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プレゼンテーション作成 検定試験
日本情報処理検定協会主催 プレゼンテーション作成 検定試験 ２０年度 指導手引書 （Microsoft PowerPoint 2007 対応） ２００８年５月 日本情報処理検定協会 目 次 はじめに........................................................................... ３ Ⅰ．ファイルの保存について .................................................... ３ Ⅱ．色指定について............................................................ ３ Ⅲ．アニメーションの設定について .............................................. ３ Ⅳ．使用するソフトのバージョンによる違い ...................................... ４ ＜３・４級範囲＞ １． ３級プレゼンテーションの作成 .................................................. ５ ファイルの新規作成・保存 ............................................. ５ スライド番号の挿入 ................................................... ６ 背景色の設定 ......................................................... ７ 文字・記号の入力 ..................................................... ８ フォント・フォントサイズ・文字書体の変更 ............................. ９ 文字の配置 ........................................................... ９ 画像の挿入・配置 ................................................... １０ 新しいスライドの挿入 ............................................... １０ 図形描画 ........................................................... １１ 図形の塗りつぶし ................................................... １２ 図形内文字の入力 ................................................... １２ 図形の配置 ......................................................... １３ 図形に対するアニメーションの設定 ................................... １４ 箇条書き ........................................................... １５ 文字に対するアニメーションの設定 ................................... １６ 表の挿入・加工・配置 ............................................... １６ 表に対するアニメーションの設定 ..................................... １７ ＜２級範囲＞ ２． 背景画像の設定 .............................................................. １９ ３． 画面切り替えの設定 .......................................................... １９ ４． 図形の影付き・立体 .......................................................... ２０ ５． 表の加工（セル結合・塗りつぶし） ............................................ ２０ ５－１．セル結合............................................................ ２０ ５－２．塗りつぶし.......................................................... ２０ ６． グラフ...................................................................... ２１ ６－１．グラフの作成........................................................ ２１ ６－２．タイトルとデータラベル .............................................. ２２ ７． アニメーションの方向 ........................................................ ２３ ８． アニメーションの同時動作 .................................................... ２３ ＜１級範囲＞ ９． 特殊文字（ワードアート） .................................................... ２４ １０． 複数スライドの共通設定 .................................................... ２４ １１． テキストファイル（ＣＳＶ形式）を使用したグラフ作成 ........................ ２６ １２． グラフの項目別アニメーション .............................................. ２８ １３． 箇条書き記号（絵文字） .................................................... ２８ １４． リンクの挿入 .............................................................. ２９ １ １５． 条件に基づいた自由作成 .................................................... ３０ １６． スライドの並べ替え ........................................................ ３０ 【参 考】....................................................................... ３１ ＊この手引書は、Microsoft PowerPoint2007 での説明内容となっています。 その他のソフトをご使用の場合は、各ソフトのマニュアル等をご覧ください。 Microsoft は米国 Microsoft 社の登録商標です。 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。 その他、本手引書に登場する製品名は、一般に各開発メーカーの商標および登録商標です。 本手引書の一部または全部を無断で使用、複写することはご遠慮ください。 本文中には、™、®マークは明記しておりません。 ２ はじめに プレゼンテーション作成検定試験の問題文や作成上の注意事項などを紹介します。 Ⅰ．ファイルの保存について プレゼンテーション作成検定試験では保存された結果データで採点しますので、ファイルの保 存が重要となります。以下のような手順で、必ずファイルを保存するようにして下さい。 試験監督の指示に従って、以下のことを行います。 ① 使用するソフトの立ち上げ ② ファイルを新規作成し、「級・受験番号・名前」のファイル名をつけて 保存（例：１級００１日検太郎.ppt） 試 験 時 間 前 試 験 時 間 中 試験時間前に作成したファイルに、処理条件に従って解答し、上書き保存します。 試験時間中に上書き保存できなかった場合は、試験監督の指示に従って上書き保存 試 験 時 間 後 します。（原則として１回） ※マウスのみを使用し、キーボードには手を触れないでください。 Ⅱ．色指定について 処理条件では、文字色や図形の塗りつぶしの色が指定されています。目視で指定された色であ ることが確認できれば、模範解答どおりの色でなくてもかまいません。 ＜処理条件＞図形（塗りつぶし薄い水色）を挿入し、図形内に下記の文字を入力しなさい。 食習慣の欧米化（２８ポイント、中央揃え） ＜解 答 例 ＞ 目視で、指定された色であることが 確認できれば模範解答どおりの色で なくてもかまいません。 食習慣の欧米化 Ⅲ．アニメーションの設定について ＜問題＞には、“【 】内はアニメーションの指示とし、クリック時に表示させる。丸数字 は順序とする。”とあります。アニメーションを設定する際には、以下のことに注意しましょう。 ●アニメーションの指示 【 】内の指示に従いアニメーションの種類・方向などを設定し、図形や表などを表示 （出現）させます。 ●アニメーションの開始のタイミング プレゼンテーションとして発表する場合（PowerPoint でのスライドショー）に、クリッ ク時にアニメーションが動作するよう設定します。 ●アニメーションの順序 アニメーションの順序の丸数字は、スライドごとに指定されています。順序の見落としが ないよう、注意しましょう。 ３ Ⅳ．使用するソフトのバージョンによる違い 使用するソフトによって、操作方法や機能の名称などが異なる場合があります。ここでは、ア ニメーションの名前と方向における PowerPoint2000 と 2002 以降での違いについて、処理条件に 基づいて紹介します。 ＜アニメーションの名前と方向の違い＞ 処理条件 アニメーション名 ボックス PowerPoint 2000 方向 イン アウト アニメーション名 左から 右から ワイプアウト* 左から クロール 右から ディゾルブ 左から 右から 左から ピーク 右から 左から右へ 横 左上 右下 左から 右から 上から 下から ピークイン* 左から 右から 上から 上から* 下へ* 左へ* ワイプ 右へ* ワイプ ターン * ターン 横から左上へ* 横から右下へ* ストリップ 横から右上へ* 右上 *は、処理条件の表現とソフトでの名称が異なる ４ 左から* 横 左下 横から左下へ* ストリップ 右から* 下から* 上へ* 左下 ストリップ アウト スパイラルイン* 下から上へ ターン クロールイン* 上から スパイラル 右から左へ イン 下から 下から 上から下へ ワイプ 方向 ディゾルブイン* 上から スパイラル ボックス 上から 下から ピーク アニメーション名 下から 上から ディゾルブ 方向 ワイプイン* ボックス 下から クロール PowerPoint 2002 以降 左上 右下 右上 平成２０年度プレゼンテーション作成検定試験模擬問題集から操作手順を掲載して います。 １．３級プレゼンテーションの作成 （１）ソフトを立ち上げ、オフィスボタンをクリックし、[名前を付けて保存]－[PowerPoint プレゼンテーション]を選択。 （２）任意の保存先を指定し、「級・受験番号・名前」のファイル名をつけて[保存]をクリック。 ファイルの新規作成・保存 は試験時間前に行います。 ファイルの保存先の指示を お願いします。 ５ ＜処理条件＞ Ａ－１．すべてのスライドのフッターの右下にスライド番号を挿入しなさい。 （１）[挿入]タブの[スライド番号]を選択。 （２）ヘッダーとフッターのダイアログボックスで、[スライド番号]にチェックを入れ、 [すべてに適用]をクリック。 ※フォント・フォントサイズ・文字書体・文字色は[ホーム]タブの[フォント]で変更します。 フォントサイズ フォント 太字 フォントの色 斜体 下線 影付き （３）スライド番号の数字をドラッグして[ホーム]タブをクリックし、黒色に変更。 ※『＜問題＞２．標準フォント・文字色はゴシック・黒色とする。』と指示があるので、 スライド番号を黒色にする必要があります。 ６ ＜処理条件＞ Ａ－２．すべてのスライドの背景は薄いピンク色とする。 （１）スライドの任意の場所で右クリックし、[背景の書式設定]を選択。 （２）塗りつぶしの設定で をクリックし、[その他の色]を選択。 （３）[標準]タブをクリックし、指定された色を選択し、[ＯＫ]をクリック。 目視で指定された色であること が確認できれば模範解答どおり の色でなくてもかまいません。 （４）透過性を０％に設定し、[すべてに適用]を選択後、[閉じる]をクリック。 ７ ＜処理条件＞ １－１．１枚目のスライドに、受験番号、名前を入力しなさい。 （１）[挿入]タブの[テキストボックス]を選択して、文字を入力する場所をクリックして挿入。 （２）作成したテキストボックス内に受験番号と名前を入力。 ＜処理条件＞ １－２．下記の文字を入力し、それぞれを中央に配置しなさい。 初日の出登山ツアー（行書、４４ポイント、太字） ～参加者募集案内～（行書、３２ポイント、太字） トレッキング同好会（２４ポイント） （１）用意されているプレースホルダに指示された文字を入力。 プレースホルダ （２）テキストボックスを挿入し、指示された文字を入力。 １枚目はスライドのレイアウトの 「タイトルスライド」を使用して作 成してください。 ８ （３）フォントを変更する文字をドラッグして選択し、指示されたフォントを選択。 指示されたフォントで あれば、種類は問いま せん。 （４）太字に変更する文字をドラッグして選択し、[太字]を選択。 （５）同様の手順で２行目の文字の文字書体、太字を処理条件に従って設定後、フォントの 色を黒色に変更する。 （６）フォントサイズを変更する文字をドラッグして選択し、指示されたフォントサイズを選択。 （７）文字の外枠をドラッグして、それぞれがスライドの中央に配置されるように調整。 目視で中央であることを 確認してください。 ９ ＜処理条件＞ １－３．画像“3-1.gif”を左下に挿入しなさい。 （１）[挿入]タブ－[図]を選択し、指定されたフォルダから画像を選択して[挿入]をクリック。 （２）画像をドラッグしてスライドの左下に配置。 ＜処理条件＞ ２－１．新しいスライドを挿入しなさい。 （１）[ホーム]タブの[新しいスライド]を選択。 （２）不要なプレースホルダの外枠をクリックし、 Delete キーを押して削除。 （３）１枚目のスライドと同様に、スライド番号を黒色に変更。 １０ ＜処理条件＞ ２－１．下記の文字を入力し、中央に配置しなさい。 絶景の中で一年の始まりを（明朝、４４ポイント、太字） （１）テキストボックスを挿入後、文字を入力。フォント・フォントサイズ・文字書体を変更し 中央に配置。 ＜処理条件＞ ２－２．画像“3-2.jpg”を中央に挿入しなさい。 （１）指示された場所に画像を挿入。 ＜処理条件＞ ２－３．各図形を挿入し、図形内に下記の文字を入力しなさい。図形内の改行位置は問題の とおりとする。 