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THE VASELINES New Album Sex With an X スコットランドのロック・レジェンド、ザ・ヴァセリンズ 実に 21 年ぶり（！）となる 2 枚目のフル・アルバムが完成！ PCDT-20 2,415yen [incl. tax] THE VASELINES are… 古くはオレンジ・ジュースに始まりティーンエイジ・ファンクラブ、ベ バンドやソロとして作品をリリース。90 年代～ 00 年代の音楽シーンに ル＆セバスチャン、モグワイ、フランツ・フェルディナンドなど世界的 おいて 2 人とも着実なキャリアを築いていくが、ヴァセリンズとしての なバンドを多く輩出する音楽都市となったスコットランドはグラスゴー 活動が再開されることはなかった。今の今までは…。 で 1986 年に結成されたインディー・バンド、ヴァセリンズ。そのオレ そう、その彼らが今回なんと約 20 年ぶりにヴァセリンズとしての ンジ・ジュースなどのポスト・パンクサウンドに影響を受け、ヴェル 再結成を実現！ 2008 年に地元グラスゴーでのチャリティー・イヴェ ヴェット・アンダーグラウンドとナンシー・シナトラ＆リー・ヘイズル ントでの再結成をきっかけに、1992 年のベスト盤『The Way of the ウッドのような音楽を目指したユージン・ケリーとフランシス・マッキー Vaselines: A Complete History』 を 出 し て い た ア メリ カ の 老 舗 イ ン によるデュオは、同郷のパステルズのレーベル〈53rd and 3rd Records ディー・レーベル、 〈SUB POP〉の 20 周年記念ライヴにも出演し、続 （レーベル名がラモーンズの曲名から付けられたことは有名） 〉から 2 枚 く 2009 年には〈サマー・ソニック〉でついに初来日も果たしてしまう。 のシングルを出したものの、 〈Rough Trade〉からのデビュー・アルバ そして同じく〈SUB POP〉から 2009 年に発売されていた新たなベスト ム『Dum Dum』のリリース直前の 1989 年に解散。たった 3 年という 盤『Enter the Vaselines』に続き、この 2010 年、ライヴでも活動を共 短い期間で活動を終えてしまう。 にしていたベル＆セバスチャンや 1990s のメンバーを迎えた 20 年越し そんな彼らに再び脚光が当たったのは 90 年代初頭、ニルヴァーナ の待望のセカンド・アルバム『Sex with an X』をついに発売する。カー のカート・コバーンが「世界中で一番好きなバンド」とファンを公言 トをはじめ多くのインディー・バンドに影響を与えてきた彼らが、この し、1992 年の『Incesticide』でヴァセリンズの“Molly's Lips”と“Son 新作で聞かせる最高のインディー・ロックの数々は、彼らがもう伝説の of a Gun” を、1994 年 の『MTV Unplugged in New York』 で“Jesus バンドではなく、今まさに全盛期を迎えようとする現在進行形のバンド Doesn't Want Me for a Sunbeam”をカヴァーしたことをきっかけに、 であることを高らかに示してくれている。この作品で彼らの音楽がさら そのピュアでポップなヴァセリンズのインディー・ロックサウンドが世 に多くの音楽ファンの耳に届くことは間違いないだろう。20 年の時を 界中のファンに認知され、伝説のバンドとして再評価されることとなる。 越えて本格始動するヴァセリンズに注目しよう。 また、それに呼応するように、ユージンは自身のバンド、キャプテン・ アメリカ～ユージニアスやソロとして、フランシスもサックルといった 2 THE VASELINES （安永和俊 /Office-Glasgow） フランシス・マクドナルド（ティーンエイジ・ファンクラブ） ヴァセリンズのマネージャーができてとても幸せだし、誇りに思っているんだ。彼らはものすごく影響力 のあるバンドだけど、素晴らしいポップ・ソングを書く楽しい人たちでもある。ニュー・アルバムは、 彼らにたくさんの新しい友人をもたらすだろう。ヴァセリンズのスピリットは強固なままだ。そして、ユー ジンとフランシスが一緒に歌うと未だに最高だしね。 ---------------------------------------------------------------------------------- SATOMI（DEERHOOF） 1993 年ごろにフランシスの歌声が大好きで、 『The Way of the Vaselines: A Complete History』をステ レオでかけながら、よくくちずさんでたー。キャッチーなメロディー、ボーカルデュエット、はりきり すぎず、 ひねくれた少年少女的なセンスがだいすき。去年、サマソニではじめてライブを見て、 え！？ フランシスの声がかわってなくて、いまでも少女のような澄んだ歌声でした。 ---------------------------------------------------------------------------------- CROSSBEAT ／荒野政寿 53rd & 3rd 閉鎖を乗り越えて発売に漕ぎ着けた涙の傑作『Dum Dum』から 21 年。ユー ジンが「ヴァセリンズはいつまでもパンク・ロック」と言い切る通りの 2 作目です。 “Exit The Vaselines”なんて言わず、このまま続けて！ ---------------------------------------------------------------------------------- ロッキング・オン／小川智宏 伝説のバンド、幻のバンド。ずっとそう思っていました。でも、ライヴを見て、そうじゃないことが 分かりました。彼らはいまも現在進行形でリアルな音を鳴らしていました。そしてこの新作。誰もが 待っていたヴァセリンズと、大人になって洗練されたヴァセリンズが同居する、美しくもスリリングな アルバム。これを奇跡と呼ばずして何と呼ぼう！ 奇跡の復活 !!! THE VASELINES 新作＆アーティストへ 向けて、 歓喜のコメントを いただきました !!! ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード新宿店／大石昌稔 あれあれ？ EUGENE さん、6 年前、 タワーレコード吉祥寺店のインストアライブ後の酒の席で熱燗（HOT SAKE）飲みながら「THE VASELINES は、若気の至りだから…」って言ってなかたっけ？でも許す！ FRANCES を連れて来日もしてくれたし、新作まで届けてくれた。しかも内容が新生 VASELINES じゃなく、 あの頃の VASELINES ときていて、もう、おじさん、号泣メ～ンなう！ ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード渋谷店／北爪啓之 ジャケとタイトルが妙にエロいので心配したが、内容はしっかりとラフ極まりないポップ・ソン グだったので拍手喝采である。ユージン・ケリーは何をどうやっても鼻歌的音楽に仕立ててしまう凄腕 の男だと再認識。気取らず身近でイノセントに…素敵だねぇ。 ---------------------------------------------------------------------------------- （株）山野楽器・商品部／小林万左志 ユージンとフランシスが作り出す音楽は、五感を刺激して、いつまでも心と体に痕跡を残す。21 年ぶりの新曲もピュアでキュートでセクシー。彼らのパッションがいつまでも変わらない事に誇り を感じる。僕らの前に再び現れてくれるなんて、すごく嬉しいよ。 ---------------------------------------------------------------------------------- HMV ルミネ池袋・洋楽担当／山下直也 VASELINES ありがとう！ 20 年振りのアナタ達は以前と変わらず、グッドメロディー、轟音ギター。 グランジ世代のボクの青かった時代が一瞬で蘇りました！ 親愛なるカート・コヴァーン。アナ タがいない 2010 年もそれ程捨てた世の中ではないですよ！ ---------------------------------------------------------------------------------- ディスクユニオン・営業部／小野肇久 穏やかで飾らない素のスタイルで私たちを楽しませてくれた 2009 年の来日公演。伝説が一人歩きし ているそのギャップが愛らしかったし、ナマでその姿が拝めただけでも一生分の価値を得たと思って いたのに、新譜ですか !? ローファイ・リヴァイヴァルと共鳴？ いやいや、そんなの全然興 味ないんだろうな、この二人は。 ---------------------------------------------------------------------------------- TSUTAYA RECORDS ／金子みどり 「関東のエディンバラ」こと某地方都市で青春時代を送った私。音楽好きのスモール・サークル内 のマスターピース「サン・オブ・ア・ガン」は、シアトルのあっちじゃなくて、元祖こっちヴァージョ ン。リアルタイムじゃなかったけど、私にとっては新鮮だった。あれから何年？ なんと新作が聞けるとは！ カートにも届くといいね。 THE VASELINES 3 THE VASELINES DISCOGRAPHY THE VASELINES: Sex With an X PCDT-20（P ヴァイン／トラフィック） -----------------------------------------------------------------------21 年ぶりの新作。それまでに様々なバンドやセッションで活動してきた 2 人だから、何か新しい音を奏でるのか なと想像していたら、全く違った！昔のまんま！