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1.学校現場で活用してください。

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1.学校現場で活用してください。
ICT機器の活用
取組の方向性
校務の情報化を推進し、情報機器やネットワークを有効活用する
ことにより、事務作業量の軽減及び業務の効率化を図ります。
①校務の情報化を推進します。
取組事例
【OENシステムの活用】(H23~:教育財務課)
○ 教職員間のメールや各自のスケジュール管理および文書ファイルの共有を行う
ツールとして、OENシステムを展開しています。
どこでも(職場や自宅)、いつでも(時間に関係なく)、どんな端末でも(ス
マートフォン・タブレット等)活用できるツールです。
○ OENシステムは、以下のニーズに対応できます。
①他校等に訪問した際に、パソコンを借りて準備した資料や教材を引き出したい。 ②USBメモリは運搬時に紛失のリスクがあるので、他の方法で資料を運搬したい。
③複数人で資料を共有し、作成をしたい。
④アンケート調査や個別情報収集を短時間で簡単にしたい。
○ OENシステムの「ドライブ」でアンケート調査を実施すると自動で
CHECK!
データ化され、簡易にグラフも作れます。
【アンケートの作り方】
ドライブの「作成」を選択。
「フォーム」を選択。
アンケートの「質問タイトル」、「質問形式」
等を入力。
アンケートが完成したら、「フォームを送信」
で対象者に送信。
<回答の確認>
・メニューから「回答を表示」を選択。
・スプレッドシートが開き、リアルタイムで自動
集計された回答が表示されます。
・「フォーム」-「回答の概要を表示」を選択す
ると、集まった回答がグラフ化されて表示さ
れます。
<活用例>
学校行事(体育大会等)実施後のアンケート<校内での活用>
…作成、配付等が容易で、回答も自動的に集計されます。円グラフ、折れ線グラフも自動的に作成されます。
教科部会等で、開催希望日や協議内容についてのアンケート<学校間での活用>
※操作方法が不明な場合は、大分県教育委員会ヘルプデスクへTEL:097-506-5466,5467,5468
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「大分県公立学校総合情報ポータルサイト」を活用しましょう。
https://sites.google.com/a/oen.ed.jp/school-portal/home
「大分県教育委員会ヘルプデスクサポートページ」
https://sites.google.com/a/oen.ed.jp/help/
【高等学校対象】
【大分県学校成績管理システムの活用】(H24~:教育財務課) ○県立高校用の総合成績管理システムを運用しています。このシステムでは、成績表や
通知表を出力できるだけでなく、経年データを蓄積するため、調査書や指導要録の作
成、面接や進路指導の際の成績分析に役立てられます。
◆導入の効果:「成績管理システム(Arms)」利用状況調査結果(H26.10)より
・生徒の出席簿管理で1~2日かかっていたが、5分程度でできるようになった。
・欠課時数等の確認が約60分→約10分に、欠席日数の確認が約20分→約3分に短縮された。
・不登校傾向のある生徒の状況が早期に発見しやすくなった。早期対応が可能になった。
・成績会議資料の作成に約60~150分くらい要していたが、約5分になった。
・成績一覧表の作成が平均9.2分になった。
・教科の得点入力や集計が、約3時間から約30分になった。
・通知表作成は、数台の共用PCを利用しており、1クラス2時間程度かかっていたが、
導入後は1クラス5~10分程度でできている。
・全県共通のシステムなので、ヘルプデスクへも相談でき、作業の負担が減った。
・人事異動後においても、転入者に説明する必要がなくなった。
等の声が寄せられています。
NEW!
