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(3)計 画

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(3)計 画
(3)計
画
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(1)基盤整備 農 業 浅藻地区里地棚田保全整備事業
1
用水路整備(L=600m)
特用林産物生産基盤整備事業
産
林 業 (原木搬出用作業道開設事業)
しいたけ原木搬出用作業路開設 L=50㎞
業
対馬しいたけ品質向上基盤施設及び
生産労働力軽減設備整備事業
の
大型団地導入支援(3箇所)、しいたけ乾燥機
(30台)、包装機(1台)
振
自然ほだ場を活用した対馬しいたけ体験
農園化事業
興
体験農園用道路整備 L=500m W=3.0m
水産業 地域特定事業(漁礁設置)
漁礁設置(千尋藻)1,715空m3
地域特定事業(増殖場設置)
増殖場設置(尾崎)1ha
藻場回復対策事業(藻場礁設置)
ネット式(海藻付き)藻場礁設置 40箇所
(2)漁港施設
水産物供給基盤機能保全事業
機能保全計画策定 34港(市管理漁港)
上対馬北地域水産物供給基盤整備事業
(特定):鰐浦漁港
道路整備、防風柵設置、浮桟橋整備
上対馬東地域水産物供給基盤整備事業
(特定):五根緒漁港
道路整備、用地舗装、防波堤整備
豊玉東地域水産物供給基盤整備事業
(特定):千尋藻漁港
事業
主体
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
道路整備、用地舗装、防波堤整備、船揚場整備
豊玉東地域水産物供給基盤整備事業
(特定):塩浜漁港
浮桟橋整備、防波堤整備
美津島南地域水産物供給基盤整備事業
(特定):高浜漁港
浮桟橋整備、防波堤整備
美津島西地域水産物供給基盤整備事業
(特定):尾崎漁港
沖防波堤整備、用地舗装
阿連地域水産物供給基盤整備事業
(特定):阿連漁港
防波堤整備、導流堤整備、浮桟橋設置
上県西地域水産物供給基盤整備事業
(一般):女連漁港
道路整備、護岸整備
34
市
市
市
市
市
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(2)漁港施設
上県西地域水産物供給基盤整備事業
1
(一般):越高漁港(御園地区)
防波堤整備
産
上県西地域水産物供給基盤整備事業
(一般):佐護湊漁港
業
護岸整備、防波堤整備
豊玉西地域水産物供給基盤整備事業
の
(一般):唐崎漁港
道路整備、防波堤整備
振
豊玉西地域水産物供給基盤整備事業
(一般):小綱漁港
興
防波堤整備、用地舗装
厳原東地域水産物供給基盤整備事業
(一般):内院漁港
防波堤整備、道路整備
厳原東地域水産物供給基盤整備事業
(一般):久和漁港
防波堤整備
厳原西地域水産物供給基盤整備事業
(一般):瀬漁港
防波堤整備、防砂堤整備
漁村再生交付金事業(大浦漁港)
防波堤改良、護岸改良
鴨居瀬漁港埋立事業
背後用埋立、排水工
大浦漁港地域基盤整備工事
防風ネット(L=30m H=8.0m)
内院漁港海岸保全施設整備事業:高潮
離岸堤整備(70m)
青海漁港海岸保全施設整備事業:局改
護岸改良整備(80m)
(3)経営近代化施設
フォークリフト導入事業
水産業
フォークリフト(3箇所)
製氷・貯氷施設整備事業
製氷・貯氷施設(2箇所)
経営構造改善事業
漁獲物荷捌施設(A=120㎡)
船台施設整備事業
船台レール一式
養殖網掃除ロボット導入事業
網掃除用ロボット導入
無線漁業協同組合整備事業
無線整備一式
漁場管理船導入事業
船内外機(1t)
保冷車導入事業
保冷車導入(4t)
35
事業
主体
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
3セク
漁協
漁協
漁協
漁協
漁協
漁協
漁協
漁協
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
