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Cisco 7600 シリーズルータインストレーション ガイド
Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド June 2007 Text Part Number: OL-4503-23-J このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現、情報、 および推奨事項は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。このマニュアルに記 載されている製品の使用は、すべてユーザ側の責任になります。 対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。添付されていない場合には、代理 店にご連絡ください。 FCC クラス A 準拠装置に関する記述:この装置はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 に規定された仕様のクラス A デジタル装置の制限に準拠してい ることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネ ルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテ レビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉 防止措置を講じる必要があります。 FCC クラス B 準拠装置に関する記述:このマニュアルに記載された装置は、無線周波エネルギーを生成および放射する可能性があります。シスコシステ ムズの指示する設置手順に従わずに装置を設置した場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。この装置はテスト済みであり、FCC ルール Part 15 に規定された仕様のクラス B デジタル装置の制限に準拠していることが確認済みです。これらの仕様は、住宅地で使用したときに、このよ うな干渉を防止する適切な保護を規定したものです。ただし、特定の設置条件において干渉が起きないことを保証するものではありません。 シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラス A またはクラス B のデジタル装置に対する FCC 要件に準拠しなくなること があります。その場合、装置を使用するユーザの権利が FCC 規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユー ザ側の負担で矯正するように求められることがあります。 装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機 器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。 ・干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。 ・テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。 ・テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。 ・テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制 御されるようにします)。 米国シスコシステムズ社では、この製品の変更または改造を認めていません。変更または改造した場合には、FCC 認定が無効になり、さらに製品を操作 する権限を失うことになります。 シスコシステムズが採用している TCP ヘッダー圧縮機能は、UNIX オペレーティング システムの UCB(University of California, Berkeley)パブリック ド メイン バージョンの一部として、UCB が開発したプログラムを最適化したものです。All rights reserved. Copyright © 1981, Regents of the University of California. ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、各社のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供されま す。シスコシステムズおよびこれら各社は、商品性や特定の目的への準拠性、権利を侵害しないことに関する、または取り扱い、使用、または取引によっ て発生する、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。 いかなる場合においても、シスコシステムズおよびその代理店は、このマニュアルの使用またはこのマニュアルを使用できないことによって起こる制約、 利益の損失、データの損傷など間接的で偶発的に起こる特殊な損害のあらゆる可能性がシスコシステムズまたは代理店に知らされていても、それらに対 する責任を一切負いかねます。 CCSP, the Cisco Square Bridge logo, Follow Me Browsing, and StackWise are trademarks of Cisco Systems, Inc.; Changing the Way We Work, Live, Play, and Learn, and iQuick Study are service marks of Cisco Systems, Inc.; and Access Registrar, Aironet, ASIST, BPX, Catalyst, CCDA, CCDP, CCIE, CCIP, CCNA, CCNP, Cisco, the Cisco Certified Internetwork Expert logo, Cisco IOS, Cisco Press, Cisco Systems, Cisco Systems Capital, the Cisco Systems logo, Cisco Unity, Empowering the Internet Generation, Enterprise/Solver, EtherChannel, EtherFast, EtherSwitch, Fast Step, FormShare, GigaDrive, GigaStack, HomeLink, Internet Quotient, IOS, IP/TV, iQ Expertise, the iQ logo, iQ Net Readiness Scorecard, LightStream, Linksys, MeetingPlace, MGX, the Networkers logo, Networking Academy, Network Registrar, Packet, PIX, Post-Routing, Pre-Routing, ProConnect, RateMUX, ScriptShare, SlideCast, SMARTnet, StrataView Plus, SwitchProbe, TeleRouter, The Fastest Way to Increase Your Internet Quotient, TransPath, and VCO are registered trademarks of Cisco Systems, Inc. and/or its affiliates in the United States and certain other countries. All other trademarks mentioned in this document or Website are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (0501R) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド Copyright © 2007, Cisco Systems, Inc. All rights reserved. C O N T E N T S はじめに ix マニュアルの変更履歴 x 対象読者 xi マニュアルの構成 xi 表記法 xii 関連資料 xii マニュアルの入手方法 xiii Cisco.com xiii Documentation CD-ROM xiii マニュアルの発注方法 xiii テクニカル サポート xiv Cisco.com xiv TAC xiv TAC Web サイト xv Japan TAC Web サイト xv TAC Escalation Center xv その他の資料および情報の入手方法 xvi CHAPTER 1 製品概要 1-1 Cisco 7603 ルータ 1-3 Cisco 7603-S ルータ 1-5 Cisco 7604 ルータ 1-7 Cisco 7606 ルータ 1-9 Cisco 7606-S ルータ 1-11 Cisco 7609 ルータ 1-13 Cisco 7609-S ルータ 1-15 Cisco 7613 ルータ 1-16 システムの特長 1-18 帯域幅およびポート密度 1-18 冗長性 1-18 コンポーネントのホットスワップ 1-19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J iii Contents Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 1-20 ファン アセンブリ 1-20 電源装置 1-24 Cisco 7603-S ルータの電源装置 1-25 Cisco 7603 ルータ、Cisco 7604 ルータ、Cisco 7606 ルータ、および Cisco 7606-S ルータの電源装置 1-25 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7613 ルータの電源装置 1-28 Cisco 7609-S ルータの電源装置 1-31 電源装置の冷却 1-32 負荷分散機能 1-32 電源装置の環境モニタ機能 1-32 電源装置の LED 1-32 PEM 1-33 CHAPTER 2 設置の準備 2-1 安全上の注意 2-2 設置環境の条件 2-3 静電破壊の防止 2-3 環境条件 2-4 電力要件 2-11 電源接続時の注意事項 2-12 AC 電源システム 2-12 AC 電源コードの図 2-15 DC 電源システム 2-23 設置環境チェックリスト 2-24 CHAPTER 3 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 3-1 ルータの開梱 3-3 取り付けに関する注意事項 3-3 必要な工具 3-4 シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け 3-5 シャーシ ブラケットの取り付け 3-7 ラックへのルータ シャーシの取り付け 3-11 スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよ び Cisco 7613 ルータ専用) 3-15 ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) 3-17 ケーブル ガイドの交換 3-19 システムのアース接続 3-21 必要な工具および部品 3-21 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド iv OL-4503-23-J Contents システムをアース接続する手順 3-26 ルータ シャーシへの電源装置の取り付け 3-27 インターフェイス ケーブルの取り付け 3-27 スーパーバイザ エンジン コンソール ポートの接続 3-28 スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続 3-29 インターフェイス ポートへの接続 3-30 ルータ シャーシ取り付け後の確認 3-32 CHAPTER 4 トラブルシューティング 4-1 はじめに 4-2 システム コンポーネント レベルの問題解決 4-2 起動時の問題の特定 4-3 電源装置のトラブルシューティング 4-4 ファン アセンブリのトラブルシューティング 4-5 モジュールのトラブルシューティング 4-5 代理店への連絡 4-6 CHAPTER 5 取り外しおよび取り付け手順 5-1 静電破壊の防止 5-2 電源装置の取り外しおよび取り付け 5-3 必要な工具 5-3 AC 入力電源装置の取り外し 5-3 AC 入力電源装置の取り付け 5-7 DC 入力電源装置の取り外し 5-9 Cisco 7603 ルータからの PWR-950-DC 電源装置の取り外し 5-9 Cisco 7603-S ルータからの PWR-1500-DC 電源装置の取り外し 5-11 Cisco 7604 ルータからの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り外し 5-12 Cisco 7606 ルータからの PWR-1900-DC 電源装置の取り外し 5-14 Cisco 7606 ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し 5-16 Cisco 7606-S ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し 5-18 Cisco 7609 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し 5-20 Cisco 7613 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し 5-23 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-4000-DC 電源 装置の取り外し 5-25 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-6000-DC 電源 装置の取り外し 5-28 Cisco 7613 ルータからの PWR-4000-DC 電源装置の取り外し 5-33 Cisco 7613 ルータからの PWR-6000-DC 電源装置の取り外し 5-36 DC 入力電源装置の取り付け 5-41 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J v Contents Cisco 7603 ルータへの PWR-950-DC 電源装置の取り付け 5-41 Cisco 7603-S ルータへの PWR-1500-DC 電源装置の取り付け 5-43 Cisco 7604 ルータへの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り付け 5-44 Cisco 7606 ルータへの PWR-1900-DC 電源装置の取り付け 5-49 Cisco 7606 ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け 5-51 Cisco 7606-S ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け 5-55 Cisco 7609 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け 5-59 Cisco 7613 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け 5-62 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装 置の取り付け 5-65 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装 置の取り付け 5-74 Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け 5-85 Cisco 7613 ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け 5-94 PEM の取り外しおよび取り付け 5-106 必要な工具 5-107 AC 入力 PEM の取り外し 5-107 AC 入力 PEM の取り付け 5-109 DC 入力 PEM の取り外し 5-110 DC 入力 PEM の取り付け 5-111 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け 5-114 ファン アセンブリの取り外し 5-114 ファン アセンブリの取り付け 5-118 取り付けの確認 5-118 Cisco 7604 ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) 5-119 Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取 り付け(オプション) 5-120 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取 り付け(オプション) 5-121 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのエア フィルタの交換(オプショ ン) 5-125 Cisco 7606-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け 5-126 Cisco 7609-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け 5-127 Cisco 7600 シリーズ ルータの WS-SUP720-3BXL へのアップグレード 5-129 APPENDIX A 技術仕様 A-1 Cisco 7603 ルータ A-2 Cisco 7603-S ルータ A-3 Cisco 7604 ルータ A-4 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド vi OL-4503-23-J Contents Cisco 7606 ルータ A-5 Cisco 7606-S ルータ A-6 Cisco 7609 ルータ A-7 Cisco 7609-S ルータ A-8 Cisco 7613 ルータ A-9 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 A-10 適合規格 A-15 APPENDIX B コネクタおよびケーブルの仕様 B-1 コネクタの仕様 B-2 RJ-45 B-2 Mini-SMB B-2 MT-RJ B-3 LC B-4 SC タイプ B-4 GBIC B-5 WS-G5484 B-5 WS-G5486 B-6 WS-G5487 B-6 DWDM GBIC トランシーバ B-6 ケーブル仕様 B-8 コンソール ポート モード スイッチ B-8 ロールオーバー ケーブルの識別 B-8 コンソール ポート モード 1 の信号およびピン割り当て B-9 DB-9 アダプタ(PC との接続用) B-9 DB-25 アダプタ(端末との接続用) B-10 モデム アダプタ B-10 コンソール ポート モード 2 の信号およびピン割り当て B-11 モードコンディショニング パッチコード B-11 パッチコードの構成例 B-12 パッチコードの取り付け B-12 DMD B-12 APPENDIX C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 C-1 Cisco 7603 ルータ C-1 Cisco 7606 ルータ C-3 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ C-5 Cisco 7613 ルータ C-8 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J vii Contents APPENDIX D コンフィギュレーション レジスタ情報 D-1 コンフィギュレーション ビットの意味 D-2 ビット 0 ∼ 3 D-2 ビット 6 D-4 ビット 7 D-4 ビット 8 D-4 ビット 10 とビット 14 D-4 ビット 11 とビット 12 D-5 ビット 13 D-5 ビット 15 D-5 Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 D-6 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 D-7 Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定 D-7 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定 D-8 INDEX 索引 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド viii OL-4503-23-J はじめに ここでは、 『Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド』の対象読者、マニュアルの構 成、および手順や情報を記述するための表記法について説明します。 (注) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。 • Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603 • Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S • Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604 • Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606 • Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S • Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609 • Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S • Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613 Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J ix はじめに マニュアルの変更履歴 マニュアルの変更履歴 リビジョン 日付 OL-4503-23 2007 年 6 月 OL-4503-22 OL-4503-21 2007 年 2 月 2005 年 12 月 変更点 • Cisco 7603-S ルータを追加しました。 • Cisco 7606-S ルータを追加しました。 • 1500 W DC 入力(PWR-1500-DC)電源装置を追加しました。 • Route Switch Processor 720(RSP 720)を追加しました。 • Cisco 7609-S ルータを追加しました。 • 6000 W DC 入力(PWR-6000-DC)電源装置を追加しました。 • 第 5 章の「電源装置の取り外しおよび取り付け」の PWR-2700-DC/4 電源装置の情報を更新しました。 • 「付録 A」に音響による騒音情報を追加しました。 OL-4503-20 2005 年 12 月 • Supervisor Engine 32 を追加しました。 • 第 3 章の「シャーシ ブラケットの取り付け」に、19 インチ ラックの情報を追加しました。 OL-4503-19 2005 年 9 月 • 第 2 章の「2700 W 電源装置(PWR-2700-AC=)」に、新しい ケーブル情報を追加しました。 OL-4503-18 2005 年 4 月 • Cisco 7604 の PWR-2700-AC/4 を追加しました。 OL-4503-17 2005 年 4 月 • OL-4503-16 2005 年 1 月 1、2、5 章および付録 A に、6000 W AC 入力 (WS-CAC-6000W)の情報を追加しました。 • 1、2、3、5 章および付録 A に、Cisco 7604 ルータの情報を 追加しました。 • 1、2、5 章および付録 A に、2700 W DC 入力(PWR-2700-DC) の情報を追加しました。 • 表 2-5 に 1400 W 電源装置(PWR-1400-AC)および 3000 W 電源装置(WS-CAC-3000W)の CAB-AC16A-CH を追加し ました。 • 1、2、5 章および付録 A に、2700 W AC 入力(PWR-2700-AC) の情報を追加しました。 OL-4503-15 2004 年 11 月 • 表 2-5 に 1400 W 電源装置(PWR-1400-AC=)の CAB-ACS-10= を追加しました。 OL-4503-14 2004 年 11 月 • 第 5 章の 4000 W DC 入力電源装置の端子ブロックの情報を 更新しました。 OL-4503-13 2004 年 9 月 • 第 3 章のシステムのアースに関する記述を変更しました。 OL-4503-12 2004 年 8 月 • 「付録 B」に Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM) 情報を追加しました。 OL-4503-11 2004 年 7 月 • 「はじめに」で「マニュアルの変更履歴」を始めました。 • 1、2、5 章および付録 A に、1400 W AC および 3000 W AC 電源装置の情報を追加しました。 • 第 3 章および付録 B に光学インターフェイスのクリーニン グに関する情報を追加しました。 • 4000 W DC 電源装置のセクションに電源ケーブルの設置に 必要な空間に関する情報、および第 5 章に端子のナットを 締めるために必要な力に関する情報を追加しました。 • 付録 D としてコンフィギュレーション レジスタ情報を追加 しました。 • 第 1 章に、電源装置および Power Entry Module(PEM)の表 を追加しました。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド x OL-4503-23-J はじめに 対象読者 対象読者 このマニュアルに記載された装置の設置、交換、またはサービスは、訓練を受けた認定サービス技 術者(IEC 60950 および AS/NZS3260 で定義)だけが行ってください。 マニュアルの構成 このマニュアルの構成は、次のとおりです。 章 タイトル 説明 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのハードウェアの特 長および機能について説明します。 第2章 設置の準備 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置場所の準備に ついて説明します。 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置方法について 説明します。 第4章 トラブルシューティング ハードウェアを初めて取り付ける際のトラブル シューティングの注意事項、および問題を特定し 解決するための手順について説明します。 第5章 取り外しおよび取り付け手順 シャーシ コンポーネントの取り外しおよび取り 付け手順について説明します。 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータのシステム仕様を示 します。 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータで使用するコネクタ およびケーブルについて説明します。 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7600 シリーズ ルータを工場に返送する場 合の再梱包手順について説明します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J xi はじめに 表記法 表記法 (注)は、次のように表しています。 (注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。 注意は、次のように表しています。 注意 「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されていま す。 警告は、次のように表しています。 警告 安全上の重要事項 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作 業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。 これらの注意事項を保存しておいてください。 関連資料 Cisco 7600 シリーズ ルータの関連資料は、次のとおりです。 • 『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 7600 Series Routers』 • 『Cisco 7609 Router Installation Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router Quick Software Configuration Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router IOS Command Reference』 • 『Cisco 7600 Series Router IOS System Message Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』 • 『Cisco 7600 Series Router IOS Command Reference』 • 『Cisco 7600 Series Router IOS System Message Guide』 • MIB(管理情報ベース)については、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド xii OL-4503-23-J はじめに マニュアルの入手方法 マニュアルの入手方法 シスコ製品のマニュアル、テクニカル サポート、およびその他のテクニカル リソースは、さまざ まな方法で入手できます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明し ます。 Cisco.com WWW 上の次の URL から、シスコ製品の最新資料を入手できます。 http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com http://www.cisco.com/jp シスコの Web サイトの各国語版へは、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml Documentation CD-ROM シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の Cisco Documentation CD-ROM パッ ケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は毎月更新されるので、印刷資料よりも新 しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、単独または年間契約で入手できます。 Cisco.com 登録ユーザの場合、Subscription Store からオンラインで Documentation CD-ROM(Customer Order Number DOC-CONDOCCD=)を発注できます。次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/go/marketplace マニュアルの発注方法 マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。 • Cisco.com (Cisco Direct Customer)に登録されている場合、Networking Products MarketPlace か らシスコ製品のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml • Cisco.com 登録ユーザの場合、Subscription Store からオンラインで Documentation CD-ROM (Customer Order Number DOC-CONDOCCD=)を発注できます。次の URL にアクセスしてくだ さい。 http://www.cisco.com/go/marketplace • Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J xiii はじめに テクニカル サポート テクニカル サポート シスコシステムズでは、 技術上のあらゆる問題の支援窓口として、TAC Web サイトを含む Cisco.com を運営しています。お客様およびパートナーは TAC Web サイトからマニュアル、トラブルシュー ティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.com にご登録 済みのお客様は、TAC ツール、ユーティリティなど、TAC Web サイトで提供するすべてのテクニ カル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.com へのご登録については、製品を購入され た代理店へお問い合わせください。 Cisco.com Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報、ネットワーキング ソリューショ ン、サービス、プログラム、およびリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスを 提供しています。 Cisco.com では、次の目的に役立つ機能およびサービスを豊富に用意しています。 • 業務の円滑化と生産性の向上 • オンライン サポートによる技術上の問題の解決 • ソフトウェア パッケージのダウンロードおよびテスト • シスコのトレーニング資料および製品の発注 • スキル査定、トレーニング、認定プログラムへのオンライン登録 次の URL から、Cisco.com に登録されると、各ユーザに合った情報やサービスが得られます。 http://www.cisco.com http://www.cisco.com/jp TAC シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TAC をご利用いただくことができます。TAC では、2 種類のサポートを提供しています。TAC Web サ イトと TAC Escalation Center です。問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適 切な TAC サービスを選択してください。 TAC へのお問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。 • プライオリティ レベル 4(P4)― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィ ギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。 • プライオリティ レベル 3(P3)― ネットワークのパフォーマンスが低下している状態で、ネッ トワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。 • プライオリティ レベル 2(P2)― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に 重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。 • プライオリティ レベル 1(P1)― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ 業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド xiv OL-4503-23-J はじめに テクニカル サポート TAC Web サイト P3 および P4 レベルの問題については、TAC Web サイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決 し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Web サイトには、次 の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/tac シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Web サイ トのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco TAC Web サイトの一部 のサービスには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログ イン ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行って ください。 http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、次の URL か ら TAC Case Open ツールのオンライン サービスを利用できます。 http://www.cisco.com/en/US/support/index.html インターネットを利用する場合、P3 および P4 の問題については、お客様ご自身の言葉で状況を説 明し、必要なファイルを添付できるよう、TAC Web サイトで Case Open ツールを利用することを推 奨します。 Japan TAC Web サイト Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュ メントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてくだ さい。 http://www.cisco.com/jp/go/tac サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイ トのドキュメントにアクセスできます。 Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ロ グイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってく ださい。 http://www.cisco.com/jp/register/ TAC Escalation Center TAC Escalation Center では、P1 および P2 レベルの問題に対応しています。このレベルに分類され るのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Center にお問い合わせいただいた P1 または P2 の問題には、TAC エンジニアが対応しま す。 TAC フリーダイヤルの国別電話番号は、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となって いるか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、または Network Supported Accounts [NSA; ネッ トワーク サポート アカウント ] など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、 お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J xv はじめに その他の資料および情報の入手方法 その他の資料および情報の入手方法 シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざ まな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。 • 『Cisco Product Catalog』には、シスコシステムズが提供するネットワーキング製品のほか、発 注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。 『Cisco Product Catalog』には、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/en/US/products/products_catalog_links_launch.html • Cisco Press では、ネットワーク関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、 さまざまな読者向けの出版物があります。 『Internetworking Terms and Acronyms Dictionary』、 『Internetworking Technology Handbook』 、 『Internetworking Troubleshooting Guide』 、 『Internetworking Design Guide』などです。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセ スしてください。 http://www.ciscopress.com • 『Packet』は、シスコシステムズが発行する月刊誌で、業界の専門家向けにネットワーク分野の 最新情報を提供します。 『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac114/about_cisco_packet_magazine.html • 『iQ Magazine』は、シスコシステムズが発行する月刊誌で、ビジネス リーダーや経営幹部向け にネットワーク業界の最新情報を提供します。 『iQ Magazine』には、次の URL からアクセスし てください。 http://business.cisco.com/prod/tree.taf%3fasset_id=44699&public_view=true&kbns=1.html • 『Internet Protocol Journal』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担 当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。 『Internet Protocol Journal』 には、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac147/about_cisco_the_internet_protocol_journal.html • トレーニング ― シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施して います。トレーニングの最新情報については、次の URL からアクセスしてください。 http://www.cisco.com/en/US/learning/le31/learning_recommended_training_list.html Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド xvi OL-4503-23-J C H A P T E R 1 製品概要 (注) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。 • Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603 • Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S • Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604 • Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606 • Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S • Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609 • Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S • Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613 Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。この章の内容は次のとおりです。 • Cisco 7603 ルータ(p.1-3) • Cisco 7603-S ルータ(p.1-5) • Cisco 7604 ルータ(p.1-7) • Cisco 7606 ルータ(p.1-9) • Cisco 7606-S ルータ(p.1-11) • Cisco 7609 ルータ(p.1-13) • Cisco 7609-S ルータ(p.1-15) • Cisco 7613 ルータ(p.1-16) • システムの特長(p.1-18) • Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント(p.1-20) Cisco 7600 シリーズ ルータは、サービス プロバイダー ネットワークのエッジにおいてハイタッチ IP サービスを回線速度で提供するオプティカル WAN およびオプティカル MAN(メトロポリタン エリア ネットワーク)を実現します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-1 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータは、次の機能をサポートしています。 • 30 Mpps フォワーディング プロセッサおよび最大 512 MB DRAM によるインターネット ルー ティング • 各 OSM(オプティカル サービス モジュール)上の最大 2 つの分散型 Parallel Express Forwarding (PXF)IP サービス プロセッサによるフレキシブルな IP サービスの実装 • 1 スロットあたり 6 Mpps の回線速度によるハイタッチ IP サービス − Quality of Service(QoS; サービス品質) − 階層型トラフィック シェーピング − 宛先対応サービス(アカウンティング、課金、および QoS) • Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)に基づいて、お客様に提供されるサービ ス レベルをモニタする機能 • DS0 から OC-48 までの幅広い WAN および MAN インターフェイス(FlexWAN モジュールを使 用する場合) • Catalyst 6500 シリーズ LAN インターフェイス(10 Mbps イーサネットから 1 Gbps まで)との互 換性 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-2 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7603 ルータ Cisco 7603 ルータ Cisco 7603 ルータ シャーシには、3 つの水平スロットがあります。スロット番号は上から下へ順番 に割り当てられています(図 1-1 を参照) 。 スロット 1 は、スイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC(ギガビット イン ターフェイス コンバータ)アップリンク ポートを提供するスーパーバイザ エンジン専用のスロッ トです。 スロット 2 には、第 1 のスーパーバイザ エンジンに障害が発生した場合にバックアップとして動作 する、冗長スーパーバイザ エンジンを増設できます。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない 場合は、スロット 2 に OSM またはその他のサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを取 り付けることができます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、同一仕様でなければなりません。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでもフル機能で 運用できます。 Cisco 7603 ルータは、次のスーパーバイザ エンジンをサポートしています。 (注) • Supervisor Engine 2 • Supervisor Engine 720 Cisco 7603 ルータは Supervisor Engine 32 をサポートしていません。 • また、Cisco 7603 ルータは、次の構成をサポートしています。 − 最大 2 つのホットスワップ可能な OSM または Catalyst 6500 シリーズ モジュールの増設 − ホットスワップ可能なファン アセンブリ − 冗長構成の AC 入力電源装置(950 W) (注) Supervisor Engine 1A 搭載の Cisco 7603 ルータでは、OSM はサポートされていません。 (注) Cisco 7603 ルータでは、スイッチ ファブリック モジュールはサポートされていません。 電源装置は、シャーシの背面から取り付けます(図 1-2 を参照) 。 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-3 第1章 製品概要 Cisco 7603 ルータ 図 1-1 Cisco 7603 ルータ — 前面 PEM 1 PEM 2 FAN STATUS 63030 1 2 OSM-4OC12 POS-SI 1 3 OSM ST AT 3 AC TIV E RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV R IE M RR AR CA AL K E RX TX TX RX T PO RT 1 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV R IE RR AR CA AL E RX TX TX RX 2 M PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO RT 4 1 図 1-2 3 Cisco 7603 ルータ — 背面 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 63031 2 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 1 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-4 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7603-S ルータ Cisco 7603-S ルータ Cisco 7603-S ルータ シャーシには、3 つの水平スロットがあります。スロット番号は上から下へ順 番に割り当てられています(図 1-3 を参照)。 スロット 1 は、スイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC アップリンク ポー トを提供するスーパーバイザ エンジン専用のスロットです。 スロット 2 には、第 1 のスーパーバイザ エンジンに障害が発生した場合にバックアップとして動作 する、冗長スーパーバイザ エンジンを増設できます。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない 場合は、スロット 2 にサポート対象のライン カードを取り付けることができます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、同一仕様でなければなりません。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでもフル機能で 運用できます。 Cisco 7603-S ルータは、次のスーパーバイザ エンジンをサポートしています。 (注) • Supervisor Engine 32 • Supervisor Engine 720 • Route Switch Processor 720 Cisco 7603-S ルータは Supervisor Engine 2 をサポートしていません。 • また、Cisco 7603-S ルータは、次の構成をサポートしています。 − 最大 2 つのホットスワップ可能なライン カードまたは Catalyst 6500 シリーズ モジュール の増設 − ホットスワップ可能なファン アセンブリ − 冗長構成の DC 入力電源装置(1500 W) (注) Cisco 7603-S ルータでは、OSM および FlexWAN モジュールはサポートされていません。 (注) Cisco 7603-S ルータでは、スイッチ ファブリック モジュールがサポートされています。 電源装置は、シャーシの背面から取り付けます(図 1-4 を参照) 。 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンおよびルート スイッチ プロセッサの動作については、 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-5 第1章 製品概要 Cisco 7603-S ルータ 図 1-3 Cisco 7603-S ルータ — 前面 PEM 2 PEM 1 -48 TO -60V 50A MAX PEM 1 PEM 2 PEM-DC FAN STATU S -48 TO -60V 50A MAX 1 PEM-DC 2 7600-ES20-10G3 CXL 3 US AT ST 191810 A/L FAN-MO D-3SHS 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 0 1 図 1-4 3 Cisco 7603-S ルータ — 背面 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 63031 2 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 1 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-6 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7604 ルータ Cisco 7604 ルータ Cisco 7604 ルータ シャーシには、4 つの水平スロットがあります。スロット番号は上から下へ順番 に割り当てられています(図 1-5 を参照) 。 スロット 1 は、スイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC アップリンク ポー トを提供するスーパーバイザ エンジン専用のスロットです。 スロット 2 には、第 1 のスーパーバイザ エンジンに障害が発生した場合にバックアップとして動作 する、冗長スーパーバイザ エンジンを増設できます。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない 場合は、スロット 2 に OSM またはその他のサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを取 り付けることができます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、同一仕様でなければなりません。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでもフル機能で 運用できます。 スロット 3 とスロット 4 は、OSM または他の対応 Catalyst 6500 シリーズ モジュール用です。 Cisco 7604 ルータは、次のスーパーバイザ エンジンをサポートしています。 • Supervisor Engine 720(PFC3B または PFC3BXL 搭載) • Supervisor Engine 32 • Route Switch Processor 720 (注) Cisco 7604 ルータは Supervisor Engine 2 をサポートしていません。 (注) Cisco 7604 ルータでは、スイッチ ファブリック モジュールはサポートされていません。 また、Cisco 7604 ルータは、次の構成をサポートしています。 • 次のホットスワップ可能なライン カードを 3 つまでサポート − OSM − Catalyst 6500 シリーズ モジュール − キャリア カード(SIP-200、SIP-400、SIP-600) − FlexWAN または拡張 FlexWAN モジュール • ホットスワップ可能なファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力電源装置(2700 W) • 冗長構成の DC 入力電源装置(2700 W) 電源装置は、シャーシの背面から取り付けます(図 1-6 を参照) 。 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-7 第1章 製品概要 Cisco 7604 ルータ 図 1-5 Cisco 7604 ルータ — 前面 FAN STATU S US AT ST 126559 OSM US AT ST 1 図 1-6 4 Cisco 7604 ルータ — 背面 PWR-27 00-AC 100-24 0V-16A 50/60H z INPUT OK FAN OUT PUT OK FAIL ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY THE POW ENGAGE ER SUP D PLY PWR-27 00-AC 100-24 0V-16A 50/60H z FAN OUT PUT OK FAIL 126560 INPUT OK ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY THE POW ENGAGE ER SUP D PLY Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-8 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7606 ルータ Cisco 7606 ルータ Cisco 7606 ルータ シャーシには、6 つの水平スロットがあります。スロット番号は上から下へ順番 に割り当てられています(図 1-7 を参照) 。 Cisco 7606 ルータは、次の構成をサポートしています。 • スロット 1 の Supervisor Engine 2 およびスロット 2 の冗長 Supervisor Engine 2(オプション)。各 スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC アップリンク ポートを提供します。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない場合は、スロッ ト 2 に OSM またはその他のサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを取り付けるこ とができます。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • スロット 5 の Supervisor Engine 720 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 720(オプショ ン)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供し ます。Supervisor Engine 720 は、2 つの GBIC アップリンク ポートおよび 1 つの 10/100/1000 TX ポートを備えています。これら 3 つのポートのうち、一度にアクティブにできるのは、いずれ か 2 つのポートです。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 • スロット 5 の Supervisor Engine 32 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 32(オプション)。 各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供します。 • スロット 5 の Route Switch Processor 720 およびスロット 6 の冗長 Route Switch Processor 720(オ プション)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を 提供します。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • 最大 5 つのホットスワップ可能な OSM または Catalyst 6500 シリーズ モジュールの増設 • ホットスワップ可能なファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力および DC 入力電源装置 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 電源装置は、シャーシの背面から取り付けます(図 1-8 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-9 第1章 製品概要 Cisco 7606 ルータ 図 1-7 Cisco 7606 ルータ — 前面 PEM 2 PEM 1 OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 AC TIV E RX TX TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX TX TX RX T R IE M R R AR CA A L PO RT AC TIV E RX R IE M RR AR CA AL K TX TX RX 1 PO RT AC TIV E RX TX TX RX 2 R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 OSM-4OC12 POS-SI ST AT OSM 3 AC TIV E RX TX TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX R IE M RR AR CA AL K TX TX RX 1 PO RT AC TIV E RX TX TX RX 2 R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 RT 4 63892 1 4 OSM-4OC12 POS-SI 1 5 ST AT 3 AC TIV E RX TX TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX TX TX RX 1 R IE M RR AR CA AL K PO RT AC TIV E RX TX TX RX 2 R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO OSM-4OC12 POS-SI 1 6 ST AT 3 AC TIV E RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX R IE M RR AR CA AL K TX TX RX T PO RT 1 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV R IE M RR AR CA AL E RX TX TX RX 2 PO RT 3 RX R IE R R AR CA AL M PO 1 図 1-8 6 Cisco 7606 ルータ — 背面 2 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. 63893 1 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-10 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7606-S ルータ Cisco 7606-S ルータ Cisco 7606-S ルータ シャーシには、6 つの水平スロットがあります。スロット番号は上から下へ順 番に割り当てられています(図 1-9 を参照)。 Cisco 7606-S ルータは、次の構成をサポートします。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • スロット 5 の Supervisor Engine 720 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 720(オプショ ン)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供し ます。Supervisor Engine 720 は、2 つの GBIC アップリンク ポートおよび 1 つの 10/100/1000 TX ポートを備えています。これら 3 つのポートのうち、一度にアクティブにできるのは、いずれ か 2 つのポートです。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 • スロット 5 の Supervisor Engine 32 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 32(オプション)。 各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供します。 • スロット 5 の Route Switch Processor 720 およびスロット 6 の冗長 Route Switch Processor 720(オ プション)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を 提供します。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • 最大 5 つのホットスワップ可能なライン カードまたは Catalyst 6500 シリーズ モジュールの増 設 • ホットスワップ可能なファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力および DC 入力電源装置 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 電源装置は、シャーシの背面から取り付けます(図 1-10 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-11 第1章 製品概要 Cisco 7606-S ルータ Cisco 7606-S ルータ — 前面 7600-ES20-10G3C XL 1 A/L US AT ST Cisco 7606 1 T606S FAN STATU S THERM- 図 1-9 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 2 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 4 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 191920 0 6 AT ST 図 1-10 US Cisco 7606-S ルータ — 背面 2 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. 63893 1 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-12 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7609 ルータ Cisco 7609 ルータ (注) ここでは、Cisco 7609 ルータ(Part Number CISCO7609)について説明します。Cisco 7609 ルータ (製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照 してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm Cisco 7609 ルータ シャーシには、9 つの垂直スロットがあります。スロット番号は右から左へ順番 に割り当てられています(図 1-11 を参照)。 Cisco 7609 ルータは、次の構成をサポートします。 • スロット 1 の Supervisor Engine 2 およびスロット 2 の冗長 Supervisor Engine 2(オプション)。各 スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC アップリンク ポートを提供します。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない場合は、スロッ ト 2 に OSM またはその他のサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを取り付けるこ とができます。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • スロット 5 の Supervisor Engine 720 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 720(オプショ ン)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供し ます。Supervisor Engine 720 は、2 つの GBIC アップリンク ポートおよび 1 つの 10/100/1000 TX ポートを備えています。これら 3 つのポートのうち、一度にアクティブにできるのは、いずれ か 2 つのポートです。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 • スロット 5 の Supervisor Engine 32 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 32(オプション)。 各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供します。 • スロット 5 の Route Switch Processor 720 およびスロット 6 の冗長 Route Switch Processor 720(オ プション)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を 提供します。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-13 AT US US ST SY US AT SY US 1 2 CO EM ST NS E R R T SE MT RE MG T SE MT RE MG PW OL E PW OL NS CO EM CONSOLE CONSOLE 3 4 K LIN K LIN 3 K LIN 3 3 K LIN 4 RE SE T SE RE T K LIN T IER M IER M AC 1 TIV RR CA AR AL 1 RR CA AR AL IER RR M CA AR AL SE SE RE RE T T SE RE K LIN IER RR M CA AR AL K LIN IER RR M CA AR AL K LIN 4 K LIN 4 K 4 LIN CONSOLE PORT MODE 3 K 4 LIN CONSOLE PORT MODE 3 4 K LIN K LIN 3 3 ST 1 K LIN 2 K LIN 2 3 4 4 2 K LIN 1 K LIN 1 3 1 K LIN 2 K 2 LIN K 2 LIN 4 2 K LIN 1 1 E TIV TIV AC AC E 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA E TX RX 2 EJECT E TIV TIV AC AC E 5 5 E RX TX IER RR M CA AR K AL LIN IER M IER M RR CA AR AL AC TIV RR CA AR AL EJECT TX TX 4 IER RR M CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 8 AC AC E E TX RX RX TX Load RX TX E Load TIV TIV Switch TIV AC Switch 1% 100% 1% 100% IER M IER M RR CA AR AL RR CA AR AL IER M RR CA AR AL 8 RX PO RX K LIN PORT 1 IER M TIV RR CA AR AL AC IER RR M CA AR K AL LIN IER M RR CA AR AL TX TX K LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT E RX TX E TIV TIV AC AC E TX RX TX RX RX RX RX TX TX PORT 2 K LIN PORT 2 TX 2 1 FAN OUTPUT OK FAIL INPUT OK WS-X6K-SUP2-2GE SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT OSM-40C12-POS-MM ST OC12 POS MM ST OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL 1 1 FAN OUTPUT OK FAIL INPUT OK WS-C6500-SFM US 2 K LIN K LIN POWER SUPPLY 2 POWER SUPPLY 1 OC12 POS MM WS-C6500-SFM AT 1 SWITCH FABRIC MDL US AT ST 2 OSM-40C12-POS-MM ST OC12 POS MM OSM-8OC3-POS MM US AT ST 8 PORT OC3 POS MM OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM 9 1 AC TIV E AC TIV E SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT ST AT US ST AT US o o OL-4503-23-J 1-14 スロット 5 およびスロット 6 は、プライマリ Supervisor Engine 720 と冗長 Supervisor Engine 720 を サポートします。また、プライマリ Supervisor Engine 32 と冗長 Supervisor Engine 32 をサポートし ます。 (注) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ 図 1-11 79894 Cisco 7609 ルータ 製品概要 第1章 • 最大 8 つのホットスワップ可能な Catalyst 6500 シリーズ モジュールおよび SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)の増設 • ホットスワップ可能な冗長ファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力および DC 入力電源装置 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第1章 製品概要 Cisco 7609-S ルータ Cisco 7609-S ルータ (注) ここでは、Cisco 7609-S ルータ(Part Number CISCO7609-S)について説明します。Cisco 7609 ルー タ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参 照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm Cisco 7609-S ルータ シャーシには、9 つの垂直スロットがあります。スロット番号は右から左へ順 番に割り当てられています(図 1-11 を参照) 。 Cisco 7609-S ルータは、次の構成をサポートします。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • スロット 5 の Supervisor Engine 720 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 720(オプショ ン)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供し ます。