【高等学校対象】
【大分県高等学校入学者選抜処理システムの導入】
(H26~:高校教育課・教育財務課) ①全学校で利用できるシステム
・どこの学校でも同じ操作で利用できる。異動しても作業がスムーズにできる。
②電子データ送信
・学校からの報告はFAX送信からWeb入力となり、データの作成やFAX送信時
の負担軽減が図れる。
③統計調査資料は県教育委員会で作成
・学校で作成している資料作成が不要となる。
④特定の担当者の負担軽減
・システムを保守する特定の教員の精神的・肉体的負担が大幅に軽減される。
⑤総合成績管理システム(Arms)との連携が可能。
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【県教育委員会ヘルプデスクの対応】(H22~:教育財務課)
○パソコンの操作方法やホームページの作成などで不明な点については、県教育委員会
ヘルプデスクで対応しています。
【県教育委員会ヘルプデスクへの連絡先】
TEL:097-506-5466、097-506-5467、097-506-5468
(受付:平日8時30分~17時15分)
Eメール:
[email protected]
パソコン操作などにお困りの場合は、お問い合わせください。
【CMSによる学校ホームページの作成】(H22~:教育財務課)
○各学校においてWord等を操作する感覚で、誰でも更新できるシステムを導入して
います。
【電算入力システムの拡充】 (H24~:教育人事課)
○県立学校に導入していた例月給与に係る電算入力システムの運用を市町村立学校にも
拡充したことで、提出期限がこれまでより1週間ほど長くなりました。また、一度の
入力で実績を反映できるようになったため、再度修正する手間が少なくなりました。
【県立学校用のファイルサーバー】(H22~:教育財務課)
【県立学校対象】
○県立学校の公用パソコンに教職員間でデータの共有が可能なファイルサーバーを設置
しています。また、教育庁と県立学校及び県立学校間のデータの受け渡しが円滑に運
用できるように「教育庁・県立学校連携フォルダ」をファイルサーバーに設置してい
ます。
CHECK!
【授業におけるICT機器の活用】(H22~:教育財務課)
○県立学校には、全普通教室に電子黒板、書画カメラ、プロジェクター、パソコン等の
ICT機器を導入しています。授業にICTを活用することにより、児童生徒の学習
に対する関心や意欲が高まったことが報告されています。
近年は、タブレット型端末の活用が増えており、教員が指導方法に工夫を凝らし、
ICTを積極的に活用することで「分かる授業」を実現することができます。
ICT機器を授業に積極的に活用することで、授業準備や授業展開における負担を
大きく軽減することが可能です。
<授業での活用のメリット>
①豊富な資料を使い、教材研究が容易にできる。
・インターネットでの検索や、校内サーバに教材を蓄積、共有することで、使い
たい教材を自由に探し、授業準備の時間を短縮することができる。
・記録や教材がデジタルデータとして残るので、再利用、再編集が容易にできる。
②電子黒板やタブレット型端末などを利用することで、授業づくりが容易にできる。
・授業において、電子黒板やタブレット型端末を利用することで、教材を大きく
提示したり、資料のカラー印刷等の必要がなくなり、紙の使用量が激減する。
・振り返り学習や協働学習が容易となり、授業展開の時間短縮が可能である。
③パソコンやタブレット型端末などを利活用することで成績処理が簡単になる。
・記録や、写真をデジタルデータで蓄積することで、児童生徒の活動状況が把握し
やすくなり、成績評価が容易になる。
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②ホームページ等を利用して情報提供を行います。
取組事例
【「学力・体力向上の種」「教育庁チャンネル」の活用】(H23~:教育改革・企画課)
○優れた授業の映像や指導案等を大分県教育委員会ホームページに掲載し、教員がいつでも
どこでも授業改善に取り組める環境を構築しています。
授業力向上に役立つ「大分県教育委員会ホームページ」を活用ください。
http://kyouiku.oita-ed.jp/
【 内 容 】
「学力・体力向上の種」 ~授業力向上の種~
○優れた授業の映像を10分程度に編集したものや、研究会や研修等で使用・作成された学習指導
案や教材などを掲載しています。
~全国学力調査過去問題集~ ○全国学力・学習状況調査の算数Bと数学Bの過去問題を授業で活用しやすいように、1問を用紙
1~2枚にまとめ、そのまま印刷ができるようにして掲載しています。
~ICTの上手な活用のために~ ○ICT機器の使い方
学校に配置されているICT機器の使い方を、動画で説明しています。
○デジタル教材集(県内の学校からのみ閲覧できます。)
ICT機器を活用した授業に有用なデジタル教材を紹介しています。