事業
施策区分
(施設名)
主体
(3)経営近代化施設
冷凍車導入事業
水産業
冷凍車導入(1台)
3セク
(4)地場産業の振興
幸栄活魚センターアナゴ活魚施設整備事業
生産施設
活魚水槽(5t水槽)3基整備
協業体
豊玉町振興公社魚類加工機器購入事業
1
加工施設
魚類加工機(アジ中骨取開機)購入
振興公社
有害鳥獣対策支援事業
産
有害鳥獣「と殺場」整備
市
(5)企業誘致
対馬「文豪の梁山泊」誘致プロジェクト事業
作家誘致における空き家借上げ助成
市
(7)商業
その他 (仮)離島キッチン(車両購入)
業
地場産品PR販売用車両購入
市
(8)観光又はレクリ
対馬観光リニューアル事業(宿泊施設等整備)
の
エーション
宿泊施設等設備改修支援
市
対馬観光リニューアル事業(観光案内板・誘導版
振
整備)
観光案内板・誘導板整備
市
あそうベイパーク 花の公園づくり事業
興
玄海ツツジ等生育環境整備及び追加植栽
市
地域総合案内施設整備事業
総合案内施設板の設置
市
井口浜休憩棟、バンガロー解体、新設事業
休憩棟・バンガローの解体、休憩棟建築
市
韓国展望所∼豊砲台跡観光ルート整備事業
「ひとつばたご」保護柵設置、砲台跡内
市
部改修、遊歩道整備
北対馬活性化支援事業(ハード)
活動拠点等整備(空き店舗改修、舟志の
市
森自然学校施設整備)
北部対馬民泊ネットワーク構築事業(ハード)
受け入れ可能な民泊の態勢整備
市
湯多里ランド バイオマスボイラー化事業
バイオマスボイラー設備設置
市
対馬ふるさと伝承館 冷蔵庫購入
厨房冷蔵庫購入(1台)
市
スポーツ合宿、スポーツ交流等誘致可能性調査事
業(ハード)
市
既存施設有効活用小規模改修
誘導・案内板整備工事
地区案内板(7基)、導線誘導板(9基)
市
厳原総合公園法面崩壊対策事業
法面崩壊対策 L=30m H=25m
市
中心市街地活性化拠点施設整備事業
観光基盤整備(長屋門復元、観光交流センター整備等)
市
(9)過疎地域自立
地域の強みを活かした立地企業支援事業
促進特別事業 【目的】
市
漁業者の所得向上、就業人口の拡大、雇用機会の創出による地域への安定、
活性化を目指すものである。
36
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
【内容】
対馬市企業誘致に関する条例に則り、要件をクリアし誘致の指定を受けた
促進特別事業
地場企業(製造業)に対し、操業後1年間の会社経営の実績に応じ新規常用
雇用者に奨励(単年度のみ)を行う。また、地場の農林水産原料を元に加工
された実績に応じて地元産品消費奨励金を、仕入れ金額の一部に対して3箇
年の奨励措置、及び投下資本に対し固定資産税課税を3箇年減免措置するも
のである。
【効果】
立地企業に対する支援措置を行うことでスムーズな事業展開を促進し、過疎
地域である本市の産業の振興と雇用機会の拡大による島の人材流出及び経済の 活
性化へと繋げていく。
商店街にぎわい創出支援事業
【目的】
離島過疎地域である対馬市においては、景気の低迷が依然として続いており
人口が減少することで、供給力の低下・購買力の低下等により、経済活動の縮
小がおこり、商店街のマイナス要因となっている。しかしながら、本市には年
間約6万人の韓国人観光客が訪れており、交流人口の面でプラスの要因をも
っている。この要因を十分に活かすため、①「見る・食べる・遊ぶ」+「買う
」=観光と関連づけし、韓国のカード社会に対応したキャッシュレスショッ
ピング等の買い物環境の整備、②地域通貨(地域商品券)による市内消費
の拡大、③ネットスーパー構築により高齢者等の買い物支援の3つの重点施
策を総合的に展開し、商店街のにぎわいを創出し「つしまヂカラ」の一翼と
して、この事業を魅力あふれる国境のしま「対馬」づくりに必要なコンテンツ
と位置づけ実施する。
【内容】
①「電子マネー対応決済サービスシステム構築支援」主に韓国人観光客を
ターゲットに、通貨の両替不要なカード決済が行えるよう、決済端末機器
等の助成を行い、買い物環境の充実整備を図る。②「地域通貨(地域商品券)
