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0627-22FA2_BSN Big Tap DS_v4.5.0_JP_A4.indd
データシート
Big Tap Monitoring Fabric 4.5
よりシンプル、
スケーラブル、経済的に
Big Tap Monitoring Fabric は、広範囲のセキュリティと組織のネットワーク トラフィックの
モニタリングを可能にし、セキュリティ、モニタリング、パフォーマンス測定、およびコンプラ
イアンス用の複数のツール(インラインおよびパッシブ)に対して選択的に提供します。オー
プン イーサネット スイッチ ファブリックと SDN コントローラを活用する Big Tap は、拡張
性が非常に高く、
(設備投資と運用コストの面で)超低コストなネットワーク可視性ソリューショ
ンです。
BIG SWITCH NETWORKS
BIG TAP MONITORING FABRIC の概要
当社のミッションは、ハイパースケール ネットワーキン
グをより幅広いお客様に提供すること、そして、最終的
には、新しいアプリケーションを高速配信する際にネット
ワークが最大の障害とならないようにすることです。
この目標を果たすため、当社はハイパースケール ネット
ワーキングのあらゆる設計思想を 1 つのソリューショ
ンにまとめて提供しています。
Big Tap Monitoring Fabric は、高性能のオープン イーサネット スイッチを利用して、極めて低い設備
投資 / 運用コストで、広範囲のセキュリティ モニタリングと組織のネットワーク トラフィックの可視化を実
現する、最新の 1G/10G/40G ネットワーク可視化ファブリックです。Big Tap は、SDN を中心とした
アーキテクチャを使用して、エンタープライズ全体のモニタリングを可能にするスケールアウト ファブリッ
ク、運用を簡易化する一元管理、複数の IT チーム(NetOps、DevOps、SecOps)に対応するマル
チテナント性を実現すると同時に、テナント固有のインラインまたはパッシブのツールとポリシーを使用して
ネットワーク モニタリングを行います。
Big Tap Monitoring Fabric の特徴 :
アーキテクチャ : SDN ソフトウェアとオープン スイッチ ハードウェアの融合
• オープン イーサネット スイッチ ハードウェアに
よるコストの削減
Big Tap Monitoring Fabric は、広範囲の可視化ファブリックを構築して現在のネットワーク パケット ブ
ローカ(NPB)ベースのモニタリング ソリューションの課題に対応するためにゼロから作り上げた、次世
代の NPB です。Big Tap のアーキテクチャはハイパースケール ネットワーキング設計にヒントを得て、
オープン イーサネット スイッチ ハードウェア、SDN コントローラ ソフトウェア、および一元的なツール展
開で構成されています。
• SDN コントローラ テクノロジーによる複雑さ
の軽減
• 統合型ツール ファーム設計によるイノベーショ
ンの推進
Big Tap Monitoring Fabric のアーキテクチャは次のコンポーネントで構成されます。
• オープン イーサネット スイッチ(ベア メタルまたはブライト ボックス)ー「オープン」または「ベア
メタル」という言葉は、イーサネット スイッチにネットワーキング OS が組み込まれていない状態で出
荷されることを示します。Dell のオープン ネットワーキング スイッチ、さらに Accton と Quanta の
ODM スイッチなどがこれに含まれます。これらのスイッチに使用される市販のシリコン ネットワーキン
グ ASIC は、従来のスイッチ ベンダーのほとんどが使用してきたものと同じで、ハイパースケール デー
タ センター ネットワークにおける実運用に広く展開されています。これらのスイッチは、サードパーティ
のネットワーク OS をベンダーに依存せず自動でインストールできるように、オープン ネットワーク イ
ンストール環境(ONIE)で出荷されます。
• Big Switch の SDN 対応 Switch Light OS — ONIE で展開可能な、スイッチで稼働する OS。
当社の製品の実地体験をご希望の方は、無料の
オンライン トライアルにお申し込みください。
labs.bigswitch.com
販売チームの連絡先 :
[email protected]
その他のお問い合わせ :
[email protected]
