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第一章台湾投資環境の簡単な紹介
12 ▓ 日商來台投資法令簡介 第一章 台湾投資環境の簡単な紹介 台湾、面積は約 3 万 6,000 平方キロメートルである。地理的位置として、横 方向にみた台湾は、世界最大の陸地と最大の海洋の交点に位置し、縦方向にみ た台湾は、東アジアの列島線の要である位置にある。地理上、要津として位置 づけられているだけに、南北往復、東西の交通の利便性が良く、オランダ統治 時代からユーラシア大陸及び対外の貿易拠点とされてきた。現在、対外交通の 便利さが格段に増した一方、台湾国内の交通建設も日増しに整っている。台湾 一周鉄道のほかに、南北方向に高速鉄道及び 2 本の高速道路があり、その間に 東西方向の高速道路及び快速道路も設けた。行き来の交通が便利で、全てが工 商業の発展に有利である。 気候面では、北回帰線が嘉義県及び花蓮県を横断しているため、台湾の南北 の気候が 2 つの気候区に分けられる。北部は亜熱帯モンスーン気候で、南部は 熱帯モンスーン気候に属する。冬期間は長くはなく、四季が鮮明であるほか、 気候が温和で厳寒の状況がない。夏に来襲する台風がよくあることにより、台 湾に豊富な降水量をもたらしている。全体的にいうと、快適な気候である。 また、台湾の人口は約 2,300 万人である。国民の教育水準が高く、一般的に 通用する言語は中国語(北京語)及び台湾語(閩南語)である。台湾人は外国 人に対して、総じて非常に友好的であるほか、50 年間に渡って日本による統治 を受けたことにより、日本文化が既に台湾社会に深く影響を与え、多数の台湾 人は日本人に好意を持っている。 なお、台湾は民主共和国で総統を設けている。政府の体制について、中央機 関に行政、立法、司法、人事試験及び行政監査を置き、五権分立という制度を 採用しており、かつ台北市、新北市、台中市、台南市及び高雄市5つの直轄市 を含む 22 県市に対し、地方自治制度を採用している。総統、立法委員及び 県・市の首長のいずれも国民から直接選出され、国民の民主的素養が成熟しつ つある。 現在、政権与党である中国国民党が資本主義という政治思想を採用している ので、台湾社会全体の傾向として、経済発展優先という方向に傾いている。そ こで、政府は、経済全体の発展に益するため、政策上、諸多の商工業の発展に 有利である政策と計画を採用している。 第一章 第一章 臺灣投資環境簡介 ▓ 臺灣投資環境簡介 臺灣,面積約 3 萬 6 千平方公里。地理位置上,從橫向觀察,臺 灣位處世界最大的陸地與最大海洋的交界;從縱向觀察,臺灣位於東 亞島鏈的中心樞紐,在地理上位居要津,南來北往、東西交通便捷, 自荷蘭殖民時期以來,即是作為歐亞大陸及對外各方貿易的根據地; 今日除對外交通更顯便捷外,臺灣內部之交通建設亦日趨完善,除已 有環島鐵路、南北往來並有高速鐵路及二條高速公路,其間亦建置東 西向之高速公路及快速道路,往來交通便捷,在在均有利於工商業之 發展。 在氣候方面,因北迴歸線橫貫嘉義縣及花蓮縣,因此臺灣南北可 區分為兩個氣候區,北部為副熱帶季風氣候,南部則屬熱帶季風氣 候,冬季期間不長,四季明顯,氣候溫和,並無嚴寒之情形,夏季常 有颱風侵襲,為臺灣提供了豐沛的雨量,整體而言,氣候舒適宜人。 又臺灣人口約 2,300 萬人,人民教育水準高,一般通用國語(北 京話)及臺語(閩南語),在對待外國人上,臺灣人普遍而言均十分 友善。復因日本曾統治臺灣 50 年,故日本文化深深地影響臺灣社 會,臺灣人民多數亦對日本人有所好感。 另臺灣是一民主共和國,設有總統,政府體制在中央採行行政、 立法、司法、考試及監察之五權分立制度;並採行地方自治制度,包 含臺北市、新北市、臺中市、臺南市及高雄市 5 個直轄市在內共有 22 個縣市。總統、立法委員及縣市首長均由人民直選,人民之民主 素養已漸趨成熟。 目前執政之中國國民黨是採行資本主義之政治思想,臺灣整體社 會趨勢亦偏向經濟發展優先,因此政府在政策上採行諸多有利於工商 業發展之政策與規劃,以利於整體經濟之發展。 13 14 ▓ 日商來台投資法令簡介 一、台湾における工業パークの簡単な紹介と投資奨励政策 工業発展は、台湾の経済発展の主力である。