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TVの影響で死生離に変化

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TVの影響で死生離に変化
武蔵野大学仏教文化研究所
ー研究 員︶が新聞 記事 に
寺 派教 学 伝 道 研 究 セ ン タ
次 に 江 田 昭 道 氏 ︵本 願
を与 え て い る と し た
にテ レ ビ や グ ー ム が 影 響
。
TVの影響で死生観に変化
″
証明″
ネ ックで報道難しく
︲日 、 西 東 京 市 の
武 蔵 野 大 学 仏 教 文 化 研 究 所 ︵ケ ネ ス 田 中 所 長 ︶ は 3
。 デ ィア 従 事 者
メ
、
同 大 学 キ ャ ン パ ス で ﹁宗 教 と メ デ ィ ア ー メ デ ィア は 宗 教 に つ い て 何
を 伝 え て く れ た のか ﹂ と 題 し て シ ン ポ ジ ウ ム を 開催
お い て 宗 教 が ど のよ う に
の 著 者 で あ る 石井 研 士 氏
レ ビと宗教 只中 公新書 ︶
最 初 に 宗 教 学 者 で ﹃テ
え る も の ﹂ と 説 明し た 。
教 と メ デ ィ ァ に つい て 考
き な 変 革 を 迎 え る中 で 宗
続 /規則 性 のある こと 、
人 物 ・団 体 の 動 き 、 ④ 継
③ 社 会 的 に 影 響 力 のあ る
に と って ﹁悪 い ﹂ 出 来 事
、
︵事 件 ︶、② 論 争 ・対 立
さ れ る 。そ れ ら を ① 社 会
際 。社 会 な ど 6 つ に 分 類
を日 常 の 記 事 収 集 か ら 迫
った 。 収 集 は 、 政 治 。国
宗 教 法 人 ・宗 教 者 に 対 す
の 逸 脱 例に 基づ く た め 、
は 、 ﹁社 会 的 な 規 範 か ら
し て いる 西 出 勇 志 氏 が 新
る マイ ナ ス イ メ ー ジ が っ テ レ ビ報 道 部 部 長 に出 向
で は 、共 同通 信から MX
続 く デ ィ ス カ ッシ ョン
記 事が あるという
ど 地 方 紙 では 良 質 の宗 教
。ま た
し い ﹂。し か し 京 都 新 聞 な
記 事 を 作 る のが 非 常 に 難
京 版 ︶ で は ﹁一つ の 宗 教
い ﹂ と 説 明 。 以 前 、ラ ジ
組 への 興 味 が 非 常 に 高
状 況 に 言 及 し 、 ﹁宗 教 番
ケ ネ ス田中氏 は 米国 の
だと話 した 。
は放 道 に し に く い ﹂ こと
場 する と感銘 する ﹂と 日
い だ 。 ﹁知 識 だ け で な く
,
心 を 持 った 人 が 番 組 に 登
レ ベル の高 い 質 問 が 相 次
表 と し て 出 演 し た と ころ
取 り上 げ ら れ て い る の か
︵国 学 院 大 学 教 授 ︶ が テ
⑤ 社 会 と の関わ り が 深 い
き ま と う ﹂と 推 察 。他 方 、
オ の宗 教 番 組 で 仏 教 の 代
ではあ まり 顧みら れて い
。そ こ
で ﹁社 会 が 大
レ ビ で 放 映 さ れ た 不 思議
こと 、⑥ 伝 統 か ら の 変化
の は ﹁証 明 で き な い こ と
新 間 と テ レビ に 共 通 す る
ない
も 参 加 し て 制 作 現 場 の 状 況 を 説 明 し た 。 シ ン ポ は 、 ﹁仏 教 の 先 端 と 現
。
代 ﹂ シ リ ー ズ の 一環
幸
“
一
砕
轟
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赫
﹁
碁
疇
繰
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壽
中
熱
︵
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一轟
︸
一
[
輌
︵心 霊 ︶ 現 象 、 宗 教 な ど
およ び流行 に関す る こと
聞 と 映 像 両 媒 体 に つい て
。
の番 組 が 日 本 人 の死 生 観
現 状 を 説 明 。 全 国 紙 ︵東
とし た
に 影響 を及ぼし て いる こ
宗 教 者 は ﹁社 会 的 な 実 践
本 の宗 教 放 送 と の違 い を
。
指摘 した
を 重視 するよ うになる ﹂
こうし た 記 事 が 読 者 に
︱ に整 理 ¨
。
氏 は こうし た 数 値 の背 景
5% が 回 答
学生で 1
﹁死 者 が 生 き 返 る ﹂ と 小
。石 井
、
ケ ー ト を 採 った と こ ろ
長崎県が 小中高 生に ア ン
。
と 思 って い た そ の た め
害 者 は 被 害 者が 生き 返 る
殺 害した事 件を 紹介
起きた 小 学生が 小学生 を
。加
ざら に数 年前 に長崎で
