Comments
Description
Transcript
LSIテストシステムサポートのご案内
LSIテストシステム サポートのご案内 サービス総合カタログ 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 2016 年 12 月発行 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 1 2 3 4 5 6 7 8 9 目次 サポート提供について ........................................................................................... 1 1.1 サポート契約 ................................................................................................................. 1 1.2 サポートの辞退 ............................................................................................................. 1 LSI テストシステムの使用上のお願い .................................................................. 2 2.1 寿命部品の定期交換のお勧め ........................................................................................ 2 2.2 不適合情報取得のご協力のお願い ................................................................................. 2 サポート契約 ......................................................................................................... 3 3.1 契約価格とその範囲 ...................................................................................................... 3 3.2 窓口について ................................................................................................................. 3 お客様サポート窓口 ......................................................................................................... 3 休日・時間外の対応 ......................................................................................................... 4 EOS とサービス維持契約 ...................................................................................... 5 4.1 EOS(End of Support:通常保守停止) ..................................................................... 5 4.2 サービス維持契約 .......................................................................................................... 5 4.3 EOS のスケジュールおよびサービス維持契約対象 ....................................................... 6 弊社工場での修理 .................................................................................................. 7 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 引取修理(単独修理)................................................................................................... 7 交換修理(SWAP 修理)............................................................................................... 7 再交換修理(再 SWAP 修理)....................................................................................... 7 代替品貸出 .................................................................................................................... 7 寿命部品交換(オーバーホール) ................................................................................. 7 修理・校正作業の価格................................................................................................... 7 保守部品販売 ................................................................................................................. 8 修理依頼票 .................................................................................................................... 8 出張作業 ................................................................................................................ 9 6.1 国内技術者派遣費 .......................................................................................................... 9 6.2 海外技術者派遣費 ........................................................................................................ 