○教育素材集(県内の学校からのみ閲覧できます。)
学習に役立つ画像などを紹介しています。教材作成に便利です。
大分県教育庁チャンネル
(YouTubeの動画チャンネルで、教育委員会ホームページから移動可能)
〇平成27年3月現在、大分県の教育に関する約400本の動画をアップしています。
「シリーズ授業まるごと!」等のコーナーで、県内小中高校教員の優れた授業を紹介しています。 【大分県教育センターのホームページの活用】(H22~:教育センター)
○教職員研修に関することや学習指導・教材研究のための資料を掲載していますので、活用
ください。
「大分県教育センター」のホームページ http://kyouiku.oita-ed.jp/edu-c/
【 内 容 】
教職員研修に関すること
○研修日程や研修の実施要項、届出様式・資料などを掲載しています。
学習指導や教材研究のための資料
○研究報告書や教育関係データ等の教育資料を掲載しています。
○教育センター図書館の資料検索をホームページから行えるようにしています。
子どものこと・授業のこと・備品等に関すること ○保護者や教員の相談窓口を掲載しています。
○貸出可能備品等のリストなどを掲載しています。
【公立学校共済組合大分支部、大分県教職員互助会のHPの活用】(H24~:福利課)
○公立学校共済組合大分支部のホームページや大分県教職員互助会のホームページでは、指定
宿泊施設の利用補助申請様式や各種事業について掲載しています。
公立学校共済組合大分支部ホームページ http://www.kouritu.go.jp/oita/
大分県教職員互助会ホームページ http://daikyogo.com/
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地域人材などの活用
取組の方向性
専門的な知識や技能を有する地域人材などを活用することにより、
各方面からの学校支援体制の充実を図ります。
①「協育」ネットワークを活用しましょう。
取組事例
【地域住民による学校支援活動】 (H20~:社会教育課)
○学校と地域をつなぐ「協育」コーディネーターが、郷土の歴史や先哲について学ぶ
ための講師の選定、環境整備を行うボランティアの確保、職場体験の受入先企業の
発掘等を行い、学校支援活動の一層の充実を図っています。また、ボランティア
(人材)バンク等を充実させ、学習支援、部活動支援、校内の環境整備、登下校の見守り、
絵本の読み聞かせ等、より多様な学校支援活動が行える体制を整備しました。
【地域住民による家庭支援活動】 (H26~:社会教育課)
○「『協育』ネットワーク」内に家庭教育支援部会を設置し、家庭教育支援の体制づ
くりを図り、地域住民の協力による保護者を対象にした学習機会の提供や子育てサ
ロン、PTA研修の支援、情報紙作成等による情報の提供等に取り組んでいます。
【ホームページによる情報提供】 (H23~:社会教育課)
○県内の「学校支援活動」等の取組状況や事例集を掲載しています。
社会教育課ホームページ
http://kyouiku.oita-ed.jp/list-society-chiiki-network.html
-10-
②体育の授業や部活動の支援をしています。
取組事例
【中学校対象】
【地域スポーツ指導者の派遣】(H24~:体育保健課)
≪体育授業での活用≫
○中学校の武道必修化に伴い、武道授業の充実を図り安全性を高めるため、地域
スポーツ指導者を派遣しています。
【県立学校対象】
【安全・安心な学校部活動支援事業】(H23~:体育保健課)
○県立学校の部活動において、公式大会に参加するために学校管理自動車等の長
距離運行(片道30km以上)を行う場合には、専任の運転手を雇う経費を補助
しています。
-11-
各種教育相談の活用
取組の方向性
学校現場の様々な課題解決に向けて、効果的な支援ができるよう
支援体制の充実を図ります。
①様々な教育相談体制を活用しましょう。
取組事例
【スクールカウンセラーの配置】 (H7~:生徒指導推進室)
○平成26年度時点で、全公立中学校、小学校59校、高等学校24校に臨床心理士
等のSC(スクールカウンセラー)を配置しています。
また、24年度に新たに16市町に配置したSV(スーパーバイザー)は、SCへ
の指導・助言以外にも、SCが配置されていない学校を支援することができます。
【ネットいじめの相談窓口】 (H23~:生徒指導推進室)
○携帯電話やインターネット上での「いじめ」等について、相談窓口を開設しています。
【ネットいじめの相談はここへ!】
Eメール: [email protected]
-12-
【生徒指導関係資料アーカイブ(書庫)の作成】 (H23~:生徒指導推進室)
○県教育委員会が発行してきた生徒指導関係の刊行物等を、インターネットで閲覧・
利用が可能です。
ホームページ http://kyouiku.oita-ed.jp/sidou/