Supervisor Engine 720 は、2 つの GBIC アップリンク ポートおよび 1 つの 10/100/1000 TX ポートを備えています。これら 3 つのポートのうち、一度にアクティブにできるのは、いずれ か 2 つのポートです。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 • スロット 5 の Supervisor Engine 32 およびスロット 6 の冗長 Supervisor Engine 32(オプション)。 各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供します。 • スロット 5 の Route Switch Processor 720 およびスロット 6 の冗長 Route Switch Processor 720(オ プション)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を 提供します。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 (注) • 最大 8 つのホットスワップ可能な OSM または Catalyst 6500 シリーズ モジュールの増設 • ホットスワップ可能な冗長ファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力および DC 入力電源装置 Cisco 7609-S ルータは OSM、Supervisor Engine 2、および FlexWAN をサポートしていません(拡張 FlexWAN はサポート対象です)。 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-15 第1章 製品概要 Cisco 7613 ルータ Cisco 7613 ルータ Cisco 7613 ルータ シャーシには、13 個のスロットがあります。スロット番号は上から下へ順番に割 り当てられています(図 1-12 を参照)。 Cisco 7613 ルータは、次の構成をサポートしています。 • スロット 1 の Supervisor Engine 2 およびスロット 2 の冗長 Supervisor Engine 2(オプション)。各 スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能、ローカルおよびリモート管理、複数の GBIC アップリンク ポートを提供します。冗長スーパーバイザ エンジンを使用しない場合は、スロッ ト 2 に OSM またはその他のサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールを取り付けるこ とができます。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 • スロット 7 の Supervisor Engine 720 およびスロット 8 の冗長 Supervisor Engine 720(オプショ ン)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供し ます。Supervisor Engine 720 は、2 つの GBIC アップリンク ポートおよび 1 つの 10/100/1000 TX ポートを備えています。これら 3 つのポートのうち、一度にアクティブにできるのは、いずれ か 2 つのポートです。 (注) GBIC アップリンク ポートは、スタンバイ モードの冗長スーパーバイザ エンジンでも フル機能で運用できます。 • スロット 7 の Supervisor Engine 32 およびスロット 8 の冗長 Supervisor Engine 32(オプション)。 各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を提供します。 • スロット 5 の Route Switch Processor 720 およびスロット 6 の冗長 Route Switch Processor 720(オ プション)。各スーパーバイザ エンジンはスイッチング機能とローカルおよびリモート管理を 提供します。 (注) 1 つのシャーシに搭載する 2 つのスーパーバイザ エンジンは、完全に同一仕様でなけれ ばなりません。 冗長構成におけるスーパーバイザ エンジンの動作については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 • 最大 12 個のホットスワップ可能な OSM または Catalyst 6500 シリーズ モジュールの増設 − ファブリック対応モジュールはすべてのスロットでサポートしています(ただし、スイッ チ ファブリック モジュール [WS-X6500-SFM2] の搭載が必要)。 − デュアル ファブリック接続はスロット 9 ∼ 13 でサポートしています(ただし、スイッチ ファブリック モジュール [WS-X6500-SFM2] の搭載が必要)。 • ホットスワップ可能なファン アセンブリ • 冗長構成の AC 入力電源装置 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-16 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7613 ルータ 図 1-12 Cisco 7613 ルータ WS-X6K-SUP2-2GE E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE 1 CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% K LIN K LIN WS-X6K-SUP2-2GE 2 E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-40C12-POS-MM K LIN K LIN 1 3 US AT ST E TIV AC 3 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 1 4 US AT ST K LIN 3 2 T SE RE 4 K LIN 1 OSM K LIN 2 K LIN 3 K LIN 1 K LIN 2 1 K LIN 3 4 OC12 POS MM K LIN 1 K LIN 2 1 US AT ST RX K LIN 3 IER RR M CA AR AL K LIN 1 K LIN 2 2 RX K LIN 3 K LIN 4 K LIN 3 K LIN 4 RX RX TX RX TX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC E TIV AC TX TX TX 2 RX IER RR M CA AR AL RT PO RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO SE LE CT AC TIV E ST AT US TX TX RX IER RR M CA AR AL TX RX WS-C6500-SFM 8 RX RX TX RX TX IER RR M CA AR AL E TIV AC TX TX 2 RT PO E TIV AC TX 1 RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC RX RT PO TX RX IER RR M CA AR AL TX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO RX TX IER RR M CA AR AL TX RX TX RX E TIV AC T SE RE E TIV AC TX TX K LIN 4 4 RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX 3 2 OC12 POS MM RX RX IER RR M CA AR AL TX RT PO E TIV AC TX TX OSM-40C12-POS-MM 7 RT PO E TIV AC TX TX 2 RT PO RX RX K LIN 4 T SE RE RX E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL TX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX TX 3 2 RX E TIV AC TX 1 RX TX RX IER RR M CA AR AL E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL TX IER RR M CA AR AL 1 RT PO RX TX OC12 POS MM US AT ST E TIV AC TX RX TX 2 RT PO RX IER RR M CA AR AL E TIV AC T SE RE 4 E TIV AC TX RX K LIN 4 3 2 OSM-40C12-POS-MM 6 RX TX 1 RX TX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC OC12 POS MM US AT ST E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL K LIN 4 3 OSM-40C12-POS-MM 5 RX TX 2 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM NE XT SWITCH FABRIC MDL ST AT US SE LE CT AC TIV E WS-C6500-SFM 9 NE XT SWITCH FABRIC MDL OSM-40C12-POS-MM 1 10 US AT ST E TIV AC 3 T SE RE 4 K LIN 1 OSM K LIN 2 1 11 US AT ST RX E TIV AC TX TX 2 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM T SE RE RX 4 OC12 POS MM K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 E TIV AC TX RX 1 RT PO IER RR M CA AR AL RX E TIV AC TX TX RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC RX K LIN 4 E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL TX TX IER RR M CA AR AL RX TX 2 RT PO E TIV AC TX TX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC TX 2 RX TX RX IER RR M CA AR AL 3 TX 2 RT PO IER RR M CA AR AL RX 3 RT PO IER RR M CA AR AL RX FAN STATUS 12 91093 13 o o INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK 1 FAN OK OUTPUT FAIL 2 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-17 第1章 製品概要 システムの特長 システムの特長 ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータのハードウェアの特長について説明します。ソフトウェアの 詳細については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』または『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』を参照してください。モジュールの説明および取り付け手 順については、『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照してください。 • 帯域幅およびポート密度(p.1-18) • 冗長性(p.1-18) • コンポーネントのホットスワップ(p.1-19) 帯域幅およびポート密度 表 1-1 に、Cisco 7600 シリーズ ルータの帯域幅およびポート密度を示します。 表 1-1 Cisco 7600 シリーズ ルータの帯域幅とポート密度 Cisco 7603 ルータ Cisco 7603-S ルータ Cisco 7604 ルータ Cisco 7606 ルータ Cisco 7606-S ルータ Cisco 7609 ルータ Cisco 7609-S ルータ Cisco 7613 ルータ Supervisor Engine 32 の バ ッ 32 Gbps クプレーン帯域幅 32 Gbps 32 Gbps 32 Gbps 32 Gbps 32 Gbps 32 Gbps 32 Gbps Supervisor Engine 720 のバッ 720 Gbps クプレーン帯域幅 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps Supervisor Engine RSP720 の 720 Gbps バックプレーン帯域幅 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps 720 Gbps ギ ガ ビ ッ ト イ ー サ ネ ッ ト 34 ポート数 34 50 82 82 130 130 194 OC-3 POS ポート数 32 32 48 80 80 128 128 192 OC-12 POS ポート数 8 8 12 20 20 32 32 48 OC-48 POS ポート数 2 2 3 5 5 8 8 12 OC-12 ATM ポート数 4 4 6 10 10 16 16 24 チャネライズド OC-12 ポー 8 ト数 8 12 20 20 32 32 48 FlexWAN モジュール数 2 3 5 5 8 8 12 アーキテクチャ 2 冗長性 Cisco 7600 シリーズ ルータには、次の冗長機能があります。 • ホットスワップ可能な 2 つのスーパーバイザ エンジンを搭載できます。 • Cisco 7603-S ルータ ― PEM(パワー エントリ モジュール)を備えた DC 入力の負荷分散型電 源装置を 2 台搭載して、完全な冗長構成にできます。 • Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータ ― PEM を備えた AC 入力の負荷分散型電源装置を 2 台搭 載して、完全な冗長構成にできます。 • Cisco 7604 ルータ ― AC 入力の負荷分散型電源装置または DC 入力の負荷分散型電源装置を 2 台搭載して、完全な冗長構成にできます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-18 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 システムの特長 (注) Cisco 7604 ルータでは、AC 入力の負荷分散型電源装置と、DC 入力の負荷分散型電源装 置を 1 台ずつ混在させることができます。 • Cisco 7606-S ルータ ― AC 入力の負荷分散型電源装置または DC 入力の負荷分散型電源装置を 2 台搭載して、完全な冗長構成にできます。 • Cisco 7609、Cisco 7609-S および Cisco 7613 ルータ ― AC 入力または DC 入力の負荷分散型電源 装置を 2 台搭載して、完全な冗長構成にできます。 (注) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータでは、AC 入力の負荷分散型電源装置と、 DC 入力の負荷分散型電源装置を 1 台ずつ混在させることができます。 (注) 消費電力の大きいモジュールを使用する構成では、電源装置が完全冗長にはならない場 合があります。電力要件については、 「設置環境の条件」 (p.2-3)を参照してください。 • Cisco 7603、Cisco 7603-S、Cisco 7604、Cisco 7606、Cisco 7606-S、および Cisco 7613 ルータ ― 複数のファンを装備した、ホットスワップ可能なファン アセンブリ • Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ ― 複数のファンを装備した、ホットスワップ可能 な冗長ファン アセンブリ • バックプレーンに搭載された冗長クロック モジュール コンポーネントのホットスワップ すべてのモジュール(冗長スーパーバイザ エンジンを搭載している場合は、スーパーバイザ エン ジン自体も含む)およびファンは、いずれもホットスワップが可能です。システムの電源を切らず に、これらのモジュールの追加、交換、取り外しを行うことができます。また、これらの操作に よって、他のソフトウェアまたはインターフェイスがシャットダウンされることもありません。 (注) FlexWAN モジュールはホットスワップ対応ですが、個々のポート アダプタはホットスワップ対応 ではありません。ポート アダプタを交換するときは、最初にシャーシから FlexWAN モジュールを 取り外し、そのあと必要に応じてポート アダプタの取り付けまたは交換を行ってください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-19 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの主要なハードウェア コンポーネントについて説明します。 • ファン アセンブリ(p.1-20) • 電源装置(p.1-24) • PEM(p.1-33) ファン アセンブリ シャーシに組み込まれたシステム ファン アセンブリは、スーパーバイザ エンジンとスイッチング モジュールに冷気を送ります。図 1-13(Cisco 7603 ルータ)、図 1-14(Cisco 7603-S ルータ) 、図 1-15 (Cisco 7604 ルータ) 、図 1-16(Cisco 7606 ルータ)、図 1-17(Cisco 7606-S ルータ)、図 1-18(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ)に、各ルータの通気方向を示します。スーパーバイザ エ ンジン上のセンサーが、内部の空気の温度をモニタします。温度が事前に設定されたしきい値を超 えると、環境モニタが警告メッセージを表示します。 アセンブリ内のいずれかのファンが故障すると、FAN STATUS LED がレッドになります。ファン アセンブリを交換する手順については、 「ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け」(p.5-114) を参照してください。 (注) 環境モニタ機能に関する詳細については、 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を 参照してください。 図 1-13 Cisco 7603 ルータ内部の通気 WS-X6K-SUP2-2GE 1 T M LE G US EM M AT ET ST NSO R ST SY CO PW RES Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 2 STA TU 3 AC TI VE S TX A TX 2 4 PORT OC-12 POS SM RX RE 4 IR LI NK 1 2 LIN K LI NK 3 4 LIN SE CTI VE RX TX TX RX T R IE M RR R CA ALA PO RT AC TI VE R IE M RR R CA ALA K RX TX TX RX 1 PO RT AC TI VE RX NK TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA PO RT RX 3 R IE M RR R CA ALA PO RT4 OSM-4OC12 POS-SI STA TU 3 AC S 4 PORT OC-12 POS SM TI VE RX TX TX 2 RE 4 IR LI NK 1 2 LIN K LI NK 3 4 LIN SE AC TI R IE M RR R CA ALA RX TX TX RX T VE PO RT 1 K AC VE RX TX A TX RX R IE M RR R CA ALA TI PO RT 2 CTI RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA VE PO RT 3 RX R IE M RR R CA ALA PO RT4 63182 1 3 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-20 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-14 Cisco 7603-S ルータ内部の通気 -48 TO -60V 50A MAX PEM 1 PEM 2 PEM-DC FAN STATUS -48 TO -60V 50A MAX 1 PEM-DC 7600-ES20-10G 3CXL 2 A/L US AT ST 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G CLASS 1 LASER 3CXL A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 191811 A/L FAN-MO D-3SHS 0 図 1-15 Cisco 7604 ルータ内部の通気 FAN STATUS 126561 S TU STA S TU STA Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-21 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-16 Cisco 7606 ルータ内部の通気 WS-X6K-SUP2-2GE T M S LE M G O TU M T STE NS R SE STA SY CO PW RE CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI NK LI 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM E TIV AC 3 RX T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 E TIV AC TX TX 2 IR RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC R IE RR RM CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO NK LI E TIV AC RX TX TX RX 2 R IE RR RM CA ALA RT PO RX 3 R IE RR RM CA ALA 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM E TIV AC 3 RX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN 1 K 2 LIN 1 K 2 LIN 1 K 2 LIN NK LI 3 E TIV AC TX TX RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC TX TX RX 1 R IE RR RM CA ALA K 4 LIN RX RT PO E TIV AC RX TX TX RX 2 R IE RR RM CA ALA RT PO RX 3 R IE RR RM CA ALA 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM E TIV AC 3 RX T SE RE 4 NK LI NK LI 3 K 4 LIN NK LI 3 K 4 LIN NK LI 3 K 4 LIN E TIV AC TX TX 2 IR RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC RX TX TX RX 1 R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC RX TX TX RX 2 R IE RR RM CA ALA RT PO RX 3 R IE RR RM CA ALA 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 5 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM E TIV AC 3 RX T SE RE 4 NK LI E TIV AC TX TX 2 IR RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC RX TX TX RX 1 R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC RX TX TX RX 2 R IE RR RM CA ALA RT PO 63894 1 4 RX 3 R IE RR RM CA ALA 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 6 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM 図 1-17 RX E TIV AC TX TX T SE RE 4 NK LI RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO 1 E TIV AC RX TX TX RX R IE RR RM CA ALA RT PO E TIV AC R IE RR RM CA ALA RX TX TX RX 2 RT PO 3 RX R IE RR RM CA ALA 4 RT PO Cisco 7606-S ルータ内部の通気 7600-ES20-10G3C XL 1 A/L Cisco 7606 1 T606S US AT ST THERM- FAN STATU S E TIV AC 3 2 IR ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L 2 A/L US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 4 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 0 AT ST US 191921 6 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-22 OL-4503-23-J 1 2 AT SY US SY US 1 2 LI ST ST E R R T SE MT SE MT RE MG RE MG PW OL E PW OL NS NS CO EM CO EM 1 2 NK LI 1 T 3 CONSOLE CONSOLE NK LI 2 NK LI 2 3 3 LI NK LI 2 NK NK 4 4 NK LI 3 NK 3 NK LI 4 SE RE T T K LIN T R IE M R IE M AC 1 TI RR CA AR AL 1 RR CA AR AL R IE M RR CA AR AL SE SE RE RE T SE T NK LI IER M RE SE RR CA AR AL RE NK LI IER M RR CA AR AL NK LI 4 NK LI 4 NK NK 4 LI CONSOLE PORT MODE LI 3 4 LI CONSOLE PORT MODE 3 4 3 NK LI 3 NK NK LI 3 1 4 4 NK LI 1 2 LI 1 1 NK LI 1 NK 2 LI 2 LI NK TI TI 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA VE TX VE AC AC VE RX 2 EJECT TX TI TI VE VE AC AC VE 5 5 RX TX R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M R IE M AC RR CA AR AL R IE M TI RR CA AR AL EJECT TX 4 RR CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 100% AC 8 AC VE TI TX RX RX TX Load Load VE RX TX VE TI Switch TI AC Switch 1% 100% 1% R IE M RR CA AR AL R IE M RR CA AR AL R IE M RR CA AR AL 8 RX PO RX PORT 1 K LIN TI R IE RR M CA AR AL AC R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M RR CA AR AL TX TX K LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT TI TI VE RX TX VE AC AC VE TX RX TX RX RX RX RX TX TX PORT 2 PORT 2 K LIN TX OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM WS-C6500-SFM US US 1 SWITCH FABRIC MDL AT AT 2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM OSM-8OC3-POS MM ST 8 PORT OC3 POS MM ST OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK ST AT US ST AT US SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT AC TIV E AC TIV E o o 1-23 OL-4503-23-J Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ内部の通気 図 1-18 79895 製品概要 第1章 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-19 Cisco 7613 ルータ内部の通気 WS-X6K-SUP2-2GE E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE 1 SUPERVISOR2 CONSOLE CONSOLE PORT MODE CONSOLE CONSOLE PORT MODE Switch 100% Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% K LIN K LIN WS-X6K-SUP2-2GE 2 E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE SUPERVISOR2 Switch 100% Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-40C12-POS-MM K LIN K LIN 1 3 US AT ST E TIV AC 3 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 1 4 US AT ST K LIN 3 2 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 1 K LIN 2 1 K LIN 3 K LIN 4 K LIN 3 K LIN 4 OSM-40C12-POS-MM 1 7 US AT ST RX E TIV AC 3 RX 2 T SE RE 4 OC12 POS MM K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 K LIN 4 K LIN 3 K LIN 4 2 RX RX RX TX RX TX TX RX RX E TIV AC TX RX E TIV AC TX TX RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO TX 2 RX IER RR M CA AR AL RT PO RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO SE LE CT AC TIV E ST AT US E TIV AC TX TX TX IER RR M CA AR AL 1 RT PO TX TX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC IER RR M CA AR AL RX IER RR M CA AR AL E TIV AC RX IER RR M CA AR AL TX 2 RT PO WS-C6500-SFM 8 RX RX RX IER RR M CA AR AL TX TX RX E TIV AC TX TX RX TX TX IER RR M CA AR AL 1 TX 3 RT PO E TIV AC RX RT PO E TIV AC RX IER RR M CA AR AL TX RT PO E TIV AC TX TX IER RR M CA AR AL TX RX TX RX RX IER RR M CA AR AL RX TX 2 RT PO E TIV AC TX RT PO E TIV AC T SE RE 4 OC12 POS MM E TIV AC TX TX 3 2 RX RX 1 RX TX IER RR M CA AR AL 3 RT PO RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO RX TX IER RR M CA AR AL E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL RX IER RR M CA AR AL E TIV AC T SE RE OSM-40C12-POS-MM US AT ST E TIV AC TX RX TX 2 RT PO K LIN 4 4 E TIV AC TX RX TX 3 2 OC12 POS MM 6 RX TX 1 RX TX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC OC12 POS MM US AT ST E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL K LIN 4 3 OSM-40C12-POS-MM 5 RX TX 2 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM NE XT SWITCH FABRIC MDL SE LE CT ST AT US AC TIV E WS-C6500-SFM 9 NE XT SWITCH FABRIC MDL OSM-40C12-POS-MM WS-X6224 1 10 E TIV AC 3 US AT STUS AT ST T SE RE 4 POS MM K LIN 1 K LIN 2 OSM-40C12-POS-MM WS-X6224 1 11 FAN STATUS LED E TIV AC TX T SE RE 4 24 PORT 100FX OC12 POS MM K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 E TIV AC TX RX RX 1 RT PO IER RR M CA AR AL K LIN 4 RX E TIV AC TX TX RX RX TX RX TX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX RX TX 2 RT PO IER RR M CA AR AL WS-X6224 FAN STATUS 12 E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL TX IER RR M CA AR AL RX TX 2 RT PO E TIV AC TX TX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC TX 2 RX TX RX IER RR M CA AR AL 3 US AT STUS AT ST RX TX 2 24OC12 PORT 100FX RX 3 RT PO IER RR M CA AR AL RX US AT ST 24 PORT 100FX WS-X6224 13 US AT ST 91095 24 PORT 100FX o o INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置 Cisco 7600 シリーズ ルータは、AC 入力電源装置の冗長構成をサポートします。ここでは、以下に 示す情報が記載されています。 • Cisco 7603-S ルータの電源装置(p.1-25) • Cisco 7603 ルータ、Cisco 7604 ルータ、Cisco 7606 ルータ、および Cisco 7606-S ルータの電源装 置(p.1-25) • Cisco 7609-S ルータの電源装置(p.1-31) • 電源装置の冷却(p.1-32) • 負荷分散機能(p.1-32) • 電源装置の環境モニタ機能(p.1-32) • 電源装置の LED(p.1-32) (注) 取り付けられている電源装置の定格ワット数が異なっている場合があります。取り付けられている 電源装置は、AC 入力が 2 つ、DC 入力が 2 つ、または AC 入力と DC 入力が 1 つずつのいずれかで す。電源装置は冗長モードまたは非冗長モードのいずれにも設定できます。 (注) AC 入力電源装置と DC 入力電源装置を使用している場合、フェールオーバー動作について考慮し てください。たとえば、4000 W の AC 電源装置と 2500 W の DC 電源装置を使用している場合、2500 W の DC 電源装置が 4000 W の AC 電源装置の故障時にシステムをサポートできるかどうか確認す る必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-24 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント Cisco 7603-S ルータの電源装置 (注) 電源装置の取り付けまたは取り外し手順については、 「電源装置の取り外しおよび取り付け」 (p.5-3) を参照してください。 Cisco 7603-S ルータには、次の電源装置を使用できます。 • 1500 W DC 入力(PWR-1500-DC) Cisco 7603 ルータ、Cisco 7604 ルータ、Cisco 7606 ルータ、および Cisco 7606-S ルータの電源装置 (注) 電源装置の取り付けまたは取り外し手順については、 「電源装置の取り外しおよび取り付け」 (p.5-3) を参照してください。 Cisco 7603 ルータには、次の電源装置を使用できます。 • 950 W AC 入力(PWR-950-AC) • 950 W DC 入力(PWR-950-DC) • 1400 W AC 入力(PWR-1400-AC) Cisco 7604 ルータには、次の電源装置を使用できます。 • 2700 W DC 入力(PWR-2700-DC/4) • 2700 W AC 入力(PWR-2700-AC/4) Cisco 7606 ルータには、次の電源装置を使用できます。 • 1900 W AC 入力(PWR-1900-AC/6) • 1900 W DC 入力(PWR-1900-DC) • 2700 W AC 入力(PWR-2700-AC) • 2700 W DC 入力(PWR-2700-DC) Cisco 7606-S ルータには、次の電源装置を使用できます。 • 2700 W AC 入力(PWR-2700-AC) • 2700 W DC 入力(PWR-2700-DC) (注) 1900 W AC および 2700 W AC 電源装置は二重定格です。「Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置」 (p.A-10)を参照してください。 (注) ステータス LED と非脱落型ネジの位置は、950 W AC 入力および DC 入力電源装置、1900 W AC 入 力および DC 入力電源装置、2700 W AC 入力および DC 入力電源装置で共通です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-25 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント Cisco 7603-S ルータ(図 1-20) 、Cisco 7603 ルータ(図 1-21) 、および Cisco 7606 ルータ(図 1-22) の電源装置には、外部コネクタは装備されていないので、シャーシ前面にある PEM を使用して、設 置場所の電源から電源装置への接続を行います。PEM の詳細については、 「PEM」 (p.1-33)を参照 してください。 Cisco 7604 ルータ、Cisco 7606 ルータ、および Cisco 7606-S ルータと 2700 W AC 電源装置(図 1-25) では、AC 電源装置に直接電源コードを接続します。 Cisco 7604 ルータ、Cisco 7606 ルータ、および Cisco 7606-S ルータと 2700 W DC 電源装置(図 1-26) では、シャーシの背面にある外部端子ブロックを使用して電源から電力装置へ接続します。 AC 入力および DC 入力の電源装置は、どちらも冗長構成に対応しています。一方の電源装置から 電力が供給されなくなっても、冗長電源機能により、もう一方の電源装置から全電力が供給されま す。 電源装置の LED については、 「電源装置の環境モニタ機能」 (p.1-32)を参照してください。電源仕 様の詳細については、付録 A「技術仕様」を参照してください。 図 1-20 Cisco 7603-S ルータの 1500 W 電源装置 PWR-1 500-DC LED ALL FA ST PRIOR ENERS MUST TO OPER BE FULLY ATING OF POWE ENGAGED\ R SUPP Y PU T OK O K AIL F N FA UT TP OU 191812 IN 図 1-21 Cisco 7603 ルータの 950 W 電源装置 LED 63183 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-26 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-22 Cisco 7606 ルータの 1900 W 電源装置 LED FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63895 IL 図 1-23 Cisco 7604 ルータの 2700 W AC 電源装置 PWR-AC 100-240 V-16A 50/60Hz INPUT OK FAN OU TPUT OK FAIL 図 1-24 126565 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATI FULLY NG TH E POWE ENGAGED R SUPP LY Cisco 7604 ルータの 2700 W DC 電源装置 PWR-2 700-DC /4 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 132218 -VE-2 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-27 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-25 Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータの 2700 W AC 電源装置 PWR-27 00-AC 100-240 V-16A INPUT OK 50/60Hz FAN OU TPUT OK FAIL 図 1-26 119655 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST BE TO OP ERATI FULLY NG TH E POWE ENGAGED R SUPP LY Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータの 2700 W DC 電源装置 PWR-2 700-DC /6 -VE-1 -VE-1 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP OK 48V-60 UT OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-2 -VE-2 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 119628 CHASSIS GROU ND Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7613 ルータの電源装置 (注) 電源装置の取り付けまたは取り外し手順については、 「電源装置の取り外しおよび取り付け」 (p.5-3) を参照してください。 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7613 ルータでは、次の電源装置を使用します。 • 4000 W AC 入力(WS-CAC-4000W-US1) • 2500 W DC 入力(WS-CDC-2500W) • 4000 W DC 入力(PWR-4000-DC) • 3000 W AC 入力(WS-CAC-3000W) • 6000 W AC 入力(WS-CAC-6000W) • 6000 W DC 入力(PWR-6000-DC) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-28 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント AC 入力電源装置(図 1-27、図 1-28、および図 1-29 を参照)には電源コードがあり、各電源装置を 設置場所の電源に接続できます。DC 入力電源装置(図 1-30 および図 1-31 を参照)と電源との間 は、端子ブロックに接続している太い配線で接続できます。ワイヤの寸法は地域対応の電気コード と制約事項によって異なります。 図 1-27 3000 W AC 入力電源装置 105069 AC 110-120V - 15A 200-240V - 15A 60/50HZ I I LL TA NS RUN OUTPUT 42V /17A O 42V /17A OK INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL + LED 4000 W AC 入力電源装置 85756 図 1-28 3 I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-29 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 6000 W AC 入力電源装置 AC INPUT 1 100 - 240V 15A 50/60 Hz 1 AC 130056 図 1-29 INPUT 1 100 - 240V 15A 50/60 Hz 2 0 I RU N LL STA IN INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED 2500 W DC 入力電源装置 16030 図 1-30 o INPUT OK 図 1-31 FAN OK OUTPUT FAIL 4000 W DC 入力電源装置 + VE-1 + VE-3 -VE-1 -VE-3 + VE-2 97297 -VE-2 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-30 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント AC 入力および DC 入力の電源装置は、どちらも冗長構成に対応しています。一方の電源装置から 電力が供給されなくなっても、冗長電源機能により、もう一方の電源装置から全電力が供給されま す。 電源装置の LED については、 「電源装置の環境モニタ機能」 (p.1-32)を参照してください。電源仕 様の詳細については、付録 A「技術仕様」を参照してください。 Cisco 7609-S ルータの電源装置 (注) 電源装置の取り付けまたは取り外し手順については、 「電源装置の取り外しおよび取り付け」 (p.5-3) を参照してください。 Cisco 7609-S ルータは、次の電源装置を使用します。 • 4000 W AC 入力(WS-CAC-4000W-US1) • 4000 W DC 入力(PWR-4000-DC) • 6000 W AC 入力(WS-CAC-6000W) • 6000 W DC 入力(PWR-6000-DC) AC 入力電源装置(図 1-27、図 1-28、および図 1-29 を参照)には電源コードがあり、各電源装置を 設置場所の電源に接続できます。DC 入力電源装置(図 1-31 および図 1-32 を参照)と電源との間 は、端子ブロックに接続している太い配線で接続できます。ワイヤの寸法は地域対応の電気コード と制約事項によって異なります。 6000 W DC 入力電源装置 191307 図 1-32 INS TA L RUN L CISCO SYS TEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-31 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 電源装置の冷却 各電源装置にはファン アセンブリが 1 つまたは複数内蔵されています。Cisco 7603、Cisco 7604、お よび Cisco 7606 ルータでは、ファンの右側から空気が取り込まれ、左側から排出されます。Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータでは、ファンの前面(電源入力端)から空気が取り 込まれ、背面から排出されます。通気は通気遮断壁により、シャーシの他の部分とは分離されます。 シャーシはシステム ファン アセンブリによって冷却されます。 Cisco 7603 ルータの電源装置は 77°F(25°C)に自動冷却されますが、動作時の温度範囲全体に対応 するには、システム ファン モジュールによる補助的な通気が必要です。Cisco 7604、Cisco 7606、 Cisco 7609、および Cisco 7613 ルータの電源装置は、すべて自動で冷却されます。 負荷分散機能 電源装置を 2 台搭載し、両方に電源を投入すると、各電源装置は必要電力の約半分ずつをシステム に同時に供給します。一方の電源装置が故障した場合、もう一方の電源装置が即座に全電力を供給 し、システム動作が維持されます。2 台めの電源装置を搭載すると、負荷分散機能と耐障害性機能 が自動的に有効になるので、ソフトウェアの設定は必要ありません。 (注) 冗長電源構成で適切な負荷分散動作を行うためには、シャーシに 2 つのモジュールを搭載する必要 があります。2 つのモジュールを取り付けないと、電源装置の OUTPUT FAIL LED が誤って点灯す る場合があります。 電源管理機能および個々のモジュールの消費電力に関する詳細については、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照してください。 電源装置の環境モニタ機能 環境モニタ機能とレポート機能を使用すると、システムが動作不能になる前に、環境上の問題を解 決できるので、正常なシステム動作を維持できます。 各電源装置は、それぞれの内部温度および電圧をモニタします。内部温度が過度に上昇すると、損 傷を防止するために電源装置をシャットダウンします。安全な動作温度に戻ると、電源装置は再起 動します。電源装置から 1 つまたは複数の異常な出力電圧が検出されると、OUTPUT FAIL LED が 点灯します。大幅な過電圧状態が生じた場合は、電源装置がシャットダウンすることもあります。 環境モニタ機能の詳細については、 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』を参照し てください。 電源装置の LED 電源装置の前面パネル上の LED については、表 1-2 を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-32 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 表 1-2 電源装置の前面パネルの LED LED 説明 INPUT OK AC 入力電源装置 • グリーン ― 入力電圧は正常(85 VAC 以上)です。 • 消灯 ― 入力電圧が 70 VAC 未満に下がったか、または電源装置が シャットダウンしています。 FAN OK グリーン ― 電源装置ファン アセンブリが正しく動作しています。 OUTPUT FAIL レッド ― 電源装置の 1 つまたは複数の DC 出力電圧に問題があります。 PEM (注) PEM の取り付けまたは取り外し手順については、「PEM の取り外しおよび取り付け」(p.5-106)を 参照してください。 Cisco 7603 ルータ、Cisco 7603-S ルータ、および Cisco 7606 ルータでは、PEM を使用して設置場所 の電源を電源装置に接続します。表 1-3 は、Cisco 7603 ルータと Cisco 7606 ルータの PEM および対 応する電源装置の一覧です。 (注) PWR-2700-AC 電源装置では、PEM は使用しません。 表 1-3 電源装置と PEM Cisco 7600 ルータ 電源装置 PEM Cisco 7603-S ルータ PWR-1500-DC PEM-1500W-DC/03S Cisco 7603 ルータ PWR-950-AC PEM-15A-AC PWR-950-DC PEM-DC/3 PWR-1400-AC PEM-20A-AC+ PWR-1900-AC/6 PEM-20A-AC PWR-1900-DC PEM-DC Cisco 7606 ルータ AC 入力 PEM(図 1-33)および DC 入力 PEM(図 1-34)を使用して、ルータ シャーシ前面で設置 場所の電源から電源装置への接続を行います。 各 PEM には、電源スイッチ(AC 入力のみ)、電流保護、サージおよび EMI(電磁波干渉)抑止、 およびフィルタ機構があります。 (注) PEM の上部に [7603]、[7603-S] または [7606] のいずれかが表示されています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-33 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 図 1-33 AC 入力 PEM Cisco 7603 AC PEM 63912 Cisco 7606 AC PEM 図 1-34 DC 入力 PEM Cisco 7603 DC PEM Cisco 7606 DC PEM -48 TO -60 25A MA V X -48 TO -60 50A MA V X -48 TO -60 50A MA V X PEM-DC PEM-DC /3 DC PEM 191813 PEM-DC Cisco 7603-S (注) 図 1-35 に、Cisco 7603 インターネット ルータの AC 入力 PEM の位置を示します。Cisco 7603 ルー タ、Cisco 7603-S ルータ、および Cisco 7606 ルータでは、AC および DC ともに PEM の位置は共通 です。 図 1-35 PEM の位置 PEM 1 PEM 2 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV E RX 2 4 PORT OC-12 POS SM TX TX US 4 IR LIN K 1 2 LIN R K LIN K 3 4 LIN E ES AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX 1 R IE M RR AR C A AL K TX TX RX PO RT AC TIV E RX RX 2 TX TX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 NK 63191 1% OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM E 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN K SE A IV CT R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T E PO RT 1 AC TIV RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL E PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-34 OL-4503-23-J 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント 左側の PEM(PEM 1)は、電源装置 1 を設置している場所の電源に接続し、右側の PEM(PEM 2) は、電源装置 2 を設置している場所の電源に接続します。電源装置の位置については、図 1-36(Cisco 7603 ルータおよび Cisco 7603-S ルータ)および図 1-37(Cisco 7606 ルータ)を参照してください。 図 1-36 Cisco 7603 ルータおよび Cisco 7603-S ルータ — 電源装置 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 63031 2 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 1 図 1-37 Cisco 7606 ルータ — 電源装置 2 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. 63893 1 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1-35 第1章 製品概要 Cisco 7600 シリーズ ルータのコンポーネント Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 1-36 OL-4503-23-J C H A P T E R 2 設置の準備 (注) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。 • Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603 • Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S • Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604 • Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606 • Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S • Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609 • Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S • Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613 Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータの設置場所の準備方法について説明します。この章の内容 は次のとおりです。 • 安全上の注意(p.2-2) • 設置環境の条件(p.2-3) • 電源接続時の注意事項(p.2-12) • 設置環境チェックリスト(p.2-24) モジュールのケーブル接続要件に関する詳細は、付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照 してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-1 第2章 設置の準備 安全上の注意 安全上の注意 警告 この装置は、アース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正し く取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきり しない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。アクセス制限区域は、 必ず特別なツールや鍵などのセキュリティ手段を使用して出入りを管理してください。 警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 警告 システムを電源に接続する前に、設置手順をよく読んでください。 警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されて います。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-2 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 設置環境の条件 設置環境の条件 ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの設置場所の電力要件について説明します。ルータを設置す る前に、必ず設置場所の電力を確認してください。電力要件はルータによって異なります。設置場 所の電力が、設置するルータの電力要件を満たしているかどうかを必ず確認してください。 EMI(電磁波干渉)に関する推奨事項については、 『Site Preparation and Safety Guide』を参照してく ださい。 静電破壊の防止 ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の 取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ポート アダプタおよ びプロセッサ モジュールには、金属製のフレームに固定されたプリント基板があります。EMI(電 磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。基板は金属フレームによっ て ESD から保護されていますが、取り扱うときは、必ず静電気防止用ストラップを着用してくだ さい。 静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。 注意 • 静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。 • ストラップの装置側をシャーシの塗装されていない部分に固定します。 • コンポーネントを取り付けるときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バッ クプレーンまたはミッドプレーンにバス コネクタを適切に固定します。これらの器具は、プロ セッサの脱落を防ぐだけではなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に 固定させるために必要です。 • コンポーネントを取り外すときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バック プレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを外してください。 • フレームを取り扱うときは必ずハンドル部分または端だけを持ってください。プリント基板ま たはコネクタには手を触れないようにしてください。 • 取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気 防止用容器に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外したあと、ただちに静電気 防止用容器に入れてください。 • プリント基板と衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気 からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあり ます。 • 金属フレームから、プリント基板を取り外さないでください。 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ∼ 10 MΩ でなければなりません。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-3 第2章 設置の準備 設置環境の条件 環境条件 表 2-1 に記載された情報を参考にして、ラックの間に適切なスペースを確保してください。すべて の通気口が、埃や外部の導電体などの障害物でふさがれないようにしてください。また、他の装置 の排気口からも離してください。 表 2-1 シャーシの通気要件 シャーシ モデル 吸気口 排気口 エア フィルタ オプション 最小隙間(壁) CISCO7603(図 1-13) 右側 左側 なし 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) CISCO7603-S(図 1-14) 右側 左側 なし 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) あり 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) 1 左右の最小間隔 CISCO7604(図 1-15) 右側 左側 CISCO7606(図 1-16) 右側 左側 なし 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) CISCO7606-S(図 1-17) 右側 左側 なし 前面 CISCO7609(図 1-18) 背面 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) 2 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) 2 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) 6 インチ(15 cm) 12 インチ(30.5 cm) あり CISCO7609-S(図 1-18) 前面 背面 あり CISCO7613(図 1-19) 右側 左側 なし 1. 「Cisco 7604 ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション)」(p.5-119)を参照。 2. 「Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション)」 (p.5-120)を参照。 発熱量は、導入システムの空調要件を決定する際に考慮すべき重要なポイントです。Cisco 7600 シ リーズ ルータの電力要件および発熱量は、次の要因によって異なります。 • 電源装置のタイプ • モジュールのタイプおよびその数 • 平均的なトラフィック レベル 特に明記しないかぎり、表 2-2 および表 2-3 のデータは、最悪の条件(該当する場合は、GBIC およ びポートアダプタを搭載)を想定したものです。一般的な数値は、表に記載されている数値より約 30% 低くなります。あるルータ構成での計算例を表 2-4 に示します。 表 2-2 AC 電力要件と発熱量 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ AC 入力 DC 出力 発熱量 90 VAC 電力(W) 電力(W)(BTU/HR)(A) 120 VAC 180 VAC 240 VAC (A) (A) (A) Cisco 7603 ルータのシャーシ (FAN-MOD-3) 43 34 145 0.47 0.35 0.24 0.18 Cisco 7603 ルータのシャーシ (FAN-MOD-3HS) 156 125 534 1.74 1.30 .87 0.65 Cisco 7604 ルータのシャーシ (FAN-MOD-4HS) 120 96 411 1.34 1.00 0.67 0.50 Cisco 7606 ルータのシャーシ (FAN-MOD-6) 55 44 188 0.61 0.46 0.31 0.23 Cisco 7606 ルータのシャーシ (FAN-MOD-6HS) 225 180 769 2.50 1.88 1.25 0.94 Cisco 7606-S ルータのシャーシ (FAN-MOD-6SHS) 389 311 1327 4.32 3.24 2.16 1.62 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-4 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-2 AC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ AC 入力 DC 出力 発熱量 90 VAC 電力(W) 電力(W)(BTU/HR)(A) 120 VAC 180 VAC 240 VAC (A) (A) (A) Cisco 7609 ルータのシャーシ (多段速度冗長ファン付き) 604 483 2062 6.71 5.03 3.35 2.52 Cisco 7609-S ルータ (FAN-MOD-9SHS) 302 242 1031 3.35 2.52 1.68 1.26 Cisco 7613 ルータのシャーシ (高速ファン付き1) 373 298 1273 4.14 3.11 2.07 1.55 WS-SUP720 236 189 807 2.63 1.97 1.31 0.98 WS-SUP720-3B 351 282 1198 3.90 2.92 1.95 1.46 WS-SUP720-3BXL 371 297 1268 4.12 3.09 2.06 1.55 RSP720-3C-GE 286 229 781 3.18 2.38 1.59 1.19 RSP720-3CXL-GE 286 229 781 3.18 2.38 1.59 1.19 WS-SVC-FWM-1-K9 214.73 ファイアウォール サービス モジュール 171.78 733.29 2.39 1.79 1.19 0.89 WS-SVC-IPSEC-1 IPSec VPN サービス モジュール 99.23 79.38 338.85 1.10 0.83 0.55 0.41 WS-SVC-NAM-1 ネットワーク解析モジュール 1 152 121.38 518.14 1.69 1.26 0.84 0.63 WS-SVC-NAM-2 ネットワーク解析モジュール 2 182.18 145.74 622.13 2.02 1.52 1.01 0.76 WS-X6K-S2U-MSFC2 181.65 145.32 620.33 2.02 1.57 1.01 0.76 WS-F6K-MSFC2 21 17 72 0.23 0.18 0.12 0.09 WS-F6K-PFC 43 34 147 0.48 0.36 0.24 0.18 OSM-2OC12-POS-MM、-SI、-SL OC-12 POS、2 ポート 176 141 602 1.96 1.47 0.98 0.74 OSM-2OC12-POS-MM+、-SI+ OC-12 POS、2 ポート 176 141 816 1.96 1.47 0.98 0.74 OSM-4OC12-POS-MM、-SI、-SL OC-12 POS、4 ポート 251 201 857 2.79 2.09 1.39 1.05 OSM-4OC12-POS-SI+ OC-12 POS、4 ポート 239 191 816 2.65 1.99 1.33 1.00 OSM-4OC3-POS-SI OC-3 POS、4 ポート 128 102 437 1.42 1.07 0.71 0.53 OSM-4OC3-POS-SI+ OC-3 POS、4 ポート 128 102 437 1.42 1.07 0.71 0.53 OSM-8OC3-POS-SI、-SL OC-3 POS、8 ポート 187 150 640 2.08 1.56 1.04 0.78 OSM-8OC3-POS-SI+、-SL+ OC-3 POS、8 ポート 187 150 640 2.08 1.56 1.04 0.78 OSM-16OC3-POS-SI、-SL OC-3 POS、16 ポート 267 214 913 2.97 2.23 1.48 1.11 OSM-16OC3-POS-SI+ OC-3 POS、16 ポート 254 203 868 2.82 2.12 1.41 1.06 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-5 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-2 AC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ AC 入力 DC 出力 発熱量 90 VAC 電力(W) 電力(W)(BTU/HR)(A) 120 VAC 180 VAC 240 VAC (A) (A) (A) OSM-2OC12-ATM-MM、-SI OC-12 ATM、2 ポート 190 152 649 2.11 1.58 1.06 0.79 OSM-2OC12-ATM-MM+、-SI+ OC-12 ATM、2 ポート 210 168 717 2.33 1.75 1.17 0.88 OSM-1OC48-POS-SS、-SI、-SL OC-48 POS、1 ポート 223 179 762 2.48 1.86 1.24 0.93 OSM-1OC48-POS-SS+、-SI+、-SL+ OC-48 POS、1 ポート 205 164 699 2.28 1.71 1.14 0.85 147 OSM-12CT3/DS0 チャネライズド T-3 ∼ DS-0、12 ポート 118 502 1.63 1.23 0.82 0.61 147 OSM-1CHOC12/T1-SI チャネライズド OC-12/STM-4 ∼ DS-0、 1 ポート 118 502 1.63 1.23 0.82 0.61 OSM-1CHOC12/T3-SI チャネライズド OC-12、1 ポート 231 185 789 2.57 1.93 1.28 0.96 OSM-1CHOC48/T3-SS チャネライズド OC-48、1 ポート 197 158 672 2.19 1.64 1.09 0.82 OSM-2OC48/1DPT-SS、-SI、-SL OC-48 DPT2 /POS、2 ポート 302 242 1031 3.35 2.52 1.68 1.26 OSM-4GE-WAN-GBIC3 188 ギガビット イーサネット WAN サービ ス モジュール、4 ポート 151 644 2.09 1.57 1.05 0.79 OSM-2+4GE-WAN+ 267 ギガビット イーサネット WAN サービ ス モジュール、2 + 4 ポート 213 911 2.96 2.22 1.48 1.11 WS-X6066-SLB-APC コンテント スイッチング モジュール 157.5 126 537.9 1.75 1.31 0.88 0.66 WS-C6500-SFM スイッチ ファブリック モジュール 146 117 500 1.63 1.22 0.81 0.61 WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュール 2 162 130 554 1.80 1.35 0.90 0.68 WS-X6182-2PA FlexWAN モジュール 125 100 427 1.39 1.04 0.69 0.52 WS-X6348-RJ-45 10/100BASE-TX、48 ポート 125 100 428 1.39 1.05 0.70 0.52 WS-X6516-GBIC3 1000BASE-X(SX、LX/LH、ZX)、 16 ポート 179 143 610 1.98 1.49 0.99 0.74 WS-X6548-RJ-45 10/100BASE-TX、48 ポート 152 122 520 1.69 1.27 0.85 0.63 WS-X6608-T1/E1 8 ポート T1/E1 PSTN インターフェイ ス モジュール 103.95 83.16 355 1.16 0.87 0.58 0.43 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-6 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-2 AC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ AC 入力 DC 出力 発熱量 90 VAC 電力(W) 電力(W)(BTU/HR)(A) 120 VAC 180 VAC 240 VAC (A) (A) (A) WS-X6624-FXS 24 ポート FXS アナログ インターフェ イス モジュール 81 65 276 0.90 0.67 0.45 0.34 WS-X6704-10GE 4 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール 330 264 1126 3.66 2.75 1.83 1.37 WS-X6724-SFP 24 ポート 1000BASE-X イーサネット モジュール 117 94 400 1.30 0.98 0.65 0.49 WS-X6748-GE-TX 10/100/1000BASE-T イーサネット モジュール 308 246 1051 3.42 2.56 1.71 1.28 7600-SIP-200 299 239 1021 3.32 2.49 1.66 1.24 7600-SIP-400 312 250 1065 3.47 2.60 1.73 1.30 7600-SIP-600 338 270 1153 3.75 2.81 1.88 1.41 7600-ES20-10G3CXL 426 341 1454 4.73 3.55 2.37 1.77 7600-ES20-10G3C 426 341 1454 4.73 3.55 2.37 1.77 7600-ES20-GE3CXL 426 341 1454 4.73 3.55 2.37 1.77 7600-ES20-GE3C 426 341 1454 4.73 3.55 2.37 1.77 1. このシャーシに搭載されるのは、高速ファン WS-C6K-13SLT-FAN2 だけです。 