の導入」地域商品券の導入、地域通貨(電子マネー等)の付与制度構築を行う
③「ネットスーパー構築支援」買物難民といわれる高齢者等への買い物支
援として、ネットスーパーの構築支援を行う。ネットスーパー構築に係る
インフラ等の整備助成、買い物端末機の導入助成。
【効果】
①「電子マネー対応決済サービスシステム構築支援」電子マネー対応決済
サービスシステムを構築し、使いやすい環境を整備していくことで韓国人観
光客の消費拡大を図り、東アジアの受入体制を強化し、整備された買い物環
境下での消費拡大により、市内商店街の所得の向上を図る。②「地域通貨(地
域商品券)の導入」地域商品券の導入による市内消費の拡大を図り、地域通貨
の付与制度構築による、観光客等へポイントとして付与することにより、島
外からのコンベンション誘致等、交流人口の拡大へと繋げていく。③「ネッ
トスーパー構築支援」中心集落から遠くそれぞれの集落が離れた状況の中で
生活している過疎地域の高齢者等や体の不自由な方のニーズに対応した支援
「買い物端末機の利用」(介護ヘルパー等のアシスト)をすることによって
日常生活に必要不可欠な物資を自宅にいながら、安定供給確保できる体制へと
繋げていく。
37
事業
主体
商工会
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
対馬観光リニューアル事業(ソフト)
1
促進特別事業 【目的】
国境の島対馬は、歴史、自然、文化など観光素材は多くあるものの観光地と
しても認知度が低く、特に対馬への団体旅行客の8割は大阪・名古屋・東京の
産
都市部からであるが、観光客からのご意見として「観光地までの案内板の整備
ができていない」「対馬の新鮮な海産物を食べることができない」「対馬の情
業
報が少ない」などが多く寄せられている。このような意見を解消し、対馬の満
足度を高めるとともに、対馬の一番弱い情報発信の整備を行い、観光客を受け
の
入れる体制づくりをしていく必要がある。
【内容】
振
「受入体制のリニューアル」①個人観光客のニーズに応じた観光パンフ
レット作成。②官民連携による大型客船の誘致。「情報発信のリニューアル」
興
①都市圏での観光PR。②携帯電話を利用した情報発信。「誘客促進のリニュ
ーアル」①旅行社の対馬旅行商品造成に係る現地調査経費の助成、②食との連
携による旅行商品の造成。
【効果】
受入体制のリニューアルにより個人でも来やすく分かりやすい環境づくりと
旅行者の満足度を向上させ、情報発信のリニューアルにより「知られざる」か
ら脱却し、誘客促進のリニューアルにより対馬に多くの観光客を招き入れるこ
とにより経済の活性化に繋がる。
北部対馬民泊ネットワーク構築事業(ソフト)
【目的】
イベントに訪れる多くの観光客が宿泊できる態勢を整えるため、民泊受け
入れ可能な世帯によるネットワークを構築し、民泊がスムーズに循環できる
体制を構築する。
【内容】
おもてなしの講習、郷土食材による料理の検討、農林水産業における体験型
事業の構築、民泊受け入れ可能な世帯への支援体制の構築。
【効果】
観光客が民泊により地域住民と接する機会をもつことで、対馬風土や郷土
風俗を理解してもらうことができ、また、地域の消費拡大へと繋げていくこと
ができる。
事業
主体
市
市
認知度向上による「つしまヂカラ」発掘推進事業
【目的】
都市圏における対馬の認知度・知名度は低く、観光地としての認知や対馬特
産品の知名度がほとんどない状況である。そこで、対馬の特産品売り込み戦略
の発掘及び地場産品の活用を図り、対馬の知名度向上と地域の活性化に繋げる
【内容】
対馬市認知度アップ戦略プランを策定し、福岡県及び東京都・大阪市・
名古屋市において認知度向上のための観光物産等のPRを行う。
【効果】
観光物産PRを都市圏において開催することで、対馬の知名度向上と観光客
の誘客及び特産品のPR・販路拡大に繋がる。また、消費者のニーズに対応
した商品開発を行うことで地域資源・未利用資源の活用に繋げていく。
38
市
