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8・9月 合併号

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8・9月 合併号
8・9 月
合併号
平成 25 年
No.403
上左)三鷹市との包括連携協定締結式 (9 月 6 日) 上右)第 2 病棟改修に伴い新設されたギャラリーを見学する松田理事長
下左)9 月入学式での新入生宣誓 下右) グローバル人材育成推進事業第 2 回シンポジウム (9月 7 日)
●感染症学教室 井上信一助教が
● 文 科 省 「地 (知) の 拠 点 整 備 事 業」 に 採 択、
三 鷹 市 と 包 括 連 携 協 定 を 締 結
2
日本生体防御学会奨励賞を受賞
12
●看護部外来での取り組みが
●グローバル人材育成推進事業
第 2 回シンポジウムを開催
3
学 会 学 術 集 会 で 人 的 資 源 管 理 Award を 受 賞
13
13
●第 2 病棟を大改修 中央通りで他施設と直結
5
●集中ケア認定看護師教育課程入学式
● オ ー プ ン キ ャ ン パ ス 2013 を 終 え て
6
●当院と三鷹市老人クラブ連合会の共催で
● 平 成 25 年 9 月 卒 業 式
8
健康長寿講演会を開催
14
8
● 医 学部「Best Teaching Department of the Year 2012」授 賞 式
14
● 平 成 25 年 9 月 入 学 式
●定年にあたって 中野利晴さん
○八王子だより
9
●南台科技大学・東京都八王子市と
意見交換会を実施
17
●震災総合防災訓練を実施
17
10
●私立医科大学野球大会に参加して
18
19
11
● 「文 化 週 間」 期 間 中 の イ ベ ン ト の ご 案 内
○ Road to 50th 懐かしの学園風景(7)
11
・7 月、9 月 の 理 事 会 ・ 学 園 関 係 著 作 物 の 紹 介 ●総合政策学部野山修教授と岡村裕准教授が
タ イ で 講 演
●保健学部 河野眞准教授がタジキスタンで
リハビリテーション従事者等を指導
○三鷹だより
・ 寄 付 金 ・ 物 件 寄 付 申 込 者 芳 名 ・ 教 職 員メディア情 報
●精神神経科学教室 鬼頭伸輔講師が
日本薬物脳波学会奨励賞を受賞
16
第 2 回 公 開 講 座 報 告
10
●高雄餐旅大学の潘副学長らが
本学園を表敬訪問
○ 教職員紹介 鈴木瞳さん、山下寛貴さん
○文化・スポーツ
●がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
12
20
文科省「地(知)の拠点整備事業」に採択、
三鷹市と包括連携協定を締結
このたび本学は、文部科学省による平成 25 年度「地
の 協 働 体 制(「 杏 林 CCRC(Center for Comprehensive
(知) の 拠 点 整 備 事 業」(大 学 COC 事 業) に 計 画 書 を
Regional Collaboration)」を推進するため、「杏林 CCRC
申請し、 採択の運びとなりました。 原則平成 29 年度
研 究 所 」( 所 長: 蒲 生 忍 保 健 学 部 教 授 ) を 新 た に JR
ま で の 助 成 と な り ま す。 本 事 業 に は 319 件 の 大 学 等
三鷹駅前に開設します。また、連携 3 市と地域課題に
の応募の中から 52 件の事業が採択されており、 本学
つ い て 協 議 す る 場 と し て、 会 議 体 で あ る「杏 林 CCRC
の取り組みが高く評価されたものといえます。本事業
ラウンドテーブル」
・市民との意見交換の場となる「杏
の目的は、大学が立地する自治体との連携関係を前提
林コモンズ」を各自治体と設置します。
に、 学長のリーダーシップによる教育カリキュラム・
2.教育活動の地域志向化
組織の改革などを通じて「全学的」に地域を志向した
地域における大学の役割を理解するための科目を全
教育・研究・社会貢献を展開していくことを求めてい
学部で必修として設定します。 合わせて、PBL 型「プ
ます。
ロジェクト演習科目」としてカリキュラムの地域志向
跡見裕学長の下で本学が提出した『新しい都市型高
化を行い、地域課題を題材とした問題解決力養成の場
齢社会における地域と大学の統合知の拠点』という計
とします。また、地域課題に関わる科目を「ウェルネ
画 は、「都 市 型 高 齢 社 会 の 健 康 と 安 心」 を 本 学 が 重 点
ス科目群」として編集し、地域住民の学びの場として
的に取り組むべき地域課題と設定し、学生と地域関係
展開します。
者 が 共 に 学 ぶ「生 き が い 創 出」・ 退 職 者 世 代 の「健 康
3.社会貢献の強化
寿 命 延 伸」・ 大 規 模 自 然 災 害 に 備 え る「災 害 に 備 え る
「生 き が い 創 出」「健 康 寿 命 延 伸」「災 害 に 備 え る ま
ま ち づ く り 」 の 3 テ ー マ を 軸 に 教 育・ 研 究・ 社 会 貢
ちづくり」のテーマに基づく地域を舞台とした取り組
献に取り組むものです。その舞台は東京都三鷹市・八
み を、「地 域 志 向 教 育 研 究 経 費」 な ど を 通 じ て 支 援・
王子市・羽村市となります。
促進していきます。
な お、 羽 村 市 に 続 き、 新 キ ャ ン パ ス 移 転 を 視 野 に
入れた包括的連携協定を三鷹市と平成 25 年 9 月 6 日
(金)に締結しました。
本 学 は 平 成 28 年 に 新 キ ャ ン パ ス を 設 置 し、 教 育・
研究機能を三鷹市に統合します。それを一つの契機と
本事業の取り組みは多岐にわたりますが、主に以下
し、 連 携 3 市 に お け る 統 合 的 か つ 体 系 的 な 地 域 連 携
のような内容となっています。
活動を展開していくことが本事業の重要な達成目標と
いえます。
1.地域と本学とのニーズマッチング
(地域交流推進室長 / 外国語学部准教授 古本泰之)
4 学 部 の 教 育・ 研 究 資 源 を 動 員 し、 大 学 と 地 域 と
協定締結式後に行われた関係者による記念撮影。 前列左から跡見裕学長、 松田剛明副理事長、清原慶子三鷹市
長、 高部明夫同市教育長。
2 KYORIN GAKUEN
グローバル人材育成推進事業 第 2 回シンポジウムを開催
芦沢 真五氏(東洋大学国際地域学部教授)
関 乃平氏(東洋美術学校中国水墨画科主任教授)
文 部 科 学 省「 グ ロ ー バ ル 人 材 育 成 推 進 事 業 」 の 一
第 2 部は、まず司会の神谷茂医学部教授から、本学
環として、9 月 7 日(土)に第 2 回グローバルシンポ
の 十 数 年 に 及 ぶ JICA 感 染 症 研 究 対 策 プ ロ ジ ェ ク ト へ
ジウム「目指せ 国際人~グローバル人材と国際協力」
の調査団員派遣やケニア人研究者の受け入れ等、JICA
が 開 催 さ れ ま し た(会 場: 大 手 町 サ ン ス カ イ ル ー ム、
との緊密な協力関係について説明がありました。
参加者 123 名)。
そ の 後、 基 調 講 演 と し て、 武 下 悌 治 氏(JICA 青 年
まず、 開会の挨拶として跡見裕学長は、 平成 24 年
海外協力隊事務局長)から「青年海外協力隊とグロー
度に採択された本学の同事業への取り組み、および成
バル人材」と題し、講演いただきました。世界 88 か国、
果について、またグローバル人材とは、日本人として
37,000 人 以 上 の 支 援 者 派 遣 の 実 績 を 持 つ JICA で は、
のアイデンティティを大切に異文化を尊重し、 正義・
派 遣 前 に 170 時 間 以 上 の 現 地 言 語 の 学 習 や 文 化・ 安
熱意・永続的な信頼関係の下、世界の人々と対等な関
全 対 策 等 に 関 す る 研 修 が 実 施 さ れ て い ま す。 し か し、
係を築いていくことが大切だと述べました。
現地での厳しい生活環境、異なる言語・文化の中で予
第 1 部 講 演 会 は、 ポ ー ル・ ス ノ ー ド ン 副 学 長 に よ
測できない事態に直面することも頻繁にあります。そ
る進行の下、招待講演である芦沢真五氏(東洋大学国
の問題を解決するためには、現地の人と同じ目線で生
際地域学部教授)から「大学の国際化戦略と『ひと』
『も
活し、絶え間ない対話と信頼関係の構築、共に取り組
の』『かね』」-持続的なグローバル人材育成のために
む姿勢が大切であり、その能力を備えてこそ、グロー
-と題し、講演いただきました。
バル人材であるとお話いただきました。
そ の 中 で、5 カ 年 事 業 で あ る 文 部 科 学 省 採 択 の グ
続いて、北島勉総合政策学部教授のコーディネート
ローバル人材育成推進事業が終了した後、いかに大学
の下、3 名のパネリストによる体験発表と意見交換が
内で予算を確保し事業を継続していくのか、学内での
行われました。
国際交流センターのあり方や職員のゼネラリスト兼専
石原恵氏(看護師。杏林大学大学院国際協力研究科
門家の必要性について国内外の大学の取り組みを紹介
修了)は医療保健分野を中心とした国際的 NGO メデュ
し、具体的な提言をいただきました。
サン・デュ・モンドの日本支局に所属し、途上国で形
特 別 講 演 の 関 乃 平 氏(東 洋 美 術 学 校 中 国 水 墨 画 科
成外科の修復プロジェクトに参加しています。国際人
主任教授)からは「中国の文化・芸術の発信と異文化
に必要な要素として、適応力・応用力、コミュニケー
理解」について、中国語による講演をいただき、フリー
ション能力、危機管理能力(安全面・精神力・体力)、
の通訳者として活躍する川端谷津子氏(杏林大学国際
マネジメント能力、広い視野と広い心を持つことを挙
協力研究科修了)による逐次通訳が行われました。
げました。
昨今の好感度調査によると日中それぞれ、双方に対
池田尚広氏(通訳者。杏林大学大学院国際協力研究
す る 好 感 度 が 低 下 す る 中、 関 氏 は い か に 芸 術・ 文 化、
科修了)は、日本中国文化交流協会で、日中交流を促
教育交流が双方の繋がりを深める力があるのかについ
進する展示会や座談会等で通訳を担当している経験か
てお話されました。日中交流の懸け橋となった日本画
ら、プロの通訳者にとって大切な要素として、高いコ
家の巨匠達について、現代の日本人より中国人の方が
ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 に よ る 信 頼 関 係 作 り、 チ ー ム
詳しいことや、来日した中国人は日本人の国民性を高
ワーク力、時事問題・国際情勢へアンテナを張ること
く評価する傾向があるなど、芸術・文化交流が相互理
を挙げました。また、杏林大学の後輩達へ、多少難し
解に役立つと話すと共に、人と人とのつながりを育て
いと感じることでも度胸を持って取り組んでほしいと
る人間力がグローバル人材であると言及されました。
エールが送られました。 KYORIN GAKUEN
3
近 藤 美 智 子 氏(天 使 大 学 看 護 栄 養 学 部 非 常 勤 講 師。
応援、成果を必ず出すという心構え」、「援助への使命
杏 林 大 学 大 学 院 国 際 協 力 研 究 科 修 了 ) は、JICA の 国
感」という答えがそれぞれ挙がりました。
際緊急援助隊医療チームに所属しています。自然災害
「経 験 を 通 し て 感 じ る 日 本 人 と し て の ア イ デ ン テ ィ
の発生した途上国での救援活動経験から、グローバル
テ ィ は」 と い う フ ロ ア か ら の 質 問 に 対 し て は、「細 や
人材に欠かせない要素として、相手の話を聴き対話が
か な 気 遣 い を し た 際 に、 そ の 日 本 ら し さ に 感 謝 さ れ
で き る 力、 自 分 が 何 を す べ き か 判 断 し 実 行 で き る 力、
た」、「被災地で日本人の医師を指名して遠方から訪問
現地・周囲の人々と協働できる力についてお話しされ
する患者がいた時に、日本人ならではの丁寧で優しい
ました。
対 応 に 客 観 的 に 気 づ か さ れ た」「中 国 語 で は 訳 し に く
そ の 後 の パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン で は、「現 場 で の
い日本の奥ゆかしさを表す表現に出会う」という回答
困難な体験を克服する原動力とは」という問いに、
「責
が挙がるなど、活発なディスカッションが繰り広げら
任感や自身・チームの成長を実感すること」、「先輩の
れました。 (国際交流課)
2013 年 9 月
杏林大学新聞第 10 号を発行
告しています。
新コーナー 「杏林見聞録」 は杏林大学の教員の研究
を 随 時 紹 介 し て い き ま す。 第 1 回 は 「日 本 学 術 文 庫」
の発刊を通して日中の文化・思想の交流を進める総合
政策学部の劉迪准教授です。
卒業生と在学生を一人ずつ紹介しているコーナーで
は、 フ ァ ッ シ ョ ン ブ ラ ン ド 「matohu(ま と ふ)」 を 立
ち上げ、デザイナーとして活躍する関口真希子さん(社
会科学部卒業) へのインタビューと勉強も部活動も真
剣に取り組んでいる医学部 1 年生の古野肇さんの学生
生活の報告です。
創 立 50 周 年 の 序 章 と し て 懐 か し い 写 真 と と も に 当
時を振りかえる、連載「杏林年代記(クロニクル)
(6)」
は開設 10 周年- 1976 年の杏林学園に関するエピソー
ドです。
最終ページの連載、 外国語学部の金田一秀穂教授に
よ る 「金 田 一 教 授 の 研 究 室 か ら」、 医 学 部 泌 尿 器 科 学
杏 林 大 学 新 聞 第 10 号 の 巻 頭 は、「教 育・ 研 究 資 源
の奴田原紀久雄教授 「健康ひとくちメモ」 もお楽しみ
を 活 用 3 市 と 連 携 強 化 」 と 題 し、 平 成 25 年 度 文 部
ください。
科学省 「地 (知) の拠点整備事業」 の対象校に選ばれ
た、 杏林大学の教育・研究・地域貢献を柱としたその
構想を紹介しています。 続いて、 大学をあげて進めて
い る 大 学 改 革「第 3 次 中 期 5 ヵ 年 計 画」 の 概 要 を 報
4 KYORIN GAKUEN
≫ホ ー ム ペ ー ジ で 読 後 ア ン ケ ー ト を 行 っ て い ま す。
第 2 病棟を大改修 “ 中央通り ” で他施設と直結
が あ り ま し た。 今 回 の 大 改 修 に よ っ て、 第 2 病 棟 各
階 に 幅 2.5 メ ー ト ル 前 後、 長 さ 約 150 メ ー ト ル に 及
ぶ直線の中央通りが設けられ、この通路を利用すれば
各施設にスムーズに行けるようになりました。
こ の う ち 1 階 の 中 央 通 り に は、 患 者 さ ん や ご 家 族
の利用頻度が高い施設を集め、面会受付場所を駐車場
に 近 い 防 災 セ ン タ ー に 移 し た ほ か、 入 退 院 支 援 セ ン
ターや座席が 50 席以上のゆったりとした休憩所、 家
族控室、院内案内センターなどを配置し、新たに写真
展や絵画展を行うギャラリー・アートスペースや静か
テープカット (左から波利井清紀教授、 松田剛明副理事長、
松田博青理事長、 甲能直幸病院長)
に思いを巡らすための瞑想室を設けました。
医学部付属病院では昨年秋から第 2 病棟の改修工
ヒーやボスコ・ワールド(グッズ販売店)、コンビニ、
事 を 行 っ て い ま す。 こ れ ま で に 地 下 1 階 と 地 上 1・2
カ ッ ト サ ロ ン ANZU( 理・ 美 容 室 )、 患 者 図 書 室 な ど
階 の 改 修 が ほ ぼ 終 わ り、8 月 15 日(木) か ら こ れ ら
のアメニティ施設を集約、スターバックスコーヒーや
の部分の供用を開始しました。
ボスコ・ワールドでは一日の利用客が店舗移転前の 1.3
これまで当院の利用者は、外来棟から院内の各施設
倍 か ら 3 倍 に そ れ ぞ れ 増 え る な ど、 利 用 者 か ら 好 評
に向かうためには建物の外に 1 度出なければならな
をいただいています。
また、1 階中央通りの両脇にはスターバックスコー
いところもあるなど、まるで迷路を進むような不便さ
ギャラリー・アートスペース
ボスコ・ワールド
STARBUCKS COFFEE
瞑想室
カットサロン ANZU
患者図書室
休憩所
院内ご案内センター
KYORIN GAKUEN
5
オープンキャンパス 2013 を終えて
◎保健学部・総合政策学部・外国語学部◎
平成 25 年度の学生募集広報では、 高校生の文理選
昨年比 101.6%となりました。 特に、8 月 17 日(土)
択時期が 2 年進級時になってきており、生徒の大学選
は 4 学 部 す べ て で 昨 年 度 同 時 期 開 催 よ り 増 加( 約
びが年々早期化していることを考慮し、本学の総合政
18% 増 ) し ま し た が、 そ の 理 由 と し て、 盆 明 け の 土
策学部および外国語学部の第 1 回のオープンキャン
曜日となり、開催する大学が少なかったこと(昨年度
パスを 6 月に開催しました。また、受験業者とタイアッ
96 大 学 か ら 今 年 度 53 校 に 減)、 特 に、 本 学 各 学 部 と
プして、甲府市、船橋市および高崎市等といった地方
の 競 合 校 が 次 週(8/24) 開 催 に 変 更 し た こ と が 挙 げ
の主要都市にチャーターバスを手配し、八王子キャン
られます。
パスまで受験生をバスで誘導するという企画も、昨年
また、8 月 3 日(土) の参加者数が昨年の同時期に
度に引き続いて実施しました。さらに、今年度の新た
比べ約 8.7%減少した理由の一つとしては、 同日は全
な取り組みとして、 総合政策学部及び外国語学部は 4
国 で 最 も 多 い オ ー プ ン キ ャ ン パ ス 開 催 日( 全 国 204
月 か ら、 保 健 学 部 は 6 月 か ら 学 部 個 別 相 談 会 を 開 催
大学実施)であり、関東の競合校がこぞってその日に
して、学部の特徴や授業内容等をいち早く受験生に伝
開催し、受験生が分散されたことが考えられます。
えるようにしました。
18 歳人口が 118 万人と昨年より 5 万人減少する中
今年度のオープンキャンパスは、グローバル人材育
で、参加者数が昨年度とほぼ同数になったことは、①
成推進事業に採択されたことを受け、ポール・スノー
開催日程を 4 月に本学 HP や受験雑誌媒体で公開した、
ドン副学長より、総合政策学部および外国語学部の全
② 4 月以降の進学相談会や高校で直接受験生に告知
体会場で、本学の国際化への取組み、グローバル人材
で き た、 ③ 6 月 上 旬 か ら、 高 校 訪 問 プ ロ ジ ェ ク ト メ
育成方法等について、受験生や保護者に説明を行いま
ンバーによる訪問を開始し、直接高校教員に告知でき
した。また、国際交流課の協力の下、パネル展示、相
たことなどによるものと考えています。
談コーナーおよび英語・中国語サロン等の施設を活用
今夏のオープンキャンパスも昨年に引き続き、節電
し、語学教育の体験、留学先大学等の紹介および海外
対策等で不安を抱えての開催でしたが、大きな事故等
留学に関する相談に応じました。
もなく無事に終了することができました。実施に向け
総合政策学部では、学生自らが同学部の特長や授業
て、各学部の念入りな準備と当日は万全の体制をとっ
内容、教員との信頼関係等々を全体会場で説明し、学
て い た だ い た 教 職 員 の 皆 様 に、 深 く 感 謝 申 し 上 げ ま
生目線による学部紹介が受験生からも好印象を持たれ
す。
ました。また、保健学部では今年度から新設された診
最 後 に、10 月 以 降 の 広 報 活 動 に お い て は、 以 下 の
療放射線技術学科、それに三鷹看護学科看護学専攻を
ように展開していく方針です。
加 え た 9 会 場 で パ ネ ル 展 示、 入 試 相 談 会 や 学 生 相 談
①一般入試に向けた高校教員側への説明(高校訪問)
コーナー等を設置して、受験生からの質問等に応じる
②高校やイベントホール等で実施される進学相談会へ
な ど、3 学 部 と も 午 前 11 時 か ら 午 後 4 時 ま で、 模 擬
の参加
授業や体験型授業等の多種多様なプログラムを用意
③オープンキャンパス参加者、進学相談会来場者およ
し、受験生のニーズに応えました。
び本学資料請求者等への学生募集要項の配布
オープンキャンパスは 10 月開催分がまだ残ってい
④将来受験に繋がる高校 1・2 年生への大学資料の配布
(入学センター)
ま す が、 参 加 者 数 は 下 表 の と お り で、4 学 部 全 体 で
●オープンキャンパス参加者数
学部
外国語学部
