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本賠償についてのご質問

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本賠償についてのご質問
本賠償のご請求に関してよくいただくご質問(個人の方々)
更新:平成 24 年 10 月 17 日
01:賠償される範囲について
Q01-1.賠償内容はどのように決めているのか。
【A01-1】
当社では、原子力損害賠償紛争審査会が策定した「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原
子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」を踏まえ、賠償基準を策定しております。
なお、上記指針につきましては、原子力損害賠償紛争審査会のホームページでご覧いただけます。
URL:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/index.htm
Q01-2.中間指針で示されていない損害項目については、賠償請求できないのか。
【A01-2】
当社は、中間指針を踏まえ、賠償基準を作成しておりますが、中間指針に示されていない損害項目についても、当
社原子力発電所事故と相当因果関係の認められる損害については、個別にご事情を伺わせていただきますので、
当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
02:仮払補償金の扱いについて
Q02-1.仮払補償金を受け取っているがどうすればよいのか。
【A02-1】
すでにお支払いした仮払補償金については、本賠償のご請求に伴いお支払いする賠償金額から控除させていただ
きます。
Q02-2.請求する賠償額がこれまでに受領している仮払補償金の額よりも少ない場合、どのように精算されるのか。
【A02-2】
ご請求いただく賠償額がお支払い済みの仮払補償金の額に満たない場合は、その残額について、次回以降のご請
求の際に精算させていただく扱いとなります。
Q02-3.第一回目の本賠償の金額が仮払金を上回らない場合、仮払金の精算はどうなるのか。
【A02-3】
避難生活を続けておられる個人の方で、生活状況が厳しい事情がおありになる場合には、ご請求漏れがないか等を
確認させていただくとともに、ご要望に応じ、仮払補償金の精算方法等についてご相談させていただきます。
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03:避難費用のうち生活費の増加費用
Q03-1.避難生活における生活費の増加費用は賠償の対象となるのか。
【A03-1】
避難費用のうち生活費の増加費用については、中間指針を踏まえ、原則として「避難生活等による精神的損害」の
額に含めた一定額としてお支払いさせていただきます。
ただし、生活に必要不可欠な家財道具等について、お住まいからの持ち出しができない等の理由により避難期間中
に新たにご購入された場合は、必要かつ合理的な範囲でその実費を賠償させていただきます。
<対象となる物品例>
・家電製品:テレビ、炊飯器、電子レンジ、電気ポット、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、暖房器具、温水洗浄便座 等
・その他:家具、寝具、カーテン、絨毯、学校の制服、礼服、就労に関し必要な被服、スタッドレスタイヤ 等
※ 従前よりお使いの家財道具をご避難先へご移動いただくことが可能な場合は、新規のご購入費は対象とならず、
原則として家財道具移動費用をお支払いさせていただきます。
※ 日用被服、生活用品等の消耗品及び光熱費の増加分は、原則として、上記「精神的損害」に含まれる費用とさ
せていただきます。
<ご請求方法>
請求書の「Z その他」に品目、金額およびご購入が必要になったご事情(持ち出しが困難である等)をご記入いただ
き、ご購入の事実がわかる書類(領収書又は保証書等)を添付のうえご請求ください。
領収書等を紛失された場合については、個別に事情を確認させていただきます。
04:避難生活等にかかる精神的損害
Q04-1.避難生活等による精神的損害に対する賠償をどのように見直したのか。
【A04-1】
