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説明資料(PDF) - 筑波大学大学院 システム情報工学研究科

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説明資料(PDF) - 筑波大学大学院 システム情報工学研究科
2015/4/4
enPiTって何?
体験できること
•
enPiTでは,短期集中合宿と分散PBLをセットとして受講することで,より実践的
でイノベーティブな開発構想と,
グループプロジェクト開発を体験することができます!
•
例えばこんな学生向け:
せっかくプロジェクト
研究室テーマを与えられた
プログラムも多少でき
プログラムはそこそこ
– 情報系の一般学生A君の場合
開発を学んでいるのだ
けど,自分なりにもっと
るけど,一度グループ
できるようになってき
から,今のプロジェク
テーマを掘り下げたいな.
を組んでビジネスの視
たけど,会社でやるか
• プログラムはそこそこできるようになってきたけど,会社でやるかもしれないプロジェクト開発って
トテーマを洗練させて
そのためにも新しいテーマ
どんなものかな.今のうちに体験できないかな.
点でシステムデザイン
もしれないプロジェク
今後のプロジェクト開
で構想をきちっと練る経験
してみたいな.
ト開発ってどんなもの
発を進めたいな.
をしながら学びたいな.
かな.今のうちに体験
– 情報系のICTコース受講学生B君の場合
ついでにプログラミングス
できないかな.
• せっかくプロジェクト開発を学んでいるのだから,自分たちで考えた新しいテーマを洗練させてプロ
キルを上げられるならもっ
ジェクト開発したらどんなことができるか試してみたいな.
といいかも.
文系,芸術系一般学生C
情報系一般学生A
情報系ICTコース学生C
情報系以外の一般学生B
– 機械系など情報系以外の一般学生C君の場合
•
•
研究室で研究テーマを与えられたけど,自分なりにもっとテーマを掘り下げたいな.そのためにも新
しいテーマで構想をきちっと練る経験をしながら学びたいな.
ついでにプログラミングスキルを上げられるならもっといいかも.
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2015/4/4
enPiTに参加する利点
• 単位が取れる
– 筑波大拠点では最大6単位
• ソフトウェア開発のプロセスを経験的に学習できる
– 座学や演習では得られない,PBLならではの学習
• グループによる開発を経験できる
– グループ内で自分ができることを考える機会
• 成果物がある
– 成果物を就活,研究,実生活に活用してください
• 修了証も発行されます
• 研究のデモプログラム(成果を分かりやすくアピール)
• 自分のアイデアを実現して宣伝
• 優秀なグループには賞や外部発表も
– 業績になります.履歴書にも堂々と書いてください.
2014年度成果:
enPiT 筑波大ワークショップ 1,2,3位 受賞
enPiT BizApp分野ワークショップ 2,3位 受賞
その他外部コンテストにて5件受賞
(筑波大学) 専攻長特別表彰 9名 受賞
enPiT BizAppとは?
• enPiT (Educational Network for Practical Information Technology)
– 分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク
• ビジネスアプリケーション分野
– 先端的な情報技術を使って実際の世の中の
ニーズに応え,問題解決を行える人材を育成
する
– 技術を提供する側と社会的にその技術を必要
とする側をつなぐ
2
2015/4/4
enPiTの一年
•
基礎知識学習
•
登録, 審査
•
短期集中合宿
•
分散PBL
•
報告会,修了証
– 必要となる知識の習得.書籍などを指示 (4~6月)
– 登録(5月),書類提出(6月)後,審査(6月末~7月初)を経て受講決定
– スタンダード 15日間 (8/17~8/31)
– ライトウェイト 8日間 (8/17~8/24)
– 9月, 10月, 11月
– 12月初
登録,
審査
基礎知識
学習
5月上旬
短期集中
合宿
8/17
報告会,
修了証
分散PBL
8/31
11月
12月上旬
何をするの?
• 主に短期集中合宿と分散PBL(Project Based Learning)
により,グループでのプロジェクト開発
を実践する.
– 他大学との混成グループを推奨
– 実践の過程で得られる知識,経験
• 開発構想を洗練させるスキル
• グループ開発技術
• 他大学の学生との交流による意識向上
3
2015/4/4
enPiT 筑波大学の参加校
• 現在13校が参加を検討中
– さらに増えるかもしれません
埼玉大学
富山大学
岩手大学
東京理科
大学
茨城大学
広島大学
筑波大学
山口大学
千葉大学
愛媛大学
日本工業
大学
津田塾大学
お茶の水
女子大学
具体的な内容
• 短期集中合宿
– 第一週
• 自分達で持ち寄ったテーマや進行中のテーマをもとに,テー
マ自体を洗練させる議論を実施
– 第二週
• 開発速度を見積り,まず一週間で実装可能な部分を開発.動
くものをデモする
• 分散PBL
– 2週に一度程度教員からのフィードバックを得つつ,
合宿で培った議論をもとに実装を進める
– 2~3ヶ月程度で開発を完成させ,報告会にて報告お
よびデモを実施
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2015/4/4
enPiT短期集中合宿等受講条件
•
受講条件:
1. システム開発やプログラミングに関する学習経歴や経験があること
2. 現在の指導教員による推薦があること
•
1 は以下のような開発経験・学習経験に基づいて受講可能かどうかを総合的に審査
I.
