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大分いこいの道 - OITAサイクルフェス!!!
開催報告書 2016.02.16 大会開催概要 OITAサイクルフェス!!! 2015 開催日/2015年10月30日(金)・31日(土)・11月1日(日) 九州で唯一、大分開催のJプロツアーが、1地域で2日間争われる「Two in One」の自転車レースとして開催され、同時開催の「おおいたマルシェ」、 「おおいたワールドフェスタ」とともに会場周辺は今年も多くの観戦客でにぎわった。 ■第2回JBCF おおいた サイクルロードレース(JPT第23戦) 開催日時:10月31日(土) 08:00~16:30 開催場所:大銀ドーム周辺特設コース(周回4.0㎞) ■第2回JBCF おおいた いこいの道クリテリウム(JPT第24戦) 開催日時:11月1日(日) 10:00~15:30 開催場所:大分いこいの道周辺特設コース(周回1.1㎞ ) 【同時開催イベント】 「おおいたマルシェ」 ■前夜祭・チームプレゼンテーション 開催日時:10月30(金) 17:30~20:00 開催場所:ガレリア竹町ドーム広場 開催日時:10月31日(土)11月1日(日) 10:00~17:00 開催場所:大分いこいの道芝生広場 「おおいたワールドフェスタ2015」 主催:OITAサイクルフェス実行委員会・大分市 共催:JBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟) 主管:大分県自転車競技連盟・大分市自転車競技連盟 開催日時:10月31日(土) 10:00~17:00 開催場所:ホルトホール大分 後援:大分県・大分県教育委員会・大分市教育委員会・公益財団法人日本自転車競技連盟 大分合同新聞社・NHK大分放送局・大分放送・テレビ大分・大分朝日放送・エフエム大分・大分ケーブルテレコム 協力:大分県警察本部・大分中央警察署・大分市消防局 【来場者数】 大会事務局: 大分市都市交通対策課 ■来場者数 45,900人 (2日間合計) ロードレース(大銀ドーム周辺) クリテリウム(大分いこいの道周辺) おおいたマルシェ 計 単位(人) 10月31日(土) 11月1日(日) 計 4,600 - 4,600 - 16,200 16,200 11,400 13,700 25,100 16,000 29,900 45,900 2 10月31日(土)第2回JBCFおおいたサイクルロードレース/概況 【Jプロツアー第23戦】 第2回おおいたサイクルロードレース 開催日時:10月31(土) 8:30~16:00 開催場所:大分銀行ドーム周辺特設コース(4.0㎞/1周) 「OITAサイクルフェス!!!2015」第1日目は、大分スポーツ公園の大銀ドーム周辺、園内道路を使った特設 コースでロードレースが開催された。 P1からE3、そして女子のFまで合計237名が出走。P1クラスタはコースを25周する100kmで行なわれ、 畑中勇介選手(Team UKYO)が優勝。前週に続いて2連勝目を飾った。 天候:曇り 観戦客数:4,600人 レース 競技内容 距離 出走 完走 P1 25周 100km 80名 20名 E1 E2 E3 15周 10周 9周 60km 40km 36km 57名 37名 59名 41名 28名 48名 F 9周 36km 4名 4名 ■P1クラスタ(100km)結果 1位 畑中勇介(Team UKYO)2時間22分00秒 2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) 3位 木村圭祐(シマノレーシング) 4位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 5位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 6位 リカルド・ガルシア(KINAN CyclingTeam) ■Fクラスタ( 36km)結果 1位 枝光美奈(VC FukuokaI) 2位 棟近陽子(BH ASTIFO) 3位 那須萌美(チームヤーボー) 3 10月31日(土)第2回JBCFおおいたサイクルロードレース/シーン 大分スポーツ公園特設コースの沿道に多くの観戦客が訪れ、選手に熱い声援を送った。