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ボクサー透明人間

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ボクサー透明人間
2012 Vol.
.214
年3月
発行)
業 大学
委員会
ー5193
丁目1ー1
ー3121
後輩に贈る卒業生のメッセージ
楽問のススメ
学長表彰
後援会からのお知らせ
隣の研究室ってどんな感じ?
就職・進 学状況報告
工大川柳
保護者の皆様へ
C lub Flash !
Topics
保健室だより/Information
想い、
広がる 周年。
特集
50
214
︻ 建 学 の 精 神 ︼教 育 は 愛 な り
︻ 教 育 方 針 ︼常 に 神 と 共 に 歩 み 社 会 に 奉 仕 す る
14
特集
想 い 、広 が る 50 周
HIT 50th Anniversary
原点―そして未来へ
2011年9月17日に、三宅の森 Nexus21で広島工業大学50年の歩みを記念する式典が行われました。
“ものづくり
の街・広島に、ぜひ技術者を養成する教育機関を”
という地域のニーズを受けて、1961(昭和36)年に開学して以
来、
これまで約4万人にものぼる卒業生を社会へ送り出してきた広工大。式典後の「感謝の会」
には、卒業生や地域
の皆様、
そして50年の歩みを支えてくださったすべての皆様をお招きして、楽しいひと時を過ごしました。
記念式典
平成 23 年 9 月17 日(土)
日付
場所
デネブホール
式 次 第
(Nexus21 1階)
時間
◆ 物故者に対する黙祷
10:00∼10:30(30分)
◆ 開式の辞
◆
「君が代」斉唱
◆ 記念DVD上映( 5分間 )
◆ 学長式辞
◆ 祝辞
(文部科学省・日本私立大学協会)
◆ 祝電披露
デネブホールを埋め尽くす、
たくさんのご来賀の方々。
◆ 広島工業大学学歌披露
50年の歩みを支えてくれた皆様をNexus21にお出迎え。
(グリークラブ )
当日は朝から小雨が降るあいにくのお天気でしたが、足下の悪さにも関わらず、
たくさんのお客様がお祝いに駆けつけてください
◆ 閉式の辞
ました。
まず、大学関係の物故者の皆様に黙祷が捧げられ、君が代斉唱で式典がスタート。50年の歩みを振り返る映像の視聴
や学長式辞、来賓の方によるご祝辞、
ご祝電が披露されました。
想いを込めた教育で、人間力溢れる人材を世界へ。
鶴学長の式辞では、50周年を無事迎えられたことに感謝を述べると同時に、
これまで広工大が
大切に守り続けてきた教育の在り方や、今後に向けた抱負などが述べられました。お話の中で
は、
“なでしこジャパン”の活躍なども取
り上げられ、彼 女らの 優 勝 の 要 因は
「 ① 高 度な技 術 」
「 ②ひたむきさ」
「③
団結力」の3点にあると分析。我々広
工大が目指す教育もこれと同じで、想
いを込めた教育、魂を込めた教育で、
人間力溢れる技術者を世界に送り出
大きな節目の年を無 事 迎えられたこ
とに、感 謝と喜びの気 持ちを述べる
鶴学長。
さねばならないと、教育への熱い想い
を語りました。
中川正春文部科学大臣からのご
続いて日本私立大学協会の大沼
祝辞を、文部科学省高等教育局
淳会長からのご祝辞を、中国・四国
私学部長・小松親次郎様が代読。 支 部 長・石 田 恒 夫 様 が 代 読 。
これまでの歴史を振り返り、
列席者の皆様も感慨深げ…
記 念 式 典の最 後を飾ったのは、本 学グリークラブによる大 学 歌 。
1961(昭和36)年に創設された広島工業短期大学をもとに、1963(昭和38)年、1学部2学科でスタートした広島工業大学で
すが、1970年代までには今日の大学の基礎が築かれ、2012年からは新たに「生命学部」
も開設されます。
「 教育は愛なり」
とい
う建学の精神と、
「 常に神と共に歩み社会に奉仕する」
といった教育方針に支えられ、長い道のりを歩んで来た先達者たちの想
いを振り返り、式典に列席された方々も感慨深いご様子でした。
01
0 周年。
グリーンフィールド H.I.T.完成記念
ラグビー試合
現役生とOB、
そして地域の子ど
もたちが熱戦を繰り広げたラグ
講演会
H.I.T.」は、50周年を記念して、
を敷き詰め、観客席も整備された同グラウ
ンドは、ラグビーにもサッカーにも対応。当
デネブホール
日は鶴学長の始球式をキックオフとして、
(Nexus21 1階)
時間
新グラウンド
「グリーンフィールド
後援会の寄付により誕生しました。人工芝
大植 英次 氏
テーマ「音楽と私」
講師
場所
ビーの記 念 試 合 。舞 台となった
華々しいお披露目となりました。
10:40∼11:40(60分)
日時
広島が生んだ
世界的指揮者が
音楽とトークで祝福。
エネルギッシュな指揮姿で、世界中のクラシック
ファンを魅 了する大 植さん。当日のステージで
場所
平成 23 年 9 月17 日(土)13:30
グリーンフィールド H.I.T.(旧ラグビー・サッカー場)
式 次 第
ミネソタ管弦楽団の音楽監督をはじめ、
ドイツ、スペインなど、世
界各地で活躍してこられた大植さん。
は、
ご自身のピアノ演奏をまじえながら、東日本大震災の被災地でのチャリティコンサートの体験や音
◆ 開式のことば
◆ 国旗ならびに大学旗掲揚
楽にまつわる楽しいお話をたくさん披露してくださいました。
そもそも本学と大植さんのご縁は一昨年7
◆ あいさつ
( 広島工業大学 学長
月に大植さんが行ったチャリティコンサートがきっかけ。練習会場としてデネブホールをお貸ししたのが
◆ 閉式のことば
鶴 衛)
ご縁で、今回の記念講演が実現しました。
感謝の会
場所
リーフガーデン
(Nexus21 2階)
時間
12:00∼13:30(90分)
「感謝の会」では
祝宴を囲んで
楽しいひとときを共有。
記念試合
始 球 式
第一試合
広 島 工 業 大 学
VS
鶴
学
園 O B
講 演 会 終 了 後は会 場をリーフガーデンに移し
て、
「 感謝の会」
を開催。企業や地域の方々、学
園関係者、卒業生…など、
ご来賓の皆様が一堂
に会して交 流を育みました。
また、会 場となった
リーフガーデンからは、50周年を記念して新設さ
れたラグビー場を一望することもできました。
第二試合
五日市少年ラグビースクール
日本私立大学協会の小出事務局長の音頭で、
祝杯があげられました。
VS
全広島少年ラグビースクール
式 次 第
◆ 開会のことば
◆ 学長挨拶
◆ 乾杯
(日本私立大学協会 小出 秀文事務局長)
第三試合
◆ 祝宴
広 島 工 業 大 学 OB
◆ 余興(鼓遊会)
VS
広
島 ク ラ ブ
◆ 同窓会会長挨拶
(横山 健次同窓会長)
◆ 閉会のことば
ささやかな祝宴を設けて、
お客様へ感謝の気持ちをお届けしました。
02
後輩に贈る
卒業生のメッセージ
旅立ちの翼にのせて、 好きなことを
追求して、
自分の武器にする。
知れば広がる、
経験は未来への
羅針盤!
工学部
電子情報工学科卒業
工学部
電気デジタルシステム工学科卒業
株式会社インターフェース
大阪大学大学院に進学
白上 智一さん
中学の頃、趣味で始めたプログラミングのスキルを高めたいと思って、
ソフトと
放送大学の単位互換制度を利用して、
専門外の学習にもふれながら視野を広め
ハードの両方が学べる広工大に入学しました。
しかし、得意なソフトと違って、
ていくうちに、
自分は研究職に向いているのではないかという思いが芽生え始めま
ハードに関する知識はそれほど持っていなかったので、最初はとても苦労しまし
した。
そして、
そんな時に起こったのが3月11日の東日本大震災です。人が踏み込
た。めげずに取り組むことができたのは、先生方が熱心に指導してくださったの
めない場所で活躍するロボットの重要性を感じ、
大学院に進んでロボットの要であ
と、
自分の中の
“好き”
という気持ちが強かったからだと思います。
もし、後輩の皆
るアクチェータを研究したいと思うようになりました。電気系から機械系への移行
さんがまだ好きなことをみつけられていないのなら、今からでも遅くないので、夢中
に踏み切れたのも、
在学中に視野を広く持つように心がけたおかげ。後輩の皆さ
で頑張れることをみつけて、ぜひ自分自身の武器にしてほしいと思います。
んにもぜひいろんな分野に興味を持って、
視野を広げてほしいと思います。
仲間と
積み重ねた
宝物のような日々
「なぜ?」という
疑問を持つことが
大切。
工学部
機械システム工学科卒業
工学部
知能機械工学科卒業
東洋ゴム株式会社に就職
広島工業大学大学院に進学
山中 大輔さん
桑野 孝之さん
卒論では、強度を持ち、疲弊しにくい「エコ撥水紙」の開発に取り組みましたが、
後輩の皆さんには、
とにかく色々なことに対して、
「なぜ?」
というと疑問を持てるよ
こうした専門分野の学習を通して、知識だけでなく、学問や研究に対する取り組
うになってほしいと思います。
また、一人で考えずにまわりの人に相談してみるこ
み方や姿勢を学べたのは、
自分にとって大変意義深かったと思います。
また、学
とも大切!自分はそうすることによって、知識だけでなく、人と人のつながりも手に
習面以外でも、充実した部活動
(ボクシング部)
は私にとって大きな財産となりま
入れることができました。
そもそもこうした考えが持てるようになったのは、
ゼミの先
した。同期や先輩、
さらにはOBの方々から、
かけてもらった言葉は一つひとつが
生である中村先生との出会いがとても大きかったです。
まるで自分の息子のよう
かけがえのない言葉となって、私の胸に刻まれています。ひとつの目標に向かっ
に親身に接してくれる先生の影響で、
さまざまな人と接する機会が生まれ、世界
て、
仲間と共に高め合った日々は、
いま振り返っても本当に充実していました。
が一気に広がり、
自分自身も大きく成長できたと感じています。
夢の実現へと
つながる道が
ここにある!
