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元気な電気に目下夢中!

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元気な電気に目下夢中!
C O N T E N T S
p01
対談
I N T E R V I E W
ジョン・ギャスライトさんを迎えて
豊かな自然を目指す種(省CO2・環境保全)
p04
元気な電気に目下夢中!
メガソーラー開発について
…メガソーラーの開発を進めています
05
御前崎風力発電所の建設
…風力発電所の開発を進めています
06
天然ガス火力発電所の熱効率向上
…高効率複合発電技術
07
集合住宅向け電気自動車用普通充電システム
…複数台の電気自動車を効率的に充電することができます
08
潮位変動に柔軟に対応する浮体式海水交換型防波堤
…波の力を利用して、港湾内の水質を改善します
09
生物多様性への取り組み(海のゆりかご造り)
…アマモの種苗生産と移植により藻場を造成します
安心の種(安定供給の維持・向上・保守)
p10
太陽光発電システムの特性評価
…様々な太陽光発電の特性を評価し、発電量の推定に役立ちます
11
太陽光発電大量導入による系統への影響の評価
…太陽光発電が電力系統に与える影響の評価に役立ちます
12
風力発電システムのシミュレーションモデル
…風力発電システム導入時の系統への影響把握に役立ちます
13
風力発電耐雷対策
…風力発電の雷被害を低減します
14
変圧器劣化診断技術の開発
…電力用変圧器の劣化を外部診断します
15
ダム水門柱の耐震裕度向上工法
…大規模地震に対するダム水門柱の安全性を向上させます
16
技術
紹介
17
格納容器内線量率分布評価ツール
…作業場所の放射線がよく分かり、放射線被ばくの低減に役立ちます
気中ラドン濃度測定器
…空気中に存在するラドンを簡単に測定できます
有効活用の種(さらなるエネルギー利用)
p18
井戸水対応水道直圧給湯方式エコキュート
…井戸水や硬度の高い水道水にも対応可能です
19
狭小地住宅向け小型エコキュート
…狭い敷地の住宅でもエコキュートが利用できます
20
業務用厨房向けIH中華レンジ
…中華鍋の振れる IH レンジを低価格で実現します
21
洗浄工程用ヒートポンプ
…機械部品の洗浄液加温を高効率に実現します
22
防爆型IH反応釜
…熱媒油不要!防爆&Ⅰ H で液状原料を 450℃まで加熱できます
23
バラ栽培へのヒートポンプ適用
…バラ栽培にヒートポンプを適用し、切り花の品質向上と暖房コスト削減を図ります
明日への種(次世代への助走)
p24
電気のご利用状況の「見える化」効果の検証
…電気のご利用状況をきめ細かくお知らせすることが、
電気の効率的なご利用の支援につながるのかについて、実地試験を通じて検証します
25
次世代自動開閉器
ジョン:おはようございます。
お会いするのをすごく楽しみにしていました。
まずは、レディーファーストで津田さんから。
ボクは木が大好きなのですが、植物の研究をし
ておられるのですね。
津田:中部地域に生息している希少な植物を保
護する研究に携わってきました。山の中で誰に
も知られず咲いている絶滅危惧種と呼ばれるよ
うな花もありますよ。
ジョン: 誰も知らないから、誰かが守らなく
てはいけない。すごく大切なことですね。
津田:そうなんです。でも研究事例も少なくて、
何から始めたらいいかわからないことも多いん
です。だから、
まず現場に出かけて守りたい植物
やまわりの環境を調査するところから始めます。
…配電線の電流・電圧計測、断線検出が可能です
26
キク新品種「アロマム」
…甘い香りの新品種で地域農業の活性化に役立ちます
p27
●
案内
「ジョン・ギャスライトさん」技術開発本部を歩く
本誌に掲載されている技術は、テクノフェア2010において発表したものに基づいております。
ジョン:花はすごく喜んでると思うよ。
やっと会いに来てくれたって。(笑)
津田さんはもともと花が好きな方でしたか?
