Comments
Description
Transcript
能力開発型の人事管理 ~全員が能力発揮~(PDF:253KB)
(4) 能力開発型の人事管理 ~ 全員が能力発揮 ~ 人事管理は、本来、職員の能力と意欲を引き出し、これを活用して組織とし て最大の効果を発揮させるためのものです。人事管理はこの原点に基づき、職 員の能力開発を支援し、職員の能力を活用するため、より一層の適材適所の配 置を図ります。 また、人材開発を推進するためには、職員一人ひとりの能力や実績を公正か つ適正に評価し、さらなる能力開発に繋げていくことが重要です。 ついては、能力と意欲を重視する人材活用、客観的で公正な評価の確保を通 して、能力・実績主義に基づく人事管理制度の確立を進めます。 17 (4)能力開発型の人事管理 ① ~ 全員が能力発揮 ~ 社会人基礎力の育成 24.自己申告制度の活用と職員応募制度の充実 自己申告制度は、職員の能力開発とモチベーションを向上させる貴重な機会 であることを所属長に認識させるとともに、所属長による面談は所属職員にと っても所属長と直接対話できる貴重な機会であることから、積極的な活用を推 進する。 また、職員の自主性を活かして職務に対する意欲を高め、職員の育成・活用 を推進する観点から、職員応募制度を充実させ、登用者の拡大を図る。 25.部局間・本庁地域機関間・職種間等の積極的な人事交流の実施 組織の活性化を図り、現場主義の精神、広い視野、見識などを備えた職員を 育成するため、部局間、本庁・地域機関間、職種間及び任命権者相互間の人事 交流を積極的に行う。 26.女性職員の積極的な登用 役付及び各職位に占める女性職員の比率の向上にむけ、職域の拡大等に取り 組み、女性職員の登用を積極的に行う。 27.人事評価システムの適切な運用 人事評価システムの重要な目的のひとつは、人材育成である。人事評価シス テムを積極的に活用し、能力と実績を重視した人事管理を引き続き推進するた め、システムの必要な改善を図るとともに、評価者研修の充実など、より客観 性や公平性を確保した適切な運用を行う。 28.民間企業等への派遣研修や都道府県等との人事交流の実施(再掲) 民間企業等への派遣研修は民間の経営感覚や経営の実態を体験的に学習させ、 より一層の効率的な県政運営に資するため、引き続き実施する。 また、都道府県等との人事交流についても、先進的な取組み等を学び本県に 還元させるため引き続き実施する。 18 (4)能力開発型の人事管理 ② ~ 全員が能力発揮 ~ 専門分野で課題解決を図れる人材の育成 29.計画的な人事異動などによる専門性が高い職員の育成 スペシャリストが必要な分野については、職員の適性や能力等を踏まえ計画 的な人事異動などで、職員の専門性を高めていく。また、必要に応じて、任期 付任用制度を活用する。 30.エキスパート型派遣研修の実施(再掲) 従来の民間企業等派遣研修に加え、各部の所掌分野において必要とされる専 門性を有した人材を育成するため、より専門的な能力やスキルの向上を目的と したエキスパート型派遣研修を積極的に推進する。 また、重要な政策課題を解決する上での必要な専門的知識、能力及び幅広い 視野を備えた人材を育成するため、職員を国内の大学院に派遣する。 31.海外派遣研修の実施(再掲) 「通商産業政策の地方分権化」を進めるために、海外への派遣研修を実施し、 国際社会の動向を肌で感じ、グローバルな視点を持って施策の展開が図れる職 員を育成する。 32.派遣研修等を経験した職員の経験や能力を生かした人事配置 国、他自治体、民間企業や大学院等へ派遣された職員については、その経験 により培った能力を発揮できるよう、人事異動に反映させていく。 また、彩の国さいたま人づくり広域連合で行われている政策研究への参加者 については、その意向や適性を考慮の上、政策研究参加の実績が活かせる人事 配置を行う。 33.多様な任用形態の職員の能力活用 再任用職員や任期付職員など、多様な任用形態の職員についても研修を通じ て意識改革を促し、その知識や経験、能力を積極的に活用する。 19