2. DPT = Dynamic Packet Transport(ダイナミック パケット トランスポート) 3. GBIC = ギガビット インターフェイス コンバータ 表 2-3 DC 電力要件と発熱量 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ DC 入力電力(W) 発熱量(BTU/HR) 48 VDC(A) 60 VDC(A) Cisco 7603 ルータのシャーシ (FAN-MOD-3) 46 156 0.95 0.76 Cisco 7603 ルータのシャーシ (FAN-MOD-3HS) 168 574 3.50 2.80 Cisco 7603-S ルータのシャーシ (FAN-MOD-3SHS) 132 449 2.74 2.19 Cisco 7604 ルータのシャーシ (FAN-MOD-4HS) 129 441 2.69 2.15 Cisco 7606 ルータのシャーシ (FAN-MOD-6) 59 202 1.23 0.99 Cisco 7606 ルータのシャーシ (FAN-MOD-6HS) 242 827 5.05 4.04 Cisco 7606-S ルータのシャーシ (FAN-MOD-6SHS) 418 1427 8.70 6.96 Cisco 7609 ルータのシャーシ (多段速度冗長ファン付き) 649 2217 13.52 10.82 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-7 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-3 DC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ DC 入力電力(W) 発熱量(BTU/HR) 48 VDC(A) 60 VDC(A) Cisco 7609-S ルータ (FAN-MOD-9SHS) 325 1108 6.76 5.41 Cisco 7613 ルータのシャーシ (高速ファン付き1) 401 1369 8.35 6.68 WS-SUP720 254 868 5.29 4.23 WS-SUP720-3B 379 1296 7.90 6.32 WS-SUP720-3BXL 399 1363 8.31 6.65 RSP720-3C-GE 308 1051 6.41 5.13 RSP720-3CXL-GE 308 1051 6.41 5.13 WS-SUP32-GE-3B 208.31 711.37 WS-SVC-FWM-1-K9 230.89 ファイアウォール サービス モジュール 788.48 4.81 3.85 WS-SVC-IPSEC-1 IPSec VPN サービス モジュール 106.69 364.36 2.22 1.78 WS-SVC-NAM-1 ネットワーク解析モジュール 1 163.15 557.14 3.40 2.72 WS-SVC-NAM-2 ネットワーク解析モジュール 2 195.89 668.95 4.08 3.26 WS-X6K-S2U-MSFC2 195.32 667.03 4.07 3.26 WS-F6K-MSFC2 23 77 0.47 0.38 WS-F6K-PFC 45 154 0.94 0.75 OSM-2OC12-POS-MM、-SI、-SL OC-12 POS、2 ポート 190 648 3.95 3.16 OSM-2OC12-POS-MM+、-SI+、-SL+ OC-12 POS、2 ポート 190 648 3.95 3.16 OSM-4OC12-POS-MM、-SI、-SL OC-12 POS、4 ポート 270 921 5.62 4.50 OSM-4OC12-POS-MM+、-SI+ OC-12 POS、4 ポート 257 877 5.35 4.28 OSM-4OC3-POS-SI OC-3 POS、4 ポート 138 4.70 2.87 2.30 OSM-4OC3-POS-SI+ OC-3 POS、4 ポート 138 4.70 2.87 2.30 OSM-8OC3-POS-SI、-SL OC-3 POS、8 ポート 202 688 4.20 3.36 OSM-8OC3-POS-SI+、-SL+ OC-3 POS、8 ポート 202 688 4.20 3.36 OSM-16OC3-POS-SI、-SL OC-3 POS、16 ポート 287 981 5.99 4.79 OSM-16OC3-POS-SI+、-SL+ OC-3 POS、16 ポート 271 925 5.65 4.52 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-8 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-3 DC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ DC 入力電力(W) 発熱量(BTU/HR) 48 VDC(A) 60 VDC(A) OSM-2OC12-ATM-MM、-SI OC-12 ATM、2 ポート 204 698 4.26 3.41 OSM-2OC12-ATM-MM+、-SI+ OC-12 ATM、2 ポート 226 771 4.70 3.76 OSM-1OC48-POS-SS、-SI、-SL OC-48 POS、1 ポート 240 819 5.00 4.00 OSM-1OC48-POS-SS+、-SI+、-SL+ OC-48 POS、1 ポート 220 752 4.59 3.67 158 OSM-12CT3/T1 チャネライズド T-3 ∼ DS-0、12 ポート 540 3.29 2.63 158 OSM-1CHOC12/T1-SI チャネライズド OC-12/STM-4 ∼ DS-0、 1 ポート 540 3.29 2.63 OSM-1CHOC12/T3-SI チャネライズド OC-12、1 ポート 248 848 5.17 4.14 OSM-1CHOC48/T3-SS チャネライズド OC-48、1 ポート 212 723 4.41 3.53 OSM-2OC48/1DPT-SS、-SI、-SL OC-48 DPT2 /POS、2 ポート 325 1108 6.76 5.41 203 OSM-4GE-WAN-GBIC3 ギガビット イーサネット WAN サービ ス モジュール、4 ポート 692 4.22 3.38 OSM-2+4GE-WAN+ 287 ギガビット イーサネット WAN サービ ス モジュール、2 + 4 ポート 979 5.97 4.78 WS-X6066-SLB-APC コンテント スイッチング モジュール 169.35 578.35 3.53 2.82 WS-C6500-SFM スイッチ ファブリック モジュール 158 538 3.28 2.63 WS-X6500-SFM2 スイッチ ファブリック モジュール 2 174 596 3.63 2.91 WS-X6182-2PA FlexWAN モジュール 134 459 2.80 2.24 WS-X6348-RJ-45 10/100BASE-TX、48 ポート 135 461 2.81 2.85 WS-X6516-GBIC3 1000BASE-X(SX、LX/LH、ZX)、 16 ポート 192 655 4.00 3.20 WS-X6548-RJ-45 10/100BASE-TX、48 ポート 164 559 3.41 2.73 WS-6582-2PA 拡張 FlexWAN モジュール Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-9 第2章 設置の準備 設置環境の条件 表 2-3 DC 電力要件と発熱量(続き) 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ DC 入力電力(W) 発熱量(BTU/HR) 48 VDC(A) 60 VDC(A) WS-X6608-T1/E1 8 ポート T1/E1 PSTN インターフェイ ス モジュール 112 382 2.33 1.86 WS-X6624-FXS 24 ポート FXS アナログ インターフェ イス モジュール 87 297 1.81 1.45 WS-X6704-10GE 4 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール 355 1211 7.39 5.91 WS-X6724-SFP 24 ポート 1000BASE-X イーサネット モジュール 126 430 2.62 2.10 WS-X6748-GE-TX 10/100/1000BASE-T イーサネット モジュール 331 1130 6.89 5.51 7600-SIP-200 322 1100 6.70 5.36 7600-SIP-400 338 1154 7.04 5.63 7600-SIP-600 363 1240 7.56 6.05 7600-ES20-10G3CXL 458 1563 9.54 7.63 7600-ES20-10G3C 458 1563 9.54 7.63 7600-ES20-GE3CXL 458 1563 9.54 7.63 7600-ES20-GE3C 458 1563 9.54 7.63 1. このシャーシに搭載されるのは、高速ファン WS-C6K-13SLT-FAN2 だけです。 2. DPT = Dynamic Packet Transport(ダイナミック パケット トランスポート) 3. GBIC = ギガビット インターフェイス コンバータ 表 2-4 に、次のルータ構成での電力および発熱量の計算例を示します。 • 表 2-4 Cisco 7603 ルータのシャーシ(AC 入力電源装置を含む) • WS-X6K-S2U-MSFC2 スーパーバイザ エンジン× 1 • 4 ポート OC-12 POS モジュール× 2 ルータ構成の計算例 入力電流 モデル番号 / モジュール タイプ Cisco 7603 ルータのシャーシ (ファン付き) 90 VAC AC 入力 DC 出力 発熱量 電力(W) 電力(W)(BTU/HR)(A) 120 VAC 180 VAC 240 VAC (A) (A) (A) 88 34 302 0.98 0.74 0.49 0.37 WS-X6K-S2U-MSFC2 182 145 620 2.02 1.57 1.01 0.76 OSM-4OC12-POS-MM OC-12 モジュール 4 ポート 502 402 1714 5.58 4.18 2.78 2.10 合計 751 565 2565 8.35 6.26 4.16 3.14 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-10 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 設置環境の条件 電力要件 警告 システムを電源に接続する前に、設置手順をよく読んでください。 ルータの設置場所の準備を行う際には、次の要件に従ってください。 • 同じ電源装置を 2 台用意して冗長電源構成にすると、一方の電源装置が故障した場合や一方の 入力電源ラインに異常が発生した場合でもシャーシへの電力供給が中断されることはありま せん。 • 冗長電源構成のシステムでは、2 台の電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してください。 このように接続しないと、外部配線の不良や回路ブレーカーの遮断によって電力障害が発生し た場合、システムが影響を受けます。 • 入力電源の損傷を防ぐために、電力を供給する各回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカー の定格電流の範囲内であることを確認してください。 • 場合によっては、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用して、設置場所の 電力障害に備えるシステムにすることもできます。その場合、UPS に鉄共振型のものは使用し ないでください。このタイプの UPS は、Cisco 7600 シリーズ ルータのようなシステムと併用す ると不安定になり、バースト性のデータ トラフィック パターンに起因する電流の大きな変動 を誘発することがあります。 表 2-2 および表 2-3 の内容を参考にして、Cisco 7600 シリーズ ルータを特定の構成にした際の電力 要件および発熱量を推定してください。表 2-4 の計算例も参照してください。電力要件を把握して おくと、ルータのサポートに必要な配電システムを検討する際に役立ちます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-11 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 電源接続時の注意事項 ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの AC 電源装置および DC 電源装置を設置場所の電源に接続 する際の注意事項を説明します。 AC 電源システム AC 電源システムに関する基本的な注意事項は、次のとおりです。 • シャーシの各電源装置には、それぞれ専用の分岐回路が必要です。 • 回路は、専用の 2 極回路ブレーカーで保護する必要があります。北米の場合は、回路ブレー カーが次の定格である必要があります。 − 950 W 電源装置の場合は 15 A − 1400 W 電源装置の場合は 15 A または 20 A − 1900 W 電源装置の場合は 20 A − 2700 W 電源装置の場合は 20 A − 3000 W 電源装置の場合は 20 A − 4000 W 電源装置の場合は 30 A − 6000 W 電源装置の場合は 20 A(2 つの入力それぞれに対して 1 個) その他の地域では、電源装置の入力定格および地域または国の規定に適合する容量の回路ブ レーカーを使用してください。 • シャーシにプラグ接続するための AC 電源レセプタクルには、アース付きタイプを使用してく ださい。レセプタクルに接続するアース線は、設置場所の施設の保護アースに接続しなければ なりません。 警告 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりし ないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術 者に確認してください。 警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておい てください。 警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されて います。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。 表 2-5 は、AC 入力電源コードのオプション、仕様、および 950 W AC 入力電源装置、1400 W AC 入 力電源装置、1900 W AC 入力電源装置、3000 W AC 入力電源装置、4000 W AC 入力電源装置、およ び 6000 W AC 入力電源装置のシスコ製品番号の一覧です。表 2-5 には、参照する電源コードの図の 番号も記載されています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-12 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 表 2-5 AC 入力電源コードのオプション 地域 Part Number 長さ プラグ定格 電源コードの 図の番号 950 W 電源装置(PWR-950-AC=) 北米 CAB-AC15A-90L-US(=) 8 フィート(2.5 m) 125 VAC、15 A 図 2-1 欧州 CAB-AC10A-90L-EU(=) 8 フィート(2.5 m) 250 VAC、10 A 図 2-2 英国 CAB-AC10A-90L-UK(=) 8 フィート(2.5 m) 250 VAC、10 A 図 2-3 イタリア CAB-AC10A-90L-IT(=) 8 フィート(2.5 m) 250 VAC、10 A 図 2-4 オーストラリア CAB-AC10A-90L-AU(=) 8 フィート(2.5 m) 250 VAC、10 A 図 2-5 1400 W 電源装置(PWR-1400-AC=) アルゼンチン CAB-7513ACR= 14 フィート(4.3 m) 10 A、250 VAC 図 2-6 オーストラリア、 ニュージーランド CAB-7513ACA= 14 フィート(4.3 m) 15 A、250 VAC 図 2-7 欧州大陸 CAB-7513ACE= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-8 16 A、250 VAC 図 2-9 CAB-2500W-EU= 国際仕様 CAB-AC-2500W-INT 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-10 イタリア CAB-7513ACI= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-11 日本、北米 CAB-7513AC= 14 フィート(4.3 m) 20 A、125 VAC 図 2-12 CAB-AC-2500W-US1= 16 A、250 VAC 図 2-19 CAB-AC-C6K-TWLK= 16 A、250 VAC 図 2-13 南アフリカ CAB-7513ACSA= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-14 スイス CAB-ACS-16= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-15 スイス CAB-ACS-10= 7 フィート(2.3 m) 10 A、250 VAC 図 2-22 英国 CAB-7513ACU= 14 フィート(4.3 m) 13 A、250 VAC 図 2-16 中国 CAB-AC16A-CH 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-23 1900 W 電源装置(PWR-1900-AC/6=) 北米(ロック式) CAB-GSR16-US(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、20 A 図 2-17 欧州 CAB-GSR16-EU(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、16 A 図 2-17 国際仕様 CAB-AC16A-90L-IN(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、16 A 図 2-17 2700 W 電源装置(PWR-2700-AC=) 北米(ロック式) CAB-GSR16-US(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、20 A 図 2-17 欧州 CAB-GSR16-EU(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、16 A 図 2-17 国際仕様 CAB-AC16A-90L-IN(=) 14 フィート(4.3 m) 250 VAC、16 A 図 2-17 中国 CAB-AC16A-CH= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-23 欧州大陸 CAB-AC-2500W-EU= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-18 国際仕様 CAB-AC-2500W-INT= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-10 イスラエル CAB-AC-2500W-ISRL= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-24 日本、北米(非ロック式 CAB-AC-2500W-US1= プラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-19 日本、北米(ロック式プ CAB-AC-C6K-TWLK= ラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-13 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-13 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 表 2-5 AC 入力電源コードのオプション(続き) プラグ定格 電源コードの 図の番号 地域 Part Number 長さ 日本、北米 100 ∼ 120 VAC 動作1 CAB-7513AC= 14 フィート(4.3 m) 20 A、125 VAC 図 2-12 南アフリカ CAB-7513ACSA= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-14 スイス CAB-ACS-16= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-15 オーストラリア、 ニュージーランド CAB-AC-16A-AUS= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-25 PDU2 CAB-C19-CBN 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-26 3000 W 電源装置(WS-CAC-3000W) 欧州大陸 CAB-AC-2500W-EU= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-18 国際仕様 CAB-AC-2500W-INT= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-10 日本、北米(非ロック式 CAB-AC-2500W-US1= プラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-19 日本、北米(ロック式プ CAB-AC-C6K-TWLK= ラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-13 日 本、北 米 100 ∼ 120 CAB-7513AC= VAC 動作3 14 フィート(4.3 m) 20 A、125 VAC 図 2-12 スイス CAB-ACS-16= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-15 中国 CAB-AC16A-CH= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-23 北米 WS-CAC-4000W-US= 12 フィート(3.6m) 250 VAC、30 A 図 2-20 国際仕様 WS-CAC-4000W-INT= 12 フィート(3.6m) 250 VAC、30 A 図 2-21 中国 CAB-AC16A-CH= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-23 欧州大陸 CAB-AC-2500W-EU= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-18 国際仕様 CAB-AC-2500W-INT= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-10 イスラエル CAB-AC-2500W-ISRL= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-24 日本、北米(非ロック式 CAB-AC-2500W-US1= プラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-19 日本、北米(ロック式プ CAB-AC-C6K-TWLK= ラグ) 200 ∼ 240 VAC 動作 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-13 4000 W 電源装置 6000 W 電源装置 日本、北米 100 ∼ 120 VAC 動作4 CAB-7513AC= 4 14 フィート(4.3 m) 20 A、125 VAC 図 2-12 スイス CAB-ACS-16= 14 フィート(4.3 m) 16 A、250 VAC 図 2-15 1. 110 VAC で動作する 3000 W 電源装置は、1400 W を供給します。 2. Power Distribution Unit(PDU; 配電ユニット)の電源コードは、PDU からスイッチの電源を投入するように設計されています。Cisco 7600 シリーズ ルータ シャーシにつなげる電源コードの終端には、C19 コネクタが取り付けられています。もう一方の PDU につなげる電源コー ドの終端には、C20 コネクタが取り付けられています。 3. 110 VAC で動作する 3000 W 電源装置は、1400 W を供給します。 4. 2 つの 110 VAC 入力で動作する 6000 W 電源装置は、2900 W を供給します。100 ∼ 120 VAC にする場合、2 つの AC 電源コードを使用して 電源装置の出力を 2900 W に制限する必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-14 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 AC 電源コードの図 ここでは、各種の AC 電源コードの図を示します。1 種類の AC 電源コードが、複数の電源装置で 使用される場合があることに注意してください。電源装置用の正しい AC 電源コードの図について は、電源装置仕様の表を参照してください。 図 2-1 CAB-AC15A-90L-US(=) 15 A NEMA 5-15 8 125 V 2.5 m 2 113344 IEC 60320 C15 図 2-2 CAB-AC10A-90L-EU(=) 10 A CEE7/7 8 2 250 V 2.5 m 113342 IEC 60320 C15 図 2-3 CAB-AC10A-90L-UK(=) 10 A 8 BS 1363 250 V 2.5 m IEC 60320 C15 113345 13 A 2 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-15 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-4 CAB-AC10A-90L-IT(=) 10 A CEI 23-16/7 8 250 V 2.5 m 2 113343 IEC 60320 C15 図 2-5 CAB-AC10A-90L-AU(=) 10 A SAA AS 3112 8 2 250 V 2.5 m 113341 IEC 60320 C15 図 2-6 CAB-7513ACR= 10 A IRAM 2073 14 0 250 V 4.26 m 113352 IEC 60320 C19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-16 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-7 CAB-7513ACA= 15 A 14 SAA AS 3112 0 250 V 4.26 m 113353 IEC 60320 C19 図 2-8 CAB-7513ACE= 16 A 14 CEE 7/7 0 250 V 4.26 m 113354 IEC 60320 C19 図 2-9 CAB-2500W-EU= 16 A CEE 7/7 14 0 250 V 4.26 m 113360 IEC 60320 C19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-17 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-10 CAB-AC-2500W-INT= 16 A 14 0 250 V 4.26 m IEC 309 113361 IEC 60320 C19 図 2-11 CAB-7513ACI= 16 A CEI 23-16/7 14 0 250 V 4.26 m 113355 IEC 60320 C19 図 2-12 CAB-7513AC= 20A NEMA 5-20 14 0 125 V 4.26 m 113356 IEC 60320 C19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-18 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-13 CAB-AC-C6K-TWLK= 16 A NEMA L6-20 14 250 V 4.26 m 0 113363 IEC 60320 C19 図 2-14 CAB-7513ACSA= 16 A 14 IEC 884 0 250 V 4.26 m 113357 IEC 60320 C19 図 2-15 CAB-ACS-16= 16 A 2 250 V 2.5 m IEC 60320 C19 113364 SEV 5934-2 23 8 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-19 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-16 CAB-7513ACU= 13 A BS 1363 14 0 113359 13 A 250 V 4.26 m IEC 60320 C19 図 2-17 1900 W 電源装置用の AC 電源コードのプラグとカプラ 1900 W NEMA L6-20 20 A 250 V 1900 W NEMA 6-20 20 A 250 V 250 V 68142 1900 W EN 60309 16 A CEE 図 2-18 VIIG 7 VII 16 A C19W Hot EN60320/C19 20 A CAB-AC-2500W-EU= 16 A CEE 7/7 14 0 250 V 4.26 m 113360 IEC 60320 C19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-20 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-19 CAB-AC-2500W-US1= 16 A 14 NEMA 6-20 0 250 V 4.26 m 113362 IEC 60320 C19 図 2-20 WS-CAC-4000W-US= 30 A 12 0 250 V 3.65 m 図 2-21 113366 NEMA L6-30 WS-CAC-4000W-INT= 32 A 0 250 V 3.65 m 113365 12 IEC 60309 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-21 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-22 CAB-ACS-10= 10 A 7 SEV 1011 0 250 V 2.13 m 113358 IEC 60320 C19 図 2-23 CAB-AC16A-CH= 16 A 14 GB16C 0 250 V 4.26 m 126792 IEC 60320-1 C19 図 2-24 CAB-AC-2500W-ISRL= 16 A SI16S3 14 0 250 V 4.26 m 130113 IEC 60320 C19 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-22 OL-4503-23-J 第2章 設置の準備 電源接続時の注意事項 図 2-25 CAB-AC-16A-AUS 16 A 14 AU20S3 0 250 V 4.26 m 140586 IEC 60320 C19 CAB-C19-CBN IEC 60320 C20 16 A 9 0 250 V 2.7 m IEC 60320 C19 140587 図 2-26 DC 電源システム DC 電源システムに関する基本的な注意事項は、次のとおりです。 注意 • シャーシの各電源装置には、それぞれ専用の入力電源が必要です。UL 60950、CSA 60950、EN 60950、IEC 60950 規格の Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全特別低電圧)要件に適合する電 源を使用してください。 • 回路は、専用の 2 極回路ブレーカーで保護する必要があります。電源装置の入力定格および地 域または国の規定に適合する容量の回路ブレーカーを使用してください。 • 回路ブレーカーは切断装置として、容易に手が届く場所に設置します。 • システム アースは、電源装置およびシャーシのアースです。 DC 電源の戻り線は、システム フレームおよびシステム アース設備には接続しないでください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 2-23 第2章 設置の準備 設置環境チェックリスト 設置環境チェックリスト 表 2-6 に、Cisco 7600 シリーズ ルータの設置前に必要な準備項目を示します。各作業を完了するこ とによって、ルータを適切に設置できます。 表 2-6 設置環境チェックリスト 作業番号 作業計画 確認者 時間 日付 1 スペースの確認: スペースおよびレイアウト 床の表面仕上げ材 衝撃および振動 照明 保守作業の可否 環境の確認: 2 温度 湿度 高度 空気の汚染 通気 電源の確認: 3 入力電力のタイプ 電源コンセント(15 A/20 A/30 A) 電源コンセントと機器の距離 冗長電源装置の 専用(個別)回路 電力障害時の UPS DC システム:適切な太さのワイヤおよび端子 アースの確認: 4 回路ブレーカー容量 CO アース(AC 電源および DC 電源システム) ケーブルおよびインターフェイス機器の確認: 5 ケーブルのタイプ コネクタのタイプ ケーブル長の制限 インターフェイス装置(トランシーバ) EMI の確認: 6 信号の距離制限 設置場所の配線 RFI レベル Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2-24 OL-4503-23-J C H A P T E R 3 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 (注) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。 • Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603 • Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S • Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604 • Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606 • Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S • Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609 • Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S • Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613 Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータをラックに設置する手順を説明します。初めて設置する場 合は、次の手順に従って設置作業を進めてください。 • ルータの開梱(p.3-3) • 取り付けに関する注意事項(p.3-3) • 必要な工具(p.3-4) • シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け(p.3-5) • シャーシ ブラケットの取り付け(p.3-7) • ラックへのルータ シャーシの取り付け(p.3-11) • スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルー タ専用) (p.3-15) • ケーブル マネジメント システムの取り付け (Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) (p.3-17) • システムのアース接続(p.3-21) • ルータ シャーシへの電源装置の取り付け(p.3-27) • インターフェイス ケーブルの取り付け(p.3-27) • ルータ シャーシ取り付け後の確認(p.3-32) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-1 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 この章の設置手順を開始する前に、「設置環境チェックリスト」 (p.2-24)を参照して、設置場所の 準備が完了していることを確認してください。 モジュールの搭載手順については、『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照して ください。 警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 警告 シャーシを扱ったり、電源装置周辺で作業したりするときには、事前に AC 電源装置から電源コー ドを外し、DC 電源装置の回路ブレーカーの電源を切断してください。 警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておい てください。 警告 この装置はアクセス制限区域への取り付けを前提としています。出入りが制限された場所とは、特 殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を 意味します。 警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。製造元が推奨するものと同じま たは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄 してください。 警告 クラス 1 レーザー製品です。 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-2 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ルータの開梱 ルータの開梱 ヒント ルータを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。梱包用の箱は平らにしてパレット とともに保管してください。今後、ルータを移動したり輸送したりする場合に、この箱が必要にな ります。再梱包手順については、付録 C「Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包」を参照してください。 次の手順で、梱包用の箱の内容を確認します。 • アクセサリ キットの内容を、アクセサリ キット コンポーネント チェックリストおよび梱包リ ストと照合して、欠品がないかどうかを確認します。アクセサリ キットには次のものが入って います。 − ハードウェアおよびソフトウェア マニュアル(注文した場合) − 発注したオプション機器(ネットワーク インターフェイス ケーブル、トランシーバ、特殊 コネクタなど) • 各スロットのモジュールを確認します。構成が梱包リストと一致しているか、指定したイン ターフェイスがすべて組み込まれているかどうかを確認します。 取り付けに関する注意事項 シャーシを取り付ける前に、装置ラックが次の条件を満たしているかどうかを確認してください。 • ラックの幅(前面の 2 つの取り付け板またはレールの間の幅)は、17.75 インチ(45.09 cm)必 要です。 • ラックの奥行(前後の取り付け板の間)は、19.25 インチ(48.9 cm)以上 32 インチ(81.3 cm) 以下でなければなりません。 • ラックには、上下方向にもシャーシの高さが入るだけの空間が必要です。シャーシの高さは次 のとおりです。 − Cisco 7603 ルータ ― 7 インチ(17.8 cm)(4 RU) − Cisco 7603-S ルータ ― 7 インチ(17.8 cm)(4 RU) − Cisco 7604 ルータ ― 8.7 インチ(22.09 cm)(5 RU) − Cisco 7606 ルータ ― 12.25 インチ(31.11 cm)(7 RU) − Cisco 7606-S ルータ ― 12.25 インチ(31.11 cm)(7 RU) − Cisco 7609 ルータ ― 36.75 インチ(93.35 cm)(21 RU) − Cisco 7609-S ルータ ― 36.75 インチ(93.35 cm)(21 RU) − Cisco 7613 ルータ ― 33.0 インチ(83.8 cm)(19 RU) (注) 注意 シャーシの高さは、ラック ユニット(RU)で表します。 ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキなどでラックが固定されていることを確認してくだ さい。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-3 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 必要な工具 (注) 過熱を防止するために、壁面とシャーシ通気口の間隔は最低 6 インチ(15 cm) 、シャーシ 2 台の間 隔は左右に 12 インチ(30.5 cm)の空間を取ってください。 Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)の交換を妨げる可能性のある障害物(電源コー ドなど)の付いているラックをハードウェアの設置に使用することは適しません。 警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を 防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するた めに、次の注意事項を守ってください。 • ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。 • ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り 付けます。 • ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッ チを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。 必要な工具 ラックへのシャーシの取り付けに必要な工具および器具は、次のとおりです。 • No.1 および No.2 のプラス ドライバ • 3/16 インチのマイナス ドライバ • 巻き尺と水準器 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-4 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け Cisco 7609、Cisco 7609-S、または Cisco 7613 ルータを設置する場合には、最初にシェルフ ブラケッ トおよびクロスバー ブラケットを取り付ける必要があります。 シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。 ステップ 1 2 つのシェルフ ブラケットの 1 つをラックに取り付けます(図 3-1 を参照)。 ステップ 2 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジ(3 本)を使用してシェルフ ブラケットをラック に取り付けます。 ステップ 3 もう一方のシェルフ ブラケットについても、ステップ 1 およびステップ 2 を繰り返します。2 番め のシェルフ ブラケットが最初のブラケットと同じ高さになっているかどうかを確認します。 ステップ 4 M3 ネジを 2 本使用して、クロスバー ブラケットをシェルフ ブラケットの背面に取り付けます(図 3-2 を参照) 。 図 3-1 シェルフ ブラケットの取り付け 12-24 3/4 6 H9466 10-32 3/4 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-5 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 シェルフ ブラケットおよびクロスバー ブラケットの取り付け シェルフ ブラケットへのクロスバー ブラケットの取り付け 48123 図 3-2 M3 M3 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-6 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 シャーシ ブラケットの取り付け シャーシ ブラケットの取り付け シャーシには、マウント ブラケットがシャーシ前面に装着された状態で出荷されています。このブ ラケットは、シャーシの背面に取り付けることができます。 シャーシの背面にブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。 ステップ 1 ブラケットをシャーシに固定しているネジを外します(19 インチ ラックの Cisco 7603 ルータのブ ラケットについては図 3-3、19 インチ ラックの Cisco 7603-S ルータのブラケットについては図 3-4、 19 インチ ラックの Cisco 7604 ルータのブラケットについては図 3-5、19 インチ ラックの Cisco 7606 ルータのブラケットについては図 3-6、19 インチ ラックの Cisco 7606-S ルータのブラケットについ ては図 3-7、19 インチ ラックの Cisco 7609 ルータ、19 インチ ラックの Cisco 7609-S ルータ、19 イ ンチ ラックの Cisco 7613 ルータのブラケットについては図 3-8 を参照) 。 (注) 図 3-8 に、Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータを示します。19 インチ ブラケット の場合、 Cisco 7609 ルータ、 Cisco 7609-S ルータ、および Cisco 7613 ルータの手順は同一です。 (注) Cisco 7609-S ルータ シャーシは、4 つの支柱を持つ 23 インチ ラック マウントをサポートし ます。単一の 2 つの支柱を持つ(Telco)フランジ付きのセンター ラック マウントはサポー トしません。4 つの支柱を持つ枠組のマウントにするには、2 つの支柱を持つ(Telco)ラッ クを背中合わせに 2 台使用したり、4 つの支柱を持つ密閉型ラックを使用します。 (注) Cisco 7609-S ルータは、19 インチ ラック付きで出荷されます。Cisco 7609-S ルータを 23 イ ンチ ラックに設置する場合、23 インチ ラックの左右の空間を埋めて 19 インチ ラックの寸 法でネジ止めするために、アダプタ プレート(Hendry 社製、または Newton 社製)を使用 します。23 インチ ラックにアダプタ プレートを 2 つ取り付ける方法は、ベンダー提供のマ ニュアルを参照してください。 図 3-3 Cisco 7603 ルータへのブラケットの取り付け WS-X6K-SUP2-2GE TU S SY STE M CO NS O LE PW R M G M T RE SE T CONSOLE Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI NK LI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO NK LI VE TI AC RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO 63180 STA SUPERVISOR2 RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN VE TI AC RX R IE M RR R CA ALA RX TX TX RT PO 1 VE TI AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 2 VE TI AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA RT4 PO Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-7 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 シャーシ ブラケットの取り付け 図 3-4 Cisco 7603-S ルータへのブラケットの取り付け -48 TO -60V 50A MAX PEM 1 PEM 2 PEM-DC FAN STATUS -48 TO -60V 50A MAX 1 PEM-DC 7600-ES20-10G 3CXL 2 A/L US AT ST 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G CLASS 1 LASER 3CXL A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 191853 A/L FAN-MO D-3SHS 0 図 3-5 Cisco 7604 ルータへのブラケットの取り付け FAN STATUS TU STA S 126562 S TU STA Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-8 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 シャーシ ブラケットの取り付け 図 3-6 Cisco 7606 ルータへのブラケットの取り付け WS-X6K-SUP2-2GE T M LE G US O EM M T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 CONSOLE SUPERVISOR2 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI K LIN K LIN 1 3 AC ST AT TI VE TX AC TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RX 4 RE LI NK 2 LINK 1 LI NK TX AC TI VE RX RX TX AC TX R IE M RR AR CA AL TI VE RX RX 1 TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 4 LINK 3 RX TX T SE IR VE TI RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R RT IE M RR AR CA AL PO RT 4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 3 AC ST AT TI VE RX 2 4 PORT OC-12 POS SM 4 RE SE AC NK LI 2 LINK 1 LI NK RX TX AC VE TI RX RX TX AC TX R IE M RR AR CA AL TI VE RX RX 1 TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 4 LINK 3 TI TX T IR VE TX TX US RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO RT 4 PO OSM-4OC12 POS-SI 4 3 AC ST TI VE RX TX AC TX US AT 2 4 PORT OC-12 POS SM 4 RE SE NK LI 2 LINK 1 LI NK TX AC VE TI RX RX TX AC TX R IE M RR AR CA AL VE TI RX RX 1 TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 4 LINK 3 RX TX T IR VE TI RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO 63898 1 RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 5 3 AC ST AT TI VE RX AC TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM TX 4 RE SE NK LI 2 LINK 1 LI NK RX TX AC VE TI RX RX TX AC TX R IE M RR AR CA AL TI VE RX 1 RX TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 4 LINK 3 VE TX T IR TI RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO RT 4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 6 3 AC ST AT 2 4 RE IR LI NK 2 LINK 1 NK LI 4 LINK 3 SE RX TX AC TI VE RX TX AC TX T RX R IE M RR AR CA AL VE TI RX TX AC TX 1 RT PO TI RX R IE M RR AR CA AL VE RX TX TX 2 RT PO RX R IE M RR AR CA AL 3 RT PO RX R IE M RR AR CA AL RT 4 PO Cisco 7606-S ルータへのブラケットの取り付け 7600-ES20-10G3C XL 1 A/L US AT ST Cisco 7606 1 T606S FAN STATU S THERM- 図 3-7 TI TX US 4 PORT OC-12 POS SM VE ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL 2 A/L A/L US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 4 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 0 AT ST 191926 6 US Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-9 L L 1 2 AT SY US SY US 1 2 LI ST ST 2 1 1 NK LI 1 NK 1 NS E R R SE MT MT SE T RE MG RE MG PW OL E PW OL NK LI 1 T 4 3 CONSOLE CONSOLE 4 3 NK LI 2 NK LI 2 NK LI 2 NK NK 2 LI 2 LI NK LI 1 NS CO EM CO EM 1 2 LI NK 3 4 LI NK LI 4 RE SE T K LIN T R IE M AC 1 TI R IE RR M CA AR AL 1 RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL SE SE RE RE T SE T NK LI IER M SE RR CA AR AL RE RE T NK LI IER M RR CA AR AL NK LI 4 NK LI 4 NK NK 4 LI CONSOLE PORT MODE NK LI 3 NK LI 3 3 4 LI CONSOLE PORT MODE 3 4 NK 3 NK LI 3 3 4 LI NK TI TI 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA VE RX TX VE AC AC VE 2 EJECT TX R IE M AC RR CA AR AL TI TI TI VE VE AC AC VE 5 5 RX TX R IE RR M CA AR K AL LIN R IE RR M CA AR AL EJECT TX 4 R IE RR M CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 100% AC 8 AC VE TI TX RX RX TX Load Load VE RX TX VE TI Switch TI AC Switch 1% 100% 1% R IE RR M CA AR AL R IE M RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL 8 RX PO RX K LIN PORT 1 R IE M TI RR CA AR AL AC R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M RR CA AR AL TX TX K LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT TI VE RX TX VE TI AC AC VE TX RX TX RX RX RX RX TX TX PORT 2 PORT 2 K LIN TX OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM OC12 POS MM WS-C6500-SFM US AT ST US US 1 SWITCH FABRIC MDL AT 2 OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM AT OSM-8OC3-POS MM ST 8 PORT OC3 POS MM ST OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK ST AT US ST AT US SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT AC TIV E AC TIV E o o Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 第3章 OL-4503-23-J 3-10 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのブラケットの取り付け 図 3-8 79896 シャーシ ブラケットの取り付け ステップ 2 ブラケットの 1 つをシャーシの側面に取り付けて、ネジ穴を合わせます。 ステップ 3 ステップ 1 で取り外したネジを元通りに取り付けて、ブラケットをシャーシに固定します。 ステップ 4 もう一方のブラケットについてステップ 2 とステップ 3 を繰り返します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ラックへのルータ シャーシの取り付け ラックへのルータ シャーシの取り付け 警告 けがやシャーシの損傷を防止するため、モジュール(電源装置、ファン、カードなど)のハンドル を使用してシャーシを持ち上げたり傾けたりしないでください。これらのハンドルは、装置の重量 を支えるようには作られていません。装置を持ち上げるときは、シャーシの統合部品であるハンド ルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてください。 次の手順で、ルータ シャーシを装置ラックに取り付けます。 ステップ 1 次のようにラック内でシャーシの位置を決めます。 a. シャーシの前面(前面パネル)をラックの前面に向ける場合、支柱の間にシャーシを背面から 収めます。 b. シャーシの背面をラックの前面に向ける場合、支柱の間にシャーシを前面から収めます。 ステップ 2 ブラケット(およびオプションのケーブル ガイド)のネジ穴を、装置ラックのネジ穴に合わせます (Cisco 7603 ルータは図 3-9、Cisco 7604 ルータは図 3-10、Cisco 7606 ルータは図 3-11、Cisco 7606-S ルータは図 3-12、Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータ、Cisco 7613 ルータは図 3-13 を参照)。 図 3-9 ラックへの Cisco 7603 ルータの取り付け WS-X6K-SUP2-2GE STA TU S SY STE M CO NS O LE PW R M G M T RE SE T CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI NK LI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO NK LI VE TI AC RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO 63181 1% RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN VE TI AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 1 VE TI AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 2 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA RT4 PO Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-11 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ラックへのルータ シャーシの取り付け 図 3-10 ラックへの Cisco 7604 ルータの取り付け FAN STATUS AT ST US US 126563 AT ST 図 3-11 ラックへの Cisco 7606 ルータの取り付け WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM NS O CO LE R PW M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 CONSOLE SUPERVISOR2 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI K LIN K LIN 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI 1 2 LINK NK LI 3 VE TI AC RX TX TX VE TI AC RX RX TX TX R IE M RR AR CA AL VE TI AC RX 1 4 LINK RX TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI 2 LINK NK LI 3 RX TX TX VE TI AC RX TX TX VE TI AC RX 1 4 LINK RX TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO CA AL 1 VE TI AC RX R IE M RR AR RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 4 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI 1 2 LINK NK LI 3 VE TI AC RX TX TX VE TI AC RX RX TX TX R IE M RR AR CA AL VE TI AC RX 1 RX TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 4 LINK RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 5 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI 1 2 LINK 1 2 LINK NK LI 3 4 LINK NK LI 3 4 LINK VE TI AC RX TX TX VE TI AC RX RX TX TX R IE M RR AR CA AL VE TI AC RX 1 RX TX TX R IE M RR AR CA AL RT PO 63899 1 RX 2 R IE M RR AR CA AL RT PO RX 3 R IE M RR AR CA AL RT PO 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 6 US AT ST 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI VE TI AC RX TX TX VE TI AC RX R IE M RR AR CA AL RX TX TX 1 RT PO VE TI AC RX R IE M RR AR CA AL RX TX TX 2 RT PO RX R IE M RR AR CA AL 3 RT PO RX R IE M RR AR CA AL 4 RT PO Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-12 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ラックへのルータ シャーシの取り付け ラックへの Cisco 7606-S ルータの取り付け 7600-ES20 -10G3CXL A/L 1 S TU STA Cisco 7606 1 06S FAN STATUS ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20 THERM-T6 図 3-12 CLASS 1 LASER -10G3CXL A/L 2 A/L S TU STA 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20 CLASS 1 LASER -10G3CXL A/L A/L 3 S TU STA 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20 CLASS 1 LASER -10G3CXL A/L A/L 4 S TU STA 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 0 6 191922 US AT ST 図 3-13 ラックへの Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータの取り付け L L RX RX RX 79920 TX TX PORT 2 K PORT 2 LIN TX Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-13 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ラックへのルータ シャーシの取り付け 図 3-14 4 つの支柱のラックへの Cisco 7609-S ルータの取り付け L L RX RX RX 191649 TX TX PORT 2 K PORT 2 LIN TX ステップ 3 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジ 8 本または 10 本(左右に 4 本または 5 本ずつ)を ブラケットのネジ穴を通して装置ラックの支柱のネジ穴に取り付けます。 (注) ステップ 4 4 つの支柱を持つラック マウントの場合、12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネ ジ 8 本または 10 本(左右に 4 本または 5 本ずつ)をブラケットのネジ穴を通して追加の装 置ラックの支柱のネジ穴に取り付けます。図 3-14 を参照してください。 巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられていることを確認します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-14 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用) スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用) (注) スタビライザ キットは、Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7613 ルータのアクセサリ キットにのみ含 まれています。 Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータまたは Cisco 7613 ルータをラックに取り付けない場合は、ス タビライザ ブラケットをシャーシの底部に取り付けてください。スタビライザ ブラケットは、固 定されていないシャーシの転倒を防ぎます。 スタビライザ キットのパッケージを開け、表 3-1 のキット内容一覧と照らし合わせて、すべての部 品が揃っているかどうかを確認します。 表 3-1 (注) スタビライザ キットの内容 数量 部品 確認 16 M4 さらネジ 2 スタビライザ ブラケット 次の手順は、二人で行ってください。 次の手順で、スタビライザ ブラケットの取り付けを行います。 ステップ 1 1 人がシャーシを片側に傾けて支えます。 ステップ 2 シャーシを傾けた状態で、シャーシの側面にスタビライザ ブラケットを 8 本の M4 ネジで固定しま す(図 3-15 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-15 スタビライザ ブラケットの取り付け 図 3-15 AT SY US ST 1 2 SY US 1 2 LI 1 E R SE MT MT SE T RE MG RE MG PW OL E R NK 1 PW OL NS NS CO CO EM 2 LI NK 1 T LI CONSOLE NK 2 CONSOLE LI NK LI 2 3 3 LI NK 1 1 NK 2 NK NK 4 4 NK LI 3 NK 3 LI LI NK 4 NK NK 4 LI CONSOLE PORT MODE LI 3 4 LI CONSOLE PORT MODE 3 NK 3 3 4 LI NK NK LI 3 LI 2 LI 3 4 LI NK 1 4 1 LI NK 2 LI 2 ST EM WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM OC12 POS MM WS-C6500-SFM US AT ST US US 1 SWITCH FABRIC MDL AT 2 OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM AT OSM-8OC3-POS MM ST 8 PORT OC3 POS MM ST AC TIV E AC TIV E NK LI 4 NK 4 RE SE T K T LIN T R IE M AC 1 TI R IE RR M CA AR AL 1 RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL SE SE RE RE T SE T NK LI IER M SE RR CA AR AL RE RE NK LI IER RR M CA AR AL TI TI 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA VE RX TX VE AC AC VE 2 EJECT TX R IE M AC RR CA AR AL TI TI TI VE VE AC AC VE 5 5 RX TX R IE RR M CA AR K AL LIN R IE RR M CA AR AL EJECT TX 4 R IE RR M CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 100% 8 AC 8 AC VE TI TX RX RX TX Load Load VE RX TX VE TI Switch TI AC Switch 1% 100% 1% R IE RR M CA AR AL R IE M RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT ST AT US ST AT US RX PO RX LIN K PORT 1 K TI R IE RR M CA AR AL AC R IE RR M CA AR K AL LIN R IE RR M CA AR AL TX TX LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT TI TI VE RX TX VE AC AC VE TX RX TX RX RX RX RX TX TX PORT 2 K PORT 2 LIN TX OL-4503-23-J 3-16 ラックに Cisco 7613 ルータを取り付けず、ケーブル ガイド アセンブリを取り付ける場合、12 x 24 または 10 x 32 ナットが 10 個必要です。アクセサリ キットに付属のネジと入手したナットを使用 して、ケーブル ガイド アセンブリを L 型ブラケットに取り付けてください。 (注) OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM 79921 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 スタビライザ キットの取り付け(Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータおよび Cisco 7613 ルータ専用) ステップ 3 シャーシを反対側に傾けます。 ステップ 4 もう一方のスタビライザ ブラケットを、シャーシの反対側の側面に 8 本の M4 ネジで固定します。 ステップ 5 両方のスタビライザ ブラケットでシャーシが安定するようにシャーシを元に戻してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) ここでは、ケーブル マネジメント システムの取り付け手順について説明します。 (注) ケーブル マネジメント システムは Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのアクセサリ キッ トにのみ含まれています。 (注) ケーブル マネジメント システムには拡張ケーブル ガイドが取り付けられていますが、同梱の標準 ケーブル ガイドも使用できます。10/100 ケーブルを用いて、拡張ケーブル ガイドをイーサネット およびファスト イーサネット モジュール(24 ∼ 48 ポート)に接続してください。