Comments
Description
Transcript
「自分が放送大学に入学した動機と目標へのチャレンジ」 教養学部 全科
「自分が放送大学に入学した動機と目標へのチャレンジ」 教養学部 全科履修生 大阪学習センター 西川 巌 現在私72才の老人大学生です。10年前に定年退職をいたしました。 仕事を離れたとたんにいろいろな病になやまされました。生活習慣病や心臓疾患など昨年 は3ヶ月の入院生活も体験いたしました。又幼児の頃から目の視力が弱く定年後視力障害 者に認定されて、現在は日杖を持って外出しています。 自分のこれからの人生はどうなるのかと心細く暮らしておりました。現役時代は皆勤賞を いただけるほど健康で仕事に打ちこんで来たことが“うそ”の様で不安がいっぱいでした。 身体のことで大変でしたが、精神的にも落込みが多く、ヤル気が出なくて、どうあればこ の状態は脱皮できるのかと日夜考えて得た結果は、何か目標を持って行動することだと思 い、いろいろなことにチャレンジしました。 地域に於ける生涯学習指導員講座なりボランティア観光案内員の講座(堺の観光案内)そ して、そば打ちなどを体験して少しはヤル気が出て来ましたが何か物たらずで満足するこ とが出来ませんでした。 いろいろと考えた結果“学ぶこと”でその先に大きな資格にチャレンジすることではない かと思い通信教育を受講することが一番だと感じました。 現在の自分の身体のことと生活環境などから継続して行くためには生活にあまり負担がか からず、そして自分の思う時間に取り組めることなどを勘案した結果、放送大学の通信教 育が自分のニーズに最適だと判断して今年の4月に入学を決意しました。 入学して、テキストが送られて来て初めて“わくわく”とした気分になりました。 テキストを読み、学習センターで CD を聴収したり、面接授業を受講したりして毎日充実 した日々を送ることが出来ました。 入学して大きく感じることは、今までいろいろな講習などを経験しましたが、それとは異 なった自分の専門とする分野ではないので大変興味があり、いろいろな参考書を読み、い ろいろな知識が取得出来満足したことです。 今、最も思うことは何年後かに卒業し、大学院まで入学して卒業しその先には出来れば教 員免許にチャレンジをして地域の子供達に地域学習センターを開設して、学校・家庭で教 えてない社会の常識及び自分が取り組んで来た職務として得た知識を子供達に話しをして 子供達の将来に少しでも役に立つことを願っています。そのためには今が最も大切で息切 れしない様に自分のペースを守って学んで行きたいと決意しています。 しかし、学習を進めて行く上で気が付いたことですが若い頃に比べて頭の仂が弱くなり、 今聴いたこと読んだことがすぐ忘れてしまうことです。それでも何回も聴き、読み大きな 目標に、向って休むことなくチャレンジする“心いき”です。 自分の人生の目標が見つけることが出来大変満足することが出来ましたことはこれからの 人生に大いに役立つことと思っています。これからが我人生の青春であり、大いに元気で、 毎日を送り精一ぱい頑張りに張切ります。 エンディングを迎えた時に満足した人生であったかを考える時に、この取組みが大きなウ エイトをしめると決心しています。人生にこの様な目標を持つことがいかに大切なことか 実感しております。 子供達との話し合いが出来る日を夢見ながらチャレンジ精神を高揚して行きます。