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精神分析研究セミナー ご案内

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精神分析研究セミナー ご案内
精神分析研究セミナー 2016 年度
(平成 28 年度)
2016 年(平成 28 年)5 月から、2017 年(平成
29 年)3 月まで精神分析研究セミナーを開催します。
講師・テーマ:講師・討論及びテーマ・テキストは予
定の通りです。
会 場:TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター
(新宿区市ヶ谷八幡町 8 番地)
対 象:精神分析セミナー、精神分析的心理臨床セ
ミナー(旧慶応心理臨床セミナー)、対象
関係論勉強会の受講生、卒業生及びこの基
準に準じた臨床家の方。
今回は、
「精神科臨床・心理臨床から精神分析的臨
床へ」というテーマで、一貫した講義と討論を講師・
討論者方式によって行います。
参 加 費:60,000 円(2回に分割可能)欠席の場合
も参加費は返還致しません。
申込期限:2016 年(平成 28 年)4 月 22 日(金)
運営方式:司会は藤山が担当します。毎回指定討論者
をお願いします。フロアからの活発なご発言を期待し
ています。
申込方法:申込書に必要事項を記入の上、期限内に郵
送またはFAX.でお送りください。先着順に
受付ます。参加の可否については、受付後
順次、メール、または葉書にてご連絡します。
申 込 先:〒 160-0004
東京都新宿区四谷 3-4 SC ビル 6 階
小寺記念精神分析研究財団 セミナー事務局
FAX.03-3350-9749
Email:[email protected]
理 事 長:藤山直樹(精神分析研究セミナー担当理事)
理 事:島村三重子 評 議 員:岩崎 徹也
乾 吉佑
深津千賀子
大野 裕
福本 修
北山 修
白波瀬丈一郎
中村留貴子
菊地 孝則 参加費振込先:メール、または葉書にてご案内します。
中村 伸一
他
他
日 程:2016年(平成28年)5月∼
2017年(平成29年)3月 全10回
毎月1回第3土曜日 午後6時30分∼9時
※毎月第3土曜日を原則とします。
大日本印刷
TK P 市ヶ谷カンファレンスセンター
(T K P 市ヶ谷ビル内)
SONY MUSIC
外
り
通
堀
ご注意ください
※都営地下鉄新宿線をご利用のお客様は
4番出口とA4出口がございますので、
お間違えのございませんようお気を付け下さい。
マクドナルド
7番出口
外
市ヶ谷
フィッシュセンター
堀
靖
三京水産株式会社
国
通
り
市
谷
橋
交番
A4出口
松屋
市ケ谷プラザ
1番出口
4番出口
中
央
本
線
精神分析研究セミナー
ご案内
テーマ
モスバーガー
マルエツ
2016年度(平成28年度)
市ヶ谷駅
三菱東京UFJ銀行
通り
靖国
PRONTO
QB HOUSE
りそな銀行
日本大学
住所:〒162-0844 東京都新宿区市ヶ谷八幡町8番地
電話:03-5227-6911(事務所直通)
アクセス
JR「市ヶ谷駅」より
精神科臨床・心理臨床から
精神分析的臨床へ
日本で精神分析・精神分析的セラピーを受ける患者/
クライエントのほとんどが、精神科臨床と心理臨床から
やってきます。そして、精神分析・精神分析的セラピー
を行うセラピストも、精神科臨床と心理臨床からやって
きます。隣接するこのふたつの領域から精神分析的臨床
は大きな恩恵を受けていることになります。そのことは、
この二つと精神分析的臨床のあいだの違い、ギャップ、
徒歩2分
東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷駅」
