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資料2[PDFファイル/605KB]

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資料2[PDFファイル/605KB]
資料2
建設産業振興に関するアンケート調査について
宮城県では、今年度、
「みやぎ建設産業振興プラン」を策定中です。その参考とさせてい
ただくため、以下のアンケートに御協力いただきますようお願いいたします。
なお、地域づくり懇談会開催日に回収させていただきますので、当日ご持参いただきま
うようお願いいたします。
回答者(当てはまるものを○で囲んでください。)
性別【 男性 ・ 女性 】
年齢【 20代・30代・40代・50代・60代・70代・80代
所属【 民間 ・ 行政関係 】
】
質問1 地域の建設業者に対してどのようなイメージをお持ちですか?(当てはまる番号
を○で囲んでください。以下、同じ。)
1
2
3
4
5
質問2
質問1で、「良い」・「どちらかといえば良い」とお答えいただいた方にお伺いしま
す。どのような点で、そのようなイメージを持ちますか?(複数回答可)
1
2
3
4
5
質問3
良い
どちらかといえば良い
どちらでもない
どちらかといえば悪い
悪い
高度な建設・土木技術で、大切な社会資本(道路・橋・下水道など)の整備
に貢献している
地域活動(お祭り・防犯・清掃活動など)に積極的に参加し、貢献している
地域の中で、多くの雇用の場を提供している
災害発生時に、危険な現場で復旧作業にあたっている
その他
質問1で、「悪い」・「どちらかといえば悪い」とお答えいただいた方にお伺いしま
す。どのような点で、そのようなイメージを持ちますか?(複数回答可)
1
2
3
4
談合や耐震偽装など、不正や法令違反が多い
地域活動(お祭り・防犯・清掃活動など)に消極的
粗悪工事を繰り返すなど、施工技術に問題がある
その他
※アンケートは裏面もございます。
質問4 地域の建設産業は、公共投資の減少などもあり、倒産や廃業に追い込まれるなど
非常に厳しい経営環境に直面していますが、地域とともに歩む建設業は今後も必要
不可欠なものと考えています。
今後、地域の建設業に対しどのようなことを期待しますか?(複数回答可)
1
2
3
4
5
6
高度な建設・土木技術で、良質な社会資本(道路・橋・下水道など)整備に
貢献して欲しい
地域活動(お祭り・防犯・清掃活動など)に積極的に参加して欲しい
安定的な経営により、多くの雇用の場を地域に提供して欲しい
災害発生時の、救急活動や復旧活動に期待している
特に期待するものはない
その他
質問5 厳しい経営環境に直面している地域の建設業者が、今後、生き残っていくために
は、どのような取り組みを進めていくべきだと考えますか?(複数回答可)
1
2
3
4
5
6
建築や土木工事などの本業を強化し、本来の役割を果たすべき
建設業以外の新しい分野(農業・環境・福祉等)に活路を見い出すべき
建設業者の数が多いので、合併や協同化などを検討すべき
需要増加は見込めないので、手遅れになる前に廃業すべき
分からない
その他
質問6
現在、県では「みやぎ建設産業振興プラン」
(別紙参照)を策定中です。この中で、
建設業者が、耐震化やバリアフリー化工事、除排雪、高齢者の介護サービスなど、
地域住民の生活に密着したビジネスを展開できないか提案されています。
建設業者が、地域密着型経営を展開し、地域住民と良好な関係を築きながら協働
していくことについて、どう考えますか?