10 6.3 移設作業 ...................................................................................................................... 11 校正サービス ....................................................................................................... 13 7.1 7.2 7.3 7.4 校正の重要性 ............................................................................................................... 13 引取校正のメニュー .................................................................................................... 13 出張校正 ...................................................................................................................... 14 校正証明書・校正成績表について ............................................................................... 14 校正成績表 ..................................................................................................................... 15 校正証明書(文書型) ................................................................................................... 16 校正証明書(フロー型)................................................................................................ 17 校正証明書(使用標準器型) ........................................................................................ 18 校正証明書(照合用標準器型)..................................................................................... 19 トレーサビリティ体系図(製品別) ............................................................................. 20 トレーサビリティ体系図(全体) ................................................................................. 20 無償保証(ワランティ) ..................................................................................... 21 サービスネットワーク ......................................................................................... 22 9.1 日本国内の拠点 ........................................................................................................... 22 9.2 海外サービス拠点・代理店.......................................................................................... 22 i Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 1 サポート提供について 1.1 サポート契約 弊社のサポートメニューのご提供は、サポート契約の締結を前提としております。 未契約の場合は、下表の通りサポートの範囲が限定されますので、是非ともご契約を お願いいたします。 詳細については、3 章サポート契約を参照いただきたくお願いいたします。 サポート契約の状況 メニュー 契約 未契約 コールサポート (注 1) ○ × 引取修理・引取校正 ○ ○(注 2) 出張修理・出張校正 交換修理・再交換修理・代替品貸出 ○ ○ × × 移設作業および移設前後の立下げ、立上げ ○ ×(注 3) 中古機販売および中古機購入後の立上げ ○ ×(注 3) 保守部品販売 ○ ○ 注 1:コールサポートとは、出張作業のご依頼、代替品貸出の受付、技術・仕様・操作に関す るご質問、故障個所の切り分けや日常のメインテナンスに関するお問い合わせなど、弊 社社内において、E-Mail、電話、FAX による、出張を伴わないサポートを指します。 注 2:未契約の場合は、割増価格にて対応いたします。 注 3:移設後または、中古機ご購入後のサポート契約締結を前提とし対応いたします。 1.2 サポートの辞退 以下の条件に該当する場合、原則としてサポートの提供を辞退させていただきます。 尚、作業が仕掛かっていた場合、状況により作業実費をご請求いたします。 (1) 弊社または弊社が認証した技術者以外による立下げ、立上げ作業が行われた中古の機器 (注4) (2) 弊社または弊社が認証した技術者以外により移設された機器(注4) (3) 弊社または弊社が認証した技術者以外により修理された形跡のある機器 (4) End of Support (EOS)の機器 (5) 弊社の許可無く改造された機器 (6) 取扱説明書に記述された使用条件を満足しない状態において発生した故障を有する機器 (7) 弊社指定以外の部品を使用した事が原因で発生した故障を有する機器 (8) 災害や事故等で著しく損傷が認められ弊社工場にて修復不可能と判断した機器 注4:中古のテストシステムを弊社以外の第三者からご購入した場合や、移設作業において、 弊社または弊社が認証した技術者以外による立下げ、立上げ作業が行われた場合は、シ ステム履歴や稼働状況が不明のため、原則としてサポートの提供を辞退させていただき ます。しかしながら上記の状況で、止むを得ずサポートが必要な場合は、弊社の有償の 診断作業をご依頼ください。稼働状態やシステム構成を確認し、サポート契約締結後、 対応いたします。 1 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 2 LSI テストシステムの使用上のお願い 2.1 寿命部品の定期交換のお勧め LSI テストシステムには有寿命部品が使用されております。不定期の故障を避け、システムを 安定に稼働させるためには定期的な交換が必要です。 推奨交換周期を超え、劣化した状態で使用した場合は、故障範囲の拡大など重度の故障となる 恐れがありますので定期的な交換を推奨いたします。 尚、交換作業は、弊社にご依頼をお願いいたします。 