総合政策学部
保健学部
医学部
6 KYORIN GAKUEN
平成 25 年度
6/22( 土) 7/27(土) 8/3(土) 8/17(土)
八王子
113
147
105
206
八王子
25
55
48
83
八王子
-
-
779
858
三鷹 ( 看護学科 )
-
-
519
600
小計
-
-
1,298
1,458
三鷹
-
337
-
458
合計
138
539
1,451
2,205
会場
計 (A)
571
211
1,637
1,119
2,756
795
4,333
平成 24 年度
計 (B)
602
210
1,702
1,114
2,816
636
4,264
前年比
(A-B)
(A/B)
- 31
95%
1
100%
- 65
96%
5
100%
- 60
97%
159
125%
69
101%
◎医学部◎
医学部オープンキャンパスは、7 月 27 日(土)、及
ついてパワーポイントを用いて説明しました。今年度
び 8 月 17 日( 土 ) の 13 時 か ら 大 学 院 講 堂 と 臨 床 講
は複数の学生がパワーポイントを使用し、各学年のイ
堂 で 開 催 し ま し た。 後 藤 元 医 学 部 長 の 挨 拶 か ら 始 ま
メージが湧く内容でとても良いとの意見があり好評で
り、7 月 27 日は大荷満生准教授、8 月 17 日は髙橋信
した。
一教授、楊國昌教授による医学部及び医学部付属病院
入試概要の説明終了後、場所を移動して個別相談会
の施設等の紹介、三鷹キャンパス全体の説明が行われ
を実施し、多くの方にご参加いただき大盛況となりま
ました。その後、昨年度も好評をいただいた模擬講義
し た。 実 際 の 学 生 生 活 の 様 子 を 聞 く 機 会 は 受 験 生 に
を実施しました。7 月は医学教育学教室の冨田泰彦准
とって入学後の自分の姿がイメージしやすく、保護者
教 授 に よ る『“JIN- 仁 ”、“Dr.DMAT - 瓦 礫 の 下 の ヒ ポ
の 方 に と っ て も、 安 心 で き る も の で あ っ た と 思 い ま
ク ラ テ ス - ” か ら 学 ぶ 医 療 人 の 心 構 え』 を テ ー マ に、
す。
良医になるための心構えについて、8 月は感染症学教
今年度実施したオープンキャンパスは、昨年度より
室の小林富美惠教授による『身近にせまる寄生虫』の
159 名 多 い、795 名(2 日 間 延 べ 数 ) の 方 に ご 来 場
テーマで、寄生虫感染症の現状とその対策・予防法に
いただきました。参加者に回答いただいたアンケート
ついての講義を行いました。
で 反 響 が あ っ た の は、 模 擬 講 義 や「先 輩 か ら の 一 言」
「先輩からの一言」では本学在学生の 1 年生・3 年生・
でした。このことから、今回のオープンキャンパスを
5 年生・6 年生が受験に関するアドバイス、日々の講義、
通じて杏林大学医学部を広く知ってもらう良い機会に
勉強、クラブ活動等の学生生活、海外での実習などに
なったと思います。 (医学部事務部事務課)
◎看護専門学校◎
看 護 専 門 学 校 オ ー プ ン キ ャ ン パ ス は、7 月 27 日
手洗い体験などのコーナーを設け、多くの方に体験し
(土)、8 月 23 日(金)
・24 日(土)の計 3 回行いました。
ていただきました。また、本校専任教員による個別相
参 加 人 数 は 3 日 間 で 539 名 と 昨 年 度 と ほ ぼ 同 じ 人 数
談と在校生による個別相談コーナーには、多くの受験
の受験生及び保護者が関東地方を中心に東北、九州の
生が相談に訪れていました。
各地から参加してくださいました。
参加者からは、
「学校の雰囲気が明るく、説明がはっ
プ ロ グ ラ ム の 内 容 は 昨 年 同 様、 古 賀 良 彦 校 長 の 挨
き り し て 分 か り や す い」「在 校 生 の 話 は 入 学 に 対 し て
拶に始まり、DVD による学校概要と平成 26 年度入試
とても参考になった」「模擬演習・体験コーナーでは、
概要 等 の 説 明、 在 校生からの一言として 3 年生 か ら、
在校生の方もとても親切な対応で楽しい体験ができ
入学してからの勉強及び行事等の学生生活、本校の魅
た」
「 模擬授業はとても楽しくて分かりやすかった」
「本
力等を語ってもらいました。その後、それぞれに分か
日のオープンキャンパスに参加して絶対にこちらの学
れて、模擬授業、演習体験、教員・在校生による個別
校に合格したいという気持ちが更に強くなった」等の
相談、寮見学等自由に参加していただきました。模擬
言葉をいただきました。
授業は、参加型の授業「体位変換」をテーマに専任教
10 月には推薦・社会人入試が始まり、来年 1 月に
員 が 参 加 者 に 対 し て 分 か り や す く 授 業 を 行 い ま し た。
一般入試Ⅰ期、更に 3 月には一般入試Ⅱ期が実施さ
看護・医学教育研究棟実習室での演習体験では、専任
れます。今回のオープンキャンパスが一人でも多くの
教員と在校生の指導により、モデル人形を使った呼吸
受験に繋がることを期待したいと思います。 音・心音の聴診体験や心肺蘇生体験、ベッド上洗髪体
(看護専門学校事務課)
験、 妊 婦・ 沐 浴 体 験、 小 児 聴 診 測 定 体 験、 老 年 体 験、
●オープンキャンパス参加者数(看護専門学校)
来場者
受験生
保護者
未記入者
合計
7/27( 土 )
153
62
27
242
2013 年度
8/23( 金 )
8/24( 土 )
98
115
28
30
10
16
136
161
小計
366
120
53
539
2012 年度
合計
333
101
111
545
増減
昨年比
33
19
-58
-6
KYORIN GAKUEN
7
平成 25 年 9 月卒業式
恵 ま れ た 素 晴 ら し い 研 究 者 と 紹 介 し、「世 界 中 で 行 わ
れている研究が無に終わることはありません。うまく
いかない研究にこそ得るものは大きい」と研究者とし
て歩みだす卒業生に、さまざまな困難を乗り越えてほ
し い と メ ッ セ ー ジ を 送 り ま し た。 総 合 政 策 学 部、 外
国 語 学 部 の 卒 業 生 に は、 学 部 で 進 め て い る グ ロ ー バ
ル教 育、 地(知) の拠 点事業 につい てふれ、「Moving
global, Staying local は車の両輪と考えています。 視野
を 広 く、 そ れ ぞ れ の 地 で 活 躍 さ れ る こ と を 期 待 し ま
す」とはなむけの言葉を送りました。
キ ャ ン パ ス に 秋 の 風 を 感 じ る よ う に な っ た 9 月 13
後藤医学部長は、研究に対する熱い思いとそれを実
日( 金 )、 午 前 11 時 か ら 三 鷹 キ ャ ン パ ス 大 学 院 講 堂
現するために、努力し続けた卒業生に対し、ねぎらい
で平成 25 年度前期学位記授与式及び 9 月卒業式が行
の言葉を送りました。 そして、 自らの 40 年の医師と
われました。
し て の 経 験 を ふ ま え て、「ど ん な こ と に も 一 生 懸 命 に
式 に 臨 ん だ の は、 大 学 院 で は 医 学 研 究 科 7 名、 保
取り組み、手を抜かないこと。そして、それがどのよ
健 学 研 究 科 3 名、 国 際 協 力 研 究 科 8 名、 学 部 で は 総
う な 結 果 で あ っ て も 自 分 で 引 き 受 け る こ と。 最 後 に、
合 政 策 学 部 11 名、 外 国 語 学 部 9 名 の あ わ せ て 38 名
その過程で、ちょっと立ち止まって相手の立場に立っ
でした。
て考えてみること、の 3 つのことは大切です」とエー
大瀧純一保健学部長・保健学研究科長が学事報告を
ルを送りました。
行 い、 大 学 院、 学 部 の 順 で 代 表 者 1 名 に そ れ ぞ れ の
式のあとは研究科、学部に分かれて、一人ひとりに
所 属 学 部 長・ 研 究 科 長 か ら 学 位 記 が 授 与 さ れ ま し た。
学位記が授与されました。荒川みどり准教授の指導を
続 い て、 卒 業 生 に む け て 跡 見 裕 学 長 が 式 辞 を、 後 藤
受 け た 現 職 の 日 本 語 教 師 は、「金 田 一 秀 穂 教 授、 今 泉
元 医学部長が祝辞を送りました。
喜一教授の授業の聴講生を経て大学院で学んだこと
跡見学長は、各人の努力と、家族や友人、学園教職
で、深い知識と大きな自信がつきました」と話しまし
員の支えにより手にした学位はこれからの教育・研究
た。今泉教授の指導を受けた中国からの留学生は「大
活 動 の 大 き な 財 産 に な る と 伝 え ま し た。 そ し て、iPS
連で日本語教育にかかわる仕事がしたい」と話しまし
細胞を発見した山中伸弥先生をたゆまぬ努力と幸運に
た。
平成 25 年 9 月入学式
の合わせて 13 名です。
入学式では、開式の辞・学事報告に続いて跡見裕学
長が式辞を述べました。跡見学長は、新入生に向けて
お 祝 い と 歓 迎 の 言 葉 を 贈 り、「学 習 や 研 究 に お い て 何
が大切なのか、これは答えが出るものではありません
が、必要な事が沢山あります。その中でぜひ覚えてい
てほしいことが、知ろうとする心を持ち続けることで
す。知りたいという気持ちがとても大切です」と、バー
トランド・ラッセル卿の『必要なのは、信じる心では
台 風 一 過 の さ わ や か な 秋 晴 れ で 迎 え た 9 月 17 日
なく、それと正反対の、知ろうとする心である』とい
(火)、9 月入学式が八王子キャンパスで行われました。
う名言を引用して語り、これからの学生生活に対する
この秋の新入生は、中国等からの留学生を含め、医学
心構えを説きました。
研究科 2 名、 国際協力研究科 10 名、 外国語学部 1 名
続いての祝辞では、赤井孝雄外国語学部長から「本
8 KYORIN GAKUEN
学ではグローバルとローカルをテーマに様々な取り組
ち、勉学に励みます」とこれからの学生生活への決意
みを展開しています。皆さんにはぜひ、この取り組み
と抱負を述べました。
に 積 極 的 に 参 加・ 活 用 し て い た だ け た ら と 思 い ま す。
中国外交部に勤め、日中通訳を学ぶために本学に入
そして、皆さんが本学で学ぶ原点である『学問』とい
学した路 達明(ロ タツメイ)さんは、「ゼロから謙虚
