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センス・オブ・ワンダー みがけ 春の野に出でて 感じるこころを自然の中で

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センス・オブ・ワンダー みがけ 春の野に出でて 感じるこころを自然の中で
カラー版は、こちらからダウンロードできます。
ひ ら た
平成 26(
26(2014
2014)年 5 月 1 日
三木市立平田小学校
http://www.miki.ed.jp/el/hirata/
~夢をもち やさしくつよい 平田っ子~
センス・オブ・ワンダー
みがけ 春の野に出でて
アメリカの作家レイチェル・カーソンは、その著書
「センス・オブ・ワンダー」(=感じるこころの意)で、
突然の春雷がまるで太鼓の合図のように轟いて
次のようなことを言っています。子どもの頃は誰も
4月の第一幕が閉じられ、風薫る5月の第二幕が
が「感じるこころ」を豊かに持っている。だが大人た
開きました。先日の参観日、PTA総会、学級懇談
ちは、子どもと感動を分かち合うようにせずに、自
会には、多数の保護者をはじめご家族、地域の皆
然から遠ざかったり、自然に触れても知識を身につ
様のご参加をいただきました。いかがでしたか。皆
けることに気をとられ、「感じる」ことをしたりしない。
様の期待に応えるべく、また、温かいご支援とご協
と。また、氏は、「『知る』ことは『感じる』ことの半分
力を仰ぎながら、本年度創立112年目の新たな歩
も重要ではない。子どもたちがであう事実のひとつ
みを進めてまいります。よろしくお願いいたします。
ひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子なら、
さまざまな情緒や豊かな感受性は、この種子をは
ぐくむ肥沃な土壌であって、幼い子ども時代こそが
この土壌を耕すときである。」と。子ども時代にこそ、
自然の中でこのセンス・オブ・ワンダー(感じるここ
ろ)を大人とともに分かち合うことが重要だというこ
とです。
都市化が進む21世紀の日本。ここ平田でも、休
日の昼間、戸外で群れて遊んだり、親子で過ごした
りする姿を見ることは、ほとんどありません。多くの
子どもたちは家のテレビの前にいて、ゲームに夢
感じるこころを自然の中で
中。そんな自然のない遊びが「自然」な姿になって
休日には、友だちと誘い合ってため池でフナを釣
はいないでしょうか。おせっかいだ、干渉し過ぎだと
る。またある時は、友だちとこっそり近所の家の牛
お思いになるかもしれませんが、それでも私は強い
小屋に忍び込んで・・・。これは、昭和40(1965)
危機感を持って保護者の皆さんにお願いします。
年ごろの三木市内の休日の子ども(=私)の遊び
どうか、子どもたちを助けると思って、五感で自然
の様子です。土を掘ってつかみ取るミミズ(釣りエ
そのものを感じる体験の機会を作ってください(塾
サ)の感触、フナの生臭さ、牛の糞尿の臭いや手を
や習い事はその次)。そのときは大人もご一緒に。
舐められたときのざらざら感・・・。私の感性の広が
さあ5月、あなたのこころで春を感じてください。
りは、そんな農村の自然と生活体験抜きには語れ
ません。
学校長
澤田 薫
授業参観・
授業参観・PTA 総会・
総会・学級懇談会ありがとうございました
学級懇談会ありがとうございました!
ありがとうございました!
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