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平成24年2月分

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平成24年2月分
視聴者対応報告
平成24年2月
<目次>
1.ピックアップ ········································· 2
■世界から熱い視線 由紀さおりさん&初音ミク
■“聞きやすい音声”を
2.指摘・意見・要望への対応 ····························· 7
3.視聴者の声 総数と内訳 ····························· 9
4.放送番組への反響 ··································· 10
■反響の多かった番組 上位10番組
■再放送希望の多かった番組 上位10番組
5.受信料関係の意見・要望への対応 ····················· 11
6.技術・受信相談への対応 ····························· 12
7.そのほかのNHKの対応 ····························· 13
視聴者事業局
視聴者部
視聴者対応報告
平成24年2月
1.ピックアップ
■世界から熱い視線
由紀さおりさん&初音ミク
歌手・由紀さおりさん。3月13日、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。一方、パソコンで生
まれ、インターネットで育った架空のアイドル、初音ミク。ファン層もジャンルも異なる音楽が、今、
世界で注目を集めています。
1月下旬から2月にかけ、NHKでは、
「週刊ニュース深読み」で由紀さおりさんと初音ミクを特集し
たほか、「クローズアップ現代」などさまざまな番組で“2人”の歌姫を紹介しました。歌やステージ、
海外公演での盛況ぶりのほか、ヒットの背景や音楽性についても各分野の専門家が分析するなど、世代
や国境をこえて脚光を浴びる両者を多角的に取り上げました。
由紀さおり
由紀さおり&初音ミク 関連番組 1月後半~2月おもな放送実績
放送日
メディア
番 組 名
「由紀さおり 」
-青森県八戸市-
ゲスト:由紀さおり
「由紀さおり in ニ ューヨーク」
「パフ(P UFF)」(由紀さおり &ピ ンク・マルティーニ )
テーマ「あ ったか~い」
「今な ぜ世界で 人気?ニ ッポンの“歌姫”」
“深読ミク”大反響 ※計5回放送
▽あ な たのア ンコ ール「SONGS“由紀さおり ”“沢田研二”」
▽集客に“バーチャルア イドル”~さっぽろ雪まつり
「トルコ 行進曲」(由紀さおり 安田祥子)
▽音楽業界が注目“初音ミク”
「世界を魅了する日本の歌謡曲~由紀さおり ヒットの秘密~」
▽高架下の旅 東京・秋葉原~神田界わい
テーマ「スイーツ 」
「思いが伝わる声を作れ~初音ミク 歌声の秘密~」
「愛・離れてもこの胸に」
842 件
(由紀さおり:730 件 初音ミク:112 件)※重複あり
由紀×初音 年代別割合比較
由紀さおり
0.4%
2.5%
6.5%
23.8%
20代以下
20代以下
30代 30代
50.6%
受付チャネル別比較
14.8%
18.0%
13.9%
60代 60代
15.7%
70代以上
70代以上
0.4%
不明 不明
手紙 来局
0.6% など
0.4%
メール
4.2%
初音ミク
7.4%
40代 40代
50代 50代
由紀&ミク
副題 / 内容
1/21(土) BSプレミアム 武田鉄矢のショータイム
1/22(日) BSプレミアム BS日本のうた
1/23(月)
総合
スタジオパークからこんにちは
1/25(水)
総合
SONGS
1/25(水)
FM
弾き語りフォーユー
1/28(土) ラジオ第1 とっておきラジオ エレうた!
2/4(土)
総合
週刊 ニュース深読み
2/11(土) 総合/Eテレ NHKプレマップ
2/12(日)
総合
NHKとっておきサンデー
2/13(月)
総合
NHKニュース おはよう日本
2/14(火)
FM
にっぽんのうた 世界の歌
2/19(日)
総合
NHKニュース おはよう日本
2/21(火)
総合
クローズアップ現代
2/24(金)
総合
ゆうどきネットワーク
2/25(土) ラジオ第1 とっておきラジオ エレうた!