う言葉を決して忘れることなく、有意義で悔いの残ら
な気持ちで勉学に励み、外交部に戻った後は、日中国
ない生活を送ってください」と激励の言葉がありまし
交のために役立てていきたいと思います」と抱負を語
た。
りました。
こ れ に 対 し、 新 入 生 を 代 表 し て 外 国 語 学 部 の 李 梦
入学式には、中国からの交換留学生も参列し、これ
玥(リ ムゲツ) さんが、「杏林大学の学生として自信
から新たに始まる本学での学生生活に思いを馳せてい
と 誇 り を 持 ち、 粘 り 強 く 失 敗 か ら も 学 ぶ 謙 虚 さ を 持
ました。
定年にあたって
平成 25 年 8 月末日をもちまして定年を迎えられた、 前病院事務部 中野利晴部長より学園での生活を振り返
られての感想などをお寄せいただきましたのでご紹介します。
永年にわたり学園の発展に寄与していただきありがとうございました。
病院事務部長 中野利晴
杏 林 学 園 に 1974 年
した。1 回目の決算では、 収支は黒字になり売上実績
4 月からお世話になり、
を上げることが出来、売り上げの一部を学園に寄付出
2013 年 8 月 末 で 定 年
来ましたことは、大役を無事成し遂げた喜びでいっぱ
退職することとなりま
いでした。
し た。39 年 5 ヶ 月 と
出向期間終了後の 2002 年、再度病院に配属となり、
長い間大変お世話にな
一回目の病院機能評価を受審しました。職員が一丸と
り ま し た。 松 田 博 青 理
なり準備を進めて承認され、職員全員の努力の結果で
事長始め皆様に心より
あると感じたのは、つい最近のことのように思ってい
御礼を申し上げます。
ま す。 次 に 病 院 の 事 業 計 画 で あ る 中 央 病 棟 建 築 工 事、
入職当初は医事課外来に配属され保険請求を行いま
外 科 病 棟 建 築 工 事、 第 3 病 棟 建 築 工 事、 第 2 病 棟 再
した。当時はコンピュータが普及しておらず診療報酬
編工事といった建築工事準備、物品準備、引越し等の
明細書(レセプト)はまだ手書きの時代であり、そろ
計画にメンバーとして参加できたことは大変光栄な気
ばんを使用した請求に苦労したことがありました。患
持ちでいっぱいでした。
者会計も手計算で支払い請求を行っておりました。そ
また、保守委託、物品、診療材料、消耗品等の見直
の時代から何年か経ち、医事課にもコンピュータが導
しに係わり収支状況の改善を行い、結果を出せたこと
入され、入院診療科の一部で稼動開始しました。全科
は私にとっても大きな財産であり、達成感、充実感で
稼動のためには機器の更新が必要となり、再検討し全
溢れていました。
面的な更新を経て全科稼動を開始しました。新しいこ
最後になりますが、大過なく勤務できたのも皆様の
とを始める難しさを体験できました。
心暖かいご支援の賜と感謝いたしております。
その後、2000 年 4 月に関連会社(KRL)が設立され、
今後は常勤嘱託として引き続き勤務させて頂きま
出 向 と し て 2 年 間、 関 連 会 社 と し て の 業 務 を 行 い ま
す。よろしく、お願いいたします。
KYORIN GAKUEN
9
八王子だより
南台科技大学・東京都八王子市と意見交換会を実施
り、その促進に向けた調査の一環として八王子市を訪
問することになりました。
南 台 科 技 大 学 か ら は、 呉 新 興 行 政 副 学 長、 王 永 鵬
国 際 両 岸 事 務 処 処 長、 荘 秀 文 国 際 両 岸 事 務 処 日
本 事 務 担 当 の 各 氏、 八 王 子 市 か ら は、 平 本 博 美 八 王
子 市 国 際 交 流 課 課 長、 小 浦 晴 実 八 王 子 市 学 園 都 市 文
化 課 課 長、 今 井 明 八 王 子 市 学 園 都 市 文 化 課 主 査、 花
輪 豊 子 八 王 子 国 際 協 会 事 務 局 の 各 氏、 本 学 か ら は 古
本泰之地域交流推進室長、岩本久美子国際交流課係長
8 月 5 日(月)、本学と交流協定を締結している台湾・
が参加しました。
南台科技大学の訪問を受け、八王子市関係者を交えた
意見交換会では、南台科技大学・八王子市それぞれ
意見交換会を実施しました。
の取り組み状況、留学生受け入れに関する地域ならび
南台科技大学は、台湾教育部より「台湾ホストファ
に大学の役割について、活発な議論が行われました。
ミ リ ー プ ロ グ ラ ム」(台 湾 で 学 ぶ 留 学 生 を 対 象 と し た
(地域交流課)
全国的ホームステイの推進) の運営を委託されてお
高雄餐旅大学の潘副学長と施学科長が
松田理事長と跡見学長を表敬訪問
学術交流協定締結を考えている台湾国立高雄餐旅大
ような交流・協力ができるかを検討してきました。今
学の潘江東副学長と施文華応用日本語学科長が 9 月 4
回は学術交流協定締結の最終的な打ち合わせも含めて
日(水)、 三 鷹 キ ャ ン パ ス の 松 田 博 青 理 事 長 と 跡 見 裕
藩副学長と施学科長の訪問となりました。
学長を表敬訪問しました。
高雄餐旅大学は 1995 年に設立され、 大学名からも
塚本慶一国際交流センター長も同席した懇談会は、終
分かるとおり観光系に特化した 11 の学科を設置して
始和やかな雰囲気で行われ、学術交流協定を機に、教育・
いる大学です。そのため本学外国語学部観光交流文化
研究等さまざま分野で両校の特色を生かした交流が進
学科との交流が期待されます。今回の訪問では、学生
められることが大いに期待できるものとなりました。
交流にとどまらず教員交流、教材の共同研究など幅広
高雄餐旅大学へは今年 3 月にグローバル人材育成推
い分野での協力について今後具体的に検討して、学術
進 事 業 に お け る 協 定 校 の 拡 大 を 目 的 に 教 員 2 名、 職
交流協定締結に向け進めていくことを確認しました。
員 1 名 が 訪 問 し、 学 生 や 教 職 員 の 交 流 を 含 め、 ど の
10 KYORIN GAKUEN
(国際交流課)
総合政策学部 野山修教授と岡村裕准教授がタイで講演
今回の講演は、 平成 25 年 3 月に杏林大学とチェン
マイラチャパット大学との間に結ばれた学術連携協定
の一環として行われ、受講者はメモをとりながら熱心
に聞き、質疑応答も活発に行われました。
講演会の最後に、公衆衛生学科のチュティマ先生か
ら「 タ イ に お い て も 人 口 の 高 齢 化 は 急 速 に 進 ん で お
り、高齢化先進国である日本の取り組みに注目してい
ます。今回の講演は、卒業後各地の保健所に従事する
講演をする野山教授
学生達にとって色々なアイデアを与えてくれたことと
8 月 30 日(金) に、 タ イ の チ ェ ン マ イ ラ チ ャ パ ッ
思います」というご挨拶をいただきました。
ト 大 学 の 公 衆 衛 生 学 科 の 4 年 生 と 教 職 員 を 対 象 に、
現在、本学はチェンマイラチャパット大学とタイの
総合政策学部 岡村裕准教授が日本の介護保険制度の
HIV 陽 性 者 へ の ケ ア に 関 す る 共 同 研 究 を 行 っ て い ま
概 要 と 課 題 に つ い て、 同 学 部 野 山 修 教 授 が 八 王 子 市
す。 ま た、 総 合 政 策 学 部 の 学 生 2 名 が 交 換 留 学 生 と
で行われている高齢男性を対象とした料理教室の概要
して在籍しています。
とその意義について、講演を行いました。
(総合政策学部教授 北島 勉)
保健学部 河野眞准教授が
タジキスタンでリハビリ従事者等を指導
8 月 7 日(水) から 23 日(金) にかけて、 保健学部作業療法学科の河野眞准教授がタジキスタンの国立小
児医療リハビリテーションセンターでリハビリ分野の外部専門家として活動しました。
活動の様子などを紹介します。
関節角度計の使い方を初めて学ぶ現地の医療従事者
本学卒業生で現在は国連難民高等弁務官事務所でアフガ
ン難民支援に活躍する景山健さん (右) と共に
保健学部作業療法学科准教授 河野 眞
Japan の次期事業への助言などを行いました。
タ ジ キ ス タ ン を 訪 れ る の は 8 回 目。 今 回 は、 特 定
タジキスタン国内には作業療法士や理学療法士など
非 営 利 活 動 法 人 AAR Japan が 外 務 省 の 日 本 NGO 連 携
リハビリ専門職の養成機関が存在しないため、今後も
無償資金協力で実施している「タジキスタンにおける
継続的に海外からの支援が必要になると考えています。
障害者のためのリハビリテーション改善事業」の一環
ま た 今 回 は、 本 学 外 国 語 学 部 卒 業 生 で 現 地 在 住 の
としての活動でした。
景山 健さんと交流し情報交換することができました。
現地では、リハビリ従事者や医療従事者を対象とし
景山さんは現在、国連ボランティアとして国連難民高
た 5 日 間(20 時 間) の セ ミ ナ ー を 中 心 に、 リ ハ ビ リ
等弁務官事務所に勤務しています。国際的に活躍する
従事者への臨床上の助言、現地で製作している福祉機
卒業生の姿を目の当たりにし、とても頼もしく、かつ
器への助言、 医療機関や障害当事者団体の視察、AAR
誇らしく感じました。
KYORIN GAKUEN 11
三鷹だより
精神神経科学教室 鬼頭伸輔講師が
日本薬物脳波学会奨励賞を受賞
精神神経科学教室の鬼頭伸輔講師が、7 月 12 日(金)
の 機 能 的 結 合 性(functional connectivity) の 異 常 が 注
か ら 13 日( 土 ) に 栃 木 県 那 須 町 で 開 か れ た 第 16 回
目されています。この研究から、経頭蓋磁気刺激が機
日本薬物脳波学会で日本薬物脳波学会奨励賞を受賞し
能的結合性を変化させ、それに伴ってうつ病を改善さ
ました。
せることが示唆されました。
薬物脳波学は、脳波を利用して薬物が脳機能に及ぼ
今 後、 機 能 的 結 合 性 の 改 善 が 新 し い 治 療 標 的 と な
す 作 用 を 調 べ る 研 究 領 域 で す。 鬼 頭 講 師 は 経 頭 蓋 磁
る 」 と 述 べ て い ま す。 同 講 師 は す で に 我 が 国 の TMS
気刺激(TMS) を応用して治療抵抗性うつ病の治療を
治療の指導的立場にあります。今 回 の 受 賞 に よ り そ の
行 っ て い ま す。TMS は、 磁 気 刺 激 に よ り 生 じ る 脳 内
評価はさらに高まると思われます。
(精神神経科学教室)
