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校内研修のまとめ

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校内研修のまとめ
平成21年度
校内研修のまとめ
《 研究主題 》
『英語によるコミュニケーション能力の素地を
育成するための英語活動の工夫改善』
─英語ノートの活用を通して─
伊勢崎市立赤堀小学校
は
じ
め
に
伊勢崎市立赤堀小学校長 三好 賢治
本校はこの1年間、文部科学省委託「外国語活動における教材の効果的な活用及び評価の在
り方等に関する実践研究事業」の実践研究校として、主に「英語ノートを活用した指導のあり
方」と「評価のあり方」について実践研究を進めてきた。
伊勢崎市では、平成18年度より英語活動を年間35時間、総合的な学習の時間等に位置付ける
とともに、指導計画や教材の作成、教員研修、ALTや英語活動支援助手の配置など、英語活動
の円滑な実施のための条件整備を着々と進め、本年度からは、小・中学校9年間の一貫した英
語力づくりを教育構想に位置付け推進しているところである。
このような環境下ではあったが、実践研究に着手する以前の本校の英語活動は、担任教師が
自信をもって主導的に取り組んでいたとは言い難いところもあった。
本校では、まず、新学習指導要領で示された英語活動の目標、内容を全教師で確認するとこ
ろから始め、目標である「コミュニケーション能力の素地を養うこと」に係る指導のあり方に
ついて、英語ノートの活用を通して研究していくことにした。また、英語ノートを活用した第
5・第6学年の指導法の改善とともに、全校の英語活動の水準確保を図るため、第1学年から
第4学年でも授業研究を行っていくことにした。
実践研究は、授業改善部、調査研究部、環境整備部の3つの組織を中心に全校体制で取り組
んだ。特に、授業に関しては、単元構想づくりから協同で取り組むとともに、全担任が研究授
業に取り組むことを通して有効な指導の手立てを追究してきた。同時に、教材の整備、英語環
境の整備、ALTや英語活動支援助手との協働体制づくりなどを進めてきた。
この間、まず大きく変わってきたのは教師の意識である。教師間で実践上の気づきを共有し
ながら授業づくりに取り組んできたことで、徐々にではあるが、自信をもって英語活動に臨む
ことができるようになってきた。また、児童にとっては、英語活動の時間は楽しいだけではな
く、「聞く」「話す」「考える」ことを駆使しながら、人と関わることを学ぶ時間へと変わっ
てきている。
英語ノートに関しては、本校教員の多くが「使いやすい」という感想をもっている。また、
児童からも好評である。ノートに盛り込まれた活動はどれも英語活動の目標に迫るものであり、
取り組むべき活動の水準を示している。また、児童によるノートへの書き込み等は、各自の学
習履歴として振り返ることができるものである。さらには、保護者への啓発資料ともなり得る。
まさにナショナルスタンダードにふさわしい教材であるとの思いをもちながら、活用を試みて
いるところである。 また、評価に関しては、活動中の子どもの姿を客観的に見取ることが必
要不可欠であるとの認識にあるが、その難しさも感じながら、現実的な手立てを試行錯誤して
いるところである。
このように、本校の実践研究は緒についたばかりであり、研究成果として確信をもって提言
できるものは未だ少ない。しかし、本研究紀要により実践の一端をまとめることで、自らの取
組を真摯に振り返るとともに、関係諸兄のご指導を仰ぎたいと考えている。今後、本校では、
英語ノートを活用した実践の集積をさらに進めるとともに、実効性のある評価のあり方を明ら
かにしていくつもりである。また、第5・6学年での英語ノートの活用に伴う第1学年から第
4学年の英語活動のあり方や、6年間の系統性、さらには中学校英語教育への接続のあり方等
の研究課題に取り組んでいきたいと考えている。
結びに、本校の実践研究への暖かいご支援、ご指導をいただいた群馬県教育委員会、伊勢崎
市教育委員会、共愛学園前橋国際大学の関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。
目
次
Ⅰ
研究の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ
研究の実践
1
授業改善部
授業改善部の取組・めざす児童像と評価の観点の設定・・・・・・・・
5
外国語活動単元一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
英語ノートを活用した授業の指導案(5年10時間分)・・・・・・・
9
英語ノートを活用した授業の指導案(6年10時間分)・・・・・・・
19
授業実践4年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29
授業実践2年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32
授業実践5年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
35
授業実践6年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
43
授業実践3年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
51
授業実践1年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
54
調査研究部
調査研究部の取組・アンケートの概要・・・・・・・・・・・・・・・
57
環境整備部
Ⅲ
環境整備部の取組・クラスルームイングリッシュ・・・・・・・・・・
62
英語の学習の約束・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
63
ハロータイムコーナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
64
英語集会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
66
研究のまとめと今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
1
研究主題
『英語によるコ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン能力の素地を育成するための英語活動の工夫改善』(1年次)
─英語ノートの活用を通して─
※「伊勢崎『徹底』構想 2009」のうち、「学力パワーアッププラン」に重点的に取り組む。
2
研究のねらい(研究目標)
○英語活動の「目指す児童像」に迫るための教材の効果的な活用、授業展開や授業形態の工
夫等を行うことにより、言語や文化についての体験的理解の深化、積極的にコミュニケー
ションを図ろうとする態度の伸長、外国語の音声や基本的な表現への慣れ親しみの涵養な
どを図り、英語によるコミュニケーション能力の素地を育成する。
○コミュニケーションの能力の素地に係る児童の変容と指導法の効果を図るための評価の観
点と評価方法を明らかにする。
○英語活動の工夫改善に、校内で組織的、体系的に取り組むことを通して、英語活動の水準
確保を図るとともに、国語力や日本語によるコミュニケーション能力の育成、共感的人間
関係の醸成など、英語活動を支える教育活動の活性化も図る。
3
研究の見通し(研究仮説)
○教材や活用方法、授業展開や授業形態などの工夫改善の方向などを明らかにすることで、
英語活動の質的改善が図られるであろう。
○英語によるコミュニケーション能力の素地に係る評価の観点や評価の方法を明らかにする
ことは、児童一人一人へのきめ細かな支援を可能にするとともに、英語活動の一層の改善
充実につながるであろう。
○英語活動の工夫改善に、全校組織で計画的、系統的に取り組むことで、教師一人一人の指
導技術の一層の向上と英語活動の水準確保が図られるであろう。
4
研究の組織
校
長
教
頭
研究推進委員会
校長、教頭、教務主任、
各学年1名(含:研究主任、研究副主任、英語活動主任、中核教員、情報教育主任)
全体会
授業改善部
各学年部
調査研究部
環境整備部
【研究部】
授業改善部
○年間指導計画の形式検討
○年間指導計画の作成
5・6年…英語ノートを主教材とする指導方法の研究(35時間)
3・4年…ALTの計画をベースに月ごとの計画
(35時間)
1・2年…ALTの計画をベースに学期ごとの計画 (10時間)
○指導案の形式検討
○英語活動実践シートの集積
○指導案検討会及び研究授業の計画
○評価の観点及び評価方法の検討
調査研究部
○児童・教員を対象とした意識調査と結果の分析
○文科省が実施するアンケート等の調査の実施
○研究授業の記録
○評価の記録と分析
環境整備部
○児童の活動を中心とした学校生活全般における英語活動に関する環境整備
・英語集会の工夫
・展示コーナーの設置
・教室、廊下の掲示物の工夫
○教材開発
○職員用の資料の整備
○英語活動の学習規律の作成、教室掲示
【学年部】
など
○授業実践
5
研究の具体内容
(1)文部科学省が作成する小学校における外国語活動のための教材(「英語ノート」,
「付属C
D」
(音声教材),
「英語ノート」指導資料及び「英語ノート」準拠デジタル教材)を活用
した授業の実践
(2)外国語を通じた,言語や文化についての体験的な理解,積極的にコミュニケーションを
図ろうとする態度,外国語の音声や基本的な表現への慣れ親しみなど,コミュニケーシ
ョン能力の素地に関する評価の観点及び評価方法の研究
(3)児童の興味・関心等の学習状況の変容に関する定量的な把握及び文部科学省が実施する
アンケート等の調査の実施
(4)学級担任等を補助するためのALTや地域人材等の外部人材の効果的な活用
6
研究の方法
(1)全学級(担任)での授業研究の実施(学年ブロックごとの代表授業の公開に向けた授業
研究)
○代表授業の実施に向けて全学級(22 学級)で授業公開及び授業研究を行い、授業改善を
行った。
(2)各学年代表授業の実施(各学年から1授業を全教職員へ公開)
○各学年から1授業が提案され、全教職員で授業研究を行った。
○単元構成、授業展開、活動形態、評価方法等について検証した。
○外部講師を招聘し、授業改善に向けた指導助言を得た。
(市教委指導主事、共愛学園前橋
国際大学講師)
(3)各学年ブロックによる単元構想・授業づくりと研究の視点
○1~4年 学級活動的要素を加味した体験としての英語活動づくり
○5~6年 「英語ノートの活用」「評価」に視点をあてた英語活動づくり
・「英語ノート」活用による単元構成、授業展開、活動形態の研究
・抽出児童の活動分析による「評価」のあり方や客観性の担保に向けた研究
(4)ALT等と作成する「英語活動実践シート」(実践後のコメント付き)の集積と実践の振り返り
7
年間研究過程
月
取組の内容
4月
○研究推進委員会(今年度の研究内容・方向性)
○全体研究会(実践研究の方向性と基本的な考え方)
5月
○研究推進委員会・全体研究会(研究内容・計画、推進組織の検討)
○教材整備
○群馬大学附属小学校公開研究会参加
6月
○各研究部会(年間研究計画作成・検討)
○4年授業研究(4-1、4-2、4-3)
○4年代表授業(4-4)及び全体授業研究会
○2年授業研究(2-1、2-2、2-3)
7月
○2年代表授業(2-4)及び全体授業研究会
○伊勢崎市小学校英語活動研修会①参加
○研究推進委員会・全体研究会(各研究部会報告)
○各研究部会(夏季休業中の研究計画)
○高崎市立国府小学校訪問
○小中一貫英語教育研修会参加
8月
○共愛学園前橋国際大学訪問
○小中一貫英語教育研修会参加
○研究推進委員会・全体研究会(2学期研究計画)
○5年授業研究(5-1)
9月
○5年授業研究(5-3)
○5年代表授業(5-2)及び全体授業研究会
○6年授業研究(6-1、6-3)
10月
○全体研究会(市教育委員会訪問授業指導案検討会)
○6年代表授業〔市教育委員会訪問授業〕(6-2)及び全体授業研究会
○研究推進委員会・全体研究会(市教委及び共愛学園前橋国際大学からの指導助言のまと
め)
11月
○3年授業研究(3-2、3-4)
○3年代表授業(3-1)及び全体授業研究会
○研究推進委員会(本年度研究のまとめの方法について検討)
○京都市立藤ノ森小学校訪問
12月
○研究中間まとめの作成
○昭和女子大学附属小学校訪問
1月
○各研究部会まとめ
○研究推進委員会・全体研究会(今年度の研究のまとめについて)
○伊勢崎市小学校英語活動研修会②参加
○1年授業研究(1-1、1-2)
○研究紀要作成
2月
○1年授業研究(1-4)
○1年代表授業(1-3)及び全体授業研究会
○研究紀要作成
3月
○研究紀要発行
○実践研究報告書提出
○研究推進委員会・全体研究会(次年度研究計画の策定)
授業改善部
授業改善部の取組
授業改善部では、英語活動により、コミュニケーション能力の素地を育成するため、より効
果的な授業展開や授業形態の工夫の仕方を追求することとした。
具体的な内容は、以下の5点である。
1 目指す児童像と評価の観点
コミュニケーション能力の素地に関する評価の観点を3観点と設定し、それらを身に付けた
児童の具体的な姿について、共通理解を図った。
英語活動評価の観点と目指す児童像
評価の観点
目指す児童像
低学年
コミュニケーシ
相手や場面に応じて
楽しくコミュニケ
友達や先生と一緒
相手や場面に応じ
ョンへの関心・
楽しくコミュニケー
ーションをとろう
に楽しくコミュニ
て楽しくコミュニ
意欲・態度
ションを図ろうとし
としている
ケーションをとろ
ケーションをとろ
うとしている
うとしている
ている。
2
中学年
高学年
コミュニケーシ
相手の話を聞き取り、
相手をよく見て話
相手の話をしっか
相手の話を聞き取
ョン能力の素地
自分のことを伝える
を聞き、まねをし
り聞き、覚えた表
り、自分のことを
としての「聞く」 ことができる。
て話すことができ
現で話すことがで
伝えることができ
「話す」能力
る
きる
る
生活や文化への
生活や文化の違いに
関心・理解
関心を持ち、理解し
生活や文化の違いに気づいている
生活や文化の違い
に関心をもち、理
ている。
解している
6学年の年間指導計画の作成
1、2年・・年間 10 時間。余剰時間を活用し、英語活動の入門期として、楽しく英語に
触れる体験活動の時間とした。
3、4年・・年間 35 時間。学級活動的要素を加味した体験活動としての英語活動とした。
5、6年・・年間35時間。「英語ノート」、「付属CD」、「英語ノート」指導資料及び「英
語ノート」準拠デジタル教材を活用した指導計画を作成し、より実践的な活
動内容となるようにした。
3 英語ノートを活用した授業の指導案
英語活動の「目指す児童像」に迫るために、英語ノートの効果的な活用法や活用場面を明
確にするための授業展開を追求した。(5年生は英語ノート1・6年生は英語ノート2)
4 授業研究
コミュニケーション能力の素地に係る児童の実態と変容をとらえ、指導法の改善を図る
ために、評価の観点や評価方法を常に明らかにしながら、課題解決にむけて取り組んだ。
5 英語実践シートの集積
英語活動に全校体制で、組織的・体系的に取り組み、児童が英語活動に慣れ親しむこと
ができるよう、英語実践シートを作成した。
今年度の具体的な授業内容と、次年度への改善点を明らかにして、次年度に引き継ぐこ
ととした。
外国語活動
第1学年
月
1学期
単元一覧
第2学年
単元
内容
単元
内容
自己紹介をしよ
あいさつをして自分の名前
食べ物を知ろう
食べ物の名前をカードを使
う!
を伝える
あいさつをしよ
What’s your name?と尋ね、
う
あいさつをする
気持ちを伝えよ
How are you?と聞き、気持
スポーツに親し
What sport
う
ちを伝える
もう
と聞き合いながら、スポー
って覚える
do
you
like?
ツバスケットをする
スポーツジェスチャーゲー
ムをして、スポーツをあて
る
色を知ろう
ビンゴゲームや色カルタを
色を知ろう
通して色の名前に慣れ親し
ビンゴゲームをしながら色
の英語表現に慣れ親しむ
む
2学期
スポーツの言い
ジェスチャーゲームを通し
方を知ろう
てスポーツの言い方に慣れ
たり走ったり、動作化をす
親しむ
る
くだものを知ろ
フルーツバスケットやくだ
う
もの当てゲームを通してく
やってみよう
数を数えよう
英語表現に合わせて、歩い
言われた数の人数でグルー
プを作る
だものの名前に慣れ親しむ
動物に親しもう
動物をジェスチャーで表現
し、答える
3学期
好き嫌いはあり
「~は好きですか?」と聞
ませんか
きながらフルーツバスケッ
トをする
外国語活動
月
単元一覧
第3学年
第4学年
内容
名前カードを作り、それを
使って自己表現をする
フラッシュカードを使って
動物の名前を知る
単元
自己紹介をしよ
う
内容
名前と好きな物を含めて、
自己紹介をする
4月
単元
自己紹介をしよ
う
動物に親しもう
食べ物やスポーツの英語表
現を知り、ゲームを通して
慣れ親しむ
形を知ろう
5月
食べ物やスポー
ツを知ろう
形の言い方を知り、オリジ
ナルフラグを作って発表す
る
天気の表現を知り、ゲーム
を通して慣れ親しむ
動物に親しもう
6月
天気の表現を知
ろう
動物の名前を知り、様々な
動物の表現に、慣れ親しむ
気持ちを表現す
る言い方を知ろ
う
How are you?と尋ね、気持
ちを伝える
数を数えよう
How many~?と質問し合
い、いろいろな物の数を数
える
色や形を知ろう
色や形の表現に慣れ親しむ
数を数えよう
How many~?と質問し合
い、いろいろな物の数を数
える
数をかぞえよう
How many?と質問し、い
ろいろな物を数える
曜日をおぼえよ
う
曜日の言い方を知り、友だ
ちと会話を進める
学用品の名前を
覚えよう
身のまわりのさまざまな学
用品の名前を知り、繰り返
して発音する
あいさつや自己
紹介をしよう
あいさつや自己紹介をし、
名刺を交換しあう
曜日を知ろう
曜日の言い方を知り、まね
をして発音する
天気の言い方に
慣れ親しもう
天気の言い方やスポーツの
表現を知り、カード交換ゲ
ームをおこなう
身体の部分の表
現を知ろう
身体のさまざまな部分の表
現を知り、ジェスチャーを
する
学用品の名前を
おぼえよう
身の回りのさまざまな学用
品の名前を知り、友だちと
会話を楽しむ
left
or
right
英語を良く聞き、キャンデ
ー探しなどのゲームを進め
る
身体の部分をお
ぼえよう
身体のさまざまな部分の表
現を知り、英語を聞いて絵
を描く
left
or
right
英語を良く聞き、キャンデ
ー探しなどのゲームを楽し
む
1 年間の学習内容を取り入
れた爆弾ゲームをする
left
英語を良く聞き、キャンデ
ー探しなどのゲームを進め
る
1 年間の学習内容を取り入
れたすごろくゲームをする
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
学習のまとめを
しよう
or
right
学習のまとめを
しよう
外国語活動
第5学年
月
4月
単元一覧
第6学年
単元
内容
単元
内容
世界の「こんに
世界の国々のあいさつを知
アルフ ア ベット
アルフ ア ベットの大文字の
ちは」を知ろう
り、友達とあいさつをし合
で遊ぼう
読み方を知り、大文字とそ
い、名刺を交換する
5月
ジェスチャーを
ジェスチャーの大切さを知
いろいろな文字
アルフ ア ベットの小文字の
しよう
り、感情や様子をジェスチ
があることを知
読み方を知り、大文字と小
ャーをつけて伝える
ろう
文字を書き、紹介しあう
数で遊ぼう
6月
7月
の読み方を一致させる
1~20までの言い方を知 友達の誕生日を
12 ヶ月の言い方を知り、自
り、数を扱ったゲームを友 しよう
分や友達の誕生日を尋ねた
達と行う
り答えたりする
自己紹介をしよ
自分の好き嫌いを相手に伝
できることを紹
どのようなことができるか
う
えたり、友達に好き嫌いを
介しよう
を友達に尋ねたり答えたり
尋ねたりする
8月
する
自己紹介をしよ
自分の好きなものを含め
できることを紹
自分ができることを発表し
う
て、自己紹介する
介しよう
たり、友達の発表を理解し
たりする
9月
いろいろな衣装
衣服の言い方や買う時の表
を知ろう
現を知り、聞き手に自分が
を使って、道案内をしたり
買ったものを伝える
目的地に行ったりする
外来語を知ろう
10月
道案内をしよう
ほしい物を尋ねたり要求し
行ってみたい国
行きたい国を理由とともに
たりして、フルーツパフェ
を紹介しよう
話したり、友達の行きたい
を作り、紹介する
11月
クイズ大会をし
What’s
よう
達と会話し、クイズ大会を
this?を使って友
国と理由を理解したりする
自分の一日を紹
自分の生活に関する表(生
介しよう
活表)を作成し、自分の一
楽しむ
時間割を作ろう
12月
日を紹介する
教科の言い方を知り、自分
オリジナルの劇
「大きなかぶ」のおもしろ
のオリジナル曜日時間割を
をつくろう
さを知り、オリジナル劇
作成する
時間割を作ろう
1月
方向や動きを指示する表現
「大きなかぶ」をつくる
グループで作成した時間割
オリジナルの劇
オリジナル物語を練習し、
を発表する
をつくろう
発表したり、他のグループ
の発表を聞いたりする
2月
ランチ・メニュ
日本と外国の朝食を知り、
将来の夢を紹介
様々な職業の言い方を知
ーを作ろう
食べ物や料理を表す語を発
しよう
り、将来つきたい職業につ
音する
3月
いて尋ねたり答えたりする
ランチ・メニュ
グループで作成したランチ
将来の夢を紹介
スピーチ・メモをもとに、
ーを作ろう
メニューを紹介する
しよう
自分の夢を紹介する
外国語活動
1
2
3
学習指導案
単 元 名 :Lesson 3 数字で遊ぼう
(第 1/3時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(16、17 ページ)、名刺大の紙、CD プレイヤー、ストップウォッチ、
本時のねらい:○世界には様々な数字の数え方があることを知る(生活・文化)
○英語などのじゃんけんを通して友達とコミュニケーションをとることができる。
(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
導入 1.あいさつをする。
れるように既習の英語で質問
ら賞賛する。(HRT&ALT)
ALT と天気や今日の日付
2分
を行う。
などについて受け答えを行
○いろいろな言葉で「じゃんけん」をす ※本時の学習内容を伝え、めあ
3 分 う。
てを明確にする。
ることを知らせる。(HRT&ALT)
2.単元の学習内容を知る。
じゃんけんと 10 までの数 ○数と数字が一致するように黒板に掲 ※1~10 の数について理解でき
るようアクセントを意識させ
示した数字を指しながら発音する。
を復唱する。
ながら繰り返し練習させる。
(HRT)
主活 3.英語のじゃんけんを行 ○児童全員と ALT で英語のじゃんけん ※英語や韓国語、中国語でのじ
ゃんけんの仕方を知らせるこ
をするように指示する。(HRT)
う。
動へ
とにより、日本以外の国でも
児童全員と ALT とでじゃ
の準
同じようなゲームがあること
んけんをする。負けた児童
備
を理解させる。
から座っていき、最後まで
10 分
△じゃんけん用の紙
残った児童が勝ちとなる。
4.教室内で出会った友だち ○一人一人に名刺の大きさのカードを ※時間内にたくさんの数を集め
られるようにさせる。
一人10枚配る。(HRT&ALT)
と英語でじゃんけんをす
る。勝った子は負けた子か ○時間内にたくさん紙を集めようと励 △ストップウォッチ
△CD プレイヤー
ます。(ALT)
ら、紙を1枚もらう。
○CD のじゃんけんのかけ声を聞かせ、 ※日本語とは違うイントネーシ
主な 5.英語ノーP16 の Let’s
ョンや発音に気付かせるよう
どこの国の言葉かを予測させる。
Play を行う。
活動
にする。
(HRT)
いろいろな国のじゃんけ
10 分
○韓国語や中国語、英語のうちのどの国 △じゃんけん用の紙
んを練習する。
の言葉でじゃんけんをするか、指示す △ストップウォッチ
教室内の出会ったパート
□友達と活動を行っているか確
る。(HRT)
ナーといろいろな国のじ
かめる。(観察)
ゃんけんをする。(やり方 ○児童の中に入り、一緒にじゃんけんゲ
※どの言語やジェスチャーがよ
ームをする。
(ALT)
は英語のじゃんけんゲー
くてどれが悪いというような
○CD を聞かせ、1~10 までの言い方は何
ムと同じ)
15 分
印象をもたないように、発言
語か予想させた後、再度CDを聞かせ
6.英語ノート P17 の Let’
や驚き方に十分に注意する。
英語ノート P17 の四角の中に番号を
s Listen を行う。
※様々な数え方のジェスチャー
書かせる。(HRT&ALT)
CD を聞いてどこの国の言
があることに興味を持って話
○CD を聞かせる際、指を使った数え方
葉か推測する。
しを聞こうとする。(観察・英
をジェスチャーしながら数える。
Let’s listen to the CD.