IT関連の開発経験
a.
b.
c.
d.
e.
II.
情報処理技術者試験に合格 (資格名,受験日等を記載)
卒業研究や学部(学群)等のプログラムの作成経験 (言語,内容,開発環境等を200字程度で記載)
プログラミングコンテスト,ハッカソン,メディアアートコンテスト等の学外イベントの出場または入賞 (内
容,結果等を200字程度で記載)
個人でのIT関連の開発経験 (言語,内容,開発環境等を200字程度で記載)
グループでのIT関連の開発経験 (言語,内容,開発環境等を200字程度で記載)
情報技術やソフトウェア開発,プログラムに関する授業の受講状況
f.
g.
h.
III.
ソフトウェア開発に関連する科目の履修・また単位取得見込み (授業名,授業内容,履修学年を200字程度で
記載)
情報技術の動向に関する知識 (受講した授業・セミナー名等,学習した/している内容等を200字程度で記載)
大学の講義・演習以外でのプログラミングまたはツール学習経験 (言語,習得内容等を200字程度で記載)
自己アピール
i.
I,IIに該当するものがない場合,IT関連の技術やシステム開発に対する熱意や自己アピールを400字程度で記載
してください.
登録
• http://www.cs.tsukuba.ac.jp/enPiT/
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2015/4/4
登録,審査
• 登録(5月),審査情報入力(6月)
– 「参加登録」ページから登録
– 登録後しばらくするとmanabaへの案内メールが
きます.
– 審査情報はmanaba経由で入力してもらいます
• 5月8日~6月5日:審査情報入力期間
– 審査のための詳細情報を入力してください
(締切 6/5)
– 締切までに提出してください
事前学習
• ソフトウェア開発,プロジェクト開発の基礎知識
– ウォーターフォール,要件定義って何?
– ビデオや書籍で学習
• ソフトウエア工学入門(サイエンス社)
• アジャイルサムライなど
– アジャイルの基礎知識のみならず,
インセプションデッキなど開発構想の洗練技法
についても書かれている
• enPiTで取り組むテーマを考える
– 合宿初日にテーマを持ち寄って
チームとテーマを決定します
– 1分間スピーチができるように各自考えて
きてください
– 賛同してくれる人がある程度集まれば
採用されます
– 自分の提案テーマで開発するほうが楽しいです
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2015/4/4
短期集中合宿
• 講義,研修,PBLの位置付け
– 講義
• プロジェクト開発のため周辺知識
• 上流工程のためのさまざまな技術
– 研修
• 開発構想の洗練手法
• アジャイル開発手法
– PBL
• 前半
– 開発構想洗練の実践
• 後半
– プロジェクト開発の実践
15日間
8日間
• スタンダード
ライトウェイト
8月 18日
ICT分野の研究開発における
ロジカルシンキングと
ロジカルライティングの活用
高橋 滋子
[株式会社ハーティネス]
8月 19日
ソフトウェア開発のための
ドキュメンテーション入門
塩谷 敦子
[イオタクラフト]
8月 20日
エスノグラフィを利用した
革新的なユーザー・エクスペリエンス
佐々 牧雄 Senior UX Researcher
[パロアルト研究所]
8月21日
ミニProject Based Learning
嵯峨 智,渡辺 知恵美,
ミニPBL 学生に
山際 伸一,早瀬 康裕 [筑波大] よる自主開発
SB0112, SB0107, SB0108
日および成果
発表会準備
プレゼンテーションスキル
増本 登志彦
[株式会社 日立ソリューションズ]
SB0110
短期集中合宿第一週
講義時間割
ライトウェイト・スタンダード共通
午前1 (9:30-10:45) 午前2(11:00-12:15) 午後1(13:30-14:45) 午後2(15:00-16:15) 午後3(16:30-)
アジャイル研修I 入門編 (開発構想の洗練+チームビルディング)
8月 17日
永瀬美穂 [産業技術大学院大学]
3A202
8月 22日
ミニ PBL 学生による自主開発日および成果発表会準備
8月 23日
8月 24日
ミニPBL 成果報告会
3A202
交流会
SB0112
7
2015/4/4
8月 25日
8月 26日
8月 27日
8月 28日
8月 29日
ミニPBL 学生による自主開発日および成果発表会準備
短期集中合宿第二週
講義時間割
スタンダードコース
午前 1 (9:30-10:45) 午前2(11:00-12:15) 午後1(13:30-14:45) 午後 2(15:00-16:15) 午後 3(16:30-)
アジャイル研修II 上級編 スクラム研修
永瀬美穂
[産業技術大学院大学]
3A202
最新情報セキュリティ理論と
応用
布田 裕一
[北陸先端大]
ミニProject Based Learning
3A202
ミニPBL 学生に
嵯峨 智,渡辺 知恵美,
データサイエンス入門
よる自主開発
山際 伸一,早瀬 康裕
渡辺 知恵美
日および
[筑波大]
[筑波大学]
成果発表会準
3A202
3A202
備
クラウド・エキストラ
Marat Zhanikeef
[九州工業大学]
3A202
8月 30日
ミニ PBL 成果報告会
3A202
8月 31日
交流会
SB0112
分散PBL (スタンダード,ライトとも)
• 9月, 10月, 11月
– 2週に一度程度教員からの
フィードバックを得つつ,
合宿で培った議論をもとに実装を進める
– 2~3ヶ月程度で開発を完成させる
• 12月上旬
– 成果発表会,デモ
– 修了証授与
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2015/4/4
昨年の開発テーマ
S.A.Y.