の誘導電流によってうつ病の脳の機能を変化させるこ
とにより症状の改善を図るものです。最近の脳機能画
像研究から、うつ病患者では特定の神経ネットワーク
に異常があることが知られていますが、鬼頭講師は高
密度脳波計を用いてうつ病患者の脳波を記録し、経頭
蓋磁気刺激がガンマ帯域における左背外側前頭前野と
楔 前 部 の 機 能 的 結 合 性(functional connectivity) を 変
化させることを初めて明らかにしました。これらの知
見 が、 う つ 病 の TMS に よ る 治 療 な ら び に 薬 物 脳 波 学
の発展に大きく寄与すると評価され、日本薬物脳波学
会から奨励賞を受賞しました。
鬼 頭 講 師 は、「う つ 病 の 新 し い 病 態 生 理 と し て、 脳
中央が鬼頭講師、 右端が古賀教授
感染症学教室 井上信一助教が
日本生体防御学会奨励賞を受賞
さ れ ま し た。 井 上 助 教 は、 表 彰 後、「マ ラ リ ア 原 虫 感
染防御におけるγδ(ガンマデルタ)T 細胞の役割の
解明」の演題で奨励賞受賞講演を行いました。
本研究は、 免疫細胞としてはマイナーな “ γδ T 細
胞 ” がどのようなメカニズムでマラリアに対する防御
免疫を促進するのかを明らかにしたものです。その骨
子をまとめた論文は昨年の米国科学アカデミー紀要
に掲載され(PNAS 109:12129, 2012)、Nature Reviews
井上助教 (左) と小林教授
Immunology の Research Highlights で も 紹 介 さ れ ま し
た(NRI 12:551,2012)。
7 月 10 日( 水 ) か ら 12 日( 金 ) に 熊 本 市 で 開 催
γδ T 細胞などの自然免疫細胞が感染免疫を含む
さ れ た 第 24 回 日 本 生 体 防 御 学 会 学 術 総 会 に お い て、
ホ メ オ ス タ シ ス に お い て ど の よ う な 意 義 を 持 つ の か、
医学部感染症学教室(寄生虫学部門)の井上信一助教
井上助教は今後もその解明に向けて研究を進めます。
に対して平成 25 年度日本生体防御学会奨励賞が授与
12 KYORIN GAKUEN
(感染症学教室(寄生虫学部門)教授 小林富美惠)
看護部外来での取り組みが
学会学術集会で人的資源管理 Award を受賞
第 17 回日本看護管理学会学術集会が「人口減少時
見直しが必須です。現在、調査結果をもとに、看護師
代の人的資源管理」をメインテーマに 8 月 24 日(土)
配置や看護体制など改善への取り組みを行っていま
から 2 日間、東京ビッグサイトで開催されました。
す。さらに、外来クラークや看護補助者との役割分担
当院外来からは、2 演題の実践報告を行い「業務量
を行うなど、他職種との連携・協働を推進しています。
調査による各診療科の外来看護師配置の検討」が、人
今後も看護師の専門性を発揮し、外来看護の質向上
的資源管理(計画・配置・活用)において優れた演題
を図るためにも、調査を積み重ね、改善・変革に取り
であるとして、 人的資源管理 Award を受賞しました。
組んで行きたいと思います。
(看護部外来師長 高崎由佳理)
外来看護師ひとりひとりの調査協力と、その成果が評
価され、大変光栄に思います。
外来を取り巻く状況は、高齢化、慢性疾患患者の増
加、在宅医療の推進、平均在院日数の短縮化などによ
り大きく変化しています。高度な治療や侵襲性の高い
処置・検査などが外来で行えるようになり、外来看護
師には個々の患者に応じた専門性の高いケアを提供す
ることが求められています。しかし、医療法施行規則
における外来看護職の配置基準は、 患者 30 名につき
看護職 1 名であり、昭和 23 年から変わっていません。
患者に安全でよりよいケアを提供するためには、当院
の外来の状況を踏まえた看護師配置や看護提供体制の
左 よ り 高 崎 由 佳 理 看 護 師 長、 菅 原 昭 子 主 任、 今 野 里 美 師 長
補佐、 武知幸子師長補佐
集中ケア認定看護師教育課程入学式を挙行
9 月 2 日( 月 )、 外 来 棟 10 階 第 1 会 議 室 で 集 中 ケ
続 い て 総 合 研 修 セ ン タ ー の 赤 木 美 智 男 セ ン タ ー 長、
ア認定看護師教育課程第 5 期生 22 名の入学式を行い
看護部の道又元裕部長より「学ぶ人にとって一番重要
ました。
なことはモチベーションを高めることです。皆さんは
式 で は ま ず、 小 松 由 佳 専 任 教 員 よ り 研 修 生 全 員 の
すでに高いモチベーションを持って入学されているの
名前が読み上げられました。続いて甲能直幸病院長よ
で、 そ の 点 は 心 配 し て い ま せ ん。 ど う か そ の 高 い モ
りお祝いの言葉とともに「今日の皆さんの目はキラキ
チ ベ ー シ ョ ン を 維 持 し て 頑 張 っ て 下 さ い」「こ れ か ら
ラと輝き、希望にあふれています。その瞳の輝きを忘
の学びをしっかりと自分のものにして、認定試験に合
れないようにして下さい。これから 7 か月の研修期間
格して下さい。そして、自施設に戻った際には現場の
中、つらいこともあると思いますが、お互いに助け合っ
モ デ ル に な っ て 欲 し い と 思 い ま す。『こ ん な 看 護 師 に
て乗り越えて下さい」と挨拶がありました。
なりたい』と思われるような認定看護師になって下さ
こ れ に 対 し、 研 修 生 を 代 表 し て 野 島 亜 紀 さ ん よ り
「今 日 こ の 日 の 強 い 使 命 感 を 忘 れ ず、 友 人 た ち と 支 え
い」と、それぞれお祝いの言葉が贈られました。
研修生はこれから尾野敏明主任教員、小松由佳専任
合い、励まし合い、同じ夢に向かって歩んでいきます」
教員の指導のもと、7 か月間の専門研修を受け、 認定
と力強い誓いの言葉がありました。
試験に臨みます。
KYORIN GAKUEN 13
三鷹市老人クラブ連合会と共催で健康長寿講演会を開催
を解説しました。参加者には「転倒予防手帳」が配布
され、神﨑教授は「転倒の危険度をチェックし、ご自
身に合った予防策を考えましょう」 と呼びかけまし
た。
続いて、当院もの忘れセンターで毎週「もの忘れ予
防 気らく運動教室」を開催している健康科学大学の
金 信 敬 教 授 か ら ど こ で も 楽 し く で き る「気 ら く 運 動」
の実技講習がありました。金教授は「転倒予防するこ
講 演 す る 神 﨑 教 授 (左)、 金 教 授 の 指 導 で 行 っ た 座 っ た ま ま で
きる簡単運動 (右)
とは、認知症など先の病気を予防することに繋がりま
9 月 13 日(金)、三鷹市福祉会館において、当院と
切です」と述べ、両手をこすり合わせたり、肩を叩い
三鷹市老人クラブ連合会との合同行事として健康長寿
て回したりなど、テレビや音楽を聴きつつ、座ったま
講 演 会 を 開 催 し ま し た。11 回 目 と な る 今 回 は、 高 齢
までできる簡単な運動方法を実演し、参加者も一緒に
診療科の神﨑恒一教授と、健康科学大学(山梨県南都
なって身体を動かしていました。そして最後に、童謡
留郡)の金信敬教授による講演が行われ、三鷹市老人
などの音楽に合わせて太極拳の基本的な動きを全員で
クラブ連合会会員と一般市民合わせて約 90 名が参加
行いました。
しました。
講演会は好評を博し、参加者からは「普段では使わ
は じ め に、 神 﨑 恒 一 教 授 か ら『転 倒 防 止 そ の 2』
な い 筋 肉 を 使 う こ と が で き て、 と て も 良 か っ た」「今
と 題 し た 講 演 が あ り、 神 﨑 教 授 は「 過 去 1 年 間 で 転
回の講義を忘れずに、家でも実践していきたいと思い
ん だ こ と の あ る 方 は、 今 後 1 年 間 で 70% 以 上 の 確 率
ます」といった感想が聞かれました。
で転倒する危険性があります」 と述べ、“ この頃つま
講演会終了後には、今回も(株)KRL より様々な商
ずくことが多い・歩く速度が遅くなってきた・物忘れ
品が提供され、お腹に優しい乳酸菌飲料や燻製ししゃ
が気になる ” などの症状がある場合は、 転びやすくな
も、ジェル状の消毒用エタノールなどが参加者にプレ
る原因となるため、特に注意する必要があることなど
ゼントされました。 す。そのためには、運動をして筋力をつけることが大
医学部「Best Teaching Department of the Year 2012」で
3診療科を表彰
医 学 部 生 が 5 年 次 に 行 う 病 棟 実 習:BSL(Bed Side
Learning) に お い て、 そ の 指 導 を 通 じ て 学 生 教 育 に
大 い に 貢 献 し た 診 療 科 に 贈 ら れ る「Best Teaching
Department of the Year 2012」の授賞式が、7 月 17 日
(水)の医学部教授会で行われました。
こ の「Best Teaching Department of the Year」 は、
学 生 に よ る BSL 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト を 行 い、 上 位 3
位 内 に 選 出 さ れ た 診 療 科 を 表 彰 す る と い う も の で、
2007 年に制定されてから今回で 6 回目となります。
2012 年 度 は 呼 吸 器・ 甲 状 腺 外 科、 心 臓 血 管 外 科、
左から窪田教授、 呉屋教授、 似鳥教授
放 射 線 科 の 3 診 療 科 が 選 出 さ れ、 後 藤 元 医 学 部 長 か
ら、 呉 屋 朝 幸 教 授、 窪 田 博 教 授、 似 鳥 俊 明 教 授 に 表
た。
彰状が授与されました。さらに、評価が最も高かった
受賞された各診療科の教室主任のコメントをご紹介
呼吸器・甲状腺外科には記念の盾が一緒に贈られまし
します。
14 KYORIN GAKUEN
★ Best Teaching Department of the Year 2012 を受賞して ★
呼吸器・甲状腺外科 教授 呉屋 朝幸
大学にあるものとしてはその仕事を学生から評価さ
員が「積極的に後輩・若手を教育し育てる」との考え
れることほど嬉しいものはありません。今回、外科(呼
に基づいて見学型ではなく臨床現場への積極的参加型
