...

野崖塾ぺ™ア - 絵本と童話の店 おおきな木

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

野崖塾ぺ™ア - 絵本と童話の店 おおきな木
野崖塾ぺ™ア
野崖塾ぺ™ア
Vol.196 2010. 8. 1 発行
絵本と童話の店
おおきな木
〒500-8043 岐阜市伊奈波通3-11
TEL. 058-264-2393
タマムシ、クワガタ大猟?(7月10日∼11日、昆虫採集キャンプ)
毎年、梅雨のさなかのプログラム
で、お天気が心配でしたが、前の日ま
で降っていた雨もすっかり上がり、昆虫
採集日和となりました。こういう日は
虫もいろいろ出そうな予感がします。
参加者は日帰り組が13名、泊まり組
が27名、総勢40名です。まずキャンプ
場に荷物を置き、「採集に出発する
ぞー」という前に、もうすでにコクワ
ガタをゲットしている子がいました。カ
メムシやキマワリなどの小物をとった
りしながら、山を登って、ねらいのアベ
マキの木に到着。樹液も出てます。こ
こでは、コクワガタやスジクワガタがい まずいつもみんながめざすアベマキの木。樹液を探すと…。
たようです。
さらに登って行くと、年長の太一君がタマムシをゲット。なんと、道に落ち
ていたんだそうです。これはすごい、美しい。今回も虫ハカセの水野先生が来
てくれていますが、先生も雄たけびです。とれる時期や数もかぎられているの
で、そんなにたくさんとれる虫ではありません。でも、この日はときどきタマ
ムシが発見され、計4匹ゲットとなりました。
タマムシ以外では、シロス
ジカミキリ、クワカミキリ、
ミヤマカミキリなどのカミキ
リムシ。トンボは、コオニヤ
ンマ、シオカラトンボなどが
とれましたが、トンボをつか
まえるのはなかなか大変で
未織ちゃん(小4)もクワガ
す。
タゲット!
さて、そしていつもの雑木
林。樹液を求めてクワガタを
探しますが、なかなか見つか
太一君(年長)タマムシ第一号をゲット!
りません。でも恭平君(小
4)のお父さんが立派なミヤ
マクワガタをゲット。うらや
ましそうな子どもたちのアツ
い視線が集まり、お父さんも
うれしそうでした。そして
キャンプ場で、木の枝パンや
水野先生による虫鑑定会を
やって、日帰りコースのみな
さんとはお別れ。今回は日帰 去年も朝早く起きてカブトの
りでも結構クワガタやカミキ ♂♀をとった久流君。今年も
夜の採集の楽しみはこれ。水野先生の説明を聞きます。
♀ゲットです!
これがタマムシです。
あこがれのミヤマクワガタ。
リなどがとれて、満足だったんじゃないでしょう
か。
さて、宿泊コースは夜のお楽しみがあります。そ
れまでいろいろ準備です。まずはテント張り。だん
だんみんな手際がよくなってきました。
続いて夕食の準備。前日までの雨で薪がしっかり
濡れていて、なかなか火が強くなりません。でも、
みんながんばりました。どんな木や葉っぱを入れた
らいいかとか、どこから空気を送ったらいいかと
か、ああでもないこうでもないとやりながら、少し
時間はかかったものの、恒例の夏野菜カレーができ
ました。お味は…? 立派なもんです。そして炭火
で焼いたイカやなす、ブラジルのソーセージ「リン
グイネ」、じゃがいもマヨネーズなどもすごい売れ
行きでした。キャンプではみんなよく食べてくれる
んでうれしいです。
そしてあたりが暗くなってから、いよいよ夜の採
集に出発。昼間目星を付けておいた樹液が出ている
木をめざします。期待は大きかったのですが、夜の
採集はほとんど成果なし。他にも採集に来ている人
夜中、明かりにやってきたシンジュサン。
たちに出会ったりしたので、先にとられてしまった
可能性もあります。
キャンプ場では、いつものように白い幕を張って
水銀灯やブラックライトをつけて、虫を集めます。
水野先生が大好きなガがいっぱい寄ってきて、先生
に名前を教えてもらうんですが、なかなか覚えられ
ません。でも夜中にやってきた立派なシンジュサン
だけは僕でもわかります。
また朝早くから採集に行き、成果を上げていた人
たちがありました。久流君(小3)とママはカブト
のメスをゲット。今年もやりました。
この時季、虫ではありませんが、サンコウチョウ
という尾の長い美しい鳥の子育て期間。それをカメ
ラに納めようというマニアの人たちがおおぜいこの
三田洞に来ていましたが、虫めあての我々にはどう
でもいいことだったようで。みんなが好きなクワガ
タもたくさん採れて、満足して帰って行きました。
解散後、天気予報通り雨が降り出しましたが、
我々は滑り込みセーフといったところ。みなさんの
ご協力で撤収もスムーズに行きましたしね。
のんびりのどかな田舎の夏(7月17∼19日、サマーキャンプ in 福地)
佐久島、昆虫採集キャンプと、ニア
ミスで雨を逃れている今年の野外塾で
すが、この福地キャンプもじつにニア
ミス。なんとキャンプが始まる前々日
には集中豪雨で、この八百津町に被害
が出たのです。でもそれが今年の梅雨
の最終章で、梅雨明けの澄みわたる空
のもと、珍しく、全く雨なしの福地
キャンプになりました。
バスで宿舎の自然と経験の学校(旧
福地中学校)に着くと、まずは早めの
お昼。そして、いつものように校庭に
日よけのテントを張ります。あとかん