特別な日に見る 一生の思い出に 素晴らしい景色 （２８ポイント、中央揃え、緑色） （すべて２４ポイント、中央揃え） （塗りつぶし黄色） （塗りつぶし薄い黄色） 【②ランダムストライプ・横：図形】 【①ボックス・イン：図形】 きれいな空気 気分の きれいな景色 リフレッシュ （すべて２４ポイント、中央揃え） （すべて２８ポイント、中央揃え、黄色） （塗りつぶし薄い水色） （塗りつぶし青色） 【③ボックス・イン：図形】 【④ランダムストライプ・横：図形】 １１ （１）[ホーム]タブの図形描画の をクリックし、作成例と同じ図形を選択し、ドラッグして 図形を挿入。 （２）図形上で右クリックし、［図形の書式設定］を選択。 （３）塗りつぶしの[色]の をクリックし、指定された色を選択し[ＯＫ]をクリック。 （４）図形上で右クリックし、[テキストの編集]を選択。 １２ （５）図形内に指示された文字を入力。 （６）文字のフォントサイズ、色を変更し、図形内文字の配置が中央揃えになっているか確認。 ※文字の配置は[ホーム]タブの[段落]で変更します。 右揃え 左揃え 中央揃え （７）図形を選択しドラッグして、作成例どおりに配置。 ※図形をクリックし、[既定の図形に設定]にすると、次回から図形を挿入すると設定した図形 のフォント・フォントサイズ・文字書体・文字色が引き継がれます。 １３ （８）[アニメーション]タブをクリックし、アニメーションの設定をクリック。 作業ウィンドウに [アニメーションの 設定]が表示される （９）[アニメーションの設定]作業ウィンドウで、[効果の追加]－[開始]をポイントし、 指定されたアニメーションを選択。 指定されたアニメーション が一覧にない場合、[その 他の効果]を選択し、指定 されたアニメーションを設 定します。 （１０）アニメーションの種類、方向などを確認。 種類 方向 （１１）他の３つの図形も、同様の手順で処理条件に従って作成し、アニメーションを設定。 「アニメーションの設定」作業 ウィンドウが表示されていない 場合は[アニメーション]タブを クリックして[アニメーション の設定]を選択します。 １４ ＜処理条件＞ ３－１．新しいスライドを挿入しなさい。下記の文字を入力し、中央に配置しなさい。 楽しみがいっぱい（明朝、４４ポイント、太字） （１）新しいスライドを挿入し、スライド番号を黒色に変更。文字を入力し、フォント・フォン トサイズ・文字書体を変更し、中央に配置。 ＜処理条件＞ ３－２．下記の文字を入力し、箇条書き記号をつけなさい。すべて３６ポイント、 オレンジ色とし、改行位置は問題のとおりとする。行頭を揃え全体を中央 に配置すること。 絶景ポイントでの記念撮影 ツアー参加者との新しい出会い 【①ピーク・下から：文字】 （１）テキストボックスを挿入後、文字を入力。フォントサイズ・文字書体を変更。 （２）入力したすべての文字をドラッグして選択し、[ホーム]タブの[箇条書き]ボタンを クリック。 箇条書き記号の種類 は問いません。 １５ （３）テキストボックスをドラッグして文字全体を中央に配置。 （４）すべての文字をドラッグして選択し[アニメーション]タブをクリックし、[アニメーショ ンの設定]をクリック。[アニメーションの設定]作業ウィンドウでアニメーションを設定。 ＜処理条件＞ ３－３．下記の表を中央に挿入しなさい。すべて明朝、２４ポイントとし、線種と 改行位置は問題のとおりとする。 日 程（中央揃え） ２００８年１２月３１日午後９時集合 （垂直方向中央揃え） ２００９年 目的地（中央揃え） 白宇岳 １月 １日午前９時解散 山頂 【②ワイプ・下から上へ：表】 （１）[挿入]タブの[表]を選択し、列数と行数をドラッグして選択。 １６ （２）表を選択し、[デザイン]タブの （３）線の太さを選択し、 を選択し、表のスタイルを選択。 をクリックして[外枠]を選択。 ※外枠が太くなります （４）文字を入力後、１列目をドラッグして選択後、[ホーム]タブの[中央揃え]を選択。 （５）左上のセルを選択し[ホーム]タブの[文字の配置]の をクリックし、[上下中央]を選択。 （６）[アニメーション]タブをクリックし、[アニメーションの設定]をクリック。 [アニメーションの設定]作業ウィンドウでアニメーションを設定。 １７ ＜処理条件＞ ３－４．図形（塗りつぶし黄色）を中央に挿入し、図形内に下記の文字を入力しなさい。 お申し込みはトレッキング同好会まで（３６ポイント、下線、中央揃え、紫色） 【③スライドイン・下から：図形】 （１）指示された場所に図形を挿入し、文字を入力。フォントサイズ・文字書体を変更し、 図形内の文字の配置を確認後、アニメーションを設定。 ＜処理条件＞ ４－１．作成したプレゼンテーションファイルを上書き保存しなさい。 （１）オフィスボタンをクリックし、[上書き保存]を選択。 以上で３級スライドが完成しました。 ※完成したスライドを確認しましょう。[スライドショー]タブの[最初から]を選択するとスライ ドショーが始まります。処理条件と合っているか確認しましょう。 １８ ＜２級範囲＞ ２．背景画像の設定 ＜処理条件＞すべてのスライドの背景は画像“back.jpg”とする。 （１）スライドの任意の場所で右クリックし[背景の書式設定]を選択後、[塗りつぶし（図また はテクスチャ）]－[ファイル]を選択。 （２）指定されたフォルダ内の画像を選択して[挿入]をクリックし、[すべてに適用]を選択し、 [閉じる]。 ３．画面切り替えの設定 ＜処理条件＞すべてのスライドの画面切り替えは“ランダムストライプ横”とする。 （１）[アニメーション]タブを選択し、 をクリック。 （２）指定された画面切り替えを選択し、[すべてに適用]をクリック。 ※カーソルをあわせると、 ポップアップで名前が現れます。 １９ ４．図形の影付き・立体 ＜処理条件＞図形（影付き）を挿入し、図形内に下記の文字を入力しなさい。 温泉利用の 適正管理を強化 （塗りつぶし薄い緑色） 【②スライドイン・左から：図形】 （１）図形を選択し、[書式]タブの[図形の効果]－[影]を選択し、影の種類を選択。 影 ※影付き・立体の 種類は問いません。 立体 ※立体の指示がある場合は [面取り]または[3-D 回転] を使用します。 ５．表の加工（セル結合・塗りつぶし） ５－１．セル結合 結合するセルを選択して右クリックし、[セルの結合]を選択。 ５－２．塗りつぶし （１）塗りつぶしをするセルをクリックし、[デザイン]タブの塗りつぶしを選択し、指示された 色を選択。 ２０ ６．グラフ ６－１．グラフの作成 ＜処理条件＞下記の表を基に年別の保有台数を表す３Ｄ縦棒グラフを作成しなさい。 凡例は“台数”とする。 年 台数 ８７年 ９７年 0.77 ０７年 0.97 1.21 （１）[挿入]タブの[グラフ]をクリックし、グラフの種類を選択。 （２）Excel がたちあがり、データシート内にあらかじめ入力されているデータをすべて選択し、 Delete キーを押して削除。 ここをクリックして、範囲を選択後 Delete キーを押してクリア （３）データシートに指定されたデータを入力して、グラフが作成されたことを確認後、Power Point の[データの選択]をクリック。 （４）データ範囲を選択し、[行／列の切り替え]を選択し、ＯＫをクリック。 ２１ （５）Excel を閉じ、余分なタイトルを Delete キーで削除。 Delete キーを押してクリア ※項目がすべて表示されていない場合、グラフの項目軸をクリックし、[ホーム]タブで フォントサイズを小さくして、すべて項目軸を表示させます。 この部分をクリック すべての項目を表示 ※表計算ソフトなどを使用して PowerPoint に貼り付ける方法もあります。 ６－２．タイトルとデータラベル ＜処理条件＞タイトルは“一人暮らしの住民の自炊回数”、凡例は回数とし、％表示とする。 （１）作成したグラフのタイトルを変更。 （２）[デザイン]タブの をクリックし、％表示のグラフを選択。 ２２ ７．アニメーションの方向 ＜処理条件＞図形を挿入し、図形内に下記の文字を入力しなさい。すべて２４ポイント、 中央揃えとし、図形内の改行位置は問題のとおりとする。 火災訓練を 年に１回実施 （塗りつぶし薄い黄色） 【①ピーク・左から：図形】 （１）［アニメーションの設定］作業ウィンドウで図形にアニメーションを設定し、方向を 変更するアニメーションを選択し、[方向]を指定された方向に設定。 ８．アニメーションの同時動作 ＜処理条件＞各画像を挿入しなさい。 画像“2-4.gif” 【①スライドイン・左から：画像】 画像“2-5.gif” 【①スライドイン・右から：画像】 数字が同じ場合は、アニメーションを 同時に動作させる （１）処理条件に従って画像を挿入し、各画像に アニメーションを設定。 （２）[アニメーションの設定]作業ウィンドウで同時に動作させる画像（２つめの画像）のアニ メーションを選択し、[開始]を[直前の動作と同時]に変更。 2.[直 前 の 動 作 と 同時]を選択 1. ア ニ メ ー シ ョ ン を選択 ２３ ＜１級範囲＞ ９．特殊文字（ワードアート） ＜処理条件＞下記の文字を入力しなさい。 グランパレ管理組合（特殊文字） （１）[挿入]タブの［ワードアート］をクリックし、任意のスタイルを選択。 ※種類は問いません （２）指定された文字を入力しフォントサイズを調整。 １０．複数スライドの共通設定 すべてのスライドのヘッダーやフッターに特殊文字や画像を挿入、スライド番号のフォント を変更する場合は、スライドマスタを使うと便利です。 ＜処理条件＞すべてのスライドのフッターの中央に下記の画像・文字を挿入し、スライド番 号を右下に挿入しなさい。スライド番号は２８ポイントとする。ただし開始番 号は０とし、１枚目のスライド番号は非表示とする。 画像“1-1.gif” グランパレ管理組合（特殊文字） （１）[表示]タブの[スライドマスタ]を選択後、作業ウィンドウの一番上を選択。 （２）スライドマスタに画像・特殊文字を挿入。 ２４ （３）［挿入］タブの［スライド番号］で、[スライド番号]と[タイトルスライドに表示しない] にチェックを入れて[すべてに適用]をクリック。 （４）スライドマスタでスライド番号のフォントサイズ・フォント・文字色を変更し、[スライ ドマスタ]タブの[マスタ表示を閉じる]をクリック。 2.フォントサイズ・フォント・色を変更 1.フッターのスライド番号を選択 （５）［デザイン］タブの［ページ設定］を選択し、［スライド開始番号］を「0」にし ［ＯＫ］をクリック。 （６）すべてのスライドが指示どおりになっているか確認。 ２５ １１．テキストファイル（ＣＳＶ形式）を使用したグラフ作成 ＜処理条件＞“graph.csv”を基に不満点ごとの回答人数割合を表す円グラフを作成しなさい。 タイトルは“住環境で改善してほしい点”、凡例は不満点とし、％表示とする。 （１）[挿入]タブの［グラフ］をクリックし、グラフの種類を選択。 （２）Excel のデータシート内のデータを Delete キーでクリア。 ここをクリックして、範囲を選択後 Delete キーを押してクリア （３）Excel の[データ]タブの［外部データの取り 込み］－［テキストファイル］を選択。 （４）指定フォルダ内の“graph.csv”ファイルを 選択し[インポート]をクリック。 （５）テキストファイルウィザードで[カンマや タブなどの区切り文字によってフィールド ごとに区切られたデータ]にチェックが入っ ているか確認し、[次へ]をクリック。 ２６ （６）[カンマ]にチェックを入れ、[次へ] をクリック。 （７）[完了]をクリック。 （８）ＯＫをクリック。 （９）PowerPoint の[データの選択]を クリックし、データ範囲を選択し [行／列の切り替え]をクリック。 （１０）タイトルを指示されたとおり変更し、 ％表示に変更。 ※表計算ソフトなどを使用して PowerPoint に貼り付ける方法もあります。 ２７ １２．グラフの項目別アニメーション ＜処理条件＞“graph.csv”を基に不満点ごとの回答人数割合を表す円グラフを作成しなさい。 タイトルは“住環境で改善してほしい点”、凡例は不満点とし、％表示とする。 【①ワイプ・左から右へ・項目別：グラフ】 （１）グラフを作成後、グラフにアニメーションを 設定し、［アニメーションの設定］作業ウィ ンドウのグラフのアニメーションを右クリッ クし、「効果のオプション」を選択。 （２）［グラフ アニメーション］タブの「グルー プ グラフ」で「項目別」を選択し、[ＯＫ] をクリック。 「系列別」や「系列の要素別」の指示がある 場合も［グループグラフ］で設定する １３．箇条書き記号（絵文字） ＜処理条件＞下記の文字を入力し、箇条書き記号（絵文字）をつけなさい。すべて２８ポ イントとし、改行位置は問題のとおりとする。行頭を揃え全体を中央に配置 すること。 家電製品による音 室内を走る音、ドアや窓の開閉音 深夜の大きな話し声 （１）入力したすべての文字をドラッグして選択し、[ホーム]タブの[箇条書き]の クし、[箇条書きと段落番号]をクリック後、[図]をクリック。 （２）行頭絵文字のダイアログボックスで任意の行頭絵文字を選択。 ※種類は問いません ２８ をクリッ １４． リンクの挿入 ＜処理条件＞すべてのスライドの右上に画像“1-1.gif”を挿入し、リンクの挿入をしなさい。 （リンク先は“最初のスライド”とする） （１）スライドマスタ上で指定された画像を挿入、画像の上で右クリックし、［ハイパー リンク］を選択。 （２）「このドキュメント内」を指定し、リンクするスライドを選択。 ※指定されたＵＲＬにリンクを設定する場合は、「ファイル、Ｗｅｂページ」を指定し、 指定されたＵＲＬを入力します。 ２９ １５．条件に基づいた自由作成 以下のような処理条件の場合、指定された条件に基づいて自由にスライドを作成します。 条件を満たしていれば、＜作成例＞どおりのできあがりでなくてもかまいません。より効果的な プレゼンテーションを作成する意識を持って取り組むとよいでしょう。 ＜処理条件＞新しいスライドを挿入し、下記の条件に基づいて自由に作成しなさい。 アニメーションはグループの番号順に動作すること。 ＜解答例＞ １６．スライドの並べ替え 以下のような処理条件の場合、ストーリーを考え、プレゼンしやすいように PowerPoint 画面 左部で、スライドをドラッグして順番を入れ替えます。 ＜処理条件＞効果的な発表をするために作成した４枚のスライドを「タイトル」、「問題」、 「解決」、「計画」の順に並べ替えなさい。 タイトル ３０ 問 題 解 決 計 画 【参 考】 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ プレゼンテーション資料を作成する上では、ストーリー展開を意識することが重要になりま す。ストーリーにはさまざまなものがありますが、中でも代表的なものを紹介します。 課題提起型 気づき発想 問題解決型 現状と背景 気づき 問題 課題 提案 解決 課題解決策 具体案 計画 ☆上記３パターンの「結論」にあたる部分を最初に提示する「欧米型」もあります。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ Microsoft は米国 Microsoft Corporation の米国およびそのほかの国における登録商標または商標です。 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。 その他、本書に登場する製品名は、一般に各開発メーカーの商標および登録商標です。 本文中には、™、®マークは明記しておりません。 ３１