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断熱がもたらす住宅の魅力 欲求段階:器から質へ 住宅の快適性向上に9種の要求性能 ○構造の安定 ○火災時の安全 ○劣化の軽減 ○温熱環境 ○維持管理 ○空気環境 ○光・視環境 ○音環境 ○高齢者配慮 建物の断熱 自立循環モデル 冬期 LDK自然室温(東京 1月18日) 5 4 温度[℃] 3 2 1 0 次世代省エネ仕様 室温 新省エネ仕様 室温 外気温度 -1 1 4 7 10 13 時刻[時] 16 19 22 夏期 LDK自然室温(東京 8月5日) 40 温度[℃] 35 30 25 次世代省エネ仕様 室温 新省エネ仕様 室温 外気温度 20 1 4 7 10 13 時刻[時] 16 19 22 床表面温度 室内温度25℃ 床下温度5℃ (℃) 0 5 10 15 20 25 断熱材無し (℃) 0 5 10 20 25 新省エネ基準 25 (℃) 0 5 10 15 20 25 次世代基準 25 25 8.33 5 15 22.79 24.11 5 5 (ポリスチレンフォーム20mm) (ポリスチレンフォーム60mm) 部屋の温度状態 天井 壁 冷気 冷気 床 体感温度 体感温度 19℃ 体感温度 15. 4℃ 室 温 20℃ 表面温度 10. 8℃ (a)低い断熱レベルの住宅 体感温度 ≒ 室 温 20℃ 外気温度 0℃ 表面温度 18℃ (b)適切に断熱された住宅 表面温度+室温 2 壁断熱性能の向上 1) 充填断熱 繊維系断熱材90mm U値=0.525(W/㎡K) 2) 充填断熱 繊維系断熱材 140mm 3) 充填断熱+外断熱 繊維系断熱材140mm +発泡プラスチック系断熱材 30mm U値=0.356(W/㎡K) U値=0.245(W/㎡K) 結露に注意 LD 和室 外気温 平成4年基準 平成11年基準超 室温 壁の温度 室温 壁の温度 20℃ 13.3℃ 20℃ 16.0℃ 7.5℃ 7.2℃ 13.0℃ 12.6℃ 2.4℃ イニシャルコストとランニングコスト (U値) 新省エネ基準 屋根 外壁 1階床 窓 換気回数 0.643 0.88 1.305 6.51 0.7(回) 次世代省エネ基準 0.274 0.525 1.305 4.65 0.5(回) ○イニシャルコスト 断熱仕様差額 185,000円 ○ランニングコスト 電気代差額(年) 10,400円 暖冷房設備 暖房停止後の室温比較 25 室温[℃] 20 15 平成11年基準 +窓強化 平成11年基準 10 平成4年基準 外気温 5 0 23時 24時 1時 2時 3時 4時 1月25日~1月26日(時刻) 5時 6時 個別空調の温度分布 主寝室 洗面室 ホール 洋室1 洋室2 階段室 14.1 20 キッチン 玄関 20 トイレ 10.5 13.4 11.6 13.4 20 リビング 20 全居室連続暖冷房 夏 暑さの厳しい日 も住まいを「そよ 風」で包みます 熱帯夜の寝苦し さに、さようなら 玄関を開けた瞬 間から涼しさを 感じます 冬 朝、起きる辛さと 無縁です キッチンの足元 があたたかい お風呂や脱衣室 まであたたかい 暖房費比較 [万円/年] 12 暖房費の目安 10 8 6 全居室連続暖房 部分間欠暖房 4 2 0 昭和55年基準 平成4年基準 平成11年基準 断熱水準 平成11年基準+ 平成11年基準超 窓強化 機器コストと快適性 全館空調機 1台 150万円 個別空調機 4台 60万円 解放型暖房機 4台 15万円 不快 快適 住宅の快適性向上 ○軒や庇を利用し日射を遮り暑さを和らげる ○外構計画を含めた通風を考える ○自然室温を維持する ○壁や床、窓の表面温度を室温に近づける ○足元の温度を上げる ○暖冷房エネルギーを抑制する