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アクションプランの進捗状況 (別紙)

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アクションプランの進捗状況 (別紙)
参考資料2
アクションプランの進捗状況
(別紙)
経済産業省
製造産業局繊維課
Tokyoeye事業の概要
別紙1
事業の特徴
tokyoeye事業は、高評価でありながら海外市場でほとんど存在感のない我が国の繊維・ファッション関連事業者(主は中小企業)の海
外市場開拓を支援するために始めた事業。
全国から日本の良いものを厳選して、 海外でブランド力のある“東京”という視点で一体的に海外市場でアピールする。
事業形態は商談会(BtoB)及びテストマーケティング(BtoC)の一体的取組。単なる発信イベントとならないよう、展示商談会前後のサ
ポートを充実させて確実にビジネスに繫げることを目指す。
そのため、世界市場で実際のビジネスを行っており、活きたネットワークを有する事業者(商社等)に事業を委託。受託者は、ブランド
の厳選とともに、現地パートナー企業の活用等を図りつつ、参加ブランドの販路開拓を強力に支援。
一方、参加ブランドに対しても、他人任せに陥ることを防ぐため、現地への責任者の派遣や商談価格帯の事前準備などの義務化や輸
送費等の一定の自己負担を徹底。
これまでの取組と成果
これまで、世界のファッションの中心たるパリ、巨大な成長市場を有する中国(上海)を
中心に事業を実施。(右参照)
商談会・テストマーケティングの場での成約金額は各都市とも1回あたり500万円前後
にとどまるが(テキスタイルは例外的に1億円以上)、現地での反応を踏まえて、事業後
に参加企業が自主的に海外進出を決定したり、現地セレクトショップが参加ブランドを
商品コレクションに加えるなど、継続的なビジネスに繋がる動きが多く見られている。
<事業スキーム図>
1.アパレル・雑貨分野
21年度・・・パリ、上海にて商談会、テストマーケティングを
実施
22年度・・・パリ、上海に加えて、香港、インドでも実施
2.テキスタイル分野
22年度・・・中国・広州にて商談会、現地アパレル企業訪問
を実施
3.機能性繊維分野
22年度・・・上海にて、対消費者向けの発信イベント、商談
会を実施
現地パートナー
(代理商、小売店、デザイナー等)
協
力
バイヤー誘致等、各種コネクションの活用
メディア等へのPR活動
事業の受託者
事業の受託者
国
公募
(外部審査委員会
において選定)
○
採
用
A社
製
品
(事業全体をマネージメン
(事業全体をマネージメント)
ト)
•• 市場調査
市場調査
•• 商品コレクショ
商品コレクショ
ンの厳選
ンの厳選
•• 貿易実務等の
貿易実務等の
サポート
サポート
B社
製
品
×
不
採
用 C社
製
品
海外展開
○
採
用
D社
製
品
ターゲット市場(欧州、中国等)における
・プロモーション
・現地バイヤー、代理商等との
ビジネスマッチング
・対消費者向けテストマーケティング
1
Tokyoeyeパリ
• 世界のファッションビジネスの主要地であるパリにおいて、日本の旬なファッションブランドを厳選しパッケージ化
した上で、現地で活躍する現役のセールスエージェントを招聘し、現地バイヤー等との商談会(BtoB)、現地消
費者に対するテストマーケティング(BtoC)を実施。
• これまでのところ、成約金額では大きなものとはなっていないものの、通常初めての出展ではほとんどオーダー
がつかないと言われる中、パリという土地柄もあり、世界各国のバイヤーから多くのオーダー実績があった。
事業概要(21年度)
有能なブランドの選定
旬な日本のファッ
ションブランド
成果(21年度)
<BtoB>
・集客力のあるTRANOI SHOWROOM(2010年3月4日
~11日)において展示商談会
パッケージ化
小物等
鞄
・現地エージェントによるバイヤー誘致、販促支援
・現地専門スタッフの採用による積極的な対外PR
・事業実施者(受託者)による貿易実務等のサポート
アパレル
・全国から意欲あるブランドを公募
