Comments
Transcript
Global Economic Forecasts With Alternative
ECONOMIC & CONSUMER CREDIT ANALYTICS Global Economic Forecasts With Alternative Scenarios ストレスシナリオを用いた世界経済の予測 あらゆる事態に備えるためショックや各種経済想定の影響を評価 Global Economic Forecasts With Alternative Scenarios ムーディーズ・アナリティックスの Global Economic Forecasts With Alternative Scenarios は、ストレステスト、規制遵守、what if 分析の基盤となります。当社のシナリオは、世界 各地に所属する 80 名のエコノミストとデータ・スペシャリストによって生成されており、銀 行、事業会社、政府、規制当局の皆さまが、ショックや各種経済想定によりお客さまのビ ジネスやポートフォリオにどう影響するかをテストする上でご利用いただけます。 標準的代替シナリオ ムーディーズ・アナリティックスは、世界の GDP の 90%超を占める 49 か国を対象に、ベースライン予測と代替シナリオ(S1 か ら S6 まで)を生成します。これらの予測と代替シナリオは、最新の経済データ、経済情勢、経済予測が反映されるよう、月次 で更新されます。 英国平均住宅価格 先進国市場: 2013 年のインフレ率 (単位:ポンド、季節調整済み) (前年比、%) ベースライン S4:景気低迷の長期化 S6:石油価格の上昇、 ドル暴落インフレ ベースライン S1:より堅調な景気回復 S2:中程度の二度目のリセッション S3:深刻な二度目のリセッション S4:景気低迷の長期化 S5:トレンドを下回る長期成長率 S6:石油価格の上昇、ドル暴落インフレ ユーロ圏 日本 ドイツ スペイン 英国 米国) 注) F:予測 出所:Halifax Bank of Scotland、ムーディーズ・アナリティックス 出所:各国統計局、ムーディーズ・アナリティックス 規制当局のシナリオ カスタム・シナリオ 当 社 は 、 イ ン グ ラ ン ド 銀 行 ( BoE ) 、 欧 州 銀 行 監 督 当 局 (EBA)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)、米連邦 準備制度理事会(FRB)が提供する予測に基づく 50 か国以 上の規制当局シナリオに加え、規制で義務付けられている 固有/カスタム・シナリオや規制当局が提案するシナリオな ど、幅広いシナリオを提供します。 当社はお客さま独自のマクロ経済に対する見解や、「what if」分 析の前提条件、その他のニーズに合わせてカスタマイズしたシ ナリオを各種提供します。お客さまから提供された主要なデー タ/前提条件に基づき十分に拡張されたシナリオを構築したり、 あるいはお客さまと協働でシナリオを指定することで、迅速にカ スタム・シナリオを構築することができます。 英国金融庁(FSA)アンカー・シナリオ ポルトガルの GDP 消費者物価指数(前年比、%) 百万ユーロ、季節調整済 ベースライン ベースライン アンカー高 アンカー低 注) F:予測 出所:ムーディーズ・アナリティックス S1:より堅調な回復 S3:深刻なリセッション S4:長期化した景気低迷 出口シナリオ 注) F:予測 出所:統計局、ムーディーズ・アナリティックス Global Economic Forecasts With Alternative Scenarios メリット 用途 » 正確性と整合性 » ストレステスト 当社の世界各地の 80 名以上の経験豊富なエコノミスト が生成し、正確性を検証、管理する予測やシナリオを活 用し、お客さまの分析に確信をもたらします。 » タイムリー性 月次更新される当社の標準代替シナリオで、直近のデー タや情勢を織り込むことができます。あるいは、経験豊富 な当社のチームを活用して、お客さまが必要なタイミング で、カスタムシナリオを開発することもできます。 » 深み ポートフォリオに対し、包括的で透明性があり、整合的なス トレステストを実施し、各シナリオにストレスを付加し、信用 リスク、市場リスク、流動性リスク、およびオペレーショナル・ リスクがどのように変化するかを把握します。 » ビジネス・プラニング 潜在的な経済情勢がビジネスやポートフォリオのパフォー マンスに与える影響を捕捉します。 » リスク管理 リスク管理向上のため、潜在的な脆弱性を洗い出します。 ヘッドライン値だけでなく、ポートフォリオのモデリングや ストレステストに関連するすべての概念をカバーする包 括的な経済指標を含むシナリオを活用できます。 » 透明性 » 検証とテスト 内部モデルをテストし、結果や前提条件を検証します。 » 規制遵守 文書化されたメソドロジー、月次レポートに加え、当社エ コノミストへもアクセスできるため、各シナリオの前提条件 を徹底的に把握することができます。 独立した情報ソースからのデータに基づく、完全に文書化 された透明性のあるモデルとメソドロジーを用いて、規制 要件を充足します。 