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さが果樹産地強化対策事業費補助金交付要綱

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さが果樹産地強化対策事業費補助金交付要綱
さが果樹産地強化対策事業費補助金交付要綱
園
第
2012
号
平成26年3月25日
改正園
第1785号
平成27年3月16日
(趣旨)
第1条
知事は、競争力のある果樹産地の維持発展を旨として、産地が実践する高品質果
の生産拡大のための取組や担い手の育成等に必要な経費に対し、予算の範囲内において、
さが果樹産地強化対策事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付することとし、
その交付については、佐賀県補助金等交付規則(昭和53年佐賀県規則第13号。以下
「規則」という。)及びこの要綱に定めるところによる。
(対象事業及び補助率等)
第2条
補助金の交付対象となる経費及びこれに対する補助率等は、別表1から別表2の
とおりとする。
2
補助事業者は、自己又は団体の構成員等が次のいずれにも該当する者であってはなら
ない。
(1)
暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第7
7号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)
(2)
暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規
定する暴力団員をいう。以下同じ。)
(3)
暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者
(4)
自己、団体若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与える
目的をもって暴力団又は暴力団員を利用している者
(5)
暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与する等、直接的
又は積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者
3
(6)
暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者
(7)
暴力団又は暴力団員であることを知りながら、これらを利用している者
補助事業者は、前項の(2)から(7)までに掲げる者が、その経営に実質的に関与
している法人その他の団体又は個人であってはならない。
(補助金の交付申請)
第3条
規則第3条に規定する補助金交付申請書は、様式第1号のとおりとする。
2
補助事業者は、前項の補助金交付申請書を提出するに当たって、当該補助金に係る仕
入れに係る消費税等相当額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税に相当する
額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号)に規定する仕入れに係る消費税額と
して控除できる部分の金額と当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)に規定
する地方消費税率を乗じて得た金額との合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下
同じ。)があり、かつ、その金額が明らかな場合には、これを減額して申請しなければ
ならない。ただし、申請時において当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明
らかでない部分については、この限りではない。
3
第1項の補助金交付申請書の提出期限は、別に定める日とし、その提出部数は1部と
する。
4
規則第4条第3項に規定する補助金の交付の申請が到達してから当該申請に係る補
助金の交付の決定をするまでに通常要すべき標準的な期間は、30日とする。
(補助金の交付の条件)
第4条
規則第5条の規定により補助金の交付に付する条件は、次の各号に掲げるとおり
とする。
(1)
規則及びこの要綱の規定に従うこと。
(2)
補助事業に要する経費の配分又は補助事業の内容を変更する場合においては、
知事の承認を受けること。ただし、別表の重要な変更の欄に掲げる変更以外の変
更及び補助事業に要する経費の30%以内の変更については、この限りでない。
(3)
補助事業を行うため契約を締結する場合は、佐賀県ローカル発注促進要領(平
成24年10月9日付)のとおり県内企業と契約するように努め、原則として2
者以上による入札や見積合わせを実施して業者を決定すること。なお、単一業者