• SDN 対応の Big Tap Controller のクラスタ — 一元化された構成、モニタリング、トラブルシュー
ティングを簡単な方法で実現する、仮想マシンまたはハードウェア アプライアンスの HA ペア。
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
図 1: Big Tap Monitoring Fabric — アーキテクチャ
設備投資 / 運用コストの大幅な節約
BIG TAP MONITORING FABRIC — 製品説明
Big Tap Monitoring Fabric は、最適化された効率的なモニタリングを
可能にすると同時に、総所有コスト(TCO)の多角的な削減を実現します。
NPB ベースのアプローチで TCO が高くなるのは、拡大する一方の個別
単位での展開と専用ハードウェアの使用が原因です。さらに、モニタリン
グ ツールを活用していない(または組織単位で割り当てられたサイロによ
る非効率的に使用)ことも TCO を増加させます。
Big Tap スイッチは、次の 2 つのモードのいずれかで展開できます。
オープン イーサネット スイッチの経済性
Big Tap Monitoring Fabric では、オープン イーサネット スイッチの根
底にある費用対効果とパフォーマンスの高さ(1G/10G/40G)を活か
して、垂直的に統合された NPB ソリューションよりはるかに費用対効果
の高い方法で大容量のネットワーク トラフィックを監視できます。
SDN 対応による運用効率
Big Tap Monitoring Fabric の設定と管理は、Big Tap Controller
の CLI、GUI、または REST API を介して一元的に行われます。この運
用モデルによって、既存の管理システム、さらにモニタリング ツールとの
統合が容易になり、従来の NPB による個別単位の管理に関連する運用
コストを大幅に削減できます。
図 2 : Monitoring Fabric — グラフィカル ユーザー インタフェース
(GUI)
• パッシブ — 稼働中のネットワークに隣接する位置に展開します。稼働
中のネットワークからの SPAN/TAP ポートに接続します。
• インライン — DMZ(稼働中のネットワーク)に展開します。
いずれのモードで実行されている場合でも、Big Tap Controller は Big
Tap ファブリック内のすべてのスイッチを一元的に管理します。
Big Tap Monitoring Fabric には次のような拡張機能があります。
アプリケーション プロトコル認識(ディープ パケット マッチング): Big
Tap Monitoring Fabric では、(図 3 に示す)HW ベースのディープ
パケット マッチング機能を使用して、アプリケーション プロトコルとその
属性を認識できます。Big Tap では回線速度で 1 パケットあたり最大
128 バイトのマッチングが可能なため、より高度なモニタリング ポリシー
を作成して、MPLS、VXLAN、GRE などのカプセル化されたパケット
や、GTP、SCTP などの 4G/LTE モバイル プロトコルの内部ヘッダー
フィールドのマッチングを行うこともできます。
sFlow 生成 : Big Tap では、sFlow 生成機能をサポートすることにより、
稼働中のネットワークのフローレベルでのリアルタイムの可視化を実現し
ます。sFlow は、ほとんどのオープン イーサネット スイッチで使用可能
な業界標準のテクノロジーです。トラフィックのトンネリングやカプセル化
など、アプリケーション レベルでのリアルタイムの可視化を実現すること
で、DoS/DDoS などのセキュリティ攻撃の検知を可能にし、瞬時(1 秒
未満)のトリガをサポートします。
Big Tap の sFlow 構成はコントローラを使用して一元的に行われ、フィ
ルタ スイッチ / インタフェースに適用されます。Big Tap Monitoring
Fabric で sFlow を使用すると、次のような利点があります。
• Big Tap Controller による一元的な構成を使用することで、すべて
のスイッチにシンプルで一貫性のある、一元化された構成が適用され
る。
• sFlow の記録生成を行う役割を稼働中のスイッチからモニタリング
ファブリックに移行できる。
• sFlow によって、外部の TCP-IP フィールドだけでなく、プロトコル
スタック全体の可視性が高まる。
2 ページ