避難等対象区域内の住民の方々の精神的損害に対する賠償につきましては、事故発生から1年間は避難生活に伴
うご負担が大きいことから、中間指針の考え方等を踏まえ、9月1日から2月末までの賠償金額を「5万円/月・人」か
ら「10万円または12万円/月・人」に見直させていただいております。
Q04-2.避難所等とホテル等で賠償される金額が異なるが、1か月の間に避難所からホテルに移動した場合、避難形
態はどのように算定されるのか。
【A04-2】
避難に際して、1か月の間で避難所からホテルへ移動されていた場合は、当該月の避難形態は「A:避難所、体育館、
公民館、テント泊、車中泊 等」として算定させていただきます。
Q04-3.平成 23 年3月 31 日に避難したが、3月分の請求はどうなるのか。
【A04-3】
各月の月内に1日でもかかっている場合には、1か月分をお支払いさせていただきます。
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Q04-4.どのような考え方に基づいて避難終了の扱いとしているのか。
【A04-4】
賠償の対象となる「避難等対象者」の指針上の考え方において,「避難指示等により避難等を余儀なくされた者」とさ
れており,以下の場合については,「避難等を余儀なくされた」という点に該当しないと考えられるため,そのような事
象が生じた時点以降は,賠償(避難)終了のお取扱いとさせていただいております。
・亡くなられた場合
・避難等対象区域での滞在は,本件事故前から決まっていた一時的なものであり,事故後,避難等対象区域を離れ
対象区域外に戻られた場合(例:単身赴任のため,一時的に避難等対象区域内に居住していたが,事故後,勤め先
の業務指示により勤務先が変更となり,避難等対象区域外に転居された場合)
Q04-5.避難終了となった場合,どの損害項目の賠償が終了となるのか。
【A04-5】
以下の損害項目につきましては,避難に伴い発生する損害であることから,原則として,避難の終了に伴い賠償の
お取扱いを終了させていただきます。なお,就労不能損害や生命・身体的損害につきましては,ご事情をおうかがい
させていただき,個別に判断させていただくお取扱いとなります。
・避難・帰宅費用等
・精神的損害
※財物価値の喪失又は減少等にかかる損害につきましては,避難継続の有無にかかわらず(避難終了となった場
合であっても)賠償の対象となります。
Q04-6.結婚したら避難終了となるのか。
【A04-6】
結婚の事実だけをもって避難(賠償)終了の扱いとすることはありません。具体的なご事情をおうかがいすることにな
りますが,結婚の事実にかかわらずやむなく他の地域に移住される場合には,避難を継続された場合と同様のお取
扱いとなります。
Q04-7.避難先で住宅を新たに購入した場合や住民票を他の地域に移したら避難終了となるのか。
【A04-7】
避難先での住宅購入や住民票を移された事実だけをもって避難(賠償)終了の取扱いとすることはありません。なお,
避難等対象者の方がやむなく他の地域に移住される場合につきましても,避難を継続された場合と同様のお取扱い
となります。
Q04-8.包括請求の対象期間中に死亡した場合,受領した金額を返還しなければならないのか。
【A04-8】
包括請求方式にてご請求いただいた後,対象となる方が亡くなられた場合であっても,ご返還をお願いすることはあ
りません。
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Q04-9.包括請求にて請求する前に死亡した場合,精神的損害について賠償対象外となるのか。
【A04-9】
精神的損害については,区域の見直し状況に応じて,「区域の見直し時点」又は「平成 24 年6月1日(※)」のいずれ
か早い方の時点において請求権が発生するという考え方となります。
※区域の見直しが完了していない地域であっても,一定の範囲で一括してご請求いただけるお取扱いの基準日を当
社として6月1日と設定,公表させていただいております。
したがいまして,包括請求にてご請求いただく前に亡くなった場合でも,精神的損害の請求権の発生時点において
存命であれば,相続人等の方に対して精神的損害の賠償金をお払いいたします。
Q04-10.包括請求にて請求する前に死亡した場合,避難費用,就労不能損害について賠償対象外となるのか。