津田:お花は好きで、庭にチューリップとかパ
ンジーくらいは植えてましたね。でも、手入れ
が趣味というほどでもなかったです。植えっぱ
なしというか。(笑)
私たちは地球から多くのことを学んできました。
ジョン:津田さんが、中部電力に入社して最初
地球の環境をこわさないで、私たちの生活を発展させるためには
周りの人に遠慮しないで助けてもらう。
その代わり一生懸命に頑張るのです。
津田:困ったことがあれば、周りの人に遠慮し
ないで助けてもらうことです。私は主人の親に
も、自分の親にも、地域の人たちにも助けても
らっています。その代わりに、一生懸命頑張る
ことで応えたいと思っています。
それぞれのバランスを考えながら進んで行くことが大切です。
津田:将来、環境を保護していくことが必ず求
められるような、社会への影響の大きい会社を
探していたんです。自動車関係とかね。そうし
たら大学の恩師である教授と、企業の研究所長
をされていた研究室の大先輩が揃って中部電力
を勧めてくださったのです。
ジョン:じゃあ、子供たちを保育園に送ってい
くこともできますね。
これから研究所に入って来る、研究もしたい、家
族もほしいという女性にアドバイスをください。
中部電力の研究員たちは、いつもそのことを考え、研究を続けています。
ジョン:ボクも農学部出身ですから、そのころ
のことはよく知っています。それにしてもなぜ
中部電力を選んだのですか?
今回、技術開発本部を訪ねてくださったのは、
津田:そうですか(笑)。環境に関わる仕事が
したかったので、樹木を扱うのは楽しかったで
すよ。当時はバイオブームでもあったので、い
ろんな会社がバイオに取り組んでいましたね。
ジョン・ギャスライトさんです。
ジョン:ジミ~な木ですね。(笑)
津田: 今、女性の研究員は6人です。女性は
家庭や子育てなど時間の使い方が男性と違う
ので、同じように働くのは難しい面があるか
もしれませんが、私自身は時間のバランスを
考えて生活しています。それに中部電力は女
性にとって、とても働きやすい。業務に関して
は男女間の差もないし、研究所の勤務はフレッ
クスタイムですから。午前10時から午後3時
までがコアタイム。この時間以外は、1ヶ月で
所定の時間働けば、働く時間帯を自由に決めら
れるというシステムです。
素晴らしい未来を生きる子供たちのために、
津田: 大学のときは樹木の研究をしてたんで
す。それもアカシアです。
ジョン:研究所は男性の多い職場ですね。女性
が研究員として働くのは、どうですか。
私たちは何をすればいいのか。
ジョンさんと第一線で活躍する研究員とのおしゃべりがはずみます。
ジョン:花の研究は大学のころからですか?
花の研究と電力会社とは、なかなか結びつかな
いのですが、
どういうストーリで現在の仕事に?
に命じられた研究はなんだったの?
津田:命じられませんでしたね。逆に「何をし
たいのか?」と聞かれました。だから、しばら
くは大学のときにやっていたアカシアの研究を
続けていました。
ジョン:自分のしたい研究を応援してくれる。
研究者にとって最高じゃない!