語ノート)
(ALT)
Is this Chinese?
英語ノート P17 の四角に番 ○日本との違いや似ているところなど
気付いたことを話し合わせる。(HRT)
号を書き込む。
復習 7.本時の振り返りを行う。 ○本時の中で自分が発音を意識できた、 ※1~10 の数を自信を持って声
に出しているか確認する。
たくさんの人とコミュニケーション
5分
数字を担任と一緒に復唱
をとれたかなどが振り返ることがで
し、本時の復習を行う。
きる投げかけを行う。
5
評価規準
○いろいろな国のじゃんけんや数字の言い方の違いに気付いている。
(生活・文化)
○英語や中国語のじゃんけんを通して、友人とコミュニケーションを楽しむことができる。
(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○児童にとって身近なじゃんけんを使って他文化言語を紹介し異文化理解の態度を養うことができたことは効
果的だったと感じる。その後のクラスでも色々な国の言い方でじゃんけんが行われていた。
外国語活動
1
2
学習指導案
単 元 名 :Lesson 3 数字で遊ぼう
(第2/3時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(18、19 ページ)、フラッシュカード(数字1~20)、実物投影機、
CD プレイヤー
3 本時のねらい:○ゲームや活動を通して1~20までの数字の表現に慣れ親しむ。(関・意・態)
○数字を用いて友達とコミュニケーションをとることができる(話す・聞く)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
復習 1.あいさつをする。
れるように既習の英語で質問
ら賞賛する。(HRT&ALT)
ALT と天気や今日の日付
2分
を行う。
などについて受け答えを
※児童にとって難しく感じるで
行う。
あろう 11~20 をよく理解でき
○音と数字が一致するように黒板に掲
2.前時の復習を行う。
るようアクセントを意識させ
示した数字を指しながら発音する。
1~20 の数字を ALT に続い
5分
ながら繰り返し声に出して練
(HRT)
て復唱する。
習させる。
主活 3.英語ノート P18 の Let’s ○CD を聴かせ、数字を読みながら全員 △CD プレイヤー、実物投影機
※机間支援を行い、数字を追え
で答えを確認する。
Listen を行う。
動へ
ない児童には今どの数字を言
数字を聞いて、聞こえた順 ○実物投影機で線をなぞりながら、答え
の準
っているか復唱しながらアド
を確認する。(拡大印刷したものでも
に線でつなぎ絵を完成さ
備
バイスを行う。
可能)
せる。
8分
※答えあわせと一緒に ALT がゆ
4.ストップウォッチゲーム
っくり読みながら確認する。
○ストップウォッチで各チームの時間
を行う。
△正解の図の拡大図
を計り、記録する。(HRT)
班(5~6名)になり数字
○発音が良い班は賞賛し意欲を高める。 △ストップウォッチ
を言う練習を行う。
17 分
(ALT) ※スピードだけでなく発音の良
1~20までの数を班で
い班も評価することを伝え、
順番に言い、
タイムと発音
アクセントに気をつけて練習
のきれいさを競う。
できるようにする。
□発表を聞き取り、児童の様子
を観察する。
(観察)
主な 5.英語ノート P19 のピラミ ○一緒にピラミッドゲームを行う。(英 □適宜児童と活動を行い、友達
同士でコミュニケーションを
語ノート P19 のピラミッドに数字を
ッドゲームを行う。
活動
図り、数字を伝え合おうとし
記入し、自由に動いて友達とジャンケ
10 分 A:Hello.
ているかどうか、児童の実態
ンを行い、勝った児童は自分のビンゴ
B:Hello.
や成果を確かめられるように
シートに書いてある数字を言い、印を
A&B:Rock,scissors,paper,o
する。
つけられる。負けても印がついてなけ
ne,two,three.
ればつけられる。全部つけられたら終 (観察・英語ノート)
B:five.
わり。)
A:O.K.
A&B:Good-bye.
復習 6.本時の振り返りを行う。 ○本時の中で自分が発音を意識できた、 ※振り返りの投げかけは本時の
めあてや評価規準に沿ったも
たくさんの人とコミュニケーション
3分
数字を担任と一緒に復唱
のを投げかける。
をとれたかなどが振り返ることがで
し、本時の復習を行う。
きる投げかけを行う。
5
評価規準
○発音の違いに気付いたり、英語の音声をまねしたり、自分で使ったりしようとしてみる。
(聞く・話す)
○ピラミッドゲームやストップウォッチゲームを通して友人とコミュニケーションを楽しむことができる。
(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○英語ノート P18Let’s listen では、付属 CD のスピードが速く、ランダムに数字を言っていくため、速さにつ
いていけない児童が多く散見された。苦手意識を作らないためにも担任や ALT が児童のスピードにあわせて読
んだり、あらかじめ数字がランダムで出ることを伝えておいたりするなど改善の余地がある。
外国語活動
1
2
3
4
学習指導案
単 元 名 :Lesson 3 数字で遊ぼう
(第3/3時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(20 ページ)、ワークシート(5種類)、コマ、ゲームシート
本時のねらい:○数字のゲームを通して、友達とコミュニケーションをとることができる。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
復習 1.あいさつをする。
れるように既習の英語で質問
ら賞賛する。(HRT&ALT)
ALT と天気や今日の日付
2分
を行う。
などについて受け答えを
行う。
○音と数字が一致するように黒板に掲 ※ 指 示 さ れ た 数 字 を 抜 か し た
り、その代わりに手をたたく
示した数字を指しながら発音する。
3 分 2.前時の復習を行う。
などし児童の実態に合わせ
(HRT)
1~20 の数字を ALT に続い
て、工夫をして何度も練習さ
て復唱する。
せる。
主活 3.How many ~?のゲーム ○一人に一枚ずつ、犬や猫やリンゴの描 ※この活動を通して児童に数を
何度も聞かせたり、積極的に
いてある数の違うプリントをランダ
をする。
動へ
発言したりする機会を与え、
ムに配る。(HRT&ALT)
の準 A:Hello.
数の言い方に慣れ親しませる
○その紙をもって、友だちに聞いて答え
備
B:Hello.
ようにする。
させるゲームを教師が例示する。
15 分 A:How many dogs?
△ワークシート
(HRT&ALT)
B:Five dogs.
○質問し終わったらプリントを交換し ※自信を持ってゲームに挑める
A:How many cats?
よう練習時間をたくさんと
ながら多くの人とコミニュケーショ
B:Three cats.
る。
ンを図りながらゲームを行うように
A:Bye!
□友達と質問をし合って活動に
指示する。(HRT)
B:Bye!
取り組めているかどうか確か
○ALT の発音の後について質問の言葉
める(観察)
がはっきり言えるようになってから
ゲームを行う。(HRT)
主な 4.英語ノートの P20 のスネ ○拡大コピーしたゲームシートでゲー △ラダーズゲームのシート
△コマ(消しゴムなどでも良い)
ムの説明をする。(HRT &ALT)
ークス・アンド・ラダー
活動
(それぞれコマを持ち、順番を決める。 ※ゲーム中の数の発音も大事な
ズ・ゲームをする。
20 分
ことを伝え、声を出してゲー
1番目の児童は、2番目の児童とじゃ
ゲームのルールを知る。
ムができるようにさせる。
んけんをし、勝ったら決められた数の
Let’s play Snakes and
分コマを進める。止まったマスに書か ※進むマスの数を決めるのは、
Ladders Game.Meke groups
じゃんけんでなくてもよく、
れている数字を言う。言えなければ元
and everybody needs sn
トランプ・カードやさいころ
に戻る。
eraser.If you win rock,
を利用しても良い。
止まったところにヘビの頭があれば、
you can move up your piece
ヘビの尻尾のところまで、はしごの下 ※同じようなシートを作成して
1 square. If you land on the
マスの数を増やしても良い。
があれば、はしごの上のところまで行
bottom of the ladder, you
く。1番初めにゴールまで行けた児童 ※友達同士でコミュニケーショ
can move up to the top.
ンを図り、数字を伝え合おう
が勝ちとなる。)
としているかどうか、児童の
グループ(5~6名)にな ○1~20 の数をゲームシートで確認さ
実態や成果を確かめられるよ
せる。(ALT)
りスネークス・アンド・ラ
うにする。(観察・発言)
○グループでゲームをさせる。(HRT)
ダーズ・ゲームをする。
復習 5.本時の振り返りを行う。 ○たくさんの人とコミュニケーション ※振り返りの投げかけは本時の
めあてや評価規準に沿ったも
をとれたか、積極的にゲームに参加で
5分
数字や数のたずね方を担
のを投げかける。
きたかなどが振り返えられる投げか
任と一緒に復唱し、本時の
けを行う。
復習を行う。
5
評価規準
○数をたずねたり、答えたりして、英語での数の言い方を知る。(聞く・話す)
○積極的にゲームに参加して、友人とのコミュニケーションを楽しむことができる。(関心・意欲・態度)
6
指導後の反省点等
○3のインフォメーションギャップを用いた活動は、児童の知的好奇心を高め、活動が活発に行われた。
○スネークスアンドラダーズを外国のすごろくとして楽しそうに取り組んでいた。
外国語活動 学習指導案
1 単 元 名 :Lesson 6 外来語を知ろう
(第1/4時限)
第 5 学年
2 使 用 教 材 :英語ノート(36、37 ページ)、外国語絵カード、ワークシート、CD、消しゴム
3 本時のねらい:○外来語について興味を持ち、身近な外来語を集めようとする(関・意・態)
○外来語とそのルーツとなる語とでは,音が違うことに気付く(生活・文化)
4 本時の展開
※指導上の留意点
学級担任(HRT)及び
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
挨拶 1.あいさつをす ○全体に挨拶をする。天気や今 ※児童が既習の英語を用いて,挨拶をしたり答え
たりすることで,既習の英語を反復する機会を
日の日付などについて,英語
る。
5分
で簡単な発問をする。(HRT&ALT 作っていく。
)
導入 2.身近な外来語 ○知っている外来語を隣同士で △英語ノート、CD
出し合うように指示する。(HT ※児童が生活の中で外来語として知っている単
について探しワ
15分
語を導入に扱うことにより,児童にそれらが外
R)
ークシートに記
来語であること,また,それらともとの英語と
入する。。
Looking for foreign words.
では発音が違うことに気付かせるようにする。
例:ゴリラ,バナ (ALT)
□各グループに外来語を自由に出させることによ
ナ,テレビ,ギター
り,外来語が身の回りにたくさんあることに気
,カンガルー,ミル
付かせたり、具体例を取りあげながらたくさん
ク,カメラ,ドーナ
外来語を探せるように支援する
ツ,トマトなど
(ワークシート)
主な 4.HRTやALTの発 ○ALTとHRT は36,37ページの絵 ※言葉は,地域や国独特のものであるが,人や物
が国を超えて行き来するとともに,言葉も行き
を発音する。
音を聞いて,英
活動
来し,作られていくことを知らせ,言葉のおも
語ノートP36,37
20分
しろさを感じとらせるようにする。
の絵を指さす。
△英語ノート
外来語絵カード 消しゴム
5.英語ノートP36 ○キーワードゲームのやり方を
デモンストレーションで示す。 ※隣同士で絵を探せるよう,2人の間に1冊の英語
のLet’s Play1
ノートを用意する。
キーワードゲ ①ペアになり,机をはさんで向き
※ALTの発音を聞いて実際に発音させてみること
合う。
ームを行う。
により,外来語とその下の英語の発音が違うこ
②机の中央に消しゴムを置き,英
とを児童が理解できるようにする。
語ノートのP.36,37の絵の単語
から1つ,キーワードを決め, ※児童があげる外来語の中には,音の違いだけで
はなく,テレビやパンツなどの和製英語も含ま
絵カードを見てみんなで確認
れていると思われる。それらについては,もと
する。
の語を発音して聞かせ,音だけでなく外来語に
③指導者が言う単語を繰り返し
はもとの語を省略したり,もとの語の意味と違
て言う。
うものになったりしていることに気付かせる。
④指導者がキーワードに当たる
単語を言ったら,それを繰り返 □外来語とそのもとの英語との音に意識しなが
さず,消しゴムを取る。取った らキーワードゲームに取り組んでいる。
<観察>
方が1ポイントもらえる。
復習 6.振り返りをす ○児童の英語を使おうとする態 ※次時の意欲につながるように,具体的に児童の
良かった点を評価する。
度面について良かったところ
る。
5分
を賞賛する。(HRT&ALT)
5
評価規準
○身の回りにある外来語を探してワークシートに記入している(関・意・態)
○外来語と英語の発音の差に気付いてキーワードゲーム楽しんでいる(生活・文化)
6
指導後の反省点等
○キーワードゲームにおいて、ゲームに集中しすぎて発音がおろそかになっていた。HRTやALTに続いて単語を
しっかりと発音できるようルールを徹底・確認する必要があった。
○英語ノートにある語以外を混ぜて使っても効果的だろうと感じた。特に次の時間で使用するフルーツの言い
方を混ぜておくと次時やそれ以降の活動における児童の負担が軽くなりそうだと感じた。
外国語活動
1
2
3
学習指導案
単 元 名 :Lesson 6 外来語を知ろう
(第2/4時限)
第 5 学年
使 用 教 材 : 英語ノート(36~39 ページ)、フラッシュカード、児童用カード、プロジェクター、PC
本時のねらい:○What do you want ?と~, please.の表現に慣れ親しみ、友達とコミュニケーションを図
っている。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
※一人ひとりに挨拶することに
○全体にあいさつをする。
復習 1.あいさつをする。
より、英語でやり取りする機
ALT と天気や今日の日付 ・指導者二人で児童を分担して一人ひと
2分
会を持たせる。
りの児童とも挨拶をする。
などについて受け答えを
行う。
※目標を持って授業に取り組め
準備 2.英語ノートの P36、37 の ○本時のめあてを提示する。
るようめあてを黒板に掲示す
「友達の注文を聞いたり、自分の欲し
Let’s Play 1のキーワ
7分
る。
いものを伝えたりしよう。」
ードゲームをする。
10 分 3.英語ノート P39 の Let’s ○Let’s Listen 2 のやり方を説明し、 ※英語を聞く意識を高められる
ようにキーワードゲームを行
英語ノート P39 を開けさせ活動を行
Listen 2 を行う。
う。
わせる。
指導者の英語を聞いて、
ケ
ンとマイとが何を注文し ・状況を説明する。ケンとマイ、ケンの △スクリーン、プロジェクター、
PC
母親がレストランにいる。店員が2人
たかを聞き取り、それぞれ
に注文を聞き、2人がメニューから選
のメニューを○と□で囲
んで注文をしている。
む。
・2人が何を注文したかをスクリーンで
確認する。
○ALT は食べ物を見せながらどの食べ ※必要な表現を自然と使えるよ
うに児童に尋ねていく。
物が欲しいかを児童に尋ねる。
○What do you want ?や~,please.の意 ※理解して活動に取り組めるよ
うに表現の意味を確認する。
味を確認する。
○レストランゲームを行うことを告げ、 ※活動の会話の流れを掴ませる
主な 4.レストランゲームを行
ために HRT と ALT とボランテ
やり方を実演しながら説明する。
う。
活動
ィア児童数人で実演する。
・必要表現の発音練習を行わせる。
18 分 A: Hello!
△フラッシュカード、配布用カ
○クラスを店員さんとお客の半分ずつ
B: Hello!
ード、
に分ける。カードを一人6枚配布す
A: What do you want?
る。店員は What do you want?お客は □発言や観察から What do you
B: ○○, please.
want ?と~, please.の表現に
~,please.の表現を使い店員は持ち
(○○は食べ物)
慣れ親しみ、友達とコミュニ
カードがなくなるまで注文を聞いて
A: please. (Sorry.)
ケーションを図っているかど
くる。
B: Thank you.
うか、児童の実態と成果を確
※手持ちのカードは見せない。
A: Bye!
かめられるようにする。(観
※同じ人には一度しか聞けない。
B: Bye!
察・発言)
○店員とお客を交代して行う。
復習 5.英語ノート P37 の Let’s ○Chants をまとめとして行うことを告 ※歌っている内容や歌詞が理解
できるようにスクリーンに表
げる。
Chant を行う。
8分
示する。
・一度聞かせてから歌わせる。
○児童の英語を使おうとする態度面に ※ 次 時 の 意 欲 に つ な が る よ う
に、具体的に児童の良かった
ついてよかったところを言う。
点を評価する。
5
評価規準
○積極的に相手の要求を聞いたり、自分の要求を伝えたりする活動に意欲的に取り組んでいる。(関・意・態)
○活動に必要な表現を積極的に用いて友達とコミュニケーションを図っている。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○キーワードゲームは指導書の用に発音させてから取った方が良い。消しゴムを増やしたり、人数を変えたり、
ひっかけを入れたりと工夫しだいで楽しめる効果的な活動にすることができる。
○レストランゲームは店員とお客と分けたことで実際の状況に近い設定を行うことができ効果的だと感じた。
○チャンツでとりあげる語が少なく、扱いづらい。担任による工夫が必要。
外国語活動
1
2
3
4
学習指導案
単 元 名 :Lesson6 外来語を知ろう(第3/4時限)
第 5 年
使 用 教 材 :英語ノート(40,41 ページ)、CD、果物カード、巻末絵カード、拡大パフェやカード
本時のねらい:○欲しい物を尋ねたり、要求したりして、友達のフルーツパフェを作る。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○全体に挨拶する。指導者2人で児童を ※1人ひとりと挨拶することに
復習 1.挨拶をする。
より、指導者と1対1で英語
分担して1人ひとりの児童と挨拶す
学習した質問文を使って
5分
でやり取りをする機会を持た
る。
ALT と英語でやりとりす
せるようにする。
る。
○今日の学習内容とめあてを押さえる。
2.前時の学習を振り返る。 ○Let's Lesten2(P39)を見て CD を聞く △英語ノート、CD
ことで前時の確認をする。
3.What do you want?
△果物カード
~,please.の復習を行う。 ○カードを掲示しながら発音させる。
準備 4.オリジナルフルーツパフ ○指導者2人は、絵カード(拡大版)を △パフェの入れ物絵カード、巻
末絵カード(拡大版)、英語ノ
使い作り方や紹介の仕方を分かりや
ェの作り方を知る。
20 分
ート
すく実演する。(P41 のパフェの入れ
物の絵の上に、巻末絵カード(果物が ※実際に入れ物や果物絵カード
カットされたもの)を切りのせてオリ
の拡大版を黒板に貼り、やり
ジナルフルーツパフェを作り、互いに
方を示すことにより、児童に
①オリジナルフルーツパフ
自分の作ったパフェを紹介する)
やり方を十分に理解させるよ
ェを作る。
うにする
ALT:This is my parfait.I like apples,
②英語ノート P40 の
pineapples and strawberries
Activity1 を行う。ペアで
HRT:This is my parfait.I like melons,
互いのパフェを紹介し合
cherries, grapes and apples
う。
主な 5.英語ノート P41 の絵を使 ○ペアになり互いに作り合うように話 ※店員や客のやり取りがしっか
りできているか、そばで聞い
す。(英語ノートと巻末絵カードを交
いショッピングゲームを
活動
たり、上手く話せない児童に
換し、店員と客に別れ活動する。店員
行う。
15 分
は助言をしたり、一緒に発話
は What do you want?と尋ね、客は
客:Hello.
したりする。
欲しい果物を~,please.で答える。店
店:Hello,
員は要求された巻末絵カードを相手 △英語ノート、巻末絵カード
What do you want?
の英語ノート P41 のパフェの入れ物
客:~~,please.
の絵の上に置き、できあがったら客に ※英語での対話の楽しさを実感
店:How many?
させる。
返す。)
客:Three, please.
□欲しい物を尋ねたり、要求し
H:Hello.
店:Here you are.
たりして友達のフルーツパフ
A:Hello, What do you want?
客:Thank you.
ェを作ることができているか
H:Peach, pineapple and melon, please.
店:You’re welcome.
どうか活動に参加して確認す
A:OK. Here you are.
る。(観察、英語ノート)
H:Thank you.
A:You're welcome
6.英語ノート P38 の Let’s ○何の食べ物なのかを全体で確認した
後に CD を聞かせ、国と食べ物を一致さ
Listen1 を行う。
どこの国の食べ物なのかを せる。
考え線で結ぶ。
復習 7.本時の振り返りを行う。 ○児童の英語を使おうとする態度面や、 ※ 次 時 の 意 欲 に つ な が る よ う
会話の態度について良かったことを言 に 、具体的に児童の良かった
5分
点を評価する
う
5
評価規準
○欲しい物を尋ねたり、要求したりして友達のフルーツパフェを作っている。(関・意・態)
○英語の「何が欲しいですか?」「~をお願いします」や果物の表現を使っている。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○フルーツパフェのカードを作成するのに時間がかかり、45分で行うには内容が多かった。
○できあがるフルーツパフェが見栄えのする物でないので児童の関心が低かったように感じた。カードを四角で
はなく、フルーツの形に切り抜くなど完成形を考慮したフルーツやアイス等の切り抜きがあると良い。
外国語活動
学習指導案
1
2
3
4
単 元 名 :Lesson 6 外来語を知ろう(第4/4時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(41 ページ)、フラッシュカード(果物絵カード)、CD
本時のねらい:作ったフルーツパフェを友達に紹介する。
(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○全体に挨拶する。指導者2人で児童を ※1人ひとりと挨拶することに
復習 1.挨拶をする。
より、指導者と1対1で英語で
分担して1人ひとりの児童と挨拶す
学習した質問文を使って
5分
やり取りをする機会を持たせ
る。
ALT と英語でやりとりす
るようにする。
る。今日の活動の説明をす
る。
※テンポよく言わせることで飽
○果物絵カードを見せながらチャンツ
5分
きさせないようにする。
を言う。
2.チャンツを言う。
△果物絵カード、CD
apple, kiwi, strawberry, banana,
melon, pineapple, lemon, grapes…
主な 3 . 英 語 ノ ー ト P41 の ○事前に指導者が作ったいくつかのフ ※クイズ仕立てにすることで、ヒ
ントを聞き話すことが、児童に
ルーツパフェを紹介しながら黒板に
Activity3 誰 のフル ーツ
活動
興味深く「聞く」「話す」活動
貼る。
パフェか当てようを行う。
30 分
へとつなげる。また、本単元で
・最初に指導者のフルーツパ Look, here is a coffee shop. We have
学習した、What do you want?
many kinds of fruit parfaits.