ファイバおよ び同軸ケーブルを使用して、標準ケーブル ガイドを Optical Services Modules(OSM; オプティカル サービス モジュール)または他のポート密度の低いモジュール(最大 16 ポート)に接続してくだ さい。ケーブル ガイドを交換する前にケーブル マネジメント システムを取り付けてください。交 換手順については、 「ケーブル ガイドの交換」(p.3-19)を参照してください。 次の手順で、ケーブル マネジメント システムの取り付けを行います。 ステップ 1 ケーブル マネジメント システムをシャーシに当て(図 3-16 を参照)、非脱落型ネジを締めてくださ い。 ステップ 2 ヒンジがシャーシに対して水平になっていることを確認してから、6 x 32 ネジ 4 本をシャーシの背 面プレートに固定してください。 図 3-16 ケーブル マネジメント システムの取り付け 85713 CISCO 7609 FAN STATUS FAN 1 FAN 2 EM US ST AT SY ST EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE S SUPERVISOR2 U WS-X6K-SUP2-2GE AT S SUPERVISOR2 ST U US OSM-40C12-POS-MM AT AT OC12 POS MM ST ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL S AT WS-C6500-SFM U SWITCH FABRIC MDL AT WS-C6500-SFM ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS ST Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-17 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) (注) ステップ 3 ケーブル ガイドにケーブルを通すには、前面パネルを取り外してインターフェイス ケーブ ルをモジュールに取り付けてください。インターフェイス ケーブルの取り付けについては、 「インターフェイス ケーブルの取り付け」(p.3-27)を参照してください。 前面パネルの非脱落型ネジ 2 本を緩めます(図 3-17 を参照) 。 図 3-17 前面パネルの取り外し 85432 CISCO 7609 FAN STATUS FAN 1 FAN 2 EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE EM US ST AT SY ST SUPERVISOR2 WS-X6K-SUP2-2GE S TU STA SUPERVISOR2 US OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA AT OSM-40C12-POS-MM ST OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL AT WS-C6500-SFM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM S TU STA OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM S TU STA 8 PORT OC3 POS MM OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS ST ステップ 4 前面パネルを取り外して、脇へ置きます。 ステップ 5 インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケーブル ガイドにケーブルを通してくださ い。 ステップ 6 ケーブル ガイド上に前面パネル上部を引っ掛けて、前面パネルを取り付けます。 ステップ 7 非脱落型ネジ 2 本を締めます(図 3-17 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-18 OL-4503-23-J EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE SUPERVISOR2 WS-X6K-SUP2-2GE EM US ST AT SY ST SUPERVISOR2 S TU STA S TU STA EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE SUPERVISOR2 EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE SUPERVISOR2 US AT ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM AT AT US US 8 PORT OC3 POS ST OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM ST OSM-8OC3-POS MM OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM ST AT US ST AT OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM OC12 POS MM US AT ST AT ST SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM S TU STA OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS ケーブル ガイドの取り外し 図 3-19 前面パネルの取り外し 図 3-18 FAN STATUS 3-19 OL-4503-23-J 前面パネルの非脱落型ネジ 2 本を緩めます(図 3-18 を参照) 。 ステップ 1 85431 85432 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) 第3章 ケーブル ガイドの交換 次の手順で、ケーブル マネジメント システムのケーブル ガイドの交換を行います。 CISCO 7609 FAN STATUS FAN 1 FAN 2 ステップ 2 前面パネルを取り外して、脇へ置きます。 ステップ 3 ケーブル ガイドを背面パネルに固定しているネジ 2 本を取り外し、ケーブル ガイドを持ち上げた 状態で背面パネルからケーブル ガイドを取り外します(図 3-19 を参照)。 FAN 1 FAN 2 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ケーブル マネジメント システムの取り付け(Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ専用) ステップ 4 標準ケーブル ガイドのふちを背面パネルに引っ掛けて、標準ケーブル ガイドを背面パネルに取り 付けます(図 3-19 を参照)。 ステップ 5 ネジ 2 本を使用して、ケーブル ガイドを背面プレートに固定します(図 3-19 を参照)。 (注) 前面パネルを取り付ける前に、インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケー ブル ガイドにケーブルを通してください。インターフェイス ケーブルの取り付けについて は、「インターフェイス ケーブルの取り付け」 (p.3-27)を参照してください。 ステップ 6 インターフェイス ケーブルをモジュールに取り付け、ケーブル ガイドにケーブルを通してくださ い。 ステップ 7 ケーブル ガイド上に前面パネル上部を引っ掛けて、前面パネルを取り付けます。 ステップ 8 非脱落型ネジ 2 本を締めます(図 3-20 を参照) 。 図 3-20 前面パネルの取り付け 85432 CISCO 7609 FAN STATUS FAN 1 FAN 2 EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE EM US ST AT SY ST SUPERVISOR2 WS-X6K-SUP2-2GE S TU STA SUPERVISOR2 US OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA AT OSM-40C12-POS-MM ST OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL AT WS-C6500-SFM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM S TU STA OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM S TU STA 8 PORT OC3 POS MM OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS ST Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-20 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 システムのアース接続 ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータのシステムのアース接続について説明します。 (注) Foreign Exchange Station(FXS)モジュールを取り付けている場合、またはこの装置を米国か欧州の セントラル オフィスに設置している場合は、AC 電源システムと DC 電源システムの両方でシステ ムのアースをアース設備に接続する必要があります。 (注) Cisco 7603、Cisco 7604、Cisco 7606 、および Cisco 7606-S ルータ DC 電源システムの場合、システ ム アースは電源装置のアースも兼ねています。DC アースは、NEC ガイドラインに従って固定接続 でアースさせる必要があります。 (注) Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータで PWR-2700-DC 電源装置を使用する場合、Cisco 7604 ル ー タ で PWR-2700-DC/4 電 源 装 置 を 使 用 す る 場 合、Cisco 7609 ま た は Cisco 7613 ル ー タ で PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合、Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC を使用する場合は、 その他にも必要なアースの条件があります。 「Cisco 7604 ルータへの PWR-2700-DC/4 電源装置の取 り付け」(p.5-44)、 「Cisco 7606 ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け」(p.5-51)、「Cisco 7606-S ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-55)、 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ル ー タ へ の PWR-4000-DC 電 源 装 置 の 取 り 付 け」(p.5-65)、「Cisco 7613 ル ー タ へ の PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-85)、および「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルー タへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」(p.5-74)を参照してください。 Cisco 7603、Cisco 7603-S、Cisco 7604、Cisco 7606、Cisco 7606-S、および Cisco 7613 ルータの場合、 シャーシ フレームには、アース ケーブル用の 2 個の M4 ネジ穴があります(Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータは図 3-21、Cisco 7604 ルータは図 3-22、Cisco 7606-S ルータは図 3-23、および Cisco 7613 ルータは図 3-24 を参照)。 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータの場合、シャーシ フレームの各側面には、アース ケー ブル用の 3 個の M4 ネジ穴があります。2 個の M4 ネジ穴を使用して、アース ケーブルを上下また は左右に取り付けます(図 3-25 を参照)。 必要な工具および部品 システムのアース接続には、次の工具および部品が必要です。 • アース端子× 1 • M4(メトリック)六角ネジ(ロック ワッシャ付き)× 2 (注) アース端子とロック ワッシャ付き M4 六角ネジは、キット 69-0815-01 で提供されています。 (注) Cisco 7609-S ルータでは、4 AWG アース端子とロック ワッシャ付き M6 六角ネジを使用し ます(キット 69-1713-01 で提供)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-21 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 • アース線× 1(地域および国の設置規定に適合するサイズのものを使用する必要があります。 電源装置およびシステムによって、米国では、12 AWG 以上の導体が必要です) • No.2 プラス ドライバ • 圧着工具(アース線をアース端子に圧着する際、アース端子の寸法に対応する大きさのものが 必要です) • ワイヤ ストリッパ 図 3-21 Cisco 7603 ルータ、Cisco 7603-S ルータ、および Cisco 7606 ルータ—システム アースの位置 WS-X6K-SUP2-2GE T M S LE M G O TU M T STE NS R SE STA SY CO PW RE CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI NK LI 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS E TIV AC 3 RX TX TX 2 SM IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 E TIV AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO E TIV AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO 2 NK LI E TIV AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA 63190 1% 4 RT PO OSM-4OC12 POS-SI 1 US AT ST 4 PORT OC-12 POS (注) E TIV AC 3 RX TX TX 2 SM IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN E TIV AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 1 E TIV AC RX R IE M RR R CA ALA RX TX TX RT PO 2 E TIV AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA 4 RT PO Cisco 7609-S ルータでは、4 AWG アース端子とロック ワッシャ付き M6 六角ネジを使用します (キット 69-1713-01 で提供) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-22 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 図 3-22 Cisco 7604 ルータ — システム アースの位置 FAN STATUS Cisco 7606-S ルータ — システム アースの位置 FAN STATU S 7600-ES20-10G3 CXL 1 A/L U AT ST S Cisco 7606 1 6S 図 3-23 S THERMT60 TU STA 1126564 S TU STA ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3 CLASS 1 LASER CXL 2 A/L A/L U AT ST S 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3 CLASS 1 LASER CXL A/L A/L 3 U AT ST S 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3 CLASS 1 LASER CXL A/L A/L 4 U AT ST S 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 0 AT ST 191923 6 US Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-23 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 Cisco 7613 ルータ — システム アースの位置 E TIV AC E TIV AC TX X R X R TX X R E TIV AC E TIV AC TX TX X R TX X R X R X R X R TX X R X R TX TX PORT 2 PORT 2 PORT 2 PORT 2 NK LI TX TX TX o NK LI X R X R TX o o 55842 図 3-24 o INPUT FAN OUTPUT OKINPUT OK FAN FAIL OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OKINPUT OK FAN FAIL OUTPUT OK OK FAIL M4 (注) PWR-4000-DC 電源装置が搭載されていると、システムのアース接続には手が届きません(電源装 置自体にシステム アースが設けられています) 。電源装置のアース端子には業界標準の 2 穴圧着端 子を使用する必要があります。詳細については、 「Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の 取り付け」(p.5-85)を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-24 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ — システム アースの位置 85461 図 3-25 (注) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S に PWR-4000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-4000-DC 電 源装置のアースがシステムのアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続で きます。詳細については、 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装 置の取り付け」(p.5-65)を参照してください。 Cisco 7609-S に PWR-6000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-6000-DC 電源装置のアースがシステ ムのアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続できます。詳細については、 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-74)を 参照してください。 (注) Cisco 7609 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合は、PWR-4000-DC 電源装置のアースを 必ず接続する必要があります。 (注) Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC 電源装置を使用する場合は、PWR-6000-DC 電源装置のアース を必ず接続する必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-25 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 システムのアース接続 システムをアース接続する手順 システムを電源に接続したり、Cisco 7600 シリーズ ルータの電源をオンにしたりする前に、以下の 手順を完了する必要があります。 次の手順でアース端子とアース線をアース パッドに接続します。 ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端の被覆を約 0.75 インチ(19 mm)はぎとります。 ステップ 2 アース線の被覆をはぎとった端をアース端子の開口部に挿入します。 ステップ 3 製造元が推奨する圧着工具を使用して、アース線をアース端子に固定します。 ステップ 4 シャーシ上のシステム アース パッドの位置を確認し、パッドからシールをはがします。 ステップ 5 アース端子をアース パッドに当て、金属面がきちんと接触するようにします。 ステップ 6 2 本の M4 ネジを使用して、アース端子をシャーシに固定します。アース端子が他のハードウェア やラック内の機器の妨げにならないようにしてください。 ステップ 7 アース線の反対側の端を設置場所のアース設備に接続し、Cisco 7600 シリーズ ルータが適切にアー スされるようにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-26 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ルータ シャーシへの電源装置の取り付け ルータ シャーシへの電源装置の取り付け 電源装置(AC または DC)は、シャーシとは別梱包で納入されます。電源装置を梱包用の箱から取 り出します。電源装置の取り付け手順、および設置場所の電源に接続する手順については、 「AC 入 力電源装置の取り付け」 (p.5-7)または「DC 入力電源装置の取り付け」 (p.5-41)を参照してください。 (注) Cisco 7609 または Cisco 7613 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合は、その他にも必要 なアースの条件があります。 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源 装置の取り付け」 (p.5-65)および「Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-85)を参照してください。 Cisco 7609-S ルータで PWR-6000-DC 電源装置を使用する場合は、その他にも必要なアースの条件 があります。 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-74)を参照してください。 インターフェイス ケーブルの取り付け 警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してくださ い。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。 ここでは、スーパーバイザ エンジンおよびモジュールにインターフェイス ケーブルを取り付ける ための一般的な手順を説明します。 シャーシに搭載しているモジュールによって、接続に必要なコネクタの形式が異なります。 (注) モジュールの詳細については、 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照してくだ さい。 警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでく ださい。 警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全特別低電圧)回路を Telephone Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには Safety Extra-Low Voltage(SELV)回路があり、WAN ポートには Telephone Network Voltage(TNV)回路がありま す。一部の LAN ポートと WAN ポートは、どちらも RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルの接 続には十分注意してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-27 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 インターフェイス ケーブルの取り付け スーパーバイザ エンジン コンソール ポートの接続 ここでは、スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートに端末またはモデムを接続する手順につ いて説明します。 スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートを使用して、次の操作を行うことができます。 • CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用した Cisco 7600 シリーズ ルータの設定 • ネットワーク統計情報およびエラーのモニタ • SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェント パラメータの設定 • Cisco 7600 シリーズ ルータへのソフトウェア アップデートのダウンロード、または接続装置へ のフラッシュ メモリ上のソフトウェア イメージの配信 コンソール ポートはスーパーバイザ エンジンの前面パネル上にあります(図 3-26 を参照) 。 図 3-26 スーパーバイザ エンジンのコンソール ポート コネクタ WS-X6K-SUP2-2 GE SUPERVISOR (注) T E GH OL M TE S SY S ON C PW 2 R T LI SE CONSOLE PORT MODE RE CONSOLE 62226 S TU A ST ルータに付属のアクセサリ キットには、コンソール ポートに端末またはモデムを接続するために 必要なケーブルおよびアダプタが含まれています。 付属品のケーブルおよびアダプタを使用してコンソール ポートに端末を接続する手順は、次のとお りです。 ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、in の位置(出荷時のデフォルト)にします。 ステップ 2 RJ-45/RJ-45 ケーブルと RJ-45/DB-25 DTE アダプタまたは RJ-45/DB-9 DTE アダプタ([Terminal] の ラベル付き)を使用して、ポートに接続します。 ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっ ていないか確認します。 ステップ 4 端末のマニュアルを参照して、ボーレートを確認します。端末のボー レートは、コンソール ポー トのデフォルト ボー レート(9,600 ボー)に合わせる必要があります。端末は次のように設定して ください。 • 9,600 ボー • 8 データ ビット • パリティなし Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-28 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 インターフェイス ケーブルの取り付け • 2 ストップ ビット Catalyst 5000 ファミリー Supervisor Engine III のコンソール ケーブルを使用して端末を接続する手順 は、次のとおりです。 ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、out の位置にします。 ステップ 2 Supervisor Engine III のケーブルおよび端末接続に適したアダプタを使用して、 ポートに接続します。 ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっ ていないか確認します。 ステップ 4 端末のマニュアルを参照して、ボーレートを確認します。端末のボー レートは、コンソール ポー トのデフォルト ボー レート(9,600 ボー)に合わせる必要があります。端末は次のように設定して ください。 • 9,600 ボー • 8 データ ビット • パリティなし • 2 ストップ ビット コンソール ポートにモデムを接続する手順は、次のとおりです。 ステップ 1 コンソール ポート モード スイッチを、in の位置にします。 ステップ 2 RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルおよび RJ-45/DB-25 DCE アダプタ([Modem] のラベル付き) を使用して、ポートに接続します。 ステップ 3 ケーブル ガイド(取り付けられている場合)にケーブルを入れます。ケーブルが極端に折れ曲がっ ていないか確認します。 スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続 ここでは、スーパーバイザ エンジンのアップリンク ポートへの接続方法について説明します。 警告 (注) 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 2 台のスーパーバイザ エンジンを搭載した冗長構成の場合、冗長(スタンバイ)スーパーバイザ エ ンジン上のアップリンク ポートはアクティブのため、シャーシの他のポートと同様通常のトラ フィック用に使用できます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-29 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 インターフェイス ケーブルの取り付け スーパーバイザ エンジンのアップリンク ポートに接続する手順は、次のとおりです。 ステップ 1 GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)の光ファイバ ケーブル用の穴からプラグを取り 外し、保管しておきます。 ステップ 2 光ファイバ ケーブルの SC タイプ コネクタからプラグを取り外し、GBIC にコネクタを差し込みま す(図 3-27 を参照) 。 図 3-27 スーパーバイザ エンジン アップリンク ポートの接続 K LIN 48128 PORT 1 (注) GBIC に SC タイプ コネクタを差し込む際、送信(Tx)および受信(Rx)用の光ファイバ ケーブル がどちらも SC タイプ コネクタに完全に挿入されていることを確認してください。 (注) LX/LH GBIC を MMF(マルチモード光ファイバ)と併用する場合は、GBIC と MMF ケーブルの間 にパッチコードを取り付ける必要があります。 インターフェイス ポートへの接続 (注) コネクタの仕様については、付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。 (注) 光インターフェイスのクリーニングについては、 http://www.cisco.com/warp/public/127/cleanfiber2.html を参照してください。 OSM およびサポート対象の Catalyst 6500 シリーズ モジュールには、次のインターフェイス ポート があります。 • SC タイプ光ファイバ コネクタ(図 3-28 を参照) 。 • LC 光ファイバ コネクタ(図 3-29 を参照) 。 • MT-RJ 光ファイバ コネクタ(図 3-30 を参照)。 • Mini-SMB ケーブル コネクタ(図 3-31 を参照) 。 • RJ-45 コネクタ ― Catalyst 6500 シリーズ 48 ポート 10/100TX スイッチング モジュール(図 3-32 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-30 OL-4503-23-J 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 インターフェイス ケーブルの取り付け SC タイプ光ファイバ コネクタ 図 3-29 LC 光ファイバ コネクタ 図 3-30 MT-RJ 光ファイバ コネクタ 図 3-31 Mini-SMB ケーブル コネクタ 図 3-32 RJ-45 コネクタ 48129 77891 14367 58476 H2214 図 3-28 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3-31 第3章 Cisco 7600 シリーズ ルータの設置 ルータ シャーシ取り付け後の確認 ルータ シャーシ取り付け後の確認 モジュールの接続が終わったあと、モジュール、電源装置、PEM(パワー エントリ モジュール)、 およびファン アセンブリが正常かつ安全に取り付けられているかどうかを確認する必要がありま す。次の手順で、シャーシの取り付け後の確認を行います。 ステップ 1 各モジュールのイジェクト レバーが完全に閉じている(前面プレートと平行になっている)ことを 確認します。完全に閉じていれば、スーパーバイザ エンジンおよび全モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されています。 ステップ 2 各モジュール、電源装置、PEM、およびファン アセンブリの非脱落型ネジを確認します。緩んでい る非脱落型ネジがあれば締め直します。 (注) Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータの場合、PEM 1 は電源装置 1 に、PEM 2 は電源装置 2 に、設置 場所の電源をそれぞれ接続します。シャーシに PEM および電源装置を 1 つずつしか搭載していな い場合は、システムに電源を投入する前に、PEM および電源装置が正しいベイに搭載されている かどうかを確認します。PEM および電源装置の位置については、 「PEM」 (p.1-33)を参照してくだ さい。 警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 ステップ 3 空のモジュール スロットには、ブランクの前面プレート(WS-X6K-SLOT-CVR)が取り付けられ、 プレートを固定するネジが締まっていることを確認します。 ステップ 4 AC 電源システムの場合、PEM または電源装置のスイッチをオン(|)の位置に切り替え、システ ムに電源を投入します。DC 電源システムの場合、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオン(|) の位置に切り替え、システムに電源を投入します。 警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危 険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、 およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのモジュール、前面プ レート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 3-32 OL-4503-23-J C H A P T E R 4 トラブルシューティング この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータのハードウェアの取り付けに関するトラブルシューティン グについて説明します。内容は次のとおりです。 • はじめに(p.4-2) • システム コンポーネント レベルの問題解決(p.4-2) • 起動時の問題の特定(p.4-3) • 電源装置のトラブルシューティング(p.4-4) • ファン アセンブリのトラブルシューティング(p.4-5) • モジュールのトラブルシューティング(p.4-5) • 代理店への連絡(p.4-6) システムの起動に問題が生じた場合は、この章の内容を参考にして原因を特定してください。初回 の起動時に生じる問題の多くは、モジュールがバックプレーンから外れそうになっていたり、電源 装置に電源コード コネクタが接続されていなかったりすることが原因です。初回の起動時に動作温 度が最大許容レベルを超えることはほとんどありません。このような状態が生じるのは、長時間に わたり作業を行った場合がほとんどです。長期モニタリング機能には、DC 出力電圧の問題を別個 に報告する機能も含まれています。 (注) この章で取り上げるのは、シャーシ コンポーネントのハードウェアのトラブルシューティングだ けです。モジュール別の詳細については、 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参 照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 4-1 第4章 トラブルシューティング はじめに はじめに システムの初回の起動が完了したあと、次の点を確認してください。 • 電源装置からシステムに電力が供給されている。 • システム ファン アセンブリが作動している。 • システム ソフトウェアが正常に起動している。 • スーパーバイザ エンジンおよびすべてのモジュールが、各スロットに正しく搭載され、問題な く初期化されている。 以上の条件がすべて揃っていて、ハードウェアの取り付けに問題がない場合には、 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』、『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』、 『Cisco 7600 Series Internet Router IOS Command Reference』 、または『Cisco 7600 Series Internet Router IOS Command Reference』を参照して、ソフトウェアのトラブルシューティングを行ってください。 上記のいずれかに問題がある場合は、この章に記載されている手順で問題箇所を特定し、可能であ ればその問題を解決してください。 システム コンポーネント レベルの問題解決 システムのトラブルシューティングで重要なのは、問題を特定のシステム コンポーネントに絞り込 むことです。まず、システムの現状と、本来あるべき状態を比較します。起動時の問題は 1 つのコ ンポーネントが原因になっている場合が多いので、システムの各コンポーネントのトラブルシュー ティングをそれぞれ行うよりも、問題のあるサブシステムを特定した方が効率的に問題を解決でき ます。 ルータは次のサブシステムで構成されています。 • 電源装置 ― 電源装置および電源装置ファンが含まれます。 • PEM(パワー エントリ モジュール)― Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータには、電源装置ご とに 1 つの PEM があります。PEM により設置場所の電源を電源装置に接続します。 • ファン アセンブリ ― シャーシ ファン アセンブリは、システム電源がオンのときは必ず作動し ていなければなりません。作動しているかどうかを判別するには、FAN LED がグリーンに点灯 していることと、ファン アセンブリの作動音を確認します。FAN LED がレッドの場合は、ファ ン アセンブリのファンのうち少なくとも 1 つが作動していません。この場合はすぐに購入され た代理店に連絡してください(「代理店への連絡」[p.4-6] を参照してください)。初回の起動時 にファン アセンブリが正常に作動しない場合、ユーザ側で取り付けの調整はできません。 • スーパーバイザ エンジン ― スーパーバイザ エンジンにはシステム オペレーティング ソフト ウェアが実装されているため、システムソフトウェアに問題がある場合はスーパーバイザ エン ジンを確認します。スーパーバイザ エンジンがモジュールを初期化できるかどうかは、スー パーバイザ エンジンのステータス LED で確認します。 冗長スーパーバイザ エンジンを使用している場合は、冗長スーパーバイザ エンジンがオンラ インになる状況およびソフトウェアイメージの取り扱い方式について、『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』または『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』を参照してください。 • モジュール ― 各モジュールのステータス LED は、そのモジュールがスーパーバイザ エンジン によって初期化されたかどうかを示します。バックプレーンから外れそうになっているモ ジュールがあると、システムが停止する可能性があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 4-2 OL-4503-23-J 第4章 トラブルシューティング 起動時の問題の特定 起動時の問題の特定 起動シーケンスにおけるシステムの状態は、すべて LED に表示されます。LED を確認すれば、起 動シーケンスのどの時点でどこに障害が発生したかを判断できます。 次の手順で、起動時の問題を特定します。 ステップ 1 電源装置をオンにします。システム ファン アセンブリの作動音がすぐに聞こえます。聞こえない 場合は、 「電源装置のトラブルシューティング」 (p.4-4)を参照してください。電源装置は正常に動 作しているが、ファン アセンブリが故障していると判断される場合は、購入された代理店に連絡し てください。初回の起動時にファン アセンブリが正常に作動しない場合は、ユーザ側で取り付けの 調整はできません。ファン アセンブリを交換する際には、 「ファン アセンブリの取り外しおよび取 り付け」 (p.5-114)を参照してください。 ステップ 2 スーパーバイザ エンジンの各 LED が、次のように点灯することを確認します。 • STATUS LED は 1 回オレンジに点滅し、起動診断テストの実行中はオレンジに点灯したままと なります。モジュールが動作状態(オンライン)になると、グリーンに点灯します。システム ソフトウェアの起動で障害が発生した場合、この LED はオレンジに点灯したままになります。 • SYSTEM LED がグリーンの場合は、すべてのシャーシ環境モニタが、システムは正常であると 報告しています。環境モニタが 1 つでも問題を報告すると、SYSTEM LED はオレンジまたは レッドに点灯します。 • ACTIVE LED がグリーンに点灯した場合は、スーパーバイザ エンジンが動作可能で、アクティ ブであることを示しています。スーパーバイザ エンジンがスタンバイ モードである場合、 ACTIVE LED はオレンジに点灯します。 • 各 LINK LED は 1 回オレンジに点滅したあと、起動診断テストの実行中はオレンジに点灯した ままとなります。モジュールが動作状態(オンライン)になると、グリーンに点灯します。信 号が検出されない場合、LINK LED は消灯します。ポートに異常があると、LINK LED はオレ ンジに点滅します。 スーパーバイザ エンジンの前面パネル上のいずれかの LED がレッドまたはオレンジに点灯した場 合は、「モジュールのトラブルシューティング」(p.4-5)を参照してください。 冗長スーパーバイザ エンジンを使用している場合は、冗長スーパーバイザ エンジンがオンライン に な る 状 況 お よ び ソ フ ト ウ ェ ア イ メ ー ジ の 取 り 扱 い 方 法 に つ い て、 『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』または『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』を 参照してください。 スーパーバイザ エンジンの LED の詳細については、『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照してください。 ステップ 3 スーパーバイザ エンジンの初期化が完了したら、スーパーバイザ エンジンおよび各モジュールの STATUS LED がグリーンに点灯することを確認します。この LED は、スーパーバイザ エンジンま たはモジュールが電力の供給を受けていること、スーパーバイザ エンジンに認識されていること、 および有効なフラッシュ コード バージョンが実装されていることを表します。この LED は、モ ジュールの個々のインターフェイスの状態を示すものではありません。STATUS LED がレッドまた はオレンジに点灯した場合は、 「モジュールのトラブルシューティング」 (p.4-5)を参照してください。 ステップ 4 起動情報およびシステム バナーが表示されない場合は、 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照して、端末が正しく設定され、スーパーバイザ エンジンのコンソール ポートに正し く接続されているかどうかを確認してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 4-3 第4章 トラブルシューティング 電源装置のトラブルシューティング 電源装置のトラブルシューティング 電源サブシステムの問題を特定する手順は、次のとおりです。 ステップ 1 電源装置の INPUT OK LED がグリーンに点灯していることを確認します。 • INPUT OK LED がグリーンに点灯している場合は、AC 電源または DC 電源が正常で、電源装 置は動作しています。 • INPUT OK LED が点灯しない場合は、まず、電源装置がシャーシの奥まで完全に挿入されてい ることを確認します。AC 電源装置のスイッチ、AC PEM の電源スイッチ、または DC 回路ブ レーカーをオフの位置に切り替え、非脱落型ネジを締め、そのあと電源をオンにします。 • それでも INPUT OK LED が点灯しない場合は、AC 電源または DC 電源、もしくは電源コード に問題がある可能性があります。 ルータの電源をオフにし、電源コードを別の電源(ある場合)に接続し、電源をオンにします。 • INPUT OK LED がグリーンに点灯する場合は、最初に使用した電源に問題があります。 • 新しい電源に電源装置を接続しても INPUT OK LED が点灯しない場合は、電源コードを交換 し、スイッチをオンにします。 • これで INPUT OK LED が点灯する場合は、最初に使用した電源コードを返品し、交換してくだ さい。 この装置に複数の電源コードがある場合は、電源装置ごとにステップ 1 を繰り返してください。 新しい電源コードを使用して別の電源に電源装置を接続しても INPUT OK LED が点灯しない場合 は、電源装置が故障していると考えられます。 2 台めの電源装置が使用できる場合は、それを 2 番めの電源装置ベイに取り付け、購入された代理 店に連絡してください。 ステップ 2 2 台めの(冗長)電源装置を搭載している場合は、この電源装置に対してステップ 1 を繰り返して ください。 問題を解決できない場合、または電源装置かバックプレーン コネクタに問題があると判断される場 合は、「代理店への連絡」(p.4-6)を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 4-4 OL-4503-23-J 第4章 トラブルシューティング ファン アセンブリのトラブルシューティング ファン アセンブリのトラブルシューティング ファン アセンブリの問題を特定する手順は、次のとおりです。 ステップ 1 ファン アセンブリの FAN LED がグリーンに点灯していることを確認します。 グリーンに点灯しない場合は、 「システム コンポーネント レベルの問題解決」 (p.4-2)を参照して、 電源サブシステムが正しく機能しているかどうかを確認してください。 ステップ 2 FAN LED がレッドに点灯していることを確認します。 • レッドに点灯している場合、ファン アセンブリはバックプレーンに装着されていないか、また は故障しています。 • ファン アセンブリを正しく確実に装着するには、非脱落型ネジを緩めてファン アセンブリを 取り外してから、もう一度取り付けます。 • 非脱落型ネジをすべて締めて、システムを再起動します。 • FAN LED がレッドのままである場合、システムがファン アセンブリの異常を検出しています。 購入された代理店に連絡してください。 モジュールのトラブルシューティング スーパーバイザ エンジンまたはモジュールの問題を特定する手順は、次のとおりです。 ステップ 1 すべてのステータス LED が点灯しているかどうかを確認します。 ステップ 2 スーパーバイザ エンジンまたはモジュールのステータス LED のなかに、レッドに点灯しているも のや、点灯しないものがある場合は、モジュールがスロットから外れている可能性があります。両 方のイジェクト レバーがシャーシの背面に対して 90 度になるようにモジュールを取り付け直して ください。モジュールの前面パネルの左右にある非脱落型ネジを締めて、システムを再起動します。 モジュールのステータス LED がオレンジに点灯している場合、モジュールはビジーまたはディセー ブ ル に な っ て い ま す。『Cisco 7600 Series Router Software Configuration Guide』、『Cisco 7600 Series Router IOS Software Configuration Guide』、 『Cisco 7600 Series Internet Router IOS Command Reference』、 または『Cisco 7600 Series Internet Router IOS Command Reference』を参照して、インターフェイスを 設定するか、イネーブルにしてください。インターフェイスが再度初期化されると、モジュールの ステータス LED はグリーンに点灯します。 起動時の問題が解消されない場合は、 「代理店への連絡」 (p.4-6)を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 4-5 第4章 トラブルシューティング 代理店への連絡 代理店への連絡 この章で紹介したトラブルシューティングを行っても起動時の問題を解決できない場合は、製品を 購入された代理店に連絡してください。連絡する前に、問題を迅速に解決できるよう、あらかじめ 次の情報を用意しておいてください。 • ルータの納入日 • シャーシのシリアル番号(シャーシの背面パネルの右側に貼付されたラベルに記載) • ソフトウェアのタイプおよびリリース番号 • 保守契約または保証内容 • 問題の概要 • 問題を特定し解決するためにすでに行った作業についての簡単な説明 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 4-6 OL-4503-23-J C H A P T E R 5 取り外しおよび取り付け手順 この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータの Field-Replaceable Unit(FRU)の取り外しおよび取り付 け手順を説明します。具体的な内容は次のとおりです。 • 静電破壊の防止(p.5-2) • 電源装置の取り外しおよび取り付け(p.5-3) • PEM の取り外しおよび取り付け(p.5-106) • ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け(p.5-114) • Cisco 7604 ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション)(p.5-119) • Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプ ション) (p.5-120) • Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのエア フィルタの交換(オプション)(p.5-125) • Cisco 7606-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け(p.5-126) • Cisco 7609-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け(p.5-127) • Cisco 7600 シリーズ ルータの WS-SUP720-3BXL へのアップグレード(p.5-129) 警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。 注意 電源装置の取り外しおよび取り付け手順の間は、両手で電源装置を持ってください。 警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してくださ い。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。 モジュールの搭載および交換手順については、『Cisco 7600 Series Internet Router Module Installation Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-1 第5章 取り外しおよび取り付け手順 静電破壊の防止 静電破壊の防止 ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の 取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ポート アダプタおよ びプロセッサ モジュールには、金属製のフレームに固定されたプリント基板があります。EMI(電 磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。基板は金属フレームによっ て ESD から保護されていますが、取り扱うときは、必ず静電気防止用ストラップを着用してくだ さい。 静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。 注意 • 静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。 • ストラップの装置側をシャーシの塗装されていない部分に固定します。 • コンポーネントを取り付けるときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バッ クプレーンまたはミッドプレーンにバス コネクタを適切に固定します。これらの器具は、プロ セッサの脱落を防ぐだけではなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に 固定させるために必要です。 • コンポーネントを取り外すときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バック プレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを外してください。 • フレームを取り扱うときは必ずハンドル部分または端だけを持ってください。プリント基板ま たはコネクタには手を触れないようにしてください。 • 取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気 防止用容器に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外したあと、ただちに静電気 防止用容器に入れてください。 • プリント基板と衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気 からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあり ます。 • 金属フレームから、プリント基板を取り外さないでください。 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ∼ 10 MΩ でなければなりません。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-2 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 電源装置の取り外しおよび取り付け ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置の取り外しおよび取り付け方法について説明しま す。 (注) 冗長電源装置を備えたシステムでは、故障した電源装置をシステムの動作中に交換できます。 必要な工具 次の手順を行うには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要です。また、ケーブル のタイラップを切るためにワイヤ カッターまたははさみが必要です。 AC 入力電源装置の取り外し ここでは、次の AC 電源装置および Cisco 7600 シリーズ ルータの AC 入力電源装置の取り外し手順 を説明します。 警告 • Cisco 7603 ルータ用 950 W AC 電源装置および 1400 W AC 電源装置 • Cisco 7604 ルータ用 2700 W AC 電源装置 • Cisco 7606 ルータ用 1900 W AC 電源装置 • Cisco 7606 ルータ用 2700 W AC 電源装置 • Cisco 7606-S ルータ用 2700 W AC 電源装置 • Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7613 ルータ用 3000 W AC 電源装置および 4000 W AC 電源装置 • Cisco 7609-S ルータ用 4000 W AC 電源装置 • Cisco 7609、Cisco 7609-S および Cisco 7613 ルータ用 6000 W AC 電源装置 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっているので危険です。作業を行う際は十分 注意してください。 (注) 冗長電源装置を備えたシステムでは、故障した電源装置をシステムの動作中に交換できます。 (注) ここでは、電源装置の取り外し手順だけを説明します。PEM(パワー エントリ モジュール)の取 り外し手順については、「PEM の取り外しおよび取り付け」(p.5-106)を参照してください。 電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 電源装置または取り外す電源装置に対応する PEM の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えま す。 (注) 図 5-1 に、Cisco 7603 ルータの AC 入力 PEM の位置を示します。Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータでは、AC および DC ともに PEM の位置は共通です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-3 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) PWR-2700-AC 電源装置を取り付ける場合には、すべての PEM を外してブランク PEM フィラー プ レートを取り付ける必要があります。 「PEM の取り外しおよび取り付け」(p.5-106)を参照してく ださい。 図 5-1 PEM の位置 PEM 1 PEM 2 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV RX 4 PORT OC-12 POS SM TX TX RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE NK E US 2 63191 1% OSM-4OC12 POS-SI AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX 1 R IE M RR AR C A AL K TX TX RX PO RT AC TIV E RX RX 2 TX TX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 OSM-4OC12 POS-SI 1 ST A 3 AC TIV RX TX TX S TU 4 PORT OC-12 POS SM E 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN K SE AC TIV R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T E PO RT 1 A IV CT RX TX TX RX R IE M RR AR C A AL E PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO ステップ 2 電源コードを電源から外します。電源コードが電源装置または PEM にまだ接続されているときは、 電源コードの金属突起部分には触れないでください。 ステップ 3 電源コードを PEM の電源接続部から外します。PEM に組み込まれている金属突起部分には触れな いでください。 (注) ステップ 4 4000 W 電源装置の AC 電源コードは、固定配線で接続されているので取り外しできません。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(Cisco 7603 ルータは図 5-2、Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータは図 5-3、Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータは図 5-4 を参照)。 図 5-2 Cisco 7603 ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ LED 63183 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-4 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-3 Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ LED FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63895 IL Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ 85756 図 5-4 I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED ステップ 5 Cisco 7603、Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータ ― 片手で電源装置のハンドルを持 ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源装置を下から支え(Cisco 7603 ルータは図 5-5、Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータは図 5-6 を参照)、電源装置を シャーシから完全に引き出します。 Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータ ― 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-7 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-5 Cisco 7609、Cisco 7609-S、および Cisco 7613 ルータ — AC 入力電源装置の取り扱い 図 5-6 1 2 AT SY US SY US 1 2 LI ST ST E R R T SE MT SE MT RE MG RE MG PW OL E PW OL NS NS CO EM CO EM 1 2 NK LI 1 T 3 CONSOLE CONSOLE NK LI 2 NK LI 2 3 3 LI NK LI 2 NK NK 4 4 NK LI 4 SE T T K LIN T R IE M R IE M AC 1 TI RR CA AR AL 1 RR CA AR AL R IE M RR CA AR AL SE SE RE RE T SE T NK LI IER M RE SE RR CA AR AL RE RE NK LI IER M RR CA AR AL NK LI 4 NK LI 4 NK NK 4 LI CONSOLE PORT MODE NK LI 3 NK LI 3 3 4 LI CONSOLE PORT MODE 3 4 3 NK LI 3 NK NK LI 3 1 4 4 NK LI 1 2 LI 1 1 NK LI 1 NK 2 LI 2 LI NK TI TI 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA VE TX VE AC AC VE RX 2 EJECT TX TI TI VE VE AC AC VE 5 5 RX TX R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M R IE M AC RR CA AR AL R IE M TI RR CA AR AL EJECT TX 4 RR CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 100% AC 8 AC VE TI TX RX RX TX Load Load VE RX TX VE TI Switch TI AC Switch 1% 100% 1% R IE M R IE RR M CA AR AL RR CA AR AL R IE M RR CA AR AL 8 RX PO RX PORT 1 K LIN TI R IE RR M CA AR AL AC R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M RR CA AR AL TX TX K LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT TI TI VE RX TX VE AC AC VE TX RX TX RX RX RX RX TX TX PORT 2 PORT 2 K LIN TX OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM OC12 POS MM WS-C6500-SFM US US 1 SWITCH FABRIC MDL AT AT 2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM OSM-8OC3-POS MM ST 8 PORT OC3 POS MM ST OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK ST AT US ST AT US SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT AC TIV E AC TIV E o o 63032 取り外しおよび取り付け手順 第5章 OL-4503-23-J 5-6 Cisco 7603 ルータ — AC 入力電源装置の取り扱い 図 5-5 79897 電源装置の取り外しおよび取り付け INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 0 I Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-7 Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータ — AC 入力電源装置の取り扱い FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63901 IL FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL ステップ 6 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Cisco 7603 ルー タの場合は Part Number 800-16727-01、Cisco 7606 ルータの場合は Part Number 800-19193-01、Cisco 7606-S ルータの場合は Part Number 800-28533-01、Cisco 7609 および Cisco 7613 ルータの場合は Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 AC 入力電源装置の取り付け ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの AC 入力電源装置の取り付け手順を説明します。 警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されて います。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。 AC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 必要な場合は、非脱落型ネジを緩めてシャーシの電源装置ベイの開口部からブランク電源装置フィ ラー プレートを取り外します。 ステップ 3 電源装置に電源スイッチがある場合は(図 5-4 を参照) 、電源スイッチがオフ(0)の位置になって いることを確認します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-7 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 Cisco 7603、Cisco 7609、および Cisco 7613 ルータ ― 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の 手で電源装置を下から支えます(Cisco 7603 ルータは図 5-5、Cisco 7609 および Cisco 7613 ルータは 図 5-6 を参照) 。電源装置を電源装置ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるよう にします。 Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータ ― 左右の電源装置のハンドルを両手で持ちま す(図 5-7 を参照) 。電源装置を電源装置ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着される ようにします。 (注) Cisco 7606 ルータに PWR-2700-AC 電源装置を取り付ける場合には、取り付け済の PEM をすべて取 り外す必要があります。また、取り付けた各電源装置にブランク PEM フィラー プレートを取り付 ける必要があります。 「PEM の取り外しおよび取り付け」(p.5-106)を参照してください。 ステップ 5 電源装置の非脱落型ネジを締めます(Cisco 7603 ルータは図 5-2、Cisco 7604、Cisco 7606、および Cisco 7606-S ルータは図 5-3、Cisco 7609 および Cisco 7613 ルータは図 5-4 を参照)。 警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 ステップ 6 電源コードを電源装置または PEM に接続します。 ステップ 7 電源コードの反対側を AC 入力電源に接続します。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 ステップ 8 電源装置のスイッチまたは PEM の電源スイッチをオン(|)の位置に切り替えます。 ステップ 9 電源装置の正常な動作を確認するために、電源装置の LED が次の状態になっているかどうかを調 べます。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-8 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け DC 入力電源装置の取り外し ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの DC 入力電源装置の取り外し手順を説明します。 • Cisco 7603 ルータからの PWR-950-DC 電源装置の取り外し(p.5-9) • Cisco 7603-S ルータからの PWR-1500-DC 電源装置の取り外し(p.5-11) • Cisco 7604 ルータからの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り外し(p.5-12) • Cisco 7606 ルータからの PWR-1900-DC 電源装置の取り外し(p.5-14) • Cisco 7606 ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し(p.5-16) • Cisco 7606-S ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し(p.5-18) • Cisco 7609 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し(p.5-20) • Cisco 7613 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し(p.5-23) • Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-4000-DC 電源装置の取り外し (p.5-25) • Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-6000-DC 電源装置の取り外し (p.5-28) • Cisco 7613 ルータからの PWR-6000-DC 電源装置の取り外し(p.5-36) Cisco 7603 ルータからの PWR-950-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認し ます(図 5-8 を参照)。 図 5-8 PEM の位置 DC PEM 1 DC PEM 2 DC PEM1 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE NK E AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX R IE M RR AR CA AL K TX TX RX 1 PO RT AC TIV E RX TX TX RX 2 R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 68154 1% OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM E 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN K SE AC TIV R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T E PO RT 1 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M R R AR CA AL PO Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-9 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 2 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-9 を参照) 。 図 5-9 Cisco 7603 ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ LED 63183 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL ステップ 3 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源 装置を下から支え(図 5-10 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 図 5-10 Cisco 7603 ルータ — DC 入力電源装置の取り扱い 63032 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL ステップ 4 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Cisco 7603 ルー タの場合は Part Number 800-16727-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-10 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け Cisco 7603-S ルータからの PWR-1500-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認し ます(図 5-11 を参照) 。 