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洞爺湖サミットにおける日本食PR実施概要(PDF:301KB)

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洞爺湖サミットにおける日本食PR実施概要(PDF:301KB)
平成20年7月18日
国際部輸出促進室
北海道洞爺湖サミット国際メディアセンターにおける
日本食・日本食材等のPRの実施概要
(「WASHOKU-Try Japan's Good Food」事業)
1
概要
7月7日から9日までの北海道洞爺湖サミットの開催期間中、取材の拠点とな
る国際メディアセンター(IMC)において、外国プレス・メディア関係者等に対
して、日本食・日本食材等を提供することにより、日本食文化や日本食・日本食
材等の魅力を広く海外にPRした。
日
場
時
時:平成20年7月7日(月)∼9日(水)
所:国際メディアセンター(ルスツリゾートホテル内レストラン「ホルン」
ほか)
間:ホルン営業時間 朝食
7:00∼10:00
昼食 12:00∼16:00
夕食 18:00∼22:00
注:IMCとして使用されているルスツリゾートホテル内にあるレストラン「ホルン」では
サミット期間中、プレス・メディア関係者に対して、ビュッフェ形式にて、食事を無
料で提供(外務省対応)。
2 PRの内容
(1)ホルン内
① ホルンにて、岸朝子氏(食生活ジャーナリスト。平成5年から平成11年
まで放送のTV番組「料理の鉄人」に審査員として出演 。)監修のもと、主
に輸出重点品目で旬の高品質な日本食材等を用いたメニューを毎食1品提
供。
その際、サミットの検討課題である、温暖化等の問題との関わりを考慮し
つつ、日本の伝統を踏まえた料理についても紹介。
また、全食を通じて、日本の旬の果物及び日本茶を提供。
② ホルン内にPRブースを設置し、その時々に提供されるメニュー及び食材
等の実物を展示するとともに、パネル又は映像等により日本食・日本食材等
の魅力を紹介。映像は、日本食・日本食材広報DVDの「The Food of Japan」
や日本食のイメージDVDの「GO CHI SO(ご馳走 )」、品目別の広報DVD(水産
物、椎茸)、「食料の未来を確かなものにするために」等を常時放映。
併せて、ホルン内の壁及び柱等に、各種ポスター(食材の提供産地のもの
を含む 。)を掲示するとともに、各テーブルや空いているスペースに自由に
持ち帰りできるように、パンフレット・DVD等を置いて、日本食・日本食材
等をPR。
-1 -
③
ホルン入口等で、食事に訪れたプレス・メディア関係者にパンフレット・
DVD等を手交配布。
④ フードナビゲーターの岸朝子氏及び小川聖子氏、本事業の受託業者である
(株)博報堂のスタッフ及び農水省職員は、食事に訪れたプレス・メディア
関係者に日本食・日本食材等の魅力をパンフレットや食材説明ペーパー等を
用いて個別に説明・紹介。
(2)ルスツリゾートホテル内
・ホテル棟(IMCホテル&コンベンション)内5ヵ所に、PRのためのサテラ
イトコーナーを設置し、ホルンへの誘導・案内を行うとともに、パンフレッ
ト等を置いて日本食・日本食材等を紹介。
(3)プレスセンター(IMCザ・メイン)内
プレスセンター(IMCザ・メイン)においても、サミット期間を通じ、輸出
重点品目の紹介を兼ねて、日本の旬の果物、おにぎり(外務省の協力による。)
等を提供。
3 概況
(1)PR会場の「ホルン」はプレスセンター(IMCザ・メイン)から離れた立地
条件であったが、美味しい日本食が食べられるという口コミが早い段階で広が
ったことや、サテライトコーナー及びプレスセンターに出向いて積極的に案内