大分駅より無料シャトルバスを運行し観客輸送を行った。 レースの模様はインターネットで実況中継され、大分いこいの道会場の観客は大型ビジョンのパブリックビューイングで観戦を楽しんだ。 JBCF斧理事長挨拶 大分市自転車競技連盟 三浦会長激励 沿道で多くの観客が声援 P1は、畑中選手(TeamUKYO)が優勝 表彰式 レース実況をインターネット中継 4 11月1日(日)第2回JBCFおおいたいこいの道クリテリウム/概況 Jプロツアー第24戦 第2回おおいたいこいの道クリテリウム 開催日時:11月1日(日) 10:00~15:30 開催場所:大分いこいの道周辺特設コース(1.1㎞/1周) 「OITAサイクルフェス!!!2015」の第2日目は、Jプロツアー全24戦の最終戦としてクリテリウムがJR大分駅南 の大分いこいの道特設コース行なわれた。中心市街地でのレースとあって多くの観客が詰めかけ、間近で 迫力ある自転車レースを楽しんだ。 JプロツアーのP1クラスタは予選2組計70名が決勝に進出。青柳憲輝選手(宇都宮ブリッツェン)が優勝。 JBCF2015 Jプロツアー全24戦が終了し、個人総合優勝は畑中勇介(Team UKYO)、チーム総合優勝は Team UKYOに決まった。 天候:曇り 観戦客数:16,200人 レース 競技内容 出走 完走 30周 距離 33km P1決勝 E1決勝 P1予選① P1予選② 70名 46名 24周 15周 15周 26.4km 16.5km 16.5km 67名 43名 40名 60名 40名 40名 エキシビション ■P1クラスタ(33km)結果 1位 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)40分07秒 2位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 3位 窪木一茂( Team JBCF) 4位 吉田隼人(マトリックスパワータグ) 5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) 6位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ) ■Jプロツアー年間総合成績 個人総合優勝 畑中勇介(Team UKYO) 個人総合U23優勝 新城雄大(那須ブラーゼン) チーム総合優勝 Team UKYO 5 11月1日(日)第2回JBCFおおいたいこいの道クリテリウム/シーン JR大分駅南の大分いこいの道特設コースにてクリテリウムが開催され、多くの観客が間近でスピード感あふれる自転車レースを楽しんだ。 表彰式では、Jプロツアーの年間総合優勝表彰も行われ、ツアー全24戦の幕を閉じた。 JR大分駅を背景に激走 佐藤市長がP1の号砲 多くの観客が間近で観戦 E1クラス 1位~6位表彰 駅前の折り返しは見どころの一つ E年間個人総合表彰 P1クラス優勝表彰 コーナーに特別観覧席を設置 P1は、青柳選手(宇都宮ブリッツェン)が優勝 P1クラス 優勝、2位、3位 年間個人総合表彰 年間総合優勝チーム 6 会場風景(大分いこいの道) 大分駅南側の大分いこいの道広場では、サイクルフェスのメイン会場として、トップライダーによるステージトークショー、自転車の安全啓発教室、大分の食など が楽しめる「おおいたマルシェ」などが開催され、2日間、多くの市民や観戦客で賑わいをみせた。また、ワールドフェスタの開催で会場に国際色も加わった。 新城選手のトークショーは今年も満席 イタリア籍の国際チームがファンと交流 チームグッズ配布は大行列に 子ども対象の自転車安全乗り方スクールを開催 芝生広場では、飲食など「おおいたマルシェ」でにぎわう チームカーがムードを盛り上げ 7 前夜祭・開会式・市民自転車パレード・サイクルラリー ■前夜祭/チームプレゼンテーション ■合同開会式 10月30日(金) ガレリア竹町ドーム広場 10月31日(土) 大分いこいの道特設ステージ 前夜祭として参加8チームによるチームプレゼンテーションを開催した。 サイクルファッションショーやチームカー展示、選手トークショーで大会 前夜を盛り上げた。 OITAサイクルフェス、おおいたマルシェ、おおいたワールドフェスタの合 同開会式を行い、佐藤大分市長が主催者挨拶をした。地産地消ポス ター展と自転車利用啓発の標語コンクール表彰式もあわせて行った。 ■市民自転車パレード 11月1日(日) 大分いこいの道特設コース 市民100人と選手が参加して、レースコースをパレード。決勝レースを盛り上げた。 佐藤市長と自転車活用推進議員連盟の穴見衆議院議員もユニフォーム姿で参戦。 ■別大サイクルラリー 10月31日(土) 市民約120人が参加して、大分いこいの道を出発。 別大国道のサイクリングを楽しんだ。 8 大分市マナーアップ事業 自転車安全乗り方教室(ウィーラースクール他) 自転車安全啓発として、全国で子ども向け自転車安全スクールを運営・開催しているウィーラースクールジャパンを招聘し、「ウィーラースクールinOITA」を いこいの道ステージ前で公開イベントとして開催した。大会参加選手やスタッフがルールやマナー、自転車に乗る楽しさなどを子どもたちと共有した。 ■ウィーラースクールinOITA 10月31日(土) いこいの道ステージ前 参加者 小学生以下50名を公募 指導 ウィーラースクールジャパン 中島講師によるルールやマナーのレクチャー 大型画面を使ってクイズ形式で考えて学ぶ レクチャーのあとは実際に自転車に乗って バランスのとり方を学ぶ プロライダーの模範演技 選手が一人ひとりを乗り方指導 参加募集チラシ ■大分中央警察署による 交通安全教育コーナー 自転車シミュレーター使って正しく学ぶ 9 ステージ出演者 大会期間中は、国際的に活躍するプロライダーやサイクルスポーツのプロフェッショナルを招聘し、ステージトーク等で観客に自転車の魅力を伝えた。 鹿屋体育大学自転車部監督 黒川剛さん 大会アドバイザーの栗村修さん チームヨーロッパカー新城幸也選手 ウィーラースクール代表 ブラッキー中島さん 実況担当 MCシンジさん 総合司会 財前真由美さんと栗村修さん BMXショー TEAM NIPPO ヴィーニファンティーニ 大門宏監督 山本選手 石橋選手 黒枝選手 TEAM ROBO-RIBO 石井さん 新城選手とファンの交流 南蛮ユニット七色こんぺいとう 10 大会運営施設(大分いこいの道) ホルトホール大分前の芝生広場にテント、ステージ等を設営し、サイクルフェスのメイン会場として2日間運営した。1日(日)は、クリテリウムレース開催のため の競技運営テント、コース防護フェンス、特別観覧席、スタートフィニッシュゲート等を設置した。 会場図、プログラム案内看板 総合案内所テント プログラム販売・アンケート受付 おおいたマルシェ案内所 会場入場ゲート 競技運営本部・来賓テント・特別観覧席 折り返し点 イレクターフェンス 選手役員受付・救護テント スタートフィニッシュゲート・計測テント チームエリア 緊急車両・競技運営車両 大型ビジョン・インターネット中継 11 会場周辺配備(警備・交通対策) 31日(土)は、大銀ドーム周辺の道路規制を実施し、ロードレース専用コースを設営した。観戦客輸送として、大分駅からの無料シャトルバスを運行した。 1日(日)は、クリテリウム開催のため、大分いこいの道周辺道路を一定時間、進入禁止等交通規制を行った。また、レースコースにかかる庄ノ原佐野線は、 車線の一部を封鎖し、対面通行等の対応を取った。規制に関しては、看板表示、誘導員の配置を行い安全確保に努めた。 【大分スポーツ公園周辺 会場配備図】 道路規制告知看板 ■大分スポーツ公園 スタート地点周辺/仮設フェンス 大分駅=スポーツ公園間の 無料シャトルバスを運行 【大分いこいの道周辺 会場配備図】 ■大分いこいの道周辺/交通規制等誘導看板を設置。また要所に警備員を配置し、交通の安全確保に努めた。 12 広報関係①メディア、印刷物 事前広報用にポスター、チラシを作成し、関係各所に配布した。広報のメインビジュアルは、漫画「弱虫ペダル」とタイアップし、全国的な波及効果を狙った。 市報での広報のほか、新聞、テレビ、ラジオ等マスメディアでの告知掲載、また、栗村アドバイザーの番組出演等を行い、イベント開催の浸透を図った。 新聞広告(ラテ面) 市報10.15号(表紙) TV15秒スポットCM B2サイズポスター ラジオ番組出演 13 広報関係②インターネット 6月の実行委員会以降、大会公式ホームページ及び公式フェイスブックを開設し、関連イベントの開催告知を含め、逐次更新して情報発信に努めた。 また、レースの実況をインターネット動画で観戦できるようホームページに搭載した。大会後もアーカイブとして動画チャンネルを設置した。 