寿命部品の予防交換推奨周期表 ユニット UPS メインフレーム サブフレーム 部位・部品 TS6000 AL9740/ ST6730 TS1000 シリーズ TS6000H ST6731 シリーズ バッテリ 2年 冷却ファン 2年 ネスト用冷却ファン 3年 フレーム背面ファン 3年 送風ブロア 20,000 時間 フレーム背面ファン 3年 ポゴピン テストヘッド CPU 部 2.2 3年 冷却ファン 3年 カードソケットリレー 3年 内蔵リチウム電池 5年 HDD 電源ユニット 電解コンデンサ 全般 ヒューズ 2年 5年 7~10 年 5年 3年 不適合情報取得のご協力のお願い 引取修理・交換修理・再交換修理を弊社にご依頼される場合は、FAIL 時のデータや情報を修理 品に添付していただくようお願いいたします。 弊社の修理工場に引取後、現象が再現しない場合があり、お客様使用時の FAIL の状況の確認 や不適合部位の特定に時間がかかり、修理工期の長期化や、的確な修理が出来ないおそれが ありますので、是非ともご協力をお願いいたします。 2 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 3 サポート契約 サポート契約とは、非 EOS 機器(TS6000 系、ST6730/ST6731)向けの弊社のサポート (コールサポート、サービス代替品設備、サービスエンジニア、技術スタッフ)をご利用 いただくための契約です。 未契約の場合は、サポートの範囲が限定されますので、是非ともご契約をお願いいたします。 3.1 契約価格とその範囲 サポート契約の契約価格は、1 事業所当たりの機器の台数で決定されます。 1 事業所当たりの台数* 1 年間の契約価格 1~5 台 6~19 台 300,000 円一律 1 台当たり 60,000 円 20 台以上 1,200,000 円一律 *)予備機や稼働していない機器も含めた台数 サポート契約の契約価格でカバーできる範囲は下表の通りです。 修理の費用については、契約に含まず、発生の都度、精算します。 メニュー 契約の範囲 契約に含む コールサポート 引取修理・引取校正 契約に含まず 別途精算* 出張修理・出張校正 交換修理・再交換修理・代替品貸出 *:基本は都度精算とし、予防保全を含む定額制など、その他のメニューは個別に対応いたします。 3.2 窓口について サポート契約ご契約のお客様に対し、サポート窓口を開設いたします。 お客様サポート窓口 お客様のサポート窓口は、以下になります。 窓口の時間帯 弊社営業日(平日)の 9:00 から 17:00 まで 窓口の部署名・連絡先 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 TEL: 042-847-3018 FAX: 042-847-3022 E-Mail: [email protected] サポートの受付時間は平日の 9:00 から 17:00 です。休日作業のご依頼は平日の受付時間帯に お願いいたします。 サポートのご依頼は先着順に対応いたします。緊急の場合は、必ず電話でその旨を一報いただき ますようお願いします。 3 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 休日・時間外の対応 弊社の営業時間以外に、お客様工場の全体の操業に関わる重大な故障、事故、火災、災害が 発生し、緊急にサポートが必要な場合の連絡先を開設いたします。 休日・時間外緊急連絡先 サポート窓口までお問い合わせください。 上記の場合を除き、休日・時間外のサポート体制をご要望の場合は、サポート契約締結時に下記 オプションに加入いただくことにより対応いたします。(注 1) オプション名 時間外および 休日オプション 内容 弊社営業時間外および休日の、技術 問合せ、故障個所の切り分けなどの 相談と代替品貸出受付(注 2) 価格 年間 6 回まで 250,000 円 年間 12 回まで 500,000 円 (注 3) 注 1:本オプションのご加入が無い場合、サポート契約締結のお客様に限り、代替品貸出を 1 件 当たり 50,000 円で都度対応いたします。 注 2:ご相談の内容やその他の状況により、サポート受付までとなり、対応が次の弊社営業時間 以降となる場合がありますことを、あらかじめご了承の上、オプションの加入をお願いし ます。 注 3:ご契約回数を超えた場合、1 件当たり 50,000 円で都度対応いたします。契約期間終了時 に、回数に満たない場合でも次年度への繰り越しや返金などはありません。 回数のカウントについて: 弊社の営業時間外および休日に、代替品貸出を受付し対応出来た場合にカウントいたします。 次の営業時間以降の対応となった場合はカウントしません。 相談については、お問合せに対する回答や故障個所の特定・切り分け、部品交換のアドバイ スなど、営業時間外および休日に、技術的な対応をさせていただいた場合にカウントいたし ます。 上記オプションの内容以外で、時間外および休日のサポートをご要求の場合は、個別に対応 (例えば、期間を決めて待機、お客様工場に常駐・運転立会など)をいたします。 4 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 4 EOS とサービス維持契約 4.1 4.2 EOS(End of Support:通常保守停止) お客様がテストシステムをご使用中の間は、出来る限りサポートを続けることが、 弊社、横河ソリューションサービス株式会社の使命と考えております。 しかしながら、近年においては電子デバイスの移り変わりが激しく、特に購入品の CPU ユニット、 電源、ワークステーション、PC などは、メーカーの事情に左右されサポートが非常に困難に なっております。 また、弊社において当面の保守用部材を確保しておりますが、これもストック切れを起こさない とも限りません。 そのため止むを得ず下表の通り End of Support(EOS:通常保守停止)の時期を設定しております。 サービス維持契約 「サービス維持契約」とは、EOS 後もご使用になるお客様のための保守契約です。 EOS 後もご使用になられるお客様のために、特別に下記の対応をとることによりサポートの 提供が可能です。 1. 2. 3. 4. EOS対象の修理設備の維持 スキルを持ったサービスエンジニアや技術スタッフの確保 中古市場からの部品調達や代替品選定・設計 お客様の予備機からの部品転用 など 以上を「サービス維持契約」としてお客様にご案内し、契約していただいたお客様のために 体制を維持し、継続してサポートを提供いたします。また、随時サポート能力を見直し、 「サービス維持契約」の継続の可否を検討いたします。 ご契約いただけない場合は、EOS 後のサポート体制を維持することは非常に困難に なりますのでぜひともご契約をご検討いただきたくお願いいたします。 尚、サービス維持契約は、対象のお客様に個別にご案内いたします。 5 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 4.3 EOS のスケジュールおよびサービス維持契約対象 各機種の EOS 期日および、サービス維持契約の対象は以下の通りです。 