・進出市場にあわせ、「売れるもの」を厳選
・「旬な東京のブランド」という切り口でパッケージ化
<BtoC>
・世界的にも有名なセレクトショップ「colette」でのテス
トマーケティング(2010年2月15日~27日)
参加ブランド
•中小企業の全14ブランドが参加。
(アパレル10ブランド、アクセサリー・雑貨等4ブランド)
22年度事業
TRANOI SHOWROOM展示商談会セレクトショップ「colette」内のテストマーケティ
ング
1.10月展
参加ブランド:11ブランド(アパレル:8,アクセサリー・雑貨等:3)
事業内容: TRANOI SHOWROOM(2010年10月1日~6日)での展示商談会
成果:オーダー数は21件と前回と同様。前回から継続参加しているAULA AILAは
取引数10件、金額約460万円の成果であった。
パリでの開催は2回目であったことから、最初から日本ブランドのオーダー
を目的に訪問するバイヤーが増加。
バイヤーの国籍は、中国含め前回よりも一層バラエティに富んだものとなった。
直接的な商談実績:約650万円
通常1シーズン目ではほとんどオーダーがつ
かないと言われる中、世界中のセレクトショッ
プ等から22件のオーダーが入った。
オーダー元はイタリア企業が中心であったが、
その他、フランス、アメリカ、アラブ首長国連
邦、サウジアラビア、シンガポール、香港など
世界中に広がる。
多数 オ ダ を得た パ
多数のオーダーを得たアパレルブランドの中
ブ
ド 中
には、海外での販売専用の商品開発を新た
にスタートさせたブランドも存在。
現地評価を受けて、日本国内のバイヤーか
らの引き合いが増えた。
事業の直接的成果
<BtoB> 約503万円
<BtoC> 約169万円
2.3月展
参加ブランド:9ブランド(アパレル:7,アクセサリー・雑貨等:2)
事業内容: TRANOI Carrousel de Louvre(2011年3月4日~7日)での展示商談会
また、TRANOIのWebsiteにて消費者向けテストマーケティングを実施
成果:オーダー数は15件だが、3月実施の展示会のため、取引内容金額が未確定なもの多数、
今後増加の見込み。また、日本のショールームでオーダーを入れたい、香港のセレクト
ショップ「JOYCE」にて7月にエキシジビションを実施したいというオファー等があった。
10月展から継続参加のJOJI KOJIMAが取引件数を伸ばすなど、tokyoeyeの認知度は高
まっており、継続的な参加の重要性を強く感じるものとなった。
2
直接的な商談実績:約650万円
Tokyoeye上海
• 富裕層市場を始め市場が拡大しつつある中国(上海)において、日本の旬なファッションブランドを厳選
しパッケージ化した上で、現地の経済界、政界に幅広いネットワークを持つ事業者を活用し、現地バイ
ヤー等との商談会(BtoB)、現地消費者に対するテストマーケティング(BtoC)を実施。
• 商談会等での成約金額では大きなものとはなっていないものの、本事業実施後に複数の参加ブランド
が自主的に現地進出したり、現地企業との取引を開始するという動きに繋がった。
事業概要(21年度)
有能なブランドの選定
旬な日本のファッ
ションブランド
小物等
パッケージ化
鞄
アパレル
<BtoB>
・上海マート(2009年11月10日~2010年3月26日)にお
いて展示商談会 ※1ヶ月毎に展示ブランドを変更
・上海マートによるバイヤー誘致、販促支援
・現地PR企業の活用による積極的な対外PR
・事業実施者(受託者)、上海マートによる実務サポート
<BtoC>
・上海の百貨店の中でもファッション感度の高い層の集
まる百貨店である久光百貨店でのテストマーケティング
(2009年12月1日~2010年3月31日)
・全国から意欲あるブランドを公募
・進出市場にあわせ、「売れるもの」を選定
・「旬な東京のブランド」という切り口でパッケージ化
参加ブランド
•中小企業の全18ブランドが参加。
(アパレル14ブランド、アクセサリー・雑貨等4ブランド)
上海マート展示商談会会場
久光百貨店内のテストマーケティング
成果(21年度)