2/28(火)
総合
クローズアップ現代
2/28(火)
総合
NHK歌謡コンサート
反響受付件数(1/21~2/29)
初音ミク
由紀さ おり
26.2%
電話
9 4 .8%
14.8%
メ ール
23%
その他
0.8%
初音ミク
電話
76.2%
4.9%
この期間、由紀さおりさんと初音ミクについてNHKに寄せられた声は、840件あまり。年代別で
は、由紀さんは50代~60代が中心であるのに対し、初音ミクは20代~40代が40%を超えてい
ます。また、受付チャネル別では、由紀さんは電話によるものが約95%、メールは4%程度にとどま
る一方、初音ミクの場合は23%の反響がメールで届きました。
由紀さんの息の長い芸能活動とともに歩んできた世代と、PCやスマートフォンなどを使いこなして
バーチャル・シンガーを楽しむ人たちとの違いがくっきりと出ています。
2
視聴者対応報告
平成24年2月
■ネット世界が生んだアイドル
週刊 ニュース深読み 「今なぜ世界で人気?ニッポンの“歌姫”」
2月4日(土) 総合 前8:15~9:28
反響 53件
(好評意見 6件、厳しい意見 26件、その他の意見 5件、問い合わせ 16件)
もともと「初音ミク」とは、PCのソフトウェアのこ
とで、ユーザーが作った歌詞と曲に合わせ、合成した女
性の声で歌わせることができるものです。このソフトの
キャラクターである美尐女が爆発的な人気を呼んでいま
す。
「週刊ニュース深読み」では、インターネット上の動
画投稿サイトで多くのユーザーが投稿を繰り返すことで、
初めはシンプルだった“初音ミク作品”が進化を遂げ、驚くほどの規模とスピードで世界中に拡散した
ことを、わかりやすく解説しました。
現在、初音ミクには、3万6000曲以上のオリジナル曲と、11万以上のイメージ動画が存在する
とされ、実在するアイドルのような社会現象となっています。NHKには、今回初めて初音ミクを知っ
たという声などが寄せられました。
・
夫婦ともコンピューターは苦手だが、あれ(初音ミク)はすごいと思った。
(70 代以上男性)
・
バーチャル歌手の話題のときに、楽器ができない人でも簡単に音楽を作れるソフトのことを紹介していた。ど
こで売っているのかを知りたい。
(60 代女性)
・
NHKが作った(初音ミクの)オリジナル曲が聴けるアドレスを教えてほしい。
(60 代男性)
・
(初音ミクに注がれた)若い力が日本を変えるきっかけになるのではないかと期待している。 (20 代男性)
一方、敏感な反応を見せたのが、ツイッターでした。放送時間中の4日(土)午前9:00前後からツ
イート数が急増し、当日のNHK関連投稿の中で最も多くの発言を集めました。
15000
2/4(土) NHK関連ツイッター話題量の推移
グラフ、ツイートとも NHKツイート分析システム より取得
10000
オ
ン
エ
ア
5000
0
5:00
7:00
9:00
11:00
13:00
15:00
17:00
19:00
21:00
23:00
翌1:00
3:00
5:00
【ツイッターへの投稿例(抜粋)
】

初音ミクの存在がクリエイターを刺激し、創造されたものがミクに還元され、そこからさらに新しい創造が生

み出される…。まさに陽のスパイラルだ。
これおもしろい。広がっていく仕組みの説明が超アナログなんだけど、わかりやすかった。由紀さおりとミク
を並ばせてて、なんかシュール。
3
視聴者対応報告
平成24年2月
さらに、番組の中では、オリジナル曲として「フカヨミ feat.
