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長浜市アメリカンフットボール議員連盟設立 会派改革ながはま県外視察

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長浜市アメリカンフットボール議員連盟設立 会派改革ながはま県外視察
平成 27 年 4 月 29 日 発行
会派改革ながはま県外視察研修
先月 30、31 日の 2 日間にわたり私の所属する会派改革ながはまの 8 議員全員参加で県外視察研修を行いました。
まず初日に訪問したのが高知県長岡郡大豊町(おおとよちょう)で、ここでは「おおとよ製材株式会社」様が現在
操業されている木材加工流通施設等を研修、見学させていただきました。
「高知県土の84%を占める豊かな森林資源を活用し、四国最大の木材加工拠点を目指す」、また「地産外消」をモッ
トーに、岡山県の大手集成材メーカーが主体となり、高知県森林組合連合会や地元大豊町などの事業協力を得て平
成 24 年 1 月に会社を設立、約 27 億 5 千万円の初期投資(約 70%が各種の補助交付金)で工場の整備に着手され、
翌 25 年 8 月に操業開始されました。
先に事務所内で工場長様・総務経理担当者様よりパワーポイントや資料にてご説明を受け、その後工場内の各施
設における製造工程(製材製品・バイオマス)をご案内いただきました。現在フル操業を目指し、効率的な事業拡
大の一途で、今年度は 60 名の雇用で売上高 21 億円、原木消費量約 10 万㎥、加工製品量約 4 万 9 千㎥を目指して
いるとのことです。また、現在注目されている高層木造建築物に採用の「CLT 構法」を用いた自社の社員寮の建設
もご紹介されました。
総じて外国産材との競争に勝つため、また県内地元の林業、木材産業の活性化を図るため、「チームおおとよ」
の経営努力がいたるところで感じられました。
次に 31 日の 2 日目は同じく高知県の高岡郡佐川町(さかわちょう)を訪問し、佐川町役場の会議室にて「NPO 法
人土佐の森・救援隊」の理事長である中野健造様(全国的に有名な方で、これまで長浜市にも林業フォーラムでお
越しいただいております)から「地域における自伐型林業の推進」についてパワーポイントをもとにご説明いただき
ました。
ちょうど役場内に堀見和道佐川町長が在庁されており、ご挨拶を受けた後で町長の選挙時の公約でもある「林業
施策で地域を再生する」という思いをひと通りお聞かせいただきました。
この NPO さんの事業コンセプトは、「所有山林を資源に副業的な林業従事者を増やし、林業再生をめざす、また
簡単に林地残材を集積・搬出可能な設備を開発して残材も有効活用、素人が林業に参入する事例を増やし林業再生
のモデルとしてノウハウを各地に広げる」とされています。
事実いろいろな数値データから見ても地元自伐林業者の数、全国からの研修受け入れ数などその実績が徐々に上
がっており、併せて地域での若者の定着化、農業以上の所得収入確保、獣害対策などにも効果が出てきております。
そこでは森林組合さんや林業業者の大規模な事業の進め方と一線を画した古来からの「家族的」な事業展開の良
さが求められておりました。またそこには時代に沿った「環境保全型の林業」の取組みも強調されていました。
その後山中に向かい、実際の自伐の現場を見学させていただき、現在 21 歳で祖父より受け継いだ所有山林で自
伐林業に取り組む方にお話を聞かせていただきました。いろいろ苦労されているようですが経験を積んできた中での
「自信」が伺えました。
今回の 2 つの研修で思うことは、市の面積の約 55%を占める長浜市でも今後「地方創生」の中で林業施策の分野
に力を入れていこうとする姿勢が見えてまいりましたが、例えばどちらのやり方が長浜市には良いのか、また「民」の
事業に「官」として特に初期投資面等でどう関わっていくのか、継続してあらゆる可能性を探って具現化していく必要
があると大いに感じました。
集成材の説明
原木置場にて
原材料の確認
NPO法人の研修
佐川町長のご挨拶
山林現場にて
長浜市アメリカンフットボール議員連盟設立
先月の 3 月 20 日にかねてより準備してまいりました「長浜市アメリカンフットボール議員連盟設立総会」を開催し、長浜市議会議員の有志 18
名で正式に発足することとなりました。
ご存じの通り、長浜市内において戦後まもなく故吉川太逸氏が市内中学校に「タッチフットボール」部を設立され、以後湖北地域の中学・高
校に普及・拡大、そこが基軸となり「湖北のアメフト文化」が開花したことは周知の事実であり、これまで多くのアメフト経験者や名選手を内外
に輩出してまいりました。
また、毎年4月29日に市内で開催される「ひょうたんボウル」
(今年で65回目)も日本で3番目に古いボウルゲームとして全国的に知名度があり、
毎回関係者のご尽力のもと円滑な運営の中で幾多の好ゲームが展開されてきました。
しかしながら、ここ10 数年の間にアメリカンフットボール競技を取り巻く内外の環境は大きく変化をし、こと市内の中学校・高校・社会人が競
技するソフト・ハードの環境面も徐々に厳しさを増しているのが現状です。
ここにおいて、本式のアメリカンフットボール競技に代え「フラッグフットボー
ル」が定着しつつあり、長浜市においても小学校の授業に採用されており、ま
た市民レベルにても「フットボール王国長浜」の復活に向けた活動が昨年秋か
らスタートし、定期的な大会の開催や情報交換が活発に行われつつあります。
このような状況下で、先人が築き上げた60年以上に渡る「アメフト王国長浜」
の軌跡に敬意を表し、今後において市民と一体となった長浜市内におけるアメ
リカンフットボール競技の発展の一翼を担うべく、ここに長浜市アメリカンフット
ボール議員連盟の設立をいたしました。
日本 国 内でも指 折りの 歴 史 がある長 浜 市 のアメリカンフットボール 競 技 の
今後の持続・発展に、微力ですが貢献できるよう精力的に活動してまいります
(なお、この総会で会長は吉田豊議員、事務局長に浅見かつやが就任いたし
ました)。
連盟設立記念写真
浅見かつやの市議会議員活動日記をブログにて掲載中です
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浅見かつやブログアドレス http://katsuya-asami.cocolog-nifty.com/blog/
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