フェを当てる。
~~please.を聞いたり、発話
No1 Strawberries, pineapple, banana
したりして、まとめとすること
and apple. No2 Melon, lemon, apple and
ができる。
banana.No3 kiwi, lemon, apple, and
△英語ノート
grape.No4・・・・
Now, one of them is ~ sensei’s ※実際に指導者の作ったいくつ
かのフルーツ・パフェ(拡大版)
parfait. Which is it? Listen to us.
を黒板に貼り、分かりやすくク
A:~sensei, what do you want?
イズのやり方を示すことによ
H : Apple, lemon, kiwi and grapes,
り、児童にやり方を十分に理解
please. Everyone, which one is ~
させるようにする。
sensei's parfait? No1? No2?
○同じ方法で、友達のフルーツパフェを
探すよう指示する。
① 数名の児童に英語のノートを持って ※指導者は、児童が自分の作った
パフェをクイズ形式で紹介で
前に来させる。
4.児童の紹介で誰のフルー
きるか聞き、言いにくそうにし
② 英語ノートを集め、それぞれのパフ
ツパフェか当てる。
ている児童には一緒に発話し
ェのページを他の児童に見せる。
全員:What do you want?
たりする。
③ 前に出ている児童1人に、クラス全
児童:○○,please.
員で what do you want?と尋ねる。 △英語ノート
(○○はフルーツ)
④ 前にいる児童はそれに答えて、自分 □誰のフルーツパフェか考えて
全員:考えて答える。
質問を投げかけ、発言してい
のパフェの中身を紹介する。
る。(観察・発言)
⑤ その中身をヒントに、前にあるパフ
ェのうちどれがその児童のものか、
全員で考える。
復習
5分
5.本時の振り返りを行う。 ○児童の英語を使おうとする態度につ
いて、英語について良かったことを言
う。
※次時の意欲につながるように、
具体的に児童の良かった点を
評価する。
5
評価規準
○「~をお願いします」という表現を使って、自分の作ったフルーツパフェを紹介する。(聞く・話す)
○友達に「何が欲しいですか?」という表現を使いヒントを聞くことができる。
(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○4の活動が間延びした。デジタル版(ICT 教材)を活用したり、ワークシートを活用したりすることで児童の
興味関心を引きつけ、友達の英語を聞くという態度をしっかりと養っていきたいと感じた。
外国語活動 学習指導案
1
2
3
単 元 名 :Lesson 7 クイズ大会をしよう
(第1/4時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(42~45 ページ),英語ノートデジタル版、動物のカード,プロジェクター
本時のねらい:○教師の発言を聞き取り、動物を探そうとする。(関心・意欲・態度)
○What’s this ? It’s a ~.の表現に慣れ親しむ。(聞く・話す)
4 本時の展開
※指導上の留意点
学級担任(HRT)及び
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
挨拶 1.あいさつをす ○全体に挨拶をする。英語で天気 ※児童が既習の英語を用いて,挨拶をしたり答
えたりすることで,既習の英語を反復する機
や今日の日付などについて簡
る。
5分
会を作っていく。
単な発問をする。(HRT&ALT)
※児童の興味を引くものを提示し,What's this
2.Lesson7の内容 ○Lesson7の説明をする。
?と質問する状況を把握できるようにする。
について見通し
これは何か?という質問に対し
を持つ。
て, 動物の名前を答える活動
をすることを説明する。
HRT: What’s this? It’s a~.
導入 3.英語ノートP42 ○P42,43の絵を見せ,その中に隠 □学級担任は,ALTが児童とのやりとりをしてい
る間,児童の立場になって共に答えたり,ALT
,43のLet’s Enj れている動物を見つけるよう指
15分
の質問や説明を児童が理解できるように,絵
示する。
oyを行う。
を指し示したり,ALTの言葉を繰り返しながら
絵を見て,隠れて ○答え合わせを付属のデジタル
児童の取り組みを確認する。(観察・発言)
教材をスクリーンに映しなが
いる動物を探す
ら行う。
△英語ノート
。
主な 4.Charades ゲー ○Charades ゲームを、ジェスチ △動物のカード,プロジェクター
ャーを使って6人グループでゲ ※ジェスチャーの前には,ALTとHRTでゲームの
ムをする。
活動
やり方の見本を見せるようにする。
ームをすることを説明する。
15分 (ジェスチャーを
※中には,ジェスチャーをするのが苦手な児童
行い何の動物だ 例:What's this?'
も予想されるので,HRTが児童とともに考えた
It's a lion.
かをグループで
りジェスチャーをしたりする。
当て合う)
A: What’s This? ○動物のカードを、プロジェクタ ※絵の中には,児童が知らない単語もあるので,
日本語で答えてもよい。それを指導者が英語に
ーを用い提示し,それが何かを
B: Ummm.
直し,紹介する。
尋ねる。答え合わせにも,プロ
C: It’s a cat!
ジェクターを用いる。
□HRTは単にそれが何かを尋ねるだけでなく,水
族館の絵をもとに,どんな魚がいるか,何人子
どもがいるかなど,様々な質問を投げかけ児童
5.英語ノートp.4
とやりとりをし,児童の実態や成果を確かめら
4,45のActivity
れるようにする。(観察・英語ノート)
を行う。
水族館絵を見て,
その部分が何か
を改めて答える。
復習 振り返りをする。 ○児童の英語を聞こうとする態 ※次時の意欲につながるように,具体的に児童
の良かった点を評価する。
度やたくさん動物について探せ
5分 ・挨拶をする。
たことについて良かったところ
を賞賛する。
5
評価規準
○担任やALTの発言を聞き、隠れた動物を探したり、何なのかを考えたりしている。(関心・意欲・態度)
○What’s This?の表現を使ったゲームに参加し、活動を楽しんでいる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○活動の答え合わせで付属デジタル教材を活用できた。解答の確認や活動の活性化にとても有効的である。
○4のジェスチャーゲームでは担任が児童の実態に合わせて動物の種類を選定する必要性を感じた。
○正解のときや間違えたときの英語での反応をはっきりと例示しなかったため、「正解って英語で何て言うん
だろう?」というつぶやきが多かった。児童への負担を軽減するために言語材料をシンプルにしぼったのが
逆に不自然な会話の流れになり活動がぎくしゃくしてしまった。
外国語活動
学習指導案
1
2
3
4
単 元 名 :Lesson 7 これは何ですか
(第2/4時限) 第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(47、48ページ)、絵カード、CD、漢字カード、箱、箱の中に入れる物
本時のねらい:○クイズを出す活動を通して、What's this?の表現に慣れ親しむ。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
導入 1.あいさつをする。
れるように既習の英語で質問
ら賞賛する。
(HRT&ALT)
ALT と天気や今日の日付
5分
を行う。
など、受け答えを行う。
・How are you?
△絵カード、CD
・What day is it today ?
※いきなりチャンツをいうので
10 分 2.英語ノート P45 の Let’s ・How’s the weather today?
はなく、今までに学習した単
Chant を前時の復習とし ○絵カードや実物の一部を見せ、それが
語の絵カードを使って、それ
何かを尋ねる。
て行う。
が何かを尋ねることにより、
○絵カードを見せながら、チャンツを紹
前時に学習したことを思い出
介し、ともにリズムに合わせて言う。
させるようにする。
主活
動へ
の準
備
10 分
3 . 英 語 ノ ー ト P46 の ○漢字カードを見せ、それを何と読むか
尋ねる。
Activity1 を行い、漢字
(海星・海老・海月)を見 ・Please open your textbook to page 46.
て、それが水族館のどの生 ・Can you read these?
き物かを考え、読み方を推 ・Can you guess what it is?
測する。
○答えを英語ノート P46 の
表に書く。
○英語ノート P44,45 の水族 ・How many starfish/lobsters/jelly
館にそれぞれいくついる fish are in the aquarium?
か数えて表に書く。
△英語ノート
△漢字カード
※それぞれ2つめの漢字「星」
「老」「月」に注目させること
により、これらをヒントに英
語ノート P44,45 のどの生き物
かを考えさせる。この部分に
児童自らが気付き、漢字の面
白さを理解できるようにす
る。
主な
活動
4 . 英 語 ノ ー ト P 47 の
Activity2 を行う。
ブラックボックスの中に
手を入れて、
中に何が入っ
ているかを予想して答え
る。
見ている児童は、前に出て
い る 児 童 に 、 What's
this?と言う。児童は、予
想して答える。
○ブラックボックスを見せ、クイズをす
ることを告げる。
○箱の中に入れる物の発音を確認す
る。
○HRT がデモンストレーションを行
い、やり方を説明する。
△箱(ブラックボックス)
△教室の中にある物(のり、ホ
チッキス、セロテープ、筆箱、
消しゴムなど)
※児童がなかなか答えられない
時は、見ている児童たちに、
Small? Big?What color?
などとヒントを与えるように
促す。
□前にいる児童に質問したり、
ブラックボックスの中の物を
予想して答えたりしようとす
る。(観察)
※振り返りの投げかけは本時の
めあてや評価規準に沿ったも
のを投げかける。
15 分
復習
5分
5.本時の振り返りを行う。 ○本時の中で発音を意識できたか、積極
的にクイズに参加できたかなどが振
り返られる投げかけを行う。
5
評価規準
○ブラックボックスの中に入っている物が何かを質問したり、答えを予想して答えたりしようとしている。
(聞く・話す)
○積極的に What’s this?を使ったクイズに取り組み、活動を楽しむことができる。
(関心・意欲・態度)
6
指導後の反省点等
○ブラックボックスのクイズは、児童が興味をもって楽しく取り組んでいた。箱の中に入れる物の発音練習を十
分行えたので、児童も自信をもってゲームに参加できた。英語にも日本語の二字熟語とおなじような言葉がある
ということで、海星、海老、海月という熟語が例としてとりあげられていたが、5年生には、やや難しい読みで
あると思った。
外国語活動
1
2
3
4
学習指導案
単 元 名 :Lesson 7 クイズを作ろう
(第3/4時限)
第 5 学年
使 用 教 材 :英語ノート(48,49 ページ)、CD、絵カード、シルエット絵カード
本時のねらい:○What's this?を使ってクイズを作ったり、出し合ったりする。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
復習 1.あいさつをする。
れるように既習の英語で質問
(HLT,ALT)
ALT と天気や今日の日付 ら賞賛する。
5分
を行う。
など、受け答えを行う。
・How are you?
△(既習単語の)絵カード,CD
・What day is it?
※いきなりチャンツをいうので
・How weather is it?
はなく、今までに学習した単
10 分 2.英語ノート P45 の Let’s ○絵カードや実物の一部を見せ、それが
語の絵カードを使ってそれが
何かを尋ねる。
Chant を前時の復習とし
何かを尋ねることにより、前
○絵カードを見せながら、チャンツを紹
て行う。
時に学習したことを思い出さ
介し、ともにリズムに合わせて言う。
せるようにする。
主活 3.英語ノート P48 の4つの ○シルエット絵カードを見せ、それが何 △シルエット絵カード(ある物
の全体がわかるシルエットを
かを尋ねる。Rabbit, yacht, bird,
シルエットを見てそれが
動の
描いた絵)
butterfly, など。
何かを推測する。
準備
※児童がシルエットを見て、英
○質問の仕方と答え方を説明する。
15 分
語で答えることができないと
A: What's this?
きは、HRT が英語の表現を聞か
B: It’s a ~.
せるとともに ALT もその語を
A: That’s right./
何度も繰り返し、英語の音を
I’m sorry. It’s a ~.
聞かせるようにする。
・担任や ALT のオリジナルの ○HRT や ALT 自作のシルエットクイズを
出し、活動の例示を行う。
シルエットクイズに答え
る。
4.英語ノート P49 の四角い ○クイズを自分たちで作成することを △英語ノート
※答えは日本語でも良いことを
指示する。
枠の中に、ある物のシルエ
伝え、活動に積極的に取り組
ットあるいは、ある物の一 ・英語ノート P49 の四角い枠の中に、あ
めるよう意欲を高める。
る物のシルエットあるいは、ある物の
部の絵を描く。
一部の絵を描くように言う。
・ペアで、互いに作成したクイズを出す ※児童が互いに尋ねている中に
主な 5.ペアでクイズを出し合
入り、言いにくそうにしてい
ように言う。
活動 う。
る児童には、そばに行き、と
○自由に動き回り友だちに、自分が作成
10 分 A: What's this?
もに尋ねたり、答えたりする。
したクイズを出し合うように指示す
B: It’s a ~.
る。
A: That’s right. /
I’m sorry. It’s a ~. ・教室内のできるだけ多くの友だちとク □シルエットクイズを作って、
それが何か尋ねているかどう
イズを出し合うように指示を出す。
・教室内で相手を見つけ、互
か活動に参加しながら確認す
いにクイズを出し合う。
る。(観察、英語ノート)
復習 5.本時の振り返りを行う。 ○今日扱った表現の復習(クイズを出す ※振り返りの投げかけは本時の
めあてや評価規準に沿ったも
ときの質問のしかたや答え方)を行
5分
のを投げかける。
う。(HRT&ALT)また、たくさんの友
だちとクイズを出し合えたかなどが
振り替えれるよう行う。
5
評価規準
○クイズを作成し、友達にクイズを出そうとしている。(関心・意欲・態度)
○積極的にクイズを出し合い、友人とコミュニケーションを楽しむことができる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○シルエットカードの作成は、興味をもって楽しく作成できた。しかし、シルエットカードを英語で表現するの
が難しかい児童は、積極的に友だちとクイズを出し合うことができず、担任の支援を必要とした。
外国語活動
学習指導案
1
2
3
4
単 元 名 :Lesson 1
アルファベットで遊ぼう
(第2/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(6,7,9 ページ)、巻末アルファベットカード、CD
本時のねらい:○アルファベットの読み方を聞いて、アルファベットの大文字を認識する。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○全体に挨拶をする。英語で簡単な発問 ※英語で元気よく挨拶を交わす
挨拶 1.あいさつをする。
ことにより、児童に授業の始
をする。(HRT&ALT)
ALTと天気や今日の日
5分
まりを意識させるようにす
付などについて受け答え
る。
を行う。
導入
15 分
主な
活動
20 分
復習
5分
2.グループで巻末大文字ア
ルファベット・カードを使
ってカルタ取りをする。
指導者が言うアルファベ
ットを聞いて、そのカード
を取る。早く取った人がそ
のカードをもらえる。取っ
たカードの数を競う。
3.P.6~7 を開け、
「線つな
ぎ」をし、どのような絵が
現れるかを答える。
It’s Z.
It’s W.
It’s a pineapple.
It’s a rabbit.
4.ミッション・ゲームをす
る。
列になり、先頭の児童が、
ALTや担任から 3 文字
程度の単語を聞き、スペル
を伝える。
例
C・A・T→C・A・T
→・・・
と伝えていって、最後の児
童が伝わった答えを言う。
5 . 英 語 ノ ー ト P.9
「Activity」に取り組む。
教室の中や身の回りから
アルファベットの文字を
探し、英語ノートに記入す
る。
6.本時の振り返りをする。
○グループで巻末大文字アルファベッ
ト・カード1セットを用意する。(HRT)
○グループで机の上にカードを並べ、机
の周りに座るよう指示する。
(HRT&ALT)
○アルファベットを発音する。(ALT)
※児童の実態に応じて、グルー
プ内での対抗にしてもよい
し、指導者が発音したカード
を取り、それを上に上げ、ど
のグループが一番早く上げる
ことができたか、グループ対
抗にしてもよい。
△アルファベット・カード
○「線つなぎ」をすることを告げる。C △CD
Dあるいは、指導者が言うアルファベ ※形のよく似た文字は、並べて
説明するなど、児童のアルフ
ットの文字の読み方を聞いて、それら
ァベットの文字の認識を高め
を順に線で結ぶように言う。(HRT)
るようにする。
○児童が線でつなぐのを確認しながら、
黒板に大文字アルファベット・カード □アルファベットの文字の読み
方を聞いて、線つなぎやミッ
を貼っていく。(HRT)
ションゲームに取り組んでい
る。(行動観察、英語ノート)
○グループで1列になり、ミッション・
ゲーム(伝言ゲーム)をすることを告 ※活動の仕方を説明するときに
は、単に口頭ではなく、児童
げる。(HRT)
とともに実演しながら、説明
○ゲームのやり方を実演する。
することによって、どの児童
(HRT&ALT)
にもやり方が十分理解できる
ようにする。
○教室の中を見回し、アルファベットの ※児童に身に回りにあるアルフ
ァベットの文字を探させるこ
文字を見つけ、児童に紹介する。(HRT)
とにより、身の回りにはたく
○教室の中や身の回りからアルファベ
さんのアルファベットがある
ットの文字を探すように指示する。
ことに気づかせるようにす
(HRT)
る。
○大文字アルファベット・カードを見せ
ながら、見つけた文字を確認する。 △アルファベット・カード
(HRT)
○児童の英語を使おうとする態度面に
ついて良かったところを賞賛する。
(HRT&ALT)
※次時の意欲につながるよう
に,具体的に児童の良かった
点を評価する。
5
評価規準
○アルファベットの文字の読み方を聞いて、どのアルファベットの大文字かわかる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
・英語ノートの「線つなぎ」は、CDを使ったが、スピードがかなり速かったので、一時停止したり、ALTに
もう一度読んでもらったりした。
・教室や身の回りのものからアルファベットの大文字を探す活動は、もう少し時間をかけて、身の回りにはたく
さんあるということに気づかせられると良かった。
外国語活動
1
2
3
学習指導案
単 元 名 :Lesson 2 いろいろな文字があることを知ろう (第3/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(12 ページ)、巻末アルファベットカードP65~72、CD
本時のねらい:○アルファベットの大文字と小文字を一致させることができる。(生活・文化)
○100 までの数の言い方を理解する。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○全体に挨拶をする。英語で簡単な発問 ※英語で元気よく挨拶を交わす
挨拶 1.あいさつをする。
をする。(HRT&ALT)
ことにより、児童に授業の始
5 分 ALT と天気や今日の日付な
まりを意識させるようにす
どについて受け答えを行う。
る。
△アルファベット・カード
導入 2.アルファベットの小文字
○小文字アルファベットを大文字のア ※日本語に、ひらがな、カタカ
15 分 と大文字を一致させる。
ナ、漢字と3種類の文字があ
ルファベットと一致させることがで
・A~Z
るように、英語にも大文字と
きるように黒板にまずは、大文字を書
・a~z
小文字との2種類の文字があ
き、それを見て小文字を書く、次に小
①何人かの児童が黒板に書
ることを児童に理解させる。
文字を書いておき、それを見て大文字
いてある大文字を見て、
そ
を書く、と何度か繰り返す。書けそう ※ あ え て 似 て い る 文 字
れに対応する小文字を書
(b,d)(p,q)などを横に並べさ
な児童がいたら、児童に書かせる。
く。
せることにより、その違いを
(HRT)
②ALTに続いて復唱する。
より明確に理解させるように
③アルファベットカード並
するとよい。
○各児童に、巻末大文字・小文字アルフ
べをする。
ァベット・カード並べをするよう指示
・指導者が言う順にまずは、
する。(HRT)
大文字のカードを並べる。
その下に、小文字のカード ○アルファベットを発音する。(ALT)
を並べる。
主な 3.英語ノートp.12を開 ○英語ノートp.12を開け、ブロック △CD
※192という数が、学級や日
色塗りをすることを告げる。(HRT)
け、CDを聞いて、数字の
活動
本ではなく、世界に関係がある
○CDをかける。(HRT)
ブロックに色を塗る。
20 分
ものだと理解させた上で、世界
○色塗りをした数を尋ねる。(HRT)
の何を表すかを児童に考えさ
4.指導者のヒントを頼りに
せ、それが世界の国数であるこ
色を塗って出てきた19 ○192、54が何を表しているかを尋
とを児童から引き出すように
ねる。(HRT)
2,54の数が表すものを
する。
考え、発表する。
□100 までの数の言い方が分か
り、英語ノートに記入してい
る。(観察、英語ノート)
5.アルファベット神経衰弱 ○大文字と小文字のアルファベット・カ △巻末アルファベット・カード
ードを使って、生活班でグループをつ □アルファベットの小文字と大
をする。
文字を一致させて、神経衰弱
くって神経衰弱をすることを告げる。
に参加している。(行動観察)
(HRT)
復習 6.本時の振り返りをする。 ○児童の英語を使おうとする態度面に ※ 次 時 の 意 欲 に つ な が る よ う
に,具体的に児童の良かった
ついて良かったところを賞賛する。
5分
点を評価する。
(HRT&ALT)
5
評価規準
○100 までの数字を聞いて、それがいくつであるかを理解する。(聞く・話す)
○アルファベットの大文字と小文字を一致させながら、アルファベット神経衰弱に取り組んでいる。
(生活・文化)
6
指導後の反省点等
○英語ノートのp.12にある、数字を聞いて色を塗るという活動は、今回は、最初から少しゆっくり進めた。
数字は、100まで入っていて難しいと思うので、ゆっくりと繰り返しながらでよいと思う。
○アルファベットについては、すべてを一致させるのは難しいと思うが、英語ノートについていたカードは、大
文字と小文字が色で分かるように作られていたので、色を手がかかりにできることを伝えた。
外国語活動
1
2
3
学習指導案
単 元 名 :Lesson 3
友達の誕生日を知ろう
(第4/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(20,21 ページ)、数字の表、各月の絵カード
本時のねらい:○誕生日について、尋ねたり答えたりしながら、友達とコミュニケーションを図ることが
できる。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○天気、日付以外にも学習した表現を使 ※授業の始まりを意識させるよ
復習 1.あいさつをする。
うに、元気よく挨拶させる。
って質問をする。(HRT&ALT)
学習した質問文を使って
3分
△各月の絵カード、数字の表
ALT との英語でのやりと
※自分の誕生日に立たせたり、
りをする。
手をたたいたりするなど工夫
○黒板に貼った月絵カードや数字の表
5 分 2.前時の復習を行う。
する。
を貼る(HRT)
①12 ヶ月の言い方をALT
○12 ヶ月、1~31 の数を掲示したカード ※ ア ク セ ン ト を 意 識 さ せ な が
に続いて復唱する。
ら、発音させる。
や表を指しながら言う。
(HRT)
②1~31 の日にちの言い方
をALTに続いて復唱す
る。
主 活 3 . 英 語 ノ ー ト P 20 ○ 「Activity1」に取り組むよう指示 ※英語ノートのP21 や黒板の絵
カードを見たりしながら、月
する。アルファベットは、見て書い
「 Activity 1 」 に 取 り 組
動へ
の大文字を書き写させるよう
てよいことを伝える。(HRT)
む。
の準
にする。
備
①□に抜けているアルファ ○ 絵カードを使いながら、答えの確認
をする。(HRT)
ベットの文字を書く。
10 分
○ 誕生日インタビューで使う表現を ※ALTと担任でのやりとりだ
けではなく、何人かの児童も
使 って英 語で のやり とり をする。
②誕生日インタビューで使
指名し、今日使う表現を何度
(ALT&HRT)
う表現を思い出す。
か聞かせる。
When is your birthday?