初音ミク」が披露されました。
このストリーミング音声は、番組側で動画投稿サイト「You
Tube」
「ニコニコ動画」に公開し、YouTubeでは、公開
から1か月あまりで再生回数が50万回を超えました。
(3月11日現在)
「フカヨミ feat.初音ミク」掲載サイト
(「YouTube」より)
■心揺さぶる、美しい日本語~由紀さおりさん
SONGS 「由紀さおり in ニューヨーク」
1月25日(水) 総合
後10:55~11:24
反響 217件
(好評意見 20件、厳しい意見 0件、その他の意見 4件、問い合わせ 193件)
由紀さおりさんは、「夜明けのスキャット」(’69年)
でメジャーデビュー以降、確かな歌唱力を備えた実力派
として、昭和歌謡から童謡まで幅広く活躍しています。
日本語の歌詞で歌った由紀さんの歌謡曲が、今、欧米の
ヒットチャートの話題をさらっています。
また、由紀さんの表現力は、聴き手だけでなく、海外
のミュージシャンたちをも魅了しています。由紀さんの歌声にひかれたアメリカのジャズオーケストラ、
ピンク・マルティーニとの共演によりアルバム「1969」が実現、世界50か国以上で販売・ネット
配信されています。
「SONGS」では、昨年末ニューヨークで行われたコンサートの模様を独占取材映像として紹介し
ました。今回寄せられた反響217件は、SONGSとしては23年度の番組の中でも2番目に多い数
字でした。
・
自分も歳を重ねた今、
「夜明けのスキャット」をはじめ曲の選択がすばらしく、涙が出た。
(60 代女性)
・
由紀さおりさんの歌声に、聞き入ってしまった。親の介護などいろいろ心労があったが、久しぶりに楽しめる
音楽をありがとう。
(40 代男性)
・
歌謡曲をイメージしていて録画予約をしていなかった。
「真夜中のボサ・ノバ」から聞いたがすばらしかった。
ぜひ再放送をお願いしたい。海外のミュージシャンとこんなに活躍していたとは知らなかった。(50 代女性)
放送後、多くの視聴者から再放送の要望や問い合わせが寄せられたことを受けて、2月12日(日)
「NHKとっておきサンデー」の中で再放送をしました。
4
視聴者対応報告
■
平成24年2月
“聞きやすい音声”を
□“音声”への意見・問い合わせ
「音声の聞きづらさ」についての意見・問い合わせ・・・85件(2月)
NHKの放送について、
「音声が小さすぎる」、「BGMがうるさくてセリフが聞き取りにくい」など、
「音声の聞きづらさ」についての厳しい意見や問い合わせが2月は85件ありました。
こうした声は、ニュースやドラマ、ドキュメンタリーや音楽番組までさまざまな番組に寄せられてい
ます。
○ドラマ

家族や知人の高齢者が「効果音がうるさくて、セリフが聞こえない」と言うので、改善してほし
い。

(50 代女性)
BGMが騒々しく大きい。音楽とセリフが重なったとき、セリフがBGMに負けてしまい聞き取
りづらい。これからの立て直しを期待するのでがんばってほしい。
(60 代女性)
○ニュース・情報番組

BGMが話している声よりも大きく、内容が聞こえない。こういう番組に音楽は必要ない。
(60 代男性)

全国のニュースの音声は大きさがちょうどよいが、ローカルニュースの音声はかなり小さくてリ
モコンの音量を上げないと聞き取れない。
(70 代以上男性)
○音楽番組


番組を見ているが、音楽の音が大きすぎる。歌手の声は低すぎてよく聞こえない。音のバランス
を考えてほしい。
(60 代男性)
音声が通常より小さくて聞きづらい。どういうことか?
(60 代女性)
「
100
意見・問い合わせ
85件
90
音声の聞きづらさへの
80
NHKに寄せられた「音声の聞きづらさ」
についての声は、去年の同じ月の倍以上に増
えています。
とくに60代以上の世代が3倍以上に増
えているのが目立ちます。
(右グラフ)
70
20代以下
60
30代
50
40
32件
28
30
20
10
9
27
8
0
去年2月
5
ことし2月
40代
50代
60代
70代以上
不明
視聴者対応報告
平成24年2月
□高齢者に目立つ「音声の聞きづらさ」
NHK放送技術研究所では、60代以上と20代の視聴者を対象にBGMの大きさによってナレーシ
ョンがどのように聞きづらくなるか比較調査しました。
その結果、60代以上の方たちはBGMの音の大きさが、ナレーションに近づけば近づくほど(具体
的には、6phon未満)
、ナレーションが聞きづらくなることがわかりました。
NHK放送技術研究所
放送技術研究所の実験風景
また、テレビ放送のデジタル化によって、番組で制作した質のよい音声が家庭にそのまま届けられる
ようになりました。大きな音は大きく、小さな音は小さく忠実に再現された場合、とくに高齢者は、大
きな音を大きすぎると感じたり小さな音が聞こえにくかったりする傾向があるため、聞きづらいことも
あると考えられます。
□“聞きやすい音声”を
NHKでは、音声について視聴者からどのような声が届いているか担当者が毎日チェックしています。
「聞きづらい」などの意見や苦情があれば、実際に放送した音声を確認して、制作の現場に注意を促し
ています。
また、より聞きやすい放送の音声を目指して、デジタル放送の音の大きさを定めた国際標準規格が
ITU(国際電気通信連合)によって決められました。具体的には、世界の放送局が同じ測定方法と目
標値で番組を制作していこうというものです。NHKでもこの仕組みを導入し、より聞きやすい音声の
番組づくりに取り組むことにしています。
さらにNHK放送技術研究所では、
「ナレーションやセリフが
聞き取りにくい」と感じた場合、テレビを見ている視聴者が自
分の好みに合わせて背景の音だけを小さくできる装置の研究に
取り組み、試作機を作って実験をすすめています。
背景音量を調整する装置
6
視聴者対応報告
平成24年2月
2.指摘・意見・要望への対応
■昭和30年代にペットボトルが!?
