...

<表紙> <2-3ページ> タイトル)やまがた最前線 県政フラッシュ

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

<表紙> <2-3ページ> タイトル)やまがた最前線 県政フラッシュ
<表紙>
山形県広報誌 県民のあゆみ
平成 20 年7月号
No.544
2008.7 July
[特集]進んでいます!「子ども夢未来宣言」
<2-3ページ>
県民のあゆみ7月号もくじ
2ページ:やまがた最前線
4ページ:特集
進んでいます!「子ども夢未来宣言」
8ページ:学びの風景
父として、母として、その道のプロとして懸命に、子どもと地域
のための食育活動
10ページ:みんなにやさしいまちづくり条例がスタートしました
11ページ:自分にあった健康づくりはじめてみませんか?
12ページ:地域の旬だより
13ページ:やまがたQ&A
14ページ:おいしい山形インフォメーション
16ページ:プロのお仕事たんけん隊
表紙キャプション
地球温暖化防止活動推進員の武内賢二さんと山形市立南山形小学校5年生のみなさん
出前講座では、身近な省エネ行動や太陽光パネルで新エネルギーの可能性を学びました。
緑の大きなボール1個がCO₂1kg分の体積です。
ー地球温暖化防止県民運動1人1日1kg CO₂を削減しましょう!ー
タイトル)やまがた最前線
県政フラッシュ
本格的な夏の訪れとともに、宮崎・山形連携プロモーションをはじめとする、新たな取組
みの数々がエネルギッシュにスタートしました。
いにしえ
県政フラッシュ1) 古 の縁がむすんださくらんぼ&マンゴー
2008.5.30
宮崎・山形連携プロモーション(東京ミッドタウン)
「情熱みやざき&おいしい山形」両県知事トップセールス
うえすぎ ようざん
ひゅうがのくに
たかなべはん
米沢藩主上杉鷹山公が日向 国 (現宮崎県)高鍋藩出身という縁がとりもった今回のキャ
ンペーン。会場は買い物客など約500名がつめかけ、齋藤知事と東国原知事の熱いPR合戦や
来場者プレゼントなどで大いに盛り上がりました。新鮮で安全なおいしい農産物を全国の
消費者に届けていく「なせばなる産地協力宣言」が発表され、固い握手が交わされました。
県政フラッシュ2)さらなる友好促進を誓う
2008.5.28
山形県・黒龍江省友好県省締結記念式典(山形市)
こくりゅうこうしょう
中国黒 龍 江 省 との友好締結15周年を迎えました
山形県と黒龍江省は平成5年(1993年)8月10日の友好県省締結以来、経済・貿易、文
ていよう とう
化、医療などさまざまな分野で交流を深めてきました。黒龍江省の程幼東副省長を迎えて
の記念式典では、これまで築き上げてきた友好協力関係を基礎に、今後は経済や環境保護
などの分野でのさらなる交流促進を誓い合いました。
県政フラッシュ3)山形セレクション取扱店こちらが目印です
2008.6.5
山形セレクションサインプレート交付(山形市)
認定品取扱店舗にサインプレートを交付!
県外から観光で訪れた方や県民の皆さんに広く山形セレクション認定品を知っていただ
くため、購入の際の目印となる「山形セレクション取扱店サインプレート」の交付が開始
されました。
※交付希望の取扱店の方は山形セレクションHPをご覧ください。
県政フラッシュ4)森の恵みに感謝して…県民参加の森づくり
2008.6.7
やまがた森の感謝祭2008(遊佐町・森の公園遊ぽっと)
2008 森づくり活動がスタート!
6月第1土曜日は、「やまがた森の日」。県民みんなで支える森づくりのスタートイベ
ントが開催されました。緑の少年団や森林ボランティアなど約900名が参加して、会場周辺
のクロマツ林の下刈りなどの手入れを行いました。皆さん、気持ちの良い汗を流しながら、
森づくりの大切さを共有しました。
タイトル)こちら夢未来知事室です
発想の転換−『対症療法』から『予防保全』へ−
人間社会の発展は、「旬」を保ち続けることへの飽くなき挑戦でもあります−食糧の保
なれ すし
存(漬物、熟鮨、冷蔵庫等)、ロングセラー商品の開発(車等)、連続出場・出演(スポ
ーツ、人気番組等)、等々。
それは、①「哲学」を持つ、②「改善」を続ける、③「情報」を受発信する、を共通要
素に、「先を読む力」を発揮してきた歴史、とも換言できるでしょう。
これを、社会資本の長寿命化に応用する取組みが、今年度スタートした「やまがた元気
対策」です。
きょうりょう
例えば、 橋 梁 は平均耐用年数60年。これまでは、著しく劣化した時点で補修・架け替え
てきました。これに対して、劣化を事前に予測して計画的に補修したらどうでしょう。耐
用年数は30年延び90年にできるとのシミュレーション結果に。もちろん、トータルとして、
財政効果も得られます。
※
『対症療法』から『予防保全』へ−こうした、現代の科学的アセットマネージメント手
法も、実は、我々の「旬」を保ち続ける挑戦の歴史の延長線上にある、とも言えるのでは
ないでしょうか。
※アセットマネージメント…資産の管理・運用
山形県知事
齋藤 弘
<4-5ページ>
タイトル)特集 進んでいます!「子ども夢未来宣言」
「未来に広がる“やまがた”」づくりの指針となる、やまがた総合発展計画「子ども夢未
来宣言」が策定され、3年目を迎えました。今回の特集では。計画に掲げた主な施策の取
組み状況などを紹介します。
■「子ども夢未来宣言」って?
あゆみちゃん:これは何の計画なの?
県の担当者:学校や会社に目標があるように、県も目標を作っていろいろな仕事をしてい
るんだよ。この計画は、県が未来の山形をどんな姿にしていきたいのかという目標や、そ
のためにどんな事をしていくのかを示すものなんだ。計画期間は 10 年だよ。
けんちゃん:「子ども夢未来宣言」という名前が付いているのは?
