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地 質 調 査 要 領 (案) 1. 委託概要 八代市新庁舎建設設計業務委託に

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地 質 調 査 要 領 (案) 1. 委託概要 八代市新庁舎建設設計業務委託に
08-1
地
質
調
査
要
領
(案)
1.委託概要
八代市新庁舎建設設計業務委託に伴い地質調査を行い、支持層の確認、支持力、基
礎工法、液状化等の検討を行う。
2.委託内容
① 調査内容
地盤調査計画
(案) による
※想定地質と異なる場合は、協議の上契約変更することがある。但し、軽微な増
減は変更の対象としない。
② 解析内容
支持層の確認、土質定数の設定、支持力検討、基礎形式、工法の検討、
液状化の検討、設計・施工上の留意点
② 診断結果報告書の作成
以下の点について報告書を作成すること。
1,調査概要
2,調査方法
3,地形、地質の概要
4,調査結果
5,考察(支持層の確認、土質定数の設定、支持力検討、基礎形式、工法の検討、
液状化の検討、設計・施工上の留意点)
6,ボーリング位置図
7,柱状図
8,推定地質断面図
9,現場記録写真
10,その他、調査員が必要とするもの。
・土質標本
3.その他の事項
① 図面及び要領に記載されていない事項は、すべて国土交通省大臣官房官庁営繕部監
修「敷地調査共通仕様書」
(最新版)による。
② 調査業務着手前に、業務工程表及び地質調査に関する「再委託届」を提出し、委託
者の承諾を受けること。
③ 調査業務中において、委託者より調査内容に関する資料の提出を求められた場合は、
速やかに係員と打合せの上、指示された資料を提出すること。
④ ベンチマークの設定は、委託者と協議すること。
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⑤ ボーリング調査にあたっては、委託者の指示に従うこととし、隣地所有者等第三
者
への安全対策に努めること。
⑥ 調査業務終了後は、納品前に社内チェック等を行い、完成品を提出すること。ま
た、成果品納入後においても不明な点が生じた場合は、必要資料等を持参の上、来
庁すること。
⑦ なお、成果品納入時には成果品が一覧出来る写真を台紙に添付すること。
4.成果品の納入
・地質調査報告書
……
A4判製本 2 部
・電子納品
……
1式
・コア箱
……
1式
08-1
地盤調査計画 (案)
免震建築物となる可能性を考慮し通常の基礎支持層の確認調査に加え、動的解析(地震
による影響の検討)に必要な地盤の動的特性を求める調査も計画するものとする。
ボーリング本数は6本とし、その調査深度は、周辺の既往調査資料から計画地の地盤状
況を推察して動的調査を含むボーリングは 50m、それ以外は 35mと設定する。
調査位置は現況の敷地の状況や今後計画される建築物の配置などを勘案して決定するも
のとする。
調査内容は、建築物の基礎支持層を確認するための標準貫入試験(1m毎に実施)
、杭基
礎が予想されるので杭頭部の横方向の地盤反力を検討する資料を得るための孔内水平載荷
試験(1深度)、沖積砂質土層の地震時の液状化の有無の検討を行うための物理試験、また、
地下階(免震層)を有することを想定して、自由水の水位と透水性を確認するための現場
透水試験を計画する。
さらに、
地盤の動的特性を確認するための調査として、
PS 検層(深度 45mまで 1 ピッチ)
、
常時微動測定(地表及び地中 50mにおいて、10秒以上の長周期対応の機器で同時測定)
、
動的変形試験を計画する。
詳細
1
ボーリング 50m:1地点、35m:5地点
延べ225m
2
標準菅入試験 1m毎
延べ221回
3
孔内水平載荷試験 1回:2地点
延べ2回
4
現場透水試験
延べ2回
5
サンドサンプリング 2ヶ所:1地点
延べ2ヶ所
6
PS 検層(密度・キャリバー検層含む) 1mピッチ
延べ 45m
7
常時微動測定 (地表・地中同時)
延べ2点
8
土質試験 砂の物理
1回:2地点
10箇所:3地点 延べ30箇所
(土粒子密度・含水比・粒度・液性塑性限界)
9
土質試験 動的変形
延べ2ヶ所
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