現地での好評価を受けて、複数のブランドが下
記のように様々な形で自主的に現地進出を開
始。
現地セレクトショップへの卸売り開始(ジーン
ズ)
中国向けネット販売開始、上海での独自の
ファッションショーの実施(高級Tシャツ)
現地代理商が展開する店舗での試験販売、
現地法人の設立(旅行カバン)
現地日系百貨店での試験販売(ステテコ)
事業の直接的成果
<BtoB> 約300万円
<BtoC> 約111万円
22年度事業
1.ビジネスマッチング
2.テストマーケティング
参加ブランド:8ブランド(アパレル:5,アクセサリー・雑貨等:3)
参加ブランド:7ブランド(アパレル:5,アクセサリー・雑貨等:2)
事業内容:八号橋:3号館(2010年12月20日~24日)での展示商談会
事業内容: SEVENDAYSでのテストマーケティング(2010年12月20日~2011年3月31
成果:参加8社のうち、4社が既に代理商、バイヤーとの具体的な取組みをスタート。
日)
また、これから発展が見込まれる商談も多数あり。昨年度を大きく上回る
成果:SEVENDAYSには、日本ブランドとの取組拡大に向けたプロジェクトとして
来場者数、取引件数を達成。
tokyoeye事業を積極的に協力いただいている。
○直接的な商談実績
○直接的な販売実績(平成23年2月現在)
取引件数:25件(取引に可能性のあるものは約70件)
販売総額・・・85,081元(約130万円)
3
取引金額:約4000万円
総販売点数・・・25点(10万円以上の高額品も販売)
tokyoeye香港
• 中国・アジア市場と強いネットワークを持つ華僑等とのマッチングを図るべく、香港ファッション・ウィークにおいて、日本の旬
なファッションブランドを厳選した上で、商談会、ファッションショー、テストマーケティング(実店舗及びネット)を実施。
• 複数の参加ブランドがアジアを中心とするショップ等からオーダーが入り現在商談中。現地企業と提携したブランドもあり。
事業概要(22年度)
成果(22年度)
有能なブランドの選定
<BtoB>
・香港ファッション・ウィーク(2011年1月17日~20日)におい
て展示商談会
・同ファッション・ウィーク期間中、ワールドブティック香港に
おいてファッショショー
旬な日本の パッケージ化
ファッションブラ
ンド
小物等
鞄
・現地にネットワークを有する日系企業の活用による事前売り
込み、バイヤー誘致等
・雑誌等と実店舗の事前プロモーションによる消費者への浸
透
アパレル
<BtoC>
・全国から意欲あるブランドを公募
・進出市場にあわせ、「売れるもの」を選定
・「旬な東京のブランド」という切り口でパッケー
ジ化
・香港でも代表的なショッピングセンターであるミラマーショッピ
ン
グセンターでのテストマーケティング(2011年1月15日~28
日)
・タオバオを利用したWEBテストマーケティング(2月12 日~)
事業実施直後であるため、ほとんどのブラ
ンドは関心を有するショップ等との商談の
最中であるが、下記のように具体的な動き
も見られる。
香港高級ブティック「JOYCE」にて4ブラ
ンドの期間限定での取り扱いが決定。
( 2011年2月24日~2週間)
香港最大のセレクトショップ「I.T」との提
携が決定(レディース/メンズアパル)
初回オーダーとして月間50万円平均で
の商談成約(ジーンズ)
展示会来場者数(会場で受け取った名刺枚数の集
計)
日別来場者数
(単位:人)
90
80
80
67
70
60
50
参加ブランド
42
40
30
•中小企業の全9ブランドが参加。
(アパレル8ブランド、アクセサリー・雑貨等1ブランド)
20
8
10
0
2011/2/17
2011/2/18
2011/2/19
2011/2/20
展示会アンケート分析
ミラマーショッピングセンターでのテストマーケティ
ング
香港ファッションウィーク展示商談会
展示会アンケート分析では、デザインに関して8割
以上の来場者が非常に良い、良いと評価、品質に
ついても6割程度が品質の高さを評価した。価格に
ついては約4分の1の来場者が高いと評価した。 4
tokyoeyeインド