カテゴリ モデル Sun ワークステーション Spark Station 5 ワーク ステーション Sun ワークステーション Ultra5 TS テスト システム 2004 年 3 月 31 日 2010 年 12 月 31 日 Sun ワークステーション Blade150 安藤 テスト システム サービス維持 契約対象 EOS 期日 2011 年 6 月 30 日 下記を除く 8000,9000,50**シリーズテス 2003 年 12 月 31 日 トシステム DIC9134(MH930),AL9135, AL9134L2,AL9134,AL9134A,AL9733, AL9735,AL9737 2010 年 3 月 31 日 TS700/TS2000 2004 年 9 月 30 日 QTC,QTC-A,QTC-C,QTC-D 2009 年 12 月 31 日 TNB(TS1000 ネットワークホスト) 2008 年 5 月 31 日 QTC-E,QTC-F,QTC-G,QTC-H 2011 年 6 月 30 日 TS1000 系に搭載された UHF/VHF モジュール 2012 年 12 月 28 日 TS1000 2015 年 6 月 30 日 TS600,TS6000,TS66XX,UE600, TS670,TS6700,TS6800,TS6800C, TS6900,TS6900S,TS6000H/AL9740 2016 年 12 月 29 日 ST6730/ST6731 2017 年 12 月 29 日 契約対象外 (注1) 契約対象 契約対象外 (注2) 契約対象 契約対象外 (注1) 契約対象 EOS 後は契約 対象の予定です (注1) 案件毎に可能な限り対応させていただきます。 (注2) 契約対象外ですが、安藤テストシステムサービス維持契約締結のお客様は可能な限り 対応させていただきます。 6 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 5 弊社工場での修理 弊社の工場において、以下の修理の対応をいたします。 5.1 引取修理(単独修理) お客様の修理品を弊社指定の場所へ送付していただき、修理完了後、返却いたします。 尚、下記の場合、修理と同時に寿命部品交換(オーバーホール)が必要になりますのであらかじめ ご了承ください。 ・電源ユニットでメーカー指定の耐用年数を経過した場合 ・寿命部品を搭載しているカード、ユニットで、部品に寿命による劣化が確認された場合 5.2 交換修理(SWAP 修理) お客様の修理品と弊社が管理するお客様用サービス代替品を交換する方式です。 尚、下記の場合、SWAP 修理を辞退し、引取修理または再 SWAP 修理に切り替えることが ありますので、あらかじめご了承ください。 ・お客様の修理品に損傷がある場合 ・弊社または弊社が認証した技術者以外により修理が行われている場合 ・寿命部品の劣化が著しい場合 ・電源ユニットでメーカー指定の耐用年数を経過した場合 5.3 5.4 5.5 5.6 再交換修理(再 SWAP 修理) お客様の修理品をお預かりする前にサービス代替品を一時貸出します。修理完了後、 お客様の修理品と弊社の代替品を再度交換する方式です。 交換方式が適用できない場合にご利用ください。 代替品貸出 お客様へ代替品を貸し出すサービスです。トラブルシューティング等で必要な場合に ご利用ください。 寿命部品交換(オーバーホール) 寿命部品交換(オーバーホール)は、システムの信頼性を維持するために、ご使用のテスタの カード、ユニットを弊社工場に引取り、清掃、弊社指定の寿命部品の交換、調整、動作確認を 実施します。 修理・校正作業の価格 個々のカードの修理価格料金については、別紙の「修理価格表」を参照ください。 修理価格表に記載のないカードにつきましては、修理発生の都度、見積いたします。 尚、交換修理、再交換修理において、発送しました代替品を、お客様が不要と判断し、現品を 返却された場合は、原則として動作確認に要する料金(引取修理代金に相当)を請求いたします。 7 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 5.7 保守部品販売 保守に必要な消耗品、部品類の販売を行います。 ご希望の品名と数量を弊社にご依頼下さい。見積書を発行いたします。 お客様の注文書を受領後、保守部品を発送いたしますので、消耗部品につきましては、計画的 な発注・在庫をお願いします。 5.8 修理依頼票 引取修理・校正・交換修理・再交換修理・代替品貸出のご依頼の際には、弊社指定の修理依頼票 をご使用いただくようお願いいたします。 尚、修理依頼票は、サポート窓口にて配布しております。 8 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 6 出張作業 お客様の要請に応じ、技術者が指定の場所にお伺いし、修理、点検、校正、移設、その他の 作業を実施いたします。 6.1 国内技術者派遣費 国内の出張作業の料金体系は以下の通りです。単位(円) [作業基本単価×作業時間(人・H)]+[交通時間単価×交通時間(人・H)] 算出式 +[超過勤務単価×作業時間(人・H)]+[深夜勤務単価×作業時間(人・H)] +[宿泊費×宿泊日数(人・H)]+ 緊急対応料金+交通費+部品費 緊急対応料金 50,000 作業基本単価 平日 休日 13,000 16,900 超過勤務 16,900(平日、休日とも) 深夜勤務 20,800(平日、休日とも) 交通時間 10,000 宿泊費 17,000 交通費 実費(サービスカーの場合は、1,300/H・台) 部品費 弊社価格 [説明] 緊急対応料金 : 出張修理の場合、お客様のご要求により、受付から 48 時間以内(弊 社休日は除く)に出動した場合に加算いたします。 作業基本単価 : 9:00 から 17:00 までの間となります。 休日 : 土曜、日曜、祝祭日及び弊社規定の休日となります。 超過勤務 : 5:00 から 9:00 まで、および 17:00 から 22:00 までの間となりま す。 深夜勤務 : 22:00 から 5:00 までの間となります。 宿泊費 : 1 人 1 泊当たりとなります。 サービスカー : 1 台について往復時間の 1H 当たりとなります。なお、計算時間は、 30 分以上を 1H とします。 9 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 6.2 海外技術者派遣費 国内のお客様のご注文で、海外へ技術者を派遣する場合の出張作業の料金体系は、以下の通りです。 尚、海外のお客様は、現地の横河の海外サービス拠点・代理店にご依頼をお願いいたします。 [基本単価×派遣期間(人・日)]+[超過勤務単価×作業時間(人・H)] 算出式 +[滞在費×滞在期間(人・日)]+渡航準備費(人・回) +航空運賃(人・回)+その他実費 基本単価(/人・日) 100,000 超過勤務(/人・H) 18,600 滞在費(/人・日) 派遣地域・お客様の支給条件により見積り 渡航準備費(/人・回) 95,000 航空運賃(/人・回) 実費(航空券支給の場合は不要) その他実費 現地での交通費、諸税、その他 [説明] 勤務時間 : 勤務時間は、8H 以内とします。 超過勤務 : 勤務時間が 1 日 8H を超える場合(深夜勤務相当分を含む)または休日 に出勤する場合は、超過勤務扱いとします。なお、超過勤務の時間は、 技術者の健康管理の面から 1 週 10H 以内とさせていただきます。 休日 : 休日は現地の公的祝日及び 1 週 1 日とします 滞在費 : お客様からの宿泊・食事の支給の有り無しで、滞在費が変動します。お 客様支給の場合は、宿舎は、ホテルの個室または同等以上の宿舎でお願 いします。 渡航準備費 : 海外出張に伴う国内での諸準備に要する費用(保険料、VISA 取得料、 予防注射代、資料運送費、国内交通費)となります。 10 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 6.3 移設作業 お客様のご依頼により、テストシステムの設置場所の変更をいたします。 移設作業に関しては、次ページのチェックシートを参考に弊社との事前打ち合わせの実施を お願いいたします。 