図 5-11 PEM の位置 PEM 2 PEM 1 -48 TO -60V 50A MAX PEM 1 PEM 2 PEM-DC FAN STATU S -48 TO -60V 50A MAX 1 PEM-DC 2 7600-ES20-10G3 CXL 3 US AT ST 191810 A/L FAN-MO D-3SHS 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 0 1 ステップ 2 3 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-12 を参照)。 図 5-12 Cisco 7606-S ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ PWR-1 500-DC LED ALL FA ST PRIOR ENERS MUST TO OPER BE FULLY ATING OF POWE ENGAGED\ R SUPP Y PU T OK O K AIL F N FA UT TP OU 191812 IN Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-11 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 3 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-13 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出 します。 図 5-13 Cisco 7603 ルータ — DC 入力電源装置の取り扱い 63032 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL ステップ 4 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート (Cisco 7603-S ルー タの場合は Part Number 800-28728-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7604 ルータからの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックからカバーを外します(図 5-14 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-12 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-14 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /4 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 8 132219 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース ステップ 3 ケーブル ホルダー カバーを固定しているネジ 2 本を外し、ケーブル ホルダーからケーブル ホル ダー カバーを外します(図 5-14 を参照)。 ステップ 4 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します(図 5-14 を参照)。 ステップ 5 警告 ステップ 6 注意 • プラス(+) • マイナス(–) • アース 2 つのタイラップをアース ケーブルから取り外します。図 5-14 に示すようなケーブル ホルダーを 固定するための長いケーブル タイがある場合、同様に取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-14 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWS-2700 DC 入力電源装置の 重量は、19.8 ポンド(9.0 kg)となります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-13 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-15 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出 します。 図 5-15 DC 入力電源装置の取り扱い PWR-27 00 -DC/4 INPUT1 INPUT2 OK FAN OUT PUT 48V-60V OK 48V-60V OK FAIL =40A =40A ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY ENG THE POW AGE ER SUP D PLY -DC/4 126567 PWR-27 00 -VE-1 -VE-1 INPUT1 INPUT2 OK FAN OUT PUT 48V-60V OK 48V-60V OK FAIL =40A =40A -VE-2 -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY ENG THE POW AGE ER SUP D PLY ステップ 8 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7606 ルータからの PWR-1900-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認し ます(図 5-16 を参照)。Cisco 7603 および Cisco 7606 ルータでは、AC および DC ともに PEM の位 置は共通です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-14 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-16 PEM の位置 DC PEM 1 DC PEM 2 DC PEM1 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 2 4 PORT OC-12 POS SM RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE NK E AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX R IE M R R AR CA AL K TX TX RX 1 PO RT AC TIV E RX 2 TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 68154 1% OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 IV E RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM 2 RE 4 IR LIN ステップ 2 T AC K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX TX TX RX T R IE M R R AR CA AL PO RT 1 K AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M R R AR CA AL PO RT 3 RX R IE RR AR CA AL M PO 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-17 を参照)。 図 5-17 Cisco 7606 ルータ — 電源装置の非脱落型ネジ LED FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63895 IL ステップ 3 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-18 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出 します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-15 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-18 Cisco 7606 ルータ — DC 入力電源装置の取り扱い FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63901 IL FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL ステップ 4 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Cisco 7606 ルー タの場合は Part Number 800-19193-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7606 ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックからカバーを外します(図 5-19 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-16 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-19 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 8 119629 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース ステップ 3 ケーブル ホルダー カバーを固定しているネジ 2 本を外し、ケーブル ホルダーからケーブル ホル ダー カバーを外します(図 5-19 を参照)。 ステップ 4 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します(図 5-19 を参照)。 ステップ 5 警告 ステップ 6 注意 • プラス(+) • マイナス(–) • アース 2 つのタイラップをアース ケーブルから取り外します。図 5-19 に示すようなケーブル ホルダーを 固定するための長いケーブル タイがある場合、同様に取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-19 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWS-2700 DC 入力電源装置の 重量は、19.8 ポンド(9.0 kg)となります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-17 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-20 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出 します。 図 5-20 DC 入力電源装置の取り扱い PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY PWR-27 00-DC/ 6 -VE-1 -VE-1 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A 119627 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY (注) 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7606-S ルータからの PWR-2700-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-18 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 2 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックからカバーを外します(図 5-21 を参照) 。 図 5-21 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 8 119629 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース ステップ 3 ケーブル ホルダー カバーを固定しているネジ 2 本を外し、ケーブル ホルダーからケーブル ホル ダー カバーを外します(図 5-21 を参照)。 ステップ 4 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します(図 5-21 を参照)。 ステップ 5 警告 ステップ 6 • プラス(+) • マイナス(–) • アース 2 つのタイラップをアース ケーブルから取り外します。図 5-21 に示すようなケーブル ホルダーを 固定するための長いケーブル タイがある場合、同様に取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-21 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-19 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWS-2700 DC 入力電源装置の 重量は、19.8 ポンド(9.0 kg)となります。 ステップ 7 左右の電源装置のハンドルを両手で持ち(図 5-22 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出 します。 図 5-22 DC 入力電源装置の取り扱い PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY PWR-27 00-DC/ 6 -VE-1 -VE-1 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A 119627 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY (注) 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 800-28533-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7609 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-20 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-23 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 図 5-23 2500 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 85906 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED ステップ 3 端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本を外し、端子ブロックからカバーを外します(図 5-23 を参照) 。 ステップ 4 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します(図 5-24 を参照)。 警告 • プラス(+) • マイナス(–) • アース 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-21 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-24 端子ブロックへの DC 入力線の接続 85907 DC I 0 INPUT OK ステップ 5 FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-24 を参照)。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 WS-CDC-2500W DC 入力電源 装置の重量は、22 ポンド(9.9 kg)となります。 ステップ 6 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源 装置を下から支え(図 5-25 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 図 5-25 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL 85741 0 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-22 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7613 ルータからの WS-CDC-2500W 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-26 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 図 5-26 2500 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 85906 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED ステップ 3 端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本を外し、端子ブロックからカバーを外します(図 5-26 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-23 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 警告 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します(図 5-27 を参照)。 • プラス(+) • マイナス(–) • アース 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-27 端子ブロックへの DC 入力線の接続 85907 DC I 0 INPUT OK ステップ 5 FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-27 を参照)。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 WS-CDC-2500W DC 入力電源 装置の重量は、22 ポンド(9.9 kg)となります。 ステップ 6 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源 装置を下から支え(図 5-28 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-24 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-28 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK ステップ 7 FAN OK 85741 0 OUTPUT FAIL 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-4000-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-29 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-25 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-29 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 3 2 1 11 10 9 4 INPUT OK 1 + VE-1 2 101397 I 0 FAN OUTPUT OK 3 + VE-3 FAIL -VE-1 -VE-3 7 + VE-2 6 5 -VE-2 8 1 内部端子ブロック カバー 7 電源スイッチ 2 プラスチック絶縁体 8 外部端子ブロック カバー 3 DC 電源コード端子ブロック 2(TB2) 9 内部端子ブロック カバー 4 アース 10 プラスチック絶縁体 5 ステータス LED 11 DC 電源コード端子ブロック 1(TB1) 6 非脱落型ネジ (注) 図 5-29 は、外部端子ブロック カバーがある PWR-4000-DC を示しています。この電源装置の以前 のバージョンには、外部端子ブロック カバーはありません。改良キットを注文するときは、Part Number CVR-4000DC-TERM= を使用してください。 ステップ 3 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-29 を参照)。 ステップ 4 DC 入力線を切らないように注意して、ケーブルのタイラップを切ります。 (注) ステップ 5 4000 W DC 入力電源装置は、単独構成と冗長構成のために、2700 W または 4000 W の電圧を供給し ます。構成によってはケーブルのタイラップが必要になります。詳細については、 「Cisco 7609 ルー タまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」 (p.5-65)を参照してください。 左側の内部端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本と、右側の内部端子ブロック カバーを固 定しているネジ 1 本を外します。左右の内部端子ブロック カバーを外します。 (注) 4000 W DC 入力電源装置の端子ブロック カバーは 3 枚取り外す必要があります。左側の端 子ブロック カバーを固定しているネジは 2 本で、右側の端子ブロック カバーを固定してい るネジは 1 本です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-26 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 6 端子部分を覆うプラスチック絶縁体を取り外します(図 5-30 を参照)。 ステップ 7 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します。 • プラス(+) • マイナス(–) (注) ステップ 8 警告 4000 W DC 入力電源装置の 2 つの端子ブロックから DC 入力線を取り外す必要があります (端子ブロックを両方とも使用する場合) 。 PWR-4000-DC 電源装置のアース線を取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-30 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114008 I 0 INPUT OK 1 (注) ステップ 9 注意 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL 図 5-30 は、ケーブルのタイラップが必要な 4000 W の構成を示しています。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-30 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、22 ∼ 33 ポンド(9.9 ∼ 15 kg)となります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-27 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 10 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源 装置を下から支え(図 5-31 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 図 5-31 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK 1 2 3 97522 0 FAN OUTPUT OK FAIL ステップ 11 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータからの PWR-6000-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 (注) PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を外さず、Input Power Module(IPM; 入力電源モジュール)を取り外すこともできます。取り外したあと、電源装置を取 り替えてから完全に配線した IPM を挿入します。電源装置を取り外す前に、この手順を入念に確 認してください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-28 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-32 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 図 5-32 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 7 3 8 8 9 9 191286 INS TA L RUN L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 5 6 (注) ステップ 3 FAN OK OUTPU T FAIL 4 1 端子ブロック カバー 6 非脱落型ネジ 2 DC 電源コード端子ブロック 7 IPM 3 アース 8 IPM 非脱落型ネジ 4 ステータス LED 9 IPM ラッチ 5 電源スイッチ PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を外さず、IPM を取り外す こともできます。取り外したあと、電源装置を取り替えてから完全に配線した IPM を挿入します。 この方法を使用する場合、 ステップ 3 からステップ 6 を実行せずに、 ステップ 7 へ移動してください。 端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-32 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-29 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 (注) ステップ 5 ステップ 6 警告 DC 入力線を切らないように注意して、ケーブルのタイラップを切ります。 6000 W DC 入力電源装置は、単独構成と冗長構成のために、2800 W、4500 W、6000 W の電圧を供 給します。対になる DC 入力によっては、一部の構成にケーブルのタイラップが必要になります。 詳細については、 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り 付け」 (p.5-74)を参照してください。 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します。 • プラス(+) • マイナス(–) PWR-6000-DC 電源装置のアース線を取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-33 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続(2800 W DC 入力) 191287 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) (注) IPM を取り外さない場合、ステップ 7 および 8 を飛ばしてステップ 9 へ移動してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-30 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 電源装置の IPM 非脱落型ネジを緩めます。図 5-32 を参照してください。 ステップ 8 両方の IPM ラッチを持ち上げ、IPM を取り外します。図 5-34 を参照してください。 図 5-34 IPM モジュールの取り外し INS TA L RUN L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL 191309 1 ステップ 9 注意 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-33 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、35 ポンド(16 kg)となります。 ステップ 10 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。図 5-35 (IPM な し)および 図 5-36(IPM 有り)に示すように反対側の手で電源装置を下から支え、電源装置を シャーシから完全に引き出します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-31 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-35 DC 入力電源装置の取り扱い(IPM なし) INS TA L RUN L 1 図 5-36 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 191308 CISCO SYST EMS, INC DC 入力電源装置の取り扱い(IPM 有り) INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-32 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け Cisco 7613 ルータからの PWR-4000-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-37 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 図 5-37 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 3 2 1 11 10 9 4 INPUT OK 1 + VE-1 2 101397 I 0 FAN OUTPUT OK 3 + VE-3 FAIL -VE-1 -VE-3 7 + VE-2 6 5 -VE-2 8 1 内部端子ブロック カバー 7 電源スイッチ 2 プラスチック絶縁体 8 外部端子ブロック カバー 3 DC 電源コード端子ブロック 2(TB2) 9 内部端子ブロック カバー 4 アース 10 プラスチック絶縁体 5 ステータス LED 11 DC 電源コード端子ブロック 1(TB1) 6 非脱落型ネジ Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-33 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 図 5-37 は、外部端子ブロック カバーがある PWR-4000-DC を示しています。この電源装置の以前 のバージョンには、外部端子ブロック カバーはありません。改良キットを注文するときは、Part Number CVR-4000DC-TERM= を使用してください。 ステップ 3 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-37 を参照)。 ステップ 4 DC 入力線を切らないように注意して、ケーブルのタイラップを切ります。 (注) 4000 W DC 入力電源装置は、単独構成と冗長構成のために、2700 W または 4000 W の電圧を供給し ます。構成によってはケーブルのタイラップが必要になります。詳細については、 「Cisco 7613 ルー タへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け」(p.5-85)を参照してください。 ステップ 5 左側の内部端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本と、右側の内部端子ブロック カバーを固 定しているネジ 1 本を外します。左右の内部端子ブロック カバーを外します。 (注) 4000 W DC 入力電源装置の端子ブロック カバーは 3 枚取り外す必要があります。左側の端 子ブロック カバーを固定しているネジは 2 本で、右側の端子ブロック カバーを固定してい るネジは 1 本です。 ステップ 6 端子部分を覆うプラスチック絶縁体を取り外します(図 5-38 を参照)。 ステップ 7 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します。 • プラス(+) • マイナス(–) (注) ステップ 8 警告 4000 W DC 入力電源装置の 2 つの端子ブロックから DC 入力線を取り外す必要があります (端子ブロックを両方とも使用する場合) 。 PWR-4000-DC 電源装置のアース線を取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-34 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-38 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114008 I 0 INPUT OK 1 (注) ステップ 9 注意 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL 図 5-38 は、ケーブルのタイラップが必要な 4000 W の構成を示しています。 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-38 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、22 ∼ 33 ポンド(9.9 ∼ 15 kg)となります。 ステップ 10 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。反対側の手で電源 装置を下から支え(図 5-39 を参照) 、電源装置をシャーシから完全に引き出します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-35 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-39 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK 1 2 3 97522 0 FAN OUTPUT OK FAIL ステップ 11 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7613 ルータからの PWR-6000-DC 電源装置の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 (注) PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を外さず、IPM を取り外す こともできます。取り外したあと、電源装置を取り替えてから完全に配線した IPM を挿入します。 電源装置を取り外す前に、この手順を入念に確認してください。 DC 入力電源装置の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す電源装置の DC 入力電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていること を確認します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-36 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 2 取り外す電源装置の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-40 を参照)。電源スイッ チをオフにすると、シャーシに電源装置を固定しているつめが解除されます。 図 5-40 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 7 3 8 8 9 9 191286 INS TA L RUN L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 5 6 (注) FAN OK OUTPU T FAIL 4 1 端子ブロック カバー 6 非脱落型ネジ 2 DC 電源コード端子ブロック 7 IPM 3 アース 8 IPM 非脱落型ネジ 4 ステータス LED 9 IPM ラッチ 5 電源スイッチ PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を外さず、IPM を取り外す こともできます。取り外したあと、電源装置を取り替えてから完全に配線した IPM を挿入します。 この方法を使用する場合、ステップ 3 からステップ 6 を実行せずに、ステップ 7 へ移動してくださ い。 ステップ 3 端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-40 を参照) 。 ステップ 4 DC 入力線を切らないように注意して、ケーブルのタイラップを切ります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-37 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) ステップ 5 ステップ 6 警告 6000 W DC 入力電源装置は、単独構成と冗長構成のために、2800 W、4500 W、6000 W の電圧を供 給します。対になる DC 入力によっては、一部の構成にケーブルのタイラップが必要になります。 詳細については、 「Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り 付け」 (p.5-74)を参照してください。 次の順序で、端子ブロックから DC 入力線を取り外します。 • プラス(+) • マイナス(–) PWR-6000-DC 電源装置のアース線を取り外します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-41 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続(2800 W DC 入力) 191287 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) (注) IPM を取り外さない場合、ステップ 7 および 8 を飛ばしてステップ 9 へ移動してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-38 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 電源装置の IPM 非脱落型ネジを緩めます。図 5-40 を参照してください。 ステップ 8 両方の IPM ラッチを持ち上げ、IPM を取り外します。図 5-42 を参照してください。 図 5-42 IPM モジュールの取り外し INS TA L RUN L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL 191309 1 ステップ 9 注意 電源装置の非脱落型ネジを緩めます(図 5-40 を参照)。 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、35 ポンド(16 kg)となります。 ステップ 10 片手で電源装置のハンドルを持ち、シャーシから電源装置を少し引き出します。図 5-43 (IPM な し)および 図 5-44(IPM 有り)に示すように反対側の手で電源装置を下から支え、電源装置を シャーシから完全に引き出します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-39 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-43 DC 入力電源装置の取り扱い(IPM なし) INS TA L RUN L 1 図 5-44 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 191308 CISCO SYST EMS, INC DC 入力電源装置の取り扱い(IPM 有り) INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク電源装置フィラー プレート(Part Number 700-03104-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-40 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け DC 入力電源装置の取り付け ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータの DC 入力電源装置の取り付け手順を説明します。 (注) • Cisco 7603 ルータへの PWR-950-DC 電源装置の取り付け(p.5-41) • Cisco 7603-S ルータへの PWR-1500-DC 電源装置の取り付け(p.5-43) • Cisco 7604 ルータへの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り付け(p.5-44) • Cisco 7606 ルータへの PWR-1900-DC 電源装置の取り付け(p.5-49) • Cisco 7606 ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け(p.5-51) • Cisco 7606-S ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け(p.5-55) • Cisco 7609 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け(p.5-59) • Cisco 7613 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け(p.5-62) • Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け(p.5-65) • Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け(p.5-74) • Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け(p.5-85) • Cisco 7613 ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け(p.5-94) DC 戻り線は、システム フレームおよびシャーシ(DC-1)に触れないようにする必要があります。 Cisco 7603 ルータへの PWR-950-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認 します。 ステップ 3 片手で電源装置のハンドルをつかみ、反対側の手で電源装置を下から支えます(図 5-45 を参照)。 電源装置を電源装置ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-41 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-45 電源装置の取り扱い 63032 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-46 を参照)。 図 5-46 電源装置の非脱落型ネジ LED 63183 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 ステップ 5 DC PEM のすべての配線がきちんと接続されていることを確認します。 ステップ 6 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-42 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7603-S ルータへの PWR-1500-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認 します。 ステップ 3 片手で電源装置のハンドルをつかみ、反対側の手で電源装置を下から支えます(図 5-47 を参照)。 電源装置を電源装置ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 図 5-47 電源装置の取り扱い 63032 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-43 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-48 を参照)。 図 5-48 電源装置の非脱落型ネジ PWR-1 500-DC LED ALL FA ST PRIOR ENERS MUST TO OPER BE FULLY ATING OF POWE ENGAGED\ R SUPP Y PU T OK OK AIL F N FA UT TP OU 191812 IN 警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 ステップ 5 DC PEM のすべての配線がきちんと接続されていることを確認します。 ステップ 6 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 ステップ 7 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7604 ルータへの PWR-2700-DC/4 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-44 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 1 電源装置にはアースが必要です。 (注) Cisco 7604 に PWR-2700-DC/4 電源装置を搭載した場合、PWR-2700-DC/4 電源装置のアース がシステムのアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続できます。 (注) Cisco 7604 ルータで PWR-2700-DC/4 電源装置を使用する場合は、PWR-2700-DC/4 電源装置 のアースを必ず接続する必要があります。 (注) 冗長電源装置を使用する場合は、両方の PWR-2700-DC/4 電源装置のアースを接続する必要 があります。 a. ここに記載されている手順に従って、PWR-2700-DC/4 電源装置のアース線を接続してくださ い。 b. その他のシステム(アース接続)を使用する予定がある場合、システムがアースに接続されて いることを確認します。アース接続の手順については、「システムのアース接続」 (p.3-21)を 参照してください。 ステップ 2 前面パネルに付いているビニール袋を取り外して脇に置きます。この袋には端子ブロック バリア 2 つ、ケーブル タイ 2 つ、ケーブル ホルダー カバー 2 つが入っています。 ステップ 3 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 左右の電源装置のハンドルを両手で持ちます(図 5-49 を参照)。電源装置を電源装置ベイに差し込 みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 図 5-49 電源装置の取り扱い PWR-27 00 -DC/4 INPUT1 INPUT2 OK FAN OUT PUT 48V-60V OK 48V-60V OK FAIL =40A =40A ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY ENG THE POW AGE ER SUP D PLY -DC/4 126567 PWR-27 00 -VE-1 -VE-1 INPUT1 INPUT2 OK FAN OUT PUT 48V-60V OK 48V-60V OK FAIL =40A =40A -VE-2 -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MUS TO OPE T RATING BE FULLY ENG THE POW AGE ER SUP D PLY (注) この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-45 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-50 を参照)。 図 5-50 電源装置の非脱落型ネジ PWR-2 700-DC /4 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY (注) 警告 132220 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 (注) 正規の 2700 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 2700 W DC 入力電源装置に接続された入力線 は 2 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別のバッテリ シス テム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-46 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-51 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /4 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 警告 8 132219 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 ステップ 5 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックのカバーを外します(図 5-51 を参照) 。 ステップ 6 適切な端子を DC 入力線とアース線に接続します。これらの線は地域および国の設置規定に適合す るサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してください。端子の最大幅は 0.6 インチ(15.2 mm)です。 (注) (注) 北米では、2700 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 電源装置にある端子ブロックの端子用開口部の幅は 0.62 インチ(15.8 mm)です。端子ポストは中 心の間隔が 0.625 インチ(15.88 mm)で、1/4-20 のネジになっています。適切な大きさで、業界標 準である 2 穴の標準バレル圧着端子を使用することを推奨します。端子ブロックの下にある電源装 置のアース スタッドも、1/4-20 のネジになっており、1/4 インチのスプリット リング ワッシャが 2 枚と 1/4-20 の六角ナットが 2 個必要です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-47 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 7 (注) 次の順序で、2700 W 電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します(図 5-51 を参照)。 • アース • マイナス(–) • プラス(+) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでください。推 奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、端子ブロックが破損す る可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド) 。 DC 入力線を左右どちらから接続するかに応じて、DC 入力線が適切なケーブル ホルダー内に置か れていることを確認してください。図 5-52 に、DC 入力線を左側から配線する場合を示します。 ステップ 8 警告 ステップ 9 2 個のケーブルタイを使用して、アース端子をシャーシに固定します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ケーブル ホルダー カバーをビニール袋から取り出して、図 5-51 で示している前面パネルの場所に 取り付けます。 (注) 図 5-35 で示している 5 番および 8 番ケーブル ホルダーが DC 入力ケーブル上で緩んでいる 場合、長いケーブル タイを使用してケーブル ホルダーを固定してください(図 5-51 を参 照)。 ステップ 10 4 本のネジを使用して端子ブロック カバーを固定し、それぞれ 2 本のネジを使用して端子ブロック バリアを固定します。 ステップ 11 DC 入力電源装置をオンにして、電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、 次の状態になっているかどうかを確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-48 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-52 左側にある DC 入力配線 PWR-2 700-DC /4 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 132220 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A Cisco 7606 ルータへの PWR-1900-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置の DC PEM に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認 します。 左右の電源装置のハンドルを両手で持ちます(図 5-53 を参照)。電源装置を電源装置ベイに差し込 みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-49 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-53 電源装置の取り扱い FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63901 IL FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL ステップ 3 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-54 を参照)。 図 5-54 電源装置の非脱落型ネジ LED FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN 63895 IL 警告 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-50 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 4 DC PEM のすべての配線がきちんと接続されていることを確認します。 ステップ 5 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 ステップ 6 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7606 ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け 警告 (注) 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 Cisco 7606 ルータに PWR-2700-DC 電源装置を取り付ける場合には、取り付け済の PEM をすべて取 り外す必要があります。また、取り付けた各電源装置にブランク PEM フィラー プレートを取り付 ける必要があります。 「PEM の取り外しおよび取り付け」(p.5-106)を参照してください。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 前面パネルに付いているビニール袋を取り外して脇に置きます。この袋には端子ブロック バリア 2 つ、ケーブル タイ 2 つ、ケーブル ホルダー カバー 2 つが入っています。 ステップ 3 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 左右の電源装置のハンドルを両手で持ちます(図 5-55 を参照)。電源装置を電源装置ベイに差し込 みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-51 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-55 電源装置の取り扱い PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 119627 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY (注) ステップ 4 この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-56 を参照)。 図 5-56 電源装置の非脱落型ネジ PWR-2 700-DC /6 -VE-1 -VE-1 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A -VE-2 -VE-2 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY (注) 警告 119628 CHASSIS GROU ND この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-52 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 正規の 2700 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 2700 W DC 入力電源装置に接続された入力線 は 2 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別のバッテリ シス テム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 図 5-57 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 警告 ステップ 5 8 119629 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックのカバーを外します(図 5-57 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-53 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 6 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.6 インチ(15.2 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) ステップ 7 (注) 北米では、2700 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 次の順序で、2700 W 電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します(図 5-57 を参照)。 • アース • マイナス(–) • プラス(+) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでください。推 奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、端子ブロックが破損す る可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド) 。 DC 入力線を左右どちらから接続するかに応じて、DC 入力線が適切なケーブル ホルダー内に置か れていることを確認してください。図 5-58 に、DC 入力線を左側から配線する場合を示します。 ステップ 8 警告 ステップ 9 2 個のケーブルタイを使用して、アース端子をシャーシに固定します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ケーブル ホルダー カバーをビニール袋から取り出して、図 5-57 で示している前面パネルの場所に 取り付けます。 (注) 図 5-57 で示している 5 番および 8 番ケーブル ホルダーが DC 入力ケーブル上で緩んでいる 場合、長いケーブル タイを使用してケーブル ホルダーを固定してください(図 5-57 を参 照)。 ステップ 10 4 本のネジを使用して端子ブロック カバーを固定し、それぞれ 2 本のネジを使用して端子ブロック バリアを固定します。 ステップ 11 DC 入力電源装置をオンにして、電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、 次の状態になっているかどうかを確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-54 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-58 左側にある DC 入力配線 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 119950 CHASSIS GROU ND Cisco 7606-S ルータへの PWR-2700-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 前面パネルに付いているビニール袋を取り外して脇に置きます。この袋には端子ブロック バリア 2 つ、ケーブル タイ 2 つ、ケーブル ホルダー カバー 2 つが入っています。 ステップ 3 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 左右の電源装置のハンドルを両手で持ちます(図 5-59 を参照)。電源装置を電源装置ベイに差し込 みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-55 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-59 電源装置の取り扱い PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY PWR-27 00-DC/ 6 INPUT1 INPUT2 OK FAN OU OK TPUT 48V-60 OK V 48V-60 FAIL V =40A =40A -VE-1 -VE-1 119627 -VE-2 CHASS IS GROU ND -VE-2 ALL FAS PRIOR TENERS MU ST TO OP ERATIN BE FULLY ENGAG G THE POWE ED R SUP PLY (注) ステップ 4 この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-60 を参照)。 図 5-60 電源装置の非脱落型ネジ PWR-2 700-DC /6 -VE-1 -VE-1 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A -VE-2 -VE-2 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY (注) 警告 119628 CHASSIS GROU ND この図は、端子ブロック バリアと端子ブロック ガードを取り付けた状態を示しています。 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-56 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 正規の 2700 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 2700 W DC 入力電源装置に接続された入力線 は 2 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別のバッテリ シス テム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 図 5-61 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力前面パネル 1 2 3 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INP UT2 OK FAN OU OK 48V-60V TPUT OK FAIL =40A 48V-60V =40A -VE-1 -VE-1 -VE-2 -VE-2 6 5 警告 ステップ 5 8 119629 ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 4 11 9 10 7 1 非脱落型ネジ 7 ケーブル ホルダー カバー 2 DC 電源コード端子ブロック 8 ケーブル ホルダー 3 ステータス LED 9 タイラップ 4 DC 電源コード端子ブロック カバー 10 ケーブル ホルダー 5 ケーブル ホルダー カバー 11 タイラップ 6 アース 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 端子ブロック カバーを固定しているネジ 4 本を外し、端子ブロックのカバーを外します(図 5-61 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-57 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 6 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.6 インチ(15.2 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) ステップ 7 (注) 北米では、2700 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 次の順序で、2700 W 電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します(図 5-61 を参照)。 • アース • マイナス(–) • プラス(+) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでください。推 奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、端子ブロックが破損す る可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド) 。 DC 入力線を左右どちらから接続するかに応じて、DC 入力線が適切なケーブル ホルダー内に置か れていることを確認してください。図 5-62 に、DC 入力線を左側から配線する場合を示します。 ステップ 8 警告 ステップ 9 2 個のケーブルタイを使用して、アース端子をシャーシに固定します。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ケーブル ホルダー カバーをビニール袋から取り出して、図 5-57 で示している前面パネルの場所に 取り付けます。 (注) 図 5-61 で示している 5 番および 8 番ケーブル ホルダーが DC 入力ケーブル上で緩んでいる 場合、長いケーブル タイを使用してケーブル ホルダーを固定してください(図 5-61 を参 照)。 ステップ 10 4 本のネジを使用して端子ブロック カバーを固定し、それぞれ 2 本のネジを使用して端子ブロック バリアを固定します。 ステップ 11 DC 入力電源装置をオンにして、電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、 次の状態になっているかどうかを確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-58 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-62 左側にある DC 入力配線 PWR-2 700-DC /6 INPUT 1 INPUT 2 FA OK N OUTP 48V-60V OK UT 48V-60V OK FAIL =40A =40A ALL FA STENER PRIOR TO OP S MUST BE ERATING FULL THE PO Y ENGAGE D WER SU PPLY 119950 CHASSIS GROU ND Cisco 7609 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、22 ∼ 33 ポンド(9.9 ∼ 15 kg)となります。 ステップ 3 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-63 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-59 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-63 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK ステップ 4 FAN OK 85741 0 OUTPUT FAIL 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-64 を参照)。 図 5-64 2500 W DC 入力電源装置 85906 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED 警告 ステップ 5 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本を外し、端子ブロックのカバーを外します(図 5-64 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-60 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 6 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.3 インチ(7.6 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) ステップ 7 警告 北米では、2500 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 次の順序で、2500 W 電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します(図 5-65 を参照)。 • アース • マイナス(–) • プラス(+) 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-65 2500 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 85907 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL ステップ 8 すべての電力線がきちんと接続されていることを確認したあと、端子ブロック カバーをもう一度取 り付けます。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-61 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 9 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 ステップ 10 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7613 ルータへの WS-CDC-2500W 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 DC 入力電源装置の重量は、22 ∼ 33 ポンド(9.9 ∼ 15 kg)となります。 ステップ 3 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-66 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-62 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-66 DC 入力電源装置の取り扱い I INPUT OK ステップ 4 FAN OK 85741 0 OUTPUT FAIL 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-67 を参照)。 図 5-67 2500 W DC 入力電源装置の前面パネル 85906 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL LED 警告 ステップ 5 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本を外し、端子ブロックのカバーを外します(図 5-67 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-63 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 6 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.3 インチ(7.6 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) ステップ 7 警告 北米では、2500 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 次の順序で、2500 W 電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します(図 5-68 を参照)。 • アース • マイナス(–) • プラス(+) 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 図 5-68 2500 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 85907 DC I 0 INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL ステップ 8 すべての電力線がきちんと接続されていることを確認したあと、端子ブロック カバーをもう一度取 り付けます。