【指摘】
連続テレビ小説「カーネーション」の2月7日(火)の放送で、
「画面にペットボトルが映ってい
る」という指摘が視聴者から寄せられました。
本放送(2月7日)
修正後(2月11日)
【対応】
確認したところ、番組関係者がペットボトルを置き忘れ、それに気づかずに撮影、放送したこと
がわかりました。
11日(土)のBSプレミアムでの1週間分の放送時には、映像を修正して放送しました。
■別の鳥では?
【指摘】
2月20日(月)BSプレミアムで放送した「ワイルドライフ」に対し、「『ワカケホンセイイン
コ』とテロップが出ていたが、
『コダイマキエインコ』の間違いではないか」という指摘が6件寄せ
られました。
本放送(2月20日)
修正後(2月22日)
【対応】
この回の放送は、オーストラリアに生息するさまざまな種類のオウムやインコを紹介する内容で
した。確認したところ、指摘どおり誤りだったことがわかり、22日(水)の再放送時には、正し
いテロップに差し替えて放送しました。
動植物などの名前については、放送前に専門家のチェックを受けて確認するようにしていますが、
今後は確認をさらに徹底することにしています。
7
視聴者対応報告
平成24年2月
■誤記・誤読などの指摘への対応
視聴者からの指摘をもとに確認した結果、放送での誤読やテロップのミスなどが、2月は62件
(1月は76件)ありました。指摘については、ふれあいセンターや視聴者部から直接番組担当者に
連絡し、訂正するよう努めました。また、再発防止のため、放送関係の各部局で構成する放送倫理連
絡会で周知し、放送現場へ注意を喚起しました。
【2月】
(誤記などの例)
番組名
おはよう日本
(総合テレビ)
スタジオパークからこん
にちは
(総合テレビ)
美の壺
(BSプレミアム)
間違い種別
テロップ
テロップ
静止画
ニュース7
(総合テレビ)
テロップ
ピタゴラスイッチ
(Eテレ)
テロップ
間違い内容
五木寛之さんのインタビュー
カツを入れる
×喝
○活
×脳硬塞
○脳梗塞
ハッコウ
発酵の「酵」のつくりが「考」
佐賀県庁の担当者インタビューの肩書
×佐賀県総合防災官
○
〃
監
×草薙剛
○彅
(誤読などの例)
番組名
ニュースウオッチ9
(総合テレビ)
間違い種別
間違い内容
読み
×中部電力
○中国電力
間違い種別
間違い内容
ポテトサラダのレシピ
×フレンチマヨネーズ
○フレンチマスタード
白川郷の屋根の特徴を説明
東西南北の南北が逆になっていた
(事実関係の例)
番組名
きょうの料理
(Eテレ)
アインシュタインの眼
(BSプレミアム)
ニッポンの里山 ふるさと
の絶景に出会う旅
(BSプレミアム)
ダーウィンが来た!