1970 年以降、産業の統合を加速 化させ、産業集積の形成による生産コストの節減を図るため、我が国では、経 済部工業局が工業地帯の企画立案を行い、工業団地という形式で工場用地を提 供している。今時に至って、我が国は各産業の発展を促進するため、伝統的な 工業団地のほか、さらに特殊な目的をもつ別の工業団地の企画立案を行い、も って産業集積の形成を促して産業の統合を加速する。現在、我が国には、計 181 ヶ所の工業区、9 ヶ所の輸出加工区、3 ヶ所のサイエンスパーク、5 ヶ所の自由 貿易港区、農業バイオテクノロジーパーク、環境保全テクノロジーパークなど がある。工場用地の賃料又は購入に対する優遇があるほか、様々な投資優遇が あるので、企業が投資業種に即して適切な投資環境を選択することができる。 (一)産業別に即して企画立案された各種類の工業団地 一般の工業団地以外、類型が異なる産業につき、我が国が各種類の工業団地 を成立し、次の通りに簡単に説明する。 1、輸出加工区 現在、台湾に設けられた輸出加工区が 9 ヶ所あり、それぞれ台中輸出加工区、 中港輸出加工区、楠梓輸出加工区、高雄輸出加工区、成功物流パーク、高雄航 空貨物輸送パーク(開発中) 、臨広輸出加工区、高雄ソフトウェアパーク、屏東 1 輸出加工区である 。パーク内の土地はリースのみに供され、各加工区の土地賃 料について政府が公告した地価の 2.24%から 5%とされ、土地賃料が低廉である。 なお、輸出加工区は全て免税地区であり、租税上の優遇を享受することがで きる。例えば、加工区における産業が国外から輸入した機器設備、原料、燃料、 マテリアル、半製品、サンプル、及び貿易、倉庫業のトランシップ用に供する 完成品はいずれも関税徴収免除範囲に入っており、かつ貨物税の徴収が免除さ れているほか、別途、営業税徴収免除という優遇を享受することができる。 1 資料の出所:台湾投資ポータルサイト:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp? ID=249&MID=3(最終閲覧日:2013 年 9 月 2 日) 。 第一章 臺灣投資環境簡介 ▓ 一、臺灣的工業園區簡介與投資獎勵政策 工業發展為臺灣經濟發展的主力,自 1970 年起,為使產業能加 速整合,並形成產業聚落以節省生產成本,我國即由經濟部工業局規 劃工業區,以工業區的形式提供設廠用地,時至今日,為促進各類產 業之發展,我國除傳統工業區外,更另行規劃不同特殊目的工業園 區,以促使產業形成聚落,並加速產業整合。目前我國計有 181 個工 業區、9 個加工出口區、3 個科學園區、5 個自由貿易港區、農業生 技園區、環保科技園區等,除有工廠用地之租金或購地優惠外,另有 不同之投資優惠,可供產業按投資業別,選擇適合之投資環境。 (一)因應產業別而規劃之各類工業園區 除一般工業區外,我國針對不同類型之產業,成立各類工業園 區,簡述如下: 1、加工出口區 目前臺灣設有 9 個加工出口區,分別為臺中加工出口區、中港加 工出口區、楠梓加工出口區、高雄加工出口區、成功物流園區、高雄 航空貨運園區(開發中)、臨廣加工出口區、高雄軟體園區、屏東加 1 工出口區 。園區內之土地僅供承租,各園區之地租為政府公告地價 之 2.24%至 5%,地租低廉。 另加工出口區全區均為免稅區,享有稅捐上之優惠,例如,加工 區內之產業自國外輸入之機器設備、原料、燃料、物料、半製品、樣 品及供貿易、倉儲業轉運用成品均納入免計關稅之範圍;並且得免徵 貨物稅;另享有免徵營業稅之優惠。 1 資 料 來 源 : 投 資 臺 灣 入 口 網 : http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp?ID= 249&MID=3(最後瀏覽日期:2013 年 9 月 2 日)。 15 16 ▓ 日商來台投資法令簡介 2、サイエンスパーク 現在、台湾に設けられたサイエンスパークが 3 ヶ所あり、それぞれ新竹サイ エンスパーク、中部サイエンスパーク及び南部サイエンスパークである。各パ ークにおいて発展に専念される産業については、北部が集積回路、中部が精密 2 機械、南部がオプトエレクトロニクス産業である 。 また、サイエンスパークにおいても、諸多の租税優遇を享受することができ る。