弊社へのご依頼は、作業実施予定日の 3 週間前までにご連絡ください。 尚、下記の項目につきましては、弊社にて実施できませんので、お客様にて作業または 準備をお願いします。 移設時にお客様に作業・準備いただく項目 お客様作業・準備項目 テストヘッドとプローバ、ハンドラの脱着 テスタ本体と分電盤間の電源配線工事および端子等の脱着 診断ボード・診断 BOX の準備(横河で貸出可) 移設の作業は、製品の継続した品質保証の観点から、弊社にお任せくださいますよう お願いいたします。弊社では精密機器専門の輸送業者、梱包業者を使用しています。 お客様自主作業による事例として、移設後に故障が多発し、保守費用が増大する場合や システムの履歴が不明なため、適切な保守が出来かねる場合があります。 また、弊社では最新の注意を払い作業いたしますが、テストシステムは精密機器であるととも に、寿命部品を数多く搭載しています。移設前、移設後に診断などで発見された不具合に ついては、別途費用をお受けし対応しますが、移設直後の不具合対応、保証や校正作業も 含めたメニューも用意してありますので、ご希望の場合は、弊社営業にお申し付け下さい。 11 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 移設作業確認項目 1.移設の対象機器とスケジュール 解体作業 移設元の情報 項目 弊社担当営業氏名 記入者・記入日 解体スケジュール 訪問から期限 会社名、工場名、住所、設置された階数 立上げ作業 移設先の情報 ご担当者名 サポート契約/サービス維持契約 立上げスケジュール 訪問から期限 会社名、工場名、住所、設置する階数 大項目 全般 移設対象機器 内容記入欄/チェック欄 年 月 日 : ~ 年 月 日 : □あり □なし 年 月 日 : ~ 年 月 日 : ご担当者名 サポート契約/サービス維持契約 機種名 テスタ台数 シリアルNo EWS、ET、OCTなどモニタの台数 その他付属品はあるか テストヘッドの装着先 テストヘッド数 □あり □なし(移設後の契約が条件となります) 2.お客様と横河の作業範囲の確認 工程 解体 項目 内容記入欄/チェック欄 □お客様で実施(通常) □横河で実施 □お客様で実施 □横河で実施(通常) □お客様で実施、手配(通常) 事前診断の実施 テスタの解体 テストヘッドとプローバ/ハンドラの切り離し テストヘッド搬送台車の準備 移 設 元 梱包 の 作 業 テストヘッドを搬送台車に載せるための機材の準備 (門型クレーンまたはリフターなど) 本体の梱包作業 PC、EWS、その他の梱包作業 小物用箱の準備 搬出 解体したテスタを設置場所からトラックまでの運搬 運送 トラックの手配 搬入 トラックから設置場所までの運搬 移 設 立上げ 先 の 作 業 □その他( ) □不要 □お客様で準備 □横河で準備 台数: 貸出日時: □不要 □お客様で準備 □横河で準備 台数: 貸出日時: □不要 □お客様で実施(手配) □横河で実施 □不要 □お客様で実施(手配) □横河で実施 □不要 □お客様で準備(手配) □横河で準備 □不要 □お客様で実施(手配) □横河で手配 搬出経路長 メートル 段差 □有 □無 搬出経路の養生 □必要 □不要 □不要 □お客様で実施(手配) □横河で手配 □不要 □お客様で実施(手配) □横河で手配 搬出経路長 メートル 段差 □有 □無 搬出経路の養生 □必要 □不要 □お客様で実施 □横河で実施(通常) □お客様で実施、手配(通常) テスタの組み上げ テストヘッドのプローバ/ハンドラへの装着 □その他( ) □不要 □お客様で準備 □横河で準備 台数: 貸出日時: テストヘッドを装着するための機材の準備 (門型クレーンまたはリフターなど) テストヘッド搬送台車の引取 YJPから貸出した場合 テスタの立上げ 台数: 引取日時: □お客様で実施 □横河で実施(通常) 12 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 7 校正サービス 7.1 校正の重要性 測定器やテスタなど、計測する機器は、一般的に使用環境や時間の経過とともに特性が低下し、 誤差が発生することがあります。 そのため、未校正のテスタを使用した場合は、不良品の市場流失につながることも考えられます。 このような問題を未然に防ぐため、お使いのテスタの精度を維持管理するために、定期的な 校正が必要です。 校正に使用される測定器や、横河の計測器管理システムの 1 次標準である照合用標準器は、 国家標準や諸外国の公的機関の標準とトレーサビリティがとれており、品質を確保しています。 以上から、弊社に校正を依頼することにより、お客様のテスタが要求された品質に適合して いることを証明でき、安心して信頼できる製品を生産することが可能になります。 校正の推奨周期など、詳細につきましては、ご使用のテスタの Instruction Manual 「校正説明書」を参照お願いいたします。 7.2 引取校正のメニュー TS/ST テスタの校正用パフォーマンスボード(CALPFB)、診断 BOX は、弊社の引取校正が 必要です。 引取校正をご依頼する場合は、「テスタ引取校正依頼票」に必要事項を記入し、校正品に同梱 し弊社指定の場所へ送付お願いいたします。校正完了後、弊社より発送します。 尚、校正用パフォーマンスボード(CALPFB)、診断 BOX の引取校正には A、B、2 つの メニューがあり、校正成績書の部数との関係は以下の通りとなります。 メニュー 内容 校正成績書の部数 校正*作業を 1 回実施します。 A 校正成績書を 1 部発行します。 校正 調整の前後に 1 回ずつ、校正を実施します。 調整前後の校正成績書を合計 2 部 発行します。 校正 依頼時に 2 部と指定してくださ B (注) い。 調整 校正 *)校正とは、測定値と基準値のずれを認識することであり、調整は含みません。 A メニューの校正のご依頼で、弊社工場にて測定データが規格外の場合は、調整が必要な B メニューの校正へ、または調整ができない場合は、修理に切り替えいただくよう弊社から 連絡いたしますので、ご了承お願いします。 13 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 (注)CALPFB (SCAL) と ST67LCB-*には B メニューの指定はできません。 もし校正時に測定データが規格外の場合は、修理が必要になります。 7.3 出張校正 出張によるテスタ本体の校正作業も行っております。 作業の詳細はテスタの機種や構成によって異なりますので、詳細は弊社にお問い合わせ下さい。 7.4 校正証明書・校正成績表について 以下の校正証明書・校正成績表を発行しております 種類 校正成績表 校正前成績表 (校正 B メニューのときのみ) 校正証明書(文書型) 校正証明書(フロー型) 校正証明書(使用標準器型) 校正証明書(照合用標準器型) トレーサビリティ体系図(製品別) トレーサビリティ体系図(全体) 校正のご依頼の際の参考に、和文の書式サンプルを次ページ以降に添付いたします。 また、海外のお客様に向けて英語の証明書も発行しています。 尚、テスタの機種・モデルによっては発行できない書式もありますので、詳細につきましては 弊社のお客様窓口までお問い合わせください。 14 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 校正成績表 校正の結果、データをまとめたものです。下記は、校正診断ボードの校正成績表の例となります。 