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-64 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 9 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 ステップ 10 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 (注) 正規の 4000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4000 W DC 入力電源装置に接続された入力線 は 3 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別のバッテリ シス テム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 (注) 4000 W DC 入力電源装置は 2700 W または 4000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対のプラス(+) およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2700 W を選択します。3 対す べての端子に配線する場合は、4000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、シス テム電力を適切に設定します。 (注) 次に、2700 W または 4000 W の冗長構成における PWR-4000-DC 電源装置の取り付け手順を示しま す。1 台の電源装置を取り付ける場合は、左側に取り付けます。これは、シャーシの [Power 1] と いうラベルに対応する位置です。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-65 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 電源装置の側面および障害物(密閉型装置ラックの側面など)の間に、最低 2.5 ∼ 3 インチ(63.5 ∼ 76.2 mm)の間隔をあけてください。DC 入力電源コードを正しく設置して固定するには、この 間隔が必要です。DC 入力電源コードを正しく配置しないと、電源装置への通気が妨げられ、コー ドのストレイン レリーフが不適切になることがあります。必要となる間隔は、使用している DC 入 力電源コードの太さと柔軟性によって決まります。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 電源装置にはアースが必要です。 (注) Cisco 7609 に PWR-4000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-4000-DC 電源装置のアースがシステム のアース接続を提供します。さらに、システムのアースを追加で接続できます。 (注) Cisco 7609 ルータで PWR-4000-DC 電源装置を使用する場合は、PWR-4000-DC 電源装置のアースを 必ず接続する必要があります。 (注) 冗長電源装置を使用する場合は、両方の PWR-4000-DC 電源装置のアースを接続する必要がありま す。 a. ここに記載されている手順に従って、PWR-4000-DC 電源装置のアース線を接続してください。 b. その他のシステム(アース接続)を使用する予定がある場合、システムがアースに接続されて いることを確認します。アース接続の手順については、「システムのアース接続」 (p.3-21)を 参照してください。 ステップ 2 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。電 源スイッチ ハンドルに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を取り付けて、回路に通電しない ようにしてください。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWR-4000-DC の重量は、33 ポ ンド(15 kg)となります。 ステップ 3 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-69 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-66 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-69 DC 入力電源装置の取り扱い + VE-1 + VE-3 -VE-1 -VE-3 + VE-2 -VE-2 I INPUT OK 1 ステップ 4 2 3 104978 0 FAN OUTPUT OK FAIL 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-70 を参照)。 図 5-70 4000 W DC 入力電源装置の前面パネル 3 2 1 11 10 9 4 INPUT OK 1 + VE-1 2 101397 I 0 FAN OUTPUT OK 3 + VE-3 FAIL -VE-1 -VE-3 7 + VE-2 6 5 -VE-2 8 1 内部端子ブロック カバー 7 電源スイッチ 2 プラスチック絶縁体 8 外部端子ブロック カバー 3 DC 電源コード端子ブロック 2(TB2) 9 内部端子ブロック カバー 4 アース 10 プラスチック絶縁体 5 ステータス LED 11 DC 電源コード端子ブロック 1(TB1) 6 非脱落型ネジ Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-67 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 警告 図 5-70 は、外部端子ブロック カバーがある PWR-4000-DC を示しています。この電源装置の以前 のバージョンには、外部端子ブロック カバーはありません。改良キットを注文するときは、Part Number CVR-4000DC-TERM= を使用してください。 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 ステップ 5 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-70 を参照)。 ステップ 6 左側の内部端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本と、右側の内部端子ブロック カバーを固 定しているネジ 1 本を外します。 (注) ステップ 7 適切な端子を DC 入力線とアース線に接続します。これらの線は地域および国の設置規定に適合す るサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してください。 (注) ステップ 8 (注) 4000 W DC 入力電源装置の端子ブロック カバーは 3 枚取り外す必要があります。1 枚は外 部端子ブロック カバー、2 枚は内部端子ブロック カバーです。 電源装置にある端子ブロックの端子用開口部の幅は 0.62 インチ(15.8 mm)です。端子ポス トは中心の間隔が 0.625 インチ(15.88 mm)で、1/4-20 のネジになっています。適切な大き さで、業界標準である 2 穴の標準バレル圧着端子を使用することを推奨します。端子ブロッ クの下にある電源装置のアース スタッドも、1/4-20 のネジになっており、1/4 インチのスプ リット リング ワッシャが 2 枚と 1/4-20 の六角ナットが 2 個必要です。 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.6 インチ(15.2 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) 北米では、4000 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 (注) 以下で説明するように、電源装置に付属するプラスチック絶縁体を取り付ける必要があり ます。 4000 W DC 入力電源装置は 2700 W または 4000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対のプラス(+) およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2700 W を選択します。3 対す べての端子に配線する場合は、4000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、シス テム電力を適切に設定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-68 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) ステップ 9 1 台の電源装置に対して 2700 W の配線を行う場合、ステップ 9 に進みます。冗長電源装置に対し て 2700 W の配線を行う場合は、ステップ 9、ステップ 11 の順に進みます。1 台の電源装置に対し て 4000 W の配線を行う場合、ステップ 10 に進みます。冗長電源装置に対して 4000 W の配線を行 う場合は、ステップ 10、ステップ 12 の順に進みます。 2700 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 (注) DC 入力線を接続しない場合でも、小さい方の端子ブロックにプラスチック絶縁体を取り付けてく ださい。これにより、将来プラスチック絶縁体を使用できます。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-71 を参照) 。 図 5-71 電源ベイの左側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114010 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL d. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-70 および図 5-71 を 参照)。 マイナス(–) プラス(+) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-69 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 e. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 10 4000 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-72 を参照) 。 図 5-72 電源ベイの左側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114008 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL d. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB1 に接続します。 マイナス(–) プラス(+) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-70 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 e. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB2 に接続します。 マイナス(–) プラス(+) f. 付属のケーブル タイを使用して、左側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を TB2 に固定します。 g. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 h. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 11 2700 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 (注) DC 入力線を接続しない場合でも、小さい方の端子ブロックにプラスチック絶縁体を取り付けてく ださい。これにより、将来プラスチック絶縁体を使用できます。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-73 を参照) 。 図 5-73 電源ベイの右側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 I INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL 114011 0 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-71 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け d. 次の順序で、電源装置の右側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-70 および図 5-73 を 参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 e. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 f. 付属のケーブル タイを使用して、右側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を左側の端子ブロックに固定します。 g. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 12 4000 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-74 を参照) 。 図 5-74 電源ベイの右側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114009 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-72 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け d. 次の順序で、電源装置の右側から、右側の電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します (図 5-70 および図 5-74 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 e. 次の順序で、電源装置の右側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-74 を参照) 。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 f. 付属のケーブル タイを使用して、右側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を左側の端子ブロックに固定します。 g. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 h. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 4000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4000 W DC 入力電源装置に接続された 入力線は 3 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別の バッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒュー ズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件 に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 ステップ 13 すべての取り付け手順が正しく行われたことを確認したあと、安全フラグとロックアウト装置を取 り外し、電源装置への入力回路に通電することができます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-73 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 14 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け (注) 警告 PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を接続したまま、(前もっ て取り外した)IPM を取り付けることができます。電源装置を設置してから完全に配線した IPM を 挿入します。電源装置を取り付ける前に、この手順を入念に確認してください。 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 (注) 正規の 6000 W DC 入力電源の冗長構成の場合、一方の 6000 W DC 入力電源装置に接続されたすべ ての入力線(2800 W DC 入力では 2 対、4500 W DC 入力では 3 対、6000 W DC 入力では 4 対)は、 同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は、別のバッテリ システム(B フィー ド)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 (注) 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 6000 W DC 入力電源装置は 2800 W、4500 W、または 6000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対 のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2800 W を選択 します。3 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 4500 W を選択します。4 対すべてのプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、6000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、システム電力を適切に設定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-74 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 (注) Cisco 7609-S ルータに PWR-6000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-6000-DC 電源装置のアースが システムのアース接続を提供します。ここに記載されている手順に従ってアース線を接続してくだ さい。 (注) 冗長電源装置を使用する場合は、両方の PWR-6000-DC 電源装置のアースを接続する必要がありま す。 (注) 電源装置の側面および障害物(密閉型装置ラックの側面など)の間に、最低 2.5 ∼ 3 インチ(63.5 ∼ 76.2 mm)の間隔をあけてください。DC 入力電源コードを正しく設置して固定するには、この 間隔が必要です。DC 入力電源コードを正しく配置しないと、電源装置への通気が妨げられ、コー ドのストレイン レリーフが不適切になることがあります。必要となる間隔は、使用している DC 入 力電源コードの太さと柔軟性によって決まります。 ステップ 1 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。電 源スイッチ ハンドルに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を取り付けて、回路に通電しない ようにしてください。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWR-6000-DC の重量は、35 ポ ンド(16 kg)となります。 ステップ 2 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-75 を参照)。 図 5-75 DC 入力電源装置の取り扱い INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-75 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 3 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-76 を参照)。 図 5-76 6000 W DC 入力電源装置の前面パネル 1 2 7 3 8 8 9 9 191286 INS TA L RUN L CISCO SYS TEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 5 6 警告 FAN OK OUTPUT FAIL 4 1 端子ブロック カバー 6 非脱落型ネジ 2 DC 電源コード端子ブロック 7 IPM 3 アース 8 IPM 非脱落型ネジ 4 ステータス LED 9 IPM ラッチ 5 電源スイッチ 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 (注) PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を接続したまま、(前もっ て取り外した)IPM を取り付けることができます。電源装置を設置してから完全に配線した IPM を 挿入します。アース線を接続したまま DC 入力線に IPM を取り付ける場合、ステップ 4 からステッ プ 12 を飛ばして、直接ステップ 13 へ移動してください。 ステップ 4 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-76 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-76 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 5 適切な端子を DC 入力線とアース線に接続します。これらの線は地域および国の設置規定に適合す るサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してください。 (注) 6000 W 電源装置は、電源とアース線に 45 度角の 2 穴圧着端子が付けられた AWG #4 と一 緒に出荷されます。異なる線サイズ用の追加の圧着端子は、別途購入する必要があります。 (注) 電源装置にある端子ブロックの端子用開口部の幅は 0.62 インチ(15.8 mm)です。端子ポス トは中心の間隔が 0.625 インチ(15.88 mm)で、1/4-20 のネジになっています。電源とアー ス端子には、適切なサイズの業界標準 45 度角の 2 穴バレル圧着端子を使用することを推奨 します(AWG#4 線に Panduit 部品番号 LCC4-14AWH-L など) 。電源装置のアース スタッド は、端子ブロックの横に配置されています。 (注) 北米では、6000 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 (注) 6000 W DC 入力電源装置は 2800 W、4500 W、または 6000 W の電圧を供給します。いずれ か 2 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2800 W を選択します。3 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線 する順序に関係なく 4500 W を選択します。4 つのすべての端子に配線する場合は、6000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、システム電力を適切に設定します。 (注) 単一の電源装置に 2800 W を接続する場合、ステップ 7 へ進んでください。冗長電源装置に 2800 W を接続する場合、ステップ 7、ステップ 10 の順に進んでください。いずれの方法を 選択しても、ステップ 14 に進むと完了です。 (注) 単一の電源装置に 4500 W を接続する場合、ステップ 8 へ進んでください。冗長電源装置に 4500 W を接続する場合、ステップ 8、ステップ 11 の順に進んでください。いずれの方法を選択しても、ス テップ 14 に進むと完了です。 (注) 単一の電源装置に 6000 W を接続する場合、ステップ 9 へ進んでください。冗長電源装置に 6000 W を接続する場合、ステップ 9、ステップ 12 の順に進んでください。いずれの方法を選択しても、ス テップ 14 に進むと完了です。 ステップ 6 2800 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-77 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-77 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-77 電源ベイの左側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191287 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-76 および 図 5-77 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 7 4500 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-78 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-78 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-78 電源ベイの左側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191288 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-76 および 図 5-78 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 8 6000 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-79 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-79 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-79 電源ベイの左側にある 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191289 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-76 および 図 5-79 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 ステップ 9 2800 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-80 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-80 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-80 電源ベイの右側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L 1 2 INPUT 3 OK 4 ( ) FAN OK OUTPU T FAIL 191290 CISCO SY STEMS, INC b. 次の順序で、電源装置の右側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-76 および 図 5-80 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 2800 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 2800 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線の 2 対は、同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は 別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたは ヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気 規格要件に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-81 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 10 4500 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-81 を参照) 。 図 5-81 電源ベイの右側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK ( ) OUTPU T FAIL 191291 1 b. 次の順序で、電源装置の右側から、右側の電源装置の端子ブロックに各 DC 入力線を接続しま す(図 5-76 および図 5-81 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 4500 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4500 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線の 3 対は、同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は 別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-82 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒュー ズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件 に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 ステップ 11 6000 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-82 を参照) 。 図 5-82 電源ベイの右側にある 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) 191293 1 b. 次の順序で、電源装置の右側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-76 および 図 5-82 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-83 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 正規の 6000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 6000 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線は 4 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一 方は別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたは ヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気 規格要件に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 ステップ 12 前もって配線した IPM を取り付ける場合、電源装置に IPM をしっかりと挿入し、IPM 非脱落型ネ ジを締めます。図 5-83 を参照してください。 図 5-83 前もって配線した IPM(2700 W DC 入力)を挿入 INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 191292 1 ステップ 13 すべての取り付け手順が正しく行われたことを確認したあと、安全フラグとロックアウト装置を取 り外し、電源装置への入力回路に通電することができます。 ステップ 14 電源スイッチを使用して電源装置をオンにします。 ステップ 15 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-84 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7613 ルータへの PWR-4000-DC 電源装置の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 (注) 正規の 4000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4000 W DC 入力電源装置に接続された入力線 は 3 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別のバッテリ シス テム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 (注) 4000 W DC 入力電源装置は 2700 W または 4000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対のプラス(+) およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2700 W を選択します。3 対す べての端子に配線する場合は、4000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、シス テム電力を適切に設定します。 (注) 次に、2700 W または 4000 W の冗長構成における PWR-4000-DC 電源装置の取り付け手順を示しま す。1 台の電源装置を取り付ける場合は、左側に取り付けます。これは、シャーシの [Power 1] と いうラベルに対応する位置です。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 (注) Cisco 7613 ルータに PWR-4000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-4000-DC 電源装置のアースがシ ステムのアース接続を提供します。ここに記載されている手順に従ってアース線を接続してくださ い。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-85 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 冗長電源装置を使用する場合は、両方の PWR-4000-DC 電源装置のアースを接続する必要がありま す。 (注) 電源装置の側面および障害物(密閉型装置ラックの側面など)の間に、最低 2.5 ∼ 3 インチ(63.5 ∼ 76.2 mm)の間隔をあけてください。DC 入力電源コードを正しく設置して固定するには、この 間隔が必要です。DC 入力電源コードを正しく配置しないと、電源装置への通気が妨げられ、コー ドのストレイン レリーフが不適切になることがあります。必要となる間隔は、使用している DC 入 力電源コードの太さと柔軟性によって決まります。 ステップ 1 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。電 源スイッチ ハンドルに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を取り付けて、回路に通電しない ようにしてください。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWR-4000-DC の重量は、33 ポ ンド(15 kg)となります。 ステップ 2 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-84 を参照)。 図 5-84 DC 入力電源装置の取り扱い + VE-1 + VE-3 -VE-1 -VE-3 + VE-2 -VE-2 I INPUT OK 1 ステップ 3 2 3 104978 0 FAN OUTPUT OK FAIL 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-85 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-86 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-85 4000 W DC 入力電源装置の前面パネル 3 2 1 11 10 9 4 INPUT OK 1 + VE-1 2 101397 I 0 FAN OUTPUT OK 3 + VE-3 FAIL -VE-1 -VE-3 7 + VE-2 6 5 -VE-2 8 (注) 警告 1 内部端子ブロック カバー 7 電源スイッチ 2 プラスチック絶縁体 8 外部端子ブロック カバー 3 DC 電源コード端子ブロック 2(TB2) 9 内部端子ブロック カバー 4 アース 10 プラスチック絶縁体 5 ステータス LED 11 DC 電源コード端子ブロック 1(TB1) 6 非脱落型ネジ 図 5-85 は、外部端子ブロック カバーがある PWR-4000-DC を示しています。この電源装置の以前 のバージョンには、外部端子ブロック カバーはありません。改良キットを注文するときは、Part Number CVR-4000DC-TERM= を使用してください。 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 ステップ 4 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-85 を参照)。 ステップ 5 左側の内部端子ブロック カバーを固定しているネジ 2 本と、右側の内部端子ブロック カバーを固 定しているネジ 1 本を外します。 (注) ステップ 6 4000 W DC 入力電源装置の端子ブロック カバーは 3 枚取り外す必要があります。1 枚は外 部端子ブロック カバー、2 枚は内部端子ブロック カバーです。 適切な端子を DC 入力線とアース線に接続します。これらの線は地域および国の設置規定に適合す るサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-87 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) ステップ 7 電源装置にある端子ブロックの端子用開口部の幅は 0.62 インチ(15.8 mm)です。端子ポス トは中心の間隔が 0.625 インチ(15.88 mm)で、1/4-20 のネジになっています。適切な大き さで、業界標準である 2 穴の標準バレル圧着端子を使用することを推奨します。端子ブロッ クの下にある電源装置のアース スタッドも、1/4-20 のネジになっており、1/4 インチのスプ リット リング ワッシャが 2 枚と 1/4-20 の六角ナットが 2 個必要です。 適切な端子を DC 入力線に接続します。端子の最大幅は 0.3 インチ(7.6 mm)です。電力線は地域 および国の設置要件に適合するサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してく ださい。 (注) 北米では、4000 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 (注) 以下で説明するように、電源装置に付属するプラスチック絶縁体を取り付ける必要があり ます。 (注) 4000 W DC 入力電源装置は 2700 W または 4000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対のプラス(+) およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2700 W を選択します。3 対す べての端子に配線する場合は、4000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、シス テム電力を適切に設定します。 (注) 1 台の電源装置に対して 2700 W の配線を行う場合、ステップ 8 に進みます。冗長電源装置に対し て 2700 W の配線を行う場合は、ステップ 8、ステップ 10 の順に進みます。1 台の電源装置に対し て 4000 W の配線を行う場合、ステップ 9 に進みます。冗長電源装置に対して 4000 W の配線を行 う場合は、ステップ 9、ステップ 11 の順に進みます。 ステップ 8 2700 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 (注) DC 入力線を接続しない場合でも、小さい方の端子ブロックにプラスチック絶縁体を取り付けてく ださい。これにより、将来プラスチック絶縁体を使用できます。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-86 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-88 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-86 電源ベイの左側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114010 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL d. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-85 および図 5-86 を 参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 e. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 9 4000 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-87 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-89 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-87 電源ベイの左側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114008 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL d. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB1 に接続します。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 e. 次の順序で、電源装置の左側から、DC 入力線を TB2 に接続します。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 f. 付属のケーブル タイを使用して、左側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を TB2 に固定します。 g. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 h. 外部端子ブロック カバーを固定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-90 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 10 2700 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 (注) DC 入力線を接続しない場合でも、小さい方の端子ブロックにプラスチック絶縁体を取り付けてく ださい。これにより、将来プラスチック絶縁体を使用できます。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-88 を参照) 。 図 5-88 電源ベイの右側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 I INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL 114011 0 d. 次の順序で、電源装置の右側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-85 および図 5-88 を 参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 e. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-91 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け f. 付属のケーブル タイを使用して、右側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を左側の端子ブロックに固定します。 g. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 11 4000 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 絶縁体カバーの丸穴を端子に合わせて、プラスチック絶縁体で端子部分を覆います。プラス チック カバーの保護用の折り返し部分は、差し込み部分の反対側にあります。保護用の折り返 し部分は必ず折り曲げて、端子の開口側(差し込み部分の反対側)を覆う必要があります。 b. ミシン目のある大きな折り返し部分を導線の各対に巻き付けて、背面から固定タブを挿し込み ます。絶縁体カバーが電源ケーブルの周囲に固定されるまでタブを引き、あまったタブは破棄 します。 c. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-89 を参照) 。 図 5-89 電源ベイの右側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 114009 I 0 INPUT OK 1 2 3 FAN OUTPUT OK FAIL d. 次の順序で、電源装置の右側から、右側の電源装置の端子ブロックに DC 入力線を接続します (図 5-85 および図 5-89 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) e. 次の順序で、電源装置の右側から、DC 入力線を TB1 に接続します(図 5-85 および図 5-89 を 参照)。 マイナス(–) プラス(+) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-92 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 f. 付属のケーブル タイを使用して、右側の端子ブロック カバーの上部にあるスロットにケーブ ル タイを通し、配線を左側の端子ブロックに固定します。 g. 左右の内部端子ブロック カバーを取り付けて固定します。 h. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 4000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4000 W DC 入力電源装置に接続された 入力線は 3 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は別の バッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒュー ズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件 に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 ステップ 12 すべての取り付け手順が正しく行われたことを確認したあと、安全フラグとロックアウト装置を取 り外し、電源装置への入力回路に通電することができます。 ステップ 13 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-93 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け Cisco 7613 ルータへの PWR-6000-DC 電源装置の取り付け (注) 警告 PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を接続したまま、(前もっ て取り外した)IPM を取り付けることができます。電源装置を設置してから完全に配線した IPM を 挿入します。電源装置を取り付ける前に、この手順を入念に確認してください。 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 (注) 正規の 6000 W DC 入力電源の冗長構成の場合、一方の 6000 W DC 入力電源装置に接続されたすべ ての入力線(2800 W DC 入力では 2 対、4500 W DC 入力では 3 対、6000 W DC 入力では 4 対)は、 同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は、別のバッテリ システム(B フィー ド)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたはヒューズで保 護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気規格要件に適合する容量 の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 (注) 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 6000 W DC 入力電源装置は 2800 W、4500 W、または 6000 W の電圧を供給します。いずれか 2 対 のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2800 W を選択 します。3 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 4500 W を選択します。4 対すべてのプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、6000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、システム電力を適切に設定します。 DC 入力電源装置の取り付け手順は、次のとおりです。 (注) Cisco 7609-S ルータに PWR-6000-DC 電源装置を搭載した場合、PWR-6000-DC 電源装置のアースが システムのアース接続を提供します。ここに記載されている手順に従ってアース線を接続してくだ さい。 (注) 冗長電源装置を使用する場合は、両方の PWR-6000-DC 電源装置のアースを接続する必要がありま す。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-94 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 電源装置の側面および障害物(密閉型装置ラックの側面など)の間に、最低 2.5 ∼ 3 インチ(63.5 ∼ 76.2 mm)の間隔をあけてください。DC 入力電源コードを正しく設置して固定するには、この 間隔が必要です。DC 入力電源コードを正しく配置しないと、電源装置への通気が妨げられ、コー ドのストレイン レリーフが不適切になることがあります。必要となる間隔は、使用している DC 入 力電源コードの太さと柔軟性によって決まります。 ステップ 1 取り付ける電源装置に接続されている DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。電 源スイッチ ハンドルに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を取り付けて、回路に通電しない ようにしてください。 注意 電源装置の取り付けおよび取り外しは、両手で行ってください。各 PWR-6000-DC の重量は、35 ポ ンド(16 kg)となります。 ステップ 2 片手で電源装置のハンドルを持ち、反対側の手で電源装置を下から支えます。電源装置を電源装置 ベイに差し込みます。電源装置がベイに完全に装着されるようにします(図 5-90 を参照)。 図 5-90 DC 入力電源装置の取り扱い INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 1 ステップ 3 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-91 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-95 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-91 6000 W DC 入力電源装置の前面パネル 1 2 7 3 8 8 9 9 191286 INS TA L RUN L CISCO SYS TEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 5 6 警告 FAN OK OUTPUT FAIL 4 1 端子ブロック カバー 6 非脱落型ネジ 2 DC 電源コード端子ブロック 7 IPM 3 アース 8 IPM 非脱落型ネジ 4 ステータス LED 9 IPM ラッチ 5 電源スイッチ 必ず電源装置の非脱落型ネジを締め、保護アースの導通を確保してください。 (注) PWR-6000-DC 電源装置を使用している場合、DC 入力線およびアース線を接続したまま、(前もっ て取り外した)IPM を取り付けることができます。電源装置を設置してから完全に配線した IPM を 挿入します。アース線を接続したまま DC 入力線に IPM を取り付ける場合、ステップ 4 からステッ プ 12 を飛ばして、直接ステップ 13 へ移動してください。 ステップ 4 外部端子ブロック カバーを固定している A4 ネジ 2 本を外し、電源装置からカバーを外します(図 5-91 を参照)。 ステップ 5 適切な端子を DC 入力線とアース線に接続します。これらの線は地域および国の設置規定に適合す るサイズのものを使用する必要があります。必ず、銅線を使用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-96 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 6000 W 電源装置は、電源とアース線に 45 度角の 2 穴圧着端子が付けられた AWG #4 と一 緒に出荷されます。異なる線サイズ用の追加の圧着端子は、別途購入する必要があります。 (注) 電源装置にある端子ブロックの端子用開口部の幅は 0.62 インチ(15.8 mm)です。端子ポス トは中心の間隔が 0.625 インチ(15.88 mm)で、1/4-20 のネジになっています。電源とアー ス端子には、適切なサイズの業界標準 45 度角の 2 穴バレル圧着端子を使用することを推奨 します(AWG#4 線に Panduit 部品番号 LCC4-14AWH-L など) 。電源装置のアース スタッド は、端子ブロックの横に配置されています。 (注) 北米では、6000 W 電源装置には、90°C 耐性の銅の導体を使用してください。 (注) 6000 W DC 入力電源装置は 2800 W、4500 W、または 6000 W の電圧を供給します。いずれ か 2 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線する順序に関係なく 2800 W を選択します。3 対のプラス(+)およびマイナス(–)端子に配線する場合、配線 する順序に関係なく 4500 W を選択します。4 つのすべての端子に配線する場合は、6000 W を選択します。Cisco IOS が配線された端子を検出し、システム電力を適切に設定します。 (注) 単一の電源装置に 2800 W を接続する場合、ステップ 7 へ進んでください。冗長電源装置に 2800 W を接続する場合、ステップ 7、ステップ 10 の順に進んでください。いずれの方法を 選択しても、ステップ 14 に進むと完了です。 (注) 単一の電源装置に 4500 W を接続する場合、ステップ 8 へ進んでください。冗長電源装置に 4500 W を接続する場合、ステップ 8、ステップ 11 の順に進んでください。いずれの方法を選択しても、ス テップ 14 に進むと完了です。 (注) 単一の電源装置に 6000 W を接続する場合、ステップ 9 へ進んでください。冗長電源装置に 6000 W を接続する場合、ステップ 9、ステップ 12 の順に進んでください。いずれの方法を選択しても、ス テップ 14 に進むと完了です。 ステップ 6 2800 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-92 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-97 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-92 電源ベイの左側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191287 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-92 および 図 5-93 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 7 4500 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-93 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-98 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-93 電源ベイの左側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191288 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-91 および 図 5-93 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 ステップ 8 6000 W(電源装置ベイの左側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の左側から、アースにアース線を接続します(図 5-94 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-99 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-94 電源ベイの左側にある 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 191289 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 1 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) b. 次の順序で、電源装置の左側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-91 および 図 5-94 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 ステップ 9 2800 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-95 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-100 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け 図 5-95 電源ベイの右側にある 2700 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L 1 2 INPUT 3 OK 4 ( ) FAN OK OUTPU T FAIL 191290 CISCO SY STEMS, INC b. 次の順序で、電源装置の右側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-91 および 図 5-95 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 2800 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 2800 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線の 2 対は、同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は 別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたは ヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気 規格要件に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-101 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 10 4500 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-96 を参照) 。 図 5-96 電源ベイの右側にある 4000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK ( ) OUTPU T FAIL 191291 1 b. 次の順序で、電源装置の右側から、右側の電源装置の端子ブロックに各 DC 入力線を接続しま す(図 5-91 および図 5-96 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 c. 外部端子ブロック カバーを固定します。 (注) 正規の 4500 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 4500 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線の 3 対は、同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一方は 別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-102 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたは ヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気 規格要件に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 ステップ 11 6000 W(電源装置ベイの右側)への配線の手順は、次のとおりです。 a. 電源装置の右側から、アースにアース線を接続します(図 5-97 を参照) 。 図 5-97 電源ベイの右側にある 6000 W DC 入力電源装置の DC 入力線の接続 INS TA RUN L L CISCO SY STEMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPU T FAIL ( ) 191293 1 b. 次の順序で、電源装置の右側から、各 DC 入力線を端子ブロックに接続します(図 5-91 および 図 5-97 を参照)。 マイナス(–) プラス(+) (注) 端子のナットを締める場合は、ナットを適度に締め付けます。きつく締めすぎないでく ださい。推奨トルク量は 20 インチ ポンドです。端子のナットをきつく締めすぎると、 端子ブロックが破損する可能性があります(最大トルク:36 インチ ポンド)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-103 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け (注) 正規の 6000 W DC 入力冗長電源構成の場合、一方の 6000 W DC 入力電源装置に接続さ れた入力線は 4 対すべてが同一のバッテリ システム(A フィード)を利用し、もう一 方は別のバッテリ システム(B フィード)を利用する必要があります。 (注) 複数の DC 入力電源装置を使用する場合は、各 DC 入力を専用回路ブレーカーまたは ヒューズで保護する必要があります。電源装置の入力定格、および地域または国の電気 規格要件に適合する容量の回路ブレーカーまたはヒューズを使用してください。 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 注意 DC 入力電源装置を接続したあとのショートや感電を防ぐため、端子ブロック カバーを再度取り付 けてください。 ステップ 12 前もって配線した IPM を取り付ける場合、電源装置に IPM をしっかりと挿入し、IPM 非脱落型ネ ジを締めます。図 5-98 を参照してください。 図 5-98 前もって配線した IPM(2700 W DC 入力)を挿入 INS TA L RUN L CISCO SYST EMS, INC 2 INPUT 3 OK 4 FAN OK OUTPUT FAIL 191292 1 ステップ 13 すべての取り付け手順が正しく行われたことを確認したあと、安全フラグとロックアウト装置を取 り外し、電源装置への入力回路に通電することができます。 ステップ 14 電源スイッチを使用して電源装置をオンにします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-104 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 電源装置の取り外しおよび取り付け ステップ 15 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-105 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け PEM の取り外しおよび取り付け ここでは、Cisco 7603、Cisco 7603-S、および Cisco 7606 ルータの PEM の取り外しおよび取り付け 方法について説明します。 PEM により、設置場所の電源から電源装置への接続がルータ シャーシ前面でできるようになりま す。入力電源接続のほかに、PEM には、ライト付きの電源スイッチ(AC 入力のみ)、電流保護、 サージおよび EMI 抑止、およびフィルタ機構もあります。 左側の PEM(PEM 1)は、電源装置 1 を設置場所の電源に接続し、右側の PEM(PEM 2)は、電源 装置 2 を設置場所の電源に接続します。PEM の位置については、図 5-99 を参照してください。電 源装置の位置については、図 5-100(Cisco 7603 ルータ) 、図 5-101(Cisco 7603-S ルータ)、および 図 5-102(Cisco 7606 ルータ)を参照してください。 図 5-99 PEM の位置 PEM 1 PEM 2 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV E RX 2 4 PORT OC-12 POS SM TX TX US RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX 1 R IE M RR AR CA AL K TX TX RX PO RT AC TIV E RX RX 2 TX TX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 NK 63191 1% OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM E 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN K SE AC TIV R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T E PO RT 1 AC E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL TIV PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO 図 5-100 Cisco 7603 ルータ — 電源装置の位置 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 63031 2 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 1 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-106 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け 図 5-101 Cisco 7603-S ルータ — 電源装置の位置 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 63031 2 INPUT FAN OUTPUT OK OK FAIL 1 図 5-102 Cisco 7606 ルータ — 電源装置の位置 2 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. 63893 1 FA K UT OK TO TP N PU OU FA IN IL Cisco Systems Inc. 必要な工具 次の手順を行うには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要です。 AC 入力 PEM の取り外し AC 入力 PEM の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す PEM の電源スイッチをオフ(0)の位置に切り替えます(図 5-99 を参照) 。 ステップ 2 電源コードを電源から外します。電源コードが PEM にまだ接続されているときは、電源コードの 金属突起部分には触れないでください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-107 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け ステップ 3 電源コードを PEM の電源接続部から外します。PEM に組み込まれている金属突起部分には触れな いでください。 ステップ 4 非脱落型ネジを緩めます(図 5-103 を参照)。 図 5-103 AC 入力 PEM IEC 60320 C15 ステップ 5 130058 AC 片手で PEM を持ち、シャーシから PEM を少し引き出します。反対側の手で PEM を下から支え(図 5-104 を参照)、PEM をシャーシから完全に引き出します。 図 5-104 PEM の取り扱い WS-X6K-SUP2-2GE Switch 100% CONSOLE Load PORT MODE CONSOLE PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO VE TI AC RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA NK 63301 T M LE G US EM M AT ET ST NSO R ST SY CO PW RES SUPERVISOR2 RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM ステップ 6 VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX RT PO 1 VE TI AC RX R IE M RR R CA ALA RX TX TX RT PO 2 VE TI AC TX TX RX R IE M RR R CA ALA RX RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA RT4 PO PEM ベイを空のままにしておく場合は、ブランク PEM フィラー プレート(Part Number 800-16719-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。図 5-105 を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-108 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け 119948 図 5-105 ブランク PEM フィラー プレート AC 入力 PEM の取り付け AC 入力 PEM の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 ステップ 2 必要な場合は、非脱落型ネジを緩めてシャーシの PEM ベイの開口部からブランク PEM フィラー プ レート(Part Number 800-16719-01)を取り外します。図 5-105 を参照してください。 ステップ 3 片手で PEM を持ち、反対側の手で PEM を下から支えます(図 5-104 を参照) 。PEM を PEM ベイに 差し込みます。PEM がベイに完全に装着されるようにします。 ステップ 4 PEM の非脱落型ネジを締めます(図 5-103 を参照) 。 ステップ 5 電源コードを PEM に接続します。 ステップ 6 電源コードの反対側を AC 入力電源に接続します。 注意 ステップ 7 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 PEM の電源スイッチをオン(|)の位置に切り替えます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-109 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け DC 入力 PEM の取り外し 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 警告 システムの稼働時には、バックプレーンに電圧がかかっています。感電を防止するために、電源装 置ベイおよびバックプレーンの部分に手や指を近づけないでください。 DC 入力 PEM の取り外し手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り外す PEM の DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 ステップ 2 PEM の非脱落型ネジを緩めます(図 5-106 を参照) 。 図 5-106 DC 入力 PEM Cisco 7603 DC PEM Cisco 7606 DC PEM -48 TO -60 25A MA V X -48 TO -60 50A MA V X -48 TO -60 50A MA V X PEM-DC PEM-DC /3 DC PEM 191813 PEM-DC Cisco 7603-S ステップ 3 シャーシから PEM を少し引き出し、PEM の端子ブロックのネジに手が届くようにします(図 5-107 を参照) 。 