との随意契約については、次に掲げる場合とし、その理由を契約関係の書類に添
付しておくこと。
ア
特許品、特殊技術製品又は特殊規格品でその取扱店が一店のみであり、事実上
2人以上の者から見積書を徴することができないとき。
イ
1件の購入予定金額が10万円未満の契約に当たり、確実に契約の履行が確保
できる見込みのあるとき。
(4)
補助事業を中止し、又は廃止する場合においては、知事の承認を受けること。
(5)
補助事業が予定の期間に完了しない場合又は補助事業の遂行が困難となった場
合においては、速やかに知事に報告してその指示を受けること。
(6)
補助事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類を整備し、事業
完了後5年間保管すること。ただし、補助事業により取得し、又は効用の増加し
た機械及び器具(以下、「財産」という。)で、処分制限期間を経過しない場合
においては、様式第6号の財産管理台帳及びその他の関係書類を整備保管しなけ
ればならない。
(7) 規則第22条本文の規定により、知事に承認を得て財産を処分したことにより、
収入のあった場合は、当該収入の全部又は一部を県に納付させることがある。
(8)
補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した財産については、
補助事業完了後においても善良な管理者の注意をもって管理するとともに、補助
金交付の目的に従って、その効率的な運営を図ること。
2
前項第2号の規定により、知事に変更の承認を受けようとする場合の変更承認申請書
は、様式第2号のとおりとする。
(申請の取下げ)
第5条
規則第7条に規定する申請の取下げをできる期間は、補助金の交付決定を受けた
日から14日以内とする。
(事業の着手等)
第6条
事業の着手(機材の発注を含む)は、補助金の交付決定に基づき行うものとする。
(実績報告)
第7条
2
規則第12条に規定する実績報告書は、様式第3号のとおりとする。
第3条第2項ただし書により交付の申請をした補助事業者は、前項の実績報告書を提
出するに当たっては、当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明らかになった
場合には、これを補助金額から減額して報告しなければならない。
3
第3条第2項ただし書により交付の申請をした補助事業者は、第1項の実績報告書を
提出した後において、消費税及び地方消費税の申告により当該補助金に係る仕入れに係
る消費税等相当額が確定した場合には、その金額(前項の規定により減額した場合は、
その金額が減じた額を上回る部分の金額)を様式第6号により速やかに知事に報告する
とともに、知事の返還命令を受けてこれを返還しなければならない。
4
第1項の実績報告書の提出期限は、補助事業の完了の日から起算して1ヶ月を経過し
た日又は補助金の交付の決定のあった年度の3月31日(第8条第1項の規定により交
付金の全額を概算で交付した場合は、補助金の交付の決定に係る年度の翌年度の4月
30日)のいずれか早い日とし、その提出部数は1部とする。
(補助金の交付)
第8条
この補助金は、知事が必要と認める場合は、概算払で交付することができるもの
とする。
2
規則第15条に規定する補助金交付請求書は、様式第4号(精算払)及び第5号(概
算払)のとおりとする。
(事業実施状況の報告)
第9条
補助事業者は、事業を実施した年度の翌年度から3年間、毎年度、事業実施状況
について、様式第7号により6月30日までに知事に報告するものとする。
(財産処分の制限)
第10条
規則第22条ただし書きの規定による財産の処分を制限する期間は「減価償却
資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)」に定める耐用年数と
する。
(書類の提出)
第11条
規則又はこの要綱に基づいて提出する書類は、主たる市町を経由するものとす
る。
2
市町長は、前項により書類の提出があった場合は、必要な指導及び調整を行い、所轄
農林事務所を経由して知事に提出するものとする。
附
則
この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
この要綱は、平成27年4月 1 日から施行する。
別表1 高品質みかん生産指定園地制度導入推進事業(第2条関係)
事業実施
要 件
補助率
重要な変更
主体
1 補助金額の変
( 1 ) 指 定 園 地 制 度 運 営 農業者の組 (1)受益面積が 1ha 以上であること。
1/2 以内とする。
更
に要する経費
織する団体 (2)別記に定める「露地かんきつにおける指定園地制度の基
ただし、補助金上限額を
2 事業内容の追
(2)園 地 確 認・指 導 に 要 (2 戸以上で
準等」に従い指定園地制度運営規程が策定されているこ 100 千円とする。