ぶつかり合った
から得られた、
本当の友。
工学部
都市建設工学科卒業
工学部
建築工学科卒業
清水建設株式会社に就職
九州大学大学院に進学
原田 敏成さん
03
村尾 駿太さん
川上 徹晃さん
「スーパーゼネコンに入社したい」
と、高校時代から夢を抱いていましたが、数学
4年間を振り返って一番心に残っているのは、
ゼミやサークル
(建築屋たち)
を通
や物理、英語が苦手な自分は、大学の勉強についていけるのか不安でした。
し
じて、何でも話し合える仲間を得られたことです。たとえば研究などで意見が異
かし、広工大には自分を成長させたいと思ったら、
それを全力で後押ししてくれる
なったとしても、
とことん意見をぶつけあうことで、
お互いが納得する道を見つけ
体制
(教育学習支援センター、特待生制度、熱心な教授陣…etc.)
があり、
自分
出すといった、
これまでとは違う方法で解決できる関係を築けたのは、
自分を成
も予想をはるかに超える成長を遂げることができました。
3、
4年次に特待生とな
長させるうえでも貴重なことでした。そうした仲間とは、
これから先の人生も一生
れたのも、大学側の手厚いサポートがあったからできたことだと思います。今後は
涯つきあえる大切な友人です。卒業後は九州大学で音響に関する研究に取り
大学での成長をバネに、社会でさらなるステップアップを図っていきたいです。
組み、
ゆくゆくは企業で音響設計などの分野に携わってみたいと考えています。
、 贈 る 言 葉 。
“伝える”
難しさを体感した
学会発表。
情報学部
情報工学科卒業
高橋 和也さん
日本アイビーエム中国
ソリューション株式会社に就職
Messag
e for y
ou
メリハリを効かせて
密度の濃い
4年間を。
情報学部
知的情報システム学科卒業
石崎 匠さん
株式会社協和エクシオに就職
本学で行われた第62回電気・情報関連学会中国支部連合大会
(平成23年)
長いようで短い大学の4年間。有効に過ごすためには、
メリハリを効かせることが
で、研究成果を発表したことがとても印象的に残っています。
あれだけ大勢の方
必要です。
より集中して学習を行うには、
“遊ぶ時は遊ぶ、勉強する時は勉強す
を前にして、
プレゼンテーションを行う機会なんて滅多にないことです。大変緊張
る”
といったけじめが大切!その点、
自分の場合はゼミという場所が、
とても密度の
しましたが、
“伝える”
難しさを、
身を以て体験することができました。社会に出たら、
濃い時間をくれたと思っています。ゼミ仲間と共にした合宿や打ち上げなどの楽
技術・知識を高めると同時に、大学時代に培ったプレゼンテーションスキルも活
しい時間は、研究活動の大きな励みとなりました。
また、仲間と共有する思い出
かして、
SEとして一流を目指したいと思います。後輩の皆さんにも興味があること
の数々も大切な宝物となっています。今後企業に就職した後は、本学で培った
には積極的に挑戦してもらい、
よい経験を積んでほしいと思います。
知識・技術を活かして、安心して仕事を任してもらえる人になりたいと思います。
地域とのふれあい
から役立つ
嬉しさを実感。
“楽しく住まう
ことへの愛”
を知る。
情報学部
健康情報学科卒業
環境学部
環境デザイン学科卒業
広島工業大学大学院に進学
広島工業大学大学院へ進学
玉里 祐太郎さん
中尾 沙矢香さん
小さい頃からスポーツが好きで、
ぼんやり健康に関わる仕事に就けたらいいな…
最初の実習で
「楽しく住まう愛着の家」
という課題を与えられ、戸惑いもありまし
と思っていました。本学の健康情報学科はスポーツだけでなく、食品や医療機
たが、
自由な発想と創造を形にする作業は大きな喜びでもありました。先生や先
器など、多面的に健康にアプローチできるのが特徴。実際、健康について幅広
輩からアドバイスをもらいながら、
3カ月かけてやっと図面を完成させましたが、楽
く学んでいく中で、本当に就きたい仕事は何なのかが、
かなり具体的に見えてき
しく住まう家とは、今後ずっと愛せる家なんだと気づきました。
それが分かった時、
ました。
また、在学中の一番の思い出といえば、
やはり地域の方を招いて開催し
「環境を創造する技術とは、物質的な要求を満足させるだけでなく、人の心にも
た「健康づくり教室」ですね。苦労もたくさんありましたが、
「ありがとう、勉強に
大きな影響を与えるんだ」
と理解しました。私にとって人生が変わるほどの価値
なったよ」
という言葉を聞くと、人の役に立つ嬉しさをしみじみ実感できました。
観に出会えた環境デザイン。広工大は大切な出会いの場所となりました。
地域の元気を
フィールドワーク
で発見!
“継続は力なり”を
実践した4年間。
環境学部
地域環境学科卒業
環境学部
地球環境学科卒業
山口大学大学院に進学
中外テクノス株式会社に就職
駒井 達也さん
石本 勇平さん
ゼミの活動を通じて、愛友市場や津田商店街の活性化支援に取り組んだこと
“継続は力なり”
という言葉を自分なりに確かめたくて、大学に入学してからチェロ
が、
とても印象に残っています。ひと言でまちづくりといっても、ハード面・ソフト
のレッスンを始めました。
それまでの自分は何事も軽く浅くしか触れていなかった
面、
さまざまな形でのまちづくりがありますし、実際に現地に行って、見たり、聞い
のですが、今では何とか自分でも納得のいく演奏ができるようになりました。
また、
たりしなければ、
わからないことがたくさんあります。だからフィールドワークで地域
専門の勉強もチェロと同じように、
“継続は力なり”
を心がけ、
コツコツと頑張って
に住むさまざまな方の意見を聞けたのは、
とても貴重な体験でした。
その他、
まち
きたつもりです。来年からはいよいよ社会人の仲間入りですが、
いずれは教える
づくりを専門として仕事されている方のお話も見聞を広めるのに大変役立ちまし
立場として、広工大の後輩と向き合うかもしれない…そんな日を楽しみにしなが
た。将来はこれらの経験を活かし、
地域に少しでも貢献したいですね。
ら、教われることはすべて、
自分のものにしたいと考えています。
04
がく もん
新 任 教 員 研 究 紹介
楽 問 のス スメ
8
Vol.
先生が「どんな研究に取り組んでいるのか」、
そして、その先には「どんな未来が待っているのか」を知れば、毎日の大学生活がグ∼ンと楽しくなります。
このコーナーでは、新任の先生 方の研究を一挙大公 開!
「それって面白そう!」
「自分も一緒にやってみたいな」と、思わず好奇 心を刺激されるユニークな研 究がいっぱいです。
好きなことをみつけて追究す
れば、
それが必ず自信になりま
消えかけた技能を、3次元で記憶・再現する!?
す。一人ひとりが自分らしく輝
ものづくり大国日本には、繊細な職人技を要する技能がたくさんありますが、
そうした技を伝え
けば、社会全体も自然と明るく
るのは大変難しく、時間もかかります。
よく
「百聞は一見に如かず」
といいますが、
たとえ目で見
なるはず。頑張って!
たとしても、微妙な力の入れ加減などは、
なかなか伝わるものではありません。
そこで技能を視
覚・聴覚・力覚・触覚の情報で記憶・再現し、体得する学習装置をつくろうというのが、竹野先
生の研究です。これまでに口伝・
専門分野/教育工学 教科教育学
科学教育 技術教育
体験なども交えながら、皆さん
おもしろい点です。
『日本
いいます。今後、先生の研究が広
産業技術教育学会 』で理
事もつとめる竹野先生。そ
んな先 生の研 究には、教
ば、いま消えかけている技能を救
育から技術立国・日本を支
えるかもしれません。日本のものづ
えるヒントが いっぱ い 詰
くりをダメにしないためにも、先生
まっています。
Model of Learning Media Development
伝える楽しさを感じながら中国語を習得。
の「 思考する力」、
「自学する
せっかくよい技術を持っていても、
それを伝えるツール(言語)
を持っていなければ、技術を
力」
を成長させるお手伝いをし
世界に発信することはできません。それに今日では英語圏のみならず、中国語圏に向け
たいと思います。
た情報発信も重要となってきています。そこで桂先生が指導する中国語の授業では、
オーディオ・リンガル・メソッドとコミュニカ
建築以外の社会や文化にも
興味を持ってください。学生時
した桂 先 生 の 授 業 。この
開。限られた授業内でも確実に力がつくう
方 法なら、教員と学 生 、あ
え、話す楽しさを実感しながら学ぶことがで
るいは学 生 同 士がコミュ
ニケーションのなかで、上
きます。学内で国際交流の仕事も担当す
達を実感しながら、語学力
る桂先生。語学のみならず、中国に興味
を磨いていくことができる
のある方はぜひ先生の研究室のドアを叩
いてみてください。
そうです。
授業風景
歴史を通して、建築を知り、人間を理解する。
河田先生の
ココがオモシロイ!