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
熊本県山江村「海山交流」事業
1
促進特別事業 【目的】
平成21年に「海山交流宣言書」を取り交わした対馬市と熊本県山江村との
間で、人や文化、物産、情報交流を通してお互いの魅力や価値を高めるため交
産
流事業を行う。
【内容】
業
「海山交流宣言書」に基づき「ムラの収穫祭への共同出店」「山江村物産館
イベントへ出店」「CATVを使って情報交流」「互いの文化等の体験交
の
流」「特産品の共同開発」を実施する。
【効果】
振
物産交流、人・文化交流、情報交流により魅力をPRすることで、産業の振
興へと繋げていく。また、継続して実施することで両地域の特色を活かした交
興
流事業による交流人口の拡大へと繋げていく。
地元米消費拡大事業
【目的】
対馬市においては、基幹産業の一つである水稲でも、年間消費量の1/3し
か供給できない田の面積である。そこで米のコンクール等を実施し、各生産者
の質及び意識の醸成や米の生産者部会の設置などにより精米等の技術向上を図
り、地産地消を推進することで地元米の消費拡大を図る。
【内容】
「米のコンクール実施による生産農家の質及び意識の醸成」、「米のコンク
ール開催に連携したモニターツアーの実施(参加者が審査する方法)」「学校
給食への導入」
【効果】
本事業の実施による各生産者の質及び意識の醸成により耕作放棄地の水稲
作付けによる解消が期待できる。
輸送コスト軽減対策補助事業
【目的】
離島である本市にとって一番のネックである市場及び本土へ出荷する農林産
物に対する輸送経費の助成を行うことで生産者の生産意欲向上及び安定的な系
統出荷の拡大を図る。
【内容】
農林産物の出荷に係る半額助成
【効果】
本事業実施による出荷の拡大により安心・安全な対馬産農林産物のブラン
ド力の向上が期待できるとともに生産者の経費削減による生産意欲の向上、
農家所得の向上が期待できる。
有害鳥獣の皮革製品化推進事業
【目的】
本市の有害鳥獣による農作物被害は毎年の捕獲補助や防護柵設置等の事業実
施にも関わらず拡大の一途であることから、これまで捕獲後未利用であったイ
ノシシ・ツシマジカ等、有害鳥獣の皮を活用した新商品(皮革製品)化によ
り新たな有害鳥獣対策と雇用の創出を目指していく。
【内容】
皮革製品化に向けた鞣し加工習得の可能性調査、技術習得、先進地域の取り
組み状況調査試作品調査販売等。
39
事業
主体
市
市
市
市
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
【効果】
本事業により、廃棄物の有効利用による新たな産業創出の可能性や駆除意欲
1
促進特別事業
の向上等が期待でき、有害鳥獣対策の新たな手法として島の雇用拡大にも寄与
していく。
産
水産物販売促進支援事業
業
【目的】
離島の漁業者にとっては、水産物の出荷についての輸送経費負担はかなり大
の
きく、その規格及び数量によっては採算がとれないため、商品として出荷でき
ないものがある。これらをインターネットを活用することにより販売促進を図
振
る。
【内容】
興
インターネット販売システムへの、漁協の加入促進のため、システム運営の
初期経費及び輸送経費の一部を助成し、島内全体でのインターネット販売シス
テムを確立する。
【効果】
規格外品または少量のために商品化できなかった水産物の商品化を拡大する
ことにより、漁価所得を向上させていく。このことにより、漁業就業者の安定
した生活が可能となり、漁業後継者が漁業を魅力ある職業として選択して、定 住
が促進され、過疎化を防止していく。
マグロ消費拡大推進事業
【目的】
対馬の養殖マグロは島外出荷されているが、地元ではあまり流通していな
い。養殖マグロPRの推進により、消費拡大を図るとともに、対馬ブラン
ドとしての印象を強くして、商品価値を高める。
【内容】
対馬養殖マグロ協議会が主催する対馬まぐろ祭りの活動を3年間に渡り
支援して、地元PRを推進して、地元及び島外への消費拡大を図る。
【効果】
