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(審議事項)本部会計ルールの変更と通ソ内の対応について(最終版) 平成21年1月26日用修正中 財務幹事 新井 9/11に経理課より「主催・共催国際会議収支の基本会計への組入につきまして」という 連絡を頂き、いろいろ確認して参りましたが、11/19の説明会にてほぼ完了致しました。 かなりインパクトがありますので、本日ご説明します。 通ソ内部では5ページに示す業務フローで対応したいと思いますのでご審議願います。 1月の執行委員会までには決定したいと考えております。 基本会計の新原則 ・公益認定を受けるかどうかに関わらず、 2008.12.1施行の一般社団法人法は株式 会社と同等の会計処理を要求される。簡単には予備費を持った予算主義から決算 主義への変更となる。2008年度決算から適用する。 ・もし、公益法人認定を受ける場合は、事業間での融通などは禁止されるため、事業を どう括り外部に見せるかは本部マター。 (通ソの内部管理の事業区分は、当面従来通りでも問題ないと考えます) ・決算に漏れがないことが最重要課題となります。 お願い ・決算に漏れがなきよう、心配な点がありましたら、財務幹事に御一報願います。 ・また、会計処理の変更は研専の現場などに影響が大きいと思いますので、今後 経理課を含めて連絡を密にして進めていきたいと思います。 1 従来会計ルールからの主要な変更点 国際会議(プログラム 委員会などに外国の 委員を含む国際的な 企画) 従来 今後 国際会議の会計処理は本学会と切り離して 行う 剰余金の30%が通ソの収入 主催・共催する国際会議の決算は、責任分担比率を掛算して本会の決算組み込 む。 収入・支出・剰余金全てを決算年度に計上。 30%、70%は、内部の優先使用権として残る。 剰余金以外の収入・支出も責任を持って確認し、報告要⇒通ソ財務幹事の仕事 予算化活動が必要 財布の管理は従来通り現場にて行い、通帳のコピーを提出する 2種研ワークショップ 等 研専活動として収支報告 ワークショップの剰余金は研専活動に使える(内部の優先使用権として残る) 決算主義 (予備費はない) 予算主義であったため、予備費があり、予備 費を越えなければ上位組織へ報告不要の ルール 使い道の不明確な予備費はない。予算を越えても赤字として責任をとるだけ。四半 期毎の決算状況の報告が重要と思われる。 決算主義 (計上時点に注意) 3月の全国大会は、翌期の決算に計上 3月末までに終了する会議は、その期での決算が必要。但し、未収分は収入に、 未払分は支出に入れる。 2008年度決算は、過渡期で2008年3月、9月、2009年3月 の3大会を決算に組み込む 通ソの「項目別収支」は左側=収入、右側=支出であるが、損益計算書と同じ考え 方で、それぞれ当期に計上すべき収入、当期に計上すべき費用の意味となる。繰 越金は内部に蓄積されている資産であり、このシートに登場するのは変であるが、 貸借対照表を別に用意するのは手間なので、特別に「項目別収支」の中に記述す ることにする。この手法は、文部科学省の指導財務諸表フォーマットで指導されて いる手法である。 準備金(資金) を予算化 準備金などで期間費用で決算するものと、会議開催年度に決算するものを注意し て分離することが必要 決算主義 (予算・決算の重み) 予備費を含め、使うお金を確保する予算主義 決算に漏れないことが最重要。予算は2番目だが、国際会議などを予算化しない と規模を偽る粉飾となる。突然の共催の依頼は仕方なし。 内部取引分は、本部決算時に消去して計算します。通ソ決算では残る可能性があ ります 国際会議立替資金 本部ルールが存在 本部ルールは廃止となり、ソサイエティでの予算手続きとなる模様 研専収支報告の収入・支出・剰余金を本会決算に組み込む。 報告フォーマットが詳細化(研専財務幹事に展開済) 予算化活動が必要 2 概念図 従来 2008年度決算より 主催・共催する 国際会議の決算 已む無いもの は外で活動 (別のみなし法人として決算) (別のみなし法人として 決算を継続することも可能) ワークショップ等の決算 研専に リンク 国際会議は外側 にあった 剰余金の 30%が 入った 収支報告書 はあったが、 収入、支出は 信学会決算に 反映されず 電子情報通信学会の決算 当学会に関係ない 国際会議の決算 通常は 中に取込む 主催・共催する 国際会議の決算 国内委員会等の決算 ワークショップ等の決算 (収入、支出、剰余金の 全てを取り込む) 電子情報通信学会の決算 3 (審議事項)通ソ予算の変更の扱いについて 研究 会 予算 決算 技報 研専財務幹事⇒通ソ財務幹事 従来から実施 経理課 従来から実施 研究会運営(15万円 研専財務幹事⇒通ソ財務幹事 新規に実施 予算書(別紙1) 研専財務幹事⇒通ソ財務幹事 従来から実施していたが詳細化 活動費等収支報告書(別紙2) 実行委員会 実行組織⇒通ソ財務幹事 新規に実施 国際会議予算調査書(別紙3) 実行組織⇒通ソ財務幹事 新規に実施 