代は旅や書物を通じて広い世
まず、
『 建築史』
と聞いて、皆さんはどんな学問をイ
界を知り、
自分の殻を破ること
メージしますか?おそらくほとんどの人が歴史に名高
建築物をつくるには、環境
い建造物を順番になぞっていくような印象を抱い
に込められた人 間 的な意
も必要です。
味を見抜いて、
それをさらに
たのではないでしょうか。
しかし、建築史を学ぶ本当
豊かにすることが 必 要で
の目的は、
さまざまな建築物から、
「 人間にとって意
す。建築史を学ぶというこ
味深い環境をつくる」
といった建築のエッセンスを
とは、
そんな意味深い環境
学び取り、
それを実際の設計につなげていくことに
を創造してきた人間の営み
あります。河田先生によると、
「 建築は人間の生活
を追 体 験するということ。
「 人が 好き」という思いが
の器、
だからこそ工学技術を要する分野でありなが
ベースにあれば、建築を通
ら、芸術や哲学、歴史といった文系的な要素も含
河田 智成 先生
環境デザイン学科 准教授
専門分野/西洋建築史
近代建築史 建築論
05
言 語がもつ意 味や概 念 、
あるいはどういった目的で
学べるカリキュラムを用意
プットもするといったユニークな学習を展
専門分野/中国語教授法
中国学
文 法 的なことだけでなく、
研究し、楽しく順序立てて
使って、インプットしながら、同 時にアウト
知的情報システム学科 准教授
桂先生の
ココがオモシロイ!
使用されるかなどを独自に
ティブ・アプローチを組み合わせた手法を
桂 弘 先生
“ 曖 昧な技 能 ”
を何とか客
消えてしまった技能も数多くあると
にはぜひ頑張ってほしいです。
語 学だけでなく、自分自身の
に
“曖昧な存在”
です。そん
な
“ 曖 昧な存 在 ”
が持つ
のが、竹野先生の研究の
く世の中に普 及するようになれ
知的情報システム学科 教授
人間という生き物は、非常
観化して、記録しようという
秘伝とされてきた技能の中には、
竹野 英敏 先生
竹野先生の
ココがオモシロイ!
して人間を考え、人間を通
むユニークな存在」
なのだとか…。つまり、歴史を
して建築を考える作業がと
通して人間と建築との関わりをトータルにとらえて
いくこと、
それが『建築史』
という学問なのです。
ても楽しく思えてきます。
建築物の細部にもさまざまな意味がこめられています。
学長表彰
第42回日本学生弓道遠的
選手権大会 優勝
第34回全日本学生
軟式野球選手権大会 準優勝
上田 瑠璃さん
軟式野球部
弓道部 環境学部 環境デザイン学科 1年
勝負を楽しむことで仲間と喜びを共有。
チームは代わってもHIT精神は永遠に!
努力も含めて、
とにかく
“弓道を楽しむこと”
を目標に、
日々鍛錬してきた結
私たち軟式野球部は毎年全国大会出場を目標に掲げて練習してきまし
果、
『第42回日本学生弓道遠的選手権大会』
において見事優勝するこ
たが、今年は全国に行くだけでなく、全国制覇を成し遂げることを念頭に
とができました。試合で優勝を手にした際は、先輩や友人に祝福され、喜
置き、
「自分たちに足りない物は何か?」、
また
「必要な物は何か?」
を考えな
びでいっぱいでしたが、何よりも目標としていた
“弓道を楽しむこと”
を自分
がら、練習を重ねてきました。
その結果、準優勝までのぼりつめることができ
なりに達成できたことに大きな喜びを感じました。
自分の中で常に的中上
ましたが、優勝にはあと一歩及ばなくて、正直悔しい思いを味わいました。
位の人と勝負を挑むなど、
ひそかな目標を掲げて、勝負を楽しんでいたの
いま振り返っても、決勝戦の相手は強かったですし、雨で順延となった試
ですが、
それらがすべて報われたと思うと、感慨深いものがありましたね。
合は、体力的、精神的にも疲労のピークでした。
しかし、結果自体は悔しい
今後の目標は、
まず
『国民体育大会』
に出場することですが、
その他にも
ものでしたが、
そこに至るまでの経過には、
メンバ―をはじめ、監督、
マネー
たくさんの大会で、弓道部の仲間たちと一緒に活躍できたらいいな…と
ジャーなど、
チームに携わってくれたみんなの思いがつまっていて、
かけがえ
思っています。
どんな結果であれ、勝負の醍醐味を味わうことで、
“ 楽し
のないものだと誇りに思っています。今年のチームはこれで解散かと思うと
い”、
“嬉しい”
といった感情を、大好きな仲間たちと共有できたら素晴らし
ちょっぴり寂しいですが、先輩方から脈々と受け継いできたスピリットだけ
いですし、
弓道の楽しさをもっとたくさんの方に知ってもらえたら最高です。
は、
しっかりと後輩に手渡していきたいと思っています。
後 援 会 からのお知らせ
■
大学創立50周年記念事業への寄附
大学創立50周年記念事業の一つである
「グリーンフィールドH.I.T」の人工芝整備に3千万
円を寄附しました。
この寄附は、後援会会費の一部を積立て、後援会の目的である
「教育研究活動に協力し、
学内外諸施設の充実、設備の整備等に援助する」
ことを実現するため行われたものです。
平成23年9月17日に行われた
「大学創立50周年記念式典 感謝の会」
で、鶴学長から後
大学から贈呈された感謝状
援会に対し感謝状が贈呈されました。
■
グリーンフィールドH.I.T
新たな支援
毎年、後援会ではクラブ活動等に対し援助を行っていますが、今年度から新たに3項目の支援を追加しました。
学内使用専用傘の購入
工大祭模擬店の出店に対する援助
課外活動における遠征時のバス賃借に対する援助
学内5か所(三宅の森Nexus21 4階入口、新1号
工大祭で学科やゼミで教員とともに模擬店を出店する
課外活動での遠征において、バスを使用する場合の賃借料に対
館入口、新1号館4階、
アベベ食堂前、図書館前)
場合に、模擬店出店料の半額(2,500円)
を援助しま
して援助をしました。
に設置している学内移動用の専用傘が不足して
した。
( 一般学生とチューター教員の出店も対象です。)
対象は、地区大会を勝ち抜いて中国大会以上の大会に参加す
いることから、後援会で購入しました。今後も充足
より多くの皆さんが参加して、工大祭をさらに盛り上げ
るクラブで、回数は年2回までとし、開催地、試合日数によって定
状況を見ながら補充します。
ましょう。
「広島工業大学後援会」
と印刷された透明傘を学
められた上限額の範囲内でバス賃借料金の半額を援助します。
この援助が受けられるようなクラブを目指してください。
内での移動の際、利用してください。
今後も、学生の皆さんが学生生活を有意義に過ごせるように後援会も協力していきます。
06
てど
隣 の 研 究 室っ
ん な 感 じ?
里信
研究
室第
7
期生
ユニークな視点で、
人と機械が 共存 する
未来を模索する!
工学部 知能機械工学科 里信研究室
先生の専門である超音波の研究から出発して、新しいドライバインターフェイス
の開発にも取り組む、チームワーク抜群の里信ゼミ。時には失敗も楽しみなが
ら、人と機械が共存する未来をユニークな視点で切り拓いています。
里信先生の研究 ココがポイント!
■ 多方面で活用されている超音波エネルギー
音響工学と機械工学を融合させることを研究課題としている先生は、
「 音にもエネ
を使って、
森さん “筋電”
真田さん アクセル&ブレーキを調節!
テーマ
生体情報を使った新しいドライバインターフェイスの研究
査や魚群探知機などに利用されている
超音波に注目し、超音波モーターの開
発に取り組んでいます。超音波モーター
れ、変速機がなくても大きなトルクが出せ
使ってクルマを運転する…といった研究
る…つまり、瞬時にピントを合わせなけれ
に挑戦している森さんと真田さん。筋電
ばならないオートフォーカスのような動き
の他にも脳波など、
さまざまな生体情報を
で、
力を発揮するのだそうです。
活用して、人にやさしいドライバインター
▲写真は楽器から出る超音波の波形を測定してい
るところ。実は写真に写っているアルトサックスは先
生の私物。音響工学の道に進んだのも、楽器好き
が高じてのことだそうです。
■ 人と機械が共存するモノづくりを!