地元産品のPRにより、地元の飲食店での商品化を推進して、観光客が味わ
える地場産品として確立することで交流人口の拡大を図る。
鮮度保持技術による魚価向上対策事業
【目的】
漁獲量減少の中、魚の〆方により鮮度保持技術を向上させて、高付加価値化
を図ることにより、従来型の資源量に依存してきた経営を質の向上による経営
にシフトさせることにより、漁業所得低下の抑制を目指す。
【内容】
魚の活〆技術の専門家を講師として招き、漁業者及び漁協関係者に実践指導
を行い、活〆技術習得を図るとともに、試食会の実施により高付加価値化を検
証して、活〆技術を普及する。
【効果】
活魚を船内で血抜きする活〆は、消費者市場を経由して水揚げの翌日以降に
魚を調達する流通形態において、小売店が切り身しても変色せず、日持ちも良
いため、漁価の向上に繋がり、漁家経営の安定化が期待できる。
40
事業
主体
漁協
協議会
市
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
発見。発信。対馬の魅力
1
促進特別事業 【目的】
対馬のことを対馬の住民が知らない、という背景を踏まえ、対馬の誕生から
現在まで、対馬の歴史、偉人等のテレビ番組を作成し、シリーズ化してC
産
ATVで放送。また、番組はDVD化し、各小・中・高校での郷土歴史教材と
して提供する。対馬島民が対馬及び対馬の誇りを再発見することで、郷土愛を
業
育むとともに、様々な場面でその魅力を発信していく。
【内容】
の
対馬の自然・歴史・偉人に係る番組を作成、CATVやDVDによる放映を
行う。家族団欒の時間帯にシリーズ化して放映。DVDは各学校に配布し、
振
郷土学習、総合学習の時間に教材として活用してもらう。
【効果】
興
対馬の子ども達は、中学・高校を卒業するとその多くが島外に進学・就職を
する。対馬に在住している間に、学校教育では教えてくれない故郷(対馬)の
ことを理解してもらい、また、自分が生まれ育った対馬の誇りを認識してもら
い郷土愛を育む。島外に出たとき、友人等に自分の故郷のことを語ることによ
り、多くの人々に対馬をアピールしてもらう。それによって、対馬に興味を
もっていただき、来島者(観光客)又はUターン・Iターンによる交流人口の
拡大を図る。また、市民が対馬を深く理解することにより、観光客等への案内 人
としての役割を果たすこともできる。
つしま海・山交流促進事業
【目的】
対馬の特産品取扱業者は個別に島外販促活動等を行っており、連携が薄く規
模が小さいことから、核となる組織をつくり、共同で効率的・効果的な販促活
動を行うことにより取引の優位性を確立させていく。
【内容】
島外の道の駅(福岡・佐賀・大分・熊本の主に山間部)と交流の可能性を調
査し、お互いの特産品の販売とPRを行うことにより生産規模の拡大と観光P
Rを活性化していく。
【効果】
将来にわたって、対馬の特産品の生産販売を産業として安定・拡大させるこ
とにより、雇用の確保、後継者の確保等に繋げていく。
ロマンと癒しの里づくり
【目的】
緒方地区周辺には様々な史跡・景観等の観光資源があるが、ほとんど利用さ
れていないため、交流人口拡大の方策としてこれらの資源を活用していく。
【内容】
地区住民で組織する団体により、緒方地区周辺の未活用観光資源の発掘・調
査・検討・整備を行う。
【効果】
都市部には無い、対馬ならではの様々な史跡・景観・体験等々を観光商品化
し、緒方地区全体をそれらの拠点として整備することで交流人口を確保する。
なまこ増殖チャレンジ
【目的】
漁業生産量の減少と漁価の低迷により、減少傾向にある漁業者所得の向上の
ために、種苗生産技術が確立されている、なまこ生産及び加工に取り組み、
中国で需要のある「干しなまこ」として輸出する。
41
事業
主体
市
協議会
団体
漁協
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
【内容】
対馬栽培漁業振興公社において、九州大学、自然科学研究機構の助言を受け
1
促進特別事業
