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第5回あつぎ映画祭プログラム(PDF形式 1156キロバイト)

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第5回あつぎ映画祭プログラム(PDF形式 1156キロバイト)
(C)2014 Masaaki Miyazawa/Jingu/ 2014 Sustain able Investor
2016年2月
20日(土)∼3月6日(日)
主催:厚木市/文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンター
実施主体:あつぎ映画祭実行委員会
協力:株式会社オーエムシー、(株)シーズオブウィッシュ、厚木伊勢原ケーブルネットワーク(株)
協賛:松竹ブロードキャスティング株式会社、学校法人 東京工芸大学
学校法人幾徳学園 神奈川工科大学、学校法人ソニー学園 湘北短期大学
(C) 2013フジテレビジョン
(C)2013 Twentieth Century Fox Film
Corporation. ALL Rights Reserved.
(C)1989 朝日新聞社/東急エージェンシー/日本ヘラルド映画
(C) 2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
あつぎ映画祭の開催によせて
本日は「あつぎ映画祭」に御来場いただき、誠にありがとうございます。
その昔、市内には「厚木キネマ館」や「厚木セントラル劇場」、「ミラノ座」「スバル座」などがあり、近年
では商業施設の中に市民の皆様が映画を楽しむ環境が絶え間なくありました。しかし2008年、商業
施設の撤退により、市内から映画館の灯が消えてしまいました。
2012年にスタートしたあつぎ映画祭は、「映画館のない街で映画を楽しんでほしい」という思いを込
め、市民の皆様との協働でスタートした事業です。2014年には、官民複合施設「アミューあつぎ」に
「アミューあつぎ映画.comシネマ」がオープン。昨年からは、市内唯一の映画館で、多彩な映画をお
楽しみいただいています。
5回目となる今回は、「共生∼人と人 人と自然と共に」をテーマに、2月20日から3月6日までの16
日間にわたって7作品を上映します。上映作品は、マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリー部門
で最優秀作品賞を受賞した『うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ』をはじめ、ベン・スティ
ラー監督・主演のヒット作『LIFE!』、映画.comシネマで昨年のベスト1を獲得した樹木希林さん主演
『あん』、マララさんとその家族を追ったドキュメンタリー『わたしはマララ』、非戦の誓いを桜に託した男
の人生を描いた『陽光桜 YOKO THE CHERRY BLOSSOM』、東日本大震災で大きな被害
に遭った岩手県釜石市の遺体安置所の様子を伝える『遺体 明日への十日間』、優秀映画鑑賞推進
事業として35mmフィルムでお送りする『風の又三郎 ガラスのマント』。多くの皆様に御満足をいただ
くため、上質の作品を集めました。また、最終日には、『うみやまあひだ』で初メガホンを取った宮澤正
明監督、『遺体』に出演した女優・小橋めぐみさんをお迎えするトークショーも開催します。どうぞ皆様、
奥深い映画の魅力をゆっくりと御堪能ください。
さて、本市では、「厚木市文化芸術振興条例」に基づき、市民の皆様との連携・協働により、ひと、ま
ち、自然が響き合う「あつぎの文化芸術」を創造し、心豊かな市民生活と活力に満ちた地域社会の実
現を目指しています。今後も本市の文化芸術の振興に向け、皆様の御協力を賜りますようお願い申し
上げます。
結びに、あつぎ映画祭実行委員会の神崎順子実行委員長をはじめ、実行委員、多くの関係者の皆
様に対しまして、「あつぎ映画祭」の開催に当たり御尽力いただきましたことを心から感謝申し上げます。
本日は第5回あつぎ映画祭にお越しいただきましてありがとうござい
ます。今年のテーマは「共生 人と人 人と自然と共に」として様々な作
品を上映します。シネコンにはない魅力ある映画館が復活しましたが、
映画祭を行う本来の意味は、映画を通して人々に会話が生まれ、文化
芸術を考えるきっかけになって欲しいという思いにあります。
今回は、今年伊勢志摩サミットを控えた伊勢神宮の森、そこに纏わる
人々、森から海へ脈々と紡がれて来た自然に対する日本人の畏敬の
心を、最新の4Kプロジェクターでその映像美を観る「うみやまあひだ
伊勢神宮の森から響くメッセージ」を上映します。この作品は昨年スペ
インマドリード国際映画祭で、外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品