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
図 3 : Big Tap Monitoring Fabric — 一元的なツールおよび管理による場所ごとのモニタの配置
BIG TAP: パッシブ
クラウド コンピューティング、データ分析、および 4G/LTE モバイル
サービスのニーズに対応するため、データ センター ネットワークを最新
の 10G/40G 設計に移行するには、対応するトラフィック モニタリング
ネットワークも次世代設計に移行する必要があります。データ センターの
規模、帯域幅、トラフィックの急激な増加に加えて、より大量のネットワー
ク トラフィックを監視する必要性が急激に高まったことにより、従来のモニ
タリング / 可視化設計の限界が試されています。独自のネットワーク パケッ
ト ブローカ(NPB)に基づく従来の個別単位のアプローチでは、組織全
体のモニタリングに莫大なコストがかかり、運用が複雑になることが実証
されています。
NPB の代替策として、急速に注目を浴びているのが、Big Tap のスケー
ルアウト アーキテクチャ、シンプルな運用、オープン スイッチによる経済
性です。Big Tap には次のような 2 つの一般的なユース ケースがあり
ます。
• ラックごとにモニタを配置(リンクごとにモニタまたはタップを配置)
• 場所ごとにモニタを配置(リモートのデータ センター / POP / 支社
/ 拠点にモニタまたはタップを配置)
Big Tap Monitoring Fabric は、トポロジに依存しない拡張性の高い
ファブリックをサポートします。顧客の要件に応じて、シングルスイッチの
ファブリックからマルチスイッチ / マルチレイヤのスケール アウト ファブ
リックまで、幅広いトポロジがサポートされます。Big Tap Monitoring
Fabric の一般的なマルチレイヤ設計は、「フィルタ」スイッチとしてラベ
ル付けされたオープン イーサネット スイッチのレイヤと、
「デリバリ」スイッ
チとしてラベル付けされたオープン イーサネット スイッチのレイヤで構成
されます。フィルタ スイッチ レイヤのほとんどのスイッチ インタフェース
は、稼働中のネットワークの光学パッシブ タップまたはスイッチ / ルーター
/ ファイアウォールのスパン ポートに有線接続され、Big Tap Controller
ソフトウェアのユーザー インタフェースで「フィルタ インタフェース」と
して構成されます。デリバリ スイッチ レイヤのスイッチ インタフェースは
ツールに有線接続されており、「デリバリ インタフェース」として構成され
ます。(パケットがファブリックに流れ込む)フィルタ インタフェースと(パ
ケットがファブリックからツールに流れ出る)デリバリ インタフェースは、
Big Tap Monitoring Fabric の主要な機能と言えます。
スケール アウト設計 :
• 3 レイヤ トポロジの使用をお勧めします。このレイヤ トポロジでは、
「フィルタ」スイッチ レイヤと「デリバリ」スイッチ レイヤの間にあ
る 3 つ目のスイッチ レイヤ、「コア」スイッチ レイヤを使用できるた
めです。このレイヤのスイッチは、フィルタ スイッチからのトラフィッ
クを集約して、これらのトラフィックを必要なデリバリ スイッチ、さらに
必要なツールへと送ります。
• 「サービス インタフェース」の構成によって、セキュリティまたはパ
フォーマンスのモニタリング ツールに配信される前に、重複排除やデー
タの難読化など、特定のパケット変更に使用される 1 つまたは複数の
NPB にパケットを送ることができます。NPB から次世代の Big Tap
アーキテクチャへの展開方法の変化を受けて、お客様は既存の高価な
NPB を Big Tap Monitoring Fabric に付属するサービス ノードと
して使用することにより、これらの NPB をより効率的な方法で再利用
することができます。
• 場所ごとにモニタ(タップ)を配置 : Big Tap Monitoring Fabric
を L3 WAN 全体に拡張することで、リモートのデータ センター /
POP、コロケーション設備、キャンパス / 支社の所在地、さらに小売
業者のモニタリングが可能になります。これにより、少数のデータ セ
ンターでツールとスタッフを一元的にモニタリングできるため、設備投
資と運用コストが劇的に削減されるだけでなく、運用チームによる組
織全体のネットワークのモニタリングが可能になります。監視対象とな