【A04-10】
避難費用及び就労不能損害については,ご請求者さまが当社に対し,請求書を返送いただいた時点に包括請求に
かかる合意が成立するという考え方となります。
したがいまして,包括請求書を当社に返送される前に亡くなった場合には,合意成立前であるため亡くなられた月ま
での損害額(実損分)について,賠償の対象とさせていただきます。
Q04-11.避難終了の扱いについて,従来請求方式においても包括請求方式と同様の扱いがなされるということでよい
か。
【A04-11】
請求権の発生時期等については,同様の考え方(A4,A5のとおり)となりますが,以下のとおりのお取扱いとなりま
す。
○精神的損害について
区域の見直し状況に応じて,「区域の見直し時点」又は「平成 24 年6月1日」のいずれか早い方の時点において存命
だった場合には,その後に亡くなられた場合であっても,包括請求方式における残期間分について,相続人等の方
にお支払いいたします。
○避難費用,就労不能損害について
亡くなられた月までの損害額(実損分)について,賠償の対象とさせていただきます。
05:避難・帰宅費用
Q05-1.避難に際して、公共交通機関で移動したので交通費の明細がないがどうしたらよいか。
【A05-1】
避難に際して公共交通機関をご利用になられた場合は、明細をご提出いただかなくても、「賠償金ご請求書記入例」
に記載の標準交通費(自家用車以外)をお支払いさせていただきます。
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Q05-2.避難にともない都道府県内を移動した場合、交通費はいくら支払われるのか。
【A05-2】
避難にともなう都道府県内の移動によりご負担された交通費については、お1人につき 5,000 円をお支払いいたしま
す。
なお、上記と異なる算定によりご請求済みの方で、不足分が生じた場合は、第2回目のご請求時に、状況説明欄に
ご事情を補記して不足分をご請求いただければ、内容を確認のうえ、お支払いさせていただきます。
Q05-3.避難・帰宅に要する交通費について、自家用車で移動した場合はどのような支払を受けられるのか。
【A05-3】
避難・帰宅にあたって自家用車を利用され、都道府県外に移動された場合は「賠償金ご請求書記入例」に記載の標
準交通費(自家用車)をお支払いさせていただきます。
Q05-4.家族が別々の場所に避難した場合、家族間を行き来する費用は賠償の対象となるのか。
【A05-4】
原則として同一世帯内での移動費用について、必要かつ合理的な範囲で、「賠償金ご請求書記入例」に記載の標準
交通費をお支払いさせていただきます。
<ご請求方法>
請求書の「Z その他」にご事情、移動日および移動費用等をご記入ください。
Q05-5.親戚の家に避難した際に支払った謝礼は賠償の対象となるのか。
【A05-5】
平成 23 年3月 11 日から同年 11 月 30 日の間に、避難等対象区域からの避難に伴い、ご親戚宅やお知り合い宅に
宿泊され、実際にご負担された宿泊費等の実費分につきましては、第3回目の請求書にてご請求いただき、合理的
な範囲でお支払いさせていただきます。
06:一時立入費用
Q06-1.一時立入費用は何回まで認められるのか。
【A06-1】
一時立入費用のお支払いは、1か月あたり1回までを目安とさせていただきます。なお、家財道具等を運びきれなか
った等によりご請求の回数が1ヶ月あたり1回を超える場合は、ご事情を請求書の状況説明欄にご記入いただいたう
え、個別に確認させていただきます。
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Q06-2.東京電力に対し、すでに一時立入に関する交通費や宿泊費の仮払申請を行ったが、今回の請求ではどのよ
うにすればよいか。
【A06-2】
ご負担された一時立入費用のうち、当社に対し、ご請求がお済みでない交通費、宿泊費、家財道具移動費用、除染
費用がございましたら、請求書にてご請求ください。なお、すでに仮払いにより、ご精算がお済みの宿泊費等につい
ては、重ねてご請求いただくことはできませんのでご了承ください。
07:生命・身体的損害にかかる費用
Q07-1.医療費の負担が免除されていて、領収書がなく通院の事実を証明できないが、通院交通費の請求のために
