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PwCが発行している「Flashline」から米国関連記事を翻訳・掲載しています。
Flashlineの原文はPwC CFOdirect からアクセスできます(会員登録が必要です/無料)。
No. 2016-19
May 12, 2016
PwC
ガバナンス・インサイト・シリーズ:取締役および投資家向けインサイト:取締役会の
構成-主要な傾向および動向
貴社の取締役会には、有効な監視の実施のために適切なスキルセットを備えた取締役が含ま
れていますか?何が主要な問題点であり、取締役、投資家、および経営幹部は何を知っておく
必要があるのでしょうか?PwC のガバナンス・インサイト・センターは、取締役会の構成について、
取締役と投資家がどのように考える可能性があるかについて概説し、取締役会の刷新に関連す
る主要な問題点のいくつかを識別する、取締役および投資家向けインサイトの最新号を公表し
ました。
ビデオ:売却目的保有の会計処理
処分を売却目的保有として会計処理するための要件が満たされているかどうかの評価を実施
中ですか?PwC のジョー・ニードリンガスによる、関連する要件の検討およびより多くの判断を
要するいくつかの領域に関する見解についての解説をご視聴ください。
CFOdirect ライブラリーは簡潔に情報をまとめたビデオを新たに取りそろえており、PwC 専門家
による会計ガイダンス、規制、基準設定の最新情報等に関する解説をご視聴いただけます。
ウェブキャスト:非公開会社サービス部シリーズ:資金調達:戦略的検討および会計
上の影響-6 月 7 日開催
6 月 7 日火曜日午後 1 時 00 分(米国東部時間)より開催の、「資金を調達する:戦略的検討およ
び会計上の影響」に関する PwC のウェブキャストへの参加をご予定ください。資金を求める非公
開会社には、単純な第三者借入から債券または株式の発行まで、そしてその中間に位置する
すべてを含む、多数の選択肢があります。 この 60 分間のウェブキャストでは、PwC ナショナル・
オフィスの専門家たちが PwC の Deals-CMAAS(ディールズ-資本市場および会計アドバイザリ
ーサービス)部門および企業財務部門のメンバーを交えて、転換社債、メザニン債、および優先
株式を含む「中間に位置するすべて」の選択肢の中から選択を行う際に非公開会社が知って
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
1
おくべきことについてわかりやすく解説します。このウェブキャストは参加者に対し CPE 1.0 単位
を提供します。
登録およびその他のウェブキャストに関する情報については、CFOdirect Network をご覧くださ
い。
ウェブキャスト:2016 年第 2 四半期版会計および財務報告の最新動向-6 月 15
日開催
6 月 15 日水曜日午後 1 時 00 分(米国東部時間)より開催の、当四半期版「会計および財務報
告の最新動向」ウェブキャストにご参加ください。この 90 分間のウェブキャストは、財務報告に影
響を与える会計、規制、および市場における重要な新たな動向に関する洞察と情報を提供しよ
うとするものです。このウェブキャストは参加者に対し CPE1.5 単位を提供します。
登録およびその他のウェブキャストに関する情報については CFOdirect Network をご覧くださ
い。
米国財務会計基準審議会 (FASB)
FASB がのれんの減損の測定の簡素化を提案
FASB は、2016 年 5 月 12 日、現行ののれんの減損テストの第 2 のステップ(Step 2)の廃止を提
案しました。 Step 2 は、減損損失を測定するための仮想上の取得価格の配分の実施を要求す
るものです。本ガイダンス案では、これに代わり、のれんの減損損失は報告単位の帳簿価額が
その公正価値を超過する金額として測定されることになります。のれんの減損に関するすべて
のその他のガイダンスは変更されません。本公開草案に対するコメントの募集期限は 2016 年 7
月 11 日です。
また、この ASU 案の概要を提供している PwC の In brief シリーズ記事をご覧ください。
FASB が新収益基準に関する狭い範囲の改善を公表
今週、FASB は、会計基準アップデート(ASU)No.2016-12「顧客との契約から生じる収益(Topic
606):狭い範囲の改善および実務上の便法」を公表しました。この ASU は、回収可能性、現金
以外の対価、売上税の表示、および経過措置に関する新収益基準のガイダンスを修正するも
のです。本修正は、利害関係者により提起され、収益認識に関する移行リソースグループ(TRG)
による議論が行われた、適用上の論点に対処するとともに、追加的な実務上の便法を提供する
ことを意図したものです。本修正のハイレベルな概要については PwC の In brief シリーズ記事を
ご覧ください。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
2
FASB が収益認識およびデリバティブとヘッジに関する SEC ガイダンスを廃止
FASB は、3 月 3 日の発生問題専門委員会(EITF)の会議における SEC スタッフによる 2 つの告
知に従って一部の SEC パラグラフを廃止し、ガイダンスを修正しました。SEC スタッフは、(1)
ASC 606「顧客との契約から生じる収益」における FASB の新しい収益基準の適用と同時に収益
認識に関する一部の SEC ガイダンスを、および(2)ASU 2014-06「株式の形式で発行された複
合金融商品に含まれる主契約は負債と資本のどちらにより類似しているかの判断」の適用日と
同時に複合金融商品に含まれる主契約に関する一部の SEC ガイダンスを廃止しました。
EITF 会議における SEC スタッフの告知の概要を提供する、PwC の EITF observer の 2016 年 3
月号も併せてご覧ください。
FASB の会議およびプロジェクトアップデート
会議の概要: FASB は 5 月 11 日に会議を開催し、持分法会計の改善に関する FASB プロジェ
クトについての議論を行いました。この会議の概要については FASB ウェブサイトをご覧くださ
い。
次回の公開会議: 次回の FASB 会議は 5 月 19 日に開催予定です。この会議のトピックスは、
会議開催の約 1 週間前に公表予定です。
プロジェクトアップデート: FASB は、以下のプロジェクトの概要を更新しました。