吸 器・ 甲 状 腺 ) が「Best Teaching Department of the
実習に取り組んでいます。地域の医師とともに運営し
Year」を受賞できて BSL への取り組みが評価されたこ
て い る 画 像 診 断 会(城 西 画 像 研 究 会) に 参 加 し た り、
とを誇りに思います。
iPad を 使 っ て 手 術 動 画 を 見 た り、 手 術 実 習 で は 臓 器
実 は 外 科 学 は 大 変 興 味 深 く お も し ろ い 部 門 で す が、
や癌病巣に触れたり、胸腔ドレーンの仕組みや生理学
近年は外科系各部門とも入局者が少なくなる傾向にあ
的な意義について理解することができます。臨床の現
り、残念に思っています。
場での学生の問題意識を育み、五感を刺激するように
当教室では教室員に対しても実践的な臨床教育を行
し て い ま す。 な に よ り 外 科 学 は 座 学 で は な く BSL で
い「良医を育てる」ことを目標とし多くの実力のある
その神髄を伝えることが出来るので、外科医学のおも
呼吸器外科医が育っています。学生に対しても全教室
しろさを引きつづき発信していきたいと思います。
心臓血管外科 教授 窪田 博
医局員が忙しくしていて、BSL の学生さんへの手術
ンファで略語が多くてわからない」とのコメントを頂
説明やクルズスに割く時間が十分取れない部分を改善
きます。わからないことは遠慮しないでどんどん質問
しなければと常日頃思っておりましたので、今回の受
して欲しいと思います。質問に的確に答えることは意
賞は望外の喜びであります。私たちの気持ちが幾許か
外 と 難 し く、 私 達 に と っ て も ト レ ー ニ ン グ に な り ま
M5 の学生に伝わっていた事を嬉しく思います。 今後
す。 こ れ か ら も 臨 床:bedside を 通 じ て 学 生 さ ん た ち
も座学のみならず、厳しい臨床の場を学生と共に経験
と共に切磋琢磨して行きたいと思っています。
して行きたいと思います。しばしば学生さんから「カ
放射線科 教授 似鳥 俊明
日常業務に影響を及ぼすくらい大多数の医師の関与
かったですと感謝してくれます。若者はやっぱりいい
のみならず、技師、看護師をも巻き込んで放射線科の
な と 思 う 瞬 間 で す。 も ち ろ ん そ う じ ゃ な い 時 も あ り、
BSL は 行 わ れ て い ま す。 学 ぶ 範 囲 が 広 い だ け で な く、
それぞれが工夫して耐えて頑張って教育しています
かなり負担の大きな小テストあり、長~いクルズスあ
が、このような評価につながるのはとても励みになり
り で、 学 生 達 に は な か な か つ ら い 一 週 間 の は ず で す。
ま す。2009 年 以 来 の 受 賞 を 放 射 線 科 全 員 で 大 変 う れ
オリエンテーション時には盛りだくさんの予定にかな
しく感じております。
り否定的反応をしていた多くの学生が、終了時にはよ
KYORIN GAKUEN 15
職 員 紹 介
教
第
16 回
杏林学園で働いている様々な職種の皆さんを紹介していきます。 実はこんな人だった…!など、 新しく教職員の輪
が広がる、 そんなコーナーです。
●病院病理部 臨床検査技師
看護師
● ●
● ● ● ● ● ● ●看護部(CICU)
● ● ● ●
鈴木 瞳
山下 寛貴
保健学部細胞診断学教室の
飯島淳子先生よりご紹介をい
ただきました病院病理部の鈴
木瞳と申します。学生の頃よ
り実習でお世話になった病
院 病 理 部 に 勤 務 し て 早 4 年、
学生時代は大人しくそれなり
にまじめに実習していました
が、最近はその頃の面影が見
当たらないと囁かれているの
ではないかと心配したりしなかったり…といった日々
を過ごしています。
しばし私の趣味と言いますか、入職してから始めた
“ぶ ら 旅” に つ い て お 話 し さ せ て い た だ き た い と 思 い
ます。
入職して数ヶ月がたった頃、通勤で乗っていた中央
線車内で「このまま吉祥寺や三鷹で下車しなかったら
どこへたどり着くのだろう」とふと浮かんだ現実逃避
にも似た疑問を、夏休みに解決しようと思ったのが始
まりでした。中央線に乗りっぱなしでたどり着いたそ
の地は山梨県の石和温泉。旅館の日帰り入浴をいくつ
か巡り、経費節約のためにスーパー銭湯の宿泊施設に
宿泊しました。この施設ではなぜか男性用の館内着を
渡され、夕食後の入浴を終えるまでうっかり着用し館
内をぶらぶらしておりました。旅先でのステキなうっ
かり思い出の 1 つです。
3-6 病棟看護師横田有香さ
んよりご紹介いただきまし
た、CICU 病 棟 看 護 師、 山 下
寛貴です。もともとは学生時
代 の 実 習 の 機 会 に CICU で 学
ば せ て い た だ き、 病 棟 の 雰
囲気やそこで働く先輩方に
憧 れ、CICU で 働 き た い と 思
いました。重症度の高い患者
さんを受け持ち、日々変わる
患者さんの状態にまだまだ知識が不足しており、今は
日 々 変 化 に つ い て い く の に や っ と の 状 態 で す。CICU
の先輩方のようにそれぞれの疾患やその治療内容を踏
まえ、患者さんに合った看護、充実したケアなど提供
できるように日々精進していきたいと考えています。
私は興味を持ったものには何かと手を付けてきたの
で、趣味は広く浅くという感じで様々ありますが、そ
の中で特にはまっているのが病棟の先輩と共通の趣味
でもあるバイクとスノーボードです。
← 山 梨 県 と 言 え ば、
ほうとう!
↑ 三 浦 半 島 一 周 を し た 時 の バ イ ク 達 で す。
一番手前のバイク…おしゃれですね ! 笑
共に白石城下の→
風になったレン
タル自転車
石和温泉で “ぶら旅” の楽しさを知ってから、 夏休
みがやってくるのが楽しみになりました。次の年には
宮城県の白石城下をレンタル自転車で 1 日中激走し、
疲れた体を遠刈田温泉で癒したり、昨年はまたも宮城
県にむかい作並温泉で現実社会に帰りたくなくなるほ
ど癒されてしまった旅館との劇的な出会いを果たしま
した。 今年はどんな “ぶら旅” になるだろうかと思い
を馳せながら今日も私は中央線に乗っています。
それでは、次回は医学部感染症学教室にご所属の新
倉保先生をご指名させていただきます。
16 KYORIN GAKUEN
バ イ ク は 5 年 ほ ど 前 に 中 型 免 許 を 取 得 後、 も と も
と乗りたいと考えていた TW200 を購入。 スカチュー
ンにロングスイングアーム、オイルクーラー、ロボッ
トハンドル(マニアックですみません…笑)と TW で
は定番のチューンナップを施し、同じくバイクが趣味
の先輩と今は様々な場所にツーリングへ出かけていま
す。
スノーボードはもともと年に 1、2 回と頻回に行く
方ではなかったのですが、昨シーズンは数えきれない
ほ ど 病 棟 の 先 輩 に 連 れ て 行 っ て い た だ き、 今 で は 来
シーズンに向けすでにイメージトレーニングを始めて
いるぐらいはまっています。仕事の面だけでなく、プ
ラ イ ベ ー ト で も 先 輩 方 に 気 を 遣 っ て い た だ い て お り、
とても充実した日々を過ごしています。
次 回 は SCU の 松 本 芽 衣 さ ん に お 願 い し た い と 思 い
ます。
文化・スポーツ
がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
第 2 回公開講座 報告
ナ ー ス プ ラ ク テ ィ シ ョ ナ ー(NP) の リ ー ダ ー 的 存 在
である米国で、Michiko Lendenmann 先生は小児科 NP
として長く仕事をされており、医師とは違った視点か
らの子ども達へのかかわり方、看護の重要性やワシン
トン D.C. でのチーム医療における NP の具体的な役割
と責務、 日本での NP 導入への期待などについてご教
示 く だ さ い ま し た。 午 後 か ら は 保 健 学 部 学 生 も 参 加
し、各講義後には質疑応答が活発に行われ、知識と技
術を現場でいかに活用できるかを参加者全員で再認識
8 月 7 日( 水 )、 米 国 ワ シ ン ト ン D.C. の Children’s
するなど、充実した公開講座となりました。
National Medical Center から Michiko Lendenmann 先生
参加者へのアンケートでは、「日本は医師を中心とし
を迎え、大学院生・看護師・保健学部生を対象とした
たチームで患者さんを診ていく事が主流となっている
公開講座を開催しました。
が、米国ではチームは平等とのお話を伺い、NP の役割、
当日は、大学院生(本学 5 名、他大学 1 名)
・看護師・
仕事内容、 立場などについて大変勉強になった」 等の
保健学部生、 教育関係者を含めた 32 名の方に参加い
意見を多く頂き、NP の役割と責務について、参加者の
た だ き ま し た。 保 健 学 部 中 島 恵 美 子 教 授 の 挨 拶 に 始
皆様にご理解いただけた公開講座となりました。
ま り、 午 前 中 は「米 国 に お け る 自 閉 症 児 の 看 護」 を、
今後とも、がんプロフェッショナル養成基盤推進プ
午後は「米国におけるナースプラクティショナーの役
ランによる公開講座を企画したいと考えておりますの
割と責務」についてご講演いただきました。
で、ご参加下さい。
米国では近年、大幅に自閉症児が増えていて、その
(がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事務局)
診断・治療・早期教育において先進国になっています。
震災総合防災訓練を実施
8 月 30 日(金) か ら 9 月 5 日(木) ま で の 防 災 週
一連の訓練が終了後、三鷹消防署危険物・自衛消防
間に合わせて、9 月 2 日(月) 三鷹キャンパスで付属
担当の成田浩悦司令補より「杏林大学病院では年 3 回、
病院を中心に大学や看護専門学校、関連事業所等が合
大規模な合同消防訓練を行っているとのこと。今回の
同で震災総合防災訓練を実施しました。
訓練でも消火器等の取り扱いが非常に良かったと思い
訓練は三鷹市で震度 6 強の地震が発生したとの想
ます。一度でも使ったことがあれば、万が一の時に必
定のもと、全館一斉放送による「地震発生」の合図で
ず役に立ちます。今後もこのような有益な訓練を続け
開 始、 各 部 署 で は 安 全 確 保 の た め 机 の 下 に も ぐ っ た
