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インクジェット 専門用語集 - Champion Photochemistry
インクジェット 専門用語集 (改訂: (改訂: 2011.5.31) 2011.5.31) インクジェット印刷 及び インク処方 について [ あ] アーカイヴァル ― 経時変化に対する 経時変化に対する記録保管性 に対する記録保管性 (耐久性) 耐久性) の良さを指す の良さを指す。 を指す。 印刷の場合、画像の色や黒さが褪せることなく長期間保持される性能 印刷の場合、画像の色や黒さが褪せることなく長期間保持される性能を言う 、画像の色や黒さが褪せることなく長期間保持される性能を言う。 を言う。 染料より安定性の有る顔料や、 染料より安定性の有る顔料や、100% pH 保持処理が施されたコットン 保持処理が施されたコットン紙 が施されたコットン紙は記録保管性を良 くする効果が有る。 IP アドレス - TCP/ TCP/ IP (伝送制御プロトコル / インターネット プロトコル)においてバケット 受信する機器を判別する為の番号で、通常は数字4組をドットで繋いで表記されている。 受信する機器を判別する為の番号で、通常は数字4組をドットで繋いで表記されている。 [ い] イーサネット -(米国のゼロックス、インテル、DECが共同開発した)コンピューター (米国のゼロックス、インテル、DECが共同開発した)コンピューター の通信方式におけるコンピューター ネット ワークの規格の一つで、LAN(ローカル エリア ネットワーク)で最も広く利用されている技術規格である。 色再現性 - オリジナルの画像に出来得る限り オリジナルの画像に出来得る限り類似した色がプリント上に再現される 出来得る限り類似した色がプリント上に再現される 精度を指す。 現実にはどんな機械でも限られた色域が有り、幾つかの色は完全には合致 しない。 しない。 色整合性 - 多数回のプリント作業やプリンターを変えた場合での色の 多数回のプリント作業やプリンターを変えた場合での色の不変 ント作業やプリンターを変えた場合での色の不変性を指す。 不変性を指す。 インターナショナル カラー コンソーシアム(ICC)国際カラー事業団 - 色を扱う企業集団の一つで、共通する標準カラー プロファイルを定義した。 インパルス インクジェット - 圧電式液滴オンデマンド方式のインクジェットの プリント ヘッドを指し、新技術を特徴付ける為にバブル式液滴オンデマンド方式と区別 している。 1 [ う] 裏抜け - インクが印刷媒体を透過してしまい、裏側から見た時に色が見える様を指す。 印刷媒体の種類によっては最大限のインクが載っている 印刷媒体の種類によっては最大限のインクが載っているにもかかわらず のインクが載っているにもかかわらず裏に透過しないよう にもかかわらず裏に透過しないよう に工夫されている物も有る。 [ え] L*a*b 値 - 等色差性を一連の3色値の空間座標軸で示される値で色差を求めるのに利用 される。 L軸は明色から暗色への明度指数を表し、a L軸は明色から暗色への明度指数を表し、a 軸は赤から緑の指数、b軸は青から 黄の指数を示すことにより、色相と彩度に相当する位置を表す。 どのような色もこれら一 連の空間座標軸上の3色指数として示され、標準とする色との色差を比べることができる。 [ お] オリフィス ― インクジェット プリンターにおいて印刷媒体上にインクを射出する部分 プリンターにおいて印刷媒体上にインクを射出する部分 のプリント ヘッドに設けられた射出口。 プリント ヘッドにはこの射出口が沢山有 り、印刷サイクルに沿ってプリント ヘッドが作動するので所定の印刷範囲内で吐出 する。 [ か] 界面活性剤 - 適度な表面張力に調整するためにインクに加える薬剤。 通常、界面活性 剤は表面張力を低くし、サーフィノール 465 (エアープロダクツ社製 (エアープロダクツ社製) エアープロダクツ社製)を使用することがある。 カラー スペース (色空間) 色空間) ― 色を定量化するためにある特定の一連の番号(立方的) として記述された色の空間モデルです。多くの異なった色空間でも同じカラーモデルを使用 として記述された色の空間モデルです。多くの異なった色空間でも同じカラーモデルを使用 することができる。 例:通常モニターはRGBのカラーモデルを使用するが、そこには異 なった色空間が存在する。