国際会議活動報告書(別紙4) 国内委員会相当 国内委員会⇒通ソ財務幹事 新規に実施 国内委員会予算調査書(別紙 3) 国内委員会⇒通ソ財務幹事 新規に実施 国内委員会活動報告書(別紙4) 分) 財布を一体化OK 2種研ワーク ショップ等 国際 会議 (現状は、ISAP、APCC、 パワエレのみ) 他にも残金等を保有 している委員会をご存 じの方は通ソ財務幹 事へご連絡ください 4 国際会議の棚卸結果 目的:2008年度決算で学会財産に組み込むべき多額の剰余金を保有する国内委員会、 個人の発掘 対象:通ソ・ホームページの「国際会議開催案内」、「過去の国際会議一覧」に掲載 された国際会議の中の通ソが主催、共催する国際会議の報告書 棚卸結果 ・事務局と相談し、古く金額が小さいもの(100万円未満)学会財産への組み込み対象 から除外することとした。その結果、 (1)国内委員会相当 ・ISAP国際会議委員会 ・PE国際会議委員会 (2)個人持ち ・APNOMS2007剰余金が、2,882,256円+利息分 ・ISADS200 残金は通ソ寄附 ・APSITT2008 ・PPEMC’08 ・COIN2008 ・CLEO-PR/ICQE05 残金なし ・PS2008 確認できず(国際会議報告書を発見できず) ・CQR2002 ・HPSR2002 確認できず金額小 OHAN/FSAN2001 5 (審議事項)新たな業務フロー案:ご意見をお願いします 予算化時(従来なかった) 研究会活動 (2種研ワークショップ等 を含む) 研専 運営会議 通ソ 財務幹事 国際会議 9月に計画の見え ている案件の調査 依頼(今年は1月) 会員サービス幹事 各国際 会議担当 決算時 研専 財務幹事 回答 通ソ 財務幹事 通ソ 財務幹事 研専 各国際会議担当 研究会活動 (2種研ワークショップ等 を含む) 国際会議 次年度案件に漏れが ないかを研専に照会 集計 各研専 (今年は1月に実施) 国際会議情報 趣意書(仮)を 秋の予算作成 前に必ず提出 赤字を11月執行委員会時点から 修正・追加 9月に研究会計画、技報ページ数などと一緒に ワークショップ等の予算計画を調査(収入=支出のラフ なものでOK) 時限研専予算は継続が 決定後の12月末まで待つ。 研専 会計幹事 各国際 会議担当 新活動費等収支報告書 3月20日(中間) 4月5日(通帳コピー) 4月10日(最終) 学会 事務局 CC) 活動等収支報告書 3月20日(中間) 4月5日(通帳コピー) 4月10日(最終) 束ねて 研専 財務幹事 通ソ 財務幹事 執行委員会 での確認 CC) 会員サービス幹事 6 共催の国際会議の決算方法についての補足 ・4/10までに国際会議の決算書を報告。 ・報告された国際会議の全収入、全支出、全剰余金に対して、責任分担比率を掛算した 金額を信学会の決算に組み込む。 (共催相手側でも同様の決算を行うので、合計すれば100%となる) ・但し、信学会名で助成金・寄付を受ける場合などは、その金額Aを収入と国際会議への 支出に100%計上した上で、さらに全収入ーA,全支出-A、全剰余金に対して責任分 担比率を掛算した金額を国際会議事業に計上する。 これにより、信学会への助成金・寄付に対応する領収書分の責任は、決算書に100% 反映できる。 ・なお、日本学術会議は、直接執行し、信学会等がお金を受けないので、同等の扱いとなる。 ⇒IGRSSの例 7 別紙1 研究会予算 予算書の例 委員会名 報告者 提出日 ○○○○研究専門委員会(略号:XYZ) (氏名) ○○ ○○ (役職) 幹事 2008/ / 平成21年度〇〇〇〇研究専門委員会予算書 自平成21年4月1日至平成22年3月31日 【記入例】 連絡先 TEL: E-mail: 提出期限: 平成21年1月13日 「科目」、「金額」について薄黄色部分を 記入して下さい。 (単位:円) 収 入 科 目 前年度繰越金 支 出 金 額 備 考 1,000,000 科 目 研究会費 250,000 備 考 610,555 研究会開催費用 ソ サ イ エテ ィ ・ グ ル ー プ か ら の 受 入 金 金 額 200,000 50,000円×4回 講師謝礼(源泉税含む) 55,555 11,111円×5名 40,000 10,000円×4回 活動費(ソ・グから受入) 150,000 会合費 ソサイエティ・グループ からの補助金 100,000 〇〇活動補助金 通信費 〇〇活動費 15,000 100,000 支部からの補助金 10,000 〇〇支部補助金 その他費用 200,000 シンポジウム広告、印刷代等 0 他団体からの補助金収入 50,000 〇〇財団 0 0 事業収入 2種研究会参加費収入 その他事業収入 205,000 200,000 9/15-9/17〇〇シンポジウム 5,000 バックナンバー売上等 0 0 0 0 財産運用収入(利息収入) 100 0 「その他事業収入」を計上す る場合は、備考に 項目を記入して下さい。 次年度繰越金 合 計 「その他費用」を計上する場合は、 備考に 項目を記入して下さい。 