(総合テレビ)
静止画
テロップ
テロップ
×イソヒヨドリ ○ジョウビタキ
テロップ
×アカエイ
8
○トビエイ
視聴者対応報告
3.視聴者の声(意見・要望、問い合わせ)
平成24年2月
総数と内訳
平成24年2月にNHKに寄せられた視聴者の声の総数は 358,335 件で、前月に比べ、20,000 件ほど
増加しました。
「視聴者の声」 内容別 件数
件
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
9月
10月
11月
12月
1月
2月
意見・要望
68,546
66,203
66,802
60,265
55,556
55,417
問い合わせ
254,534
300,089
277,251
275,513
254,205
271,195
その他・不明
31,129
31,012
29,290
28,860
28,923
31,723
合計
354,209
397,304
373,343
364,638
338,684
358,335
「視聴者の声」 分野別 件数
件
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
9月
10月
11月
12月
1月
2月
放送番組
133,421
137,447
138,214
132,094
126,791
131,207
受信料
169,082
213,456
193,130
191,445
172,667
184,752
技術・受信相談
20,194
14,823
12,409
11,928
10,049
10,246
383
566
300
311
254
407
上記以外
31,129
31,012
29,290
28,860
28,923
31,723
合計
354,209
397,304
373,343
364,638
338,684
358,335
経営
9
視聴者対応報告
平成24年2月
4.放送番組への反響
■2月
反響の多かった番組
上位10番組(放送別)
2月に放送番組に関して寄せられた意見・要望・問い合わせなどの反響総数は、131,207 件、内訳は、
意見・要望 42,445 件、問い合わせ 88,762 件でした。
NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」(2/12)
2,383
あさイチ「イチおし 麹(こうじ)とユカイな仲間たち」(2/13)
1,660
あさイチ「驚き!がんワクチン治療最前線」(2/6)
1,570
ためしてガッテン「腰痛&手の痛みに新技 ついに劇的回復!」(2/15)
1,566
ためしてガッテン「笑顔が戻った!認知症 治るタイプ大発見SP」(2/22)
ためしてガッテン
「40代から特にキケン!とれない足腰ヒザ痛みの真犯人」(2/1)
1,400
夜なのにあさイチ~漢方スペシャル~(2/25)
件
1,360
1,279
ためしてガッテン「30秒で肌が!血管が!冬の若返りストレッチ」(1/25)
1,274
NHKニュース おはよう日本
【けさのクローズアップ】その痛み“慢性とう痛”かも?(2/16)
1,003
BSシネマ 山田洋次監督が選んだ日本の名作100本
~家族編~アンコール「君の名は 第一部」(2/8 BSプレミアム) 521
■2月
再放送希望
上位10番組(放送別)
2月に視聴者から寄せられた、再放送を希望する問い合わせと要望は 11,280 件でした。これらの番
組についても適宜再放送を行いました。
NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」
1位
485
ためしてガッテン
「40代から特にキケン!とれない足腰ヒザ痛みの真犯人」
2位
448
ためしてガッテン「笑顔が戻った!認知症 治るタイプ大発見SP」
3位
439
ためしてガッテン「腰痛&手の痛みに新技 ついに劇的回復!」
4位
件
373
夜なのにあさイチ~漢方スペシャル~
5位
180
6位
NHKアーカイブス「シリーズ人形劇(2)新八犬伝」
179
あさイチ「驚き!がんワクチン治療最前線」
7位
155
NHKアーカイブス「生涯青春“カーネーション”小篠綾子の人生」
8位 134
歴史秘話ヒストリア
「“カワイイ”に恋して~中原淳一と“カーネーション”の時代~」
9位 104
10位 98
天海祐希 パリと女と・・・~魅惑の新オルセー~(BSプレミアム)
10
青字:再放送実施番組
視聴者対応報告
平成24年2月
5.受信料関係の意見・要望への対応
受信料に関して、2月は 184,752 件(前月は 172,667 件)の意見や問い合わせが寄せられ、ふれ
あいセンター(営業)では 144,213 件を受け付けました。
このうち、ふれあいセンター(営業)で受け付けた苦情や要望を含む視聴者意見は 3,868 件で、
一次窓口で対応を完了したのは、2,071 件(54%)でした。残る 1,797 件(46%)については、
担当地域の営業部・センターが二次対応しました。
■苦情・要望などへの対応の内訳
事由
件数
1,484
地域スタッフ等の応対、説明不十分等
スタッフ関係
訪問日、訪問時間に対する不満
12
受信料制度への不満・不公平感
144
受信料制度
料金体系・料額への不満
73
手続き方法や処理状況の問合せ
99
口座振替金額・各種割引等に関する問合せ・苦情
22
番組サービス
「番組内容が悪い」等の不満
32
その他
経営関連、アナログ終了関連、匿名での意見等
事務処理関係
2,002
3,868
合計
■業務改善に向けた取り組み