フェイスが開発できれば、
たとえば障害を
ような未来が夢ではなくなります。
した音のエネルギーの中でも、
エコー検
の特性は、極めて正確な位置で止めら
筋 肉を使った時に出る電 気 “
、筋電”
を
抱える方でも安心してドライブを楽しめる
ルギーがある」
といいます。
たとえば太鼓を叩くと、
そばにあるモノが震えるといったこ
とがありますが、
これは音のエネルギーが振動となって伝わっているから。先生はこう
▲筋電の様子をパソコン画面で
“見える化”
したもの。
この情報を利用してクルマの操作に挑戦!
また、超音波モーターの研究とは別に、里信ゼミではクルマの自動制御の実験に
も取組中。最初は超音波センサーで障害物を感知していたのが、次第に発展し
て、生体情報や音声など、
さまざまな情報を扱うようになったそうです。機械好きの
坂根さん
平石さん
音声制御から、
いつかはコミュニケーション制御へ!
声に反応する新しいドライバ
テーマ
インターフェイスの研究
坂根さんと平石さんのチームは生体情報ではなく、音
声の指示でドライブを支援する仕組みを開発していま
す。今は音声だけですが、
いずれは人の意志も汲み取
り、
コミュニケーションできるような機械を開発するのが
最終的な目標!また、将来的にはタブレット端末等で操
作できるような仕組みも考えてみたいそうです。
実験室内にはクルマを操縦できるコースを設置。▶
まるで大きなラジコン・カーを操っている気分! 学生に大人気という自動車制御の研究ですが、先生は
“何
でもやってくれる機械をつくればいいというわけではない。運
転する楽しみを人から奪わないように、人と機械が共存する
機械をつくることが大切”
と、学生に説いているそうです。
◀機械好きの学生に大人気の自動車制御の研究。これからは人の気持ちを
感じて、上手にサポートしてくれる機械を作ることが大切…と里信先生は言っ
ています。
里信研究室の先生は こんな人!
里 信 純 先生
工学部 知能機械工学科 教授
専門分野/音響システム、超音波工学、メカトロニクス
ゼミ生から先生の印象を聞くと、一番多かった答えが“放任主義”
!研究
青野さん
奥林さん
テーマ
聞こえない音・超音波のエネルギーで
モノを動かす!
超音波エネルギーを利用したモーターの研究
焼きを焼こう”
と提案したら、一番のってきたのが先生でしたね…」
という
ほど。
その他にもメガネ洗浄機(超音波を活用した機器)
でバターづくりに挑戦するなど、思いついたアイデアは
何でも挑戦させてくれる大らかな里信先生。結果的にメ
ガネ洗浄機は壊れ、
タコ焼きもうまく焼けませんでした
生。実は超音波が持つエネルギーは、既
が、失敗に至るまでのプロセスも学生たちの成長には
に医学や漁業など、
すでに多方面で活用
大切な経験。実はとっても高度な研究に取り組んでい
されていますが、青野さんと奥林さんは、
そ
る里信ゼミですが、先生の人柄のせいか、
“ 楽しみな
現在は従来ある2つのモーターから長所
07
生いわく
「自分の意見は大体通ります。以前、半分冗談で
“超音波でタコ
もともとは超音波を専門としていた里信先
れを使ってモーターを作ろうとしています。
▲超音波モーターをパソコン上で設計しているところ。超音波は既
に魚群探知機やエコーなど、
さまざまな場面で活用されています。
テーマを決める際も、
ダメ出しが出ることはほとんどないそうです。
あるゼミ
のみを受け継いで、
もっと大きなトルクが
出せないかと試行錯誤中。
がら学ぶスタイル”がゼミ全体に
溢れていました!
◀先生のパーソナリティーがわかる一枚を…とお願
いしたところ、観葉植物を持って、満面の笑みで写っ
てくれた里信先生。
ちなみに観葉植物は
“ゼミ室に潤
いを”
と、院生が寄付してくれたものだそうです。
!
就職・進学状況報告内
ー
■ 本学の就職内定状況
また、
セミナーは開催数が減ったこともあり、情報サ
イトの受付が開始後数分で満席となり、予約が取
平成24年1月末現在の学部生を対象とする求人は、企業2,275社(前年度
れないといった状況もありました。
さらに、学生がエン
同期2,178社)
から4,628人(同4,487人)
の求人がありました。前年度と比
トリー企業を増やしたため、前年に引き続き多数の
べると約5%増加し、学生1人あたりの求人倍率は5.8倍
(同6.0倍)
でした。
応募がありました。
そのため、一次選考の適性検査
内定率は、全体で82.2%(前年度同期78.6%)
となり、前年度に比べ
を従前のペーパー形式からWEBやテストセンター
3.6%増加しました。内定の内容を示す正社員率は100%(前年度同期
試験に変える企業が確実に増えてきました。
100%)、専門職率は80.4%
(同84.3%)、大手企業内定率は35.4%
(同
32.0%)
でした。
本学では、企業の求人状況についての動向調査を5月と8月に行いました。調査した企業のう
また、大学院生については、企業1,161社
(前年度同期952社)
から2,464人
ち求人を継続するとした企業は35%前後の結果であったため、新たな求人企業の掘起こしや
企業開拓を行いました。
(同2,044人)
の求人があり、
内定率は84.7%
(同66.7%)
の状況でした。
内定状況は、表にもあるとおり4月∼6月で約37%と前年度に比べ5ポイント減となり、以後は
■ 内定率の推移(平成21年度∼23年度)
前年度の内定率を常に下回った状況で推移していました。
このため、内定がなかなか得られな
い学生を対象として6月から11月の間に
「面接!パワーアップセミナー」
を5回開催し、
また緊急
表の棒グラフは月別の内定者数を、折線グラフは内定率の累積を示してい
対策として
「平成23年初夏 学内合同の会社説明会」
・
「平成23年秋 学内合同の会社
ます。今年度は、3月の東日本大震災の影響による採用の凍結に加え、
リー
説明会」
を実施しました。
マンショック以降から続く新卒学生の採用減、厳選採用により、4月から5月
以後も引き続き、
ゼミ指導教員や学科就職委員ならびに就職部が全学協力して、
フリーターや
の内定率が一度も前年に届くことなく
未内定で卒業するのではなく、一定の責任を負って常勤としての仕事に携わることを目標に、
個別での対応を主に就職指導、斡旋を続けています。
推移しました。
6月からの採用活動の再開とともに内定率は徐々に回
なお、厚生労働省、文部科学省が発表した12月1日現在の大卒(学部)内定率は、71.9%
復し、秋には前年を上回ることができました。
しかし、学生
(前年度比3.1ポイント増)
と昨年同期よりは上向いたものの依然として厳しい状態でした。
う
の採用環境は依然として厳しく、昨年を上回る採用の
ち中国・四国地方は、69.3%
(同4.2ポイント増)
ですが、本学の同時期(11月末現在)の内
厳選化と長期化の傾向は変わりありません。
定率は74.3%
(同0.7ポイント増)
でした。
「平成25年3月卒学生の就職採用状況でも、厳選採用の傾向は続く」
■ 学生を取り巻く就職環境
来年度の採用数は、情報各社のアンケートによると今年度並みとの回答がほとんどですが、是が
「平成24年3月卒学生の就職採用状況では、
採用基準が一層厳しくなった」
非でも学生を確保したいとする企業は少なく、今年同様まだ暫くは企業優位の採用市場が続くと
思われます。
また特色としては、
マスコミでも大きく取り上げられている大手企業を中心とするグ
ことしの新卒者への民間企業の求人数は56.0万人と、
民間企業就職希望者45.5万人に対
ローバル人材の採用、卒業後3年までの第二新卒者を新卒で応募可能に、
そして採用重点層
する求人倍率は、前年度の1.28倍から若干下がりはしましたが1.23倍でした。内訳は従業員
に的を絞ったターゲット採用の広がりといったことなど、理系に対する期待はなお強い反面、
その
5,000人以上の企業の求人倍率が0.49倍、同300人未満は3.35倍となっています。
なお、
採用基準は
「量より質重視」
と
「人柄重視」
の傾向がさらに強まるものと予想されます。
正社員有効求人倍率は0.37倍と少し持ち直したものの、中途採用市場は大きく冷え込んだ
また、学生も現在の先輩の就活状況やマスコミによ
ままでした。
(※以上はリクルートワークス研究所資料)
る報道により、就職留年生や既卒者の存在を意識
ことしの学生の就活は依然として厳しい経済環境が続き、先行き不透明な状況においてなお
し、強い危機感を持ち、12月1日の就職活動の解禁
多くの先輩たちが就活を続けている中でのスタートとなりました。
さらに追い打ちをかけるように、
日を待つことなく、早くから準備している状況が一部に
3月の東日本大震災の影響によって採用活動の凍結や採用を見合わせる企業もあり、学生
おいて見受けられます。
の就活はいっそう不透明なものになりました。6月に入り、企業の採用活動は再開されましたが
本学でも昨年10月には、学部3年生・院1年生対象
震災前の求人数は削減されました。
の「キックオフガイダンス」