SAMPLE 校正成績表 校正成績表 CALIBRATION CERTIFICATE 製品名称 PRODUCT NAME 校正・診断ボード CALBRATION DIAGNOSIS BOARD 形名 MODEL TS67CD-4 / L2200DL 手配No. ORDER No. 計器番号 SERIAL No. 項目 ITEMS 測定値 VALUE 前回測定値 PREV.VALUE 規格 SPEC CDLYスパン CDLYスパン ps ps Δ±50ps FDLYスパン FDLYスパン ps ps Δ±20ps DRIVER HIGH LEVEL FOR RISE WAVE DRD 0-1Vpp H Level V DRD 0-2Vpp H Level V DRD 0-3Vpp H Level V DRD 0-4Vpp H Level V DRD 0-5Vpp H Level V CMP 0-3Vpp H Level V DRD 0-7Vpp H Level V -------- 1V 2V 3V 4V 5V 3V 7V ± ± ± ± ± ± ± 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV DRIVER LOW LEVEL FOR RISE WAVE DRD 0-1Vpp L Level V DRD 0-2Vpp L Level V DRD 0-3Vpp L Level V DRD 0-4Vpp L Level V DRD 0-5Vpp L Level V CMP 0-3Vpp L Level V DRD 0-7Vpp L Level V -------- 0V 0V 0V 0V 0V 0V 0V ± ± ± ± ± ± ± 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV DRIVER HIGH LEVEL FOR FALL WAVE DRD 0-1Vpp H Level V DRD 0-2Vpp H Level V DRD 0-3Vpp H Level V DRD 0-4Vpp H Level V DRD 0-5Vpp H Level V CMP 0-3Vpp H Level V DRD 0-7Vpp H Level V -------- 1V 2V 3V 4V 5V 3V 7V ± ± ± ± ± ± ± 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV DRIVER LOW LEVEL FOR FALL WAVE DRD 0-1Vpp L Level V DRD 0-2Vpp L Level V DRD 0-3Vpp L Level V DRD 0-4Vpp L Level V DRD 0-5Vpp L Level V CMP 0-3Vpp L Level V DRD 0-7Vpp L Level V -------- 0V 0V 0V 0V 0V 0V 0V ± ± ± ± ± ± ± 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 30mV 15 結果 RESULTS Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 校正証明書(文書型) 校正を実施した結果、お客様の製品が仕様を満足していることを弊社が証明する文書になります。 また国家標準との関係を宣言しております。 SAMPLE 校正証明書(文書型) ペ ー ジ 発行番号 発 行 日 1/1 0503-5EZ-xxx 2015-08-01 校 正 証 明 書 形 名 製品名称 計器番号 客 先 名 校 正 日 : : : : : TS67CD-4 校正・診断ボード 311AMXXXXXX XXXXXXXX株 式 会 社 2015-08-01 横河ソリューションサービス株式会社は、上記製品が、横河電機株式会社の計測ト レーサビリティ管理手順にしたがって校正され、校正作業における検査または試験の 結果は仕様を満たしていることを証明します。また、この校正に使用した測定器は横 河電機株式会社の計測器管理システムにより校正されていることを証明します。 横河電機株式会社の計測器管理システムにおける一次標準である照合用標準器は、 産業技術総合研究所をはじめとする公的な校正機関の標準、また、それらの公的な校 正機関によって認められている標準にトレーサビリティがとれています。 その他、特定分野においては、国際度量衡委員会に加盟している諸外国の公的な校 正機関の標準および、計測器メーカを経由して、前述の公的な校正機関の標準にト レーサビリティがとれています。 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複製することは禁止されています。 横河ソリューションサービス株式会社 東京都武蔵野市中町2 - 9 - 3 2 〒1 8 0 - 8 7 5 0 16 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 校正証明書(フロー型) 校正証明書(文書型)に加えて、横河グループ内のトレーサビリティの仕組みの概要をフロー にて示すものです。 SAMPLE ペ ー ジ 発行番号 発 行 日 校正証明書(フロー型) 1/1 0503-5EZ-xxx 2015-08-01 校 正 証 明 書 形 名 製品名称 計器番号 客 先 名 校 正 日 : : : : : TS67CD-4 校正・診断ボード 311AMXXXXXX XXXXXXXX株 式 会 社 2015-08-01 横河ソリューションサービス株式会社は、上記製品が、横河電機株式会社の計測ト レーサビリティ管理手順にしたがって校正され、校正作業における検査または試験の 結果は仕様を満たしていることを証明します。また、この校正に使用した測定器は横 河電機株式会社の計測器管理システムにより校正されていることを証明します。 横河電機株式会社の計測器管理システムにおける一次標準である照合用標準器は、 産業技術総合研究所をはじめとする公的な校正機関の標準、また、それらの公的な校 正機関によって認められている標準にトレーサビリティがとれています。 その他、特定分野においては、国際度量衡委員会に加盟している諸外国の公的な校 正機関の標準および、計測器メーカを経由して、前述の公的な校正機関の標準にト レーサビリティがとれています。 横河電機(株)の計測器管理システム 外部機関 計測標準管理部署 作業用計測器使用部署 国家標準 試験 照合用標準器 試験成績書 校正 校正用標準器 校正 校正成績表 作業用計測器 校正成績表 外部機関: 日本における国家標準は、下記の機関において、それぞれが担当する量ごとに 維持されます。 産業技術総合研究所 ( ) AIST 日本電気計器検定所 ( ) JEMIC 日本品質保証機構 ( ) など JQA 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複製することは禁止されています。 横河ソリューションサービス株式会社 東京都武蔵野市中町2 - 9 - 3 2 〒1 8 0 - 8 7 5 0 17 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 校正証明書(使用標準器型) 校正証明書(文書型)に加えて、校正に使用した作業用標準器の一覧を加えたものです。 SAMPLE ペ ー ジ 発行番号 発 行 日 校正証明書(使用標準器型) 1/1 0503-5EZ-xxx 2015-08-01 校 正 証 明 書 形 名 製品名称 計器番号 客 先 名 校 正 日 : : : : : TS67CD-4 校正・診断ボード 311AMXXXXXX XXXXXXXX株 式 会 社 2015-08-01 横河ソリューションサービス株式会社は、上記製品が、横河電機株式会社の計測ト レーサビリティ管理手順にしたがって校正され、校正作業における検査または試験 の結果は仕様を満たしていることを証明します。