県の担当者:「子ども夢未来」には、私たちみんなが、「子どもたちの未来のために、
何をしなければならないか」という気持ちで考え、行動していきましょうという意味が込
められているんだよ。
あゆみちゃん:計画にはどんなことが書いてあるの?
※
けいざいりょく
県の担当者:「未来に広がるやまがたづくり」に向けて、山形県の三つの力「経 済 力 」、
きばんりょく
ちいきりょく
「基盤力」、「地域力」を高めていくための取組みなどが書いてあるんだ。
※三つの力
つく
経済力:地域の資源を活かし新たな価値を創り出す「産業」の力
みなもと
じん ざい
基盤力:地域の活力の 源 となる「人財」や、「安全安心」「社会資本」などあらゆる活動
の基盤となる力
きずな
地域力:良好な自然環境や、助け合い支え合う人と人との 絆 など地域そのものが持つ力
けんちゃん:計画は進んでいるの?
県の担当者:いろんな取組みが進んでいるよ。いっしょに見ていこう。
進んでいます!子ども夢未来宣言①
「経済力」の拡大
先導的プロジェクトの推進や隣接県との連携などを通じた発信力の強化により、国内外
をひきつける独創的な産業づくりを進めています。
<主な取組みの状況>
・有機エレクトロニクス産業の形成
照明用有機 EL パネルの事業化を支援し、県内の有機エレクトロニクス産業の形成を推進し
ています。
・山形カロッツェリアプロジェクト
山形の職人技を結集するこの取組みは、海外の国際見本市にも製品が出展され、
国内外の人々を魅了し取引も拡大しています。
・山形セレクション
「山形基準」に基づき厳選した県産品・サービスなどを「山形の宝」として、全
国・世界へと発信していく取組みは、消費者、流通関係者から高い評価が寄せら
れています。
・東アジア経済戦略の展開
海外でのプロモーションなどにより外国人観光客が飛躍的に増加。台湾などを中心に、県
産農産物の輸出も拡大しています。
グラフ)
本県の外国人観光客受け入れ実績の推移
H16:23,000 人
H17:31,000 人
H18:52,000 人
H19:64,000 人
・山形 97 号のブランド化主な取組みの状況
平成 22 年のデビューを目指す水稲新品種「山形 97 号」のブランド確立に向けた取組
みを進めています。
・自動車関連産業の集積促進
大手部品メーカーの技術開発拠点が開設されるとともに、県内企業の新規取引件数も増加
しています。
けんちゃん:山形が全国へ、世界へ広がっているんだね!
進んでいます!子ども夢未来宣言②
「基盤力」の強化
県民一人ひとりが力を発揮できる環境の整備や、その活動を支える安全・安心な社会基
盤の充実に努めています。
<主な取組みの状況>
・次代を築いていく人育て
「心が通い合う教育」の実現を目指し、やまがた教育C(コミュニケーション)改革を進
めています。
・地域と連携した食育の推進
「夢未来やまがた食育推進計画」を策定し、「食育」を県民運動として展開しています。
・安全安心を支える体制の整備
大規模災害や事故などに備え、防災関係機関相互の連携強化や実践的な訓練を行っていま
す。
・日本海総合病院の開設
庄内地域での安心・信頼・高度な医療の提供のため県立日本海病院と酒田市立酒田病院を
統合再編し、日本海総合病院を開設しました。
・総合育児支援サイト「やまがたママの安心ナビゲーション」の開設
妊娠・出産・育児に関するさまざまな情報提供とメールマガジンの発信・相談を行ってい
ます。親子で食の大切さを学ぶ
ホームページ:http://mamanavi.pref.yamagata.jp
・高速道路等の整備推進
県土を縦貫、横断し、地域間の広域連携・産業経済・県民生活等を支える高速道
路ネットワークの整備を推進しています。
あゆみちゃん:私たちが山形の宝”なんだ!
<6-7ページ>
進んでいます!子ども夢未来宣言③
「地域力」の向上
きずな
豊かな自然や文化、人と人との 絆 など地域の個性を活かし、内外の人々を魅了する特色
ある地域づくりを進めています。
<主な取組みの状況>
・世界遺産プロジェクト
「最上川の文化的景観」を世界文化遺産の候補資産として提案。美しい自然、精神性に富
んだ優れた地域文化など山形ならではの価値を再認識し、未来に引き継ぐ県民運動を展開
しています。
・地球温暖化対策
行政、企業、県民が一体となって CO₂削減に取り組む県民運動を展開しています。
・やまがた社会貢献基金
県民や企業からの善意(寄付)を、地域社会の課題解決に取り組む団体(NPO など)につ
なぐ仕組みをつくっています。
・子育て応援パスポート
子育て家庭を地域全体で応援する制度がスタートし、1,905 の店舗・企業(5 月末現在)が
協賛しています。
・男女いきいき・子育て応援宣言企業登録制度
職場での女性の活躍促進や仕事と家庭の両立支援に取り組む企業 55 社(3月末現在)が登
録しています。
あゆみちゃん:山形の素晴らしい環境や生活をもっと知ってほしい
応援します!「未来に広がる“やまがた”」
コメント1)仙山交流チャレンジマーケット会員朝日町いきいきファーマーの会代表
菅
井千代太さん(朝日町)
昨年、仙台の産直フェアに初めて参加して、自分が作った物を直接売ることの醍醐味と
手応えを実感しました。仙台のお客様が自分の園地をわざわざ訪れてくれるなど、交流が
生まれやりがいも感じます。山形の土地の恵みに感謝し、楽しく元気に仲間を増やしなが
ら、交流を拡大していきたいと思います。
コメント2)子育て応援パスポート協賛店ヘアウィズウォーター店長 美容師
赤塚治美さ
ん(山形市)
子育てにこそ県の未来がかかっていると思っています。子育てをつらいと感じているお
母さんがほんのわずかな時間、子どもと離れ、リフレッシュして笑顔で帰っていかれます。
子どもを生んでよかったと思ってもらえるよう支えになれればうれしいです。私もお客様