を開催して就活スタートの
企業の新卒採用の姿勢は、組織の維持存続、
コア人材の確保、団塊の世代の定年退職、年
動機づけを行い、
「職研究セミナー」
や学科主催ガイダンスを通じて、就活の早期準備を促した
齢等人員構成の適正化により、以前の大氷河期の経験や技術伝承の必要性から、理系大
り、
自己分析やエントリーシートの書き方、面接対策といった実践的なセミナーや個別相談、
あ
学への求人は減少傾向の中でも一定の量を維持していましたが、人材の質を求める姿勢は一
るいはSP
I
2試験対策講座やWEB模試等を通じて、就活のスキルアップを図ってきました。
層強まり
「良い学生がいれば採る」、つまり基幹的業務を担う優秀な人材確保といった理由に
1月17、18日には
「就職活動出陣式」
を実施、2月9日、10日には学内最後のSPI
2模試を、
そ
より、
その採用基準はますます厳しくなる傾向となりました。
して2月13日∼14日には334社の企業にご参加いただいての「学内合同の会社説明会」
を
なお、
ことしの内定状況の特徴は昨年同様に、
まずは理系優位で進み、文系、
その中でも特に
実施し、
いよいよ学生は就職活動全開となります。
女子が苦戦し逆に理系女子は昨年を上回り、
また学校区分では国公立大の内定率が私大を
本学ではこれからも、①1人でも多くの学生の満足度の高い就職をめざす、②ずっと安心して
大きく上回る状況でした。企業の採用スケジュールは、
エントリーの受付開始が2月、筆記試験
働きがいのある職場を紹介する、③企業と連携しながら卒業後も相談に応じる、の3つの基本
は3月スタートとほぼ例年通りでしたが、震災の影響により変更を余儀なくされました。
姿勢で
「確かな就職」支援を行っていきます。
平成24年3月
卒業予定者の
就職内定・進学状況
平成24年1月31日現在
▼ 求人・内定状況
平成24年1月31日現在
工学部
求人
情報学部
環境学部
本年度全体 昨年同時期
求人件数
2,275件
2,178件
求人数
4,628人
4,487人
82.2%
(学部)
正社員率
100.0%
183人
930人
859人
就職希望者数
412人
235人
150人
797人
751人
就職内定者数
376人
159人
120人
655人
590人
5.8倍
6.0倍
140
内定率 91.3% 67.7% 80.0% 82.2% 78.6%
120
専門職率
80.4%
大手企業内定率
35.4%
建設・製造業界
(資本金10億円以上)
情報通信・卸売・
設計・サービス業界
(資本金1億円以上)
13人
69人
74人
80
進学 進学決定者数
28人
8人
4人
40人
56人
60
合格率
70.0%
50.0%
30.8%
58.0%
75.7%
進路決定率
85.8%
60.5%
67.8%
74.7%
75.2%
40
29.3%
43.7%
地域別
その他
4人 1.1%
1千万円以上
101人 26.8%
中部
16 2.4%
建設業
製造業
近畿
71人 10.8%
広島県
332人 50.8%
50%
40%
30%
20%
10%
20
0
60%
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
0%
▼ 資本金別就職内定状況
九州
11人 1.7%
関東
137人 20.9%
中国
(広島除く)
50人 7.6%
平成21年度内定者数
平成22年度内定者数
平成23年度内定者数
平成21年度内定率
平成22年度内定率
平成23年度内定率
100
16人
四国
38人 5.8%
70%
160
40人
▼ 地域別就職内定状況
80%
180
進学希望者数
100%
90%
200
276人
※内定率=就職内定者数÷就職希望者数×100
※進路決定率=(就職内定者数+進学決定者数)÷卒業予定者数×100
平成24年1月31日現在
220
471人
卒業予定者数
就職 求人倍率
就職内定率
▼ 月別内定状況(平成21年度∼23年度)
260
240
100億円以上
14人 5.0%
10億円以上
39人 14.0%
その他
33人 11.8%
100億円以上
41人 10.9%
10億円以上
69人 18.4%
1千万円以上
76人 27.3%
情報通信
設計ほか
1億円以上
69人24.7%
5千万円以上
67人 17.8%
1億円以上
94人 25.0%
建設・製造業界
(10億円以上)
29.3%
5千万円以上
48人 17.2%
情報通信・卸売・設計・サービス業界
(1億円以上)
43.7%
08
審査員賞
R s
点滴系男子
暴徒部OB
落 選の 通 知 書にさえ 夢を見る
審査員賞
夢 を 実 現 で き るかど うかを 、釣
に 下 準 備 を 行い 、吉 報 を 待つこ
りに例えています 。どちらも 丹 念
と が 共 通 し ていま す 。作 品 から
は 、ど のよ う な 結 果 が 待 ち 受 け
ているのか、ワクワクす るよう な
期 待 感が伝わってきます 。
想い描 く 未 来への 道 のりはま だ
遠 くても 、今 を一歩 ずつ地 道に歩
むことで 、それが未 来へと 繋がる
懸 け 橋 と なりま す 。大 切 なのは
今この時 。私 達が未 来へかける橋
づくりは、もう 始まっています 。
H I T ソ リ ュ ー シ ョン
夢掴め 自分らしさを 貫いて
ビー 玉 望 遠 鏡
この想い いつか未 来へ 橋かける
解 決 H I Tマン
釣れるかな 大きな夢がHITする
夢 焦がれ 何 事もなき 今世かな
内 定を もらう夢 見る 夢を見た
審査員賞
思います 。しかし、そんな 時こそ 初 志 貫 徹 。自 分 を 信じて夢に向かって邁 進してください。
人は誰でも 自 分の夢 を 持っていますが、時には﹁ 今のままで夢 を 実 現できるのだろうか﹂と 不 安になることもあると
09
したところ、
たくさんの個性溢れる一句が集まりました。
ここに優秀作品を紹介します。ご応募ありがとうございました。
川柳の選者を、電気システム工学科 松川 弘教授にお願いしました。
‫܌‬ઘৣ๕
三宅賞
三宅賞
工大賞
本学学生・教職員・その他関係者を対象として
『将来、夢、希望』
をテーマに工大川柳を募集
保 護 者の皆 様へ
。
広島工業大学は
50周年を迎えました 広島工業大学は、今年度、創立50周年を迎えました。これまで本学を支えてきてい
ただきました多くの皆様に、心より感謝を申し上げます。
50年の大学発展の歴史を、学園共通の理念である建学の精神と教育方針を念頭
に、
「新しい教育への取組」、
「想いを込めた教育の実践」、
「理想とする大学の姿」
と項目を分けて紹介させていただきます。
50年の大学発展の歴史
学 長 鶴 衛
想いを込めた教育の実践
(一例としての教育懇談会)
本学の歴史は、昭和36年に短期大学として発足したことからはじまりました。
そして、
ものづくりによる経済発展を目指すという社会情勢のもと、昭和
今日の大学は、選ぶ側から選ばれる側に居を移しています。特に私立大
38年には4年制の広島工業大学が誕生しました。当初は工学部だけでし
学は、
「 特色」や「個性の輝き」
が求められています。
たが、やがて環境問題への関心が高まる平成5年に環境学部を、
そして
私たちは、広島工業大学の「オリジナルな教育」
を自らつくり上げたいと
情報化が加速度的に進む平成18年に情報学部を設置しました。高度専
思っています。
そのために、本学の教育理念をいつも念頭におきながら
門技術者を育成する大学院は、平成元年に開設しています。
さらに、高齢
「学生一人ひとりの現実にきちんと向き合い、
どういう教育をどのようなプ
社会と食糧問題が世界的規模で進展することが予測されるなかで、平成
ログラムで展開すべきか」、
「それが学生の何を養い、
どのような人材育成
24年から生体医工学科と食品生命科学科からなる生命学部を設置しま
につながるのか」
という
「想い」
を込めた教育の実施に取り組んでいます。
す。このように、時代と社会の変化に対応しながら、本学は発展してまいり
この「想い」
を込めた教育の一つとしてはじめました教育懇談会は、保護
ました。今後も社会からのニーズに応える教育を実践する大学として発展
者と教職員が面談し、
ご子女の就学状況、学生生活、就職・進学など多
を目指してまいりますので、保護者の皆様のさらなるご支援ご指導を賜りま
岐に亘る事項について直接コミュニケーションを図り、保護者から寄せら
すようお願い申し上げます。
れた要望などを教育や学生生活に反映させる取組として既に20余年が
経過しています。
建学の精神と教育方針
本学には、建学の精神「教育は愛なり」
と教育方針「常に神と共に歩み
社会に奉仕する」
という2つの教育理念があります。
建学の精神「教育は愛なり」は、学園の校祖 鶴虎太郎の遺訓です。鶴虎
太郎の教育は、学生に昼夜を問わず教育の場を提供し、信念をもって自
らを律し、学生を訓育するものでした。