プロデュースは『Dum Dum』と同じジェイミー・ワトソン、サポー トもベルセバのスティービー (Guitar) とボブ (Bass) に 1990's のマイケル (Drum) と文句のつけようがない最強 メンツ。1 曲目 "Riuned" の出だしからからして、"Son Of A Gun" を彷彿とさせるところなど、彼らの充実振りが うかがえる。これは、The Vaselines という枠を飛び越え、グラスゴー・ミュージックに駄作がないことを改めて 知らしめた記念碑的な作品と断言！全曲、秀逸！（大石） THE VASELINES Enter The Vaselines TRCP-61/62（トラフィック） -----------------------------------------------------------------------まさかの再結成→世界的規模の巡業に合わせて、古巣の SUB POP から発売された、彼らが監修した全曲リマスター全曲集 & 未発表音 源集。何より驚いたのは、DISC2 の初期音源デモから、ブリストル やロンドンでのライブ音源が収録されたこと。活動時期の彼らが、ど んな音を鳴らしていたかをようやく知る事が出来た衝撃は色んな意味 で大きい！再結成発表後に、この初期ライブ音源を聴くと、青春は一 度だけと諦めていた僕らに、もしかしたら、もう一度あるかも知れな いと思わせてくれる何かがある。 （大石） THE VASELINES The Way of The Vaselines（SUB POP） -----------------------------------------------------------------------多くの方が TNE VASELINES を知った 1992 年に老舗 SUB POP か ら発売された全曲集。彼らが過去に 53rd & 3rd レーベルから発売した EP『SON OF A GUN』 『DYING FOR IT』と LP『DUM DUM』 、未発 表曲 3 曲で構成。1998 年には国内盤も発売され、ネットが今ほど普 及していなかった当時、宮子和眞氏の解説は彼らの歴史を知る上で、 とても貴重だった。NIRVANA 経由で彼らを知る事になるリスナー以 外の層にも届いた事は重要。 （大石） EUGENE KELLY Man Alive PCD-23466（P ヴァイン） -----------------------------------------------------------------------THE VASELINES 以降も、CAPTAIN AMERICA（その後の EUGENIUS） を結成し、その他、THE FAMOUS MONSTERS、ASTRO CHIMP な ど、同郷グラスゴーの仲間と作品を発表してきた EUGENE KELLY が 2003 年に発売した初のソロ作。彼の音楽的なルーツとグラスゴー・ ミュージシャン特有の絶妙なソング・ライティングが丁度良い按配で 昇華された重要作。THE VASELINES 経由だけで知られるには、もっ たいない名盤！（大石） FRANCES MCKEE Sunny Moon PCD-23506（P ヴァイン） -----------------------------------------------------------------------THE VASELINES 以 降 は、PAINKILLERS、SUCKLE と EUGENE KELLY ほど精力的に活動はしてこなかった彼女が 2006 年に発売し た初ソロ作。彼女のルーツとなる、SYD BARRETT や NICK DRAKE 等のアシッド・フォークを主流とした曲の数々。EUGENE KELLY と は全く異なる、ソング・ライティングは、個人的に、GARAXIE 500 の名盤『ON FIRE』と張る程の白昼夢盤。聴いているだけで、くらっ くらする、あの感じ。 （大石） 4 THE VASELINES SUPERCHUNK DISCOGRAPHY ※掲載カタログすべて P ヴァインから SUPERCHUNK: Majesty Shredding PCD-93360 -----------------------------------------------------------------------★一曲目の「Digging For Something」のタイトルが全てを物語る、 9 年振りの「お帰り！」フルアルバム。地道に、 誠実に、 ブレることなく自らの道を歩み続け、 更に邁進し続ける彼らこそ US インディーの至宝！9th 到着！！ （馬嶋） ★長いブランクを全く感じさせない大新作。それも「変わってないね～」じゃなくて、スーパーチャンクの 呼吸していた日々が、歩いていた日々がしっかりと放たれているからたまらない。2010 年度マスト・ギター・ アルバム！（小林） Superchunk PCD-3835 -----------------------------------------------------------------------荒々しさこそ今よりもあれど、キラリと光るメロ ディーメイクは既にこの時点で顕在。