との出会いを通じて学ぶことも多いですから。
■未来に広がる“やまがた”へ
けんちゃん:いろんな取組みが進んでいるんだね。
県の担当者:県のお財布(財政)も厳しいけれど、けんちゃん達に、将来、「ずっと山形
に住みたい」、「山形に住んで良かった」と心から思ってもらえるようにしたいんだ。そ
のために、次のページで紹介するいろいろな節約をしながら、今どんな取組みが必要か、
ということを考えて、この計画は進められているんだよ。
あゆみちゃん:これからが楽しみね。
県の担当者:実は、これまでの取組みは、家にたとえると、まだまだ土台づくりで、その
上に建物を組み立てていく、これからの取組みが大切になっていくんだ。
難しい問題もたくさんあるけど、みんなで力を合わせて、一人ひとりが、「誇り」と「自
信」を持って、未来に「希望」を抱いて暮らせるやまがたを、つくっていきたいね。
タイトル)「やまがた集中改革プラン」
「未来に広がる“やまがた”」実現の原動力となる新しい県政の仕組みをつくるため、
「やまがた集中改革プラン」(推進期間:平成 17∼21 年度)に基づいて、県庁改革をはじ
めとするさまざまな改革に取り組んでいます。
その主な取組みを紹介します。
■機動的で効率のよい行政の実現
・新しい事業推進・管理システムの導入
毎年度、インナー・マニフェスト(知事と部局長との政策合意)で目標や手段を定め、
その達成状況などを検証して、翌年度の目標や手段を見直し、予算編成や組織再編に反映
するなど、「PDCA サイクル」による行政運営を進めています。
新たな目標を掲げ
次のPDCAサイクルへ
インナー・マニフェスト
Plan( 計 画 )
目標・手段の決定
翌年度のインナー・マニフェ
ストの検討
Action( 見直し )
事務事業の執行
Do( 実 施 )
検証結果に基づく
目標・手段の見直し
成果と目標の比較
手段にしたがって取組み
インナー。マニフェストの
フォローアップ
Check( 検 証 )
・組織改革等
・政策立案や総合調整機能を充実させるため政策推進部を設置
・米沢女子短期大学と保健医療大学の公立大学法人化を決定
・企業局の7事業所を2総合事務所3支所体制に再編
・県が出資する公社などについて、解散や統合を含む、経営の効率化を推進
など
◎公社等の数(県が 25%以上出資)
H17.4.1 現在 39 法人→H20.7.1 現在 35 法人
■行政の透明性・利便性の向上
行政プロセスの透明性を高め、県民の参画・協働を促すため、情報の受発信・公開を積
極的に進めています。
また、県民の皆さんの利便性向上に取り組んでいます。
・情報の受発信・公開の推進
・原則毎日、知事記者会見を開催(H18 会見回数全国1位)
・出前知事室、知事の「夢未来トーク」などを開催
・当初予算要求概要を公表
・知事交際費や職員団体との交渉概要、落札情報などを公開
・県民の利便性向上
・県庁に県民サービス推進室、各総合支庁(本庁舎・分庁舎)に総合案内を設置するなど、
窓口機能を充実
・県民の皆さんからの各種申請・届出手続について、押印の廃止、添付書類の簡略化など
の見直しを実施
■財政健全化に向けた改革
持続可能な財政運営を確保するため、歳出の改革、歳入の確保対策に取り組んでいます。
<歳出改革>
・事務事業の聖域なき見直し
すべての事務事業について総点検を行い、聖域なき見直しを行っています。
表)
歳出改革額
・事務事業の見直し
・人件費の縮減
18 年度:△260 億円
19 年度:△190 億円
20 年度:△ 9 6 億円
※当初予算(一般財源ベース)の削減額。
18・19 年度は景気・雇用対策への振り向け分を含む。
・人件費の縮減
知事部局の職員給総額を2割程度縮減(平成 16 年度と 22 年度の当初対比)するため、
職員数の削減や給与等の見直しなどに取り組んでいます。また、教育委員会や警察本部、
公営企業部門などでも、教育や治安などの質を維持しながら、知事部局に準じて縮減して
います。
<人件費の縮減に向けたこれまでの取組み>
【職員数の削減】
目標
・知事部局:22 年度当初において 16 年度比 10%程度削減
・知事部局以外:知事部局に準じて削減努力
H16年度
知事部局
知事部局以外
計
H20年度
削減目標
(H16→H22)
H16→H20
4,903
4,578
-325
-6.6%
-503
-10.3%
17,010
16,445
-565
-3.3%
-786
-4.6%
21,913
21,023
-890
-4.1%
-1,289
-5.9%
⇒削減目標△1,289 人に対し削減実績△890 人。達成率は約7割(H20 現在)
【給与等の見直し】
・給料・報酬の水準の引下げ(一般職平均△4.8%、特別職△6.7%)
・技能労務職員の給与の見直し(平均△7%)
・期末・勤勉手当の引下げ(国家公務員と比べて△0.3 月)
・諸手当の見直し(特殊勤務手当の廃止・見直し(10 手当)など)
・19 年度人事委員会勧告(期末手当の引上げなど)の実施見送り
・知事等の給料の削減(知事△22%、副知事△12.5%など)
・管理職手当の削減(△18%)
<歳入確保対策>
・循環型社会の形成や自然環境の維持・保全などに対応するため「産業廃棄物税」、「や
まがた緑環境税」を創設
・県総合運動公園と県野球場へのネーミングライツ(命名権)、「県民のあゆみ」等への
企業広告の導入、遊休資産の売却
など
問い合わせ
子ども夢未来宣言:政策企画課
023(630)2895
やまがた集中改革プラン:行政経営改革課
023(630)2523
<8-9ページ>
タイトル)学びの風景
「教える人」と「学ぶ人」いろいろな学びの現場をリポートします。
父として、母として、その道のプロとして懸命に、子どもと地域のための食育活動
渡部さん)