る各場所に商品化されているイーサネット スイッチを配置するだけで、
Big Tap Controller を介して高い可用性を維持しながら Big Tap
Monitoring Fabric 全体(リモートサイトにあるスイッチを含む)を
一元的に運用および管理できます。
3ページ
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
図 4 : Big Tap Inline — DMZ での帯域内セキュリティとモニタリング ツールのチェーニング
BIG TAP: インライン
主要な機能 :
サイバー攻撃が相次ぐ中、組織のネットワーク セキュリティの重要性がかつて
ないほど高まっています。さらに、ネットワークでは、クラウド コンピューティ
ング、Big Data、BYOD など、より多くのサービスの提供が要求されるよ
うになり、ネットワークを監視 / 保護するセキュリティ対策に急激な変化が起
こっています。
• 高可用性アーキテクチャ
その結果、高い性能と耐障害性を持つネットワークを構築し、維持すると同
時に、コンプライアンスの実践と侵入や攻撃に対する安全性を保証すること
が最重要事項となっています。これらの課題に対処する方法として、お客様
の多くは自社の DMZ 環境でインラインのモニタリングとセキュリティを使用
することを考えます。インラインの場合、セキュリティ ツールはすべてのパ
ケットを評価し、侵入が実行され損害が与えられる前に、そのような浸入を検
知して積極的に防止またはブロックします。一方で、インライン セキュリティ
アーキテクチャは、高可用性、継続的なメンテナンス、拡張性という新たな
課題をもたらします。
• ツール チェーニング
Big Tap Inline は DMZ における広範囲のセキュリティを可能にして、従来
のソリューションが直面する課題に対処すると同時に、SDN を中心とした低
コストな方法で運用の簡易化を実現します。
Big Tap Inline は、Big Tap Controller と、高可用性構成で展開され
たオープン イーサネット スイッチで構成されます。インライン セキュリティ
ツールは、これらのイーサネット スイッチに直接(場合によってはリンク ア
グリゲーションを介して)接続されます。Big Tap Inline では、Big Tap
Controller の一元管理機能を使用して、インライン ツール経由のパスを作
り出すポリシーを設定します。このソリューションでは、同じツールの複数の
インスタンス間でのロード バランシング、さらにポリシー単位でのツール セッ
トのチェーニングがサポートされます。
• ネットワーク、ツール、またはコントローラの障害に対して、高い耐障
害性を発揮します。
• インラインでのツール ヘルス チェックをサポートします。
• 複数のツールのチェーニングをサポートします。DMZ に流れ込む /
DMZ から流れ出すトラフィックに対する、さまざまなツール チェーン
をサポートします。
• ツール オーバーサブスクリプション / ロード バランシング
• 高データ帯域(10G/40G)から低帯域のツール(1G/10G)の複
数のインスタンスへのロード バランシングを行います。
• ツールの効率性の向上
• (すべてのトラフィックではなく)関連するトラフィックのみを送信します。
• プログラムによる
(REST API ベースの)
動的な構成をサポートし、
マー
クされた特定のフロー(DDoS など)をスイッチでドロップします。こ
の場合、ファブリック スイッチはフローをツールに送った後にドロップ
するのではなく、マークされたフローをドロップします。
• マルチチームの運用ワークフローの簡略化
• 一元的な管理 / 構成、複雑さの排除、
エラープローン PBR、容易なロー
ド バランシングまたはチェーン ツール。
• 特定のトラフィック(伝送率)をルール ベースの SPAN を介して複製
し、オフライン ツールに送ってさらに処理することができます。
• Big Tap Controller は、インライン / オフラインのモニタリングの管
理を一元的に行うことができる、統合型のコントローラです。
4 ページ
BIG TAP MONITORING FABRIC の機能
機能
ネットワーク全体の可視化 (ラックごとにモニタまたはタップを配置)
利点
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
•パケット フィルタリング、アグリゲーション、ツール ポートのロード バランシング、およびパケッ