診断書を提出しないといけないのか。
【A07-1】
診断書がなくても、「通院証明書」(当社ホームページからダウンロードできます)を通院先の病院様に作成いただき、
ご請求書とともに弊社へご送付いただければ、内容を確認のうえ、通院交通費及び通院慰謝料につきましては、お
支払いさせていただきます。
ただし、医療費の自己負担額と通院慰謝料のお支払額の累計が20万円以上となりましたら、ご請求時に診断書及
び承諾書のご添付をお願いいたします。
※ 通院証明書につきましては、こちらからダウンロードできます。
・通院証明書
・通院証明書(記載例)
Q07-2.避難後に避難所で親族が亡くなってしまったが、請求できるのか。
【A07-2】
「避難等」を余儀なくされたために、傷害を負い、健康状態が悪化し、疾病にかかったことなどが原因でお亡くなりに
なられたご親族がいらっしゃる方は、個別にご対応させていただきますので、その旨を請求書の「Z その他」にてご
連絡ください。
Q07-3.避難先では、自宅に居た時より高額の斎場使用料(火葬費用)を支払わざるを得なかったが、差額は支払わ
れるのか。
【A07-3】
ご避難中にご負担された斎場使用料につきましては、ご避難先の斎場使用料とお住まいになられていた場所での斎
場使用料との差額をお支払いさせていただきます。
請求書の「Z その他」にご事情をお書きいただき、領収書等ご負担された事実がわかる書類を添付のうえご請求くだ
さい。
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Q07-4.斎場使用料を負担した時期の請求書は合意してしまったが、追加請求を行うことができるか。
【A07-4】
すでにご請求いただいた後であっても追加請求を行うことができます。あらためてご請求書を郵送させていただきま
すので、当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
08:就労不能等にかかる損害
Q08-1.会社と連絡が取れなくなり、就労していたことを証明するものが保険証くらいしかないが、どうしたらいいか。
【A08-1】
保険証の写しに加え、事故がなければ得られた収入を証明する平成 23 年度の所得証明等をご提出いただければ、
減収分について賠償させていただきます。なお、事故がなければ得られた収入を証明する書類がご提出いただけな
い場合でも、月額 30,000 円をお支払いさせていただきます。また、後日、証明できる書類がそろった場合には、再度
ご提出いただければ、内容を確認させていただき、差額を追加でお支払いさせていただきます。
Q08-2.ねんきん定期便の再発行に2ヶ月程度時間がかかるが、他にもっと早い方法はないのか。
【A08-2】
日本年金機構様では「ねんきん定期便」に代わり「ねんきんネット」の「年金記録照会(郵送用印刷)」の画面を印刷し
ご送付いただいており、当社はこれを「ねんきん定期便」に代わる証明書類として取り扱わせていただいております。
Q08-3.平成 23 年3月 11 日時点で、2社に勤務していたが、請求はどのようにすればよいか。
【A08-3】
勤務先ごとの給与額面金額を請求書にご記入いただき、ご請求ください。
Q08-4.1ヶ月の間に、全く収入が得られていない期間と、同じ勤務先又は再就職先より収入が得られている期間が
混在している場合、「実際に得た収入」はどのように記入すればよいのか。
【A08-4】
本件事故の影響で休業を余儀なくされ、収入がなくなった日が1日でもある月は「0円」とご記入ください。
Q08-5.早期の就労など、生活再建への特別な努力を行った者が負担した追加的費用として、どのような費用が賠償
されるのか。
【A08-5】
早期の就労など、生活再建への特別の努力をされた方がご負担された追加的費用については、必要かつ合理的な
範囲で賠償させていただくこととしており、就職活動に要した交通費等や、就職活動のために新たに購入が必要とな
ったスーツ代等の追加的費用について、具体的なご事情をお伺いさせていただき、賠償させていただきます。
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Q08-6.風評被害、間接損害等の営業損害を受けた企業に勤める従業員の就労不能等の損害については、どのよう
に請求すれば良いのか。
【A08-6】