「昔は素材のおいしさで育った。給食を通して食べもの本来のおいしさや季節を感じる
郷土料理を守り、伝えたい」
戸田さん)
「農業は科学。おいしい野菜づくりはいい土づくり。その土に親しんで収穫の喜びを味
わってほしい」
有機農業の里の、土に学ぶ「食育」
有機農業の里として知られる高畠町は、食育への取組みにも熱心な地域として注目を集
めています。町立糠野目小学校も先進的な取組みをしている学校の一つ。野菜づくりを活
動の中心に据えて、学年や教科の枠を越えた全校活動としてサツマイモ、ジャガイモ、大
根の植え付けや収穫を行っているのです。その実践には、栄養教諭の渡部美枝子さんと JA
山形おきたま青年部の戸田雄市さんらがそれぞれの知識や経験を生かして協力し合ってい
ます。この日は二年生と三年生によるサツマイモの苗の植え付けが行われていました。「お
いしい野菜を育てる決め手は土。全ての土台ですから。あとは愛情込めて手間かけて、子
育てみたいにね」そんな戸田さんの言葉を裏付けるように、畑の土は JA 青年部有志によ
ってフカフカに耕されていました。苗を植える箇所に水を掛けて穴を掘り、サツマイモの
苗を差し込んで土を掛ける、小さな手は土の感触に大はしゃぎ。こうした土とのふれあい
を通して農業の素晴らしさや人と人との関わり、食の大切さを肌で感じてもらおうという
ねらいです。
子どもたちのため、地域のためにできること
この JA 青年部の協力による糠野目小学校の野菜づくりは今年で六年目。子どもたちの米
離れや食の乱れを何とかしなければと動き出した JA 青年部の代表として戸田さんが働き
かけ、それが糠野目小学校の思いと見事に合致したのです。当時は栄養士としての勤務だ
った渡部先生も、昨年度からは栄養教諭として、学校給食の管理とともに、食に関わる学
びを学校教育と結ぶコーディネートの役割を担っています。「食は、命や環境問題、文化
や勤労など、実にさまざまなこととつながっています。それらを教科や総合的な学習の時
間とつなげ、学校給食とつなげ、家庭とつなげていくことが私の役目。言葉だけでなく、
体験できることが大きいのだと思います」と、忙しさよりも充実感の方が大きい様子。と
もに子を持つ親としての危機感や使命感、そして地元を愛する気持ちも手伝って、渡部先
生と戸田さんによる食育タッグは年々パワーアップしているようです。
つながりの中で、学び合ってこその食育
この日のように、子どもたちと畑仕事をする時や給食の試食会の機会を利用して、互い
の知識や情報を交換している戸田さんと渡部先生。「戸田さんは土の大切さや野菜づくり
の知恵を科学的に理由も添えてわかりやすく教えてくれるので、子どもたちの中に生活力
として根付いています」と渡部先生。「人間の体は土でできている。つまり、土が育てて
くれた作物を口から取り入れることで人間の体は構成されているのです。渡部先生にはそ
れら土からの恵みをおいしくいただく方法や栄養のことを伝えてほしいですね」と戸田さ
ん。その道のプロとしての自負と相手への敬意を忘れない二人が今後もこの地域の食育を
牽引してくれるものと期待します。
地元の伝統や食文化など、地域と学校が連携することによって子どもたちに大切な何か
をきちんと伝えている、そんな好例と言っていいでしょう。一度途絶えさせてしまったら
取り返しのつかなくなる地域の食文化を守り、次世代へと伝えていく責任も食育の一環な
のです。
渡部さんプロフィール)
わ た べ み
え
こ
渡部美枝子さん(46 歳)
南陽市在住。糠野目小学校勤務7年目。昨年度より栄養教諭として給食の管理に加えて、
授業や給食の時間などで食育指導を実践。地元の食材や郷土料理を給食に取り入れること
で地域の伝統や文化を大切に伝えている。
戸田さんプロフィール)
と
だ ゆう いち
戸田雄市さん(41 歳)
高畠町在住。JA 山形おきたま青年部所属。高校卒業と同時に農業に従事し、土づくりを重
視する有機農業を実践。子どもたちと農業の将来のためにと「食育」にも真剣。忙しい仕
事の合間を縫って子どもたちに農業指導を行っている。
■夢未来やまがた食育計画
県では“「食」がさかえ、「食」が働く夢未来やまがた”を基本目標とする食育推進計
画を策定。栄養教諭の配置などに加えて、県民一人ひとりを食育の担い手と位置づけて県
民運動を展開しています。食育計画に関するお問い合わせは、県農政企画課 1023(630)3031
まで。
<10-11 ページ>
タイトル)NEW 新しいやまがたの施策を紹介します
新しい施策1)すべての人が暮らしやすい「まち」を目指す
いまちづくり条例がスタートしました
みんなにやさし
この条例は、ユニバーサルデザインの考え方に基づき、すべての人が個人として尊重さ
れ、あらゆる分野の活動に参加できる機会が等しく与えられる社会の実現を目指すもので
す。
■みんなにやさしいまちづくりって?
<基本的な考え方>
お年寄りや障がいのある方、妊産婦や幼児、またケガをしている方などはもちろん、外
国の方なども、円滑に施設、サービス、情報を利用することができるよう、様々な配慮を
したまちづくりをすることです。
<例えば>
・出入り口などは階段ではなく、スロープに
・貸し出し用の車いすやベビーカーを準備して
・案内表示は絵や記号を使って、子どもでも外国の方でも分かりやすく
など
■ユニバーサルデザイン
UNIVERSAL DESIGN
年齢、性別、国籍、身体的な能力などの違いに関わりなく、より多様な人々が、できるだ
け支障なく使えるように、道具や建物、環境、空間、まちなど様々なものをデザインしよ
うとする考え方です。一言でいえば「すべての人のためのデザイン」です。
<Let’s Challenge>
みんなにやさしいまちづくりを普段の生活から進めていきましょう
山形県福祉のまちづくり懇話会委員 東北公益文科大学准教授
Q1
澤邉みさ子さん
この条例のポイントは何ですか?
