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神戸市リユース食器利用助成金交付要綱 (目的) 第1条 この要綱は
神戸市リユース食器利用助成金交付要綱 (目的) 第1条 この要綱は,神戸市内(以下, 「本市内」という。 )に所在する大学等で開催される学園祭等におい てリユース食器を利用することについて助成金を交付し,当該学園祭等におけるリユース食器の利用促進 を図り,ごみの減量を推進し,環境への負荷の低減に資するとともに,リユース食器の利用等を通じて当 該学園祭等の来場者に対し,ごみの減量・資源化について啓発を行い,ひいては循環型社会の実現を図る ことを目的とする。 2 助成金の交付等に関して,地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号) ,地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号) ,神戸市補助金等の交付に関する規則(平成 27 年 3 月神戸市規則第 38 号。以下「補助金規則」と いう。 )に定めがあるもののほか,必要な事項を定める。 (用語の定義) 第2条 この要綱において,次の各号に掲げる用語の意義は,それぞれ当該各号に定めるところによる。 (1)大学等 学校教育法に定める大学,高等専門学校,専修学校をいう。 (2)学園祭等 大学等で課外活動として実施される学生主体の学芸的行事であり,当該大学等により公式行 事として認められているものをいう。 (3)リユース食器 繰り返し洗って使うことができる飲食容器及び,箸やフォーク等のカトラリー類をいう。 (交付の対象者) 第3条 助成金の交付の対象となる者は,本市内の大学等で開催される学園祭等の主催団体で,会則,規約 又はそれに相当する文書を有し,適正な会計処理(予算・決算を含む)が行われている団体とする。 (交付対象事業) 第4条 この要綱による助成金交付対象となる事業は,次の各号のいずれにも該当するものとする。 (1)本市内の大学等で開催される学園祭等であること。 (2)当該学園祭等に出店される,飲食物を提供する模擬店の全部または一部において,レンタルによりリユ ース食器を利用すること。 (3)リユース食器の返却所の設置や,飲食物の販売時に預かり金を徴収し,食器の回収時に預かり金を返却 する制度(デポジット制度)など,リユース食器の回収を確実に行うための仕組みを作ること。 (4)環境啓発パネルの掲示や環境に関するアンケートの実施,分別の案内など,環境啓発のための取組を行 うこと。 (5)リユース食器の使用枚数及びごみの減量効果を測定すること。 (助成の対象経費及び助成金の額) 第5条 助成金の対象となる経費は,リユース食器のレンタル費用,食器洗浄器等のレンタル費用及びその利用に 必要なコーディネーターの人件費とし,リユース食器及びその他のリユース食器利用に係るレンタル用品の紛失 や破損等に伴う補填金等は助成の対象外とする。 2 助成金の額は, 予算の範囲内において, 助成対象経費から他の補助金等の額を控除した額の2 分の1 以内とし, 1団体 50 万円を限度とする。 3 助成金の額に 1,000 円未満の端数があるときは,これを切り捨てるものとする。 (交付の申請) 第6条 助成金の交付を受けようとする団体は,補助金規則第5条第1項に基づき補助金の交付を申請する ときは,次に掲げる書類を市長に提出しなければならない。 (1)リユース食器利用助成金交付申請書(様式第1号の1) (2)助成事業実施計画書(様式第1号の2) (3)リユース食器導入に係る収支予算書(様式第1号の3) なお,収支予算書にはリユース食器導入費用に係る見積書(内訳書を含む。 )の写しを添付すること。 (4)その他市長が必要と認めるもの (交付の決定) 第7条 市長は,補助金規則第6条に基づき助成金の交付決定を行うときは,リユース食器利用助成金交付 決定通知書(様式第2号)により申請後2カ月以内に当該申請団体に通知するものとする。 2 市長は,補助金規則第6条第3項に基づき助成金の交付が不適当である旨の通知を行うときは,リユー ス食器利用助成金不交付決定通知書(様式第3号)により当該申請団体に通知するものとする。 (助成事業の変更等) 第8条 前条第 1 項のリユース食器利用助成金交付決定通知書を受けた団体(以下「交付決定団体」という。 ) は,補助金規則第7条第1項第1号に規定する承認を受けようとするときはリユース食器利用助成金交付 決定内容変更承認申請書(様式第4号) ,変更後の助成事業実施計画書(様式第1号の2)又はリユース食 器導入に係る収支予算書(様式第1号の3)を,同第2号に規定する承認を受けようとするときはリユー ス食器利用中止承認申請書(様式第5号)を,それぞれ市長に提出しなければならない。 2 市長は,前項の申請があったときは,当該申請に係る書類の内容を審査し,承認することが適当である と認めたときは,その旨をリユース食器利用助成金交付決定内容変更通知書(様式第6号)又はリユース 食器利用中止承認通知書(様式第7号)により,当該交付決定団体に通知するものとする。 (事業実績報告) 第9条 交付決定団体は,補助金規則第 15 条に基づき実績を報告しようとするときは,次に掲げる書類を助 成事業終了後,速やかに市長に提出しなければならない。 (1)事業実績報告書(様式第8号) (2)事業の実施状況が分かる書類(様式自由) (3)リユース食器導入に係る収支決算書(様式第8号の2) なお,収支決算書にはリユース食器導入費用に係る領収書又は振込受付書の写しを添付すること。 (4)その他市長が必要と認めるもの (交付額の確定) 第10条 市長は,前条の報告があった場合は,補助金規則第 16 条に基づき助成金の交付額の確定を行い, リユース食器利用助成金確定通知書(様式第9号)により,当該交付決定団体に通知するものとする。 (助成金の請求) 第11条 前条の通知を受けた後,助成金の交付を受けようとする団体は,リユース食器利用助成金交付請求 書(様式第 10 号)を市長に提出しなければならない。 2 前項の請求があったときは,市長は速やかに助成金を当該交付決定団体に支払うものとする。 (決定の取消し) 第12条 市長は交付決定団体が次の各号のいずれかに該当するときは,交付の決定の全部又は一部を取り消 し,リユース食器利用助成金交付決定取消通知書(様式第 11 号)により当該交付決定団体に通知するも のとする。 (1)偽りその他の手段により助成金の交付を受けようとし,又は受けたとき。 (2)助成金を他の用途に使用したとき。 (3)助成金の交付の決定の内容又はこれに付した条件に違反したとき。 (4)地方自治法第 221 条第2項の規定に基づく報告をせず,又は虚偽の報告をしたとき。 (5)交付決定団体が,暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条 第2号に規定する暴力団又は同条第6号に規定する暴力団員であることが判明したとき。 (6)法令,条例,規則若しくはこの要綱の規定に違反したとき又は補助金規則及びこの要綱の規定に基づく 市長の指示に従わなかったとき。 (7)前各号に掲げるもののほか,市長が助成金の交付目的を達成することができないと認めたとき。 2 市長は,前項の規定に基づき助成金の交付を取り消した場合において,既に助成金が交付されていると きは,期限を定めて助成金を返還させるものとする。 (施行細目の委任) 第13条 この要綱の施行に関し必要な細目は,主管課長が定める。 附 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成 28 年 7 月 1 日から施行する。