と解説 した
として は非 常に新し い﹂
。
と か ら ﹁日 本 人 の 死 生 観
者 が 一人 称 で 歌 わ れ る こ
﹃千 の 風 に な って ﹄ が 死
。
で ﹁再 登 場 ﹂ ま た 人 気 曲
間も な く 気 功 や 占 い な ど
的 に ﹁退 場 ﹂し た も の の 、
ど 不 思 議 現 象 も のが 相 次
い だ 。 オ ウ ム 事 件 で 一時
り にU FOや 心霊 現象な
ラ ーの超能 力番組 を皮切
1 9 7 4 年 の ユリ ・グ
とを報 告した
シ ン ポ で 発 言 す る 西 出 氏 ら パ ネ リス ト
シ ンポ ジウ ム ﹁
宗 教 と メデ ィア ーー メデ ィアは、宗 教 に ついて 何 を 伝
え てき た のか﹂ が 0 月 ︲日、武蔵 野 大 学 ︵
東 京 都 西東 京 市︶で 開催 さ れ
1
3
た。 同大 学 仏 教 文化 研究 所 ︵
ケ ネ ス 田中 所 長︶が 主 催。石 井 研 士 ︵
国学
% を 切 り 、 仏 壇 に つい て
って いる学生 は多く、そ
西出氏 は、﹁
宗教報 道の 行 って いる。政治 に対 す
い﹂と述 べ、
大 新聞で扱わ 宗教に ついては 至 って シ
の感覚は ﹁
仏教 の輪 廻転 対象は 事件やお祭り くら る見方 はさまざ まだ が 、
生 ではな くテ レビや漫画
ィアヒ ー ロー﹂とし て 、
。
で学 んで いる と述 べた。
いる
ン
れ
て
宗
教
記
事
に
つ
い
プ
だ
述
べ
た
ル
と
﹂
﹂
ての現況を話 した 。﹁
宗教
さらに仏教 界 の ﹁
メデ
◆
チ ベ ット仏教 、 や こ こ ろ を 扱 った 企 画
イ ンド ・
い﹂と 回答 する 人の割合 宗 教教育 を専 門とする江 は、
新設 、
廃 止を何度も繰 瀬 戸内寂聴さ んや五木 寛
院大 学神道文 化 学部 教授︶、江 田昭道 ︵
浄土 真宗本願 寺派 ・教 学伝 道研究
オウ
センター東京支 所研究 員︶ の両氏が発表した 。
﹃テ レ ビ と 宗 教
◆
両氏 の発表後 、ケネ ス
た意 見も出た。
く てはならな い﹂と い っ
いる人が突破 口を 開かな
に何か を願うより 、中 に
宗教 界から外側 の人
た 。﹁
ム以降 を問い直す只 中 公 も 5割 を 切 って い る と い が 6 割 を 超 え た こ と や 田氏 は ﹁
新聞 の ニ ュース り 返 し て い る。記 者 は 苦 之 さ ん の 名 前 が 挙 が っ
﹁
宗教者 と接する現実環
境よりも メデ ィアが形成
一時期話 題とな った江 する擬似 環境 の影響が大
わる﹂ と いう世界観 を持
へ与える影響は大き いと メ ンテータ ーとして 加わ
危惧。﹁
死んだら生まれ変 り 、パネ ルデ ィスカ ッシ
ョンが行われた 。
方 を示した上で 、若 年層 セ ンター報 道部長︶ が コ
ではな いか﹂と厳し い見 MXテレビ編 成本部報道
あり、﹁
公益性 に反する の わ った西出 勇志氏 ︵
東京
基準に抵触 する 可能性 が 通信で長 年宗教報道に携
霊系番組は民放 連 の放送 田中 同研究所 所長、 共同
両氏が出演して いた 心
から﹂だと いう。
なく、製 作費を削られた 教事情 の動向 を探 った。
のは 、﹁
宗 教的な 問題では を 含む新 聞記事 から 、宗
原啓之氏や細木数 子氏 の き い﹂と いう。
︿フ
年収集し
番組が テレビから消えた た 、宗教 に関係する 言葉
シ ンポ ジ ウム で 討 論 す る 各 氏
触れた¨
くな ってき て いる ことに
﹁
新書ラ クレ︶ の著 者であ つ。
宗 教 団 体 を 信 頼 す る 記事から 見える宗教 、見 労 し て 作 る が、
継続 する
,
0∼ 5
る石井氏は、﹁
こ の1
日本人 の宗 教性 をデ ー か ﹂ と の 問 い に、 ﹁
信 えな い宗 教﹂と 題し 、発 ことが非 常に難 しい﹂。
1
,
。
、
4
し
﹁
頼﹂と 回 答 し た の は 2
表
は
た
は
国
ケ
ネ
ス
氏
米
人
0
% 、と い う 状 況 を 解 説
多 く の人に と って の宗 宗教 には関 心が高 い。 4
し 、伝統宗教が機能しな 教 に対するイ メージは、 % の人が 週 1回は教会 に
年 の間で、日本 人 の霊魂 タから多角 的に研究 する
観や宗教観は相当変化し 同氏 は、﹁
宗教はあな たに
てきて いる と発 言。東 と って大切か?﹂と のア
﹂
5 ンケート で ﹁
京で神棚 のある家 庭は 2
大 切ではな
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石井 研士氏
武蔵野大仏教文化研 シ ンポ「宗教 とメ デ ィア 」
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