• 中国に次いで、大きな市場ポテンシャルを有するインド市場に、中国、韓国等に先駆けて基盤を構築するため、現
地経済界に幅広いネットワークを有するパートナーを活用しつつ、現地バイヤー、エージェント等との商談会等ビジ
ネスマッチングを実施。
• 日本のファッションブランドを見るのが初めての来場者が多く、商談実績は多くはなかったが、今後日本ブランドとの
ビジネスを前向きにとらえている商談会来場者が多かった。
事業概要(22年度)
<BtoB>
・ラクメ・ファッション・ウィーク(2011年3月11日~15日)にお
いてファッショショー及び展示商談会
有能なブランドの選定
旬な日本の パッケージ化
ファッションブラ
ンド
小物等
成果(22年度)
鞄
アパレル
・全国から意欲あるブランドを公募
・進出市場にあわせ、「売れるもの」を選定
・「旬な東京のブランド」という切り口でパッケージ化
参加ブランド
・ラクメ・ファッション・ウィークの主催者であるIMGとの連携に
よる事前売り込み、バイヤー誘致等
・現地のファッション雑誌やテレビ等の広報媒体等を通じた事
前プロモーションによる消費者への浸透
<BtoC>
・ムンバイで代表的なセレクトショップであるMERANGE及び
デリーで代表的なセレクトショップであるsamsaaraでのテ
ストマーケティング(2011年3月12日~18日)
※東日本大震災の影響により中止
事業実施直後であるため、関心を有する
ショップ等との商談の最中であるが、インド
の他、アメリカ、イギリスシンガポール等に
75店舗を展開するショップからオーダー獲
得(雑貨等)等の動きも見られる。
初回オーダーとして、1千万円以上獲得し
たブランドあり。(メンズ・ユニセックス)
事業の直接的成果
<BtoB> 1千万円以上
【展示商談会来場者アンケート結果】
日本ファッションブランドへのイメージ
•tokyoeye展示会を見て、日本のファッションブラン
ドへの関心は高まりましたか?
No 2%
•中小企業の全6ブランドが参加。
(アパレル5ブランド、アクセサリー・雑貨等1ブランド)
Yes
98%
・tokyoeye展示会を見て、日本のファッションブラン
ドと取引をしたいと思うようになりましたか?
ラクメ・ファッション・ウィーク展示商
談会
ラクメ・ファッション・ウィークでのファッション
ショー
No
20%
Yes
80%
5
tokyoeye テキスタイル事業について
①事業概要
日本テキスタイルの中国市場開拓を進めるため、現地に幅広いネットワークを有する台湾のエージェ
ント(代理商)を活用し、展示商談会を開催。また、展示商談会終了後、フォローアップも含め現地アパ
レルの個別訪問を実施。
場
所:中国・広州(顧客たる高級レディスアパレルの集積地)
会
期:平成22年12月7日(火)~9日(木)
出展企業:中小企業10社
本事業の特徴:
・出展企業は現地ニーズにマッチする企業を全国から公募。
・会期中、現地で商談が行える責任者を派遣することを出展企業に義務化。
・招待客についても、日本テキスタイルを製品に使用する可能性のある広州、深圳等の高級レ
ディースアパレルを厳選、中身の濃いクローズドな商談を実施。
・現地に精通した台湾エージェントが展示商談会の前後におけるビジネスサポートを実施。
・台湾エージェントは、成約実績に応じた報酬を参加企業から受取り(インセンティブ)。
・展示商談会とあわせて、日中企業がお互いの状況をよりよく理解するための討論会を実施。
②成果
来場者数:約300名(約70社) アパレルのオーナー、チーフデザイナー、代理商、ショップ店長など
成約実績:約1.3億円/約90,000m(※国主導の商談会で最大規模の成果)
今後の課題:中国では想定外のバルクオーダーが入りうることを念頭に置いて、事前の価格設定、協
力工場を含めた生産背景の把握が必要。
6
Tokyoeye-tech(12月~1月の事業)の実施概要
事業概要
(オープニングイベントでの展示)
リアルクローズ、子供服と併せて、我が国が強みを持つ高機能繊維製品を中国
市場に向けて展示・発信する事業を上海において実施(Tokyoeye-girls, -kids, tech)。