My birthday is~
※インタビューの様子をよく観
主な 4 . 英 語 ノ ー ト P 21 の ○一緒に Activity2 を行う。(ALT)
察して、友達同士でコミュニ
「Activity 2」のインタ ○時間を計ったり、児童の様子を見て、
活動
ケーションを図り、誕生日を
支援を進めたりする。(HRT)
ビュー活動に取り組む。
20 分
伝え合おうとしているかどう
A:Hi.
か、児童の実態や成果を確か
B:Hi.
められるようにする。
○インタビューを積極的に行っていた
A:When is your birthday?
児童や表現を上手く使っていた児童
B:My birthday is~
を見つけておき、全体の前で発表させ
□友達と質問をしあってインタ
る。(HRT)
15 分の間に、友達の誕生
ビュー活動に取り組んでい
日を聞いて、
名前と誕生日 ○何人にインタビューできたか、各月の
る。(観察、英語ノート)
生まれが何人だったかを確認する。
を表に書く。
(HRT)
5.何人にインタビューでき
たか、各月の生まれが何人
だったかを発表する。
復習 6.本時の振り返りを行う。 ○ 英語を使おうとする態度面につい ※振り返りは、本時の活動に沿
ったものとなるようにする。
てよかったところを賞賛する。
7分
(ALT&HRT)
5
評価規準
○When is your birthday? My birthday is~の表現を使って、友達とコミュニケーションを図ることができる。
(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○ 誕生日の尋ね方、答え方を繰り返し練習したので、インタビュー活動は比較的スムーズに進めることができ
た。児童が安心して英語の受け答えができるよう、繰り返して発音を練習したことは有効であった。
○ 授業後、英語ノートP21 の「Activity 2」を拡大して、児童の誕生日を書き入れて掲示した。お互いの誕生
日が分かるし、授業も思い出せるので、掲示してよかったと思う。
外国語活動
学習指導案
1
2
3
単 元 名 :Lesson 4 できることを紹介しよう
(第1/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(24 ページ)、動物のフラッシュカード、CD、質問の例を書いた紙
本時のねらい:○「できる」という表現に慣れ、その表現を使って友達に尋ねたり答えたりすることが
できる。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
導入 1.あいさつをする。
れるように、既習の英語で質
ら賞賛する。(HRT&ALT)
ALT と天気や日付などに
問を行う。
ついて受け答えを行う。
2分
2.HRT と ALT とのスキット ○Can を使ったスキットをデモンスト ※スキットでは Can を使った内
容を推測しやすいように、他
レーションして、児童に聞かせ、内容
を聞いて、内容を推測しな
の表現も使って話題を分かり
を推測させる。(HRT&ALT)
がら、Can を使った表現方
やすくする。
例
法を知る。
A:Can you play the piano?
B:Yes. Can you play the piano?
A:No.Can you swim?
B:Yes.
主活 3.英語ノート P24「Let’s ○動物のフラッシュカードを黒板に貼 △動物のフラッシュカード
△CD プレイヤー
る。(HRT)
Listen 1」を行う。
動へ
CD を聞きながら、どの動 ○ 例 題 と し て 英 語 で ヒ ン ト を 出 し 、
の準
※初めは英語ノートを開けずに
hippo を当てさせる。(ALT)
物のことかを考え、( )
備
CD を聞かせ、どんな動物か推
に番号を書く。
○「Let’s Listen 1」を CD で聞か
測させることにより、CD の内
せる。(HRT)
15 分
容に興味を持たせる。
○答え合わせでは、少しゆっくり発音す
る。(ALT)
○答えを確認する。(HRT)
主な
活動
25 分
復習
3分
4.Activity「私は誰?」を
行う。
4人のグループを作り、1
人だけがどの動物かを知
っている。残り3人は、質
問をしながら何の動物な
のか当てる。
A:Can you swim?
B:No.
A:Can you jump?
B:Yes.
A:Do you like banana?
B:Yes.
A:Monkey.
5.本時の振り返りを行う。
△質問の例を書いた紙
※Activity「私は誰?」が円滑
に行えるように、can を用いた
質問の仕方を十分に練習させ
る。
※Can ~だけでなく、Are you ~
などの表現も復習させ、活動
で使えるように促す。
※活動中は、できるだけ日本語
は使わないように意識させ
る。
□Can を使った表現を用いて「私
は誰?」に取り組んでいる。
(観察)
※児童の態度について、良いと
○本時の表現を復唱させる。(ALT)
ころを伝え、次時への意欲を
○本時の取り組みについて、賞賛する。
高めるようにする。
(HRT&ALT)
○質問の仕方(can などを用いた表現)
を紹介し、書いた紙を配り、それを見
せながら発音練習を繰り返す。(ALT)
~質問の例~
Can I fly?
Can I swim?
Can I jump?
○Activity「私は誰?」のやり方をデモ
ンストレーションする。(HRT&ALT)
○Activity「私は誰?」をやるように指
示し、机間支援をする。(HRT&ALT)
5
評価規準
○「~できる」を伝える表現を聞いたり話したりして、親しむことができる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○「Let’s Listen 1」の英語の説明を聞いて何の動物かを当てるという活動は、クイズ形式だったので英語
を聞き取ろうと積極的に取り組んでいた。
○Activity「私は誰?」では、ALT が Can を用いた表現以外も紹介したので、表現の幅が広がった。部分的に単
語を入れ替えることでいろいろな質問ができるということに気付き、応用できた児童はさらに楽しめたと思
う。
外国語活動
1
2
3
4
学習指導案
単 元 名 :Lesson 5 道案内をしよう
(第1/2時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :建物のフラッシュカード、建物の絵カード(英語ノート巻末P73)
本時のねらい:○町中にある様々な建物などを表す表現に慣れ親しむ。(聞く・話す)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
導入 1.あいさつをする。
れるように、既習の英語で質
ら賞賛する。(HRT&ALT)
ALT と天気や日付などに
5分
問を行う。
○道案内のデモンストレーションを行
ついて受け答えを行う。
う。英語でのやりとりを何度か繰り返
すことで表現の意味を推測させる。 ※児童がよく知っている身近な
2.単元の内容について見通
建物を例にしたり、方向につ
(HRT&ALT)
しを持つ。
いてはジェスチャーも使った
A:Where is Akabori library?
りしながら話している内容が
B:Turn right. Go straight.
推測できるようにする。
○英語で道案内をする単元であること
を伝える。(HRT)
主活 3.町中にある様々な建物の ○建物のフラッシュカードを黒板に貼 △ 建物のフラッシュカード
※児童が建物の言い方に慣れる
る。(HRT)
言い方を知り、ALTの後
動へ
ように、建物の単語を繰り返
に続いて復唱する。
○建物のカードを指しながら、発音練習
の準
し何度も聞かせ、テンポよく
をする。(ALT)
備
発音練習させる。
10 分
主な 4.町中にある様々な建物な ○建物のカードの中から1枚を選び、そ △建物のフラッシュカード
△建物の絵カード(英語ノート
れについてヒントを出す。(HRT)
どの言い方に慣れ親しむ。
活動
25 分 ① クイズ「What’s this?」 ○全員が答えを表せるように、答えだと 巻末)
おもう建物の絵カードを各自で持っ ※授業前に英語ノートの巻末に
をする。
ついている建物の絵カードを
て、発音するように指示する。(HRT)
ヒントを聞いて、どの建物
切らせておく。
かを当てる。
ALT:benches,swans,trees
※比較的早くビンゴになる児童
児童:park
が出てくると予想されるた
② 建物の絵カードを使っ ○ビンゴゲームのやり方(カードのなら
め、何度もビンゴシートを作
べ方)を説明し、ゲーム中は机間支援
て、ビンゴゲームをす
り直し、テンポ良くゲームを
を行う。(HRT)
る。
繰り返す。
(14 枚の絵カードのうちの 9 ○14 種類の建物を無作為に言う。(ALT)
□クイズ「What’s this?」では
枚を選び、机の上に縦横 3
答えを絵カードで示したり、
列に並べ、ビンゴシートを作
ビンゴゲームでは、聞き取っ
る。言われた建物のカードを
た建物のカードを裏返しにし
裏返しにしていき、1 列そろ
たりするなど活動に取り組ん
ったら Bingo と言う)
でいる。(観察)
※方向を表す表現については、
5.方向を表す表現を聞い ○方向を表す表現を言う。(ALT)
次回の授業で使うので、簡単
Turn left/Turn right/Stop/
て、体の向きを変える。
に復習しておく。
Go straight
復習 6.本時の振り返りをする。 ○本時の表現を復唱させる。(HRT&ALT) ※具体的に児童の良かった点を
評価し、次時への意欲につな
5分
建物や方向を表す表現を ○英語を使おうとする姿勢や、ゲーム活
がるようにする。
動への取り組み方など良かったとこ
担任と一緒に復唱し、本時
ろを賞賛する。(HRT)
の復習を行う。
5
評価規準
○ 建物などを表す言葉を聞き取ったり発音したりしながら、クイズやビンゴゲームに参加している。
(聞く・話
す)
6
指導後の反省点等
○英語ノートの巻末についている絵カードを切り取っておいたので、活動時間が確保できた。(絵カードを切る
のには時間がかかるので、授業時間以外で切っておく必要があると思う。)
○ビンゴゲームも、今回のやり方だとビンゴシートを作る必要もなく、何回も繰り返してテンポ良くゲームがで
きるので、児童も楽しく取り組めた。
外国語活動
学習指導案
1
2
単 元 名 :Lesson 5 道案内をしよう
(第2/2時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :建物のフラッシュカード、英語ノート p32~33 の拡大図、英語ノートCD,
建物の絵カード(英語ノート巻末 p73)
3 本時のねらい:○方向や動きを指示する表現を聞いて、理解する。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○英語で簡単な発問をする。答えられた ※児童が英語の学習に円滑に入
復習 1.あいさつをする。
れるように、既習の英語で質
ら賞賛する。(HRT&ALT)
3分
問を行う。
○建物のフラッシュカードを黒板に貼
△建物のフラッシュカード
る。(HRT)
○建物のカードを指しながら、発音練習
7 分 2.前回の復習を行う。
を繰り返す。(ALT)
町中にある様々な建物や
方向を表す表現を復唱す ○方向を表す表現を言う。(ALT)
○体の向きを変えたりしながら一緒に ※方向を表す表現では、ジェス
る。
チャーも使って分かりやすく
発音する。(HRT)
する。
例:Turn right./Turn left.
Go straight. Stop.
主活 3.道案内のデモンストレー ○道案内のデモンストレーションをす △建物のフラッシュカード
※スキットについては、建物を
ションを聞き、場所を尋ね る。(HRT&ALT)
動へ
入れ替えるなどして何度か聞
る表現「Where is~?」を A:Where is Akabori library?
の準
かせる。
知り、ALTの後に続いて B:Turn right. Go straight.
備
復唱する。
10 分
○Where is~?の表現を言う。(ALT)
主な
活動
20 分
4 . 英 語 ノ ー ト P32 ~ 33
「Let’s Listen」を行
う。
ALT の指示に従って地図
上で進み、到着場所となっ
た空き地に絵カードを置
く。
○英語ノート p32~33 の拡大図を黒板
に貼る。(HRT)
○「Let’s Listen」のやり方を説明す
る。ART の指示に従って、HRT が黒板
に貼ってある拡大図の上でコマを進
める。(HRT&ALT)
ALT:Hello.My name is Bob.
GO straight. GO straight.
GO straight.Turn right.
Go straight. .Go straight
and stop. What’s this?
HRT:School.
○地図上の進み方を指示する。(ALT)
○活動中は机間支援をする。(HRT)
5 . 英 語 ノ ー ト P32 ~ 33
「Activity」を行う。
友達とペアになり、相手の ○「Activity」のやり方を実演し、活動
中は机間支援をする。(HRT&ALT)
道案内を聞きながら、相手
と同じ町を地図上に作る。
△英語ノート p32~33 の拡大図
△CD
△英語ノート巻末絵カード
※児童が興味を持って目的地の
場所を探すために、デモンス
トレーションの最初は、口頭
のみで行き方を説明する。答
え合わせをする際は、進み方
の指示に従って、磁石のコマ
を進めながら、行き方や目的
地の場所を確認する。
□方向や動きを示す表現を聞い
て、絵カードを置くことがで
きる。(観察、英語ノート)
※児童が円滑に活動するために
机間支援を行い、表現の仕方
が苦手な児童には、道案内の
言い方を復唱しながらアドバ
イスを行う。
※具体的に児童の良かった点を
評価し、次時への意欲につな
がるようにする。
6.本時の振り返りをする。 ○本時の表現を復唱させる。(HRT&ALT)
今日扱った表現を担任と ○英語を使おうとする姿勢や、ゲーム活
動への取り組み方など良かったとこ
一緒に復唱し、本時の復習
ろを賞賛する。(HRT)
を行う。
5
評価規準
○方向や動きを指示する表現を聞き取って、地図上の目的地に到着することができる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○1つ目の活動(ALT の指示を聞いて絵カードを置く)は、あまり無理がなかったと思うが、2つ目の活動(友
達とペアになって道案内をする)は、難しかった。友達と英語を使って活動させる場合には、表現を十分に練
習し、身に付けさせてからが望ましいと反省した。
復習
5分
外国語活動
学習指導案
1
2
3
単 元 名 :Lesson 6
行ってみたい国を紹介しよう
(第1/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(37 ページ)、 国旗カード、CD、振り返りカード
本時のねらい:○クイズやゲーム活動を通して国名の英語での言い方や「~に行きたい」という表現に慣れ
親しむ。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○天気、日付以外にも学習した表現を使 ※質問については、児童の実態
導入 1.あいさつをする。
に合っているかどうか ALT と
って質問をする。(HRT&ALT)
学習した質問文を使って
2分
内容を確認しておく。
ALT との英語でのやりと ○この単元で扱う英語を使った会話を
児童に聞かせる。(HRT&ALT)
りをする。
3 分 2.単元の学習内容を知る。 Where do you want to go?
I want to go to ~.
○本単元の学習内容を伝え、見通しを持
たせる。(HRT)
△国旗カード
主 活 3.国名当てクイズを行う。 ○ 国旗を黒板に貼る。(HRT)
動 へ 国旗を見ながら、色、有名な ○ それぞれの国について国旗の色や ※英語での説明は、児童が分か
りやすい内容になるよう、有
形、有名なものなどについて英語で
の 準 ものなど英語での説明を聞
名なものに加えて国旗の色や
説明し、それをもとにどの国のこと
き、どの国のことを言ってい
備
形もヒントで出すなど、ALT と
を 言って いる のかを 当て させる。
15 分 るか考える。
事前に打ち合わせをしてお
(ALT)
例:
「White and red. A circle
く。
in the center.」 「日本」 ○ 国旗を使いながら、答えの確認をす
る。(HRT)
4.国名の言い方を知り、練
習する。
Italy,Japan,China,Korea
○ 国名の発音練習を行う。
(ALT)
Brazil,America,France
Ghana ,Australia,Spain
Egypt
主な
活動
15 分
復習
10 分
5.Yes・No ゲームを行い、 ○ 国旗を見せながら「I want to go to
~」の発音練習を行う。
(ALT)
表現に親しむ。
○ Yes・No ゲームのやりかたを説明す
る。(「Do you want to go to ~?」の
Do you want to go to ~?
質問を聞き、その国に行きたいと思
Yes の児童
った人は、Yes(例えば、廊下側)
I want to go to ~.
に移動し、I want to go to ~.とみ
んなで言う。何度か繰り返す。)
(HRT
&ALT)
6.英語ノート P37 「Let’s ○ CD を聞かせて、国名を書かせる。
(HRT)
Listen2」を行う。
○ 今日扱った表現の復習を行う。
(ALT&HRT)
7.振り返りを行う。
○ 振り返りカードに記入するよう指
本時の表現を復唱する。
示する。(HRT)
振り返りカードに記入す
る。
※ 新しい表現を扱うときには、
まずは全体、つぎにグループ
などで練習し、慣れてきてか
ら個人での活動となるように
する。
□「I want to go to ~.」とい
う表現を使って自分の行きた
い国を話すことができる。
(観
察)
△英語ノート
△CD
△振り返りカード
※CD は児童の様子を見て、速い
ようだったら一時停止なども
しながら進める。
※振り返りの投げかけは、本時
のめあてに沿ったものを投げ
かける。
5
評価規準
○国旗や国名の英語での言い方を知る。(聞く・話す)
○「~に行きたい」という表現を使っている。
(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○Lesson6 は、英語にも国によって違いがあるということに気づかせてから、それ以外の国に目を向けるような
構成になっていたが、4 時間の中で最後には自分の行きたい国を伝え合うということを考えると、時間的にも内
容的にも難しいと考え、その部分は扱わず、最初から国旗についての聞き取りの部分から始めた。
外国語活動
1
2
学習指導案
単 元 名 :Lesson 6
行ってみたい国を紹介しよう
(第3/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :世界地図、国旗のカード(10 種類)、各国を代表する有名な物のカード、CD
英語ノート p39、41 の拡大図、「I want to go to~」「I like~」を記入したカード
3 本時のねらい:○行ってみたい国やその理由についてのまとまった話を聞いて、国の有名なものや人物に興
味を持つことができる。(関心・意欲・態度)
○行ってみたい国を尋ねたり理由とともに答えたりする。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○ 英語で簡単な質問をし、答えられた △世界地図、国旗
復習 1.あいさつをする。
ら賞賛する。(HRT&ALT)
※事前に、世界地図や国旗を黒
天気や日付以外に、like
2分
板に貼っておく。
を使った質問文などで、
※質問については、児童に合っ
ALT と受け答えを行う。
ているかどうか ALT と内容を
例:What○○do youlike?
確認しておく。
主活 2.英語ノート P39「let’s ○英語ノート p39 の拡大図を黒板に貼 △CD プレイヤー
△英語ノート p39 の拡大図
る。(HRT)
Listen 2」を行う。
動へ
の準
CD を聞いて、4人の子供 ○4人の子供の名前と国旗の国名を言 ※児童が円滑に活動できるよう
に、CD を聞かせる前に、それ
う。(ALT)
備
たちが行きたい国とその
ぞれの子供の名前や国旗の国
理由を線で結ぶ。
○拡大図を指しながら、答えを確認す
10 分
名を確認しておく。
る。(HRT&ALT)
△各国を代表する有名な物のカ
主な 3.行きたい国とその理由を ○「I want to go to~」「I like~」
ード
の表現を使ったデモンストレーショ
答える表現の練習をする。
活動
△「I want to go to~」
ンをする。(HRT&ALT)
28 分
「I like~」を記入したカード
①HRT と ALT の対話を聞いて A:Where do you want to go?
□それぞれの国の有名なものや
B:I want to go to Italy.
「I want to go to~」と
人物などを発表しようとして
I like pizza.
「I like~」の表現を知る。
いる。(観察)
② 扱っている国について、 ○扱っている国について、それぞれ有名 ※児童の関心を高めるため、有
名なものや人物などを日本語
なものや人物などを日本語で発表す
それぞれ有名なものや
で発表させる。その後、英語
るように指示する。(HRT)
人物などを発表する。
の言い方も確認していく。
※英語表現に慣れるよう、カー
③ 「I want to go to~」
ドを指しながら練習を繰り返
「I like~」の言い方を ○「I want to go to~」「I like~」を
す。
記入したカードを黒板に貼る。(HRT)
練習する。
「I like
○「I want to go to~」「I like~」の □「I want to go to~」
~」の表現を言えるように練
表現を言う。(ALT)
習している。
(観察)
4 . 英 語 ノ ー ト P41
○理由の書き方は、次時の活動を考えて △英語ノート p41 の拡大図
「Activity1」を行う。
「~が好き」を基本として記入するよ ※理由については、「I like~」
・自分が行ってみたい国、そ
の言い方で表現できるように
うに指示する。(HRT)
の理由と国旗を記入する。
アドバイスする。
復習 5.本時の振り返りをする。 ○本時の表現を復唱させる。(HRT&ALT) ※振り返りの投げかけは、本時
のねらいに沿ったものを投げ
○振り返りカードに記入するよう指示
5分
かける。
する。(HRT)
5
評価規準
○行ってみたい国やその理由について話を聞き、国の有名なものや人物について興味をもつ。(関・意・態)
○行ってみたい国を尋ねたり理由とともに答えたりする表現を使っている。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○英語ノートの聞き取りは、よくできていた。しかし、英語ノート p41 の自分が行ってみたい国について書き
込むページは、絵や国旗を描いていると時間が足りなくなってしまった。
○「Activity 1」の理由を書かせ方は、次のインタビュー活動を考えて基本形を決めたので、次回の学習に生
かすことができた。
外国語活動
1
2
3
4
学習指導案
単 元 名 :Lesson 7
自分の一日を紹介しよう
(第1/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(44、45、46 ページ)、英語ノートP44・45 拡大図、模型時計、CD
本時のねらい:○世界には時差があることに興味をもち、時刻の言い方に慣れ親しむ。(関心・意欲・態度)
本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○天気、日付以外にも学習した表現を使 ※授業の始まりを意識させるよ
導入 1.あいさつをする。
うに元気よく挨拶をする。
って簡単な質問をする。
(HRT&ALT)
学習した質問文を使って
ALT との英語でのやりと ○この単元で扱う英語を使った会話を △模型時計
※模型時計を使って、ジェスチ
児童に聞かせる。(HRT&ALT)
りをする。
5分
ャーをつけて質問することに
A:What time do you go to school?
より、児童に理解しやすくす
B:I go to school at 7:45.
る。
What time do you go to school?
2.単元の学習内容を知る。
※同じ表現を何度か繰り返し、
A:I go to school at 7:30.