津田: でも、自由というのは難しい。会社に
とってニーズの高いテーマで、なおかつ自分に
とっても興味のあるテーマが理想です。3~4
年は、その折り合いを見つけようと探っていま
した。
希少な植物の保護はその一つです。電力会社
には自然環境の豊かな山間地や海沿いまで、
たくさんの施設があります。新しい設備を作
るときだけでなく、既存の設備を維持管理し
ていく際にも、周りの自然に影響を与えない
よう常に配慮しています。
ジョン:貴重な植物を見つけたらどうするので
すか。工事ができなくなったり設備が使えなく
なったりしたら困りますよね。
津田:その状況によって対応が異なりますが、
1
I N T E R V I E W
好きな研究の仕事をやりたくて外に出ているので、
その分、子供たちには楽しく働いている姿を見せるようにしています。
植物を移動させることが最良なら移植技術を開
発する、数を増やすことが必要ならタネを採っ
て増殖する技術を開発する、あるいは、植物に
影響を与えないような管理方法を見つけるな
ど、希少種の保護と当社の事業との折り合いを
見つけています。
ジョン: 最 近の研究にはどんなものがありま
すか。
津田:夜間に電気をつけてキクを周年生産して
いる農家があります。その農家さんたちと新し
い特徴を持ったキクをつくる研究を続け、去年
(2010年)、甘い香りのするキクをつくって
売り始めたところです。
ジョン:ワーオ! すごくいい顔になりましたね。
津田:モノづくりは楽しいですからね。(笑)
ジョン:そういえば、キクは「甘い」香りとい
う印象ではないですよね。
津田:だから若い人も好きになるような甘い香
りのキクをつくりたいと9年間、研究を続けた
んです。
ジョン:へえーっ! 中部電力が甘い匂いのキ
クの開発に9年もですか、すごい。
津田:愛知県はキクの生産が日本一ですからね。
それに農家さんたちは電気を使ってキクを栽培し
ています。それで中部電力も応援しなければと。
ジョン:なんていう名前をつけたのですか。
津田:「アロマム」です。新聞やテレビでも紹
介され、話題になっています。
ジョン:可愛い名前じゃないですか。
現場で観測しているといろんなことがあります。
うまくいかないときほど面白いですね。
ジョン: 杉山さんは土木が 専門ですよね。大
学で何を研究し、なぜ中部電力に入社したので
すか?
杉山:水理学の研究室にいました。水理学の中
でも、私が師事した教授の研究は「地下水」で
した。山に雨が降る。その雨がどうなっていく
のかを研究するのです。研究していると面白く
なってきたのですが、かといって大学には残り
たくない。
現場が抱えている問題の解決に直結するような
研究をやりたいと思ったんです。中部電力には
いろんな現場があるので入社しました。
ジョン:入社してどんな研究を始めたのですか。
2
自由が許されていると伺いましたが、それは楽
しいことですか、厳しいことですか?
杉山:やはり、厳しかったですよね。あれこれ
考えてたどり着いたのが伊勢湾の流れの研究で
す。火力発電所は温かい水を海に排出している
ので、その評価をしなければなりません。その
ために海の流れを調べるのです。5~6年研究
しました。
くあります。
今、海の砂がどのように移動しているかを研究
しています。数トンもの大量の砂に、例えば青
い色を着けて海岸にまいて、その砂がどう動く
かを観測するのです。西から波が来れば東へ動
くだろうと推測するのですが、その通りに波は
やって来てくれない。波が高くなると砂はあっ
という間にどこかに流れてしまう。そのサンプ
リングの砂を一生懸命に探すんです。
ジョン:海の流れの話を聞いて、エキサイティ
ングしてきました。ボクは海の流れのおかげで
日本にやってきたんですから。
子供のころカナダの西海岸の町で過ごしていま
したが、ある日、海岸に流れ着いた不思議な木
の板を見つけました。鼻緒の切れた下駄でした。
それで日本に興味がわいて、
やってきたのです。
その下駄を運んだ海の流れをどうやって調べる
のですか。
ジョン:エキサイティング!