7番出口より 徒歩1分
4番出口より 徒歩2分
都営地下鉄新宿線「市ヶ谷駅」 4番出口より 徒歩2分
垣根を越えて、患者/クライエントも、そしてセラピスト、
精神分析的臨床のなかに入ってくることを意味します。
そのギャップは双方にとってどのようなものとして体験
されるのでしょうか。それがどのように通過され越えら
れることが、よいことをもたらすのでしょうか。
私たちの臨床的実践にとって、きわめて切実なこのテー
マを一年語り合いたいと思います。
岡野憲一郎
松木 邦裕
TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター
申込多数の場合には、先着順で締め切ります。
― 小 寺記念精神分析研究財団―
相田 信男
精神分析研究セミナー会場案内図
お願い
事務局への電話によるお問い合わせはご遠慮くだ
さい。メールまたは FAX. 等の文書でお願いいた
します。
期日:2016年(平成28年5月)より
全10回
午後 6 時 30 分∼ 9 時
会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
(JR 総武線 市ヶ谷駅徒歩2分)
主催 小寺記念精神分析研究財団
2016 年度小寺精神分析研究セミナー予定表
日程
講師
司会
討論者
テーマ
参考文献
11 月 19 日
2016 年
5 月 21 日
(第3土曜日)
(第3土曜日)
藤 山 直 樹
相 田 信 男
相 田 信 男
生 地 新
6 月 18 日
北 山 修
藤 山 直 樹 皆 川 英 明
7 月 16 日
妙 木 浩 之
藤 山 直 樹 岩 倉 拓
9 月 17 日
衣 笠 隆 幸
藤 山 直 樹 権 成 鉉
Busch.F「Creating A Psychoanalytic
Mind.」Routledge(2014)
妙木浩之「初回面接入門」
岩崎学術出版社 2010
妙木浩之編「自我心理学の新展開」
ぎょうせい 2000
10 月 15 日
鈴 木 智 美
藤 山 直 樹 奥 寺 崇
症状形成にあずかるこころへのアプローチ
症状形成の根底に、どんなこころの問題が潜んで
いそうかを見ていこうと働きかけることが、精神
科臨床・心理臨床から精神分析につなぐことにな
ると考える。症例を通して検討してみたい。
テーマ
参考文献
藤 山 直 樹 髙 野 晶 精神分析は癒すのか、治すのか、解決するのか
心療内科臨床、精神科臨床、心理臨床と実践の場 松木邦裕「分析実践での進展」(創元社)
「精神病の精神分析論」の
を経験してきました。その経験の中を貫いている ビオン のは、精神分析の姿勢・技法、そして理論です。「コメンタリー」の部
それらの経験から学んだことをお伝えしたいと思
います。
12 月 17 日
(第3土曜日)
中村 留貴子
藤 山 直 樹 脇 谷 順 子
心理臨床の実際と精神分析的臨床
全体的な心理臨床の実際から精神分析的臨床へと
移行する過程に伴う課題、その難しさと楽しさに
ついて、自分の経験を踏まえつつ、精神分析的な
世界に少しでも近づきたいと努力している立場か
ら考えてみたい。
中村留貴子「転移と現実的関係」
精神分析研究 Vol.45,No.3,2001
中村留貴子「境界性人格障害の治療にお
ける A-T スプリット」
精神療法 Vol.30,No.2,2004
2017 年
1 月 21 日
(第3土曜日)
菊 地 孝 則
藤 山 直 樹 池 田 政 俊
精神医療から精神分析的臨床へ
患者が精神医療から精神分析という異なる地平に 岩永洋一「私の精神分析的精神医学にお
渡り移るには、ある種の資質を備えるとともに一 ける教育研修」
定の課題をこなすことが求められる。それらはど 精神分析的精神医学 7:60-69,2015.