A 条例の対象者を「高齢者、障がい者等を含むすべての人」に拡大しました。また、行政
や事業者とともに、県民の役割について規定されています。みんなにやさしいまちづくり
についての広報活動、学習機会や情報の提供など、県民の理解を深めるための方策につい
ても述べられています。これらのことから、みんなにやさしいまちづくりは、すべての人
のために皆で取り組んでいく現在進行形の活動であることが示されています。
Q2
普段の生活で私たちにできることはありますか?
A 施設の整備などに目がいきがちですが、まちづくりの基本は「人」です。自分だけでな
く、皆が心地良く暮らせるまちが理想です。まちで困っている人がいたら、まずは「何か
お手伝いしましょうか」と声をかけるところから始めてみましょう。また、駐輪や駐車の
仕方など、普段何気なくしていることも、誰かの迷惑になっていないか気を配ることも大
切です。みんなにやさしいまちづくりでは、相手を尊重しつつ、互いに助け合っていくこ
とが求められています。
<ご存知ですか?>
■山形県みんなにやさしいまちづくり条例適合証
公共施設やスーパーなど多くの方が利用する建築物などの出入口、廊下、階段、トイレ、
駐車場などについて、誰もが利用しやすい幅・高さや、安全設備(手すりなど)などの整
備基準を定めています。
全ての整備基準に適合した建築物には適合証を交付しています。
■身体障がい者等用駐車施設利用証
身体障がい者や高齢者など、歩行が困難な方のための駐車スペースの適正な利用を促す
ため、平成 19 年度から利用証を発行しています。
妊産婦やけがにより歩行困難な方などもご利用できますので、詳細な基準や手続きは、
下記までお問い合わせください。
問い合わせ健康福祉企画課地域福祉・援護室
023(630)2268
新しい施策2)自分にあった健康づくり
はじめてみませんか?
県では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した生活習慣病対策に取り
組んでいくため、「やまがた夢未来健康づくりプラン」(山形県健康増進計画の改定)を
策定しました。
<やまがた夢未来健康づくりプラン>
①に運動 ②に食事 しっかり禁煙
毎年健診
「健康寿命の延伸」と「壮年期死亡の減少」を目標に、.生活習慣改善、.疾病予防、.メタ
ボリックシンドローム対策の推進を計画の柱として、県民一人ひとりが自主的により高い
健康の実現に取り組んでいくことを支援していきます。
※健康寿命:寝たきりや認知症になることなく、健康で自立して暮らすことができる期間
<まずはできることからはじめましょう!>
・健康づくりは、楽しみながら継続していきましょう。
・日常生活の中に運動を取り入れ、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
・受動喫煙の防止を徹底し、禁煙を心がけましょう。
・健康診断を受けて、早期発見・早期治療に努めましょう。
グラフ)
本県の肥満者(BMI 25 以上)の割合
総数
男性:26.9%
女性:20.5%
20∼29 歳
男性:21.8%
女性:7.8%
30∼39 歳
男性:26.7%
女性:13.2%
40∼49 歳
男性:29.3%
女性:18.7%
50∼59 歳
男性:30.7%
女性:21.1%
60∼69 歳
男性:27.1%
女性:33.5%
70∼79 歳
男性:23.9%
女性:27.0%
80 歳以上
男性:20.4%
女性:13.8%
※男性ではいずれの年代でも、女性では 50-70 歳代で、肥満者の割合が 20%を超えていま
す。[H16 県民健康・栄養調査]
毎月 21 日はやまがた夢未来健康づくりの日
<ほかにもこんな計画が進んでいます>
■第5次山形県保健医療計画山形県がん対策推進計画(計画期間:平成 20∼24 年度)
民間と行政が連携して、県民誰もが、いつでも、どこでも、適切な保健・医療・福祉サ
ービスを受けられる保健医療提供体制を強化、確立することを目指しています。本県保健
医療施策の基本指針となるものです。
基本理念:「県と国、市町村、民間との協働による保健医療提供体制の充実」
・計画のポイント
①.各地域の医療連携体制について、医療機関名を記載
・がん、脳卒中、急性心筋梗塞及び糖尿病
・小児救急を含む小児医療、周産期医療、救急医療、災害医療及びへき地医療
②各施策について、事業の進み具合を評価するための数値目標を設定
■山形県がん対策推進計画(計画期間:平成 20∼24 年度)
がん対策基本法の考え方をもとに、がん医療の現状やがん患者及びその家族の視点も入
れて、がん対策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な考え方や施策を示したもの
です。
基本理念:「がん患者を含めた県民が、がんを知り、がんと向き合い、がんを克服する社
会」の実現を目指します。
・計画のポイント
①重点課題の設定
・たばこ対策・がん検診の普及啓発
・放射線療法及び化学療法の推進
・緩和ケア及び在宅医療の推進
・がん患者などへの相談支援・がん登録の推進
②分野ごとの5年間の個別目標の設定
問い合わせ
保健医療計画:健康福祉企画課
023(630)2734
健康づくりプラン・がん対策:保健薬務課
<12-13 ページ>
タイトル)Yamagata Now
■Murayama Topic
023(630)2313
旬の話題をお届けします。
地域の旬だより
村山
おすすめモデルコースのガイドブックを発行
のんびり自然体験、山形ならではの料理に舌鼓
グリーンツーリズムとは、緑豊かな自然に囲まれ、訪れた土地の人々との交流を楽しみ、