本件事故により、勤務先が風評被害、間接損害等の営業損害を被ったため、退職を余儀なくされた方については、
第2回目のご請求において、給与の減収分等の賠償請求を受け付けております。
なお、本件事故により風評被害、間接被害等の営業損害を被った企業に引き続きお勤めの方につきましては、人件
費分を含む賠償額を勤務先である法人さまにお支払いさせていただきます。
Q08-7.就労不能等にかかる損害の請求の都度、就労状況証明書等の、就労の事実および雇用形態を証明する書
類を提出する必要があるのか。
【A08-7】
すでに就労状況証明書をご提出いただいた方は、雇用形態を確認させていただいたことから、再度ご提出いただく
必要はございません。
なお、雇用形態(タイプ1~タイプ4)を証明できる書類をご提出いただいていない方は、雇用形態を証明する書類と
して、就労状況証明書をご提出ください。
Q08-8.避難等対象区域外に住所及び勤務先があり、その勤務先が本件事故により営業損害を被ったことによる就
労不能損害について、退職の場合に個人からの請求を認めているが、引き続き勤務している方の減収分はどうなる
のか。
【A08-8】
避難等対象区域外に住所及び勤務先があり、当該勤務先が本件事故により営業損害を被ったことによる就労不能
等損害について、事故後も引き続き当該勤務先に勤務されている方の減収分につきましては、原則として当該勤務
先に対する逸失利益を賠償させていただくことでお支払いさせていただきたいと考えております。ただし、勤務されて
いる方から、減収分の支払いが当該勤務先からなされないとのお申し出をいただいた場合につきましては、個別に
ご事情等を伺わせていただき、適切に対応させていただきます。
避難等対象区域内に住所もしくは勤務先があり、本件事故により就労不能等損害が発生している方につきましては、
当社請求書にてご請求いただければ、本件事故による減収分をお支払いさせていただきます。また、避難等対象区
域内に事業所を有する事業者の方が、当該事業所に勤務する従業員の方の給与をご負担いただいている場合には、
お支払いいただいた金額を逸失利益として賠償させていただきます。
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09:検査費用(人)
Q09-1.自治体の放射線検査を受けに行ったため、検査自体は無料だったが、交通費がかかった。請求はどのように
すればよいか。
【A09-1】
検査自体は無料でも、検査に関する交通費は賠償の対象となりますので、検査を受けられた証明書を請求書に添
付のうえ、ご請求ください。
Q09-2.第 4 回の請求書から「検査費用(人)」の賠償項目欄を削除した理由は。
【A09-2】
検査費用(人)につきましては、これまでのご請求実績等も勘案しつつ、福島県の「県民健康管理調査」にかかる費
用のうち相当額を当社がご負担させていただいていることから、当該調査の開始にともない、今回の請求書の項目
欄を削除いたしました。
Q09-3.実際に負担が生じている場合も、賠償の対象とならないのか。
【A09-3】
「県民健康管理調査」の検査受診体制につきましては、今後さらなる充実が図られることについて公表されていると
ころでありますが、現時点においては整備途上にある状況をふまえ、当面の間、実際に検査費用をご負担された場
合につきましては、ご請求書の「Z その他」の「上記以外」欄に内容・ご事情等をご記入いただければ、適切に賠償さ
せていただきます。
また、実際にご負担された交通費・宿泊費等につきましても、同様に「Z その他」にてご請求ください。
なお、簡易請求書にてご請求いただく場合は、お支払い実績に応じた一定の範囲でご請求金額を設定していること
から、「Z その他」の賠償項目全体の総支出金額が前回より増加した場合について、当該実費をご請求いただくこと
が可能です。
Q09-4.上記【A09-3】の「当面の間」は、いつまでを指すのか。
【A09-4】
「県民健康管理調査」の検査受診体制の整備状況をふまえつつ、別途決定いたします。
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10:財物価値の喪失又は減少について
Q10-1.避難等対象区域内に残した自動車を持ち出せず、避難先で新たに購入した場合、その費用は賠償の対象と
なるのか。
【A10-1】