聞く回数を増やす。
○数名の児童にも家を出る時刻を尋ね
る。(HRT)
家を出る時刻を答える。
○本単元の学習内容を伝え、見通しを持
7:30 7:45 など。
たせる。(HRT)
△模型時計
○ 1~60 まで数える。(ALT)
主 活 3.数の言い方に親しむ。
○ 時 刻の言 い方 を児童 に聞 かせる。 ※「○分」の表現は、数が大き
動へ
くなると、難しいと思われる
(HRT&ALT)
の 準 ①1~60 まで数える。
ので、まずは、15、30、45、
A:What time is it?
備
②模型時計の短針、
長針を見
など区切りのよいところから
B:It’s 7:30.
10 分
て、時刻を言う。
練習するなどして、徐々に親
○スキットを聞かせたら、児童にも模型
It’s 8:30.
しませていく。
時計の時刻を尋ねる。(HRT&ALT)
It’s 12:45. など。
What time is it?
主な 4.英語ノートp46「Let’s ○ CDを聞かせ時計盤に長針と短針 △ CD
を書き込むことを指示する。(HRT) △ 英語ノートP44・45 拡大図
Listen」に取り組む。
活動
CDを聞きながら、時計盤 ○ CDを聞き終わった後、答えを確認 ※ 英語ノートの 46 ページを先
25 分
に取り組ませ、時刻の言い方
していく。(ALT)
に長針と短針を書き込
に慣れさせる。その後、44・
It’s 8:30.など。
む。
45 ページに戻り、時刻に加え
5 . 英 語 ノ ー ト p 44 ・ 45 ○ CDを聞かせて、時計盤に短針を書
て都市も記入する活動にす
き入れ、それがどの都市なのか記入
「Let’s Listen」に取
る。
するように指示する。(HRT)
り組む。
①CDを聞きながら、時計盤 ○ 世界には、さまざまな国があり、た ※ 英語ノートの内容に加えて、
ALTに母国での時刻を尋
くさんの人々が、それぞれの生活を
に短針を書き入れる。ま
ねることにより、時差がある
していることを知らせる。(HRT)
た、四角い枠にア~クの
ことを理解させる。
都市から1つ選んで書き ○ ALT に母国では、今、何時で、何を
□興味を持ってALTの話を聞
込む。
している時間かを尋ねる。(HRT)
いたり、時刻を聞いて進んで
A:What time is it in your country?
②時差があることを知る。
英語ノートに記入したりして
B:Now it’s ~in my country.
いる。(観察、英語ノート)
復習 6.本時の振り返りをする。 ○ 児童の英語を聞こうとする態度や ※次時の意欲につながるよう、
具体的に児童の良かった点を
話そうとする態度について良かっ
5分
評価する。
たことを言う。(ALT&HRT)
5
評価規準
○世界には時差があることに興味を持ち、時刻を表す英語表現をよく聞き、理解しようとしている。(関心・意
欲・態度)
6
指導後の反省点等
○ 英語ノートP44・45 よりもP46 のほうが簡単だと思ったので、順序を入れ替えて取り組ませた。まずは、時
刻の言い方に親しませることが必要だと思う。
○ 数字の言い方は何度も扱っていて、聞き取りは比較的よくできたが、自分で○分と表現するのは難しいよう
だった。
外国語活動
学習指導案
1
2
単 元 名 :Lesson 7
自分の一日を紹介しよう
(第2/4時限)
第 6 学年
使 用 教 材 :英語ノート(46 ページ)、動作絵カード(掲示用)、動作絵カード(カルタ用)、
模型時計
3 本時のねらい:○指導者の1日の生活についての話を聞いたり、カルタゲームをしたりして、1 日の生活を
表す表現に親しむ。(聞く・話す)
4 本時の展開
学級担任(HRT)及び
※指導上の留意点
時間
学習活動
英語指導助手(ALT)の活動
□評価項目(方法)△準備
○天気、日付以外にも学習した表現を使 ※授業の始まりを意識させるよ
復習 1.あいさつをする。
うに元気よく挨拶をする。
って簡単な質問をする。
(HRT&ALT)
○この単元で扱う表現を使った会話を
2.前時の復習を行う。
単元で扱う表現を使った 児童に聞かせて、前時を思い出させる。 △模型時計
5分
※模型時計を使って、時刻の言
(HRT&ALT)
スキットを聞く。
い方に親しませる。
時刻の尋ね方や答え方を A:What time do you go to school?
※担任とALT,担任と児童な
ALTに続いて復唱する。 B:I go to school at 7:45. など
ど表現は何度か繰り返す。
What time is it?
○時刻の尋ね方や答え方を復習させる。
It’s 8:30.
主 活 3 . 英 語 ノ ー ト P 4 6 ○動作絵カードを使いながら、自分の 1 △模型時計
△動作絵カード(掲示用)
日の生活を紹介する。(HRT&ALT)
「Activity」を開き、担任
動へ
※一方的に紹介するのではな
の生活を聞いて、分かった A:What time do you get up?
の準
く、児童への質問を取り入れ
ことを発表したり、質問に B:I get up at ~.
備
ることにより、児童も紹介に
答えたりする。
A:What time do you go to school?
10 分
巻き込み、興味を持って紹介
B:I go to school at~.
At 7:30.
を聞くことができるようにす
○数名の児童にも尋ねてみる。(HRT)
At 12:30.など。
る。
A:What time do you go to school?
主な 4. 1 日の生活を表す表現 ○ 動作絵カードを指しながら、発音す △ 動作絵カード(掲示用)
△ 動作絵カード(カルタ用)
る。(ALT&HRT)
に親しむ。
活動
25 分 ①動作絵カードを見ながら get up, eat breakfast,
※ グループでカルタゲームを
生活を表す表現をALT go to school, eat lunch,
go
home,
do
homework,
行うときには、できれば1つ
に続いて復唱する。
eat dinner, take a bath,
のグループに2セットのカ
go to bed,など
ルタを用意し、札を取れるの
が 2 人になるようにするなど
○ グループになり、カルタゲームをす
②カルタゲームを行う。
工夫する。
ることを伝える。(HRT)
グループになり、カルタを
□1日の生活を表す表現を聞
並べ、担任やALTの発音 ○ 生活を表す表現を担任とALTが
き、カルタゲームに参加して
交代で発音する。(ALT&HRT)
する動作絵カードをとる。
いる。(観察)
5.本時の振り返りをする。 ○ 本 時 で 扱 っ た 表 現 を 発 音 す る 。 ※次時の意欲につながるよう、
具体的に児童の良かった点を
(ALT)
生活を表す表現を担任と
評価する。
一緒に復習し、本時の復習 ○ 発音を意識できたか、グループでの
ゲーム活動に積極的に参加できた
を行う。
かなどについての投げかけを行う。
(ALT&HRT)
5
評価規準
○1 日の生活についてまとまった話を聞いたり、カルタゲームをしたりして、生活を表す表現に親しむことがで
きる。(聞く・話す)
6
指導後の反省点等
○生活を表す表現(get up, eat breakfast,go to school, eat lunch)は、いろいろな表現を扱った。話の内容を聞
き取ることはできていたようだった。本単元の3・4 時間目では自分のことを話す予定である。表現を使って
話すことは、難しいと思うので、表現を厳選していったり、友達とのインタビュー活動では、生活を表す絵が
ついているワークシートを用意したりするなど、活動への抵抗をへらす工夫が必要であると思う。
復習
5分
英
語
活
動
学
習
指
導
案
平 成 2 1 年 6 月 1 0 日 ( 水 ) 第 5 校 時 ( 14: 05~ 14: 50)
場所:4年4組教室
4年4組 指導者
T1:松本 啓子(HRT)
T2:ライト 幸江(ALT)
授業の視点
動 物 の 名 前 を 英 語 で 表 現 す る こ と に 慣 れ 親 し む た め に 、 meet
gameを 取 り 入 れ る こ と で 、 楽 し く 活 動 で き る で あ ろ う 。
1
単元名
2
目
標
「
ANIMALS- 動 物 の 名 前 を 覚 え よ う -
and
janken
」
身近な動物の表現を知り、友達とゲームをすることを通して動物の表現に
慣れ親しむとともに、友達と楽しく関わることができる。
3
評価規準
(十分満足できる)
① 動 物 の 英 語 で の 表 現 を 理 解 し 、 積 極 的 に 話 し て い る [コミュニケーションへの関心・意欲・態度]
② meet and janken game を 通 し て 友 達 と 英 語 で 会 話 す る こ と を 楽 し ん で い る
[コミュニケーション素地としての「聞く」「話す」能力]
③動物の名前を聞いたり 発音することを通して 英語活動を楽しんでいる。
[生活や文化への関心・理解]
(おおむね満足できる)
①動物の英語での表現を理解している
[コミュニケーションへの関心・意欲・態度]
② meet and janken game を 通 し て 友 達 と 楽 し く か か わ っ て い る
[コミュニケーション素地としての「聞く」「話す」能力]
③動物の名前を聞いたり発音することを通して英語活動に慣れ、親しんでいる
[生活や文化への関心・理解]
4 指導と評価の計画(全4時間計画・本時はその1時間目)
時間
1
本
時
学習活動
20種 類 の 動 物 の 表 現 を 知
り、ゲームを通して友達と
楽しく表現し合う。
支援及び指導上の留意点
動物の英語表現に慣れ親しむこと
ができるよう、くり返して発音す
る場の設定を工夫する。
評価項目
「 自 国 や外 国の 文 化 への 関心 」
動物の名前が身近なとこ
ろで使われていることに
気づき、活動を楽しんで
いる。
2
ALTの 表 現 を 良 く 聞 き 、
animalsや colourを T & F ゲ
ームを通して慣れ親しむ。
reviw
gameを 通 し て animals
( 本
時3
) ・colour・fruits・sports・shapeな
どの表現に慣れ親しむ。
プ ラ ス gameを 通 し て 、 友 達
4
と楽しく英語の表現活動を
しあう。
児童の意識が勝ち負けにこだわら
ず、「聞く」ことに集中できるよ
うにする。
ゲームを通して、英語の表現に慣
れ親しみ、進んで話したり、グル
ープで協力しあえるようにする。
さまざまな英語表現に慣れ親しみ、
良く聞き、話す楽しさを感じられ
るようにする
[聞くこと]
相手の目を見て英語を聞
こうとしている
[話すこと]
友達と協力し合いながら
発音しようとしている。
[聞くこと・話すこと]
友達と協力し合いながら
発音しようとしている。
5 本時の学習
( 1 ) [ Aim]
動物の名前が身近なところで使われていることに気づき、動物の名前を
覚えることを通して、英語に興味関心を持ち、活動を楽しむことができ
る。
( 2 ) [ Preparation] ピ ク チ ャ ー カ ー ド ( animals・ shape・ color) ・ 絵 本 ・ name card・
シール
(3)展開
学習活動
時間
評価項目
教師の支援及び指導上の留意点
HRT
ALT
(分)
Greeting
・既習表現を使って笑顔であいさつを交わし、児童の
5 緊張感を解きほぐすようにする。
Review
・shape and color.の復 ・shape and color.の練習
習の指示をする。
をリズミカルに行う。
児童と一緒に発音する。
Main Activity
・ピクチャーカードを提 ・ピクチャーカードを提示 ALTの発音
①ピクチャーカー
示する
する
や説明を良
ドを通して動物
・動物の名前をくり返して く聞いてい
の名前を知る
教える
る (聞くこと)
・くり返して練習する指
聞き慣れた
32 示を出す。
身近な英語
dog cat rabbit lion tiger bear elephant
の表現に気
monkey panda giraffe gorilla deer pig ・・・ づく。
(自国や外国の
②missing
をする
・missing
game
する。
③meet and
janken game
をする
④絵本の読み聞か
せを聞く
Greeting
8
gameの指示を ・「What
animals
are
文化への関心)
missing?」と質問し、game
の説明をしたり、進める。 活動のおも
・机間巡視をして支援を
しろさを味
する
わいながら
・gameの進行をする
発話しよう
側ごとにカードを使って英語で動物の名前を発音し
としている
ながら、両端からスタートする。出会ったら、じゃ
(話すこと)
んけんをして、勝ったら進む。ゴールまでたどり着
いたら1点。
・gameの説明をする。
・ルールの確認をする。
・ゲームがスムーズに進 ・ゲームがスムーズに進む
むよう、必要に応じて助 よう、必要に応じて助言す
言する。
る。
・時間を計り、交代させ
る。
得点を確認する。
Brown Bear Brown Bear ALTの発音
・本時の良かったことを
を読む。
や説明を良
伝える、次時への活動の
本時の良かったことを伝え く聞いてい
意欲を喚起する。
る。
る (聞くこと)
ピクチャカードで動物の名前を確認(JTE)
「missing game」
「meet and janken game」
JTEによる読み聞かせ
(Brown Bear Brown Bear)
6 まとめ
(1)授業研究で明らかになったこと
○担任とALTの役割分担の方向性を示すことができた。
担任 ・授業の進行役をする
・英語を話そうとするモデル(子どもの代表)
・学級経営を生かして適切な指名やグループ作りのまとめ役をする
ALT・英語の発音や文などのモデルを示す
・子供に分かるような英語をできるだけ多く話す
○学習活動をどう組み立てるかという授業の構成について共通理解を図ることができた。
・新しく学習した英語表現に慣れ親しませるために、リズミカルに練習する場を設定
する
・英語活動に楽しみながら取り組もうとする学習活動や、英語を使わなければならない
場の設定を工夫する
(2)課題
○評価の方法や評価の観点について明らかにしていく。
○発達段階を考えたゲーム内容を検討していく。
○ゲームと英語活動の兼ね合いをどう考えていくか。
○授業の始め方と終わり方をどうするか。
-31-
英
語
活
動
学
習
指
導
案
平成21年7月1日(水)第2校時(9:45~10:30)
場所:2年4組教室
2年4組 指導者 T1: 岡崎 光代 (HRT)
T2: Angela Gray(ALT)
授業の視点
スポーツの言い方を英語で表現することに慣れ親しむために、ジェスチャーゲームやスポー
ツバスケットを取り入れることによって、児童は英語活動を楽しむことができるであろう。
1
単元名
2
目
3
標
「
I
like
sports.
」
英語でのスポーツの言い方やI like~.の表現を知り、友だちとゲームをすることを
通してスポーツの表現に慣れる。
評価規準
(十分満足できる)
①スポーツの言い方を聞いたり発音することを通して、進んで英語を聞いたり話したりする
ことを楽しんでいる。〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
②HRT・ALTの説明や、友だちの英語表現を注意深く聞き、積極的に発音している。
〔コミュニケーション能力の素地としての「話す」「聞く」能力〕
③日本語と英語の発音の違いを理解している。〔生活や文化への関心・理解〕
(おおむね満足できる)
①スポーツの言い方を聞いたり発音することを通して、友だちと英語表現を使ってゲームを
することを楽しんでいる。〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
②HRT・ALTの説明や、友だちの英語表現を集中して聞き、まねをして話そうとしてい
る。〔コミュニケーション能力の素地としての「話す」「聞く」能力〕
③日本語と英語の発音の違いに気付いている。〔生活や文化への関心・理解〕
4 指導と評価の計画(全2時間計画・本時はその2時間目)
時間
学習活動
支援及び指導上の留意点
スポーツの言い方を知
スポーツの英語表現に慣れ親しむこと
1 り、ゲームを通して楽し ができるよう、繰り返し聞いたり発音
く表現する。
したりすることができるようにする。
2 ゲームを通して友だちと ゲームを通して、英語の表現に慣れ親
楽しくスポーツを表現し しみ、集中して聞いたり、進んで発音
合い、I like~.の言い
したりすることができるようにする。
( 本方に慣れる。
時)
評価項目
〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
スポーツの英語表現を知り、
活動を楽しんでいる。
〔コミュニケーション能力の素地
としての「話す」「聞く」能力〕
スポーツの英語表現やI
like~.の言い方を理解し、
話そうとしている。
5 本時の学習
(1)〔Aim〕 スポーツの英語表現やI like~.の言い方を理解し、ゲームを通して英語を話そうと
し、活動を楽しむことができる。
(2)〔Preparation〕ピクチャーカード(sports) CD
(3)展 開
学習活動
Greeting
Song
Review
Main activity
①ジェスチャーゲー
ムをする。
時間
評価項目
教師の支援及び指導上の留意点
HRT
ALT
・Let's study English.
・Hello!
5分
How are you?
・CDをかけ、大きな声と ♪Hello.How are you?♪を
ジェスチャーで歌える
歌う。
ようにし、児童の緊張
感をほぐす。
・sportsのカード(12枚) ・sportsのカード(12枚) 5分 日本語と英語の
をジェスチャーしなが
をジェスチャーしなが
発音の違いに気
ら提示する。
ら提示する。
付き、まねをし
・sportsの復唱の指示を出 ・いろいろなsports の発
て発音してい
す。児童と一緒に発音
音をする。
る。
〔生活や文化への関心・理解〕
する。
・HRTとALTでデモンストレーションをし、ジェス
チャーゲームの説明とルールの確認をする。
・1グループ指名し、グ
・グループで行うことの
ループでやる時の見本
説明をする。
をさせる。
・6グループに分ける。
・ゲームがスムーズに進むよう、必要に応じて助言
する。
②I like~.の言い方 ・sportsのカード(5枚) ・"What sport do you like?"
を提示する。
"I like ~."の発音をする。
を練習する。
・クラスを2つに分け、
"What sport do you like?"と
"I like ~."の掛け合いの
練習の指示を出す。
・ゲームの説明をする。
③スポーツバスケッ ・スポーツバスケットの
指示を出し、ルールの
トをして、I like
確認をする。
~の表現を楽しむ。
・いすを円にさせる。
・カードを配る。
・カードを配る。
・ゲームがスムーズに進むよう、必要に応じて助言
する。
全員
オニ
④本時の振り返りを
する。
Greeting
:
:
What sport do you like?
I like ~.( I like ~ and ~. )
・I like ~.の復唱の指示を ・いろいろなスポーツで
出す。児童と一緒に発
I like ~.の発音をする。
音する。
・本時の取り組みを賞賛
する。
・We're finished.
・Thank you very much.
Thank you very much.
See you.
See you.
15分 HRT・ALTの発
音や説明をよく
聞いている。
〔コミュニケーシ
ョン能力の素地と
しての「話す」「聞
く」能力〕
5分 ALTの発音をま
ねして話そうと
している。
〔コミュニケーシ
ョン能力の素地と
しての「話す」「聞
く」能力〕
10分
友だちと関わり
合いながら、英
語活動を楽しん
でいる。
〔コミュニケーションへ
の関心・意欲・態度〕
5分
sportsカードを使って単語の確認
ジェスチャーゲーム
「what do you like?」「I like~」
スポーツバスケットゲーム
6 まとめ
(1)授業研究で明らかになったこと
4 年生の実践を元に担任とALTの役割分担を考えて授業を組み立てることができた。
4 年生の授業を受けリズミカルな発音練習を取り入れ、スポーツの言い方を繰り返し練習
し、日本語と英語の発音の違いに気づくことができた。
ゲームの中に英語を使わなければならない場を設定し、自然に英語で答えられるように内
容や質問内容を工夫した。
HRT と ALT が、ゲームの見本を示すことで教師の説明が最小限にでき、児童が対話の内
容を推測して活動することができた。
HRT などが中心となり、授業の始めと終わりはクラス全体ではっきりと挨拶することがで
きた。
(2)課題
評価の方法や評価の観点などを明らかにしていく。
発達段階に応じた英語活動とゲーム内容を検討していく必要がある。
授業内容を決めるための ALT との打ち合わせの時間確保がなかなか大変であった。
-34-
英語活動学習指導案
平成21年9月7日(月)第2校時(9:45~10:30)5年2組教室
伊勢崎市立赤堀小学校 5年2組 指導者
齋藤 一紀
英語指導助手 Angela Gray
授業の視点
レストランゲームを通して、What do you want? ~,please.をくりかえし使うことで、英語で自
分の要求を伝えたり相手の欲しい物を聞いたりする表現に慣れ親しむことができるであろう。
1 単元 Lesson 6 外来語を知ろう
~What do you want?~(英語ノート1 P36~41)
2 単元設定の理由
(1)教材観
本単元は小学校学習指導要領の第5学年及び第6学年の内容1「主としてコミュニケーション
に関する事項」の(1)外国語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験すること、
(2)
積極的に外国語を聞いたり、話したりすること、
(3)言語を用いてコミュニケーションを図るこ
との大切さを知ること。2「主として言語と文化に関する事項」の(1)外国語の音声やリズム
などに慣れ親しむとともに、日本語との違いを知り、言葉の面白さや豊かさに気付くことを受け
て設定されたものである。
本単元では、以上の目標にせまるために、
「外来語を知ろう」というテーマを設定し、フルーツ
パフェを作る活動を通して、英語で自分の要求を伝えたり相手の欲しいものを尋ねたりして友達
と活動することで、コミュニケーションを図る楽しさを体験することができる。また、目標に向
かって必要な英語表現を使い、コミュニケーション活動を行うことを通して自分の思いをはっき
りと伝え、相手の要求をしっかりと聞きパフェを完成させることでコミュニケーションの大切さ
に気付くことができるものである。主として言語や文化に関することでは外来語とその元になる
言葉では CD の音声や ALT の発音をよく聞くことで発音に違いがあることなどのことばの面白さに
気付くことができる。他にも、普段使っている食べ物がどこの国に由来する食べ物かを考えるこ
とで外来語は様々な国から日本に伝わった言葉であることを知ることもでき、外来語のルーツが
英語からだけでないということも理解することができる。ALT とのコミュニケーションや話によ
って外国の食べ物や物の言い方について聞いたりして、文化に対する理解を深めることもできる。
児童は普段から外来語や英語を日本語の会話の中で何気なく使っていることが多い。児童にと
って外来語や英語はとても身近な存在である。ただ発音やその言葉のルーツまで意識している児
童は少ないと思われる。その中で発音の差異に気付くことは児童にとって他文化理解につながる
最初の一歩として大きな意義がある。また、英語になった日本語(sukiyaki, tsunami, tofu)を
知ることで自国の文化の理解にもつながっていくだろう。現在の自分たちの生活の中に根付いて
いる外来語は世界のあらゆる言語から取り入れられていることに気付くことで言葉の楽しさやお
もしろさにも気付くことができ、英語圏だけでなく世界のあらゆる国や言語についての興味も広
げることができる。以上のことから本単元を扱う意義は大きいと言える。
英語ノート1の Lesson1 では「世界の『こんにちは』を知ろう」で世界には様々な挨拶の仕方
があることを知ることができた。そこで世界のことばや人々の生活や人種が違うことに改めて気
付くことができた。Lesson3 では数の数え方やその際の指の使い方、ジャンケンの言い方が違う
こと知り、異文化について楽しみながら学習することができた。その後もジャンケンを韓国語や
英語で言うなど、普段の生活の中でも活用している様子をみることができる。
(2)児童の実態(男子20名 女子18名 計38名)うち1名はアンケート未実施
クラスの児童の大半は授業に対して意欲的で、話している人の顔を見ながらしっかりと聞くこ
とができる。全体の前での意見の発表になると数名の児童が常に積極的に挙手をし、自分の考え
を述べることができる。簡単な質問やその時のクラスの雰囲気によってはたくさんの児童が手を
挙げ自分の考えを述べることができるなど授業に対して良い態度で臨んでいると捉えることがで
きる。
事前にアンケートを行った結果、英語活動に対して意欲的に取り組む児童は多い。
「英語活動が
好き」という質問に「そう思う、大体そう思う」と回答した児童は34名(92%)いた。また、
33名(89%)の児童が ALT の先生とたくさん話したいと思っている。外国人と話したいと思
っている児童は27名(73%)、という結果からも英語を話すことに対して前向きな態度が伺え
る。
「英語活動をするようになって生活の中で英語に関心を持つようになった」児童は30名(8
1%)で普段から身近な英語に関する知識・関心も高いと思われる。本単元の身近な外来語につ
いても意欲的に活動に取り組むと思われるが、のこり7名(19%)の関心・意欲を教室や生活
など児童の身近な事例に関連づけることで喚起させながら授業を行いたい。
英語塾に通っている児童が9名(24%)おり、授業中はその知識を生かしてしっかりと話を
理解しようとしたり、発言をしてみようとしたりする態度を見ることができる。
3
目標
好きな食べ物や果物を尋ねたり要求したりする活動を通して、明確に自分の意思表示を行い、
友達とコミュニケーションを図る楽しさを体験することができる。
4
評価規準
(1)積極的に相手の要求を聞いたり、自分の要求を伝えたりする活動に意欲的に取り組んでい
る。
(コミュニケーションへの関心・意欲・態度)
(2)活動に必要な表現を積極的に用いて友達とコミュニケーションを図っている。
(コミュニケーション能力の素地としての「話す」「聞く」能力)
(3)外来語とその元の言葉の発音が違うことやルーツに気付く。
(生活や文化への関心・理解)
5
2 本時)
指導と評価の計画(全4時間計画 本時はその2時)
ねらい
学習活動、扱う表現
○身近な外来語とそ ○身近な外来語を探そう
の元の言葉の発音や ○キーワードゲーム
アクセントの差に気 Gorilla, tomato, guitar, TV, banana,
1
付く。
camera, milk, kangaroo, donut, cake,
「外来語についてく basketball, koala, calendar,
cabbage, lemon, soccer ball, glove
わしくなろう!」
○What do you want ? ○キーワードゲーム
と~, please.の表現 ○Let’s Listen 2 p.39
に慣れ親しむことが ○レストランゲーム
できる。
○Let’s Chant p.37
「友達の注文を聞い Hello. Thank you. Sorry.
