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第2章 既存建築物を取り巻く社会状況等 1 - 東京消防庁
第 2 章 既存建築物を 取り巻く社会状況等 既存防火対象物を 取り巻く社会状況等 第2 章 本章では、 様々な分析を 進めるにあ たり、 諮問の主旨、 背景となるデータ 等の収集を行 った 。 ∼森 トラスト株式会社ホームページ、 東京 23E の大規模オフィスビル 供給量調査 れ) 東京 23 区における 2003年の大規模オフィスビル は 、 汐 留や品川 ( 起床面積 (港南 ) 、 六本木での大規模再開発が , 04 より∼ 10,000 ㎡以上 ) の供給量 同時期に重なったこともあ り、 1986 年の調査開始以来最高の 221 万 ㎡に達した。 2004 年は、 2003 年との比較では 半減するものの、 過去 18 年間の平均水準 (102 万㎡ ) を上回る 116 万㎡となり、 続く 2005 年∼ 2008 年にかけても、 100万㎡内覚と過去の 平均 水準並みの供給量となる 見通しであ る。 ( 図 2.1.1) (2) 2003 年と同じように 大量供給のあ った 1994 年以降には、 5 6 年間に渡り供給の 抑 ∼ 制傾向が見られたが、 今後の供給においては、 主に都心部における 再開発の促進を 的として平成 14 年 6 月に施行された、 都市再生特別措置法など、 制度が整備されてきていることもあ 目 再開発を促進する 法 り、 このような抑制傾向 は 見られず、 比較的安定 した供給が続くと 見込まれる。 (3) 一方、 ビルの規模は 一貫して大型化の 傾向にあ る。 2001 年∼ 2005 年の一棟当たり 平 均 オフィス起床面積 は 、 4.3 万㎡に達し、 中小ビルも含め 無秩序な供給がなされた 80 年代後半∼ 90年代初頭と比較すると、 1.5倍強の規模となっている。 ヰ年 ( 図 2,1,2) - 60 - 50 47 40 社 @ l 廿件牲 -20 五 ヰ -・ -@10 -0 。未 """ ま """" Ⅰ 甘亜エ 新世 拮 Ⅰ 86 B7 図 2.],] ㎎㏄ 50 9@ 91 ㏄ 囲 95 %6 97 98 99 叩 ㎝ 0 と 03 Ⅱ 05 0 ち 07 08 年三 東京 23 区内の大規模オフィスビル 供給量の推移 一 23 一 4.3万㎡ ソ棟 3.9万㎡ / 棟 2.7万㎡ / 棟 2,9万㎡ / 棟 (1991-1995) ]986-1990 図 2.],2 (1996-2000) (2001-2005) 一棟当たり平均供給量の 推移 く 5 年ごと ノ ∼ 森 トラスト株式会社ホーム 八一 ジ 、 東京 23 区の大規模オフィスビル 供給量調査 , 04 より∼ (1) 大規模オフィスの 各区別の供給シェアの 推移を見ると、 2002 年は都心 3 区 (千代田 区 、 港区、 中央区 ) が過半を占める 一方、 新宿、 品川等周辺区への 分散も見られるが、 2003 年以降は、 都心 3 区のシェアが 7 ∼ 8 割に高まり、 都心部への一極集中の 様相を 呈している。 ( 図 2.2.1) (2) 今後の大規模オフィスの 供給についてエリアの 傾向を見てみると、 2003 年に約 6 割 もの供給が集中していた 港区が、 2004 年∼ 2008 年においては 約 3 割に減少し 、 代わり に 千代田区が約 4 割に増加している。 (3) これは、 港区内の「 汐留 」や「品川 ( 港南 ) 」での大規模再開発が 一段落する一方 で、 東京駅周辺での 開発が本格化し、 「大手町・丸の 内・有楽町」での 供給が他の地 区 より突出して 多くなっているためであ る。 (表 2.2.1) (4) また一方で、 都市再生緊急整備地域内での なかった「秋葉原」、 開発も進行しでおり、 2003 年には供給の 「豊洲」等においてもまとまった 供給が見られる。 (図 2.2.1, 2,2.2 、 表 2.2. 1) [2003 年 ] [2002 年 ] 図 2,2,] 大規模オフィス 供給量の区別割合 一 24 一 [2004 ∼ 2008 年] 図 く 2003 年 ノ 浅 中。 く 2004 年∼ 2008 年 ノ 図 2.2,2 主要ビジネス 地区別のオフィス 供給量 一 25 一 表 2.2.1 2004 年以降竣工予定の 主な大規模オフィスビル く延 床面積 10,000 坪以上 ノ [2 0 0 4 年 ] 。 ;, 世上 ㍉ 暗技 @地下 t卜廿 式均し㎡ 正 藩 床面若田 l.@( 旺ポ )" ・ 七 l4 2 58.412 17.67B 千代田区二番町 [2 0 0 5 年 ] [2 0 0 6 年 ] 三 % 亜 田 港区 千 港江 佳日車 ウト l大師 坤 某ロ第 6 l弗 糸印オフィスタワー @ 内 新 オフィスビル @ 22@ l@ [email protected]@ 品川区大崎 I@311 22.069@ 丹田区大平 内 ト Ⅰし Ⅰ田 段仮 九五 三百 千晶 47 7.8l 4,39 58 住、 所、 ま地 一 26 一 仁川 l鹿田 建授 行 ( ジ九段プG北ロゴジロェクト I@ 2'I 鴇 . 452l千代田区丸の @ Ⅱ @ 3@ 59,742@l8,072l 港区 碇 / 門 l三支荷車 | 7 l三車両ワ九の 3 地区市街地 再曲弁蝸舎 市立仁 、 三井 拐産 、 昭 茉 唾 ユ | 5 @大 崎爪亜ロ 弗 8地区専用益圭祐 桂 3 l虎 4 打 画手套所臆 5916630.148 %三田 ト, 三田姉丁目汁 画 l 円ダ [2 0 0 7 年 ] ポ麒 。 -."。 l 蛙応化ぷ轟目引 廷 床面 援議、 A牡 六本木坊市庁跡地寺井元 三井子 劫産 、 全国共済 庄珪 共同 2 六本木防備 庁 跡地再開発 3 六本木古市庁跡地 4 中央合同庁舎第 % 台迫 4 234,000 70.785 港区赤坂 11 4 40.000 l2.l00 港区赤坂 B牡 耳弗 先日棟 7号胡豆 57 新日ホ 亜億 グループ 佑 守ま 糞 Ⅱ ¥5 l乖戻丁目7品而尭 計画 75,625 千代目足 且が襲 172,000・ 53,5431 老臣赤坂 52.030 l新宿ロ面新宿 46.888 品川巨大神 1 .3s1 31 I東京放送 弗拙桂 l 6 l西 新栖 B丁目立子地区再開発乱声 后杭 250,000 l立子地区市 l 苗 地豆 臆尭 せ伍 % 台 7 大曲 笘 西ロ三東地区百曲 尭 明 Ⅰ昔、 世界 寅品 センタービルディンバ 3l 3 l55.000 8 JR 東日本東京胡日本抽 東日本坑 客億丑 34 4 79.200 23.958 千代田区丸の 内 36 3 76.B59 23250 新宿区西新宿 ) ロピ /L % 6地区市街地百曲 9 西新宿六丁目 西 第 6地区市街地豆帥先臣 棚牡 西新宿六丁目面第 台 l0吉士克二丁目北部地ミ 百曲英田在所 82 吉 再土見二丁目北部地区市街地百曲先祖 棟 II II 有 楽 打 凡前 再 開 尭 辞 固 ( 荷 匡 吉士ソフト 冊 車地 俺 四丁目地区百曲先業 臆抹 Ⅰ 2 00 5 75.300 Z2.778 千仁田主吉士 II 有楽町輯前 的区 市荷 地再朋 先祖甘 A 日 c 秋葉原ビル j2 尭 レールシティ 東 Ⅱ 尭 (吉士ソフト I[ II 1I A 巳 C) 英弛 ま四丁目地 ミ 市街地豆助先祖 古 ) l3 ヰ十 本調査では民間専務所分のみ 集計 2 58,490 l7,693 千代田区神田 l5 2 38.500 [email protected] 東京都 *2 策Ⅱ期分 (2011 年竣工予定 ) を含む 起 床面積は住宅 棟 との合計 む 4 2007 年度竣工予定 一 27 一 I[ 千 代 田 区 有圭 町 3l 8 年] 北新宿地区 再甘発 い街区, 圭轄棟 Il 旦 % 由区 東地色 牡 堺町 集 募 均 平 と 率 室 空 の 区 3 2 Ⅰ 泉 東 ∼月値年 23 と ま ム 4 京 Ⅰ 移低 東は推降 ア ⅠⅠ 異Ⅰ へ - O.0 Ⅱ O カ 0・4.O 2.O 322 92 93 94 95 96 87 98 99 00 01 02年 03.303.603.903.1204.3 04.604.9 年月 図 2,3.] イ 東京 23 区 空室率と平均募集賃料の 推移 平均募集賃料を 竣工年別にみると、 新築が約 19,000 円弱であ るのに対し、 築 5 年 以上経過すると 市場競争力が 失われ 14,000円弱に低下している。 また、 延 床面積の 大きい大規模オフィスビルの 方が賃料が高くなっている。 円/ 坪 円/ 坪 竣工年別賃料 25,000 25,000 20,000 20.000 15.000 プ (図 2.3.2) 規模 (延 床面桶朔り 貸料 5,000 10,000 10.000 5,00@ 5.000 華 5 年以上 築 ]-4 ヰ l.㏄ 0坪未満 新奈 図 2.3.2 平均募集賃料の 分析 一 28 一 3D0o 押木 溝 (2) 東京・(都心 5 区 ) のオフイスピル 市況 ∼二兎商事株式会社ホームページ , 東京 (都心 5 区 ) の最新オフィスビル 市況 2004 年 12月より∼ ア 2004 年 11 月末現在、 都心 5 区 ( 千代田区、 は 、 周辺エリアから 大企業が集約してくるなどの 中央区、 港区、 新宿区、 渋谷区 ) で 動きにより、 空室率が高かった 2003 年 0 8.12% よりも 1.68 ポイント改善しているが、 2000 年よりも約 倍と高い値と (表 2,3, 1 、 図 2,3,3) なっている。 イ 2 空室面積 は 2000 年以降上昇し、 2003 午でほ約 3 倍となったが 2004 年には約 2.3 (表 2.3.2 、 図 2.3,4) 倍に減少している。 表 2.3.1 東京ビジネス 地区 (都心 5 区 ) の平均空室率の 推移 空室率 (%) 都心 5 区平均 1998 1999 5.04 3,54 6.19 5.17 千代田区 中央区 港区 新宿区 渋谷区 2000 3.38 6.03 5.74 6.52 Ⅰ 4.88 4.09 Ⅰ 2002 2004@ 2003 3.17@ 4.03@ 7.36@ 8.12 2.38 4. 0 3.83 3Ⅰ 4 5.03 8,71 9.05 7,19 6.98 6.94 7.7 9.49 8.8 7.34 4.75 4.51 3.77 4.28 Ⅰ 6. 7 5. 3 2001 2.79 2.27 Ⅰ Ⅰ 6,44 5.00 7,00 7.30 7.75 4.98 Ⅹ 1 : 各年 12 月末現在、 ただし 2004 年のみ 11 月末現在。 Ⅹ2 : 東京ビジネス 地区 ( 千代田区、 中央区、 港区、 新宿区、 渋谷区 ) の調査対象ビルは、 暗 面積 100 坪以上の主要貸事務所ビル。 