ト複製機能。
•シングル スイッチ ファブリック設計または 1/2/3 レイヤのスケール アウト ファブリック設計
(1GE、10GE、および 40GE)
。
•一元的なファブリック / ポリシー定義およびネットワーク内でのオープン イーサネット スイッチの
使用。
•(REST API を介した)プログラムによるイベントトリガ型のモニタリング。
•サード パーティ製 NPB をサービス ノードとしたサービス チェーニングによるパケット操作(重
複排除、パケットスライシング、ペイロード暗号の難読化、タイム スタンプ処理など)。
•L2、L3、L4 ヘッダーに基づくフィルタ インタフェースごとの、ディープ パケット マッチング
(DPM)属性を使用した、複数の重複一致規則。
•時間 / パケットに基づくポリシーのスケジューリング。
•コントローラ ポリシー オプティマイザ エンジンによってオープン イーサネット スイッチ機能が
効率的に利用されることを保証。
高性能、
拡張性が非常に高い
ネットワーク モニタリング ファブリック
• コントローラおよびファブリックの高可用性。
•モニタリング ネットワークで障害を検知して応答する、ファブリック パス自動計算。
•ファブリックの帯域幅を効率的に利用して耐障害性を保証する、障害検知を使用したコア リン
クのポリシー ベース ロード バランシング。
•サービス ノード / リンクの障害の検知と、サービスをバイパスするオプション。
•オープン イーサネット ファブリックでのリンク アグリゲーション(LAG)(コア リンク、サービ
ス ノード リンク、デリバリ リンクを含む)。
•タグ付けポリシーまたはタップ(フィルタ)インタフェース。
•さまざまなセキュリティ ツールおよびモニタリング ツール ベンダーのサポート。
•さまざまな NPB をスタンドアロン型またはチェーニングされたサービス ノードとしてサポート。
一元的な管理、
構成、トラブルシューティング
Big Tap Controller を使用すると、ファブリックおよびポリシーを一元的に管理できます。
•複数のフィルタ インタフェースからのフローを、オプションのサービス ノードを含む複数のデリ
バリ インタフェースに送るポリシーを一元的なコントローラで設定できます。最終共通ノードで
パケット複製が行われ、ファブリックの帯域幅が最適化されます。
•構成および動作状態の表示に使用する GUI、REST API、CLI。
•一元化されたインタフェース、フローと混雑状況に関する統計の収集。
マルチ データ センター / マルチサイトのトンネリング
(場所ごとにタップを配置)
•(L3 WAN 全体の)リモートのデータ センター / POP / 支社 / 拠点の一元化されたモニタ
リング。
•リモート ツールを一元化されたデータ センターに配置。
•トンネルを使用したパケットの複製。
•1G、10G、40G の帯域幅でのトンネリング。
•L3 WAN への進入前の監視対象のトラフィックの速度制限。
•スイッチ単位でのトンネリングが可能。
稼働中のネットワークの可視化、
遠隔測定と分析
Big Tap Monitoring Fabric は、次のような稼働中ネットワーク可視化機能によってトラブルシュー
ティングが容易になり、運用と管理を簡略化します。
•ホスト トラッカ : 稼働中のネットワークのホストに関する詳細を示します。
•サブネット トラッカ : 稼働中のネットワークで使用されている IP サブネットを示します。
•タップ トラッカ : 稼働中のネットワークで TAP インタフェースに接続されているデバイスを示し
ます。
•DHCP トラッカ : 稼働中のネットワークでどのサブネットが DHCP サーバーによって管理され
ているかを示します。
•DNS トラッカ : 稼働中のネットワークでどの DNS がドメイン名の解決に使用されているかを示し
ます。
•sFlow 生成 : 稼働中のネットワークでのアクティビティに対する明確な可視性を実現します。
5ページ
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
機能
説明 / 利点
高度なフィルタリングとディープ パケット マッチング機能
• イングレス(ingress)での L2/L3/L4
L2/L3/L4 ヘッダーによるフィルタリング、および複数のイグレス
ヘッダーによるフィルタリング、および複数のイグレス
•イングレス(ingress)での
(egress)ツールに対するファブリ
ックでのパケッ