たり、自分の欲しいも What do you want? ~, please.
のを伝えたりしよ
う!」
○欲しい物を尋ねた
り要求したりして自 Let’s Listen 2 P.39
分や友達のフルーツ ○自分のオリジナルパフェを作る。
パフェを作ることが ○友達にフルーツパフェを作ってあげ
3
できる。
よう。
「オリジナルのパフ What do you want?
ェを作ったり、作って ~, please. Here you are. Thank you.
You’re welcome.
あげたりしよう!」
○自分のフルーツパ ○自分のパフェを友達に紹介する。
4
フェを紹介したり、だ ○パフェ当てクイズ
評価項目と評価方法
○身近な外来語を探し、そ
の発音差やアクセントの違
いに気付いている。
(ワークシート、発言、観
察)
○What do you want ?と~,
please. の 表 現 に 慣 れ 親 し
み、友達とコミュニケーシ
ョンを図っている。
(ワーク
シート、発言、観察)
○必要な表現を使い、自分
の要求や、相手の欲しいも
のを聞いたりしながらフル
ーツパフェを作っている。
(ノート、発言、観察)
○自分のパフェを紹介した
り、ヒントから誰のパフェ
(
れのフルーツパフェ
かを当てたりする活
動をすることができ
る。
「作ったパフェを紹
介しよう!」
This is my parfait.
I like ~.
を推理したりすることがで
きる。
6 指導方針
○児童が自信を持って活動に取り組めるように練習の時間をたくさん取る。
○児童が活動を確実に理解できるように ALT と一緒にデモンストレーションを行う。
○児童が体験的に楽しみながら英語の単語等の練習に取り組めるようにクイズやゲームを取り入
れる。
○友だちと英語が話せて楽しい、英語が使えたという充実感を得られるよう、コミュニケーショ
ン活動を行う。
○児童がめあてを持って取り組めるように本時のキーワードを黒板に掲示する。
○低位の児童が安心感を持って活動に取り組めるよう HRT は適宜日本語を使うようにする。
○児童が本時の活動を自己評価し目標を持って学習できるようにふりかえりカードを使う。
7 本時の学習
(1)ねらい What do you want ? ~please.の表現に慣れ親しませる
(2)準備 フラッシュカード、カード、英語ノート、プロジェクター、PC
(3)展開
展開
(分)
挨拶
2分
復習
7分
導入
10 分
児童の活動
学級担任(HRT)及び
英語指導助手(ALT)の活動
○挨拶をする。
Hello, I’m
fine/happy/hun
gry/sleepy.
Let’s Play 1
○キーワードゲ
ームをする。
○全体にあいさつをする。
・指導者二人で児童を分担して一人ひとりの
児童とも挨拶をする。
Let’s Listen 2
○指導者の英語
を聞いて、ケン
とマイとが何を
注文したかを聞
き取り、それぞ
れのメニューを
○と□で囲む。
○本時のめあてを提示する。
「友達の注文を聞いたり、自分の欲しいもの
を伝えたりしよう。」
○Let’s Listen 2 のやり方を説明し、英語
ノート P39 を開けさせ活動を行わせる。
・状況を説明する。ケンとマイ、ケンの母親
がレストランにいる。店員が2人に注文を聞
き、2人がメニューから選んで注文をしてい
る。
・2人が何を注文したかをスクリーンで確認
する。
○ALT は食べ物を見せながらどの食べ物が欲
しいかを児童に尋ねる。
○What do you want ?や~,please.の意味を
確認する。
○キーワードゲームをすることを告げる。
・復習になるようにしっかりと聞くことに注
意を向けるようにする。
・HRT と ALT が交互に発音していく。
※指導上の留意点
△準備
□評価(方法)
※一人ひとりに挨拶す
ることにより、英語でや
り取りする機会を持た
せる。
※英語を聞く意識を高
められるようにキーワ
ードゲームを行う。
△スクリーン、プロジェ
クター、PC
※児童が目標を持って
授業に取り組めるよう
めあてを提示する。
※必要な表現を自然と
使えるように児童に尋
ねていく。
※理解して活動に取り
組めるように表現の意
味を確認する。
展開
18 分
まと
め
7分
挨拶
1分
Activity
○店員さんとお
客の半分ずつに
別れてレストラ
ンゲームを行
う。
店員は What do
you want?
~,please.
の表現を使い自
分の持ちカード
がなくなるまで
注文を聞いてく
る。
Let’s Chant
○チャンツを言
う
○ふりかえりカ
ードに自己評価
を記入する。
○終わりの挨拶
をする。
○英語ノートをしまわせてから、レストラン
ゲームを行うことを告げ、やり方を実演しな
がら説明する。
・表現とメニューの練習を行わせる。
<Skit>
A: Hello!
B: Hello!
A: What do you want?
B: ○○, please.
A: please. (Sorry.)
B: Thank you.
A: Bye!
B: Bye!
※カードは見せない。
※同じ人には聞けない
○Chants をまとめとして行うことを告げる。
・一度聞かせてから歌う。
○ふりかえりカードに記入させ、本時の活動
の目標が達成できたかを振り返らせる。
※活動の会話の流れを
掴ませるために HRT と
ALT とボランティアの児
童数人で実演する。
△フラッシュカード、配
布用カード、
○児童の英語を使おうとする態度面につい
てよかったところを言う。
○挨拶をする。
※次時の意欲につなが
るように、具体的に児童
の良かった点を評価す
る。
□ What do you want ?
と~, please.の表現に
慣れ親しみ、友達とコミ
ュニケーションを図っ
ている。(発言、観察、
ふりかえりカード)
※歌っている内容や歌
詞が理解できるように
スクリーンに表示する。
英語活動ふりかえりカード
5年
組
番
名前(
)
今日の授業をふりかえって書いてみよう!
1、身の回りから外来語をたくさん探せましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
2、アンジェラ先生や CD の英語はしっかりと聞けましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
3、英語の発音をまねして言えましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
4、外来語についてくわしくなりましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
感想
英語活動ふりかえりカード
5年
組
番
名前(
)
今日の授業をふりかえって書いてみよう!
1、アンジェラ先生の英語や CD の英語をしっかりと聞くことができましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
2、自分のほしいメニューを友達に伝えられましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
3、友達に注文を聞けましたか?
とても・ふつう・まぁまぁ・だめ
感想・気付いたこと
5年
1
授業のまとめ
題材に基づく単元構成
時
ねらい
1
2
3
4
身近な外来語とその元
の言葉の発音やアクセ
ントの差に気づく。
コミュニケーションを
図る場の設定
キーワードゲームをする。
What do you want?と
~,please.の表現に慣れ
親しむことができる。
欲しい物を尋ねたり要
求したりして自分や友
達のフルーツパフェを
作ることができる。
レストランゲームにおいて
友達の注文を聞き、自分の
欲しい物を伝える。
店員と客の立場になり、友
達に欲しい物を聞いて、フ
ルーツパフェを作ってあげ
る。
自分のフルーツパフェ
を紹介したり、だれの
フルーツパフェかを当
てたりする活動をする
ことができる。
自分のパフェを友達に紹介
する。
2 英語ノートの活用について
ねらい
身近な外来語とその元の言
1 葉の発音やアクセントの差
に気づく。
What do you want?と
~,please.の表現に慣れ親し
むことができる。
P36
P36
P36
P38
P39
P37
英語ノート
Let's Listen
Let's play 1
Activity
Let's listen 1
Let's Listen 2
Let's Chant
2
3
4
欲しい物を尋ねたり要求し
たりして自分や友達のフル
ーツパフェを作ることがで
きる。
P39 Let's Listen 2
自分のフルーツパフェを紹
介したり、だれのフルーツ
パフェかを当てたりする活
動をすることができる。
P40 Activity 1
P41 Activity 2
P41 Activity 3
コミュニケーションの働きの
例・言語材料
働き(ウ)
gorilla, tomato, guitar, TV
banana, camera, milk, cake
kangaroo, donut, basketball
koala, calendar, cabbage
lemon, soccer, ball, glove
働き(エ)
What do you want?
~, please.
働き(エ)、(ア)
What do you want?
~, please. Here you are.
Thank you.
You're welcome.
働き(エ)
This is my parfait.
I like ~.
活用の場面
CDから聞こえる単語の発音が、自
分の知っている語の発音やアクセン
トと似ていたり違っていたりするこ
とに気づく。
P39を開き、英語を聞いて、ケンと
マイが何を注文したかを聞き取り、
レストンゲームのヒントとする。
P37のチャンツを通して表現に慣れ
親しむことができる。
Let's Listen 2の場面設定とその時に
使われている文例を用いて活動にい
かし、欲しい物を尋ねたり要求した
りして自分や友達のフルーツパフェ
を作ることができる。
フルーツパフェを紹介したり当てた
りする場面において、41ページを
見せたり、成果を確かめとして使っ
たりする。
3 評価について
時
ねらい
身近な外来語とその元の言
1 葉の発音やアクセントの差
に気づく。
2
3
4
What do you want?と
~,please.の表現に慣れ親し
むことができる。
欲しい物を尋ねたり要求し
たりして自分や友達のフル
ーツパフェを作ることがで
きる
自分のフルーツパフェを紹
介したり、だれのフルーツ
パフェかを当てたりする活
動をすることができる。
○評価項目 と
□評価方法
○身近な外来語を探し、その発音差やアクセントの違い
に気づいている。
□ワークシートに身近な外来語を探して書いているか。
□キーワードゲームの際に外来語と英語の音を聞き分け
て活動に取り組んでいるか、またALTと発音するとき
にアクセントを意識できているかを確かめる。
○What do you want?と~,please.の表現に慣れ親み、
友達とコミュニケーションを図っている。
□レストランゲームにおいて手持ちのカードを全て相手
に渡したり、店員役からもらったりすることができる。
□英語ノートP39のLet's Listen 2の解答に○が付いてい
るかどうかを確認する。
○必要な表現を使い、自分の要求や、相手の欲しい物を
聞いたりしながら フルーツパフェを作っている。
□英語ノートP41に自分の好きなフルーツを貼り付けて
いるかどうかを確かめる。
□友達にフルーツパフェを作ってあげているかどうかを
観察する。
○自分のパフェを紹介したり、ヒントからだれのパフェ
かを推理したりすることができる。
□振り返りカードの記入内容を確かめる。
□授業中の紹介や当てる活動における行動観察。
4まとめ
(1)授業研究会で出されたこと
○授業説明
・評価方法について迷う部分があった。
・コミュニケーション能力を評価するために、
評価のための場の設定、意図的な会話の場面が必要か。
個人に渡した食べ物カードが何枚なくなったかという評価の仕方も考えられる。
一人ひとりがどの程度会話をしようとしているかという、担任の見方が必要だ。
本時では、半数が座って受け答えをする方法をとった。
(2)明らかになったこと
○授業の構成が児童の実態に合っていて、とても良かった。
○ゲームでねらうものをいつも明らかにしておくことが大切であることを再確認した。
○英語活動ならではの指示の出し方が、適切であった。
○英語ノートについて単元全体でどう評価するかというふうに考えることもできる。
(3)課題
○ 英語ノートの効果的な活用方法について、引き続き追求していく必要がある。
○担任として、各学級の児童をどうとらえ、実態に合ったコミュニケーション能力をどう
見取るか、引き続き追求していく。
キーワードゲーム
ケンとマイが注文したものを聞き取る
レストランゲーム説明
レストランゲーム
レストランゲーム
ふりかえりカード
英語活動学習指導案
平成21年10月14日(水)第2校時(9:45~10:30)
場所:6 年 2 組教室
6 年 2 組 指導者 担任 中嶋 かずみ
英語指導助手 ライト幸江
授業の視点
自分が行ってみたい国を伝え合うという本時の主活動に用いる語いや表現に、ゲーム的要素を取
り入れながら段階的に慣れ親しませていくことで、友達と英語を使ったコミュニケーション活動が
積極的に図れるであろう。
Lesson6 行ってみたい国を紹介しよう
~I want to go to Italy.~(英語ノート 2 P36~)
2 単元設定の理由
(1) 教材観
小学校学習指導要領の外国語活動の目標は、「言語と文化に関する事項」「コミュニケーショ
ンに関する事項」
「外国語の音声や基本的表現に関する事項」の三項目から成り立っており、内
容は、1の「主としてコミュニケーションに関する事項」と2の「主として言語と文化に関す
る事項」とで構成されている。
本単元は、1の「主としてコミュニケーションに関する事項」の内容を受けて、相手に行き
たい国を伝えたり、相手の話を聞いたりして、英語を使って友達とコミュニケーションを図る
楽しさを体験できるものである。また、英語をコミュニケーションの道具とすることで、言い
たいことが相手に伝わる喜びや友達の知らなかった面に気づくことができる単元でもある。2
の「主として言語と文化に関する事項」については、行ってみたい国やその理由を話す活動を
通して、英語の音声やリズムに慣れ親しむことができたり、様々な国の国旗や有名なものを知
り、文化に対する理解を深めたりすることができる単元となっている。
児童は、野球やサッカーをはじめさまざまなスポーツ番組やニュースなどで海外の話題に触
れたり、スパゲッティ、キムチなど食事から外国を思い浮かべたりすることもあるだろう。た
だ、改めて外国の国旗や有名なものを知ったり、友達の行きたい国を聞いたりする中で、知ら
なかった国にも目を向けることができ、国の言い方についても、イタリア、ブラジルなどと日
本語では言うが、英語での発音の仕方はまた違っており、日本語と英語での発音の違いにも気
づかせることができる。この単元を通し、行きたい国やその理由を考えることで、世界にはい
ろいろな国があり、それぞれに良さがあるということに気づくきっかけとなるだろう。
英語ノート Lesson2「いろいろな文字があることを知ろう」では、アラビア語やタイ語など
英語以外の様々な文字が出ていて、世界の文字に触れることができ、英語が公用語または準公
用語として使われている国の数から、なぜ外国語の中でも英語を取り上げて学習するのかにつ
いても知ることができた。Lesson3 の「友達の誕生日を知ろう」では、友達と誕生日を尋ね合
う活動を行ったり、Lesson4「できることを紹介しよう」では、グループで英語を使った質問
を通して何の動物かを当てるといった活動も行ったりして、英語を使って友達とやりとりする
ことにも少しずつ慣れてきている。
以上のように、世界に目を向けるきっかけとなったり、英語の表現を使うことで、いろいろ
な友達に質問したり自分自身のことについて答えたりするなどコミュニケーションが図れる活
動が取り入れられており、本単元を扱う意義は大きいと言える。
(2) 児童の実態(男子 19 名、女子 16 名、計 35 名)
全体的に、学習には真面目に、落ち着いて取り組むことができるが、積極的に発言できる児
童は少ない。歌や発音練習などでも、はっきりとした声が出せない児童も何人かいて、全体の
声も小さい。
事前にアンケートを行った結果、
「英語活動が好き」という質問には「そう思う、大体そう思
1
単元名
う」と答えた児童は 27 名(77%)いた。(以下、「そう思う、大体そう思う」と答えた児童の
割合)「相手にわかるようにくふうして話すことは大切だと思う」児童は 94%だが、「友達、
ALT、担任と話したい」というそれぞれの質問には、「そう思う」と答えた児童は少ない。「英
語で友だちと話すことができたとき、とてもうれしい」児童は 65%とあまり多くはないので、
友達とのやりとりを取り入れていき、英語を使って会話ができたと感じさせられるよう授業を
構成していきたい。
「学校以外で英語をならっている」児童は、10 名おり、授業中の様子を見ると、授業の内容
をよく理解しているようだが、積極的に発言している児童は数名である。
3
目標
行きたい国とその理由を尋ねたり答えたりする活動を通して、自分の言いたい事を相手
に伝えたり相手の言いたい事を理解したりするなど友達と英語を使ってコミュニケーショ
ンを楽しむことができる。
4 評価規準
(1) 行きたい国とその理由を尋ねたり答えたりする活動に意欲的に取り組み、コミュニケー
ションを楽しもうとしている。(コミュニケーションへの関心・意欲・態度)
(2) 活動に必要な表現を適切に用いて、友達とコミュニケーションを図っている。(コミュ
ニケーション能力の素地としての「話す」「聞く」能力)
(3) 国名の英語での言い方や有名なもの、国旗などを知る。(生活や文化への関心・理解)
5 指導と評価の計画(全4時間予定 本時は第4時)
時
学習活動
ねらい
間
扱う表現
1
国 名 の 英 語 で の ・国名当てクイズをする。
言 い 方 や 国 旗 を ・Yes No ゲームを通して「~に行きたい」と
知り、「~に行き
いう英語表現に親しむ。
たい」という表現
Italy Japan China Korea Brazil America
France Australia Spain Ghana Egypt
を使って話そう
I want to go to ~.
とする。
評価項目と
評価の方法
国旗や国名の英語
での言い方を知
る 。( 発 言 、 観 察 、
英語ノート)
「~に行きたい」と
いう表現を使って
・英語ノートP37 の「Let’s Listen2」をする。 いる。(発言、観察)
2
3
行 き た い 国 を 尋 ・デモンストレーションを聞いて、行きたい国 「 Where do you
ねたり、尋ねられ
を尋ねたり答えたりする表現を知り、練習す want to go?」
「I want to go to
て答えたりする。
る。
Where do you want to go?
~」の表現を使い、
I want to go to ~.
友達とコミュニケー
・国旗カードを使ったゲームをグループで行い シ ョ ン を 図 っ て い
表現に親しむ。
る。(発言、観察)
行 っ て み た い 国 ・英語ノートP39「Let’s Listen②」をする。 行きたい国やその
や そ の 理 由 に つ ・英語ノートP40「Let’s Listen」をする。
理由についてまとま
い て の ま と ま っ ・それぞれの国の有名なものを話し合う。
った話を聞いてそ
た話を聞いて、そ ・行きたい国を理由とともに話す。
の概要が分かる。
(観察、英語ノート)
の概要を理解す
Where do you want to go?
I want to go to ~.
行きたい国を尋
る。
I
like~.
ねたり理由とと
行きたい国を尋ね
たり理由とともに答 ・英語ノートP41「Activity1」をする。(自分が行っ も に 答 え た り す
てみたい国についてその理由と国旗とを書く。) る。
(発言、観察)
えたりする。
4
行 っ て み た い 国 ・ 国旗カードを使ったゲームをグループで行
について話した
い表現に親しむ。
り 聞 い た り し な ・ 友達と行きたい国を伝え合う。
がら、友達と英語
Hi / Hello.
を使ってコミュ
Where do you want to go?
I want to go to ~.
ニケーションを
I like~.
楽しむことがで
Thank you.
きる。
行ってみたい国に
ついて話したり聞
いたりしながら友達
と英語を使ったコミ
ュニケーションを楽
しんでいる。
(観察、ワークシー
ト)
6 指導方針
○いろいろな国に興味を持てるように、有名なものの写真や国旗などを使いながら授業を行う。
○英語の表現は、少しずつ増やし、繰り返して練習させることで、自信を持って活動に取り組
めるようにする。
○英語の表現の練習のさせ方は、個人で話すことは負担が大きいので、全体やグループでの練
習などの段階を踏んでから行うようにする。
○英語ノートのCDは、読むスピードが速いので、児童の反応を見ながら使ったり、英語指導
助手に発音してもらったりする。
○コミュニケーションを図ろうとする態度を育てていけるよう、友達と英語を使ったやりとり
を少しずつ取り入れていき、言いたいことが伝わるという自信を持たせていきたい。
○自分の行きたい国の理由については、いろいろなことが言いたいという児童の思いも大切に
したいので、JTE に質問してもよいことにする。ただ、インタビューで理由を述べるときに
は、相手にも理解してもらえるように「~が好き」という言い方を使っていく。
○積極的にコミュニケーションが図れない児童には、担任や JTE が個別の支援をしていく。
○積極的にコミュニケーションを図ろうとしている児童には、みんなの前で発表させるなど活
躍の場を与え、自信をもたせるとともに、活動のモデルとなるようにする。
○授業の中で扱う基本的な表現は、児童の目安になることもあるので、必要に応じて板書して
いく。
○振り返りカードを使い、授業で扱った表現や英語を使って友達と活動することなど授業のポ
イントを意識させて、次回につなげていく。
7 本時の学習
(1) ねらい
行ってみたい国について話したり聞いたりしながら、友達と英語を使ってコミュニケーショ
ンを楽しむことができる。
(2) 準備 ワークシート、英語ノート、国旗カード(掲示用、グループ用)
(3) 展開
*指導上の留意点
展開
学級担任(HRT)及び
児童の活動
△準備 □評価(方
(分)
英語指導助手(JTE)の活動
法)
挨拶
○挨拶をする。 ○挨拶のあと、簡単な英語でのやりとりをする。 *英語での簡単なや
5分
(JTE)
りとりとなるようJ
TEと質問の内容を
Let’s start English.