加又は廃止
する経費
構成され、代
と。
3 補助事業の中
( 3 ) 研 修 会 開 催 に 要 す 表者の定め (3)事業実施時において、全ての受益農家が、農林物資の規
止
る経費
があり、組織
格化及び品質表示の適正化に関する法律(以下「JAS
4 事業実施主体
( 4 ) 基 準 園 設 置 に 要 す 及び運営に
法」という。)に基づく「有機食品の検査認証制度」の
の変更
る経費
ついての規
生産工程管理者の認定を受けていること、または「佐賀
5
取組名の欄に
(5)調 査 ・ 分 析 に 要 す
約の定めが
県特別栽培農産物認証制度」で栽培管理計画等が適当と
掲げる1及び2
る経費
あること。)
認められていること、または「持続性の高い農業生産方
の経費の相互間
(6)そ の 他 、特 に 必 要 と
式の導入の促進に関する法律」に基づき知事の認定を受
の流用
認められる経費
けた農業者(いわゆる「エコファーマー」)等であるこ
と。または、事業実施後、最初に到来する対象作物の収
(1)土 壌 水 分 管 理 資 材
定額とする。
穫年の翌年度までに、上記の認定等を受ける農業者にな
(2)土 壌 水 分 管 理 資 材
ただし、土壌水分管理資材
ることが確実と見込まれること。
(巻上装置を含む)
導入の場合は、30 千円/10a、
(4)事業実施主体の受益者の全てが、事業実施年度に別表3 土壌水分管理資材(巻上装置
のいずれかのGAPに取り組む。又は、事業実施年度中 を含む)導入の場合は、
に取り組むことが困難である場合は、次年度以降に実施 100 千円/10a とする。
するGAPの取組計画を有していること。
更に、間伐を伴う土壌水分
(5)事業の円滑な実施に必要な関係機関との協力体制が構 管理資材導入の場合は、
築されていること。
45 千円/10a、間伐を伴う土壌
(6)「取組名」の「2.マルチ等導入事業」に取り組む場合 水分管理資材(巻上装置を含
は、「1.推進事業」に取り組んでおり、かつ指定園地 む)導入の場合は、
制度により指定を受けた園地であること。
115 千円/10a とする。
注)1 補助対象経費は、別表4により整理すること。高品質みかん生産指定園地導入推進事業を実施するために直接必要となる経費であり、かつ証拠書類によって金額等
が確認できるものとする。
2 農業者の組織する団体とは、原則として集出荷施設を核として一体的に生産及び出荷を行っている団体、又は地域で露地みかんを生産する地縁的な集団を範囲とす
る団体をいう。
3 指定園地制度により指定を受けた園地は、面積、品種、樹齢、品質、生産実績等のデータを整備して台帳管理すること。
取組名
補助対象経費
1.推進事業
2.マルチ等導入事業
別表2 果樹産地再構築推進事業(第2条関係)
取組名
補助対象経費
1.根域制限栽培や早期マ
ルチ・点滴かん水栽培等
新技術のモデル的な導
入
2.農作業受託組織の設立
・運営や新規就農者の確
保等の取組
3.加工専用園や輸出用専
用園の実証試験や新商
品開発、販路開拓の取組
4.その他果樹産地の再
構築や果樹産地構造改
革計画の目標達成に向
けた取組
(1)実 証 園 ・ 研 修 園 の 設 置 費
(2)機 材 リ ー ス 料
(3)実 証 用 資 材 ・ 分 析 費
(4)調 査 ・ 管 理 作 業 委 託 費
(5)実 績 検 討 会 資 料
(6)研 修 会 の 開 催 費
(7)そ の 他 、 特 に 必 要 と 認 め
られる経費
ただし、食糧費及び交際
費を除く
事業実施主体
要 件
補助率
(1)農業者が組織する団 (1)生産現場において
1/2 以内とする。
体
(2 戸以上で構成され、
普及率が低い、ある
ただし、補助金上限額
代表者の定めがあり、組
いは、取組が見られ を 500 千円とする。
織及び運営についての
ず今後普及させる
規約の定めがあること)
ことが望ましい取
組であること。
(2)農業協同組合
(2)事業の円滑な実施
に必要な関係機関
との協力体制が構
築されていること。
重要な変更
1 補助金額
の変更
2 事業内容
の追加又は
廃止
3 補助事業
の中止
4 事業実施
主体の変更
注)1 1 地区あたりの事業実施期間は、最長2年とする。
2 補助対象経費は、別表4により整理すること。果樹産地再構築推進事業を実施するために直接必要となる経費であり、かつ証拠書類によって金額等が確認できるも
のとする。
3 実証圃の規模は、導入技術の技術的・経営的検討を行うために必要最小限の規模とすること。
別表3 GAPの内容
区 分
佐賀県版GAP
内 容
「佐賀県産農産物におけるGAP(適正農業規範)の導入マニュア
ル(平成19年3月8日付け園第011332号佐賀県生産振興部長
通知)で示したもの。
ドイツに本部を置く非営利組織・フードプラス(2000年設立)
GLOBALGAP
が運営する食品安全の総合的なGAP基準。日本ではGLOBALG.