教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」は、学園の創立者 鶴襄の
言葉です。鶴襄は、
「 教育は愛なり」の精神を身をもって覚え、
わが子にして
やりたいことをほかの子にもしてあげればよいという深い愛にあふれた信念
をもって教育に対する情熱を燃やしました。
今年度も広島をはじめ在学生の多い地域を中心に9つの各地域会場で
10月から開催し、600名を超える保護者のご出席をいただきました。
ご出
席の保護者からは、
「 同学年だけでなく、他学年の保護者とも交流ができ
有 意 義であった」、
「 先 生の話を聞き、親の心 構えについて改めて考え
た」、
「 子どもからでは学校の様子が分からなく不安であったが、参加して
教育理念や先生の教育への熱意がよく分かった」
など多くの感想をいた
だきました。
ご参加された保護者の皆様に厚くお礼を申し上げます。
教育懇談会は、大学と学生・保護者の「絆」
をより強く結びつけることで、
大学の想いを込めた教育を実施するための反映の取組となっています。
まだ参加をされたことのない保護者におかれましては、是非、教育懇談会
にご参加いただければと思います。
理想とする大学の姿
新しい教育への取組
本学は、平成18年度から学生一人ひとりの可能性を信じて学生と教職
員がそのことを共有した新しい教育に取り組んでいます。
新しい教育では、
「学ぶ学生の多様性」、
「体験学習」
と
「社会・人間性」
という三つのキーワードによるカリキュラムをキャンパスで学修するに留ま
らず、海外の大学での学びや産学連携の体験学習、更には、学生自身に
よる自主企画学習などキャンパスを越えたさまざまなカリキュラムによる教
育に取り組んでいます。
本学は、50年の間に約4万人余りの卒業生を社会に送り出すことがで
きました。
将来のことは予測がつきませんが、本学で学んだ学生が親になり、
その親
が「わが子も広島工業大学で学ばせたい」
と感じれくれる、
このような循環
が生まれる大学にできればと思っています。
そのためには、
これまでの伝統と実績を継承しつつ、
日々成長し続ける大
学でありたいと考えています。
また、平成19年度から実施している「初年次教育」や「キャリアデザイン
教育」は、
「本学の理念」、
「学習力」、
「倫理観」及び「社会人力」
をキー
ワードにした学習教育を行うことで、人間力を備えた21世紀の技術者育
成に取り組んだ教育の実施につながっています。
HIT 50th Anniversary
10
Club Flash
エスキーテニス同好会
漕艇部
第32回全日本エスキーテニス
選手権広島大会
2012
∼ クラ ブ フラッシュ∼
クラブの優秀な成績を写真中心にご紹介
2位
大会 生ボート選手権
第55回中国学
平成23年9月
■2位リーグ
2位 工大Aチーム
平成23年9月
馬術部
第131回中国地区
秋季エスキーテニス大会(団体戦)
第25回夏季中
国・四国地
区学生馬術大
■学生賞典馬
会
場馬術競技
1位 土居 翔(電気・デジタル
システム工学
科3年)
■小障害飛越
競技D
1位 世良 亮
太(電子情報工学科
1年 )
2位 栩窪 佑
季(地球環境学科1
年)
■小障害飛越
競技E
2位 世良 亮
太(電子情報工学科
1年 )
3位 栩窪 佑
季(地球環境学科1
年)
平成23年8月
■第1部リーグ
2位 工大Aチーム
■第2部リーグ
3位 工大Bチーム
■第3部リーグ
1位 工大Dチーム
平成23年10月
第131回中国地区
秋季エスキーテニス大会(個人戦)
[ダブルス]
■第1部リーグ
3位 今井 諒(電気・デジタルシステム工学科3年)
松下 徹(機械システム工学科3年)
■第2部リーグ
2位 森中 智之(機械システム工学科3年)
冨田 恭平(地域環境学科3年)
部
シング ボクシング
ク
ボ
学
国大
[男子シングルス]
軟式野球部
■段位の部
3位 三浦 綾人(機械システム工学科3年)
松村 学(地域環境学科4年)
■級位の部
2位 今井 諒(電気・デジタルシステム工学科3年)
3位 神田 俊哉(機械システム工学科2年)
第34回全日本
学生軟式野球
選
回中
体1位
第36
団
)
大会 ー級
科2年
季
秋
報学
康情
ェルタ
平成23年8月
手権大会 2
位
平成23年度広
島六大学
学生軟式野球
秋季リーグ戦 1位
平成23
[女子シングルス]
■段位の部
1位 岡田 志穂(健康情報学科4年)
年8月∼10月
平成23年10月
第28回西日本
学生軟式野球
選
第70回秋季学生リーグ
(個人戦・団体戦)
平成23年11月
[男子ダブルス]
■1位リーグ
1位 新川 貴大(電気・デジタルシステム工学科3年)
三浦 綾人(機械システム工学科3年)
手権大会
(健
トウ
)
■ライ 戸三千留
科2年
大
工学
テム
1位 級
ー
気シス
タ
電
ル
(
■ウェ 本賢太郎
古
1位 月
1
1
23年
平成
美術部
広島芸
平成23
術系サ
年8月
ークル
合同
夏展示
会
■1位リーグ
3位 村末 宗也(都市建設工学科4年)
松村 学(地域環境学科4年)
空手道部
■3位リーグ
1位 礒岡 裕貴(健康情報学科1年)
刈谷 友紀(地球環境学科1年)
第49回中四国大学
空手道選手権大会
[女子ダブルス]
■1位リーグ
1位 岡田 志穂(健康情報学科4年)
平成23年9月
第38回広島県大学
空手道選手権大会
■3位リーグ
1位 白石 麗華(情報工学科1年)
吉村美沙紀(環境デザイン学科1年)
■男子形個人戦
[男子団体戦]
3位 三戸 翔馬
■1位リーグ
1位 広島工業大学A
(電気・デジタルシステム工学科3年)
平成23年10月
■2位リーグ
3位 広島工業大学G
平成23年11月
囲碁将
第86回
平成23
棋部
中四国
将棋大
年10月
第103
回中国
四国秋
会団体
戦 2位
初段昇
季大会(
格 伊
藤 久
囲碁)
志( 知的情
平成23
年11月
報システ
ム学科
2年
11
)
弓道部
第18回弦道大会
2位 広島工業大学(工大高チーム)
3位 広島工業大学(国士無双チーム)
平成23年8月
第37回広島県
学生弓道男女リーグ戦
写真部
[男子個人]
最高的中者 齊藤 孝司
(電気システム工学科2年)
[女子個人]
最高的中者 上田 瑠璃
広島芸術系サークル
合同夏展示会
工大祭展示会
平成23年8月
冬の芸術展
Photo Market
有志展
(環境デザイン学科1年)
[男子団体]
3位 広島工業大学
平成23年9月
[女子団体]
1位 広島工業大学
平成23年11月
陸上競技部
平成23年12月
第65回中国五
県対抗
選手権大会
合同発表会
平成23年12月
平成23年8月
第43回全日本
大学駅伝
対抗選手権大
会予選会
平
平成23年9月
修経工文安女定期戦
成23年9月
[男子個人]
2位 迫越 明史(都市建設工学科3年)
第34回中国四
国
学生陸上競技
選手権大会
[男子団体]
3位
■10000m走
2位 嘉屋 考
真(建
平成23年10月
第57回中四国
学生弓道選手権大会
[男子個人]
1位 齊藤 孝司(電気システム工学科2年)
[女子個人]
2位 上田 瑠璃(環境デザイン学科1年)
平成23年10月
アーチェリー部
手
トン部
ントン選
バドミン 四国・九州学生バドミ
中国・
剣道部
第58回中四国学生剣道優勝大会
平成23年8月
第41回中国四国学生アーチェリー
新人選手権大会
第5回広島県学生剣道選手権大会
平成23年10月
第31回中四国学生剣道新人戦
第28回さいきアーチェリー大会
平成23年11月
第11回中国地区室内アーチェリー
選手権大会
平成23年12月
第16回中国四国学生
室内アーチェリー個人選手権大会
平成23年12月
第17回広島県室内
アーチェリー選手権大会
平成24年1月
第29回広島市インドア
アーチェリー大会
平成24年1月
平成23年12月
硬式野球部
2011年度広島六大学野球
秋季リーグ戦
サイクリング部
平成23年10月
鼓遊会
東日本大震災復興・支援
第1回少林寺拳法中四国学生新人大会
ナカムラ病院演奏会
平成23年11月
天神まつり演奏会
平成23年8月
平成23年8月
水泳部
2011年度川崎短水路水泳
選手権大会
平成23年9月
第9回中国四国学生秋季水泳記録会
平成23年10月
平成23年9月∼10月
ソフトテニス部
廿日市市ブラッセ宮内余市演奏会
平成23年8月
広島工業大学50周年式典演奏会
平成23年9月
留守家庭親子の集い演奏会
平成23年9月
介護老人保護施設スカイバード演奏会
平成23年10月
あけぼの祭演奏会
第61回中国学生ソフトテニス
選手権大会
平成23年10月
平成23年9月
平成23年8月
平成23年10月
極楽寺ヒルクライム
第57回中国・四国学生
ソフトテニス選手権大会
観音神社祭演奏会
平成23年10月
佐伯区民祭演奏会
第58回中国・四国・九州三地区
学生ソフトテニス大会
平成23年11月
平成23年11月
平成23年11月
耐久ラン
平成23年11月
HUCAオープン
平成23年11月