1
2
3
4
必要なことである
必要ではない
分からない
その他
質問7 建設産業振興に関するご意見やご提案などございましたら、ご自由にお書きくだ
さい。
御協力、誠にありがとうございました。
宮城県土木部
事業管理課
建設産業振興に関するアンケート調査結果(平成19年11月)
「年齢層」
「性別」
女性
18%
未回
答
4%
70代
17%
60代
22%
男性
78%
「所属」
未回
答
12%
30代
1% 40代
7%
民間
46%
50代
53%
行政
機関
42%
(1)「建設業者のイメージ」
どちらか
と言えば
悪い
4%
どちらで
もない
18%
悪い
0%
(2)「良い点」
未回答
1%
良い
37%
その他
期待なし 2%
0%
その他
0%
不正・法
令違反
67%
雇用創出
27%
(4)「建設業者の進路」
廃業
2%
合併・協
業等
33%
地域活動
に貢献
19%
(3)「建設業への期待」
災害復旧
29%
分からな
い
1%
社会資本
整備に貢
献
20%
雇用創出
貢献
32%
質問3:「悪い点」
地域活動
消極的
33%
その他
3%
災害復旧
貢献
26%
どちらか
と言えば
良い
40%
施工技術
未熟
0%
【アンケート対象者100人】
技術で社
会資本整
備貢献
29%
地域活動
貢献
13%
(5)「地域ビジネス等の協働」
その他
4%
本業強化
30%
新分野進
出
30%
分からな
い
1%
不要
その他
7%
0%
必要
92%
建設産業振興に関するアンケート調査(平成19年11月・8土木事務所)
質問2 良いイメージ「その他」
・商工業の内ではどちらかといえば元気の残っている業界ではないか。(民・男)
大河原
・災害応急対応、除雪等地域に密着している。(行・男)
仙台東 ・技術の伝承(民・男)
石巻 ・災害発生時にお年寄りに頼りにされている。(民・女)
質問3 悪いイメージ「その他」 : 意見なし
質問4 業界への期待「その他」
・生活基盤に密接な維持管理あるいは予防対応策を高度な技術により貢献してもらいたい。
大河原 (行・男)
仙台
石巻
・基礎技術の充実化(強化)。(民・男)
・スマイルロード、スマイルリバー等に登録して欲しい。(不明・男)
・除排雪に参加貢献して欲しい。(民・男)
質問5 業界の進路「その他」
・建設業の基礎技術を使った分野。(民・男)
大河原 ・建設業に必要な資材・機械等をフル利用できる他の業務も見つけて対応する。(行・男)
・農業の企業化等に積極的に取り組むべき。食糧(農産品)の確保のため。(民・男)
・県、国、市町村が積極的に新しい分野への推進の助言をすべきだと思う。(民・女)
仙台東
・メンテナンス技術の習得~社会資本の維持管理(行・男)
登米
気仙沼
・入札すると大企業ばかり(他市または地元でも大手のみ)が落札するのではといつも思って
いる。(民・女)
・地域に密着した事業の模索(行・男)
・技術力を含めた人材育成(行・男)
質問6 地域ビジネス・協働「その他」
・何でもありきではだめだと思う。(民・男)
大河原
・地域住民が何を求めていくのか、行政側が親密になって意思を集約しそこから展開していく。
(行・男)
・問題として、建設業界も高齢化しているように見受けられます。(民・男)
仙台
・多方面に広げることにより、本来の建設・土木技術に問題が出てくるのではないかと不安に
なる。(民・女)
栗原
・検討すべき事ではある。(行・男)
・県の指針としては良いが、業者自ら研鑽し他に誇れる業者になって欲しい。(民・男)
登米
・安易なプラン策定には疑問。建設業本来の質を高めることが・・・。(民・男)
気仙沼 ・業者自らこのことについても積極的に考えるべし。(民・男)
質問7 「自由意見」
・地域の中で多くの雇用の場を提供する建設産業は必要と思いますが今後箱物の工事は考
大河原 えられないし、道路等の公共工事もいずれ一段落するときがくると思いますので企業の合併や
新しい分野に活路を見出すことを考えておくべきだと思います。(民・男)
・人口減少のうち、国土の開発が必要なのか、世界的な人口増加の内で国内食糧の確保のた
めの産業として成長を期待する。(民・男)
・企業体質の改善を図る。多角経営による安定経営・安定雇用。(行・男)
・特に市町の業者は、県の発注条件により入札にも参加できないと耳にします。小さな業者で
も入札に参加できるような発注の仕方を検討すべきである。(民・男)
・災害発生時、道路だけでなく、排水路も確認して欲しい。(民・男)
大河原
・基礎技術の強化とその応用技術の開発(他産業分野へ利用できないか)。いきなり全く別の
分野への拡大は難しいと思います。(民・男)
・生活基盤の整備は必要不可欠であるので予算の措置が第一。管理水準レベルの中で積極
的にマスコミを使ってアピールする。(行・男)
・県の財政が厳しい中ですので、地域住民に理解を求め、良好な関係を築きながら安全で安
心して暮らせる自分たちの地域づくりに積極的に地域住民の参加協力を働きかける必要があ
る。老人や子供、障害のある人の立場に立ってのやさしいまちづくりに配慮してください。(不