なぜならば、特定の一連のRGBの番号は異なったモニター上で は異なった色として現れることになるから は異なった色として現れることになるからである 色として現れることになるからである。 である。 カラースペースには様々な種類があるが、特定の方法によって再現・表現されるデバイス依 存のカラースペース(グレー、RGB 存のカラースペース(グレー、RGB、 RGB、CMY 等)と、デバイス非依存のカラースペース(CIE 等)と、デバイス非依存のカラースペース(CIE L*a*b* 等)とを明確に区別することが重要である。 2 カラー カラー プロファイル - 色を捉える機器や色を表示する機器にはそれぞれのプロファ イルがある。 プロファイルは特定機器の色特性や見た目の要求仕様を記述したもので、デ バイスの入力と出力のカラースペース(色空間)のマッピングや「PCS( バイスの入力と出力のカラースペース(色空間)のマッピングや「PCS(プロファイル接続 空間) 空間)」で定義され、計器の色空間とプロファイル接続空間との関連付けを行うのに使用する カラー テーブルを含む。 PCSとしては PCSとしては CIELAB (L*a*b*) や CIEXYZ がある。 製造業者によっては製品のプロファイルを提供しており、中にはユーザーが測色計 製造業者によっては製品のプロファイルを提供しており、中にはユーザーが測色計や 測色計や分光測 色計などを使って自前のプロファイルを作成で 色計などを使って自前のプロファイルを作成できる製品もある。 などを使って自前のプロファイルを作成できる製品もある。 感 熱 ― (バブルジェットの項のサーミスターを要参照)感熱式のプリント ヘッドの中に 組み込まれている発熱体を指す。 水性インクを短時間で熱くすることにより泡を形成し、 インクをオリフィスから噴射させる(オリフィスの項を要参照)。 顔 料 - インクジェット用インクとして良く インクジェット用インクとして良く用 良く用いる堅牢な色材。 染料と異なり顔料はイ ンク溶剤に溶けないで粒子として存在する。 それ故に特定な印刷媒体上での塗布性に優れ、 通常は色褪せに強い。 [ き] キャピラリー搬送(毛細管搬送) - インクの貯蔵器からプリント ヘッド へ インクを 搬送するシステムで、数種のインクジェット・システムで使用されている。 この搬送のメ カニズムは自然の誘引作用を利用してコンスタントにインクが流動管に流れるようにしてあ る。 その他のシステムでは同様な結果が得られるようにポンプを使用しているものも有る。 強化顔料(高付加価値顔料)- 染料と顔料の双方を融合させたインクジェット用イ ンクでチャンピオン社によって名付けられた。 このインクは染料と顔料の双方が持ってい る良い特徴を兼ね備えており、MIS協会の4色調インク る良い特徴を兼ね備えており、MIS協会の4色調インクはこの強化顔料の部類に入ると MIS協会の4色調インクはこの強化顔料の部類に入ると言 はこの強化顔料の部類に入ると言 われている。 逆浸透 - 粒子状物質や微粒子を除去する為の半透過性膜を通して水を強制的に押し出す プロセスで、水を浄化する大切な工程である。 凝 集 - インク成分中の顔料粒子が好ましくない凝固、凝集を起こすことを指す。 凝集 が起こるとノズルが急速に目詰まりを起こす。 3 [ こ] 光学濃度 - 印刷画像の黒さを測定する尺度を示す 印刷画像の黒さを測定する尺度を示す。 を示す。 分光濃度はインクジェット では吐出力とも言われる。 コゲーション - プリント ヘッドの中のサーミスターの表面に付着する乾燥した染料を 示す。 この用語は(キャノンの技術がつけた) 「焦げ」をもじった造語でインクジェット プ (キャノンの技術がつけた) リンターでの専門用語。 サーマル方式のインクジェット プリンターでは瞬間的に300℃ 以上でインクを熱する為、インクの中の染料が焦げ、ヒーターの表面に溜まってしまい起こ る現象。 当初は水中の不純物が原因であろうと考えられたが、実際は連続的な熱上昇と冷 却によりインク中の染料が残留することで起こることが後の研究で判明した。 [ さ] サテライト - インクジェット エンジンから射出された一滴のインクがとんでもない場 所まで遊離して移動することを指す。 本来の在るべき場所のインクが周辺に分散されて存在 本来の在るべき場所のインクが周辺に分散されて存在 するのでサテライト( するのでサテライト(周遊/ 周遊/衛星) 衛星)と言われる。 [ し] 紫外可視分光光度計 - 色素における一定の波長領域での吸光度を測定する装置。 紫外 域から可視光域( 域から可視光域(400 可視光域(400~ 400~800nm)の波長の光が 800nm)の波長の光が色見本を通過すると )の波長の光が色見本を通過すると通過する光エネルギーの 色見本を通過すると通過する光エネルギーの 一部が失われる。この現象を光エネルギーの吸収と言い、光が物質を通過する前後での強度 の差(吸光度)と照射した光の波長との関係を測定する。これは染料の品質やその波長の分 布特性を調べるのに良く使われる方法である。 色 域 - プリンターやモニター等の出力機器での色や濃度の再現可能領域を指す。 プリンターやモニター等の出力機器での色や濃度の再現可能領域を指す。 色差計 - 色の光学的特長を計測し、一連のパラメーターとの比色をする計器 色の光学的特長を計測し、一連のパラメーターとの比色をする計器。 計器。 詳しいこ とは L*a*b CPS(センチポイズの略 CPS(センチポイズの略 - 粘度を計測する単位で、多くの場合 CPS と表 記される)を要参照。 写真的品質 - 写真タイプの印刷物での再現性を述べるのにプリンター業界で使う用語。 プリンターメーカーは写真的品質を得る為に、ドットサイズの縮小、d プリンターメーカーは写真的品質を得る為に、ドットサイズの縮小、d p i 数の改良、印刷媒 数の改良、印刷媒 体上へのコーティング等々、様々な方法を駆使している。 4 消泡剤 - インクの インクの製造中やカートリッジにインクを入れる 製造中やカートリッジにインクを入れる際 トリッジにインクを入れる際、その他泡の出易い工程に その他泡の出易い工程にお いて発生する泡の量を減らす為にインクに加える薬剤。 いて発生する泡の量を減らす為にインクに加える薬剤。 浸透剤 - インクの浸透性を増強させるため、或いは印刷媒体上の印刷画象効果を 増すために加える薬剤。 [ せ] 染 料 - インクジェット用インクの一つの種類で、顔料に対し、特殊なインク(水、アル コール型 コール型)に使われ、溶剤に溶ける。 [ た] 耐光性 - プリントが光に晒された時の耐光度を指す。 インクに耐光性が有ると退色に強 い。 一般的に顔料は染料よりも退色性が強いと言われている。 記録保管用プリントは強 い耐光性が要求される。 耐水性 - 希釈に耐えられる度合い、又は水によって消される度合い。 希釈に耐えられる度合い、又は水によって消される度合い。 耐水性の良いイン クはウィッキングやフェザリングが起こり難く、水で消されることも少ない。 クはウィッキングやフェザリングが起こり難く、水で消されることも少ない。 「ち」 印刷システム内の使用前のインクを貯留する層、或いは容器を 貯留層 - インクジェット 印刷システム内の使用前のインクを貯留する層、 指す。 サイズ、容量、構造的にも非常に大きな部分である。 [ て] テーリング テーリング(先細りのように消える現象)― インクジェット プリンターから吐出された インク滴は尾のように先細りになるか、一部は主流のインク滴より遅く動く。 プリント ヘ ッドより遠く離れるにしたがってその尾のような先細りの形は長くなる。 もしその尾のよ うな形が長過ぎる場合或いは印刷媒体の動きが早過ぎる場合は、インク滴は一点に行かずそ の動きに沿って広がってしまう。 5 DOD - DropDrop-OnOn-Demand の略。 インクジェット プリンターでプリントする際、プリ ント システムで必要な箇所や場合のみにインクが吐出する機能を指し、 システムで必要な箇所や場合のみにインクが吐出する機能を指し、液滴オンデマンドと も表現する。 DPI - Dots Per Inch の略。 インクジェット 印刷システムが、幅、奥行き、高さの 合計が1インチの中にプリントすることができるインクのドット数を表す。 [ と] ドライ タイム - 無通気性( 無通気性(無孔性) 無孔性)インクが偶然接触や、摩擦に対して不鮮明にならない インクが偶然接触や、摩擦に対して不鮮明にならない 耐乾時間を指す。 ドローダウン - インクの比較テスト作業で、標準紙の上に標準サンプルを置き、比較さ れるインク サンプルをその横に並べて、下げて行きながらその標準、或いは他社イン サンプルをその横に並べて、下げて行きながらその標準、或いは他社インク 他社インク と の目視比較を行う検査。 [ ね] 粘 度 ― 液体の相対的濃度を指す。 粘度が低い場合は水に近く、粘度が高い場合はシロ ップ状になる。 粘度は通常 CPS という単位で表記される。 [ の] ノズル - 特定のインクジェット プリンター システムで使用するプリント ヘッド内で、 インク流出口が開く直前にインクの流れ(流量、流速、方向、圧力と言ったインクの持 つ特性)をコントロールする部分で、インクが貯留層から出る際に導流路としての 役目をする。 [ は] 発光ダイオード(LED) - 半導体の p n 接合部に電圧を加えると発光する半導体素 接合部に電圧を加えると発光する半導体素 子。 バブルジェット - サーミスター(温度を測定・制御する機器)を使用して水溶性インクを 泡だて、この泡をプリント へッドから印刷媒体へインクを噴射させる技術を指し、 (キャノン のプリンターに当技術が始めて使われた)。 6 バンディング - プリンターで印刷する時に画像上に濃淡の縞が発生するプリント上の欠 陥を言う。 インクジェット画像の場合、インクの吐出 インクジェット画像の場合、インクの吐出ノズルかプリント 吐出ノズルかプリント ヘッドが、 ヘッドが、適切に 位置合わせされておらず 位置合わせされておらず動作不能である おらず動作不能である場合 動作不能である場合、もしくは不適切な 場合、もしくは不適切な検引情報に 、もしくは不適切な検引情報によることが考え 検引情報によることが考え られる。 良く有るバンディングの原因としては、プリント ヘッドのノズルが完全或いは部 分的に目詰まりを起こすことがある。 その場合は循環洗浄をバンディングが無くなるまで 行うと良い。 パントーン - アメリカに本社を持つ主に アメリカに本社を持つ主にグラフィック関連事業を 主にグラフィック関連事業を手掛ける グラフィック関連事業を手掛ける企業の 手掛ける企業の 名称。 又、同社が 同社が発行 発行している色見本、カラーマッチングシステムのこと している色見本、カラーマッチングシステムのことをも指 名称 。 又、 同社が 発行 している色見本、カラーマッチングシステムのこと をも指 す。これは印刷業界では研究開発や製造の色基準として利用されている。 [ ひ] ピエゾ - ピエゾエレクトリック セラミック クリスタル (圧電セラミック結 晶) の短縮語で圧電素子とも呼ばれる。 の短縮語で圧電素子とも呼ばれる。 当材は電流をかけると伸びたり収縮し たりする力を持つ。 この現象によってピエゾが極小さなポンプ中で動力となり得 る、即ち電流を流す事によりインクをインク管から、ヘッドに向かって押し出し、 る、即ち 電流を流す事によりインクをインク管から、ヘッドに向かって押し出し、 印刷することが可能となる。 可動部分を持たない為に当材の耐久性はすこぶる良 い。 ピエゾ マーケットの90%はエプソンのプリンターによって築かれた。 表面改質 - Cabot(キャボット社)の独自の表面改質技術で、顔料粒子の表面に特殊な官 Cabot(キャボット社)の独自の表面改質技術で、顔料粒子の表面に特殊な官 能基を直接付着させることにより、安定性と信頼性の高い顔料粒子の分散を可能にし、使い 能基を直接付着させることにより、安定性と信頼性の高い顔料粒子の分散を可能にし、使い 勝手の良さとプリント品質の良さを特長付けている。 表面張力 - 液体と物質表面との界面での引っ張り合う力を指す。 液体の分子間に作用す る力により、分子がお互いを引き合って凝縮しようとする。 それゆえに液体は表面積の少 ない球形になろうとする。 表面張力が高いと言うことは弱い引力を示し、表面張力が低い と言うことは強い引力を示す。 表面張力は温度が上がれば低くなり、不純物によっても低 表面張力は温度が上がれば低くなり、不純物によっても低 くなる。 水は多くの液体よりも高い表面張力がありワックス紙上では玉状になる。 仮に 水に石鹸を加えるとその表面張力は減りワックス紙を透過してしまう。 水に石鹸を加えるとその表面張力は減りワックス紙を透過してしまう。 7 [ ふ] ファームウェア - プリンターを正常に作動させるように基本的な制御をするソフトウェ アで、半固定的にプリンターに搭載され余り変更が加えられないことから、ハードウェアと ソフトウェアの中間的な存在としてファームウェアと呼ばれている。 (プログラムを更新 することは出来る。) フィルタリング - プリント ヘッドの口径の目詰まりの原因となる分子をインクから除 去する機能。 フェザリング / ウィッキング - 印刷媒体上にインクが不規則なパターンでプリント されることを指す。 されることを指す。 フェザリング又はウィッキングが強過ぎると画像がぼやけ、不鮮明に 見える。 プラテン - 紙が印刷される際に上を通過するプリンターの平らな圧盤を指す 紙が印刷される際に上を通過するプリンターの平らな圧盤を指す。 を指す。 フリークエンシー(噴出 フリークエンシー(噴出頻 噴出頻度) - ある一定の時間内でプリント ヘッドが印刷できるス ピード、或いはインクを噴出できるスピードを示す。 プリント ギャップ - インクジェット プリンターのオリフィスと印刷媒体との距離を 指す。 この距離は、インクの液滴が動きその動きが減速したり。 この距離は、インクの液滴が動きその動きが減速したり。インクの指定箇所から漂 い外れてしまったりすることが有るので重要な要素である。 プリントドライブ - 一般的なフォーマットのプリントをする際にそのプリンターに適す るデータに変換するソフトウェア。 プリント ヘッド - インク カートリッジから単色或いは複数色を夫々取り出し、ノズル 部分を通して紙の上に置く可動性の有るプリンターの部品。 分散液 分散液 - 均質に、 均質に、且つ安定的に分散 且つ安定的に分散された顔料の粒子が 安定的に分散された顔料の粒子が入った された顔料の粒子が入った液体。 入った液体。 8 [ へ] ヘキサクローム - 6色(シアン、マジェンタ、黄、オレンジ、グリーン、黒)のプロセ スカラーのセットを指す。 これは従来の基本(CMYK これは従来の基本(CMYK – シアン、マゼンタ、黄、黒)のコ シアン、マゼンタ、黄、黒)のコ ンビネーションにオレンジとグリーンを加えたインクで、 ンビネーションにオレンジとグリーンを加えたインクで、4色プロセス カラーに比べ カラーに比べ幅広い 比べ幅広い 色の再現領域を持ち、細部表現でもより彩度を出せる。 pH ― 酸度又はインクの基本特性を測る単位で0~14の数値内で表わされる。 低いpH 低いp H は酸性、高いpH は酸性、高いpH は基準( は基準(アルカリ性) アルカリ性)を示す。 特定のインク中の組成物に よっては溶解度を増すために一連のpH よっては溶解度を増すために一連のp H 数値が必要なものもある。 [ ま] マストーン - 印刷インキを下の色が透けて見えないように 印刷インキを下の色が透けて見えないように印刷 下の色が透けて見えないように印刷媒体 印刷媒体一面を 媒体一面を被覆して塗っ 一面を被覆して塗っ たときの色。 通常、印刷 通常、印刷媒体 印刷媒体全面 媒体全面を一色で 全面を一色で印刷 を一色で印刷してマスト 印刷してマストーンを出し、色整合性を決める してマストーンを出し、色整合性を決める ときに使われる手法の一つである。 [ め] メニスカス - 容器と液体との接触面で液体の表面が作る凹凸状の局面を指す。 これは 容器に対する 容器に対する液体の引力度に する液体の引力度に起因し、 液体の引力度に起因し、主に液体の表面張力によってその 起因し、主に液体の表面張力によってその凸凹の 主に液体の表面張力によってその凸凹の局面 凸凹の局面が形成 局面が形成維 が形成維 持される。 インクジェット用インクではノズル口径でのインクと関連する機能性研究の重 要な分野である。 [ ら] ラスター イメージ プロセッサー(RIP) - 画像をデータ化し、プリンターが作 動出来るデータ形式に変換する機器。 ここで変換された情報は画像を再現する為にプリン ト画面上にどのようにインクのドットを置いていけば良いかをプリンターに指令する。 ト画面上にどのようにインクのドットを置いていけば良いかをプリンターに指令する。 [ り] 粒子状物質・微粒子 - インク中の インク中の粒子状物質や浮遊物質。 これらはプリンタ ーのインク吐出口を塞ぎプリント ラインを起こす原因となるためにインクはフィ ライン を起こす原因となるためにインクはフィ ルターが掛けられる。 9 [ よ] 溶解度 - 特定の溶媒中での染料の溶解性を表す。 溶解度は選んだ染料と溶媒によって大 きく変化する。 溶媒(共溶媒)- インク中の染料を溶解するのに使用する インク中の染料を溶解するのに使用する主 のに使用する主成分。 成分。 インクジェット カー トリッジでの溶媒は水である。 10