思うようにいかないから面白い。それが本物の
研究です。
ところで、自然は人間が生まれる前からあった
ものです。でも、私たちの生活はますます電気
を頼るようになっています。地球をきれいにす
るために進化を遅らせてもいいのか、環境より
も便利な生活を選ぶのか。そのバランスについ
てはどのように考えていますか。
杉山:伊勢湾の流れを研究すると地球の自転の
効果が関係していることがわかります。研究方
法は、実験室で模型を使って調べたり、コン
ピュータで流れを調べる数値解析を使ったりし
ますが、私は現場に出かけて観測するほうが好
きなので、朝早く海に出て、日が暮れるまで伊
勢湾を走り回っていたこともあります。
津田:自分の国だけが伸びようとすると周りを
排除しがちになる。ある国はスローダウン、あ
る国は開発に力を入れる。全ての国が同じライ
ンに立てばいい。そういう発想になればいいと
思います。
ジョン:お二人とも現場派なんですね。
杉山:現場で研究したくて入社したのですから。
ジョン:出かけて行って、自分の目で見て、全
身で感じないといい研究はできないですよね。
環境を守りたい、電力の役にも立ちたい。研究
の仕事は大変ですか。
杉山:いや、楽しいですね。現場で観測してい
ると何が出てくるかわかりませんから。その時
は苦しい思いもしますが、思うような結果が現
れないときや、うまくいかないときほど、後で
振り返ると充実して面白かったなあと実感する
ことが多いです。(笑)
ジョン:研究に失敗はないわけですね。
杉山:たとえ期待したデータがとれなくても、
その中に次につながるものが見つかることはよ
杉山:どういう地球がいいのか、どういう暮ら
しがいいのか、あるべき姿をみんなで共有でき
るといいですがそれがとても難しい。
砂の移動の調査をしていてつくづく感じたこと
があります。例えば、遠州灘。昔は今より豊か
な砂浜が広がっていたそうです。しかしそれ
は、山の木を燃料で使ってしまいハゲ山が多
く、砂がどんどん流され、ダムもないので、す
べて海に運ばれていたという背景があるようで
す。昔と今とどちらの状態が良いのかは人それ
ぞれですが、自然のメカニズムを考えた上で、
どういう環境がいいか、みんなで共有できると
いいですね。
ジョン:人間が地球に住んでいるかぎり、自然
には負担がかかります。地球には動物も植物も
虫もいます。みんな家族です。パパだけおいし
いものを食べるのではなく家族全員がおいしい
ものを食べて幸せになる。そのバランスが大事
ですね。
ジョン:バランスといえば、ライフワークバラ
ンスも大事です。家庭ではどんなふうな生活で
すか。
杉山: 11歳の双子の男の子と5歳の男の子、
それに妻の5人家族です。
ジョン:子供たちから、
「 パパ、今日は何の研究
をしてきたの?」なんて聞かれたりしますか。
ジョン: パパとしては、うれしいよ
ね!環境を良くしたい、地球をきれい
にしたい。そのために研究しているん
だという思いは、子供たちに、伝わっ
ていると思いますよ。
杉山:とはいうものの、TVゲームに
夢中の息子たちを外に連れ出したいの
ですが。
ジョン:ボクも子供たちも木のハウス
に住んでいますが、TVゲームはすご
く面白いですね。でも、それに負けな
いようにパパがリーダーになって木に登
る。上から見ると違う世界が広がってい
て達成感があります。その気分を味わう
と外で遊ぶ楽しさも覚えてくれます。
それに子供はサイエンティスト(科学
者)。新しいことを発見したり、知り
たいのです。研究者の杉山さんにはそ
のパワーがあるのですから、子供たちに
少しずつ話してあげるのもいいですね。
杉山さんの話を聞いていて気づいたの
ですが、研究や仕事で成功することは
素晴らしいことです。そして家庭で成
功することも同じくらい大切ですね。
お互いがんばりましょう。
ジョン:津田さんは、
何人家族ですか?
津田:夫と12歳の女の子、10歳の男
の子、夫の母、夫の妹の6人家族です。
ジョン: ワオーッ! ビッグファミ
リーですね。
津田:以前は研究所の近くに夫と子供
たちで住んでいたのですが、私の仕事
が忙しく帰宅が遅かったり、遠隔地に
出張にでかけることが多いので、子供
が小学校に通い始めた時に、夫の実家
に転がり込みました。
ジョン:すご~い! みんな理解があ
るのですね。現場から帰ると、どんな
会話になりますか。
津田: 仕事の話はよくします。お姑
さんにも子供たちにも。息子は生き
ジョン:じゃあ、ママはヒーローですね!