高機能繊維市場は、国内では近年市場が拡大しつつあるものの、海外ではまだ
黎明期。このため、まずは中国の消費者へ認知度を高めるために、発熱性など各
種高機能製品の展示発信、実際に体感してもらうためのモニタリング調査を実施。
開催場所:中国上海
(正大広場での展示)
開催時期:オープニングイベント
平成22年12月21日
OPAビルでのキャンペーン
平成22年12月27日~平成23年1月9日
正大広場ファッションショー
平成23年1月8、9日
モニタリング調査(延べ250人)
出展企業:日本化学繊維協会加盟企業(東レ、帝人、三菱レイヨン、クラレ、ユニチカ、東洋紡、
紡
旭化成)
出展商品:上記企業が製造した糸、中小企業が製造したテキスタイルを活用した高機能アパレ
ル製品
事業の結果
・消費者へのモニタリング調査の結果、高機能繊維製品の満足度は8割以上、購入意向度は7割以上がポジティ
ブな評価。特に肌に触れるタイツと肌着は、満足度や購入意向度が高い結果となった。
・許容価格についての調査を行ったところ、通常購入品よりも15~40%高くても買いたいとの回答。
・現地専門家等のヒアリングにおいても、コピー商品の懸念から単なる商品デザインのみの勝負から脱却する必要
があるとの意見があった。
・今後は、発信・調査だけでなく、いかに高機能繊維製品の海外市場でのビジネス化を図っていくかが課題。
7
Tokyoeye-tech(3月の事業)の概要
(中国の消費者の様子)
事業概要
12月、1月の「tokyoeye-tech」事業は、BtoC向けの展示・発信事業を実施し、消費者への高機能繊維の
浸透度を深めたのに対し、3月の事業は、BtoC向けの高機能繊維製品の展示・発信事業に加えて、現地
の企業又はバイヤーを招待し、BtoB向けのビジネスマッチングを実施し、日本の繊維メーカーの機能性繊
維素材の中国ビジネス展開を促進する。
・現地の企業者や消費者向けの展示・発信事業(インスタレーションの実施)
※テーマは「Functional Funtasy」。日本のハイテクな高機能素材をハイデザインと融合させて紹介する。
※多数の来場者に対応するため(数十万人になる可能性)、試着が不可能な中、デザイナーの総合プロデュース
によって、モデルによるパフォーマンス、実際に生地を体感できる仕掛け(展示品を自由に触れるようにするな
ど)を工夫し、消費者に対する日本のテクノロジーへの理解を深める。
(現地企業への説明の様子)
・現地企業、バイヤーとのビジネスマッチング
・展示とは別に、グループインタビューを実施。実際に製品サンプルの試着、使用してもらうことによる中
国の消費者の意識調査を実施
開催時期:平成23年3月4日~6日
開催場所:上海
開催場所 海 ガンホイ広場
ホ 広場
出展企業:日本化学繊維協会加盟企業7社(東レ、帝人、三菱レイヨン、クラレ、ユニチカ、東洋紡、旭化成せ
んい)
出展商品:我が国の高機能繊維素材を活用し、デザイナー津村耕佑氏がデザイン、制作した製品を展示
事業の結果
・BtoBの成果としては、中国企業とのネットワークを有する上海マートを通じて現地のアパレル企業、バイヤー等に呼
びかけを行った結果、約92社の現地企業との連絡先を交換し、今後の商談を進めることとなった。
※商談例
中国の大手航空メーカー:社員7000人のユニフォームの素材として考えたい。
ハイエンド・アパレルメーカー数社:少々価格が高くていいから、いい素材を購入したい。
・BtoCの成果としては、来場者の声として、日本の素材はクオリティが高い印象、化学繊維をはじめとした高機能繊維
は中国市場でも浸透しつつある、といった声が聞かれた。(中国では化学繊維よりも天然繊維を好む傾向がある。)
今後の展開
・本事業でのビジネスマッチング、消費者への浸透などを踏まえ、企業自らが高機能繊維の現地企業への売り込みを図る。
・その際、素材メーカーだけでなく、我が国のアパレルメーカーをはじめとした最終製品販売メーカーも巻き込むとともに、
8
「クールジャパン戦略」にも位置づけることで、我が国が強みを有する「ものづくり」をクールジャパンにつなげる。
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