賞と最優秀プロデューサー賞に輝きました。
あつぎ映画祭
映画鑑賞の後、監督宮澤正明さんのトークショーを、この作品の大
実行委員会委員長 ファンという女優の小橋めぐみさんをナビゲーターとしてゲストにお招き
します。また、現在では貴重なフイルムで「風の又三郎 ガラスのマン
神崎 順子
ト」の上映などたくさんの方に楽しんでいただける企画を考えました。
(厚木伊勢原ケーブルテレビ
こちらワクワク情報局制作担当)
回を重ねながら思うことは、文化活動は街作りに繋がる大切なことだ
ということです。最後に、あつぎ映画祭開催にあたり、会場に足を運ん
でいただきましたお客様、実行委員の皆様、大勢の皆様にご協力をい
ただきました。心より感謝申し上げます。
第5回あつぎ映画祭 2016年2月20(土)∼3月6日(日)
2/20(土)∼3/5(土)
3/6(日)
「風の又三郎 ガラスのマント」(優秀映画鑑賞推進事業)
「LIFE!」
「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」
「あん」
トークショー
「わたしはマララ」
「陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-」 ゲスト:監督 宮澤正明さん
女優 小橋めぐみさん
「遺体 明日への十日間」
御来場の皆様へ
本日は、第5回あつぎ映画祭に御来場いただき、誠にありがとうございます。
御来場の皆様に、今回の映画祭をお楽しみいただくために次の点をお願い申し上げ ます。
〇ホール内では携帯電話の電源をお切りください。
〇ホール内でのカメラ等による撮影は御遠慮ください。
実施主体 : あつぎ映画祭実行委員会
◎神崎 順子 ○小島 一成 ○矢島 仁
植竹 良
木下 敬之
首藤 美波
◎実行委員長 ○副委員長
相田 正男
青山 大蔵
岩崎 敏之
肥後 直樹
松尾 美智代 六ケ村 健三
問合せ : 厚木市文化生涯学習課 ☎046−225−2508(直通)
3月6日(日)あつぎ映画祭
10:30∼
開場(チケットB 優秀映画鑑賞推進事業:ホール112)
11:00∼
映画紹介 「風の又三郎 ガラスのマント」上映
13:30∼
開場(チケットC:スクリーン1)
14:00∼
石垣秀基さんによる尺八生演奏
「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」上映(スクリーン1)
15:35∼
小林常良厚木市長 あいさつ
15:40∼16:40 トークショー
ゲスト:宮澤正明さん(監督)、小橋めぐみさん(女優)
宮澤 正明(みやざわ まさあき)さん:写真家
写真家。1960年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1985年に赤外線フィ
ルムを使用した処女作「夢十夜」でニューヨークICPインフィニティアワード新人賞受賞。
2005年第62回神宮式年遷宮の正式な撮影許諾を受け「現代に生きる神話」をテーマに
撮影を開始、2013年10月に行われた遷御の儀までの間に6万点に及ぶ作品を奉納す
る。本作で初監督を務め、マドリード国際映画祭の外国語ドキュメンタリー部門で最優
秀作品賞に輝く。近書に写真集『浄闇』『遷宮』。
※2/20∼3/6 宮澤監督写真展開催 アミューあつぎ9階ロビー
「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」
(C)2014 Masaaki Miyazawa/Jingu/
2014 Sustain able Investor
監督:宮澤正明
10年にわたって伊勢神宮を撮り続けてきた写真家・宮澤正明さんが、太古の昔から
森や海と共生を続けてきた日本人の心に迫ったドキュメンタリー映画。森から森へと
旅を続ける中で出会った賢人の話に耳を傾け、自然と人とを紡いだ記録を、その場
にいるような臨場感を味わえる高解像の4K映像で再現。
小橋 めぐみ(こばし めぐみ)さん :女優
1979年東京都生まれ。女優。映画、テレビ、舞台などで活躍。代表作に、映画
『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』など。読書家としても知られ、新聞や
女性誌などで書評も手掛ける。
※トークショー後には、小橋さんの書籍販売とサイン会を開催します。
石垣 秀基(いしがき ひでき)さん:尺八演奏家
東京都豊島区出身。父が尺八演奏家、母が箏演奏家という家庭環境に
生まれ、幼少より邦楽に親しむ。東京藝術大学音楽学部邦楽科に入学後、
人間国宝・山本邦山に師事。大学卒業後、NHK邦楽技能者育成会を卒業、
都山流尺八楽会師範試験を首席登第、父、征山の名を襲名。
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