るようにお願いします」と講評をいただきました。続
り、 避 難 経 路 や 一 時 避 難 場 所 を 確 認 し た り し ま し た。
いて甲能直幸病院長より「災害は忘れたころに起こり
また、自衛消防隊員は防災センター前に設置された自
ます。日ごろから防災を心がけ、いざという時に被害
衛 消 防 隊 本 部 に 速 や か に 参 集・ 点 呼 を 行 い、 そ の 後、
を最小限にとどめるように、自衛消防隊の皆さんは今
消火器や散水栓を使用した消火訓練と栄養部による非
回の訓練で得たものを自部署のスタッフへ伝えて下さ
常用食料の炊き出し訓練に参加しました。
い」と挨拶があり、訓練は終了しました。
KYORIN GAKUEN 17
私立医科大学野球大会に参加して
第 35 回日本私立医科大学協会加盟大学職員野球大
た。 結局、 試合は 9 対 5 で杏林大学の勝利となり、1
会 が、8 月 1 日( 木 )、2 日( 金 ) に 東 京 都 文 京 区 目
回戦突破を果たしました。
白台運動公園において行われました。
2 回戦の相手は強豪、 東邦大学との対戦となりまし
早 朝 か ら 降 り 出 し た 雨 の 影 響 が 心 配 さ れ た も の の、
た。味方の守備の乱れをつかれ 4 回までに 3 対 0 とリー
幸い天候も回復し、 参加 16 大学が母校の名誉をかけ
ドを許す展開となりましたが、5 回に野村、 後藤、 土
熱い戦いを繰り広げました。
方がフォアボールなどでしぶとく出塁、坂本のタイム
杏 林 大 学 の 1 回 戦 の 相 手 は 抽 選 の 結 果、 東 京 医 科
リーで同点とし試合を振り出しに戻しました。
大学との対戦となりました。試合は杏林大学の攻撃で
6 回 に は 林、 西 田 の 連 続 ヒ ッ ト で 出 た ラ ン ナ ー を
始まり、1 番後藤の先頭打者ホームランで 1 点を先制、
池 田 の 2 点 タ イ ム リ ー で 返 し、 逆 転 に 成 功 し まし た。
幸先のよい展開となりました。しかしその裏、東京医
そして、抑えれば杏林大学の勝利となる最終回、相手
科大学もホームランで同点、波乱の幕開けとなりまし
の 猛 攻 の 前 に 3 点 を 奪 わ れ、 再 び 逆 転 を 許 し て し ま
た。2 回は 2 つのデッドボール、打撃妨害など味方バッ
い ま し た。 結 局 試 合 は 健 闘 む な し く 5 対 7 で 敗 れ て
テリーの乱れをつかれ 4 点を献上、5 対 1 と 4 点を追
しまいました。
う苦しい展開となりました。
試合には敗れてしまいましたが、選手一同、持てる力
し か し、 そ の 後 は 投 手 加 藤 も 本 来 の 調 子 を 取 り 戻
を十分発揮し、最後まで全力でプレーをすることができ
し、 相 手 打 線 を 0 点 に 抑 え る 好 投 を 見 せ、 こ れ に 報
ました。また、何よりも野球を通じて他大学の方と交流、
いようと打線も奮起、3 回には土方のホームラン、 林
懇親を深められたことは大きな糧となりました。
のレフトオーバーのタイムリーなどで 2 点を奪い、3
最後に本学園職員野球部を多方面よりご支援いただ
回には今日 2 本目となる後藤のホームランで 1 点差
いております松田理事長をはじめ、選手派遣にあたり
と詰 め 寄 り ま し た。 勢いづく杏林大学は 6 回に 長 澤、
快くご協力をいただきました職場関係者の皆様とチー
後 藤、 土 方 の 連 続 安 打 な ど で 2 点 を 取 り 逆 転 に 成 功
ム派遣にあたりご尽力下さいました人事課の方々にこ
しました。 その後も攻撃の手を緩めず、7 回には土方
の紙面をもちまして厚く御礼申し上げます。
(野球部監督・学生支援課課長 安藤英視)
のダメ押しとなる 2 点タイムリーで試合を決めまし
◆ 出場選手名
守備位置
選手名
部長
篠原 高雄
監督
安藤 英視
主将(投手)加藤 真人
捕手
土方 将旗
内野手
池田 郁夫
内野手
飯泉 齊志
内野手
西田 悠一郎
内野手
長澤 知徳
18 KYORIN GAKUEN
所属部署名
薬剤部
学生支援課
医療安全管理部
病院管理部
放射線部
医事課
リハビリテーション室
薬剤部
守備位置
内野手
内野手
内野手
外野手
外野手
外野手
外野手
外野手
外野手
選手名
中野 貴仁
野村 久祥
松丸 優
若林 俊夫
林 良幸
後藤 達也
畔蒜 祐一郎
坂本 岳士
田村 勝彦
所属部署名
病院庶務課
薬剤部
人事課
リハビリテーション室
リハビリテーション室
医学部事務課
薬剤部
保健学部
薬剤部
「文化週間」期間中のイベントのご案内
文部科学省は、教育・文化に関する国民の理解を深
年で 55 回目を迎えます。 この期間中、 全国で教育や
め、 そ の 充 実 振 興 を 図 る こ と を 目 的 と し て、 例 年 11
文 化 に 関 す る さ ま ざ ま な イ ベ ン ト が 開 催 さ れ ま す が、
月 3 日の「文化の日」 を中心に 11 月 1 日から 7 日ま
杏 林 学 園 で も、 本 週 間 及 び そ の 前 後 2 週 間 程 度 の 間
での一週間「教育・文化週間」を設定しています。教育・
に下記の行事を展開いたします。いずれも入場無料で
文化週間の歴史は古く、 昭和 34 年から開始され、 今
す。ご家族連れなどでどうぞお出かけください。
イベント名
杏林大学公開講演会
内 容
日 時
会 場
「西欧文明の神髄」と題して外国語学部の 10 月 17 日(木) 八王子学園都市センター
杏林大学公開講演会
上野景文客員教授が講演を行います。
18:00 ~ 19:30
「日本語の音声・音韻」と題して外国語学 10 月 18 日(金) 八王子学園都市センター
杏林大学公開講演会
部の玉村禎郎教授が講演を行います。
18:40 ~ 20:10
「運動の魅力と効能」と題して保健学部の 10 月 19 日(土) 八王子学園都市センター
石井博之准教授が講演を行います。
13:30 ~ 15:00
桐朋学園病院内コンサート 桐朋学園の学生による大学病院内でのボ 10 月 19 日(土) 杏林大病院外来棟 1 階
ランティアコンサートです。年4回開催 15:30 ~
杏林大医学部管弦楽団
待合ホール
しており、今回で 58 回目です。
医学部学生管弦楽団の公開定期演奏会と 10 月 19 日(土) 三鷹市公会堂「光のホール」
第 28 回定期演奏会
杏林大学公開講演会
して毎年実施しているものです。
16:00 ~
「日本経済の針路」と題して総合政策学部 10 月 26 日(土) 八王子学園都市センター
杏林大学公開講演会
の大川昌利教授が講演します。
13:30 ~ 15:00
「IFRSとは何か~会計基準の国際的 11 月 2 日(土) 杏林大学「大学院講堂」
調和・統一を考える~」と題して総合政 13:30 ~ 15:00
杏林大学公開講演会
策学部の内藤高雄教授が講演します。
「ちょっと役立つ薬疹の知識」と題して医 11 月 12 日(火) 杏林大学「大学院講堂」
学部の塩原哲夫教授が講演します。
18:30 ~ 20:00
文部科学省ホームページ「教育・文化週間」へのリンク(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kyoiku-bunka/)
KYORIN GAKUEN 19
Road to 50th
懐かしの学園風景(7)
2016 年の 50 周年まであと 3 年。学園の歴史を振り返るこのコーナー、今回も懐かしい写真を紹介いたします。
小田急バスの構内乗り入れが実現し、 中央線三鷹駅から杏林大学病院行の路線バ
スが往復することとなった。
高津忠夫病院長 (右) によるテープカット (S47.10.16)
医学部入試で、 大雪のなか受験生を迎える教職員 (H4.2.1)。
近年は地球温暖化の影響もあるのか、 入学試験の日に荒天に見舞われることも少
なくなりましたが、 かつてはこのように、 冬の真っただ中行われる入学試験の当
日に大雪が降ることも珍しくありませんでした。
◆教職員の皆さまへ◆
広報・企画調査室では Road to 50th で紹介する「懐かしい写真」や「思い出話」などを募集しています。
20 KYORIN GAKUEN
7 月・9 月の理事会
日 付 平成 25 年 7 月 22 日 (月)
日 付 平成 25 年 9 月 9 日 (月)
場 所 杏林大学三鷹キャンパス 図書館棟6階大会議室
場 所 杏林大学三鷹キャンパス 図書館棟6階大会議室
議案・報告
議案・報告
1 杏林大学大学院学則の一部改正について
1 新校舎建設工事契約について
2 寄附行為第23条第1項第3号評議員の選任について
2 株 式 会 社 松 田 平 田 設 計 と の 契 約 金 額 の 変 更 ( 減 額 ) に つ
いて
3 新校舎建設業者選定について
3 新キャンパスの名称について
学園関係著作物の紹介
◆
◆
◆
腹部超音波診断パーフェクト
著 者 森 秀明 杏林大学医学部准教授
出 版 診断と治療社
定 価 9,975 円
発 行 2013 年 5 月
頁 数 477 ページ
近年、腹部領域における画像診断の進歩はめざましく、なかでも
超音波検査は簡便で非侵襲的な検査であり、リアルタイムに画像
が得られ、結果がその場で判定できることから腹部領域の診断上
欠くことのできない検査法となっています。超音波検査は誰にで
も行えるというイメージがありますが、正確な診断を行うために
は確かな知識が必要です。本書は消化器、泌尿器領域における代
表的な約 220 症例について解説した今までに類を見ないテキスト
です。また 800 枚を超える写真を収録しており、B モード画像に
加えて、カラードプラおよび造影超音波画像を含めた腹部領域の
超音波診断のすべてが納められています。
世界の英語と社会言語学-多様な英語でコミュニ ―英語はいったい誰のものか―
ケーションする
英語は一つではない。アメリカ英語やイギリス英語といった地域
著 者 ヤムナ・カチュルー、ラリー・E・スミス
的な変種だけではなく、グローバル化が進んだことで非母語話者
訳 者 井上逸兵(慶應義塾大学文学部教授)
・多々
の英語も世界中で日々使用されている。多様化してゆく “ 英語 ”
良直弘(桜美林大学リベラルアーツ学群准
の姿を社会言語学の立場からひもといた新しい「英語学」
「社会
教授)
・谷みゆき(中央大学法学部准教授)
・
言語学」「異文化コミュニケーション論」テキスト。
八木橋宏勇(杏林大学外国語学部准教授)・
