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事前教示回答事例(原産地関係)

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事前教示回答事例(原産地関係)
事前教示回答事例(原産地関係)
登録番号
1110349
一般的品名
バスマット
回答
東京
日インド包括的経済連携協定上の
インド原産品と認められる。
品
特恵種別
処理年月日
2011/12/13
税番
57.02
日インド協定
名:バスマット(関税率表第 57.02 項)
原材料:綿糸
貨物の概要
税関
原産材料
品質等表示ラベル(第 49.11 項)
非原産材料
製造工程:インド国内において、綿花を紡績、製織、染色などの加工を行い、ラベルの取
り付け等最終加工を行う。
備
考:品質等表示ラベルの使用割合は、完成品全重量に対して7%以下である。
非原産材料を使用してインドにおいて生産される関税率表第 57.02 項に分類される産
品が、日インド包括的経済連携協定(以下「協定」という。)上のインド原産品と認めら
れるためには、協定の附属書2
品目別規則に規定する「糸からの製造(付表に規定する
「紡績工程及びメリヤス編み、クロセ編み、織り又は製品化の工程」を経る場合に限る)」
を満たさなければならない。
本品では非原産材料である品質等表示ラベルについては当該品目別規則を満たさない
が、その総重量が本品の総重量の7%を超えないことから、協定第 32 条(僅少の非原産材
認定理由
料)の規定を適用することにより、当該品質等表示ラベルが品目別規則を満たしているか
否かは考慮しないことになる。
以上より、本品の製造に使用される非原産材料は考慮を要しないものであると認められ
ることから、協定上のインド原産品であると認められる。
ただし、協定に基づくインド原産品に対する税率の適用にあたっては、原産地証明書
に協定第 32 条の規定を適用したことを示す記号である「DMI」が表示されること及び協
定第3章、関税法施行令第 61 条等、法令に規定されるその他全ての要件を満たすことを
条件とする。
日インド包括的経済連携協定第 27 条(b)
法令
日インド包括的経済連携協定第第 29 条
日インド包括的経済連携協定附属書2(品目別規則)
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