ト複製(必要な場合)
。。
(egress)ツールに対するファブリ
ックでのパケッ
ト複製(必要な場合)
•ディープ パケッ
パケット
ト マッチング(DPM)とマスキング(パケッ
マッチング(DPM)とマスキング(パケットあたり最大
トあたり最大 128
128 バイ
バイト)
ト)
。カプセル
•ディープ
。カプセル
化されたパケット(MPLS、VXLAN、GRE
ト(MPLS、VXLAN、GRE など)および
SCTP など)
化されたパケッ
など)および // またはプロ
またはプロトコル(GTP、
トコル(GTP、SCTP
など)
の内部ヘッダー フィール
フィールドのマッチングをサポー
ドのマッチングをサポート。
ト。
の内部ヘッダー
•IPv4 および
および IPv6
IPv6 ベースのフィルタリング。
ベースのフィルタリング。
•IPv4
•IPv4、IPv6、MAC ア
アドレスのマスキング、TCP
ドレスのマスキング、TCP フラグ、DSCP
フラグ、DSCP マッチング。
マッチング。
•IPv4、IPv6、MAC
パケット操作
• サードパーティ製の NPB を Big Tap Monitoring Fabric にサービス ノードとしてサービス
チェーニングすることで、Big Tap でパケット操作(重複排除、パケット スライシング、ペイロード
暗号の難読化、タイムスタンプ処理など)が可能になります。
セキュリティとアクセス コントロール
(サービスとして監視)
• TACACS + 認証および承認。
•ユーザーごとに管理者がアクセス コントロールを定義する、ロールベースのアクセス コントロール
(RBAC)。
•複数のユーザー グループに対する高度な重複ポリシーに対応するマルチテナント性によって、同一
のタップ インタフェースからさまざまなツール インタフェースへのトラフィックを監視。
•テナント認識型の Web ベースの管理用 GUI、CLI、REST API。
•同じ基盤インフラストラクチャを使用する複数のグループ / ビジネス ユニットに対するセルフサービ
ス モニタリング。
パケットのキャプチャ (コントローラ ハードウェア アプライアンス
のみ)
• コントローラ ハードウェア アプライアンスで 1G パケットを迅速かつ容易にキャプチャ。
•追加で 1TB のハードディスクを利用可能。
•構成可能な、古い PCAP ファイルの自動検知。
マーカー パケットの生成
• ツールまたは PCAP ファイルへの「マーカー」パケットの挿入。
ヘッダー ストリッピング機能
• L2GRE トンネル パケットのカプセル化解除。
•VLAN タグ ストリッピング — RSPAN タグのストリッピングに便利。
•内部パケット ポスト ストリッピングでのマッチング。
ファブリック全体での CRC チェック
豊富な Web ベースの GUI
(グラフィカル ユーザー インタフェース)
• 稼働中のネットワークで不良 CRC パケットを分析用ツールへ送信することを許可または拒否。
• ファブリックに使用されているリソースとトポロジの概観をダッシュボードに表示。
•非常に魅力的かつ機能的な GUI トポロジ ビューに次の情報を表示。
- ファブリックのすべてのスイッチ / ポート。
- ポリシー単位でのファブリック全体の経由パス。
- トポロジ オブジェクトの上にマウス カーソルを重ねることでトリガされる、コンテキスト依存の
インテリジェントなプロパティ パネル。
•カスタマイズされた表形式ビューを、ユーザー カスタマイズを維持して表示可能。
•GUI を使用して、JSON、CSV など、さまざまなオプションを選択して表をエクスポート可能。
•非常に直感的で簡略化された管理および運用ワークフローを表示。
イーサネットベースの
オープン スイッチのベンダーをサポート
Quanta、Accton、および Dell の 1G、10G、40G スイッチのサポート。一般的に次のスイッチ構
成がサポートされます。
--48 x 1G + 4 x 10G
--48 x 10G + 4 x 40G(BRCM Trident/Trident + ASIC)
--48 x 10G + 6 x 40G(BRCM Trident-II ASIC)
--32 x 40G(BRCM Trident-II ASIC)
Big Tap のハードウェア互換性リスト(HCL)に含まれる、サポート対象のスイッチのベンダー / 構成、
および光学製品 / ケーブルの詳細なリストについては、Big Switch 販売チーム(sales@bigswitch.
