...

検索エンジンのスライド資料はこちらから

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

検索エンジンのスライド資料はこちらから
第三回
SEO、PPCの基礎・実践
SEOの基礎知識
~検索エンジンを知ろう~
SEOについて
なぜ重要か?
HPで成果を出すためには、制作だけではなく、集客についても知る必要がある。
SEOでも最低限のことは知っておかないと、実践では通用しない。
また、SEOは近年複雑化しており、間違えた知識で行うと、クライアントのサイト
の成果を出すどころか足を引っ張る可能性もある。
本講座では、SEOの正しい基礎知識を習得することを目的とする。
SEOについて
SEO(Serch Engine Optimization)=検索エンジン最適化
SEOの定義
検索エンジンで特定のキーワードで検索を行った時に、
自身のサイトやページが検索結果の上位に表示されるようにすること。
SEOの目的
上位表示はアクセスアップ(集客)のための手段
最終目標は、検索エンジンから集客をしてホームページでの売上をあげること
SEOの位置づけ
どんな商売でも、集客は必須。SEOはその中の一つ。
メディア
メール
マガジン
SNS
バナー広告
SEO
PPC
紹介
(アライアンス、
アフィリエイト)
コンサルタントとしては、
色々な手法を用いて集客
し、顧客を成功に導く必要が
ある。
検索エンジンの種類
検索エンジンは大きく分けると、「ディレクトリ型」と「ロボット型」の2つに分類
される。
ディレクトリ型
人が作ったリンク集で、登録には審査が必要になる。
整理・審査が行われているため、クオリティーの高いサイトが多い。
ロボット型検索エンジンのクロールの起点となることもよくある。
ロボット型
ロボット、クローラー、スパイダーなどと呼ばれるソフトウェアが自動的にwebサイトを巡
回して情報を収集する。
ページ単位で情報を集積するために、データ量は膨大。
集めた情報を分析し、スコアを付ける。
ユーザーがキーワードを検索した時に、スコアをもとにサイトが表示される。
ロボット型検索エンジンの種類
Google
世界で最も利用されている検索エンジン。日本でもシェアはNo.1を誇る。
検索精度は常に向上しており、スパムなどの迷惑行為に対しては厳しく、ペナル
ティーを加える。
Yahoo!Japan
Googleのテクノロジーを利用。Yahoo独自のコンテンツを追加することもあるが、検
索結果はほぼGoogleと同じ。
Bing
マイクロソフトが運営している。検索精度はあまり高いとは言えない。シェアは低い。
SEOについて
日本ではGoogleに焦点を当ててSEOを行うことが基本となる。
つまりGoogleが推奨すること、気に入ることを行うことが最大のSEO
※Googleが何を推奨しているかは後述
ディレクトリ型
ロボット型
登録
Web
巡回
ロボット
審査依頼
ロボット型検索エンジンの仕組み
ホームページ
情報の収集
SERP表示
ページの巡回
検索
サーバー
データーベース
ページのリンクをた
どって、定期的にロ
ボットが巡回(クロー
ル)
ページから情報を収集し
ルールに基づいてスコア
化、データーベースに格
納(インデックス)
端末
ユーザーが検索
スコアに基づいて、
検索結果ページ
を表示する。(クエ
リ)
ロボット型検索エンジンの仕組み
検索結果は、検索エンジンが採点を行い、点数の高い順番にページが表示され
る。
採点のルールとなるものがアルゴリズムとなる。
2.収集した情報をデーターベースに格納
アルゴリズムにより採点・順位付け
3.検索順位を表示
サーバー
SERP
クローラー
1.ホームページの情報を収集する
検索の種類
検索と言っても様々なタイプがある。
その種類、特徴を説明する。
ウェブ検索
入力したキーワードについて扱うウェブサイトを検索する。
殆どの人が利用するメインの検索方法となる。
画像検索
入力したキーワードに関連する
画像がないか検索できる。
画像をアップロードして同じ画像
を探したり、関連する画像を検
索することもできる。
検索の種類
地図検索
キーワードを入力すると、マップ
に候補が表示される。
住所などを入れることも可能。
検索の種類
ショッピング検索
入力したキーワードに関連した
商品を検索できる。
ショップは通販から検索した
ユーザーの近隣にある実店舗
まで表示される。
値段、在庫状況が表示される。
検索結果ページ