図 5-107 DC 入力 PEM の端子ブロックのネジ DC PEM 1 DC PEM 2 DC PEM1 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV E RX 2 4 PORT OC-12 POS SM TX TX US S RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN AC TIV E RX TX TX RX ET R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX 1 R IE M RR AR CA AL K TX TX RX PO RT AC TIV E RX RX 2 TX TX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT NK 68154 1% 4 OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 AC TIV RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM E 2 RE 4 IR LIN K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE AC TIV R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T K E PO RT 1 AC E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL TIV PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO RT 4 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-110 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け ステップ 4 次の順序で、PEM の端子ブロックから DC 入力線を取り外します。 • プラス(+) • マイナス(–) (注) 警告 ステップ 5 システムのアース接続を外す必要はありません。 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 片手で PEM を持ち、反対側の手で PEM を下から支えて(図 5-108 を参照)、PEM をシャーシから 完全に引き出します。PEM を脇へ置きます。 図 5-108 DC 入力 PEM の取り扱い WS-X6K-SUP2-2GE Switch 100% CONSOLE Load PORT MODE CONSOLE PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN 3 K 4 LIN VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX TX TX RX 1 R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX NK TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA 68155 T M LE G US EM M AT ET ST NSO R ST SY CO PW RES SUPERVISOR2 RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM ステップ 6 VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI NK LI VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 1 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 2 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA RT4 PO PEM ベイを空のままにしておく場合は、ブランク PEM フィラー プレート(Part Number 800-16719-01)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 DC 入力 PEM の取り付け 警告 以下の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認します。 DC 入力 PEM の取り付け手順は、次のとおりです。 ステップ 1 システムがアースに接続されていることを確認します。アース接続の手順については、 「システム のアース接続」(p.3-21)を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-111 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け 警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステップ 2 取り付ける PEM の DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。 ステップ 3 シャーシに PEM を少し差し込み、PEM の端子ブロックのネジにまだ手が届く状態にします(図 5-109 を参照)。 図 5-109 DC 入力 PEM の端子ブロックのネジ DC PEM 1 DC PEM 2 DC PEM1 WS-X6K-SUP2-2GE ST AT US SY ST EM CO NS O LE PW R M G M T RE SE T Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE SUPERVISOR2 Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 ST AT 3 AC TIV RX 4 PORT OC-12 POS SM TX TX 4 IR LIN K 1 2 LIN R K LIN K 3 4 LIN E ES NK E US 2 68154 1% AC TIV E RX TX TX RX T R IE M RR AR CA AL PO RT AC TIV E RX 1 R IE M RR AR CA AL K TX TX RX PO RT AC TIV E RX RX 2 TX TX R IE M RR AR CA AL PO RT RX 3 R IE M RR AR CA AL PO RT 4 RT 4 OSM-4OC12 POS-SI 1 ST AT 3 TIV E RX TX TX US 4 PORT OC-12 POS SM 2 RE 4 IR LIN ステップ 4 AC K 1 2 LIN K LIN K 3 4 LIN SE A IV CT R IE M RR AR CA AL RX TX TX RX T K E PO RT 1 AC TIV RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL E PO RT 2 AC TIV E RX TX TX RX R IE M RR AR CA AL PO RT 3 RX R IE M RR AR CA AL PO 次の順序で、端子ブロックに DC 入力線を接続します。 • マイナス(–) • プラス(+) ステップ 5 すべての電力線がきちんと接続されていることを確認したあと、PEM をベイに完全に差し込みま す。 ステップ 6 電源装置の非脱落型ネジを締めます(図 5-110 を参照) 。 図 5-110 DC 入力 PEM Cisco 7603 DC PEM Cisco 7606 -48 TO -60 25A MA V X /3 Cisco 7603-S -48 TO -60 50A MA V X PEM-DC DC PEM -48 TO -60 50A MA V X PEM-DC 191813 PEM-DC DC PEM Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-112 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 PEM の取り外しおよび取り付け 注意 電源装置が 2 台搭載されているシステムでは、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してくだ さい。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源は使用できる可能性が高いためです。 ステップ 7 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを外し、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオ ン(|)の位置にして電源を投入します。 ステップ 8 電源装置の正常な動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっているかどうか を確認します。 • INPUT OK LED ― グリーン • FAN OK LED ― グリーン • OUTPUT FAIL LED ― 消灯 LED 表示から電源に問題があることが判明した場合は、 「起動時の問題の特定」 (p.4-3)を参照して ください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-113 第5章 取り外しおよび取り付け手順 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータのファン アセンブリの取り外しおよび取り付け方法について 説明します。次の手順を行うには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバが必要です。 (注) Cisco 7609 ルータ、Cisco 7609-S ルータでは、冗長ファン アセンブリを使用します。ファン アセン ブリは片方の上部に取り付けられています。 ファン アセンブリの取り外し ファン アセンブリは、システムの動作中に取り外しや取り付けを行っても、電気事故が発生したり システムが損傷したりすることがないように設計されています。 既存のファン アセンブリを取り外す手順は、次のとおりです。 ステップ 1 ファン アセンブリの位置を確認します (Cisco 7603 ルータは図 5-111、Cisco 7603-S ルータは図 5-112、 Cisco 7604 ルータは図 5-113、Cisco 7606 ルータは図 5-114、Cisco 7606-S ルータは図 5-115、Cisco 7613 ルータは図 5-116、Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータは図 5-118 を参照) 。 (注) ステップ 2 警告 Cisco 7609 ルータでは、ファン アセンブリはケーブル マネジメント システムの後ろ側にあ ります。最初にケーブル マネジメント システムの上の非脱落型ネジ 2 本を緩め、ケーブル ガイドを倒すとファン アセンブリを取り外せます(図 5-117 を参照) 。 2 本の非脱落型ネジを左に回して緩めます。 ファン トレイを取り外す際、回転しているファン ブレードに手や指を近づけないでください。ファ ン ブレードが完全に静止してから、ファン トレイを取り外します。 図 5-111 Cisco 7603 ルータ — ファン アセンブリ WS-X6K-SUP2-2GE Switch 100% CONSOLE PORT MODE CONSOLE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI LI NK LI 1 1 STA TU 3 AC TI VE S TX TX 2 4 PORT OC-12 POS SM RX RE 4 IR LI NK 1 2 LIN K LI NK 3 4 LIN SE AC TI VE RX TX TX RX T R IE M RR R CA ALA PO RT AC TI VE R IE M RR R CA ALA K RX TX TX RX 1 PO RT AC TI VE RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA PO RT RX 3 R IE M RR R CA ALA PO NK 63184 T M LE G US EM M AT ET ST NSO R ST SY CO PW RES SUPERVISOR2 RT4 OSM-4OC12 POS-SI 1 2 STA TU 3 AC S 4 PORT OC-12 POS SM TI VE RX TX TX 2 RE 4 IR LI NK 1 2 LIN K LI NK 3 4 LIN SE AC TI R IE M RR R CA ALA RX TX TX RX T VE PO RT K 1 AC VE RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA TI PO RT 2 AC TI RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA VE PO RT 3 RX R IE M RR R CA ALA PO RT4 3 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-114 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け 図 5-112 Cisco 7603-S ルータ — ファン アセンブリ -48 TO -60V 50A MAX PEM-DC -48 TO -60V 50A MAX PEM-DC PEM 1 PEM 2 FAN STATUS 1 7600-ES20-10G 3CXL A/L US AT ST 1 ETHERNET SERVICES MODULE 2 7600-ES20-10G CLASS 1 LASER 3CXL A/L A/L US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 3 CLASS 1 LASER A/L 191814 FAN-MO D-3SHS 0 図 5-113 Cisco 7604 ルータ — ファン アセンブリ FAN STATUS US AT ST 126568 AT ST US 図 5-114 Cisco 7606 ルータ — ファン アセンブリ WS-X6K-SUP2-2GE STA TU S SY STE M CO NS O LE PW R M G M T RE SE T CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% OSM-4OC12 POS-SI LI 1 S TU STA 1 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX TX TX RX 1 RT PO NK NK LI VE TI AC RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 S TU STA 2 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC TX TX RX 1 R IE M RR R CA ALA K 4 LIN RX RT PO VE TI AC TX TX RX 2 RX R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 4 3 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN NK LI 3 K 4 LIN VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX TX TX RX 1 R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX TX TX RX 2 R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 5 4 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 T SE RE 4 IR NK LI VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX TX TX RX 1 R IE M RR R CA ALA RT PO VE TI AC RX TX TX RX 2 63903 1 R IE M RR R CA ALA RT PO RX 3 R IE M RR R CA ALA RT4 PO OSM-4OC12 POS-SI 1 6 5 S TU STA 4 PORT OC-12 POS SM VE TI AC 3 RX TX TX 2 IR T SE RE 4 NK LI 1 K 2 LIN NK LI 3 K 4 LIN VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 1 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 2 VE TI AC RX TX TX RX R IE M RR R CA ALA RT PO 3 RX R IE M RR R CA ALA RT4 PO 6 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-115 第5章 取り外しおよび取り付け手順 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け 図 5-115 Cisco 7606-S ルータ — ファン アセンブリ 7600-ES20-10G3CX L A/L Cisco 7606 T606S 1 ETHERNE T SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3CX THERM- S TU STA FAN STATUS 1 CLASS 1 LASER L A/L A/L S TU STA 0 1 ETHERNE T SERVICES MODULE 2 7600-ES20-10G3CX CLASS 1 LASER L A/L A/L S TU STA 0 1 ETHERNE T SERVICES MODULE 3 7600-ES20-10G3CX CLASS 1 LASER L A/L A/L S TU STA 0 1 ETHERNE T SERVICES MODULE 4 CLASS 1 LASER A/L 0 191924 5 US AT ST 6 図 5-116 Cisco 7613 ルータ — ファン アセンブリ WS-X6K-SUP2-2GE E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA PORT 2 EJECT 1% K LIN K LIN WS-X6K-SUP2-2GE E MT US OL EM MG T AT ST NS R SE ST SY CO PW RE CONSOLE SUPERVISOR2 Switch 100% CONSOLE PORT MODE Load PORT 1 PCMCIA 1 PORT 2 EJECT 1% OSM-40C12-POS-MM K LIN K LIN 1 US AT ST 2 E TIV AC 3 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 1 US AT ST 3 K LIN 3 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 K LIN 4 K LIN 3 K LIN 4 6 RX 2 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 OC12 POS MM K LIN 2 RX K LIN 3 K LIN 4 K LIN 3 K LIN 4 RT PO RX TX TX RX TX RX TX RX TX RX TX TX RX IER RR M CA AR AL RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX E TIV AC TX TX RX TX 2 RX IER RR M CA AR AL RT PO RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO SE LE CT AC TIV E WS-C6500-SFM ST AT US E TIV AC TX 2 RX TX IER RR M CA AR AL RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX RT PO E TIV AC TX E TIV AC TX TX RX 1 RX RX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO RX TX IER RR M CA AR AL TX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC IER RR M CA AR AL RX IER RR M CA AR AL E TIV AC T SE RE IER RR M CA AR AL TX TX K LIN 4 4 K LIN 1 2 2 RT PO TX 3 2 E TIV AC TX TX RX E TIV AC TX TX RX RX RX RX IER RR M CA AR AL RX TX RT PO E TIV AC TX 1 RT PO TX 1 E TIV AC TX RX E TIV AC OC12 POS MM RX TX 3 OSM-40C12-POS-MM US AT ST RT PO RX TX IER RR M CA AR AL RX TX IER RR M CA AR AL 3 RT PO RX IER RR M CA AR AL E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL TX E TIV AC T SE RE 4 1 5 E TIV AC TX 1 RX TX 2 RT PO RX IER RR M CA AR AL 3 OSM-40C12-POS-MM US AT ST RX TX OC12 POS MM E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC T SE RE 4 2 RX TX 3 2 1 US AT ST E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL K LIN 4 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM 4 RX TX 2 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM SWITCH FABRIC MDL NE XT 7 SE LE CT ST AT US AC TIV E WS-C6500-SFM SWITCH FABRIC MDL NE XT 8 OSM-40C12-POS-MM 1 US AT ST 9 E TIV AC 3 T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 1 US AT ST 10 RX E TIV AC TX TX 2 OC12 POS MM OSM-40C12-POS-MM RX T SE RE 4 K LIN 1 K LIN 2 K LIN 3 IER RR M CA AR AL 1 IER RR M CA AR AL RX IER RR M CA AR AL RX E TIV AC TX TX RX RX IER RR M CA AR AL 3 RT PO E TIV AC TX RX RT PO E TIV AC TX TX RX TX K LIN 4 RX TX 2 RT PO E TIV AC TX TX 2 E TIV AC TX RX IER RR M CA AR AL 1 RT PO E TIV AC 3 OC12 POS MM RX TX RX IER RR M CA AR AL TX 2 RT PO IER RR M CA AR AL RX 3 RT PO IER RR M CA AR AL RX 11 12 FAN STATUS 91096 13 o o INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK FAN OK OUTPUT FAIL Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-116 OL-4503-23-J EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE SUPERVISOR2 EM US ST AT SY ST WS-X6K-SUP2-2GE S AT U U S S AT SY US ST SY US ST 2 1 1 NK LI 1 NK 1 NS E R R SE MT T RE MG SE MT RE MG PW OL E PW OL NK LI 1 T 4 3 CONSOLE CONSOLE 4 3 NK LI 2 NK LI 2 NK LI 2 NK NK 2 LI 2 LI NK LI 1 NS CO CO EM 1 2 EM WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 AT WS-X6K-SUP2-2GE ST SUPERVISOR2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM US AT ST OSM-40C12-POS-MM OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM WS-C6500-SFM 1 2 LI NK 3 4 LI NK LI 4 SE RE T K T LIN T R IE M AC 1 TI TI 2 1 TX 1 RT RT PO PO RX RX 1 3 RT 3 PO PCMCIA TX RX TX RX RX PCMCIA VE 2 RX TX VE AC AC VE TI R IE RR M CA AR AL 1 RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL SE SE RE RE T SE T NK LI IER M RE SE RR CA AR AL RE NK LI IER M RR CA AR AL NK LI 4 NK LI 4 NK NK 4 LI CONSOLE PORT MODE NK LI 3 NK LI 3 3 4 LI CONSOLE PORT MODE 3 4 NK 3 NK LI 3 3 4 LI NK EJECT TX TI TI VE VE AC AC VE 5 5 RX TX R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M R IE M AC RR CA AR AL R IE M TI RR CA AR AL EJECT TX 4 RR CA AR AL 4 TX RX TX RX 6 RX 6 PO RX 7 2 TX 2 RT RT PO PO 2 RX RT 7 TX TX 100% AC 8 AC VE TI TX RX RX TX Load Load VE RX TX VE TI Switch TI AC Switch 1% 100% 1% R IE M RR CA AR AL R IE RR M CA AR AL R IE M RR CA AR AL 8 RX PO RX LIN K PORT 1 K R IE M TI RR CA AR AL AC R IE RR M CA AR K AL LIN R IE M RR CA AR AL TX TX LIN PORT 1 3 TX 3 RT RT PO PO 3 RX RT TI TI VE RX TX VE AC AC VE TX RX TX RX RX RX RX K TX TX PORT 2 LIN PORT 2 TX o SUPERVISOR2 U 1 2 LI o OSM-40C12-POS-MM AT US US 1 SWITCH FABRIC MDL AT 2 OSM-40C12-POS-MM US AT ST OC12 POS MM AT OSM-8OC3-POS MM ST 8 PORT OC3 POS MM ST OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK ST OC12 POS MM AT OSM-40C12-POS-MM ST WS-C6500-SFM OC12 POS MM SWITCH FABRIC MDL WS-C6500-SFM SWITCH FABRIC MDL OSM-40C12-POS-MM ST OC12 POS MM S TU STA OSM-8OC3-POS MM 8 PORT OC3 POS MM OSM-8OC3-POS MM S TU STA 8 PORT OC3 POS AC TIV E AC TIV E US AT ST AT ST 5-117 OL-4503-23-J OUTPUT FAIL FAN OK INPUT OK ST AT US ST AT US SE LE CT NE XT SE LE CT NE XT CISCO 7609 79894 85743 取り外しおよび取り付け手順 第5章 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け 図 5-117 ファン アセンブリへのアクセス CISCO 7609 FAN STATUS FAN 1 FAN 2 図 5-118 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ — ファン アセンブリ Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 第5章 取り外しおよび取り付け手順 ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け ステップ 3 両手でファン アセンブリを持ち、外側へ引き出します。必要に応じて軽くゆすりながら、バックプ レーンから電源コネクタを引き離します。 警告 ファン トレイを取り外す際、回転しているファン ブレードに手や指を近づけないでください。ファ ン ブレードが完全に静止してから、ファン トレイを取り外します。 ステップ 4 ファン アセンブリをシャーシから完全に引き出し、安全な場所に置きます。 ファン アセンブリの取り付け 新しいファン アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。 ステップ 1 ファンを右側に向け、FAN STATUS LED が下になるようにファン アセンブリを持ちます(Cisco 7603 ルータの場合は図 5-111、Cisco 7603-S ルータの場合は図 5-112、Cisco 7604 ルータの場合は図 5-113、Cisco 7606 ルータの場合は図 5-114、Cisco 7606-S ルータの場合は図 5-115、Cisco 7613 ルー タの場合は図 5-116 を参照) 。Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータの場合、ハンドルがファ ン アセンブリの上部になるように持ってください(図 5-118 を参照) 。 ステップ 2 ファン アセンブリをシャーシ前面の開口部から挿入し、シャーシの底部に置くようにします。次に ファン アセンブリを少し持ち上げ、シャーシの上部と底部のガイドに合わせます。 ステップ 3 電源コネクタがバックプレーンに装着され、非脱落型ネジがシャーシに当たるまで、ファン アセン ブリをシャーシに押し込みます。 ステップ 4 非脱落型ネジを締めます。 (注) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータの場合、ケーブル ガイドを元に戻して、シャー シの上部にある 2 本の非脱落型ネジを締めます(図 5-117 を参照) 。 取り付けの確認 新しいファン アセンブリが正しく取り付けられているかどうかを確認する手順は次のとおりです。 ステップ 1 ファンの音を聞きます。作動音がすぐに聞こえるはずです。聞こえない場合は、ファン アセンブリ がシャーシに完全に挿入され、前面プレートとルータの前面パネルが揃っていることを確認します。 ステップ 2 FAN STATUS LED がグリーンに点灯していることを確認します。この LED がレッドに点灯してい る場合は、1 つまたは複数のファンに問題があります。 ステップ 3 数回試してもファンが作動しない場合、または取り付け時に問題が生じた場合(非脱落型ネジと シャーシの穴が合わないなど)は、製品を購入された代理店にお問い合わせください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-118 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7604 ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) Cisco 7604 ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプショ ン) ここでは、Cisco 7604 ルータにエア フィルタ アセンブリを取り付ける(オプション)方法について 説明します。 新しいフィルタ アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。 ステップ 1 2 本の取り付けネジを緩めて(図 5-119 を参照)2 つのプラスチック ファスナからプランジャを取 り外して、吸気パネルを取り外します。 図 5-119 Cisco 7604 ルータ フィルタ アセンブリ FAN STATU S US AT ST ステップ 2 126569 US AT ST 2 本の取り付けネジを締めて、プランジャを 2 つのプラスチック止め金具に挿入して、新しい吸気 パネルを取り付けます(図 5-119 を参照) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-119 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) こ こ で は、Cisco 7606 ル ー タ お よ び Cisco 7606-S ル ー タ に エ ア フ ィ ル タ ア セ ン ブ リ (CVPN7600FIPS/KIT=)を取り付ける(オプション)方法について説明します。 新しいフィルタ アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。 ステップ 1 取り付けネジを使用してフィルタ アセンブリを取り付けます(図 5-120 を参照)。取り付けネジを 緩く締めます。 図 5-120 Cisco 7606 ルータおよび Cisco 7606-S ルータ フィルタ アセンブリ 1 FAN STATUS 1 Cisco 7606 06S THERM-T6 2 7600-ES2010G3CXL A/L 3 US AT ST 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20- 2 CLASS 1 LASER 10G3CXL A/L A/L 4 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20- CLASS 1 LASER 10G3CXL A/L A/L 5 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20- CLASS 1 LASER 10G3CXL A/L A/L 6 US AT US ST STAT 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER 250163 A/L 0 3 4 3 1 フィルタ 3 プラスチック リベット 2 取り付けネジ 4 プラスチック止め金具 ステップ 2 プラスチック リベットをフィルタ アセンブリに通し、上記のようにシャーシの通気穴に挿入しま す。フィルタ アセンブリと挿入したリベットを支えながら、プラスチック止め金具をリベットに挿 入します。 ステップ 3 取り付けネジを完全に締めます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-120 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) ここでは、Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータにエア フィルタ アセンブリを取り付ける (オプション)方法について説明します。フィルタ アセンブリは、シャーシまたはバンドル構成に は含まれていません。必要な部品は、表 5-1 の記載に従って注文できます。フィルタ アセンブリを 取り付けるには、シャーシに INTAKEPNL-09= を取り付ける必要があります。この吸気パネルは、 パネルの下部の前面から延びる 2 つのフィルタ アセンブリ サポート ループ、およびパネルの前面 の左右にある取り付けネジで識別できます(図 5-122 を参照)。 (注) 新しいエア フィルタ アセンブリを取り付けずにエア フィルタを交換する場合は、 「Cisco 7609 ルー タおよび Cisco 7609-S ルータのエア フィルタの交換(オプション)」 (p.5-125)を参照してください。 表 5-1 エア フィルタの Part Number Part Number 説明 INTAKEPNL-09= 交換用の吸気パネル FLTRASSM-09= フィルタ ケージ アセンブリ(フィルタ挿入部分なし) FLTRINSERTS-09= FLTRASSM-09= の 5 個の交換用エア フィルタ挿入部分のセット 新しいフィルタ アセンブリを取り付ける手順は、次のとおりです。INTAKEPNL-09= がすでに取り 付けられている場合は、ステップ 3 に進みます。 ステップ 1 4 本の取り付けネジを緩めて、吸気パネルを取り外します(図 5-121 を参照) 。 図 5-121 吸気パネルの取り外し TI AC VE TI AC VE TX X R TX X R TX X R X R X R X R TX TX PORT 2 NK PORT 2 LI TX o FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK ステップ 2 FAN OK OUTPUT FAIL 101391 o INPUT OK 4 本の取り付けネジを締めて、新しい吸気パネルを取り付けます(図 5-122 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-121 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) 図 5-122 新しい吸気パネルの取り付け 1 3 2 TI AC TX X R VE TI AC VE X TX R X TX R X R R X R X TX TX PORT 2 NK PORT 2 LI TX o FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK ステップ 3 FAN OK 1 取り付けネジ 2 3 サポート ループ OUTPUT FAIL 104897 o INPUT OK 締め付けネジ サム ループを押しながら、フィルタ固定装置を慎重に外側に引き出して、フィルタ ケージ アセン ブリから内部フィルタ固定装置を取り外します(図 5-123 を参照) 。 図 5-123 内部フィルタ固定装置の取り外し 2 3 104898 1 4 1 フィルタ ケージ アセンブリ 2 フィルタ固定装置 3 サム ループ 4 タブ(フィルタ ケージ アセンブリの背面側) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-122 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) ステップ 4 フィルタ固定装置の上に発泡樹脂のフィルタを置きます(図 5-124 を参照)。 ステップ 5 固定装置とフィルタをケージ アセンブリに挿入します。 図 5-124 フィルタ固定装置への発泡樹脂フィルタの設置 5 3 2 104899 1 4 ステップ 6 1 フィルタ ケージ アセンブリ 2 フィルタ 3 フィルタ固定装置 4 タブ(フィルタ ケージ アセンブリの背面側) 5 サム ループ 次のようにタブを下にして、フィルタ アセンブリを取り付けます。 a. フィルタ ケージ アセンブリの下部にあるタブ(図 5-124 を参照)を、下の方のサポート ルー プ(図 5-122 を参照)に取り付けます。 b. フィルタ アセンブリを吸気パネルの方へ回転させます(図 5-125 を参照)。 c. 2 本の締め付けネジを締めます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-123 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータへのエア フィルタ アセンブリの取り付け(オプション) 図 5-125 フィルタ アセンブリの取り付け 1 2 1 AC TI AC VE TI VE X TX R TX X R X TX R R X R R X X TX TX PORT 2 NK PORT 2 LI TX o o FAN OK OUTPUT FAIL INPUT OK 1 (注) 取り付けネジ FAN OK 104900 INPUT OK OUTPUT FAIL 2 締め付けネジ エア フィルタは、3 カ月おきに交換してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-124 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのエア フィルタの交換(オプション) Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータのエア フィルタの交換 (オプション) ステップ 1 2 本の締め付けネジを緩め(図 5-125 を参照)、フィルタ ケージ アセンブリを持ち上げてサポート ループから取り外します(図 5-122 を参照)。 ステップ 2 サム ループを押しながら、フィルタ固定装置を慎重に外側に引き出して、フィルタ ケージ アセン ブリから内部フィルタ固定装置を取り外します(図 5-126 を参照) 。 図 5-126 フィルタ固定装置の発泡樹脂フィルタの交換 5 3 2 104899 1 4 1 フィルタ ケージ アセンブリ 2 フィルタ 3 フィルタ固定装置 4 タブ(フィルタ ケージ アセンブリの背面側) 5 サム ループ ステップ 3 発泡樹脂フィルタを取り外して新しい発泡樹脂フィルタをフィルタ固定装置に設置します (図5-126 を参照) 。 ステップ 4 固定装置とフィルタをケージ アセンブリに挿入します。 ステップ 5 次のようにタブを下にして、フィルタ アセンブリを取り付けます。 a. フィルタ ケージ アセンブリの下部にあるタブ(図 5-124 を参照)を、下の方のサポート ルー プ(図 5-122 を参照)に取り付けます。 b. フィルタ アセンブリを吸気パネルの方へ回転させます(図 5-125 を参照)。 c. 2 本の締め付けネジを締めます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-125 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7606-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け (注) エア フィルタは、3 カ月おきに交換してください。 Cisco 7606-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け ここでは、Cisco 7606-S ルータにサーミスタ モジュールを取り付ける方法について説明します。必 要な部品は、表 5-2 の記載に従って注文できます。 表 5-2 サーミスタ モジュールの Part Number Part Number 説明 THERM-7606S= 交換用のサーミスタ モジュール サーミスタ モジュールの交換手順は、次のとおりです。 ステップ 1 2 本の非脱落型取り付けネジを緩めてサーミスタ モジュールを取り外し(図 5-127 を参照) 、サーミ スタ モジュールを外側に引き出します。 ステップ 2 交換用のサーミスタ モジュールをシャーシに差し込み、2 本の非脱落型ネジを締めます。図 5-127 を参照してください。 図 5-127 サーミスタ モジュールの交換 FAN STATU S 7600-ES20-10G3C XL 1 A/L US AT ST Cisco 7606 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER 2 T606S XL A/L US AT ST THERM- 7600-ES20-10G3C A/L 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 3 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE 7600-ES20-10G3C CLASS 1 LASER XL A/L A/L 4 US AT ST 0 1 ETHERNET SERVICES MODULE CLASS 1 LASER A/L 5 6 AT ST US 191925 0 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-126 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け Cisco 7609-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け ここでは、Cisco 7609-S ルータにサーミスタ モジュールを取り付ける方法について説明します。必 要な部品は、表 5-3 の記載に従って注文できます。 表 5-3 サーミスタ モジュールの Part Number Part Number 説明 THERM-7609S= 交換用のサーミスタ モジュール サーミスタ モジュールの交換手順は、次のとおりです。 ステップ 1 4 本の非脱落型取り付けネジを緩めて、吸気パネルを取り外します(図 5-128 を参照)。 R X R R T LIN K 191353 X PORT 2 PORT 2 X T X R X R X X T X T X X T E V IT C A X R X T E V IT C A 図 5-128 吸気パネルの取り外し ステップ 2 シャーシ内のサーミスタ モジュールを固定する非脱落型ネジを 1 本緩めます。図 5-129 を参照して ください。 図 5-129 サーミスタ モジュール 1 191354 2 3 1 サーミスタ スロット 2 非脱落型ネジ 3 フランジ Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-127 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7609-S ルータへのサーミスタ モジュールの取り付け ステップ 3 サーミスタ モジュール(図 5-129 を参照)のフランジをつかんで引き出し、サーミスタ モジュール を取り外します。図 5-130 を参照してください。 R X R R T LIN K 191355 X PORT 2 PORT 2 X T X R X R X X T X T X X T E V IT C A X R X T E V IT C A 図 5-130 サーミスタ モジュールの交換 ステップ 4 サーミスタ モジュール下部の前面プレートが、シャーシ内の傾斜部の外に出るように挿入します。 ステップ 5 シャーシに挿入したモジュールを非脱落型ネジで締めます。 ステップ 6 4 本の非脱落型取り付けネジを締めて、吸気パネルを再度取り付けます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-128 OL-4503-23-J 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7600 シリーズ ルータの WS-SUP720-3BXL へのアップグレード Cisco 7600 シリーズ ルータの WS-SUP720-3BXL へのアップグレード アップグレードを実行するには、システムをシャットダウンする必要があります。 システムをシャットダウンする前に、現在のコンフィギュレーションをサーバにアップロードして ください。これにより、モジュールをオンラインに戻す時間を短縮できます。サーバからスーパー バイザ エンジンの不揮発性メモリにコンフィギュレーションをダウンロードすることで、コンフィ ギュレーションを回復できます。 WS-SUP720-3BXL の取り付け手順については、 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』 の「Installing a Supervisor Engine or a Module」を参照してください。 SUP720-3BXL は、次のシャーシでサポートされています。WS-SUP720-3BXL には、高速ファンお よび大容量の電源装置が必要です。シャーシのファンが低速の場合は、アップグレードする必要が あります。ファンの交換手順については、 「ファン アセンブリの取り外しおよび取り付け」 (p.5-114) を参照してください。電源装置の交換手順については、 「電源装置の取り外しおよび取り付け」 (p.5-3)を参照してください。 表 5-4 WS-SUP720-3BXL に必要なファンのアップグレード 高速ファン (SUP720-3BXL に必要) サポート対象のシャーシ 低速ファン(元のファン) Cisco 7603 FAN-MOD-3 FAN-MOD-3HS Cisco 7604 該当なし FAN-MOD-4HS FAN-MOD-6 FAN-MOD-6HS 該当なし FAN-MOD-09 WS-C6K-13SLOT-FAN WS-C6K-13SLOT-FAN2 Cisco 7606 Cisco 7609 1 Cisco 7613 1. モデル CISCO7609 には、2 つの多段速度ファン トレイが装備されています。交換または調整は不要です。モデ ル OSR-7609 については、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm 表 5-5 WS-SUP720-3BXL に必要な電源装置のアップグレード Supervisor 720 および Supervisor 3BXL サポート対象のシャーシ AC DC Cisco 7603 WS-CAC-950W WS-CDC-950W Cisco 7604 該当なし 該当なし Cisco 7606 WS-CAC-1900W WS-CDC-1900W Cisco 7609 WS-CAC-3000W WS-CDC-2500W WS-CAC-4000W PWR-4000-DC WS-CAC-3000W WS-CDC-2500W WS-CAC-4000W PWR-4000-DC Cisco 7613 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5-129 第5章 取り外しおよび取り付け手順 Cisco 7600 シリーズ ルータの WS-SUP720-3BXL へのアップグレード Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 5-130 OL-4503-23-J A P P E N D I X A 技術仕様 (注) このマニュアルでは、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータについて説明します。 • Cisco 7603 ルータ ― CISCO7603 • Cisco 7603-S ルータ ― CISCO7603-S • Cisco 7604 ルータ ― CISCO7604 • Cisco 7606 ルータ ― CISCO7606 • Cisco 7606-S ルータ ― CISCO7606-S • Cisco 7609 ルータ ― CISCO7609 • Cisco 7609-S ルータ ― CISCO7609-S • Cisco 7613 ルータ ― CISCO7613 Cisco 7609 ルータ(製品番号 OSR-7609)については、次の URL にある『Cisco 7609 Router Installation Guide』を参照してください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/cis7600/hardware/osrouter/index.htm この付録では、以下の Cisco 7600 シリーズ ルータの技術仕様を示します。 • Cisco 7603 ルータ(p.A-2) • Cisco 7603-S ルータ(p.A-3) • Cisco 7604 ルータ(p.A-4) • Cisco 7606 ルータ(p.A-5) • Cisco 7606-S ルータ(p.A-6) • Cisco 7609 ルータ(p.A-7) • Cisco 7609-S ルータ(p.A-8) • Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置(p.A-10) • 適合規格(p.A-15) モジュールおよびインターフェイス ポートの仕様については、 『Cisco 7600 Series Router Module Installation Guide』を参照してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-1 付録 A 技術仕様 Cisco 7603 ルータ Cisco 7603 ルータ 表 A-1 に、Cisco 7603 ルータの仕様を示します。 表 A-1 Cisco 7603 ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 7 × 17.37 × 21.75 インチ(17.78 × 44.12 × 55.25 cm)シャーシには 4 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:28.5 ポンド(12.93 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 2、 AC 入力 PEM × 2、および AC 入力電源装置× 2) :83 ポンド(37.65 kg) 950 W AC 入力電源装置または DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置を シャーシに任意で取り付け可能 電源装置 1400 W AC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取り付け 可能 通気 音響による騒音 • FAN-MOD-3(標準ファン トレイ)― 170 CFM • FAN-MOD-3HS(オプションの高速ファン トレイ)― 270 CFM 64 ∼ 76 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-2 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7603-S ルータ Cisco 7603-S ルータ 表 A-2 に、Cisco 7603 ルータの仕様を示します。 表 A-2 Cisco 7603-S ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 7 × 17.37 × 20.3 インチ(17.78 × 44.12 × 51.562 cm)シャーシには 4 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:28.5 ポンド(12.93 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 2、 DC 入力 PEM × 2、および DC 入力電源装置× 2) :83 ポンド(37.65 kg) 電源装置 通気 音響による騒音 1500 W DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取り付け 可能 • FAN-MOD-3SHS(オプションの高速ファン トレイ)― 270 CFM 64 ∼ 76 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-3 付録 A 技術仕様 Cisco 7604 ルータ Cisco 7604 ルータ 表 A-3 に、Cisco 7604 ルータの仕様を示します。 表 A-3 Cisco 7604 ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 8.7 × 17.5 × 21.6 インチ(22.09 × 44.45 × 54.86 cm)シャーシには 5 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:x ポンド(x kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 2、モジュール× 2、 AC 入力 PEM × 2、および AC 入力電源装置× 2) :97 ポンド(43.99 kg) 電源装置 2700 W AC 入力電源装置または DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置を シャーシに任意で取り付け可能 通気 FAN-MOD-4HS ― 300 CFM 音響による騒音 63.2 ∼ 72.5 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-4 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7606 ルータ Cisco 7606 ルータ 表 A-4 に、Cisco 7606 ルータの仕様を示します。 表 A-4 Cisco 7606 ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 12.25 × 17.37 × 21.75 インチ(31.11 × 44.12 × 55.25 cm)シャーシには 7 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:40 ポンド(18.14 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 5、 AC 入力 PEM × 2、および AC 入力電源装置× 2) :133.2 ポンド(60.42 kg) 電源装置 1900 W AC 入力電源装置または DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置を シャーシに任意で取り付け可能 2700 W AC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取り付け 可能。 通気 システム ファン アセンブリの 540 CFM 音響による騒音 65.3 ∼ 73.6 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-5 付録 A 技術仕様 Cisco 7606-S ルータ Cisco 7606-S ルータ 表 A-5 に、Cisco 7606-S ルータの仕様を示します。 表 A-5 Cisco 7606-S ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 12.25 × 17.37 × 21.75 インチ(31.11 × 44.12 × 55.25 cm)シャーシには 7 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:40 ポンド(18.14 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 5、 および AC 入力電源装置× 2) :133.2 ポンド(60.42 kg) 電源装置 2700 W AC 入力電源装置または DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置を シャーシに任意で取り付け可能 通気 システム ファン アセンブリの 540 CFM 音響による騒音 65.3 ∼ 73.6 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-6 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7609 ルータ Cisco 7609 ルータ 表 A-6 に、Cisco 7609 ルータの仕様を示します。 表 A-6 Cisco 7609 ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 36.65 × 17.20 × 20.32 インチ(93.09 × 43.68 × 51.61 cm)シャーシには 21 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:121 ポンド(54.88 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 8、 および AC 入力電源装置× 2) :270 ポンド(122.47 kg) 電源装置 2500 W DC 入力電源装置、3000 W AC 入力電源装置、4000 W DC 入力電 源装置、4000 W AC 入力電源装置、6000 W AC 入力電源装置、6000 W DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取り付け可能 通気 FAN-MOD-09(高速ファン トレイ)― 760 CFM 音響による騒音 67 ∼ 77 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-7 付録 A 技術仕様 Cisco 7609-S ルータ Cisco 7609-S ルータ 表 A-7 に、Cisco 7609-S ルータの仕様を示します。 表 A-7 Cisco 7609-S ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 36.65 × 17.20 × 20.32 インチ(93.09 × 43.68 × 51.61 cm)シャーシには 21 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:121 ポンド(54.88 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 1、モジュール× 8、 および AC 入力電源装置× 2) :270 ポンド(122.47 kg) 電源装置 4000 W DC 入力電源装置、4000 W AC 入力電源装置、6000 W AC 入力電 源装置、6000 W DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取 り付け可能 通気 システム ファン アセンブリの 760 CFM 音響による騒音 67 ∼ 77 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-8 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7613 ルータ Cisco 7613 ルータ 表 A-8 に、Cisco 7613 ルータの仕様を示します。 表 A-8 Cisco 7613 ルータの仕様 項目 仕様 環境 温度、動作時 32 ∼ 104°F(0 ∼ 40°C) 温度、非動作時および保管時 –40 ∼ 158°F(–40 ∼ 70°C) 湿度(RH)、動作時(結露しないこと) 10 ∼ 90% 湿度(RH)、非動作時および保管時 (結露しないこと) 高度、動作時 5 ∼ 95% 海抜 0 ∼ 10,000 フィート(0 ∼ 3048 1 m) 寸法および重量 寸法(高さ×幅×奥行) 33.15 × 17.3 × 18.1 インチ(84.2 × 43.9 × 46 cm)シャーシには 19 RU2 が必要です。 重量 シャーシのみ:90 ポンド(40.82 kg) フル装備のシャーシ(スーパーバイザ エンジン× 2、モジュール× 11、 および電源装置× 2):240 ポンド(108.9 kg) 電源装置 2500 W DC 入力電源装置、3000 W AC 入力電源装置、4000 W DC 入力電 源装置、4000 W AC 入力電源装置、6000 W AC 入力電源装置、6000 W DC 入力電源装置 ― 第 2 電源装置をシャーシに任意で取り付け可能 通気 WS-C6K-13SLT-FAN2(オプションの高速ファン トレイ)― 1090 CFM 音響による騒音 61.4 ∼ 77 dB。ISO 7779:Bystander Position(動作環境温度 86°F [30°C]) 1. 最大高度 10000 フィート(3048 m)で正常に動作するように設計、テストされています。安全適合性は、高度 6500 フィート(2000 m)に おける動作に対してのみ適用されます。 2. RU = ラック ユニット Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-9 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 表 A-9 に、Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置の仕様を示します。 表 A-9 電源装置の仕様 項目 仕様 950 W AC および DC 入力電源装置 AC 入力タイプ オートレンジ(力率補正付き) AC 入力電圧定格 100 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 12 ∼ 5 A AC 入力周波数 50/60 Hz(公称) 電源装置出力容量 950 W 最大(100 ∼ 240 VAC) DC 入力電圧定格 –48 ∼ –60 VDC(連続) DC 入力電流定格 25 A 電源装置出力(AC 電源) +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 19.15 A 電源装置出力(DC 電源) +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 19.15 A 出力保持時間 最小 20 ミリ秒(AC 入力電源装置) 4 ミリ秒(DC 入力電源装置) 1400 W AC 入力電源装置 AC 入力タイプ オートレンジ(力率補正付き) AC 入力電圧定格 100 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 • 16 A @ 100 VAC • 8 A @ 240 VAC AC 入力周波数 50/60 Hz(公称)(フルレンジの場合 ±3 Hz) 電源装置出力容量 1400 W 電源装置出力 • 15.0 A @ 1.5 V • 2.5A @ 3.3 V • 27.4 A @ 50 V 1500 W DC 入力電源装置 電源装置出力容量 1500 W 最大 システム消費電力 1770 W(合計入力電力) DC 入力電圧定格 • 北米では –48 VDC(公称)@ 37 A(動作範囲:–40.5 ∼ –56 VDC) • 他の地域では 60 VDC(公称)@ 29 A(動作範囲:–55 ∼ –72 VDC) DC 入力電流 40 A @ –48 VDC 入力電圧 電源装置出力定格 +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 29.4 A DC 入力電圧定格 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-10 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 表 A-9 電源装置の仕様 項目 仕様 1900 W AC および DC 入力電源装置 AC 入力タイプ オートレンジ(力率補正付き) AC 入力電圧定格 100 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 12 A AC 入力周波数 50/60 Hz(公称) 電源装置出力容量 1050 W 最大(100 ∼ 240 VAC) 1900 W 最大(200 ∼ 240 VAC) DC 入力電圧定格 –48 ∼ –60 VDC(連続) DC 入力電流定格 50 A 電源装置出力(AC 電源) +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 20.38 A(110 VAC) +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 37.38 A(220 VAC) 電源装置出力(DC 電源) +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 37.38 A 出力保持時間 最小 20 ミリ秒(AC 入力電源装置) 8 ミリ秒(DC 入力電源装置) 2500 W DC 入力電源装置 電源装置出力容量 2500 W 最大 システム消費電力 3520 W(合計入力電力) DC 入力電圧定格 –48 ∼ –60 VDC(連続) DC 入力電流 80 A 電源装置出力定格 15 A @ +3.3 V、5 A @ +5 V、12 A @ +12 V、55.5 A @ +42 V DC 入力端子ブロック 2 ∼ 14 AWG 銅の導体に対応します。必要な電力線の実寸法は、取り付 け業者または現場の電気技師が判断します。端子ブロック素材の温度定 格は 150°C です。 出力保持時間 4 ミリ秒 2700 W AC 入力電源装置 AC 入力タイプ オートレンジ(力率補正付き) AC 入力電圧定格 100 ∼ 120 VAC、200 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 電源装置出力容量 AC 入力周波数 電源装置出力 • 16 A @ 200 VAC(2700 W 出力) • 16 A @ 100 VAC(1350 W 出力) • 1350 W 最大(100 ∼ 120 VAC) • 2700 W 最大(200 ∼ 240 VAC) 50/60 Hz(公称)(フルレンジの場合 ±3%) • +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 37.38 A(110 VAC) • +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 2.5 A、+50 V @ 37.38 A(220 VAC) KVA 定格 3.4 KVA(高圧線動作) 出力保持時間 最小 20 ミリ秒 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-11 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 表 A-9 電源装置の仕様 項目 仕様 2700 W DC 入力電源装置 電源装置出力容量 入力を 2 つ使用する場合は 2700 W、入力を 1 つ使用する場合は 1350 W システム消費電力 3500 W(合計入力電力) DC 入力電圧 DC 入力電流 電源装置出力 • 北米では –48 VDC(公称)@ 37 A(動作範囲:–40.5 ∼ –56 VDC) • 他の地域では –60 VDC(公称)@ 29 A(動作範囲:–55 ∼ –72 VDC) 各 DC 入力につき 40 A @ –48 VDC 入力電圧(合計で 2 つの入力) • +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 5.0 A、+50 V @ 27.49 A(1DC 入力) • +1.5 V @ 15 A、+3.3 V @ 5.0 A、+50 V @ 55.61 A(2DC 入力) DC 入力端子ブロック 4 AWG 銅の導体に対応します。必要な電力線の実寸法は、取り付け業者 または現場の電気技師が判断します。 出力保持時間 8 ミリ秒 アース用ナット 1/4 インチ× 20 ワッシャ 1/4 インチ分割タイプ 必要な端子数 5/8 インチの中心に穴がある業界標準の 2 穴圧着端子 最大トルク 36 インチ ポンド 3000 W AC 入力電源装置 AC 入力タイプ 1 オートレンジ(力率補正付き) AC 入力電圧定格 100 ∼ 120 VAC、200 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 電源装置出力容量 AC 入力周波数 電源装置出力 • 16 A @ 200 VAC(3000 W 出力) • 16 A @ 100 VAC(1400 W 出力) • 1400 W 最大(100 ∼ 120 VAC) • 3000 W 最大(200 ∼ 240 VAC) 50/60 Hz(公称)(フルレンジの場合 ±3%) • 1400 W 最大(100 ∼ 120 VAC) • 3000 W 最大(200 ∼ 240 VAC) KVA 定格 3.6 KVA(高圧線動作) 出力保持時間 最小 20 ミリ秒 4000 W AC 入力電源装置 AC 入力タイプ ハイライン入力(力率補正付き) 、30 A 単相回路 AC 入力電圧定格 200 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 23 A 電源装置出力容量 4000 W 最大 AC 入力周波数 50/60 Hz(公称)(フルレンジの場合 ±3%) 電源装置出力 15 A @ +3.3 V、5 A @ +5 V、10 A @ +12 V、91.20 A @ +42 V KVA 定格 最大 5.4 kVA 出力保持時間 最小 20 ミリ秒 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-12 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 表 A-9 電源装置の仕様 項目 仕様 4000 W DC 入力電源装置 電源装置出力容量 入力を 3 つ使用する場合は 4000 W、入力を 2 つ使用する場合は 2700 W システム消費電力 5200 W(合計入力電力) DC 入力電圧 北米では –48 VDC(公称)@ 37 A(動作範囲:–40.5 ∼ 56 VDC)、 他の地域では –60 VDC(公称)@ 29 A(動作範囲:–55 ∼ –72 VDC) DC 入力電流 各 DC 入力につき 40 A @ –48 VDC 入力電圧(合計で 3 つの入力) 電源装置出力 +3.3 VDC @ 15.0 A、+5 VDC @ 5.0 A、+12 VDC @ 12.0 A、+42 VDC @ 90.63 A(入力を 3 つ使用する場合)/59.68 A(入力を 2 つ使用する場合) DC 入力端子ブロック 4 AWG 銅の導体に対応します。必要な電力線の実寸法は、取り付け業者 または現場の電気技師が判断します。 出力保持時間 8 ミリ秒 端子スタッドおよびアース スタッド 1/4 インチ× 20 ワッシャ 1/4 インチ分割タイプ 六角ナット 1/4 インチの 20 × 0.226 インチ T、SS 最大トルク 36 インチ ポンド 必要な端子数 5/8 インチの中心に穴がある業界標準の 2 穴圧着端子 推奨するアース端子 電源装置ベイ #1:左のアース端子 電源装置ベイ #2:右のアース端子 6000 W DC 入力電源装置 電源装置出力容量 6000 W は 4 つの入力がアクティブな場合、4500 W は 3 つの入力がアク ティブな場合、2800 W は 2 つの入力がアクティブな場合に使用 システム消費電力 7060 W DC 入力電圧 北米では –48 VDC(公称)@ 37 A(動作範囲:–40.5 ∼ 56 VDC)、 他の地域では –60 VDC(公称)@ 29 A(動作範囲:–55 ∼ –72 VDC) DC 入力電流 各 DC 入力につき 40 A @ –48 VDC 入力電圧(合計で 4 つの入力) 電源装置出力 • 2800 W 動作(2 つの DC 入力) − 25.0 A @ 3.3 VDC − 12.0 A @ 12 VDC − 61.2A @ 42 VDC • 4500 W 動作(3 つの DC 入力) − 25.0 A @ 3.3 VDC − 12.0 A @ 12 VDC − 101.9 A @ 42 VDC • 6000 W 動作(4 つの DC 入力) − 25.0 A @ 3.3 VDC − 12.0 A @ 12 VDC − 137.4 A @ 42 VDC DC 入力端子ブロック 最大 2 AWG 銅の導体に対応します。必要な電力線の実寸法は、取り付 け業者または現場の電気技師が判断します。 