ゆっくりのんびり休日を過ごすこと。自然体験、農業体験、田舎料理など村山地域には、
グリーンツーリズムを体験できる魅力的な施設がたくさんあります。
そんな村山地域の魅力的なスポットを、季節の旬をテーマにつなぎ、仙台圏から日帰り
で行ける 15 のモデルコースを掲載した「グリーンツーリズムモデルコースガイドブック」
を作成しました。県民の皆さんも、夏休み、家族連れで出かけるときなど、ぜひご活用く
ださい。
<モデルコース1>
−「紅花の里」の歴史と文化のまちを訪ねて−
山形北 I.C
↓
紅花摘み体験など
↓
天童オルゴール博物館
↓
ふ
昼食(麩懐石料理)
↓
紅花資料館(紅花染め体験)
↓
チェリーランド
↓
寒河江 I.C
※ガイドブックは、やまがた観光情報センターや道の駅などに設置しているグリーンツー
リズムワンストップ案内窓口などへ。
問い合わせ
村山総合支庁産業経済企画課観光振興室
■Okitama Topic
023(621)8441
置賜
な お え か ね つぐ
「天地人」直江兼続やまがた情報局を開設
大河ドラマ「天地人」で全国から注目されています
放送開始まであと半年と迫った大河ドラマ「天地人」。主人公「直江兼続」の名が知れ
渡るにつれ、ゆかりの地・置賜地域を訪れたいという方がますます増えています。
直江兼続ってどんなことしたんだべ?そこで、活用していただきたいのが、ホームペー
ジ『「天地人」直江兼続やまがた情報局』です。県内ゆかりの史跡の情報・地図、登場人
物の紹介をはじめ、大河ドラマのキャスト情報やロケ情報など、最新動向も掲載していま
す。ぜひご覧ください。大河ドラマ「天地人」で全国から注目されています
問い合わせ
置賜総合支庁産業経済企画課観光振興室 0238(26)6046 「天地人」直江
兼続やまがた情報局URL:http://naoe.oki-tama.jp/
タイトル)最上川の文化的景観を知る
その1
や む き
矢向神社(新庄市)
ふるさと宝めぐり
もとあい かい
ほこら
昔、川港として栄えた本合海にあり、鳥居から川を隔て、対岸の絶壁に建つ小さな 祠 が
あ づ ま
矢向神社です。1200 年ほど前の記録にも見られます。ここは、吾妻連峰を源とし県内を北
に流れ下る最上川が、大きく西に流れを変える場所にあたり、川の流れが渦を巻く舟の難
所でした。松尾芭蕉はここから舟に乗り、最上川を下って出羽三山を参拝しました。義経
伝説も残るこの場所は、絶好のビューポイントとしても有名です。
タイトル)毎月 19 日は家族団らんの日
食育 m e m o
地域のみんなで心の絆を育む食育県民運動を進めましょう
タイトル)県民のみなさんの疑問・質問に答えます!!
やまがた Q&A
ホームページや県政直行便に届いた、県民のみなさんの疑問・質問を紹介していきま
す。県民のみなさんからの声をお待ちしています!!
Q 「ふるさと納税制度」が創設されたと聞きました。県や市町村に寄付をすると税制上
の優遇措置はどうなるのでしょうか。また、寄付の受付はどこでしているのですか?
A ふるさと納税制度について
県や市町村への寄付を通じて“ふるさと”を応援する新しい制度です。“ふるさと”に
貢献したい、“ふるさと”を応援したいという方々の思いを実現するために、県や市町村
に対して寄付をした際の税金の優遇措置が大きく変わりました。
■税金の新しい優遇措置
○個人の住民税(県民税・市町村民税)
県や市町村に対する寄付金のうち 5,000 円を超える部分が、寄付した年の翌年度に課税さ
れる住民税の税額から一定金額まで控除できることとなりました。
○所得税(国税)
これまでどおり寄付金に係る税の優遇措置(寄付金のうち 5,000 円を超える部分について、
課税の基礎となる所得から控除できる制度)が適用されます。
いずれの優遇措置も、寄付の翌年に行う所得税の確定申告や住民税の申告の手続きが必
要ですので、寄付金の領収証書は大切に保存してください。
【例えば】
<給与収入 700 万円で夫妻+子2人のケース>
40,000 円を寄付すると、個人の住民税で 31,500 円、所得税で 3,500 円の税金が軽減されま
す。
図)
<寄付金:40,000 円>
寄付金控除の対象外(適用下限額):5,000 円+寄付控除対象:35,000 円
<寄付控除対象:35,000 円>
住民税の税額控除:31,500 円+所得税の所得控除による税額軽減:3,500 円
[ 所得税の限界税率 10%
住民税額 293,500 円]
■県内自治体での寄付の受付窓口
山形県では、ホームページを開設し寄付を受け付けています。詳しくは、下記にお問い
合わせください。市町村への寄付については、それぞれの市町村までお問い合わせくださ
い。
ホームページ:「ふるさと“やまがた”」応援サイト http://pref.yamagata.jp/oen/
問い合わせ
税制上の優遇措置について税政課
政策企画課
023(630)3137
023(630)2071
寄付の受入れについて:
<総合案内窓口>
■県民サービス推進室
023(630)3030
■最上総合支庁
0233(29)1300
■庄内総合支庁
0235(66)2121
■置賜総合支庁(本庁舎)0238(26)6000
FAX023(630)2223
(西庁舎)0238(88)8200
■村山総合支庁(本庁舎)023(621)8288 (西庁舎) 0237(86)8700 (北庁舎)0237
(47)8600
<14-15 ページ>
タイトル)おいしい山形インフォメーション
<募集>
やってみよう!YYボランティア
青少年ボランティアサークルが企画活動に参加できます。地域の幅広いの人と関わって達
成感や感動を味わおう!