公開企業(public business entities)および非営利企業の企業結合における識別可能な無
形資産の会計処理

Subtopic 610-20 の範囲および非金融資産の部分売却の会計処理の明確化(以前の「事
業の定義」の明確化(フェーズ 2))

営利企業による政府援助に関する開示

持分法会計の改善

非従業員の株式に基づく報酬会計の改善

非営利企業による補助金および契約の収益認識
米国証券取引委員会 (SEC)
SEC がエンゲージメントパートナーの氏名およびその他の監査事務所についての情
報の開示を要求する PCAOB 規則を承認
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
3
SEC は、監査のエンゲージメントパートナーの氏名および監査に参加したその他の会計事務所
に関する情報を開示することを要求する PCAOB 規則を承認しました。
監査事務所は、2017 年 1 月 31 日以後に公表されるすべての公開会社の監査についてエンゲ
ージメントパートナーの氏名を、新書式である Form AP を用いて、PCAOB にファイリングするこ
とが要求されます。2017 年 6 月 30 日以後に公表されるすべての公開会社の監査について、監
査に参加する他の監査事務所についての情報もファイリングしなければなりません。
SEC および他の規制当局がインセンティブベースの報酬契約に関する規則案に対
するコメントを募集
SEC は、いくつかの他の規制当局(以下、「各規制当局」と総称)と合同で、ドッド・フランク金融
改革消費者保護法の Section 956 を施行するために共同で再提案した規則に対するコメントを
募集しています。Section 956 とは、(1)一部の金融機関によってリスクが不適切に高められてい
ると各規制当局が判断するインセンティブベースの報酬契約を禁止し、(2)そのような金融機関
に対してインセンティブベースの報酬契約に関する情報を適切な連邦規制当局に開示すること
を求める、規制またはガイドラインを各規制当局が合同で公表することを要求するものです。
再提案されたこの規則案に対するコメント募集期限は 7 月 22 日です。
公開企業会計監視委員会 (PCAOB)
PCAOB が監査報告書における監査上の重要事項に関する記載を拡充する基準
案を再公表
PCAOB は、監査報告書に関する基準案をパブリックコメント募集のため再公表しています。改
訂されたこの基準案は、従来の監査報告書における合格/不合格(pass/fail)モデルを保持しよ
うとするものですが、監査において生じる監査上の重要事項の報告、ならびに監査人の独立性
や任期に関連する新たな要素などの追加的な情報を監査報告書において提供するものになり
ます。
PCAOB 常任諮問グループが 5 月 18 日~19 日に会議を開催
PCAOB は、非 GAAP 測定値およびその他の企業業績指標に関する監査人の役割、監査人の
報告モデル、ならびに主たる監査人による他の監査人の作業の監督方法について議論するた
め、5 月 18 日と 19 日に常任諮問グループ(SAG)会議を開催することを告知しました。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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PwCあらた監査法人
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当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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