明・女)
・総合評価制度導入は賛成も、金額以外の点数を多くし、分かりやすいものにして欲しい。ま
た、低落から調査等の期間もかかるのは分かるが、落札から現場着手できるまで2~3か月
近く係る制度では好ましくないと思う。(行・不明)
・長期的な社会資本整備に貢献できる土木建築技術者の育成に官・民双方が力を入れる必
要がある。(行・民)
仙台
・大手などばかりが受注されている中で地元の業者また建設産業も自分のアイデアまた自分
しかできない技術を磨くことも必要であると思う。行政の力ばかりに頼っているような気がして
ならない。支援も大切だと思うが、そればかりでなくアイデアに輝く会社に支援をし、それを報
道し社会に公表したら良いのではないか。(民・女)
・建設事業推進にあたっては、談合事件、贈収賄事件等宮城県からは問題を出さないように
せつにお願いしたい。(民・男)
・国、県共に財政難の中で、新しい建設事業に活路を見出すのは極めて難しいと思うので、他
の産業にも役立つ、建設業ならではの仕事があると思われます。ぜひ、その方向で地域に後
継してほしいと望みます。(民・女)
・今までの談合は完全にやめて、競争入札で各社得意分野を生かすべき。(民・男)
・技術力の向上に努めて欲しい。アウトソーシングだけで行うと本来の技術が失われてしまう。
建設産業だけではなく、全ての産業の危機的状態を認識すべきだと思います。(民・女)
・必要なものをどんどん取り入れて、長い目で見て不必要なものは考えないで欲しい。例え
ば、アウトレット建設あちこちで手がけている。これは地域雇用にはなると思うが、できてから
仙台東 の需要は一時的なことと思う。大人も子供も楽しめるもの、子供向けカルチャーパーク的なも
のを考慮して欲しい。雇用促進にもなると思います。(民・女)
・産業道路の街路樹が信号又は周辺の道路標識をさまたげていると思われるので巡回してほ
しい。(行・女)
・小さい市場での生き残り戦略を早期に構築し、経営基盤の強化を図って欲しい。県はより積
極的に支援策を提案し、資金的援助を考えて欲しい。(行・男)
・現在の建設業には良い面も悪い面もあり今後の低成長時代には適正数まで整理統合をす
べきであると思う。日本の少子高齢化はますます進化すると思うのでそういう社会に適応すべ
きである。(民・男)
大崎
・建設業者の現状は過当競争が激しく図表にも現れているとおり、利益率が大幅に下がってい
る割には業者数が減っていない。発注数を細分化するなどして、中小業者にも入札参加機会
を与える必要があると思う。(不明)
・最近何かと世間よりひんしゅくを買っている発注者側と業者との癒着そして汚職、また、業者
間の談合等話題に事欠かないご時世であるが、両者とも襟を正して厳しい財政再建に努力さ
れると共に、地域に密着した事業を展開されることを強く要望するものである。(民・男)
・日本の経済が厳しい時代となり、生き残りと地域の発展に貢献できるには、従来の談合的な
体質を改善し、真剣に努力する姿勢と地域を守る責任と役割をさらに認識すべきものと考え
る。(民・男)
・情報の先取りと自助努力(不明・男)
・農村地域に住んでおりますので、地域の方々も建設業についております。建設業が活性化
することは大切なことと思いますが、環境問題もからんできますので、より良い方法を見つけて
欲しいと思います。(民・女)
大崎
・公共事業1本でなく、他産業も取り入れ多角的に経営すべきである。
・業者に特産など情報提供すべきである。
・低入札を防止する方策が必要である。(行・不明)
・人間が行うことに100%はあり得ないが、設計であろうと建設であっても100%に近づける
日々の研鑽が重要で、これからは自然との調和が求められ、各企業は愚直正道の原点に立
ち戻る必要があると考えられる。(行・男)
栗原
・財政が危機的状況において、建設工事(公共)が大幅減少する中で、企業数が多い。統合・
合併により体勢を立て直す必要がある。
・リフォームを最大事業としてはどうか。各施設の延命技術工法
・農業分野参入(畜産分野、牛)をしてはどうか。野菜、稲作等については無理。(行・男)
・工事業者の地域活動は必要であり、一般住民が数字や表現で簡単に業者の社会貢献度が
分かるようなシステムがあれば地域住民も身近に感じると思われる。(行・男)
・県道中田栗駒線(栗駒方面行き・沢辺達田地内)と国道4号線の交差点改良をしていただき
たい。共に右折レーンが無いため朝夕渋滞し、特に国道側は危険です。(行・男)
・談合、天下りに頼りすぎた。今後、自社の特性を生かしながら研鑽し、他市・他県に打って出
るようにしてほしい。(民・男)
・建設業者への信頼感は必ずしも高くない。どんな小さな現場にでも、これがプロの仕事跡と
いえるような結果を示して欲しい。手抜きや雑さ加減が目立つ。(民・男)
登米
・現在の経営形態を維持し、別の業種に参入しても良いと考えるが行政から技術的なバック
アップが必要だと思う。(民・男)
・これまで建設業は、地域の雇用に大きく貢献されてきましたが、今後、建設系の発注額は減