山岳部
平成23年8月
秋季特別講習会
少林寺拳法部
平成23年11月
極楽寺山登山
合気道部
)
科4年 )
ルスB級
ザイン学
■シング 徹( 環境デ
下
平
1位 年12月
平成23
平成23年10月
平成23年11月
築工学科3年
第50回
第28回広島市アーチェリー選手権大会
平成23年度霜月
インドアアーチェリー大会
平成23年10月
権大会
中房温泉∼燕岳∼大天井岳(往復)
平成23年8月
柔道部
卓球部
第62回中国学生卓球選手権秋季大会
平成23年8月
第33回中国学生卓球連盟
会長杯争奪卓球大会
鈴祭演奏会
平成23年10月
楽々園小学校演奏会
工大祭
平成23年11月
広島道産子会創立20周年記念祝賀会
平成23年11月
冬の芸術展
平成23年12月
平成23年10月
全日本学生合気道連盟演武大会
中国四国学生柔道体重別選手権大会
第30回工大親善卓球大会
平成23年11月
平成23年9月
平成23年11月
冬季合同審査会
第56回広島県学生柔道大会
第43回中国新人学生卓球選手権大会
平成23年12月
平成23年11月
平成23年12月
12
To p i c s
2011年度日本建築学会設計競技
優秀賞
[受賞者]
[作品名]
時のレイヤ
工学系研究科 環境学専攻 2年
坂本 大輔さん
[受賞者]
[作品名]
工学系研究科 環境学専攻 2年
kabe・tana・tobira
福島 昂さん
[論文名]
金崎 康成さん
[受賞者]
[論文名]
工学部
電気・デジタルシステム工学科 4年
谷脇 真琴さん
時間周波数平面上
の 倍 音 パターンと自
己相関に着目した採
平成23年度電気学会中国支部
奨励賞
[受賞者]
工学系研究科
情報システム科学専攻 2年
竹本 直史さん
電気設備学会全国大会発表
奨励賞
工学系研究科
情報システム科学専攻 2年
平成23年度電気学会論文発表賞B
譜システム
第3回ハーフェレ学生
デザインコンペティション 優秀賞
[受賞者]
受 賞
赤外線通信機能
を用いた空調制御
システム
[論文名]
Rubyを用いた電力系統解
析 支 援システムに関する
研究
平成23年度電気学会中国支部
奨励賞
[受賞者]
工学系研究科
電気電子工学専攻 2年
大谷 和輝さん
[論文名]
誘導結合プラズマ支援型
アンバランスマグネトロンス
パッタ法により作製したCu
薄膜の基板温度依存性
緑のカーテン
コンクール
団体の部 優秀賞
[受賞者]
工学系研究科
情報システム科学専攻 1年
[受賞者]
今川研究室
今川 朱美
平成23年度電気学会中国支部
奨励賞
植田 悠仁さん
準教授
[論文名]
マルチエージェントによる
スマートグリッドの運用方
式の検討
工学系研究科 建設工学専攻 2年
小田 雄司さん
村上 大輔さん
平成23年度電気学会中国支部
奨励賞
第5回長谷工住まいのデザインコンペティション
佳作
[受賞者]
[受賞者]
工学系研究科
電気電子工学専攻 2年
森下 慎哉さん
環境学部 環境デザイン学科 3年
石飛 尚弥さん
工学系研究科 環境学専攻 2年
上田 寛之さん
環境学部 環境デザイン学科 4年
高田 明秀さん
[受賞者]
工学系研究科
電気電子工学専攻 1年
平成23年度電気学会論文発表賞B
工学系研究科
情報システム科学専攻 2年
福永晋之介さん
格子状に結合された発振器に
見られる交互逆相同期状態に
おける位相反転波動の
[論文名]
マルチエージェントによる分
散型故障設備判定方式
平成23年度電子情報通信学会・情報処理学会
(2学会)中国支部 奨励賞
[受賞者]
工学系研究科
電気電子工学専攻 2年
木下 亮さん
13
[論文名]
伝搬速度に関する研究
空飛ぶ絨毯
[受賞者]
ツ発 振 器による開 口角度
平成23年度電子情報通信学会中国支部
奨励賞
國廣 成功さん
[作品名]
プリンテッド・スパイラル・イ
ンダクタを用いたコルピッ
の計測に関する研究
環境学部 環境デザイン学科 3年
吉岡 昌克さん
[論文名]
[論文名]
タイプ2ファジイ真 理 値の
光による表現について
行 事
●工大献血
[日程]平成23年10月13日
(木)
・平成24年1月19日
(木)
[場所]三宅の森Nexus21 4階
工大献血は、広島県赤十字血液センターの協力のも
と、年3回実施している献血活動です。10月の献血で
は121名、1月は76名の方にご協力いただき、
ありがと
うございました。献血は誰かの命を救うことのできる、身
近なボランティアです。
次回の工大献血は7月を予定していますので、時間に
余裕のある方は是非ご協力を宜しくお願いします。
●平成23年度スポーツ講演会
[日程]平成23年10月28日
(金)
[場所]デネブホール
この度開催されたスポーツ講演会は、講師に元サッカー日本代表のラモス瑠維さんをお迎
えしました。当日は約500名の方にご来場者いただきました。
ラモスさんの活躍の裏では、多くの挫折があったそうで
す。
それを乗り越え、
あきらめずにプレーした結果が成績
に表れています。
その経験を私達に向けて、真剣な口調
で語りかけられていました。名プレーヤーとして知られて
いるラモスさんの言葉は、重みがあり、会場にいる全員
が講演に聞き入っていました。
次回のスポーツ講演会も、第一線で活躍されたスポーツ
選手をお招きして開催する予定です。是非お楽しみに。
●キャンパス・クリーン・キャンペーン
[日程]平成23年11月14日
(月)
∼18日
(金)
[場所]広島工業大学および三宅地区
キャンパス・クリーン・キャンペーンは、学内美化とマナー
アップを目的に年に2回実施しています。期間中は学内
の清掃や、
マナーアップを呼びかけるほか、学生から有
志を募り学内・学外の一斉清掃を行っています。11月
に実施した一斉清掃では、約170名の方に参加してい
ただき、
大学とその周辺地域の美化活動に励みました。
●第43回三宅駅伝大会
[日程]平成23年12月18日
(日)
[場所]広島工業大学および三宅地区
三宅駅伝大会は、今回で43回目の開催となりまし
た。部活動の部27チーム、
ゼミ・一般の部11チーム
の計38チームが参加し、
すべてのチームが最後ま
で全力を出し切り、無事に完走しました。圧巻の走り
を魅せた陸上競技部が見事に優勝に輝き、2位・3
位はゴールテープを切る瞬間までデッドヒートが繰り
広げられました。
三宅駅伝大会は、他のチームと順位を競うだけではなく、普段運動不足の人にも参加し
ていただいて、爽やかな汗を流す楽しさを知ってもらいたいと思っています。
今回参加できなかった人は、是非次回の三宅駅伝大会にご参加ください。
●鏡開き
[日程]平成24年1月7日
(土)
[場所]新1号館ピロティ
鏡開きは、
毎年年初めに実施しています。氏神の祀られ
ている観音神社から宮司様・巫女様をお招きし、
本学学
生および教職員の1年間の健康と安全および更なる
発展を祈願して頂きます。
また、鏡開きの後には付随行
事として、参加者にお餅やお菓子が撒かれる、
もちまき
大会を実施しました。当日は例年以上に寒かったにも関
わらず、
ピロティ屋上から撒かれたお餅やお菓子を元気
良く取ろうとする参加者の姿は、
とても楽しそうでした。
●冬季交通安全講習会
[日程]平成24年1月24日
(火)
・25日
(水)
[場所]三宅の森Nexus21
交通安全講習会は、
日頃の交通マナーの見直しと、交
通安全への意識向上を目的として実施しています。夏季
と冬季に年2回実施しており、
JAFや広島西警察署の方
を講師としてお招きし、交通安全について講演していた
だきます。
この講習会への出席が、
自治会車輌の借用条件の一つにもなっています。車輌
の利用を希望する方は、
必ず講習会を受講してください。
●第43回冬の芸術祭
[日程]平成23年12月4日
(日)
[場所]三宅の森Nexus21
第43回冬の芸術展を、三宅の森Nexus21で開催
しました。当日は展示の部とステージの部を設け、本
学の所属サークルが日頃の活動の成果を発表しま
した。展示の部では、1階エントランスホールに6サー
クルによる個性溢れる展示作品が満ち溢れ、来場
者が足を止めていました。ステージの部では、
デネブ
ホールで3サークルによる作品上映・演奏が披露さ
れました。その他、
ゲストで
「まなみのりさ」
さんをお呼びし、会場は大盛況でした。
次回は今回よりもさらに楽しんで頂けるよう努力しますので、是非会場へお越しください。
●第13回スポーツフェスティバル
(第51回体育祭)
[日程]平成24年5月12日
(土)
・13日
(日)
・26日
(土)
[場所]第3グラウンド
体育祭の企画の一つであるあおぞら運動会は、学生・
教職員・地域の皆さんが参加できる楽しいイベントです。
参加する方も観戦する方も盛り上がる障害物競争、来
場者全員が挑戦できる○×クイズなど、会場にお越しの
皆さんが楽しめる競技を計画しています。豪華賞品も用
意しているので、
この機会に是非ゲットして下さい。皆さんの参加をお待ちしています。
【テーマ】一致団結 『絆』と共に駆け抜けろ!