ながら、なまこの種苗生産を行い、種苗の安定供給を図り、漁業者が採取して
加工業者に販売する。これを「干しなまこ」に加工して、漢方薬原料・食材と
産
して需要の高い中国に輸出する。
【効果】
業
なまこの種苗生産の確実性を活用して、なまこ生産を拡大して、さらに「干
しなまこ」に加工することにより高付加価値化を図ることができる。
の
対馬市農作物適地実証事業
振
【目的】
対馬は、消費地から遠く離れているため、第一次産業で生産された生鮮品が
興
消費されにくい土地柄である。高齢者や専業主婦が副業的、アルバイト感覚
で生産できる農作物があれば、1戸当たりの所得向上に繋がることから、対馬
の特性を活かした、対馬独自の作物を試験的に栽培、収穫、販売して、今後の
兼業農家のモデルとする。
【内容】
①モデル農家の抽出、②試験作物の調査、検討、③試験作物の作付け、
育成、収穫、市場調査、④事業化に向けた検討会
【効果】
市内農家と情報を共有化し、技術の普及に努めるとともに、流通コスト軽減
のため産地化へと繋げていく。
チョウザメ養殖異業種参入モデル事業
【目的】
対馬では建設業及びその関連業種の疲弊が著しく、人口流出が続いているこ
とから、経営体力の残った建設業者等の多角経営の一つとして「チョウザメ
養殖」を奨励する。
【内容】
チョウザメの抱卵から出荷サイズのキャビアまでの研修及び現地指導
により、その技術を習得していく。
【効果】
年間の必要経費も少なく、へい死率も低いチョウザメ養殖は、水資源豊富
な対馬において、新たな産業として地域活性化の促進へと繋げていく。
北対馬活性化支援事業(ソフト)
【目的】
北部対馬の雇用の創出と定住人口の増加を図るため、観光産業や農林水産業
と連携した地場産業、商工業の振興を促し「若者の定住」に不可欠な雇用機会
を確保するため、活動拠点においてHP等を整備し、地域の元気創出を図って
いく。
【内容】
①地域資源を活かした商品開発のリサーチ・販売の促進、②地場産業の加工
品等の開発、PRの推進、③地域の自然、観光、伝統工芸、特産品等を活かし
た育成講座等
【効果】
事業の実施により、若年層定住の雇用の場及び地域への誇りが生まれ、観光
産業、農林水産業、商工業者の所得増加、新たな起業家の創出へと繋げていく
42
事業
主体
市
市
協議会
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
上対馬水産資源活用体験事業
1
促進特別事業 【目的】
対馬市の基幹産業である漁業も近年厳しい状況にあり漁業離れが進んでいる
加えて慢性の後継者不足もあり、衰退の一途をたどっている。この現状を打
産
破するためには、後継者育成は不可欠であることから、地引き網の体験及び捕
れた魚を使った料理体験を通して対馬の魅力を再認識してもらい、仕事の大切
業
さ、大変さを理解することにより将来の担い手を育成していく。
【内容】
の
水産資源活用体験として観光客及び小中学生を対象に地引き網及び料理体験
を実施する。
振
【効果】
地引網及び料理体験を通して、将来担い手となる人材の育成へと繋げていく
興
また、観光体験の目玉として活用することで、対馬の自然の素晴らしさを
アピールするとともに観光客の増へと繋げていく。
対馬市新規ビジネス応援事業
【目的】
生活を求めて島外流出する市民が増加する昨今、有効求人倍率が県下最低ラ
インの本市では、新規事業に起業する助成制度を設け、地域を元気にするため
の起業を応援する。人々の心は枯渇する一方、手付かずの豊富な地域資源を採
掘し活用した事業に資金面とアドバイザー投入等による側面的支援をす
ることで地域産業の育成に繋げていく。
【内容】
市内に在住の個人、団体に対して新規雇用者、新商品開発、アドバイ
ザーなど経費の一部を支援する。
【効果】
地域課題を解決したり、地域資源を活用するなど地域貢献度の高い事業構築
を目指していくことで元気な町再生の大きな切り口になる。また、伝統や技術
の継承事業に着目したり、地域産業の足固めにつながる事業として、対馬の「
地域力」を高めることに効果を発揮することができる。更に、老若男女を問わ