また、この校正に使用した測定器 は横河電機株式会社の計測器管理システムにより校正されていることを証明しま す。 横河電機株式会社の計測器管理システムにおける一次標準である照合用標準器は、 産業技術総合研究所をはじめとする公的な校正機関の標準、また、それらの公的な 校正機関によって認められている標準にトレーサビリティがとれています。 その他、特定分野においては、国際度量衡委員会に加盟している諸外国の公的な校 正機関の標準および、計測器メーカを経由して、前述の公的な校正機関の標準にト レーサビリティがとれています。 使 用 標 準 器 名称 形名 計 器 No. 試 験 成 績 書 No. 有効期限 ディジタイジングオシロスコープ 54750A US40280195 00518202-00 2015-12 20GHzプラグインモジュール 54751A US34371210 00518215-00 2015-12 差 動 TDR・プラグインモジュール 54754A US40230180 00518242-00 2015-12 周 波 数 ・タイムインターバル・アナライザ 704020 12W810668 2014A00457 2015-12 FETプローブ P6204 B012945 00536423-00 2015-12 プローブ用 電 源 1103 B023807 00515994-00 2015-12 ディジタルマルチメータ 756201 91F527785 2014F00513 2015-12 プログラマブル直流電圧/電流源 765101 25WK1001 2014G00826 2015-12 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複製することは禁止されています。 横河ソリューションサービス株式会社 東 京 都 武 蔵 野 市 中 町 2-9-32 〒 180-8750 18 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 校正証明書(照合用標準器型) 校正証明書(文書型)に加えて、校正作業に使用した作業用標準器と関連する、横河グループ 内の最上位である照合用標準器の一覧を加えたものです。 SAMPLE ペ ー ジ 発行番号 発 行 日 校正証明書(照合用標準器型) 1/1 0503-5EZ-xxx 2015-08-01 校 正 証 明 書 形 名 製品名称 計器番号 客 先 名 校 正 日 : : : : : TS67CD-4 校正・診断ボード 311AMXXXXXX XXXXXXXX株 式 会 社 2015-08-01 横河ソリューションサービス株式会社は、上記製品が、横河電機株式会社の計測ト レーサビリティ管理手順にしたがって校正され、校正作業における検査または試験 の結果は仕様を満たしていることを証明します。また、この校正に使用した測定器 は横河電機株式会社の計測器管理システムにより校正されていることを証明しま す。 横河電機株式会社の計測器管理システムにおける一次標準である照合用標準器は、 産業技術総合研究所をはじめとする公的な校正機関の標準、また、それらの公的な 校正機関によって認められている標準にトレーサビリティがとれています。 その他、特定分野においては、国際度量衡委員会に加盟している諸外国の公的な校 正機関の標準および、計測器メーカを経由して、前述の公的な校正機関の標準にト レーサビリティがとれています。 照 合 用 標 準 器 名称 形名 直流標準電圧発生器 732A 標準分圧器 750A セシウム周波数標準器 計 器 No. 最終試験 年月日 4810006 試 験 成 績 書 No. 第 135191号 2015-04-01 560007 015-120119-100 2015-04-01 5071A US45382349 第 125135号 2015-04-01 メジャリングレシーバ 8902A 3104A02726 1-4143930825-1 2015-04-01 オーディオアナライザ 8903B 3011A09351 1-4143931603-1 2015-04-01 センサモジュール 11722A 2716A03279 1-4140088765-1 2015-04-01 ディジタイジングオシロスコープ 54750A US40280195 20GHzプラグインモジュール 54751A US34371210 プローブ用 電 源 1103 B028407 FETプローブ P6204 B012945 差 動 TDR・プラグインモジュール 54754A US40230180 00518202-00 00518215-00 00518125-00 00536423-00 00518242-00 2015-04-01 2015-04-01 2015-04-01 2015-04-01 2015-04-01 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複製することは禁止されています。 横河ソリューションサービス株式会社 東 京 都 武 蔵 野 市 中 町 2-9-32 〒 180-8750 19 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 トレーサビリティ体系図(製品別) 校正作業対象の製品と、国家標準との間の関係を図に示したものです。 製品ごとに体系図があります。下記は ST67LCB-1 校正ボードの例になります。 SAMPLE ページ 1/1 発行番号 0503-5EZ-xxx 発行日 2015-08-01 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 《校正ボード ST67LCB-1 トレーサビリティ体系図》 国 家 標 準 横河レンタ・リース ディジタイジング・オシロスコープ 54750A US38440158 差動TDR・プラグインモジュール 54754A US35220516 校正ボード ST67LCB-1 [注] 標準器は、主要なものを記載してあります。 トレーサビリティ体系図(全体) 各校正対象(抵抗・電流・電圧・電力・周波数の値など)について、横河グループ内の標準器と、 国家標準との間の全体の関係を図に示したものです。 横河電機グループのトレーサビリティ体系 公 的 標 準 供 給 機 関 産業技術総合研究所 日本電気計器検定所 日本品質保証機構 機械振興協会 英国試験所認定制度 米国国立標準技術研究所 ( ( ( ( ( ( 横河電機の計測器管理システムで構築されたトレーサビリティ 体系は横河電機グループで活用しています。 当社の使用する標準器類はこの図に示されるように国家標準 (公的標準供給機関)にトレーサビリティがとれています。 SAMPLE AIST ) JEMIC ) JQA ) JSPM ) UKAS ) ※1 NIST )※2 ※1 United kingdom Accreditation Service ※2 National Institute of Standards and Technology ページ 発行番号 1/1 0503-5EZ-xxx 発行日 2015年4月1日 横河ソリューションサービス株式会社 半導体サービスセンター テスタサービス部 国土地理院 注)標準器は主要なものを記載してあります。 