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第2回 脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会 議事次第

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第2回 脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会 議事次第
4
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る検
ヰ牡
す
関
方
り
ツ
ラ
ド
法、
脱
回
2
第
平成 1 7 年 4 月 2
7
日
厚生労働省共用第 7 会議室
「
開
会
2
議
題
い )
脱法ドラッ ダ の取締り状況
(2)
海外の状況等
(3)
「主な論点」の 整理
(4)
「主な論点」の 討議
(5)
3
閉
その他
会
資
料
2
脱法ドラッバ 通知、 事務連絡、 関連資料
記者発表資料
3
薬物 3 条約の概要
4
5
国際条約と国内法規との 関係
違法薬物の生涯経験率の 国際比較
6
脱法ドラッバに 関する国連麻薬委員会決議
7
欧米諸国
8
東京都条例の 概要
9
構造類似物質の 薬理作用
主な論点 ( 案 )
Ⅰ
10
(米
、 独、 瑞 、
英)
における薬物規制
参考資料
Ⅱ
l
薬事法と麻薬及
び 向精神薬取締法との
比較
1 .
脱法ドラッバ 通知、 事務連絡、 関連資料
資料
導
指
監視
局
口
ロ 口
食
薬
医
長
策謀
対
薬
麻
殿
労働省
生
厚
長
局
部
管
主
生
衛
︶
各
県 市区
︵
薬食器 麻 登第 0225001 号
平成 1 7 年 2 月 2 5 日
いわゆる「脱法ドラッバ」に 対する指導取締りの 強化について
いわゆる「脱法ドラッバ」については、 平成 16年 12 月 2 日付「麻薬の 新規指定に伴う 薬
事監視の強化について」
(薬食 監麻 登第 1202004 号 ) においても示したとおり、 使用目的に
係る標 傍 ぶり如何に関わらず、 事実上、 経口、 吸入、 塗布等、 人体への摂取を 目的として
販売されていると 判断される場合には、 薬事法上の無承認無許可医薬品に 該当し、 取締り
の対象になると 考えられます。
これら脱法ドラッバは、 乱用者自身の 健康被害の発生にとどまらず、 麻薬や覚せい 剤等
の乱用の契機となることも 懸念されること、 さらには、 犯罪等へ悪用されるおそれもあ る
こと等から、 これら製品の 製造、 輸入、 販売、 譲渡等について、 薬事法に基づく 監視指導
を 強化する必要があ ります。
このため、 厚生労働省としては、 「脱法ドラッバ 対策のあ り方に関する 検討会」を設置
し、
脱法ドラッバ 対策の強化について 幅広く検討を 開始したところであ りますが、 貴職に
おかれては、 脱法ドラッバに 対する薬事法に 基づく現行の 監視指導の強化について、 特段
の配慮をお願いいたします。
当該製品が薬事法第 2 条第 1 項第 3 号 中 「人の身体の 構造又は機能に 影響を及ぼすこと」
を目的にしているかどうかについては、 当該製品の成分本質、 形状、 広告、 製品名、 使用
方法等の表示、 販売場所、 販売方法等から 総合的に判断することが 可能です。 当該製品が
「人の身体の 構造又は機能に 影響を及ぼすこと」を 目的とすると 判断される事例について、
別途事務連絡にて 例示しますので、 監視指導を行 うに 当たり参考にして 下さい。
なお、個別具体的な 製品が無承認無許可医薬品に 該当するかどうか 疑義があ る場合には、
当職までご照会下さい。
一 l一
Ⅰ
終日
人 又は動物の身体の
5
2
御中
厚生労働省医薬食品
「
2
(局 )
連月
保健所設置市街 生 主管部
務昨
成
享平
各
局 監視指導・麻薬対策課
構造又は機能に 影響を及ぼす」目的があ ると判断可能で
あ る脱法ドラッバの 事例について
いわゆる「脱法ドラッバ」については、 同日付の監視指導・ 麻薬対策課長 道
知 「いわゆる「脱法ドラッバ」に 対する指導取締りの 強化について J ( 薬食器
麻発第 022500]号 ) においても明らかにしたとおり、 使用目的の標 傍 ぶり如何
に関わらず、 事実上、 経口、 吸入、 塗布等、 人体への摂取を 目的として販売さ
れていれば、 薬事法第 2 条 第
「
項 第 3 号の医薬品に 該当するものです。
「人の身体の 構造又は機能に 影響を与える」ことを 目的としているかどうか
については、 当該製品の表示、 形状、 当該製品の販売方法、 販売場所等を 総合
的に勘案し、 当該製品の販売者の 意図を判断することが 必要ですが、 当該製品