A.P.協議会が運営しているもの。
JGAP
日本GAP協会(2008年設立)が、農場・団体を審査し、認証
しているもの。
市町GAP
市町が、独自に認証制度を設け、農業生産工程管理を推進し、市町
の農業生産振興を行っているもの。
別表4 補助対象経費の内容
さが果樹産地強化対策事業(高品質みかん生産指定園地導入推進事業・果樹産地再構築事業)
に要する経費は、次の費目ごとに整理することとする。
費目
内容
注意点
1
会場使用料
事業の実施に直接必要な会議等
を開催する場合の会場費
2
通信運搬費
事業の実施に直接必要な郵便代、 ・切手は物品受払簿で管理するこ
運送代の経費
と。
3
借
事業の実施に直接必要な農業機
・圃場借上げ経費の設定根拠とな
械、事務機器の借料、圃場等の借
る資料を添付すること。
上げ経費
4
印刷製本費
事業の実施に直接必要な資料の
印刷費
備
事業の実施に直接必要な備品の
経費
ただし、リース、レンタルを行
うことが困難な場合に限る。
・取得単価が10万円以上の機器及
び器具については、見積書(原則
2社以上、備品を1社しか取り扱
っていない場合は除く。)
事業の実施に直接必要な以下の
経費
・消耗品は物品受払簿で管理する
こと。
5
6
消
上
費
品
耗
品
・短期間(補助事業実施期間内)
又は一度の使用によって消費さ
れ、その効用を失う少額な物品の
経費
・CD-ROM等の少額な記録媒体
・試験等に用いる少額な器具等
・事業実施に直接必要な試作品の
開発や試験等に必要な原材料の
経費
7
8
委
謝
託
費
金
・原材料は物品受払簿で管理する
こと。
本事業の交付目的たる事業の一
部分(例えば、事業の成果の一部
を構成する調査の実施、取りまと
め等)を他の者に委託するために
必要な経費
・委託を行うに当たっては、第三
者に委託することが必要かつ合理
的・効果的な業務に限り実施でき
るものとする。
・事業費の50%未満とすること。
・事業そのもの又は、事業の根幹
を構成する業務の委託は認めな
い。
事業の実施に直接必要な資料整
理、補助、専門的知識の提供、資
料の収集等について協力を得た
人に対する謝礼に必要な経費
・謝礼の単価の設定根拠資料を添
付すること。
・事業実施主体の代表者及び従事
者に対する謝金は認めない。
9
役
務
費
旅
10
11
旅
事業の実施に直接必要、かつ、そ
れだけでは本事業の成果とは成
り立たない調査、分析、試験、加
工等を専ら行う経費
費
事業の実施に直接必要な会議の
出席、又は先進地視察等を行うた
めの旅費
専門員等
調査指導
旅費
事業の実施に直接必要な専門資
料の収集、各種調査、打合せ、技
術指導、成果発表等のための旅費
として、依頼した専門家等に支払
う旅費
手数料
事業の実施に直接必要な経費の
振込手数料
印紙代
事業の実施に直接必要な委託の
契約書等に貼付する印紙の経費
費
雑務役
務費
・会議出席や先進地視察等につい
ては、必要最小限の人数とするこ
と。
土壌水分管理資材又は土壌水分
管理資材(巻上装置を含む)の導
入に要する経費
12
事
業
費
間伐を伴う土壌水分管理資材又
は土壌水分管理資材(巻上装置を
含む)の導入に要する経費
・間伐は、園地ごとに植栽されて
いる樹の30%以上について、間伐
後の樹が均等になるように伐採す
ること。
・間伐を伴う土壌水分管理資材又
は土壌水分管理資材(巻上装置を
含む)の導入は、交付決定を受け
た事業年度内に完了することとす
る。
※)上記の経費にあっても、本事業で得られた試作品や成果物を有償で配布する場合にあっては
認めないものとする。
(別記)
露地かんきつにおける指定園地制度の基準等
第1
指定園地制度の実施主体
1 指定園地制度の実施主体(以下、「実施主体」という。)は、農業者が組織する団体、部会等
とする。