確認しておく。
Hello.How are you?
What ~ do you like?
I like~.
復習
3分
○復習を行う。 ○国旗カードを掲示しながら発音する。
・国の言い方の (JTE)
復習をする。
△国旗カード
主活動 ○めあてを知
○今日のめあてを伝える。(HRT)
の準備 り、活動の見通 「行きたい国やその理由について友達にイ
12 分
ンタビューをしよう」
しをもつ。
○練習のやり方を実演する。(HRT&JTE)
○カードを使
・グループにさせ、封筒に入れたカードを渡
って表現の練
す。みんなで質問し、一人が答える。好きな
習を行う。
国を言って、取り出したカードと合ったら、
・ゲームのやり カードがもらえる。
方を知る。
Where do you want to go?
I want to go to~.
・ゲームをする。
△国旗カード
*活動の流れが分か
るように児童も参加
させながら説明す
る。
*この後の活動に取
り組めるように必要
な表現の復習を行
う。
主活動 ○ 行 き た い 国 ○担任と JTE,JTE と児童などでデモンスト △ワークシート
20 分
を 伝 え 合 う 活 レーションを見せ、インタビューの流れや気 △英語ノート
動をする。
*児童も参加させな
をつけることを理解させる。(HRT&JTE)
がら説明する。
A:Hi
/
Hello.
・インタビュー
Where do you want to go?
のやり方、気を
B:I want to go to ~.
つけることを
I like~.
確認する。
A:Thank you.
・質問する役、
インタビューの時に気をつけること
答 える役 に分 か
*あいさつをする *相手を見る
れて前半と後半
で役 割を交 代し ○積極的に相手を探せなかったり、英語を口
てインタビューを に出せなかったりする児童に対しては、一緒
に発音する。(HRT&JTE)
行う。
・何人かの児童 ○何人かの児童に発表させる。(HRT)
が発表する。
□行ってみたい国に
ついて話したり聞いた
りしながら、友達と英
語 を使 ったコミュニケ
ーションを楽しんでい
る。(観察、ワークシー
ト)
*友達とのやりとり
が上手だった児童を
見つけ、良い点に気
づかせられるように
活動のモデルとなっ
てもらう。
まとめ ○振り返りを
○振り返りカードに記入させる。(HRT)
挨拶
する。
5分
・振り返りカー ○児童の良かったところについて伝える。 *良かったところは
ドに自己評
(HRT)
具体的にほめ、意欲
価を記入す
につなげる。
る。
○終わりの挨
拶をする。
○挨拶をする。(HRT&JTE)
We are finished.
Thank you very much.
<振り返りカード>
Lesson6 行ってみたい国を紹介しよう~ I want to go to Italy.~
名前
日
付
~○をつけよう~
1 ☆英語での国名の言い方や国
旗などが分かりましたか。
/
よく分かった
分かった
分からなかった
☆友達と英語を使って楽しく
活動できましたか。
よくできた
できた
できなかった
2 ☆行ってみたい国を尋ねたり
答えたりすることができまし
たか。
/
よくできた
できた
できなかった
☆友達と英語を使って楽しく
活動できましたか。
3
/
4
よくできた
できた
できなかった
☆ 行ってみたい国やその理由
を英語で言うことができま
したか?
よくできた
できた
できなかった
☆友達と英語を使って楽しく
活動できましたか。
よくできた
できた
できなかった
☆行ってみたい国やその理由
を英語で言うことができま
したか?
よくできた
できた
できなかった
☆友達と英語を使って楽しく
活動できましたか。
よくできた
できた
できなかった
/
~感想~
6年
授業のまとめ
1 題材に基づく単元構成
時
ねらい
1
国名の英語での言い方
や国旗を知り、「~に
行きたい」という表現
を使って話そうとする。
コミュニケーションを
図る場の設定
国名当てクイズをする。
Yes Noゲームにより、「~
に行きたい」と話し合う。
行きたい国を尋ねたり、 行きたい国について、友達
2 尋ねられて答えたりす
と会話を楽しむ。
る。
国旗カードを使ったゲーム
をする。
行ってみたい国やその
それぞれの国の有名なもの
3 理由についてのまとま
を話し合う。
った話を聞いて、その
行きたい国を尋ねたり答え
概要を理解する。
たりする。
行きたい国を尋ねたり、
理由とともに答えたり
する。
行ってみたい国につい
国旗カードを使ったゲーム
4 て話したり聞いたりし
をする。
ながら、友達と英語を
友達と行きたい国を伝え合
使ってコミュニケーシ
う。
ョンを楽しむことがで
きる。
2 英語ノートの活用について
ねらい
国名の英語での言い方や国旗
1 を知り、「~に行きたい」と
いう表現を使って話そうとす
る。
行ってみたい国やその理由に
ついてのまとまった話を聞い
3 て、その概要を理解する。
行きたい国を尋ねたり、理由
とともに答えたりする。
4
行ってみたい国について話し
たり聞いたりしながら、友達
と英語を使ってコミュニケー
ションを楽しむことができ
る。
コミュニケーションの働きの
例・言語材料
働き(ウ)(エ)
I want to go to ~ .
Italy Japan China Korea
Brazil America Australia
France Spain Ghana Egypt
働き(エ)
Where do you want to go ?
I want to go to ~.
働き(エ)
Where do you want to go ?
I want to go to ~ .
I like ~ .
働き(エ)(ア)
Hi / Hello.
Where do you want to go ?
I want to go to ~ .
I like ~ .
Thank you.
英語ノート
P37 Let's Listen2
活用の場面
CDを聞いて、国旗の特徴を
聞き取り、国名の英語での言
い方に親しむことができる。
P39 Let's Listen2
P39 Let's Listen 2 P40
Let's ListenのCDを聞いて、
前時までの表現を思い出す。
また、本時で行きたい国とそ
の理由を述べる表現を扱うの
で、言い方のモデルとする。
P41 Activity 1に、行きたい
国とその理由を書き、自分の
考えをまとめる。
インタビュー活動の前に、自
分の行きたい国とその理由を
確認するために、Activity 1の
ページを見直す。
P40 Let's Listen
P41 Activity 1
P41 Activity 1
3 評価について
時
ねらい
国名の英語での言い方や国旗
1 を知り、「~に行きたい」と
いう表現を使って話そうとす
る。
2
3
行きたい国を尋ねたり、尋ね
られて答えたりする。
行ってみたい国やその理由に
ついてのまとまった話を聞い
て、その概要を理解する。
行きたい国を尋ねたり、理由
とともに答えたりする。
○評価項目 と □評価方法
○国旗や国名の英語での言い方を知る。
□国名当てクイズの際に、国名を発音しようとしてい
るか、また、英語ノートP37「Let's Listen2」に国
名が書かれているかを確認する。
○「~に行きたい」という表現を使っている。
□Yes,Noゲームのときに、それぞれの国について行き
たいか行きたくないかを発音しようとしているかの
行動観察。
○「Where do you want to go ?」「I want to go to
~ .」の表現を使い、友達とコミュニケーションを
図っている。
□表現を使うカードゲームにおいて、友達に質問した
り、質問に答えたりしているかを観察する。
○行きたい国やその理由についてまとまった話を聞い
てその概要が分かる。
□英語ノートP39、40の解答を確認する。
○行きたい国を尋ねたり理由とともに答えたりする。
□ALTに続いて発音しようとしているかを観察する。
行ってみたい国について話し ○行ってみたい国について話したり聞いたりしながら、
たり聞いたりしながら、友達
友達と英語を使ったコミュニケーションを楽しんで
と英語を使ってコミュニケー
いる。
ションを楽しむことができ
□インタビュー活動の様子を観察したり、ワークシー
る。
トのインタビューの結果を確認したりする。
4まとめ
(1)授業研究会で出されたこと
○授業説明
・行きたい国の理由を伝える時に、表現をどこまで広げるか迷ったが、児童の実態を配慮
して「I like~.」とした。
・伝え方については、児童が最も多く話す場の設定として、インタビュー形式とした。
・4時間構成では短いような気がしたが、4時間の中で児童が取り組める表現と活動を工
夫した。
・モチベーションの高め方として、自分で目標を設定することも考えられる。日常的な英
語表現(I'm sorry. I don't know.)を生活の中に位置づけ、こうした活動の中で自然
に使えるようにしたい。
(2)明らかになったこと
○授業内容は、6年生の発達段階や実態に合っているものであった。
○英語ノート2は、やや難しい内容もあるので実態に合った使い方をしていたが、そうい
う考え方が有効であろう。
○評価に関しては、抽出児2名について、どうコミュニケーション能力の見取りをするか
について考えた。実態からすると1名は「おおむね満足」であり、1名は「おおむね満
足と「もう少し」の両方の評価が出された。何を能力とするかを明確にし、担任が実態
を考慮して長い目で英語活動の評価を考えていく必要がある。
4
(3)課題
○英語ノート2は、高度な内容も盛り込まれているので、児童の実態に合った効果的な活用
方法を追求していく。
○評価については、教師の見取りと児童の自己評価の相違点を把握し、児童に自信を持たせ
るような支援が必要とされる。英語活動の効果的な評価のあり方を引き続き探っていく。
国名の言い方の復習
インタビューの説明
インタビューのデモンストレーション
インタビューの準備
「Where do you want to go?」
「I want to go to~.」
英語ノートに張った振り返りカード
-50-
英 語 活 動 学 習 指 導 案
平成21年11月25日(水)2校時(9:45~10:30)
場所:3年1組教室
3年1組 指導者 T1:曽根
恵子(HRT)
T2:ライト 幸江(JTE)
授業の視点
身の回りの学用品の名前を“Do you have ~?”で表現することに慣れ親しむために、
カードゲームを取り入れることによって、児童は英語活動を楽しむことができるであろう。
1 単元名 「 What′s This ? (学用品) 」
2 目標
学用品や教室にある物の言い方や、“Do you have ~?”の表現を知
り、友だちとの交流を楽しむ。
3 評価規準
(十分満足できる)
①学用品とそれを使う動作の表現の言い方を聞いたり、発音したりすることを通して、
進んで友だちと英語表現を使ってゲームをすることを楽しんでいる。
〔 コミュニケーションへの関心・意欲・態度 〕
②HRT・JTEの説明や、友だちの英語表現を注意深く聞き、積極的に繰り返し
て発音している。〔 コミュニュケーション能力の素地としての「聞く」「話す」能力〕
③日本語と英語の発音の違いを理解している。
〔 生活や文化への関心・理解 〕
(おおむね満足できる)
①学用品とそれを使う動作の表現の言い方を聞いたり、発音したりすることを通して、
友だちと英語表現を使ってゲームをすることを楽しんでいる。
〔 コミュニケーションへの関心・意欲・態度 〕
②HRT・JTEの説明や、友だちの英語表現を注意深く聞き、まねをして繰り返して
発音している。〔 コミュニュケーション能力の素地としての「聞く」「話す」能力〕
③日本語と英語の発音の違いに気付いている。
〔 生活や文化への関心・理解 〕
4 指導と評価の計画(全4時間計画・本時はその4時間目)
時間
学習活動
支援及び指導上の留意
評価項目
1
学用品や教室にある
物の言い方を知り、
ゲームを通して楽し
く表現する。
学用品や教室にある物の英語表現
に慣れ親しむことができるように、
繰り返し聞いたり発音したりする
ことができるようにする。
〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
学用品や教室にある物
の英語表現を知り、活
動を楽しんでいる。
2
前時とは違う学用品
や教室にある物の言
い方を知り、ゲーム
を通して楽しく表現
する。
学用品や教室にある物の英語表現
に慣れ親しむことができるように、
繰り返し聞いたり発音したりする
ことができる場を工夫する。
〔コミュニケーションへの能力の素地としての
「聞く」「話す」能力〕
学用品や教室にある物
の英語表現やWhat’s
this?の言い方を理解
し、話そうとしている。
3
学用品とそれを使う
動作の表現を知り、
ボンゴゲームを通し
て楽しく表現する。
ボンゴゲームを通して、英語の表
現に慣れ親しみ、集中して聞いた
り、進んで発音したりすることが
できるようにする。
〔コミュニケーションへの能力の素地としての
「聞く」「話す」能力〕
学用品や教室にある物
の英語表現を理解し、
ボンゴゲームを楽しん
でいる。
4
Do you have~?の
カードゲームを通して、Do you
表現を知り、カード have~?表現に慣れ親しみ、友だ
ゲームを通して楽し ちとの交流を持てるようにする。
く表現する。
〔コミュニケーションへの能力の素地としての
「聞く」「話す」能力〕
Do you have~?の表現
を知り、カードゲーム
の中で話そうとしてい
る。
5 本時の学習
(1)〔Aim 〕 “Do you have ~?”の 表現を知り、カードゲームを通して英語を話
そうとし、友だちとの交流を楽しむことができる。
(2)〔Preparation 〕ピクチャーカード(学用品) ブラックボックス ネームカード
学用品(鉛筆・消しゴム・線引き・ノート・ハサミ)
(3) 展開
学習活動
教師の支援及び指導上の留意点
HRT
JTE
・Hello!
How are you?
Greeting
・Let’s study English.
Review
・できるだけ自分の状
態を答えられるよう
にする。
・前回の学用品、教室 ・前回の学用品、教
室にあるものをブ
にあるものの復習を
ラックボックスを
する。
使って復習をする
・児童と一緒に発音す
リズムにのって
る。
What’s this?
Main activity
・HRTとJTEでデモンストレーションをし、
①Do you have
Do you have ~ ? の表現を紹介する。
?
の表現を知る。 A: Oh , no !
Iforgot ~ .
H:
Do you have ~ ?
A:
Yes, I do.
H:
Can I borrow it?
A:
Yes. Here you are .
H:
Thank you.
You are welcome .
時間
評価項目・
評価方法
3
7
学用品、教室に
あるものの英語
表現に慣れ親し
んでいる。
(観察・発言)
5
・Do you have~?の場面がイメージしやす
いように豊かな表情や動作でデモンストレ
ーションをする。
②Do you have
~?
Yes, I do .
Here you are.
の言い方を練習
する。
③カードゲーム
をして、Do you
have ~ ? の表
現を楽しむ。
・自信のない児童に声 ・児童にもDo you
をかける。
have ~ ?の質問
に 答えさせる。
A:Hello!
P:Hello!
A:Do you have ~ ?
P:Yes, I do .
(No, I don't. )
Here you are .
A:Thank you.
A・P:Bye.
25
Do you have ~ ?
と質問したり、
それに答えたり
しながら、進ん
で友達と交流し
ている。
(観察・発言)
・カードゲームを実演する。
・A・B2つのグルー ・ゲームの説明をす
プに分ける。
る。
・カードゲームの指示 (Aが先に質問。B
を出し、ルールの確
が答える。質問さ
認をする。
れたカードを自分
が持っていたら相
手に渡す。)
・Bグループにカー
ド3ずつ枚配る。
・何枚とれたか確認
し、たくさんとれ
た児童を賞賛する。
・よくできていた児童を紹介し、発表させ
英語表現を認める。
・Bグループに質問の仕方を確認する。
Greeting
・Aグループにカード ・何枚とれたか確認
3枚ずつ配る。
し、たくさんとれ
・グループを回りなが た児童を賞賛する
ら楽しく活動できる
よう声かけをする
・本時の良かったこと
を伝える。
・We'er finished .
Thank you very much ・Thank you very much
・See you.
・See you.
5
JTEと学用品の単語の練習
かるたゲーム
HRTとJTEのデモンストレーション
「Do you have ~?」
カードゲーム
「Do you have ~?」「Yes, I do.Here you are.」
6 まとめ
(1)授業研究で明らかになったこと
○今までの授業研究会を通してALTとの役割分担が明確になってきた。
○授業の展開(進行)や評価に関して、担任と児童、児童相互の関係作りが重要であるこ
とが再確認できた。
○今までの授業研究会を通して授業の構成が明確になってきた。
○聞く活動(思わず聞きたくなる活動)を取り入れることは大切である。
(2)課題
○評価について「児童によって評価の観点を変え、その児童の能力に応じた評価」
「基準に
なる児童を抽出し、クラス全体を評価する」という考え方について今後も検討していく。
○発達段階に応じた系統性のある指導計画を検討していく。
-53-
英語活動学習指導案
平成22年2月3日(水) 第2校時(9:45~10:30)
場所:1年3組教室
1年3組 指導者 T1:古口 美紗子(HRT)
T2:Angela Gray (ALT)
授業の視点
身近なくだものの名前の英語の言い方に慣れ親しませるために、“What's this ? ” を用いたゲームを取り入
れることによって、児童は、友達と英語活動を楽しむことができるようになるであろう。
1.単元名 くだものの名前をおぼえよう
2.目標 身近にあるくだものの英語での言い方に親しみ、ゲームを通して友達との交流を楽
しむことができる。
3.評価規準
①くだものとそれを聞く表現の言い方を聞いたり、発音したりすることを通して、友達と
英語表現を使ってゲームをすることを楽しんでいる。
〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
②HRT・ALTの説明や、友達の英語表現を注意深く聞き、まねをして繰り返して発音して
いる。
〔コミュニケーション能力の素地としての「聞く」「話す」能力〕
③日本語と英語の発音の違いに気付いている。
〔生活や文化への関心・理解〕
4.指導と評価の計画(全3時間予定 ・ 本時は第3時)
時間
ねらい
学習活動 扱う表現
1 身近なくだもの10種類
・10種類のくだもの英語表現を、チャンツなどで繰
の言い方を知り、友達と
り返し発音して慣れ親しむ。
一緒に発音したり、聞き ・かるたのゲームを通して、くだもの英語表現を聞
取ろうとしたりしている。 き取る。
apple, banana, cherry, orange, kiwi,
pineapple, peach, melon, lemon, strawberry,
2
くだものの英語での言い
方に親しみ、ゲームを通
して、聞き取ったり,友
達と一緒に発音したりで
きる。
・ブラックボックスの中のくだものを当てることで、
くだものの英語表現や“ What's this ? ”の表現
に に慣れ親しむ。
・フルーツバスケットのゲームを通して、くだもの
の 名前や“ What's this ? ”の表現を聞いたり答
えた りすることに慣れる。
“What's this ? ” “ ○○ ”
3
(
本
時
)
くだものの英語での言い
方に親しみ、ゲームを通
して友達との会話を楽し
むことができる。
・くだものの部分を見て当てるゲームを通して、“
What's this ?” の表現に慣れ、くだものの名前
を進んで発音する。
・カードゲームを通して、友達と楽しく英語での受
け答えをし、交流する。
“What's this ? ” “ ○○ ”
評価項目と評価の方法
〔コミュニケーションへの関心・意欲・態度〕
くだものの英語表現を知
り、活動を楽しんでいる。
(発言・観察)
〔生活や文化への関心・理解〕
チャンツを通して,くだも
のの名前の日本語と英語の
発音の違いに気付いてい
る。(発音・観察)
〔コミュニケーション能力の素地と
しての「聞く」「話す」能力〕〕くだもの
の英語表現や
“What's this ?”の言い
方を注意深く聞き、話そう
としている。(発言・観察)
〔コミュニケーション能力の素地と
しての「聞く」「話す」能力〕〕
“What's this ?”
“ ○○ ”の表現を使い、
楽しんで友達と話そうとし
ている。 (発言・観察)
5.本時の学習(第3時)
(1)ねらい
くだものの英語での言い方に親しみ、ゲームを通して友達との会話を楽しむことができる。
(2)準備
くだものの絵カード(掲示用、家用,ふり返り用)
(apple, banana, cherry, kiwi, lemon, melon, orange, peach, pineapple, strawberry)
くだものの絵カードの部分を見せる家、くだものの絵カードを貼る台紙、分割した絵カード
CD ふり返りカード スタンプ
赤白帽子
(3)展開
展開
児童の活動
(分)
挨拶・ ○挨拶をする。
復習
(5分)
・“Hello song”を
歌う。
あ を
学級担任(HRT)及び英語指導助手(ALT)の活動
○挨拶のあと、“Hello song”を歌って明るく元気にスター
トできるようにする。
<児童・HRT>
<ALT>
“ Let`s start English ”
“Hello!”
“How are you ? ”
“I'm fine,(thank you).”
“How are you ? ”
“ I'm fine thank you.”
CD:“Hello song”
*指導上の留意点
△準備□評価(方法)
*挨拶の後、楽しく
“Hello song”を
歌い、明るく元気
に英語活動に取り
組む雰囲気作りを
心がける。
△CD
掲 用くだも
くだものの名前を英語で言って、楽しくゲームを
しよう。
・くだものの絵カードを見ながら、ALTの後から繰り返さ
せる。
apple, banana, cherry, kiwi, lemon, melon,
orange, peach, pineapple, strawberry
活動1 ○くだもの当てクイ ○ドアからくだものの部分が見える家を提示し、隠れている
く だものを当てさせる。
(10分) ズをする。
<ALT:発音指導 >
・一部分見えるくだ <HRT:児童の支援>
・家を提示
ものから、名前を
・"○○,please."
当てる。
・ドアを開けて“What's this? ”
・児童が挙手させ,指名
する。
児童“○○”
・当たったら絵カードを掲示して
発音練習させる。
児童と一緒に発音する
・ALTの発音を聴きながら、くだものの名前を繰り返し練
習させる。HRTは、児童と一緒に発音する。
・"bananaチャン
ツ"をする。
活動2 ○カードゲームを
(25分) する。
・カードゲームの
やり方を知る。
・“What's this?”
“ ○○ ”の表
現を使いながら、
ゲームをする。
まとめ ○ふり返りカード
挨拶
を書き、復習をす
(5分) る。
・“Good bye song
” を歌う。
○挨拶をする。
・“チャンツ”のリズムに乗り,くだものの発音練習をさせる。
○カードゲームのやり方を説明し,見本を見せる。
①児童をA・B2つのチームに分ける。
A:4分割したくだものの絵カードを1枚持つ。(赤帽子)
B:4分割したくだものの絵カードの1枚が貼ってある
台紙を机上に置いておく。(白帽子)
②AとBそれぞれが、出会いながらゲームを進める。
A:“Hello!”