叩 00 ・ r 9.00 B.00 7.00 6.00 %@ 5.00 4 、 00 3,00 2,00 1.00 0.00 1993 Ⅰ 999 2000 200 Ⅰ モ 都心 5 区平均 一Ⅰ一千代田区 キ 新宿区 中 港区 図 2.3.3 2002 2003 づ一中央区 + 渋谷区 東京ビジネス 地区の平均空室率の 推移 一 29 一 2004 年 基準 表 2.3.2 空室面積 (坪 ) 新築ピル (31棟 ) Ⅰ 東京ビジネス 地区 (都心 5 区 ) の空室面積の 推移 998 Ⅰ 999 7,190 2000 既存ビル (2583 棟 ) 合 計 0@ 9Ⅰ 7 28 Ⅰ,563 278,077 2002 2003 15,495@ 55.672@ 23.380 179,799 2 9.244 791799 2341739 Ⅰ 2004 年 2001 9,835 403,066 Ⅰ 4401006 . 509127 Ⅰ 4 2190 Ⅰ Ⅰ Ⅹ 1 : 各年 12 月末現在、 ただし 2004 、 年のみ 11 月末現在 米 2 : 東京ビジネス 地区 ( @ 代田区、 二 中央区、 港区、 新宿区、 渋谷区 ) の調査対象ビル は 、 基準 階 面積 100 坪以上の主要貸事務所ビル。 600,000 500,000 Ⅰ既存ビ似 2583 棟) 400,000 は平 ) 300 , 000 200,000 100,000 1998@1999@2000@2001@2002@2003@200 図 2.3.4. Ⅰ) 東京ビジネス 地区 (都心 5 区 ) の空室面積の 推移 新築と改修費用について ∼建築物の改修の 考え方,同解説 (抜粋 ) (社団法人日本建築学会、 2002.2) 59 ∼ (f 略 ) ∼建築物の基礎や 構造躯体のコスト 比率 は 、 おおよそ新築価格の 30% 程度 であ るから、 躯体以外の部分を 作り直した新築 費の 70% を超えることとなるが、 撤去 して新築し直せば、 撤去費や工事中の 仮移転費用などに 加え、 高層ビルの場合工期も 長くなるため、 新築の 20% 程度の費用が 新築 用 とは別に上乗せされることとなろ フ したがって、 金利の条件にもよるが、 借入金利が 3% 以上で、 改修により 20 ∼ 30 年の 寿命が延長可能ならば、 改修によっても 十分引き合うこととなる。 諸条件を当てはめて 経済比較せればならないが、 詳しくは具体的な とくに文化財的な 建築物ではなくて も、 建築物の物的な 価値をもっと 認めることは、 資源・環境保護という 観点からも 重 要 なことになる。 一 30 一 a (2) コンバージョン (例 ) ∼コンバージョンと ア 経営・管理問題 (斎藤広子、 中城康彦 : 建築防災 2003.7) より∼ 物件概要 ( ) 建 ィ ( ) 用 ヴ イ ・ (7) 所在地 : 東京都板橋区上板橋 物 : 壁弍 鉄筋コンクリート 造 4 階建て 途 : 社員研修施設 (集 約 30 年 ) コンバージョンの 内容 社員研修施設づ 有料老人ホーム ク (居室 50 室 ) コンバージョンの 経緯 流通業の宿泊研修施設として 建設され、 利用されていたが 空室となった。 築年が古 く、 同用途として 一括で借り上げるようなテナントが 出現する可能性も 低いため、 建 物の古さがあ まり問題とならず、 空間構成が類似している 有料老人ホームとし、 サ ブ リース会社が 管理・運営することとした。 コンバージョン 改修工事費 ニ 改修工事費は、 類似の施設を 新築する場合の 約 t/3 この工事の特徴は 、 ェ 程度であ る。 レベータ一の 新設に工事費の 8% 、 スプリンクラ 一の新設に 24% の費用がかかっている 点であ る。 (3) コンバージョンの 動向 ( 平成 15 年 7 月 28 日読売新聞朝刊 ) 相次ぐ大型オフィスビルの 完成を受け、 供給過剰気味になったオフィスビルの 空室 率が上昇を続けている。 仲介業の三 鬼 商事の調べでは、 6 月の東京都心 5 区 ( 千代田、 中央、 港、 新宿、 渋谷 ) の主要ビルの 空室率は調査開始以来、 最高の 8,57% を記録し た 一方、 都心部で暮らしたいという 需要 は 高まっており、 港区三田や中央区日本橋な ど 、 住宅の賃料がオフィスの 賃料を上回る 地域も出てきた。 