フラッグソン グである「Slack Motherfucker」収録の 90 年発表、 記念すべき 1st アルバム。全ての始まり。 （馬嶋） No Pocky for Kitty PCD-3836 -----------------------------------------------------------------------「アージ・オヴァーキル、ビッチ・マグネット、それ にピクシーズの『SURFER ROSA』みたいにしたい …！」って事で、スティーヴ・アルビニに録音をお 願いしたセカンド。グランジ時代にこのポップさ… 当時は思っていた曖昧さが、実は彼等の超ポイント だった。 （小林） On the Mouth PCD-3837 Come Pick Me Up PCD-23017 -----------------------------------------------------------------------結成＆ MERGE 設立 10 周年にリリースされたジム・ オルーク PROD の 7 作目。 「新しいアングルから 見たスーパーチャンクのポップ・アルバムを！」が コンセプト。来日公演でも大合唱となった「Hello Hawk」などこれまた名曲ズラリ。 （小林） Here's To Shutting Up PCD-24096 -----------------------------------------------------------------------現在のメンバー 4 人が出揃った 92 年発表の 3rd ア ルバム。前作でのアルビニ仕事の後だから？全体的 にゴリッとした感触の残るパンキッシュな作風。こ の後のリリースは全て自身のレーベル MERGE か ら。 （馬嶋） -----------------------------------------------------------------------このアルバムですら 10 年経つのか…。僕らはなんだ か年を取ったと感じる事が日々増えていく中、彼ら は何も変わらないんだとちょっと感傷に浸ってしま う、Superchunk 史上「もっとも優しい」01 年発表 の 8th アルバム。 （馬嶋） Foolish PCD--3838 Tossing Seeds (Singles 89-91) / Incidental Music 1991-95 PCD-5832/3 -----------------------------------------------------------------------MATADOR を 離 れ、 運 営 が 軌 道 に 乗 っ て 来 た MERGE からの初オリジナルの 4 作目。メランコリッ クな名曲「Like A Fool」で幕を開ける今作は、勝 手に思っていた従来の「パワーポップ」 、 「ポップ・ パンク」ってなキーワードを大きく越えた US イン ディーの名盤。 （小林） Here's Where the Strings Come In PCD-3898 -----------------------------------------------------------------------95 年発表、世界遺産級の必殺曲「Hyper Enough」 収録の 5th アルバム。彼らを知らない人に紹介する 時は（そんな奴はいない！）何はともあれ 2nd とこ のアルバムを勧める訳で。彼らの 90 年代中期を代 表する傑作。 （馬嶋） Indoor Living PCD-3899 -----------------------------------------------------------------------更に不動の地位を獲得した 6 作目。一番暗くてエモ いアルバムと言えるかも。ホーンやマリンバなども 取り入れながら仰々しくならず、繊細なメロディー がナチュラルに刺さりまくり。マックのソロ・ユニッ ト、ポータスタティックに通じる感も。 （小林） -----------------------------------------------------------------------「初期の彼らを深く知る為の最も早い方法は、この 作品をチェックすることだ。 」とは誰が言ったかは知 らないが、デビューシングル「What Do I」から 95 年までの彼らのシングルをコンパイルしたアンソロ ジー的決定盤。 （馬嶋） Cup of Sand PCD-26006/7 -----------------------------------------------------------------------定期的にやって来るコンピレーション第三弾は CD 二枚組の大ボリューム。シングル、 オムニバス参加曲、 映画「サバービア」サントラ収録曲、更にはアダム ＆ジ・アンツ、デヴィッド・ボウイ、ガヴァメント・ イシューのカバー （ジョンがヴォーカル！） も。 （小林） Leaves in the Gutter PCD-93251/2 -----------------------------------------------------------------------前作から 8 年振り、09 年にリリースされた完全復 活の狼煙的 4 曲入り EP。必殺キラー・リフレイン・ ギターの一曲目冒頭で既にニンマリ。 「Learned to Surf」は最新アルバムでは新アレンジでの録り直 し！！（馬嶋） SUPERCHUNK 4 ジェレミー・ギャラ（アーケイド・ファイア） 正直に言おう。スーパーチャンクはぼくの昔から大好きなバンドのひとつだ。音楽を聴き始めた 頃からずっと聴き続けている数少ないバンドだよ。彼らがバンドをやっていなかったら、間違いなく ぼくもバンドをやっていなかった。誰かに『ノー・ポッキー・フォー・キティ』をカセットでもらっ てから、アルバムが出たら真っ先に買いにいっているよ。9 月にレコード屋で会おう！ ---------------------------------------------------------------------------------- ロッキング・オン／小川智宏 疾走するギターと急カーブを描いて上昇していくメロディ！去年の EP、そして来日、まさかまさか と思っていましたが、ついにきました 9 年ぶりのニュー・アルバム。なんでこんなに瑞々しいんだ？ なんでこんなに眩しいんだ？ 何も変わらない、でも確かに新しいスーパーチャンク。ここには永遠 の青春が、永久に続く夏が、甘酸っぱいメモリーが、目一杯詰まっている。 ---------------------------------------------------------------------------------- ディスクユニオン営業部／加藤達郎 『Here's To Shutting Up』ですら後追いの世代が“待望の！”と言うのは不自然でしょうか？ でも 逆に言えば、リアルタイムの大人たちよりも強く待ち望んでいたんです。だって、これ が僕らにとって初めての、彼らの“ニュー ･ アルバム”なのだから！冗談でもハイプでも なく、涙が止まらないのです。 。 。 ---------------------------------------------------------------------------------- ＨＭＶ商品＆マーケティング本部／福田 誠 時代が変わっても変えちゃいけないものがある。誤解を承知で言えばこのバンドを理解 できない人はロックを語ってもいけないとも思う。アラフォーでその半分以上をロックの中で 生計を立ててきた自分にとって、いまだにロックって何か？って真摯に考えている。でも、たどり着くの は UK のバンドたちではなく、いつもこのバンドなんだ。マックの「泣き止んだあとの子供のよう なヴォーカル」とスウィートかつ振幅の激しいメロディーからは虚栄心なんてものは 「だから自分はこんな隅っこで存在していいんだ」との勇 皆無。真の DIY の活動も含めて、 気をいまだにもらっている。親友。 ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード新宿店／馬嶋 亮 かれこれ彼らに出会って十数年になるのだけれど、昨年のライブや今回の最新作を聴いて「まだ君 たちはこんなにも心を揺さぶる素晴らしい歌を僕に聴かせてくれるのか！」と改めて強 く思うのだ。派手な上下を繰り返すのではなく、一貫して安定したクオリティを保ち続ける（そ れも 20 年以上！）ことの凄さ、そしてそれに応えられる“Superchunker”の一員を代表 してあえて申し上げたい。 「僕らは・スーパーチャンクが・大好きだ！」 。お帰りなさい、ずっ と待ってたよ。 ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード名古屋パルコ店／後藤裕之 1999 年に初めて彼らの音楽を聴いて、 「あ、この辺りだな」って分かった。昔も今も、フラフラと漂う 様にいろんなジャンルの音楽聴きます。が、1999 年以降は、 「US インディ好き」というリスナーとし てのホームを見つけた。彼らが教えてくれた。 ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード梅田 NU 茶屋町店／黒田朋規 チャペン・ヒルの至宝であり、MERGE と共に成長し続ける涙の良心。結成以来のハードコアな 魂と演奏は、唄心となり優しく包む。8 年間の活動休止、MAC の PORTASTATIC、MERGE の 仲間や作品など、取りまく事実も彼らを語り、暴れ泣き続ける。 ---------------------------------------------------------------------------------- タワーレコード秋葉原店／武田政弘 初めてスーパーチャンクを聴いたときの甘酸っぱさと、新作を聴いたときの甘酸っぱさが全く変わら ないなんて…。なかなかいませんよそんなバンド。それは彼らがずっと少年のままだからでしょ うか。スーパーチャンクがいれば僕らもずっと少年のままでいられます。ありがとう。 ---------------------------------------------------------------------------------- 片岡 壮（Yes Magazine 編集長） ぼくらの前でも、後ろでもなく、すぐ隣をいつも全力で走り続ける、スーパーチャンク。流 行を追わず、時代に阿らず、常に音楽と真摯に向き合う、マージ・レコーズ。20 年にも及ぶ そんな“ひたむき”が育んだ大きな果実は、インディ・ロックの夢の結晶そのものだと思う。 3 SUPERCHUNK みんな大好き、 SUPERCHUNK!!! 新作、アーティストへ 向けた 熱いコメントが 届きました !!! SUPERCHUNK are… さてさてスーパーチャンク。この名前を口から放つたび、ドキドキワクワクし ちゃうのは私だけでないハズ。更に昨年の超久々ジャパン・ツアーで、そのゾ クゾク度は一気にとんでもないところまでイッちゃいました。本当に～本当に～ 良かったな～ライヴ。涙って枯れる事は無いんだなぁ～。そんでもって一緒に ツアーをずっと回って、色々接して、何と言ってもスーパーチャンクみんなの人 柄がとんでもなくてとんでもなくて。ずっと長い間インディペンデントで活動し、 レーベル ATLANTIC と提携した為、幅広く彼等の名前は広がって行きまし 自らのレーベル「MERGE」もやってて、 それもアーケイド・ファイヤーとかスプー た。そして 4th の「FOOLISH」 （94 年）からは MERGE を完全にホームとし、 ンなんかで大成功してるのに、その全く揺るがないスタイルから絶対「分かっ 「HERE'S WHERE THE ATRINGS COME IN」 （95 年） 、 「INDOOR LIVING」 てる人達なんだろうなぁ～」…ってある程度は予想はしてたけど、そんなの遥か （97 年） 「 、COME PICK ME UP」 （99年） 「 、HERE'S TO SHUTTING UP」 （01年） に越える位、温かくて、優しくて、大人で、やんちゃで、ポジティヴで、純粋で、 と確実にアルバムをリリース。しかし Laura の育児期間などもあり、ココで ナチュラルで、スニーカーで、ジーパンで、禿げてて、酒飲んで、おでんもお スーパーチャンクは休養期間へ。Mac は自身のソロから生まれたポータス 好み焼きもウマイウマイって。こんなにもスーパーチャンクの音にぴったりの人 タティックを、更に Jon はルーツ系オルタナ・バンドのザ・マウンテン・ゴー 達見た事無い…って、変な言い方ですが、とにかくその人間性とのハマリ具合 ツなどで大活躍。また MERGE からは先述のアーケイド・ファイヤーやスプー に心から感動してしまったのです。更に結成から 21 年というとんでもない時間 ンを始め、ラムチョップ、マグネティック・フィールズ、シー＆ヒム、テレ が経っているのに、 スーパーチャンクはまだまだ歩き続けてる。新鮮さを全く失っ キネシス、更にはルー・バロウ、ティーンエイジ・ファンクラブまでも作品 ていないどころか、どんどん輝きを増している。その様は昨年のライヴを目撃し をリリース。スーパーチャンクは休んでいても、その存在は確実にシーンの た方なら確信しているでしょう。このバンドが本当にとんでもない存在だって事 ド真ん中に君臨しておりました。そして 09 年の結成 20 周年の年に復活！ を。それもフツーの地味な 4 人が…ってところが更に燃えますよねぇ！ シングル「LEAVES IN THE GUTTER」 、 「CROSSED WIRES」の発表、そ して待望の大来日でニッポンを大爆発させちゃったのでした。 そんなスーパーチャンクは、1989 年にアメリカ合衆国ノースカロライナ 州チャペルヒルで結成。メンバーは Mac McCaughan (guitar/vocals)、Jim そしてそして！全世界待望の新作「Majestry Shredding』です。コレが Wilbur (guitar)、Jon Wurster (drums)、Laura Ballance (bass) の４人。バン 本当に！本当に！本当に！素晴らしい！嘘じゃないっす。等身大の姿でピュ ド結成と同時に自身のレーベル「MERGE RECORDS」を立ち上げシングル・ アに音楽を続けているだけなのに、そのピュアさがあまりもデカくて説得力 デビュー。1st アルバム「SUPERCHUNK」 （90 年）は MATADOR からリリー あり過ぎて。出来そうで出来ない、見せられそうで見せられない、本当の「自 スされ、更に 2nd「NO POCKY FOR KITTY」 （91 年）はスティーヴ・アル 分の姿」をナチュラルに放つ最高傑作。正にインディペンデント・シーン ビニ録音、 続く 3rd「ON THE MOUTH」 （93 年）は MATADOR がメジャー・ の「優しいゴッド」 。大好き過ぎです！（小林英樹／ contrarede） SUPERCHUNK 2 SUPER CHUNK New Album USインディーの真の雄、9 年ぶりの奇跡の新作 !!! PCD-93360 2,415yen [incl. tax] Majesty Shredding