少する傾向にあり、新分野への進出も容易ではないように思われます。やはり、合併や協同
化を検討する時期にきているのではないでしょうか。(行・男)
・入札制度について、世の中では落札率を常に問題視して取り上げているが落札率は85%
~90%でお願いしたい。工事規模によってランクを設け、上記落札率で工事できる業者を選
定し、あとは抽選によることを提案したい。この際、地元業者は2票を与え、確率を高くする。こ
れによって下請にも一定の利益が確保される。(民・男)
石巻
・過疎地域は高齢化が進み、災害が発生した場合には、高齢者は建設業者を頼り、復旧せざ
るを得ません。しかし、過疎地域では、仕事がなく建設業者は廃業同様です。建設業以外の新
しい分野に活路を見出すことは困難であるので、行政の支援を必要と思います。(民・女)
・地域の行政課題の解決と震災時等の救急救命など、身近な生活を支える支援体制における
建設業の役割を明確化する必要があると思います。(民・男)
・工事の下請け、丸投げ制度をなくし、自社でできる元請制にすべきと思う。(民・男)
・急を要す災害発生時には地元業者の育成は大事であると考える。(民・男)
・地域密着型は災害復旧対応等の観点からも重要である。となれば、常々の発注形態につい
ても、地元の仕事は地元で行うことも重要である。一般競争入札制度との整合など見直しも必
要であると思われる。(行・男)
・いろいろな意味での”人間力の向上”!(民・男)
・建設業に関連する業種は多いので、地域を元気にする上でも建設産業の活性化は急務であ
る。
・行政も、公共工事のあり方(発注増)を考えるべきである。
気仙沼 ・お互いライバルであるが、このような状態では業者同士の連携を考えるべきではないか。
(民・男)
・建設業等せっかくの技術を持ちながら働く場がせばめられている。
・高齢化が進んでいる最中、危険な場所は高齢の人には無理なので、高いところ(屋根の修
理)とか建設業者が手伝ってくださるよう希望します。(民・女)
・中小の建設業者は、地域に密着しているので、公共事業依存体質から脱却し、地域の生活
基盤に密着し、開かれた建設業を目指すべきと思う。(行・男)
平成19年度第3回地域づくり懇談会での意見交換でのご意見等
仙台
・突如漏水事故があり、緊急に夜通しで地元業者に対応してもらった。いざというときの地元業
者の機動性はすばらしい。
・地域の建設業は生活に欠くことのできない存在だ。地域に大きく貢献している。協力していきた
い。
・アンケート項目の「業界の進路」について回答する際、普段お付き合いのある小さな建設業の
ことを考えたら、非常に悩み考えさせられた。いざというとき頼りにしているし心強い。小さな業
者も生き延びられるといいなと思う。
・アンケート項目の「業界イメージ」について、正直悩んだ。普段は付き合いがない。地元業者に
ついては、ゼネコンと比べ技術的に不安感はある。
・地元業者は、地域の特性や地形を分かっている。修繕などは小回りのきくので大手業者より
良い。地域とのコミュニケーションもうまくいく。除雪作業は時間との勝負。大手には頼めない。
地元業者の協力は地域に不可欠である。
大崎
加美町のわさび栽培について、建設業と農家が一緒にやっていると聞いた。米価下落の中、地
域特産となるものを一緒にやっていけたらよい。
登米
・業界再編がキーワード。手抜きやごまかしのないプロの仕事をみせることが信頼感醸成につ
ながるのではないか。
・低迷している中、がんばっていると思う。地元の木を利用した宿泊施設が欲しいと思っている
が、登米市ならではのものが欲しい。
・入札において、地元でなく大手が取っている。地元業者に公共工事が行き渡ってほしい。良い
仕組みがあったらいいなと思う。
・同級生が建設業を経営しているが、後継者問題もある。また、地元業者が入札で取れない。共
同体のようにやってもらえれば地元業者も仕事ができるのではないか。
・市町村合併により、入札においてランク付けがなされた。末端業者まで仕事が回らない状況。
除雪・融雪しかできていない。
石巻
・工事は技術が必要。専業でなければいいものはできない。また工事はスピーディーにやって欲
しい。近所の道路工事は、すばらしかった。やはりプロだとみんなほめている。地域行事にも協
力してもらい、貢献している。地域業者育成も必要。
・過疎地においては、台風や地震など災害の時、応援してくれる人、頼れる人が欲しい。建設業
者に期待したい。
・農業も大規模農家育成政策に舵を切ったが、建設業も弱者切り捨てか。ほ場整備などは経験
のない業者がやっている。入札制度に矛盾を感じる。工事は自社でできないか。下請にしわ寄
せがいっている。
・友人の建設業も先日廃業した。入札制度について、低落札でマスコミは喜んでいる。地元業者
育成できる制度が必要。しわ寄せは下請に。下請は泣いている。落札率は85%くらいでいいの
ではないか。
気仙沼
・災害時に、重機等の活用を期待している。
・建設業は大きな雇用を地域で抱えてもらっている。何とかがんばって欲しい。
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