様々な人たちと
『絆』
を造り、深め、繋いで、体育祭の競技だけでなく、
これからの未来をその
『絆』
と共に進んで行きましょう。
●平成24年度定期演奏会
[日程]平成24年6月24日
(日)
[場所]
アステールプラザ中ホール
平成24年度は、学生自治会文化局発足50周年の節
目に当たる記念すべき年です。
そのため、私達が主催す
る今回の定期演奏会は、例年にも増してお越しいただい
た皆様に楽しんでいただけるイベントにしたいと考えてい
ます。本学自慢の音楽系サークルの演奏披露は勿論の
こと、学外からもゲストをお招きして盛大に開催したいと考えております。
入場料は無料です。興味がある方は、是非お越しください。
●第51回工大祭
[日程]平成24年11月3日
(土)
・4日
(日)
[場所]広島工業大学
工大祭は今回で51回目を迎え、半世紀続いた伝統
を守ると同時に、新たな伝統を作り上げていきたいと
も考えています。ゼミ・サークルの活動を発表する学
科展、毎年好評をいただいているビンゴ大会やレー
ザーショーは勿論のこと、新しい企画を実施することも
検討しています。
どなたでも楽しんでいただける工大祭の実現のため、
スタッフ一同準備に
励んでいきますので、是非お越しください。
14
44
こんにちは 保健室です。
VOL.
VOL.
L.
記念すべき第50回工大祭も盛大に無事終了しました。保健室は平成21年度から工大祭に参加するようになり、今
回は3回目の参加となりました。今年も佐伯保健センターと共催し、
「 禁煙相談」、
「アルコールパッチテスト」、
「 HIV
(エイズ)
検査」
を実施しました。
また、昨年、HIVや健康について考え語
保健室だより
214
り合える場、
リラックスできる場として好評を得た、
カフェ
「Red Ribbon
Vol.
Café」
も設けました。
カフェには約100名の来訪者があり、淹れたてのコーヒーやお菓子を楽
しみ、語らう姿が見られました。今年は学生ボランティアの積極的な参
広島工大vol.214
2012年3月
(年2回発行)
加に加え、美術部員によるポスター制作という強力な支援があり、
より充実した啓発活動ができました。
そ
のおかげで、検査件数は前年よりも増加しました。
カフェ
「Red Ribbon Café」…開店前です。
厚生労働省エイズ動向委員会の「平成22年 年間報告
(確定値)
」
によると、1年間で、新規HIV感染者は
発 行:広 島 工 業 大 学
1,075件
(過去3位)
、新規エイズ患者は469件
(過去最多)
、合計は1,544件
(過去2位)
であり、新規HIV
編 集:学 務 委 員 会
感染者については特に20∼30代に多いことが報告されています。
また、新規エイズ患者数は過去最多
〒731ー5193
の件数が報告された一方で、検査件数は減少したことが報告されています。
そのため、 HIV・エイズにつ
広島市佐伯区三宅2丁目1ー1
いての理解を深め、早期発見のために無料・匿名で自治体等で実施されているHIV抗体検査・相談の機
TEL 082ー921ー3121
会を積極的に利用するよう呼びかけています。今や、1日あたり約4人の新たな感染者・患者があり、他人
1200
人
事ではなくなっているというのが現実です。
HIV感染者およびAIDS患者の年次推移
1000
平成21年度大学祭でのHIV検査は、近年のこのような背景のもと、広島市内の他大学
HIV
AIDS
800
工大美術部のみなさんが制作した力作ぞろいのポスターです。
に先がけ初めて実施されたものです。翌年以降は、他大学の大学祭でもHIV検査が実施
600
されるようになり、予防啓発活動は徐々に拡がりをみせています。私たちの発信が、社会
400
貢献へとつながる一歩になったのであれば嬉しいかぎりです。来年はさらに学生目線、若
200
年
者目線での啓発活動ができることを期待し、楽しみにしています。
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1990
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
0
[保健室]☎082ー921ー4239 北村・加藤
平成22
(2010)
年エイズ発生動向:厚生労働省エイズ動向委員会
学 生 定 期 健 康 診 断 の 実 施 に つ い て( お知らせ)
平成24年度定期健康診断を、
保健室において下記のとおり実施します。
この健康診断は、
学校保健安全法で義務付けられているもので、
全学生が対象です。
日程を確認のうえ、
必
ず受診してください。受診しなかった場合は、
進学や就職などに必要な健康診断証明書
(学
部4年、
大学院2年
〈前期課程〉
・
3年
〈後期課程〉
、
研究生のみ発行)
の発行ができません。
その場合は、
直接医療機関を受診していただき、
費用は自己負担となります。
なお、
健康診
断指定日に企業訪問等の予定のある人は、
早めに保健室まで連絡してください。
●下着はボタンや金具類のないもの
(Tシャツなど)
を
着用してください。
受診
あたっ に
ての
注意
事項
●眼鏡使用の人は、必ず眼鏡を持参してください。
●コンタクトレンズ使用中の人はレンズを装着し、受診してください。
●睡眠を十分にとり、体調を整えて受診してください。
●受診の結果、
「 要再検査」の用紙を渡された方は、所定の期日に
保健室で再検査を受けてください。
新入生男子
学部4年 大学院2年(前期課程)
・3年(後期課程) 研究生
4 月 5日(木)・6日(金)の新入生ガイダンス時に実施
項目/胸部X線・検尿・身体測定・血圧測定・血液検査・
心電図・内科検診
項目/胸部X線・検尿・身体測定・血圧測定・血液検査・
視力・聴力・内科検診
4 月 2日(月) 9:30∼12:00〈男子〉
電子情報工学科、電気・デジタルシステム工学科
機械システム工学科、都市建設工学科
新入生女子
4 月 9日(月) 9:30∼12:00 13:00∼15:00
4 月 2日(月) 13:00∼16:00〈男子〉
項目/胸部X線・検尿・身体測定・血圧測定・血液検査・
心電図・内科検診
知能機械工学科、建築工学科、環境デザイン学科、
地域環境学科、地球環境学科
学部2・3年 大学院1年(前・後期課程)
・2年(後期課程)の男子
4 月 3日(火) 9:30∼12:00〈男子〉
4 月 4日(水)・10日(火)・11日(水) 9:30∼16:00
情報工学科、知的情報システム学科、健康情報学科
電気電子工学専攻、機械システム工学専攻、建設工学専攻
情報システム科学専攻、環境学専攻、知的機能科学専攻
項目/胸部X線・検尿・身体測定・血圧測定・血液検査
学部2・3年 大学院1年(前・後期課程)
・2年(後期課程)の女子
4 月 3日(火) 13:00∼16:00〈女子〉
4 月 9日(月) 9:30∼12:00 13:00∼15:00
全学部・学科の学部4年、大学院2年(前期課程)
・3年(後期課程)、研究生
項目/胸部X線・検尿・身体測定・血圧測定・血液検査
イ ン フォメ ー ション
卒業生の皆さんへのお知らせ
在学中に活用したメールアドレスとデータ(情報システムメディアセンター)
図書の利用(附属図書館)
http://www.it-hiroshima.ac.jp/institution/library/
利 用できる
サービス
卒業後も図書の貸出はもちろん、各分野の文献・
資料等が必要になったとき、図書館を利用すること
ができます。
「利用者カード」
は、証明書
(免許証・保
険証等)
を提示し、2階閲覧カウンターにお申し込み
ください。詳細は図書館スタッフにおたずねくださ
い。皆さんの来館をお待ちしています。
(1)図書・雑誌の館内閲覧
(視聴覚資料を含む)
(2)レファレンス・サービス
(3)文献複写サービス
(4)図書の貸出
切替期限:2012年9月末
(貸出冊数 5冊・貸出期間 14日)
卒業後も活躍を支援(就職部)
卒業後もみなさんのご活躍を支援しています。これからの人生、仕事観や職場環境で
悩むこと不安を抱くことは多々あると思います。そんな時は、独りで悩み決断する前に
「卒業生に対する相談窓口」にご相談ください。
Ǝƚ
電話:082ー921ー4180または4184
E-mail:[email protected]
学部および大学院の入学時に発行されたHITNETアカウントとメール
アドレスの有効期限は3月末日です。
下記のとおり切替期限を設けますので、期限内に、個人フォルダ
(Kドライブ)
内の必要な
データは、USBメモリやCDなどに、
自分でバックアップを取ってください。期限を過ぎると、
アカウントやデータは、強制的に削除されますので注意して下さい。
ƥÉ
証明書の申し込み(学務部)
卒業後、各種証明書の発行は、窓口もしくは郵送でのお申込となります。郵送でのお申
込の場合、必要な書類は次のとおりです。申込書が到着次第、早急に発行・発送いたし
ますが、郵便事情によって日数がかかりますので、早めにお申込ください。
●証明書発行申込書
(http://it-hiroshima.ac.jp/00root/shoumei.htmlからダウンロードしてください)
●証明書料金分の切手、身分証明書
(運転免許証・保険証等)のコピー
●返信用封筒(長3横12cm縦23.5cm)
に、80円切手(2部から90円)
を貼り
「送り先住所・氏名」
を記載したもの
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