FLUKE アジレント・テクノロジー株式会社 株式会社東日製作所 重力加速度 照合用標準器 標準抵抗器 YOKOGAWA 2781 1Ω 68L201 標準分圧器 FLUKE 750A 560007 標準抵抗器 直流電圧 標準器 FLUKE 732A 4810006 TEGAM SR104 10kΩ K201010630104 マルチファンクション トランスファ-スタンダ-ド FLUKE 4950/4953 交直電圧 比較装置 FLUKE 792A 5300003 標準変流器 28229/28090 27315/26723 31966/31230 37239/37046 シャント FLUKE A40-1A 8109001 A40-5A 9596002 標準抵抗器 CTS-8 9298-2 標準電力変換器 YOKOGAWA 2885-20S 48GU0036 標準キャパシタ GENRAD 高周波信号発生器 試験システム HP8902SG Agilent メジャリング・レシ-バ 8902A 3104A02726 1404-A Agilent 16380A/C LCRメータ Agilent 4284A 2940J02617 標準抵抗器 (交流用) GENERAL RADIO 1440 1Ω 14835 電流比較形 ブリッジ Guildline 9975,9923 電圧比較形 ブリッジ Guildline 9930 高電圧 電力標準器 デジタル電圧計 FLUKE 菊水電子 149-10A KE000631 6100A 852147724 852147486 876149618 白金測温抵抗体 L&N 8167-25B 1857412 8164-B 1827408 測温抵抗体 山里産業 BB660 019,025 センサ-・モジュ-ル 11722A 2716A03279 センサ-・モジュ-ル 11792A 2814A01263 オ-ディオ・アナライザ 8903B 3011A09351 スペクトラム・アナライザ 3588A 3005A01199 変成器ブリッジ GENRAD 1621 2794 1Ω 63VY1001 100kΩ 02F0483 YOKOGAWA MSB100 159,174 YOKOGAWA 1MΩ 03B0526 10MΩ 06F0675 2781 100 MΩ 71C91 Rotek 2858C・CT 15415 標準抵抗器 (交流用) アルファ・エレクトロニクス ASR-100~106 10Ω 02H0486 100Ω 03G0534 1kΩ 03B0509 標準抵抗器 標準電力計 YOKOGAWA パワーメータ Agilent 438A 熱電対 TYPE R 林電工 HAD-RC2-01 セシウム周波数標準器 標準マグネット群 5071A YOKOGAWA US45382349 3253 光標準 パワーメータ YOKOGAWA 329101 21LT0001 329110 21LT1001 329120 21LT2001 ピストン式 重錘型圧力標準器 DH PG7601 0609,0621 ブロックゲ-ジ ミツトヨ 103個組 002079 おも り MS-7600 2006,0609 0621,0478 基準分銅 秋山衝材 (50g-1mg ) 3 (1kg-100g) 4 ( 5kg) 6 トルクレンチ 東日製作所 200DOTE 701081L 900DOTE 700412K 3600DOTE 702251J 水の三重槽 温度定点槽 トルクメータ 東日製作所 2-TME45 700322K 水槽、油槽 高温炉 3-TME09 702416L 校正用標準器 標準抵抗器群 YOKOGAWA マルチファンクションキャリブレ-タ FLUKE 2781,2792 2768 4800,4808 標準抵抗器群 ダイヤル抵抗器群 アルファ・エレクトロニクス YOKOGAWA CSR 2793,2786 ESI DB62 日本ヒドラジン DR25510 YOKOGAWA 標準高抵抗 YOKOGAWA 3947 ホイートストンブリッジ 変流器 標準電力変換器 YOKOGAWA YOKOGAWA 2858-CT CTS-8 ディジタルパワーメータ 2885 YOKOGAWA ディジタルマルチメータ Agilent 3458A 2531,2532 2533,2534 2535,2536 7601 FLUKE 1271,1281 YOKOGAWA 標準コンデンサ群 GR 1413 標準インダクタ群 GR 1482 YOKOGAWA 2537,7603 校正対象 抵抗 プログラマブル 直流校正装置 直流電圧電流源 YOKOGAWA 交流電圧電流 発生器 高電圧 YOKOGAWA 2550,2560 YOKOGAWA ディジタル電圧計 2558 菊水電子 149-10A 7651 直流電圧電流 白金測温抵抗体 ネツシン NR-351-100S 交流電圧電流 光パワーメータ YOKOGAWA LH2,DH3 基準熱電対群 YOKOGAWA ディジタル マルチ温度計 ブロックゲ-ジ ミツトヨ 103個組 測長機 カールツアイス 直示天びん C2-500,C2-3000 ディジタル圧力計 YOKOGAWA YOKOGAWA 7563 零度恒温槽 小松ホフマン ZC-114, ZC-116 周波数カウンタ Agilent 5335A ピストン式重錘形圧力天びん 長野計器 AP-8 重錘型圧力計 RUSKA 2465 双葉測器 AP-01,AV-02 DH 5201 2691 ルビジュ-ム 周波数標準器 NEC Rb-1008BD ディジタル パワーアナライザ 2501A , 7562 ユニバーサル キャリブレータ FLUKE 9000,9100 標準信号発生器 Agilent 8657B 2661,2652,7673 FP-5 ファンクションジェネレ-タ YOKOGAWA 7060 電力 キャパシタンス,インダクタンス 20 高周波電力,周波数・時間 磁束 温度 光 圧力 トルク 長さ Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 8 無償保証(ワランティ) 取扱説明書に記載された通常の使用条件において、下記の期間中に発生した故障は、 無償で修理または交換をいたします。 対応時間帯は、弊社営業日(平日)の 9:00 から 17:00 までとさせていだきます。 サービス・商品の内容 保証期間 代替品貸出、交換修理 出荷日から 3 ヵ月 引取修理 (ただし、前回と同一箇所の故障) 出荷日から 6 ヶ月 引取のオーバーホール (ただし、交換した部品の故障) 出荷日から 6 ヶ月 出張修理 (ただし、前回と同一箇所の故障) 作業完了日から 3 ヵ月 消耗部品販売 (リレー、ヒューズ、ポゴピン、ファン、バッテリなど) ありません 中古の製品 ありません (注 1、2) 上記以外 出荷日または、引き渡し日から 3 ヵ月 (注 1) (HDD、MDD、アプリケーション、サービス商品など) 注 1:仕様書、契約書、リーフレットなどに個別に規定・記載されている場合は、そちらを優先 いたします。 注 2:有償の保守契約としてオプション対応が可能です。 21 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月 LSI テストシステム サポートのご案内 9 サービスネットワーク 9.1 日本国内の拠点 日本国内のサポート拠点は、以下の通りです。 横河ソリューションサービス株式会社 営業・サービス・物流・修理工場 半導体サービスセンター テスタサービス部 東京都立川市 西日本サービス拠点 福岡県北九州市 9.2 海外サービス拠点・代理店 LSI テストシステムの海外サービス拠点・代理店のロケーションは、以下の通りです。 22 Bulletin 0503-3EH-001 Rev2 2016 年 12 月