北村一真(杏林大学外国語学部講師)
出 版 慶應義塾大学出版会
定 価 3,045 円
発 行 2013 年 9 月 8 日
頁 数 352 ページ
KYORIN GAKUEN 21
寄付金・物件寄付申込者芳名
6・7 月分
このたびは本学園の募金事業等にご理解をいただき、多大なるご支援を賜り誠にありがとう
ございます。皆様からのご寄付はご芳志に沿って、有効に活用させていただきます。
◆寄付金申込者芳名
教育研究募金
金
100,000 円
大澤俊美 様
医学部奨学寄付金 匿名寄付 33 件 50,960,000 円
(外科学Ⅰ、外科学Ⅱ、感染症学、眼科学、救急医学、耳鼻咽喉科学、小児科学、精神神経科学、総合医療学、内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、内科学Ⅲ、
内科学腫瘍内科、泌尿器科学、皮膚科学、放射線医学)
◆物件寄付申込者芳名
物件名・規格など
アクティブラーニング教室用家具 他
数
設置・使用場所
寄付者名
54 点 総合政策学部校舎(F 棟)355 号室 リリカラ株式会社
教職員メディア情報
新 聞・ 雑 誌・ テ レ ビ な ど マ ス コ ミ の 取 材 を 受 け、 テ レ ビ に 出 演 し た り あ る い は 記 事 に 掲 載 さ れ た 教 職 員 の 皆 さ ま を ご 紹 介 し
ます。(広報・企画調査室で把握したものを掲載しています)
杏林大学
6 月 13 日
外国語学部観光交流文化学科の学生 4 名が観光連携協定を結んでいる秋の宮温泉郷で雄
秋田魁新報・県南面朝刊 勝高校生と交流
7 月 24 日
教育学術新聞
7 月 31 日
読売新聞夕刊
「キャンパス万華鏡」 のコーナーで八王子・三鷹キャンパスの週替わりの 「食堂フェア」
が紹介
「大学の実力」 調査で大学卒業後で授与される学位 「学士」 の名称が過去約 20 年間で約
700 種 類 以 上 と 大 幅 に 増 え、「ユ ニ ー ク な 学 士 の 名 称」 と し て 外 国 語 学 部 観 光 交 流 文 化
学科が紹介
9 月 7 日 読売新聞武蔵野版 三鷹市と本学が 「活力ある地域社会の創造」 を目的とする包括的な連携協定を締結した
9 月 8 日 朝日新聞武蔵野版 ことが紹介される
大木幸子
SAPIO
保健学部教授
6 月号
古賀良彦
7 月 12 日
医学部教授
テレビ東京
7 月 15 日~ 7 月 18 日
HIV(エイズ) 陽性者に対する日本の一般医療機関の理解が遅れている点等を指摘
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」 で、「麦茶の効用」 について解説
「JAM THE WORLD」 の番組内で、 かくれ不眠について解説
J-WAVE
7 月 29 日
乳業メーカーの依頼で行った 「朝にアイスクリームを食べると覚醒度が高まり、 情報処
産経新聞
理速度を速める効果がある」 という教授の実験結果が紙面で紹介される
8月3日
コーナー 「元気のひけつ」 で麦茶の香りのリラックス効果について解説
朝日新聞
わかさ出版
脳の若返りに DHA・EPA が豊富に含まれているオキアミ油が効果的と解説
2013 年 10 月号
月刊「からだにいいこと」ラベンダーオイルの香りは鎮静効果もあり、 安眠効果もアップし、 脳を休ませる作用が
10 月号
Housing Tribune
2013 年 15・16 号
あると解説
「コ コ ロ と カ ラ ダ が 喜 ぶ 住 ま い」 で ラ ベ ン ダ ー や レ モ ン の 香 り が リ ラ ッ ク ス 効 果 と 覚 醒
効果があると指摘する一方で、 住宅内の不快な生活臭が知らぬ間に健康に悪影響を与え
ている可能性もあると指摘
8 月 25 日
TBS
22 KYORIN GAKUEN
「健康カプセル!ゲンキの時間」で「感動力アップで脳の老化予防」と題し、
「 感動と記憶」
の関連について解説
古賀良彦
JOURNAL OF THE JAPAN うつ病の状態、 コーヒーとメンタルヘルスの関係について解説
医学部教授
DIETETIC ASSOCIATON
2013 年 8 月号
9月2日
「主治医が見つかる診断所」 で肥満と睡眠の関係について解説
テレビ東京
9月9日
バラエティ番組 「月曜から夜ふかし」 知っておいて損はない事⑤で麦茶の効能について
日本テレビ
解説
ピーター・A・マックミラン サライ
東京銀座ソニービルでの 「新・富嶽三十六景」 展や本人の富士山への思いについて語る
外国語学部客員教授 2013 年 8 月号
田久保忠衛
7 月 23 日
杏林大学名誉教授
産経新聞
「正論」 のコーナーで “ 国民は憲法で 「真贋」 を見分けた ” と題して論説
外交専門誌 「外交」
特 別 企 画 「太 平 洋 新 時 代 の 米 中 『異 夢』」 の 中 で、“ ニ ク ソ ン 訪 中 か ら 41 年 目 の 米 中 関
2013 年 7 月号
係-ズレが生じた関与政策の脆さ ” と題して論説
7 月 25 日
“ 内憂外患こもごも至った米オバマ政権 ” と題して論説
コメントライナー(時事通信社発行)
月刊 「靖国」
「内政干渉は断固排除」 と題して、 靖国神社の参拝問題について語る
8 月号
8 月 29 日
田 久 保 名 誉 教 授 が 起 草 委 員 委 員 長 を つ と め た 産 経 新 聞 「 国 民 の 憲 法 」、 和 歌 山 「 正 論 」
産経新聞
9 月 10 日
懇話会の第 73 回講演会で “ 日本を取り巻く国際情勢と憲法改正 ” と題して講演
「正論」 のコーナーで “ 米指導力損なう 「内向きオバマ」“ と題して論説
産経新聞
山口芳裕
7 月 25 日
医学部教授
NHK E テレ
7 月 29 日
「オ ト ナ へ の ト ビ ラ T V」 で 「命 を 守 る」 と い う テ ー マ で 熱 中 症 予 防 の ポ イ ン ト に つ い
て解説
「やじうまテレビ!」 で低体温、 過換気症候群についてコメント
テレビ朝日
8月8日
ゲリラ豪雨により長時間、 体がぬれてしまった時は 「低体温症」 に注意と解説
朝日小学生新聞
8 月 16 日
「みのもんたの朝ズバッ!」 で小児の遊具による熱傷について解説
TBS
8 月 19 日
「モ ー ニ ン グ バ ー ド!」 で 京 都 福 知 山 で 起 き た 花 火 大 会 で 露 天 商 の 屋 台 が 爆 発 し た 事 故
テレビ朝日
の熱傷について解説
高木徹也
東進 進学情報
日本の死因順位に対し 「この統計は信用できない」 と断言する理由と、 法医学は医学的
医学部准教授
2013 年 7 月 26 日号
知識を総動員する分野であると解説
上野景文
7 月 31 日発行
第 266 代新ローマ法王のフランシスコの就任 (3 月) と今後の展望について語る
外国語学部客員教授 聖三木図書館友の会会報
『ゆるし』 第 6 号
ラテンアメリカ時報
2013 年夏号 No.1403
8 月 12 日
平川祐弘著 「西洋人の神道観」 について書評
神社新報紙
9月9日
「オリンピック、世界遺産に『一喜一憂』する日本」
(背後にある「西欧型グローバリズム」
神社新報紙
を見落とすな) と題して論説
金田一秀穂
7 月 31 日
生 活・ ひ と 欄 ら い ふ プ ラ ス 「そ れ で も 親 子」 の コ ー ナ ー で 日 本 語 へ の 道 に 進 ん だ 経 緯
外国語学部教授
日本経済新聞夕刊
について語る
杏林大学病院
8月4日
「病院の実力」 で血液がん治療実績が掲載
読売新聞
大野秀樹
8 月 10 日
医学部教授
図書新聞
杉山政則
8 月 11 日
医学部教授
TBS
「対話集 原田正純の遺言」 について解説
「健康カプセル!ゲンキの時間」 で、 すい臓の病全般について出演して解説
KYORIN GAKUEN 23
馬 田 啓 一 8 月 12 日
総合政策学部教授
「シェールガス革命は日本に何をもたらすのか」シリーズ第 4 回、「米シェールガスは天然
ダイヤモンド・オンライン ガス輸入価格是正のカギ、日本が考えるべきエネルギー通商戦略とは何か」と題して論説
世界経済評論 「TPP と ア ジ ア 太 平 洋 の 新 通 商 秩 序」 と 題 し て、 経 済 連 携 の 潮 流 を ど う 読 む べ き か、TPP
2013 年 9・10 月号
中島 亨
8 月 22 日
医学部准教授
NHK 総合
大野秀樹
8 月 23 日
医学部教授
塚本慶一
を中心に新たな通商秩序の構築に向けた動きを解説
「おはよう日本」 で猛暑と睡眠に関して診察風景とインタビュー出演
高山病の予防方法について解説
日本経済新聞夕刊
『留学交流』
日本学生支援機構ウェブマガジンに本学のグローバル教育の取り組みを紹介
外国語学部教授
2013 年 9 月号
松村讓兒
9 月 12 日
医学部教授
読売 KODOMO 新聞
古瀬純司
9 月 12 日
医学部教授
毎日新聞夕刊
「数字で見るとビックリ!新・身体測定」 のコーナーで、 人体のつくりについて監修
目立たないが怖い膵臓病の原因や症状、 対処法について解説
◇お願い
広報・企画調査室を経由せずに、取材や出演を直接受けられた場合は、広報 ([email protected]) までご連絡いただきますよう、
よろしくお願いいたします。
杏園祭・杏 祭 2013
今 年 も 本 学 で は、 八 王 子 キ ャ ン パ ス 「杏 園 祭」、 三 鷹 キ ャ ン パ ス 「杏 祭」
を下記の日程で開催します。
各学部でイベント・企画を予定していますので、 ぜひお越しください。
当日は学生たちが来場者を盛り上げます。
八王子キャンパス 杏園祭
【外国語学部/総合政策学部/保健学部】
【日程】10 月 12 日 (土)、10 月 13 日 (日)
テーマ:わっか。 ~みんな一つになろう~
三鷹キャンパス 杏祭
【学部】 医学部/保健学部 (看護学科看護学専攻)/
看護専門学校
杏園祭ポスター
【日程】10 月 12 日 (土) 開催
杏祭ポスター
テーマ:「美」・杏林大学的美しさはこれだ!
※お車・ペットを連れてのご来場はご遠慮ください。
発 行 平 成 25 年 10 月 2 日
あんず編集委員会
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杏林大学広報・企画調査室
24 KYORIN GAKUEN
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