県外への情報発信・誘客を目的として、JTBツアーデスク、ANA観戦ツアーのバナーリンクを張った。 ■公式ホームページ 開催告知、レース概要、会場案内、イベントガイド等大会に関するあらゆる情報を掲載し、随時更新した。 ※アクセス数:20,942 ページビュー数:70,881 (6/19~11/19 googleアナリティクス) ■インターネット実況中継 USTREAMにて、全てのレースのインター ネット生中継を行った。 終了後は、Youtubeにてアーカイブとして 動画チャンネルを設置。 ■JTBツアーデスクバナー ■ANA観戦ツアーバナー ■公式フェイスブックページ 公式フェイスブックページでは、イベントの開催情報を 中心に掲載し、現場情報も随時更新した。 ※合計リーチ数:95,930 (6/19~11/18) ※最大リーチ:10,285 (10/13 NIPPOヴィーニファンティーニ来場情報掲載時) 公式ホームページ 公式フェイスブックページ 14 広報関係③新聞記事 10月30日大分合同新聞朝刊記事↑ 10月30日大分合同新聞夕刊記事↑ 11月1日大分合同新聞朝刊記事↑ 15 広報関係④番組タイアップ OBSテレビ OBS かぼすタイム OBS おはようナイスキャッチ 放送日時: 10月24日(土)コーナー「かぼすチョイス」 10月31日(土)会場より生中継 放送日時:10月28日(水) OBS 旬感!3ch 放送日時:10月28日(水) OBSラジオ ▼サイクルフェス×イチスタ 放送内容:「すべての道はロードに通ず」番組内コーナー(電話中継) 放送日時:10月6日、13日、20日、27日 ▼サイクルフェス×BINGO 放送内容:自転車をテーマに番組全体を展開。 放送日時:10月28日(水) ▼サイクルフェス×ハイスクールラジオ 放送内容:日出総合高校自転車競技部を紹介。 放送日時:10月19日、26日 ▼サイクルフェス特番 放送内容:当日会場より生中継 放送日時:10月31日 16 大会ツール 大会プログラムは1部500円にて総合案内所で販売した。また、特別観覧席の入場ID付きプログラムを1000円で300部限定で販売した。 南側芝生広場は、無料の特別観覧エリアとして、地元ボランティア、協賛社、旅行者向けに入場パス1200枚を事前に発行した。 会場マップ(無料配布) スタッフID・スタッフジャンパー 特別観覧エリア入場パス 大会プログラム(販売) 17 企業協賛等 本大会の広報的な拡大を主目的として、企業の広告協賛を募った。協賛企画として、大会応援告知TVスポットの放映、大会パンフレット、ホームページ 等への広告掲載、会場施設での広告バナー掲出、ブース出展等を実施した。 ■協賛企業 豊後企画集団 大分銀行 別府競輪 全日空大分支店 トヨタカローラ大分 HIヒロセ シスケン NIKKO アサヒビール サイクルショップコダマ 大分信用金庫 レンブラントホテル大分 JA全農おおいた コスモレンタル いづみ印刷 協賛バナー 協賛バナー 協賛ブース出展 協賛イベント ストライダー体験 18 経済波及効果の推計 株式会社大銀経済経営研究所 「OITAサイクルフェス!!!2015」開催に伴う経済波及効果調査 報告書より (平成28年1月発表) 【イベント概要】 平成27年10月31日(土)~11月1日(日)に、大分市内の2会場で自転車ロードレースの国内最高峰であるJプロツアーが開催され、268名の選手 が参加し、45,900人の市民・一般客が来場した。また、同日程で、「おおいたマルシェ・おおいたワールドフェスタ」が開催された。 【調査フロー】 本調査は大分県産業連関表を用いて「OITAサイクルフェス!!!2015」開催に伴う経済波及効果を推計した。この推計にあたっては、開催期間中に 来場者及び競技関係者にアンケート調査を実施し、そのアンケート結果から消費金額を推計し、事務局の開催経費を加えた需要額が経済波及効 果をもたらす要素であることを前提とした。 ※アンケート調査回収: 来場者175枚、競技関係者141枚 【経済波及効果の推計結果】 「OITAサイクルフェス!!!2015」開催に伴う経済波及効果は以下の通りである。 直接効果は304,637千円、第1次間接波及効果は104,633千円、第2次間接波及効果は76,958千円となり、合計すると本イベントが大分県内に もたらした総合効果は486,228千円と推計された。 19