避難等対象区域内にある一部自動車に対する賠償につきましては、受付させていただいております。
URL:http://www.tepco.co.jp/comp/faq/index3-j.html
なお、避難等対象区域内に存在する自動車を持ち出すことができず、避難先で交通費等にかかるご負担の増加が
あった場合(例えば、避難していることでかかりつけの病院が遠くなり、通院にかかる交通費が増加した場合や、避
難していることで学校が遠くなり、通学にかかる交通費が増加した場合など)、必要かつ合理的な範囲で賠償させて
いただきます。
11:ご請求からお受け取りまでの流れについて
Q11-1.請求書を送った後はどうすればよいのか。
【A11-1】
ご送付いただいた請求書を当社にて受領しましたら、速やかに「請求書受領通知」を送付させていただきます。
その後、当社にてご請求内容を確認後、「結果通知書」及び「合意書」を郵送させていただきます。
「結果通知書」をご確認のうえ、合意いただける場合は「合意書」にご署名いただき、当社までご郵送ください。
Q11-2.合意書に署名し、返送した場合、請求漏れなどがあっても賠償を受けられなくなるのではないか。
【A11-2】
合意書にご署名いただき、合意に至った項目でも、やむを得ないご事情によりご請求漏れなどがあった場合には、
追加請求のご相談に応じさせていただきます。
Q11-3.「合意書」用紙を見ると、「就労不能損害」以外については追加請求をできないように読めるが、どうなのか。
【A11-3】
「就労不能損害」に限らず、「合意書」用紙にご署名いただき、合意に至った項目でも、やむを得ないご事情によりご
請求漏れなどがあった場合には、追加請求のご相談に応じさせていただきます。
Q11-4.請求・支払い手続きの進捗状況はどこに問い合わせれば良いのか。
【A11-4】
当社コールセンター(0120-926-404)では、賠償に関するご相談や請求書の受付・確認、支払い手続きの進
捗状況に係るさまざまなお問い合せやご意見等をすべて承らせていただいております。加えて、各地域の補償相談
センターから被害を受けられた方々を訪問させていただく際にも、同様に、誠心誠意、対応させていただくこととして
おり、引き続き、被害を受けられた方々への迅速・的確な情報の提供に努めてまいります。
10
12:簡易請求方式について
Q12-1.「簡易請求方式」で誰でも請求できるのか。
【A12-1】
「簡易請求方式」の請求書は、1回目(対象期間は平成 23 年3月 11 日~8月 31 日)及び2回目(対象期間は平成 23
年9月1日~11 月 30 日)の本賠償の両方に合意している方が対象となっております。
Q12-2.1回目と2回目の本賠償の両方に合意していない場合、今回は請求できない、ということか。
【A12-2】
これまでのご請求方式(従来方式)の請求書も用意しておりますので、まだ1回目と2回目の両方に合意されていな
い方も、そちらでご請求いただくことができます。また、1回目と2回目の両方に合意された後に、簡易請求方式によ
りご請求いただくこともできます。
Q12-3.請求金額が、請求書に記載された金額以上となる場合はどうすればよいか。
【A12-3】
避難の状況に変更があった場合など、1回目、2回目を上回る金額でご請求いただく場合には、証明書類を添付の
上、ご請求いただくことになります。
Q12-4.簡易請求方式で請求した後で、追加請求を行うことができるのか。
【A12-4】
簡易方式の請求書は、これまでのお支払い実績に応じた一定の範囲でご請求金額を設定しております。このため、
簡易方式でご請求いただいた場合、その後に追加請求を行うことはできません。
ただし、3回目のご請求(賠償対象期間;平成 23 年 12 月~平成 24 年2月)に限り、既に簡易請求方式でご請求いた
だいた後であっても追加請求を行うことができる場合がございます。
詳細は当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
なお、第4回目以降についても、簡易方式でのご請求を希望されない方は、従来方式のご請求を用意させていただ
いております。従来方式の場合、これまでどおり証憑の原本があれば、追加請求いただけます。請求書にもその旨
を記載しておりますので、ご請求前に追加請求の有無をご確認いただき、ご請求くださいますよう、よろしくお願いし