津田:本当は家にいて面倒を見てほしいと思っ
ているのでしょうけどね。好きな仕事をやりた
くて外に出ているので、その分、楽しく働いて
いる姿を見せるようにしています。
ひとつ相談したいことがあって。10歳の息子
はとにかく元気で外遊びが大好きなんです。学
校から帰るとすぐ遊びに行ってしまうし、なか
なか帰ってこないし、目が届かない
から心配で。
どういう地球がいいのか、どういう暮らしがいいのか、
地球と私たちのあるべき姿をみんなで考えて共有できるといいですね。
杉山:上の子がちょっと聞いてくるようになり
ました。研究所には家族の参観日があるのです
が、実験棟の大きなプールを見せたり、波を起
こしたりして見せました。結構、喜んでいまし
たよ。
物が好きなので、里山で鹿を見たとか、変わっ
た虫がいたので捕まえてきたとか、そんな話を
すると喜ぶんです。
ジョン:うちもそうですよ。14歳と
16歳の男の子ですが、小さいときか
ら木に登ったりして外で遊んでいるの
で判断力と冒険心があります。それで
いろんな所へ飛んで行くんですね。
子育てというのは、子供が頑張れる
環境をつくること。もしも子供が失
敗したときには助けてあげる、守っ
てあげることも大切ですよね。
杉山 陽一(すぎやま よういち)
1992年中部電力入社
電力技術研究所
土木建築グループ 水理チーム研究副主査
専門は土木工学(水理学、海岸工学)。
海の流れや沿岸漂砂に関する研究、波の力を利用
して港湾の海水交換を促進させる技術の開発など
を担当。
ジョン: 最後に、これからの夢を教
えてください。
津田: 私たちの生活と環境のより良
いバランスを見つけるのが自分の仕
事だと思っています。
文明にも環境にも偏ることなく、私
たち生物が気持ちよく暮らしていけ
る地球の姿をつくる―。
この研究所でそれを見つけていきた
いですね。
ジョン: 人間も地球も幸せになる。
友達のはずですからね。バランスは
すごく大切です。
生物の多様性、文化の多様性、人間
の多様性、家族の多様性、会社の多
様性。その調和が、すごく大切です。
じゃあ、杉山さんはどうですか。
津田 その子(つだ そのこ)
1993年中部電力入社
エネルギー応用研究所
バイオ技術グループ 陸域生物チーム研究副主査
専門は農学(育種学専攻)。
甘い香りのキクの新品種開発。電力設備周辺の絶
滅危惧種の保護、社内の緑地管理技術の開発な
ど、電力会社の中で植物に関わる課題を担当。
杉山: これまでは環境評価に関わる
仕事が多かったのですが、私は土木
が専門です。これからは自分が提案
したモノをつくりたいですね。あと
残り少ない人生ですから。(笑)
ジョン: 日本の樹木の中には千数百
年も生きているのがある。それに比
べて人間の人生はすごく短いです
ね。(笑)
確かに地球規模で見れば人間の一生
なんてほんの一瞬です。しかし、ボ
クたちの一瞬というのは、将来を変
える力がある。そういうことを考え
るとすごいですよね。
今日は、いろんなおしゃべりができ
ました。とても楽しかった。ありが
とうございました。
ジョン・ギャスライト
農学博士、タレント、コラムニスト
中部大学教授
ツリークライミングジャパン代表
アメリカ・オレゴン州生まれ。カナダで育つ。
19 8 5 年来日、日本人女性と結婚して2児の父親
に。瀬戸市内の森で味噌ダルの廃材を利用したツ
リーハウスに住む。環境・自然ほか国際交流、教
育、社会福祉など幅広いジャンルで活動。
現在、NHK教育テレビ「モリゾーキッコロ 森へ
行こうよ!」に出演中。
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