が「 人 又は動物の身体の 構造又は機能に 影響を及ぼす」目的の 下、 製造、 販売
等されていると 判断可能であ ると考えられる 事例について 下記のとおり 例示し
ますので、 業務のご参考にして 下さい。
-己
[ 「合法ドラッバ」と
称しての製造,販売]
00 ドラッバ」と 称して製造、 販売することは、 「人の身体の 構造又は機
能に影響を及ぼす」ことを 目的とした製造、 販売に該当する。
「
一2 一
そもそも、 「ドラッバ」「 DRUG
づ
」等の表示のなされた 製品は、 医薬品を
意味することから、 当該製品を「ドラッバ」等と 称して販売することは、 通
常、 一般人に医薬品的な 効果効能を連想させ、 消費者の、 当該製品の危険性
等の認識無しの 使用や誤った 認識の下での 使用を惹起するため、 薬事法で医
薬品としての 規制の対象となるものであ る。 従って、 このような製品は 、 承
認許可無しに 製造、 販売等することは 許されない。
[ 脱法ドラッバの
一般的名称 ]
いわゆる脱法ドラッバのフランドとして 広く流布されている 名称
「
∼
Ru
s
(例えば
h 」等 ) を 標膀 している場合。
製品に、 一般に「合法ドラッバ」と 称して販売されている 製品名をつけて
販売する行為は、 販売者が当該製品が 脱法ドラッバであ るということを 認識
して販売していることを 示唆していると 考えられる。
(例 )
0
0
お 香の中でも爆発的人気を 誇る商品それが 000
あ の 000
を超えた究極のお 香です。
です。
[E 薬品的形状、 医薬品的用法・ 用量の暗示 ]
アロマやお 香 、 観賞用、 標本等と称して 販売しているにもかかわらず、 当該
製品が、 カプセル剤や 錠剤の形状を 有しており、 かっ、 当該製品の説明として
用法用量等が 添付されている 等通常人が使用するものと 認識できる場合。
アロマ、 お 香 、 芳香剤、 観賞用標本が 通常、 カプセル剤や 錠剤の形状をし
づ
ていることは 考えられず、 アダルトショップ 等の業者がそのような 形状の製
品を医薬品的な 用法用量を暗示しながら 販売することは、 人の身体の構造又
は機能に影響を 及ぼすことを 目的として販売していると 考えられる。
(例 )
0
お 香が
0
ださい。
最高にアッパ 一で エ ロティックな 香りで絶賛されてます。 芳香剤とい
2 錠はいってますので、 2 回ほど ギ ンギンの香りに 包まれてく
たしまして 3 ∼ 4 回使えます。
一 3一
[ 本来の用途を
期待できない 形状 ]
研究用、 観賞用等と 標 接していても、 通常人が研究用、
観賞用等と認識でき
ない形態のものであ って、 効能、 効果を期待させる 文言等によって 服用を誘引
している場合。
づ 研究用、 観賞用と称して 販売されている 製品が、 研究用、 観賞用として 正
規に出回っている 物と比べて、 あ まりに相違していて 通常人が考えて、 当該
製品を研究・ 用、 観賞用に使用しないと 考えられるものであ る場合は、 当該製
品の販売者が、 当該製品を、 真に、 研究用、 観賞用として 販売したと認めら
れない。 その上で、 使用に関する 表現は服用を 誘引していると 判断される。
(例 )
0
芳香剤として 販売されているが、 その製品の説明として、 「お香が 2 粒
はいってますので 2 回ほど ギ ンギンの香りに 包まれてください。 芳香剤
といたしまして 2 回使えます」
0
観賞用植物として 販売しています。 「∼ 2 観賞 分
[ 注意書きによる
効果効能の暗示 ]
摂取してはならない 旨の注意書きをしていても、 服用時に生ずる 現象を具体
的に説明し、 効果効能を暗示している 場合。
製品の事故防止のために 注意書きとして、 取扱いした場合の 危険性を示す
づ
こと自体は問題ではないが、 薬事法上の広告規制をまめがれることを 目的と
して,注意書きという 名目で摂取した 場合の効果効能を 標 模 して販売する 場
合は、 無承認無許可医薬品の 販売に該当する。
(例 )
0
誤って人体摂取しますと、 精神の高揚、 興奮、 脱力感、 酩酊や全身の
感覚が鋭敏になったりするため 人体への使用はおやめください。 ( 続け
て ) お待たせしました ! 人気商品の X X X X が中身はそのままで 拝復活
しました。
[ 製品中への医薬品成分の
含有を暗示 ]
当該製品に麻薬指定が 予定されている 成分が含有されていることをほのめか
し、
一般人を対象にして、 顧客を誘引していると 認められる場合。
一
4一
当該製品の販売店が、 麻薬指定が予定されている 成分を含有した 製品を販
売していることを 認識して販売していることを 示すものであ り、 麻薬に相当
する人体への 影響があ る医薬品であ ることを承知して 無許可で販売している
と判断される。
づ
在
す。
で
口
口
Ⅰ
商