ます。
13:当社賠償基準の運用状況について
・当社賠償基準の運用状況についてはこちらをご覧ください (PDF 15.8KB)
11
14:その他
Q14-1.賠償請求の添付書類について、原則原本の提出が求められているが、写しでも可能か。また、領収書等の原
本を提出した場合には、返却はしてくれるのか。
【A14-1】
被害金額等を証明していただく添付書類については、原則として原本のご提出をお願いしておりますが、原本のコピ
ーにてお受けしているものもございます。なお、コピーの場合、個別に内容等をご確認させていただく場合がございま
す。
ご提出いただいた添付書類について、ご返却のご希望がある場合には、当社までご連絡をお願いいたします。
Q14-2.請求に必要な書類がそろえられない場合はどうすればよいか。
【A14-2】
ご請求対象となる損害項目のうち、一定の項目につきましては、領収書をお持ちでない場合でも、ご事情をお聞かせ
いただいた上で、標準金額をお支払いいたします。なお、後日、標準金額を超える領収書が見つかった場合には、
次回の請求時にあわせて精算をさせていただきます(交通費等)。詳細につきましては、「賠償金ご請求の解説」をご
確認いただくか、当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
Q14-3.今後の賠償の請求期間はどうなるのか。
【A14-3】
3か月ごとに対象期間を設定してご請求いただくことを予定しております。
Q14-4.賠償の請求項目には、「避難生活等による精神的損害」、「就労不能損害」などがあるが、各請求対象期間ご
とに、すべての項目の賠償金額に合意しなければ、賠償金の支払いを受けられないのか。
【A14-4】
各請求対象期間ごとにすべての項目について合意いただくことが原則になりますが、特定の項目について合意でき
ない事由がある場合には、具体的なご事情をお伺いした上で、その他の項目について部分的に合意し、合意いただ
いた項目についてお支払いさせていただくことは可能です。
なお、簡易請求方式の請求書につきましては、ご請求項目の一部についての合意ができません。ご請求項目の一
部についての合意をご希望される場合には、従来方式の請求書をお送りしますので、当社コールセンター(0120-
926-404)までご連絡ください。
Q14-5.追加請求の可能性がある場合にはどうすればよいのか。
【A14-5】
従来方式の場合、これまでどおり証憑の原本があれば、追加請求いただけます。
12
Q14-6.中間指針追補(自主的避難等にかかる損害について)を踏まえたお支払いについて、18歳以下または妊娠し
ていれば対象となるのか。
【A14-6】
「本件事故」発生時に「避難等対象区域」内に生活の本拠としての住居があり、平成 23 年4月 23 日~同年 12 月 31
日までの間に「避難等対象区域」(自宅含む)または「自主的避難等対象区域」に避難または滞在されていた18歳以
下の方、妊娠されていた方が対象です。
避難の途中で自主的避難等対象区域に滞在し、その後自主的避難等対象区域外へ移動された方も対象となりま
す。
Q14-7.中間指針追補(自主的避難等にかかる損害について)を踏まえたお支払いについて、既に受領済みであるが、
対象外であることが判明した場合、どのようにすればよいか。
【A14-7】
当該賠償金を受領された 18 歳以下の方および妊娠されていた方で、平成 23 年4月 23 日~平成 23 年 12 月 31 日
までに「避難等対象区域」(自宅を含む)または「自主的避難等対象区域」に避難または滞在されていなかった場合
には、当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
賠償金の返却等、適切に対応させていただきます。
Q14-8.中間指針追補(自主的避難等にかかる損害について)を踏まえたお支払いを請求せずに3回目の本賠償に
合意してしまったが、追加で中間指針追補(自主的避難等にかかる損害について)を踏まえたお支払いについて請
求可能か。
【A14-8】
当社コールセンター(0120-926-404)までお問い合わせください。
請求書を送付させていただきます。
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