1,515,100 独自の収入項目がありましたら記入して 下さい。 「その他事業収入」としても結構です。 合 計 904,545 1,515,100 独自の支出項目がありましたら記入して 下さい。 「その他費用」としても結構です。 8 別紙2 研究会決算 活動費等収支報告書の記入例 委員会名 報告者 提出日 ○○○○研究専門委員会(略号:XYZ) (氏名) ○○ ○○ (役職) 幹事 平成21年3月19日 費目欄には,貴ソサイエティから配分された活動費(1 5万円)の使途についても記入して下さい. 【記入例】 連絡先 TEL: E-mail: 提出期限: 平成毎年3月20日まで 平成20年度 活動費等収支の中間報告書 (平成20年4月1日 ~ 平成21年3月31日予定) 日 付 前年度からの 繰越 平成20年 4月9日 7月10日 7月15日 7月15日 7月28日 平成21年 2月14日 2月14日 2月20日 費 目 利子 活動費等 旅費(往復) 研究会補助 7月15日旅費源泉税 収入金額 支出金額 差引残高 領収書番号 備 考 欄 支出に対するすべての領収証を揃えて 下さい. 373,000 373,000 15 150,000 30,000 20,000 3,333 373,015 523,015 493,015 473,015 469,682 001 002 001 20,000 15,000 2,222 449,682 434,682 432,460 003~004 005~007 003~004 講師謝礼 アルバイト代 2月14日謝礼源泉税 決算報告は前年4月1日から本年3月31日予定ま で ソサイエティから 活動費1 5万円 7月研究会(○○大) 委員長 7月研究会(○○大) 懇親会補助 001の源泉税(別途学会へ) 2月研究会(○○大) 10,000円×2名 2月研究会(○○大) 5,000円×3名 003~004の源泉税(別途学会へ) 税務上,領収書は番号を付して整理し,必ず5年間手元に 保管しておいて下さい.なお,監査が後日照合させて頂く 合計 次年度繰越金 523,015 アルバイト代は、一人9,299円/日までは無税、 これ以上は源泉税を計上する. 90,555 本人からの領 収証には、 33,333円を記 入して下さい。 (源泉税を加 算) 本人からの領 収証には、 11,111円を記 入して下さい。 (源泉税を加 算) 432,460 43 2 , 4 60 最終の差引残高が次年度繰越金となり、口座コ ピーの残高と同額となる. 9 別紙3 国際会議予算 報告日: 会議名: 報告者: 連絡先 TEL: E-mail: KJJC国際会議(国内委員会)収支予算書 (単位:円) 収入 科目 合計 支出 備考 金額 0 科目 合計 備考 金額 0 10 別紙4 国際会議決算 会議名 報告者 提出日 活動等収支報告書 ○○○○国際会議(国内委員会)(略号:XYZ) (氏名) ○○ ○○ (役職) 幹事 平成21年3月20日 【記入例】 連絡先 TEL: E-mail: 提出期限: 平成21年3月20日 下記明細は、国際会議が平成20年10月と平成21年6月に開催されることを想定して作成しました。 決算報告は前年4月1日から本年3月31日 平成20年度 国際会議(国内委員会)活動費等収支の中間報告書 (平成20年4月1日 ~ 平成21年3月31日予定) 日 付 費 目 収入金額 支出金額 前年度繰越額 平成20年 8月10日 8月15日 8月20日 9月15日 10月10日 10月10日 10月10日 10月30日 12月10日 平成21年 2月14日 2月15日 3月20日 参加費収入(事前) 利子 補助金収入 予稿集印刷代 参加費収入(当日) 講師謝礼源泉 アルバイト代 会場費 前払金 会合費 利子 前受金 領収書番号 備 考 欄 0 450,000 150 100,000 300,000 550,000 22,222 15,000 150,000 20,000 35,000 100 30,000 次年度国際会議の前払費用,前受収入は費目欄に「前 払金」,「前受金」と記入してください. 収支差 差引残高 予定まで 1,130,250 450,000 450,150 550,150 250,150 800,150 777,928 762,928 612,928 592,928 557,928 558,028 588,028 〇〇大〇〇名分 001 002 003 004 005 〇〇コンベンションビューロー 予稿200部印刷 〇〇名分 山田一郎(○○大) 20,000円+2,222(源泉) 鈴木太郎ほか2名(○○大) 5,000円×3名 〇〇大講義室 次年度国際会議会議室代(㈱〇〇会議室) 会議室代(機械振興会館)+飲物代 次年度国際会議参加費収入 最終の差引残高が収支差(剰余金)とな り、口座コピーの残高と同額となる. 税務上,領収書は番号を付して整理し,5年間手元 に保管しておいて下さい.なお,後日照合させて頂 くこともあります. 542,222 588,028 11