オフィスからマンションへのコンバージョンに 業界の関心が 高まっている 背景にほ、 こうした事情があ る。 住居への転換が 図れれ ば 「建て替えより 安いコストで、 利用 価 値の高い資産に 再生できる」 (竹中工務店 ) と期待する。 コンパージョンは、 ビルを建 て替えた場合に 比べ、 半額程度が費用の 目安とされ、 比較的、 低コストで付加価値を 高めることが 可能だ。 く 関係機関等の 動向ノ ア 国土交通省 スて ィし フ示 オを え は考 つむ ト に兄 ル伝 ビと テも こ ハと 一 31 一 中う 動向に関する 年次報告 H土地白書 ) 」も 、 r オフィス ビ め更 込変 見途 向へ のン カョ 争シ 競ン の で て も と かる ルビ い しか 6 月にまとめたⅠ土地の ・ イ ゼネ、 コン各社 コンバージョンを 活性化きせるため、 自社で施工したビルの 所有者に転換を 提 案する試みを 始めている。 (4) リニューアルの 状況 ∼ NIKKEI ARCHITECTURE 2002-9 一 lf より∼ 日経アーキテクチャーが、 2001 年度のリニューアル 受注高をゼネコン 44 社に調査 した結果、 前年度より 5% 以上受注 高 を伸ばした会社 は 47% を占め、 新築物件の 20% を大きく上回っており、 不況下でもリニューアルは 堅調であ るこ.とが分かった。( 図 2,4.1) 新築物件 リニューアル 物件 図 2.4.] ゼネコンの 2001 年度建築受注高の 伸び率 (5) 工事種別による 消防同意事務処理状況 過去 t0 年間の消防同意の 事務処理状況をみると、 新築はほ ほ 横ばい、 増築は減少傾 向 であ るのに対し、 用途変更 は 10 年前と比較して 3 倍以上に増加している。 表 2.4.1 工事種別消防同意事務処理状況 出典 一 32 一 ; 東京消防庁統計 書 3,500 60,000 3 000 『 轟 50,000 恩 30 , 000 1,500 20,000 1,000 10.000 500 図 2.4.2-1 m ヌ Ⅰ りヰ Ⅰヰ @ ナ く Ⅰ 口ぅ ロヰ イカ 亡Ⅰ 七カ く Ⅰ カ コ Ⅰつ ニ Ⅰ @ ヰ くユ ⅠⅡ Ⅰユ 良 目 品 0 " イ Ⅰ 年 ⅠⅠ イ臣 r""" Ⅰ 0@ 目 Ⅰ こ Ⅰ Ⅰ m- ト の 00N のⅠ の の め - ヰ 6の のの I O詩 o宝 ooN 田す ニナ 目 年 のの 消防同意処理件数の 推移 ( 新築 ) Ⅰ ャ c"ぅ 図 2.4.2-2 消防同意処理件数の 推移 ( 増築 ) 450 轟 400 350 Ⅰ Ⅰ 50 0O 50 珪 接 図 2.4.2-3 窩 ま ま き 二 三 三 宝 津 お 里 民 5 % 乙 寅 実 目 消防同意処理件数の 推移 年 ( 用途変更 ) @一 。 一ぞ (1) 建設廃棄物排出量の 将来予測 ∼国土交通省のリサイクルホームベージⅠ建設リサイクルの 推 進について ア (平成 15 年 3 月、 国土交通省総合政策局 ) 」より∼ 建築物の解体による 建設廃棄物の 排出量は今後急増し、 平成 22 年度における 建築 物の解体による 建設廃棄物の 排出量は、 平成 12 年度に比較して 55% の増加が予想 されている。 ( 図 2,5, け イ 高度成長期に 建設きれた鉄筋コンクリート 造などの建築物は、 将来、 建築解体 廃 棄物として大童に 発生することが 推計されており、 21 世紀の日本を「循環型社会」 に 変えていくため、 「ゴミゼロ型,資源循環型技術上が 求められるなど、 環境問題の 高まりを見せている。 (図 2.5.2) 一 33 一