したこと等が効を奏して、3日間を通じて昼食及び夕食を中心に数多くの内外
プレス・メディア関係者が来場(のべ1,800名以上)。
(2)会場全体は盛況で、PRメニュー、デザートとして提供した果実、日本茶等
を飲食した来場者の反応は満足の様子であった。特に和牛を使った各種メニュ
ーは大好評で、和牛肉の持つ輸出潜在能力を改めて確認することとなった。
また、海外の日本食ブームの定番は寿司や天ぷらではあるが、寿司では炙り
和牛肉、天ぷらでは長いも等の新たな素材の持ち味を活かしたメニューが高い
評価を得ていた。
(3)当初はPRブースにおけるパネル展示や映像等に興味を持って来た者に対し
て、日本食・日本食材等、提供メニューの説明や紹介等を行うこととしていた
が、実際には、仕事の合間をみて食事に来るプレス・メディア関係者は休憩と
食事をとることが主目的であるため、PRブースまで足を運んで映像を見たり、
パンフレットを手にとって熟読する姿はあまり見られなかった。
(4)このため、米国等で知名度の高い岸朝子氏を中心として、フードナビゲータ
ー等が各テーブルを回り、本PR事業の趣旨、日本食の特徴、日本食材(農林
水産物等)の良さ、メニューの特徴等を積極的に説明・PRしたところ、実際
にメニューを食したプレス・メディア関係者の多くが、日本食の栄養バランス
の良さや食材の品質の高さ等に対する認識を新たにした模様。
-2 -
(5)また、本PR事業に関心をもった内外の各種プレス・メディアから取材があ
った。
① 新聞
日本農業新聞(7/8、7/9掲載)
農業協同組合新聞(7/8web掲載)
捜狐新聞(中国)(人民日報発信7/8web掲載)
日刊工業新聞(7/9掲載)
上毛新聞(7/10掲載)
日刊水産経済新聞(7/10掲載) 等
② TV
テレビ朝日「スーパーモーニング」(7/8 9:13∼放映)
フジテレビ「スーパーニュース」(7/8 18:00∼放映)
③ ラジオ
FOX NEWS(アメリカ)
④ 産地取材の要望
今回のサミットに併せた記事とはならなかったが、日本食や日本の農林
水産物等に関心を寄せる複数のメディア関係者から、産地取材等の要望が
あり、適宜対応しているところ。
(National Public Radio(アメリカ)、総合早報(シンガポール)、中国時
報・工商時報(中国)等)
(参考)提供メニュー
7月7日(月)
7月8日(火)
重点食材
長いも、ホワイトアスパ
ラ、果物
鮭、帆立貝、牛乳、果物
牛肉、米、果物
朝食
長いもとろとろコールド
スープ
帆立串焼き
牛肉とごぼうの米粉バー
ガー
昼食
ホワイトアスパラのうに
ソース
鮭のルイベ
牛肉握りずし
夕食
長いもの天ぷら
牛乳石狩鍋
牛肉とわかめのしゃぶし
ゃぶ
デザート
日本茶
7月9日(水)
旬の果物盛り合わせ(メロン、さくらんぼ、ぶどう等)
緑茶、ほうじ茶
(以上)
-3 -
(参考)
レストラン「ホルン」内PRブース
レストラン「ホルン」内パンフレット等
レストラン「ホルン」内ポスター
ホテル棟内サテライトコーナー
1
レストラン「ホルン」内でのPRの様子
2
岸朝子氏監修による日本食メニュー(果物盛り合わせを除く。)
○ホワイトアスパラのうにソース(7/7 昼食)
○長いもの天ぷら(7/7 夕食)
○鮭のルイベ(7/8 昼食)
○牛乳石狩鍋(7/8 夕食)
○牛肉とごぼうの米粉バーガー(7/9 朝食)
○旬の果物盛り合わせ(7/7∼9 毎食)
3
プレスセンター(IMCザ・メイン)
プレスセンター内ケータリングコーナー
プレスセンター内ケータリングコーナー
ホテル棟内ケータリングコーナー
テレビ取材風景(テレビ朝日)
テレビ取材風景(フジテレビ)
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