検索エンジンでキーワードを入力しウェブ検索した時に表示されるページ。
SERP(Search Engine Result Page)と呼ばれることもある。
検索結果ページ
広告枠(プレミアムポジション)
PPC広告で上位の
サイトが表示。
クリックされやすい。
自然検索(オーガニック)
特定のキーワードで上位
のサイトから表示される。
SEOに関係する。
広告枠(通常)
PPC広告で上位から
漏れたサイトが表示
検索キーワードによっては、
商品画像や動画が大量に
SERPに入ることもある。
自然検索の構成
ページのタイトル
スニペット
ページURL
スニペット
ページのタイトル:ページの名称を表す。タイトルタグに設定されたタイトルが表示される。
SEO的にはものすごく大事。
ページURL:ページのインターネット上の住所を表します。
キャッシュ:Googleが保存したページのデータを確認できる。データはあくまでGoogleがク
ロールして保存した時のものなので、最新の情報ではない可能性がある。
自然検索の構成
スニペット:ページの説明が表示される。基本的にはMeta Discriptionに記述した内容が表
示される。SEOでは重要な要素となる。
著者情報:Google+があり、サイトを登録することで著者情報が表示される。
SEOには直接関係ないが、信頼性という意味でプラスに作用する可能性がある。
自然検索の構成
サイト内リンク:検索結果1位のサ
イトだけに表示。スペースを多く占
有できるので、目立つようになる。
自然検索の構成
ナレッジグラフ
日本では12月7日より開始。
キーワードに場所や人物名を入
力すると、データがあれば関連
情報をSERPに表示してくれる。
Wikipediaとは違い、
音楽アーティストのライブ情報な
ど今後の予定なども記載され
る。
SEOとPPCの順位とクリック率
順位 自然検索[%]
PPC[%]
1
15.08
4.54
2
10.26
1.79
3
7.32
1.51
4
4.94
1.17
5
4.95
0.93
6
2.21
0.77
7
2.04
0.68
8
2.39
0.54
9
1.45
0.51
10
1.84
0.57
引用:SEO in Philadelphia
http://www.seoinphiladelphia.com/
英語圏のデータであり、キーワードによって
も差があると考えられるが、
自然検索、PPC共に1位はクリック率が高い。
※2011年のデータ 英語圏
検索結果ページ
本当にアクセス数を増やすためには、
•PPC広告でプレミアムポジション1位表示
•自然検索で1位に表示
両方とも満たすことが必要となる。
Googleの考え方
SEOを始める前に、Googleの考え方を知る必要がある。
Googleがサイトに関して重視しているのは
•ページコンテンツがユーザーのためになるか
•オリジナルコンテンツか
•不正行為を行なっていないか
という点。
ガイドラインや公式ブログを読むことによって、Googleの考え方がわかる。
■ウェブマスター向けガイドライン
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35769
■Webmaster Central 日本版公式ブログ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/
Googleの考え方
近年Googleはコンテンツの品質・不正行為による検索順位アップに対し
て厳しくチェックしている。
パンダアップデート
検索結果の品質を上げるためのアップデート。
•コピーコンテンツやユーザーの役に立たないページの順位を下げる
•オリジナルコンテンツ・専門性の高い有益な情報を公開しているページの順位を上げる
ペンギンアップデート
検索結果を不正に上げているサイトを排除するためのアップデート。
•過剰なSEOを行っているサイトの順位を下げる
•ユーザーにとって価値のないサイトからのリンクの無効化、もしくはペナルティー
Googleの考え方
SEOで迷ったら
検索エンジンを利用するのは人間である。
SEOでやるべきか迷うことがあれば「ユーザーのためになるか」を第一に
考えるようにする。
人のためになることであれば、少なくともGoogleがペナルティーを与えると
は考えられない。
Googleは常に人の動きを計測、傾向を分析し検索結果の向上に務めてい
る。
スパム的な方法で出し抜くのは不可能(一時的に可能であっても、必ず対
策される)
Fly UP