例えば、新竹サイエンスパークにおける業者が自用の機器、設備、原料、 燃料、マテリアル及び半製品を輸入する際に、輸入関税、貨物税及び営業税の 徴収が免除されるほか、徴収免除、担保、記帳及び関税前払いの手続も不要で ある。 3、農業バイオテクノロジーパーク 農業バイオテクノロジーに関連する産業の集積の形成による発展ができるよ うに、彰化県に国家花卉園区が企画され、台南市に台湾蘭バイオテクノロジー 3 パークが設けられ、屏東県に農業バイオテクノロジーパークが企画された 。 4、環境保全テクノロジーパーク 環境保全テクノロジーパークについては、現在、我が国に桃園環境保全テク ノロジーパーク、台南環境保全テクノロジーパーク、高雄環境保全テクノロジ 4 ーパーク及び花蓮環境保全テクノロジーパークが設けられ 、その発展方向 は、再生資源の回收・再利用の促進、再生資源の回收・再利用に係るハイレベ ルの技術及び人材を導入し、国内環境保全産業における技術の研究・イノベー ションと発展などにつき国内のグリーン産業を促進するということである。 5、自由貿易港区 自由貿易港区は、「国境内であるが、関税徴収地区ではない」という精神に より考案されたものである。その目的は、業者が国にまたがって運営を行う際 の物流、商流と人流における障壁を軽減するためであり、そして海港・空港の トランシップ機能、及び川上から川下までの管理へのニーズとの結合により、 業者の運営コストを低減し、業者の競争優位性を強化するためである。 2 資料の出所:台湾投資ポータルサイト:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp? ID=232&MID=3(最終閲覧日:2013 年 9 月 2 日) 。 3 資料の出所:台湾投資ポータルサイト:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp? ID=448&MID=3(最終閲覧日:2013 年 9 月 2 日) 。 4 資料の出所:台湾投資ポータルサイト:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp? ID=449&MID=3(最終閲覧日:2013 年 9 月 2 日) 。 第一章 臺灣投資環境簡介 ▓ 2、 科學工業園區 目前臺灣設有 3 個科學工業園區,分別為新竹科學工業園區、中 部科學園區及南部科學園區,而各園區專注發展之產業方向:北部為 2 積體電路、中部為精密機械,而南部則為光電產業 。 又科學工業園區亦享有諸多稅捐優惠,例如新竹科學工業園區廠 商於進口自用機器、設備、原料、燃料、物料及半製品免徵進口稅 捐、貨物稅及營業稅,且無須辦理免徵、擔保、記帳及押稅手續。 3、 農業生技園區 在彰化縣規劃有國家花卉園區、在臺南市設有臺灣蘭花生物科技 3 園區,而在屏東縣規劃有農業生物科技園區 ,使相關農業生技產業 能形成聚落發展。 4、 環保科技園區 關於環保科技園區,我國目前設有桃園環保科技園區、臺南環保 4 科技園區、高雄環保科技園區及花蓮環保科技園區 ,發展方向為促 進再生資源回收再利用,引進高級再生資源回收再利用技術及人才, 激勵國內環保產業技術之研究創新與發展等綠色產業。 5、 自由貿易港區 自由貿易港區是以「境內關外」精神所規劃,目的係為降低廠商 跨國營運時之物流、商流與人流之障礙,並結合海空港之多方轉運功 能及上下游管理之需求,藉以減少廠商營運成本,以強化廠商之競爭 優勢。 2 資 料 來 源 : 投 資 臺 灣 入 口 網 : http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp?ID= 3 資 料 來 源 : 投 資 臺 灣 入 口 網 : http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp?ID= 232&MID=3(最後瀏覽日期:2013 年 9 月 2 日)。 448&MID=3(最後瀏覽日期:2013 年 9 月 2 日)。 4 資 料 來 源 : 投 資 臺 灣 入 口 網 : http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp?ID= 449&MID=3(最後瀏覽日期:2013 年 9 月 2 日)。 