ふれあいセンター(営業)に寄せられるアナログ放送終了に関する問い合わせ件数は、次第に減
尐してきていますが、アナログ放送の終了に伴い、「契約終了」または「契約種別の変更」が必要
となった場合、放送の終了日から1年以内に届け出ていただくことを受信規約に規定しており、引
き続き懇切丁寧な対応に努めていきます。
また、24年3月末の東北3県の地上アナログ放送終了に対応する「お客様対応・事務処理の手
引き」を作成し、全国で共有化を図っています。
【参考】ふれあいセンター(営業)に寄せられたアナログ放送終了に関する問い合わせ件数
※アナログ放送終了に伴う契約終了・変更などの届け出等は除く
6,498
5,770
3,440
3,435
3,222
2,102
23年7月
23年8月
23年9月
23年10月
23年11月
11
23年12月
1,772
24年1月
1,329
24年2月
視聴者対応報告
平成24年2月
6.技術・受信相談への対応
技術・受信相談に関して、2月は 10,246 件の意見や問い合わせが寄せられ、ふれあいセンター(受
信相談)および各放送局の受信相談窓口では 7,736 件を受け付けました。
これらの意見や問い合わせの内訳は、受信不良の申し出が 5,641 件、地上デジタル放送の受信方法
やテレビのリモコンの操作方法などの技術相談は 2,095 件です。
このほか、受信相談窓口には、番組内容や受信料などに関する問い合わせが 2,553 件寄せられまし
た。
受信不良の申し出については、
一次窓口で対応を完了したのが 3,008 件(53%)で、残る 2,633 件
(47%)、
は訪問による二次対応を行い改善の指導や助言を行い、技術相談については、ふれあいセンターや各
放送局の受信相談窓口で対応しました。
■受信相談窓口で対応した内訳
事由
件数
5,641
受信不良
一次対応
個別受信設備不良
共同受信設備不良
建造物による受信障害
雑音障害
混信・難視聴など
二次対応
技術相談 (地デジ受信方法などへの問い合わせ)
合計
3,008
2,663
257
13
54
21
2,633
2,095
7,736
■ニ次対応を行った受信不良の内訳(1 月分※)
(※
5%
5%
7%
訪問対応のため、二次対応の集計データは前月分)
個別受信設備不良
6%
共同受信設備不良
建造物による受信障害
雑音障害
77%
混信・難視聴など
12
視聴者対応報告
平成24年2月
7.そのほかのNHKの対応
■
編成局職員の不祥事への対応
2月25日、NHKは編成局ソフト開発センターの専任ディレクターが、渋谷区内の自宅で違法薬物
を所持していたとして、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで同日逮捕されたと発表しました。これに
対し、2月末までに313件の厳しい意見が寄せられました。
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今朝の新聞でNHK職員の不祥事を知った。以前にも不祥事が頻発した時期があったが、最近は改
善されたと思っていただけにショックを受けている。NHKはもっと襟を正すべきだ。
(40 代男性)
NHKでは、この職員が3月16日に起訴されたことを受け、3月19日、
「懲戒免職」とすることを
決めました。
NHKでは、次のようなコメントを発表しました。
「視聴者の皆さまに、改めておわび申し上げます。業務上はもとより、私生活の面においても、自らを
厳しく律すべきことを職員に徹底してまいります。
」
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松山放送局が誤った字幕を放送したことへの対応
2月16日、NHK松山放送局の朝のローカルニュースで放送内容と全く関係のない架空の字幕スー
パーが2秒間流れました。これに対し、2月末までに、30件の意見が寄せられました。
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今回の誤報テロップは、単純ミスではすまない。だれもチェックしなかったのか。なぜ、不適切な
架空のテロップを使っていたのか。NHKを信頼していたのに非常に残念だ。
(60 代男性)
この字幕は、泊まり勤務のスタッフが後輩の新人に字幕の打ち方を教えるための研修用の例文で、ス
タッフが本番の放送電子台本に組み込んで練習した後に削除し忘れ、放送前のチェックをすり抜けて放
送に出てしまったものでした。
今回の問題を受けて、松山局では再発防止策として、スタッフの研修は職員が立ち会い、必ず放送台
本とはつながっていない環境で実施すること、放送前のチェックの責任者を明確に決め、手順も明らか
にすること、放送直前に誤ったスーパーに気づいた場合の対処方法の研修を実施することなどの対策を
とりました。
また、全国の放送局で同様の事故が起きないよう、各局の放送部長らに対して、緊急点検を実施し、
問題がある場合にはその対策をとるように指示しました。
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視聴者対応報告
平成24年2月
放送法
第27条
協会は、その業務に関して申出のあった苦情その他の意見については、
適切かつ迅速にこれを処理しなければならない。
第39条
第3項
会長は、3箇月に1回以上、自己の職務の執行の状況並びに第27条
の苦情その他の意見及びその処理の結果の概要を経営委員会に報告し
なければならない。
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