債市場の形成につながる投資家層の拡大 公債費縮減につながる発行方式の多様化 長期債の10年債、中期債の5年債を組み合わせて定例的に平準発行 フレックス枠を設定し、市場環境、投資家需要を踏まえた年限等の多様化と機動的な発行に取り組む 超長期債は、20年債を上期・下期に各100億円。フレックス枠では定時償還債の発行も実施 平成28(2016)年度市場公募債発行計画 4月 5月 6月 7月 10年債 200 200 200 200 5年債 200 10月 11月 200 12月 1月 2月 3月 合計 200 200 200 1,600 400 100 フレックス枠 合計 9月 200 20年債 共同発行債 (10年) 住民参加債 (5年) 8月 (単位:億円) 100 200 1,100 1,100(15年、25年、30年、20年定時償還債、30年定時償還債等) 80 100 80 50 300 200 60 80 500 50 (延期) 480 100 100 (延期) 280 100 200 200 60 200 280 200 3,900 ※20年債及びフレックス枠の発行月が未定のため、各月合計と年限別合計は一致しない。 ※発行時期、年限、金額等は、変更となる場合がある。 17 埼玉県 埼玉県 共同発行市場公募地方債 Joint Local Government Bond 全国型市場公募地方債を発行する地方公共団体が地方財政法第5条の7に基づき共同して発行する債券です。 平成15年4月から毎月発行しています。平成28年度は、36団体が参加し、全団体が、毎月、発行額全体について 連帯債務を負います。地方債であり、非常に安全性の高い債券です。埼玉県は創設時からのメンバーです。 償還期間・利払方法 110年満期一括償還・年2回利払の固定利付債です。 2 平成28年度の発行規模 平成28年度の発行総額は1兆2,040億円です。 毎月、ほぼ一定の額(1,000億円程度)が発行され、 発行ロットが大きいことから、流動性が高い債券です。 3 募集期間 募集期間は、毎月上旬の発行条件決定日から同月中旬 までとなります(休日等の関係で回号により異なります)。 4 発行日・利払日 発行日・利払日は、次のとおりです。 ■発行日→毎月25日 ■利払日→発行月に関わらず、2月と8月の25日 ※発行日、利払日が銀行休業日に当たる場合には、その前銀行営業 日となります。 5 連帯債務方式 6 流動性補完措置 36団体は、地方財政法第5条の7に基づき、毎月、 発行額全額について連帯債務を負います。 ファンドを設置し、共同発行市場公募地方債の発行団体に 万一の災害等が発生した場合であっても期日どおりの支払 に万全を期しています。 具体的には、36団体合計で、その年度において最も元利金 支払額が多い月の元利金支払額の1/10程度の額を募集 受託銀行に預け入れています。 共同発行36団体 北 海 道 神奈川県 愛 知 県 岡 山 県 札 幌 市 京 都 市 宮 新 三 広 仙 大 城 潟 重 島 台 阪 県 県 県 県 市 市 福 福 京 徳 千 神 島 井 都 島 葉 戸 県 県 府 県 市 市 茨 長 大 熊 川 広 城 野 阪 本 崎 島 県 県 府 県 市 市 埼 玉 県 岐 阜 県 兵 庫 県 大 分 県 新 潟 市 北九州市 千 葉 県 静 岡 県 奈 良 県 鹿児島県 静 岡 市 福 岡 市 出所:共同発行市場公募地方債リーフレットを埼玉県加工 18 埼玉県 埼玉県 インターネットIR情報、お問い合わせ先 埼玉県債 検索 県ホームページにて、「市場公募債発行予定・実績」、「住民参加型市場公募債」、「県債の格付け」、「インターネット IR・関連資料」、「財政情報」など、最新情報を公開しています。 お問い合わせ先 埼玉県企画財政部財政課 民間資金担当 電話:048-830-2178 Eメールアドレス:[email protected] 埼玉県のマスコット「コバトン(左)」と「さいたまっち(右)」 ※ 本日の説明の中でお示しした将来の見通し等については、現時点で一定の条件の下に推計したものです。 19