ず、様々な起業形態が提案され、地域コミュニティ形成に繋げることができ
る。
スポーツ合宿、スポーツ交流等誘致可能性調査事
業(ソフト)
【目的】
対馬には、合併以前の旧6町で整備された対象種目豊富なスポーツ施設が
点在しているが、その利用主体である若者人口の急激な減少で活用が図られて
いない現状であることから、これらの施設を有効活用し、韓国の競技団体への
働きかけによって「スポーツ交流」を活発化させ「合宿誘致」に繋げていく
【内容】
①韓国の現状を把握するため、一般市民が利用可能なスポーツ施設の実態
調査を行う。
②競技団体との意見交換、情報交換を重ね、日韓交流プレイベントを
開催する。
③市内各体育施設の情報や観光情報等を網羅した誘致専用パンフレットを
作成する。
【効果】
スポーツ交流が定着化すれば、市内の宿泊施設の利用が促進されるだけで
なく、市内のあらゆる産業に幅広い経済効果という形で繋がることができる。
43
事業
主体
漁協
市
市
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(9)過疎地域自立
対馬ハチミツのブランド化推進事業
1
促進特別事業 【目的】
島の豊かな自然環境を背景に対馬にのみ生息するニホンミツバチによる
天然ハチミツを対馬産ハチミツとしてブランド化していく取り組みとして
産
ハチミツコンクールや講演会、飼育技術講習会等を開催し、品質の均一化をは
じめ安心・安全な食を志向する都市部の消費ニーズを満たすための販売基盤
業
を確立する。
【内容】
の
コンクール及び講演会の開催、生産者による蜜源・設置環境・飼育技術等の
発表の場を設ける。
振
【効果】
事業実施による養蜂技術の向上や飼育(生産)意欲の向上を図ることで、
興
品質の均一化や集荷、販売の一元化へと繋げていく。
国境マラソンによる交流促進事業
【目的】
国境の島対馬の最北でマラソン大会を実施し、韓国及び日本国内にPR活動
を展開することにより、対馬地域の活性化及び認知度アップを図る。
【内容】
競技種目:ハーフマラソン、10km、5km、3km、2km、
ウォーキング
【効果】
全国的に競技人口の多いマラソン大会を行い、対馬市内はもとより島外・
韓国へも広報活動を行い、参加者を募り、より多くの人々が交流を行うことに
より国際交流と地域の活性化へと繋げていく。
離島漁業再生支援交付金事業
【目的】
離島の漁業は、輸送や生産資材の調達などにおいて不利な条件があるため、
漁業就業者の減少・高齢化が進んでいる。この、離島の漁業集落が行う漁場の
生産力向上や集落の創意工夫を活かした新たな取組などの漁業再生活動への支
援を通じて、漁業集落の再生を図りつつ、離島の水産業・漁村が発揮する多面
的機能の維持増進を図る。
【内容】
漁業集落が行う漁業の生産力向上の取組(種苗放流、漁場の管理・改善、
産卵場・育成場、水質維持管理、植樹・魚付き林の整備、海岸清掃、海底清掃
漁場監視、その他)
【効果】
離島漁業の再生活動の支援を通じて、地域の豊富な漁業資源の活用・水産物
の安定供給といった離島の水産業・漁村が発揮する多面的機能を維持・増進さ
せていき、漁業集落の活性化を図っていく。
対馬ちんぐ音楽祭による交流促進事業
【目的】
古くから対馬は日韓交流の要所としての役割を果たしてきたが、現在におい
ても日韓交流の懸け橋として、国境に位置する“対馬"だからこそ出来る役割
を、言葉を越えた『音楽』を通じた交流で再認識する。
44
事業
主体
市
実行委員
会
集落
実行委員
会
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
事業
施策区分
(施設名)
主体
(9)過疎地域自立
【内容】
日韓のアマチュア及びプロミュージシャンの共演によるコンサートを
1
促進特別事業
実施する。コンサートは海と漁火をバックにした野外ステージを会場とし
対馬の景観を活用する。
産
コンサート開始前の時間帯に『つしま魅力体験』と称した、対馬ならではの
体験型観光を併せて実施する。
業