17 18 ▓ 日商來台投資法令簡介 現在、我が国に設けられた基隆港自由貿易港区、高雄港自由貿易港区は、既 に順調に運営されており、台北港、台中港及び桃園航空自由貿易港区・貨物輸 5 送園区などの三つの自由貿易港区の使用も許可された 。 自由貿易港区に拠点を設立した企業は、国外から自由港区に輸送された貨 物、機械設備につき、関税、貨物税、営業税、貿易推進サービス費及び商港サ ービス費などの税金の徴収を免じることを含む租税上の優遇を享受することが できる。その上、サプライチェーンオペレーションのニーズを満たすため、国 内の課税区又は保税区から自由貿易港区の企業に販売する、その運営に供する 貨物・自用の機器設備又は労務については営業税ゼロ税率の優遇を適用する。 このほか、自由貿易港区に拠点を設立した企業における外国人労働者の雇用割 当限度率は 40%まで引き上げられることが可能である。 (二)投資奨励政策 我が国は投資を奨励するため、諸多の「租税上」及び「非租税」の奨励措置 を業者に提供している。租税優遇について、以前は「産業グレードアップ促進 6 条例」 で行われたが、現在は「産業革新条例」により提供されている。 「産業 グレードアップ促進条例」との違いは、「産業革新条例」が「研究開発支出」 7 に主軸を置く機能別の租税奨励である 。このほか、特別に法律で規定された その他の租税優遇措置がある。例えば、自由貿易港区設置管理条例及び公共施 設の建設への民間参与促進法にはいずれも関連租税優遇措置がある。非租税の 奨励措置については、上記の各工業団地への進出にかかる投資優遇及び奨励政 策のほか、我が国は、企業のその他の運営コストの低減を図って、技術研究開 発助成、土地賃料の優遇、政府による投資への参加及び低利貸付などの措置も 提供している。当該内容について次の通りに簡単に述べる。 5 資料の出所:台湾投資ポータルサイト:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp? ID=248&MID=3(最終閲覧日:2013 年 9 月 2 日) 。 6 産業グレードアップ促進条例は、既に 2010 年 5 月 12 日に廃止された。 7 例えば、産業革新条例第 10 条第 1 項の規定によると、 「産業の革新を促進するため、会 社は、研究発展への投資による支出額の 15%の限度内で、当年度の納付すべき営利事業 所得税の金額から控除することができ、当該会社の当年度の納付すべき営利事業所得税 額の 30%を超えないのを限りとする。」ということである。 第一章 臺灣投資環境簡介 ▓ 我國目前設有基隆港自由貿易港區、高雄港自由貿易港區並已順 利運作,而陸續臺北港、臺中港以及桃園航空自由貿易港區/貨運園 5 區等 3 個自由貿易港區亦已獲核准啟用 。 設於自由貿易港區的企業得享有租稅上之優惠,包括國外運入自 由港區之貨物、機器設備,免徵關稅、貨物稅、營業稅、推廣貿易服 務費及商港服務費等相關稅費;且為符合供應鏈運作上之需求,國內 課稅區或保稅區銷售予自由貿易港區企業供營運之貨物、自用機器設 備或勞務,適用營業稅零稅率之優惠。此外,設於自由貿易港區的企 業,其僱用外國勞工核配比例可提高至 40%。 (二)投資獎勵政策 我國為獎勵投資,提供廠商諸多「租稅上」及「非租稅」之獎勵 6 措施,關於租稅優惠方面,前有「促進產業升級條例」 ,今有「產 業創新條例」提供相關租稅優惠,與「促進產業升級條例」不同之 處,在於「產業創新條例」係以「研發支出」之功能性租稅獎勵為 7 主 ;除此之外,亦有其他特別法律規定之租稅優惠措施,例如自由 貿易港區設置管理條例及促進民間參與公共建設法均有相關之租稅優 惠措施。而關於非租稅之獎勵措施,除上開關於進駐地之相關投資優 惠及獎勵政策外,我國亦提供技術研發補助、土地租金優惠、政府參 與投資及低利貸款等措施以降低企業的其他營運成本。簡述如下: 5 資料來源:投資臺灣入口網:http://investtaiwan.nat.gov.tw/matter/show_chn.jsp?ID=248 &MID=3(最後瀏覽日期:2013 年 9 月 2 日)。 6 促進產業升級條例業於 2010 年 5 月 12 日廢止。 