各規制当局のシナリオのサマリー 2013年10月の英国経済シナリオのサマリー シナリオ シナリオ 実質GDP 住宅価格 政策金利 失業率 PRAのシナリオ S1 IMFのシナリオ BL より堅調な回復 2013年に1.3%、2014年 2013年に3.4%、2014年 に2.9%の成長率 に5.5%の伸び率 2015年前半まで0.5%で 据え置き 2011年後半に8.4%の ピークに到達 ベースライン 2013年に1.2%、2014年 2013年に3.3%、2014年 に1.9%の成長率 に2.6%の伸び率 2016年前半まで0.5%で 据え置き 2011年後半に8.4%の ピークに到達 2013年に1.1%、2014年 2013年に3.1%、2014年 に0.1%の成長率 に-2.0%の伸び率 2016年半ばまで0.5%で 据え置き 2014年半ばに8.3%に 回復 EBAのストレス・ シナリオ S2 中程度のリセッション FRBのCCARシナリオ S3 深刻なリセッション 2013年後半に0.25%に利 2013年に0.9%、2014年 2013年に2.7%、2014年 下げし、2016年半ばまで に-2.5%の成長率 に-9.7%の伸び率 据え置き 2014年後半に9.9%の ピークに到達 2013年後半に0.25%に利 2015年半ばに11.4%の 2013年に0.8%、2014年 2013年に2.8%、2014年 下げし、2017年半ばまで ピークに到達 に-3.7%の成長率 に-12.6%の伸び率 据え置き S4 景気低迷の長期化 S5 トレンドを下回る 長期成長率 2013年に1.2%、2014年 2013年に3.3%、2014年 に1.4%の成長率 に1.0%の伸び率 S6 石油価格の上昇 ドル暴落 2014年半ばに2.5%に利 2013年に1.2%、2014年 2013年に3.3%、2014年 上げし、その後2015年半 に0.3%の成長率 に-1.0%の伸び率 ばまでに1%まで利下げ 2016年前半まで0.5%で 据え置き 2014年後半に8.1%に 回復 2015年半ばに9.6%の ピークに到達 50 を超える国や主要地域/グループをカバーし、月次で更新。 規制当局のシナリオとカスタム・シナリオにはそれぞれ、それ らの背景にある前提条件の概略が記載されます。 規制要件を充足し、ショックの影響や直面している脆弱性を評価し、戦略的なビジネスプランを策定 Global Economic Forecasts With Alternative Scenarios 主な機能 » 主要国をカバー 国 アルゼンチン オーストラリア オーストリア ベルギー ブラジル カナダ チリ 中国 コロンビア チェコ デンマーク フィンランド フランス ドイツ ギリシャ 香港 ハンガリー インド インドネシア アイルランド イスラエル イタリア 日本 韓国 ルクセンブルグ マレーシア メキシコ オランダ ニュージーランド ノルウェー ペルー フィリピン ポーランド ポルトガル ロシア 地域/グループ アジア太平洋 アセアン 5 か国 アジア 先進国アジア 開発途上国アジア 東欧 ユーロ圏 欧州 欧州連合 ラテン・アメリカ 北米 オセアニア OECD 南米 世界 シンガポール スロバキア スロベニア 南アフリカ スペイン スウェーデン スイス 台湾 タイ トルコ 英国 米国 ウルグアイ ベネズエラ » 以下の主要なマクロ経済概念をカバー 国民経済計算(生産高) 経常収支 政府 労働力調査 -実質と名目 自国通貨建てと米ドル建て 人口 所得 物価 雇用 工業生産高 不動産 対外貿易 金利および為替レート 小売売上 » 予測対象期間は 10 年(米国は 30 年) » 月次更新。予測の前提条件に関する詳細な説明が添付されます。 メソドロジー ムーディーズ・アナリティックスの予測のためのシナリオ主導のアプローチは、ベースラインの予測から始まります。これは、 現在の状況を踏まえ「最もそうなる可能性の高い結果」であり、将来的な経済の方向性に対する当社の見解と定義されます。 ここから、複数のシミュレーションを実行し、ムーディーズ・アナリティックスの代替シナリオの基本的な外郭を描き、経済的な 結果に関する確率分布を作成します。それから、この確率分布に沿って十分に拡張された経済シナリオを生成します。 一部のシナリオはシクリカル、つまり、現在の景気循環のみを対象とし、その国の長期成長率が変化しないシナリオです。 そ の他は長期のシナリオで、長期成長率がベースラインとは異なります。それぞれの代替シナリオについて、ベースラインに対し て、何をきっかけに見通しが変更されるかを説明した経済ストーリーを提供します。このストーリーは、基本的な経済状況の変化 に伴い、長期的に変化します。当社のアプローチには、以下のようなものがあります。 » 総合的な需要と供給の構成要素を表すダイナミッ クな計算式 » モデルの頑健性や正確性の予測のための方程式を四半期毎または月次で再評価 » 推計過程に用いられる時系列およびパネル・データの計量経済学的手法 » モンテカルロ・シミュレーションを実施し、当社のメジアン/ベースライン予測からの偏差を生成し、経験的確率分布を作成。 ご連絡先 ムーディーズ・アナリティックスの製品についての詳細は、下記までお問い合わせください。 ムーディーズ・アナリティックス・ジャパン株式会社 〒105-6220 東京都港区愛宕 2-5-1 愛宕グリーンヒルズ MORI タワー20 階 電話:03-5408-4100 メールアドレス:[email protected] 米国/カナダ +1 . 86 6 . 27 5 .326 6 E MEA + 4 4 . 20 . 7 7 7 2.5454 E メール: he l p @ econ omy.com ウェブサイト: w w w.e co n o my.co m Copyright © 2015, Moody’s Analytics, Inc. 無断複写・転載を禁じます。 アジア太平洋 +852.3551.3077 その他 +1 . 610. 2 35.5299