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お産現場からの声 - Biglobe

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お産現場からの声 - Biglobe
お産現場からの声
~垣間みた真実~
調査班代表
医学部4年
雨宮 愛理
私たちの調査の概要
形式
アンケート記入、聞き取り
妊産婦
実施期間 2007.10.15~(4週間)
医学部生
回答数
計605名
妊産婦 助産師 産婦人科医 102名
10名
14名
救命救急士
医学部生 3名
476名
助産師
お産
救命救急士
産科医
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
調査の回答のうち、代表的なものを「生の声」として発表します。
産科医
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
産科医
1.妊婦さんの声
早く出産施設をきめて、と言われました。
(-妊娠6ヶ月)
出産施設が見つかるかどうか心配です。
(-妊娠6ヶ月)
お医者さんが忙しいのか、
話を聞いてもらえる時間が少ない。
(-妊娠3ヶ月)
1.妊婦さんの声
もし何かがあったときに、
受け入れ先の病院があるのか心配です。
(-妊娠5ヶ月)
磯子区に住んでいるのに、
東京都の世田谷区まで運ばれました。
(-産後7ヶ月)
横浜市ホームページトップ> 健康福祉局 > 横浜の医療 > 出産及び妊産婦健診を実施している施設(栄区)
横浜市ホームページトップ> 健康福祉局 > 横浜の医療 > いながクーマ
出産及び妊産婦健診を実施している施設(栄区)
1.「横浜市栄区でのお産施設ゼロに」
(神奈川新聞 2007/06/21)
アンケート調査の回答
分娩ができる病院が、
近所にひとつもないことがわかり、
「医者不足」を実感しました。
(-栄区 妊娠5ヶ月)
安心して出産できる場を!!
(-栄区 妊娠8ヶ月)
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
産科医
2.検診を受けない妊婦さん?
区役所に勤める助産師さんの声
母子手帳を取りにくる余裕さえない妊婦がいます。
出産施設を見つけられない方もいます。
出産まで受診をしない方もいるようです。
個人病院に勤める助産師の声
それまで検診を一度もしていない妊婦さんを、
出産直前で受け入れることは、
私の病院ではしません。
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
助産師
医学部生
お産
救命救急士
産科医
3.助産師も忙しい
(-助産師8年目)
時間的・精神的に余裕がなくなっていました。
夜中に妊婦の転院搬送先を探し始めたのに、
見つかったのは明け方のことがありました。
日勤のはずが、夜の23時まで勤務
3.助産師の役割をもっと発揮したい
妊婦さんの抱えているストレスの原因や、
身体面だけでなく精神・社会的な面を、
総合的にみることができます。
助産師外来を設立する動き
産科医療スタッフの間で、
コミュニケーションをとるのが難しい・・・。
助産師⇔産科医
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
産科医
4.ある女性医師のジレンマ
(-産婦人科医17年目、地域病院)
一生涯の仕事になるやりがいを感じたが、
勤務条件があまりに過酷で、
耐えられず、非常勤になりました。
年間150件以上の分娩を扱う
常勤は1人=ひとり医長
(参考)ある開業医の勤務状況
v v
24時間続けて働くのが月の半分
休日は月に2回
5.産科医がいない
(-横浜市内の区役所 こども家庭支援担当 係長)
妊婦さんに紹介できる病院が、
特に昨年から少なくなっています。
来年4月まではどこも予約でいっぱいです。
最後まで分娩施設が見つからず、
出産直前に飛び込み出産をする人もいます。
分娩施設の相次ぐ閉鎖
そのきっかけは・・・??
(参考)福島県 産科医逮捕事件
産科医療スタッフが減ったきっかけとも言われる
事件の概要 2004年12 月、帝王切開中の出血で妊婦が亡くなる 2006年2月、執刀した医師が逮捕され、今も裁判中
なぜ多くの医師がショックを受けたのか
手術前に誰にも予測できない合併症があった
地域に1人しか産科医師がいなかった
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
産科医
6.とにかく受け入れてほしい
(-横浜市 救命救急士)
ベッドが満床でも、とりあえず診てほしい。
受け入れ先の病院を見つけて、
少しでも患者さんに安心してほしいんです。
昨年の妊婦さん搬送件数
病院に電話をかけて、
1~3回断られたのは
4回以上は
453件
85件
40件
-発表の目次-
1. 妊産婦さんの声から
見えてくる現実 2. 検診を受けない妊婦さん? 3. 助産師も忙しい 4. ある女性産科医のジレンマ 5. 産科医がいない 6. とにかく受け入れてほしい 7. 産科医になりたくない?
テーマは「生の声」 妊産婦
医学部生
助産師
お産
救命救急士
産科医
7.産科医になりたくない?
(横浜市大医学部医学科 1-6年)
生命誕生の瞬間に立ち会いたい
女性として女性のために働きたい
7.産科医を目指したことがあるか?
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