7 例如依產業創新條例第 10 條第 1 項規定:「為促進產業創新,公司得在投資於研究發 展支出金額百分之十五限度內,抵減當年度應納營利事業所得稅額,並以不超過該公 司當年度應納營利事業所得稅額百分之三十為限。」 19 20 ▓ 日商來台投資法令簡介 1、租税奨励 (1)産業革新条例第 10 条第 2 項の規定による授権の下で制定された「会 社の研究発展の支出に関する投資控除適用弁法」第 9 条は「会社の研 究発展への従事による支出は、同一の課税年度において 15%で、当 年度の納付すべき営利事業所得税を控除することができ、当該会社の 当年度の納付すべき営利事業所得税額の 30%を超えないのを限りと する」と規定している。よって、事業は研究開発において研究開発費 を投入したならば、上記の規定により営利事業所得税(訳注:日本の 法人税に相当)から控除することができる。 (2)また、自由貿易港区設置管理条例第 21 条第 1 項の規定によると、 「自 由港区における事業が国外から自由港区へ輸入した運営に供する貨物 は、関税、貨物税、営業税、酒・たばこ税、たばこ製品健康福祉寄 付、貿易推進サービス費及び商港サービス費の徴収を免除する。」で あり、即ち、工場の立地場所という要素により税金面での優遇を享受 できるとのことである。このほか、サイエンスパーク、輸出加工区に 工場を開設した事業、農業バイオテクノロジーパークにおける事業 8 も、関連免税優遇を享受することができる 。 (3)なお、公共施設の建設への民間参与促進法第 37 条第 1 項は「民間機 構がその参与した重大な公共施設の建設の下記支出額の 5%から 20% までの限度内で、当年度の納付すべき営利事業所得税額から控除する ことができる。当年度に控除不足額がある場合は、その後の 4 年度内 8 例えば、輸出加工区設置管理条例第 13 条第 1 項では、 「区内の事業への下記の各号の税 金徴収が免除される。 一、国外から自用の機器、設備を輸入することにかかる輸入税、貨物税及び営業税。ただ し、輸入後 5 年内に課税区へ輸出した場合、輸入貨物の規定により輸入税、貨物税及 び営業税を追徴しなければならない。 二、国外から原材料、燃料、マテリアル、半製品、サンプル、実験用の動植物及び貿易、 倉庫業トランシップ用に供する貨物を輸入することにかかる輸入税、貨物税及び営業 税。ただし、当該貨物を課税区へ輸出した場合、輸入貨物の規定により、輸入関税、 貨物税及び営業税を追徴しなければならない。 三、輸出加工区内の新築の標準工場を取得し又は法により管理処から建築物を取得したこ とにかかる不動産取引税。」と規定している。 第一章 臺灣投資環境簡介 ▓ 1、 租稅獎勵 (1)依產業創新條例第 10 條第 2 項規定授權訂定之「公司研究 發展支出適用投資抵減辦法」第 9 條規定:「公司從事研究 發展之支出,在同一課稅年度內得按百分之十五抵減當年度 應納營利事業所得稅額,並以不超過該公司當年度應納營利 事業所得稅額百分之三十為限。」準此,事業在研發方面若 投入研發經費,即得依上開規定抵減營利事業所得稅。 (2)又如依自由貿易港區設置管理條例第 21 條第 1 項規定:「自 由港區事業自國外運入自由港區內供營運之貨物,免徵關 稅、貨物稅、營業稅、菸酒稅、菸品健康福利捐、推廣貿易 服務費及商港服務費。」此即依工廠駐在地之因素,而得享 有之稅捐上優惠;此外,設廠於科學工業園區園區事業、加 工出口區區內事業、農業科技園區園區之事業,亦得享有相 關之免稅優惠 8。 (3)另如促進民間參與公共建設法第 37 條第 1 項規定:「民間機 構得在所參與重大公共建設下列支出金額百分之五至百分之 二十限度內,抵減當年度應納營利事業所得稅額;當年度不 足抵減時,得在以後四年度抵減之:一、投資於興建、營運 8 例如加工出口區設置管理條例第 13 條第 1 項規定:「區內事業免徵下列各款之稅捐: 一、由國外輸入自用機器、設備之進口稅捐、貨物稅及營業稅。但於輸入後五年內輸 往課稅區者,應依進口貨品之規定,補徵進口稅捐、貨物稅及營業稅。 二、自國外輸入原料、燃料、物料、半製品、樣品、實驗用動植物及供貿易、倉儲轉 運用貨品之進口稅捐、貨物稅及營業稅。但其輸往課稅區時,應依進口貨品之規 定補徵進口稅捐、貨物稅及營業稅。 三、取得加工出口區內新建之標準廠房或自管理處依法取得建築物之契稅。」 21