たんな設営を終えて、いつもの川遊び
のどかな田園風景が広がる福地。「正しい」日本の田舎の夏を過ごします。
今年初登場のゴムボートでの渓流下り。楽しそう!
釣りもこんな状態になっては、魚が逃げてしまうでしょうね。
ポイントへ出発。
水量が心配でしたが、いつもよりちょっと多めと
いう程度で、遊ぶのにはほとんど問題なし。でも、
川岸の木が倒れていたりしていて、氾濫のあとがいろ
んなところに見られます。川沿いの道は表面がえぐら
れていたり、陥没しているところもありました。
今年の川遊びにはゴムボートが新登場。渓流下り
が人気となりました。でも、水が浅いので底が付い
てしまい、すぐにも穴が空きそうな状態でした。
そして釣り。今年も三ちゃんがエサにするサシ
(ウジ虫)を忘れてきてしまい(じつは撤収のとき
に見つかったのですが)、まずはエサ探しからス
タート。土を掘ってミミズを探したり、小さなバッ
タをつかまえたり、エサ探しも大変です。しかし、執
念でミミズを探していた視遠君(小5)はいきなり
10cm以上のカワムツを釣っていました。その後、
バッタで釣った子もいました。しかし、だんだんみ
んなが寄ってきてポイントの川がにぎわってくると、
もうだめでしたね。
今年は魚とりの網を持って来た子があまりいなく
て、ガサガサをやったりする光景は全く見られませ
んでした。
さて、その日の夜、夕食は、カレーライスとサラ
ダ。暗くなってからきもだめしです。暗い田んぼ道を
明かりもつけずに歩きます
が、月や星の明かりで、結
構明るい夜でした。夏の
星座たちがにぎやかに輝
き、田んぼにはホタルが乱
舞していました。
そして次の日はまた川遊
び。豪快に遊んだあと
は、陥没した道のあたり
で、炎の焼きそば大会で
田んぼで見つけた準絶滅危
す。いつものように大人
惧種のコオイムシ。背中に
気。焼く前から行列です。
卵を背負ったオスです。
行列ができる店として有名(?)な炎の焼きそば。久しぶ
りに外でやることができました。
宿舎の隣に住んでるお百姓さんの山ちゃんは,今年もトラ
クターの福地ツアーに連れて行ってくれました。
毎年雨で中止になっていたキャンプファイアも、今年は
久々にやることができました。
三ちゃんのあとにYフレンドのタケルが焼きそばに
挑戦。しかし、まだ修行が足らず、子どもたちから
ブーイングも出ていました。ま、しかたがないで
しょう。三ちゃんは15年以上やってるんですから
ね。
さて、この日は3時ごろから、福地の町のトラク
ターツアー。今年も山ちゃんの登場です。もうすっ
かり子どもたちの人気者です。ツアー中出会った福
地の人たちに大きな声であいさつをします。さてこ
の日出会った人の数は…? おそらく20人ぐらいで
はないでしょうか。のどかな田舎町です。
福地ツアーの最後には、山ちゃんが飼っている馬
うららちゃんの大牧場に行き、エサをやったり、乗
せてもらったりして遊び、山ちゃんの仕事場も見
学。高価な精米機械などいろいろ教えてもらいまし
た。
2日目の夜は、バーベキュー、花火大会、キャン
プファイアと続きます。バーベキューは延々2時間
ぐらい。ほとんどタケルが焼いてくれましたが、今
度は誰からも文句は出ず、みんなよく食べました。
野崖塾
今後のスケジュール
夏のプログラム
沖縄ざまみツアー
8月19日(木)∼22日(日)
※詳しいことは、先月お送りした「参加のしお
り」をご覧下さい。
うらら大牧場は山ちゃんが飼っている馬うららがいる日本
一小さな大牧場です。
今年、校庭では「だるまさんがころんだ」が流行りまし
た。今でもこういう遊びが自然に始まるんですね。
花火は高学年の子たちも手伝ってくれて,見せ場
を作りました。キャンプファイアは、ここ2年ほど
雨で中止になってましたから、久々です。これはY
フレンドの加奈ちゃん(高3)たちがいろいろ考え
て、作ってくれました。
さて、最後の日。早朝コースとして虫採りに行く
予定で、三ちゃんはみんなが起きてくるのを待って
いたのですが、誰も起きてこず中止。もう遊びすぎ
て疲れてたんでしょうね。
この日、午前中は、木や竹を使った工作。木の枝
を輪切りにしてペンダントを作ったり、竹では、竹
とんぼや刀などを作りました。いつもおなじみの福
地みやげです。
お昼にうどんを食べたら、いっせいにそうじと後
かたづけ。そしておやつのすいかを争奪戦で食べ
て、バスに乗り込み、お世話になった自然と経験の
学校の校長先生や山ちゃんの見送りを受けて、帰路
につきました。
※福地のことは「おおきな木つうしん」にも書きまし
たので、そちらもぜひお読み下さい。 味覚を楽しみ、ロープや竹細工などの森遊びもい
ろいろのデイキャンプです。無人島チャンピオン
の二名さんもやってきます。
◆参加費:会員3,000円、大人1,500円
年長児未満500円
・振込は、9月21日(火)までに郵便局で
・店頭では、9月24日(金)まで申込み可
9月26日(日)
秋のデイキャンプ その1
10月17日(日)
秋のデイキャンプ その2
10:00 岩戸公園南側入口集合
16:30 同地解散
10:00 岩舟緑地集合
16:30 同地解散予定
クリやシイの実、むかご(やまいも)などの秋の
5月のデイキャンプのコース、岩舟緑地→松尾池→
Fly UP