出力保持時間 8 ミリ秒 端子スタッドおよびアース スタッド 1/4 インチ× 20 ワッシャ付き 6 角ナット 1/4 インチ -20 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-13 付録 A 技術仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータの電源装置 表 A-9 電源装置の仕様 項目 仕様 最大トルク 36 インチ ポンド 必要な端子数 5/8 インチの中心に穴がある業界標準の 2 穴圧着端子 6000 W AC 入力電源装置 AC 入力タイプ ハイライン入力(力率補正付き) AC 入力電圧定格 単相、100 ∼ 120 VAC、200 ∼ 240 VAC(フルレンジの場合 ±10%) AC 入力電流定格 16 A(各入力) 電源装置出力容量 AC 入力周波数 電源装置出力 • 2900 W 最大(入力を 1 つ使用する場合は 220 VAC、両方の入力を使 用する場合は 110 VAC と 220 VAC) • 6000 W 最大(両方の入力で 220 VAC) 50/60 Hz(公称)(フルレンジの場合 ±3%) • 2900 W 動作(220 VAC 電源が 1 つまたは 110 VAC 電源が 2 つ) − 25 A @ +3.3 V − 12 A @ +12 V − 63.6 A @ +42 V • 6000 W 動作(220 VAC 電源が 2 つ) − 25 A @ +3.3 V − 12 A @ +12 V − 137.4 A @ +42 V KVA 定格 出力保持時間 7.2 KVA(高圧線動作) • 最小 20 ミリ秒 1. Power Factor Correction(PFC; 力率補正)は、すべての Cisco 7600 シリーズ AC 入力電源装置の標準機能です。PFC では、電源 AC 電流の無 効分が低下し、より高い力率(一般的に 99% 以上)およびより低い高調波電流コンポーネントが許可されます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-14 OL-4503-23-J 付録 A 技術仕様 適合規格 適合規格 Cisco 7600 シリーズ ルータは、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 7600 Series Routers』に記載されている規格に適合しています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J A-15 付録 A 技術仕様 適合規格 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド A-16 OL-4503-23-J A P P E N D I X B コネクタおよびケーブルの仕様 この付録では、Cisco 7600 シリーズ ルータに使用するケーブルおよびコネクタについて説明します。 この章の内容は次のとおりです。 • コネクタの仕様(p.B-2) • ケーブル仕様(p.B-8) 警告 火災の発生を防ぐため、必ず No. 26 AWG 以上の通信回線コードを使用してください。 警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全特別低電圧)回路を Telephone Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには Safety Extra-Low Voltage(SELV)回路があり、WAN ポートには Telephone Network Voltage(TNV)回路がありま す。一部の LAN ポートと WAN ポートは、どちらも RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルの接 続には十分注意してください。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-1 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 コネクタの仕様 ここでは、Cisco 7600 シリーズ ルータに使用するコネクタ タイプについて説明します。 (注) • RJ-45(p.B-2) • Mini-SMB(p.B-2) • MT-RJ(p.B-3) • LC(p.B-4) • SC タイプ(p.B-4) • GBIC(p.B-5) 光インターフェイスのクリーニングについては、 http://www.cisco.com/warp/public/127/cleanfiber2.html を参照してください。 RJ-45 RJ-45 コネクタ(図 B-1 を参照)は、カテゴリ 3 またはカテゴリ 5 のシールド付きまたはシールド なしツイストペアケーブルを使用して、外部ネットワークとモジュール インターフェイス コネク タを接続する場合に使用します。 図 B-1 RJ-45 インターフェイス ケーブル コネクタ RJ-45 H1567a 1 8 Mini-SMB Mini-SMB(シリアル管理バス)コネクタ(図 B-2 を参照)は、RG-179 75 Ω 銅同軸ケーブルを使用 してチャネライズド DS3 OSM(オプティカル サービス モジュール)と光ネットワークを接続する 場合に使用します。 Mini-SMB ケーブル コネクタ 77891 図 B-2 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-2 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 オプションで次のケーブルを使用できます。 • 2-MINISMB/BNC-M ― Mini-SMB およびオス型 BNC コネクタ付き 10 フィート(3 m)ケーブ ル2本 • 2-MINISMB/BNC-F ― Mini-SMB およびメス型 BNC コネクタ付き 10 フィート(3 m)ケーブル 2本 • 2-MINISMB-OPEN ― Mini-SMB 付き 82 フィート(25 m)ケーブル 2 本、オープン エンド型開 口部 MT-RJ 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 MT-RJ タイプのコネクタ(図 B-3 を参照)は、光ファイバ モジュール上でポート密度を向上させ るために使用します。 MT-RJ コネクタ 14367 図 B-3 MT-RJ ケーブルをモジュールに接続する際には、コネクタ プラグをソケットにしっかり押し込ん でください。プラグ上部の端はソケット上部の手前の端にしっかりと装着されます(実際にカチッ という音がするとは限りません)。プラグを軽く引き、プラグがソケットに固定されているかどう かを確認します。ソケットからプラグを外す場合は、プラグ上部の高くなっている部分を押し下げ ます(ラッチを解除します)。カチッという音が聞こえれば、ラッチは解除されています。慎重に ソケットからプラグを引き抜きます。 モジュールから光ファイバ ケーブルを外す際には、コネクタ本体を持ちます。コネクタのジャケッ ト スリーブは持たないようにしてください。スリーブを持って引っ張ると、長時間使用する間に、 MT-RJ コネクタ内の光ファイバ ケーブル終端が破損する場合があります。 コネクタは必ずソケットに完全に差し込んでください。モジュールを長距離(1.24 マイル [2 km]) のネットワーク、または減衰が大きいと考えられるネットワークに接続する場合には、特にこのこ とが重要になります。LINK LED が点灯しない場合は、ネットワーク ケーブルのプラグを外してか ら、もう一度モジュール ソケットにしっかり差し込んでください。プラグの前面プレート(光ファ イバの開口部の周辺)に埃や皮脂がたまると大きな減衰が生じて、光パワー レベルがしきい値レベ ルを下回り、リンクを確立できなくなることがあります。 MT-RJ プラグの前面プレートをクリーニングする手順は、次のとおりです。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-3 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 ステップ 1 糸くずの出ない柔らかい布を純度 99% のイソプロピル アルコールに浸し、前面プレートを丁寧に 拭きます。 ステップ 2 乾いた柔らかい布で前面プレートを慎重に拭きます。 ステップ 3 ケーブルを取り付ける前に、圧縮空気で前面プレートから埃を取り除きます。 (注) 使用していないモジュール コネクタおよびネットワーク光ファイバ ケーブル コネクタには、必ず ダスト キャップを取り付けてください。 LC 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 LC 光ファイバ コネクタ(図 B-4 を参照)は、SMF(シングルモード光ファイバ)を使用したチャ ネライズド OC-12 および OC-48 OSM と光ネットワークとの接続に使用します。 LC 光ファイバ コネクタ 58476 図 B-4 SC タイプ 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 SC タイプ光ファイバ コネクタ(図 B-5 を参照)は、光ファイバ モジュール ポートと外部ネット ワークを接続する場合に使用します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-4 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 SC タイプ光ファイバ コネクタ H2214 図 B-5 GBIC 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)は、モジュールと光ファイバ ネットワークを接 続するために、ギガビット イーサネット モジュールに装着するホットスワップ可能な入出力装置 です。GBIC は、2 つのハードウェア モデルで使用できます。3 つのオプティカル モデル、および 32 個の Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)モデルがあります。 図 B-6 に、2 種類のハードウェア モデルを示します。表 B-1 に、3 種類のオプティカル モデルを示 します。表 B-2 に DWDM モデルを示します。 GBIC のハードウェア モデル 51178 図 B-6 表 B-1 GBIC のオプティカル モデル一覧 GBIC 製品番号 短波(1000BASE-SX) WS-G5484 長波 / 長距離(1000BASE-LX/LH) WS-G5486 超長距離(1000BASE-ZX) WS-G5487 WS-G5484 WS-G5484 GBIC(1000BASE-SX)は、通常のマルチモード光ファイバ リンク距離(最大 550 m)で 動作します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-5 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 WS-G5486 WS-G5486 GBIC(1000BASE-LX/LH)イ ン タ ー フ ェ イ ス は、IEEE(米 国 電 気 電 子 学 会)802.3z 1000BASE-LX 規格に完全に準拠しています。ただし、オプティカル品質が優れているため、SMF で 10 km の距離まで到達可能です(規格で定められている到達距離は 5 km です) 。 WS-G5487 WS-G5487 GBIC(1000BASE-ZX)は、通常のシングルモード光ファイバ リンク距離(最大 70 km) で動作します。高品質のシングルモード ファイバまたは分散シフト型シングルモード ファイバを 使用することで、最大 100 km までのリンク距離が可能になります(高品質のシングルモード ファ イバとは、通常のシングルモード ファイバと比較して単位距離あたりの減衰率が小さいファイバで す。分散シフト型シングルモード ファイバとは、単位距離あたりの減衰率と分散率が両方とも小さ いファイバです)。 WS-G5487 GBIC には、シングルモード光ファイバ ケーブルを接続する必要があります。これは長 距離通信アプリケーションで一般に使用されるケーブル タイプです。WS-G5487 GBIC は、マルチ モード ファイバに接続すると正常に動作しません。この GBIC は、マルチモード ファイバがよく 使用される環境(建物内バックボーンまたは水平ケーブル接続など)には適していません。 WS-G5487 GBIC は、さまざまなスイッチおよびルータ製品で見られるように、ギガビット イーサ ネット インターフェイス用の Physical Medium Dependent(PMD; 物理メディア依存)コンポーネン トとして使用することを目的としています。この GBIC は 1,250 M ボーの信号速度で動作し、8B/10B の符号化データを送受信します。 短距離のシングルモード ファイバを使用する際、レシーバーに負荷がかかり過ぎないようにするた め、リンクに光減衰器を直列に挿入しなければならない場合があります。 • 光ファイバ ケーブルの距離が 25 km 未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プ ラントと WS-G5487 GBIC の受信ポートの間に、10 dB の光減衰器を直列に挿入してください。 • 光ファイバ ケーブルの距離が 25 km 以上、50 km 未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと WS-G5487 GBIC の受信ポートの間に、5 dB の光減衰器を直列に挿入して ください。 GBIC は、SC タイプ コネクタを使用して、モジュールを光ファイバ ケーブルにリンクします。 DWDM GBIC トランシーバ DWDM GBIC トランシーバは、DWDM 光ネットワークの一部として使用します。これにより、光 ファイバ ネットワークで大容量の帯域が提供されます。32 個の固定波長 GBIC があり、International Telecommunications Union(ITU; 国際電気通信連合)100 GHz 波長グリッドがサポートされます。互 換性があるモジュールの一覧、および DWDM GBIC のサポートに必要なソフトウェア リリース レ ベルについては、リリース ノートを参照してください。図 B-7 は、DWDM GBIC のハードウェア 形式です。 DWDM GBIC トランシーバ 36494 図 B-7 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-6 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 コネクタの仕様 表 B-2 は、DWDM GBIC 製品番号、GBIC の簡単な説明、ITU チャネル番号の一覧です。 表 B-2 DWDM GBIC 製品番号と ITU チャネル番号 DWDM GBIC 製品番号 説明 ITU チャネル DWDM-GBIC-60.61 1000BASE-DWDM 1560.61 nm GBIC 21 DWDM-GBIC-59.79 1000BASE-DWDM 1559.79 nm GBIC 22 DWDM-GBIC-58.98 1000BASE-DWDM 1558.98 nm GBIC 23 DWDM-GBIC-58.17 1000BASE-DWDM 1558.17 nm GBIC 24 DWDM-GBIC-56.55 1000BASE-DWDM 1556.55 nm GBIC 26 DWDM-GBIC-55.75 1000BASE-DWDM 1555.75 nm GBIC 27 DWDM-GBIC-54.94 1000BASE-DWDM 1554.94 nm GBIC 28 DWDM-GBIC-54.13 1000BASE-DWDM 1554.13 nm GBIC 29 DWDM-GBIC-52.52 1000BASE-DWDM 1552.52 nm GBIC 31 DWDM-GBIC-51.72 1000BASE-DWDM 1551.72 nm GBIC 32 DWDM-GBIC-50.92 1000BASE-DWDM 1550.92 nm GBIC 33 DWDM-GBIC-50.12 1000BASE-DWDM 1550.12 nm GBIC 34 DWDM-GBIC-48.51 1000BASE-DWDM 1548.51 nm GBIC 36 DWDM-GBIC-47.72 1000BASE-DWDM 1547.72 nm GBIC 37 DWDM-GBIC-46.92 1000BASE-DWDM 1546.92 nm GBIC 38 DWDM-GBIC-46.12 1000BASE-DWDM 1546.12 nm GBIC 39 DWDM-GBIC-44.53 1000BASE-DWDM 1544.53 nm GBIC 41 DWDM-GBIC-43.73 1000BASE-DWDM 1543.73 nm GBIC 42 DWDM-GBIC-42.94 1000BASE-DWDM 1542.94 nm GBIC 43 DWDM-GBIC-42.14 1000BASE-DWDM 1542.14 nm GBIC 44 DWDM-GBIC-40.56 1000BASE-DWDM 1540.56 nm GBIC 46 DWDM-GBIC-39.77 1000BASE-DWDM 1539.77 nm GBIC 47 DWDM-GBIC-39.98 1000BASE-DWDM 1539.98 nm GBIC 48 DWDM-GBIC-38.19 1000BASE-DWDM 1538.19 nm GBIC 49 DWDM-GBIC-36.61 1000BASE-DWDM 1536.61 nm GBIC 51 DWDM-GBIC-35.82 1000BASE-DWDM 1535.82 nm GBIC 52 DWDM-GBIC-35.04 1000BASE-DWDM 1535.04 nm GBIC 53 DWDM-GBIC-34.25 1000BASE-DWDM 1534.25 nm GBIC 54 DWDM-GBIC-32.68 1000BASE-DWDM 1532.68 nm GBIC 56 DWDM-GBIC-31.90 1000BASE-DWDM 1531.90 nm GBIC 57 DWDM-GBIC-31.12 1000BASE-DWDM 1531.12 nm GBIC 58 DWDM-GBIC-30.33 1000BASE-DWDM 1530.33 nm GBIC 59 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-7 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 ケーブル仕様 Cisco 7600 シリーズ ルータに付属のアクセサリ キットには、コンソール(ASCII 端末または端末エ ミュレーション ソフトウェアが稼働している PC)またはモデムをコンソール ポートに接続するた めに必要なケーブルおよびアダプタが入っています。 アクセサリ キットの内容は、次のとおりです。 • RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル • RJ-45/DB-9 メス型 DTE アダプタ([Terminal] のラベル付き) • RJ-45/DB-25 メス型 DTE アダプタ([Terminal] のラベル付き) • RJ-45/DB-25 オス型 Data Circuit Terminating Equipment(DCE; データ回線終端装置)アダプタ ([Modem] のラベル付き) これらのケーブルおよびアダプタは、Cisco 2500 シリーズ ルータおよびその他のシスコ製品に付属 しているものと同じです。 コンソール ポート モード スイッチ スーパーバイザ エンジンの前面パネルにあるコンソール ポート モード スイッチを使用すると、端 末またはモデムを次の方法でコンソール ポートに接続できます。 (注) コンソール ポート モード スイッチの操作には、ボールペンの先端など、先のとがったものを使用 してください。出荷時には、このスイッチは in の位置になっています。 • モード 1 ― スイッチは in の位置です。RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルと DTE アダプタ ([Terminal] のラベル付き)を使用してコンソール ポートに端末を接続する場合は、このモード にします。 RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルと DCE アダプタ([Modem] のラベル付き)を使用してコ ンソール ポートにモデムを接続する場合も、このモードにします。 「コンソール ポート モード 1 の信号およびピン割り当て」(p.B-9)を参照してください。 • モード 2 ― スイッチは out の位置です。Catalyst 5000 ファミリー Supervisor Engine III のコンソー ル ケーブルと端末接続用の適切なアダプタ(このケーブルとアダプタは付属外)を使用してコ ンソール ポートに端末を接続する場合は、このモードにします。 「コンソール ポート モード 2 の信号およびピン割り当て」(p.B-11)を参照してください。 ロールオーバー ケーブルの識別 ケーブルの両端を比較すると、ロールオーバー ケーブルを識別できます。ケーブルの両端を、タブ を裏側にして両手で並べて持った場合に、左のプラグの外側にあるピンに接続されたワイヤと、右 のプラグの外側にあるピンに接続されたワイヤが、同じ色になります(図 B-8 を参照)。シスコシ ステムズから購入したケーブルの場合、一方のコネクタではピン 1 がホワイトで、もう一方のコネ クタではピン 8 がホワイトです(ロールオーバー ケーブルは、ピン 1 と 8、ピン 2 と 7、ピン 3 と 6、ピン 4 と 5 というように、左右で逆になっています) 。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-8 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 図 B-8 ロールオーバー ケーブルの識別 1 8 1 H3824 8 コンソール ポート モード 1 の信号およびピン割り当て ここでは、モード 1(ポート モード スイッチが in の位置)のコンソール ポートについて、信号お よびピン割り当てを示します。 DB-9 アダプタ(PC との接続用) 端末エミュレーション ソフトウェアが稼働している PC にコンソール ポートを接続するには、 RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルと RJ-45/DB-9 メス型 DTE アダプタ ([Terminal] のラベル付き) を使用します。表 B-3 に、非同期シリアル コンソール ポート、RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブ ル、および RJ-45/DB-9 メス型 DTE アダプタのピン割り当てを示します。 表 B-3 ポート モード 1 の信号およびピン割り当て(DB-9 アダプタ) コンソール ポート RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル RJ-45/DB-9 ターミナル アダプタ コンソール装置 信号 RJ-45 ピン DB-9 ピン 信号 8 8 CTS RJ-45 ピン 1 RTS 1 DTR 2 7 6 DSR TxD 3 6 2 RxD GND 4 5 5 GND GND 5 4 5 GND RxD 6 3 3 TxD DSR 7 2 4 DTR 1 7 RTS CTS 8 1 1. ピン 1 はピン 8 に内部で接続されています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-9 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 DB-25 アダプタ(端末との接続用) 端末にコンソール ポートを接続するには、RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルと RJ-45/DB-25 メ ス型 DTE アダプタ([Terminal] のラベル付き)を使用します。表 B-4 に、非同期シリアル コンソー ル ポート、RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル、および RJ-45/DB-25 メス型 DTE アダプタのピン 割り当てを示します。 表 B-4 ポート モード 1 の信号およびピン割り当て(DB-25 アダプタ) コンソール ポート RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル RJ-45/DB-25 ターミナル アダプタ コンソール装置 信号 RJ-45 ピン DB-25 ピン 信号 8 5 CTS RJ-45 ピン 1 RTS 1 DTR 2 7 6 DSR TxD 3 6 3 RxD GND 4 5 7 GND GND 5 4 7 GND RxD 6 3 2 TxD DSR 7 2 20 DTR 1 4 RTS CTS 8 1 1. ピン 1 はピン 8 に内部で接続されています。 モデム アダプタ モデムにコンソール ポートを接続するには、RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブルと RJ-45/DB-25 オス型 DCE アダプタ([Modem] のラベル付き)を使用します。表 B-5 に、非同期シリアル AUX ポート、RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル、および RJ-45/DB-25 オス型 DCE アダプタのピン割 り当てを示します。 表 B-5 ポート モード 1 の信号およびピン割り当て(モデム アダプタ) コンソール ポート RJ-45/RJ-45 ロールオーバー ケーブル RJ-45/DB-25 モデム アダプタ モデム 信号 RJ-45 ピン DB-25 ピン 信号 8 4 RTS RJ-45 ピン 1 RTS 1 DTR 2 7 20 DTR TxD 3 6 3 TxD GND 4 5 7 GND GND 5 4 7 GND RxD 6 3 2 RxD DSR 7 2 8 DCD 1 5 CTS CTS 8 1 1. ピン 1 はピン 8 に内部で接続されています。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-10 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 コンソール ポート モード 2 の信号およびピン割り当て ここでは、モード 2(ポート モード スイッチが out の位置)のコンソール ポートについて、信号お よびピン割り当てを示します(ピン割り当てについては表 B-6 を参照)。 表 B-6 ポート モード 2 の信号およびピン割り当て(ポート モード スイッチが out の位置の場合) コンソール ポート コンソール装置 ピン(信号) 入出力 1 1(RTS) 出力 2(DTR) 出力 3(RxD) 入力 4(GND) GND 5(GND) GND 6(TxD) 出力 7(DSR) 入力 1 入力 8(CTS) 1. ピン 1 はピン 8 に内部で接続されています。 モードコンディショニング パッチコード LX/LH(長波 / 長距離)GBIC に直径 62.5 ミクロンの MMF(マルチモード光ファイバ)ケーブルを 使用する場合は、リンクの送信側と受信側の両方で、GBIC と MMF ケーブルとの間にモードコン ディショニング パッチコード(シスコ製品番号:CAB-GELX-625 または同等品)を取り付ける必 要があります。このパッチコードは、リンク距離が 984 フィート(300 m)を超える場合に必要に なります。 (注) リンク距離が非常に短い(33 ∼ 328 フィート [10 ∼ 100 m])場合でも、パッチコードを使用せずに LX/LH GBIC に MMF を使用することは推奨できません。BER(ビット エラー レート)が上昇する 原因になります。 IEEE 規格に準拠するためには、パッチコードが必要です。IEEE は、光ファイバケーブル コアの中 心の問題によって、特定タイプの光ファイバケーブルではリンク距離が適合しないことを確認して います。問題を解決するには、パッチコードを使用して、正確なオフセットで中心からレーザー光 を送出する必要があります。1000BASE-LX の IEEE 802.3z 規格に対する LX/LH GBIC の準拠は、 パッチコードの出力を前提とします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-11 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 パッチコードの構成例 図 B-9 に、パッチコードを使用した一般的な構成方法を示します。 図 B-9 パッチコードの構成 Rx Tx 1000BASE-LX/LH 1000BASE-LX/LH Rx 984 13088 Tx 300 m パッチコードの取り付け 警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射 されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでくださ い。 パッチコードの [To Equipment] ラベルが付いている側を、GBIC に差し込みます(図 B-10 を参照)。 パッチコードの [To Cable Plant] ラベルが付いている側を、パッチパネルに接続します。パッチコー ドの長さは 9.84 フィート(3 m)で、両端にデュプレックス SC タイプ オス コネクタが付いています。 図 B-10 パッチコードの取り付け To cable plant 13089 To equipment DMD SMF ケーブル用の未調整レーザー光源を MMF ケーブルに直接接続した場合、Differential Mode Delay(DMD; ディファレンシャル モード遅延)が発生することがあります。DMD が発生すると、 光ファイバ ケーブルのモード帯域幅が減少し、信頼性のある伝送を保証できるリンク距離(トラン スミッタとレシーバー間の距離)が短くなります。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-12 OL-4503-23-J 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 ギガビット イーサネット仕様(IEEE 802.3z)には、イーサネット通信のパラメータ(Gbps)が規 定されています。802.3z では、レーザーベースの光コンポーネントを使用した MMF ケーブルでの データ伝送を定義することにより、敷設済みの MMF ケーブルを利用したバックボーンとサーバ間 の高速イーサネット接続を提示しています。 レーザーは、ギガビット イーサネットに必要なボー レートと長距離伝送を達成します。802.3z ギ ガビット イーサネット標準化委員会は、レーザーと MMF ケーブルの特定の組み合わせでは、一定 の条件下で DMD が発生することを明らかにしました。その結果、他にジッタの要因が発生し、MMF ケーブルによるギガビット イーサネットの到達距離が制限されることがわかっています。 DMD が発生する状況では、単一のレーザー光パルスによって、MMF ケーブル内でいくつかのモー ドが均等に励振されます。これらのモード、すなわち光路は、複数の異なる伝搬路をたどります。 伝搬路の長さはそれぞれ異なる場合があるので、ケーブル内を光が進むにつれて、各伝搬路の遅延 時間に差異が生じます。DMD が発生すると、ケーブルを通過する単一パルスの孤立性が損なわれ、 極端な場合には、2 つの独立したパルスが生じることがあります。連鎖パルスは相互に干渉しやす いので、信頼できる方法でデータを回復するのが困難になります。 DMD は、敷設されたすべての光ファイバケーブル上で発生するわけではありません。光ファイバ とトランシーバの組み合わせが悪い場合に発生します。ギガビット イーサネットは、ボー レート が非常に高く、MMF ケーブルの距離が長いため、DMD が問題になります。SMF ケーブルおよび 銅ケーブルでは、DMD の問題は起きません。 MMF ケーブルのテストは、LED 光源を使用した場合に限定して行われてきました。LED は、光 ファイバケーブル内に「オーバーフィルド ラウンチ条件」と呼ばれる状態を作ります。オーバー フィルド ラウンチ条件は、LED トランスミッタが光ファイバケーブル内に、広範囲のモードに拡 散した光を入射する状態を意味します。暗い室内で電球を照らしたときのように、光がさまざまな 方向に拡散してケーブル内を満たし、多数のモードが発生します(図 B-11 を参照) 。 図 B-11 LED とレーザー光による光路の違い LED 12871 LED レーザーから入射される光は、LED よりも集束された状態で発光します。レーザー トランスミッ タからの光は、光ファイバケーブル内に存在するモード(すなわち光路)のうち、ごく少数のモー ドだけを通過します(図 B-11 を参照)。 DMD の問題を解決するには、光源(トランスミッタ)から入射されたレーザー光が、LED 光源か らケーブル内に入射されたときのように、光ファイバ ケーブルの直径に対して均等に分散されるよ うに調整する必要があります。光のモードをスクランブルすると、光パワーがすべてのモードに均 等に分散され、光パワーが少数のモードだけに集中する状況を回避できます。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J B-13 付録 B コネクタおよびケーブルの仕様 ケーブル仕様 これに対して未調整の入射状態では、最悪の場合、光ファイバケーブルの中心にすべての光が集中 し、均等に励振されるモードはごく少数になります。 DMD の発生する度合いは、MMF ケーブルごとに大きく異なります。敷設されたケーブル設備で は、DMD の影響を評価する有効なテスト方法はありません。したがって、リンク距離が 984 フィー ト(300 m)を超える場合には、MMF ケーブルを使用するすべてのアップリンク モジュールに、 モードコンディショニング パッチコードを使用する必要があります。リンク距離が 300 m 未満の場 合には、パッチコードを使用しなくてもかまいません(ただし、短距離にパッチコードを使用して も支障はありません) 。 リンク距離が 984 フィート(300 m)未満の場合は、パッチコードを使用しなくてもかまいません。 (注) ただし、リンク距離が非常に短い(33 ∼ 328 フィート[10 ∼ 100 m])場合には、パッチコードを 付けずに LX/LH GBIC に MMF を使用することは推奨できません。BER が上昇する原因になりま す。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド B-14 OL-4503-23-J A P P E N D I X C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 この付録では、次のルータを工場に返品する場合の再梱包手順と運搬方法を説明します。 • Cisco 7603 ルータ(p.C-1) • Cisco 7606 ルータ(p.C-3) • Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ(p.C-5) • Cisco 7613 ルータ(p.C-8) Cisco 7603 ルータ 警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)の ハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらの ハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。装置を持ち上げるときは、 シャーシの統合部品であるハンドルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてくださ い。 Cisco 7603 ルータを返品したり輸送したりする場合は、元の梱包材を使用し、次の手順でルータを 再梱包します。 ステップ 1 底パレットに載せた梱包材にシャーシを置きます(図 C-1 を参照)。 ステップ 2 シャーシの両側に梱包材を置きます。 ステップ 3 上部梱包材をシャーシの上に載せます。 ステップ 4 上部梱包材の上にアクセサリ キットを載せます。 ステップ 5 外箱の開口部を横向きにして、接着部分を上にします。パレットを横方向にずらして、外箱の中に 入れます。 ステップ 6 梱包用テープで外箱に封をします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J C-1 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7603 ルータ Cisco 7603 ルータの梱包材 63872 図 C-1 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド C-2 OL-4503-23-J 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7606 ルータ Cisco 7606 ルータ 警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)の ハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらの ハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。装置を持ち上げるときは、 シャーシの統合部品であるハンドルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてくださ い。 Cisco 7606 ルータを返品したり輸送したりする場合は、元の梱包材を使用し、次の手順でルータを 再梱包します。 ステップ 1 底パレットに載せた梱包材にシャーシを置きます(図 C-2 を参照)。 ステップ 2 上部梱包材をシャーシの上に載せます。 ステップ 3 上部梱包材の上にアクセサリ キットを載せます。 (注) 隙間なく梱包するためには、アクセサリ キットを載せる必要があります。 ステップ 4 外箱をパッケージ全体に被せます。 ステップ 5 外箱を折り曲げて上面に合わせ、梱包用テープで留めます。 ステップ 6 パッケージの上下に 3 本の梱包用ストラップを回して、外箱と底パレットを一緒に固定します(図 C-3 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J C-3 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7606 ルータ 図 C-2 Cisco 7606 ルータの梱包材 68336 Cisco 7606 Cisco 7606 ルータの梱包(完成図) 12985 図 C-3 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド C-4 OL-4503-23-J 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ 警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)の ハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらの ハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。装置を持ち上げるときは、 シャーシの統合部品であるハンドルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてくださ い。 Cisco 7609 ルータまたは Cisco 7609-S ルータを返品したり輸送したりする場合は、元の梱包材を使 用し、次の手順でルータを再梱包します。 ステップ 1 電源装置をシャーシに取り付けます。 ステップ 2 底パレットに載せた梱包材にシャーシを置きます(図 C-4 を参照)。 ステップ 3 梱包袋をシャーシの上から被せます。 ステップ 4 上部梱包材をシャーシの上に載せます。 ステップ 5 外箱をパッケージ全体に被せます。 ステップ 6 ケーブル マネジメント キットおよびアクセサリ キットを上部梱包材の上に載せます。 (注) 隙間なく梱包するためには、アクセサリ キットを載せる必要があります。 ステップ 7 外箱を上に被せます。 ステップ 8 パッケージの上下に 3 本の梱包用ストラップを回して、外箱と底パレットを一緒に固定します(図 C-5 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J C-5 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ Cisco 7609 ルータの梱包材 85740 図 C-4 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド C-6 OL-4503-23-J 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7609 ルータおよび Cisco 7609-S ルータ Cisco 7609 ルータの梱包(完成図) 85748 図 C-5 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J C-7 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7613 ルータ Cisco 7613 ルータ 警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)の ハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらの ハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。装置を持ち上げるときは、 シャーシの統合部品であるハンドルを使用するか、シャーシの下端を下から持つようにしてくださ い。 Cisco 7613 ルータを返品したり輸送したりする場合は、元の梱包材を使用し、次の手順でルータを 再梱包します。 ステップ 1 シャーシを底パレットに収めます(図 C-6 を参照) 。 ステップ 2 梱包袋をシャーシの上から被せます。 ステップ 3 前面梱包材および電源装置用梱包材をシャーシの周りに取り付けます。 ステップ 4 電源装置用梱包材の枠の中に電源装置を収めます(図 C-6 を参照)。 ステップ 5 上部梱包材をシャーシおよび電源装置の上に載せます。 ステップ 6 ラックマウント キットおよびアクセサリ キットを上部梱包材の上に載せます。 (注) 隙間なく梱包するためには、アクセサリ キットを載せる必要があります。 ステップ 7 外箱をパッケージ全体に被せます。 ステップ 8 外箱を折り曲げて上面に合わせ、梱包用テープで留めます。 ステップ 9 パッケージの上下に 3 本の梱包用ストラップを回して、外箱と底パレットを一緒に固定します(図 C-7 を参照)。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド C-8 OL-4503-23-J 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7613 ルータ Cisco 7613 ルータの梱包材 図 C-7 Cisco 7613 ルータの梱包(完成図) 12985 12984 図 C-6 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J C-9 付録 C Cisco 7600 シリーズ ルータの再梱包 Cisco 7613 ルータ Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド C-10 OL-4503-23-J A P P E N D I X D コンフィギュレーション レジスタ情報 この付録では、以下について説明します。 • コンフィギュレーション ビットの意味(p.D-2) • Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示(p.D-6) • ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示(p.D-7) • Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定(p.D-7) • ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定(p.D-8) Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J D-1 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 コンフィギュレーション ビットの意味 コンフィギュレーション ビットの意味 次の作業を行うには、この付録に含まれているプロセッサ コンフィギュレーション レジスタ情報 を使用してください。 • コンフィギュレーション レジスタ値の設定および表示 • システムのブートストラップ プログラムへの強制割込み • ブート ソースおよびデフォルト ブート ファイル名の選択 • ブレーク機能の有効化もしくは無効化 • ブロードキャスト アドレスの制御 • コンソール端末のボーレートの設定 • ROM からのオペレーティング ソフトウェアのロード • Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)サーバからのブートの有効化 表 D-1 に、各コンフィギュレーション メモリ ビットの一覧を示します。この表のあとで、それぞ れの設定について詳しく説明します。 表 D-1 コンフィギュレーション レジスタのビット設定 ビット番号 16 進 意味 00 ∼ 03 0x0000 ∼ 0x000F ブート フィールド 06 0x0040 システム ソフトウェアによる、NVRAM(不揮発性 RAM)の内 容の無視 07 0x0080 Original Equipment Manufacturer(OEM)ビットの有効化 08 0x0100 ブレークの無効化 10 0x0400 すべてがゼロの IP ブロードキャスト 11 ∼ 12 0x800 ∼ 0x1000 コンソール回線速度 13 0x2000 初期ブートが失敗した場合、デフォルトの ROM ソフトウェア を起動 14 0x4000 IP ブロードキャストにネットワーク番号がない 15 0x8000 診断メッセージを有効にして、NVRAM の内容を無視 ビット 0 ∼ 3 プロセッサ コンフィギュレーション レジスタの最下位 4 ビット(ビット 3、2、1、0)は、ブート フィールドを形成します。ビット設定について表 D-2 で説明します。 表 D-2 ビット 0 ∼ 3 の設定 ブート フィールド 意味 0 リロードしたとき、または電源を再投入したとき、システム ブートスト ラップ プロンプト(ROM モニタ)に留まる 1 ブート ヘルパー イメージをシステム イメージとして起動 2 完全なブート プロセス。Cisco IOS イメージをフラッシュ メモリにロード 2∼F TFTP サーバからネットワークでブートする場合、デフォルト ファイル名 を指定 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド D-2 OL-4503-23-J 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 コンフィギュレーション ビットの意味 ブート フィールドは 2 進数で指定されます。ブート フィールドの値を 0 に設定する場合は、オペ レーティング システムを手動で起動するためのコンソール ポート アクセスが必要です。次に示す ようにブートストラップ プロンプトに b コマンドを入力して、オペレーティング システムを起動 してください。 > b [tftp] flash filename さまざまなコマンド オプションの定義は次のとおりです。 b ― デフォルト システム ソフトウェアを ROM から起動 b flash ― フラッシュ メモリの最初のファイルを起動 b filename [host] ― TFTP を使用してネットワークで起動 b flash filename ― ファイル(filename)をフラッシュ メモリから起動 ブート フィールドの値を 2 から F の値に設定し、有効なシステム ブート コマンドがコンフィギュ レーション ファイルに格納されている場合は、その値によって指示されるように、ルータはシステ ム ソフトウェアを起動します(表 D-3 を参照) 。その他のビット パターンにブート フィールドを設 定した場合は、ルータによってその数値が使用され、ネットブート用にデフォルト ブート ファイ ル名が形成されます。 コンフィギュレーション ファイルに boot コマンドが存在しない場合は、システム フラッシュ メモ リ内にある最初のファイルの起動がルータによって試行されます。システム フラッシュ メモリに ファイルがない場合は、ブート フィールドの値から派生した名前(たとえば cisco2-7301)のデフォ ルト ファイルのネットブートがルータによって試行されます。ネットブートが失敗した場合は、 ブート フラッシュ メモリのブート ヘルパー イメージが起動します。 コンフィギュレーション ファイルに boot コマンドがある場合は、プロセスが正常に実行されるか リストの末尾に達するまで、それぞれの boot コマンドがルータ ソフトウェアによって順番に処理 されます。ファイルが正常に起動されずにリストの末尾に達すると、コンフィギュレーション レジ スタのビット 13 を設定した場合は netboot コマンドが 6 回までルータによって試行されます。ビッ ト 13 を設定しなかった場合は、ROMmon のオペレーティング システム ソフトウェアがロードされ ます。ビット 13 を設定していない場合、ルータはネットブート イメージを無限に実行します。ビッ ト 13 のデフォルト設定は 0 です。ビット 13 を設定すると、システムは、ブート フラッシュ メモ リのブート ヘルパー イメージを再試行しないで起動します。 サーバでは、自動コンフィギュレーション プロセスの一部としてデフォルト ファイル名が作成さ れます。ブート ファイル名は Cisco で始まり、その後にブート フィールド番号の 8 進数、ダッシュ、 イメージ名が続きます。表 D-3 は、デフォルト ブート ファイル名またはアクションのリストです。 (注) NVRAM のルータ設定の boot system configuration コマンドは、デフォルトのネットブート ファイ ル名を無効にします。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J D-3 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 コンフィギュレーション ビットの意味 表 D-3 デフォルト ブート ファイル名 アクション / ファイル名 ビット 3 ビット 2 ビット 1 ビット 0 ブートストラップ モード 0 0 0 0 ROM ソフトウェア 0 0 0 1 フラッシュ ソフトウェア 0 0 1 0 cisco3-<image-name1> 0 0 1 1 cisco4-<image-name2> 0 1 0 0 cisco5-<image-name3> 0 1 0 1 cisco6-<image-name4> 0 1 1 0 cisco7-<image-name5> 0 1 1 1 cisco10-<image-name6> 1 0 0 0 cisco11-<image-name7> 1 0 0 1 cisco12-<image-name8> 1 0 1 0 cisco13-<image-name9> 1 0 1 1 cisco14-<image-name10> 1 1 0 0 cisco15-<image-name11> 1 1 0 1 cisco16-<image-name12> 1 1 1 0 cisco17-<image-name13> 1 1 1 1 ビット 6 ビット 6 では、システム ソフトウェアにより、NVRAM の内容が無視されます。 ビット 7 ビット 7 では OEM ビットが有効になります。ブートストラップ メッセージは起動時に無効になり ます。 ビット 8 ビット 8 は、コンソールの Break キーを制御します。ビット 8 を設定すると(出荷時のデフォル ト)、コンソールの Break キーが無視されます。ビット 8 をクリアすると、ブレークがコマンドと してプロセッサによって解釈され、システムがブートストラップ モニタ状態になって通常の動作が 停止します。ブレークは、コンフィギュレーション設定に関係なく、システムの再起動中に最初の 60 秒以内に送信できます。 ビット 10 とビット 14 ビット 10 では、インターネット IP ブロードキャスト アドレスのホスト部分を制御します。ビット 10 を設定すると、すべて 0 の値を使用します。ビット 10 をクリアすると(出荷時のデフォルト)、 すべて 1 の値を使用します。ビット 10 はビット 14 と相互に作用します。ビット 14 では、IP ブロー ドキャスト アドレスのネットワーク部分とサブネット部分を制御します。表 D-4 にビット 10 とビッ ト 14 の組み合わせについて示します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド D-4 OL-4503-23-J 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 コンフィギュレーション ビットの意味 表 D-4 ビット 10 とビット 14 の設定 ビット 14 ビット 10 IP アドレス(< ネット > < ホスト >) オフ オフ < すべて 1>< すべて 1> オフ オン < すべて 0>< すべて 0> オン オン < ネット >< すべて 0> オン オフ < ネット >< すべて 1> ビット 11 とビット 12 コンフィギュレーション レジスタのビット 11 とビット 12 により、コンソール端末のボーレートが 決まります。表 D-5 に 4 つの使用可能なボーレートのビット設定について示します(出荷時のボー レートのデフォルト設定は 9600)。 表 D-5 ビット 11 とビット 12 の設定 ボー ビット 12 ビット 11 9600 0 0 4800 0 1 2400 1 1 1200 1 0 ビット 13 ビット 13 では、ブートロードの失敗に対するサーバの応答を定めます。コンフィギュレーション ファイルに boot コマンドがある場合は、プロセスが正常に実行されるかリストの末尾に達するま で、それぞれの boot コマンドがルータ ソフトウェアによって順番に処理されます。ファイルが正 常に起動されずにリストの末尾に達すると、コンフィギュレーション レジスタのビット 13 を設定 した場合は netboot コマンドが 6 回までルータによって試行されます。ビット 13 を設定しなかった 場合は、ROMmon のオペレーティング システム ソフトウェアがロードされます。ビット 13 を設定 していない場合、ルータはネットブート イメージを無限に実行します。ビット 13 のデフォルト設 定は 0 です。ビット 13 を設定すると、システムは、ブート フラッシュ メモリのブート ヘルパー イメージを再試行しないで起動します。 ビット 15 ビット 15 では、診断メッセージを有効にして、NVRAM の内容を無視します。 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J D-5 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 コンフィギュレーション レジスタは、show version コマンドもしくは show hardware コマンドを使 用して表示できます。 次に、Cisco 7301 ルータの show version コマンドの出力例を示します。 Cisco Internetwork Operating System Software IOS (tm) 7301 Software (C7301-JS-M), Experimental Version 12.2(20020904:004736) [biff 107] Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc. Compiled Mon 09-Sep-02 18:02 by biff Image text-base:0x600088F8, data-base:0x61A94000 ROM:System Bootstrap, Version 12.2(20020730:200705) [biff-TAZ2_QA_RELEASE_16B 101], DEVELOPMENT SOFTWARE BOOTLDR:7301 Software (C7301-BOOT-M), Experimental Version 12.2(20020813:014224) [biff-TAZ2_QA_RELEASE_17B 101] 7301p2b uptime is 0 minutes System returned to ROM by reload at 00:01:51 UTC Sat Jan 1 2000 System image file is "tftp://10.1.8.11/tazii/images/c7301-js-mz" cisco 7301 (NPE-G1) processor (revision A) with 491520K/32768K bytes of memory. Processor board ID 0 BCM1250 CPU at 700Mhz, Implementation 1, Rev 0.2, 512KB L2 Cache 1 slot midplane, Version 2.0 Last reset from power-on Bridging software. X.25 software, Version 3.0.0. SuperLAT software (copyright 1990 by Meridian Technology Corp). TN3270 Emulation software. 3 Gigabit Ethernet/IEEE 802.3 interface(s) 509K bytes of non-volatile configuration memory. 62976K bytes of ATA PCMCIA card at slot 0 (Sector size 512 bytes). 32768K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K). Configuration register is 0x102 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド D-6 OL-4503-23-J 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの表示 ブートストラップ プロンプト [>] が表示されている場合は、o コマンドにより、現在有効になって いる仮想コンフィギュレーション レジスタが表示されます。これにはビットの説明が含まれます。 次に出力の例を示します。 >o Configuration register + 02x100 at last boot Bit# Configuration register option settings: 15 Diagnostic mode disabled 14 IP broadcasts do not have network numbers 13 Boot default ROM software if network boot fails 12-11 Console speed is 9600 baud 10 IP broadcasts with ones 09 Do not use secondary bootstrap 08 Break disabled 07 OEM disabled 06 Ignore configuration disabled 05 Fast boot disabled 04 Fan boot disabled 03-00 Boot to ROM monitor プロンプトが [rommon1] である場合は、confreg コマンドにより、現在有効になっている仮想コン フィギュレーション レジスタが表示されます。これにはビットの説明が含まれます。次に出力の例 を示します。 rommon 1 > confreg Configuration Summary enabled are: load rom after netboot fails console baud: 9600 boot: the ROM Monitor Do you wish to change the configuration? y/n [n] Cisco IOS 実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定 コンフィギュレーション モードでは、config-register 0x<value> コマンドを使用してコンフィギュ レーション レジスタを設定できます。次に出力の例を示します。 Router# config t Enter configuration commands, one per line. End with CNTRL/Z. Router(config)#config-register 0x2142 Router(config)#end Router# %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J D-7 付録 D コンフィギュレーション レジスタ情報 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定 ROM モニタ実行中のコンフィギュレーション レジスタの設定 プロンプトが [>] である場合は、or0x<value> コマンドによってコンフィギュレーション レジスタ を設定します。次に出力の例を示します。 >o/r 0x2102 > プロンプトが [rommon1] である場合は、confreg コマンドによってコンフィギュレーション レジス タを設定します。それぞれのビットの値が要求されます。次に出力の例を示します。 rommon 1 > confreg Confiuration Summary enabled are: load rom after netboot fails console baud: 9600 boot: the ROM Monitor do you wish to change the configuration y/n [n]: y enable “diagnostic mode”? y/n [n]: n enable “use net in IP bcast address”? y/n [n]: n disable “use rom after netboot fails”? y/n [n]: n enable “use all zero broadcast”? y/n [n]: n enable “break/abort has effect”? y/n [n]: n enable “ignore system config info”? y/n [n]: n change console baud rate? y/n [n]: n change the boot characteristics? y/n [n]:y enter to boot: 0 = ROM Monitor 1 = the boot helper image 2 - 15 = boot system [0]: 2 Configuration Summary: enabled are: load rom after netboot fails console baud: 9600 boot: image sepcified by the boot system commands or default to: cisco2-c7301 do you wish to change the configuration? y/n [n] n You must reset or power cycle for new config to take effect rommon 2 > Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド D-8 OL-4503-23-J I N D E X Numerics 取り外し手順、AC 入力 5-3 ファン アセンブリ 1400 W 電源装置の仕様 A-10 取り付け 5-118 1900 W 電源装置の仕様 A-11 取り外し 5-114 2500 W 電源装置の仕様 A-11 Cisco 7604 インターネット ルータ 2700 W 電源装置の仕様 A-11, A-12 シャーシの寸法 A-4 3000 W 電源装置の仕様 A-12 仕様 A-4 4000 W 電源装置の仕様 A-12 6000 W 電源装置の仕様 A-14 950 W 電源装置の仕様 A-10 Cisco 7606 インターネット ルータ PEM 取り付け手順、AC 入力 5-109 取り付け手順、DC 入力 5-111 取り外し手順、AC 入力 5-107 A 取り外し手順、DC 入力 5-110 AC 入力 PEM 構成 1-9, 1-11 取り付け 5-109 シャーシの寸法 A-5, A-6 取り外し 5-107 仕様 A-5, A-6 AC 入力電源装置 電源装置 LED 1-33, 4-4 仕様 A-10 トラブルシューティング 4-4 取り付け手順、AC 入力 5-7 取り付け 5-7 取り付け手順、DC 入力 5-41 取り外し 5-3 取り外し手順、AC 入力 5-3 ファン アセンブリ 取り付け 5-118 C 取り外し 5-114 Cisco 7603 インターネット ルータ PEM Cisco 7609 インターネット ルータ 構成 1-13, 1-15 取り付け手順、AC 入力 5-109 シャーシの寸法 A-7, A-8 取り付け手順、DC 入力 5-111 仕様 A-7, A-8 取り外し手順、AC 入力 5-107 電源装置 取り外し手順、DC 入力 5-110 構成 1-3, 1-5, 1-7 シャーシの寸法 A-2, A-3 仕様 A-2, A-3 電源装置 仕様 A-10 取り付け手順、AC 入力 5-7 取り付け手順、DC 入力 5-41 仕様 A-10 取り付け手順、AC 入力 5-7 取り外し手順、AC 入力 5-3 ファン アセンブリ 取り付け 5-118 取り外し 5-114 Cisco 7613 インターネット ルータ 構成 1-16 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 1 Index シャーシの寸法 A-9 I 仕様 A-9 電源装置 IEEE 802.3z B-13 仕様 A-10 取り付け手順、AC 入力 5-7 取り外し手順、AC 入力 5-3 ファン アセンブリ 取り付け 5-118 L LC コネクタ B-4 LED 取り外し 5-114 起動時 4-3 電源装置 1-33, 4-4 ファン アセンブリ 4-5 D モジュール 4-5 DB-25 アダプタ B-10 LED 伝送 B-13 DB-9 アダプタ B-9 LX/LH GBIC、モードコンディショニング パッチコード の使用 B-11 DC 入力 PEM 取り付け 5-111 取り外し 5-110 M DC 入力電源装置 取り付け Mini-SMB コネクタ Cisco 7603 インターネット ルータ 5-41, 5-43 図 B-2 Cisco 7604 インターネット ルータ 5-44 説明 B-2 Cisco 7606 インターネット ルータ 5-49, 5-51, 5-55 MT-RJ コネクタ クリーニング手順 B-3 Cisco 7609 インターネット ルータ 5-59, 5-66, 5-75 図 B-3 説明 B-3 Cisco 7613 インターネット ルータ 5-62, 5-85, 5-94 取り外し P Cisco 7603 インターネット ルータ 5-9, 5-11 Cisco 7604 インターネット ルータ 5-12 PEM AC 入力 Cisco 7606 インターネット ルータ 5-14, 5-16, 5-18 取り付け 5-109 取り外し 5-107 DMD、説明 B-12 DC 入力 DWDM B-6 取り付け 5-111 取り外し 5-110 E ESD による損傷の防止 2-3, 5-2 R RJ-45 コネクタ G 図 B-2 説明 B-2 GBIC トランシーバ DWDM B-6 S SC タイプ コネクタ B-4 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 2 OL-4503-23-J Index STATUS LED 4-2, 4-3 こ 工具、取り付け用 3-4 あ 構成、マニュアル xi アース接続 3-26 高度、環境仕様 Cisco 7604 ルータ A-4 アクセサリ キット、コンソール ポート B-8 Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 アダプタ Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 DB-25 B-10 Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 DB-9 B-9 コンソール ポート モード 2 B-11 モデム B-10 Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 高密度波長分割多重(DWDM) B-6 光路 モードを参照 コネクタの仕様 お LC B-4 オーバーフィルド ラウンチ コンディション B-13 Mini-SMB B-2 温度、環境仕様 MT-RJ B-3 Cisco 7604 ルータ A-4 RJ-45 B-2 Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 SC タイプ B-4 コンソール ポート Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 信号およびピン割り当て Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 モード 1 B-9 モード 2 B-11 ポート モード スイッチ B-8 か コンフィギュレーション ビット D-2 環境モニタ機能、電源装置 1-32 コンフィギュレーション ビットの意味 D-2 コンフィギュレーション レジスタ D-2, D-6 き し ギガビット イーサネット、DMD の発生 B-13 起動、トラブルシューティング 4-2 システムのアース、接続 3-26 機能 湿度、環境仕様 冗長性 1-18 Cisco 7604 ルータ A-4 帯域幅およびポート密度 1-18 Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 ホットスワップ 1-19 Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 け シャーシの重量 警告の表記 xii Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 ケーブル マネジメント システムの取り付け 3-17 Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 ケーブル マネジメント システム(Cisco 7609 インター ネット ルータ) Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 ケーブル ガイドの交換 3-19 取り付け 3-17 ケーブル接続、コンソール ポート B-8 Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 シャーシの取り付け 注意事項 3-3 手順 3-11 トラブルシューティング 4-1 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 3 Index 必要な工具 3-4 つ シャーシの取り付け、注意事項 3-3 通気 仕様 Cisco 7604 ルータ A-4 Cisco 7604 ルータ A-4 Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 Cisco 7603 インターネット ルータ A-2, A-3 Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 Cisco 7606 インターネット ルータ A-5, A-6 Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 Cisco 7609 インターネット ルータ A-7, A-8 Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 Cisco 7613 インターネット ルータ A-9 電源装置 A-10 方向 1-20 冗長機能 1-18 シリアル番号、シャーシ 4-6 て ディファレンシャル モード遅延 す DMD を参照 スーパーバイザ エンジン 手順 インターフェイス ケーブルの取り付け 3-27 スロット位置 1-3, 1-5, 1-7, 1-9, 1-11, 1-13, 1-15, 1-16 システムのアース接続 3-26 トラブルシューティング 4-5 シャーシ ブラケットの取り付け 3-7 スーパーバイザ エンジンのスロット 1-3, 1-5, 1-7, 1-9, 1-11, 1-13, 1-15, 1-16 ラックへの取り付け Cisco 7603 インターネット ルータ 3-11 Cisco 7606 インターネット ルータ 3-11 Cisco 7609 インターネット ルータ 3-11 せ Cisco 7613 インターネット ルータ 3-11 電圧、AC 入力 静電破壊 ESD による損傷の防止を参照 1900 W A-11 4000 W A-11, A-12 接続 端末 3-28 モデム 3-29 設置場所の準備 チェックリスト 2-24 950 W A-10 電圧、DC 入力 1900 W A-11 2500 W A-11 950 W A-10 電源 た 電力要件および発熱量の把握 2-11 帯域幅 1-18 対象読者 xi 代理店への連絡 4-6 トラブルシューティング 4-2 電源装置 AC 電源コードの図 2-15 LED 1-33, 4-4 環境モニタ機能 1-32 ち 仕様 A-10 チェックリスト、設置場所の準備 2-24 注意事項、シャーシの取り付け 3-3 冗長性 1-26, 1-31 トラブルシューティング 4-4 取り外しおよび取り付け 5-3 ファン アセンブリ 1-32 負荷分散機能 1-32 冷却 1-32 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 4 OL-4503-23-J Index と 発熱量 計算例 2-10 トラブルシューティング シャーシおよびモジュール 2-4 起動 4-2 初回の起動 4-2 把握 2-11 パワー エントリ モジュール 代理店への連絡 4-6 PEM を参照 電源装置 4-4 ファン アセンブリ 4-5 フラッシュ コード 4-3 モジュールおよびスーパーバイザ エンジン 4-5 問題解決方法 4-2 ふ ファン アセンブリ シャーシ トランシーバ LED 4-5 DWDM GBIC B-6 説明 1-20 取り外しおよび取り付け手順 トラブルシューティング 4-5 AC 入力 PEM 5-106 電源装置、説明 1-32 AC 入力電源装置 5-7 DC 入力 PEM 5-106, 5-110 DC 入力電源装置 Cisco 7603 インターネット ルータ 5-9, 5-11 取り外しおよび取り付け 5-114 負荷分散機能、電源装置 1-32 フラッシュ コード、トラブルシューティング 4-3 Cisco 7604 インターネット ルータ 5-12 Cisco 7606 インターネット ルータ 5-14, 5-16, 5-18 ケーブル マネジメント システム 3-17 ほ ポート モード スイッチ 電源装置 5-3 使用法 B-8 ファン 5-114 モード 1 B-9 モード 2 B-11 ポート密度 1-18 な ホットスワップ 1-19 長いリンク距離 B-14 ま は マニュアル 関連資料 xii ハードウェアの説明 構成 xi Cisco 7603 インターネット ルータ 1-3, 1-5, 1-7 Cisco 7606 インターネット ルータ 1-9, 1-11 マニュアルの改訂履歴 x Cisco 7609 インターネット ルータ 1-13, 1-15 Cisco 7613 インターネット ルータ 1-16 も 電源装置 1-25 ファン 1-20 パッチコード モードコンディショニング パッチコード パッチコードを参照 LX/LH GBIC での使用 B-11 モード、光ファイバ B-12 構成例 B-12 モジュール 設置 B-12 LED 4-5 ディファレンシャル モード遅延 B-12 電力要件 2-11 取り付け B-12 トラブルシューティング 4-5 パッチコードの取り付け B-12 発熱量 2-11 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド OL-4503-23-J 5 Index モデム アダプタ B-10 ら ラックへのルータ シャーシの取り付け 3-11 ラベル、シャーシのシリアル番号 4-6 り リンク距離、長い場合 B-14 れ レーザー B-13 レーザー伝送 B-13 ろ ロールオーバー ケーブル 色の識別 B-8 図 B-8 Cisco 7600 シリーズ ルータ インストレーション ガイド 6 OL-4503-23-J