B:“Hello!”
“What's this ? ”
“○○.”
☆集めているカードなら…
“○○ please.”
カードを渡す。
“Thank you. ”
☆違うカードなら…
カードを渡さない。 “Oh, no!”
“Good bye. ”
“Good bye. ”
↓
↓
・絵カードを、ALT ・もらったカードを台紙に置き、絵
にもらいに行く。 が仕上がるまで繰り返す。
・受け取る際、ALT ・仕上がったら、2枚目の台紙を決
と発音練習をして められた場所から持ってくる。
受け取る。
・会話がよくできていた児童を賞賛し,参考にさせる
・仕上がった台紙を見せて賞賛し、そのくだものを全
員で発音する。
・AとBが役割を交替してゲームを行う。
・ふり返りカードを書かせている間に、順にALTまたは
HRTのところに並ばせ,一人ずつ絵カードを見ながら
ALT(HRT)“What's this ? ”
児童“○○.”
のやりとりをし、確認していく。
・本時の良かったところを伝える。
CD:“Good bye song”
“We are finished.”
“Thank you very much . ”
△くだもの絵カード
の部分を見せる家、
くだものの絵カー
ド
*ALTの発音をよ
く聴いてはっきり
と自信を持って言
えるよう支援して
いく。
△CD
△くだものの絵カー
ド、くだものの絵
カードを貼る台紙
*ゲームのやり方が
わかるように、児
童の反応を見なが
らゆっくりと見本
を見せる。
*カードをそろえる
競争ではなく,友
達に英語で挨拶を
したり話したりし
てカードを集める
ゲームであること
を確認し,目と目
を見て会話ができ
るようにする。
*HRTは相手を探
せなかったり英語
で話しかけられな
かった児童の支援
をする。
□“What's this ?
”
“ ○○ ”の表現
を使いながら、カ
ードゲームをし、
友達とのコミュニ
ケーションを楽し
んでいる。(発言・
観察)
*台紙に絵カードが
全てそろわなくて
も、友達に英語で
話し、探そうとし
たことを賞賛する。
△ふり返りカード,
CD
□ふり返りカードに
記入したり、ALT
またはHRTと“
What's this ?”
“ ○○ ”の会話を
したりしている。
(ふり返りカード、
発音)
絵カードを見ながら復唱
果物あてクイズ
カードゲームの説明
カードゲーム
6 まとめ
(1)授業研究で明らかになったこと
○授業構成の工夫により、短時間でも英語を聞いたり話したりする活動を多く取り入れる
ことができる。
○ねらいとする言語材料を活用したゲームを通して、英語活動の楽しさやコミュニケーシ
ョンへの意欲を身に付けさせることができた。
○基準の児童を決めて行う単元全体の評価と個々の評価を取り入れて、評価のあり方を探
ることができた。
(2)課題
○児童に自信を持たせるための評価方法を今後も探っていく。
○児童の実態や発達段階に合った英語活動のより効率的な形態について今後も研修を継続
していく。
-56-
調査研究部
調査研究部の取組
調査研究部では「児童と職員の意識調査」と「研究授業の記録」を行った。
7月と1月にアンケート調査を行い、その結果について分析をした。アンケートで明らかに
なったことは、指導計画作成や指導案作成にも役立てることができた。
研究授業では、事前に授業者と打ち合わせをし、抽出児童 4 名と授業者の様子を観察し、ビ
デオカメラ・デジタルカメラ・記録用紙への記入という方法で記録した。授業研究会では、
その記録を元に評価の方法の見直しや評価についての考え方、ALTとの役割分担などにつ
いて話し合いを深めることができた。
1
アンケートの概要
(1)児童アンケート
児童に対して 7 月と 1 月に以下の項目について「そう思う(A)」
「大体そう思う(B)」
「あまりそう思わない(C)」「そう思わない(D)」の 4 段階でアンケートを行った。
(2)児童アンケートの結果分析
7 月と 1 月のアンケートの結果には大きな変化はなかったが、全体の傾向として以下のこ
とが明らかになった。
・「英語活動が好きか」の質問に関しては、全校では80%を超える児童が好きと答えて
いるが、学年別に見ると高学年になるにつれて「好き」の割合は減っている。
・
「聞くこと」に関することに積極的な児童は90%を超えているが、
「話す」ことに関し
ては積極的な児童が80%に達していない。
・「相手にわかるように工夫して話すこと」や「身振り・手ぶり」が大切だと考えている
児童が多い。
・「英語活動を通して外国のことがわかること」への興味・関心は80%に達していない。
・英語のゲームは90%を超える児童が好きである。全学年で同じ傾向である。
・英語の歌を歌うことは、高学年、特に6年生では好きでない児童が増える。
・学年が上がると学校以外で英語を習っている児童が多くなる。
<2回の調査を通じた傾向と考察>
○「聞くこと」
「工夫して話すこと」
「身振り手ぶり」などのコミュニケーションの大切さ
は十分に理解しており、特に「聞くことは大切」として聞くことに積極的に取り組む児
童の割合が微増している。
「聞くこと」や「対話によるコミュニケーションを図る活動」
に重きを置いた学習の経験が反映していると考える。
○一方で、2回の調査ともに、相手を問わず自分が英語で話すことには苦手意識をもち消
極的な児童が多かった。英語を話すことに関しての要求が高すぎていなかったか、実践
を振り返り、無理なく取り組んでいけるよう指導のあり方を検討していく必要がある。
○以前は英語活動をやや遊び的な楽しさをもった時間と捉えていた児童が多かったが、第
2回調査の頃には、英語活動の時間を、目あてをもって「聞く」
「話す」
「考える」学習
の時間として、特に高学年では他の教科に近い意識が高まっている様子が、授業中の観
察はもとより、児童がアンケートへ回答する態度や回答傾向からも見て取れた。
○本校児童は、外国の文化や生活の中での英語への関心はあまり高くない傾向にある。他
教科との関連を図るとともに、英語活動の中で異文化、自国文化への関心を高める手立
ての工夫が必要である。
(3)職員アンケート
職員に対しても同様にアンケートを行った。
A
B
1回目
C
D
A+B
A
B
2回目
C
D
A+B A+Bの増減
英語活動が好きだ
4% 44% 48%
4% 48%
8% 63% 29%
0%
71%
23%
英語活動を楽しんでいる
4% 44% 48%
4% 48% 17% 58% 25%
0%
75%
27%
英語活動に自信がある
国際理解を進める上で英語活動
は重要な要素
英語活動で必要なことは聞いた
り話したり
音やリズムに触れたり慣れたり
すること
英語活動で必要なことは外国の
文化や生活について知ること
英語活動で必要なのはコミュニ
ケーション活動の活性化
興味・関心態度の育成ができて
いる
理解したいという気持ちを持っ
ている
こどもたちは英語活動において
十分に積極的である
0%
4% 25% 58% 13%
29%
21%
英語の発音に自信がある
ALTとの役割分担はうまく
いっている
8% 60% 32%
8%
44% 56%
0%
0% 100% 58% 42%
0%
0% 100%
0%
36% 64%
0%
0% 100% 67% 33%
0%
0% 100%
0%
36% 64%
0%
0% 100% 75% 25%
0%
0% 100%
0%
16% 64% 20%
0% 80% 58% 33%
8%
0%
92%
12%
40% 56%
4%
0% 96% 79% 21%
0%
0% 100%
4%
8% 68% 24%
0% 76% 38% 54%
8%
0%
92%
16%
4% 52% 40%
4% 56% 13% 83%
4%
0%
96%
40%
4% 92% 33% 67%
0%
0% 100%
8%
12% 80%
0%
4%
8% 44% 48%
8%
0%
8% 67% 25%
0% 56% 32% 12% 56% 21% 71%
8%
0%
8%
0%
92%
36%
(4)職員アンケート結果分析
研修を進めていく中で、職員の意識には変化が見られた。
○英語活動への苦手意識が減ってきた。
○英語活動の重要な要素について強く意識できるようになってきた。
○児童の英語活動に対する興味・関心態度等についての積極性を感じている。
○英語の発音にはあまり自信がない。
○ALTとの役割分担はうまくいっている。
1 回目のアンケートの自由記述欄にはALT任せであった授業を担任が進めることへの
不安や指導プランへの不安が記述してあった。2 回目は研究授業やALTとの打ち合わ
せを重ねることで、担任の役割や授業の進め方が明らかになり、授業を楽しむことがで
きるようになったという感想が綴られてあった。
(5)考察
2回のアンケート結果では、児童の意識の全体的傾向には大きな変化は見られなかった
が、
「聞くこと」
「工夫して話すこと」
「身振り手ぶり」など、コミュニケーションに関わる
事柄の大切さを意識している児童が多い傾向にある。また、相手を問わず自分が英語で話
すことには苦手意識をもっている児童が依然多いことも課題として明らかになった。
一方で、教員の意識の変化には顕著なものがあり、当初は、授業づくりへの不安を訴え
ていた教員が多かったが、実践を通して少しずつ自信を得て、担任主導で授業を推進して
いこうとする積極性が高まってきていることがアンケート結果からも見て取れる。
環境整備部
1 環境整備部の取組
(1)英語の約束
各教室に掲示し、英語の授業で意識させるようにした。授業の始まりと終わりのあいさつ
も英語で表現させた。低学年用としては、ルビをふったものを用意した。
(2)クラスルームイングリッシュ
各担任に配布し、授業の中での賞賛、励まし、指示等の時に積極的に英語で表現できるよ
うにした。
(3)英語集会
朝の集会の時間に2回行った。体の部分を英語で表現したり、英語の歌を歌ったりして、
学校全体で楽しく取り組めるよう工夫をしてきた。児童委員が英語で集会の進行をした。
(4)ハロータイムコーナー
校内に3カ所設置し、本校舎会議室前のコーナーでは、「季節」「月」を一年間掲示した。
また、「Information」としてその日の「月」「日」「曜日」「天気」を掲示し、児童に興味・
関心を持たせるようにした。
1階資料室前のコーナーと東階段踊り場のハロータイムコーナーでは、各月に計画された
ものを掲示した。(東階段踊り場は、資料室前に掲示されたものを翌月に)ハロータイム
コーナーを3カ所設置することにより、児童が楽しく英語活動に取り組めるよう環境を整
えてきた。
掲示物一覧表(64ページ参照)を作成し、一年間計画的に環境整備が行えるようにした。
(5)教材教具の不備や点検
授業で使いやすいように整備し、保管をした。
クラスルーム・イングリッシュ
* ほめる
よくできました。 Good!
Great!
Good job!
* 励ます
あきらめないで。 Don't give up.
よくがんばったね。 Nice try!
* 指示を示す時に
聞きなさい。
静かにしなさい。
やめなさい。
もう一度
Listen.
Be quiet.
Stop it.
Once more.
英語の学習の約束
① 授業の始まりは英語でスタート!
Let’s start English.
② ALTの先生と英語であいさつをしましょう。
③ 先生のすることをよく見たり、聞いたりしましょう。
④ はずかしがらないで、英語を声に出してたくさん言いま
しょう。
⑤ 英語を言うだけでなくて、ジェスチャーもしましょう。
⑥ ゲームの時は、英語だけで話しましょう。
English only.
⑦ 授業の終わりも英語で
That’s all for today.
We’re finished.
Thank you very much.
ハロータイムコーナー
掲示物一覧
月
4・5月
世界のこんにちは
6・7月
ボディーパーツ
< 英語集会
8月
9月
10月
内
(国旗)
① >
容
Russia, India, korea, China, Japan, Egypt,
kenya, Spain, America, Brazil, Germany,
Portugal, England,
head , shoulder , knees , toes , eyes ,
ears , mouth, nose ,
"Head Shoulder Knees and Toes"
感情
How are you ~ ? I'm ~ .
happy, hot , cold , sad , tired , hungry ,
スポーツ
What sport do you like ?
I like ~ .
baseball , tennis , volleyball , badminton ,
dodgeball , soccer ,
ハローウィン
11月
果物
What fruit do you like ?
I like ~ .
bananas , apple , strawberry , pineapple ,
melon , orange , grapes , cherries , lemon ,
peach , pear , watermelon ,
12月
形
△
What is this ?
It's ~ .
< 英語集会 ② >
circle , triangle , square , star, heart,
rectangle, spade, club, oval, diamond,
1月
2月
3月
動物
What is this ?
It's ~ .
色
What color do you like ?
I like ~ .
学用品
Do you have ~ ?
Yes , I do .(No,I don't.)
"We Wish You a Merry Christmas"
panda , elephant , giraffe , monkey ,
lion , rabbit , cat , dog , koala , bear,
red , blue , yellow , green , black , brown
orange , pink , white , purple ,
book , notebook , pencil , eraser , compus ,
blackboard, crayons, ruler, glue, sissors,
ハロータイムコーナー
英語集会①
英語集会②
What sport do you like?
What fruit do you like?
季節・1 月~12 月
How are you?
ハローウィン
body parts
英語集会
児童委員が英語で進行しました。ジェスチャーをしながら
「Head,Shoulders,Knee And Toes」を歌いました。(7/15)
全校で「I Wish Merry Christmas」を歌いました。(12/16)
☝英語ノートの使い方が見えてみました
(1)英語ノートの各 Lesson の題材(テーマ)に基づく単元構成の基本的なスタイル及び各
Lesson の Activity、Let's listen、Let's play の活用方法を明らかにしました。
≪各 Lesson の題材(テーマ)に基づく単元構成の基本的なスタイル≫
①単元の中心となる活動(コミュニケーションを図る活動)の設定
○題材に沿った「場面(コミュニケーションの目的)」、「言語の働き」を明確に
し、児童同士、児童とALT・JTEの「対話形式の活動」を各単元に設定
した。
○対話の中では、慣用表現(Hi. Excuse me. Thank you 等)を有効に使えるよ
うにする。
②題材に関連する「言語の働き」や「言語材料」に慣れ親しむ活動の設定
○単元及び各単位時間の学習過程に「言葉の働き」や「言語材料」に慣れ親し
む活動を段階的に位置づけ、「コミュニケーションを図る活動」へと導くこと
とした。
○慣れ親しむ活動は、「聞く活動」(input)→「聞いて、話すことを試みる活動」
(intake)→「コミュニケーションを図る活動」(output)の展開の中で行われ、
「聞く活動」に重きが置かれる。
≪各 Lesson の Activity、Let's listen、Let's play の活用方法≫
①単元の中心的活動(コミュニケーションを図る活動)として主に活用する方法
○活動の場面や状況、目的を明確にする。
○慣用表現を加えた対話形式の活動にする。
②題材に関連する「言葉の働き」や「言語材料」に慣れ親しむ活動として主に活用
する方法
○ゲーム形式やチャンツなどにより音声を繰り返し聞くことによって、児童が知
らず知らず、慣れ親しむことができるようにする。
○簡単な語彙、話題、内容を聞き取ることが主たる目的となる活動によって、推
測や想像も働かせながら、慣れ親しむことができる。
(2)英語ノートの有用性と課題が見えてきました。
≪英語ノートの有用性≫
○Activity、Let's listen、Let's play の内容が活動水準を示しているので、英語活
動全体の水準確保が図れる。
○活用に自由度があり、既存の指導計画と組み合わせたりしながらの単元構成等を
行える。
○付属のCD教材や巻末資料が活動へのモチベーションを高める上で有効である。
○児童の共通の学習履歴として有効である。
・学習成果(どのような表現を聞いたり、話したりすることができるようになっ
てきたのか)等を、中長期的(単元毎、学期毎)に振り返ることができる。
・特に、「英語ノート2」は自己表現に関する事柄が多いことから、振り返りに
効果的である。
・授業の復習等、家庭学習の教材としても活用できる。
○家庭学習でも、イラストやカードを使った復習等が可能である。
≪英語ノート活用のための今後の課題≫
○『英語ノート1』から『英語ノート2』への活動水準のやや急な高まりに対応
した手立てが必要である。
・活動のための文構造が複雑になってくるとともに、一つのレッスンの中に新
出単語や表現の数が多い。複数の単元に分散した扱いが必要である。
(例)『英語ノート2』-Lesson 7
B:I get up at (時刻).
A:What time do you get up?
時刻と動作(get up など)両方とも英語を使って表現するのは難しい。
・
『英語ノート2』の「Show&Tell」や「Speach」は、英語のスキル等で難易度
が高く、取組が困難な児童が増える。発表に至るきめ細かな手立てが必要で
ある。
○英語ノートの会話文の中には、実際の場面では使われないと思われる表現も含
まれている。場面や状況に条件をつけて扱う必要があるのではないか。
(例)『英語ノート 1』-Lesson6:ウエイターが「What do you want ? 」と客
に聞いたり、『英語ノート 2』-Lesson5:道案内で Turn~だけの説明は不
自然である。
○6年生では、児童の気持ちや考えをやり取りすることに、抵抗感を感じる様子
が見られる。仮想の場面を仮定したり、ロールプレイとして実施したりするな
ど、活動に工夫が必要である。
○英語ノートの各活動を行うことで、どのような学習が可能になるのか、英語活
動の趣旨や目的、児童の実態等に照らして明らかにした上で活用していく必要
がある。
☝評価の観点や方法について検討を進めてきました
(1)評価の観点(3観点)と、観点に基づく評価の指標となる英語活動全体を通した「目指す
児童の姿」を設定しました。
≪英語活動評価の観点と目指す児童像≫
評価の観点
目指す児童像
コミュニケーションへの
関心・意欲・態度
コミュニケーション能力の素地
としての「聞く」「話す」能力
生活や文化への関心・理解
相手や場面に応じて楽しくコミュニケーションを図
ろうとしている。
相手の話を聞き取り、自分のことを伝えることができ
る。
生活や文化の違いに関心を持ち、理解している。
(2)評価は、次のような方法で行いました。
1 各単位時間の見取り ➜
1
2 単元の評価 ➜
3 学期末評価
各単位時間の評価項目に基づく児童の姿の見取り
≪各単位時間の評価項目の設定≫
○各単元の評価規準を各単位時間の中心的な活動場面において評価項目として具体化する。
○評価項目は、目指す児童の活動の姿を行為や行動で明らかにする。
○単元計画に評価活動を重視する時間を設定する。(例:「コミュニケーションを図る場面」)
≪評価項目に基づく見取り≫
不十分な状況
目指す児童の姿に迫る
ためには、担任や ALT の
支援が必要な場合
(例)
・活動が成立していない。
概ね満足できる状況
活動の中での目指す児
童の姿
(例)
・目標となる活動(対話やゲ
ーム)が成立している。
・意欲の表れとなる行動が
見られる(~している。)
十分満足できる状況
目指す児童の姿に+α
された児童の姿
(例)
・慣用表現を適切に使って
いる。
・単元で扱う表現以外を使
って活動を成立させている。
《活動中の見取りの方法》
○日頃の見取りから「概ね満足できる状況」の指標となる児童を基準に、「概ね満足でき
る状況」にあるか否かで集団を見取る。(評価の上でのグルーピング)
○「概ね満足できる状況」にある者の中から、特に顕著な良さを見取りメモする。
○教師の見取りと児童の自己評価の相違点を把握し、次の時間の評価に生かす。
2
単元の評価
○単元の山場となる授業の評価をその単元全体の評価とする
単元ごとの目標から、各単元の山場(単元の目標に最も迫る児童の姿が見取れる場面
がある)となる授業で、児童の良さを積極的に見取り、そこでの評価を単元の評価とす
る。
3 学期毎の評価(通知表へ記述)
○通知票の表記は、各単元の評価から個人内の良さの傾向を記述する。
≪記述形式例≫
~~~~をする活動で、・・・・を行うなど、…………に取り組むことができました。
単元で実施した
活動
「聞く」「話す」活動で
児童が出来たこと
3観点から見た
顕著な状態
*単元は、目指す児童像に照らして児童の良さがよく表れているものを記述する。
<概ね満足できる状況にある場合の実際の記述例>
「行ってみたい国を紹介しよう」では、様々な国の言い方や行きたい場所を尋ねたり
答えたりする表現に親しみ、カードゲームやインタビュー活動などでコミュニケーシ
ョンを図る活動に積極的に取り組むことができました。
<十分満足できる状況にある場合の実際の記述例>
授業中は、ALT の英語での質問に積極的に答えていました。「行ってみたい国を紹
介しよう」では、様々な国の言い方や行きたい場所を尋ねたり答えたりする表現に親
しみ、カードゲームやインタビュー活動などでコミュニケーションを図る活動に積極
的に取り組むことができました。
<不十分な状況にある場合の実際の記述例>
「行ってみたい国を紹介しよう」では、ゲーム活動などを通して、様々な国の言い
方や行きたい場所を尋ねたり答えたりする表現に親しむことができました。
≪今後の研究課題≫
○より客観的な評価方法について研修をすすめる。
☝児童の学習スタイルが定着してきました
「英語を集中して聞くこと」「友達と英語で対話すること」へ
の慣れ親しみが育ってきている。
各単元の中心的活動で
は、ほぼ8割の児童が活
動の目的を達成してい
る。
活動のルールを守るこ
との大切さが浸透し、目
的に合った活動に取り
組める児童が増えてい
る。
≪今後の研究課題≫
○挨拶、お礼などの慣用表現を自然に使えるようcfにする。
○6年生では英語を発話することへの抵抗感が高い児童が見られるので、支援の工夫をし
ていく。
☝教師の指導スタイルが定着してきました
○単元の基本的な指導スタイルを確認しました。
「聞く活動」➜「聞いて、話すことを試みる活動」➜「コミュニケーションを図る活動」
(input)
(intake)
(output)
○授業研究を通して、英語活動の指導をする上で大切なことに気づき、共通理解を図りまし
た。
①英語で人と関わることの
楽しさを体験させること
の大切さ
③いつの間に
か英語を発
している状
態をつくるこ
との大切さ
②繰り返し、楽しく、十分
に聞かせることの大切さ
赤堀小学校
5つの気づき
④意味ある
英語のや
り取りをす
る場面を
つくること
の大切さ
⑤活動をコントロールする指導技術の大切さ
・活動の説明のわかりやすさ・活動の例示やモデルの示し方
・活動形態(例:全員が動きまわる活動でよいか) 等
≪今後の研究課題≫
○豊かなコミュニケーションを育むために、易しい英語で、児童が互いに認め合ったり、
心情を伝え合ったりできる活動を取り入れた授業展開の工夫をしていく。
(例)A:This is my pen. I like it very much.
B:Why?
A: I like this ( Character ).
B: Wow,nice.
A; Thank you.
○1 年生から 4 年生を含め発達段階に応じた指導内容の系統性やあり方について検討が必
要である。
○教師が授業をする時の自信のなさを解決するために、教師が身に付けるべき英語の表現
力のレベルがどの程度であるか検討が必要である。
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