(おおいた教育相談ハンドブック、携帯電話指導等のガイドラインなどを掲載)
【教育支援センターのネットワークづくり】 (H23~:生徒指導推進室)
○各教育支援センター(適応指導教室)において、不登校児童生徒の学校復帰や社会
的自立に向けた支援を実施しています(カウンセリング、学習活動、体験活動等)。
-13-
②いじめ解決支援チームを設置しています。
取組事例
【いじめ解決支援チームの設置】(H25~:生徒指導推進室)
○いじめ・暴力行為事案が発生し、学校から派遣要請があった場合には、児童福祉や
更正保護の専門家等で構成する「いじめ解決支援チーム」を派遣し、いじめの早期
解決の支援や被害・加害児童生徒へのカウンセリング、周囲の児童生徒のケアなど
を行います。
③学校問題解決支援チームを設置しています。
取組事例
【学校問題解決支援チームの設置】(H22~:生徒指導推進室)
○平成22年9月1日から学校単独では解決できない外部からの対応困難な事案に対
し、専門的な対応や解決策を指導・助言するため、弁護士、医師、臨床心理士等で
構成する「学校問題解決支援チーム」を設置しています。
学
校
問題
報告・連絡・相談
相談・意見・要望等
<解決に向けた対応>
保護者
地域住民
関係機関等
助言・指導
学校問題解決支援チーム
連携
・こども・女性相談支援センター
・こころとからだの相談支援セン
ター
・児童相談所
④警察との連携を図ります。
取組事例
【警察との連携】(H20~:生徒指導推進室)
○学校と警察が連携を密にし、再非行の防止、被害の拡大防止、児童生徒の健全育成
の観点から、児童生徒の問題行動等に係る『警察からの学校連絡制度』を実施。
【警察との相互連絡制度に関する協定】(H21~:生徒指導推進室)
○児童生徒の問題行動や被害事案等については、学校だけで対応することが困難な状
況も見られることから、児童生徒の非行及び犯罪被害の未然防止並びに安全確保を
図るため、学校と警察の連絡体制を制度化し、『学校と警察との相互連絡制度に関
する協定』を県教育委員会と警察本部との間で締結しました。
-14-
NEW!
出前研修の活用
教育センターが行う出前研修の活用により、ニーズに応じた研修の充
実と教育活動の支援を図ります。
取組の方向性
①大分県教育センターが研修をお手伝いします。
取組事例
校内研究や地域の教科部会に
新しい考え方を取り入れたい
んだけど・・・。
小学校理科の実験・観察の指
導が苦手なんだけど・・・。
障がいのある子どもたちの
支援の仕方について学びた
いじめ・不登校についての支
いんだけど・・・。
援をしたいんだけど・・・。
すべての学校、地域の教科部会、市町村
教育委員会の要望にお応えします!!
3つのテーマを推進!
~全校種、教科部会、市町村教育委員会を対象に実施します。~
「教科研究」を活性化!
「校内研究」を活性化!
・授業の分析を充実させます
・校内研究の進め方を助言します
・教科指導の困りを解消します
・教科部会の研修、市町村開催研修を
お手伝いします
<研修内容例>
<研修内容例>
◇校内研究を充実させる新たな視点
◇生徒指導の3機能を生かした授業づくり
◇道徳教育の改善と充実
◇小学校理科・観察実験
◇中学校各教科の授業づくり
◇高等学校各教科の授業づくり
「学校組織マネジメント」の推進!
・活力ある学校をつくる組織マネジメント研修を実施します
<研修内容例>
◇内外の環境分析から考える活力ある学校づくり
◇問い合わせ先◇
大分県教育センター 教科研修部 TEL:097-569-0227(直通)
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「校内における特別支援教育」を活性化!
~全校種の教員を対象に実施します。~
【研修内容例】
◇発達障がいのある児童生徒の理解と支援
◇自閉症スペクトラム障がい等の特性に応じた指導方法
◇ユニバーサルデザインの学級・授業づくり
◇知的障がいのある児童生徒のキャリア教育のすすめ方
◇WISCーⅢまたはDN-CAS検査法
◇応用行動分析の方法と活用
◇個別の指導計画の作成と活用
◇障がいのある児童生徒のコミュニケーション能力向上
など
◇問い合わせ先◇ 大分県教育センター 特別支援教育部 TEL:097-569-0232(直通)
「いじめ・不登校の未然防止と校内支援体制の充実」の推進!
~全校種の教職員や児童生徒を対象に実施します~
【研修内容例】
◇人間関係づくり
◇学校全体で取り組む学級集団づくり
◇学校で生かすソーシャルスキルトレーニング
◇学校におけるピア・サポート活動
◇コーチングの手法を活用した面接技法
◇学校ストレスマネジメント
◇いじめ・不登校の理解とその対応
◇校内支援体制の充実 -事例研究会-
◇問い合わせ先◇
大分県教育センター 教育相談部 TEL:097-569-0161(直通)
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