com)にお問い合わせください。
6 ページ
BIG TAP CONTROLLER アプライアンスの仕様
Big Tap Controller は、仮想マシン アプライアンスとして既存のサーバーに展開するか、またはハードウェア アプライアンスとして展開できます。
仮想マシン アプライアンスとしてのコントローラの仕様
次の環境では、Big Tap Controller を仮想マシン アプライアンスとして使用できます。
環境
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
バージョン
Linux KVM
Ubuntu 12.04
VMware ESXi
バージョン 5.1 U1
バージョン 5.0.0 U1
バージョン 5.1.0 U1
バージョン 5.5.0 U1
バージョン 5.5.0 U2
注記 : 上記の表は、Big Tap Monitoring Fabric によってサポートされるテスト済みのメジャー / マイナー / メンテナンス バージョンを明示的に示します。上記の表に含まれないバージョンはサポート
されません。
仮想マシンの最小要件
2 個の vCPU(最小スケジューリング : 1GHz)
4GB の仮想メモリ
20GB のハードディスク
物理スイッチから 1 つの仮想ネットワーク インタフェースに到達可能であること
注記 : 仮想マシンのパフォーマンスは、
ハイパーバイザ セットアップの他の多くの要因によって左右されます。そのため、稼働環境での展開にはハードウェア アプライアンスを使用することをお勧めします。
コントローラ ハードウェア アプライアンスの仕様(BTAP-CTRL-HW、BTAP-CTRL2-HW)
Big Tap Controller は、パフォーマンスと信頼性の適切な組み合わせを実現する、エンタープライズクラスのハードウェア アプライアンスとしても使用で
きます。
機能
フォーム ファクタ
(高さ x 幅 x 奥行き)
プロセッサ
技術仕様
1U ラック サーバー
(4.28 cm x 43.4 cm x 60.7 cm)
Intel Xeon E5-2430 v2 2.50GHz、15M キャッシュ、7.2GT/s QPI、ターボ、6 コア、
1 ソケット、80W
メモリ
16GB RDIMM x 2、1,600MT/s、低電圧、デュアル ランク、x 4 データ幅
ハード ドライブ
500GB 7.2K RPM SATA 3Gbps 3.5 インチ ホットプラグ対応ハード ドライブ x 2、
H710/H310 用 RAID 1
ネットワーキング
組み込み NIC: Broadcom 5720 デュアル ポート 1Gb LOM
ネットワーク アダプタ : Intel X 520 デュアル ポート 10Gb DA/SFP + サーバー アダプタ
電力
ホット プラグ対応電源 350W x 2
その他の機能
フォールトトレランス対応ファン、ECC メモリ、インタラクティブ LCD 画面、ENERGY STAR®
準拠
7ページ
Big Tap Monitoring Fabric
データシート
環境
仕様
温度 – 連続運転時
10 ~ 35 °C(50 ~ 95 °F)
温度 – 保管時
-40 ~ 65 °C(-40 ~ 149 °F)、1 時間あたりの最大温度変化 20 °C
相対湿度 – 連続運転時
10 ~ 80 %、最高露点(最高湿球温度)26 °C(78.8 °F)
相対湿度 – 保管時
5 ~ 95 %、最高露点(最高湿球温度)33 °C(91 °F)、結露しないこと
高度 – 連続運転時
-15.2 ~ 3,048 m(-50 ~ 10,000 フィート)
高度 – 保管時
-15.2 ~ 12,000 m(-50 ~ 39,370 フィート)
BIG SWITCH について
Big Switch Networks は、
ハイパースケール データ センター用ネットワーキング テクノロジーを幅広いユーザーに提供する、
市場のリーダー企業です。
同社は、OEM/ODM ベア メタルとオープン イーサネット スイッチ ハードウェア、高度な SDN コントロール ソフトウェア、データ センターのコア&ポッ
ド設計という 3 つの鍵となるハイパースケール テクノロジーを採用し、これらのテクノロジーをエンタープライズ、クラウド プロバイダ、サービス プロ
バイダの用途に応じた製品に活用しています。詳細については、[email protected] にメールでご連絡いただくか、@bigswitch をフォローしてい
ただくか、www.bigswitch.com をご覧ください。
BigSwitchNetworks 株式会社
〒 100-0004 東京都千代田区大手町 1-5-1 大手町ファーストスクェアイーストタワー 4F
Tel 03-5219-1268
Fax 03-5219-1295
mail [email protected]
本社
3965 Freedom Circle, Suite
300, Santa Clara, CA 95054
+1.650.322.6510 TEL
+1.800.653.0565 TOLL FREE
www.bigswitch.com
[email protected]
Copyright 2015 Big Switch Networks, Inc. All rights reserved. Big Switch Networks、Big Cloud Fabric、Big Tap、
Switch Light OS、Switch Light vSwitch は、Big Switch Networks, Inc の商標または登録商標です。その他すべての商標、
サービス マーク、登録商標、登録サービス マークは、個々の所有者に帰属します。本書の内容に誤りがあった場合でも、Big Switch
Networks は責任を負わないものとします。Big Switch Networks は、本書の内容を予告なく変更、改良、譲渡、または改訂する権
利を有します。BTMF 4.5 Datasheet V1 April 2015
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