PosMApp
まとめ買い
ポスター展示会向け案内・投票支援アプリ
TOMs
OU-LAB
テニススクール作戦立案支援システム
つくばのテニススクールの依頼による開発
TKS
CampusAR
_:(*’m’*)<
チームNoW
コロジャー
バーコードを使って手軽に図書管理
コロコロプラグ
コロコロできるイヤホンジャックアクセサリ
りばて
漢方CRT
Moodleを用いた漢方教育のためのCBTシステム
Uni Mart
中古教科書斡旋システム
ef
画像共有Webサービス
電子透かしを用いて安全に画像を共有
Cook Hat
Vino Map
生産地でかっこよくワイン記録を閲覧
小規模グループ向け
図書館利活用システム
電子透かし
Sharp#Bird
ハッシュタグ自動推薦ツイッタークライアント
Primtemps
ディスプレイが異世界の窓に
長州Five
PicRep
面白画像で会話をするツイッタークライアント
スマートフォンとAR技術を用いた
マルチディスプレイシステム
BookKOS
防災・避難支援システム
外国人観光客を対象にした災害時避難支援
施設内の建物の前まで案内してくれるARナビ
SAG-AR
まとめ買い支援システム
大学生を対象にしたまとめ買い交渉支援
スクールバス乗降管理システム
愛媛県宇和島市で実用化予定のシステム
料理美人 –ときめきクッキング -
おちゃねこ
料理で彼のハートを獲得するお手伝い
服きまーる(仮)
天候や予定を考慮した洋服推薦アプリ
機材
• こちらで用意できるもの
–
–
–
–
Android 端末 Nexus 7
ノートPC
プロジェクト管理環境 Redmine
ソースコード管理環境 Git
• その他 (分散PBL等でのコミュニケーション用)
– 遠隔会議システム Polycom
– 簡易打ち合わせ用 webcam
• ※その他どうしても必要なものは要相談
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2015/4/4
参考資料 (1)
• 2014年度enPiT活動記録ブログ
– https://epcamp.wordpress.com/
• オムニバス講義やPBLの様子など
• 合宿最終日の報告会エントリでは各チームの開発内容の説明も
参考資料 (2)
• DBOnline の記事:
– 学生たちのアイデアが次代の日本のITを元気にする!
―enPiTビジネスアプリケーション分野成果発表会
– http://enterprisezine.jp/dbonline/detail/6451
10
2015/4/4
enPiTの一年と科目の関係
•
基礎知識学習
•
登録, 審査
•
短期集中合宿
•
分散PBL
•
報告会,修了証
– 必要となる知識の習得.書籍などを指示 (4~6月)
– 登録(5月)後,審査(6月末~7月初)を経て受講決定
– スタンダード 15日間 (8/17~8/31)
– ライトウェイト 8日間 (8/17~8/24)
– 9月, 10月, 11月
– 12月初
登録,
審査
基礎知識
学習
短期集中
合宿
5月上旬
8/17
報告会,
修了証
分散PBL
12月上旬
11月
8/31
enPiTの一年と科目の関係
•
•
スタンダードコース
–
–
•
•
–
ライトウェイトコース
–
–
基礎知識学習: 選択
短期集中合宿: 必修
•
プロジェクト実践
ワークショップ
ビジネスアプリケー
ション総合開発演習
高度ITコース
–
–
基礎知識学習: 選択
短期集中合宿: 必修
プロジェクト実践ワーク
ショップ
•
•
–
分散PBL:
•
•
基礎知識学習: 選択
短期集中合宿: 必修
分散PBL:
•
イニシアティブプロ
ジェクトI もしくは II
基礎知識
学習
登録,
審査
5月上
旬
–
イニシアティブプロジェク
トI もしくは II
短期集中
合宿
8/17
分散PBL:
•
分散PBL
11月
8/31
モバイルサービスソフト
ウェア開発
ビジネスアプリケーショ
ン総合開発演習
PBL型システム開発B
報告会,
修了証
12月上旬
ソフトウェア
オープン
サービス指向
プロジェクト実践
ビジネスアプリケー
イニシアティブ
開発工学
システム工学
システム開発
ワークショップ
ション総合開発演習
プロジェクトI,II
最新IT動向に
組込み
組込み
モバイルサービス
PBL型
関する特別講義
プログラム開発
システム論
ソフトウェア開発
システム開発B
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