る
あ
の
性
能﹂
可
む
含
を
質
物
の
定
予
る
され
指定
薬
麻
く
しり
。
庫
新限
O
例
( )
[ 脱法ドラッバ と 吸入器具の抱き
合わせ販売 ]
ビデオクリーナ 一等と称し、 吸入不可等と 標はう しているものの、 暗に吸入
して使用することとその 時の効能をほのめかし、 同時に吸入のための 器具の販
売を行っている 場合。
(例 )
0
ここで取り扱っている 商品はビデオクリーナ 一です。 精神の高揚や
興奮や動悸が 激しくなったりするためティッ シュや ガーゼに染み 込ま
せ 気化したものを 鼻から吸入するような 誤った使い方はおやめくださ
い。
( 続けて )
「ⅩⅩⅩ J
:
従来の 2 倍強力なスーパーハードニトライが
Ⅹの少し甘い 香りです。 非常に揮発性が 高いため
り扱いには十分ご 注意ください。
新登場 ! 米 Ⅹ
ピ ンの開封 時 やお取
( 同じぺ ー ジに )
お酒 落 な携帯用吸入器です。 これさえあ れば暗い場所で 媚薬をこぼす
心配なし。 使用方法はいたって 簡単。 中のガーゼに 吸入タイプの 媚薬
を 含ませてしっかり 蓋を閉じ小さい 穴から吸引します。
」
[ 販売場所、
形態 ]
アダルトショップ、 雑貨店、 書店その他通常研究用試薬を 販売しない場所で、
研究用試薬と 称する製品を 販売している 場合、 社会通念上、 研究用試薬を 販売
することのない 場所で販売している 物は研究用とではないと 判断される。 販売
している者が 販売目的や販売対象を 認識していない 場合であ っても、 人体に影
響があ ることが明らかな 試薬を販売してる 場合は、 無承認無許可医薬品を 販売
していると判断される。
一5 一
2 .
資料
発表資料
2
言己宅芽
(横浜市と同時発表 )
平成
1
7年4
月 1
5
日
厚生労働省医薬食品 局
監視指導・麻薬対策謀
光岡
児玉
( 内線 2763)
( 内線 2762)
脱法ドラッバ 販売者に対する 立入検査等について
無承認無許可医薬品であ る脱法ドラッバを 販売していた 販売者に対して、 下記のとおり
横浜市及び厚生労働省合同で、 薬事法に基づく 立入検査を行い、 必要な措置をとりました
ので、 お知らせします。
一
Ⅰ 己
1. 概
要
5-Meo-DIPn 及び AMT
の 2 物質については、 平成 1 7 年政令第 5 2 号により麻薬に 指
定され、 4 月 1 7 日から麻薬として 規制されることとなっている。
この規制の実施前に、 いわゆる「駆け 込み乱用」が 生じるおそれがあ ったため、 監視
を強化していたところ、 2. の販売者が薬事法に 違反して、 これらの物質を 含む脱法ド
ラッバ
(無承認無許可医薬品 )
を販売している 疑いが強まった。
このため、 4 月 1 3 日、 薬事法第 6 9 条第 3 項に基づく立入検査を 実施し、 違反製品
であ る 5 7 製品 (別紙参照 ) について収去するとともに 4. の措置を講じた。
収去した製品は 順次、 国立医薬品食品衛生研究所で 検査中であ るが、 本日までに 1 0
製品について 検査をしたところ、 9 製品から 5-Meo-DIPTが検出されている。
2. 販売者
店舗の名称 : オーバー トリップ
所
在
地
横浜市神奈川 E 鶴 尾灯
1
3. 違反の事実
販売者は無承認無許可医薬品であ る脱法ドラッバを 横浜市内の店舗及びインターネ、
トを 介して販売、 陳列及び広告を 行っていた。
薬事法第 2 4 条 第 1 項 違反
薬事法第 5 5 条第 2 項違反
( 無承認無許可医薬品の
薬事法第 6 8 条違反
(未 承認医薬品の
( 医薬品の無許可販売 )
一 l一
広告 )
販売 )
ッ
措内ド
置
た舗法
導
指
旨導
上上Ⅰ
を
の
棄
廃
︶
個
0
0
7
3
、止
約を
ワ
Ⅰ生口
5 床
︵ び
ノ
。 タ
U
グ及
ド
ラ陳
浩充
脱販
っグ
たの
にう
あッ
講 ①②
じ店脱
4.
(参
考)
0
脱法ドラッバについて
いわゆる「脱法ドラッバ」とは、 麻薬等と同様に 多幸感、 快感等を高めるものとし
て販売されている 製品であ るが、 乱用者自身の 健康被害の発生にとどまらず、 麻薬や
覚せい剤等の 乱用の契機となることも 懸念されること さらには、 犯罪等へ悪用され
るおそれもあ るものであ る。
O
5-Meo-DIPT について
化学名 : 3 一 [2 一 ( ジ イソプロピルアミノ ) エチル ] 一 5
通称名 : 5-Meo-DIP,L 、 フオクシ Ⅰ フオ クシーメトキシ 等
構
造
CH3
CH
一 CH3
CH3
H
O
AMT
について
化学名
:
3
一
通称名 : AMT
構
造
(2
一 アミノプロピル )
インドール
、 デイトリッパ 一等
:
CHs
H
一 2 一
一
メトキシインドール
Fly UP