のようなものか。また私の主宰する心の杜・精神
療法研修プログラムというインキュベーターの中
で、若き精神科医たちはどのように分析的臨床家
へと変態するのか。そういったことを論考してみ
たい。
2 月 18 日
(第3土曜日)
福 本 修
藤 山 直 樹 白波瀬 丈一郎
精神科臨床・心理臨床における
精神分析的臨床とは
患者は精神分析的臨床に、一般外来やカウンセリ
ングに飽き足らないか自覚していなかったニーズ
を見出されて関わり始める。この臨床は、5 分超
診療である 90%以上の患者を除外視することでの
み成立しているのだろうか。相補的な流れがない
限り、ごく少数への活動は存続しないだろう。海
外での専門クリニックおよび日本での精神科医療
の経験から考えてみたい。
精神分析的精神医学の臨床
精神科臨床の現場では、多彩な患者群のコンサル J o s e p h , S a n d l e r「患者と分析 者」
テーションが必要である。
藤山直樹・北山修監訳、誠信書房 2008
そのような患者群に対して、精神分析的な基本的
臨床の視点をどのように適用して行くかについて
論じてみたい。
(第 3 土曜日)
討論者
心理面接から自由連想法へ:問うことの意義
精神分析臨床の意義を、心理臨床の三つの視点か
ら考える。①臨床心理学で使われている心理療法
の基本的な技法と精神分析で使われる自由連想法
との違い、②カウンセリングを希望してきた人の
初回面接からアセスメントの間に精神分析をどう
導入するか、そして、③面接技法としての質問技
法から自由連想法をどう考えるか、である。
(第3土曜日)
松 木 邦 裕
司会
覆いをとること・つくること
「深層心理学」であり「心の解剖図」
「心の外科学」 北山修 「覆いをとること・つくること」
を提示する精神分析に対して、そこから学びながら 岩崎学術出版社
「精神内科学」として臨床実践は本格的精神分析で
はないところを示したい。こんなことになることは
人生も大半を終える頃まで思わなかったが、それは、
日常臨床の現実と、私自身の内部からの声に二股か
けてつきあってきた結果でもある。対象者の防衛は
もろく、中身の露出は「普通」とは比べ物にならな
い。
(第3土曜日)
講師
精神分析と精神科臨床・心理臨床:
そのギャップを考える
第一回目はまずこのセミナー全体の基調となる問 藤山直樹・中村留貴子監修、湊真季子・
題提起をしてみたい。精神分析や精神分析的セラ 岩倉拓他「事例で学ぶアセスメント」 ピーが、精神科臨床と心理臨床となめらかに連続 岩崎学術出版社 2014
したものか、それとも大きなギャップのある異質 藤山「週一回の精神分析的セラピー再考」
なものなのか。もし、ギャップがあったとしたとき、 精神分析研究 59,261-268,2015
そこを越えることが患者 / クライエントとセラピス 藤山「精神分析における頻度ー生活療法
トとにどのような課題を生むのか。こうしたこと としての精神分析の視点」
精神分析研究 56,15-23,2012
を考えてみたいと思う。
(第3土曜日)
日程
3 月 18 日
(第 3 土曜日)
岡野 憲一郎
藤 山 直 樹 岡 田 暁 宜
精神分析への期待
心理臨床の立場からは、精神分析への大きな期待
があり、それはより深い洞察を求める介入である
ということだ。
精神分析の立場からは、その介入と可能性と限界
を明確に示す必要が求められるだろう。
NO.
2016 年度(平成 28 年度)
(28 年 5 月~29 年 3 月)
精神分析研究セミナー参加申込書
参加申込書は、E メール、FAX または郵便にてお送りください。
※E メールの場合は、件名「小寺セミナー」として、本文に下記必要事項をご記
入下さい。E-mail:[email protected]
〒160-0004
東京都新宿区四谷 3-4 SC ビル 6 階
小寺記念精神分析研究財団事務局
FAX(03)-3350-9749
申込締め切り 4 月 22 日(金)
フ
リ ガ
申込
ナ
氏
名
勤
務 先
所
属
連 絡 先 住 所
自 宅・勤 務 先
男 ・ 女(19
職種
経験
日
年生)
年
(どちらかに○で囲んでください。
)
〒
電 話・F A X
電話
自 宅・勤 務 先
臨床心理士資格
月
FAX
有り(登録番号
通年精神分析研究セミナー(土)に参加したこと
号)
・
有り
無い
・
無い
E メールアドレス
本セミナーをどのようにして知りましたか?該当する箇所に〇を付けて下さい。
郵便 ・ ホームページ ・ メール ・ 知人の紹介 ・ その他
先着順に受け付けます。参加の可否については、受付後順次連絡先メールまたはハガキにて連絡いたし
ます。 定員になりしだい締め切ります。振込み先はその際にご案内します。
参 加
費
全納
60,000円
分納
30,000円
(該当する方に○を
つけて下さい)
※記載いただいた個人情報は、セミナーのご連絡及びご案内のみに使用いたします。
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