期間/7月∼8月
活動場所/県内各地
対象/小中高生・一般
問 県青年の家 023(654)4545
<催し物>
一足早くキャンパス体験
オープンキャンパス
施設見学・体験学習・進路相談など多彩なイベントでお待ちしています。
会場
日時
問合せ
県立保健医療
7 月 12 日(土)
同校教務学生課
大学
午後 1 時∼4 時
023(686)6688
県立産業技術
7 月 27 日(日)
同校教務学生課
短期大学校
午前 9 時 30 分∼
023(643)8431
(山形校)
午後 3 時 30 分
県立産業技術
7月 19 日(土)
同校教務学生課
短期大学校
午前 10 時∼午後
0234(31)2300
(庄内校)
3時
県立農業大学
①7 月 12 日(土) 同校教務学生担当
校
②8 月1日(金) 0233(22)1527
③9 月 6 日(土)
午前 10 時 30 分∼
午後 3 時 30 分
対象/進学希望者及びその保護者
消防学校一日防災体験入校
親子で一緒に防災体験をしてみませんか。
日時/7月 27 日(日)午前 10 時∼午後3時
会場/県消防学校(三川町)
内容/消防ポンプ車の乗車体験、放水体験、地震体験など
対象/小学生とその保護者(定員 100 名)
参加費/500 円(昼食代)
※申込みは7月 18 日(金)まで
問・申込
県消防学校
じゅん
かん
0235(66)2022
おいしい山形“ 旬 ・感バス”で夏の月山山麓へ
うばさわ
8月の毎週土日に月山姥沢駐車場まで乗り合いバスが運行されます。◆山形駅東口バス停
から午前9時 30 分発◆予約不要で当日限り乗り降り自由◆大人 1,000 円(小学生半額)
問
村山総合支庁観光振興室
023(621)8444
環鳥海まるっとスタンプラリー
山形、秋田県の鳥海地域の観光施設4ヵ所以上(山形・秋田各2ヶ所)でスタンプを押し
応募してください。参加者には、抽選で各市町の特産品をプレゼント。ぜひ、参加してお
楽しみください。
期間/9月 30 日(火)まで
場所/酒田市、遊佐町、秋田県由利本荘市、にかほ市の観光施設合計 16 ヶ所
問
庄内総合支庁地域支援課
0235(66)5442
<お知らせ>
7月1日から乳幼児医療給付制度の所得制限が緩和されます
【所得制限額】
扶養親族等の数
所得制限額
6月末まで
7月から
0
301 万円
460 万円
1
339 万円
498 万円
2
377 万円
536 万円
3
415 万円
574 万円
4
453 万円
612 万円
※第3子以降の場合、所得制限はありません。
医療証の交付、更新を受けるためには申請が必要です。詳しい手続き方法は、お住まいの
市町村担当窓口までお問い合わせください。
問
長寿社会課
023(630)2272
だれかに聴いてほしい悩みをお話しください
子ども家庭支援センター「チェリー」では電話、FAX、メール、来所による相談を受付け
ています。保護者・子ども・地域からの相談を受付けます。相談は無料、お話しされた事
の秘密は必ず守ります。お気軽にご相談ください。
利用日/月曜日∼土曜日
受付時間/午前9時∼午後5時(緊急の場合は 24 時間、電話対応します)
場所/子ども家庭支援センター「チェリー」(児童養護施設寒河江学園内)(寒河江市)
問
子ども家庭支援センター「チェリー」0237(84)7111
E-mail:[email protected]
FAX 0237(84)7112
B型・C型肝炎治療費助成のお知らせ
B型・C型肝炎ウイルスの除去のために行うインターフェロン治療で、医療保険の適用と
なる医療費を助成します。
※申請方法など詳しくはお問い合わせください
問
保健薬務課
023(630)2315
明るいやまがた夏の安全県民運動(7月 23 日∼8月 22 日)
夏はレジャー、暑さによる気のゆるみなどから交通事故や水の事故などが多くなる傾向に
あります。事故防止、青少年の健全な育成に地域で取り組み、楽しい夏を過ごしましょう。
※7月 23 日(水)午前9時 30 分∼山形駅西口広場にて出発式を開催します。
問
女性青少年政策室
023(630)2727
調査にご協力お願いします
「家計調査」
国の政策の企画・立案のための基礎資料となる重要な調査です。
調 査
<山形市>
<山形市>
<戸沢村>
対象
久保田一丁
鳥 居 ヶ 丘
古口の一部
目 7∼9 番
18,19,22,24 ∼
29 番
花楯一丁目 11
∼15 番
準 備
7月
8月
9月
9 月∼
10 月∼
11 月∼
調査
本 調
査
問
統計企画課
023(630)2187
個人事業税の納期限について
個人事業税の第一期の納期限は9月1日(月)です。該当の事業主の方には、納税
通知書が送付されます。口座振替による納税を希望される場合は7月 24 日(木)ま
で各総合支庁へお申込みください。
問
税政課
023(630)2005
地上デジタル放送への移行について
地上アナログ放送は、2011 年7月 24 日までに終了し、地上デジタル放送へ移行しま
す。地上デジタル放送をご覧になるには次のいずれかの方法での対応が必要です。
①地上デジタル放送対応のテレビに買い換える
②地上デジタルチューナーを買い足す
③地上デジタル放送対応済のケーブルテレビに加入する
県庁・各総合支庁では地上デジタル放送に関する相談窓口を開設しています。詳しくは県
ホームページへ。
問
情報企画課
023(630)2094
“もったいない”やまがた ECO チャレンジキャンペーン
家庭のアクション「1人1日1
kgCO₂削減」に参加しよう
地球温暖化の要因のひとつとして CO₂排出量の増加があります。小さな努力の積み重ね
で県内の CO₂の排出量の削減に取り組みましょう。
<申込み・応募方法>
①各総合支庁・県庁で配布する所定の登録(報告)用紙に取組み内容を記入し送付
②1ヶ月間の取組みを報告用紙で送付
※賞品の抽選時期:9月、12 月、3月
みんなで楽しく CO₂削減にチャレンジして素敵な賞品を当てよう!