【効果】
本事業を通じた人と人との繋がりや、イベントのPR活動 並びに つし
の
魅力体験の実施等々により、島外及び韓国における"対馬"の認知度をアッ
プさせ、興味を抱かせて対馬を訪れるキッカケとすることで交流人口の拡大 を
振
図り、過疎化が進み停滞気味の対馬の元気再生と地域おこしに繋げる。
興
いづはら港まつり対馬アリラン祭による交
流促進事業
実行委員
【目的】
会
○朝鮮通信使行列への参加者を韓国国内で一般から募集することで、対馬におけ
る市民レベルの日韓交流の深化、韓国での対馬のPRを図る。
○国内外の対馬の認知度向上を図る。
○観光地としての知名度が低い対馬において、朝鮮通信使行列をメインにした本
イベントは韓国のマスコミが大きく取り上げており、少しずつ「通信使の島
・対馬」として知名度も上がってきているため今後も継続していく必要がある○
市民が本イベントを通じ、外国の文化に接することで、市民の国際感覚の向
上を図り、韓国人観光客の受入などに対する意識の変革を促すことができる。
【内容】
市民レベルの日韓交流、韓国人観光客へのおもてなし向上を図るため、祭にあ
わせて以下の事業も実施する。
○朝鮮通信使行列韓国一般市民の参加者募集○イベント会場でのインフォメーシ
ョンコーナーの設置
【効果】
対馬最大の夏のイベントである厳原港まつり対馬アリラン祭は、3万人を超え
る見物客を動員し、地元団体の出演などから地域内交流の場としても多いに貢献し
ていることから今後も継続していくことにより地域の活性化が図られる。また、朝
鮮通信使行列や韓国舞踊団の公演など国際交流の促進にも寄与していくことができ
る。
対馬「文豪の梁山泊」誘致プロジェクト事業
国内外作家誘致、地域振興プロジェクト検討
市
(仮)離島キッチン(雇用対策)
地場産品PR販売委託料
市
地場産品地産地消推進補助金
地場農産物学校給食活用支援
市
農林水産物販売促進事業
地元産物の販路拡大による生産者所得向上のためインターネットを活用し、
市
PR販売を促進するため輸送費を一部支援する
国際友好親善促進事業
アジアに向けた国際交流を図り、文化交流や交易の足がかりとし、文化、産
市
業交易、観光交流を促進する
45
備考
事業計画(平成22年度∼27年度)
自立促進
事 業 名
事 業 内 容
施策区分
(施設名)
(10)その他
港湾改修事業負担金事業
厳原港改良、佐須奈港改良、比田勝港改良事業負担金
1
対馬市都市計画区域見直し事業
産
変更案・規制案・諸条件の作成 1.0式
厳原港湾関連施設整備事業
業
埋立工1式、修景施設工1式
比田勝港湾関連施設整備事業
の
国内ターミナル、国際ターミナル等整備
鶏知中の町地区排水対策工事事業
振
河川改修 L=92m
竹敷地区排水対策工事事業
興
排水路 L=110m
玉調川河川改修工事事業
護岸工 L=110m、A=330m
大船越菜畑河川改修工事事業
護岸工(3面張)L=92m
賀谷漁港排水路新設工事事業
ボックスカルバート L=10m、素堀水路 L=100m
対馬農村風景再生プラン事業
農村風景再生(古民家改修復元)
対馬産木材活用推進プロジェクト事業
対馬ヒノキ材等活用調査
安心・安全な農林産物生産拡大支援事業
事業
主体
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
野生鳥獣林業被害対策事業補助金
(ツシマジカ捕獲補助)
鳥獣被害防止総合対策事業
(イノシシ捕獲報奨金事業)
対馬しいたけ生産量向上対策事業
市
市
市
21世紀の漁業担い手事業・技術習得支援
【新卒者定住促進対策】
有害鳥獣一斉駆除事業
市
市
最後の通信使来日200周年記念事業
市
基金
過疎地域自立促進対策基金事業
過疎対策のための基金を新たに造成し、当該基金の資金又は運用益の一部を過疎
地域自立促進特別事業に要する経費の財源として活用することにより長期的な視点
での過疎地域の自立促進を図る。
46
市
備考
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