2 実施主体は、事務局を設置し、指定園地制度の運営に係る規程(以下、「規程」という。)を
策定するものとする。
第2
実施地区の範囲
指定園地制度を実施する地区の範囲は、原則として、集出荷施設を核として一体的に生産及び出
荷を行っている団体又は同一の地域で露地かんきつを生産する地縁的な集団の範囲とする。
第3
第4
指定園地制度の内容
1 規程
実施主体は次に掲げる事項を内容とする規定を策定し、これら以外の項目については、実施
主体の実情に応じて必要な項目を設定することとする。
(1) ブランド率等向上の目標、目標達成に向けた具体的な計画等(必ず設定すること)
(2) 指定園地制度の運営手順等(2に掲げる具体的な項目は必ず規定されること)
(3) 指定する園地の基準(3に掲げる基準は必ず規定されること)
(4) 指定園地における栽培管理基準(資材、肥培管理等)
(5) 指定園地制度の運営体制
(6) 指定園地で生産された青果物の販売方針(任意事項)
(7) 指定園地の更新、取消の取扱等(更新の基準や(2)、(3)の事項に従わない場合の取扱等)
2 指定園地制度の運営手順
(1) 登録申請及び指定の方法
(2) 指定園地の台帳等での管理方法(面積、品種、樹齢等のデータ等の記録や一覧の整備等)
(3) 指定園地における栽培管理状況確認や品質調査等の確認項目、実施方法及び確認時期
〔例〕・土壌水分管理資材被覆、栽培管理基準遵守状況、品質(糖・酸度)調査等
・指定園地の登録者による班編成での確認や実施主体が定める確認員による確認等
・指定園地への表示板等の掲示による作業日等の確認等
(4) 栽培管理基準や園地の状態に応じた肥料等資材の投入等指示又は供給方法
(5) 出荷終了後の成績検討方法(個別面談の実施等)
3 指定する園地の基準
(1) 生産者自らが登録申請した園地であること。
(2) 果樹産地構造改革計画において今後、維持・拡大していくこととしている品種又は県推奨
品種等が栽培されている園地であること。
(3) 隔年結果対策を講じている園地であること。
(4) 土壌水分管理資材を被覆する園地であること。(全面被覆により、実施主体が定める時
期までに設置されること)
(5) 実施主体で定められた栽培管理基準に沿った管理を実施すること。
(6) 実施主体で取り組んでいるGAP、環境保全型栽培、生産履歴記帳などを実践すること。
(7) 出荷は、原則として共販とすること。
その他
県、市町、JAは、実施主体が規程を策定する場合や指定園地制度を運営する場合に、実施
主体に対し指導及び助言を行うものとする。
2 登録者は、経営の安定を図るため、果樹共済への加入及び国が実施する計画生産出荷・需給
調整対策への参加に努めるものとする。
1
○指定園地制度取組のフロー図
【実施主体】
【生
産
者】
(農業者が組織する団体、部会等)
規程(指定園地制度の内容取り決め)
・運営手順等
・指定する園地の基準
・指定園地における栽培管理基準
など
個別面談の実施、申請園地の確認(面積、
品種、樹齢、栽植本数等)
園地登録申請
指定園地として登録(園地台帳等)
指定園地への表示板等の掲示等
栽培管理基準に基づく指示
・土壌水分管理資材の被覆(時期等)
・摘果、施肥、防除等(園地状況に応じ
た資材の指示又は供給)
・密植園の間伐
など
栽培基準や実施主体の指示等を
遵守した生産管理
・班編制による確認や確認員による確認の実施
土壌水分管理資材被覆、間伐の実施、栽培管
理基準の遵守状況等の確認
定期的な品質(糖・酸度等)の調査 など
・研修会等の開催
集荷・販売(委託を含む)
収穫・出荷
・個別面談の実施、次年産に向けた成績検討
(ブランド率、基準遵守状況)
・指定園地継続の確認等
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