問
環境企画課地球温暖化対策室
023(630)2335
スポーツ
○モンテディオ山形ホームゲーム
日
時
対戦チーム
会
場
7月9日
(水)
午後 7 時∼
セレッソ大阪
7 月 25 日
(金)午後 7
ザスパ草津
時 30 分∼
NDソフトスタジアム山形(天童市)
前売券自由席 2,000 円
(県内小中高生無料)
8 月 10 日
(日)午後 6 時
愛媛 FC
∼
8 月 23 日
ヴ ァ ン フ ォー
(土)午後 7 時
レ甲府
∼
※中高生は生徒手帳の提示が必要
○プロ野球楽天イーグルス 2 軍ホームゲーム
日
時
対戦チーム
会
場
7 月 8 日
(火)・9日
(水) 午後6
ヤクルト
時∼
山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム
(県野球場/中山町)
当日券
1,000 円
(県内小中高生無料)
8 月 5 日(火)・
6 日(水)午
ロッテ
後 6 時∼
8 月 24 日(日)
巨人
天童市スポーツセンター野球場
午後1時∼
当日券
1,000 円
(県内小中高生無料)
※中高生は生徒手帳の提示が必要
○将来のスター 若手選手が夢の競演!
プロ野球フレッシュオールスター2008
8 月 2 日(土)午後 6 時∼
山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム(県
野球場/中山町)
指定席 3,200 円内野 2,000 円(子ども 1,000
円)外野 1,000 円(子ども 500 円)ほかにファミ
リーチケットなどあります。問 山形蔵王タカミ
ヤホテルズスタジアム 023(662)5361
問
スポーツ保健課
プレゼントクイズ
023(630)2561
PRESENT QUIZ
正解者の中から抽選で山形セレクション「えだまめ」を5名様にプレゼント
<問題>今年で3年目となる県の計画は?「子ども○○○宣言」
○○○に入る文字は何でしょう?
はがきに①クイズの答え②県民のあゆみへの感想、地域の話題など③郵便番号、住所、氏
名、年齢、電話番号を記入してお送りください。E メールでの応募は、タイトル「プレゼン
トクイズ」で受け付けます。
締め切り
あて先
7月 31 日(木)(当日消印有効)
〒990-8570(住所不要)山形県広報室「県民のあゆみ」7月号
プレゼントクイ
ズ係
※応募いただいた個人情報は、商品発送と「県民のあゆみ」の記事作成にのみ使用し、そ
れ以外の目的には使用いたしません。
<編集室から>
誌面リニューアルから一年を迎えた「県民のあゆみ」は隔月 40 万部の発行。県民のみな
さんのご協力のもと各ご家庭にお届けしています。編集室では、この誌面を通して県が取
り組む課題や地域の旬の情報をみなさんと共有していきたいと考えています。誌面へのご
意見やご感想などお気軽にお寄せください。プレゼントクイズも実施中です。今月に続い
て9月、11 月、1月号の年4回、こちらもお楽しみに!
山形県の人口と世帯数平成 20 年 5 月 1 日現在(±前月比)
人口総数 1,190,840 人(−524 人)
世帯数 390, 676 世帯(+2,083 世帯)
<16 ページ>
タイトル)
k i d ' s r e p o r t キッズレポーターが行く!
し ご と
たい
プロのお仕事たんけん隊
Vol.7
へん
イラストレーター編
し ご と
しょうかい
か
ここではキッズレポーターが、いろんな仕事を 紹 介していくよ。今回は、絵を描くイラ
しゅんかん
ストレーター。イラストが生まれる瞬 間 を見に行こう!
けんちゃん・あゆみちゃん
う
しゅっぱつ
1.打ち合わせに出 発
し ご と
なが
けんちゃん・あゆみちゃん)仕事の流れをみせてください。
う
む
大場さん)これから打ち合わせに向かいます。
う
2.打ち合わせ
へんしゅうしゃ
ないよう
き
大場さん)編 集 者 とイラストの内容を決めていきます。
しゅざい
3.取材
か
ば し ょ
じっさい
おとず
さんこう
しゃしん
大場さん)描く場所を実際に 訪 れ、参考に写真やメモをとります。
したしら
4.下調べ
しりょう
けんちゃん)本や資料がたくさんあるね。
ま ち が
しら
か
大場さん)間違いがないように、調べてから描くんだよ。
5.下書き
たいへん
あゆみちゃん)だんだんカタチがみえてきたよ。下書きが一番大変なんだって。
こうせい
6.校正
へんしゅうしゃ
ま ち が
かくにん
大場さん)編 集 者 と間違いがないか確認し合います。
ちゃくしょく
7. 着 色
つか
ど う ぐ
つか
あゆみちゃん)みんなが使っている道具と同じものを使ってるんだね。
ど う ぐ
つか
大場さん)イラストで道具を使い分けているんだよ。
かんせい
8.完成
とど
けんちゃん)本などになってみんなの手元に届くんだね。
ど う ぐ
みせて!大切な道具
ぐ
ふで
あら
ひっせん
●絵の具をとき、筆を洗う筆洗
しゅるい
ふで
ちが
あじ
つか
●細いものから太いものまでさまざまな種類の筆を使い分けます
ぬ
すいさい
●ムラなく塗れるマーカーは、水彩とは違った味わい
ぐ
●さまざまな色を生み出す絵の具
いろど
ゆたか
● 彩 り 豊 かなパレット
イラストレーターさんからのメッセージ
しゅざい
か
お お ば
大場あつこさん(35 歳)
し りょう
か
しゅるい
取材をもとに描いたり、資 料 やイメージをもとに描いたりイラストの種類はさまざまで
き か く
ないよう
つた
す。イラストレーターは、自分の目線だけではなく企画の内容や見る人への伝わり方を考
か
こと
きょうみ
む
えて描きます。いろんな事に興味のある人が向いているのかもしれません。イラストを見
わら
すうびょうかん
て、笑ってもらえたり、数 秒 間 でも楽しんでもらえたりしたらうれしいです。
平成 20 年 7 月号県民のあゆみ
No.544
〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号
弘
隔月1日発行
編集発行◎山形県総務課広報室
023(630)2088
表紙題字/山形県知事
齋藤
Fly UP